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2023-11-14

サンクチュアリー聖域』、シーズン2「破」の妄想

妄想です。そもそも続編無理かもだけど。

・龍貴vs静内龍谷部屋の没落と理事長

 十両で優勝した静内は、次の場所で龍貴と対戦。心のよりどころを失っていた龍貴は惨敗し、迷走のまま、カド番を迎える。静内三役を射止める。背後でジャーナリスト安井と犬嶋が結託。犬嶋は龍谷部屋の八百長スキャンダルネタに、龍谷部屋の取りつぶしと理事長引責辞任を狙う。大物政治家が介入し、八百長を消し去ろうとする。しかし来る理事長選の買収合戦ともからみ、熊田理事長の続投と引き換えに名門・龍谷部屋の取りつぶしが決定される。失意の龍谷親方自害を図り、龍貴は公私ともにどん底を迎える。龍貴は人生で初めて一人となり、なぜ相撲を取るのか自問自答する。

・時津の定年退職、そして国崎の選択

 時津はライフワークである猿谷の伝記を完成させ、定年を迎える。相撲への関心の低下を背景に、人員は補充されず、他社記事の流用という案が編集部で有力となる。国崎は政治部への配置転換の打診うける。国崎は子供の頃に社会問題に目覚めた理由を思い出す。そしてこの提案を断り、一人で相撲報道を担うことを宣言する。国崎は武道館で目撃した伊東に見覚えがあった。実家の離散をもたらした新興宗教伊東のものだったからだ。かつて政治部時代につかんでいたヤミ金ネタ相撲界と掴むことを確信する。彼女は入念な相撲報道ベースに、相撲担当でありながら、それに日本の政治権力の腐敗と長年にわたる新興宗教の影響力行使を絡めた本格的政治報道を書くことを決心する。

・猿桜の伸び悩み、父の死、そして「破」

 猿桜は基本に忠実に稽古に励むが、幕下で壁にぶつかる。部屋は停滞し、資金繰りは困難を極め、維持のために関取となることが求められる。師匠兄弟子らとともに、彼らが越えられなかった壁を越えようともがく。基本を身に着ける「守」から、自らの型を見出す「破」へ。この過程で左ひざ、つまり猿谷と同じ箇所を痛める。父は奇跡的に一時回復するものの、間もなく死去。母の咽び泣く姿を目に焼き付ける。周りに治療への専念を勧められるなか、猿桜は覚悟を決め、自らの型を掴むべく、猿空らとの壮絶な稽古に挑む。

後日談

 猿桜は幕内昇進を勝ち取る。力士としての残された時間は少ない。休場中の横綱の復帰が決まる中、猿桜は龍貴、静内との幕内での決戦の場所が迫る。

その他:新キャラは主に蛇部屋を軸に登場。花。村田の執着。七海過去ワンチャン早苗愛人が入門。

2023-11-13

ジェンヌの個人FC運営で鬱になった話

連日の報道で、忘れたい記憶がどんどんよみがえってくる。

劇団内部の人間ではないものの、その近くで数年携わり、生活精神も壊した身として、心当たりが多すぎる。

便乗ファンによる創作だと思ったら、どうか読んだら忘れてほしい。

固有名詞用語意味が分からない人は、そのまま一生分からずにいてほしい。

でも、どこかに、仲間がいると思うから自分以外にも壊れた人がいるはずだから

まとまりもないほどの書きなぐりになるだろうけど、腹を決めた今、匿名で言わせてほしい。

もう無視できないところまで来ていると、心当たりのある各位に気付いてほしい。

該当劇団には、公式ファンクラブ以外にもジェンヌ個人の私設ファンクラブ(以下「会」と呼ぶ)があることは有名だと思う。

いわゆる代表やお付きと呼ばれるマネージャー責任者と、スタッフやお手伝いといわれる他数名の小間使い組織運営している。

自分新人公演にも出演し、何度か主演も演じた人気ジェンヌの会運営スタッフを数年担当した。

明確な時期や個人名の明言は避けるが、当ジェンヌは現役在団中とだけ書き記しておく。

毎朝晩の入出待ち立ち会いかお茶会などイベント企画運営チケットの取次配席およびグッズ作成など...

所属経験のあるファンなら思いつくであろう業務、全部に携わった。会員数百人に対し、片手以下のスタッフで。

無給は当たり前、経費も持ち出し、24時間365日ジェンヌや関係者の呼び出しに応えながら平日フルタイム会社員

睡眠時間金も体力も心の余裕も何もかもなくなった。倒れて運ばれ、スタッフを辞めた。

業務をもう少し細かく説明すると、

・入出立ち会い

よく日比谷劇場前で見るようなスクワットでジェンヌのお迎え・お見送り。あれをやる時に暴走するファンが出ないか見張ったり、一般人クレームに頭を下げたりする。

毎朝7時前後、早いときは6時前に毎朝集合場所で立ち合いをして会社へ出勤。ジェンヌから翌朝の入り時刻連絡が来るのは平均深夜1-2時。

それを待ってファンクラブ会員へ見送り場所への集合時刻を配信、他ファンクラブ運営へ報告したりするので自分が寝られるのは3時を回るのもザラ。

毎日5時前には起床、始発の電車に飛び乗り現着から動き回ってフルタイム勤務で夜にはまた出待ちに立ち会う日々。

大体毎日何かしらの細かすぎる指導上級生会から入り、寝不足により回らない頭で必死謝罪文をしたためお送りしていた。しんどい

イベント企画運営

お茶会新人公演出待ち後のミニお礼グリーティング、季節や誕生日の入出イベントなどなどあらゆる企画運営

ただ企画すればいいだけでなく、上級生会に逐一お伺いを立て、実施許可を得、内容も重箱の隅を最早ぶっ壊れるまでつつかれまくる。

あらゆる方面の顔色を窺い、企画台本が出来上がるまで気が遠くなるほどの時間と神経を要する。

それでようやく実施まで漕ぎつけたと思ったらジェンヌ本人の機嫌ひとつで全部イチからやり直しになる。

三徹で必死に準備を間に合わせたお茶会を、本人会場到着までのタクシー内で「やっぱ嫌」の一言でひっくり返されたとき殺意が芽生えた。しんどい

チケット取次・配席

ファンクラブ会員はジェンヌ個人販売成績に結び付くよう、会からチケットを取り次ぐ。

が、限られた座席数、入団年数が長い上級生に多くのチケット劇団より宛がわれる、入団から5年くらいは1公演で2席しかチケットがないこともザラ。

それでも会員はもちろん贔屓の舞台姿をたくさん見たい、当たり前だ、たくさん申し込んでくださる、だがしかし席がご用意できない。

そんな限られたチケットと大量の申込データ(自会は全部エクセル手打ち管理)を照らし合わせ、ファンクラブへの貢献度諸々を加味し、どのお席にどなたへお座りいただくか決める。

こちらも最大限のチケット確保に奔走するものの、ご用意できなければ面と向かっての罵倒はまだ良し、掲示板に名指しで役立たずと晒される始末。

データ捌いて配席悩んで胃を痛めているところにジェンヌ本人や関係者からも配席や取次内容に文句を言われ身内用にチケットを攫われていく。しんどい

・グッズ作成

お茶会お土産、総見のおまけ、お茶会販売する小物や舞台写真、お礼状、グリーティングカード、挙げればキリがないほど準備物が多い。

ジェンヌ本人にイラスト手書き文字提供協力を頼みこむも多忙一言で切り捨てられ、こちらでロゴなど用意すれば会員やジェンヌ本人からすらもダサい文句を言われる。

しかも当たり前だがこれらすべて事前の商品発注で毎度結構金額必要とされる、が、ジェンヌの家族が会運営の経費用口座を管理していて前借も楽ではない。

結局毎回数万~場合によっては数十万円(お茶会会場費用など)も立て替える。そうじゃないと間に合わないほどすべてのスケジュールがカツカツなため。

しかも公演終わりの経費精算まで数か月待ったりする、携わっていた最後の公演では大卒初任給くらいの経費が返ってこなかった。

グッズの売り上げは全て会運営費としてジェンヌ家族が持っていくため、スタッフに一切の還元や儲けはない。公演期間中は飯が食えなかった。しんどい

・正直ここでしか言えないが人間関係が一番重労働

ファンクラブ会員、つまりジェンヌを愛し会活動に貢献してくださっている方々は熱量も並のものではない。そこは覚悟してスタッフ就任を引き受けた。

そのため会員からまれたり文句を言われたり、会の中での派閥争いや揉め事などは(楽ではなかったものの)捌くのもまあ堪えられた。

しかし何故か同じ運営という立場で苦楽を共にしている他会運営陣やジェンヌ家族関係者対応など、これが本当に一番きつかった。

ジェンヌたちが厳しい上下級生文化に生きているというのは既報の通りだが、ほぼその文化がそのまま会運営にも持ち込まれる。

朝は上級生会スタッフより早く出動・席および場所取り・雑用使いっ走り・全ての解散前には「ご指導」というクソ細かい姑のような小言...

劇場チケット出し前には劇場レストラン施設の一部(クリスタルルームでわかる人は仲間)を陣取り、謎の待機時間が発生する、もうこれが本当に耐えられなかった。

上級生会代表飲み物をお持ちし、その時通るルート差し出し方全てに厳格なルールがあり、数時間も使いっ走りに待機するのに作業および会話禁止という苦行。

2回公演の日ほど朝も早く夜が遅い、業務も溜まっていて限界なところにこの謎待機と小言で5-6時間は奪われる。

それもこれもすべて「上級生会の様子を見て学び、自分たちが将来は組の会全体を取り仕切れるように指導する」という、どこかで聞いたことのある理論

劇団への、ジェンヌへの、下級生会への愛があれば全ては指導という建前のもと許される。代表毎日きついいびりに泣いていた。本当に、本当に、しんどい

ジェンヌでもなく、会運営委託契約を結んだわけでもない、ただの一般人がこのザマである

会に所属したことがある人は、多少なりこの空気感をわかっていただけると思う。あの、「私たちも御贔屓の一部」と見做されるような感じが。

全ての言動根底には愛があり、清く正しく美しいジェンヌ像やファンダムイメージを求められていた、それにそぐわないものはすべて闇に葬られていたあの感じが。

運営陣は、ジェンヌを、劇団を愛しているから。

無給でいつ何時でも労力を捧げてくれる。常に最善最良の案を考え前向きに運用してくれる。寝る暇がなくてもそれだけ携われることが幸せ

妬み僻みも有難いご意見として真正から受け止める。上級生会から理不尽指導意味あるものとして理解昇華する。

仕事よりも私生活よりも会運営を何よりも最優先してくれる。どんな無茶ぶりや激務も手を取り乗り越え逞しくなってくれる。

そんなことがあるわけないだろ。

平日フルタイムで8時間仕事に会運営10時間以上を兼業し、公演期間中は1日1時間眠れたら御の字。仕事パフォーマンスはそれはそれは最悪だった。

盆や正月連休はもちろん全て会運営に求められ、ロクに身体を休めることも実家帰省することも友人と会うこともかなわなかった。

急いで来いと急な呼び出しがかかり、内容も知らされないが仕事を無理言って早退し駆けつけると「明日からの公演で必要ものを近所のドラッグストアで買ってきて」という内容だった。

社会人数年目で貯蓄もさほどなかった頃に無給の会運営で全国を飛び回り、立て替えの嵐、慢性的寝不足で眠気も止まらず、安価血糖値の上がらないもやしカット野菜しか食べられなかった。

周りのすべての人から「早く辞めろ」と言われ続けたが、もはや洗脳のように愛や貢献という言葉に縛られ何も自分判断できなくなっていた。

死にたいという気持ちが募り、毎朝駅で線路に飛び込もうか悩み始めた頃、千秋楽出待ち後に倒れ運ばれた。栄養失調だった、この現代社会で。

入院強制的劇団や会と離れられなければ、いずれ自ら命を絶っていたと思う。亡くなった彼女生活円グラフは、まさに会運営に携わっていた時の私のようだった。

鬱も発症精神的にも不安定になっていたことをやっと自覚し、ジェンヌ本人にスタッフを辞める旨申し出た。代表も鬱で会から去ったと聞き、LINEを送ったが既読がつくことはなかった。

もう一度繰り返す。ジェンヌじゃない一般人にすらこれほどまでに異常な文化がまかり通っている。劇団内部はいかほどばかりか、想像するだけで息苦しくなる。

携わっていたジェンヌ本人も、本当に寝る時間もないほど過酷環境に身を置き、公演前夜の3時に稽古から帰るところも目撃したことがある。

運営に携わるようになってからは度々言葉を失うような「指導」の様子を伺うようになり、いつの間にか自分は一切観劇する気力が湧かなくなっていた。

何が愛だ。何が清く正しく美しくだ。何も清くも正しくも美しくもない。ただのパワハラ過重労働異常上下関係いびりしごきいじめ

社会的な常識が一切通用しない、異常な文化形成され受け継がれ、異を唱えるものは全て排除され隠ぺいされてきた、ただそれだけである

亡くなった彼女のおかれていた環境報道事実関係は知り得ないため、それに関しては軽率発言はできないものの、でも、遂にこうなったかと思った。

その手前でぎりぎり退団していった人を、何人も知っていたから。

巨大企業ファンダム抗う力を持ち合わせていないがため、ただ黙って去っていった人たちを見てきたから。

自分も、声を上げられなかったひとりだから

彼女の死は、自分無関係じゃないと、毎日罪悪感に涙が止まらいから。

溢れ出る記憶も思いも止まらず、何が書きたいのか、どこまで書けそうか、もう分からなくなってしまった。

このあたりで切り上げることにする。いつか追記修正をするかもしれないし、しないかもしれない。もうこの編集画面に戻ってこないことが最良と分かりつつ。

自分は今後二度と件の劇団に関わらないと決めているが、報道の行く末はしっかりと追おうと思う。

もう誰もこんな目に遭わない未来を願って。同じ罪悪感を抱えることがないように。誰かに手を延ばし声を上げられるように。

けがえのないいのちを、薄っぺら言葉で葬ることがないように。

妹さんにはお世話になりました、心からのご冥福祈ります

助けてあげられなくて、ごめんなさい。

2023-11-07

サンクチュアリ面白い

相撲面白さによる魅力なのか、ピンポン的な青春スポ根面白さなのか。体格の圧倒的なアドバンテージ=才能の話で染谷将太に説得される所はまんまアクマのアレじゃんって思った。稽古パートフルメタル・ジャケット的な面白さもあり。キャバ嬢とかトレーダーのくだりはあんまりかな。相撲動機にまつわる話として必要なのかもしれんけど。静内サスペンス要素もそこまでかな。松尾スズキピエール瀧バチバチは割と好き。

でもやっぱ早ければ一瞬で終わるスピード感相撲特有面白さだよな。立ち合い(?)の瞬間の静寂も好きだ。

頭突きもアリなの知らんかった。殴る蹴る寝技ダメならほとんどダメやんけと思ってたけど、鍛えまくった重量級の男をしてそれ以外はほとんどOKという恐ろしさを改めて知った。中継で涼しい顔してる力士はすげえや。

角界因習については主人公カス過ぎて先輩達の対応も割と妥当に見えるというか、何なら優しい方じゃね?ってすら思う。

帰国子女設定の記者もかなりカリカチュアされてるというか、現状にいきなり突っかかっていく所があまりスマートな感じがしないし、その辺で相対的にマシに見えてしまう辺りは意図的にやってるんだろうか。そういう事があるから相撲がより魅力的に見えてしまうんだろうか。「ああ異常だよ。ただな、その以上の先に〜」みたいな台詞もあったし、やっぱり自覚的なのかな。

主人公相撲に目覚めるのと並行して社会性を身に着けていくかと思ったら、別にそんな事はなくて田舎ヤンキー(実物を知らないのでおれの想像上の)しぐさをかましまくるのがなんかウケる。それが痛快な時もあるし、「冗談や〜ん笑」みたいな言い草クラスにいたイヤなタイプカスを思わせる事もある。

朝青龍とかがモチーフなんかな。他の力士モデルになった存在がいるんだろうか。

2023-11-02

ギリギリ

文春にムラを焼かれ、ヅカオタからバッシングがエグくて鬱。

見てる組の組子が亡くなった。原因はわからない。あれとあれでこうだったのかな、と予想はできるが真実はわからない。

文春砲によると原因はイジメ集団リンチということになっている。そしてそれを信じたヅカオタによって、名前を上げられたトップ管理職(幹部って言う?言わなくない?)や上級生を中心に組がボッコボコに叩かれている。

文春にももちろんムカついているが、ヅカオタからバッシングに戸惑っている。

その時期には無い幹部部屋、これまで宝塚を見てきたなら有り得ない関係性、抜き稽古中心だろうにそんな接点ある?の謎メンツ

なのに文春が正しいと暴れ回るヅカオタが多く、というより目につく。

旧Jオタ、「被害者」や記事から何か情報が出ても当時の番組とかから検証して「それ有り得なくね!?」ってすぐ否定できるのが羨ましい。

という感じで自分勝手に鬱ってるが、何も検証結果が出ていない状況で週刊誌が取り上げたことだけを鵜呑みにして特定の人をバッシングするのは本当に危ないと思う。

後追いが出ませんように。

チラシの裏にでも書いとけばいいものネットに吐き出して、鬱…(チラッチラッ したくなるのは何でなんだろうね。

2023-10-16

anond:20231016031323

youtube 見て落語稽古する 枝雀師匠はいいぞ

英会話練習する ちと金はかかる 今は海外美女とおしゃべりできるサービスがいくつも有るぞ

ところで生産性ってなに?

絵を描く、プラモ作る、小説書く、とかそういうの?

目に見えるものをつくる趣味は、結局他人成果物比較することになるぜ。

2023-10-14

弱者男性だった頃の自分へ 2/2


昨日書いたやつ 1/2

https://anond.hatelabo.jp/20231013202510

それから一年が経った。N子と交際していることは職場には内緒にしていた。

そんな折、コロナ禍がちょっと静まってたのもあって、あの時と同じ場所新人歓迎のバーベキューが行われることになった。

当時はまだ青年部長だったので、手伝いとして参加することにした。T君も一緒だ。去年と同じくらいの人数が集まって、みんなでワイワイと騒いだ。

バーベキューが終わりかける頃だったか飲み会の場だったガレージの出口あたりで、T君がN子とお喋りしていた。去年、N子と一緒に話をした炭火焼きのスペースだった。

N子はその時、大きなごみ袋をふたつ持ち上げて所定の場所に捨てに行こうとした。すると「一緒に行くよ」と、おそらくは勇気を出してT君が提案した。

周りの人は、「いい雰囲気だね」とばかり2人を推していた。ごみ捨て場に行くまでの相応の距離や、ごみの量や、その他の状況からし恋愛イベント以外の何物でもなかった。

N子は、ちょっと振り返って自分の方を見た。目が合うと、体をちょっと振ってモジモジしていた。T君が「重いよ。一緒に行こう」と言ってN子のごみ袋を取ろうとした。でも、N子はやっぱりもどかしい様子で、こっちの方をまた見た。

「N子さん。行こ!」と、T君が片手でN子の手首に軽く触れたところで、俺はすぐ近くに寄っていた。T君の方を向いた。それで彼の顔をまっすぐに見て、「付き合ってるんだ」とシンプルに言った。

T君は、ちょっとつの悪い顔になって、ほかの皆は「えー……」みたいなボソッとした声が上がって、居たたまれない空気ガレージを覆った。

T君が「そっか。ごめんごめん。今後はさ、N子ちゃんと最低限しかさないようにするから。本当ごめん」ってN子に言うと、彼女はこっちを振り返った。何か言いたげな視線で何秒かだけ見つめると、1人でゴミ袋×2を持って、ガレージ下の国道際にあるごみ捨て場まで歩いて行った。

秋頃だった。付き合って1年が過ぎていて、その年も一緒に紅葉を見に行った。今回は遠方まで足を運んだ。渓谷の奥には、紅葉が植えてある観光スポットがあって、そこら中に植えてある紅葉を見て回ったり、釣り堀で川魚を釣ったり、そのまま直火で焼いたマスを齧ったり、休憩所でゆったりとした時間を過ごした。これが普通カップルなんだなって思えた。

N子の存在が馴染んでいた。1年前までは恋愛ことなんて考えず、ただただ自分の好きなことをしていた。おいしい食材飲料Amazonで箱買いしたり、剣道稽古に励んだり、たまにネトゲ友達新宿とかでオフをしたり、学生時代の延長みたいな生活環だった。

彼女ができて何か変わったかといわれたら、別にそんなに変わってないんだけど、心の隅っこに何か大事ものが芽生えたような、そんな気持ちだった。



N子の最後のエピになるが、12月の初め頃だった。

日曜日会社に出て、取引先に提出する書類作りに励んでいた。自分だけじゃなく、ほかの部署の人もちらほら出勤していた。

自分部署は2階にあって、トイレに行くのに1階に下りていくのだが、そこにT君がいるのを見つけた。彼は経営企画部署で働いている。あとは先輩方が何人かいて、一緒に何か打ち合わせをしながら皆でパソコンを叩いていた(追記キーボードの意)。

会社玄関の方には事務員もいた。A3書類を2人で読み合わせて何かのシステム数字を入れてる様子だった。すると、トイレから出てきた社長とばったり会って、「増田はいつも熱心だね。残業手当絶対につけるんだよ」と言ってくれたっけ。

夕方になって、消防組合に出す報告書を作る仕事も片付いたし、さあ帰ろうかとなった。パソコンの電源を落として、空調や給湯室やプリンタオンオフも確かめて、会社玄関に向かうと誰もいなかった。ゼロだ。

玄関口のスライドタイプ自動ドアは閉まっていて、別の入り口から出るしかなかった。工場の方を経由して出ていく道になる。ちょっと暗いのが気になる程度だった。

そっちの方に回り道をして、廊下をひたすら進んでいって、スチール製のごく一般的引き戸を開けて駐車場に出ようとした時、電気設備点検場の方から物音がした。金属片がカンカンと地面を転がるような音がした。

嫌な予感はしたのだが、そっちの方におそるおそる歩いていくと、工場内にある点検場の視界が開けた。太陽が落ちていない。まだちょっと明るい。



N子と、T君がそこにいた。点検場の端っこの天窓の真下入口の柱の影から見てた。

何か話してる様子だった。全然聞こえない。様子を伺うと、N子がちょっと緊張した様子で体を左右に振っていた。

すると、T君がN子の肩を掴んで、寄って行って、ゆっくりと顔を近づけていって、N子にキスをした。N子はちょっと強張っていて、体を後ろに仰け反らせたけど、何秒か経つと、T君の肩に手を触れるようにして口づけに応えた。

2人の唇がくっついて離れて、くっついて離れてを繰り返していた。時間にして20秒ほどだろうか。そうして唇を押し合っていると、ふたり距離が密着して、激しい動きで唇を重ねるようになった。

俺は童貞ではない。わかる。ディープキスだ。どちらともなく舌を入れあって、ずるずると唇を舐め合って、ちょっと止まって、するとN子がだらしない様子で舌をT君のそれの上に乗せていて、互いに見つめ合っていた。それから舌をヘビみたいにチロチロと動かして、舐めずっていた。

この時、変な感覚が襲ってきて、自分が履いているジーンズの股の方を見た。弾けていた。いや違う。弾けている最中だった。それを確かめると、もう2人を見る気は失せていた。そう感じたかっただけかもしれないが。

音を立てないように点検場を後にした。廊下を進んでいく時も心臓バクバクしていた。

工場から会社の外に出て、玄関口の前に停めてある自分の車に乗って、エンジンをかけようとしたところで、右手が震えていることに気が付いた。視界が暗いと感じた。外は明るいのに。頭が痛いはずなのに痛くない、そういう変な感覚。脳に血が回らなくなって、急にボウっとなった。頭がもやもやしていた。やはり心臓バクバクいっている。

このまま車で発進したらどうなるのだろう。信号の色を間違えたりするのだろうか。エンジンをかけたものの、じっと運転席に座っていた。

「このままじゃ危険だ、車から降りた方がいいんじゃないか?」と思い、エンジンを切って車外に出た。すると、会社玄関のところで2人分の姿が見えた。誰であるかすぐにわかった。N子とT君だ。

互いの手がほぼ接近した状態で、2人が玄関から出てくるのに合わせて――俺は近づいて行って、2人の目の前に立ち塞がるようにして立った。N子がびくっとした様子で後ろに下がった。

冷静だったのを憶えてる。T君をにらみつけると、「言い訳は聞かない。なんでこんなことしたんや?」と、単刀直入に聞いた。すると、だんまりを決めたのではないかと思える様子で顔を背けた。いや、何か喋っていたかもしれない。N子にも聞いてみた。「さっき見てたんだ。T君が好きなんだな」と聞いたら、「ごめんなさい」とだけ返ってきた。

この時、もやもやとした感じがスッと消えた。

T君の方に寄っていった。彼が身構えるのと、正面からの蹴りが至近距離で腹に命中して、T君が真後ろに倒れたのは同時だった。すぐに起き上がろうとするT君の脇腹を、真横から蹴っ飛ばして、正面で馬乗りになった。

「ブチ殺すからな。覚悟しとけよ。おい、わかっとんか、返事せえ!!」

遺伝子が殺せと命令していた。「すいません、すいません」と叫ぶT君の顔や胸や頭を何十回も殴った後、両手で髪の毛を掴んで、玄関床のレンガブロックに頭を何度も打ちつけた。N子が叫んでいたが、よく覚えていない。

やがて、ほかの社員数人が飛んできて自分を取り押さえた。それで、いったん距離が離れると、「どうしてこんなことを?」という声が後ろから聞こえた。振り返ってよく見ると社長だった。

「すいません! 暴力振るって。すいません……」と、社長の前に行って謝った。直後に左を向くと、T君が尻もちをついた姿勢うずくまっていて、N子が心配そうに肩を撫でていた。

俺はほかの社員を振りほどいて走り出した。そのままT君の髪の毛を両手で掴んで、「お前が馬鹿にしたんだろうが!!」と叫んで髪を引き千切った。それでまた、ほかの社員に羽交い絞めにされた。理性では諦めていたけど感情が止まらなかった。大声で何度も叫んで、周りが制して、叫んで、制してを繰り返した。そうこうしているうち、ようやく感情が収まった。怒りの心が眠りについた。

もう動けなかった。社長が、「事情があるのはわかったから。増田君は今日はもう帰りなさい」と言うので、自動車のところに行って乗り込もうとした。後ろを向くと、社長が俺に付いて来てて、「自分の車で送る」と提案してくれて、そのまま家まで届けてもらった。

社長の車の中では無言だった。冷静だったけど、やがてT君を殺したいという情動がまた沸き上がってきて、時間が経つとまた冷めた。



その後~

辛い話をした。これを書いてる今も、いい大人なのに涙が止まらない。悔しさもあるし、いや多分悔しさしかない。自分自身への。あとちょっとで終わりにする。

休み明けに出勤すると、社長人事部署のトップに呼ばれた。それで、いろいろ事情を聴かれた。正直に全部話した。N子とT君については、あの日のうちに聞き取りを終えたらしい。ほかの社員についても同じように聞き取りをするとのこと。

その週末だったかな。社長から告げられたのは以下のところだった。

あなたがこんなことをする人だと思わなかった。信頼していた

あなた行為刑法にも社内規定にも違反する。本来であれば懲戒免職

・だが、T君にも非があることがわかったので、今回に限って停職1か月と減給1/10で済ませる

・N子とT君にも二度とトラブルの種は撒かないように厳重注意している

・次は絶対にない。私に悲しい思いをさせないでほしい。あなたを信じている

こんなことを書いてる以上はわかってると思うが、それから1年以内に会社を辞めた。自分という人間の変化に気が付いて、別の会社の方がいいんじゃないかと思えた。それにもう、あの2人を見たくなかった。

同じ電気関係でよさそうな会社を知っていた。近所にある其処に直接訪問して、採用試験アポを取ってもらって、そのままスルッと採用されて今に至る。面接の回数は1回だった。

自分という人間は、あれから本当に変わってしまった。まだあそこで働いていた頃、市役所消防設備の(総合機器点検結果報告書を持って行った時だった。事務スペースの前にある窓口で説明を始めたところ、向こうの担当者(冒頭の人と同じ)から、「もっとわかりやすくなりませんか?」「判定不備の一覧表は用意できますか?」「総合点検機器点検との違いとは」とネチネチ聞かれた。

あんたが業務委託しとんでしょうがッ!!」

つい怒鳴ってしまった。

T君の時と一緒だ。頭がスーッと冷静になったかと思うと、自分気持ちが突然表に出てしまう。その時も、口が先に動いたのだ。理性的思考はない。相手は急に黙り込んだ。ばつが悪そうな顔をしていた。だったら始めから言うんじゃねえよ。

「これが法定の報告書の書き方です。判定不備の一覧表は契約に入ってませんよね?」

「入っているかは何ともいえませんが、一般的に作る物ではないですか」

「それの作成任意ですか?」

「私ではなんとも……」

「じゃあ、分かる人呼んでくださいよ! 総合点検機器点検もわからないって、発注者として問題だと思いますが」

「そんな暴言ばかり言っていると、契約切られますよ」

「じゃあ切れよ!!」

から立ち上がって、T君に向けたのと同じ殺意で、事務スペースの奥野須美の方を睨みつけた。すると、上役と思われる人が飛んできて謝罪を始めた。

どうやら、相手方もそこまで信頼のある職員ではなかったようだ。信頼があったのなら、上役はもっと神妙な面持ちで警戒するはずだ。窓口で怒鳴るという、社会人としてよくない行為をしたのだから謝罪から入ることはないと思われる。

※今の電気関係会社では1年ほど働いてるけど、仕事中にキレたことは二度しかない。会社のみんなはいい人だ。俺という人間でも普通に受け入れてくれる。感謝してる。ほんとに感謝してるよ。



N子とは、それから1回だけ会った。会社の近くにあるサイゼリヤだった。デートで何度か行ったことがあった。

「あの時はごめんね」と俺が言うと、首を振ってテーブルの上のジュース視線を落とした。

「T君の方が、男性としてはいいんだって、俺もわかってる」

「あれから会ってない」

「もう許した。許したから。俺よりも多分いい奴いるよ」

増田さんの方がいい。増田さんが好き」

「T君の方がいいよ。絶対

「……ごめんなさい」

「ごめんなさいじゃねーよ、ボケ」と叫びたい気持ちが沸き出ていた。自分はもう、人間としてかなり良くないと思う。

その場で、N子に「別れよう」と言うと、か細い声で「嫌です」と言われた。その場で、テーブルを片手で叩くみたいにして席を立って、千円だけ置いてサイゼリヤを出た。

N子の様子がおかしいことに気が付いたのか、女の店員さんがレジのところでこっちの方を見ていた。「失礼しました」と言って店を出た。後で確認すると、その店員さんがN子の方に向かっていた。これで大丈夫だろう。



今回は、嫌なことを書いてしまった。書いていて辛かった。でも、ちょっとスッキリした。気が晴れた。

心が濡れている。転職直後は、何をやっても楽しくないし、恋人も作らなかった。でも、N子と交際する経験したことで、女という存在に慣れていた。

ほかの人と交際をするきっかけは何度もあったよ。同じ会社の先輩とか、ネトゲオフ会で知り合った人とか、夜のスナックラウンジで働いている女の子とか、チャンスは何度もあったけど、それでも付き合おうとは思わなかった。またひどいことになる気がして。

そろそろ終わりにしよう。

ここまで読んでくれた人がいたなら感謝を申しあげたい。

ありがとう。読みにくかったならごめんなさい。

あなたとは増田利用者という繋がりしかないけど、恋愛的に幸せであることを祈ってる。

2023-10-11

こんな映画どうですか?

自分の子供が習い事にと空手を始めて、その様子を見ているうちに、親自身空手を始めることに。

…で、親子で稽古していくうちに様々な壁(難しい型や別の親子との組手)にぶつかりながら成長していくストーリーっていう。

空手バカ一代」からブームが起こったように、もう一度空手が再燃しないかなぁ~・・・

2023-10-10

anond:20231010073703

おうよ!ワシのお腹とぶつかり稽古しようや🫃💥

2023-10-05

宝塚の一件について

私が一連の対応とそのファン対応やいろんな意見を目にして流石にモヤモヤが止まらないので、ここに書き残します。

まず、9月30日に起こった一連の出来事について、細かいことは分かりません。

その経緯などもいろいろあーでもない、こーでもないと書かれていますが、少なくとも1つの原因ではないのだと思います

私がモヤモヤしているポイントは2つ、一つは理事長をはじめとした運営について、もう一つはファンについて

A. 運営について

明日、6日から花組の公演再開については「出演者の体調面に十分配慮し、公演運営に万全を期してまいります。」という発表がありました。

退団される方もいらっしゃるので、公演再開については否定的意見はありません。

しかし、、、運営の態度には首を傾げることが多いです。

そもそも、30日の朝に起こった出来事にも関わらず

①「30日の公演を休演のお知らせだけ出して通常通りやる」

②「1日は公演自体は休演にしたものの、宝塚舞踏会は『昨日の報道については哀悼の意を表します。しかしながら、現時点では詳細は公表しません。舞踊会は自己研鑽の場なので予定通り開催することをご理解ください』という言葉で開催する」

これがお咎めなく受け入れられることなのでしょうか?

流石に、花組公演の前に改めた意見表明はなされましたが、公式記者会見については開かれないままです。

週刊誌記事SNS誹謗中傷については発表内容の通りだと思います

一方、週刊誌の内容に対しては、今後明らかにしていかなくてはいけない内容です(今晩の発表では記事事実関係については一切触れませんでした)。

管理職責任を担う立場としての自覚を改めて持っていただきたいです。

そして、このようなウェブ上での発表内容と、劇団の内部での共有内容、全く一緒なんてことないですよね?

事前に組子に発表内容に関連する方針については共有されているんですよね?

事実関係の共有はする必要があるか議論が別れるので、そこはともかくとして、

出来事が起きた後も通常通り稽古やらせたり、

対応策についてHPの「専門家にも入っていただき、一人ひとりの心のケアなどにも時間をかけ、生徒の心情に寄り添」う具体的な方策について、10月2日メッセージが出された前、せめて同日には組子の皆さんに共有されていたのですよね?

この件に限らず、コロナ集団感染の際も対応が後手後手になっている印象です。

管理体制果たして機能しているのか、変えていくつもりはないのか?全くもって不信感が払拭できないまま、幕が上がろうとしています



B. ファンについて

宝塚劇団ファンの皆さんは(運営よりもはるかに)「清く正しく美しく」を実践されて、ごく一部、偏見を流布している方やスタッフ理不尽な行動をしている残念な方を除いて、部をわきまえて静かに見守る姿は心から敬意を表します。また、演者の皆様への応援気持ち、支えていきたい熱意も素晴らしい姿勢だと思います

からこそ、今回の件についてはちゃんと向き合われませんか(もちろん、多くの方がモヤモヤを抱えている)。

公演再開を望む気持ち理解できますし、再開をすると決めた組に対してできる応援をすることはいいことだと思うのですが、

起こったこと、そして、それに対しての姿勢ちょっと花畑な方が散見されるのが残念です。

宙組は〜」と今回の出来事宙組という組の問題のようにおっしゃる皆様

「なぜ、宙組で起きていたであろう課題が他の組には起こっていない」と断言できるのでしょうか?

間違えなく、不確かな情報に基づく噂や憶測あるいは誤った情報拡散誹謗中傷は控えるべきです。

しかし、この出来事の受け止め方は重く、真摯にあるべきだと思います

また、先日した、運営杜撰対応やこれから宝塚劇団としての体制のあり方については、ファンからこそ、強く伝えていくべきではないのでしょうか?

少なくとも、個人的にはただ安易に「公演再開!やった〜!」「公演中止、悲しい、、、」ってのは違うのかなと思います(再度申し上げますが、退団される方もいる公演に対して、できる応援をする姿勢については心から敬意を表します)。

以上、モヤモヤしたことを書き殴りました、、

意見、ご批判大歓迎ですが、「どこの点について」「どのように感じるのか」をぜひご記入ください。お互い匿名ですので。

2023-10-04

ゼリー稽古

ゼリー稽古とは、稽古場に差し入れゼリー飲料のことです。稽古場に差し入れることができるゼリー飲料は、1箱6個入りで、差し入れ日の指定はできません。

ゼリー飲料は、劇団TEAM-ODACの第38回本公演『続・猫と犬と約束の燈〜宝物の手〜』でも差し入れられています。

ゼリーは、仕事正座をすることが多く、また大きな作品制作するときは、膝や肩に負担がかか体制をすることも多いので、仕事で出稽古イベントに出かけるときにも食べられています。

anond:20231002235321

アスミカケル2話の感想……の前に、いくつか注意点とか色々。(第1話感想にも追記しました)

【私の感想における注意点】

基本的感想フラットに思ったままを書いています

 悪い言い方をすれば、何も考えずに脳死で書いてると言っても過言ではないです。

 特に何が良いとか悪いとか考えず、ただ見て感じたものを書いてるだけなので、場合によっては褒めてるように見えたり、逆に貶してるように見えるかもしれませんが、どちらでもないです。

 赤い色を赤いと言うようなレベル稚拙な見たままの直観を出しているものと考えて頂ければ幸いです。この山は大きいなぁとか、そのレベルです。

 たまに「あっこの川、深いッ!」みたいな多少の感情は乗るかもですが、基本フラット自分にとって快不快を問わず感情が乗るのは良い作品だと思っていますよろしくお願いします。

②たまに何かから引用する事がありますが気にしないで下さい。

 上記の通り脳死で書いてるため、連想ゲーム的に他作品(他の漫画とかアニメとか)の内容やセリフなどを引用したりする事がありますが、比較のためではありません。

 つい「この人の髪型ハンバーグみてーだなぁ……」みたいな事を言うかもしれませんが、その人やハンバーグを貶めたり、逆にそれを理由に名作と引っ付けて評価を上げるような意図とかも無いです。皆無にして絶無です。

 そのような比較や同一視は両方の作者や作品に対して失礼であり、あくま自分の中では全く別のものだけど連想してしまったに過ぎないので、あくま個人の感想である事をご留意して頂けませば幸いです。

 

③同様に、何かしらキャラ演出などについての評価をする事もありますが、それ自体特に作品や作者の評価ではないです。

 もし仮に私が「このキャラ不快だなぁ」と言ったからといって、それが即ちその作品や作者が不快という事でもないです。不快キャラを出すことで、相対的に他のキャラの株が上がる事もあります

 世の中にヤベー人間いるからといって、即ち世の中がヤバい訳ではないように。その作中世界や世界の中の"もの"と作品との評価は全く異なるものであり、なんなら邪悪人間しか出てこない邪悪世界作品でも面白い場合もあるかと思います

 世界最高のコントラバス世界最高の尺八奏者世界最高のDJコラボしたところで、どうひっくり返っても「世界最高のジャズ」が生まれるなんて事はないように。要素同士の相性が良くなければ作品はチグハグになります

 演出とか構成とかストーリーとか諸々の要素が全て満点でも、それらが噛み合ってなければ作品として成り立たないように、あくまで要素と作品全体の評価は別物である認識して頂ければ助かります

 合言葉は「だが。それがいい」。大事だと思います

④また、自分目線はどちらかと言えば創作目線気味で「自分が作者だったらこうするかなぁ……」みたいな事を考えがちな傾向がありますが、だからといって作者へのリスペクトが無いわけではないです。

 そもそも自分創作者というより鑑賞者なので、岡目八目で「ああすれば良いのに」「こうすれば良いのに」と言ったところで自分自身が実際にそれを出来るかどうかと言えば答えはNoです。

 あくまで読者としての視点しかないため、実際に締め切り(納期)通りに同等以上のものを仕上げれるわけではないですし、実際その作品と同じテーマ自分表現するとしたら、それは作者の出す作品とは全く別物になると思います

 素人や読者の視点というのは独り善がりなものであり、あらゆる創作者には個性があるし個々の事情もある。その全てを重んじ、リスペクトしていきたいと自分は考えています

感想本文】

 という事で、とりあえず電子週刊少年ジャンプの125pより、アスミカケル2話(Round.2 取り柄)の感想をじっくり書いていきます

最初の2p。例によって獏じいちゃん稽古相手をする主人公の二兎。即落ち2コマかよってレベルでやられる主人公コマ連続しかし、デイサービスを利用してる物忘れ気味な祖父稽古相手というのも……当人たる獏じいちゃん普通にいから良いけど、骨とか筋肉を痛めるだろうからと止めるのが一般的ではあるよなという脳内ツッコミが入る。

ただまあ現実問題、脳機能的にこそ要介護認定を受けるレベルだったとしても肉体が未だ頑強な武人だった場合、言うことを下手に聞かないと逆に暴れて怪我人が出そうなので、そういう意味ではライフワークなのであろう武術を続けさせるのは悪いとは言い切れないか問題第一話の時点で他害が出てる事なのだが、まあ恐らく正当防衛というか私人逮捕みたいな状態だったのだろうと解釈する。次。

一転、呆けた顔でデイサービスに向かう獏じいちゃんと、介護に興味を示す二兎。そして学校シーンでの前話での不良やジムの話。主人公基本的情報でも感情でも何でも抱え込むタイプなのが相変わらずである。次。

ヒロインの大牙さん現る。コロコロ表情とかが変わるので、こういう格闘技系のヒロインとしては異色ながら魅力があるのも不思議だ。逆に言うと人の印象が時々で違うリアルさがあるとも言えるか?まあひとまず、こういうヒロインでも誰でも何かしら才能を見初められる系の話はスポーツ系には割りと見られる傾向なように思う。

自分の知ってる作品で言えば「どがしかでん!」とか「タカヤ -閃武学園激闘伝-」あたりも基本、主人公ヒロインなり師範的な誰かに何かしらの才覚を見初められて別の世界に飛び込んでいく……というストーリーラインが出来てるように思う。Web小説界隈で言う「転生もの」とか「追放もの」的な言い方をするなら、「見初められもの」とでも言うのだろうか?

実際問題、「劣等生だけど実は最強」みたいな作品でもヒロイン主人公を褒めちぎったりするので、ティーンエイジャー向けの作品では異性に何かしら見初められたり惚れられたりというのは、一種モチベーションとして成立するのだろうと思わなくもない。作品の閲覧継続にも繋がるのだろう。まあ何でもよい。次。

主人公グラップラーからといって開幕グラップリング勝負を挑むヒロインって正直どうなん?(正直すぎる感想)

まあ総合格闘技で組技ありきな以上、組技それ自体抵抗は無いとしても……その、羞恥心とかですね。ちょっと変な人で済ませるな。

主人公自分コンプレックス理由に乗らないのは良いのか悪いのか……そして今回も示唆コマで終了。これが連続で来るので意外性とか意表を突く感じが本当に無い。もうここまでくると、この良くも悪くも丁寧に次のページ展開を示唆していくのは作風として以降スルーしていこう……次。

ヒロインが野望を示唆したり無駄カリスマ性を発揮しつつ、ようやく主人公が「ちょっと変」から「変な人」に認識シフトする……遅いよ! でも流されてジムまで来る主人公

こういう「主人公を引っ張っていくタイプヒロイン」というと、先程に書いた2作品以外では他に思いつくのがライトノベルの「アリソン」(時雨沢恵一/著)とか『涼宮ハルヒシリーズ』(谷川流/著)しかパッと思いつかないが、どれも初出2000代の作品ヒロイン主人公を引っ張っていく準主人公というか進行役になるのは2000~2010年代の主流なのだろうか?

作者の生まれ1983年と、その年代創作物に触れる機会が多そうなのを鑑みるに、まあこの当たりの流れを引き継いだ作品を作るのは不自然ではない。だからなのか、今回の作品火ノ丸相撲ときと違ってヒロイン描写にかなり力を入れている感じはする。

まあ、どちらにせよティーンエイジャー向けの作品主人公も同年代かつストーリーの軸も成長譚である事が多いため、こういった準主人公的な役割人物もセットでないと話が進めにくいというのもあるのかもしれない。この場合主人公の二兎は自らの精神的な弱点に向き合い、克己していく必要がある。まあ流されなくなるのに期待。

次……と言いたいところだが、一旦ここで〆。

続きはまた明日以降に記述していく。

※今後の展望……

 ひとまず今は無限に思った感想を書き連ねていくだけですが、今後は集英社運営Web漫画投稿サイトジャンプルーキー!」での編集部バッジに倣って、それぞれの話毎に「画力」「構成力」「ストーリー」「演出力」「キャラ」「オリジナリティー」といった要素や、それに加えて(その話数時点での)総合的な感想評価などを書いていければ良いなと考えています

というのも自分創作者志望なところがあり、色々な作品を細かく評価したり分析する視点を養っていこうと考えているからです。無論、養われたからといって実際に創作物を作っていかなければ実力はつかないので、あくま客観的創作を見る訓練という感じですが。

また、感想を書いている作品文字だけで評価するのも難しいところがありますし、他の創作から台詞等を引用する際にも同様に、画像原作なりから引っ張ってこれそうなら出していこうと思っています。その際は「作品名(作者名・話数や副題、ページ数)から引用」といった部分を明確にしていこうとも考えています

(引用する必然性自分文章引用部分の区別主従関係の明瞭化、引用物の出所を明示し修正等を加えない事など。著作権法に従った引用をしていきたく存じます)

他にも何かアップグレードできそうなところはしていきますが、まあ無理のない範囲でやっていこうと思います。それではまた明日以降に……!

2023-10-03

今日もたくさん稽古して腹一杯ちゃんこ食べたな

四股って寝るか

2023-10-02

中学生の頃柔道の授業中にDQN崩れのギャル男をぶん投げたのを思い出した

体育は毎度他クラス合同での授業だった

俺はどんくさく肥満寄りの体型で、体育というものがどうも苦手だった

とくに球技からっきしで、バレーボールときなんかはレシーブもトスもできない

やっても訳の分からない方向へボールが飛んでいくので完全に穴扱い

クラス試合なんかやろうものなら、他クラスバレー部は率先して俺のところにアタックをしてくる

俺の中学バレー部はなんか髪にストレートパーマかけてヘアピンしてるみたいなタイプのチャライのが多かったので

その手の人物にとっては、俺は痛めつける格好の的だった

中でも妙にイキってるギャルみたいな男がいて、俺にアタックしまくるわ口プレイで「ダサすぎるwww」とか「こんぐらい取れよwww」とか言ってくる始末

まぁしゃーない

俺はバレーがクソへただし、言いたくもなるのもわかる

ともかくすっげぇ惨めな時間を数ヶ月味わっていたわけだ

あいうところからいじめが始まるんだよなぁと今でも思う

俺は当時空手をかじっていた

本当にかじるくらいで、ガチでやってる人には絶対に勝てないが

同級生で図体同じくらいの奴になら、一対一で必ず辛勝できるくらいの強さではあったとおもう

俺の通っていた道場では打撃の他に投げや抑え込みの稽古もしていたので、道着をきて投げ合うことには慣れていた

で、冬の柔道時間になって、クラスで先鋒から大将まで選抜して戦うことになって

大将柔道部、副将以下はそれ以外からってことになり、俺は副将になった

そして前述のギャル男と同じく副将としてやることになるわけだが、彼にとって俺は完全に無能枠に入っていたので、まーー舐められていた

友人とこっちをチラチラ見ながら「いや、余裕っしょwww」と笑っていた

本当は格闘技というものをこんなことにつかってはいけないらしいのだが、空手をかじっていただけの俺は、精神性もかじる程度だったので、試合容赦なくそいつをぶん投げて叩きつけた

経験者だったんなら手加減しろと怒られた

でも先生、俺はアレで良かったと思います

それ以来、そのクラスの奴らは俺とすれ違うたびにチラチラ見たりしてこなくなったし、交流するときも明らかに態度が変わりましたか

まぁあれだ

ちょっと前に子供格闘技を習わせたいみたいなので軽く燃え?てたことがあったが

俺は暴力を使って自分環境を生きやすくした側の人間ではあるので賛成だなぁと思った

無闇矢鱈に振ることはあってはいけないだろうけど、尊厳が傷つけられる前に見せつける程度には振っていいんじゃない

2023-09-27

anond:20230927144155

若いから稽古漬けで舞台にも上がりまくってるんだから大半の劇団員より遥かに実力あるでしょ。

2023-09-19

巨大で怪力の赤ん坊怪物モチーフ

たまに漫画とかでありますよね、10mくらいあるような巨大な赤ん坊が泣き喚きながら街を壊してくアレ

見た目も精神赤ちゃんなのに大きくて破壊的なのがなんとも不気味なアレ

これってもしかして相撲取りから着想を得たものだったりしませんかね

いま朝青龍が砂浜走ったり稽古したりする動画見てたらほんと巨大な赤ん坊って感じで

笑顔バンザイするのも洗面器(ダンベル代わり)抱えてよちよち中腰で歩いて一心稽古するのも巨大赤ちゃんしか見えない

2023-09-11

ジャニーズの異常性

私は人生で一度もジャニーズ事務所所属しているタレント積極的推したことがないので、本当に外から見た一般人感想です。

ジャニーズが異常だな、と思うのは所属タレントジャニー喜多川氏の話をし過ぎなところだと思う。

例えば、タレントハンバーガーショップCMに起用されたとして、

CM記者会見で「このハンバーガーショップに何か思い出はありますか?」と聞かれる。

普通タレントは、子供のころ家族で一緒に行った時の思い出とか、

最近食べに行った時にやってしまった失敗とか、なんかそういう話をする。

ジャニーズタレントは、「稽古場にジャニーさんハンバーガーをたくさん持って差し入れに来てくれた」という話をする。

一事が万事ジャニーさんエピソードを絡めてくる。

前述の通り、私は今までジャニーズタレントを好きになったことがないので、

自分から情報を得にいったことはないが、

朝の情報番組とか昼のワイドショーぼんやり見ているだけでも

ジャニーズタレントジャニーさんに今までしてもらった嬉しいことや

ジャニーさんに纏わる珍事を嬉々として語っている場を見かけたことが何度もある。

それはジャニー喜多川氏が生きている頃も、亡くなってからもだ。

生きていた頃だけならまだしも、

亡くなってからも彼らがジャニー喜多川氏の話をしているのは、実に不気味でしかなかった。

ジャニー喜多川の思い出を偲ぶ場面でもなんでもない、

ハンバーガーショップ話題をしている時に、

平気で死んだ爺さんの話をしていることが異様だということを、大の大人理解できないのが怖かった。

(それをわざわざ公共電波に流すマスコミも変だと思うけどね。誰が聞きたいねん死んだ爺さんの話。)

なんていうか、本当にジャニー喜多川宗教なんだなと思った。

教祖様に与えられた慈悲を、教徒同士でマウントし合っているようだった。

被害云々の話は、私には証明も追及の仕様もないが、

タレント事務所社長という関係にしては何かが度を越えていたのは間違いないと思う。

ファンだって、死んだ爺さんとの思い出話よりも、

タレント本人に纏わるエピソードを聞きたいもんじゃないのか…?

ジャニオタって、ジャニー喜多川のことも好きなもんなの?

ジャニーさんの話聞けた嬉し~!ってなるもんなの?

あ、でも自分推しジャニーさんに推されてた、というブランド力みたいなのは喜びそうだな。そういうとこだぞ。

2023-09-07

中島みゆき「ファイト」聴くと思い出すこと

ウチの会社で昔アルバイトしていたAさんって人がいて、

Aさんはまぁ30半ばくらいなんだけど、役者目指してて、

劇団稽古しながらずっとフリーターをしてたんだよね。

で、同僚のBって女がいて、ある日別の同僚とAさんの話をしていて、

それがAさんのことをちょっと小馬鹿にしているというか、

現実見てないドリーマーみたいな言い方してたんだよね。

 

まぁそういうヤツはどこにでもいるのでそれは別にいいんだけど。

しかしその後、たまたまBもふくめて飲みの二次会カラオケに行ったことがあって、

そこでBが歌った歌に度肝を抜かれてしまった。

なんと、中島みゆき「ファイト」を歌ったのである

????お前が、どの口でその歌を歌うの???

戦う君の歌を 戦わないヤツが笑うだろう ファイト

ってさ、お前がまさに戦うAさんをあざ笑ってた戦わないヤツその人じゃん。

 

もしかして、BはBで、「戦う自分への応援歌」だと思ってこの曲を歌ってるのかと思ったら、背筋が寒くなった。

かくも人間とは度し難いものかって。

しかしたらBはBで戦わないヤツに笑われたという経験があって傷ついたことがあるのかもしれないけど、

だとしたら何故同じことを人にやってしまうのかって、それはそれで業が深いよね。

 

それからこの曲を聴くと、傷つけられている人への応援歌のはずが、傷つけてる側も勝手にそう受け取ってるんだよなって複雑な気持ちになる。

2023-08-26

本当に救済されるべきは誰なのか

J氏からの性加害を訴える告発をこれまで見てきて、どうにもモヤモヤしている気持ちを抱いているのでここに書いておく。

当初は告発事実だとしたら、被害者は救われて欲しいと思っていた。

ただ加害者は死亡していて本人から謝罪不可能なので、どういった形が被害者にとってベスト解決なのか。会社が見ないふりをして自分たち排除してきたというなら、会社から謝罪慰謝料などの救済は必要だろうな、と思っていた。

引っかかったのはバックにいるのが以前事務所からJ氏の性被害についての記事で訴えられて負けていた文春で、BBCへ働きかけてあの番組を作らせたことを伏せて報道したり、告発している元Jr証言矛盾事実でないことを確認もせず記事にしていたり ※1、そもそもJrたちに何百万円払うから被害告発してとDM送りまくってたり※2、証言したJrと会見する度打上げ会してたり、何やら某政党と繋がってると告発してるJrが漏らしてたり、あれれ?という思うことがどんどん多くなってきた。

告発者たちの顔ぶれが、DVで訴えられそうになってるのとか、以前追っかけマップ作って迷惑かけたやつとか、事務所へ身内を入れてた上それ言う的なのとか、入所をすすめる記事書いてたやつとか、今も精神的に不安定病院に通ってますと言いながら会見の後の記者飲み会しかったとかいうやつとか、よくもまあという人たちで。

明らかに盛ってないかと思える証言※3や、そこまでいる?と言う描写入り証言とか、何より告発者たちの求めることの大半がお金事務所を潰すことなのも、段々疑惑の目を向けたくなるのも自然なことで。

一番わからないのは、証言している告発者たちが現社長非難している一方で、揃いも揃って当時Jr管轄していた事務所のお偉いさんであったI氏と、Jrトップとして長年取り纏め、デビュー後もJr監督し、スノストをデビューさせるのに貢献し、ついこの間まで副社長として長年Jrを一番見てきていたであろうT氏に誰も何も言わないのは何故なのか。

現社長デビュー組にしか興味ないと一部で揶揄されるほどほとんど関わっていないので、一番近いところにいた事務所側の人たちに、マスコミ、いや文春がまず証言取りに行かなくてはいけないのでは?

特にもう今は事務所側にいない人間なのだから忖度なく話てくれるはずと、お得意の突撃をすべき対象では?

一番何もかもを知っているはずだし、もし証言が正しければJ氏に加担していた人たちなのに。

真っ先に責任追及されるべき存在であるにも関わらず、全く名前が上がらないのが逆におかしい。

J氏が以前ゲイであることを否定していたことや、事務所離れた元タレントたちやJrが、そんなことはなかったという証言をしても報道されないのも随分一方的だ。

その一方的報道に対して、現タレントへの中傷風評被害はもとより、事務所は潰れろと言う人たちがいるのが腹立たしい。

そもそも、もし本当にJ氏が性加害をしていたとして、J氏はもとよりM氏が亡くなるのを待ってやっと証言出来たと言うのが事実として、じゃあ事務所にいる全タレント被害者だと決めつけて言うのはセカンドレイプに当たらないのか。

そしてその被害者たちが未だ事務所所属し、タレントとして成功しているか加害者側に立っているとか、仕事を取り上げるべきというのはおかし理屈では?

もしも万が一、二人が亡き今やっとアイドルとして心置きなく仕事が出来る、けど過去のことは忘れて話したくないと思ってる被害者が居たとしたら、それは救われなくてもいい被害者だということなのか?

事務所ファンとして望むことは、本当に被害者がいるなら救われて欲しいし、間違っていることがあるなら正して欲しいということ。

何が本当で何が嘘なのか、あったことをなかったことにはせず、なかったことをあったことにせず、それらを公明正大に明らかに出来るのはやはり司法の場ではないかと思うので、もし本当に彼らが「自分たちのような存在を二度と出さないように」と言うならまず法的に訴えて欲しい。

こうして勇気を出して告発して国会に行くぐらいなら出来るはず。

きちんと法の下で裁かれる事案であることは間違いないのだから

法の下で出た結論を待って、応援している彼らとの向き合い方を考えたいと思うのは間違いではないはず。

あ、それからペンライトかいファンを名乗る集団は、元々言動ファンじゃねえなと思ってたら香ばしい集団だったので無視

ファン集団が早々に会見出来た時点でおかしかったのだ。

https://www.youtube.com/@paperhousekun



※1証言矛盾について

先輩グループのバックでホテルに泊まっている時→その時地方公演のあるグループは日帰り

小学生被害にあった→中学生から入所

Jrの時に~→Jrになっていなくて研修生まり

被害の後センターに→LIVEセンターになったことない

ジャニー氏が車椅子に乗ってジャニヲタ心配していた時期に被害

などなど。

本人のつらい記憶が時期を間違えていたとして、記事にするならある程度調査してから記事にすべきでは?それでジャニヲタからツッコミが入ったら、批判されたといいながらちゃっかり記事を訂正してたりするのは信憑性を疑われても仕方ないのでは。

※2

JrDM晒していたが、お金持ちだな、文春。

※3

一回5万貰って二年間で200回と言ってる告発者いたけど、合計で1,000万円貰ってたのマ?

その前に毎日本業演出や、稽古地方公演へ同行、送られてくる履歴書を全部見るなどなど聞きかじっただけでも朝から晩まで忙しくしていて、その上何百人といる全タレントに次々手を出すってどんな性豪というか超人と思われているのか。いや、モンスターか。

2023-08-22

自殺願望誹謗中傷トロッコ問題

中一の春休み初心者なりに1年続けた剣道部活で少し距離のある高校稽古に行く事になった。

高校生に向けて作られた練習メニューは、いつもこなしている内容とはあまりにも違って、1年生の私はまともについていけなかった。

女子男子より多少易しいトレーニングをさせられたけれど、息が続かず呼吸も苦しかった。

高校側の顧問先生ゲストこちらに優しい印象で、休むことも許可してくれていたように思う。

1人体調を崩し途中で見学者が出たけれど、私は精一杯頑張らなければ、と思って全力で掛け声を叫びながら道場の端から端までを一息でかけた。無理をしたのか過呼吸状態になり、私は先輩達の稽古の後ろで呼吸が収まらないのと、厳しい指導言葉に涙が止まらなくなって嗚咽のまじった声で醜く泣いていた。

高校先生と生徒の前で私が子供のように泣いているのが不名誉だったのか、恥ずかしかったのか、何かそういうプライドみたいなものを気にしながら「泣いても誰も助けてくれると思うなよ(だったか、助けてくれへんぞ、だったか、とにかくその時の景色だけは鮮明に思い出せる)」

と、皆の前で私に言った。

床に座り込んでいた私の視界に見える道場仏教的な絵と、冷たい床と見下ろしていた顧問風景が、今もそこにいるかのように蘇ってくる。

泣いてもなんにも解決しないよ。

昔似たようなことを祖母に言われたことがあるけど。

その時とはニュアンスがまるで違っていて、

醜くて、上手く呼吸が出来ない弱い私を恥じるかのように。

帰りたい。

家に帰ってからも、その言葉が口癖になった。

自分けがあの冷たい道場に取り残されたまま。今もまだ、あの時の13歳の私は帰れないでいる。

退部を決めた私は、先輩に挨拶を、と思って一人一人にお礼を言って終わった帰り道、「何か俺に言うことないんか」と、ひとこと。

ありがとうございました。

逃げるように顧問を背にした途端に涙が溢れて止まらなかった。

顧問戒告処分を受けたことをきっかけに、ネットニュースに載り、誹謗中傷も受けた。

メンタルが弱すぎる、この先の人生生きていけない。親が甘やかしたから。など

何度も死のうと思ったけれど、低い天井と、首に絡まった電気コード自分の血の流れを止めていく感覚と、息苦しさでいつもやめてしまった。本当に死ぬ勇気なんかなかったのだろうけど。

リストカットで傷が残るのは何かのアピールのように思われる気がして、耐えられない時は自分の髪の毛を酷い時は坊主みたいになるまで切った時もあった。

昔は見ていた学校先生からいかけられ、決まって窓から飛び降り悪夢や、つらいフラッシュバック体験の頻度も減ったけれど、些細なきっかけで思い出すことがある。

私は価値がない人間だ、この先頑張っても、きっとネットコメントが言っていたみたいに、弱いメンタルのせいで挫けるのかもしれない。

前と比べて前には勧めているけど、きっとそうに違いない。

コメントひとつに、

しろ弱い子供不登校学校来ない方が周りの子先生は助かるかも。

という書き込みがあった。

さっき、Twitter話題になっていたトロッコ問題のことが頭によぎった。

このまま何もしなければ5人死ぬ

たけど、私がレバー操作して5人を助けたら。

その人達の生き残った先の人生は。

1人の命と引き換えに自分が生きていると知ったら、亡くなった1人の家族と、恋人と、友人の気持ちは。毎日苦しくて、その瞬間がいつも鮮明に思い浮かんでくるんだろうか。

トロッコで生き残っても、その後死んでしまったら意味が無い。

耐え難い悲しみが押し寄せてきても、それでも生きないといけない。

はいつか死ぬ最後に信じられるのは自分だけ。どんなに苦しくても、辛くても、自分で生きる道を探していかないといけない。

私はどんな立場になっても、たった今トロッコに立たされている誰かにそっと寄り添ってあげられるような、そんな選択ができる大人になりたい。

余談

1年生の女子部員は私だけで、団体戦レギュラーの人数が足りないので、私に期待がかけられすぎていました。

試合に負けると怒られるので、剣道の楽しさがどんどん分からなくなっていきました。

部活勉強の両立の部分でも、勉強を優先するとよく怒鳴られました。退部をきめた先輩を部員で囲わせ、辞めないように説得させ、逃れたくて窓から飛び降りようとした先輩もいました。同級生部活をやめようとしていた時、「剣道部より○○部が楽やから辞めたいんやろ」と怒鳴りつけていました。

みんなおかしいと思っていました。

から教育委員会も動いてくれたんだと思います兵庫県は内心がとても受験に響くので、部活を辞めたら行きたい高校に行けなくなるのではという気持ちがあり、やめられませんでした。先輩はみんな、優くていい人たちでした。

私の母がネットニュース記事を売ったなんてことは絶対にありません。記事の削除に動いてくれたのも、辛い時寄り添ってくれたのも母や家族です。恵まれ環境にいることを感謝しながら、これからたくさんの人との出会いを大切にして、人として成長していきたいです。

2023-08-16

なんでDQNとかヤクザとか半グレって火縄銃とか弓矢とかクロスボウ作って稽古して武装しないの?

地下格闘技とか言ってステロイドでただでさえ保険証もなくて不摂生生活して、あん無駄なことしてるくらいなら

海外狩猟動画とかアフリカとかミャンマー暴動映像とか見てたら

アメリカちゃんとした狩猟自分で作った丸木弓でイノシシクマ一撃で射殺す映像かいっぱいあるし

手作り火縄銃や弓矢でミャンマー国軍兵士平和維持軍兵士闇討ちして武器奪ったりしてるニュース写真いっぱいあるじゃん

あんだけ金や女を犯罪で手に入れたいからって反社やってる連中のくせに

なんでそう言う武力ガチ方向性いかないんだろうかって思う

だってあん中学校社会高校日本史B教科書に作り方や使い方や図書館行けばアーチェリー弓道射撃教科書いっぱいあって稽古から維持管理方法まで書いてるの載ってるようなもんでそれほどのパワーが手に入るなら、もう無敵じゃん

頭が悪いから海外ソース映像とか資料とか調べる知能がないとかかなって思ったけど

昔っからヤクザ顧問弁護士とか、自衛隊崩れとか警官崩れとか、一流商社や省庁崩れのインテリ型や技能反社いっぱいいるのにあんまりないよねそういうの

2023-08-14

ぼる塾 酒寄さんはすごかったと気付いた話。

ぼる塾の酒寄希望さんを知っているだろうか。

メディアに良く出ているぼる塾は3人だけど、ぼる塾にはもう1人、酒寄さんというメンバーがいる。

酒寄さんには息子さんがいて育児休業中だったけれど、最近では一部の劇場に復帰し、執筆活動をしたり、ぼる塾のYouTubeに出演したりしている。

私は自分出産するまで、「酒寄さん育休中って言うけど、期間長くない?」と思っていた。

私が勤めている会社では、大体1年で復帰する人ばかりだったからだ。中には数ヶ月で復帰する猛者もいた。

からなんとなく私も、子どもを産んだ後は1年で復帰して、まぁ時短にはなるかもしれないけれどあとは元に戻ると思っていた。

いや、無理だ。

まだ育休中の身ながら実感している。

元に戻るなんて無理だ。

私は出産するまである習い事をしていた。

仕事の後に稽古場に行って夜帰る。

習い事先生には「育児が落ち着いたらまた通いたいです」なんて話をしていた。

いや、落ち着くのっていつだ。

子どもは産んで終わりじゃない。

そんなことわかっていた筈なのにわかっていなかった。

保育園に通わせたって、仕事終わりに迎えに行かなきゃいけない。小学生になったって同じことだ。

育休中の今、旦那さんや母に預かってもらっても、歯医者に行くのがやっとだ。

兎に角まとまった自由になる時間を作るのが難しい。

ここで漸く酒寄さんのことにいきつく。

私はぼる塾が好きで、妊娠中も出産後もよくぼる塾のYouTubeや、出演したテレビ番組を観ていた。先日酒寄さんが出版された本のイベントも観た。

酒寄さんはこのいつまでも終わらない育児の合間に、ネタを考えたり、連載を執筆したり、挙げ句に今は舞台にも立っている。

凄すぎる。

YouTubeにも出ているし、中でも田辺さんと酒寄さんのラジオ田辺和室」ではずっと小気味良いトークを繰り広げている。

すごすぎる。

更に更に酒寄さんは、よくぼる塾のメンバーLINEメッセージを交わして、精神的支柱にもなっている。

いや、すごい。

子ども1人抱えていっぱいいっぱいになっている私には途方もない仕事量に思えた。

先日、酒寄さんがSNSにある呟きをしていた。

その前からこの文章を書きたいと思っていたんだけど、今こそ誰かに伝えたくなって実際に書き出してしまった。

ぼる塾の酒寄さんはすごかった。

今も現在進行系ですごかった。

2023-07-31

anond:20230730191614

ハッタショ増田は昨日暴れてたじゃん

ウルトラマンなんかいねえしこねえよ」とか

「萎びた果物野菜が貼っていいのは見栄じゃなくて半額シールなんだよ」とか

「レムちゃんヘスティアちゃん女神ちゃんみたいなJKくらいの美少女と付き合いたいとかお前はそいつらと付き合うにあたって、何か功績や技能や才能あんのか?」とか

性格悪い歳食ったババアが悪役令嬢みたいな真似事して、家柄最高で尽くしてくれる若いイケメンオナホ欲しい夢小説みてぇな人生歩みたいなら、海外滞在費合わせて30万くらい叩いて元特殊部隊とかがインストラクターやってるところで準軍事訓練稽古つけてもらってからテロリストとして活動するくらいしか方法なくね」

とか言ってた

2023-07-30

anond:20230730123419

そこまで武器を作れたり実戦で運用できるほどの稽古に耐えれるほど忍耐力や頭あるなら

ヤクザになんてなってないからなんじゃないですかね

anond:20230730123419

あの辺で第二次世界大戦の頃から火縄銃や弓矢で戦ってる少数民族

武力活動のために持ってるんじゃなくて狩猟とか畑の害獣駆除用に必須から稽古してるだけだぞ

2023-07-29

anond:20230729111352

上で指摘してる増田もいるが

揚げ足取りでも屁理屈でもなく、法律改正されて人格障害はいくら重度でも精神障害として定義しなくなったか精神科医法律上動けんのよ

方法があるとすればアルコール依存症とかギャンブル依存症みたいな依存症系統として精神病院押し付けしかないわけなんだが、その症状を見てる限りでは酒やタバコあんまりやらないし、外に出て手当たり次第人に殴りかかっていくと言ったことはしない、健康優良な暴力反社会性人間からなおのこと難しい

総力戦戦争中の社会とかなら、その手の基地外さんを忍者の隠れ里みたいな秘密工作員養成キャンプに国が放り込んで、特殊工作員として稽古つけて爆弾みたいに敵国に放り込むと言ったこともしてくれてたけど

ま、個人的に同情はするけど残念ながら諦めちくり、この国はそういう法律なんで

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