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2017-01-08

懸賞半年間応募し続けた結果

引き出しから、過去10年分の年賀ハガキ200枚とウン十年前の古い未使用切手が大量に出てきた。このまま眠らせておくのも勿体無いので懸賞に応募しまくって消費しようと考えた。

古い切手プレミアがついてると思い一応調べたが、今の世の中は切手趣味としている人が少ないため、50年前の未使用切手程度では全く価値が無いんだそうだ。売るより郵便で使っちまったほうがよっぽど良いと。

なので、なんの躊躇いもなく使っちまいます

で、この半年間、目に付いた懸賞に片っ端から応募してみて、個人的に思うことを並べていくよ。

まず、懸賞マニアブログなどでよく目にする「年賀ハガキでの応募は失礼に当たり、年賀ハガキで応募した時点で無効になる」との意見は完全なデマだ。

あとよく目にするのは「懸賞郵便ハガキ(いわゆる官製ハガキ切手を貼る必要のないハガキ)でしか受け付けていない。私製ハガキ切手を貼る必要のあるハガキ)での応募は無効になる」もデマ

だって、俺は年賀ハガキと古い切手と、昔ダイソーで買った50枚入りの私製ハガキしか手元にない。

ハガキ懸賞に応募するにしても、年賀ハガキ切手を貼ったハガキしか応募する手段がないのだ。

それでも、2004年50円年賀ハガキに2円切手を貼ったもの、【1991年お年玉41円切手1965年お年玉5円切手、第18回オリンピック競技大会記念5円切手、通常1円切手】という普通に使ったら失礼でしかい組み合わせで無理矢理52円に帳尻を合わせた切手を4枚、ダイソーの安っぽい私製ハガキに貼り付けたもの、どちらのパターンでも懸賞当選した。

というか、各懸賞事務局数件に電話で「年賀ハガキと私製ハガキの応募は無効になるか」と質問してみた結果、どこも「大丈夫です」と答えた。必要事項をしっかり書いて、郵送代も足りていて、応募条件さえクリアしていれば、どんなハガキで送ろうと届けばちゃんと抽選対象になるのだ。

よく聞く、「ハガキ蛍光ペンマスキングテープで縁取りして、可愛いイラストシールの一つでも添えたほうが当たりやすい」というのは、「午前中に打ったほうが勝つ」みたいな、ギャンブルにおけるオカルトと大差のない、根拠の無い思い込みしか言い様がない。たまたまそのハガキ当選しただけの話。

だって、綺麗にデコったハガキが優先的に当選するんだったら「厳正なる抽選」じゃないじゃない。

俺は普通にドンキホーテで1本30円で売っていた激安ボールペン必要事項を書いただけのシンプルハガキしか送っていない。読めないほどではないが、字も汚い。それでも当選するので、ハガキデコるだけ無駄努力だ。

最近は、ハガキネットの両方で受け付ける懸賞も増えてきた。懸賞マニアブログには「ハガキで送ったほうが当たる確立が高い」とあるが、個人的体感ではハガキで送ろうがネットで送ろうが確立は変わらない。ハガキ代を節約するためにも、そういう場合無料で応募できるネットだけにしたほうがいい。

あと、ハガキ懸賞を送る上で覚えておいてほしいこと。

裏面に印刷してある年賀状ってけっこう余るでしょ?これも懸賞に使える。「謹賀新年」とか「今年もよろしくお願いします」とかイラストデカデカ印刷されてしまっていても、商品を購入してバーコードレシートを貼って送るタイプ懸賞なら、イラストが書いてあろうがレシートバーコードで埋まってしまうので、関係ないのだ。

じゃあ希望する商品自分の住所氏名年齢などの必要事項はどこに書けばいいのかといえば、ハガキ表の宛先の下のスペースに書けばいい。

横書きで宛先を書けば、下に十分必要事項が書けるスペースが余る。そこに書いてしまえばいい。

それでも、裏面に印刷されたハガキが嫌だったり、宛先を書き損じた未使用ハガキなどがあった場合は、郵便局で交換してもらおう。

1枚につき手数料5円で、新しいハガキ切手に交換してもらえる。50円ハガキだった場合は、手数料5円プラス差額2円、合計7円払えば52円郵便ハガキに交換できる。

一度、上記のように41円切手やら5円切手やらをベタベタ貼り付けた私製ハガキを書き損じてしまい、郵便局へ交換に行ったが、1枚のハガキとしてカウントしてくれて、手数料5円だけで新しい52円郵便ハガキに交換できた。

ハガキ無駄なく使える、結構有難いシステムがある。覚えておいたほうがいい。

前書きが長くなったが、ここから半年送り続けて見えてきた、各懸賞の傾向を書いていこう。

クイズに答えて当たる

よくある、「日曜日国民アニメといえば『サザ○さん』、○を埋めて送ってね!」みたいな懸賞があるが、こんな誰でもわかるクイズ簡単に応募できる懸賞は応募数が半端じゃなく、まず当選しない。半年間、このようなクイズ懸賞に片っ端から応募してみた結果、一度も当選したことなし。送るだけハガキ代の無駄だった。

テレビ番組視聴者プレゼント

テレビを見ていればたまに視聴者プレゼントをしているが、まだまだテレビなんかはかなりの人数が目にしているメディアだ。

「こんな時間に誰が見てんだよ」的な、変な時間にやってるクソつまんねー北海道ローカル番組視聴者プレゼントも、この半年間毎週欠かさず応募し続けたが、一度も当選したことがない。テレビ視聴者プレゼントも、ライバルが多すぎて倍率が高すぎると思われる。

新聞の読者プレゼント

読売新聞夕刊は、毎日読者プレゼントをやっている。しかし、北海道から沖縄まで日本全国で読まれている全国紙の読者プレゼントで、しかも5名にしか当たらない懸賞なんて、そもそも当たらないだろう。半年ハガキを送り続けたが、一度も当選なし。

懸賞サイトで紹介された懸賞

現在募集中懸賞情報が大量に掲載された懸賞サイトがあるが、これもかなりの人数が見ているだろう。

よって、こういった懸賞サイトで紹介されている懸賞も、かなりの応募数があるだろう。

半年間、懸賞サイトで紹介された懸賞に送り続けて当選したのは一度だけ。

それも、アルミ協会みたいなところのキャンペーンで「アルミ缶のイメージハガキに書いて送った人の中から抽選1000人に缶ジュースを1ケースプレゼント」というものだった。

アルミ缶のイメージって何?そんな文章書けって言ったって、かなりハードルが高い。無理矢理捻り出して書いた。

このように、応募するハードルが高くて、尚且つ1000名という太っ腹な大量当選だった。しかハガキしか受け付けていない。

こんな特殊懸賞だったので、応募数も少なかったのだろう。懸賞サイト情報は、特殊で当たりやすそうなものだけに送るしかない。

SNS懸賞

最近増えてきた、「イイネ」したり、リツイートした人の中から抽選でっていう懸賞

そのタイムラインを見ればわかるが、アカウントさえ持っていれば一瞬で気軽に応募できてしまうために応募者数が途方もない数だ。

こんなもん当たる訳がねえ。それでも実験として様々な懸賞半年イイネリツイートをしたが一件も当選せず。当たり前だ。

さっきから否定ばっかしてるけど、お前は何の懸賞当選したんだよって書いてる俺でも思ってきたので、ここからは俺が実際に当選した懸賞を紹介する。

●モニプラ

モニプラというサイトがある。各種メーカーが、新商品モニター募集したり、商品サンプルをバラ撒くためのサイトだ。要は、実際に商品を使ってもらう形の宣伝をするためのサイトなので、けっこう当選やすいのだ。

会員登録したり、SNS企業アカウントフォローしたり、フェイスブックページにイイネしたり、キャンペーン情報リツイートしたり、無料メルマガの購読を契約したり、LINEで企業アカウント友達になったり、長ったらしいアンケートグダグダ回答し続けたりしなければならなかったりして、ここまでしたのに抽選なので応募するのが割りと面倒だったりするが、

俺はここで発売前の文房具や、既存商品の洗剤や発泡酒などの商品サンプルを丸々1個もらえた。

懸賞当選したことが一度も無い」なんて人は、ここで一度当選して賞品が自宅に届く喜びを味わってみると良いかも。

クローズド懸賞

商品を購入して、そのバーコードレシートハガキに貼って応募する懸賞クローズド懸賞という。

これ、実際に商品を購入しなきゃいけない分ハードルが高いので、けっこう狙い目だったりする。

個人的感覚だと、ひとつ懸賞ハガキ10枚程度送れば当選することが多い。

第一締め切り、第二締め切りと締め切りが複数ある場合は、第一締め切りを狙ったほうがいい。まだバーコードを用意しきれてなくて、応募数も少ないためだ。

これも個人的感覚だが、第一締め切りに複数ハガキを応募したもの当選したが、第二締め切りにしか応募しなかった懸賞当選したことが無い。

冒頭でも述べたとおり、裏面に印刷されたハガキでも有効に使えるので、バーコードさえ貯めれば応募するのはけっこう簡単だ。

不安場合スーパーにある専用応募ハガキを使うのも手だ。専用応募ハガキだと、切手を貼るスペースが1枚分しか用意されていないが、手元には50円切手と2円切手しかなかった。2枚切手を貼ってしまうと、最初から印刷されていた宛先が埋まってしまう。

そこで、50円切手を貼った下に2円切手を貼り、中途半端に残った宛先を修正液で消し、その上からボールペンで改めて宛先を書き直したものを送ったことがあるが、それで見事当選したこともある。

ラジオリスナープレゼント

ラジオになった途端、テレビよりも当選する確立がグンと上がる。毎週プレゼントしている番組に毎週欠かさず応募していれば、一度は必ず当選するレベルだ。

また、「メッセージ採用された方には番組オリジナルグッズプレゼント」なんて番組は狙い目だ。

早朝や昼にやっている帯番組なんかは、正直あまり面白くない緩いエピソードでも採用されやすい。時間帯に合った爽やかなメッセージを心掛けさえすれば良い。

深夜の芸人ラジオは、ラジオ花形でありラジオの中でもリスナー数が最も多い激戦区だ。芸人ラジオだけあって、こちらに求めているギャグレベルがかなり高いし、実力がモノを言う世界だ。

しか増田ブコメ皮肉ギャグセンスを鍛えたはてなーなら十分通用するはずだ。

好きな芸人さんに、自分ギャグを生で読んでもらえて、それに笑ってもらえるなんてかなり興奮するし、こんな嬉しいことはない。採用されれば番組オリジナルグッズももらえるし。

テーマに沿ったギャグを送った中から面白い奴3名にサインプレゼントという臨時特別企画があり、見事にそこに採用され、昔からずっとファンだった大好きな芸人さんのサインが自宅に届いた際は興奮が冷め止まなかった。

地元フリーペーパー雑誌微妙な読者プレゼント

あなたがもし田舎に住んでいたとすれば、かなり狙い目の懸賞がある。それは地元フリーペーパーの読者プレゼントだ。

街中で配っていたり、自宅のポスト勝手投函されているアレだ。あまり真面目に読むことは無いと思うが、けっこう読者プレゼントをやっているものだ。

都会ならまだしも、田舎フリーペーパーの読者プレゼントなど、応募数もタカが知れているだろう。

もちろん毎回当選という訳でもないが、他のどの懸賞よりも圧倒的に当選する確立が高い。

実際、俺は北海道田舎町に住んでいるのだが、地元フリーペーパー懸賞は頻繁に当選している。

実は、昨日も地元フリーペーパーによる「北海道に所縁のある本をプレゼント」に当選し、好きな小説家新刊が届いた。

これから読むのが楽しみだ。

以前にもフリーペーパー地元産の米や、地元牛乳を使ったケーキカゴメ野菜ジュースの新商品が自宅に届いた。

あとは、雑誌を読んでいれば「こんなの誰が欲しいんだよ」と思うような、微妙プレゼントをしていることがある。

「いらねー」とは思いつつも、試しに応募すれば、これがまた予想通り当たったりする。

例えば、オヤジ向け週刊誌を見るとAVやオナホールなど、大抵の人が「こんなもん家に送られても困るんですけど」と言いそうな読者プレゼントをしていることがよくある。これは応募者数も少ないだろう。

とりあえず、思いつく限りは書いたと思う。

半年実験的に懸賞に送りまくった結果、月に1、2個ペースで当選した賞品が届くようになった。

懸賞はまさに「数打ちゃ当たる」に他ならないということを実感している。

日常生活を送っているだけで、懸賞情報は割りと簡単にいくつも見つけることができる。

日常の隙間時間を少し使うだけで、簡単にいくつか応募ができてしまう。

ちょっとしたヒマつぶし程度の趣味としては、なかなか楽しいものだと思う。

最初のうちは中々結果が出ずに挫折しそうになるが、続けていれば必ず何かは当選する。

どこの家庭も引き出しや押入れに未使用年賀ハガキかもめーるが眠っていると思う。

眠らせたままにせず、郵便局で交換するなり懸賞に応募するなりに使ってちょっとした楽しみにするのはいかがでしょう。

2016-09-28

例のギルティさんについてはその謝罪を全国ニュースにするほどのことあったのだろうか。

地方新聞はともかく、全国紙がよく調べもせずに載せて何も言わずに削除、少し立ってから謝罪を一応出すもののそこには自分調査不足を悔いる文がないあたりマスメディアとしてどうなのかと思わざるを得ない。

朝日にはジミンの飼い犬ばかりのマスコミの中でマシな方だと思うので頑張って欲しいんだけどな。。。

2016-08-02

http://anond.hatelabo.jp/20160801195906

俺も新聞雑誌ラジオテレビWeb取材を受けているが、ほぼ同額、同印象。新聞通信社から謝礼をもらったことはない。ラジオ地方局)も謝礼なしだった。謝礼なしのときは概ね自分意見引用程度で先方の記事が主となっている。謝礼もらうときは、引用を越えて俺の記事が主要な部分を占めているかな。

以上は取材の話で、原稿執筆ときはちゃんと原稿料をもらっている。ただし、全国紙で一面特集ほとんどを俺が書いたときは謝礼はなかったが、わざわざ飛行機地方在住の俺のとこまで来てくれたし、悪い印象はない。新聞社はそういうルールなんだろう。

いろんな記者さんのなかで新聞通信社が一番まともな人が多く、テレビが一番まともじゃない人が多いのも同意テレビはとにかく急いでいる。昼に電話が来てその日のうちに教えてほしいというケースがほとんど。忙しすぎるのがそうさせてるんだろう。

web原稿執筆シリーズものが多いせいか、わりと原稿料もらえている。ありがたい。

2016-08-01

俺がいままでマスコミ取材されてもらったギャラと、記者への印象

この記事の件だが、被取材者としての俺のいままでの経験と所感を書いておく

http://anond.hatelabo.jp/20160801002932

 

なお、スポーツ選手ではありません。業界有識者的な人間です。ごく狭い界隈以外では、いうほど有名でもない程度の人間です。

 

(追記:高木氏ではありません。高木氏なんかよりも、はるか無名です。

たぶん、俺程度の知名度人間は数千人レベルでいると思うよ。一日の新聞に載ってる人名ってけっこう多いからね。)

  

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新聞

 

全国紙その1:謝金なし。ただ、記者の人はまともに調べた取材してくれた

全国紙その2:謝金なし。記者の人はかなりまともだった

全国紙その3:謝金なし。記者の人はさほど調べてはなかったが、まあ人柄には好感がもてた。

全国紙その4:謝金なし。記者の人はそれなりに調べていて、意図もわかったし、まあまともな人だったと思う。

大手地方新聞:謝金なし、メール質問のみ。返答したが返事がなかった。そこは失礼だから返事一行でいいからたのむよ。

その他新聞系の記者:謝金なし。電話取材30分。質問の内容も常識的もので、まあ、こんなものかといった印象。

宗教新聞吉田選手が求めるのと同等の謝金が支払われた。記者の人はかなりよく調べていて驚いた。やたら丁寧だし、インタビューの要約のクオリティもかつてない高水準だったので驚愕した。

 

テレビ

 

キー局ニュースその1:謝金なし。いきなり忙しいところに電話かけてきて初歩的な話の説明しかも、こちらに悪意のありそうな)をさせられた挙句、夜のニュースに出てくれとのこと。断った。

キー局バラエティ番組:謝金なし、電話取材のみ。けっこう丁寧だったし、好感がもてた。

キー局ニュース番組その2:謝金なし。Wikipediaぐらい調べてきてから来いよお前、というレベルの人がやってきた。カメラで撮られて、20秒ぐらい出たはず。取材の人は失礼だったが、別の事務方スケジュール担当の人はやや丁寧だった。

NHKニュースその1:謝金とかはなかったけど、全般に丁寧な対応だったと思う。特集コーナーでの報道だったので、2週間ぐらいかけて2回ぐらいに分けて取材

NHKニュースその2:謝金はなかった。まったく別の番組特集コーナーでの報道。かなり手間はかかったが、取材してきた記者の人の熱意もあり、とても丁寧で人間的に好感度はとても高かった。

NHKバラエティ番組その1:確か、吉田選手が求めるのと同等の謝金が支払われた記憶がある。

ヨーロッパTVニュース番組 その1:某国NHKみたいなとこ。謝金なかったけど丁寧。

ヨーロッパTVニュース番組 その2:別の国のところテレビ局としてのポジションからなかった。謝金なかったけど丁寧。

 

ラジオ

 

ラジオその1:吉田選手の求める謝金よりは些少だったが、謝金あり。とても丁寧。

ラジオその2:吉田選手の求める謝金よりは些少だったが、謝金あり。とても丁寧。

ラジオその3:吉田選手の求める謝金と同等ぐらいだった。とても丁寧。

ラジオその4:吉田選手の求める謝金と同等ぐらいだった。丁寧。

ラジオその5:吉田選手の求める謝金と同等ぐらいだった。丁寧。

 

<紙の雑誌

 

某有名週刊誌:謝金些少。ただ、こちらの言ってないことが書かれており、正直失礼な奴だなと思った。最低限の連絡はきちんとしてたけど。

某有名週刊誌その2:謝金なし。ただ、おいしいごはんを奢ってくれた。記者の人はあんまりきちんと調べてなかったけど、妙に愛嬌のいいおっさんで失礼とは感じなかった。

BtoB業界紙:謝金なしで依頼きたけど「いや、それは謝金ください」と言ったら、5000円くれた。たぶん、言わなかったらくれなかった模様。記者の人は、仕事で仕方なくやってる感あり、やや失礼。

某BtoC業界紙:謝金1万ぐらいだったかな?忘れた。記者の人はかなり熱心で好感度高し。

 

なお、取材ではなく執筆場合はどの雑誌も1万~10万ぐらいの幅で執筆料くれる。

紙の雑誌執筆する場合には、いうほど嫌な思いをしたことはない。

 

ウェブニュースサイト

 

取材料もらった記憶がない。まあ、そのぶん、記者側でちゃんと記事を作ってれるて、こちらの手間は少ないことが多い印象。

取材料もらえないかわりに、経費でごはんおごってもらったりすることが、そこそこあるかな

国内メディアでも、外国メディアでもそんな感じだという印象

いまのところ「あー、ちょっと、こういう書き方だと違うんだよなー」ぐらいのことはあるけど、そこまで致命的に不愉快になるほどの記事になったことはない。

いままで記者さんとの巡りあわせが比較的よかったのだと思う。

 

なお、ウェブ媒体原稿依頼されて執筆する場合原稿料をもらえる確率は半分ぐらいという感じ。

けっこう有名どころでも、謝金が雀の涙みたいなもんだったりして驚くことが多い。

  

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<まとめ>

 

1.速報系の部門の連中は失礼な対応が多い。ギャラの習慣はもちろんない。

 

失礼な奴は基本的に、民放大手ニュース部門記者週刊誌記者が多い。

特に民放ニュース速報系の人たちは、壊滅的だという印象。

速報性が重要なせいもあるのかもしれないが、何も下調べなしで突撃してくるのが多すぎて閉口する。

仕事性質上、ある程度は仕方がないことは理解するが、それにしてもひどい。

Wikipedia最初の三行ぐらいは読んでから来てくれ、マジで

例外的に丁寧な人もいたことにはいた。ただ、その人が職場でどれだけ評価を受けているのかは謎。

 

2.特集系のコーナーであれば、おおむね記者のまとも度合いは大きく上昇する。取材先としての扱いによっては、ギャラが支払われる可能性もある

 

同じテレビニュース部門でも、速報系ではなくて、特集系のコーナーになると、対応がかなりまともになる印象。

まあ、民放だと、やっぱひどいとこはひどいんだけど。NHKとかだったら、いまんところ、ひどい人が来た記憶はない。

特集系のコーナーだと、記者の人にも熱意が感じられる場合が多いし、だいたいの場合下調べもそれなりにしてきてるので話が通じる。

それなりに、人も時間も割くことのできる報道部門であれば、新聞であれ、雑誌であれ、テレビであれ、ちゃんとした取材をしてくるな、という印象。

あと、なんのかんの言っても、やっぱ新聞社の人はどこの新聞であれ、まじめに勉強してきた上での取材をする慣習が最低限のものがあるな、とは思った。

新聞社採用する時点で、そういう人を採用してるんだろうな、と思う。

雑誌は、雑誌によってピンキリ。下世話なネタを扱ってる週刊誌みたいなとこだと、やっぱひどい記者がいる。すごい人もいる。

ウェブ系の情報サイトとかも、ほんとピンキリで、アホみたいな記者もいるけど、この記者さんすごいな、という人もいる。

 

3.なぜか知らないが、ラジオはギャラくれるところがほとんど

 

理由はわからないが、ラジオで、ギャラもらえなかったことがほとんどない。

そうはいっても、数万程度のギャラではあるのだけど、

なんかよくわかんないけど、ラジオは毎回もらえる。

 

4.紙の雑誌はギャラくれるかどうかは、ケースバイケース

 

業界構造だけで説明できるわけでもなさそうなので、

よくわからん会社による慣習の違いか

 

5.ウェブ系の取材で、ギャラとかほぼ期待できず

 

まあ、ウェブ情報積極的に金払ってるひとほとんどいないし、仕方ないね

 

追記:

 

なお、

http://anond.hatelabo.jp/20160801132452

もし、これ書いてる記者さんが、俺のところに、こういう意識取材に来たら、俺は取材うけません。

2016-07-22

都知事選候補では、鳥越俊太郎ダントツ

都知事選候補鳥越小池増田みつどもえ、とは全国紙テレビの伝えるところ。

でも、だれがみても鳥越俊太郎ダントツ、ぶっちぎり。他候補存在が翳んでしまレベル

ほんとに、ダントツで、”こいつだけは、都知事に、いや、なんであれ公権力にちかづけてはいけない”と思わせる連日のネット週刊誌スポーツ新聞報道内容。

もはや、政治的立場保守リベラルいずれかか、なんてどっかいってしまう”ひどさ”。

小池氏、増田氏、いろいろ問題あるだろうが、もはや、どうでもいい感じ。都知事は、どちらか、ましな方がなれば、と関心が薄れている。宇都宮氏が残っていたほうが、まだ興味はつづいたろう。

批判は以下の順序で展開:正面切って政治的資質を問うものから、個人の人間性へと焦点が移ってきた。

1、政治家としての意見、適正、見解に対する批判:具体的な都知事への適正。行政経験がない。国政に異論があるのになぜ、都知事になる。尖閣は、中国にくれてやれ、など過去発言

          ↓

2、個人としての能力に対する批判:ぼけ、癌など健康問題

          ↓

3、個人としての人間性に対する批判

 ・女性問題。(文春記事氷山の一角、とは一般人が見てもわかる。ほかにもネタをにぎっているが、見つくろって出してきたのだろう。)

 ・他のジャーナリストへの脅し。(「フライデイ」の記者ツイッターに挙げているが、「オーマイニュース」を取材していた記者も脅していた記憶あり)

 個人的には、鳥越氏にとくに嫌悪の念もない。それでも東京都以外に住んでいる身にとっては、もはや都知事選より、選挙終盤にかけ、これからどれだけ 氏の”ひどい”話が出てくるかに興味が移っている。

 この人、健康問題もかかえているのに、まわりは出馬をとめなかったのであろうか。このさき、老いさきみじかいのに、汚辱にまみれて死ななければならないとしたら、日本選挙というのも、つくづく因業なものである

2016-06-13

http://anond.hatelabo.jp/20160613180506

地元の人なんか割とドライだったりするね

特に、今まで税金で維持してたものを止める、取り壊すって場合「仕方ないね」って感じで

でも全国紙とかヤフトピに載ったりすると「貴重なものを壊すなんてけしからん役所馬鹿」ってやつが大量に突してくる

キミらの金でも無いのにって

2016-05-29

朝日社説めっちゃムカついた

ストーカー事件について、殺すって書いてたブログ警察が気づいてれば・・・とか、警察もっとやってれば・・・みたいな警察せめるようなあまりにも馬鹿らしい論調でほんとムカついた

ストーカー被害かいちいち取り合うリソースがないっていう現実的問題無視して好き勝手言いやがって

じゃあストーカー相談に全部全力で対応するために税金増やしますっつったら全力で叩くんだろ

アホらし

新聞税は減らせとか好き勝手言いやがって

無い袖を振れなんて全国紙馬鹿なこと書くくらいなら、新聞税の増税素直に受け入れろや

そうすりゃその分多少はストーカー対策も手厚くなるかもしれんぞ馬鹿朝日

2016-05-20

悪口が止まらない私。批判しか承認欲求を満たせない私。

もっと言うと、それしか特技がない。それをようやく受け入れて認識したのはつい最近の事で舛添氏の公金問題が出た時に何故彼があそこまで歪んでいるのか、下世話な事を考えていた瞬間だった。

私は、怒り・もどかしい気持ちを抱いた人間に対して、無意識脳内で「あーだこーだ」考えてしまう。もっと言うと、自分が「この人って卑しい人間だな」と感じる対象にのみ考えてしまうのだ。褒められた話では全くないけれど、唯一他人世間から認められたりする事が、そういう悪口にも似た批判の内容だ。

他の事は丸っきりダメだけれども、唯一どんな人とも相応以上に会話が成立して「増田を呼んで、増田意見も聞いてみよう」と呼ばれたりする。けれども政治経済文学音楽、数理関連の話や抽象的な会話を投げられても、ちんぷんかんぷんで。あくま自分が関心のある卑しい人間に対する悪口しか、話せないのだ。

全国紙の各新聞社の論説記者達や学者有識者が集まる機会に(舛添氏ではない)某人物の話題が出た。自分自身も某人物に対して日ごろ思う所があったり、正直言って「卑しい」と思う対象だったので、つい話してしまった。皆、一様に「鋭い」と言っていた。中には「ああ~!」とか「あっそれだ!」とか言われたり、大笑いしていた人も居れば、思いに耽りながら「僕もこう思ってるんだけど、こういう所は?」と話を繋いだり、とにかくハイスペック人達と唯一渡り合える武器が「悪口」になってしまってる。実を言うと、自分定型発達ではあるがグレーゾーンスペクトラムだ。つまり発達障害者で、手帳は持っていないけれど、今まで生きにくさを度々経験してきた。唯一人並み以上の事が出来るのが「悪口」。

それから、これは自分では思っていないのだけれども「話を引き出すのが上手い」と度々言われる。けれど、これはその時の相手との相性にもよると思っていて。それがどんな時・どんな相手なら、上手くいくのかは自分でも把握できない。うまく行く時はいくけど、そうでないときは全く…といった具合。自分の傾聴力が、どんな人に対してなら合うのかなって問題なだけな気がする。

「卑しい人間に対する悪口批判」。これが活かせる仕事って何なの?というか人としてどうなの?と自己嫌悪で一杯で。その一方で、「優秀なんだな」とか「健常者」に見られるのが、そう言った悪口で「あーだこーだ」言ってる姿なので、承認欲求が満たされているというか…そう言う矛盾した気持ち自分の中で抱えてる。

母は昔から自分を「あんた、批評家ね…」と言っていたり、学校悪口に華を咲かせていてもいわゆる「よくある井戸端会議」なんだろう位に思ってた。

彼・彼女人生のどの段階で躓いたのか、何がキッカケだったのか、成育過程は?生まれ育った出身地は?元々どういう性格人間だったのか…「卑しい人間」の正体や原因を知りたいというか、人に対して悪意を抱きたくない、理解したい、という気持ちや悪や汚れへの好奇心さえ抱いている。

自分はよく、極端な人間と言われる。能年玲奈じゃあないけれど、「生ごみか、リスペクトな奴か」の二つで、悪口を言っている時の自分後者らしい。それ以外は、その場の環境に左右されて、その時によって生ごみの度合いが違う程度。でも、自分でも共感できる悪口対象になると、本当に環境に左右される性格なのだろうか、と思うほど、「それなりの」人間でいられる。

こんな自分が出来る仕事って何なんだろうって、本当に悩む。

犯罪心理学領域なのだろうか…。臨床心理士さん?

長々と書いてしまってごめん。ここまで読んでくれて、どうもありがとう

2016-05-03

池上彰氏の凄さ限界

池上氏関連のホッテントリがここ数日あがってたので、自分の思うところを書いてみる。

自分は一応、新卒池上氏と同じ業界就職(といっても、自分は紙媒体)し、記者という肩書をもらっていた経験がある。

7年ほど現場にいて、体壊して、ちょっと内勤の管理部門にいさせてもらったのだが、なんか、内側から会社を見ているうちに

もともと、あんまり向いていなかったかな?と思っていた業界さらに嫌になって転職して

10年ちょっとになる。

普通、あの業界では、最初の何年か地方修行して、いずれ東京大阪に戻ってくるパターンが多いが、

自分就職先は、いわゆる経済紙で(ってもう社名明かしたようなもんだが)地方支局が貧弱な会社だった故、

新卒地方支局に行くという制度がなく、入社から退社まで東京で過ごした。



池上氏の凄さは、なんといっても、情報を取捨選択してわかりやすく伝えるプレゼン能力と、守備範囲の広さだと思う。

で、あれだけのことを伝えられるには、背後に相当の知識があるのであろうと思われている。

その「相当」がどの程度なのか、というと、たぶん、世間一般の人が想像するよりは、かなり浅くて、

けっこうぎりぎりのラインでしゃべっているのではないか、という気がする。それでももちろん、かなりのレベルではあるだろうが。

いわゆる大手メディア企業記者にまず最初に求められるのは、

「昨日聞きかじったばかりのことを、あたかも以前から詳しく知っているかのようにしゃべったり書いたりする能力である

なにしろ、日々、いろんなことが起こるのだ。

なかなか深堀している暇などない。

そうこうして、キャリアを積んでいくうちに、それぞれの専門分野ができていくわけだが、

大半の人は、きちっと専門分野を確立する前に、デスク管理職になったりして、だんだん現場から離れていく。

記者職としてキャリアを全うする人(編集委員とか論説委員とか解説委員とか)は少数派だ。


池上氏の経歴を見ると、NHKで地方局通信部を回った後、東京社会部気象庁文部省宮内庁などを担当した、とある

まあ社会部記者として一般的コースという感じだ。

東京では、悪名高き日本の「記者クラブ」に所属し、最優遇される立場で、役人から懇切丁寧なレクを受けて、

それをニュース原稿に仕上げるのが、まず最初基本的仕事だったと推測する。

NHKの記者特に、「特ダネ」を取ってくることよりも、「報道されるべき情報を落とさない」ことをなにより求められるらしいので、

多分、想像以上に、定例記者会見に出席したり、資料をチェックしたり、他社の報道確認したり、

思いのほかルーティーンワークが多いのではないかと推測される。

(なお、NHKスペシャルなどのドキュメンタリー番組は、主にディレクター職の人が担当しているので、

つのテーマを深くじっくり追いかけるのは、あまり記者仕事ではないらしい。

実は自分もNスぺ作りたくてディレクターを第一志望にしてNHK受けたのだが、見事に落ちた)



で、そんなに知識が深くなくても記者が務まるのかといえば、そこそこ務まる。

自分は、そのさして長くない記者キャリアの大半を、メーカーを中心とした企業取材で過ごしたのだが、

正直、最初は、「貸方」「借方」もよくわかってなかった。(大学政治学選考だったし)


それでも、入門書片手に勉強しながら記事書いて何とかなっていたし、

そもそも「大手メディア記者」が企業広報部を訪ねると、結構いろいろ懇切丁寧に教えてくれるのである

そりゃ、変な記事書かれたくないからね。

多分、NHKの記者というのも、それなりの対応を受けるはずである

もちろん、伝えてほしいことは積極的かつ懇切丁寧に伝え、触れられたくないことは隠しながら、だが。

中には、「たいてい経験の浅い若手が担当する企業」というのがあって、そういう会社古参広報さんの中には

「今、編集委員の何々さんねえ、あの人が新人のころ、私がいろいろ教えてあげたものだよ、わっはっは」なんて言ってたりした。

もし、あなた会社広報部に、なんだか大学出たての記者ばっかりくるようだったら、

それは、メディアから軽んじられている証拠である


もちろん、教わってばっかりでは舐められるので、こっちも勉強していくわけだが、

しろこちらは早いと一年担当が変わってしまうが、

相手はその会社一筋なわけで、知識の深さでは、敵わないのが通常だ。

知識を深めるのは、そこそこにしておいて、知らなくてもはったりかませる胆力をつけたほうが役に立つ。

そうこうしているうちに、正面から取材を申し込んだり、正規記者会見に出席したり、

ニュースリリース原稿に仕立て上げているばっかりでは通り一遍記事しか書けず、

社内的にもマイナス点はつかないものの、プラス点がつけられることもないので、

独自夜討ち朝駆けアポなしで取材対象のところに押しかける)したり、独自ルート作ったりし始めるのである

そんなことをしているうちに、自分のような、結局途中で業界を去ってしまうような木っ端記者でも、

ごくごくたまには、取材担当企業株価ストップ安にしちゃうような記事を書くチャンスが巡ってくることもある。


まあでも、ぶっちゃけいえば、そこそこキャリアを積んでいる先輩の中でも

減価償却費資金繰りにどういう影響を与えるのかよくわかっていないまま、

それでも企業経営危機について記事を書いているような人はざらにいた。

(まあ、自分経験積みながらようやくわかるようになったクチで、

当初はなんのことやらわからなかったのだから、偉そうなことは言えないが)

それでも、首にはなりはしない。



そういえば、思い出したことがある。

今の若い人にほ想像もつかないだろうが、その昔、世界エレクトロニクス業界リードし、

今でいえばappleと同じくらいのブランド力で各種製品を生み出していたSONYという会社があった(今もある)。

当時はまだまだ、かつての威光が残っていた。

自分は、そこのメイン担当になるほどの能力キャリアもなかったが、

たまたまSONY会社が取り組んでいる内容が、自分取材テーマに関わっていたことがあって

取材を申し込んだことがある。

いわゆるストレートニュースではなくて、連載コラムのような記事を書くためである

で、SONYに行ってみて驚いた。

美人広報さんが、それまでの取材で見たことないような、

膨大でかつ、非常にわかりやすくまとまった資料をお持ち帰り用に用意していたのである

なんかもう、取材しなくても、この資料キトーにまとめたら記事書けちゃいそうな。

もちろん、そんな手抜き仕事をして相手の思うツボにはまってはいかんので、

きちんと担当者さんに話を聞いて、自分なりの記事を書いてみたのだが、

やっぱり資料に引きずられなかったかといえば、影響はあったわけで、

まあ、恐ろしい会社であった。

かつて「メイド・イン・ジャパン」の強さの象徴として流布されたSONY伝説は、

もちろん実力の部分もあったけれど、伝説伝説たらしめようという広報戦略によって

かさを増されていた側面も多かったというのは、そこそこ業界で有名な話である

なんだか、大分、話がそれた。



多分、池上氏は、NHKでそこそこの社会部記者だったのだろうと思われる。

そんな彼の経歴の中で異彩を放っているのは、そろそろ管理職か専門記者か、という分岐点にさしかかったあたりで

キャスターに転身し、その後10年以上にわたって「週刊こどもニュース」を担当していたことだろう。

(すごい優秀な記者と認められていたら、ここいらで、海外支局あたりで経験つんでいるはずである

そこそこの取材経験を積んだ後で、

衆議院参議院って、どう違うのですか?」とか「比例代表制ってなんですか?」とか、

「どうして輸出が中心の企業は、円高ドル安になると困るんですか?」とか

あらためて、そういうレベルからニュース解説する仕事を10年以上も続けたジャーナリストは、

少なくとも今の日本では皆無に等しいんではなかろうか?



普通、そこそこキャリアを積んだ記者は、あらためてそんな仕事をしたがらないし、

そもそも、そんなレベルことは、真っ当な社会人ならば学校で習っているはず、というのが日本社会の建前で、

読者や視聴者を、そんなこともわからないヤツらと想定して記事番組を作っていたら、

ある意味、「お客様をバカにしている」ことにもなりかねない(と、みんな考えていたのだろうと思う)。

まあ実際、そのレベル作ってみたら、予想以上に受けたわけだが。


「こども向け」の番組というフォーマットを得ることで、池上氏はそういう稀有仕事を追及していった。

その結果、得たのが、あのたぐいまれなるプレゼン能力だと思うのだ。

多分、池上氏程度の知識や取材能力をもった記者は、NHKや全国紙にはゴロゴロしていると思う。

自分のかつての勤め先でも、そこそこキャリアがあって、東京でそれなりに仕事している先輩は、皆さんそれなりに凄かった)

でも、その知識や取材結果を子供にわかレベルでよどみなくしゃべれる人は、そうはいない。


池上氏のニュース解説番組をたまに拝見すると、自然災害メカニズムから、最新の科学上の発見、日本選挙から世界経済まで

あらゆる森羅万象を斬っておられるようである

だが、自分が見る限り、その解説一般紙新書本で得られる知見を超えるものほとんど見ない。

「いや、それは、視聴者に分かりやすいレベルにしているからで、その背後には物凄い知識が・・・」という見方もあるが、

果たしてどうだろうか?

多分、毎日6紙読むという新聞ベースに、ひたすら横に広くいろいろな情報を取り入れておられるように見える。

海外取材などの映像を見ることもあるが、どうも、テレビ局とコーディネータによるセッティングが透けて見えてしょうがない。

多分、その経歴からいっても、海外取材独自ルートなどはそんなにお持ちではなさそうだ。

やはり、「あまり深くないレベルで次々とあらゆる分野に取り組んでいく」ことがこの人の真骨頂だと思う。

それが悪い、ということではなくて、それがこなせる凄さがある、ということである


著書を読んでも(といっても、ほんの数冊目を通しただけだが)、たとえば同じNHK出身の元ワシントン支局長の手島龍一氏とか、

あるいは日経の元スター記者週刊ニュース新書田勢康弘氏の著書のような、深い取材と鋭い洞察に支えられた

凄みのようなものは感じられない。

そのかわり、入門書としてのわかりやすさはピカイチだ。

やはり、この人の存在価値は「広く入門レベルの知識を提供する」以上でも以下でもないのだろうと思う。

(なお、今、軽く検索してみたらどうやらニュース英語の本まで出されているようだが、

膨大な著書のどこまでご自分で書かれているのだろうか?という疑問は置いておく。

出版業界では、驚くほど「著者が適当にしゃべったことを編集者ライターがまとめた本」というのが、世間で思われている以上に多い。

あと、池上氏が英語を話しているところって、あんまり見たことないような。

NHKの採用試験突破するくらいだから、読むことに関しては、そこそこのレベルと推察できるが)




さらに、分かりやすさの理由の一つとして、「子供のような素朴な疑問にも正面から取り組む」というのがあるように思う。

巷間よくいわれる、選挙特番の「池上無双」の象徴ともいわれる「創価学会話題」についても、

タブーへの果敢な挑戦というより、素朴な疑問を追求していった結果なのかもしれない。

「どうして自民党公明党と組んでいるんですか?」という質問は、大人あんまりしない。

それは何となくタブーであると感じているせいでもあるが、一方で「そりゃ、理由はみんな知っている」からである

ましてや、「政治記者歴何十年」を売りにするような政治ジャーナリスト諸氏は、

そんなことよりも、自分の掴んできた独自情報を話したくて仕方なかろう。


だが、池上氏はそういう疑問をスルーしたりしない。

「それは、公明党には創価学会という支持母体があって、固定票が見込めるからですよ」と優しく語りかけるのだ。

で、「では、公明党創価学会本部がある信濃町に行ってみましょう!」と、女子アナを連れてツアーを組んだりする。

実際、やってみれば、放送しちゃいけないタブーというほどのこともない。

そりゃそうだ。

ある程度、日本の政治に関心を持っている人ならば、普通に知っていることなのだから


公明党の側だって、連立与党として大臣まで出す立場になった以上、その程度の取材拒否するはずもなく、

ちゃんと「公式な答え」だって用意している。


から池上氏が

創価学会の人たちが、選挙は功徳だなんていう仏教用語を使っていたりしますが、政教分離観点からみて

問題があると思われませんか?」と質問しても、

創価学会は、大切な支持団体ではありますが、創価学会公明党は全く別個の組織です。

政教分離というのは、政府宗教活動を行ったり、宗教活動に介入したり、宗教団体政治に介入することを禁じております

宗教団体政党を支持することを禁じるものではなく、現在公明党創価学会関係問題と思っておりませんが云々」

といった、きちっと理論武装した答えしか返ってこない。


「そうはおっしゃいますけれども、ここに創価学会名誉会長が、公明党に指示した文書がありましてね・・・

などと、爆弾情報でもぶっこんで来たら、それは多少「タブーに斬り込んだ」ことになるだろうが、

そこまでのことはしない。

多分、そこまでの取材もしていないと思う。そもそもが、そういう役割の人ではなくて、そこは、

政治を専門する別のジャーナリスト役割だろう。

池上氏はただ、意味ありげに

はい、そうですか、よくわかりました」と視線を投げかけるという、

きわめてテレビキャスター的な技術を見せるのみだ。


で、こう考えてみると、やはり池上氏の凄さでは

子供にも分かるように語ること」「子供の持つような素朴な疑問をゆるがせにしないこと」

を常に追求し実践してきた所にあるように思われる。

これは、なかなかに難しい。

多分、そこには、「相手子供)が、何がわかって何がわからないのか」を推察する想像力共感力

「限られた言葉で複雑なことを説明する」ことを可能にする、優れた言語能力必要なのではないかと思っている。

ただし、限られた言葉で語りえることは、やはり、ある程度、限られているわけで、

その辺が、池上氏の限界ではないかと考えている。

2016-05-02

池上彰レベルになる方法

多分、その気になれば、そこまで難しいことではないと思う。

以下、列挙していく。

高校までの社会科(地歴・公民科)の教科書をもう一度読み直す

社会日本史世界史」とか思っていては論外。

案外、政治・経済倫理教科書は、基礎的な教養の宝庫。


全国紙産経を除く)を毎日よむ習慣をつける

電子版は構わないが、ネットニュースは不可。

ネットリアルタイムトップに来る項目が変わるため、「その瞬間」のニュースに惑わされる。

それより、「昨日一日何が起こったのか」をまとめられたものを読んだほうが良い。

リアルタイム性にこだわるより、きちっと、毎日何が起こったのかを、把握するほうが良いし、

そこまで「瞬時にニュースを知らなければならない必要は、あんまりない。株取引とかやってなければ。

あと、何をトップに持ってきて、見出しをどの大きさにするのかは、新聞社ニュース価値判断を示しているので、

蔑ろにすべきではない。

産経は、思想や主義主張以前のレベルで、誤報事実誤認が多いので(他紙に全くないわけではないが、産経よりまし)

まりお勧めしない。

読売朝日」、「日経毎日」とか、傾向の違う新聞を併読すると尚可。

とくにビジネス方面に強くなりたければ、当然、日経がメインになる。


3 より詳しく知りたいことは、書籍でチェック

とりあえず、岩波とか中公、講談社現代新書レベルで十分。

それぞれのジャンル入門書や、最近話題トピックについての概説書が毎月出ているわけだから

うまく活用すべし。

池上氏が選挙特番でお得意とする「創価学会ネタ」なんかも、十分新書レベルで手に入る。

で、ちゃんとした著書のちゃんとした書籍ならば、参考/引用図書とかでてるからさらに深堀りしたければ、

そこから入るのが近道。


4 大きな事件が起こった後の「Nスぺ」はチェックする

とりあえず、自然災害からテロ科学上の大発見まで、大きなトピックはたいていNHKスペシャルで「最新報告」をしてくれる。

受信料に対する怒りが軽減される。

5 ネットあくまで参考程度およびソースにあたるためのツールとして使う。

ネット情報玉石混交なのは今更いうまでもないが、けっこう使えるのは、「議事録」とか「発表資料」とか

記者会見映像」とか、その他、いろいろな「原典」に直接当たれるのが、最大の強み。


多分、これくらいのことを継続していけば、

あなたの周りの直径100メートルくらいの範囲で、

「あの人、いろんなこと知ってるねえ、池上さんみたいだねえ」と尊敬される程度の知識は身につくと思う。

ただし、これはあくまインプット方法なので、アウトプットの仕方を間違えると

ただのウザい人になりかねないが。


池上彰という人は、抜きんでた専門分野もないし、

ジャーナリストとしても、ものすごいスクープをとったことがあるとか、そういう実力はないと思うけれど、

情報を取捨選択してわかりやすく伝える能力と、選挙特番に見られるような、瞬時に判断して的確に質問する力がハンパないと思う。

残念ながら、こういうアウトプット能力の磨き方は、うまくまとめられないので、

どこかの増田さん、まとめてくれないだろうか?

2016-04-02

詳しい人試算プリーズ

沖縄県の全住居に全国紙(東京版か近い九州版のどちらでも)の新聞を配布する場合コストはどれくらいかかるの?

2016-02-18

本を書くのは大変だ

数年前、留学から帰ってきた自分の専門がたまたましかたからか、遊びで作った同人誌全国紙記者の目にとまり、そこから出版社へと連絡が回り、高そうな店と老舗バーに呼び出された末に執筆依頼を受けた。基本的自己評価の低い人間なので嬉しかったけれど、実際、何を書いたものかと思いながら、その編集者記者とは仲良く友人のようになり、数年が過ぎた。

2016年、年が明けてから色々と思うところがあり、やっと書き始めた。昨日、東京駅で会った作家一時帰国中の某国在住の博士に近況報告がてら書きかけの原稿を見せたら、今すぐ編集に連絡したほうが良いと言われたので、アニメ映画を観たあと、久しぶりに編集に連絡をした。2万字程度書いているが、本にするには最低でもこの5倍か6倍は書かなくてはならない。でも、今までブログやら論文まがいのもので書き散らしたものがあるので、それを整形すれば、おそらく、読める本にはなると思う。

作家になろうと思ったことはない。憧れはするが、自分にそんな才能があると感じたことがない。

から、たぶん一度きりのチャンスだろうから夏前までには書きあげて何とか上梓したい。

もし、この企てが成功すれば、最近日本では途切れていた分野の復活に一役買えると自負している。

もちろん、きちんと書きあげ完成し、それが流通に乗った場合に限るわけだけど。

ただ、個人的には、いま書いているものが、僕にとっての社会貢献だという意識はある。というか、人類への貢献とか歴史形成とか言っても過言でない。数百年後、千年後に現われるであろう天才や偉大な誰かへとバトンをつなぐために、小さな砂粒を海に投げる試み。

出版社ダメという場合もあるので、その場合は、冬のコミケに出してみようかと思っている。最低限の目標は、今まで世話になった家族や知人が笑って読んでくれるようなものにすることだ。もちろん高望みかもしれないが、できれば、見知らぬ多くの人が楽しめるものになるといい。友人経由で、某省官僚が僕の本を待っているという話もある。その官僚が笑って読んでくれるようなものにしたい。少しは人文学の減衰に対しても益することができるかもしれないし。

僕の周囲には、十万部単位の専業作家や著書が数冊ある友人たちがいる。いざ書き始めてみると、彼らの苦労が見えてくる。本を書くのは大変だ。でも、きっと、こうやって言葉を紡ぐことが、どこかの誰か何かになるんだろう。その意味で、初めにことばあり、ことばは神であり、ことばは神とともにあったという有名な一句は、象徴的だ。文字通り、ことばが人の世界を造っている。

なんとか書き上げて、本屋に並べばいいなぁと思っている。

2015-07-01

大学生・若手社会人の「新聞」の選び方【2015年版】

 

これから新聞を取ろうと思っている1020代前半の人達新聞の選び方を指南したいと思う。

ここで間違うと貴方の一生が台無しになる可能性大なので慎重に。

 

日本にいくつ新聞があるか知らないけど、まあ100はくだらないのは間違いない。めっちゃ多い。

なのでその中から「選択する」というよりは「ふるい落とす」方が無難

ブラックリスト方式で除外してから残ったのを選ぶといいだろう。

 

絶対にとっちゃいけない新聞

それぞれ解説する。まあ下の2つは言うまでも無くありえない。こんな新聞若いから定期購読しようなんて人はいないだろうけど。特に夕刊紙系は定期購読はもちろんのことウェブで読むのも避けた方がいい。夕刊フジとかああいうのは未来現在も完全に終わってるオッサンが憂さ晴らしに読む為のものなので得るものは無い。

 

「主張が強すぎる新聞」とは何か。まあようするに政治的スタンスを張ってて、それを売りにしてる新聞だ。

日本だと代表的なのは左・リベラル系が【朝日毎日北海道沖縄タイムス沖縄新報神奈川西日本】などだ。

右は【産経】の独壇場。

これらを若いから読むべきではない。絶対に。

 

次に「主張を通すために捏造する新聞」とは何か。代表的なのは言うまでも無く【朝日】だが、これは朝日に限らず主義が強すぎる新聞は多かれ少なかれやってる傾向にある。地方系の左寄り新聞話題にならないけど日常茶飯レベルでやってる。本来メディアマスコミとは多種多様意見国民提供し、それを通して国民考える力を向上させるためのものであるべきなのに、彼らにとってメディア自分達の意見国民に植え付けるor押し付けるための道具だと捉えているから、そのためには多少の捏造は許容されるよねってなもんだ。避けよう。

君がエリート学会員になりたいのなら宗教新聞もありかもしれない。でもここではそういう塵クズのことは考慮したくないので宗教新聞は避けるべきとだけ言っておく。君が40代ごろになって冴えない面して「格差社会にはんたーい!」とかデモ行進したいのなら政党新聞代表格【赤旗】もいいかもしれない。でも赤旗若い頃に読めば読むほど君の生涯年収は確実に下がる。

 

メリットもあるがデメリットもある新聞

地方紙」に関しては君が住む地域をのことを一番丁寧に報道する唯一のメディアなのでもちろんメリットはある。全国紙では扱われないような小さい地域のことでも、その地域に住む人にとってはとても大事なことっていっぱいあるよね。だから地方紙メリットはある。

しかしその一方で、地方紙の主張はたいていの場合偏っているのが普通だ。伝統的に保守が強い地域ではリベラル色は薄いし、また沖縄のような特殊地域新聞ははっきり言って偏っているというレベルでは形容できないほどに世界が歪んでしまってる。そういうデメリットを必ず考慮すること。

「あまり専門性の高い新聞」とは何かというと業界紙の類い。金融系の新聞とか工業紙とかね。君がその業界に行くと決めているのなら読む価値はあるのかもしれないが、しかしよく考えて欲しいのだけれど、企業学生専門性は求めていないんだ。たとえ面接で君が金融業界に詳しいそぶりを見せた所で、そんなもの何の役にもたたねーよと鼻で笑うのが面接官だ。事実役に立たない。学生当事者意識経験も無い状態で業界紙なんぞ読んでも何も身に付かない。そんなものを読む時間を他の汎用的で普遍的な知識の獲得、および思考する時間に充てるべきだ。

じゃあ何を読めばいいのか

ここまでで「読むべきでは無い新聞」を紹介した。次に肝心の「読むべき新聞」を紹介する。上でブラックリストにあげた新聞を予め除外すれば大変シンプルリストになる。

これがまともな若い日本人が読む3つの新聞だ。これ以外は見向きもしなくてよい。

読売日経はもう説明不要王道中の王道新聞代表格。どちらの新聞政治色が薄い。しかしそれは政治話題を取り扱わないというわけではない。もちろん日経は分量が少なくはなるけれど、しっかりとキーポイントは伝えてくるので過不足は無い。色が無くフラット姿勢で伝えて来る情報こそに意義がある。最初から政府は間違ってる!」「韓国は間違ってる!」と決めつけてそれしか言わない連中の意見なんぞ若いから聞く必要は無い。朝日産経なんぞは自分の色が固まったオッサンオバサンが読むものだ。

英字新聞については異論あるかもしれない。しか英字新聞を3年毎日読み込んで得られる英語力は必ず君の力になるだろう。

 

ようするに新聞を選ぶ行為とは君がどういう人間になりたいかを選択する行為にもつながるのだ。インターネット以前の時代と比べて新聞重要性は確かに低下している。しかし一つの情報ソースを丁寧に読み続ける事は必ず、必ずや君のしっかりした土台になる。基礎になる。だからこそ若い頃は色の無いものを読もう。色は自分でつけるものであって、人から付けられるものではない。

 

新聞はその辺にころがってる本を読むのとはわけが違う。毎日毎日、同じ人間達が書いたものを、何年も読み続けるわけだ。書いている人間思想が君の脳みそにしみ込んでいく。だからこそ色がついていないものを読もう。

 

以上。

2015-06-27

沖縄の異常な新聞事情

作家ヤバい発言して問題になってる沖縄新聞事情について昔の思い出を書く。

 

都会に住んでる人はいわゆる全国紙(読売/朝日/毎日/産経/日経)だろうし、地方紙が強い地域もある。 

しか沖縄場合普通地方とは違う。

圧倒的に強いなんてレベルじゃないぐらい地元新聞だらけなのだ

 

全国紙だけとって地元紙をとってないと商工議会からお叱りをくらう

一時期沖縄IT企業が集まってた頃がある。2004~06年ぐらいがピークだったかな。ITって言っても儲かってるwebデザイン企業沖縄支社出したりとか、あとコールセンターとかそういうのね。地価が安いんで一時期沖縄は重宝されてたんです。人材が糞すぎるのと物理的な距離が東京大からありすぎるので今は廃れたけど。

 

オレも一時期沖縄支社で働いてた事がある。初代支社長みたいな立場で赴任したんよ。

で、新聞をやっぱりとらないとなと思って日経読売だけとることにした。

無難な選択に思えるじゃん?来客用のテーブル近くに置いてたんだけど、ある日地元の商工議会所の人らがうちに見学しに来て、新聞を見て怒りだした。

 

「これだけですか?なぜタイムスも新報も無いのですか?」って。

新報ってのは琉球新報タイムスは沖縄タイムスのこと。沖縄の二大新聞だ。

 

「はあ、本社がこの2つですから」と気の抜けた返事を返したのを覚えている。それが余計に癪に触ったのだろう。

「本当に沖縄ビジネスするつもりがおたくらにあるんですか!?」と、いきなり声を荒げて怒り出した。

その場はもう一人の若い人がうまく取り繕ってくれて収まったんだけど、後日呼び出しをくらって向こうの事務所説教された。

 

ありえないと思うでしょ?いや実際ありえないですよこんな世界日本じゃない。取ってる新聞ときで一企業に対して説教する連中がいるっていうのはもう日本じゃないですよこれ。

から調べて知ったのだが読売新聞シェアは0.1%朝日が0.2%という異常な数字

全国紙で一番シェアが高い日経でさえも1%に届いていない。

多分これらの全国紙をとっているのは企業、あるいは一般家庭でも日経+沖縄タイムスみたいに2つ新聞をとっているところだけなんだろう。

全国紙だけをとっている家庭なんか無いだろうし、企業公的機関もほぼ0なんだろう。

 

そのくらい沖縄は独特の文化風習があるってこと。

から今回の作家発言は単に左翼リベラルを刺激したって以上に、沖縄県からすれば相当精神的なところを突かれてるんだと思うね。

ほとんどの日本人みそ汁とか天皇とか富士山外国人から馬鹿にされたらイラッとくるのと同じぐらい沖縄人にとっちゃ地元新聞大事なんだよね。

心の拠り所みたいになってる。

 

沖縄に最低1年でいいから住んでみたらなぜみんな基地に反対するのか理解できます

心の拠り所の新聞が反対してるんだから、そりゃ反対しますよ。そこはもう理屈じゃない。お金じゃない。心の問題。それを政府与党はわかってない。

沖縄担当大臣沖縄に住むようにしたら、もっと政府沖縄の間もスムーズにいくんじゃないですかね。

2015-05-20

実際のところアメリカ人慰安婦問題をどう考えているのか

慰安婦右往左往する日韓

 

この問題アメリカメディアはどう伝えているのか。そしてアメリカ国民はどう考えているのか。

アメリカ在住の立場で書いておきたい。

 

結論から言うと、アメリカ人ほとんどが慰安婦なんて存在を知らないに等しい。

「興味が無い」を通りこしてて、知りもしない。そんなレベル

 

ニューヨークタイムズ慰安婦問題日本批判しているかアメリカは〜という論調をたまに見かけますが、アメリカ人でNYT読んでる人なんて100万人程度なんですよ。3億人いて100万しか読んでない。それでも国内3位の新聞なわけですけど、まあアメリカ以外の人が思ってるほどNYTとかワシントンポストなんて影響力無いんです。アメリカ人にとっての政治経済ニュースってのは地元ローカル新聞と、それから圧倒的にテレビから情報に寄るところが大きいです。あと日本と違って政治宗教の話を職場の人同士でガッツリ議論したりもしますね。日本のいわゆる全国紙にあたる新聞国内の影響力って全然無いんです。

 

で、慰安婦。これをテレビローカル新聞がどう伝えているかというと、何も伝えてないに等しいぐらい全く触れません。そりゃそうですよ、だってアジアの国同士でよくわからん口喧嘩してる程度の事象ぐらいにしか映ってないですよ東アジア以外の国々からすれば。喧嘩って言っても口喧嘩だし、誰も死なないし、そんな程度のことに構ってられるほど世界は暇じゃないわけです。東アジア問題北朝鮮の暴発、そして何と言っても中国覇権主義です。長らく民主党政権が続いて中国に対してもわりと穏やかな報道が続いていたわけですけど、ようやくアメリカ中国のヤバさに焦ってきてて、ここ1年ぐらいは中国批判論調が爆発的に増えましたね。北朝鮮とかもうどうでもいいやってレベル中国ヤバい論が席巻してます東アジア以外に目を向ければISIS欧州経済問題。この2つは自分達の生活生命に直結するところですからロシアはまあそのうちどうせショボくれるだろうぐらいに下に見てて、あと最近ではキューバ関連もテレビ中心に熱いです。キューバ大好き!キューバLOVE!みたいな番組多いです。

 

アメリカ経済力どころか軍事的にも肩を並べようとしている中国問題、本土まで核ミサイル打ち込める可能性が出てきた北朝鮮問題ISISロシアキューバに比べて、何ですかこの日韓慰安婦問題ってのは。こんなもんで大騒ぎされてもアメリカとしては迷惑まりないし、そのへんの主婦同士がゴミ出しのルール喧嘩してるのを遠目に眺めてるぐらいの認識しか過ぎません。何でお前等のゴミ出しルールに俺が巻き込まれないといけないんだよ死ねボケ共、ぐらいの認識

 

久米さん時代ニュースステーションみたいに司会者結構自分意見を言ったり、ジョーク連発したりするような報道ニュース番組が人気あるんですが、そこでもごくごくたまーーーーに慰安婦問題報道されるぐらい。で、その時司会者が何て言うと思います

 

「70年前のことをまだ怒ってるのかwww」「パールハーバー恨んでる奴まだいるの?」「さっさと謝っちまえばいいじゃん何をそんなに意固地になってんの、おれもこないだ浮気がバレたときすぐ嫁さんに謝ったよwww」とかこんな調子日韓馬鹿にして笑い?を取ってきます別に面白くはないんだけど。

 

まあそのくらいアメリカにとって慰安婦ってどうでもいいことなんです。

もし日本人あなたが、アフリカの隣国同士が国境線で揉めてるニューステレビで見たらどう思います

「くだらねー」「そんなもんじゃんけんで決めろよ」ぐらいに思いませんか?

そんな程度の話なんです日韓以外の国から見たら。 

そんなくだらねー話持ってくんな、死ね、ぐらいにしかアメリカ人は思ってません。

恥ずかしいからあんまり大騒ぎしないで欲しいですね、頼みますよ双方。

2014-11-11

ゲーマーゲートの件

スラドでAC書き込みした文章だけど、4gamer記事が注目されてるようなので加筆修正して増田にも転記する次第。

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ゲーマーゲートに批判的な立場から解説を試みる。正直話が広がりすぎてて説明しきれないので、ごく部分的に。長いけどかんべんな。

一言

ゲーマーゲートを一言で言うと、FPS代表されるメインストリーム洋ゲープレイヤーたちが「女は俺たちのゲームケチをつけるな!」「ケチつける奴は荒らしまくって黙らせろ!」「殺害予告!」「レイープ脅迫!」「ケチつける奴に味方するやつも同罪!」「むしろ死ね!」などと吹き上がって無差別荒らしをしている状態のことである

実際にリーダーがいるわけではなく、8chan(4chanを追い出されたために作られた専用掲示板)やIRCredditが主な活動場所となっている。

統一された主張もなく、めいめい勝手に「俺の気に入らないこと」があると攻撃しに行くイナゴ集団である。なので議論が成立しない。

少なくないゲーム製作者・業界関係者が実際に荒らし行為で実生活ダメージを負い、被害が多方面に広がっている。NYTなど全国紙NBCBBCなどテレビにも取り上げられるほどである

誤解が多いが、これを「またフェミニストがうるさいこと言ってる」という文脈でとらえるのは主客転倒もいいところなので、そこは強調したい。

■そもそものきっか

Zoe Quinn氏の元彼が、Quinn氏がKotakuライターに対して枕営業をして自作インディーゲーム"Depression Quest"(鬱病を題材にしたアドベンチャーゲーム)に好意的レビューを書かせたという中傷4chan投稿

(この指摘は事実無根と明らかになっている)

ついでに自宅住所などの個人情報ヌード写真等を開示し、4chan勢をたきつけてQuinn氏に差し向ける。

Quinn氏は自身家族への殺害予告電話凸等を受けて、現在も自宅を離れている状態。

というように、元は単なる私怨によるリベンジであった可能性が高い。

ゲーマーゲート命名

Youtubeの有力動レビュアーInternet Aristocratがこの疑惑を取り上げ、俳優アダムボールドウィンがGamerGateのハッシュタグをつけてこの動画ツイートした。かくしてGamerGateという命名が生まれた。

ゲーム製作者とゲームジャーナリズム癒着を許さない」という論点Quinn批判およびゲーマーゲートの大義名分となった。

現実にはQuinn氏に対する批判事実無根であった上、Depression Questもヒット作と言うほど売れるような作品ではない。ゲーム製作者とゲームニュースメディア関係者がいかなる関係も持ってはならないという潔癖主義は非現実的だし、特にインディーゲーム開発者は食うにも困るような低所得者が少なくない。彼らとゲームメディアとの「癒着」という、存在するかどうかも明らかでない現象をあげつらっているに過ぎない。癒着云々を言うなら大手パブリッシャーメディア関係をただすのが先ではないのか。

一方で、AAAタイトルShadow Of MordorのパブリッシャーWarnerが、レビュー動画批判をしないことを条件にYoutube動画レビュアーに金を出していた件について、ゲーマーゲートは一切問題にしていない。

http://www.forbes.com/sites/erikkain/2014/10/08/middle-earth-shadow-of-mordor-paid-branding-deals-should-have-gamergate-up-in-arms/

自分たちが好むゲームを作る会社が「不正」を行っても批判をしないのはダブスタとの指摘を免れないだろう。

■拡大する被害立場表明

FEZ開発者Phil FishQuinn擁護荒らし批判を行ったところ、荒らし勢に報復として自社webサイトクラックされ企業情報個人情報暴露等の被害に遭う。Fish氏は荒らし勢への激しい批判を表明し、ネットから姿を消す。

ゲーマーゲート側は「自作自演ではないか」と疑っている)

http://ja.wikipedia.org/wiki/FEZ_(%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0)

ゲーマーゲートに批判的な投稿記事掲載したGamasutraニュースサイト)に対して、ゲーマーゲート勢がスポンサーであるIntelに凸行為を行い、広告出稿を引き上げさせるという事態に発展。

http://www.gamespark.jp/article/2014/10/04/52048.html

ゲーマーゲート批判意見業界関係者が表明すると、すぐさまtwitter掲示板罵倒暴行予告、殺害予告、住所など個人情報暴露電凸が多数飛んでくるという状況になっている。IGDADIGRAといった研究団体にまで抗議が及ぶに至っては驚きを禁じ得ない。

ゲーマーゲートは荒らしとは関係ない」「荒らしをする奴はゲーマーゲートではない」という意味不明擁護も多い。(本人はそう思っているのかもしれないが)

Quinn氏が女性であると言うことと、意見を表明するだけで攻撃対象となりかねないことから特にゲーム業界で働く女性が身の危険を感じて業界を離れるケースもあり、事態危惧されている。

銃社会アメリカでは殺害予告レイプ脅迫の脅威の度合いが日本とは桁違いであることはご理解いただけるかと思う。

ゲームニュースサイトは直接の名指しの有無など温度差はありつつも、ゲーマーゲート的な動きを批判するコメント掲載している。

ゲーム機メーカーパブリッシャー、開発会社から同様なコメントが出たという話は今のところ聞いていない。

本来ならばゲームビジネス最上流にあるこうした企業一丸となって「差別暴力を認めない。ゲーマーゲートには与しない」とメッセージを出すべき所ではなかろうか。

フェミニズム視点から批判暴力的反撃

時期的にQuinn氏との件と直接の関係はない。

Anita Sarkeesian氏は2009年からフェミニズム視点からポップカルチャーゲーム含む)での女性描写研究し、「現代メインストリームビデオゲームには女性をモノ扱いする描写が多すぎる」という批判意見を展開している。具体的には以下の通り。

http://www.feministfrequency.com/2014/06/women-as-background-decoration-tropes-vs-women/

one very particular type of non-essential female NPC. Those specifically designed as a decorative virtual “sex classwho exist to service straight male desire.

ゲーム本質関係ないNPCストレート男性性的欲求を満たすためだけにデザインされたお飾りの仮想の『性労働者』」--実例としてはメジャーオープンワールド作品に見られる売春婦ヌードダンサーと言った描写が挙がっている。

So why does any of this matter? What’s the real harm in sexually objectifying women? Well, the negative impacts of sexual objectification have been studied extensively over the years and the effects on people of all genders are quite clear and very serious. Research has consistently found that exposure to these types of images negatively impacts perceptions and beliefs about real world women and reinforces harmful myths about sexual violence.

「そう言うものばかり消費していると、男女問わず現実世界女性に対する認識が歪んでしまい、性的暴力に対する有害な誤解をいっそう強化する」というわけ。

(この指摘を是とするか否かはまた別の話だが)

Quinn氏の件を受けて、「俺たちのビデオゲームケチをつける意見」として再着目され、バッシングさらに強まり現在に至る。Sarkeesian氏も数々の脅迫を受けて自宅を離れている。

実際にユタ州大学での講演に対してゲーマーゲートを名乗り「銃を乱射する、大勢殺す」といった襲撃予告があり、Sarkeesian氏は講演をキャンセルしている。

http://www.washingtonpost.com/news/morning-mix/wp/2014/10/15/gamergate-feminist-video-game-critic-anita-sarkeesian-cancels-utah-lecture-after-threat-citing-police-inability-to-prevent-concealed-weapons-at-event/

マイノリティマジョリティ

ゲーマーゲートの主たる層は若い白人男性と考えられている。(FPSを好んでやるような層)

女性有色人種LGBTといった、いわゆるマイノリティゲーム業界への参画を好ましく思っていない(してもいいが俺たちのゲームへの批判は一切許さない)という潜在的な差別意識がこうした破壊荒らし行為の一因とも考えられる。

従来「ゲームにおけるマイノリティ描写に対する批判」に対し、ゲーマーたちの反応は「じゃあ自分ゲーム作れ」であった。

ところが実際にマイノリティ側がゲームを作ったら、その作者たちや、それを取り上げたジャーナリズムに対してソーシャルおよびリアル暴力沈黙撤退を強いている。

現実世界女性に対する認識が歪んでしまう」というSarkeesian氏の指摘がそのまま当てはまっている

かつてマイノリティであったはずのゲーマーマジョリティとなって、自分らに異を唱えるマイノリティを力で排除しているというのが今の構図である。そのくせ意識だけはマイノリティのままで被害者面をするので実にたちが悪い

(参考)おたくカルチャーは一度足元を見直すべきときなのか


twitterで回ってくるRTを見る限り荒らしが収まる様子はまったくなく、自浄作用が働くことは期待できそうにない。

30年、40年かけて培われたゲーム文化レピュテーションを、当のゲーマーたちが自分の手で切り崩している状況を残念と言わずして何と言うべきか。

個人的には日本にあってあまり深追いすべき事象とは思わないが、この記事事態の正確な理解に貢献できれば幸いに思う。

■参考リンク

現状認識について。英語だけどよくまとまっている。

http://knowyourmeme.com/memes/events/gamergate

日本語記事ではこれがまともだった。

http://www.huffingtonpost.jp/kazuhiro-taira/gamer-gate_b_6058692.html

2014-02-22

http://anond.hatelabo.jp/20140222155340

滋賀県民は、

虚構新聞にひっそりと滋賀ご当地ネタが仕込まれると、内心にやにや喜んでるんだよ。

本物の全国紙には載らないから、虚構という全国紙に載ってインターネットに放流されていく、この喜び。

内輪で悪かったな!!

2012-09-15

地方紙報道婦女暴行事件被害者プライバシー

山形住み。

山形県には山形新聞っていう地方新聞があって、特色のひとつが、全国紙では扱わないような県内で起きた小さな事件事故を記事にするっていうのがある。

酒気帯び運転した。万引きした。配偶者を殴った。飲み屋喧嘩した。

犯罪以外でも、登山中動けなくなって救助してもらった。熊に遭遇した。畑が焼けた。自宅の屋根から落ちて足を折った。自転車で転んで怪我をした。

全部実名と年齢と住所(○○市○○町)が記されて新聞に載る。

さらに、事件が微罪で初犯だったりすると不起訴になるから、そのときには事件が不起訴になりましたっていう記事とともに、犯人の素性が再び晒される。

それは犯罪を犯す者に対するひとつ抑止力になるからそれはいいと思うけど、今朝の朝刊では、男が元カノの部屋に侵入して乱暴した暴行致傷事件の記事で、被害者女性の年齢に加えて、犯行現場でもある被害者女性の住所が○市○町○丁目まで書かれていた。

東京なら○丁目の中に数千人もの人が住んでいるかもしれないが、地方田舎なら町内人口密度はぐっと下がるし、周り近所見知った人ばかりの可能性も大きい。

警察がそこまで公表したから記事にしたってのもあるんだろうけど、レイプ被害者プライバシー保護ってかなり問題があるんじゃないかあらためて思った。

2012-08-09

http://anond.hatelabo.jp/20120808023014

おらが地元地方紙は怪しい広告だらけだ。著名付きの記事など無い。地元行政への突っ込んだ批判もほぼ無し。

地元で何か起きても表沙汰になってから全国紙に遅れてドヤ顔で上から批判する程度

一面下部の広告は、○○療法で××病が驚くほど治った!とか

資格商法臭い広告、後は怪しい占い霊界がどうとかの広告が並び

2面には大作エルカンターレ辺りの雑誌広告が輝く

後はパチンコ屋の折込チラシ

好き放題嘘を並べた後に"※個人の感想です"で全部済ます健康食品広告が入る

真っ当な広告を探す方が難しい

こんな下種い稼ぎ方をしながら偉そうなコラム社説毎日書いて居られる神経には感心する

おっさん上から目線で書いた天声人語風糞コラムを書き写す専用ノートを発売して売り出してる所も凄い

2012-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20120720122532

まあ野田の弟ってのがなきゃ、その地方でひっそり処理されて終わるレベルから

野田兄の方が何かしらかで関わってたとかでもなきゃ、全国ニュースで流すほどのスキャンダルではないよ

全国紙に載ったってだけでも十分な扱い

2012-05-30

http://anond.hatelabo.jp/20120530180150

なんだったら、ネットなんかやらない、中高年以上の層にも、

片山さつきがどれぐらい人種偏見にみちた言動をネットで繰り広げているか

意見広告のなかにおりこんで、全国紙で流してやりたい。

「お前ら、こういう奴を正気とおもうか?」と。

https://twitter.com/noiehoie/statuses/206655921106067457?tw_i=206655921106067457&tw_e=details&tw_p=tweetembed

世間の人に何かを訴えようってとき

「~してやりたい」とか

「お前ら~」とか

この言葉遣いだけでまともな大人じゃないと思うんだけど。

なんかnoiehoieさんのことを「よくtwitter喧嘩してる人」ぐらいに思ってました。

かなりパワーや人望がある人なんですね。

御見それしました。

俺も普段の言葉遣いで雑魚っぽく捉えていたから意外な集金力にはびっくり。

河本さん募金についてのとりあえずの疑問など

0.概要

生活保護】 「河本さんは悪くない。全国紙の一面に意見広告を出そう」 目標額は5000万円…ツイッターで呼びかけ

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1714839.html

で話題になっている河本さん募金


募金の本サイトはこちら、civilactionjapanだそうです。

http://civilactionjapan.blogspot.jp/2012/05/blog-post.html

1.noiehoieさん

togetterでチラホラ見かけるnoiehoieさんが主催者らしい。

失礼だけど「え!大丈夫かしら!」と思ってしまった。

サイトの趣意文を見るとその危惧よりずっとまともな印象で、失礼しましたと言う感じ。


2.これ誰がやってるの?

表にババーンと出てきてるのは我等のnoiehoieさんだけど

趣意文には#CIVILACTIONJAPAN 有志一同と書いてある。

noiehoieさん以外はどなた?

というのがまず疑問。


3.なんか速くね?

noiehoieさんがtwitterで「よし決めた」って言ってから1日半でサイト公開&集金開始。

単純な作業量的には出来ないわけじゃないけど、根幹メンバーの話し合いとか最低限の意思疎通の時間考えると

ジェバンニってレベルじゃない気もする。


3-2

2と3を一度に解決できる答はたとえば

・CIVILACTIONJAPAN 有志一同というのはほとんどnoiehoieさん個人とイコール

・「よし決めた」前後の一連のツイートは演出で、それ以前から動き出していた。

とか?


4.目的と手段は合っているの?

河本さんを助けるために必要なのは巨額のお金なんだろうか。

それこそ生活困窮者を助けるにはお金がたぶんワンアンドオンリーぐらいに最適だけど。

河本さんを擁護したり助けたりするのに「五千万円で新聞広告を出す」は

ぼちぼち適切な手段(「最適な手段か」なんて無茶な疑問は発しませんよ)たりうるのでしょうか。


「よし決めた」が演出ツイートでないのなら

巨額の使い道をちょっと勢いで決めすぎな気がします。

スピードや実行を重んじたい気持ちをわかったうえでもね。


5.どういう人が入金すると見込んでいるの?

はてなブックマークページから賛同者を引くと

思いつきで、怪しくて、軽いノリだからこそ、この試みには意味がある。必要なのは社会的信用ではなく、noiehoieさんのエンタテナーとしての矜持。 2012/05/30

@noiehoie さんには1万円ぐらい騙されてもまあ問題ないのであとで入れてくる。 2012/05/30

とのことで、なんだかnoiehoieさんのネームバリューお金に換わってる印象が強い。

別にそこに問題があるとは思わないけど、家入さんのあれといい

何故いつも発起人のバリューを換金する感じになるんだろうこういうのは。

「広く浄財を~」とか「世間の賛同を増やしていって~」みたいなのと反対の感じ。


6.個人的な蛇足

なんかnoiehoieさんのことを「よくtwitter喧嘩してる人」ぐらいに思ってました。

かなりパワーや人望がある人なんですね。

御見それしました。

2011-09-24

はてなブックマークで、目障りなホッテントリ分類

2chまとめブログ

アルファルファモザイク痛いニュースやらおん!、ハム速、気になる速報など。おもしろカテゴリと、政治経済社会カテゴリを汚染。エロ画像まとめやアダルト商品や情報商材などのアフィリエイトリンクが多く、非常に悪質なSPAMサイトである

ライフハック

ライフハッカナナピIDEA*IDEAなど。まず「ライフハック」という言葉の本来の意味から遠い内容のものがおおい。変な人生訓や怪しい俗流心理学、おばあちゃんの知恵的な生活の知恵、フリーソフトの紹介など。2chまとめほどしつこくないが、アフィリンクが多く、「ライフハック」の看板を掲げる割にクソみたいな内容が多い。

SEO/WEB Tips

WEBクリエイターズBOX、かちびと.netPhotoshop VIPなど。たまに役立つことが書いてあるけど、ほとんどが「今更」感のあるTipsサービス紹介。そろそろWEB技術カテゴリでも新設して、隔離して欲しい。SEOブログWEBマーケティングブログなどはほとんどSPAMのような内容。最近見かけなくなってきてるけど、ブラックリストにでも入ったのだろうか?

産経

産経msnZAKZAKSPAなど。全国紙とは思えないクオリティの記事を量産。まるで2chまとめブログのような見出に、実話週刊誌のような記事。

Livedoor

アゴラ、BLOGOS。所謂WEBオピニオンだが、査読されていない信じがたいクオリティの寄稿が目立つ。一時期のJanJanネオリベ風味にした感じ。BLOGOSにはたまにネトサヨもいるけど。

池田信夫藤沢数希

経済学者自称しているけど、ただのアジテーターとなりつつある。説得でも議論でもなく罵倒により相手を攻撃。こんな人たちをアルファブロガー扱いしていいんだろうか。

はてな村限定アルファブロガー

id:Chikirin,id:aureliano,id:y_arimなど。アルファブロガーと言うよりも放火魔

2011-08-17

http://anond.hatelabo.jp/20110816233949

一度沈没寸前まで行ったチャンネル桜と「社会の木鐸」と謳った遠山景久社長時代のRFラジオ日本がいいようにあからさまな右派放送はスポンサー収入が取れない。

産経新聞フジからのおこぼれをもらって全国紙を維持してる様なもの

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