2015-07-01

大学生・若手社会人の「新聞」の選び方【2015年版】

 

これから新聞を取ろうと思っている1020代前半の人達新聞の選び方を指南したいと思う。

ここで間違うと貴方の一生が台無しになる可能性大なので慎重に。

 

日本にいくつ新聞があるか知らないけど、まあ100はくだらないのは間違いない。めっちゃ多い。

なのでその中から「選択する」というよりは「ふるい落とす」方が無難

ブラックリスト方式で除外してから残ったのを選ぶといいだろう。

 

絶対にとっちゃいけない新聞

それぞれ解説する。まあ下の2つは言うまでも無くありえない。こんな新聞若いから定期購読しようなんて人はいないだろうけど。特に夕刊紙系は定期購読はもちろんのことウェブで読むのも避けた方がいい。夕刊フジとかああいうのは未来現在も完全に終わってるオッサンが憂さ晴らしに読む為のものなので得るものは無い。

 

「主張が強すぎる新聞」とは何か。まあようするに政治的スタンスを張ってて、それを売りにしてる新聞だ。

日本だと代表的なのは左・リベラル系が【朝日毎日北海道沖縄タイムス沖縄新報神奈川西日本】などだ。

右は【産経】の独壇場。

これらを若いから読むべきではない。絶対に。

 

次に「主張を通すために捏造する新聞」とは何か。代表的なのは言うまでも無く【朝日】だが、これは朝日に限らず主義が強すぎる新聞は多かれ少なかれやってる傾向にある。地方系の左寄り新聞話題にならないけど日常茶飯レベルでやってる。本来メディアマスコミとは多種多様意見国民提供し、それを通して国民考える力を向上させるためのものであるべきなのに、彼らにとってメディア自分達の意見国民に植え付けるor押し付けるための道具だと捉えているから、そのためには多少の捏造は許容されるよねってなもんだ。避けよう。

君がエリート学会員になりたいのなら宗教新聞もありかもしれない。でもここではそういう塵クズのことは考慮したくないので宗教新聞は避けるべきとだけ言っておく。君が40代ごろになって冴えない面して「格差社会にはんたーい!」とかデモ行進したいのなら政党新聞代表格【赤旗】もいいかもしれない。でも赤旗若い頃に読めば読むほど君の生涯年収は確実に下がる。

 

メリットもあるがデメリットもある新聞

地方紙」に関しては君が住む地域をのことを一番丁寧に報道する唯一のメディアなのでもちろんメリットはある。全国紙では扱われないような小さい地域のことでも、その地域に住む人にとってはとても大事なことっていっぱいあるよね。だから地方紙メリットはある。

しかしその一方で、地方紙の主張はたいていの場合偏っているのが普通だ。伝統的に保守が強い地域ではリベラル色は薄いし、また沖縄のような特殊地域新聞ははっきり言って偏っているというレベルでは形容できないほどに世界が歪んでしまってる。そういうデメリットを必ず考慮すること。

「あまり専門性の高い新聞」とは何かというと業界紙の類い。金融系の新聞とか工業紙とかね。君がその業界に行くと決めているのなら読む価値はあるのかもしれないが、しかしよく考えて欲しいのだけれど、企業学生専門性は求めていないんだ。たとえ面接で君が金融業界に詳しいそぶりを見せた所で、そんなもの何の役にもたたねーよと鼻で笑うのが面接官だ。事実役に立たない。学生当事者意識経験も無い状態で業界紙なんぞ読んでも何も身に付かない。そんなものを読む時間を他の汎用的で普遍的な知識の獲得、および思考する時間に充てるべきだ。

じゃあ何を読めばいいのか

ここまでで「読むべきでは無い新聞」を紹介した。次に肝心の「読むべき新聞」を紹介する。上でブラックリストにあげた新聞を予め除外すれば大変シンプルリストになる。

これがまともな若い日本人が読む3つの新聞だ。これ以外は見向きもしなくてよい。

読売日経はもう説明不要王道中の王道新聞代表格。どちらの新聞政治色が薄い。しかしそれは政治話題を取り扱わないというわけではない。もちろん日経は分量が少なくはなるけれど、しっかりとキーポイントは伝えてくるので過不足は無い。色が無くフラット姿勢で伝えて来る情報こそに意義がある。最初から政府は間違ってる!」「韓国は間違ってる!」と決めつけてそれしか言わない連中の意見なんぞ若いから聞く必要は無い。朝日産経なんぞは自分の色が固まったオッサンオバサンが読むものだ。

英字新聞については異論あるかもしれない。しか英字新聞を3年毎日読み込んで得られる英語力は必ず君の力になるだろう。

 

ようするに新聞を選ぶ行為とは君がどういう人間になりたいかを選択する行為にもつながるのだ。インターネット以前の時代と比べて新聞重要性は確かに低下している。しかし一つの情報ソースを丁寧に読み続ける事は必ず、必ずや君のしっかりした土台になる。基礎になる。だからこそ若い頃は色の無いものを読もう。色は自分でつけるものであって、人から付けられるものではない。

 

新聞はその辺にころがってる本を読むのとはわけが違う。毎日毎日、同じ人間達が書いたものを、何年も読み続けるわけだ。書いている人間思想が君の脳みそにしみ込んでいく。だからこそ色がついていないものを読もう。

 

以上。

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