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はてなキーワード: 缶バッジとは

2021-03-09

人が喜ぶ事をするのが好き。特にプレゼントとか、サプライズとか。

誕生日プレゼントですごい欲しがってた服をあげたら泣いて喜んでくれた時とか、こっちまで泣きそうになる。サプライズで喜んでる姿を見るともっと何かしたい、って気持ちになる。

これだけ読めばいい事なのかもしれない。だけど一番の問題点は、人を喜ばせる為だけにかなりお金を使ってしまう事。

姉はあるソシャゲオタクで、グッズ、特に缶バッジ類を集めている。そのキャラは高レートな事もあり、高額転売も多々発生しているんだけど、その中でも割と安いやつ(大体~2000)をサプライズで買ってしまう、という事がある。

誕生日でも何かの記念日でもないのに。フリマアプリでグッズを見かけたら、「あ、喜ぶかな。買っちゃお」くらいの気持ちで買ってしまう。勿論何の見返りもないし、あっても感謝言葉とか、それだけ。「買って」ってせがまれる事もない。せがまれる前に自分で買っちゃうってだけなんだけど。

どうして頼まれてもいない事を喜んでほしいからってやってしまうんだろう。やる事自体別にいかもしれないけど、お金を使いたくない。自分の物はケチるのに人が喜ぶかもしれないものポンポン買っちゃうのが嫌だ。でもいつも買ってから後悔して、その時にはキャンセル不可の状態にある。

どうにかして辞めたいけど、もう何年もこんな調子から辞められる気がしない。駄目だ。

2021-02-21

痛いオタクになりたくないと思って生きてきた

缶バッジだらけの鞄でライブ参戦して、そのままの格好でカフェに寄って大きな声で感想を語り合って。

推しの色の持ち物を集めて、グッズを部屋に陳列して、それをSNSで共有して。

キャラクターぬいぐるみを持ち歩いて旅先で写真撮影して。

アニメイトに入り浸って同人誌のコーナーで友達とワイワイ言って。

そういうタイプオタクをずっと見下し、そうはなりたくないと思って生きてきた。

人達アニメイトでワイワイ言っていたら「外で待ってるねー」といって外に出て待っていたし、グッズは多少付き合いで買っても身につけることは絶対にしなかった。オタトークは好きだったが、外ではあまり乗り気じゃなかった。

ただ、振り返ってみてみると痛かろうが絶対自分より彼ら・彼女らの方が幸せそうだったな。

無駄に周りの目を気にして痛いオタクであることを恥ずかしく思ってしまったが故に、楽しめる時間を逃してしまった。そのとき周りから痛々しいオタクとして見られたとしても、そうしていた方がきっと良い人生だったんだろうな。

2021-02-04

anond:20210204135506

あぁなるほど。それは祭壇とは違ったわ。フォークケーキ乗せてあーんしてるみたいな写真ツイートの文面が生々しかったりすると怖いなって感じる

祭壇というと、缶バッジとかアクスタとか大量の同じグッズを綺麗に並べてあるものを私はイメージするけど、キャラクターのグッズがまとめて並べてあるスペースなら祭壇と呼べるんじゃないか

祭壇の写真

https://www.google.com/search?q=%E3%82%B0%E3%83%83%E3%82%BA+%E7%A5%AD%E5%A3%87&rlz=1C1QABZ_jaJP904JP904&sxsrf=ALeKk00SWmxGCZHkvFsdL1Igokj5mrs2vA:1612415085096&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwiiqoKjus_uAhUaIIgKHWVCDOQQ_AUoAXoECBIQAw&biw=1280&bih=610

2020-12-27

SNSアニメオタク愚痴を書かれた話

あるアニメたまたま彼氏と観たら、

「これはおもしろい」となり、毎週リアルタイムで観ていた。

調べると声優ライブや、アニメグッズ(フィギュアなど)も売ってることを知り、早速二人でアニメショップを見に行った。

初めてのアニメショップ。人が多い。

みんな女の子可愛い子もたくさん。

何かのキャラクターに向けて写真撮ったり、黄色い声を出したり。

目の前の好きなものがはっきりして、楽しそうに笑顔になる、女の子たちみんなが可愛く見えながら、目的のグッズを見つけた。

CDキーホルダー缶バッジアクリルスタンド

なんでもある。立ち絵もあればコラボ絵もある。

こんなに展開してたのは、知らなかった。

その時、目に入ったトレーディングフィギュアをみつけた。

そのフィギュアの前に女の子スマホをいじって立っていたが、横からはこのデザインが見えた。

トレーディングフィギュアは、全種の中から一個のフィギュアが入ってるが何が入ってるかわからない。

から、入ったもの自分目的のものじゃなかった場合は、目的合致した人とトレーディングして欲しいものを手に入れる。

そのフィギュアには私たちが好きなキャラが入ってた。テンションが上がった。

残り5個。

私たちは見つけたと同時に運試しで、一個ずつ取った。

その時、

ばっ

箱の前に立っていた、スマホをいじった女の子が残りのトレーディングフィギュアの抱え、そそくさとその場を立ち去った。

ぽかんとする私たち

「な、なんなん?」

わからんが、一気に取ったな…」

特に一人何個までなど規定数はなかったが、さすがに勢いよく去ったことに、親近感があった。

あの行動は、怒り。

昔、満員のエレベーターで隣にいたカップルが抱き合っているのをみたことがある。

甘い猫声の女、お尻を撫でる男がやけに目と耳に入り、気持ち悪かった。観たくない。

エレベーター降り際、その怒りと嫉妬心のあまり、わざとカップルカバンをぶつけ、去ったのだ。

かなり酷い人間だった事を今でも書くだけで苦しい。あの時はごめん。

この行動が、自分彼女が似ていると思った。

さて、先程の女の子が次に何をやるかと言うと

Twitter愚痴ること。

人はその場に共感者がいないとSNSで繋がりがある人、または愚痴の吐きどころでSNS活用する。

実際にあったことを一つ。

満員電車で立っていた時、暇潰しのあまりDSゲームをしていた。

揺れに耐えながらもプレイしたとき、後ろから強い拳を

ぐ、ぐ、ぐ、

押す力を感じた。腰が背中あたり。

それが自分が降りるまで続き、最後まで押して、何か小言を言われた。

イヤホンしてたから何言ってたかからないけど。

最後に見たとき自分を押してたのは若い女の子だった。

電車を降りたあと、なんとなくあの世代は

周りに共感者がいないため、SNSに口を書き、寄り添ってくれる人を求めそうな性格だった。

身なりも綺麗だし、私物も明るい色。

全身黒い服を着た私にポテンシャルを見下しそうに思えたからだ。

さっそく「自分なら」なんと愚痴るかを考える。

満員電車「ゲーム」邪魔」「痛い」「女」

あった!

案の定彼女SNS愚痴を書いてた

「前にゲームをしてる女が邪魔〜( *`ω´)いちいち押すなよ!」

満員電車からぶつからない様にする技術なんや

彼女フォロワーがどれくらいいたが知らないが

やはり、他の子が何らかのコメントをしてるのは見たがそこまでは見なかった。

ただ見たのは、彼女が有名な大学に在学中だった個人情報が書いてあった。

話を戻して。

このことがあり、スマホを持ってた女の子も同様なことをしそうだったので、同じ様にやってみた。

「トレーディングフィギュア」「カップル」「アニメショップ」

いた。。

自分の勘がここまで働くと逆に怖い。

書かれた文章は控えるが、ここで驚いたのは「運試しで買うな」と言う愚痴だった。

トレーディングフィギュアは運試しでないとなるとアニメオタクにはどう言う目で見てるのか。

特定キャラを交換するための材料集めか。

転売目的か。

本来「何が出るかはお楽しみ」の趣旨から、それた事実

絶対的推しが手に入るまで買い続ける金銭感覚

ただし一個あれば良いのではなく、複数個持たないと満足しない感覚

初めてアニメショップに立ち入った私には衝撃だった。

ちなみにこのことを彼氏に話すと「いろんな人がいるね」と言って終わった。

ちなみに彼女推しアイコン画像ですぐわかった。

そして、私が買ったフィギュアアイコン画像と同じ人物だった。

ここで仕返ししていいなら、これでオチをつけよう

ざまぁみろ。」

2020-12-25

ランダム呪詛

私は某大人数のアイドルグループファンである

そのグループはよくグッズでランダム(中身が見えずメンバーの人数だけ種類がある)のものを出す。

交換に毎回苛立ちが止まらず、ここで吐き出すことにした。

グループの中には人気のメンバーがもちろんいる。これをAとする。

一番人気ほどではないが、交換がまあまあ難しいメンバーをBとする。

好きな人比較的多いが、2推し(メインの推しではないが、二番目に好きな人が多かったり、推しとのカップルで好きだったりする)にしている人も多いメンバーをCとする。

ファン数は少ないけれどコアな人気を誇るメンバー、グッズやその時期のビジュアルがよかったらついでに集めるかなぁとなるメンバーをDとする。

まず、私はトレーディングカードコンプリートしたい。缶バッジなどのグッズは推しのなかの2人集まればいいかな、推し自分で引けたら多めにとっておこうかなというタイプです。

私の推しはC、2推しがB、3推しがC、4推しがDです。

交換してほしい!と申し出る前に、自分がほしいとBとあなたが欲しそうなCかDを交換するよ、と申し出てくれる方がいます

何度も言うように、Dは交換がしやすい。

そういう人に限ってほかの人からは見られないtwitterDMLineで連絡してきがちです。

断る労力…と毎回思います

交換してください、と声をかけてもレート考慮してください、や条件の良い方を優先して交換します。と言われたりします。

レートって何?わたしが上にあげたABCDのことです。人それぞれレートがあるのです。

私はエスパーじゃないかあなたの心のうちは知らないです。正直に明記してください、欲しいものを。

条件の良い方は、例えるならば私の推しはCなのでA1枚との交換はC2枚とね、ということです。もしくは手に入りづらい過去のものなどとの交換なども挙げられます

こうやってレートを自分の中でつけてしまってイライラする自分にまず腹が立ちます

人にランク付けをして嫌な人間だなぁ、なんでこんなにケチケチしてるんだ、バカみたいだと思い交換に挑みますが、毎回なんだか損した気分と交換できなかったDのグッズが大量に手元に残ります

こんなのメンバー一生懸命作ったスタッフが見たら悲しむよなぁと思いつつも、ランダム商品を売っているのはそちらなので、と気持ちに線を引き続ける日々。

どんどん図太く嫌な人間になっていく。

オタクは図太くなれたもの勝ちなところもある。

だって得をしたい気持ちはあります

私は人の気持ちにしこりを残すならば、得はしなくても損をしないで生きていきたいものです。

こちらを思ってお声がけしていただけるのは大変有り難いんですが、そっとしておいてください。気が向いたらメルカリで買います

コンサートがなくなり、オンライン配信CD音源リリース、グッズ販売しか販路をなくしてしまったアイドルたち。

なぜか日本向けだけやたらグッズが多いとか、お金を回収するコンテンツ日本にだけ多様にあり、嬉しい悲鳴だったはずが近頃は恐怖となりつつあります

ついにTwitterの通知を切りました。

毎回苛立つので、ランダムものばかりかグッズ自体を買わなくなってきました。CDの購入枚数も1/10になりました。

健気に購入している人がたくさんいるからいいかな〜!

楽しむためにやっていることなのにイライラするなんて、そもそもオタク向いていませんね。

無料配信されるyoutubeTwitter写真にかじりついて「髪色が変わってる!カムバ(新譜リリースのこと)かな!?」と小さな幸せを噛み締めて生きていくオタクになろうと思います

ご静聴ありがとうございました。

2020-11-27

缶バッジって

しかに素材は金属だけどべつに缶じゃないよね。

2020-11-22

グッズ依存症をなんとか辞めた話

 

自転車操業破綻してやばいことになってる人とそれに巻き込まれ被害者の話を見かけて、私もグッズで破産しかたことがあったので増田に書き捨てることにした。

数年前まで私はガチめのグッズ厨だった。推しのグッズがでる度にはしゃいで買い求める、典型的なグッズ厨だった。

コラボイベントがある度に会社を休んで初日始発に店舗に向かい推しが出るまでランダムグッズを買い漁り、新商品が出る度にアニメイトに箱で予約しにいき、ついでにおみくじ感覚で陳列されているトレーディング缶バッジなどを買う女だった。

そんな生活を過ごしてたら当たり前だが普通に破綻したので、この記事でグッズ集めるの辞めたいな。とかグッズ買うの止められない。 なんて思ってる人の参考になれば身を滅ぼした甲斐があるので嬉しい。

今でもこのジャンルは好きなのとやめ方が酷いのでジャンルについては敢えて伏せるが、多分読んでく内にあーあそこのジャンルね。と分かってしまうかもしれない。その時はそっと心の中に閉まってくれると嬉しい。

あとグッズを集めている人からしたら信じられないような最低な手段を用いてるのでそれだけを踏まえて読み進めてほしい。

 

そもそもグッズ厨になったきっか

十数年前に流行った作品の周年企画でトレーディンググッズを買ったことだと思う。

それまで缶バッジすら出ないようなジャンル作品しかハマったことが無かったので、初めてトレーディングに手を出した。

結果、推しがでた。

これがダメだった。推しが出た成功体験結果的に悪かった。

と言っても記念グッズなのでこれ以上グッズが出ることもなかったのでこの時点では問題なく終わった。

 

大人作品にハマってしま

今まで商業的に成功してなかったり商業化すらされてないインディーズ作品など、いわゆるマイナー作品しかハマってなかったのが、ある日当時大人気だった作品キャラにハマってしまった。

コラボカフェをやるような作品に初めてハマってしまったのだ。

右を見ても左を見ても作品のグッズで溢れかえり、コラボイベントコラボグッズがどんどん決まっていく。

こんなことは初めてだったので、このビッグウェーブに乗らなければと思い、ナンジャタウンコラボイベントをやると聞きつけ初日に始発で参加した。

人生で初めて推し名前があるメニューを頼み推しブロマイドを貰い、推しのグッズを手に入れた。

さらアニメイトカフェなるものもやると聞き、急いで会員登録をしてアニメイトカフェに応募した。当選した。

推しメニュードリンクを頼んだ。推しコースターが来た。

缶バッジを上限まで買った。推しが4個来た。

この時点でもうダメだった気がするけど、アニメイトカフェに行った後、さらに他のイベント限定グッズを売るらしいことを知り、他の店でコラボイベントをやるらしいことも知った。

これらに全て参加し、上限まで購入したランダムグッズ全てに推しが出たりしてる間に、いつのまにか立派なグッズ厨が出来上がっていった。

 

・レート文化

何が出るかわからないランダム性のグッズをよく買う人はみんな知ってると思うけど、キャラによってレート差がかなりある

期間限定販売のグッズなどはだいたい上限が決まっており、推しがでなくても追加で購入できない。そうなるとレート差はかなり深刻な問題になってしまう。

自分推しだんだんレートが高くなっていったので、交換ではなかなか手に入らなくなってしまった。

ただ上限が6個まででも推しが2個はでるような運を持っていたので、自引きが一番手っ取り早く確実に推しをゲットできる方法だった。

当時はめちゃくちゃラッキーな上に推しに愛されてるじゃんハッピー。などと思っていたけど、結果的に見れば買えば出るという成功体験が積み重なって、よりグッズにのめり込む要因となってしまったと思う。

 

・痛バ文化

痛バという文化は正直馴染みが無かったのだけど、池袋を歩けば何かしらの痛バをいっぱい見かけるので抵抗感はなかった。

それと公式で行われるイベントで痛バを持っていると反応してくれるケースが何度か起きたのだ。

ここまでされたので勿論作った。持って歩くだけでめちゃくちゃ楽しかった。

あと交換の時に説明が省けて楽だった。

色んな理由で痛バ作りにハマり、そうするとますますグッズが欲しくなる。

家で飾る用、痛バ用、予備、3つは推しを集める必要もできた。


やばいと気づいた辺り

人気作品だったので毎日新しいグッズがアニメイトに並び、毎週何かしらのコラボが発表される、それらのグッズを全部BOXで買っていたので、毎月最低10万円以上は確実にグッズに使っていたと思う。イベント九州関西に行ったりもしたのでもっと使ってたかも。怖くて記憶封印している。

お金持ちだったら良かったが田舎から就職を機に上京してきて日々働いてるだけの人間にそんなに金はない。

なのでこんな生活を長く続けていると、当然目に見えて貯金が減っていく。

お金は減るが、一人暮らしワンルームの部屋にはグッズが溢れ返り、表紙を飾ったり特集が組まれ雑誌が積み上がっていく。

ある日急に実家に帰る用事ができ貯金確認したら、旅費分がこの貯金から無くなるのは痛い。と咄嗟に思ってしまった。たいした額ではないのにだ。ここらへんでようやく「もしかして買い物依存症では?」と危機感を抱いた。

しかしそれでも推しのグッズがほしい気持ちが強かったので辞めよう。という気にあんまりならなかった。

今振り返るとだいぶやばい

 

 

・グッズ厨をやめる初めの一歩

推しのグッズはいっぱいあるといっぱい嬉しい!という気持ちはそのままだったが、物欲無限でもお金は有限だったのでどうにかせねばならなかった。

とりあえずまず買うグッズを絞ろうと考えた。

その頃はらしんばんやkブ等で、情報を取りこぼして買えなかったグッズをこまめにチェックしていたため、アニメイト等の全国の店舗で売ってるトレーディンググッズや、ネット販売をしていたり、何度もコラボする店のグッズは値崩れしやすく定価より安くなりがちなことを学んでいた。まずそこを買うのはやめようと決める。

トレーディングで推しが手に入るか分からなくても、どうせ半年経てば定価以下で店に並ぶ。その時好きなだけ回収したらいい。今はこらえよう。

都内しか期間限定のグッズはあんまり再販しないから後々手に入り辛い。

みたいな色んな人の反感を買いまくる取捨選択の仕方で買うグッズや参加するイベントを色々選んでいった。人気作品からできた酷いやり方だと思う。

その当時は自業自得破産しかけるのをなんとかするのに必死だったため許してほしい。

 

 

・好きな絵柄のみを買う。

後々手に入りにくいグッズだけを買うと決めても、作品が本当に人気があったのでそれでもグッズは買いきれないくらい出てきた。

ひどい時は同じ日に別々の場所期間限定コラボが何個も重なっていた。

今までは相互代行などで手に入れていたがそれをやめようと思ったのだ。

なので、自分の中でのピンとくる推しの絵柄だけを買うことに決めたのだ。

結果的に言うとこれは余り効果がなかった。

グッズは基本的原作絵のままだったので、推しちゃんどれもこれも可愛い〜!となり全部欲しくなったからだ。

デフォルメ絵のグッズを買うのを辞めるようになったくらいである。

 

 

SNSでの取引をやめて現地交換のみにする。

次にやったことがSNS上の取引を全て終わらせることだった。

予約商品Box購入する時にツイッターで枠を譲る文化があることを知ってる人は多いはず。グッズ厨をやる上で利用したことがない人も少ないと思う。

私も勿論利用していた。しかお金がどんどん消えていく中で未清算取引がいくつも残っているのはリスクがでかすぎる。

余裕が少しでもあれば間違いなくグッズに使う。と自覚していたのと、いざ取引の時までにお金があるか分からない。という危機感があったので、予定を前倒して支払える取引は即座に支払い、まだ時間がかかりそうな取引分は全て現金に変えて名前を書いた封筒隔離し、発売されるまでファイルにまとめて本棚隔離することにした。

相手取引無視して飛ぶことよりも自分注意喚起される立場になりかねなかったからだ。

それとお金がないストレスで先送り癖が復活してきたので郵送での交換や代行もやめた。

自論だけどExcelなどで在庫お金管理が出来ない人はお譲り側に回るのは向いていないのでやめた方がいい。私は向いてなかった。

あと郵送交換もトラブルが起こりがちなので心身が健康状態でないなら控えた方がいいと思う。

そんな状態メルカリなんて勿論管理出来るわけがない。

初日以外グッズは買わない。推し以外は容赦なく手放す。

単推しだったのと部屋を圧迫する原因にもなるので、購入した推し以外のグッズはその場で手放すことにした。

これはあくま体感なのだけど、推し以外のグッズを手放したい時は初日が一番手放しやすい。

なぜかと言うと初日は一番ガチ勢が多いからだ。

購入枠の抽選で外れる人も多い。購入枠が当たってもそれまでに売り切れることも多い。

そうなると買いたくても買えない人がでてくる。

そんな状態の中で現地で買った絵柄を定価で譲る募集をかければ比較的すぐに決まるのだ。

ただ購入の時間以外で会場付近でたむろするのは当たり前に迷惑になるので、近所で時間を潰せる場所をあらかじめ調べておいたほうがいい。

 

 

クレカの利用をやめる

頑張れ来月の自分!などと言いながらクレカをばかすか使っていたので使用をやめた。

買い物依存症に陥ると、クレカ魔法カードになりリボ払い地獄直行する。という話をよく聞いていたので出来た判断だった。

心のストッパーが壊れていてもヤバイ仕組みを分かってさえいたら止まれる時もあるので、教育大事だなと思った。

まあその判断ギリギリ状態になるまでできなかったが。

クレカ封印してもネット決済などでクレカ必要場合もあるので、代案としてデビットカードを利用することにした。

その場で引き落としなので使いすぎることを防ぐ目的だ。デビットカード専用の口座を作ってそこに5万円だけ入れてその中でやりくりするように心がけた。そしてその範囲で3ヶ月続けてやりくりをできたら5千円単位予算を減らしていくことにした。

アプリで残金をすぐ確認できるので数字に弱くても管理がやりやすいのも良かった。

どうしてもクレカでないとダメ場合も勿論ある。

私は作品キャンペーンきっかけでマルイエポスカードを作り、そのままグッズ購入用のカードとして使っていたので、万が一使った時は決済額が確定したら即座にマルイカウンターに行き、現金で利用分を清算することにした。

数字に弱いため、引き落としではどれだけ使ったかピンとこなかったためである

 

 

推しがでなくなる

悲しいことに小手先対策よりもよほど効果があった。

それまでずっと何を買っても上限さえ購入したら推し複数でていたのに、ある時から全く出なくなったのだ。

たまにでても1個。交換はレートの問題でなかなか決まらない。転売はもちろん利用しない。

そうなるともう一度上限まで買うしかないのだが在庫がそこまでもたない。

この辺りで「買った中に私の推しがいる」という快感を求めてグッズを求めていたのでは?ということに思い当たった。

買い物依存症だけでなくギャンブル依存症にもなってきたのだ。

気付いたら何故か気が楽になり飢餓感も薄れていった。

 

 

引越し

上記のことを行っている時に諸事情都内から隣県に引っ越すことになった。

思うにこれが一番効果があった気がする。

23区内ならどこでコラボをやろうが始発で5時台につくような場所に住んでいたので、物理的に距離が遠くなると現地に行く億劫さがすごかったからだ。

今まで徒歩込みで30分で行けたところが電車で1時間以上かかり交通費も倍以上かかる。

現地についても抽選で外れるかもしれない。

そうすると一気に億劫になったのだ。

環境の変化でストレスがあったのも理由だと思う。

けれど一度行かなくなると、どんどん冷静になることができた。

あと今買わなくても過去に手に入れた推しがこんなにある。そう思うとかなり気が楽になった。

結局最後自分を救うのは推しである

 

・新しい趣味を見つける

グッズを買いに行かなくなると当然時間お金に余裕ができる。

しかしグッズを買いまくった後遺症か、お金を使っていない状況に違和感も出始めた。

おそらく依存症の症状の一つだったと思う。

なので気を紛らわすために新しい趣味を作ることにした。

新しい趣味ならやはり推しに関することがいいな。そう思い、絵を書いたり文章を書いたり色々チャレンジをしてみた。

結果的推しのぬいの服や小物を作ることにハマった。

ソシャゲ限定グッズの絵で推しが色んな服を着ていたのをフェルト生地再現することにハマったのだ。グッズ厨だったので家に資料はいくらでもあった。

いつだって新しい道を示してくれるのは推しである

あと健康のために始めたボルダリングにもハマった。

依存症になりやす人間依存先が多い方がいいとは思うけど、私は著しくズボラなので趣味すら管理ができなくなるのを考えて数個にしている。

ここら辺に関しては可能なら医者相談したほうがいい。

 

 

最後

私は依存心が強いタイプだったので、手っ取り早く別ののめり込み先を見つける選択肢をとったが、本来ならしかるべき施設に行って適切な治療必要な症状だったと思う。

一応、もしまた似たようなことに陥った時は病院に行こうと近隣の精神科ピックアップしている。

最初は私がルーズで自制心がないのが全てダメだと思っていたが、自転車操業破綻した人や、流れてくる色々な注意喚起を見るに、私のような人はかなり多いのではないかと思うようになった。

推しかわいいことに夢中になると人生踏み外してることに普通に気づかないよね。崖の底に叩きつけられてから気付くよね。

幸い私は後戻りできるギリギリ位置でやめることができたのだが、多分きっかけがなかったら間に合わなかったと思う。

なので書き捨てのつもりで書いたこ記事がグッズ買うの辞めたいと思った人の参考になってくれたり、やばいと気付いてない人がやばいと気付くきっかけになってくれたら普通に嬉しい。

2020-11-18

中古グッズ、エコロジー

某人気アニメにハマって数ヶ月後東京中古ショップブラインド缶バッジブロマイドなどの推し柄の中古をたくさん買った レートは高くなかったため定価以下でたくさん買えた ある意味エコでもあるかもしれない

誰かの推しではないためいらないグッズも誰かの推しで欲しがっているかもしれない 欲しい人に届けばグッズが活きてきっとハッピー ランダム故の楽しさがある場合もあるけど基本的には選ばせて欲しい

選べるタイプのグッズは普通に無理のない範囲で欲しいものだけ買ってます

2020-09-02

推しが好きなのに運営がどうしようもなくて先日某ジャンルを降りた。

原作よりも舞台を優先優遇させて、去年発売する予定だったCDは告知なく延期になり、いつ発売するかもわからないCDライブ先行抽選のために積まされ、その発売予定はいつまで経っても出さないくせに缶バッジやらアクリルスタンドやらのグッズを大量に出して、という自ジャンルに嫌気が差した。複数あった公式アカウントを全てのSNSリムーブして全部断ち切った。もうあの運営に金を落とさなくていいんだ、と思うと少し気持ちが楽になった。

けどこの間iPhoneに残ってた推しの曲をなんとなく聴いたら「あ〜〜〜〜やっぱ好きなんだよなあ〜〜〜〜〜〜」としにたくなった。どうあがいてもやっぱり推しも好きだし曲も好きだ。けど相変わらず運営はクソのままで、まだ前述のCDはどちらも発売していない。素直につらい。推し推したいけど運営に金を落としたくない。さっさとコンテンツ畳んでくれればこんな苦しむこともなく「推し好きだったなあ」で終われるのにな。

2020-08-24

推しのレートが低い話

私には4年ほど推している俳優がいる。2.5ではそこそこ大きな作品にいくつか出ていてそれなりに活動歴も長い。

高身長、抜群のスタイル若手俳優らしくそれなりに整った容姿。悪い噂も聞かないし穏やかで素敵な人だ。

 

 しかし、それだけで人気になれるほどこの世界は甘くないらしい。

 オタクにとってどれだけ最高でも、世間では低レートになりがちな俳優。それが私の推しだ。

 思えば推し主人公というポジションにあまり縁が無かった。

 高身長が災いしてか、回ってくる役どころは大抵主人公の仲間ポジ(親友より遠い)や時々敵役(ラスボスではない)。原作でも人気はあまり出ないキャラクターが回ってくることが多かった。

 グッズにあまり執着の無い私は、推し評価になる個人グッズ以外は正直いらない。しかし、2.5のグッズにはそういうオタクにもお金を落とさせるためにランダムグッズというもの存在する。ランダムブロマイドランダム缶バッジ衣装違い…。これらを集めるときにレートというもの存在する。

 人気キャラだったり、キャラクター人気は微妙でも中の俳優が人気だった場合、それは高レートとなる。

 トレーディングエリアでおびただしい数のブロマイドを並べたりしても見つからない、Twitter検索をかけても求しか見つからず、取引交渉すらかけられない。結局自引きするには自分で買って引き当てるしかなくなる。らしい。

 らしいとしか言えないのは、私にその経験が無いからだ。

 トレーディングエリアに行けば5分も経たないうちに交換が終わる。ホワイトボードに条件を書くより沢山の交換相手から誰を選ぶかに時間がかかる。Twitter検索すれば秒で見つかり速攻交換が決まるし、高レートのブロマイド1枚で少し値段が高めのランダムグッズとも交換できちゃう。お得か。

 ランダムではなく、最早個人グッズに近い早さで手に入る。それが私の推しのレートである

 幾度かそれを経験し、その都度複雑な気持ちになった。

 「今回は主人公じゃないから」「メインじゃないから」「人気キャラじゃないし、仕方ないよね」………そう言い聞かせて、自分を納得させてきた。いつか主役級の作品が来れば、推しのレートは跳ね上がるんじゃないかと信じていた。

 

 そうして推し続けること4年。とある舞台で遂に推しが主演を任されることになった。

 その舞台はそこそこ大きなシリーズもので、作品毎に主演が持ち回りで変わる。ただ順番が回ってきただけの主演決定だが、脇役の推しを見続けてきたオタクにとっては大朗報だった。

 

 主演になれば沢山の人が推しを見ることになる。かっこいい場面も増えて、人気が上がるかもしれない!!!!いや、上がる!!!

 そんな夢を描きながらグッズの交換に少しだけ苦労する自分を楽しみにした。

 一度は「決まらない~💦」なんて言ってみたい。悩むような困るような素振りを見せて、人気のある推しオタクという優越感に浸りたいのだ。





 ………しか現実は。そんな訳にいかなかった。

 初日まではまだ良かった。むしろいつも通り最低限の労力で手元に置きたい分のグッズを集め終えられてホッとしたくらいだ。だって推しはこのあとレートが上がるのだ。先に集めて安心したい。絵空事を描いてはワクワクしていた。

 けれど。どれだけ推しが最高のアクションや演技を見せても、一向に推しのレートは上がらなかった。

 地方公演毎のグッズも、現地で探せばその日に短時間で回収しきれてしまう。公演が終わり、少ししてから中古ショップ推しのグッズ値段を見に行くと、ブロマイドに着いてた値段は200円、期間限定コラボカフェキーホルダーも600円でいずれも最低相場だった。

 つまり推しの人気は変わらず、実力も評価されないに等しかったのだ。

 どうしてだろう。推しと同期ともいえるあの人やこの人は、テレビ地上波に出たりいつだって最高レートで取引されているというのに。一体どこで差がついたのだろう。

 こんなに素敵でファン思いの人はいないのに。何がダメなんだろう。

 主演を務めてもなお人気の上がらない推しが、果たしてこの先成功することはあるのだろうか。

 ここでチャンスを掴めなかった推しはもしかしたら永遠に売れることなく終わるのかもしれない。

 それでも、私達オタクはひたすら推しのグッズを集める。推し需要はきちんとあるのだと示すために。

 推しゴミ扱いされないために。 

2020-08-02

他人コレクションゴミに見える

舞台映画面白いんだけど、増えていくグッズの管理がしきれない

股にかけている沼は1つや2つじゃないし、推しているキャラクターもどんどん変わる。

去年、舞台観劇の際に購入したトート実家から出て来た。原作ではもう見る影もなくなった、だけどゲームでは最強クラスまで強くさせた推し

元々男性キャラ優遇されてないゲーム男性客層を得る為に露出の高いキャラばっかりで全く話題がなくなったよね。その間自分は違うジャンルに夢中になって。

アクキー缶バッジラバスト、クリアファイル…箱に入れようとすると溢れる程の量。冷静に客観的になると異様なんだけど

何処かで再燃する可能性もあるから処分出来ずにいる。

トートを購入したのもお祭り気分の時だった。推しの格好をした人に、普段行かないような東京で会えて

もっと近付きたいとすら思った。案外、役者の方が気分を切り替えて別の役柄に入って行ってたけど笑

今後、何らかの舞台演劇を鑑賞したとして、コロナで見られなくなったとして、舞台への情熱は変わらない。支えたいと思ってグッズを買う事だろう。その度に親族に呆れられたりして。現実がどうでも良くなったりして。

だけど、他人がグッズをごっちゃり貯め込んでる様子を見ると素直にゴミじゃんと思ってしまう。本人は整理してるつもりなんだろうけど、私には名前不明キャラクターの数々。好きになった経緯もあるのだろう。

結婚する前から好きな様子だったし、よっぽど熱意があるのだろう。だけど、ゴミじゃん。リサイクルショップに行っても、アニメ中古買取専門店に行っても高値も付かなそうな、ある意味おもちゃ

飽きなければ宝物だけど、いずれ世間も注目しなくなる、ある意味一発儲ければ充分の企画

自分の事でも、他人事の如く幸せなのは、夢を見ている間だけだなあと思う

2020-07-20

ソシャゲサービス終了ボーダーはどこなのか

サーバー維持費を達成しているから許されるのか?


私の好きなソシャゲ配信開始からもう6年半くらい経ちます女性向けの恋愛ゲーで、まあよくある学園モノです。配信当初メインとなるストーリーは無くて、個人の低レアカードや紹介文から推しを作りイベント上位を目指したりガチャってカードを重ねてストーリーやボイス、スチルをゲットするのを楽しむ、これまた当時はよくあるスタイルでした。だんだん複数キャラ活躍するストーリーキャラ個人主人公恋愛するモードが追加され、一部キャラをより深く知る事ができるようになりました。

最近ストーリーが充実していて主人公そっちのけでキャラクター同士の相関を楽しむゲーム女性向けでは多いというか、人気ですよね。

好評配信中のこのゲームですが、もう2年以上イベントどころか新規情報更新されていません。ただし2ヶ月から半年に1度のサーバーメンテと、後述する特典の交換期限更新は行われています。でももう開発チームも存在するのかわかりません。先日不具合の問い合わせをしたところ即日返答が来たので対応する方はいらっしゃるようです。派生リズムゲームもあったのですが、こちらも後期はイベントという名のキャラ新規復刻どちらも無しアイテムのみ配布期間が続いて去年サ終になりました。

こんな状況でもゲームアクティブ層はそこそこ、そこそこ存在します。新規絵は無いものの、過去リリースされた任意キャラの高レアカードを手に入れられるエンドコンテンツ存在しているからです。ただしこの高レア特典は半年に1枚しかゲットできないため今始めてもストーリーを回収できるかは運営次第で保証されていません。(ストーリーを全話読むためにはカードを最低3枚重ねる必要がありますカードの代わりになるアイテム存在しますが最高レアには使えません。)私もときどきログインして推し以外のキャラカードを集めたりしています声優も豪華なので色々聞いてみるのも楽しいです。

リズムゲーサ終から緩やかに過ごし迎えた今年始め、界隈が盛り上がる出来事がありました。(余談ですが、界隈がざわつくと本家サ終かと焦ります。)初期にキャラデザを担当されていた作家様の個展が開かれ、そこでこのゲームの新グッズが発売されることとなったのです。新規絵ではないものの久々の推し個人グッズです。缶バッジなんかは属性ごとといえど(キャラは3種類の属性に振り分けられています)10数人ずつ完全ランダムで、それでも飼いならされたオタクたちはこぞって求めました。私も初日に並びに行きました。こんなにこのゲームオタクってまだいるんだ、と可視化されなんだか嬉しくなりました。整理券が配布されて午後になったのでカフェTwitterの様子を見ていたら個数制限が無く開始から1時間強で完売していたので悲しいような嬉しいような会場運営複数買うオタクはいないと舐められているのかとか色々思う所は有りましたが、目当ては後日譲っていただけたのでもうどうでもいいです。

公式グッズが発売されたのに、イラストが展示されたのに、ゲームTwitter公式サイトでの言及はありませんでした。作家様が独断キャラグッズを公の場で名前を出して販売できるわけがありせんし、公式サイドに対応する人はいたはずです。それでも公式が広めることは無く個展は会期を終えました。私の推しキャラ声優様は個展に行ったことをツイートされていました。すごく嬉しいです。素敵な声と演技をしていらっしゃるのでもっともっと売れて欲しいです。

察しの良い方はもうゲーム名に気づいているかもしれませんが、このゲームはある人気ゲーの姉妹作品として生まれました。当初はバグが多くキャプチャTwitterを回っていたのが懐かしいです。ピンときていない方も、元となった人気ゲーは当時CMが大バズりしていたので覚えていらっしゃるかもしれません。(^q^)くおえうえーーーるえうおおおwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwのやつです。こちらは今も更新が続いていて、こういったイべやガチャサイクルが早く天井もほぼ無いもの搾取ゲーと呼ばれますが、それでも羨ましいに尽きます

サ終するよりはマシかもしれません。データ存在して、いつでもゲームを開けばキャラたちに会えて、イラストも見られる。それでも、現状が良い方に傾くとは思えません。これまでと同様にずっと下り坂にしかならないでしょう。この状況下で、ゲームを始めたてだとしても、課金する人がいるとは思えません。あまり課金メリットがなさすぎるからです。課金要素はガチャアイテムキャラの所持枠ですが、ガチャは恒常のみで、恒常なら高レアでもチュートリアル後に1枚と、先のエンドコンテンツを進めていればすぐに手に入れられますし、アイテムも同様にすぐ貯まります。あと有用なのは所持枠ですが推しのみなら溢れませんし、アルバム機能存在するため今更購入する人は少ないでしょう。

集金が出来ないはずのこのゲームが続いているのは何故なんでしょうか。新要素が無いにしてもサーバーの維持費だってかかっているはずです。会社だって慈善事業では無いのだし、メリットがあるから続いている、そう思いたいです。タイトルにしたサーバー維持費達成すらこのゲームでは難しいでしょうに。常にサ終に怯えて、ああでもこのゲーム公式に忘れ去られているか大丈夫なんだったあははバカみたいなごまかしをしてはへこんでいます。大好きなんです。ただただ周回して同じような作業をしてるだけのゲームでも、無くなってしまうのだけは嫌なんです。

最近話題になったクラウドファンディングがあります。4年続いたソシャゲがサ終するとともに、steamでの買い切りリリースを目指す、というものです。サ終を経験したオタクならわかると思います、終わってしまうのは苦しいし悲しいけれども、せめて、データだけは残してくれ。オフライン化してくれ。それが叶う上にありがとう投げ銭ができる、うらやましすぎるCFです。是非こうなってくれ、とはいいませんし、思いません。1番の願いは更新復活です。私はまだゲームが復活してイベントガチャに盛り上がる日が来る事を信じています。生殺し状態のいまが変わることを、本気で。それでも、それでもも運営サーバー維持すら厳しくなったときに、少しでもゲームへの愛と余力があるのなら、お金を出すファンはきっと、運営が考えているよりも沢山いますオフライン化をして欲しい。買い切り版でもいい。今のデータが引き継ぎ不可でもなんでもいい。ゲームを残してほしい。これは2番目の願いです。

リリースされたあの日から、私はボーイフレンド(仮)が大好きです。プレイヤーが、キャラたちが、生かさず殺さずされていても、変わらず好きです。どうか今年、本家こそは良い方向に転がってくれますように。

2020-07-15

ツイステが怖い

脳内整理と吐き出しだけさせてくれ。

勢いで書いてるから読みにくい。申し訳ない。

私はツイステが怖い。

「厄介な信者」「酷すぎるシナリオ」「対応が悪すぎる公式

色んなジャンルを時にはハマり、時には対岸で眺めていたが、この三拍子が全部揃っているのは久々な気がする。

特にこんなに悪い公式は久々に見た。

この公式リリースから3ヶ月で既に「初期化バグ」と「課金の過剰請求」を行っている。

初期化バグ」というのは、ある日いつも通りプレイしようとしたら利用規約が出てきて、それを承諾するとデータ最初からになっている、というバグだ。普通ゲームだったら大騒ぎするバグだろう。

これがだいたい先月末くらいに起きただろうか。

データ自体は問い合わせれば復旧してもらえるが、どのくらい時間がかかるかは人それぞれらしく、噂ではまだ戻ってない人もいるらしい。

ついでに、この初期化バグは1回きりじゃなく、ここ1ヶ月程で2回は起きているのがTLを見て分かった。実際はもっと起きているかもしれない。

また最近は1日1回限定課金が何故か過剰に請求されている、といったバグも起きている。

1日1回だけできる120円の課金が何故か6重に請求されている、といった事案もあったそうだ。

しかも、請求は来ているのになぜかゲームには何も反映されていない。そう、金だけ意味もなく請求されている状態なのだ

過剰請求はだいたい今月の頭頃に話が出ただろうか。もう少し最近だったかもしれない。

そして昨日運営コメントを出した。

ぜひツイステの公式アカウントを覗いて欲しい。

いっそ潔いくらい、当方問題なしと叫んでいる。

ツイステ 二重課金 とかで調べてもらえば分かるが、明らかに請求過多で返金してもらっている人は居るのに、だ。

そして、普通ジャンルならこんな事したら大問題、即炎上だろう。だが食いつきそうなまとめブログ系統ですら一切反応がない。

そして何故かVtuberや実況者がこぞってツイステの動画を上げる。

明らかに金の匂いしかしない。

ついでに今日TVCMが流れたらしい。だから慌てて火消しをしようとしたんじゃないか説は推していきたい。

あとここだけの話メンテ中にセルランめちゃくちゃ上がったらしいですよ。誰もログインできないはずなのに。

そんな公式に加えて脚本も酷い。

言いたいことは沢山あるが、個人的に気になった部分だけ抜粋する。

褐色キャラに「肌黒くなった?」と聞く→日焼けしたというニュアンスだろうから正直差別だ!と言う気は無い。が、少なくともディズニー看板を背負っているのにこの表現はまずいと思う。

イベントで「エキゾチックから」と理由だけで褐色キャラが選ばれる→①と同じですね。配慮不足。そもそも妖精の目を引こう!的なイベントでしたが、妖精から見て褐色エキゾチックという認識になるのか?という疑問もある。

キャラに「死ね」とコールする→実際は「キスコールなんですが、キスする相手幽霊で、マジでキスすると死ぬ。言われた子は他人を煽ってたので、ムカつかれるのはしょうがないと思うけど、だからって死ねって煽るのは学生イジメと変わらない気がする。あとそれを「ヴィランズだから」って煽る人はディズニー映画ちゃんと見てないんだな、って気持ち

④「中学校」「納豆」「タヌキ」等日本しかないようなワードが飛び交う→異世界とは。

他にもどうかと思う表現が沢山ある。

ガライベは先日金ローでやっていた映画の内容にそっくりだったし、キャラの設定がガバガバで何考えてるか分からない子とか多いし。

主従関係で主殺しかけたのにまだ従者としてそばにいるって何考えてるんですかね、時代時代なら一族全員打首獄門ですよ。

たこれに信者盲目的なのが怖い。

都合の悪い表現ガバガバストーリーには妄想二次創作で補間したりして。

脳死状態なら楽しめるって、もはやそれ何が楽しいの…?自分で好きなタイプキャラ作って自分創作した方がいいんじゃないの、って気持ち

あと上で書いた問題大ありの公式に「公式だって頑張ってるんだから!」みたいな擁護するやつ居るけれど、商売から当然だろとしか思えない。

しろこんな後手後手で酷すぎる対応してくるの、本当に社会人運営してるんか?ってくらい酷い。

あと普通に把握ラビュル!とかキモイ

そういう造語文化まだ生きてたんだ〜って感じ。

写メとかれっつらごーとか古いワード使う脚本に釣られる信者から時代に置き去りにされている人が多いのか?いや、学生も多い気がするけど。

くそ長くなったけど、マジで個人的に抱える苛立ちの上澄みしか掬ってない。

正直このアプリ楽しめる人って稀有だと思う。

来年にはアニメ化舞台化もありそうだけど、それまでにどの位やらかしてくれるか楽しみにしていよう。

追記:コメントこっちで返させてね〜。

こんなクソ公式珍しくないの?過剰課金初期化隠蔽も?

あんスタやFGOの初期はめちゃくちゃメンテ長かったり、刀剣はトレパクバレたりしてたけど。

さすがにシステム根本から問題がありそうなアプリ他にそうそう無さそうじゃない?私が情弱なだけかな?

何せプレイはせず他人の眺めてばっかりだから知識は片寄ってるかも。教えて詳しい人。

あんスタってワードで思い出したけど、ツイステ信者メイト缶バッジ踏んづけて燃えてたね。

あんスタ信者意趣返し〜とかじゃないか勘違いしないでね。

あんスタどころか流行りのアプリアニメも触れてないわ。今見てるのはトップをねらえダンガイオー

2020-06-07

Dオタじゃない私がツイステのオタクについて思うこと。

ツイステ、はやってますよね。私もやってます

でも最近、ツイステに嫌気がさしてきたんです。

ツイステに、っていうか、ツイステ好きな人に、っていうか。

私は元々、手下の頃にディズニーヴィランズが気になっていました。

でも、あれも炎上しましたよね。一部の人民度が悪いだけっぽいけど、仲のいいDオタさんみんな結構怒ってて、だから手下が気になるなんて言い出せなかったんですよ。

ツイステももしかしたら仲のいいDオタさんが嫌かもしれないと思ってた。

でも、ツイステがリリースされてからしばらくして、仲のいいDオタさんでもやってる人結構いて、じゃあちょっとやってみようかな…ってやり始めました。

最初はすごく楽しかったです。

元ネタ知ってる作品、知らない作品ありますが、元ネタ知ってるとより楽しめるなって感じました。

Dオタの友達元ネタのこんなセリフ引用するんだ!とか、この演出!とか、元ネタかるとより楽しいよって言ってました。

当たり前なんですけど、Dオタさん全員がツイステを嫌ってるわけじゃないんですよね。

でもだんだん、ツイステの夢が地雷になっていったんです。

私は監督生は男だと思ってるんですけど、最初プラスだけ無理だったのが、最近プラスBまで無理になってきて。

もちろん夢を否定する気は少しもありません。ミューワード駆使して自衛してるし、好きな人にやめろなんていう気は毛頭ありません。

そのうちに腐も苦手になっていきました。

理由は大体夢と同じです。

理由好きな人もいると思うので詳しくは書きません。

ただ、ディズニー知識も浅く、ヴィランズについても詳しくない私ですが、元々好きだったキャラクターもいるぶん、「ディズニーヴィランズ」に対する思い入れが強く、夢や腐として見られないんだと思います

私は、女性向けゲームの全てが、乙女ゲームではないと思ってるんです。同じだったらすみません

登場人物はみんな顔のいい男だから一応女性向けだけど、ディズニーヴィランズが好きなら男性でも楽しめるようなコンテンツであるのをちょっと期待していました。ロイヤルソードアカデミー側でもいいので、女の子キャラクターが出てくる可能性とかないのかなぁって今でもちょっと思ってます

なにより、ツイステが女性向けでリリースされたとき、私が一番に思ったのは、「天下のディズニー様も目をつける日本女性向けゲーム市場ヤバイな」です。

まぁ二次創作が盛んなジャンルは栄えるイメージがあるので仕方ないのかなとも思いますが、この盛り上がりは異常な気がします。

最近あったことでは、知人がウエハースコンビニで予約したのですが、それを横取りされるというトラブルがありました。取引垢には注意喚起が回ってくるし、メルカリを開けばバカじゃないの!?と思わず口にしてしまう値段での転売

ツイステ関係ないヴィランズの商品説明欄やハッシュタグに使われる「ツイステ」の文字。そのほうが人の目につき売れるんでしょうかね。

関係ないウツボ動画コメント欄にまで湧いてるって聞いた時は正直引きました。

ちげーよ、それただのウツボだよ。リーチ兄弟ジェットムフロットサムだよ。だからってリアルマーメイド関連の動画コメント欄にツイステからとか書くなよって気待ちなんですけどね。

もう湧いてんのかな。

正直、パーク開いてないしトラブルまだ起きる前から騒ぐDオタさんもどうかなぁとは思いますが、実際元フォロワーさんで「(ツイステキャラ)の痛バ持って(そのキャラ元ネタとなった作品エリア)いきたい!」って言ってる人もいたので、正直誰かはやらかしかねない気がする、って気持ちです。

その方と、その方に「それな」「一緒にいこ!」って言ってる方はそっとブロックしました。注意する勇気はないチキンでごめんなさい。

言い訳するなら、偏見だけどツイステのこういうオタク怖い。

パーク開いたらジェットムフロットサムに向かって指差し写真撮ってピンクの加工する人とか出てくるのかな…。まぁそのくらいはいい気がするんですけどね。

あと何が嫌ってツイステ好きな厄介オタク(言い方)って成人済みの方比較的多くないですか?

未成年中高生ならまだ改心する可能性や希望はありますが、いい歳してこれならもうツイステに対しては変わらないだろうなぁ…って気持ちになる方もいます

鬼○キッズとは別方向でタチが悪い。

話がとっちらかってきた。

まとめると、

・私はそもそも手下の件で派生からディズニー世界に入るのは元から好きな人に嫌な顔されそうで怖い。

元ネタ思い入れありすぎて、夢や腐で盛り上がる界隈についていくのが精神的に大変になってきた(ファンタグで腐とか夢描いてる方は本当にやめてほしいです、棲み分けて)

・ツイステの民度問題(?)は規模がでかい気がする

そんな感じです。

Dオタじゃないし、私もまだ若いので今までの炎上は手下くらいしか知りません。

ただ、はたから見たらツイステとかそれを取り巻く環境の今の感じ、ちょっとやばくないですか?

冷静になってください。

缶バッジは1つ1万円で売るものですか?

ウエハースは人の分横取りしてまでほしいですか

更新直後からネタバレガンガンしますか?

元ネタ知らないけどこれアニプレックス作品から(笑)って言い切って、ディズニー公式さんの規則無視しますか?

まだ何も起きる前から、「これはルール違反だよ!気をつけてね!」じゃなくて、「こうなるだろ!これだからツイステは!」って怒りますか?

一部なのはわかってます。わかってるけど、一部が多すぎる気がする。(Dオタさんでちょっとお前…って人はたしかに一部な気がする)

すごい失礼なこと言いますが、ウエハースにそんなに群がって、人のものまでとって、バカみたいな額の転売でも買って…なんかちょっと浅ましい気がしてしまってます

なんか、この人たちと同じは嫌だなぁ…って思ってしまうことがたまにあるんです。

もちろん、普通にツイステが好きな人がいるのもわかってるし、それにどうこう文句をつける気はありません。

腐や夢にも触れましたが、あれは私のことで、好きなのは全然いいと思います

ただ、今かなり勢いがあるジャンルってこともあり、熱を持ちすぎてるんじゃないかなぁ…とか、基本的棲み分けできてない気がするなぁ…とか、思うことがあるんです。

Dオタさん同士でもツイステは自分は好きじゃないけどいいと思う派、好き派、ありえない派分かれてるみたいですね。

汚い言い方で申し訳ありませんが、ツイステがディズニーを汚した!ツイステ民はパークマナーを守らない!!って怒ってるだけの方は、ちょっと頭冷やしてほしいです。無駄に噛み付くな。

それと同時に、ツイステ民はディズニールールをきちんと守ってほしい。ツイステの大元ディズニーなんだから、それは当然のことだと思います特にパークが開いてから、パーク内でのルールとか。

ディズニーヴィランズも枢やなさんもツイステも好きなので続けますが、もっと全体的に落ち着いてほしい。ただそれだけです。

推敲してないからぐちゃぐちゃだしディズニー詳しくない奴の勝手な言い分なので、不快に思わせたらすみません

誤字は多分アイフォン予測変換のせいです、多分。

2020-06-05

ツイステが嫌いな私のお気持ち表明

こんにちは、このブログを見るということは『ツイステッドワンダーランド』のオタクorアンチの方でしょう。

まず第一に、私はツイステは嫌いですが一刻も早くサ終してほしいとかは思ってはおらず、とにかく『私』が苦手だから自衛自衛自衛!で視界に入れないようにしてます

じゃあなんでこんなお気持ち表明ブログを作ろうと思ったのか。

それはつい昨日、とあるツイステアンチさんの匿名ブログを見かけたからです。

読んだ方も多いのでは無いのでしょうか。

私は「性的消費」という部分には全く賛同できませんでした。

ただ一部は頷ける部分もありました。

ですが、それをTwitterに書き込む勇気がありません。なのでここで書こうと決めました。

なぜ私はツイステは受け入れられなかったのか、そしてツイステが苦手だと表立って言えない理由を殴り書いていこうと思います

先程も言った通り、ただのオタクお気持ち表明文なので「こういう考えのやつもいるんか」ってくらいで読んでください。

まず初めに自分がなぜツイステが嫌いになったのかという馴れ初め話(?)をさせてください。

私は、ヴィランズの手下が大好きです。

身バレが怖いのであまり詳細は話しませんがDのアトモス・グリ・ショーパレが大好きで、その中で手下も好きでした。

から初めてツイステの設定が告知された時は本当に嬉しかったです。

手下にはもう会えないけれど、新しい形の魅力的なヴィランズサイドのキャラクターが生まれて、そしてそのストーリーアプリで見れるのだと。

から、本当に最初のうちはドキドキしていました。心から楽しみでした。サイト更新される日は仕事が終わったらすぐに見に行きました。

その度に意味深セリフ困惑したり友人と感想を述べたりとまだこの頃は楽しんでいました。

そんな中で、ゲームの内容について発表されたイベントがありました。

その時は友人と出かけていた日でしたので、2人で内容についてサーチをして「ん?」と顔を見合わせました。

TLには音ゲーという文字

ヴィランズの…音ゲーディズニーソング音ゲープレイするのか…?

ただ、今どきのアプリなんてカードを育成してバトルするか、音ゲーするか、みたいな所があるしね〜なんて言いながらとりあえず詳細が出るまでは気にしないというスタンスしました。

そうして、そこからジワジワと寮やキャラが発表されていきました。確か。ちょっとこの辺うろ覚えなんですが、とにかく最初のうちは「ハーツラビュルなんかチャラいな〜」とか言いながら盛り上がっていたのですが、少しだけこの頃から不安がありました。

「あれ?もしかして女性キャラ居ない?」

それが確信に変わったのはイグニハイドの寮が出た時だったと記憶しています

オマケに謎のサイバーパンク

なんでだ、なんでこんな設定なんだ。

もしかしてこれ、予測していた嫌なパターンが的中したのか!と…口に出したくても、言ったら認めた事になりそうで口には出せないくらいショックでした。

予想していたのは「手下で女性ファンが沢山釣れたから、完全女性向けにしてアプリを作ろう」と公式が考えたのでは、というものです。

手下にはレディースが居ました。私はレディースも大好きだったし、ツイステでも可愛い女子が居て欲しいと思ってました。

ただ私が手下など一切関わりもなく、その数字効果を見て次に舵を切るなら同じことをするだろうなとも思いました。

女性キャラを下手に混ぜるより、男性キャラオンリーにして女性向けコンテンツにした方が数字がいいだろうから

多分「性的消費」と1部の方が呼んでいたのはここなのでしょう。

私は性的搾取性的消費とは思いません。

やはり二次創作が強くないと売れない世の中なのだうから女性向けコンテンツにするのは仕方ないなと思う反面、個人的感情としては「変に味を占めないでほしかった」という気持ちがあります。もちろん全て妄想なので実際のところはどうなのかは分かりませんが。

この時点でジワジワと期待値は落ちていきましたが、プレイしてみない事には始まりません。

パークやディズニーらしさというものとは分けて考え、新しい女性向けコンテンツとして注目しておこうと気持ちを切り替えいざリリース日を待ったものの延期、延期…。

リリースすら始まってないのにどんどん決まっていくグッズや一番くじの予定に「コケたらどうするんだ」と不安でした。

そんな中でようやくリリース日が決まり配信日には当日すぐにアプリDLしました。

最初の「Welcome To The Villains World」の文字を見た瞬間、懐かしさと嬉しさで泣きそうでした。

そうしてそのままストーリーを進め、1章を終えて思ったのは「なんだこれ」です。

まず、設定が相容れない。

ヴィランズの学校と言うからにはヴィランズを目指しているのかと思いきやそうではない。

学園長ですら「私優しいので」という口癖。ヴィランズとして誰かを踏みにじりながら言うのかと思いきや本当に優しい。

そして当のディズニーヴィランズ達は「善人」として扱われてる。

この情報が出た時点で本当にプレイするのが苦しくなりました。

私は悪役としてのヴィランズが大好きです。

ハロウィンを乗っ取ろうとして「ダメダメ!」って言われちゃうヴィランズが好きです。

なら悪役が主役のハロウィンをやろう!ってことでミッキー達を招待するヴィランズが大好きです。可愛い

常に我欲自己ルールをフル発揮してその強大な力を振るう、卑怯自分勝手で悪知恵の働くヴィランズが大好きです。

そんなヴィランズ達に傅くために学園があり、生徒は日々勉強に励んでいるのかと思ったら普通に魔法学校日常を楽しんでらっしゃる…。(まあそんな悪役のゲームが万人受けするとは到底思えないので仕方がないが)

また、その授業もめちゃくちゃ某イギリス魔法学校ぽくて…。正直パクリじゃないかと思いながらもプレイしていました。

ゲーム内容自体はしっかりしてるな〜と思いました。普通にしかったですが音ゲーが苦手なので全然上手いことプレイ出来ませんでしたが。

そして何とかストーリーを乗り越えてオーバーロットのシーン。

唯一ヴィランズ寄りだったリドル君が闇落ちして、これは展開に期待と思ったら呆気なくやられて普通の善人に…。(しかちょっと魔法少女っぽい)

個人的オーバーロット描写が広がっていくにつれて「これワンチャンの子だけヴィランワールド行きとかあるか?」と期待していました。悪役として引き抜かれて帰ってこなくなった的な。見事にそんな妄想消し飛びましたが。

この時にもう「いよいよヴィランである必要ないじゃん」と見切りをつけてアンインストールしました。

あのストーリーなら別にワンダーランドアグラバーモチーフの寮でいいのに、なぜヴィランである必要があるのか。

なぜヴィランズを絡める必要があったのか。

そう思うと背後に大人の嫌な計算があるように思えてもう一切楽しめなくなりました。

これが、私がツイステを受け入れられなかった理由です。

そして、この感情電子の海に流すのは初めてです。

Twitterではそれらしい振る舞いを一切したことがありません。せいぜい「合わなかった〜」で終える程度です。

なぜ苦手だと、嫌いだったと言わないのか。

それは簡単です。周りがめちゃくちゃハマっているから。

D垢も、別界隈の垢でも、全く関係ないペット用の垢でも普通に回ってきます

楽しんでいる人に水を差す真似はしたくない…という気持ちの他に「嫌いだと言ったら叩かれる、嫌われる」という不安があるからです。

まりにもファンの数が多すぎて、嫌いだと言った瞬間何が起こるか怖いのです。

別にフォロワーが多いわけでもないので多分何も起きないとは思うのですが、それでも怖くて言えません。

現に、リプライなんかでもらったわけではないですがTLにこんなツイートが回ってきました。

「ツイステ嫌いって言ってる人、結局それお前の落ち度だぞ」

要約ですが、こんな感じのツイートでした。そこには某アイドル最強Dオタの方が番組に出てた時の写真をつけて。

あの時の強いDオタアイドルさんのコメントはそうじゃなくて「嫌いになる理由は解消できるのにしようとしない方々」へ向けたコメントなはずなのに、どう頑張っても解消できなかった嫌いと言う感情を「お前が悪い」とこちらの感情全否定するようなニュアンスツイートされたのは本当に傷つきました。

私が悪いの?ヴィランズが好きでなるべくツイステも好きになれるよう努力したけどやっぱり難しくて、でもなるべく周りを傷つけないよう静かにミュートやブロックをフル活用しているのに、私が悪いんですか。

そんなツイートが当たり前に回ってくるのを見て、本当に何も言えなくなりました。

嫌いなことを嫌いと叫ばせろとは言いません。

ただ「私は合わなかった」という言葉ひとつ発しただけでその勢いで自分否定されそうな気がして怖かったです。

私は某強いアイドルDオタさんが大好きなので、画像添付されてリプなんか送られた日には発狂します。

頼むから、嫌いなことを嫌いだと思う事自体否定するのはやめてくれませんか。

できれば身に覚えのあるツイートをされた方、良ければそっと消してくれませんか。

言う分には全然構いませんが、大好きな某アイドルDオタさんに言われてる気がしてなりません。画像勝手には使わない方がいいと思います。そっと、削除してくれませんか。

こっちがブロックミュートにすればいいと思うかもしれません。

ただプレイされている方が多くて追いつきませんし、タグ統一されてないように思います

大好きな絵師さんや仮装者さんもミュート、ブロ解しました。仲良かった子もです。

なるべく視界に入れないようにしています。お互い楽しんでオタ活をするために。

ただ、完全に視界に入れないというのは難しいです。

いくらツイステの関連しそうなワードを入れたって絵文字CP名、かなりの数あるハッシュタグ最近だとツイートにそれらしい文字が入ってないので画像を開いてみたらツイステだった、というパターンもありました。

一番酷かったのは、R15レベル二次創作BLにそれらしい表記が一切無かったこと。

いくら自己防衛してもすり抜けてきて困ってます

頼むから、せめて表記だけはして欲しいと願う日々です。Rがつくものはべったーとか使ってください。頼むから

こちらがいくら守りを固めようとしたって、すり抜けてこられたらしんどいです。

アンチに気を使えなんて言ってません、ただお互いがお互いを視界に入れないためにも協力し合いませんか。

都合がいいですかね、ごめんなさい。でもこれ以上Dが出したアプリに対して嫌いだと思う面を増やしたくないんです。

他にもツイステがリリースされてから見た問題について、私が思うこと、そしてD界隈が初めましての方に伝えたいことを簡潔に書かせてもらいます

まず、パークに来たら手下オタクの二の轍を踏まないようにマナールールはしっかり把握しておいて下さい。「手下オタク害悪だった」は1部の方のせいで未だに拭えません。

一人一人の行動が界隈の評価を決めることを忘れないでください。

ショーの場所取りは1時間から、その前から取る場合はシートを広げずになるべくスペースを小さくしておきましょう。

缶バッジ全然つけていいと思いますが、針は危ないのできちっと専用もケースやバッグで来て欲しいと思います

仮装は期間中のみ、こちらもルールはしっかりと把握してください。

Dハロは毎年必ず何かしらで学級会が開かれます

入ってはいけない所に入らないこと、登ってはいけない所に登らないこと。

撮影は手短に、レフ板等の大きい撮影機材は邪魔になるのでNG

場所占領はせず譲り合いの精神で。

ウエハースは美味しそうですね…いいなあ…Dのショーパレウエハースとか出ないかな…羨ましい…。

転売は買ったら負けです。転売厨を散滅させるためにお互い頑張りましょうね。

以上が私のお気持ち表明です。

長くなりましたね、ここまで読んでくださった方は居るのでしょうか。

推敲とか一切してないんで読みにくかったと思います、ごめんなさい。

ただこういうオタクが居るんだな〜と思ってくれたら嬉しいです。

お互いの沼で楽しいオタクライフを楽しみましょう。それでは。

追記:某イギリス魔法学校パクリという表現について

この表現は嫌な気持ちをする方多いだろうなあと思って書こうか迷っていましたが、率直な自分気持ちを書こうと思ったので記載させていただきました。

イギリスの寮制度理解していますが、そもそもなぜ「イギリスの」制度採用したのか。なぜそういう仕組みにしたのか。面白くて公式がやりたいような設定にはいくらでもできると思います

一次創作をやっている身としては、有名作品がやっている事は「パクリ」と言われないためにも避けるべきではと感じます

それに加えて授業内容について。

座学はまあ勉強をしているという点では普通だし、薬学クイーンが居るので理解できるのですが、なぜ飛行学?

チェルナボーグマレフィセント様のように羽の生えてるキャラは居ますが、そもそもそんなに空飛ばない…ような…。

古の魔女伝説引用しているにしても、ヴィランズではないはずです。

それにヴィランズの学校に通う彼らが何に対して魔法を使うのか。何のための魔法なのか。

今はストーリーを読んでいない私ですから、もしかしたらもう説明は入っているかもしれませんね。

入っていたらごめんなさい。

また、ツイステが始まった頃は結構な頻度で「ハリポタっぽいよ」っていう台詞勧誘(?)している人が多く見えました。

それをアンチである立場人間が「パクリ」と言ったら怒るというのは辻褄が合わないんじゃないかと思います。…というのも各々の考え方ですから「筋が通ってない」って言ったってどうしようもないですけれどね。

追記の割に長くなってしまった。そして何が言いたいのかちょっと困惑してきた。

まり私はこういう所で引っ掛かりを感じましたと言うだけの話です。

こんなこと思ってるんだな〜程度に思ってください。

またまた追記 (6/6)

コメントありがとうございます

Twitterでもまさか自分の垢に回ってきてめちゃくちゃ驚きました。

一つだけ誤解をして欲しくないのは、私は本気でツイステを愛そうと努力しました。

コメントにある通り色々な解釈を自らしようと努力しました。

ただ、それでも受け入れられなかった。どうしても嫌いになってしまった。それだけです。好きだった部分、好きな部分も書きたいんですが長くなりそうで…。

ついでに、Twitterで偶然見かけたコメントで「学園長優しくないよ」っていうのを見かけました。

ちょっと書き方悪かったですね。

個人的ディズニーを除く私の好きな悪役はサーチアンドデストロイタイプなので、生き残る術を残してくれてるのって優しいな〜ぐらいの気持ちでした。

ただディズニーの悪役って思えばちょっと抜けてたり回りくどかったりするし、そうやって考えると学園長は最もディズニーの悪役感があるような…?

私は1章しかやってないので、プレイを進めたら色々と印象も変わるのかもしれませんね。

いつか心に余裕が生まれた時にまたやってみようかなとすら思い始めました…という追加のお気持ち表明です。

2020-06-01

1999年の桜のカーテン

わたしが去年見たUFOソニー業務用に出してたやつで、宇宙人ウニみたいに中心に向かって無数に刺さってるタイプの飛行物体だった。宇宙人は体に銅を当てるとジュウジュウと反応して体が溶けていくので、いつも10円玉を押し当てて親に怒られていた。それが昨日の噴火騒ぎで電話も全部繋がらなくなったから、郵送での手続きになると町内放送で言っていた。町内放送で喋っていたのは1984年から1992年までビートたけしをやっていた人で、引退後は町内会長を二期務めている。一度だけ懸賞で当たった赤いボーリングのピンの形をした缶バッジを見せてもらった事がある。録画した未来少年コナンVHSにもその時の映像が残ってる。

2020-05-14

例のTwitterハッシュタグについて

1.SNS民主主義ツールと捉える利用者が多く感じる。政治的ツールとして使われるのであればプラットフォームとして中立である必要があるがそれにほとんどの人は気づいていないと思う。

2.ハッシュタグ知識がないのに、長いものに巻かれるように主張を自分のものとしてコピーやす手段でもある。当事者でもない人が感情に任せて叫びやすく、そこに同調することが正義だと思ってしまっている偽物も多い。例のハッシュタグはいわば'ファッション缶バッジ'のようだ。

3.日本語で書かれたツイート実在日本人によるものだとすると、この国では現在政治的発言が忌み嫌われることが露呈したと見える。一部の人間による著名人に対する噛みつき無視すべきもので、いちいち反応することでもないと感じる。刹那感情は理性に勝ることはない。

Extra.他人批判否定することは同時に自己存在否定になる。同じ人間で異なる考え、容姿ももしかしたら私はあなただったかもしれないという意識があるとSNSは新しい形で民主主義的になるのかな.

2020-03-20

黒子のバスケ ドン・キホーテコラボ

ドンドンドン ドンキー

ドン・キ ホォテー

本日発売だった。全種買えたのは2番目に購入した人間までだろう。

ドンコラボが発表されてからというものドンキに振り回されつづけた。

1つめは取扱店舗

他県のフォロワーが2店舗しかない県内取扱店舗へ出向いて問い合わせたところ、1店舗は取り扱いなし、もう1店舗は直前になるまで入荷があるかわからないという回答だった。

公式ホームページ記載された取扱店舗ブラフ存在する。

その時点でふざけんなてめえであった。

フォロワーの知らせを受け、赴く予定の店舗へ問い合わせを行う。この店では取り扱うのか、整理券などを配布するのか、など。

電話にて担当者から得た回答は、【現時点では答えられない。LINEにて発表があるのでそれを見てほしい。】だった。

ほう。

それならば従おうと、複数店舗公式LINEフォローし、連絡を待った。

ドンペンLINEで知らせることはなかった。

どのアカウントも。

発売当日現在この時間LINEでの発表はない。

発売前夜、19時を過ぎてもLINEでの発表がないため、以前電話をした店舗へ再び電話で問い合わせた。同様の内容を伺った。

「あっ、入荷しますよー。整理券配布となります。」

LINEとは何だったのか

別の店舗へ直接赴き尋ねたが、そこの店舗でも「時間になったら列作って誘導します」とのことだった。

LINEとは。

2つめは在庫

同県のフォロワーと顔を合わせたくないので、若干僻地な狙い目の店舗へ行った。

同県中心部MEGA店舗よりも在庫は少ないだろうが、確実に手に入れたかたこともある。

9時開店

どうぶつの森購入者にはあらかじめ店が用意した待機列ができていた。

バスは…?

サービスカウンターの方に伺い、整理券配布場所へ案内される。

果たして整理券を得たのはこの文章を書いている人間と、購入に付き合ってくれた友人の2人のみだった。

整理券は1と2だけが使われたのである

購入開始となる時間まで、他の購入者の数を気にし、、店内を歩く人間すべてが敵に見えたあの苦痛時間は何だったのだろう。

10時。

目当ての品を買う。友人もこちらが頼んだ品と自らの購入品を買う。

それで、この文章を書いている人間の、推し在庫は消えた。

全7種あるクリアファイルアクリルスタンド

推し在庫は2だった。

2名いる主人公黒子と火神の在庫は各2だった。

紫原と緑間の在庫も各2。

黄瀬と青峰と赤司の在庫は各5ほどだったような気がする。発狂していたので、きちんと確認していないし、記憶がもはや薄れている。

驚いた。

同じ棚に並んでいる、以前コラボが行われたテニスの王子様クリアファイルアクリルスタンドはいまだに各3ほど残っていたのだから

各3くらいはあるだろう。流石に。

こちらの読みが浅かった。

大変親切な店員さんが、1会計ひとり1品ずつ、周回してもいいと言ってくれたので、周回しようと意気込んだが、周回することはできなかった。

物理的に。

ちなみに、2種あるランダム缶バッジ(全7種と全10種のものがある)と、ランダムアクキー(全10種)の箱も各3。

当方と友人が購入すると、店員が開けたオープン状態の1箱のみが並ぶだけとなった。

その後のことはあまり思い出したくない。

この一店舗で済むと思っていたのだから

オープンパッケージ商品を各3欲しかった。

あと1つずつ欲しかった。

つうか主人公の2人の在庫が少ないとか意味わからんぞ。

主人公とは。

何のバスケよ。

希望を打ち砕かれたので、タクシーに乗って近くの別店舗へ向かう。

そこでようやく、予定していた数、推し商品を手に入れることができた。

アクキークリアファイル、1ずつだ。

タクシー運転手釣りはいらねえと4000円支払った。

車内で罵詈雑言をぶちまけた負い目もあったからだ。

クソみてえな在庫や売り方をする企業は他にもあり、今回の黒バスドンコラボ程度ではまだまだと思う人もいるのはわかる。

だが、久々に死んだのでここに記す。

ドンキに改善してほしい、という気持ちはない。

黒子バスケともう二度とコラボしなくていい。

それだけだ。

つーかせめてコラボするなら登場人物の一人にドンペンでも持たせてやるとかしてやってくれや。

どのへんがドンコラボなのかわからんコラボだった。

おわり。

2020-03-10

せきに視線、「花粉症です」 缶バッジ人気 新型肺炎

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00000095-jij-soci

新型コロナウイルス感染拡大が続く中、電車内でせき込み、「周囲の目が気になる」という人が増えている。

 そんな肩身の狭い思いをしている人の間で、ぜんそく花粉症であることを知らせる缶バッジが人気だ。


日本オワタな。

2020-01-17

男だけど刀ミュを観に行ったら男を好きになった

ネタバレはしていないつもりです。

特定を避けるため、一部フェイクを含みます

BL要素はありません。

知り合いの女性(刀ミュオタクから、「チケットが余ったのでよければ一度観に来ないか」と誘われた。秋ごろのことだった。

彼女(以下、Aとしよう)はひとつの公演でそりゃもう何会場も回る筋金入りで、推し俳優リリースイベントバースデーイベントなどにも足繁く通うほどの生粋オタクだ(ほめてる)。都市圏ならば全国どこでも行くような人物であるが、もちろんこういうジャンルは得てしてチケット争奪戦が厳しい。というわけで仲間たちと複数人で申し込んで当たった誰かのチケットに便乗して……というのが通例になっているのだが、なんでも我々の地元愛知会場も同じように複数人で申し込んでいたところうまいこと全員当たってしまい、誘うアテがなかなか見つからなかったため試しに私に声をかけてくれたのだそうだ。(ちなみにA名義で4席あったため、共通女友達B、Cにも声をかけていた。)

最初は断ろうと思った。まあほぼ間違いなく浮くだろうし、「本当に観たい人がいるはずなのに自分なんかが行ってもいいのか?マナー的に。あとでツイッターで怖い女性ファンたちに匿名で叩かれ、磔刑にかけられるんじゃなかろうか」などということを思ったかなのだが、実際少なからず興味はあったのと、まあお金は出すんだし着席する権利はあるだろうと自分に言い聞かせ、誘いに乗ることにした。

私はもともと、女性向けコンテンツに興味がないわけではなかった。そもそも男性声優ラジオDGSとか)を聴く程度にはオタクであったし、アニメほとんど見ないものの、ハマってしまったFree!!のブルーレイは2期+劇場版までそろっているし(ちなみに推しは宗介)、最近ヒプノシスマイクの曲を聴いており、キャラごとのドラマパートまで聞くようになってしまったし。それに、件の刀剣乱舞サービス開始から1年程度はプレイしていたこともある。比較少年系の刀が好きだったので、蛍丸獅子王最後までメインの編成に入れていた。

しかし、2次元キャラでもなければ声優でもない、いわばゲーム原作が立ち上がった段階では関係のなかった、俳優たちによるゲーム原作ミュージカルに、果たして惹きつけられるような魅力はあるのか。一応演技のプロではあるが、歌のプロでもなく、ダンスプロでもない。原作への愛はあるのかとか、クオリティはどうなのかとか、気になる部分はいくつもあったし、今思えば少し懐疑的に見ていたような気もする。その答え合わせのために行ったような側面もあったと思う。

今回の会場はセントレアすぐ横のスカイエキスポという場所。初めて行く所だったので、少し早めに名古屋駅から中部国際空港駅への電車に乗ったのだが、まずここで驚いた。乗客の9割が女性。「え?これは”やった”(女性専用車両に誤って乗ってしまうの意)か?」と思った。必死背伸びし、血眼になって男性を探したところ、扉のすぐ前にスーツケースを持った初老紳士発見した。心から安堵した。私には彼が救世主メシア)に見えた。違和感に気づいてから紳士を見つけるまで時間にしてわずか3秒ほどのことであったが、私にとってはひとつなぎの大秘宝をめぐる壮大な冒険時間であった。ワンピースの正体が初老紳士だったらウケるだろうな。

多くの女性たちはよく見るとなんかカバンとか髪とかに似たようなヒモみたいなやつをつけており、ああ、彼女たちが今日の公演の来場者か、とそれで察しがついた。

私は音楽が好きでライブフェスにもよく行くのだが、そういったイベントに向かう来場者が一様に身に纏う”モード”みたいなものが好きだ。同じようなアイテムを身に着けた人々が、同じような期待感をもって同じ会場へ向かう。まったくの他人のはずなのに、全員で遠足に来ているような感覚に陥る。私は所有していた唯一の刀剣乱舞関連グッズ、蛍丸ラバーストラップカバンにつけながら、そんなことを思った。

到着したのは開演の1時間ほど前だった。先に現地に来ていたAと合流し、遅れてくるB・Cを待ちながら辺りを見渡してみた。女性ばかりだ。チラホラ見かける男性も、その多くは隣で開催されているFGOの展示会に訪れたような風采で、見たことあるキャラの見たことないグッズを手に奥の施設へと歩いて行った。事前には聞いていたが、男子トイレはがらんどうで、広々としたスペースの中に3人いただけであった。普通にめちゃくちゃ刀剣男子缶バッジつけてる方とかもいて驚いた。

B・Cとも合流し、我々は人波に流されるまま会場内へ吸い込まれた。会場内は予想していたより二回り以上大きくて、コンテンツ覇権っぷりを身に染みて感じた。

席は通路から4席分だった。私のにわか知識でも通路側は人気だと知っていたため、さすがに通路に接する席はAに座ってもらい、私はその隣に座った。Aはなんとも用意周到で、私の分のペンライトうちわまで用意してくれていた。刀ミュの専用ペンライトは優れもので、推しの色を先に登録しておけるらしい。私は操作指南を受けながら、スタンダード青色を初期配置として記憶させた。

またも話がさかのぼるが、私は以前からAに(オタク気質を見抜かれて)刀ミュ関連の画像動画の視聴を勧められていた。男性男性を推すというのは恐らくややイレギュラーことなのだろうが、その中で私は2人の”推し”を見つけた。

1人は鳥越裕貴氏。役は大和守安定だ。刀剣男子自体の役どころとしては真面目で実直ながら、どことな女性的で可愛らしいキャラクターだ。しかし、私はむしろ、役に入っていない状態鳥越氏に非常に魅力を感じた。というのも彼は、ツッコミが上手い。

これは私の持論なのだが、いわゆるコント的な場の空気になったとき、「なんとなくボケる」ことは誰にでもできると思っている。もちろんその巧拙については個人差があるが、ボケ簡単なのだ(だからこそ才能の発揮される部分でもあるのだが……)。対してツッコミは、才能だけでは解決できない。その場の状況を整理し、その場に応じた言葉を、できるだけ早く用意する能力は、長年のトレーニングによってのみ形成される。そうして身につけた能力を、玉石混交ボケ対応して発揮してあげるのだ。その点で、ツッコミサービスだ。だから、適切な、上手いツッコミができる人というのはボケの人数に対してかなり少ない。そして、鳥越氏のツッコミ能力は(少なくとも私が視聴したいくつかの動画でのトーク判断するならば)刀ミュ俳優の中では群を抜いている。おそらくこれは、彼が多様な人物積極的コミュニケーションを取り、相手尊重しながら話すことを心掛けてきたからなのではないか。そんな背景が透けて見えたりするところに人間味と魅力を感じた。(あと筋トレ動画シンプルに参考になった。)

もう1人の推しは、大平俊也氏。役は今剣。これは役のイメージと本人のイメージがぴったり合致する。中性的少年的で、あどけなさが残るところが氏の魅力だと思う。普通に顔が可愛い。初めて写真を見たときは、そういう印象だった。

ただ実は、彼に関しては開演前、これ以上の印象がとくになかった。動画などを見ていても、ただ容姿仕草が可愛らしい真面目な人という感じで、もう一歩魅力を感じる部分に欠けていた。強いて言うなら彼にはただ天真爛漫なだけではない、いわゆる「闇(この言葉が深い意味で使われることってほとんどないのであまり使いたくはないのだが)」を感じたような気がして、そこを興味深く考えたからなのかもしれない。(あとこれは完っっっ全に言いがかりなのだが、邦楽ロック界隈では見た目が中性的バンドマンほど性欲が強くてファンと寝まくっているという根も葉もない(たぶん葉くらいはある)噂がまことしやかに囁かれており、同じく大平氏も男性的な部分を見せたりするんだろうかという謎の興味もあったのかもしれない。)

そういうわけで、私はひとまず、2人のうちとくに人間として魅力的だなあと思った鳥越氏(安定)を推しとして設定し、ペンライトの色を決めたというわけだ。

私の席から見渡した辺りはほんとうに女性ばかりで、電車内の女性が9割だったとしたらここはもう99割が女性だった。男性存在についてAに訊いたところ、「まあほとんどが彼女に連れてこられてるだけの人だね」と言っていた。リア充爆発しろという一言でも言いたいところであったが、ここで爆発されたらイベントに影響あるし片付けとか面倒だろうな、と考えて口をつぐんだ。

照明が落ち、舞台が始まる。観劇自体がずいぶんと久しぶりだったので、なんだかいやに緊張した。隣に座るAは早速双眼鏡を取り出し、推しの額に光る汗を堪能しているようだった。(Aは同公演に何度も通っているため構成や内容を覚えてしまっており、推しが出てくる数秒前から出てくる位置にすでに双眼鏡を向けていたためさすがにすごすぎて笑ってしまった)

ドラマパートでは刀剣男子たちが次々に現れ、おのおののキャラクターらしい台詞で我々を楽しませてくれる。思っていたよりも総じて演技のレベルが高く、ちょくちょく挟まれる小ボケ普通に笑える。

そうこうするうち私が注目する安定が現れ、男子たちの会話の輪の中に飛び込んでいった。しかし、私はここで少し違和感を覚える。筋トレ動画を何度も見ていたせいか、あどけない口調の安定と兄貴肌の鳥越氏のイメージが重ならない。まあまあこれはこれでいいか、役なんだから、と納得させながら私は舞台のほうに居直った。

逆に、今剣は役と人物が寸分違わず重なった。大平氏の声・仕草は、本家ゲームで出てきた今剣のイメージほとんど同じだった。鳥越氏の力不足とかそういうことでは断じてなく、これは純粋大平氏の持つ魅力と、またそれを見越してあてがわれたキャスティングの妙だと思う。それほどまでに今剣の立ち回りは見事だった。

しばらくすると、おもむろに周囲の女性たちが起立し始めた。なんだなんだ、校歌でも斉唱するんかと思いながら付和雷同、私もペンライトを持って起立した。どうやらここからしばらくはライブパートらしい。ミュージカルと言いながらけっこう現代的な曲(EDMとかそっち寄り)なんだなあなどと思っていると、演者たちがステージで踊りだし、さらには客席中央ステージでもダンスが始まった。

私はまさに魅了された。大平氏のダンスである

先に言っておくが、歌もダンスも全員上手い。だがその中でも、大平氏のダンスは別格に感じた。なにって、踊っているのがはっきりと”今剣”なのだ。彼は背も高くない、体つきも華奢で、いわゆるダンサーとしての資質は他の刀剣男子に劣っているといえる。しかし、手足のフリが誰よりも大きい。大きいだけでなく、キレもある。そしてその懸命さが、彼のマイナス資質いっきプラスへと逆転させていた。ステージ上で彼の弱点は、はっきりと長所だった。「おそらく今剣が踊ったらこんな風なんだろうな」という彼なりの答えが、あのダンスには込められていた。

踊る彼を見て、この人は無敵だ、と思った。

ダンスに魅入っているのも束の間、舞台はまたすぐにドラマパートに戻り、ライブパートと交互に展開しながら進んでいく。そしてついに山場、俳優たちが客席まで降りてくるフェーズが訪れた。通る刀剣男子から直接手を振ってもらえたり、ウィンクされたりすることを、ファンサービスファンサ)というらしい。私は自分推しが通ったらなんとなくうれしいな、という程度で呑気に構えていた。(隣のAは推しの様子を見ながら奮起していた)

通りがかる刀剣男子たちをぼーっと見ていたときのこと、後ろ側からやってきた和泉守兼定が、私に向かって指をさし、はっきりと目線をくれた。一瞬、自分に向けられたものかどうかわからなかった。よくわからないが笑顔で応えたことだけは覚えている。こんなことを言うとタイトルの通り誤解されそうではあるのだが、私の知る限りあのとき感情に最も近いものは、恋だ。

理由説明できない。できないのだが、「イケメンが選んでくれた」という感情は、きっと男であってもうれしいのだと思う。それほどまでに私が受けたファンサは衝撃的だった。そして、推しでもない人でこれなのだから、これを自分推しから直接もらえるなどということがあれば、それはどれほどのクソデカ感情になるのか。想像すると、むしろ恐ろしくなるほどだった。

終演までのライブパート、私は自然と目で今剣を追っていた。彼の、あの衣装でのダンスもっと見たい。いつまでも見たい。だんだんとそう思うようになっていた。

終演後、私はAに感想を伝えた。予想していたよりずっと面白かったと述べると、Aはしたり顔であった。彼女は物販に行くと(地元なのでここでお金を落としたいという敬虔オタク然としたことを言っていた)私に伝え、人波に消えていった。

帰りの電車は行きよりも空いていた。今思えば、夜公演まで見ていく人たちがけっこうな数いるのかもしれない。私は大平俊也氏のツイッターアカウントを捜し、迷わずフォローした。



Fear, and Loathing in Las VegasというバンドMinamiというメンバーがいる。彼はステージ上で、まさに狂人だ。髪を振り乱しながら叫び、かと思ったらわけわからんパラパラみたいなダンスを踊り、でも楽器ちゃんと弾く。そして、嘘くささが一切ない。

Soil&”PIMP”Sessionsというバンド社長というメンバーがいる。紅白とき椎名林檎の後ろでヒマそうにしていたあの人だ。彼はジャズバンドの中にいながら、楽器を(ほとんど)弾かない。彼の担当は”アジテーター煽動者)”。悪趣味マフィアみたいな恰好で、ステージ上をふらつきながら、メンバー演奏のぞき込んだり、客席をメガホンで煽ったりする。ほんとうにこの役割必要だと思っているのか。どこまでが演技で、どこまでが素なのか。まったく読めてこない。

私は彼らを見るたび、自分に成しえないことをしていると尊敬する。

私は、エンターテイナーが好きだ。それは、役を”憑依”できる人のことだ。舞台の上で演じる人たちは、素の自分のままではもちろんいられない。しかし、役を演じすぎると、それはそれで嘘くささが付きまとう。だから役を演じていながら、まるでそれが役だと感じさせない立ち振る舞い。そういう”憑依”を楽しみに、私はミュージシャンライブへ足を運んでいる。

大平俊也氏は、まさにこのエンターテイナーだと感じた。彼は舞台の上で、間違いなく今剣だった。仕草や声の可愛らしさと、ダンスの躍動感。(あと顔の良さとかもろもろ。)それらをひっくるめて、私はしてやられた。

鳥越氏はもちろん好きだ。しかし、実際に見た舞台では(少なくとも刀剣乱舞という題材では)、大平氏のエンターテイナー性のが私にとっては魅力的だった。それだけのことだ。間違いなく今後も、鳥越氏の動画は見続けると思う。

私は自宅に帰り、もらったペンライトを取り出した。推しの色をピンクに設定し、棚にしっかりとしまった。次は、ピンク色のヒモみたいなやつも手に入れたいところだ。

2020-01-07

anond:20200107092403

どっちもまともに見てないのに言語化できるかあほんだら

まあそれでも言うならどっちもコンテンツの中身がどうでもいいと思ってる連中って感じ

ただ共通した話題があればいいみたいな

後このコンテンツが好きな自分が好き!みたいなきしょさ

本質的ラブライバーみたいな缶バッジジャラジャラしてる連中と一緒なんだよな 

2019-12-22

anond:20191222234134

オタク缶バッジを全身にジャラジャラつけて武装っぽくなってるのもまあ本人が幸せならそれでいいよね

2019-11-19

同人誌即売会に気まぐれで参加した。

2019年11月17日10時15分頃、僕は池袋にいた。

東京都に住むようになって15年近く経とうとしているし、何度も来たことのある街だ。

思えば初めて経験したアルバイトでの初めてのお給料を全て落として、電車代もないから家に帰ることもできず途方にくれたのもこの池袋だった。

5回くらいだけ通って嫌になって辞めたボーカルレッスンの教室があったのも池袋だった。

人生で初めて浮気をした相手ラブホテルに入ったのも池袋だった。

きちんと思いだそうとすれば、きっとまだまだあると思う。

今回はお金を落として途方に暮れているわけでもなく、身になっている気がしないボーカルレッスンに来たのでもなく、浮気をしに来たのでもない。そもそも僕にはしばらく恋人がいない。なぜだ。

ともかく、今日はいわゆる「位置ゲーであるスマホアプリ駅メモ!」の同人誌即売会、「フットバーしま~す!!9」(以下、フットバ9)に、サークル参加するためにこの池袋にやってきたのだ。

なお、ここから先の内容については、僕個人特定されないために所々にフェイクが…というかもうほとんど創作の域に達するレベルフェイクが織り込まれておりますレポートとは思わないでいただきたい。フットバ9に参加してないくせに参加した体で書かれた妄想日記と思っていただきたい。やばいである

フェイクのための設定が、偶然当日参加していた方にマッチングしてしまった場合はご容赦ください。できるだけそうはならないようにしてはいますが、リアル雰囲気も欲しいため、当日会場で耳にした・目にしたことや、ツイッターで見かけたことなどを参考にして構成しております

さらにそれを結構失礼な感じでいじっていたりするので、不快気持ちになりたくない方はご覧にならないほう賢明です。

また、「駅メモ」や同人イベントはをご存じでない方にもできるだけわかりやすく書こうとは思いますが、キャラクター名前などいちいち説明しているといくらなんでも大変なので、その辺はご容赦ください。

もちろん、フェイクがあるのは「ここから先の内容については」なので、僕にしばらく恋人がいないことは紛れもなく事実である。なぜだ。

キャリーケースを引きながら、サンシャイン通りを歩く。

朝家を出る前に、お釣りを用意するのを忘れていることに気が付いていた僕は、本来ダメなことではあるのだが、池袋から会場となるサンシャインシティの展示ホールまでの道中にあるゲームセンターで、両替をさせてもらおうと考えていた。どうもすみません

立ち寄ったゲームセンター開店直後ということもあってか、お客さんの数はごく僅かで、否が応でもキャリーケースを引きながら入店した僕は少し目立ってしまう。

同人イベントがよく開催されている池袋において、この時間帯にキャリーケースを引いて入店してくる人間は釣銭用の両替目的ですと自己アピールしているようなものだ。

僕は必死に取り繕おうと、UFOキャッチャーの景品のリラックマに顔をほころばせたり、エナジードリンクが景品になっているゲームの前で小銭入れを取り出して100円玉が入っていないことに気づいた振りをした。完璧な演技である

もっとも、5000円札を入れ100円玉20枚と1000円札3枚に両替したのを誰かに目撃されていたら、

エナジードリンクを手に入れるために2000円の投入を想定している男」

と思われてしまたかもしれない。同様の人を見かけた場合は、そっと優しくコンビニに行けば200円ちょっとで買えることを教えてあげて欲しい。

ともあれ両替を済ませ、退店する。本当にすみませんでした、ア〇〇ーズサ〇シャ〇〇店さん。

でも、一応何もせずに店を出るのは悪いと思い、エナジードリンクを狙ってみるかと2回ほどプレイしたのですが、1ミリたりとも惜しいと思える瞬間がありませんでした。この恨みは死ぬまで忘れませんよ、アドアーズサンシャイン店さん。

ゲームセンターを出て少し歩くと、サンシャインシティ入り口が見える。会場となるホールへはここからもう少し歩くので、初めて会場に向かう僕は迷わないか少し不安だった。が、僕の横を迷いのない様子で颯爽と通り過ぎて行ったキャリーケースを引く女性を見て、彼女についていけば安心だと確信した。オタク系のイベントに限らず、目的地までの道順に不安がある場合は明らかに同じ目的であろう人達についていけばいいだけなのである同人イベント場合サークル参加者は高確率キャリーケースを引いているのでなおさらわかりやすい。あと気持ち早足。

10時40分頃には無事に会場に到着。サークル入場証を2枚もらった。

本当であれば売り子をお願いしていた友人と一緒に来る予定だったのだが、友人の勤め先で集団食中毒が発生し、多くの社員が急な休みを取ったらしい。原因はどうも某社員の家で開催された飲み会が原因だったようなのだが、飲み会に誘われなかったため食中毒回避した友人は、急遽フォローのために出勤することになってしまったのだ。飲み会には誘われないわ休日出勤することにはなるわで、可哀そうな友人である

というわけでサークル入場証は1枚でよかったのだが、事前に引き換え用紙に必要数2枚と書いてしまっていたので、コミュ障な僕は何も言わず2枚受け取ってしまった。受付の人に「何コイツ。貰えるもんは貰っとくタイプの人?あさましい!」と思われてしまたかもしれない。

会場は思っていた以上に広かった。

同時開催であったボーカロイドオンリーイベントスプラトゥーンオンリーイベントは、比較サークル参加者も一般参加者も多い人気イベントの様で、3つのイベントの中で駅メモイベントスペースは一番小規模だった。

しかし僕が入った時間はすでにサークル入場時間から1時間近く経っていたわけで、既に多くのサークルさんが到着しており、賑わいはボカロにもスプラトゥーンにも負けていませんでした。

(´-`).。o0(ボカロスプラトゥーンと比べると年齢層が高くリア充度が低く見えるな)

おっと、すみませんなんでもないです忘れてください。

自分サークルスペースに到着。俗に言う「島中」である。両隣のサークルさんはすでに到着していて設営もほぼ完了していた。

今日よろしくお願いします、と軽く挨拶を済ませ、早速テーブルの下に届いていた段ボール箱に手をかける。今回僕が作った本が、印刷会社から会場に直接届いているのだ。

カッターを持って来ていないことに気づいた。段ボール開封したり、不要となった段ボール解体するためにも必要アイテムだろう。今後機会があったら参考にしよう。

ひとまず、某倉庫アルバイトしていた時に培ったボールペン段ボール開封するテクニックを駆使して開封。我ながら見である。多分、今後機会があってもカッター必要ない。

本はとてもきれい印刷されていた。自分で描いた絵なのだから嫌になるほど眺めたはずなのに、きちんと本になっているとなぜだかちょっとだけ割増しでいい感じに見えた。

設営作業に入る。俗に言うサークル布を敷き、本を並べる。見本誌も用意する。そして、こちらも頒布するために用意した、駅メモキャラクターモチーフにしたバッジストラップキーホルダーシールを、ワイヤーネットを使って陳列する。ちなみにこれら、全部僕のハンドメイドである可愛い小物を夜な夜な生産するおっさん。絵的にはかなりきついものがあると思う。

いかんせんこういったレイアウトを考えるセンスがないので、自分でもだっさいなあと思いながらも、なんとか設営を完了した。

時刻は11時15分頃。ようやく少しだけ余裕ができたので、改めて会場を見回してみる。やはり、思っていたよりも広い。もう何年も前に某アニメオンリーイベントに参加したことがあったが、その時の会場よりも全然広いような気がする。

と、ふとあるエリアで目が留まった。

同人イベント界隈に、「壁サークル」という言葉がある。

サークルのスペースには、俗にいう「島中」「誕生日席」「壁」という種類がある。詳しい説明は省略するが、「島中」<「誕生日席」<「壁」の順で、サークルの人気度や知名度などがある程度現れている。

もちろんこれは絶対ではない。僕の主観も入っているし、あくまでも「そういう傾向がある場合がある」程度に思っていただきたい。

その中で「壁」に配置されるサークルを「壁サークル」と言ったりする。人気度や知名度が高いサークルで、そうなると当然作品クオリティも高い場合が多い。

この「壁サークル」は、「島中」に配置されたサークルと違って、背後にある壁にポスターなんかを掲示することができたりするというメリットがあったりするし、「壁」に配置されることは大変名誉なことなである

が、しかし。

フットバ9の壁サークルエリアは、島中や誕生日席が集まるエリアから若干離れているのだ。さらに、壁サークルの半分くらいはそこからさらに離れた場所存在していた。

一般参加者がまだ来場していない時間いくら知名度や実力のあるサークルとはいえサークルスペースの前に人が集まることはない。閑散としている。壁に貼ったポスターすらどこか悲壮感が漂っている。なんだったらヤマト運輸の受付と勘違いされかねない。

案の定ツイッターでこのエリアに配置されたサークルさんがもの申しててそりゃそうだよなって思った。

さて、いよいよ一般参加者の入場時間5分前、つまりイベント開始5分前だ。

この時、一人の男性が僕のスペース前にやってきた。

はじめまして自分、○○です」

ツイッター相互フォローになっている方だった。

この方も僕と同じく一人でサークル参加されているようで、いざイベントが始まるとなかなかスペースから離れられないので開場前に購入しても良いか、と聞かれた。実際のマナー的なものはどうなのかわからないが、僕はとりあえず本が売れる喜びでOKした。ついでにキーホルダーも買ってくれた。

宣伝見て、絶対買おうって思ってたんで開場前に来ちゃいました」

って言葉が、社交辞令だったとしても嬉しかった。

そしてすぐに一般開場。イベント開始のアナウンスがあり、サークル参加者たちが一斉に拍手する。僕もドキドキしながら拍手する。

やはりボカロスプラトゥーンエリア目的の人たちが多いようではあるが、駅メモエリアにも早速人が押し寄せる。人気サークル新刊や新作は、開始早々売切れる可能性もあるのだ。一般参加者はあらかじめカタログイベント公式サイトで目当てのものを探しておいて、開場後一番にそのサークルスペースに向かう。「走らないでください!」とアナウンスもあるほど、この開幕時の争いはそれなりに熾烈なのである

僕がその昔、初めてとあるオンリーイベント一般参加したときは、カタログをチェックするとかそういうことすら知らずに、ただなんとなく好きなアニメ同人誌が売ってる、くらいの感じで来場してしまった。そのため、開幕後のダッシュを目の当たりにして何が何だかからず「とりあえずみんな急いでるんだからついていかないと!」って思ってついて言ったら全然興味ない作品サークルに行きついた苦い経験がある。爆笑間違いなし。抱腹絶倒エピソードである。今これを読んでいる方たちもスマホPCの向こうで腹を抱えて笑っているに違いない。

さて、開幕して駅メモエリアにも一般参加者が流れてきているが、僕はというと過去のことを思わず思い返してしまうほど、ただ静かに座っていた。

開場して10分、15分が経過するが、僕のスペースには未だ誰も訪れない。

しかし、僕も過去オンリーイベントではないが同人誌即売会自体には何度かサークル参加したことがあるから、さほど焦ってはいなかった。

開始直後に人が訪れるのは、大手サークルや人気サークル、もしくは同ジャンルイベントに何度も参加していて、参加者同士で交流が多い人たちである

今回駅メモオンリーイベント特に何の繋がりも盛ってない状態で参加した僕のサークルには、大手サークル目的の買い物をあらかた終えた人が「さて、ブラブラと見て回りましょうかね」となるのを待たなければいけないのだ。

「今は大手タイム…今は大手タイム…」と心の中で繰り返していたが、少し口に出てしまっていたようで、心なしか両隣のサークルの方との距離が開いた気がした。

しばらくすると、予想通りチラホラと僕のサークルにも訪れてくれる人が現れ始めた。本やグッズがちょこちょこと売れていく。ものすごく嬉しい。

本を買っていってくれる人は2つのタイプに別れる。やってきてすぐ、見本誌も特に手に取ることなく「新刊1部ください」などと言って購入してくれる人と、見本誌を見た上で買ってくれる人だ。

前者はさらに4パターンに分けられるように思えた。以下の通りだ。

最初から買うことを決めている人

カタログ宣伝などを目にしていて、最初からうつもりでいてくれた可能性はある。

まず売切れたりする可能性のある大手や人気サークルを回った後に、僕のサークルにきてくれた、というわけだ。

② 僕の本のメインキャラ「うらら」が好きな人

うららが好きだから、とりあえずうららが描かれているから買う、というのは大いにあり得る話だ。内容はどうだっていい。そこにうららがいるから買うんだ。

(´-`).。o0(ちょっとやべー奴じゃん)

おっと失礼、なんでもありません。

③ もうとりあえず本なら買うって人

会場では色んなサークルが様々な駅メモに関するもの頒布している。

漫画小説イラストなどの本や、キーホルダー缶バッジや色紙、タオルなんかも売ってたりする。

そんな中でもうとりあえず本ならすべて買ってるっぽい人がいた。もちろん稀なタイプではあるが、一人ではないと思う。

(´-`).。o0(ちょっとやべー金持ちじゃん)

おっとこりゃまた失敬、なんでもありません。

④ とりあえず全部買う人

(´-`)<間違いなくやべー奴じゃん

いや、流石に全部ではないと思う、誇大表現をしてしまった。

しかし、僕のサークルスペースがある島で、おそらく端から端まですべてのサークルでなにかしらを購入していた。両手を本やグッズでいっぱいにしながら。

世の中にはやべー金持ちがいるものである

と、まあふざけてはしまったが、買ってくれる以上僕にとっては大歓迎な、感謝すべき人たちである

そして、後者の、見本誌を見た上で購入してくれる人。

この場合は、中身を見た上で購入を決断してくれているわけだから、ある程度の評価をもらえたのだと思うと、ノールックで買っていってくれた場合とはまた違う嬉しさがある。

もちろん、最初からうつもりではいたけれども、一応流れとして見本誌をチェックしている人もいるだろう。中身が漫画なのかイラスト本なのかを確認しただけ、という人もいるだろう。

それでも、中身を見た上で買ってくれるというのは、なんだかちょっと嬉しいものなのである

また、当然だが中身を見た上で買わずに去っていく人も多い。もちろん買ってくれるのが一番嬉しいが、意外と買ってもらえなくても、見てもらえただけで嬉しかったりもする。手に取って見ようと思える何かがあったのかな、と思う。

今回の本は、イラストを数ページ載せた後に4コマ漫画が数ページ、という構成であった。ペラペラとめくってくれている人の顔をこっそりうかがっていると、イラストのページを終えて4コマ漫画に至った後、少ししてふっ、と笑顔になってくれたりするときがあった。

勘違い可能性もあるけど、4コマ漫画を読んで顔をほころばせてくれたのだろう。本の内容にリアクションをとってくれる人がいる、その事実が嬉しいのだ。

しかし僕は、見本誌を見てもらうことに、ちょっとした悩みがある。

僕のつたない画力が露呈してしまうということももちろんだが、個人的にはそんなの比べ物にならないくらいに、悩んでいる。

それは、「見本誌を見てもらっている間僕はどうしていればいいんだろう問題である

気まずい。とにかく気まずい。そしてやっぱり自分漫画を目の前で見られていることが少し恥ずかしい。しかもつたない画力だし。

しかけるコミュ力は持ち合わせていないし、そもそも見本誌をチェックしているのに話しかけられたら邪魔だ。かといって、何事もないようにスマホをいじっていたり何か作業をしているというのも感じが悪いように思えるし、あからさまにリアクションをうかがうようにじろじろ見ているのもなんだかプレッシャーを与えてしまうような気がする。

結果、僕はというと、「スッ…」である

「スッ…」と静かに座っているのみである

みんな、あの時間どうやって過ごしているのだろう。今度機会があったら気を付けて見てみようと思う。

そんなこんなで本もちょこちょこと売れていく。

僕程度の本でも買っていってもらえるのは、やはりオンリーイベント恩恵だなと感じた。

そして、本よりも好調に売れていったのはグッズ類だった。

開始前にフォロワーさんが買ってくれたキーホルダーに続いて、本と一緒に買ってくれたり、グッズを単品で買ってくれたりで、初参加のサークルの割にはまあまあなペースで売れていたと思う。

ストラップってここにある分だけですか?」と尋ねてきた方がいた。

「そうなんです、手作りで用意したので、数が少なくてすみません」と伝えると、ツイッターで見てリトのストラップが欲しい!って思ってきたんですけど…残念だ!と悔しがって、本だけ買っていってくれた。欲しがってくれたことがなんとも嬉しかった。

その後も、本もグッズも少しずつではあるが売れていった。

当日のイベント時間中もツイッター写真を上げ宣伝をしていたので、おそらくそれを見て買いに来てくれているのか、まっすぐ僕のサークルスペースにやってきて、ノータイムで「○○ください」みたいな感じで言ってくれる人が多かった。

また、うららのバッジを買ってくれた人は本も一緒に買ってくれたのだけど、スペース前に来てまず「うららメインの本ですか?」と聞いてきた。「はい、うららメインです」と言うと、「じゃあ1部と、あとうららのバッジもください」とのこと。

わず「うらら推しですか?」と聞くと、力強く「はい!うらら推しです!」と答えてくれた。中学野球部かよ、と言いたくなるような、ピュアな力強さだった。

さて、会場には駅メモキャラクターであるでんこ」のコスプレをした人が、 Permalink | 記事への反応(7) | 17:38

2019-11-13

オタクってなんでツイッターでいっつも何か交換してるの?

缶バッジとか

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