丸いゼリー状の半透明なツブツブが入ってるやつ 念入りに食うなと書いてあるのをみるに人類のなにか本能のようなものに訴えるうまそうさがあるのだろう
シャンプーのあの質感の飲み物ってなくないか?界面活性剤?が効いてる的なことなのかな
詰め替え用シャンプーの容器揉んでると飲んでみたくなってくる
食ってみたい!あの不思議な感触、食感としてはどうなんだろう 味はまあガムみたいなものでそれ自体がどうこうってんじゃなさそう
ときどきムラッとくるものがある つかサボテンステーキとかあるし食えるといえば食えるんだろうけどな まずいから…
過熱前のハンバーグとか時々食ってみたくなる タルタルステーキいつか食いたいが、そんなものが食える都会に住んでないんだよな
霜降り牛なんかもな 熱した後の灰色より熱する前の赤色の方がうまそう
断面が赤くてうまそうだし、厚さ5ミリくらいの断片を舐めるみたいな食い方はないのか?と思うんだけどないっぽい
「男を見下していた」さえなければいくらでもいるよ
もう五年近く喋ってない弟がいるんスよ。
連絡先も知らないけど、聞いても無いのに母が話してくれるおかげで東京で大学生やってることは知ってる。何年生かは知らん。
単位はカスくらいしかなくて、実家に送られてきた通知によれば去年の前期にとれてた単位はゼロ。ウソだろ東京で何やってたんだよお前。なんか麻雀やってるらしい。なんで都会の大学生は皆麻雀と煙草に手を出すのか。下宿先の大家さんからは「郵便受けがいっぱいだからどうにかして」と実家に連絡がきた。家帰れお前。
自粛生活でバイトは出来んわ登校できんわでのたれ死んだんかなと思ったらちゃっかり大学から給付金を受け取ってた。よかったな単位無いのに見捨てられてなくて。
小さいときはたぶん、その辺のきょうだいと同じように仲が良かったと思う。あんまり覚えてないけど。
少なくとも同じ家で同じように生活して普通に話してたし、普通に遊んでた。
弟が高校生になった頃、なんかコイツの性根気に食わねえなと思うことが増えて、ただ自分は兄貴なのでそこにキレたらダセえなという謎のプライドがあって(いま思えばそこで正してやれよ、とか自分が間違ってるかもしれないから話しあえ、とかなるけど全部今更)、結果向き合うことを避けた。で、全然会話をしなくなった。
ケンカをするほど仲が良いっていうのは多分ほんとうだ。ちゃんとお互いと向き合ってるってことだと思うし。
怒られている内が華っていうのもほんとうだ。弟がどんなクズでも、僕は怒りたいと思ったことがほとんどない。そこに至るまでの熱量が無いので。弟ももしかしたら同じことを僕に思っているのかもしれない。似た者同士だね。
弟は、なんていうか、変なやつ、というか、変になりたがりというか、堂々と空気を読まずに生きていけるやつだと思う。未だに弟を表す的確な語彙がないのでもどかしい。
今更だけど、弟のことを嫌いなわけじゃない。ただ、絶望的に関わり合いたくない。きょうだいじゃなきゃ一生近寄らないタイプ。好きの反対は無関心(無関心というには血縁関係が無視できない)みたいな。嫌いだったら話にもださないよね。
他人と違うオレカッケー、は思春期の少年少女なら大半が通る道だと思っている。自分も通った。めちゃくちゃ恥ずかしいけど思春期ってそういうもんだって開き直ってかないと黒歴史に押しつぶされそう。弟がふつうと違うのは、それを生まれて20年余り、ずっとやってきてるってことなのかもしれない。
他人が言えないことを言えちゃうオレ、他人を慮らないオレ、他人がやることをやらないオレ、ずっとこれ。20年。逆にスゲエわなんだお前。両親はあまり厳しいタイプじゃないので子どもたちの人間性にとやかく言うことはほとんどなかったけど、これは親の教育責任では?と思わなくもない。勿論兄の責任もある。
弟と関わることを避けてきたので、弟の好きなものや嫌いなものが小中学生の頃から全然更新されていない。好きなものは唐揚げとYOSHIKIで嫌いなものはピーマンと片付け。多分いまもそんなに変わってないと思うけど、よく分からんし自信はない。
弟のことで一番思い出すのが、音楽のことかもしれない。やつは中学にあがるかあがらないかくらいの頃からなんか音楽に目覚め始め、姉がドラムをやってた影響か知らんがドラムを始めて性格がより一層天邪鬼になった気がする。音楽は人を変えるとかそういう話ではない。
ここで弟がハマったのが今も昔も流行りの軽音的なやつで、バンドとか組んで同級生やダチとわいわいできてたら話は違ったんだろうけど、弟が向かった先はクラシックだった。どちらかというと邦ロック的なものは見下しがちで、同級生がRADやワンオクやエルレに湧いてる頃、ひとり斜に構えて音楽の教科書に載ってるような古典音楽を聴いてるようなやつだった。すまん、テキトーいったけど教科書に載ってるかどうかはしらん。ブラームスだかバッハだか高名な作曲家のオーケストラ音源だった。自分は軽音もクラシックも通って来なかったので全然分からん。アルトリコーダーなら吹ける。
まあ好きなものはひとそれぞれだし、好きなものを好きだといえるのはいいことだと思うのだ、本当に。ただ弟の場合は、「この良さが分からないやつは全員クズ」みたいな見方をする。めちゃくちゃする。僕みたいに音楽偏差値の低い人間のことは特に馬鹿にする。自分の認めたものしか受け入れない上に、認められない人を精一杯こきおろす。お前地獄生まれ地獄育ちかよ。僕の親友の悪口をおかずに夕飯を食ってた小学生の頃からその素養は培われていたんだろう。当時の自分はめちゃくちゃキレた思い出があるが(まだ弟に対して怒る愛情を持ってたのかなあ)、僕がキレても興味が無さそうだった弟より、イチミリも注意しない両親の方がやけに心に残っている。だからあいつが出来上がったんだろうな。ちなみに親友は弟と直接の面識はない。「お兄ちゃんがとられたみたいで寂しかったの><」とかだったらかわいかったのにな…。ただ僕の好きなものを片っ端から否定したかっただけであることを知る頃には弟と喋るのはやめてしまった。なので、東京でまだ大好きな音楽に触れているのかどうかは全然知らない。
弟はカースト外の陰キャなので友達がおらず、頼る人間がヤバそうな先輩くらいしかいないのも不安に拍車をかけるが僕の知ったところではない。というわけにはいかないのだ。兄なので。
実家に帰省するタイミングをいつも弟とずらしていることを、両親は特に何も言わない。けど、まあなんとなく自分と弟の仲が良くないことくらい気付いていると思う。
もし自分が親だったら、自分の子どもたちの仲が悪かったらめちゃくちゃ悲しい。どっちも等しく子どもなのに。片方養子でした、というオチがつけばいいものの、残念ながら全くもってフツーに実のきょうだいだった。
いま、一応ながらも弟として扱っているのは、やつが自分の父親と母親の息子だからに他ならない。ややこしい言い方だけど、自分を産んでくれた感謝すべき両親の子どもなので、精一杯見ない振りをしているという形である。
両親には、教育の仕方とかまあ色々思うところもあるが、自分含めきょうだいをここまで育ててくれたことは確かだし、感謝を形として返していかなきゃいけないってことは人間としてさすがに分かっているので、両親が元気な内はなんとか縁を切らずテキトーな距離感でやっていければと思う。まあ何事もなければ、の話ではあるけれど。
今からあまり想像したくもないが両親がこの世を去った時、それは弟と自分の縁が切れる時だろうと確信がある。
一般的に兄弟仲が悪いって言ったら、どんな仲を連想するんだろうか。自分と弟は決して仲良くないし、悪いといえるほどの関係性も無い。いやまあ、どちらかというと「悪い」よりなのは明らかなんだけど。
仮に弟が東京でひもじい思いをしていても、へえ身から出た錆だね、しか思えないが、父と母は普通に心を痛めているのでなんとか自力で立ち直れよ、と思わなくもないが、その父と母がいなくなれば、その思いもさっぱりなくなるだろう。
漫画やアニメのような清く美しい兄弟愛って、あるところにはあるのかなあ。よくわからん。うちにはなかった。いや、僕も弟も姉とは普通に仲が良いので、僕と弟が特殊なだけかもしれない。きょうだいは助け合って当然とか、きょうだいは命張って当たり前みたいな漫画を読むと、急に気持ちが冷めてしまうんだよな。逆にきょうだいに並々ならぬ愛憎入り混じった感情を抱えている復讐ものとかいうのもよくわからん。エロい漫画は大好きだけど近親相姦物に萎えてしまう原因はその辺にあるのかもしれん(いやこれは姉がいるからかもしれないけど)。弟に愛情をもてないことを、両親に申し訳ねえな、くらいの感想しか持てない兄なのをどうか許してほしい。いや許されんでも勝手にやるわ。おまえも勝手にやってるもんな。完。
というわけで今回募集いたしますは、「まったくもってお互いに情が無いきょうだいが登場するジャンル」です。漫画でもゲームでも可。そんなんあんのか?
ご飯たくさん食べたよ
暴力を肯定的に描いている作品なんてごまんとあるし、週刊少年ジャンプでも絶賛連載中だ。
それで反論になると思っている人間の精神構造については言うまでもないだろう。