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2023-02-04

anond:20230204101131

個人的には、20代の頃に正社員バリバリ働いていたらヘッドハンティング業者の目に留まって、面談中に「どんな形で仕事したいですか」と質問されたときに「責任所在が明確で、その中で全力で仕事したい」と答えたら、

あなたの条件を満たす雇用形態アルバイトしかないので、アルバイトを探してください」と言われて、こんなこと言い放つ人間ヘッドハンティングで高給貰ってるのかと思うのと、なんか自分人生否定された気がしてこいつらは敵だと考えたのかもしれない。

それは酷い

しかけてきたんそっちやのになんでそんな悪態つかれにゃならんのって思うな

仕事一生懸命キラキラ目を輝かせて働いている人を見ると居心地が悪い

自分自身特に仕事もできずのうのうと生きている人間なんだが、仕事一生懸命キラキラ目を輝かせて働いている人を見ると居心地が悪い。

何というか仕事のものに対する熱量が高過ぎてぱっと見怖く見える

もちろん、仕事やりがいをもってやれる人はカッコいいし尊敬するんだが、そういう人と会話するとなぜか別の次元に居る人見たいな感覚に襲われて逃げたくなる。

言い過ぎだけどクトゥルフ神話的な上位存在に対する恐慌状態って言えばわかるか?

もっとわかりやすく言えば、熱心な信徒宗教勧誘受けているような感じ。怖くて逃げたくなる。

じゃあ逆にダウナーな感じで仕事できるやつを見るとそれはそれで接し方がわからなくて怖い。何考えてるかわからない。

話してる最中にいきなりぶん殴ってきそうな気がする。コンサル人間とか結構多い。

これが仕事できないという自覚から来る逃げなのか、特定特質をもってる人間現代適応できてて、そんな人間とはウマが合わないから逃げたいと感じているのか。

個人的には、20代の頃に正社員バリバリ働いていたらヘッドハンティング業者の目に留まって、面談中に「どんな形で仕事したいですか」と質問されたときに「責任所在が明確で、その中で全力で仕事したい」と答えたら、

あなたの条件を満たす雇用形態アルバイトしかないので、アルバイトを探してください」と言われて、こんなこと言い放つ人間ヘッドハンティングで高給貰ってるのかと思うのと、なんか自分人生否定された気がしてこいつらは敵だと考えたのかもしれない。

2023-01-24

分業化すると責任所在が分かりにくくなってサボりが増えることあるよなあ

自分がやってることが全体から見て何処なのか見えにくいしな

末端のデータ入力の人なんかはそんなに気にしなくてもいいかもしれないけどさ

2023-01-23

ガチャ嫌いでガチャギャンブルホスト狂い扱いするはてなーに決定的な違いを教える

結論から言うと、ギャンブルにはゴールがない。

なぜなら、金を使って金を得るのがギャンブルからだ。

1000円が1万円になっても、次は1万円を10万円にしたいと思うだけで、もうここで終わり、というゴールがない。

逆に1万円が1000円になっても、次やれば取り返せるかもしれないから、負けても終われないし、ひどい時は使ってはいけないお金まで使ってしまう。

ガチャはどうかと言えば、もちろん全キャラ集めて最大まで強化するまで止まれないガチャ中毒も中にはいるだろう。

しかほとんどの人はイベントごとに好きなキャラ、強いキャラを一体手に入れられれば満足だろう。

適正な金額かまでは知らんがある程度のゲームは大抵天井もあるから、それには非現実的金額はかからない。

例え全キャラカンスト目指す中毒者であってもいつかは終わりが来る。

また、ガチャに勝ったからといってお金が戻ってくるわけではない以上、ないお金を使う心理的抵抗ギャンブルのそれより多少は高い。

ギャンブルは「勝てば取り返せる」という誘惑があるが、ガチャは勝っても1円も返ってこない。

「勝てる可能性があるだけギャンブルのほうが有意義だ」とのたまう人間がいるが、むしろその可能性こそがギャンブルが人を破滅させる要因になっている。

ホストキャバクラはどうか。

ゴールが無いわけでは無いが、現実的にはゴールできる可能性は極めて低い。

ホストキャバクラのゴールとはそもそも何か。

乱暴に言ってしまえば、彼や彼女自分とだけプライベートに付き合ってくれることだろう。

しかホストキャバ嬢仕事でやってるし、金で自分を買うような人間、あるいは養分しか思ってないような人間を本気で好きになるようなケースは早々ないだろう。

あったとしてもホストキャバクラに狂って破滅するような人間はまず対象外だろう。

からホスト狂いやキャバ狂いはほとんど0%の可能性のためにお金を注ぎ込むことになる。

そもそもガチャなどというと最近まれたモノのように感じるが、言ってしまえばくじ引きスクラッチカードゲームのパック、ガシャポンなど、類似遊戯はいくらでもある。

それらのことをギャンブルだの賭博だの言う人はいたか

もちろん、それらとガチャとでは注ぎ込む金額スマホによる課金のしやすさな無視できない違いもあるが。

また、本来言うまでもない事な気もするが、たかデータお金を、という人もたまにいるのだが、

買い切りゲームだろうがクリエイターの書いた漫画だろうがパソコン上のコンテンツは全部データだ。

現実絵画もただの絵の具のパターンだし、彫像はただの石だし、人間はただのタンパク質の塊だし、思考電気信号の集まりだし、地球はただの岩石である

データであることが何かの否定材料になることはありえず、それでもそのように主張するなら、その人は自分をただの肉塊である宣言するのと大差がない。

最後に、ガチャになんの咎も無いかというと、別にそんなことはないだろう。

上に書いたように、くじ引きだのガシャポンだのと違って金額中毒性は問題になりやすいのは否定できない。

ギャンブルのものではなくともギャンブル共通する要素はある。

共通点があればそれは同じものであるというのは乱暴すぎるというだけで。

あとはガチャ責任と言っていいのか微妙だが、買い切りコンテンツの開発をそっちのけて課金させるためのノウハウばかり生産者に注力されるのも困る。

じゃあ何が言いたいのかというと、ガチャはクソだということを主張するためにギャンブルだの水商売だのを適当イコールで結ぶのは問題所在曖昧にしてしまうからやめろ。

あとあれもこれも全部一緒くたにするの、頭の固いお年寄りみたいだよ。

(全部ピコピコとかファミコンとか言ってた昭和おかんか)

2023-01-15

古賀正義、怪しいヤングケアラー利権発言あり

しかし本当か?

今一生新刊子ども虐待は、なくせる』

2022年4月28日

古賀 正義中央大学文学部教授)さんは、学校の子もの場所を作れと提案

ヤングケアラーにも対応できると主張

親権者子どもの居所許可権があるという法律をご存じないのだろうか

https://twitter.com/conisshow/status/1519673137507758081

世界思想社金曜日webマガジン更新

@sekaishisosha

『「若者支援」を読み解くブックガイド』(かもがわ出版)をご恵送いただきました。弊社の刊行からは、『ストリートの歌』(鈴木裕之)と『ひきこもり家族社会学』(古賀正義石川良子編)が紹介されています。この二冊からだけでも、幅広く選書されていることがわかります

中央大学広報

@Chuo_PR

いじめ事件における「責任」の所在

リスク社会と応答の責任

古賀 正義中央大学文学部教授

専門分野 教育社会学

http://bit.ly/RQpvCu http://fb.me/1PO0zId7x

午前11:07 · 2012年8月27日

https://twitter.com/Chuo_PR/status/239906925125439488

村上靖彦

@yasuhikomurakam

2019年10月8日

困難校の生活指導先生エスノグラフィーって面白そうだけどあるのだろうか。清濁併せ呑む日本独特の文化だったと思うので面白いのではないだろうか。

子どもたちの側のは『ハマータウンの野郎ども』や『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー』があるが。

と書いて「夜回り先生か…」と思い至る

𓅢ザイタクチュウデス()

@18991129

返信先: @yasuhikomurakamさん

教育社会学だと古賀正義編の以下の本が挙げられるかと思います

https://amazon.co.jp/dp/4760892621/ref=cm_sw_r_cp_awdb_c_NR-MDb6HH72JJ

ごま空気読まない

@gomaf502

2022年7月20日

大石さんの国会参考人質疑

子供庁」の名称に「家庭」入れる件、

「『家庭』入れる入れない、もし選べたら?」

「家庭」名称に警戒感示さずお茶濁しの参考人達、忘れない

https://youtu.be/h2AkQQfLKzY

名古屋大学出版会

@UN_Press

2021年5月28日

教育実践を本格的に調査分析広田照幸古賀正義伊藤茂樹編『現代日本少年院教育――質的調査を通して』

少年院ではどのような教育が行われているのか? 本格的なフィールド調査を通して、教育学の視点から多面的分析イメージ一新する研究

書誌情報https://unp.or.jp/ISBN/ISBN978-

未来定番研究

@mirai_teiban

2018年8月20日

新語辞典ジェネレーションZ】

1990年代後半から2010年の間に生まれ世代のこと。生まれた時にはデジタルツールが当たり前に普及していたこから、「デジタルネイティブ世代」とも呼ばれます。そんな世代の人々の価値観とは?

#中央大学文学部教育コース #古賀正義

fin.miraiteiban.jp

第18回| ジェネレーションZ | FUTURE IS NOW

2023-01-14

Colabo騒動人物相関図作成しようと何度も挑戦しているが追いつかない

次々に新たな人物団体・要素が登場し相関図がメチャクチャになって視認性が悪くなりコレは参考にしにくいと思って何度となく削除している。
相関図デザインインスピレーションを得るためGoogle画像検索などで参考にしているんだけれども、Colabo騒動の規模で人物団体・要素が複雑に絡み合った相関図が存在しないのでどうにもならん。
時系列的には関係するけど複雑化に拍車がかかるからシュナムル騒動のことは排除して、温泉むすめ以降から関係する人物を洗い出して相関図を作成しようとしてるんだけれど、こういうの作るの好きな人は遊びでも良いから試してみてよメチャクチャ難しいから。

仁藤夢乃氏が代表理事を務める一般社団法人Colabo、同じく理事奥田知志氏はNPO法人抱樸の理事長でありNPO法人ホームレス支援全国ネットワークの理事長でもある。
NPO法人ホームレス支援全国ネットワークは公益財団法人パブリックリソース財団へ働きかけコロナ禍の住宅困窮者支援事業が動き出し、その委員として髙橋紘士氏と井上由起子氏が居り、奥田知志氏・髙橋紘士氏・井上由起子氏の3名は一般社団法人全国日常生活支援住居施設協議会理事として関わりがある。
公益財団法人パブリックリソース財団コロナ禍の住宅困窮者支援事業にて前述委員の髙橋紘士氏と井上由起子氏の手によって一般社団法人Colaboへ資金拠出している。ここがまず関係者としての1つのまとまり

さて次に仁藤夢乃氏は日本共産党池内さおり氏の選挙応援一般社団法人Colaboの代表理事として行ったとされるが、この点については仁藤夢乃氏の個人活動であるという主張もあるのでぶっちゃけ相関図的にはどっちでも良いんだけれど、相関図として日本共産党SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)と過去に協力関係があり、SEALDsの発起人の1人である奥田愛基氏は前述の奥田知志氏の息子、奥田愛基氏は一般社団法人ReDEMOS代表理事を務めており、一般社団法人ReDEMOS所在住所は早稲田リーガルコモンズ㈱および㈱リーガルコモンズと同一。
早稲田リーガルコモンズ㈱および㈱リーガルコモンズ代表取締役竹内彰志氏であり、その竹内彰志氏はブルージャパン㈱の代表取締役でもある。ブルージャパン㈱は旧民主党(鳩山由紀夫政党)の頃から現在立憲民主党(新)まで関わりがあるとされ、旧民主党は後継の民進党なども含めて日本共産党と同様にSEALDsと協力関係にあった。これも関係者としての1つのまとまり

ここまで書いておいてアレだけど、物凄く目が滑るだろ?だからこそ図表でまとめたいんだけど、まだ2つのまとまりからなコレ・・・
日本共産党立憲民主党(新)はSEALDsでの繋がりしか書いてなくてアベ政治を許さない関係とか触れてない、東京都都民ファーストの会関係に触れておらず、Colaboと仁藤夢乃さんを支える会やColabo弁護団市民オンブズマンにも触れてないし、AV出演被害防止・救済法関係正義関係赤い羽根共同募金関係にも触れてない。

人物相関図をキレイにまとめようと作成している最中に新たな人物団体・要素が登場し、しかもそれが線で繋がったり繋がらなかったり、かと思えば実は別団体で繋がってましたとかどんどん出てくるのでキレイにまとめる難易度メチャクチャ高い。短期間で状況の変貌が濃密すぎる。

2023-01-11

人類さぁ、異常者の異常な言動常識人論理を当て嵌めて責任所在属性に広げるのいい加減やめない?

2023-01-03

濱大樹幸一郎(第211代横綱

濱大樹幸一郎(はまたいき こういちろう 2320年4月3日 -  )は、北海道広尾郡大樹町(現:釧路國広域行政区大樹)出身の元大相撲力士。第211横綱本名は濱田幸一郎。

来歴

相撲とは無縁の生い立ち

天興24(2320)年4月3日北海道広尾郡大樹町浜大樹で漁業を営む家に生まれる。実家に近い大樹町漁港宇宙港は、内陸にある中心市街と対比して浜大樹と呼ばれており、のちの四股名の由来になっている。代々の家業である漁業と大樹宇宙港での不安定重力下での積荷の上げ下ろしを繰り返し強靭な足腰を鍛えあげた。大樹高校卒業後に家業を手伝うも、専門知識技術を身につけたいと上京を決意。新新とかち帯広空港から羽田大気圏空港に降り立ったところ、別の入門者の到着を待ち構えていた宮城野部屋力士に、その筋骨隆々で偉丈夫の姿から入門者と間違われ部屋まで連れてこられてしまう。事情説明し去ろうとしたところ、女将からの説得を受け入門を決意した。

順調な昇進と火星独立運動への従軍、そして綱取り

如上の経緯から序の口から出身となったが、漁港宇宙港重力下高層域および大気圏外での積卸の経験による筋力とバランス感覚の良さで順調に昇進。入門後4年ほどで十両に昇進した。ところが2342年に勃発した火星独立運動に突然単身従軍。これは大樹時代の思い人が火星移住していたことが遠因と言われる。そこで右ふくらはぎレーザー銃による貫通創を追う。紛争後、3年のブランクののち宮城野部屋に戻った濱大樹は火星から連れ帰った弟弟子布雄母巣(フォボス)と泥茂巣(デイモス)らとともに再び猛稽古に励み、2349年に大関TOYOTA場所で13勝2敗、秋場所11勝4敗、九州場所で13勝2敗と安定した成績を収め、横綱に昇進した。横綱審議委委員会では第24内館牧子委員の熱烈な推薦の一幕もあった。

1度だけの優勝と航空事故

横綱昇進後も安定した成績を収めたが、生涯には1度しか優勝の機会に恵まれなかった。これは当時土星木星力士の全盛期に当たっていたためと言われる。同時代横綱土星山(どせいさん)や丸輪花(まるわっか)、名大関の大赤斑ら、高重力下で鍛えた力士たちが鎬を削っており、たびたび優勝決定戦での激戦が繰り広げられた。2352年の優勝の際には、21年ぶりの地球惑星出身力士の優勝となり、列島はもとより出身大樹町では住民たちが7昼夜にわたり祝宴を催し、漁船及び宇宙港船のデジタル大漁旗の皓々たる明かりは月世界から確認できたという。さらなる活躍が期待された濱大樹であったが、2355年の冥王星巡業へ行く途上、日本宇宙航空分解事故により、天王星沖で消息を絶つ。

人物エピソード

方面からの人気

先述の通り土星木星力士全盛の時代に、普通重力下で育った力士として出世したため、地球からの人気が高かった。また火星への従軍経験から火星人類にもファンが多く、くわえて戦傷したことから傷痍軍人からの人気も得ていた。さら土星木星人のなかに地元出身力士ライバルとして語り継がれるなど、惑星植民時代力士象徴存在として言及される。

重力土俵の普及

日本大相撲協会の火星巡業で現地を訪れた際、土俵上が火星重力のままである経験をした。当時は重力制御のためのエネルギーが十分でなく、先述の土星木星系は高重力であり、火星や各惑星衛星植民地や小惑星帯植民地は程度の差こそあれ低重力下での生活を強いられていた。濱大樹はこうした現状を目の当たりにし、「まずは土俵から」と一重力土俵土俵内部に重力制御装置を埋設したもの)を低重力植民圏各地の小学校に設置する運動を始めた。その運動は濱大樹の消息不明後も宮城野部屋により継続された。一重力土俵普及運動はその後各地の生活圏一重力獲得運動へと展開し、現在の様な地球と変わらない生活環境の実現に一役買うことになる。

フローラ地軸事件

2352年に行われた、木星火星中間位置する小惑星フローラの巡業にて行った土俵入りの際、あまりに強い四股のためフローラの地軸が0.8度ほど傾いた。移動式一重力土俵を用いての巡業だったこともあり、宮城野部屋NASAから厳重注意を受けた。ただし当時の在フローラからは大変好評でフローラ毎日新聞には「この土地に箔がついた」の見出しが躍った。またこの一件は、火星歌人である種田オリンポス山頭火(明治から昭和にかけて活躍した種田山頭火とは別人)により

やはりこの 相撲人なり 天地を うごかしたるは 歌読みでなし

と詠まれた。

思い人への墓参り

大樹での幼少期に濱大樹が思慕していた女性は、大樹宇宙港から火星に赴いた。その後火星事変中に火星結核によりこの世を去っている。濱大樹は火星巡業の際には必ず立候補し参加しており、巡業中にはヘラ平原の無天蓋墓地にアホみたいな大きさの特製対外活動服で墓参りする謎の人物の姿が度々目撃されている。

コールドスリープと夢の横綱対決

日本宇宙航空分解事故の際、乗客乗員の多くは緊急脱出ポッドに乗り込む時間的猶予があったと言われている。実際に機体の通信記録からは緊急脱出ポッドの相当数の稼働履歴が検出されている。その中でも特に注目するべきは連結ポッドである。2つ分の緊急脱出ポッドを連結されたものが8機射出された記録がある。これは冥王星巡業で当地に向かった力士の人数と合致しており「関取」ならぬ「席取」により生存可能性を知ることができる。このため宮城野部屋及び日本相撲協会は、太陽系外縁を航空する機体に今もなお周知活動をしており、懸賞金もかけられている。

もし無事に脱出ポッドに乗り込んでいた場合、濱大樹の身体コールドスリープ状態にある。ただし、当時の科学水準においては現在のような2000年単位での冷凍睡眠技術確立されておらず、独自統御をなすAIも搭載されていない。ポッド寿命は持って300年程度と言われる。乾徳49(2517)年、エリス天文台の宙域スキャンにより、脱出ポッド可能性のある古い時代物質が検出され、地元大樹でも話題になった。第389代横綱大譚(たいたん)はこのニュースを受け「もし復帰されたら胸を借りたい」と述べ、世紀を超えた名横綱対決が実現する可能性もある。

観光スポット

濱大樹の業績を称え、大樹宇宙港の地上部に横綱濱大樹伝承記念館があり、当時の低重力火星土俵再現横綱手形や化粧回しなど展示があるほか、濱大樹の立ち合いの威力や得意技のけたぐり威力体験できるコーナーがある。また宇宙港高層域にも濱大樹資料室が存在する。さらに濱大樹の巨大なブロンズ像宇宙港正面入口所在し、この地の宇宙開発の立役者である堀江貴文顕彰記念碑と肩を並べており、宇宙港を訪れた際の撮影スポットになっている。

2022-12-26

中野正彦の昭和九十二年』を読まなくていい理由と回収理由(追記有)

前置き

前もって断っておくと、この文章自分が読んだ本をあしざまに貶すために書かれている。信じてもらえないかもしれないが、自分普段ならフィクション特に小説に対するネガティブ感想は書かないようにしている。新刊だとネガティブ感想が売上=作家収入ダイレクトに響きかねないかである他人収入に影響を与える覚悟はない。ただ、本作はもう書店に並ぶことがないのが確定しているので、その点は心配しなくていいだろうと判断したので、放流させてもらうことにした。

樋口毅宏が書いた『中野正彦の昭和九十二年』という小説がある。この本、本来なら12月19日発売だったのだけれど、イースト・プレスが発売日前に回収を決定したこと話題になった。以下、その際の回収理由である

https://www.eastpress.co.jp/information/detail/2034

その内容の表現手法個性から出版にあたりしっかりとした社内議論必要であると考えますしかし、今回刊行に至るプロセスにおいて社内で確認すべき法的見解の精査や社の最終判断を得ることを行っておりませんでした。同時に刊行時においても契約書の締結が終了しておらず、刊行における責任所在曖昧だということが発覚しましたので、社内協議の上、回収対応といたしました。

この回収理由、一読して意味がよくわからないと思う。法的見解の精査とはなんぞや? 契約書の締結とは? そういう疑問がわいたので、この記事を書いている増田書籍回収の報が出てすぐ書店に駆け込み、回収前に購入することができた。で、いざ読んでみて、「あーそういう意味ね……」と朧気ながら理由らしきものも推測することができたのだが……。

本題

先に言っておくと、回収騒ぎの責任100%版元にあり、その点において樋口毅宏氏に責任はない認識であるフィクションはなんでも書いていいかフィクションなのであって、版元はフィクション書き手である作家を守らなければならない立場だろう。誰が悪いにしろ、配本が始まってる段階で回収することに対して版元は作家に対して極めて不誠実である。というか回収の原因と思しききっかけがTwitterイースト・プレス社員が騒いだことっぽいのも最悪だ。最低限コンプライアンスは整えろ。大体フィクション記述ヘイトって騒ぐんじゃねえ。

編集者が抗議した件は→https://togetter.com/li/2008033

……が、そもそもこの本は絶対買わなくていい。作品記述ヘイトからではなく、単に小説として苦痛からである小説読んで「小説のていをなしていない」って感想が出てしまったの10年振りくらいだぞ。それくらいきつい。

正直、自分と同じ被害を誰にも受けてほしくないので、以下にきつい理由苦痛度・ドン引き度を添えて列挙しておく。

理由1. 純粋に、読んでいて苦痛である面白くない。(苦痛100、ドン引き度0)

中野正彦の昭和九十二年』は、安倍晋三を「お父様」と仰ぐネトウヨ青年主人公が、昭和92年=2017年2月11月にかけての日々を語るという構成になっている。

いきなりネタバレになるが、本文の殆どブログに書かれた内容を引用しているという体裁である(終盤で判明する)。なので、「実際にあったニュースに対して主人公意見開陳する」という構成になっているのだが、そのパートが長すぎて苦痛なのである。たとえば、連載時の本文を引用すると、以下のようなものである

https://twitter.com/byezoushigaya/status/1275385842286997505

6月8日 「驕るな! 安倍首相」現職文科幹部が本誌に激白 「不満を持っている人は大勢いる」

【緊急特集政権批判で“更迭釜山総領事私的会 話をご注進したのは誰だ? 読者調査では「前川喚問」 賛成 86% 内閣支持率2 2% (週刊文春)

青天の霹靂とはこのことか。

文春はいから反日に寝返ったのか。

これまで無条件で寄せてきた信頼がすべて音を立てて崩れ落ちた。記事を読むまでもない。まさか中韓による見えざる言論弾圧がここにも......?

わかった、編集長ハニートラップに嵌められてゲス不倫をしたネタで脅されているに違いない。

一刻も早く会社ごと共謀罪逮捕→お取り潰し。芥川賞直木賞安倍お父様と昵懇の見城徹譲渡すべき。幻冬舎で二大文学賞運営していけばいい。直木賞選考委員長はもちろん百田尚樹大先生選考委員長就任と同時にこれまでの全作品対象直木賞を獲得。芥川賞も同時受賞されるといい。

夢が広がる。希望が出てきた。

それよりきょうの菅官房長官定例会見で気になるところがあった。

東京新聞望月衣塑子とかい記者が、「前川さんだけでなく、複数告発が出ています。もう一度真摯にお考えになって、文書の公開、第三者による調査という考えはないですか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判断しているのではないのか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判査という考えはないですか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判断しているのではないのか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判断しているのではないのか」などと執拗質問を重ねていったのだ。事務方が何度も「同じ趣旨質問はやめて下さい」と頼んでいるにもかかわらず、「きちんとした回答をいただけていると思わないので繰り返し聞いています」と返した。

おかげで通常十分程度の会見は四〇分に及んだ。菅官房長官はおまえのようにヒマではないのだ。

もしこの間に北朝鮮からミサイルが飛んできたらどうするのだ?おまえひとりのアピールタイムのせいで日本崩壊したらどう責任を取るつもりなのか。

もっと空気を読め。他の新聞社テレビ局政治記者を見習え。一流大学卒業して、難関と呼ばれる大手マスコミに入り、自分意見は一切絡めず、官邸発言を一語一句正確に国民に届けることを至上としているではないか

ひとりだけジャーナリズムを発揮したつもりになって目立とう精神はやめろ。共謀罪が成立したら東京新聞は取り潰し。女だてらに記者をやる生意気な奴

これ自体ネトウヨ文章のよくできたパロディで、個人的にはそんなに違和感がない。

ただ、作中では毎日~2日置きにブログ更新している体裁になっているので、上記のような文章が約8ヶ月分、延々と続くのである。2-3ページとか4-50ページならまだいい。300ページある分のうち200ページだぞ。正直、きつい。きつすぎる。

あと、前述のとおり本文がブログ記載であることを終盤で明かしてるのは小説技法として失敗してると思う。事前に知っていた方が読者も読むときスタンスの置き所が安定する筈。自分は少なくとも知っていた方がすんなり読めたと思う。

理由2.主人公物語がない(苦痛度60、ドン引き度0)

引用したような文章が続くのはまだいい。ただ、個人的にきついと思った理由がもう一つある。主人公の人となりがほとんど開陳されないのである

主人公中野正彦は、ピザ屋のバイトをして糊口をしのぐ男である。近所の既婚者女性不倫関係にある一方で限られた金で風俗通いをする日々を送っていたが、作品の冒頭で彼は沖縄基地運動をする男を暗殺する。ネットで知り合った「会長」に心酔し、彼から命じられたのだ。中野正彦は国を救うための次の指令を待って日々を過ごしている……。

こう書き出してみると、それなりに設定は盛られている。ただ、前半200ページのうち、その辺りの記述に費やされるのはおそらく30ページに満たない。そして、その描写があまりにも「薄い」。不倫風俗パートは実質タダのサービスシーン以上の意味が見いだせない。

何より、一番気になる「どうして彼がそのようなネトウヨにハマったのか」という部分が殆ど説明されないのである。たとえば、どんな生い立ちで、どういう家庭環境で、どういう趣味嗜好でどういう性格人物か、それが200ページかけてほとんど開陳されない。されたとしてもあまりにも薄っぺらい。

個人的趣味の話になるが、この手の「嫌悪されるような人物主人公にした小説」は、その人物共感させてこそそのグロテスクネトウヨ描写効果が生まれると思うんだよ。その「共感」がない。結果、「ただきつい文章を読まされる」だけになっている。せめてそこは「きつい文章を書いているような人物共感してしまう」くらいのことはしてほしかった。

理由3. 最低限の設定考証ができてない(苦痛度80、ドン引き度80)

正直、この本は200ページくらいから話が動くので読むなら終盤100ページでいいよ……と言いたいのだが、こっちはこっちできついのである。終盤の展開は以下のようなものである

せめて設定考証をしろ!!マグニチュード11.3は荒唐無稽だがまだいい、高さ50メートル津波千葉神奈川沿岸全滅もまだ許す。東京沿岸から20キロメートル地点まで津波が来たら中野も壊滅しとるわ!!!Googleマップをみろ!!!!! 

そこから先の被災生活描写はそれなりに読ませるものがあるのだが、この時点で小説としては〇〇の判定を下した。ググれば、あるいは校閲に出せばツッコミの入る内容を残すな。

理由4. 実名人物処刑される(苦痛10ドン引き20

ここまでが「小説として」きびしい理由である。ただ、それ以外にも、ここから個人的感覚で「ちょっとどうかなー」って思った部分を書いておく。この辺は多分回収理由にも関わってくるのでそこそこ大事話題でもある。

東京震災が起きたことで東京大パニックになって、大久保とかでは外国人、というか朝鮮人虐殺などの暴動が起きたりする。で、左派的な人達暴動によって処刑されたりするのね。その際に殺される人の名前実在人物なんですよ。「江川紹子」「タマガワトオル」「青木理」の3人は確実、それ以外にもいたかもしれないが読み飛ばしてるかもしれん。

これ自体別にやっちゃ駄目とか言うつもりはない。朝鮮人虐殺するような人は左派も吊す。それはそう。ただ、実在人物名出して作中で処刑させちゃうのには結構ビビった。政治思想がどうとかそういう話じゃなく、実在人物やぞ。それができるのがフィクションのいいところだけど、マジで殺したぞおいってなる。

理由5. なぜか一人だけ仮名になってる(苦痛度50、ドン引き100)

上記でわかるとおり、本作の特徴は実在人物名をガンガン出してくるところにある。安倍晋三をはじめとして、先に引用したところでも見城徹とか望月衣塑子とか出してるしね。

でも、本作の中で1人だけ仮名にされている人物がいる。田永クリニックを運営する田永克哉という人物である高須克弥やんけ! 実在人物名出して殺すまでやっといてそこは仮名にするのなんなんだよ!!!!!

実在人物を出して酷い展開を描く」が徹底されているなら好き嫌い作品の是非は置いといてその心意気は買ってやろうという気持ちにもなれたよ。でも高須克弥日和るのは流石になしだろ。いい加減にしろよ。

まとめと、推測される回収理由

これ以上続けると血管がキレそうなのでそろそろまとめるが、つまり中野正彦の昭和九十二年』には「①全体の2/3近くが薄っぺらく、読んでいて苦痛」「②ググればわかるレベルの設定考証ができてない」「③実名を出す態度が一貫してない」という3つの欠点があるわけである

正直、本件を問題にしたイースト・プレス編集者は失敗だったと思うよ。こんな小説として苦痛作品、つまらなさから世間から黙殺されて仕方ないレベルで、話題にするような対応にさせたのが良くない。単につまらないよ。というか話題になったから買って読んだの失敗だった。金の無駄。金返せ。あと作品自体ヘイトではない。作品の中にヘイト描写がたくさんあるのはたしかだけど、「フィクション描写としてのヘイト」と「作品の主張としてのヘイト」はわけて考えなきゃ駄目でしょ。

……で、ここまで整理したところで、あらためて回収理由の件に戻る。

「社内で確認すべき法的見解の精査や社の最終判断」「契約書の締結が終了しておらず、刊行における責任所在曖昧」ってあるけど、これ多分実在ニュースをめちゃくちゃ引用してること、実在人物が作中で殺されたり、ネトウヨ男の語りであしざまに貶されたり(例えば、山口敬之事件被害者の方とか)することへの法的リスクを精査できてなかったんじゃないかなと思う。

1箇所2箇所とかならまだいいけど、前述のとおり「ネトウヨ男の語り」って体裁実在人物をあしざまに書くパート200ページくらいあるんよ。これは推測だけど、

みたいな展開があったんじゃないかな……と勝手妄想してしまった。

なんというか、この本は回収されたことで本文にアクセスできずキャンセルカルチャー云々の話に回収されそうになっているのが結構つらいなと思うところで、プレスリリースのとおり実名人物出してフィクション書く時の炎上リスク全然精査してなかったって話だと思ったのである。信じるかしんじいかあなたしだいですが……。

あと、それはそれとして作品は本当につまらいから変に神格化されないでほしい。この増田は「2200円が本当に無駄だった、金返せ」「メルカリで数千円単位転売されているのが本当に勿体ない、100円でいい」という二つの気持ちから執筆されました。

ただ、本作は続編として「橋下徹首相になった二〇三九年の日本舞台に、弁護士主人公小林大助が、死刑囚中野正彦の再審弁護人として奮闘する」という展開の『小林大助の昭和一一四年』という構想が存在するらしい。本作の出来からするとあまり期待はできないのだが、気になるは気になるので出たら買って読んでみようかなとは思う。この増田は「読まずに批判をするな」のモットーの元運営されています

追記したら文字数オーバーたから分離https://anond.hatelabo.jp/20221226211607

2022-12-25

anond:20221225085139

都政に関わる都民ファーストの会公約違反であり、それを不正はないとすることは出来ないんじゃないでしょうか。

まずここに誤解があります

日本では公約違反に対する法的な罰則はありません

その為公約違反モラルのない行為ではあっても不正行為違法行為では無いのです

何故その様になっているかと言うと、そうした候補者有権者投票ちゃんと弾いてくれるだろう事や

どんなに虚言を並べた人間であっても有権者が支持したのであればそれに権力を与えるのが民主主義であるからです

そして残念なことに公約を破る行為は既に日本中で横行していて珍しくも無く、それと比較するとメディアとしてのニュースバリューは他の法的に罰則のある重大な犯罪についての物の方が大きくなってしまます

また、日本テレビメディア政治的に公平であることが放送法義務付けられており、それ故か責任所在曖昧でどちらが悪いのかがはっきりしない話題にはあまり首を突っ込まない傾向にあります

それでも与党や最大野党が明確に絡む出来事であればある程度は議論の為に取り上げることもありますし、小さな公約違反であっても地方メディア大手との差別化を図る意味もあって報道されることもあります

積極的に取り上げてくれる事はあまり期待出来ないでしょう

元増田が望む規模でこの件が報道される為には、統一教会問題の様な利害関係の無い第三者客観的に見た場合でも、明らかにおかしな点が非常に多くある状態になる必要があるかと思います

まり問題を追求する側の今後の捜査能力と、追求される側の実態次第という事です

2022-12-17

anond:20221217091945

ボールがどこにあるか注意するだけでボール所在が分かるなら手品は成立しねえよ

2022-12-15

[] 商流が深く無くても闇しかない"BPリーダー"という概念

BPというのはビジネスパートナーの略で、いわゆる派遣SESから派遣フリーランスのことね

なぜかこの人たちにプロジェクトリーダーマネージャーを振る事があるんだなぁ

 

物理的に触れる・見える物を扱っている+人の命が関わるのでそこそこ責任感がある、

建設業界だとなんとなくこれで上手く回るのかも知らんけど、

てっぺんから末端まで無責任デスクワークのヤツらじゃ無理じゃよ

みんな開き直ってテキトーに帰りますわ。サラリーマンやしね

 

これが日本ITプロジェクト炎上もしくは責任所在グダグダ無限に遅延する原因だと思うの

 

つか、社外のエンジニアシニアエンジニア以外の役割を期待するのはガチ基地外だし

雇用社員って揃いも揃ってなにしてんの?

 

100歩譲って"IT用語・知識が最低限あるSISE的な人を入れてマネージメントだけして貰う"ならわかるけど、

設計実装もやって貰いたいってあのさぁ・・・

どうしてそのレベル外注で1200万くらいで雇えると思ったんですか?(現場猫)

正社員で1200万出せば雇えるかも?ってレベルだよ

 

そもそもこういうハイクラス人材市場に落ちて無いよ

本来はそういうハイクラス人材ゲットだぜ!のためのヘッドハンティング人材会社なのに

それ以下のクラスしか役に立たない人材会社って存在価値あるんですか?

ハイクラス以下の一般採用人材会社使う、直雇用の人事・採用メンバーって存在価値あるんですか?

そもそも自社でそういう人材の育成・調達が出来てない人事ってただの害悪では?

 

日本人が真面目というのは命が関わる分野に限ると注意書きがつき、基本的にはとんでもなく無責任なので、

各自認識アップデートしてください

2022-12-07

海外EDMフェスってすごいよな

ワイは根っから日本人から「サビ」がこないと盛り上がれないけど

あいつらって単に音が鳴ってるだけなのにあんだけ熱狂できるのホントすごい

 

ただ、いつも思うんだけどあのDJみたいな人たちって

楽曲が流れ始めたら次の楽曲流すつなぎまでなんか暇そうに手を振ってて草

 

バンドの曲とかでもたまに間奏が長い曲でボーカル専の人がなんか

所在なさげに片足でリズム取ってるのもちょっと笑っちゃう

2022-12-06

情報求む。

以下に記すのは、現在進行中のラスプーチンホルマリン漬け超巨根チンポを巡る闘争について、私が知り得た情報である

 ラスプーチンホルマリン漬けの巨根チンポを知っているだろうか。知らない人は、是非ともググってみてほしい。それが博物館に所蔵されていたのだという事実に、さぞ驚かれるだろう。なぜ一介の歴史上の人物で、しか悪名高い人物のチンポが博物館に所蔵されていたのか。それはつまりラスプーチンポが世界平和をもたらすキーアーティファクトであるからだと、私は確信するに至った。

 ――世界の果てにある祠。そこにある鳥人像の股間ラスプーチンポをはめると異世界から天使召喚される。

 そう語るのは、テルンベルン大学考古学部のテントセルベール教授

 ――天使人類に罰と天使の力を授ける。

 と、教授はそう語った。

 ここで、なぜ今世界ラスプーチンポについての関心度が急激に高まっているのか、整理してみよう。とき一年前、ロシアによるウクライナ侵攻の少し前に遡る。

 当時、アイスランドペニス博物館に所蔵してあったラスプーチンポが突如所在不明になった。程なくして、エージェントが全世界を飛び回りラスプーチンポを探し回っているとの憶測SNSを中心に拡散された。

 その憶測は正しかった。今や、連邦政府のみならず、さまざまな小国家までもがラスプーチンポを求めて全世界エージェント派遣している。

 連邦政府敵対するテロ組織ETは別の動きを見せる。

 ET組織ラスプーチンが埋葬されているサンクトペテルブルクの某所の墓を掘り起こした。そして、採取したラスプーチン細胞を苗床に、第二のラスプーチンを錬成する科学実験を試みている。

 しかしながら、その実験はこれまでのところことごとく失敗に終わっている。どうしてもチンポが短小のジャンクラスプーチンが生成されてしまうのである

 そしてとき現在に至る。ラスプーチンポを巡る世界の動きを世に知らしめた、複数ジャンクラスプーチン大脱走事件世界に大きな衝撃を与えた。

 脱走したジャンクラスプーチンたちが世界の果ての祠を破壊しようとしている。ラスプーチンポを手に入れて自分移植しようとしている。その情報ソースは、ET組織に残されたたった一体の、実験室に残ったジャンクラスプーチンが自らの分身思考を読み取って得られたものである。当初ET組織ジャンクラスプーチンの脱走からなる、その一連の情報を秘匿していたが、全世界ジャンクラスプーチンの凶行が目撃されていくにつれ、内部からリークされた。

 ジャンクラスプーチンの動向いかんでは、世界の歪みを増幅させてしま危険性もあることが、今回の騒動の核である

 世界中のどの勢力も、天使の力を手に入れることに躍起になっているため、テロ戦争が絶えない世界は依然として続くであろう。

 

 私は読者の力を借りたい。この闘争に関して、噂でも直感でも何でもいい。意見がほしい。

2022-12-04

私はコミュ障で人に対して消極的で、当然社内にも仲の良い人というか派閥というか群れる相手みたいなものもいない

けど自分のチームのメンバーには不都合ないよう声をかけたりしてきた

苦手だけど仕事なんだから、やるべきことはやるべきなのだ

今回、たまたま出社の機会があった

普段と異なり席などもなく、明確な仕事もない中途半端な待ち時間

自分はこういうのが本当に苦手だ、なんとなく雑談をしながら場を持たせるような

が、気がつくと自分普段仕事をしているチームメンバー仕事で関わる人と、自然と一緒にいた

周囲に気を配りつつ会話を選んで場を持たせて、内心あたふたしていたけれど、ちゃんとこなせたと思う

これまでの自分だったら

なんとか混ざりやすそうなグループ、一緒にいられる相手を探すもお客さんとしてくっついてるか、

つるむ相手もなくて所在なく一人で、本題となる仕事が始まるのをスマホに目を落としながら待ってた、そんな感じだったと思う

長く一緒に仕事をしてきて、信頼関係というか安心感というか、そういうものができてた、苦手ながらに声をかけてきたことが形になってきたんだと感じた

ささやかなことだけど自信になっている

2022-11-20

anond:20221120233700

所在きかれたら「神戸のほうです」ゆうたらよろしがな

2022-11-09

anond:20221109193715

しか社会山上も救済能力を信じないので、代わりに山上が罰を受ける。

いや違うか、社会視点でも山上視点でも、責任暗殺者山上にあると思ってるのだから

山上刑罰を受けるのは当然か。

責任所在って、絶対的じゃなく、視点によって相対で変わるのか???

2022-10-28

anond:20221028115812

少し資料を読んでみた。

親権制限事件及び児童福祉法規定する事件の概況 (最高裁判所事務総局家庭局)

https://www.courts.go.jp/vc-files/courts/2021/20210412zigyakugaikyou_r2.pdf



以下自分用のメモ

・これまでの親権喪失だけでなく期間を区切れる親権停止を創設したことでそれ以前よりは適用が増えてはいるようだ

児童福祉法の認容件数は増加傾向。特に33条5項ができてからは顕著。

裁判所による却下より取り下げが多い。特に親族や子自身による申立で。

親権停止は中学生までは男子のほうが多いのにその後は女子のほうが多くなる。

・認容原因はネグレクト身体虐待心理的虐待、その他、性的虐待の順。その他には親権者の所在不明が含まれる。

親権喪失停止ともに審理期間は6ヶ月超えが最多。時間かかる。


せっかく親権喪失だけでなく期間を区切れる親権停止を創設したんだからもっとガンガン活用すればいいのにな。

子ども自身申し立てできるのは意外だった。

虐待も継父や継母は圧倒的少数。正直もっと多いと思ってた。すまん。

親族の申立は打率低め。もう少し背景が知りたいところ。

共同親権にについては親権の移行に伴う煩雑さが軽減されるなら親権制限運用ハードルはかえって下げられるようにも思うけどどうだろう。

2022-10-27

紛失は2013年以降ってアバウトすぎやろ

その間に全く所在確認してないってそっちがやばいよな

2022-10-22

艦これ舞鶴市知財市長選挙のまあまあヤバい話(前編)

2022年9月中旬に注目を集めた、艦これ舞鶴市来年2023年に予定されている市長選挙に関わるお話をまとめました。

艦これユーザー視点なので、その点承知おき下さい。

事情をよく知らない人にも分かるように書いているため長いのと、当時深掘りした人にはあまり新しい情報はないと思うのでその点もよろしくお願いします。

舞鶴市長選にわりととんでもない人が出馬予定ですよ

京都府舞鶴市2023年2月現市長任期が終わり、市長選があります

それに関わり、既に立候補を表明している松本隆さんという人がいます

こういう話に個人名を出すのはあれかなとは思ったのですが、公人になろうという人ですし公開情報なのでいいかなと思い直しました。

選挙ドットコムにも掲載されていますしね。

さて、この松本さん、「やばい舞鶴 森本たかしならこう変える!」というYouTubeチャンネルを開設していまして、日々動画投稿されています

このチャンネル9月中頃に投稿した動画が軽く炎上したことで、にわかに一部界隈で注目されました。

いわく、舞鶴市には古くから海軍文化があり、KADOKAWAは「艦隊これくしょん -艦これ-」というコンテンツ文化盗用をしていると。

にも関わらず、森本さんの尊敬する「Aさん」に対し、知財侵害をやめるよう警告書を送りつけたと。

私は森本さんの動画に「それはKADOKAWAの方が正しいのではないか」という趣旨コメントをしていたのですが、この度ブロックされ、コメントができなくなりました(正確に言うとできることはできるのですが、YouTube仕様自分以外は森本さん含め誰も読めないのです)。

そこで、備忘録がてら今回のことをまとめておこうと思いました。

なにぶん市長候補とその周辺の不祥事なので、公共性があるものと考えています

特定個人や団体を批判的に扱っていますが、憎悪を煽る目的は一切ありませんのでよろしくお願いします。

*固有名詞がたくさん出てきますが、見やすさを優先し、初出の場合やおおむね5文字以上の長いものにだけかぎかっこを付けています

とても長いので1行でまとめると、舞鶴には艦これIP勝手に使って地域振興を目論む人たちがいて、そのお仲間の森本さんが市長選出馬しますよ、というお話です。

背景について

まず基本的な事項から

Aさんに警告書を送ったKADOKAWA(厳密にはグループ会社の角川アーキテクチャ)ですが、2013年から艦隊これくしょん -艦これ-」(以下、艦これ)というゲームをEXNOA(旧DMM GAMES)のプラットフォームで展開しています

ゲームアニメファンであれば、触れたことはなくても名前くらいは知っているでしょう。

そして「砲雷撃戦!よーい!」という、艦これオンリー同人イベントがありました。

さまざまな地域で開催されたイベントで、舞鶴も会場の1つだったのですが、2021年3月イベント最後現在廃止となっています

廃止理由は公開されていませんが、舞鶴市内で別の同人イベントは開催されており、別の地域艦これ同人イベントは開催されており、「砲雷撃戦!よーい!」運営の別のイベントも開催されていることから、「砲雷撃戦!よーい!」だけの事情があったと推測されています

要するに、KADOKAWAから怒られたのではないかと。

ただ、当時は誰も事情を知らなかったのではないかと思います

同人イベントって何?という人のために

同人イベントとは、主に個人制作した作品一般流通では販売しない(できない)ものを会場限定販売するというイベントです。

扱う作品が本だけの場合同人誌即売会とも呼ばれます

原作なしのオリジナル作品だけを扱う同人イベントもありますが、現在どちらかと言うと主流なのは二次創作、つまり既存作品モチーフにした作品を扱ったものでしょう。

オンリーイベントは、参加者が全員同じモチーフを使うというルールを設けたイベントです。

イベントではコスプレのように本やグッズ制作以外で参加できる場合もあります

既存作品モチーフにする以上当然なのですが、二次創作原則として著作権侵害します。

しかし、同人イベント販売される二次創作作品は見逃される傾向にあります

こうしたイベントクリエイティブ人材養成する場になっている面があり、多くの版元がそれを尊重しているからです。

権利者側がガイドラインを示し、その範囲二次創作を認めると宣言している場合もあります

ガイドラインがない場合は目安すらありませんが、版元が問題視すれば著作権侵害等を問われることになります

そのためOKNG境界あいまいで、二次創作活動は「版元に怒られないようにしよう」が大原則になります

常に議論のある部分ではあるものの、建前として「ファン活動であって営利目的ではない」というものがあり、二次創作では作品の「販売」ではなく「頒布」という言葉を使うことが多いようです。

大変盛り上がったけれども

往時の「砲雷撃戦!よーい!」は大変大きな盛り上がりを見せ、開催期間2日でのべ1万人以上を集めたこともあるようです。

最盛期には周辺のホテルが満室になり、地域を走る電車イベントのために増発するという事態にまでなりました。

ここまで盛り上がった要因の1つとして、地元商店街の協力がありました。

会場のすぐ近くで屋台村を形成し、地元の美味しいもの提供したのです。

好きな作品同人誌を買い、美味しいものを食べる。

最高じゃないですか。

ところが、ここで1つ問題が発生するのです。

普通同人イベント公式の許諾は出ません。

するとこの屋台村、艦これに便乗して商売している、法律用語で言うと「冒用」しているのではないか?という点です。

ごく初期は、これを誤魔化すために「同人イベントをやっていたら、たまたま近くに屋台村が出ていた」という体裁でいたと記憶しています

ところが、いつからか2つは一体化し、「砲雷撃戦!よーい!」は屋台村をイベントの売りの1つとして扱い始め、同じポスターで案内までするようになりました。

すると、次に気になるのは責任所在です。

屋台村は誰が主催しているのでしょうか?

MCAというNPO法人

ここで出てくるのが「舞鶴クリエイティブアソシエーションMCA)」というNPO法人です(マカと読むそうです)。

MCA2014年2月に開催された「砲雷撃戦!よーい!」のにぎわいを見たTさんMさんが発足した団体です(私人なので一応イニシャルにしておきますMCAを調べればすぐ出てきますが)。京都府への登録2015年7月になっています。一応、地域振興や文化振興を目的としたNPO法人ですが、ネット上に残っているインタビュー記事などを読む限り、発足のきっかけは「砲雷撃戦!よーい!」です。

このMCA地元事業者を誘い、「砲雷撃戦!よーい!」に併設する屋台村を作ったというのが実情のようです。

なかなか凄いな、と思ったのが、府に提出した活動報告書に堂々と「艦隊コレクションイベント」と記載していることです。

あれ、同人イベントなのでKADOKAWA許可は取ってないですよね?なんでNPO法人活動報告にゲームタイトルが出てくるんですか?しか表記が間違ってる?

というのが最初感想でした。

さらによく見ると「従事者の人数」という項目に「10人」とあり、MCAから人が派遣されていたことが分かります

ちなみに「砲雷撃戦!よーい!」の名前も出てくるので、「艦隊コレクション」であって「艦隊これくしょん」ではないという言い訳はできないですね。

また、「砲雷撃戦!よーい!」の前夜祭を委託事業として請け負って20万~30万円前後報酬を受け取っているので、完全に艦これ名前を使って商売をしてます

この時点でMCAによる知財侵害ほぼほぼ確定したと言ってよいかと思います

ゲームキャラクター第三者が描いていれば著作権のうち翻案権侵害になるでしょうし、艦これ名前を使って人を集めてイベントを行うのであれば不正競争防止法抵触するでしょう。

森本さんはTwitterで「私達の知識レベルでは一線を超える事は無いとは思います」と仰っていましたが、まあ嘘ですよね。

他社のIP勝手に使って商売していいなんて法理はありません。

スタート地点からアウトです。

余談ですが、IP知財知的財産)は著作権法や商標法不正競争防止法などいくつかの法律で守られるものをまとめた広い概念です。

今回の件は著作権だけでは語れないため、このワードがたくさん出てきます

もう1つ余談として、艦これ公式は「砲雷撃戦!よーい!」について発信したことほとんどありません。

会場でのトラブル逮捕者が出たという報道があった際に「これは…無許諾の非公式な催しですね。企業関係しているでしょうか。であれば、問題ですね。少し調べてみましょう。」とツイートしていただけです。

「砲雷撃戦!よーい!」廃止情報が流れたのはその約9ヶ月後なので、公式もそれまで全く知らなかったということはないだろうと思いますが、この事件が介入の呼び水になった可能性はあるかと思います

当初メディアに「艦隊これくしょんのイベントで…」と報じられたので、いい迷惑だったのは間違いありません。

同人法人

MCAがアウトなら「砲雷撃戦!よーい!」もアウトなのでは?という素朴な疑問が生まれると思います

結論としてはそうなると思いますが、実はもう少し面倒な背景があります

個人法人の扱いの違いです。

艦これ運営2013年の頃から二次創作IP利用に関するガイドラインを出しています

正式文書にはなっていませんが、DMMプラットフォーム内や公式Twitterアカウントで発信したものなので、正式ものとして扱うのが正道でしょう。

このガイドラインでは、個人が楽しむ範囲同人活動)で、他人や他社、運営関係者に迷惑をかけなければ黙認するということになっています

一方、法人自治体団体が利用する際は必ず運営相談するように、としています

MCAと「砲雷撃戦!よーい!」は、片方は法人、もう片方は個人と両方の要素を持っています

まりMCA屋台村と「砲雷撃戦!よーい!」が一体になった場合、同じイベントでありながらガイドライン上は屋台村はアウト、「砲雷撃戦!よーい!」はセーフということになります

まあ、実際は半分だけアウトとはならず、アウトの要素を持っている時点で個人側のガイドラインの「迷惑をかけない」に抵触するわけで、結果的に「砲雷撃戦!よーい!」そのもの廃止となったのは当然と言えば当然のことでした。

冷静に考えればNPO法人が他社のIP勝手に使って活動をしていいはずがなく、どうしてKADOKAWAにお伺いを立てなかったのかという疑問は残るのですが、残念ながらそうなってしまったのです。

MCA知財関連の知識運用はあまりにお粗末で擁護のしようがないのですが、1つだけ気の毒に思うのは、最初に触れたのが「砲雷撃戦!よーい!」という同人イベントだったことです。

実際のところ、MCAが利用したかったのは艦これIPではなく、舞鶴市内に市外の人が集まっているという状況だったわけです。

実際に人を集めていたのは「砲雷撃戦!よーい!」だったので、手を組むならこちらだという発想を持ってしまったのは仕方がないことだと思います

艦これ公式と組んでも、人が来なければ意味がないのですから

問題は、艦これKADOKAWAIPであるということは当然分かっていたのに、冷静になってIP侵害であるということに向き合えなかったことです。

同人イベント隠れ蓑にしているか安全だと思ったのでしょうか。

一緒に盛り上げた以上「砲雷撃戦!よーい!」は仲間であり、仲間を裏切ることはできなかったということでしょうか。

それとも、ここまで大きく育てたのだから、版元と言えども奪うことはできないという奢りがあったのでしょうか。

結果、(おそらくKADOKAWAの介入により)全てを失ってしまったわけです。

ただ、MCAは「砲雷撃戦!よーい!がなくなっても同人イベントとの協業を諦めなかったようで、その後は2019年から始まった「舞鎮駆逐隊」というイベントに傾倒していたようです。

この「舞鎮駆逐隊」は後でまた出てきますが、今年9月に6回目の開催を目前にしてKADOKAWAから盛大に怒られて中止になり、主催者は今後艦これイベントを行わないと誓約させられました。

そしてこの中止になったイベントサークルスペースに、MCA内部組織である舞鶴鎮守府実行委員会」が割り当てられていました。

KADOKAWAと「舞鎮駆逐隊」の間でどんな交渉が行われたのかは分かりませんが、MCAが絡んでいたことを責められた可能性もないとは言えないのではないかと思います

もっとも、それ以前に「舞鎮駆逐隊」は主催によるイベント内外におけるグッズ販売問題視された可能性も高く、確かなことは分かりませんが。

イベント主催個人でやるには負担が大きいので、組織を作る、法人主催になるというパターンが多く、主催二次創作グッズを販売する=同人活動の枠を超えたと判定されるリスクが高くなります。)

中編に続く

https://anond.hatelabo.jp/20221022145225

2022-10-19

[]2012年10月19日

(順番に特に意味はありません。アーカイブ掲載のもののみ)

破局

anond:20121019111001

自分自身特別視してもらいたい人間がたくさんいて気持ち悪い

anond:20121019233935

マザーファッカー

anond:20121019001743

はてブ見てたら横のとこに出てきた英語教材の宣伝文句がひどい

anond:20121019101054

組織批判したい時は細かく責任所在あきらかにできるように批判しよう。

anond:20121019142638

10年周期で「プッツン」する家系依存症が強すぎる家系

anond:20121019002301

普段寝付きは悪いのに

anond:20121019094552

そういえば

anond:20121019044749

父は幸せ人生を送れていたのかな。

anond:20121019215340

2022-10-18

anond:20221018201555

別に責任所在の話をしてるわけじゃないのはわかる?

わかんねえんだろうな

社会学というワードを目にしてとっさに目の前にあった社会学講義の本をめくった

「心の所在」を問われた時に「心は社会から与えられた。起源自然から。」って完璧な答え出したの思い出した。

まだ社会学の本を読む前の話。

実はそういうゲームをやっていて自分で考えまくってその場で答えが出たかスッキリしている。

2022-10-12

ろくさんの言葉を読んでもまだ暴力はいけないと君は言うのか

小学6年生[4]の少女・ふうちゃんは、神戸海岸に近い下町にある沖縄料理店「てだのふあ・おきなわ亭」の一人娘。両親は沖縄出身で、店には母の遠戚に当たるオジやん、鋳物工場で働く青年のギッチョンチョンとその先輩の昭吉くん、左腕のない溶接工のろくさん、父の親友のゴロちゃんといったやはり沖縄出身の人々、そして神戸まれで艀乗りのギンちゃんといった常連が集まっていた。神戸で生まれ育ったふうちゃん自分ふるさと神戸沖縄のどちらなのだろうかという思いを抱いていた。

初秋のある日、ふうちゃん一家神戸の山の方にいた。ピクニックの趣だったが、それは神経科受診する父の付き添いだった。ふうちゃんの父はこの半年の間に精神を病んで家族ともほとんど会話しなくなった。父は発作を起こすと「ふうちゃんが殺されるやろが」とつぶやいたり、ふうちゃんを抱きしめて泣いたりした。ふうちゃんを気にした担任梶山先生は、沖縄の草花遊びの載った雑誌を贈る。ふうちゃんは草花遊びを店に飾って父を喜ばせようと考える。

ギッチョンチョン沖縄出身のキヨシという少年を店に連れてくる。キヨシに沖縄言葉を教えようとしたギッチョンチョンは、言葉問題自殺した沖縄出身者を軽蔑したギンちゃんを殴った。店で喧嘩した罰としてふうちゃんは二人に草花遊びづくりを手伝わせた。ギッチョンチョンは、キヨシが金を持って出ていったことや親と離れて育ち「捨てられた」と誤解していることを明かし、「肝苦(ちむぐ)りさ」[注 3]だと話す。草花遊びで店を飾ると常連客は歓迎したが、ろくさんは店の外でアダンの葉で作った風車を握って泣いていた。ふうちゃんは母からろくさんが戦争子どもを亡くしたと聞く。だが、それ以上の戦争の話は「悲しいことは一日も早く忘れてしまいたいやろ」と教えてもらえない。ふうちゃんはギッチョンチョンに頼んで沖縄戦の写真の載った本を見せてもらう。しか集団自決写真を見て嘔吐してしまう。

ふうちゃんはキヨシが勤めていた料亭で「オキナワ」と蔑まれいたことを知る。ギッチョンチョンの金を返しにきたキヨシを追いかけたふうちゃんは右足のアキレス腱を切って入院した。ふうちゃんは父がなかなか見舞いに来ないことを不審に思う。病院で付き添ったキヨシはおきなわ亭で働くことになる。沖縄出身若い女性が孤独死したという新聞記事きっかけに、キヨシは自分の姉が19歳で自殺したことをふうちゃんに打ち明ける。それ以来、キヨシは進んで沖縄料理を覚えたりするようになった。

全快後、ふうちゃん自分入院中に発作を起こした父が同級生の家に現れ、警察通報されたあと病院に5日間入れられたことを知る。キヨシはふうちゃんを元気づけようと、沖縄菓子を作ったり、ギッチョンチョンからふうちゃんが付き添いを頼まれデートを実行するなどした。

梶山先生が授業で自分たちの歴史をたどる勉強をしようと呼びかけたのに応じて、ふうちゃんはもう一度沖縄歴史を調べようとする。だが周囲の人に話を聞けば相手の辛い部分に触れてしまうことに悩み、先生手紙を書く。先生はふうちゃん気持ちを思いやれなかった自分を恥じる、いっしょに勉強したいと返事に記した。

ふうちゃんの父が一人で外出して不審な行動をしているという話があり、その現場である明石市海岸に行ったふうちゃんの母やゴロちゃんは、その場所が父が少年時代に戦火にあった沖縄本島南部海岸に似ていることに気づく。父の発症の原因が戦争関係しているとわかったことに周囲の人々はショックを受ける。キヨシは自分の姉の死や母が家を出て行った理由を考えるようになる。キヨシは所在のわかった母親にふうちゃんと会いに行き、その疑問をぶつけた。母は今は話せないが必ず手紙説明すると涙ながらに答える。まもなく手紙が届くが、キヨシはいもの通りだった。

その矢先キヨシはかつての不良仲間からグループを抜けた制裁として殴打を受ける。キヨシは抵抗せずに耐えていたが、沖縄侮辱する言葉を聞いて相手を傷つける。重傷を負ったキヨシは入院して二度にわたる手術を受けた。キヨシが回復に向かうと警察事情聴取病院に来る。過去前科があり、今度も相手に傷を負わせているという理由だった。居合わせたろくさんは「警察は公平な立場」「沖縄関係なく法の前には平等」という警官に根元しかない左手を見せ、日本兵命令で幼いわが子をこの手で殺し集団自決に参加したことを告げて、これでも平等と言えるのかと尋ねると警官沈黙した。その夜、ふうちゃんの母は父が幼少期に辛い目に遭ってきたことをふうちゃんに話す。翌日、キヨシは自分で書いた手紙をふうちゃんに渡した。その中にはキヨシの母の過去について触れられていた。

ふうちゃん卒業とキヨシの退院に合わせ、ふうちゃんの母は一家とキヨシで父の故郷である波照間島に行くことを決める。だが、出発前夜、父は急逝する[注 4]。物語は、ふうちゃんがキヨシと冒頭の「ピクニック」の場所にもう一度来た場面で幕を閉じる。

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