2022-10-28

anond:20221028115812

少し資料を読んでみた。

親権制限事件及び児童福祉法規定する事件の概況 (最高裁判所事務総局家庭局)

https://www.courts.go.jp/vc-files/courts/2021/20210412zigyakugaikyou_r2.pdf



以下自分用のメモ

・これまでの親権喪失だけでなく期間を区切れる親権停止を創設したことでそれ以前よりは適用が増えてはいるようだ

児童福祉法の認容件数は増加傾向。特に33条5項ができてからは顕著。

裁判所による却下より取り下げが多い。特に親族や子自身による申立で。

親権停止は中学生までは男子のほうが多いのにその後は女子のほうが多くなる。

・認容原因はネグレクト身体虐待心理的虐待、その他、性的虐待の順。その他には親権者の所在不明が含まれる。

親権喪失停止ともに審理期間は6ヶ月超えが最多。時間かかる。


せっかく親権喪失だけでなく期間を区切れる親権停止を創設したんだからもっとガンガン活用すればいいのにな。

子ども自身申し立てできるのは意外だった。

虐待も継父や継母は圧倒的少数。正直もっと多いと思ってた。すまん。

親族の申立は打率低め。もう少し背景が知りたいところ。

共同親権にについては親権の移行に伴う煩雑さが軽減されるなら親権制限運用ハードルはかえって下げられるようにも思うけどどうだろう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん