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2020-12-12

anond:20201211215720

わざと処刑されるようなムーブをとっておいてから復活の奇跡演出する策士やで。

 

あとユダにはもうちょっと優しく指摘してあげることはできんかったのか。

十二使徒で集まってるまさにその中で「先生まさか私のことではないでしょう。」「いや、あなただ。」ってやりとりは公開処刑すぎませんか。

2020-12-10

今更「神様になった日」を批判している方がおかし

麻枝准×P.A.WORKSアニメ企画第三弾だよ?Angel Beats!Charlotteからなにか大きく変わると思ったのか?

いつもの麻枝准らしい掛け合い、ギャグ家族愛友情。代わり映えが無さ過ぎて逆に笑ったわ。

前二作も商業的な数字は良かったど、設定やストーリー面の評価はボロカスだったでしょ(それで体調を崩したのは同情するけど)

それなのに主要スタッフ続投だけでなく、あまつさえ佐倉綾音を再起用での新企画。初めからCharlotteリベンジに付き合ってみるかくらいの気持ちで見て「あぁやっぱり今回もだめっぽいね」くらいの気持ちで見てればいいのに、本気で批判してる人は逆に何を期待していたのか。二度あることは三度あるっていうだろ。

ただし残り数話で完璧ストーリー展開で奇跡が起こり死んだ人が蘇って誰もが納得のハッピーエンドになる可能性もあるから様子見だけど、いつものごとく1クールじゃうまく消化しきれず尻切れトンボになるパターンだと思うので期待しないでいた方がいいよ。

2020-12-09

anond:20201209184133

もう売ってないけど富士フィルムのオキシバリアは本当ヤバかった

5—6錠を飲み会の前に1時間づつ間隔開けて1錠づつ飲んでると

一晩ガバガバ呑んでも翌朝に二日酔いがない奇跡の薬だった

なんでオキシバリア君終売してしもうたんや…

2020-12-07

anond:20201206222658

身バレ防止にちょっとフェイク入れるけど、大好きな母を失いました。

鉄道の、人身事故で。

日曜日、よく晴れた日だった。そして寒かった。

母は、優しくて、一歩間違えたらモラハラになるようなガンコな父に頭を悩ませながら私たちを育ててくれた

1度も殴られたりしなかったし、理不尽なことで怒られることもなかった。

母の還暦のお祝いの翌日、脳梗塞で倒れた。

寝たきりも覚悟していたが奇跡的に回復して日常生活もほぼ不自由なく過ごせるまでに回復した。

でも優しい母は統合失調症になった。

自死未遂を起こして措置入院もした。

それから数年、精神科に通いながら、少しずつ優しい母に戻っていった

最後に会った日も、いつも通りの優しい母だった

何が良くなかったんだろう、なぜ?ずっとぐるぐる考える

何より辛いのは、自分や父の存在が母の飛び込みたい気持ち抑制する要素ではなかったことを示されたことだった

元増田のようなことを読んでみたらあんまり、深く考えすぎない方がいいような、一種生理現象見たいな、部分もあるかもしれないけど

やっぱり、つらい

でも、教えてくれてありがとう

anond:20201207121329

昭和時代に小中高をすごしたけど、永井豪あたりからジャンプ漫画ホラー漫画とかグロ漫画が大量にあったり、ホラー映画とかテレビフツーに放送してたし、衝撃映像みたいな番組事故動画とか、最近は「奇跡的に軽傷で済んだ」「一命をとりとめた」みたいな死んでないアピールナレーションが入るけど、当時は、普通に人が死ぬ映像バンバン流れてたし「キメツは残酷子供に見せられない」みたいな意見を見て時代を感じたわ。

独断偏見で選ぶ女性アイドルソング大賞2020

秋元康案件ばっかりかよ!」と言われるかもしれないけど、結果的にはこうなってしまった。

自分が見つけきれていない曲やMVもあると思うので、個人的推しで良いので(そもそもそういう企画だ)教えてくれると嬉しい(意外と年末のこの時期に発表された曲も多くて追いかけきれない)。

部門さらに追加するかも(細かく部門を追加すると各グループ1曲ずつは選びそうなのでとりあえず厳選してみた)。

企画賞】

乃木坂46

世界中の隣人よ」

https://youtu.be/1gD76kKWKsE

コロナ禍の重い空気の中でアーティストメッセージ楽曲を発信する特別企画は沢山あったが「現役メンバーだけでなく一部卒業メンバー歌唱および映像参加」という特別感はアイドル企画の中でも群を抜いていた。

各自が自宅で素材を撮影」という要素も含めて、この状況だからこそ生まれ奇跡

タイアップ賞】

BiSH

STORY OF DUTY

https://youtu.be/LrUzlLjyD94

タイアップ前提の楽曲は、基本的タイアップする企業商品メッセージが優先され、アーティストサイドの色や個性は薄れがちであるが、本作はFPSゲームとのタイアップで、結果としてタイアップイメージを最大限に尊重しつつ、最近BiSH楽曲の中ではもっとBiSHらしさが出たのでは、と思える傑作。

MV賞】

日向坂46

「アザトカワイイ

https://youtu.be/m-FRFhvM1EA

楽曲のコンセプトだけを考えれば、MV冒頭や随所で挿入されるシリアスな表情(笑顔ではない)のシーンは一見不要なようにも思えるが、日向坂46がひらがなけやき(けやき坂46)だった時代楽曲「期待していない自分」のMVでは笑顔封印したシリアスな表情だったこととの対比、その時以来、久しぶりに(日向坂46としては初めて)佐々木美玲センター復帰という物語として捉えると、エモい

MV制作チームは違うので、狙ったものかどうか真相不明だが、その物語連想させた時点で勝ちである

【大賞】

青春高校3年C組アイドル

「君のことをまだ何にも知らない」

https://youtu.be/OfqIIiht3u0

発表やライブ披露2019年から行われていたが、発売は2020年1月なので2020年ノミネート

今年これを超える女性アイドル曲は出てくるのだろうか……とずっと思ったまま、結局1年が経過してしまった。

番組内での楽曲仮歌による音源発表時にNGT48中井りかが悔しがっていたように、アイドル曲としてあまりにも完成度が高すぎて嫉妬したアイドルや「推しアイドルグループにほしい!」と思ったアイドルファンも多いのではないだろうか。

青春時代のせつない片思い物語を描く歌詞だけでなく、それを支えるせつなさ全開のメロディ、ただせつないだけでなく、イントロやサビ前、コーラス(ボイス)など、随所にライブでの盛り上がりを期待させるアイドル曲らしい味付けが丁寧に加えられている。

さらラストの落ちサビからラストサビは、メロディの盛り上がりと共に楽曲の中の物語の進展を連想させる仕掛けになっており、最後まで完璧

いわゆるアイドル曲としてはベタ中のベタだが、丁寧な仕事をするとベタも傑作になるという良い見本だと思う。

しかし、青春高校3年C組、テレビ東京ローカルからスタートした番組企画ゆえか(現在は5局ネット)、MV含めたYouTube再生数が他のメジャーアイドル比較すると明らかに少ない。

個人的にはもっと推しが増えても良いアイドルグループだと思う。

2020-12-06

anond:20201206153945

コロナがもたらす教訓2つ

コロナウイルスによって欧州アメリカ被害者が多いようだ。

まず感染した患者治癒祈り被害者への追悼をささげたいと思う。

ところで、コロナウイルスはなぜ発生したのか?

と考えるとき、やれ陰謀だ、やれ責任はどこにある、という風に、

特定の国を政治的糾弾するのは、もはや無意味だと考えるようになった。

すでに人類共通の難題であるのは明白だからだ。

かに初期対応の件を含め、

世界中人間の怒りが中国に向かっているというのもわかる。

だがそれはもはやどうでもいいことだ。

原因はともかく、その原因に至らせた何か大きな意志があったはずである

そこに注目したいと思っている。

1.人間自然コントロールできない

コロナ」という名前を聞いて、「そういえば太陽の外側の熱いところがコロナって名前だったな」と思い出した。

コロナウイルスの外側のトゲトゲの部分に該当する。

ふと、なにか共通性を見出した。

YouTubeで「太陽が突然消えたらどうなるのか」という動画を見た。

https://www.youtube.com/watch?v=KM1NxPNp6sU

これによると、数日で地球の気温は一気に低下し、

地熱のある暖かい地域を求めて人間殺到し、人間社会崩壊するようだ。

ふだん、我々は「日光はあって当たり前」「水はあって当たり前」

空気はあって当たり前」「大地はあって当たり前」と思っている。

だが、そのバランスは、太陽地球距離をはじめとした奇跡的な成り立ちによって

ぎりぎり保たれているのである

我々はそのおこぼれに預かっているにすぎない。

今回のコロナウイルスの件は、いか人間が弱い存在かを知らしめるために、つかわされたものではないだろうか。

ちなみに、太陽表面は6000度だが、コロナが100万度まで上昇する仕組みはわかっていない。

いうまでもなく、我々はその強力な熱の恩恵生活ができている。

2.コロナの前では、国・宗教思想対立はもはや無意味である

もしあなたの自宅近辺が崩壊して、みんなで避難しようというとき

「隣の家のとは長年ケンカしてるから」などといっていたら、そのまま二人とも逃げ遅れてしまうかもしれない。

そういえば、「地獄では、とてつもなく長い箸を与えられる」という話をご存じだろうか。

メートルもあるような箸では、自分料理を口に運ぶことができない。

鍋を囲んだもの同士で、お互いに箸で食物を運んであげる必要があるというわけだ。

地獄では、自分がどうやって食べるかしか考えることができないようになっているため、

どうしても食べ物にありつくことができない。自己中心的人生を送った人間が、その席に集まるのだという。

これは面白い示唆ではないだろうか。

コロナ騒動は、そんなことを教えてくれている気がする。

1.自然の前には人間の力はちっぽけなものである科学の力で地球コントロールできると思う、傲慢さに対する罰ではないか

2.本気で自然がブチ切れたら、もはや個人利益追求や、ひいては国家宗教のあらそいなど無意味であることを知るだろう。

人類はこの教訓から学び、国やイデオロギーといった分離・制約を超えて、ひとつ抜け出した発想をする必要がある。

anond:20201205214933

スマホ家電一種から家電量販店に集約されるだけ。

しろ今まで携帯だけ独立店舗だったのが奇跡

2020-12-05

こうして忘れられるまでgdgd言い続けるの。

それしか方法がないから。

クリスマスに起きる奇跡ラブストーリーばっかり見てる。

こんなロマンチック奇跡、実際は起きやしない。だからファンタジーで心の溝を埋める私は。

萌え絵アニメーションに向いてないという勘違い


巷で話題萌えアニメオタク害悪だと主張する記事を読んだ感想である


私は萌えアニメからいわゆる硬派と呼ばれるアニメまで広く嗜む、アニメ視聴歴20年くらいのしがないアラサー男だ。

ジャンプサンデーと言ったお馴染みの週刊誌で人気の原作アニメが、テレ東ゴールデンタイム毎日のように放送されていた頃に、箸で摘んだ夕食のコロッケテーブルの上に落としブラウン管にかじりつく少年期を過ごし、最近新刊が発売された『涼宮ハルヒの憂鬱』をきっかけにいわゆる深夜アニメ世界に足を踏み入れて、今日に至ると言った経歴(他に言葉が思いつかなかった)を持っている。

視聴作品数は、履歴書に書けば人間性理由採用確率が30%減になるくらいあっただろうか。と言っても熱中度でいえば大したモノではなく、どんなに気に入った作品でも円盤を買ったり、グッズ等を買う程度だった。興奮が抑えられず感想ブログに載せたり、二次創作に勤しんだりするくらいならニコニコ動画で他の作品の視聴課金をし始めるくらいには職人気質は持ち合わせておらず、人によってはカステラ茶色の表皮だけをすくって人工甘味料(無いかも)の鋭く刺すような舌触りだけで満足するような、奇怪な楽しみかたをダラダラ続けていただけに見えるかもしれない。

そんな人間がひさしぶりに取れた休日の暇潰しに書いた文章だ。

簡潔に何が言いたいのか知りたい方は、途中全く大したこと書いてないので、最後だけを読んでほしい。

以降は今の俺以上に暇だと宣言できる、大変人間強度に優れた人だけが読み進めて欲しい。


主に作品ごとのアニメーションが持つ性質役割の違いについて横道に外れながら綴っていきたいと思う。

過去に色々な作品を目にしてきている者ならばご理解いただけると思うが、「好きなアニメは? どういうところが好きなの?」と質問を受けたとき、瞬時に心動かされた場面(シーン)が頭の中を駆け巡り、「さてどれから話せばよいものか……」と、全身が幾分高揚している自分がいることに気づくだろう。

それらはキャラクタたちと共にストーリーを辿ることで得られた感覚につけられた名前のようなものだと私は考える。そしてそれらは言葉では表せないが、私たちに中で一種の『共通言語』的な役割を担い、機能しているのだ。


例えば以下のシーンを目を瞑って思い浮かべてもらいたい。


『氷属性もつ冷徹残忍な魔女が、手に持った杖を振るった。その瞬間空間四方から無数の鋭利な菱形をした氷の刃が出現し、彼女の透明感のある艶やかな唇で結ばれる「さようなら」の言葉を合図に一斉に襲いかかってきた』


数々の映像作品を見たことがある人なら、無の空間からパキパキと音を立てながら蒼白い形作られ、魔女の妖艶な笑顔が映った次の瞬間に鋭い氷の塊が視界の中心に集まってくる2、3カットくらいの映像が容易に頭の中に流れたことだろう。

これは性格によるのかもしれないが、私は基本的には物語の進行上は「それ」でOKと考えるのだ。

「それ」とは、視聴者の頭の中で出来上がった薄ぼんやりとした2、3カットのことであり、重要なのは「それ」を我々視聴者に想起させ、作品を補完させることだと考えている。

例えば先のシーンで「魔女がどんな容姿でどんな服装服をまとい、どんな体勢なのか」とか、「魔女と言うくらいなら箒に乗っているのか」とか、「どんな服を身に纏っていたのか」とか、「どれくらい勢いで杖を振ったのか、杖の先はどこを向いているのか」とか、「氷の軌道は直線的なのか最初に外側に弧を描くなどトリッキーな動きをしているのか、時間差のある多段階攻撃なのか」などの質問されたら、スラスラと答えられるだろうか。(……私だけができないのなら怖い。ショックのあまり寝込む)

おそらくだが「いやそんな細かいところまでは……」のレベルの話だと思っている。多分これができる人はきっと絵が上手いはずだ。私は私を含め絵がど下手くその人がこの世にいることを知っている。

ぶちゃけた話、そこの解像度が高くなくても我々には多分『伝わってる』のである

しろ、それでどれくらい負傷するのかとか、実力差はどれくらいなのか、どうやって勝つのか負けるのかなどの次の展開に興味が移っていないだろうか。さらに言えば、この魔女性格はどんな感じなのか? 冷徹なのだから口調は厳しいのかとか、魔女主人公のこと気に入ったりするのか、追々仲間になる展開なのか、と言った、キャラクタの心情の移り変わる様子すら、この段階で期待してそれを軸に妄想を膨らませる人もいるだろう。

さらにここに、


『氷の魔女と呼ばれる彼女は、実は地球に住む人間の種を手に入れようと狙ってやってきた宇宙人であった。侵略活動やすいよう周りの空気自分たちの住む星の大気温度まで下げるため、彼女腰掛けているステンレス製の巨大三角から温度を奪う冷気的な何かを放出していて、空気中の水蒸気が氷結してできた塊を利用し相手冷凍保存しようとしている』


と言ったストーリーの上欠かせない設定が加わった瞬間、魔女攻撃の一連の動きがどれくらい迫力があるのかよりも、物語の展開的な動きの方が気になってこないだろうか。アニメーション上の緻密な動作よりも、ギャグ調を出すためにSDキャラデザや画面効果といった要素の方が卓越してきそうなモノである


要はその作品がどんなジャンルでどんなテーマなのか、その中でアニメーションをどう位置付けているかで、表現千差万別の答えを持っていると考えている。立体的な動きとか力の伝わり方を見て取れるようなリアリティを重視するよりも、もっと感情移入して欲しいかキャラクタの魅力を全面に出す方針があるのであれば、背景のモブと呼ばれる方々まで生き生きと動いていればその画面の映え様に感動するけど、そこに力入れるなら止め絵でも良いかキャラ造形やカラーグラデーションに力が入ってて欲しいよねって意見も当然あると思う。

この時萌え絵かどうかはあんまり本質的問題ではなくて、視聴者各々の共通言語とどれほどマッチしていて違和感あるかないかの話に過ぎないと考える。

これより先は趣味指向トレンドしか言えない領域突入してしまう気がしてならない。そこは表現の自由が担保されている以上、善悪判断軸が及ばない空間である

もしそれに対して「過去多くの作品萌え絵が使われていて、時間をかけて大衆になじんでしまたことで不当にも市民権的なモノを得てしまたからだ!」などと主張してしまっては、もはや時代(トレンド)に対する憎悪しかなく、いつまでも見えない相手との戦いを余儀なくされることになるだろう。

キャラ造形に対する文句ほど不毛なことはない。


ひと昔前にギャルゲー原作としたアニメが多く生み出される時期があった。のちにラノベ原作アニメが多く輩出される時代が訪れることになるのだが、当時としてはニコニコ動画を始めとした他メディアで取り沙汰され、言わば萌えアニメの本流とも言える地位を築いていたと思う。

ではそのどれもが、彼がいうところの『強度』なるものを有してたかというと、……なんとも言えないところはあるかも知れない。

当然のことだが何千枚という数の原画に対して、その全て原作独特の繊細な塗りを再現するのは時間的にも経済的にも叶わず立ち絵差分とスチルと効果のみで表現されていた絵に対して、話の展開にマッチするようにかつゼロから動きを盛り込むのはやはり至難の技のようで、結果的作品の持つ強みを生かしきれないまま終わってしまったものが多くあった印象がある。

その原因は、アニメ萌え絵が向いていないというよりは、テキスト……特にキャラクタの心情面に比重が大きい作品は、初めからアニメーションを十二分に活かせるだけの舞台比較的狭いように思える。キャラクタ同士のウィットに富んだ掛け合いを楽しむだけなら、それこそゲームのように会話と場面移動、要所要所で叙情性の窺える背景描写カットの繰り返しで事足りてしまい、ともすれば動作は間を持たせるためのツールになってしま可能性すらあるのだ。身もふたもない話だが。

まりなんとも言えない感じになるのは萌え絵のせいではなく、作品のコンセプトにいかアニメーションを上手絡めることができるかによるのだ。そしてそれは当然、作品ジャンルアクション主体なのかコメディ主体なのかリアル恋愛主体となるのかでアニメーションの寄与度の上限が決まってくるので、表現手法の一つである「動き」単体で評価した時、ジャンルによる偏りがどうしても出てしまうモノなのだ。画面映えする動きがなくても『十二人の怒れる男』(実写映画だけど)のような名作は生まれる。

実際のギャルゲー原作作品には、画面映えを飽きさせないようなさまざまなアイデアが盛り込まれていたけど、いよいよ話の筋から外れてしまうから割愛したい。


画面を縦横無尽に駆け巡るアニメーションは、突き詰めればただの動きであり、結局は表現手法の一つでしかなく、ストーリーとの直接的な関係がなければ、ストーリーへの直接的に干渉することはできない別レイヤー存在にすぎないとも言える。

絵コンテ等の段階でスクリーン上の動きに込めた意図に気づける目の肥えた人にとっては、「動かし屋さん」の実力が垣間見れる瞬間であり、味の決め手のような作品価値を決定づける重要ポイントなのかも知れない。

だがストーリーの展開に目が向いてしまう人々にとっては「面白い動きだな、他作品ではあんまり見ないカットを入れてるな」くらいに止まっていて、やっぱりキャラ同士の会話やその時に垣間見れる感情自分リーチできるかどうかに関心が向いてしまものだ。

昨日NHKの某番組で紹介されていたが、殆ど人間は1秒間に4,5枚の絵しか見れないらしい。一枚絵のカットの切り替え表現の繰り返しは、程度にもよるのだろうが、予算工程など諸々の事情を鑑みた時、大変妥当表現だと個人的には思う。

昨今のは様々な形が出てきたとはいえ、まだまだ異世界生モノアニメブームが続いているように見える。

少ないリソースで最大効果を期待する戦略としては非常に合理的だと思っている。

ストーリー上の役割が小さい場面では「異世界生モノあるある」やその根底にある「子供の頃に慣れ親しんだRPGの思い出」という共通言語を利用して絞り、作品オリジナルの強みにピボットを置き部分的に「動き」のリソースを割くことで相対的な画面と展開のギャップを生み出し、差別化と人気を獲得するにあたり大変都合が良いのかなと思っている。

この潮流について個人的にどうと言うつもりはない。むしろ当然の流れだと思う。個人的には長らく続いてきた「高校生部活青春ドラマ」がようやく落ち着いてきて、代わりに台頭してきたくらいの感覚だ。時代とともに変遷する価値観や需要を端的に示していると思ってる。


ところで『リトルウィッチアカデミア』というアニメ作品をご存知だろうか。

2017年に株式会社トリガーから出されたオリジナル作品で、ヒロイン少女アッコが憧れの魔女シャイニィシャリオにのようになろうと魔法学校入学し、仲間達と共に成長を遂げていくというお話である。当時OP映像を見てその作り込まれ世界観引き込まれ、全話リアルタイムで追っていた。

ご存知の通りトリガーといえば他にも『キルラキル』や『SSSS.GRIDMAN』を始めとする数々の名作アニメを世に生み出した有名なアニメ製作会社だ。

社名に違わず弾丸が飛び交うような激しいアクションシーンが特徴的で、およそ10年にわたり多くのアニメファンを魅了し続けてきた。

何の因果か、つい先日株式会社トリガーが手がけるのアニメオリジナル放送前となる『リトルウィッチアカデミア』の短編映画原画制作する新人アニメーターたちの様子を追ったドキュメンタリー動画を、失礼ながらもしゃちく☆まっしぐらしていたリアタイ当時の自分の状況と重ねながら観ていた。

今回この拙文を書こうと思ったのも、その動画を触れたあとの余韻がそうさせたのだと思う。

動画の内容が気になった方は各人で確認してもらいたい。

端的に言うと、彼らが手がける他作品と一線を画す豪快な「動き」に込められた感動を生み出すもののの正体はアニメーターたちの寿命のものだ。

そこまで心血注がなくたって、既に共通言語を獲得している我々にはその半分以下の動きであったとしてもおそらく『伝わっている』のである。だが彼らはそんな事眼中にはなさそうだ。彼ら自身が観たいものを描いているだけなのだろう。シャイニィシャリオクルクルと回りながら杖を振り動物たちの花火魔法を出すまでのたった数秒の「動き」に、何週間も終わりの見えない苦悩を重ね続けるなんて、それこそ描くこと動かすことが大大大好きでもなければやれるはずがない。私のような観ているだけの人間には理解できない世界がそこにはあった。

間違いなく時代トレンド関係なく後世に伝わってほしい作品の一つだし、アニメ好きの私は一つでも多くそう言った作品が世に出てくることを願ってやまないものの一人ではある。

だがそれがアニメの全てだとかあるべき姿だとかそういう指向性に囚われるような話でもないと思う。

だが、予算制作期間と人員の消耗等のあらゆるのリスクを考えるのであれば、それらアニメーターの生命と血が滴る作品を世に出すことは、何十人何百人の人生をかけた大勝負であり、そんなものを定期的に見せておくれよなんて烏滸がましいことを言えるほど私は偉い人間ではない。

製作陣の戦いの姿の一端を見ただけで、シャリオが振う杖の軌跡一つとっても、数年に一度しか拝めない奇跡の奇蹟と言われても納得できるし、胸の内から熱く込み上げてくるものを心地よく感じることができる。


コロナの影響ですっかり荒廃しきった今の時代、人との関わりがすっかり乏しくなってしまった(俺だけかもしれないけど)独身を生きる俺に、自然と「頑張って作ってくれてありがとう」の気持ちと、明日を頑張れる活力を授けてくれた魔法だった。

もっと色々な魔法を、『傑作』を見てみたい! その想いの強さが故にアニメ業界の現状に、文句の声の一つくらい出してみたい気持ちもわかる。

けれど、

あの世界は、我々視聴者同士が視聴者層の絵の嗜好がどうとかで文句を言い合っているレベルで語れるのものではないのだと私は思う。

私が円盤や関連グッズを購入すると言った金銭的な応援以外にできることは、アニメーターの方々が1秒でも長くアニメを大大大好きでいていただきたいと願うだけである


気づきの通り最後の2文が言いたかっただけだ。

最後まで読んでいただいた方は、こんな拙文にお時間取らせてしま申し訳ない。

良いアニメライフを。

萌え絵アニメーションに向いてないという勘違い

巷で話題萌えアニメオタク害悪だと主張する記事を読んだ感想である

私は萌えアニメからいわゆる硬派と呼ばれるアニメまで広く嗜む、アニメ視聴歴20年くらいのしがないアラサー男だ。

ジャンプサンデーと言ったお馴染みの週刊誌で人気の原作アニメが、テレ東ゴールデンタイム毎日のように放送されていた頃に、箸で摘んだ夕食のコロッケテーブルの上に落としブラウン管にかじりつく少年期を過ごし、最近新刊が発売された『涼宮ハルヒの憂鬱』をきっかけにいわゆる深夜アニメ世界に足を踏み入れて、今日に至ると言った経歴(他に言葉が思いつかなかった)を持っている。

視聴作品数は、履歴書に書けば人間性理由採用確率が30%減になるくらいあっただろうか。と言っても熱中度でいえば大したモノではなく、どんなに気に入った作品でも円盤を買ったり、グッズ等を買う程度だった。興奮が抑えられず感想ブログに載せたり、二次創作に勤しんだりするくらいならニコニコ動画で他の作品の視聴課金をし始めるくらいには職人気質は持ち合わせておらず、人によってはカステラ茶色の表皮だけをすくって人工甘味料(無いかも)の鋭く刺すような舌触りだけで満足するような、奇怪な楽しみかたをダラダラ続けていただけに見えるかもしれない。

そんな人間がひさしぶりに取れた休日の暇潰しに書いた文章だ。

簡潔に何が言いたいのか知りたい方は、途中全く大したこと書いてないので、最後だけを読んでほしい。

以降は今の俺以上に暇だと宣言できる、大変人間強度に優れた人だけが読み進めて欲しい。

主に作品ごとのアニメーションが持つ性質役割の違いについて横道に外れながら綴っていきたいと思う。

過去に色々な作品を目にしてきている者ならばご理解いただけると思うが、「好きなアニメは? どういうところが好きなの?」と質問を受けたとき、瞬時に心動かされた場面(シーン)が頭の中を駆け巡り、「さてどれから話せばよいものか……」と、全身が幾分高揚している自分がいることに気づくだろう。

それらはキャラクタたちと共にストーリーを辿ることで得られた感覚につけられた名前のようなものだと私は考える。そしてそれらは言葉では表せないが、私たちに中で一種の『共通言語』的な役割を担い、機能しているのだ。

アニメーション、画面上の動きの一つに、こうした共通言語や構図の時間的変化から読み取れる言語で感じて欲しい叙情性に補完を入れたいのか。

例えば以下のシーンを目を瞑って思い浮かべてもらいたい。

『氷属性もつ冷徹残忍な魔女が、手に持った杖を振るった。その瞬間空間四方から無数の鋭利な菱形をした氷の刃が出現し、彼女の透明感のある艶やかな唇で結ばれる「さようなら」の言葉を合図に一斉に襲いかかってきた』

数々の映像作品を見たことがある人なら、無の空間からパキパキと音を立てながら蒼白い形作られ、魔女の妖艶な笑顔が映った次の瞬間に鋭い氷の塊が視界の中心に集まってくる2、3カットくらいの映像が容易に頭の中に流れたことだろう。

これは性格によるのかもしれないが、私は基本的には物語の進行上は「それ」でOKと考えるのだ。

「それ」とは、視聴者の頭の中で出来上がった薄ぼんやりとした2、3カットのことであり、重要なのは「それ」を我々視聴者に想起させ、作品を補完させることだと考えている。

例えば先のシーンで「魔女がどんな容姿でどんな服装服をまとい、どんな体勢なのか」とか、「魔女と言うくらいなら箒に乗っているのか」とか、「どんな服を身に纏っていたのか」とか、「どれくらい勢いで杖を振ったのか、杖の先はどこを向いているのか」とか、「氷の軌道は直線的なのか最初に外側に弧を描くなどトリッキーな動きをしているのか、時間差のある多段階攻撃なのか」などの質問されたら、スラスラと答えられるだろうか。(……私だけができないのなら怖い。ショックのあまり寝込む)

おそらくだが「いやそんな細かいところまでは……」のレベルの話だと思っている。多分これができる人はきっと絵が上手いはずだ。私は私を含め絵がど下手くその人がこの世にいることを知っている。

ぶちゃけた話、そこの解像度が高くなくても我々には多分『伝わってる』のである

しろ、それでどれくらい負傷するのかとか、実力差はどれくらいなのか、どうやって勝つのか負けるのかなどの次の展開に興味が移っていないだろうか。さらに言えば、この魔女性格はどんな感じなのか? 冷徹なのだから口調は厳しいのかとか、魔女主人公のこと気に入ったりするのか、追々仲間になる展開なのか、と言った、キャラクタの心情の移り変わる様子すら、この段階で期待してそれを軸に妄想を膨らませる人もいるだろう。

さらにここに、

『氷の魔女と呼ばれる彼女は、実は地球に住む人間の種を手に入れようと狙ってやってきた宇宙人であった。侵略活動やすいよう周りの空気自分たちの住む星の大気温度まで下げるため、彼女腰掛けているステンレス製の巨大三角から温度を奪う冷気的な何かを放出していて、空気中の水蒸気が氷結してできた塊を利用し相手冷凍保存しようとしている』

と言ったストーリーの上欠かせない設定が加わった瞬間、魔女攻撃の一連の動きがどれくらい迫力があるのかよりも、物語の展開的な動きの方が気になってこないだろうか。アニメーション上の緻密な動作よりも、ギャグ調を出すためにSDキャラデザや画面効果といった要素の方が卓越してきそうなモノである

要はその作品がどんなジャンルでどんなテーマなのか、その中でアニメーションをどう位置付けているかで、表現千差万別の答えを持っていると考えている。立体的な動きとか力の伝わり方を見て取れるようなリアリティを重視するよりも、もっと感情移入して欲しいかキャラクタの魅力を全面に出す方針があるのであれば、背景のモブと呼ばれる方々まで生き生きと動いていればその画面の映え様に感動するけど、そこに力入れるなら止め絵でも良いかキャラ造形やカラーグラデーションに力が入ってて欲しいよねって意見も当然あると思う。

この時萌え絵かどうかはあんまり本質的問題ではなくて、視聴者各々の共通言語とどれほどマッチしていて違和感あるかないかの話に過ぎないと考える。

これより先は趣味指向トレンドしか言えない領域突入してしまう気がしてならない。そこは表現の自由が担保されている以上、善悪判断軸が及ばない空間である

もしそれに対して「過去多くの作品萌え絵が使われていて、時間をかけて大衆になじんでしまたことで不当にも市民権的なモノを得てしまたからだ!」などと主張してしまっては、もはや時代(トレンド)に対する憎悪しかなく、いつまでも見えない相手との戦いを余儀なくされることになるだろう。

キャラ造形に対する文句ほど不毛なことはない。

ひと昔前にギャルゲー原作としたアニメが多く生み出される時期があった。のちにラノベ原作アニメが多く輩出される時代が訪れることになるのだが、当時としてはニコニコ動画を始めとした他メディアで取り沙汰され、言わば萌えアニメの本流とも言える地位を築いていたと思う。

ではそのどれもが、彼がいうところの『強度』なるものを有してたかというと、……なんとも言えないところはあるかも知れない。

当然のことだが何千枚という数の原画に対して、その全て原作独特の繊細な塗りを再現するのは時間的にも経済的にも叶わず立ち絵差分とスチルと効果のみで表現されていた絵に対して、話の展開にマッチするようにかつゼロから動きを盛り込むのはやはり至難の技のようで、結果的作品の持つ強みを生かしきれないまま終わってしまったものが多くあった印象がある。

その原因は、アニメ萌え絵が向いていないというよりは、テキスト……特にキャラクタの心情面に比重が大きい作品は、初めからアニメーションを十二分に活かせるだけの舞台比較的狭いように思える。キャラクタ同士のウィットに富んだ掛け合いを楽しむだけなら、それこそゲームのように会話と場面移動、要所要所で叙情性の窺える背景描写カットの繰り返しで事足りてしまい、ともすれば動作は間を持たせるためのツールになってしま可能性すらあるのだ。身もふたもない話だが。

まりなんとも言えない感じになるのは萌え絵のせいではなく、作品のコンセプトにいかアニメーションを上手絡めることができるかによるのだ。そしてそれは当然、作品ジャンルアクション主体なのかコメディ主体なのかリアル恋愛主体となるのかでアニメーションの寄与度の上限が決まってくるので、表現手法の一つである「動き」単体で評価した時、ジャンルによる偏りがどうしても出てしまうモノなのだ。画面映えする動きがなくても『十二人の怒れる男』(実写映画だけど)のような名作は生まれる。

実際のギャルゲー原作作品には、画面映えを飽きさせないようなさまざまなアイデアが盛り込まれていたけど、いよいよ話の筋から外れてしまうから割愛したい。

画面を縦横無尽に駆け巡るアニメーションは、突き詰めればただの動きであり、結局は表現手法の一つでしかなく、ストーリーとの直接的な関係がなければ、ストーリーへの直接的に干渉することはできない別レイヤー存在にすぎないとも言える。

絵コンテ等の段階でスクリーン上の動きに込めた意図に気づける目の肥えた人にとっては、「動かし屋さん」の実力が垣間見れる瞬間であり、味の決め手のような作品価値を決定づける重要ポイントなのかも知れない。

だがストーリーの展開に目が向いてしまう人々にとっては「面白い動きだな、他作品ではあんまり見ないカットを入れてるな」くらいに止まっていて、やっぱりキャラ同士の会話やその時に垣間見れる感情自分リーチできるかどうかに関心が向いてしまものだ。

昨日NHKの某番組で紹介されていたが、殆ど人間は1秒間に4,5枚の絵しか見れないらしい。一枚絵のカットの切り替え表現の繰り返しは、程度にもよるのだろうが、予算工程など諸々の事情を鑑みた時、大変妥当表現だと個人的には思う。

昨今のは様々な形が出てきたとはいえ、まだまだ異世界生モノアニメブームが続いているように見える。

少ないリソースで最大効果を期待する戦略としては非常に合理的だと思っている。

ストーリー上の役割が小さい場面では「異世界生モノあるある」やその根底にある「子供の頃に慣れ親しんだRPGの思い出」という共通言語を利用して絞り、作品オリジナルの強みにピボットを置き部分的に「動き」のリソースを割くことで相対的な画面と展開のギャップを生み出し、差別化と人気を獲得するにあたり大変都合が良いのかなと思っている。

この潮流について個人的にどうと言うつもりはない。むしろ当然の流れだと思う。個人的には長らく続いてきた「高校生部活青春ドラマ」がようやく落ち着いてきて、代わりに台頭してきたくらいの感覚だ。時代とともに変遷する価値観や需要を端的に示していると思ってる。

ところで『リトルウィッチアカデミア』というアニメ作品をご存知だろうか。

2017年に株式会社トリガーから出されたオリジナル作品で、ヒロイン少女アッコが憧れの魔女シャイニィシャリオにのようになろうと魔法学校入学し、仲間達と共に成長を遂げていくというお話である。当時OP映像を見てその作り込まれ世界観引き込まれ、全話リアルタイムで追っていた。

ご存知の通りトリガーといえば他にも『キルラキル』や『SSSS.GRIDMAN』を始めとする数々の名作アニメを世に生み出した有名なアニメ製作会社だ。

社名に違わず弾丸が飛び交うような激しいアクションシーンが特徴的で、およそ10年にわたり多くのアニメファンを魅了し続けてきた。

何の因果か、つい先日株式会社トリガーが手がけるのアニメオリジナル放送前となる『リトルウィッチアカデミア』の短編映画原画制作する新人アニメーターたちの様子を追ったドキュメンタリー動画を、失礼ながらもしゃちく☆まっしぐらしていたリアタイ当時の自分の状況と重ねながら観ていた。

今回この拙文を書こうと思ったのも、その動画を触れたあとの余韻がそうさせたのだと思う。

動画の内容が気になった方は各人で確認してもらいたい。

端的に言うと、彼らが手がける他作品と一線を画す豪快な「動き」に込められた感動を生み出すもののの正体はアニメーターたちの寿命のものだ。

そこまで心血注がなくたって、既に共通言語を獲得している我々にはその半分以下の動きであったとしてもおそらく『伝わっている』のである。だが彼らはそんな事眼中にはなさそうだ。彼ら自身が観たいものを描いているだけなのだろう。シャイニィシャリオクルクルと回りながら杖を振り動物たちの花火魔法を出すまでのたった数秒の「動き」に、何週間も終わりの見えない苦悩を重ね続けるなんて、それこそ描くこと動かすことが大大大好きでもなければやれるはずがない。私のような観ているだけの人間には理解できない世界がそこにはあった。

間違いなく時代トレンド関係なく後世に伝わってほしい作品の一つだし、アニメ好きの私は一つでも多くそう言った作品が世に出てくることを願ってやまないものの一人ではある。

だがそれがアニメの全てだとかあるべき姿だとかそういう指向性に囚われるような話でもないと思う。

だが、予算制作期間と人員の消耗等のあらゆるのリスクを考えるのであれば、それらアニメーターの生命と血が滴る作品を世に出すことは、何十人何百人の人生をかけた大勝負であり、そんなものを定期的に見せておくれよなんて烏滸がましいことを言えるほど私は偉い人間ではない。

製作陣の戦いの姿の一端を見ただけで、シャリオが振う杖の軌跡一つとっても、数年に一度しか拝めない奇跡の奇蹟と言われても納得できるし、胸の内から熱く込み上げてくるものを心地よく感じることができる。

コロナの影響ですっかり荒廃しきった今の時代、人との関わりがすっかり乏しくなってしまった(俺だけかもしれないけど)独身を生きる俺に、自然と「頑張って作ってくれてありがとう」の気持ちと、明日を頑張れる活力を授けてくれた魔法だった。

もっと色々な魔法を、『傑作』を見てみたい! その想いの強さが故にアニメ業界の現状に、文句の声の一つくらい出してみたい気持ちもわかる。

けれど、

あの世界は、我々視聴者同士が視聴者層の絵の嗜好がどうとかで文句を言い合っているレベルで語れるのものではないのだと私は思う。

私が円盤や関連グッズを購入すると言った金銭的な応援以外にできることは、アニメーターの方々が1秒でも長くアニメを大大大好きでいていただきたいと願うだけである

気づきの通り最後の2文が言いたかっただけだ。

最後まで読んでいただいた方は、こんな拙文にお時間取らせてしま申し訳ない。

良いアニメライフを。

現代結婚子育てに異常に憧れてる奴らって結婚や異性に選ばれない奴ばっかだよね

結婚子育て生活罰ゲーム級の法律になってるって

そもそもから20年前、自民党様の小泉閣下With麻生閣下が「今の日本人の数は多すぎるから減らすべき」とか堂々と公言してた政策今も引き継いでるだけじゃん

から子供一人に教育投資を極振りできる上流階級パワーカップルアッパーマス層が貴族教育レベル教育を施すか、考えなしの底辺DQNが娯楽としてセックスするしかないのでその余波でポンポン子供増やして半グレ化か学生時代の内に将来絶望して自殺か青葉予備軍作ってるだけの二極化をしているわけで

冷静に考えたら、前者に入れるように目指したうえでチャンスが叶えば子作りや結婚を狙うしか普通かやや平均より上の大卒労働者程度の人間は狙える方法がない

大多数の日本人日本金持ち上級国民が持ってなくて、少数しか保持し得ないスキルがあるとかそんなのがあるにしたって、犯罪スレスレもしくは裏稼業的な怪しいグレービジネスやって上流入りを狙うか

それさえない人間はウシジマくんみたいな世界徒手空拳半グレやって奇跡を信じて、戦争でも天災でもおこって小〇元首相の祖父とかみたいに言い方悪いがヤクザ犯罪稼業が当たって上がるくらいしか上流階級に入れる方法がない

なのに、自分たち発達障害毒親育ちとかそういう奴ほど、異常にハードルが高い虚構の「普通」に憧れるから、そこに付け込んでやれ恋愛工学がとか婚活ビジネスがとかそんなものに惑わされる。

普通に考えたら結婚ができるっていう段階で現代ではもう普通を飛び越えた異常で、結婚できないのが一般国民の「普通」になってるのに、それに狂って最後は青葉コースポリコレ棒振り回すキチガイフェミになるか、狂って女子高生幼児誘拐して速攻警察にとっ捕まるキモカネオッサン化して破滅していく

それなりに賢い普通増田は、男も女も口に出さないだけで、そこそこ家同士のつながりや共働きの財を合わせて結婚して、子供は育てるとか、セフレ関係でとどめてとっかえひっかえした後消去法で嫁や夫を選ぶ「古い」とか「悪い」とバカにされる方法を取って、承認欲求に狂った発達や毒親育ちの増田奇行のような試行錯誤を繰り返すのを愉悦をもって見ている

そういう「本音側の残酷現実側の人間」にならないと、増田や女増田が血涙流して渇望するほどやりたいと思っている刀剣乱舞とかみたいなイケメンや、FGOとかアズレンとか艦これみたいな女子校生とか女子中学生くらいの美少女と付き合うなんてスタートラインに立てないのに

本音と建て前という文化が薄まったから、建前信じて不幸になる奴がいるわけだが、このコロナ禍で犯罪他者危害を加えるほど煮詰まった「建前信じた側」の人間が大量に出てきている

つの時代も、ありもしない青い鳥を追う人間ってのは、他者の食い物にされるんだなと思うと、俺はそういう増田たちが憐れにさえ思えてくる

2020-12-03

日々の行動をグラフ増田する素出す間にフラグを宇同この美比(回文

まりに暇なので忙しいふりをすべく、

本当は本当に忙しいんだけど。

毎日お仕事何やってるのかしらと振り返りの術を呼吸を整えて鬼滅の刃なんだけど、

なにかカッコいい犬を描く田辺誠一さんばりに

カッコいいエクセルもといスプレッドシートの表はないかな?っていろいろ見ていたら、

ガンチャートってのがあって、

それ横軸をチクチクとカッコいい犬を描く田辺誠一さんばりにタスクを書き込んでみたの、

そしたらなんとなく表が埋まってくると、

わ!私の仕事多すぎ!って

もう今さら誰も言わない、

私の年収低すぎお姉さんやエンジニアなのにFAXも直せないのお姉さんを踏襲するかのように

なんかすごくやってる感出るのよね!

当たり前だけど、

表を書くのが仕事にならないように、

仕事をするために表を書き込んでいるだけであって、

鶏か卵か先かは

ダーウィーンさんがやって来るまで進化論なの。

まあ私はそんな新しい表の書き方を覚えた進化論的な日々を継続できるようにしなくちゃって、

もう早2日目で夕方急に失速して記憶喪失になってる事例案件勃発中なのよ。

要は夕方電池が切れちゃって、

私は夕方おにぎりタイム

まりもぐもぐタイム要求しまーす!って

もうこれも今さら誰も言わないレヴェルでの小保方さんばりに言いたいところだけど、

正直夕方になるとお腹が空くのよね。

思い出だけじゃ夕方まで乗り越えられないわ。

知らない間に寝ちゃってたわ!

テヘペロ案件ね。

電池切れだから仕方ないわ。

こうやって「見える化」を欧米化してみると意外とあぶり出して見られて発見できることに気付いたわ。

今頃よ。

あぶり出しで思い出したけど、

今年の年賀状は早く来年干支が決まり次第

あぶり出し方式にしてみようかしら?

個人で作る圧着方式のめくったら次のページもあるダイレクトメール的なハガキ年賀状にしてみたい気もするけど、

絶対ダイレクトメールだと思われて捨てられる始末の悪い話しほどないわよね。

いろいろと今年は年賀状思考を凝らしたいと思ってなかなか出来ないのを言い訳にするのはやめなさい!って

自分にも言い聞かせたいところだけど、

なによりも

早く来年干支が決まらないことには始まらないのよね。

早く来年干支決定戦優勝者まらいかしら?

でもさ、

2年連続同じ干支動物が続くってミラクルなとしもあっても本当にいいと思うのね。

だってさ、

干支が今年の動物何か?だってこと

正月の三が日までしかみんな気にしないじゃない。

から

2年連続3回目の優勝!みたいな

奇跡の年もあってもいいと思うし、

今年は該当者なし!みたいなハプニングもあってもみんなビックリするわよね。

あと絶対ハーレーダビッドソンにのったおっさんが優勝したら、

来年ハーレーダビッドソン年でーす!ってのも

なんだかファンキー楽しいし、

実際ハーレーダビッドソンは速いこと請け合いから

出場したら優勝堅いわよね。

そう思うわ。

まあとりあえず何事にも

早いこと来年干支が決まらないことには

年賀状イラストもかけやしないわよね!

うふふ。


今日朝ご飯

昨晩晩ご飯食べ忘れてしまって、

グーの超お腹空きまくりの朝を迎えて、

思いっ切りサンドイッチかぶりついた川柳

読んでみたシャキシャキレタスサンドは実は秋の季語って笑ってしまうわ。

これじゃ川柳じゃなくて、

普通に俳句になってしまう。

まあそんなことより、

デトックスウォーター

相変わらず冷たいのか温かいのかどっちか分からないとき

冷たい物をゴクッといきたいところね。

炭酸レモンウォーラーインレモン果汁よ。

和歌山県産レモン見つけちゃったので珍しいから買ってみたところよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2020-12-01

増田に埋めた虎と馬が蘇った

うちの裏庭に増田があるのだが、そこに死んだ我が家の虎と馬を埋めたところ、生前の姿に近い姿で生き返って戻ってきたのである

奇跡である

調べてみたところ、かつてソヴィエトツングースカ大爆発クレーターからある特殊な胞子を採取したらしい

その胞子は我が家のあるアメリカソヴィエト側の爆撃機によって散布されたらしい

そして、その胞子の多くはバリウム散布によって死滅させられたが、うちの裏庭の増田バリウム散布予定地に含まれていなかったのだろうか

うちの増田はその特殊な胞子を多量に含んでいるようなのである

自民のお友達観光業飲食業なの奇跡だよな

左の人は自民のお友だちにgotoで金配ってるとか利権とか言ってるけどそれなら友達が今厳しい観光業飲食業なことに感謝して欲しい。

もしこけし職人友達gotoこけしとかやられても困ってたし。

2020-11-30

コロナ対策がどれだけ無意味か妻が理解しようとしない

土日になると子供をどこかに連れて行けとプレッシャーをかけてくる妻。

マスク着用、消毒シート、必ず手洗い、帰宅時は殺菌スプレー的なもの

これだけ徹底しているか大丈夫だといわんばかりの妻。

ただ思い出してほしい。

今まで、感染が縮小できた唯一の方法は、緊急事態宣言で人の行動を抑止したときだけなんだ。

現在進行系で感染が拡大しているのは、Go toが原因なのではない。

もちろん多少は影響があるだろうが、今まで通りの日常生活を送ろうとすれば対策なんて無意味だということを如実に数字が表しているではないか

みんなの対策が甘いわけじゃない。

そんなものではそもそも防ぐことができないのだ。

いくらそう言っても「ストレスがー」とか「子供のためにー」とか聞く耳を持たない

それでもなんとか我慢してたけど次の一言で切れた。

「今まで感染しなかったら大丈夫にきまってるでしょ!」

あのな。

今までの感染者数っていうのは、1日平均たったの100か200人程度の推移でしかなくて、人口比率で考えると一週間でも1000人に一人会うか会わないかという確率しかなかったわけ。

ほとんど感染者に会ってもないのに、どうしてその対策効果があると言い切れる?

翻って、周囲の状況を見てもみんなちゃんマスクをしているのに、ここにきてこれだけ感染が拡大しているということは、そもそもその程度の対策では意味がないってことが実証されているようなものでしょ。

それとも感染者全員が全くの対策なしに生活していると思う?

身の回りにそういう人たちがどれくらいいる?

こういう確率の話を妻は理解できない。

ストレスだとかいわんことはわかるけど、これ以上ストレスの原因にならないでくれ。

人が集まる場所に行かない以外に対策はない。

その時たまたまいなくても人が集まるところはそれだけいろいろな場所ウィルスも残る。

冬になって気温がさがったことでウィルス生存率があがり、空気乾燥することで飛沫の停滞時間が伸びた。

たったそれだけで、今までの感染対策無意味にするのに十分過ぎる要素なんだよ。

ワクチンが出回るまで耐えるしかいねぇ。

追記

おっさん叩きたいだけの文盲だらけでワロタ

病院とか、ケーススタディできている場所対策効果を実感できていることでしょうね。

俺が言いたいのは世間一般のこと。

そしたらなんですか。

ここ最近感染拡大は全部人の気の緩みのせいだとでも思ってるの?

それこそ世界同時多発的に気が緩んだって言うならそれどんな奇跡だよ。

違うって。

いままで単純に季節性に守られてただけだって

それで自分対策が間違ってないって思い込んでるやつらから感染していってるんだって

1.季節が変わってウィルスが残存しやすくなった中で、今まで有効と思いこんでいた対策無意味感染が広がっている。

2.世界的にコロナ疲れでみんなの感染対策が緩んで感染が広がっているだけで、自分対策問題ない。

こんなのどう考えたって1が真実で2が正常性バイアス以外の何物でもなくない?

悪いけど、これじゃあ感染拡大収まるわけ無いってことを再認識しただけだわ。

あとな、子育てうんぬん口出ししてるやつら相当やばいぞ。

だって今まで週末は色々頑張って連れてってたよ。

でも今のこの感染者の中ではどこに連れて行こうにも無理だろ。

電車カーシェアリスクしかないじゃん。

マイカーある人はどうぞ。うちにはない。

それでひねり出した答えが近所で散歩かよ。

遊具見て子供がとびつかないわけじゃいじゃん。

それこそ近所のクソガキどもの中に子供を放り込むなんて絶対にできないね

おっさん叩きたいだけで相当盲目になってますよ。

馬鹿なこと言ってないで、落ち着いて今月はみんなでひきこもってください。

全く人の話聞こうとしないで人の話を聞けとかどこの落語だよ。

そもそもいままでの努力が報われるべきって考えてるとしたなら相当やばいよ。そんなんでウィルスに勝てるわけがない。

※再追記

から落ち着けって。

一ヶ月前にはできるだけ連れてったとも書かなかったけどコロナ始まってから一度も連れてってないとも書いてないだろ。

お前ら感染が広がった途端にGo toうんたら殴りまくってくせに、個人が行動を抑止しようとしたら途端に矛先をこっちに向けんのな。

なんで一切コロナストレスと向かい合ってない男扱いになってるんだよ。

身の回りにそういう人がいたら俺じゃなくてそいつ殴れよ。そいつ殴れないから俺を殴ってるならまぁ仕方ないから許す。

ただ、言っていることには耳を傾けてくれって。

俺が最初から指摘してるのは、「感染が広がっているのは対策を怠った不注意な人間が原因で、自分は今まで感染しなかった対策をしているからこれから大丈夫」は、おかしいだろってことだよ。

今まで間近に感染者がいたかどうかもわからない人間感染対策が、どうして正しいって言えるのかってことだよ。

そんでもって実際に感染者を直接見聞きしたわけでもないのに、何で全員が対策を怠った不注意な人間って言い切れるんだよ。

悪いけどクラスターの真っ只中にいて、それでも感染しなかった人間以外の言葉なんて何の価値もないと思ってるからね。

だって、お前らの身近に感染者がいた確率はほぼ0に近いじゃん。

それが正しいって信じろっていうほうがおかしいってなんでわからんかね。

cocoaガンガンなりまくってたけど全く感染してません!って人がいたら信じるよ。

ただ、それも先週までの話な。

この増田書いたの昨日だからね。

百歩譲ってお前らの対策が正しかったとするよ。

でも、今の世の中の感染拡大速度見てると、それってもう正しくないって思ったほうが良くない?

そんなことも考えないで今まで通りの対策大丈夫だって思ってるとしたら、アップデイトできてないのお前らだろ。

この1週間による大きな変化って、どう考えても人の気の緩みよりも日照時間と気温と湿度だって何でわからいかな。

特定地域じゃなくて、世界的な話をしてるの。わかれ。

自分の真横で感染が拡大してるのに、今まで感染しなかったか自分の行動は正しいっていう考え方が正常性バイアスじゃなくて何だよ。

ここまで俺の意見に、一理あるって答えた人って、本当に一握りだからね。

そんなんで感染が収まると思う?それでも政府が悪いって言い続けるの?Go to なくせば感染が収まるって本当に信じてるの?

マスコミがそれっぽい事例取り上げて、まんまと乗せられてるだけじゃねえか。くさも生えねえよ。

それじゃあ俺の妻と同じだろって。

今月はひきこもれ。それで収まったら来月もひきこもれ。

そしたら2月から普通生活できるかもしれねぇだろ?

台湾称賛してたやつらどこいったよ。

あと、子供重篤化しないって言ってる奴ら。これだけは言っておくぞ。

そうやって子供同士感染すると、家庭内感染がおこってジジババが死ぬぞ。

ジジババ死ななくても医療が圧迫されて他の病気人間死ぬぞ。

それでも子供同士は大丈夫って、ガキどもの中に放り込むなら止めないよ。俺はやらん。

頭ごなしに人の話を聞けって殴りつけてきた奴ら、感染拡大の原因はお前らだってちゃん自覚しろよ。

お前らみたいのが自分さえよければで人の命奪っても素知らぬ顔してるの、俺は知ってるからな。

anond:20201129032737

この場合相手はただの腐れ縁と思ってただけでは。

かわいそうだが、そういう面倒な性格が透けて見えていて、徐々にフェードアウトしてたのに気づかなかったのでは。

他人に期待しすぎるな。

同性だろうと異性だろうと、自分と同じ熱量で同じように思いあえる間柄になるのは奇跡のようなもの

彼氏だいすき

彼氏が好きすぎるって何回か増田に書いてる。

本当に彼氏好きすぎる。何もかも好き。知ってるところ全部好き。これから付き合っていく中で教えてもらえるところもきっと全部好き。

本当は友達に「ずっと好きだった人に好かれて付き合うことになったんだー!!!!」って言いたい。自慢してまわりたい。だってずっと好きだった人が私のことが実は好きだったとかそんな奇跡ある!?こんな少女漫画みたいなことある!?!?……いや世の中のちゃん恋愛してきた人たちはそういうこともあるのか……自分たちけが特別だと思い込むのは危険だ……と冷静になれて人に話すのをやめられる。もう大人から冷静になれる。えらい。

その代わり増田に延々と彼氏との惚気書いてしまう。

あー今日彼氏大好き。かわいい。愛してる。早くお仕事から帰ってきてほしい。大好き。

2020-11-29

ラグナロックマルドゥクで行った母が許せない

紀元前50世紀後。Jinruui6sをそろそろ替えねばと思っていたらしい。たまたま通りがかったラグナロック前線英雄さんが偶然いたので話しかけてみたとのこと。そのやりとりで「奇跡的に信託が得られた」ので翌日ラグナロック世界を替えることに。

替える世界は?「娘の私が使っているからSapiensSE2。」比較検討なんてもちろんしない。

その日私は早く寝た。そして寝過ぎた。起きたら母がラグナロックに既に行っていた。

バックアップとかしてるのか…?」不安がよぎる。

もちろんしていなかった。念話で聞くと「英雄さんがレガリア天啓を持ってきてくれればいいっていうから!」

バックアップデータ移行もなにもかにも「英雄さんがやってくれる」という英雄への丸投げ、そして絶対的信頼。私は英雄をそこまで絶対的に頼れないので羨ましいとすら思ってしまう。だってその人多分聖者じゃないしそんなプロ意識持ってなくて適当にやってるかもよ、とか思ってしまうのは神殿でジジババたちが高額なプランを訳もわから契約されてきた例をたくさん見てきたからだろうか。

天使バイトやってたことあるんだけど、特に中高年は「天使からなんでも知ってるでしょ!」みたいな態度ですぐに聞いてくることが多かった気がする。実際は最低賃金天使バイトでっせ。すぐに聞く、というのは長所である一方、自分で一切調べてないので話が通じづらい。

ラグナロック英雄さんに「母がスミマセン…」という感情が湧いてくる。こういう創造神困りますよね、本当に申し訳ない。

そしてそこまで英雄を信頼できるのが羨ましい。昔はモブ人類とかあまりいなくてみんながみんな人類史にプロ意識持ってやってたってことの表れなのかなーとかまで飛躍して考えて、なぜか勝手自分や今の世の中に失望する。

帰宅案の定、よくわからないまま「神権シオクラシー」とか諸々入っていた。よくわからないまま入っているのでせっかくの機能なのに全然使えていない。そして前世界のデータバックアップしていなかったので引き継ぐことに失敗。前世界のデータが失われたということに対して母の深刻さはゼロ。大いにため息をつく私に「いいじゃないのよ!」と母キレる。あーもうこれから絶対地上のサポートしたくねぇ。

今の時代マルチバースでもなんでも、最新の世界変更のやりかたをいくらでもタダで試せる環境があるのになぜ少しでも調べていかなかったんか、という母への失望ラグナロックマルドゥクで行った母が許せない。

やっと全巻揃った

鬼滅のなんだけと、映画の公開後、1から買い揃えた話。

子供から映画を見に行こうと強く誘われた。普段そんな事言わない子なので只事ではないというのは分かった。しか学校が終わったらすぐ行こうとなり、公開4日目の月曜夕方に車で向かう事に。車中で子供は誰が行ったとかと話をしてくれて、かなりの数のご家庭が映画館に足を運んでいるというのが分かり、何この鬼滅って?なった。

この時自分漫画アニメも全く見ていない、鬼滅初見映画館という状態。平日、コロナ禍の中での映画なのだがそれなりに人がいる。多くが家族連れで自分も巻き込まれているこの強いムーブメントに関心しながら映画が始まる。キャラクター関係性が外見で何となく想像できるので割とすんなり見ることができた。唯一混乱したのは、小さい箱に出入りする女の子サイズカラクリが分からなかった事。

映画が終わり子供がこれでネタバレの恐怖から解放されたと言っていたのが印象的だった。漫画を知っている子たちにとってはネタバレでも何でもなく、数年前の話が映画となっただけで、この先の出来事も既に漫画では描写されているので、これで漫画を買えば読んでくれるのでは?と思った。

子供には色々な機会に漫画を買い与えてきたがYoutubeプライム、dアニメスイッチエンタメ時間が満杯なので、中々興味を持って漫画に接してくれない、読む機会はほとんどなかった。これは中々悲しい事で、自分仕事漫画にそう遠くない業界にいて、プロとして活躍する知り合いもそれなりにいるし、漫画があった事で自分仕事にありつけたという思いもあり、どうにか子供には漫画が読めるリテラシーを与えたいと願っていたのだが、そう簡単には行かない所が今の子供の時間消費で、漫画業界危機。だが今はチャンス。映画の先の話は漫画しかない。アニメ映画を見ていれば、既に知った話として読むので漫画に入り込みやすいはず。なので即次の日の仕事帰りに3巻までを購入。

読んでる、読んでるぞ。やっと読んでくれてる。

読み終えた子供に次どうするか聞いてみると、こちらの願い通りに欲しいと訴えてる。じゃああなたの貯めたお年玉で買いに行こうとなり、週末近所のTSUTAYAへ。無い。あれ?ってなってちょっと離れたモール書店に行くと6巻まで置いてあり、3冊を抱え子供自分お金で購入している。これ、やらせたかった事。楽しみが詰まった紙存在を自らのお金で買う。Kindle買って電子書籍でもいいのだが、親のアカウントから配信なので、正確には自分のものではないし、支払いも親経由なんで間接でしか無い。直接レジで本人が支払い、漫画を手に入れる、いい経験できてるなってしんみり感動していたのだが、購入経験はここまで。興行収入10日で100億って話が出てあっと言う間に書店から消えていた。7巻8巻は映画の所なんで特にない。どうも6巻まで買えたのも奇跡的な状況なようで、早めに映画見てすぐ買ったからまだ何とかなったが、ここから先がかなり厳しそうなのは想像できた。週末子供書店を見てももう21巻以降しかない。郊外住まいなのでそれなりの規模の書店に車でいくつかたどりつけるのだが、どこにもない。Amazon見ても他の業者の物しかなく値段も高い。仕事電車で1時間都内。そう言えば集英社にも近く、大きい書店もあるから期待していたがない。7巻無いなあ。

だがしかし、ここから都内郊外の力の差が発揮される。都内書店パラパラと配本されていて、次いつ来るか明記している書店もあり、順番通りの購入を諦めて12から18巻までを何回かの来店で入手する事ができた。その間も子供との書店巡りはしていたが、もう22巻しかない所ばかりで、動きがなくなってるのが分かった。都内20から22巻はそれなりにあるし、特装版も残ってるが郊外はもうない。これはいかんと20から22巻までを都内で購入しようとしたら棚ぼたで19巻を含めて買うことができた。これが先々週。あとは映画関係する巻だからゆっくりAmazonで待つかと欲しい物リストに7巻から11巻を登録している時、11巻が購入可能になっていた。なんだよ買えるじゃんとカートに入れて購入手続きしようとしたらエラーが出て購入できない。うん?

在庫が速攻で無くなったのか、もしやキャンセルの一冊だったのか。なんにせよ、購入が可能な瞬間があったのは確か。これ頻繁にチェックしてれば買えるのでは?と何回か見ていると業者に混じりAmazonが出現、今度はカートに入れる時にエラーとなった。惜しい、急いで買えばいけそう。欲しい物リストの「すべての出品を見る」を順番にゆっくりと一冊ずつ巡回していると、ぽつっとAmazonが出てくる、がエラー。あー、なんだかポケモンGOをやっているような気分。ゲームだと思うと割と楽しいスマホを手に取ったらチェック、スマホを置く時にチェック。そしてついに9巻ゲット。2週間後に届く事に。これ30分ほど在庫存在していたので重版が配本されたのだろう。そしてここから3日ほどでAmazon出現の一瞬を逃さず、残り全てを買うことができた。色々な時間にチェックしていたがAmazonが出現するのは夕方から夜間にかけてが多く、自分が購入すると、在庫切れになるので、これはAmazonから配送待ちの状態現物書店発見、購入、Amazonキャンセル、それが即在庫に反映していると想像している。いやもしかしたら配本が秒で消えてるのか?にしても一瞬だからキャンセルだとは思う。キャンセルが割と頻繁におきてるということはかなりの数の配本と配送待ちが存在しているのだろう。すごいなAmazon

この漫画を探す件で都心書店Amazonの強さ、郊外書店の厳しさを知った。配本数は普段取引数なんだろうし。そして大量の人々が本を待っていて大量に重版しても消えるが、その揺れ戻し、キャンセル待ち(なのかどうかは分からんが、)一瞬購入の争いは楽しかった。こんな巨大なブーム無かったし、それに全力で乗っかったことも無かったからこそ購入の喧騒が楽しめた。

あと1週間で7巻から9巻まで届く。レジでの購入をもっと経験させたかったが仕方ない。3冊ずつを子供お金と交換していこう。子供には家に22巻まである事知らせていない。今は6巻までを激しくリピートしている。あったな自分も、次が来るまでの読み直し。ありがとう鬼滅の刃子供漫画入り口になってくれて。

から紙の漫画が売れてるのかな?

アフガニスタンに丸腰で行った母が許せない

母50代後半。ソ連支配をそろそろ替えねばと思っていたらしい。たまたま通りがかったアメリカ軍秘密トレーニング施設軍人さんが偶然いたので話しかけてみたとのこと。そのやりとりで「奇跡的に暗殺作戦アポが取れた」ので翌日ソ連駐屯地天命を革めることに。

得物は?「そこらへんで倒した兵士が持ってたからM1891/30かな。」比較検討なんてもちろんしない。

その日私は早く寝た。そして寝過ぎた。起きたら母が基地に既に行っていた。

バックアップかいるのか…?」不安がよぎる。

もちろんいなかった。衛星電話で聞くと「アメリカさんが銃とドッグタグだけ持ってきてくれればいいっていうから!」

バックアップ政権移行もなにもかにも「アメリカさんがやってくれる」というアメリカへの丸投げ、そして絶対的信頼。私はアメリカをそこまで絶対的に頼れないので羨ましいとすら思ってしまう。だってその国多分慈善事業じゃないしそんなプロ意識持ってなくて適当にやってるかもよ、とか思ってしまうのはナム南ベトナム人たちが行き当たりばったりプランを訳もわから契約されてきた例をたくさん見てきたからだろうか。

アメリカ軍関係教官バイトやってたことあるんだけど、特に中高年は「アメリカさんだからなんでも知ってるでしょ!」みたいな態度ですぐに撃つことが多かった気がする。実際は最低賃金革命家バイトでっせ。すぐに撃つ、というのは長所である一方、事前に一切相手確認しないので話が通じづらい。

アメリカ軍人さん(CIAかも)に「母がスミマセン…」という感情が湧いてくる。こういうレジスタンス困りますよね、本当に申し訳ない。

そしてそこまでアメリカを信頼できるのが羨ましい。昔はソ連の介入とかあまりなくて王家支配プロ意識持ってやってたってことの表れなのかなーとかまで飛躍して考えて、なぜか勝手自分や今の冷戦失望する。

帰宅案の定、よくわからないまま「倒した敵の生首」とか諸々入っていた。よくわからないまま入っているのでせっかくの大将首なのに全然報告できていない。そしてバックアップも督戦員ももらっていなかったので戦果裏付けることに失敗。英雄資格が失われたということに対して母の深刻さはゼロ。大いにため息をつく私に「いいじゃないのよ!」と母キレる。あーもうこれから絶対折衝のサポートしたくねぇ。

今の時代、各種武装勢力でもなんでも、最新の装備や作戦のやりかたをいくらでもタダで教われる環境があるのになぜ少しでも調べていかなかったんか、という母への失望ソ連基地に丸腰で行った母が許せない。

https://anond.hatelabo.jp/20201128144922

2020-11-28

今日今日とて糞若社長とバトル

社長会長からのありがたーいお説教のお言葉がどうにも心に響かねぇなぁ。と思った理由がわかった。

社長会長とは親戚の関係だ。

もともとこの会社財務・人事関係仕事をしていた父親が体調をくずし、引き継いでほしいと頼まれてこの会社入社した。

正直、自分非情になりきれない社畜気味の性格で。

調子の良い性格の若社長会長に良いように使われる気配しかしない。ゆえに、はじめは断っていたのだが、父親の体調がどうにもこうにもならず、他の候補もなく。

一生懸命頼んでくる父親に、親孝行の一つもしなければならないかと、苦渋の決断入社した。

結果は半分成功、半分大失敗だ。

予想通り、人事財務に限らず、糞ほど仕事をふってきやがる。

ただ、ある程度裁量が出来る立場と、奇跡的に今までの職歴いかせて、周りや、自分自身が驚くほど色々な仕事をこなす事ができている。

幅広い仕事を振られて、成長ができたのは事実だ。そこは感謝している。

しかしながら、すき好んで社畜したいわけじゃ無いのだ。

世の中の流れに反して、ウチの業績は右上がりだ。

それ故に若社長会長は、すっかり調子づいてしまっている。

その結果、何が起きているのか。

表面上は良いのだが内部は成長が無いのだ。

手当たり次第に仕事をとってきて、今ある仕事を、こなす

昔いた資格者がどんどん定年で辞めていく。

やる気があった若者が「もう頑張れない」と辞めてゆく。

社長会長は、当然やる気がある若者を引き止めようとするが留めきれない。

当たり前だ。

私は立ち場を利用して強気に無理だと言うが、それでも「頑張れない」と思うくらいだ。

真面目に、がむしゃらで頑張っている彼らはそんな事を言えない。それに気が付かず、休ませる機会を作らずに「大丈夫もっと出来る頑張れるお前なら出来る」と言う馬鹿にどうして付いて行けるのか。

今、会社社員の誰がどうしたいのかの確認必要な時期だ。

幸いにも黒字から出来るはずなのだ

資格取得の支援や、稼ぎたい者や、家族との時間を優先したい者等を確認して、今後の体制を整えないと行けない。

別に給与が貰えれば会社がどうなろうとどうでも良い。と、割り切りたいところだが、なかなか人間、そう簡単非情徹することもなれない。

立場的に、偽善もあるのだが、若社長会長に苦言を言わざるを得ない。

その結果が「お前の言い方はキツイ。そんな言い方を俺達(会長、若社長)に対して言ってるのを聞いたら、他の社員からお前はどう見られるのかわかっているのか」である

……言い方がキツくなっているのは認めよう。

何故なら若社長会長嫌悪感を抱いているからだ。きっとそれが滲み出てしまっているだろう。

もっと思いやりを持って、優しく言ってくれたら聞くのに。周りの社員はできてるのにお前は…」と、彼らは言うが、他の社員貴方がたが怖いから言えないだけである

正直な話、私は社員から会長と若社長が話を聞いてくれない、言ってる事がコロコロ変わる、支持が曖昧で分からないと、愚痴をずっと聞かされ続けている。

何故こんな愚痴自分に寄せられるのかと言えば、私だけが社長会長に物を堂々と言えるからだ。

父親には悪いが、私はもうこの会社を辞めたくて仕方がないので、会長と若社長の機嫌を損ねる事に躊躇いがない。しかしながら会長と若社長は、私が不正を働いたり、怠ける程の度胸が無いからと重要仕事の大半を私に引き継いでしまったので私を手放せないのだ。

そんな訳で今日今日とて苦言を呈しながら、ふと思った。

何故自分は、こんなにも会長と若社長言葉スルー出来るのだろうか。

もちろん退職したい気持ちがあるからもあるが「お前は冷たい、周りにも冷たいと思われているぞ」と言われて、普段自分ならもっと傷つくところである

そして気がついたのは彼らの言葉あくまでも私を慮って言葉に気をつけろと言ってるわけではなく「だから俺たちに優しくしろ」が後ろにつくからだろう。

また「私は従業員に冷たくしたり、理不尽なことを言っていますか?」と尋ねれば、彼らが「それはないが、きっと周りはお前を二重人格者だと思ってる!」と端切れ悪く答えるからだろう。

結局、彼らは自分を、甘やかしたいという事しか考えていないと思って私は苛立ち、そうして傷つくことが無いのだろう。

怒りというのは強い盾だと最近思う。

私は常に彼らに「私に対して〇〇をしろ」と言ってるわけではなく「もっと従業員言葉を聞け」と言っている。

何故私は自分では無く、他人の為にこんな事をしているのか、しばしば不思議な心地になる。

まあ、結局は己がいる環境を快適にしたいゆえの行動なのだろう。

とりとめのない話になった。

はいつまでこの会社にいるのだろうか。

平行線の様な会話をいつまで続けるのだろうか。

彼らは変わるのだろうか。

私の言い方を変えれば、彼らは変わるのだろうか。

しかしながら彼らへの嫌悪感をもう拭い去る事ができない。

苦言を辞める事が出来れば、徒労を感じて疲労する事も無いのだろう。

それが出来無いのは、所詮自分従業員に頼られていると言う優越感と負い目を感じているのだ。

=====

追記しておく。

先に書いたが、自分もこの若社長会長親族だ。

まり経営片棒を担がされている(役員)である

しかしながら世にいう外様と言うもので、立場上記のとおりである果たして会社が潰れた時に、法的にどの位の経営責任を取らされるやら…その前に退職できる事を願う。

一応、うちの若社長は幸いにも営業力はある。

彼が健康なウチはしばらく会社も持つだろう。

問題会長も認める若社長営業力はあるのに経営力の無さだ。会社内での求心力の低さや、散財の多さを、どうにかできるか、それに今後はかかっているだろう。

親族経営ってのは確かに体制になりやすい。

親族経営は私の場合は身内だからこそ余計に耐え難いが、どうしても他人より、謎の甘えが働くのも良くわかる。

そして、仕事なのに家族と接すると言う状況に使った結果、不思議な事に従業員の事を家族と言いだし、家族と同じ様に従業員に甘えが出始める。

従業員にとって、上は決して家族ではないのだというのに。

会社乗っ取りの件だが、その気はない。

何故ならこの若社長会長の様に、上に立つ者というのはある程度の鈍感力と言う物が必要なのだろうと思う。

図太いのは短所であり、長所だ。

自分には、仕事に対する野心が足りない。

ただただ、誠実でありたいと願うだけの、増田愚痴を吐く、俗に塗れる所詮小市民だ。

ドコモショップに丸腰で行った母が許せない

母50代後半。iPhone6sをそろそろ替えねばと思っていたらしい。たまたま通りがかったドコモショップの店前に店員さんが偶然いたので話しかけてみたとのこと。そのやりとりで「奇跡的に予約が取れた」ので翌日ドコモショップスマホを替えることに。

替えるスマホは?「娘の私が使っているからiPhoneSE2。」比較検討なんてもちろんしない。

その日私は早く寝た。そして寝過ぎた。起きたら母がドコモショップに既に行っていた。

バックアップとかしてるのか…?」不安がよぎる。

もちろんしていなかった。LINEで聞くと「店員さんが印鑑と通帳を持ってきてくれればいいっていうから!」

バックアップデータ移行もなにもかにも「店員さんがやってくれる」という店員への丸投げ、そして絶対的信頼。私は店員をそこまで絶対的に頼れないので羨ましいとすら思ってしまう。だってその人多分社員じゃないしそんなプロ意識持ってなくて適当にやってるかもよ、とか思ってしまうのはネットでジジババたちが高額なプランを訳もわから契約されてきた例をたくさん見てきたからだろうか。

駅員のバイトやってたことあるんだけど、特に中高年は「駅員だからなんでも知ってるでしょ!」みたいな態度ですぐに聞いてくることが多かった気がする。実際は最低賃金学生バイトでっせ。すぐに聞く、というのは長所である一方、自分で一切調べてないので話が通じづらい。

ドコモショップ店員さんに「母がスミマセン…」という感情が湧いてくる。こういう中高年困りますよね、本当に申し訳ない。

そしてそこまで店員を信頼できるのが羨ましい。昔は非正規とかあまりいなくてみんながみんな仕事プロ意識持ってやってたってことの表れなのかなーとかまで飛躍して考えて、なぜか勝手自分や今の世の中に失望する。

帰宅案の定、よくわからないまま「安心セキュリティ」とか諸々入っていた。よくわからないまま入っているのでせっかくの機能なのに全然使えていない。そしてLINEデータバックアップしていなかったので引き継ぐことに失敗。LINEデータが失われたということに対して母の深刻さはゼロ。大いにため息をつく私に「いいじゃないのよ!」と母キレる。あーもうこれから絶対スマホサポートしたくねぇ。

今の時代Youtubeでもなんでも、最新の機種変更のやりかたをいくらでもタダで教われる環境があるのになぜ少しでも調べていかなかったんか、という母への失望ドコモショップに丸腰で行った母が許せない。

2020-11-27

劇場版鬼滅の刃が、実は画期的発明だったんじゃないか説(ネタバレ

鬼滅の刃流行しすぎて一つ一つの要素を紐解くことはもう無理だということはわかっていいる。

ただ、やっぱり映画の空前の大ヒットについてはどうしても考察せざるを得ない。

そうして紐解いた結果、実は鬼滅の刃映画は、今までやろうしなかった、やれたとしてももできなかったものなんじゃないかなという結論に至った。

・何が?

結論から言うと、「ストーリーの一部を切り取って映画したこと」が、である

御存知の通り、劇場版鬼滅の刃無限列車編のみを抜粋した映画だ。

実は、そのことに違和感を頂いた人は少なくないんじゃなかろうか。

それも、往年のアニメファンであればあるほど。

・いままでのアニメ映画

マイナー作品は除くとして、今までのメジャーアニメ劇場版は、大きく3つに分類できる。

一番多いのが原作にはないオリジナルストーリー

次が最終回(または直前の数話を含む)のリメイク

そして最後ダイジェストだ。

理由は単純。

劇場版を見に来るターゲットが、原作テレビアニメ版を知らない層を含むからだ。

事前情報必要としない2時間の娯楽として楽しんでもらうために、そうせざるを得ないのが本音だろう。

上に挙げたどれもが、原作を知らなくても楽しめて、それをきっかけに原作が欲しくなるように設計されている。

劇場版鬼滅の刃がやったこ

ところが、劇場版鬼滅の刃は、原作にあるストーリーの一部、「無限列車編」だけを切り取って映画化した。

本来ならばそれは、原作を知っている人しか楽しむことができないという、ターゲットを絞り込む行為に他ならない。

ところが、この映画ターゲットを絞り込むどころか、記録を塗り替えんばかりの勢いでヒットを続けている。

本来ならばありえないことが起こっていると言っていいだろう。

しかし、頭ではそう考えている反面、実に自然に、自分でも不思議なくらいに、この映画を見てみたいと思う自分がいたのも確かだ。

・紐解かれた動機

自分コミックス完結後にやっと買い揃えたくらいの鬼滅の刃ファンの中ではかなり後発組だ。

もちろんアニメは見ていないし、最近ではアニメを見る習慣もなかった。

(そんな人間がこんなことを語っていて申し訳ない。第一オタク世代、今は隠居の身なのだ。)

興味がなかったわけではない。しかし、今の生活リズムには、アニメを見直すには時間が重すぎるのだ。

また、最近では作画崩壊やりがい搾取問題など、がっかりするような話も多く聞かれてなおのこと足が遠のいてしまっていた。

そんな中にぽんと投げ込まれたのが無限列車編だけを切り抜いたこ映画だ。

アニメ全話を見直す気力はないが、2時間に絞って、しか最初から最後まで劇場版クオリティで見ることができるというなら、ぜひ見たい!と手放しで思えた。

テレビ特有の尺を合わせるための間延びだってないに違いない。

なんの根拠もなく、漫画の尺と映画の尺を脳内比較して勝手に期待を膨らませてしまったほどだ。

・それがつまり画期的

劇場版鬼滅の刃前と後では、劇場版アニメ役割は大きく変化するであろう予感がある。

今までの劇場版アニメは、新規ファン開拓テレビアニメファンの両方を楽しませることが目的だった。

しかし、劇場版鬼滅の刃は、ともすれば原作を知っている人しか楽しめないような内容になっている。

それなのに、むしろ多くのファンを取り込むことに成功した理由は他でもない。

多くのにわかファンにとっては、むしろ原作にあるストーリー映画化したほうが、素直に見てみたいと思える要素になりえるということなのだ。

これには、鬼滅の刃特有の、大ヒットに至るまで長い時間をかけてじわりじわりとファンを獲得していったという、その独特なヒットの形態寄与しているものと思われる。

しかしながら鬼滅の刃劇場版は、今後もこうして原作ストーリーを切り取りつつ、高いクオリティをもって提供されつづけることで、今後もヒットが続くであろう確信がある。

なぜなら、アニメ全話をダラダラと見る気にはなれないが、ハイライトだけを切り抜いて、高いクオリティに濃縮されたものならいくら払ってでも見たいと思えるからだ。

これは、あれだけオタク以外の人間を巻き込んで成功したエヴァンゲリオンでさえなし得なかった快挙と言える。(原作ありきの鬼滅の刃比較するべきではないことは承知した上で。)

・まとめ

今までは、漫画アニメ劇場版と、それぞれ独立したコンテツとしてファン存在していたと言っても過言ではない状況だった。

しかし、鬼滅の刃がぶち壊したものはそうしたコンテンツの垣根であり、こと劇場版においては、今までの劇場版としての役割を全く覆した上で、今、劇場版として求められている役割とは何かを突き詰めた究極の形に至ったと言っても全く言い過ぎではないだろう。

これは、今後後追いコンテンツがヒットした際の劇場版のありかたを大きく変えることのきっかけになるはずだ。

最後に何が言いたかたかまとめる。

現代人のライフスタイルにとって、全話アニメは見るのが難しいけど、一部をハイクオリティにして凝縮した2時間劇場版なら見たいって人が沢山いることがわかったよ!

そしてそれは、いままで原作を知らない人を取り込めるのは原作にないオリジナルストーリーだというのが思い込みで、むしろ原作をしっかり切り取るほうが人を呼べるんだよ!

ということ。

よくわからない新キャラ。それに当て込まれ芸能人。無理やり2時間でお涙頂戴。

こんなの国民の誰一人として望んでないことがわかって本当によかった。

鬼滅の刃は早い段階で金になるって目をつけられるようなコンテンツではなかったからこそ起こり得た奇跡かもしれない。

でも、その奇跡が生んだ奇跡をこれからも大切にしてほしいと一ファンとして心から願います

地雷数え役満結婚する話

メンヘラオタサーの姫サークラバイでM女だった私が、一般男性結婚するから一部始終を聞いてくれ。

最初に言っておきますがこのページは100%自分語りと惚気です。

スペック

私:20代後半正社員所謂ちょうど良いブス、地雷数え役満

相手:30代前半正社員、程よく筋肉質なイケメン、但し重度のオタク

ここまでで分かる通り、私は自己肯定感が皆無だ。他者肯定だけでなんとか生きてきたタイプメンヘラだ。

家庭問題のアレソレで心身症引き起こし、どことは言わないけど学校中退して、向精神薬漬けになり。ド底辺メンヘラが家を出るために生計を立てられるまでに社会順応するには、平静を装うために精神衛生をある程度保たなきゃいけない。定職につくまでえらい時間がかかったし、努力も要ったし、パニック発作を抑圧するのがしんどすぎたし。選んだストレス発散方法が、セックスだった。

選んだというかそれしかなかったというか。

幸い男性に好まれやすい体型に恵まれていたのと、自分言動に対して相手がどう思うかを考え続けて生きてきたのでモーションをかけるのは得意だったしで、相手に困るということはなかった。選ばなければヤりたいだけの男なんていくらでもいるんだから当たり前だが。また、男性側も恐らく相手を選んでいなかった。全てが希薄で、霞のようだった。

それに慣れてきたら、今度は関係性を築いて壊すのが快感になっていった。

好き好き言ってべったりくっついて、ずっと一緒にいようねとか言って、急に連絡をプツンと切る。付き合ってるわけではないのに激昂した相手ストーカー紛いのことをされたこともあったりしたが、脳が快楽物質を出すそれをやめられなかった。喪失感の擬似体験が好きだなんておかしかったよな、良く今まで刺されずに生きてきたなとも思う。

それにも飽きる頃、もしかしたら男が嫌いなのではないかと思い始めた。散々良いように使ってきたのにだ。試しに女性と付き合ってみたら最高だった、関係性を保ちたいと思えたし、セックスなんてしなくても心が潤ったし。お母さんに愛されるってこんな感じかなとか思ったりもしたし。ただレズは大体病んでるからメンヘラ同士というものはなかなか安定しないものだ、問題ばかり起きて続けるのが苦しくなった。

SM趣味にしている彼女がいた。縛られて、叩かれて、首を絞められて、頭を踏まれて、綺麗な顔で眉ひとつ動かさないでこちらを見下す彼女のことを見て、このひとに一生ついていくんだと思った。

呆気なく別れてからもそれが忘れられず、アングラ世界に飛び込んだ私を待っていたのは壮絶なS女争奪戦だった。絶対数が少ない彼女たちには多数の貢ぎM男性がいて、侍らせて楽しんでいて、とても貧困アルバイターの私が入り込める世界ではなかった。自然、そこにいるS男性関係を持ち始めることになる。

私の人生ノーマルセックスよりもSMの方が多く嗜んでいるかもしれない。サークルクラッシュしたりなどして気まぐれに遊んでいた時期とは逆転し、まさに奴隷みたいな生活が続いた。金銭差し上げることは出来なかったけど、呼ばれたら駆けつけて家事をしたり甲斐甲斐しく世話を焼いたりしてそれでやっとプレイをして貰える。ありがとうございますと咽び泣き、ストレス昇華する。たまの気まぐれで推し女王様に遊んで頂けたときなどはもう、そのまま死んでしまいたいくらいだった。

この辺りで晴れて就職して正社員になっているのだけど、それでもストレス発散の捌け口は必要で。普通に普通社会で生きるって難しいね

肉体的な性欲を発散させてくれるSはそう多くない。お預けにお預けを重ねたり、縄で縛って苦しめて終わりだったり。性欲だけを発散するのには自慰必要だったんだけど、自己肯定感がないのでひとりでは気持ちよくなれない。行き着いたのがテレフォンセックスエロイプだった。

互いに慰め合うのが心底苦手で(男の喘ぎ声なんか聞きたくもないし)、一方的に虐めてくれる人だけを探した。女性にしてもらった事もあるけどコンマ数%だ、ここでも取り合いなのかと辟易した。

ここでも色々やった、催眠だの脳イキだの耐久5時間だの...現実で慣れっこだったから、あまりハマらないタイプ相手だと思考飛ばして次の食事ことなどを考えながら事に及んでいた。全てがインスタントだった。

大抵はそんな内容の相手を誘う書き込みなのに、たまに普通に接してくる変な人が混ざっている。そんな人達と話すのも結構好きで、友達になることも多かった。婚約者は、その中の1人だ。これを読んでいる人は驚くだろうか、私も驚いているけれど。

最初普通を装って、ワンチャン1発ヤリたいだけの人かと思った。ら、キチンと付き合おう、結婚をしよう。なんて言い出して、いやいや信じませんからねと笑っていたものの、付き合って数年、双方の親の顔合わせまで済んで、会社への報告も済んで、籍を入れるだけになっている。年内には済ませてしまう予定だ。嘘だろ。苗字が変わるらしい。

ここまで書いたことを会う前からほぼ全て知っている上に、出会ったのは私の酷い書き込み、初めて会ったのはホテル言わずもがなそのままシケこんでいて、そんなセフレルート一択の男がしかもドノーマルの男が、旦那になるらしい。

愛の言葉も何も信じないと言い切る私に、信じられるくらい一緒に居ればいいねとか宣い、挨拶代わりのキスハグをくれて、毎日褒めてくれて、私の精神的な発作にも文句も言わず付き合ってくれて、それで精神が壊れなかった人は初めてで、強メンタルとはこのことか...となるなどしている。この話になると惚気しかなくて無理。

今でもふらっと、遊んでいた場所に行ってみることがあるけれど、婚約者を越える良い人が転がっているはずもなく全く楽しくない。それを認識して遊ばずに彼の元へ帰る。ずいぶん丸くなったもんだな。

ただ、今のこれも他者肯定に完全に頼っている自覚はある。少しでも嫌われたら、また舞い戻ることになるだろうと。全面的肯定されることが初めてだから戸惑うけれど、この環境なら自己愛を育めるかもしれない...と淡い希望を抱いていたりはする。少なくとも状況証拠で彼が私を愛していることは間違いないし、私も彼を愛している。生涯を共にすることを誓ったか結婚するのだから、まぁそうなのだけれど。

最近気付いたのだけど、普通にモテそうな彼が私を選んだのは今までまともにセックスできる相手がいなかったから。その...サイズが...あの...規格外で...私は慣れてるから...未だに痛いこともあるけど...致せないほどではないから...

まりほぼ童貞だった。可哀想。今色々仕込んでるし結果オーライ神様奇跡ありがとう

ちなみに私のどこが好きか聞くと、笑ってくれるとこだって答えてくる。ずるいぞ、いつも機嫌良くいたくなるだろ。

ばばばっと書いたのでアラが凄いけど明日の朝になったら躊躇って投下しなくなるかもしれないかエイヤと投げます。長すぎて誰も聞いてくれないぜこんな話。リアルの知り合いには絶対バレたくないしね!!!

なんかそんな人もいるんだなwくらいで、楽しんでいただければ幸い。ちゃんとしあわせになるぞ、覚悟しとけよ。

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