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はてなキーワード: 奇跡とは

2020-11-26

沈黙で失敗する者はない。」

このいささか風変りな言葉は、さまざまな社会的地位にあって、成功をおさめ人に抜きんでた私の親友の一人が、いつも口にしていた文句であった。

実際、きわめて多くの面倒で不愉快人生のいざこざも、しばしばこのやり方で、たやすく切り抜けることができる。

これに反して、多くの人が愛好する、いわゆる「自分意見発表」は、たいてい、ただ双方の意見のくいちがいを一層きわだたせるだけで、時には事態を収拾のつかないものにしてしまうことがある。

「よく考えておきましょう」という言葉も、ひどく激しやすい人や、気心や決心が変わりやすい人に対しては、しばしば奇跡的な効果がある。

文通場合にも、返事したくないことには答えず、また催促されてもこの決心を変えないことが、多くの不快議論をうち切る確かな方法である

ところが、大部分の人が、三度目にはその決心をひるがえしてしまう。

変態糞土方の身長体重・年齢をカラーコードに当てはめるとうんこ色になるの、ほんと奇跡だと思う

インターネットお絵かきマンなんだけど辛い

自己肯定感が皆無で他者から承認が無いと安心できない 本当に辛い

本当に自分作品の良さとか自分肯定出来ないか

他者肯定を求めてるんだけど本当に助けて欲しい 自分じゃ許せない

他人任せが良くないのもわかってるけどやめられない

有難い事にSNSとかで評価が皆無な訳じゃないのにいつまでも辛い

描いても描いても満たされない

表には出さないけど自分の絵は皆に好かれないしってばっかり考えてしま

これも他人に失礼な考えだから自分最低だなって思うし本当に嫌

まず他人が興味を持ってくれること自体奇跡的で

から相手にされないのが普通だし自分の絵が特別上手な訳でもなく

魅力も何も無いのが原因なんだし高望みし過ぎなのが問題なのはわかるけど

本当に辛い ネット比重を置きすぎてるのもあるし絶対ネットやめた方がいいし

絵描くのもメンタル面で向いてないし全部辞めた方が良いに決まってるんだけど

人生でこれ以外に打ち込んでることが無い

いつかじゃぶじゃぶに評価されたいし好かれたいな

早く死にたい

334

33×4=132

33×4+132=264

やっぱり334は奇跡的な数字だと思うわ。

2020-11-23

サンタさん「"コロナをなくしてください"か…」

12月25日

世界中不思議なことか起こった。

コロナ感染者の容態が、急に回復したのだ。

原因は不明世界中学者もこれには頭を捻り、なぜこのような事態へと突然なったのか?皆目検討もつかなかった。

それ故このことを誰からともなく『クリスマス奇跡』と呼ぶようになり、そして重症から回復した子供たちは口々にこう言った。

「朝起きたらね、体が軽くなってた。それとね、おじいちゃんみたいな声が聞こえたの。『メリークリスマス!!』って言う声が」

2020-11-22

anond:20201122073737

よう知らんが、ひとこと言っとこう、

その奇跡の事例の彼はアンタの彼じゃないし、

その事例の彼女もアンタじゃあない!

・・・いかりや長介も言ってた、『さぁ、後半いってみよぉ~っ!』

ヨウシランケドナ(´・ω・`)

奇跡を信じるべきだったのか

穏やかだった性格旦那さんが病気きっかけに攻撃的になって、どうにか精神科入院させたら元に戻ったという話を書いた漫画webに流れてたので読んでつらい気持ちになってしまった。その漫画に描かれていた話はほんとうに良かったと思うし、祝福したい。でも、私の努力不足を責められたような気がして、心のやわらかいところに深く刺さって、いまそこからじわじわ出血してる感覚がある。私に無かった未来がそこに描かれていた。正直、かなり、うらやましい。旦那さんが正気をとりもどして、本当によかった。

2年前にかなり長い期間同棲してた彼と別れた。くだらないようなきっかけで彼が突然激昂し、出て行けと言われたのでそのまま家を去った。そこで心がポッキリ折れて戻れなくなった。数日遅れの相手から謝罪では折れた気持ちを継ぎなおすことはできなかった。

元彼仕事ストレスでまず鬱病になった。仕事を辞めるか見直すかするべきと伝えたが、うまく辞められず、そのうちストゼロ漬けになった。常に酩酊している様な状態視線おかしい。私のほうを向いているのに私を見ていない。口を開けばお酒を買ってきて欲しいの懇願しか出てこない。仕事に行けてないくせに頭の中は仕事の悩みでいっぱいで、悩んでいること自体仕事のように錯覚している有様だった。

一方、彼が精神科に行って話をしている瞬間だけは、嘘のようにシャキッとして、俺は問題ないですよ、酒も飲んでいませんよ。経過は順調ですよ。という顔をしているようだった。外面にかける気合の入り方は病気前後でも変わらなかったらしい。私が出向いてダメ元であの患者は家ではかなりまずいです、ということを伝えはしたが、プライバシー関係で多分担当医の方には伝わらなかったのではないかと思う。とりあえず、アルコール依存症相手への接し方は教えてもらって、酒を代わりに買ってくる行為は辞めることができた。自分共依存という状態になっているということをそこで知った。

仕事関係者の方、彼自身のご両親にも状況を打ち明け、もっと大きな病院への入院必要ではないか相談した。しかし、周囲はそれを渋った。入院すると隔離されてしばらく連絡が取れない状況になる可能性をみんな危惧していた。彼はまぁまぁ重要なハンコを抱えている立ち位置にあり、酩酊状態普段仕事にならないとはいえ、1週間に1~2回あるかないかわずかな正気の瞬間に決済がないと大変困ったことになるらしかった。入院してもらって、アルコールがすっかり抜けた彼と将来についてもう一度考え直そうという話をしっかりしたい、という私の希望はそこで潰れた。本人にも入院の件は伝えてみたが、わかってる、とキレ気味の返事があるだけだった。会話らしい会話はすでに成立していなかった。

そのうち自分のほうが限界がきた。出て行けと言われたので放心状態になりながら最低限の荷物だけ抱えてその場を去った。周囲にもも限界ですと告げ、彼と縁を切ることにした。共依存の話もあったし、私のような世話係が彼の前から姿を消すというのは、この事態わずかでも好転させる唯一の有効であるような気がした。また、それは間違ってなかったとも思う。

もし、結婚していたらもう少し違っただろうか。せめて彼が入院するのを見届けるまで、粘り強く頑張れただろうか。正直、事実婚と言っていい期間、彼と一緒に住んだ。結婚をそろそろ考えたいなと思ったタイミングでの病気だった。元から多少はモラハラ気質性格のある相手だったけど、それでも好きと伝えてくれて、愛してくれていた。愛してくれていれば家事の偏りだって許せた。友達からそれは別れたほうがいいんじゃないアドバイスされるレベルの振る舞いも確かにあったけど、それも許していた。典型的喪女な私にとって、そういう諸々をまとめて許容できるくらい、愛してもらえるということは特別なことだった。手に入らないと諦めていたはずの人生の伴侶が現れて、まるで夢みたいに幸せだと思っていたら、本当に泡沫の夢になってしまった。

喪女なうえに30代になって事実上バツイチみたいな履歴がついてしまったので、憧れていた結婚ももはや今後ありえないだろう。さら自分自身がうっかり尽くしすぎて相手を壊してしまう種類の人間だということを自覚した。もう愛した人が壊れてしまうのは二度と見たくない。

からこそ、「病気を乗り越えて元の優しい人が戻ってきました、いま幸せです」という話が、深々と刺さって抜けない。努力した結果に手に入れた葡萄は甘くて美味しかったよというレビューを時々目にすると、酸っぱい葡萄だと断じたあの日の決意は間違いだったのかもしれないという不安が襲ってきて、涙が出てくる。

一体どうするのが本当に正解だったのか、未だによくわからない。

東京人が嫌いなカッペYou

押忍!Me、東京人

まれも育ちも東京さ。

でも転勤が多いサラリーマン

着任すると、行く先々で出身地を聞かれるのさ。

カッペ出身はどごだべさ?」

ティMe「あー、東京っす」

ここで止めときゃいいものの、、、

カッペへぇー、都会人だべな、、

     東京のどこだべさ?」

来たぞぉ、、、

ティMe「えーっと、、まぁ、ギリギリ23区の端っこですよハハハ

カッペ「んー、つぅと何区だべさ?」

ティMe 「杉並っつぅとこですね。なーにもないとこですよハハハ

カッペへぇぇ、セテェボーイだんべなぁ。杉並区のどこだべし?」

ティMe「うん、まぁ、西荻ってエリアです」

カッペ「わがんねーなぁ」

じゃ聞くな。

東京地名デフォだと思っている不届き者も確かにいる。東京人代表して謝る。そいつらは想像力が欠如したクソだ。

スマン。

しかし、しかしだ。

自身が持つ、果てしなく薄い東京ジオ知識との奇跡的なマッチングを求めて、東京人出身地を根掘り葉掘り聞く田舎特有シティハンター茶番もどうかと思うぞ。 

答えなきゃ答えないで、

東京人からって偉そうだっぺ。車に牛の糞塗ってやるべさ」

ってなるだろ??

お互いソコは触れないで置こうぜ!

蕎麦屋は、そら、そうなるだろwwwww

一人暮らしだったら現場に行けたんだろうか

親がそれぞれ基礎疾患というか病気というか通院してて、コロナにかかったらおそらく助からない。というわけでオタクの娘である私は現場に行くことをやめている。まあしょうがない。親が死んじゃったら困るし悲しいし。

でも東京大学に進学した同ジャンルの友人とか、おそらく東京ら辺に住んでいると思われるフォロワーさんとかが現場に行き始めたの見てると、あーいま実家暮らしじゃなかったら東京行けたのかなーとかね、思っちゃうね、どうしても。東京から帰ってきて、家に帰らずにホテルとかウィークリーマンションとかで2週間一人暮らしすれば遠征も(うちの家族にとっては)安全に出来るのかな。

ところで私はい大学3年生なんですよね。

就活をしているようなしていないようなそんな感じなんですけど、例えば東京企業を受けて、最終面接かに奇跡的に残ったとして、東京本社に来てもらって面接します、とか言われたら、多分行くんですよね。さすがに将来かかってるだろうし。いやそもそも最終面接まで残れるビジョンも見えませんけど。何十社と受けて何十社と落ちるんだろうな。今から死にたくなるな〜。まあそれは置いといて。

いまライブコンサート舞台ミュージカルイベントの現地を我慢している私は、多分面接のためには東京に行く。行ったら絶対楽しいことが分かっている現場我慢しているけど、行っても楽しいかは分からない、もしかしたら失敗して泣きながら帰ってくることになるかもしれない面接には、行く、多分。東京に行ったっていう事実としては何も変わらないので、面接から帰ってきてやっぱり2週間一人暮らしした方が良いのかもしれない。その方がむしろ気が楽だな…。

あっ就活のために東京行ったついでに遊んでくれば良いのか…。

そうは言っても、親のことは好きだし現在進行形でお世話になっているので感謝もしてるし、その恩を仇で返すようなことはしたくない。なので東京に遊びに行くのを我慢しているわけで。

別に親に「自分たちのせいで娘に好きなことを我慢させている」とか思わせたいわけでもないし、今の大学は好きな勉強が出来てレベルも合っていて、実家暮らしに不満があるわけでもない。ただ、親と一緒に暮らしているので現場に行けない、というただ一点だけがちょっと悲しいね

もしこの文を読んで何か感想を持った人がいたら、ぜひコメントとかツイートとかでどう思ったか教えてほしい。励ましたり慰めてくれたら嬉しいけど、地方大学実家から通うことを選んだならそれくらい当たり前だ、みたいな意見もあったら知りたい。そっか〜って思います

2020-11-21

アンパンマン映画の公開日

1キラキラ星の涙1989/03/11
2ばいきんまんの逆襲1990/07/14
3とべ! とべ! ちびごん1991/07/20
4つみき城のひみつ1992/03/14
5恐竜ノッシーの大冒険1993/07/17
6リリカルマジカルまほうの学校1994/07/16
7ゆうれい船をやっつけろ!!1995/07/29
8空とぶ絵本ガラスの靴1996/07/13
9虹のピラミッド1997/07/26
10てのひらを太陽1998/07/25
11勇気の花がひらくとき1999/07/24
12人魚姫のなみだ2000/07/29
13ゴミラの星2001/07/14
14ロールとローラ うきぐも城のひみつ2002/07/13
15ルビーの願い2003/07/12
16夢猫の国のニャニイ2004/07/17
17ピーの大冒険2005/07/16
18いのちの星のドーリィ2006/07/15
19シャボン玉のプルン2007/07/14
20妖精リンリンのひみつ2008/07/12
21だんだんとふたごの星2009/07/04
22ブラックノーズと魔法の歌2010/07/10
23すくえ! ココリン奇跡の星2011/07/02
24よみがえれ バナナ2012/07/07
25とばせ! 希望ハンカチ2013/07/06
26りんごぼうやとみんなの願い2014/07/05
27ミージャと魔法のランプ2015/07/04
28おもちゃの星のナンダルンダ2016/07/02
29ブルブルの宝探し冒険!2017/07/01
30かがやけ! クルンといのちの星2018/06/30
31きらめけ! アイスの国のバニラ2019/06/28
32ふわふわフワリーと雲の国2020/06/26→2021/06/25

初期作の一部を除き7月に公開されてきたアンパンマン映画ですが、数年前から公開日が52週(364日)ずつズレていき一昨年から6月公開に。

最新作が1年延期になったことでリセットされるかな、と思いきやまさかの周期継続

このまま少しずつずれていくのか、どこかで大きく移動するのか、その前にアンパンマン映画が作られなくなるのか。

anond:20201121164900

マジレスすると、限られた予算をどこに向けるかという点であまり良いお金の使い方と思えないということ。

地方官公庁アート部門ときどき仕事をしていて感じた実感なんだけど、

その地方由来という縛りをもうけると美術的にはあまり一般受けする展示にならない。

一般受けという言葉は安っぽい印象を受けるかもしれないけど、

要はその地方作品に触れて将来作家になるような人を育てるような展示にならない。

予算を投じるなら、長期的に見て文化的に豊かな人が育って文化的に豊かな街になるような使い方がいいと思っている。

正直なところ、奇跡的に偉大な才能が生まれ土地は別として、

一般的地方に住み続ける作家の才能は小粒だし、

才気あふれる作家地方に移り住む場合は尖りすぎてて一般人の鑑賞に堪えない作品になりがち。

郷土史博物学的に、この地方にはこういうことがありましたというアーカイブ目的と割り切るならいいけど

そうじゃないならそこに住んでいる人たちに影響を与えるような作品を、作家出身地に関わらず展示するのがいいと思ってる。

ひとつアイデアとしては、地元作家フォーカスするのではなく、地元キュレーターフォーカスした方が面白い展示になりそう。

もっと予算があれば地方に今以上に美大をつくってほしいというのはある。

anond:20201120014230

法は人によってつくられ、人はことばによってつくられる。

ことば-イメージのよしあしの判断を「愚か」と指すのは

おそらく処世術ひとつなのだろう。

法を作る人間にとってはそのような処世術が広まることが望ましいと思われる。

ひとがことばによってつくられることを信じないことは、

教育奇跡を信じないことと同じであり、

教育奇跡を信じないことは、義務教育高等教育否定に等しい。

教育価値奇跡以外にない。

日本国民が皆ホリエモンと同等かそれ以上の能力に生まれついたなら

教育否定してもよいが、事実は異なるだろう。

2020-11-19

みかんコーヒーとオトンの初恋有村架純

「みさちゃんさ、みかん食べる?」

寒い寒いと言いながら、三時のおやつでも食べようかとリビングに降りてきた私に、キッチンから父がボソッと声をかけた。

「いや、みかんはいらん。寒い暖房つけよう」

エアコンなら、母さんが業者呼んで清掃してからじゃなきゃ使わん言ってたから、つけたら怒られるぞ」

はぁ?という顔をしている私に、いらんといったのが聞こえなかったのか、みかんを手渡しながら父が言う。

「なんで寒くなる前にやっとかんかったんだって話よな。そんなこと言ったら、怒られるから絶対言わんけど」

からからと笑う父。手に持つマグカップには湯気の立つコーヒーテーブルに目をやると、みかんの皮が散乱している。

(この人……コーヒー飲みながらみかん食ってるんか)

ソファの背もたれにかかっていたひざ掛けを腰に巻いて、リビングテーブルにつく。渡されたみかんを揉みながら、

わたしコーヒー

頼むより先に父はグラインダーに豆を入れていた。ブィーンという無機質な音が部屋に響く。

「みさちゃん、昨日の夜酔っぱらって、そこまで聞けんかったけど。この後どうすんの。そこらへん、母さんとは話したんか?」

「うーん」

どうしたものかと私は少し考えた。昨夜、久々に帰省した私のために、自宅ではささやか歓迎会が催された(とはいっても少し豪華な寿司の出前をとったくらいだが)。食事を終えて、家族三人テレビを見ながらダラダラとお酒を飲んでいたのだが、父は早々かつ静かにリビングソファに沈んだ。腹に猫を乗せて、スマホバイブほどの小さな音量でいびきをかきながら寝る父をそのままに、母とは今後の話をある程度した。正味時間ほどかかったその話を、今父にするにはまだ話をまとめ切れていない。母からは同姓として理解は得られても、父にはこの冗長な割に何も決まっていない私の現状を伝えても、ただ心配を駆り立てるだけではと不安になったのだ。

「まぁ暫くは休むよ。貯金もあるし。今はまだ動けん気がするし、何より少し疲れたわ」

みかんの皮をむきながら、はぐらかすようにそう答えると、コーヒーを入れる父の手に視線を移した。暫く見ない間にまた年季が入ったなぁと、ふとそんなことを考えた。


ここ数年、私(輝く三十代独身)はアメリカ西海岸の小さな広告代理店仕事をしていた。小資本飲食店小売店なんかがメイン顧客だったので、今回のコロナによる各種制限後はほどんと仕事がなく、一部制限解除後もほとんどの店はコマーシャルを打つ余力はなかった。片手間に作っていた無料情報誌なんかは、コロナ対策コラム等を差し込みつつほそぼそと発行を続けていたけれど、いつしかそれも限界に。結果、私はあえなく「状況が良くなったらまた声をかけるから、必ず戻ってきて」とお決まりコメントと共にレイオフの網にかかったのである。こんな状況ですら私を限界まで雇い続けてくれた会社には感謝しかないが。

解雇後「とりあえず一旦リセットだな」と考えた私は、実家に帰ることにした。異性関係は、現地で交際していた男性と二年ほど前に別れた後はパッタリだったし、行きつけのチャイニーズレストランコロナで潰れたので、かの地に私を繋ぎ止めるものはもう何もなかった。大卒から今までずっと海外でもがいてきたこともあり、このひっくり返った世界を口実に、このタイミング実家ゴロゴロしてやろうと、そういうことであるしかし状況が状況なので、帰国決断した後も、やれ渡航制限だ、やれチケットの予約だと色んなことがうまく繋がらず、なかなか出国することができなかった。ようやく帰国の日取りが決まったころ、

「帰るで」

ポッと送ったLINEに、

「車で迎え行く!楽しみ!おめかししてく!」

還暦も半分過ぎた母はノリノリで返信したにも関わらず、当日派手に寝坊した。私が期待していた、到着ロビーでの感動の再会(BGM青春の輝き/The carpenters)は叶わず。実に四年ぶりの帰国はなんとも味気のなく、一人公共交通機関でと相成ったのである


「あれな、『コロナだし、やっぱ行かん方がいいと思って』って言い訳しとった」

私の分のコーヒーを手渡しながら、けらけらと父は笑った。

「ほんと昔から適当な人。あんなんと結婚した意味分からん初恋の人とか言わんでよ?」

私が次のみかんに手を伸ばしながら言うと、

初恋かぁ……」

ギリギリ聞き取れるくらいの声でボソッと言った後、父は一人モジモジしながら下を向いた。思えば父と母がイギリス出会ったという話は聞いたことがあるが、初恋話となると聞いたことがない。恐らくこの人の初恋は母とは別の人と思うが、どうせ時間もあるし、掘れば面白い話が聞けるかも知れないと思った私は、

「そしたら、父さんの初恋っていつよ?」

別に話したくなければいいですよ、ええ。と二個目のみかんの皮をむきながら、興味なさげに聞いてみた。暫く返答がないので視線を上げると、相変わらずモジモジしながら、父は照れくさそうに顔を上げた。

「お墓に持っていくほどのものでもないし、話してもいいか。母さんには内緒だぞ?」

言うと父はテーブルの上のみかんの皮をまとめてゴミ箱に入れると、ゆっくりと向かいの席に着いた。

(結局話したいんでしょうに……)

いかけた一言を飲み込んで、コーヒーをすする。


「みさちゃん墓参りの時に行った叔父さんの家、まぁあれは父さんの実家でもあるわけだけど、裏手に階段あったやろ。急なやつ。あそこを登ると昔図書館があったんよ。市立だか県立だか忘れたけど、そこそこ立派なやつがね。父さんは大学受験勉強毎日そこでしてたんだ。家だと兄弟たちがうるさいから」

父の実家西日本の某所。坂の多い海辺の町だった。遠方であることもあり、私は小学校高学年の時に祖父母墓参りに行ったのが最後、以来そこには行っていない。

「そこの自習室がさ、海に向かって大きな窓があって。部屋にストーブがあったけど、やっぱり窓が大きかったせいかな。冬場はすごい寒かった。でもそのおかげで利用者が少なくてね。少し寒いくらいの方が頭も冴えるし、父さんはそこを好んで使ったんだ。あともう一つ、別の理由もあったんだけど」

父はそわそわと立ち上がると、コーヒーのおかわりだろうか、電気ケトルに水を入れて沸かし始めた。ケトルがお湯を沸かし始める音が、私の想像の中の自習室ストーブの音と重なる。父はそのままケトルのそばから離れず、窓の外に目をやりながら続けた。

「父さんともう一人、その自習室を使う女の子がいたんだ。とても綺麗な、束ねた長い髪が印象的な子だったよ」

突如文学的表現をし始めた父をみて(これはキモイな……)と思った。初恋話を聞くのにある程度の覚悟はしていたものの、父の口から語られるそれは、なんとも中途半端恋愛小説のようで、

(これは、脳内キレイどころの女優さんでもキャスティングして、程よく補完しながらでないと聞くに堪えないな)

そんなことを考えながら、みかんを口に放り込んで聞いた。

「それが初恋の人?思ったよりチープな感じ」

今にも鼻くそを掘り出さんばかりの口調で茶々を入れると、

最後まで聞けよ。みさちゃんが聞いたんだし、父さんにとっては大切な青春の1ページだぞっ!」

父はムッとした表情で言った。

(だぞっ!って……昭和アイドルかよ)

「隣の高校女の子だったんだ。同じく受験生だった。頭のいい子でね。その部屋で一緒になった最初の数回は会話がなかったんだけど、ある時勇気を出して話かけたんだ。『どこの大学を目指してるんですか』ってね」

「ほうほう。で?」

謎のドヤ顔スルーして相槌をうつ

「目指してる大学が一緒だったんだ。まぁ、彼女は余裕の合格圏内。父さんは相当な努力を要するくらいの差はあったけれどね。彼女英語系の学部に進みたいと言っていた。将来は海外に行きたいと。当時ボーっと生きていた父さんと違って、明確な夢を持っていた彼女はとても輝いていてね。ほら、男って単純だから、一発で惚れちゃったんだ。同じ大学を目指す二人。一緒に勉強する自習室。これは、もう、そういうことだろうってね」

馬鹿なのではなかろうか」

「いや、馬鹿でなくて!」

父は鼻息荒く私を遮り、

「たしか最初一方的ものだったさ。けれど、一緒に勉強……というかほぼ父さんが教わるだけだったけれど、毎日のように、約束して、同じ時間を過ごして、そういう感じになったんだ。『一緒に合格しようね』とか『一人暮らしする時は、近くに住もう』とか、これはっ!もうっ!そういうことでしょうがっ!」

若干の金八先生口調になりながらまくし立てた。

彼女の教え方が本当にうまいもんだからギリギリの成績だった父さんも合格圏内に入るくらいになったんだ。夢の大学生活は目の前だった。ある雪の積もった日、勉強を教えてくれたお礼に、図書館の近くでラーメンを奢ったんだ。温かいものでも食べようってね。その帰り道、初めて手を繋いだんだ。女の子と手を繋いだのは、その時が初めてだ。さっき食べたラーメンが胃から飛び出そうだった。家まで送ると言ったんだけど、ここまででいいと。途中で分かれたんだ。次の日も、いつも通り会えると思った。でもなぁ……」

突然、演技派女優のようにうなだれる父。いや、でもこれは結構シリアスな展開なのでは。私は我慢できず、恐らく一番ビンビンに立っていたフラグを掴むと、

「……し……死んだとか?その才色兼備さんは……事故に遭ったとかで……」

ゴクリと唾を飲みながら聞いた。少しの間、静寂がリビングを包む。父は顔を上げると、

「あっ、忘れてた」

と言って、電気ケトルスイッチを入れ直した。ズッコケる私を一瞥しながら続ける。

「いや、死んでない」

「おい」

「死んでないんだけど、消えた」

は?という私の顔に腕を組みながらうんうんと頷くと父。

「次の日から、もう試験も近いのにパッタリと来なくなった。いなくなって三日後くらいかな、その子高校に行ったんだ。名前は知っていたけれど、家は知らなかったし、当時は携帯なんてないからな。それしか方法がなかった。今ほど個人情報にうるさくないからな、聞いたらサラッと教えてくれたよ」

ケトルからサーっとお湯の沸く音がする。部屋が寒いからか、注ぎ口から湯気が濃く立ち上る。

夜逃げしたらしい。母親がいない家庭で、親父さんがあまり真面目な人じゃなかったようでな。突然いなくなったってことだった。仕事で失敗したんだか、博打なのか知らんが……。家の前にも行ったんだけどな。バラック小屋ってわかるかな?そこまで酷くはないけれども、それに近いような、貧相な家だった。当然、明かりもついてないし、扉を叩いても誰も出てこなかった。家の前には、彼女図書館まで来るのに使っていた、見覚えのある自転車がそのまま置き去りにされてたよ」

そこまで言い切ると、父は黙りこくった。そのまま暫く何も言わず、再び沸騰したケトルのお湯でコーヒーを入れ始める。

大学は……大学はどうなったん?」

私は恐る恐る聞いた。父はいつの間に私のコーヒーが空になっているのに気付いたのだろうか。二人分入れていたコーヒーの片方を私に差し出しながら、

「父さんは合格したよ?」

知ってるだろ?と言わんばかりのとぼけた顔で答えた。

「いや、父さんでなくて、才色兼備さんは?合格発表で奇跡の再会をしたとか」

興奮する私とは対照的に、父は再び、一人冷静にモノローグに入る。

あの日合格発表の日。始発で発表を見に行ったよ。大学は遠かったからな。張り出された番号より先にまず彼女を探した。どこにもいなかった。一通り探した後、掲示板を見た。自分受験番号があった。でも全く喜ぶことができず、父さん、そこでずっと立ってた」

ヤバイ、泣きそうだ)

目の前でセンチメンタルに語られるオジさんのモノローグに、不覚にも目頭が熱くなる。

「当然彼女の番号はおろか、受験たかどうかさえ知らないからね。その日は大学の門が閉まるまでそこにいたよ。掲示板は何日張り出されてたんだっけな、もう覚えてないけど、もしかしたら今日これなかっただけで、明日見に来るのかも知れない。そう思った父さんはなけなしの金をはたいて近くの民宿に泊まって、翌日も一日中待ってたんだ」

「……でも、来なかったんでしょ」

ティッシュで目頭を押さえながら私が聞く。指先についたみかんの酸が目に染みる。

「うん。来なかった。そして大学に入ってからも、彼女の姿を見ることはなかった」

自分の話なのに、ウルウルとなく娘にもらい泣きでもしたのだろうか。ズビッと鼻を一度ならすと、

「きっと、受験できなかったんだなぁ。だって受験してたら、彼女なら絶対受かってるものあんなに行きたがってた大学だったんだから

父はしみじみそういうとコーヒーをスッとすすり、一つ残ったみかんを、テーブルの上のカゴから取り出した。


(なんて切ない話だ……)

還暦もとうに過ぎたオジサンコイバナに、悔しいけれど胸を打たれた私は、鼻水をかみながら劇場を退席しようとした。脳内有村架純あたりを勝手キャスティングしていた才色兼備不憫さも去ることながら、そこにいない初恋の人を必死に探す父の哀れさを思うと、今はすっかり禿げ上がった父にも、そこそこかっこいい俳優キャスティングしてやらねば。そう思いながら、ソファ眠る猫を抱えて二階に上がろうとした。その時。

「でも、この話には続きがあってな」

ニヤニヤとしたり顔で笑いながら、父は私を引き止めるように言った。

「父さん結婚前にイギリス単身赴任したことあるって言ったろ。そこで彼女と再会したんだ」

「えぇ!?嘘!そんな偶然ってあるの!?

私は慌てて猫をソファに戻すと、前のめりになりながら席に戻った。と同時に私は焦った。父と母はイギリス出会ったという話を思い出したからだ。そうすると、有村架純キャスティングした才色兼備の役を再考しなければならない。あの母親は……明らかな才色不備だ。

「ま……まさか……よくある話で、その女性って……」

「あ、母さんじゃないぞ」

私の焦りを察したのか、落ち着かせるように父は釘をさした。

日本人駐在員が集まるパブがあってな。仕事終わりにそこで飲んでいたら、隣に二人組の日本人女性が来たんだ。その片方が彼女だった。一目でわかったよ。向こうもそうだったと思う。『もしかして、○○さん?』って聞かれた時、夢でも見てるんじゃないかと思ったよ」

「うわぁ、本当にそんなことってあるんだ。もうそから話が止まらなかったでしょ」

「いや、お互いとても驚きつつも、一言二言交わしてその日は別れたんだ。向こうは連れがいたしね。翌日は休みだったから、また明日改めて会いましょうと、向こうから番号を渡された。その番号を見て色々悟って、嬉しくなったね」

「なにを悟ったん?」

電話番号だけで、ホテル名前とか部屋番号とかは書いてなかった。つまり定住しているってこと。ちゃんと夢を叶えたんだと」

「なるほどねぇ」

そんなに長いこと話したつもりはなかったが、いつの間にか部屋は薄っすらと暗くなっていた。父がパチッと部屋の明かりをつけると、猫が呼応するように二階へ駆けていった。


「でもさ、そんな感動の再会したら、もうそれは運命の人じゃないの?どうしてその人と結婚しなかったのさ」

話が一周して戻ってきたが、単純にそう思ったので聞いてみた。そりゃあ、今の母と結婚たから私がいてとか、そういう御託はあれど、普通ならそこでくっつくだろうと、そう思ったからだ。

「いや、彼女はもう結婚して、子供もいたんだ」

「あら、そういうパターン

「あの後、働きながら勉強して、渡英して、仕事についたと言っていた。そこで出会った人と結婚したそうだ」

それを聞いて、世の中うまくはいかないのだなと思ったのはもちろんだけれど、ふとその時父は何を思ったのかが気になった。初恋の人との運命的な再会と同時に、自分の恋が終わった時、悲しかったのだろうか。悔しかったのだろうか。私だったらグシャグシャになってしまうかも知れない。しかし、そんな私の疑問は、次の父の言葉ですぐに解消した。

「心からしかった。父さん、みっともないけど、そこで泣いちゃったんだよ」

照れくさそうに笑いながら父は続けた。

「良かった。良かったってね。ずっと心につっかえていたものが取れたような気がした。『ありがとう』っていう父さんに、あの人は『なんで?』とは聞き返さなかった。わかってくれたんだろうね。『こちらこそありがとう』と」

「どういうこと?」

今までの話の中で、父がその人に感謝することはあっても、父が感謝されるようなことがあっただろうか。

「『君が海外に行ったら、そこに僕も必ず行くから、その時はバッチリ英語観光案内してほしい。約束しよう』父さん、そう言ったんだと。全く覚えてなかったけどね」

「そんな約束してたんだ」

「『私が海外に行くことに、きちんと意味を持たせてくれたのはあなただった。約束を守るために、頑張ったから今ここにいるの』と言われた。父さんも、彼女の役に立ててたんだ」

一昔前のトレンディ俳優のようにフッと小さく笑うと、そのまま父はトイレへと消えた。

(お前はすっかり忘れてたわけだけどな)

父の背中に心の中で柔らかく突っ込みながら、私もニッコリ笑った。


それから才色兼備さんとは会ってないの?」

トイレからいそいそと戻ってきた父にそう聞くと、

「ああ。会ってない。連絡先も特に交換しなかったんだ。まぁ色々あってね」

父はテーブルのカゴにみかんを補充しながらそう答えた。

「でもさ、初恋は思い出の中に。そういうものだろう」

キメ顔で答える父に、久方ぶりに(気持ち悪い)という素直な感情が戻ってくる。

「ただいまぁ」

玄関から気の抜けた、疲れた声が聞こえてくる。

「あら。何仲良く話てるの珍しい」

リビングに入ってきた母は、そう言いながら、みっちり膨らんだエコバックキッチンに置いた。それを見て、先ほどまでの話題のせいで居心地が悪いのか、父が二階へ避難しようとする。

「なになに?なんの話してたん?」

トイレに行こうとする有村架純とは程遠い母が、リビングの出口で父に聞く。

「いや?たわいもない話だよ」

父は道を譲りながら誤魔化した。訝しげな視線を投げながら、母がトイレに入ったのを見計らって、

「ちなみにな」

父は私の耳元に口を寄せると最後にコソッっと

彼女と再会したときパブ彼女と一緒に来てたのが母さんだ」

そう付け足して、ニヤニヤしながら駆け足でリビングを後にした。

「えぇー!?なにそれぇ!」

驚く私の声と重なって、リビングのドアがバタンと閉まる。

「ねぇー!何の話なのー?」

母の切ない声がトイレから響いた。


あの人との馴れ初め話は、また後日みかんコーヒーを飲みながらでも聞こうと思う。


暇つぶしにこの話をネットに放流する許可をくれた父に感謝

2020-11-18

4日前に死んだねこ

思えば鳴き声を聞いたことがあんまりなかった

ねこが歳をとってから、餌を入れるお皿の前で「餌がほしいです」とでも言いたげにか細い鳴き声を聞かせてくれたときはびっくりしたっけ

大がつくほど怖がりで知らない人間を見ると一目散に逃げ出したね

他のねこケンカしてるところなんか見たこともないし、目と耳が大きいから歳をとっても子ねこみたいにかわいくて、そして4日前に死んでしまったねこ

ねこ出会ったのは小学生ときで今はくたくたの社会人から20歳くらいなのかな

ねこ20歳って人間だと何歳なんだろう

ねこが弱っているという知らせを聞いて急いで実家に帰るとガリガリに痩せた体で横になっていたね

からはヨダレが出ていて目はどこを見ているかも分からない、お腹上下しているのを見てようやく生きていることが分かった

何回か声をかけると意識があるんだかないんだか分からない状態わたしの方を向いてにゃあと大きく鳴いたのでびっくりした

ねこ、お前そんな大きな声出せたんだね

あーあ

わたし自分の部屋で座っているといつも足に爪を立ててきて、膝に乗せると小さく丸まって満足げに喉を鳴らしていたね

毛並みは特別よくもなくて、でも柔らかくて暖かくていつまでも撫でていた

しかしたら、もしかしたら、奇跡が起きてあと何年かは生きてくれないかなんて甘いことを考えていた

あーあ

今晩だけは隣で寝ようと横になったのに全然眠れなくて、何度目かの生存確認ねこが悶え始めたときこれはもうダメかもと静かに受け入れている自分と、柄にもなく神様に祈る自分がいてなんだかおかしかった

ねこはそのあと何度か大きく痙攣を繰り返して、そして動かなくなった

さよならありがとうもなにもない。あっという間

いのちってあっという間だ

ねこが死んでも世界は終わらなかったので人間今日も働いている

たまに涙が溢れそうになるけどこれもそのうちおさまって、きっとねこが死んだ世界が当たり前になる

ねこ

もう一度鳴いてくれ

今日も生きている人間より

サクナヒメ、スパイファミリーAKB、今年の流行語理由のわからないブーム理由を考えるのは無駄である

そもそも論として「ブームですよ+興味ある話題+周りで話が出来る人がいる」の3つが揃えばそれでもう満貫(麻雀の点数。勝負手として十分と考えていいライン)。

メンタンピンドラドラ(麻雀の役。メンは門前タンタンヤオ、ピンは平和ピンフ)、どれも頻出の役かつ同時に成立することが多い。ドラはおまけポイント。)みたいなもんね。

つうかブームさえでかけりゃそれだけでもう勝手に回りが盛り上げてくれるし、話ができる人も増える。

麻雀で言えばドラが3つあるからなんでもいいかリーチかければワンチャン跳ねる(跳満を意味しており、満貫の一個上の状態勝利にぐっと近づくので無理して推してもいいライン状態

から企業ってのは平気でステマとかするんだけど、アナ雪みたいなよっぽどのバカじゃない限りはステマってブームに火が点いたらもう分からんのよね。

火事になったあとでは最初の火元なんて素人目には分からなくなるのと一緒。

タイトルに挙げたもののうちどれがステマでどれがダイマでどれが奇跡的なブームなのかはもう誰にも分からない。

でもとりあえずはやってさえいれば、その時点でもうある程度勝ってしまう、買ってしまう。

まり理由を考えるだけ無駄

ブーム理由を考えるってのは、私はクソほど暇ですその暇を趣味自己研鑽に使う気もなく人にくだらん話をして承認欲求を満たせないかちょっとした執筆料でも乞食できないかばかり考えているゴミクズ宣言しているようなもの

から無視していい。

つまんねーテンプレ反論が来る前に一つだけ釘を差しておくと、大量のブーム情報を集めてデータマイニングを行う行為意味を成すことはあるよ。ただし、どういうデータを集めるかも加工するかもそれなりの工夫がいるけどね。

anond:20201118113237

感染拡大を抑える」のが無理な話っていう現実をそろそろみんな受け止めるべき時が来てると思うんだけどな。

治療薬が開発されるまでは「感染者を発見して治療する」以外の対策なんか無理だよ。

奇跡的に感染者数が減ってる他所の国だって感染拡大が起こらないわけじゃないんだし。

自粛いつまでも当てもなく続けるのも無理だっていやというほどみんな理解してるだろうし、

そろそろ現実的な対応に切り替えていかないとどこもかしこ疲弊ちゃうよ。

台湾奇跡

なにがどうなってるんだろう?

感染者の合計数605 新規 2 件

回復者数539

亡者数7 新規 0 件

2020-11-16

映画では黒人ミラクルを起こすという法則があって

エディー・マーフィーやウィル・スミスもそうなのかもしれない

自分の中で最初に思いつくのはやっぱりNight of the liveing dead(ゾンビ)で、

白黒映画リメイクも好きだし、リメイク特に好きだった

黒人主人公奇跡的な活躍をしたり犠牲となって劇中で死ぬことに反感を持っている人もいるわけだけど、

それでもNight of ...は好きな作品だし、

リメイクは唯一生き残った白人女性の成長(吹っ切れ?)も描けてたのが良かった

白黒のオリジナル子供ゾンビになる過程があまり怖く描写できていなかったり、

ゾンビになった子供が何故かスコップ?で人を殺すような感じだった気がする

といっても、すべてのゾンビ作品の原点なので文句を言うのは酷であろう

昔だと黒人俳優の方が安く契約やすかったというのもあったか

リメイクのアホな父親を後ろに迫ってくる少女ゾンビのシーンは良かった

白黒はレイアウトもクソもないので

あと、やっぱりレイアウトカメラワークの点でシンゴジラは納得できない作品だったなと思うが、

あれが制作側がやりたかたことなんだよなあ

男女間のことはうまくいかないことが多いと

知り合いのめちゃくちゃイケメン野郎が言っていて、

なにいってんだこの野郎と思ったが、そのようなイケメンですら

そう思うのだからいわんや自分においておや。

上手くいっていることの方が奇跡なんだなあ

高須って「癌が治った!奇跡治療発明した!」って言って、新たな金儲け始めそう

さえない主人公学校のマドンナと付き合う逆玉漫画を教えてくれないか

例えば、

惡の華= 主人公 vs 常磐

我妻さんは俺のヨメ = 主人公 vs 我妻

こういうのにキュンキュンくるんよ。

ちなみに自分は、こうした漫画と同じように逆玉で奇跡的に結婚しました。

今はセックスレスです。

よろしく

勇気

勇気がない これ以上嫌な思いをしたくないか

死にたいのに 首が吊れない。飛び降りられない。

死ねる量の薬も持ってない。

いうほど追い込まれているわけじゃないんだと思う。

からダメなんだ。

家もあるし親もいるし進路も決まったけど

それがダメなんだと思う。

いじめられた記憶はあるけど死ねって言われた記憶はないし その時もやっぱり飛び降りられなかった。

親は優しいし家庭はそこそこ裕福。たぶん。

少なくとも精神病理解があるし。

三親等以内の

"心身ともに健康な人"の割合が低すぎる。

理解があるとかないとかじゃなくて殆ど当事者

父親は相当酷い躁状態になって措置入院したし

それより前に母親は鬱が酷くて入院してた。

その後も1回家出した。すぐ帰ってきてくれたけど。

誰も片付けが出来ないのでどこに住んでもゴミ屋敷だけど。

私含めて全員 外では平気な顔してる。

寧ろ人当たりが良い。

から特に父は社会的地位がまあまああったし

奇跡的にそこに復帰してるし。

「そういう家」に生まれ自分に酔っていた頃もあったけど もう無理だろ。もう無理だろ。

入院しようかって話になったけど

スマホもないところで

だらだら生きているくらいなら絶対死んだ方がマシ

ただし 飛び降りられない。

痛みだとか高さが怖い ということが

=本当は生きていたい ではない。

不自由なく暮らすのが自分勝手なのは分かる。

それは確かに甘いと思う。

死んではいけないという一般論ギリギリ理解していた

ので 必ず希死念慮が来たら「他人と会う約束」を

作っていた。約束は守らないといけないので。

12月も予定がある。でもどうせ私はまた

平気そうな顔をして、「来年よろしくお願いします」って適当に笑うんだろうな。そんなのを何日も何ヶ月も何年も繰り返すと思うとゾッとする。一時的回復してまた鬱に落ちるのが本当に嫌だ。

楽して生きられないなら

せめて楽に死なせてくれ、と思う。

結局まだ飛び降りられない

2020-11-14

anond:20201113205916

急に弟や姉以外に乳と比べる場面が出てきてレッドブル吹いた。

それはそうと、弟は結婚したくても奇跡が起きない限りできないレベルなんだから、それと比べたら増田氏は恵まれてるよ。

弟は気の毒だが女性増田氏ならまだ今からでもどうにかなる。

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