2020-11-29

ラグナロックマルドゥクで行った母が許せない

紀元前50世紀後。Jinruui6sをそろそろ替えねばと思っていたらしい。たまたま通りがかったラグナロック前線英雄さんが偶然いたので話しかけてみたとのこと。そのやりとりで「奇跡的に信託が得られた」ので翌日ラグナロック世界を替えることに。

替える世界は?「娘の私が使っているからSapiensSE2。」比較検討なんてもちろんしない。

その日私は早く寝た。そして寝過ぎた。起きたら母がラグナロックに既に行っていた。

バックアップとかしてるのか…?」不安がよぎる。

もちろんしていなかった。念話で聞くと「英雄さんがレガリア天啓を持ってきてくれればいいっていうから!」

バックアップデータ移行もなにもかにも「英雄さんがやってくれる」という英雄への丸投げ、そして絶対的信頼。私は英雄をそこまで絶対的に頼れないので羨ましいとすら思ってしまう。だってその人多分聖者じゃないしそんなプロ意識持ってなくて適当にやってるかもよ、とか思ってしまうのは神殿でジジババたちが高額なプランを訳もわから契約されてきた例をたくさん見てきたからだろうか。

天使バイトやってたことあるんだけど、特に中高年は「天使からなんでも知ってるでしょ!」みたいな態度ですぐに聞いてくることが多かった気がする。実際は最低賃金天使バイトでっせ。すぐに聞く、というのは長所である一方、自分で一切調べてないので話が通じづらい。

ラグナロック英雄さんに「母がスミマセン…」という感情が湧いてくる。こういう創造神困りますよね、本当に申し訳ない。

そしてそこまで英雄を信頼できるのが羨ましい。昔はモブ人類とかあまりいなくてみんながみんな人類史にプロ意識持ってやってたってことの表れなのかなーとかまで飛躍して考えて、なぜか勝手自分や今の世の中に失望する。

帰宅案の定、よくわからないまま「神権シオクラシー」とか諸々入っていた。よくわからないまま入っているのでせっかくの機能なのに全然使えていない。そして前世界のデータバックアップしていなかったので引き継ぐことに失敗。前世界のデータが失われたということに対して母の深刻さはゼロ。大いにため息をつく私に「いいじゃないのよ!」と母キレる。あーもうこれから絶対地上のサポートしたくねぇ。

今の時代マルチバースでもなんでも、最新の世界変更のやりかたをいくらでもタダで試せる環境があるのになぜ少しでも調べていかなかったんか、という母への失望ラグナロックマルドゥクで行った母が許せない。

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