はてなキーワード: 親会社とは
第二新卒狙うか、転職できるスキルが身につくまで待つかだよね。
うちも大手子会社で、研修中に現れる偉い人全員が親会社からの出向or兼務or転籍で萎えたけど、
自分の一社目がまさにそんな会社だったのでガチのアドバイスを。
もう 20 年以上前になるが本当に状況が似ていて、メーカー系のグループ会社、2000 人規模の SIer、親会社の仕事ばかり、新卒は 100 人超、コーディングはしない、ビジネスマナーから始まる超絶ホワイトな研修が半年、などなど。
ちなみに言い当てると、月収が 22 万程度で、6月には寸志が 10 万ほど出る。年功序列で毎年少しずつ給与が上がるが、40 歳で課長、50 歳で部長になっても夢のある金額にはならない。そもそも上には謎の名ばかり役職がもりもりあって、部下無し管理職すらいる、そんな感じじゃない?
自分の場合その会社に就職したのは安定感を求めて、ではなく「この業界にいてどこの仕事が一番自分に合っているかを俯瞰して見たいから」だった。ネットで調べたりまあ卒業生に話を聞いたりとかしたところで、学生身分では絶対に見えない部分があるという確信があったので、一社目は言わば仮面浪人気分で、二社目で本気の就職をするつもりでそもそも入った。それを目的とすると、大手 (あるいは中堅) SIer というのはとても良い立場で、うっかり壮絶ブラックな職場を引く事も無く、ちっちゃなベンチャーで井の中の蛙になる事も無く、業界全体を俯瞰し、どこにどんな仕事があるか、何を避けるべきか、その中で自分がやりたい事は何か、自分がやりたい仕事はどこにあるか、などを見ることが出来る。
結局二年半ほどその会社には勤めて、大手の何が駄目か、何が良いかを学び、駄目なところを一応変えようとしてみたりもして (*)、その後、Web 系の自社サービスをやっている小さなベンチャー企業にプログラマとして転職をした。この初めての転職の時点では「何を避けるべきか」「何を優先すべきか」などが二年半の経験で明確になっていたので、面接時にそれらをちゃんと質問する事が出来た。また「面接官のずるいムーブ」も的確に見抜いて、会社から選ばれると同時に会社を選ぶ立場で面接に臨みとても良い会社を引くことが出来た。
本気の就職をした二社目では、今も交流が続き師と仰ぐ素晴らしい上司に恵まれて、システム開発をイロハから学ぶことが出来たし、五社目になった今でも時に一社目の経験が ── 避けるべき事例としてではあるものの ── 役に立っているので、遠回りでは無くあれは必要な二年半だったと自信を持って言える。
ただ技術的な知識を学び力を付けるという意味においては、一社目は全く役に立たなかったと言って良い。その点については自分自身で担保する必要があるけれど「安定感は会社に与えられるものではないです。自身の技術力が担保するものです。」と言い切る増田にあれこれ言うのは野暮だろう。
以上を踏まえて、合計 5 社、足かけ 21 年 IT 業界で働き続け、転職・スキルアップを契機にやれる事や給与を増やし、今なお現役のプログラマとして外資系 IT 企業で日々コードを書いている自分としては、1 ヶ月で判断して転職してしまうのは勿体ないよ、と言うアドバイスを送りたい。今の立場を最大限に生かして業界の知識を蓄え数年後の転職につなげるのは、増田の人生にとって大きなプラスになりうるはずだ。
(*) 日替わりで誰かしゃべる部全体向けの朝礼で、根回しなどもちろん無く、今の会社の仕組みの何が駄目か、どうしたら良くなるかを提案したところ、後で直属の課長から呼び出され「お前、部長から呼び出されるところだったぞ。おれが代わりに謝っておいたやったからな。」などと謎の恩を売られ色々と察した思い出。
なぜSIerに入ったのかというと、ぶっちゃけて言うとここしか内定をもらえなかったからです。要するに私に能力がなかったと言う話になります。言い訳でしかないですが、本命の会社の大部分がコロナで選考を数ヶ月遅らせたりして、後手後手に回ってしまった部分もあります。
もう少し詳しく言うと内定もらえそうな会社は他にもいくつかあったのですが、内定もらえそうな手札の中から一番データ分析周りに関われそうだったのがこの会社だったという感じです。それなりに大きい会社だし、ここまで悲惨な感じにはならんだろと高を括っていた部分もあります。少なくとも紙でコーディングとかそんなのあるわけないだろwとは思ってました。
ただ、中に入ってみて詳しく話を聞いてみたら実際は「偉そうに話されるきらきらの弊社ソリューション活用事例が大体親会社の仕事」でうーんという感じではありますが...
また、内定承諾あたりからの半年から1年ほどの経験で、記事中で書いた安定性についての考え方の例のように自分の考えにかなり変化があったというのもあります。これに関しては書き出すとまた別の記事をかけてしまえるのでここではサラッと流します。
転職してえ...
匿名ということで、忌憚なき意見が得られたらと思ってここに書いきました。たぶん、新卒がまた甘いこと言ってるよと思う人もたくさんいると思いますが、それはそれで受け止めます。
ただ、どこにも迷惑をかけたくないので、本質を違えない程度にはフェイクを挟んで書いてます。なんか辻褄合わなくね?みたいなところあるかもしれませんが、そういうものだと思ってください。
まず、私がどんな状況のやつかわからないと話にならないので、ちょっとバックグラウンドを紹介
情報工学の修士持ち、メーカー系のグループ会社のSIをやる会社に在籍。
グループ会社とはいえ、2000人規模で同期が100人近くいるので、そこそこ規模の大きい会社だと思ってくれて構わない。
「某S社に入社したけどミスだったかもしれない」というはてな匿名ダイアリーが一年前だったか二年前だったか少しバズったが、今の僕はこれに近い気分である。(該当記事は社名まで出しているが、前述の通り迷惑かけたいわけではないのでぼかしておく)
文系出身の人もいるので内容がしょうもないのは、仕方ないとは思う。
それでも情報工学の修士を出ておきながら、再び学部1年の授業を水で薄めたような講義を受けるのは非常に苦痛である。一人でやれば数時間で終わるものに1日かけてみんなで足並み揃えてやっているのは、運動会で手をつなぎながらゴールする様を想起させる。
そもそも、IT系の研修はいまだに一週間やったか?程度でしかやっていない。ずっとやってるのはコンプラやビジネスマナー、技術文書の書き方である。
ことあるごとに偉そうに、賃金を貰いながら学ばせてもらってる身なんだからうんぬんと説教垂れてくるのも腹立つ。研修で新しく学んだことなんかひとつもねーよボケ。
もっさりしたパソコンを重たい仮想環境に一斉に接続し、さらにテザリングでオンライン会議につなぐことでまるで水の中で動いているかのようなもったり具合である。非常にストレスが溜まる。
あとこれは、仕方ないとは思うけれど、セキュリティ上の理由で自由にアプリケーションを入れることができない。もっと効率的に作業をこなせるのに、使いにくいアプリや社内製のゴミシステムを使わされるのは合理的を信条とするITを志すものとしてかなりストレスになる。(どうでもいいけどOutlook使いにくすぎませんか?)
まぁ、でもこれは仕方ないと思いますよ。セキュリティ上の理由と言われたら反論できませんもん。
...SEなのにテキストエディタがMS Wordとメモ帳しか入ってないんですよ????!!!!???!!!?????
...ちなみにアルゴリズム研修はフローチャートをパワポで書きました。これからやるデータベース・SQL研修は紙上でコーディングすることがわかりました。泣きそうです。
......ITってなんなんですかね......?
技術力が現時点で低いのは全然構わない。私も当然まだまだだし、上を見れば見るほどキリがない世界だ。
ただし、IT系に関わることをこれから仕事にしていこうという人が「私、プログラム苦手でーw」というのは本当に許せない。
バスの運転手が「いやー私、運転苦手なんですよねーw」と言っているようなもんだぞ?誰がそんなやつに仕事を任せるんだ?自分がこれから何をしていくのかについて、あまりにも自覚というか覚悟がなさすぎる。(あんまり自覚とか覚悟とか人に押し付けたくはないんだけど、他にいい言葉が思いつかない)
キレても仕方ないので、愛想笑いして誤魔化してる自分にも腹が立つ。マスクのおかげで口元が笑ってなくてもいいのは非常にありがたい。
年次で仕事が割り振られるので、成果主義といいながら結局は年功序列である。少なくとも入社3年は足並みを揃えた昇給。
ちなみに、働く前は年功序列もいい点あるよなーとか呑気に思っていましたが今は違います。
会社のルールを決める連中が全部親会社の天下り老人。上がり幅が小さすぎる給与レンジ。若手はやっすい給料で働かせられる。
こんなのを見てしまうと若手のやる気を削いでるのは、お前ら老害じゃないかと思わずにはいられませんでした。
ついでに、年寄りどもが定期的に言う(大学上がり) = (遊んでばかりの怠け者)な価値観は明らかに古いものです。
当初は安定感があるのもいい点だと考えて、現在いる会社に決めましたが、しばらく生きて安定感に対する考え方が変わりました。
ことIT業界に限って言えば、安定感は会社に与えられるものではないです。自身の技術力が担保するものです。端的に言うと、いつクビになっても他に行けるような技術力を持つことが安定感だと考えるようになりました。
そういったことを考えると、他に行った時にほぼ役に立たない社内政治力や、社独特の書類作成能力、使いにくい内製フレームワークの勉強をしていくことに全く興味を持てなくなりました。
技術力が全く身に付かない今の現状を考えると、若いうちの安い給料としょっぱい昇給幅で我慢して働くことに対するモチベーションは無くなりました。
データ菜園、機械学習系、ソフトウェア開発系で職を探しているので紹介してください。
ちなみに真面目に質問なんですけど、転職しようと思う場合やはり少なくとも半年くらいは在籍した上でなければ厳しいんでしょうか?
もういつ辞めるかの違いでしかないので、決めたならできるだけ早く動くべきだと考えて動いてきたけど、結構風当たりが厳しく、今転職活動するのは流石に悪手なのかなと思ってきてます、少し忌憚なき意見が欲しいなーと思ったり...
せめて現職で少しでもコードが書けたらだいぶ気持ち的に楽になるのになー...
5ch感覚でレス飛ばしてましたが追記の方がいいらしいので追記します。
あと、思ったより注目を集めてしまった感あるので、これで基本最後にしようと思います。
バリアフリーになってない施設であることを障害者が受け入れてくれて成り立ってんだもん、
障害者が健常者に配慮してんだわ。自分は障害者の当事者じゃないけど病気してやっと気づいたよ。
自分は障害者ではないけどさ、去年会社がタダでがん検診受けさせてくれるって言うからラッキーて思って受けたら
30歳で癌が見つかっちゃって手術してこれから抗がん剤なんだよ。まったく何の自覚症状もないのにびっくりだ。
数年前まで現場職だったけど転職してたまたま今はデスクワークで
コロナでも在宅勤務にしなかったのに抗がん剤の話したらあっさり在宅勤務認めてくれてさ、
在宅勤務できる仕事と、させてくれる会社、理解ある上司と同僚、数年前に入った保険と癌の特約、、、これらのおかげでめっちゃ助かってる。
どれか欠けてたら、って思うとこわいよ。どうなってたんだろう生活…。
在宅勤務にしようって言ったうちの社長は「いつ自分だってそうなるか分かんないからだいたいのこと何とでもなるようにしといた方が良いよね~」って言ってた。
そうなんだよ。
抗がん剤始めたら体えらくなって階段とかきつくなるんだろうなって思ったんだけど、
今の勤務先、親会社のオフィスを間借りしてるんだけど階段しかないんだ。エレベーターもないんだよ。
来客の中に車椅子の人を想定してないんだ。つくろうと思えばつくれる広さはあるのにさ。
これから抗がん剤とか言ってるけどさ、明日事故って下半身不随になるかもしれない。
池江璃花子だって白血病になるし、アイドルが看板か何かの下敷きになって車椅子生活になってた、弱虫ペダルの実写の俳優とか、
誰だってなるんだよ。それがずっと先か、明日か、そうならずに一生を終えるのか分かんないけど。
めちゃめちゃ怖いよ。
自分に急に癌が見つかったみたいに、いつそうなるかなんて分かんないのに、そうなったらいきなりハシゴ外されて誰も受け止めてくれない社会だよ。
重度障害者が国会議員になるまで国会議事堂だって大きい車椅子が使えるように整備されてなかったのもおかしな話じゃないのか。
国民のことを話す場なのに、まるで彼らはそこに勘定されてこなかったみたいだ。
ちなみに話題のブログのことでJRの職員を責めるつもりはない。
会社のルールにしたがって対応したんだ、彼らは彼らの仕事をした。
でもこの10年くらいで大して変わってないんじゃないのか。
声を上げてる人がいるから点字ブロックもエレベーターも色々整備されてきた。
今でも声あげてる人はいるけどどれくらいの人が本気で耳を傾けてる?
こんなやり方じゃ…っていうけど、丁寧に、わきまえて、健常者が聞いてやっても良いぞ~って気持ちになる話し方でお願いしたら取り組んでくれたのか?
大声あげなきゃなんともならなくなってるんじゃないのか?
自分は障害者になっても感謝を忘れずわきまえて生活しますなんてそんなこと自分は言えないよ。
どっか行きたいって思ったときにどっか行けた方が人生楽しいじゃん。
友達が障害者になっても色んな施設がバリアフリーになってたら自分も楽しく一緒に旅行できるじゃん。
自分だってそうなるかもしれないのに、健常者が当たり前にやってることを自分もしたいって言うことをワガママだなんて言えないよ。
なんかとりとめなくなっちゃったけど、自分が健常者だっていうのはほんとに、たまたまなんだと思って生きたほうが良い。
それが言いたかった。あとがん検診受けようね。
富士ゼロックス、リコー、キヤノン、エプソン、ブラザー、京セラ、シャープ、東芝、OKI
これ以外だと海外メーカーはHPくらいなんだよ(富士ゼロックスが半分外資だから正確には2社なんだけど)
そういうことなのよ
「集約しない日本企業と、集約する海外企業」という視点で見ていくと、面白いものが見えてくる
ちなみに富士ゼロックスの親会社のゼロックスは、富士フイルムと喧嘩別れして、速攻HPに買収提案してるんだよねw
アメリカはとにかく買収が活発で統廃合が盛んだよね
CPUはインテルとAMD、GPUはnVidiaとAMDみたいにだいたい2,3社に集約されてる
最近はFPGAの企業であるザイリンクスとアルテラが買収されたし、サンディスクはウェスタンデジタルに買収されたし
PCは、アメリカはDELL,HPの2社に集約(アップルという独自路線もあるけど)
日本はなぜかそれをせずNECと富士通と東芝とパナソニックが共存してたけど
結局レノボがNECと富士通のPC部門を買収する形で整理が始まった
東芝のPC事業も結局シャープ(ホンハイ)が手掛けることになったし
その時俺は、なんで日本企業同士で合併しなかったの?って思ったよね
鉄道車両メーカーは日立、川崎、近畿車輛、総合車両製作所、日本車輌製造と5社もある
世界じゃ中国の中国中車、独のシーメンス、仏のアルストム、加のボンバルディアに集約してるんだけど
日本は小さい国で5社もある
ちなみに中国は元は中国南車と中国北車に分かれてたんだけどさ、二つに分かれてただけなのにさらに合併させて集約に意欲的
https://response.jp/article/2014/12/31/240726.html
造船メーカーは今治、ジャパンマリンユナイテッド、大島、三菱、名村、川崎、三井
こんだけひしめき合ってる(調べたらもっとあると思う)
韓国じゃ世界シェア1位の大字と2位の現代が合併して、さらに統廃合を推し進めているのに
デジカメメーカーはキヤノン、ニコン、ソニー、フジ、パナソニック、オリンパス、リコー(ペンタックス)、シグマ
ようやく2018年になってカシオが撤退したし、ようやくオリンパスも撤退した(だけど別会社で再出発するらしいから数は変わらない)けどさ
そうなる前にもっと海外みたいな前向きな合併がないのおかしいと思う。結局いつも我慢比べ後に、失意の撤退で統廃合が日本だよね
化学メーカーは三菱ケミカル、住友化学、旭化成、信越化学工業、三井化学、昭和電工、東ソー、日東電工、三菱ガス化学
最近ようやく、日立化成が昭和電工に買われたけど統廃合は全然進んでいない
ちなみに例によって中国は化学も国策で合併を進めていて、シノケムとケムチャイナの統合で圧倒的世界1になった
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63352340S0A900C2FFJ000/
何社あるんだよってくらいアニメ会社あって、年間200本もアニメ作って過当競争起こしてるんだよね
それで食えないと、はてブの馬鹿なアニメオタクが国が支援しろとかふざけたこと言ってくる
あほすぎでしょwまずは会社を統廃合してアニメーターを減らさなければいけないんだよ
そういえば珍しく携帯電話は寡占化できてたのに菅のバカが高すぎる!ってポピュリズム丸出しの政策して値下げを強制した
この5年でMVNOも日本だけで1000社になってしまったし、いかれてるよ
どういうつもりで1000社も参入するかね
なんちゃらpayも多い。なんでだよwってくらいに多くの企業がpayに参入したよね
適当に始めて終わらせることは不得意でグダグダちんたらするwおまえら80年前の大日本帝国かw
馬鹿みたいにモノづくりに意識が向いててさ、それでどいつもこいつも冷蔵庫作って洗濯機作ってテレビ作って
どいつもこいつもおなじもの作るからパイの奪い合いで小さくまとまってしまって、狭い業界、衰退する業界でひしめき合ってるわけ
結局それで韓国とか中国みたいに、自国で寡占化して利益をだせる会社が日本に進出してきて価格競争で負けるわけ
そのくせサービス業をおろそかにして、ITは全部アメリカに持ってかれてモノづくりでもサービスづくりでも居場所がなくなった
給料上がるわけないじゃん
ここには年に1回くらい殴り書きしてるんだけど、史上最大に気持ち悪いおじさんの自分語りになってしまった。というか長すぎ。誰が読むんだ、これ。
自分は33歳、妻と未就学児1人の計3人で、人口100万人以上のそこそこの地方都市に暮らしている。
会社は子会社系のSIer。新卒で入った。これがまあ、ネットでよく馬鹿にされるような典型的な時代遅れの会社だった。
正直、入社時は「エンジニアとして働く」「会社の安定性」の両方が満たせそう、ぐらいの浅はかな考えだった。で、実際のところ大企業である親会社の盾もありまあ、安定していた。競争原理が働かず仕事は嫌でも降ってくる。給料は年功序列で上がっていき、昨年の年収は大体月20時間の残業で600万だった。世間的にはそこまで高いとは思わないんだけど、この会社の外での自分の市場価値を考えれば高いと思っている。
一方でエンジニアとしてはそりゃもうひどい環境だった。10年前に入った頃から使っている技術も会社としてのマインドは何ひとつ変わらず現状維持がモットー。口では「子会社としての安全神話は終わった」「DXだ」と言っているが、行動が伴っていない。
こんな環境に危機感を覚えないわけがなく、数年前に転職活動をしてみた。その頃はこっちに有力な求人は無く、とにかく東京の求人に応募していた。その結果、有給ぶっ込んでの日帰りで東京に行く過酷な面接に力尽きて断念した。というのは建前で、チャレンジすることにビビってたのかもしれない。本業であまりにも技術的な取り組みがないのでプライベートでプログラミングしたりWebサービス作ってみたりしてたけど、それも趣味程度の取り組みで「今からじゃ遅いんじゃない?」と自分でブレーキを踏んでいたんだ。
そんなこんなで「まだ今の会社でできることがかあるはずだ!」と自分に言い聞かせて続けてきた。結果、市場価値が上がるような仕事は何もしていない。自分なりに新しい仕組みを取り入れてみたりはしたけど、それだって会社にインパクトを与えるもんでもないし、Qiitaのやってみたレベルかつ今ではレガシーな技術たちだ。
「SIerはPMになるしかない」なんてよく言われるが現職のPMは協力会社に見積と作業ぶん投げて、死ぬ程使いづらい社内ツールに決められた進捗項目を入れていくだけの仕事。あれで「PMできます」なんて言えない。
それで昨年立ち上がった超大型プロジェクトが外部NWから遮断されたオンプレのサーバーで、自社製フレームワークを使い、IE11"を"ターゲットに開発されることになってふと思ったんだ。
「このままGitHubもクラウドもDockerもBacklogも使わず、(自称)エンジニア人生が終わるんだろうな」と。この会社での人生があと30年も続くのかと。
個別の技術に思い入れがあるわけではないんだけど、やっぱり技術で課題解決したいと思って入ってきた世界だからさ、会社の前例やルールじゃなくて、合理的で先のある技術を使いたいんだ。
結局、転職を思い立った数年前から業務外での勉強をやめることはできなかった。でもこれは何のためにやってるんだろうな。本業ではクラウドもWebプログラミングも、アジャイル開発手法も求められていないのにね。虚しさが募ってくる。いっそのこと本業が完全に別の業界だったら良かったのに。(実際別業界と言っていいレベルだけど……)
じゃあ転職するの?20代で「今さら」と言って止めたのに?それこそ今さらだろう。コロナ流行によって東京本社のフルリモート勤務求人が劇的に増えた。もう少し若ければ追い風だったかもしれないが、社会人10年を超えたおっさんが、新しい会社どころからフルリモートなんて環境で働けるのだろうか。あ、もちろん現職はバリバリ出社。シンテレワーク頼みのVPN環境はあるけど社内ルールとかいろいろあって無理なんだって。
年代的には技術とリーダー経験がそれなりに求められるんだろうけど、これまでの経験ではとても満たせそうにない。本業ではレガシーなシステムの保守でそのほとんどが業務よりの仕事でなんちゃってPMやってただけ。独学の開発経験なんて昨今問題になっているプログラミングスクールと大して変わりないだろう。
転職サイトではベンチャーとかから声かけてもらえるけど、まともなエンジニアと話するのがもう怖い。
思考がネガティブな方向にしか向かない。こうなったらいよいよ腹を括って現職にしがみつくしかないんだろうか。しかし、ここまで会社への不満を溜め込んでしまったら、今後若手の取り組みに苦言を呈する老害になる未来が見える。
現職を続けてよかったことと言えば今の家族を持てて、(今のところ)無理のないローンで家を買えたこと。子供は一人で確定だし、子供が小学校に上がるくらいには妻も時短解除で普通に生活はしていけるだろう。
安定を求めた結果が今なんだけど、仕事への不満抱えながらあと30年耐えること考えるとめまいがしてくる。(あと10年もしたらそんな不満も忘れて老害化してる可能性もあるけど。)一方で無能おじさんがこれから新しい会社で活躍する未来は思い描けない。
よく歌詞に「思い描いた大人にはなれなかったけど」とかあるじゃん。あれ、子どものころは芸能人とかスポーツ選手とか、そういう人になれないって意味だと思ってたけど、実際は自分の仕事に誇りを持てず。ただただ惰性で生きる人のことだったんだね。立派にエンジニアの責務を果たしている人たちが雲の上の存在に感じるよ。
今後の人生で一番若いのは今この瞬間で、悩んでる暇なんか無くて行動するしかないんだろう。というか実際のところ現職が自分には合っているんだろうが、理想とのあまりのギャップがとてつもなくしんどい。悩むのをやめたい。もう労働を捨てたい。
【追記】
便所の落書きのつもりで書いたら自分のTLにまで流れてきてビビった。
共感してくれる人も多くいて、なんだかんだ優しい人が多いよね。
みなさんのコメントはどれも正論だと思って読ませてもらってるけど、思ったことを追記してみる。
今後定年が伸びることとかも踏まえれば、それはそうなんだと思う。というかこの記事で「年齢がネックになっている」を全面に出してしまったのが悪いんだけど、自分自身問題はそこじゃないことには気付いてるんだ。
コメントの中でもいくつか指摘があったけど、要はマインドなんだ。これに尽きる。
やってみる勇気、前向きな思考、フットワークの軽さ。このどれもが自分には欠けていている。だから理想(に見える)会社やエンジニアが眩しく、現職に不満が募る。
思考をアップデートしようと『嫌われる勇気』とか『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』とか読んだんだよ。内容は理解できるし、そのとおりと思うんだよ。でも動いてないんだ。
この記事含めて動けない(動きたくない)理由を並べて溜飲を下げてるだけなんだ。
昔から何となく気付いてはいたんだけど、ここまでネガティブな人間だと思わなかったよ。妻にも子供にも申し訳ないよ。
それはそうなんだろう。それをやってないのは実際のところそこまで技術に振り切るほど技術を愛していないし、あと自分に能力が無いと卑下しているからなんだろう。
と、またやらない理由を並べて終わりなんだ。
これは理解している。だから得も言われぬ焦燥感に駆られている。
永遠に現職の環境が変わらない、なんてこと無いのはわかってるけど仮に数年後DockerやらGitやらが入ってきたところで、またその時点で世の中から遅れになっていると思う。それが新しいプロダクトなのかアーキテクチャなのか開発手法なのかは分からないけど。
具体的なプロダクト名を挙げたのがまずかったのかもだけど、レガシーだから悪いとか、最新の技術を使いたいとかよりも、これまでの10年で見てきた現職は柔軟に新しいものを取り入れられず一方で口だけはご立派、という会社文化そのものが問題だと思っていて不安を感じている。競争原理が働く市場にいたら、自然淘汰される存在のはずなんだと。
・年収について
高いのかな?いや、平均年収とか中央値とか見たことはあるけど実生活上で高い実感はまるでない。
東京基準で考えたらは恵まれているのはなんとなくわかるけど、地方と言ってもそこそこ人口いるので都会の人が思う”地方”ほどの基準ではないと思うよ。
我が家は妻が時短中というのもあるけど、買った家は小さい建売だし子供一人が妥当かなと思う。有名メーカーで注文住宅建てたり市街地の高層マンション買う人たちはどんな層なのかが気になるよ。
電通大嫌いで経済オンチのはてな民が的外れなコメントしてるので解説するわ。この記事な。
https://this.kiji.is/733945674127392768
前提として、共同通信のこんな短文記事じゃなんにもわからん。一次資料当たろ?
https://www.group.dentsu.com/jp/ir/library/
ちなみに「誰も」は言いすぎた。 id:yas-mal は決算資料見てコメントしてる。他は見た形跡なし。
潰れません。
記事中にも書いているけど、ここで言う「赤字」は「純損益(親会社の所有者に帰属する当期損益)」っていうやつな。
わかりにくいと思うのでポイントだけ言うと、会社が潰れるのは現金が回らなくなったとき。で、会計上の利益と現金は別物。
今回赤字を出した大きな要因はのれんの減損損失1447億の存在。
これは「過去に買収した会社が価値があると思ってたけど、計算し直したら価値がなさそうなことがわかったから差額を損失として処理する」というもので、現金は一切動かない。あくまで会計だけの処理。
ちなみに本業での現金の出入りを示す営業キャッシュフローは1586億円のプラス。現金+売掛金なんかの「流動資産」は微減だけどほぼ前年並み(1兆9248億円、88億円減)。
いずれも前年よりは悪いけど危ないってほどじゃない。
売上高は約10%減の9392億円、実態ベースの利益は同じく約10%減の1239億円。
それなりの落ち込みだけど、そこまで悪化してる感じもしないな。
というか、売上がそれだけ落ち込むと利益はそれ以上に落ち込むのが普通(固定費があるから)なのに、しっかり10%減で収めてるのはすごい。
外資系企業にも日本人はいるし、ハリウッド(西海岸)にもいる。アメリカ映画だから日本人の集団が作っていないということはない。
という前提で
ハリウッドにフルボッコにされたんですけど・・・あのー資本体力違いすぎる集団をフルボッコにしないで年商で1億もなかったと思うぞ・・・
数百億の企業をフルボッコにした次はハリウッドに挑戦しておいていうせりふじゃないけれど・・・間違ってはいないんだけど・・・
資本体力みてから言ったか?それとも、資本体力数百倍の企業を根性でフルボッコにした企業だから、親会社と資本体力間違えたか?確認はしておきたい。そりゃ親会社の資本はすごいけど、使ってないぞ
ごちうさの3期が終わり、『ゆるキャン』と『のんのんびより』へと続く。これから少なくとも3ヶ月先は移住先を探すこともない安泰な日々が続く。
しかし、ここから先はどうなるのか。さらに先に『まちカドまぞく』の2期があるが、1期より作風が変わると聞く。ひょっとすれば、『NEW GAME!』のようにいざこざの多い作品に変わっていくかもしれない。日常系アニメの新作がないかと不安になっている人がいるはずだ。
そういえば、アニメ化が発表されたきらら原作漫画は『球詠』だったよな。この作品を最後にアニメ化の発表がされた作品が現れなくなって1年半も経つ。
しかしながら、これからアニメ化の発表がされるきらら原作漫画が増えていくだろう。だが、それと同時にきらら原作アニメに対して「自分が期待していたものと違う!」という批判が急増していくと思う。
なぜなら、まんがタイムきららからきらら系と呼べるような日常系が減ってきているからだ。
私は日常系アニメが大好きできららの雑誌を読んでいる身だ。未来の日常系アニメが出てくることを楽しみにしていた。
しかし、私は、2018年ぐらいから、きららの編集部は日常系を冷遇するようになったと感じた。
そして、きらら編集長のインタビューを読んで、まんがタイムきららから日常系がなくなるのは確実だと確信した。
ただ、最初に『ひだまりスケッチ』がアニメ化し、『けいおん!』、『GA 芸術科アートデザインクラス』と続いていって、きららといえば女子高生4・5人の学園ものという印象が我々の想像以上に強くなってしまった。もっと4コマに多様性を見出そうと思って企画したきららが、いつの間にか多様性のなさの象徴みたいになってしまっていたんですね。どこかで一度その固定観念を壊して、新しいきららの形を作らなければいけないと思い、2011年に「まんがタイムきららミラク」を創刊しました。
芳文社創立70周年を迎えて。「まんがタイムきらら」編集長が考える“これからの日常系”の形
やはり、「きららといえば日常系」という風潮に対して、きらら編集部は好ましくないと思っていたようだ。
*****
では、まんがタイムきららについて振り返ってみよう。
2011年に『あっちこっち』、2012年に『夢喰いメリー』のアニメが放送された。「まんがタイムきららは日常系だけではない」とアピールする機会になり得たが、いずれも成功したとはお世辞にも言い難かった。特に『夢喰いメリー』は原作ファンから酷評をされている。
2013年に『ゆゆ式』のアニメが放送し、『きんいろモザイク』『ご注文はうさぎですか?』へと続いた。この頃に「まんがタイムきららといえば日常系」というブランドイメージが確立された印象だ。
きららに対するイメージが確立された後も、日常系ではないきらら原作漫画がアニメ化して放送されたが、そういったアニメが日常系アニメに比べたらヒットしているとは言い難い。
一方、編集部から大きな期待が寄せられたまんがタイムきららミラクだが、けいおんやゆゆ式のような大ヒット作が現れず、2017年12月号を最後に休刊してしまった。
そして、ミラクの末期の頃から、既存のきらら系列雑誌の作風が変わっていった。
まず、2018年から2019年前半ぐらいかけて、まんがタイムきららMAX連載の未アニメ化作品が、2~3巻分の短期で、次々に連載終了していった。特に『どうして私が美術科に!?』の連載終了はきららの読者に大きな衝撃を与えた。元々、きららMAXは、前衛的な作風やマニアックなネタを扱う作品が多かったが、ミラク創刊の影響で、きららMAXは萌え要素が多い作品が増えた。ミラク休刊を期に、尖った作品が増えてきた。
さらに、『ななどなどなど』のような和気あいあいとは言い難い作品や、『RPG不動産』のようなファンタジー系の作品が増え、『奥さまは新妻ちゃん』『一畳間まんきつ暮らし!』『メイドさんの下着は特別です』のような男性読者に媚びたお色気要素が強い作品も出てきた。
そんな中で編集部からプッシュされていた印象が強いのは、きらら本誌で連載していた『甘えたい日にはそばにいて。』である。この作品は『幸腹グラフィティ』の作者、川井マコトが送る小説家の少年とアンドロイドの少女の恋愛を描いたシリアスな作品だ。
きらら作家としてそこそこ知名度があるとはいえ、アニメ化されていない作品としては破格の待遇で編集から猛プッシュされていた。3回連続でセンターカラー連載したし、1巻発売当時、アニメが放送していた『スロウスタート』との合同フェアを行った。
しかし、鳴り物入りで連載されていたにも関わらず、アニメ化されることなく3巻で終わってしまった。
そんな長期に渡る試行錯誤だったが、きらら編集部の期待に応える傑作がようやく現れた。それは『ぼっち・ざ・ろっく』である。
『ぼっち・ざ・ろっく』は、これからのまんがタイムきららを語る上で絶対に外せない作品である。
この漫画は、タイトルが示す通り、陰キャな主人公がバンドに加入してロックスターを目指す王道のロック漫画である。間違えても『けいおん!』と同じようなものを期待して見るものではない。むしろ、『けいおん!』が嫌いだった人が見るものだ。個人的には、この作品が売りにしている主人公の顔芸と陰キャネタが生理的に受け付けない嫌いな作品だ。
『ぼっち・ざ・ろっく』はとにかくすごい。単行本1巻発売日直後に重版がかかり、LINEスタンプが発売された。そして、「次にくるマンガ大賞 2019」で8位にランクインした。
おかげで、きららでは陰キャ主人公モノブームが巻き起こっている。そのブームは、荒井チェリーというきららの創刊期から連載作品を持つベテラン作家ですら巻き込んでいる。列挙すればこんな感じだ。
そんな『ぼっち・ざ・ろっく』にアニメ化の話が来てもおかしくない状況だと言える。では、肝心の出来はどうなるのか。制作会社ガチャと呼ばれる風潮が強いが、それに関しては心配する必要はないだろう。
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ここからは、個人的な妄想。内情を知らないので、今後どうなっていくかは、まだ分からないことだということに留意してもらいたい。
テレビアニメ『ぼっち・ざ・ろっく』は、アニプレックスが間違いなく神アニメにしてくれるはずだ。きららの切り札である以上、粗末に扱われることは絶対にないだろう。作画に関してはしっかりした制作会社を選ぶし、脚本だって原作ファンからの高評価であふれかえっているので十分保証できるだろう。
それで、なぜ『ぼっち・ざ・ろっく』の話にアニプレックスを出すのか?
その大きな理由はソーシャルゲーム『きららファンタジア』にある。このゲームはアニプレックスがパブリッシャー(配信元)でドリコムがディベロッパー(開発元)である。
『ぼっち・ざ・ろっく』の連載が始まる頃は、きららファンタジアの販促に力を入れていた時期だった。それを象徴するアニメは、2017年秋季に放送された『ブレンド・S』と、2018年冬季に放送された『スロウスタート』である。この2作品は、アニプレックスとドリコム、そして芳文社が製作委員会に名を連ねている。
この頃のきらら編集部はアニプレックスを強く意識していたんじゃないのかな。特に『ぼっち・ざ・ろっく』の場合、その傾向が強く表れていると感じる。主要人物の名前は、ASIAN KANG-FU GENERATION(アジカン)のメンバーが由来だ。アジカンは、アニプレックスの親会社、ソニー・ミュージックエンタテインメント所属である。ここから、作者と編集は、構想の段階でアニプレックスを意識していたのだろうと推測している。
『タイムパラドクスゴーストライター』というジャンプの打ち切り漫画には、「実は(アニメ化の)オファーだけなら、早い作品だと1話目の次点で、もう来るんだよ」というネタ画像がある。ひょっとすれば、『ぼっち・ざ・ろっく』は、比較的早い段階でアニプレックスからオファーが来ているのかも知れない。逆に、芳文社からアニプレックスにアプローチしていたのかも知れない。それだけ芳文社とアニプレックスの距離感が近いはずだ。『きららファンタジア』が配信されたばかりの頃は特に。
そういえば、こんなTwitterアカウントがあるけど、遅くてもこのアカウントが作られる前からアニメ化が決まっていたんじゃいないのかね。主人公が演奏動画の投稿をきっかけにSNSを始めるエピソードだけど、このアカウントの初ツイートが2019年8月16日、このエピソードが掲載されているきららMAX発売日は2019年08月19日である。早すぎないか。
ファンがやるにしても、フラゲでもできないだろう。最新のツイートあたりに、音楽が流れる一枚絵があるけど、この絵は作者が描いたものじゃないよね。ひょっとしたら、アニメの作画担当が描いたものかも知れない。ちなみに、Twitterは、YouTubeやニコニコ動画とは違って、JASRACと許諾契約をしてないから気をつけてね。
『きららファンタジア』は、リリース開始期に多くのトラブルに見舞われて短命で終わるとささやかれていた。しかし、そんな悲観的な予測を超えて、2020年の12月にリリース3周年を迎えた。それを記念してメインクエスト第2部がリリースされた。これから、またアニプレックスのきらら原作アニメが増えていくのだろう。そのトップバッターは『ぼっち・ざ・ろっく』になるに違いない。
ビジネスは出だしが肝心だ。アニプレックスと芳文社は『ぼっち・ざ・ろっく』にまんがタイムきららときららファンタジアの命運を賭けるつもりでいるに違いない。それ故に、アニメスタッフは錚々たる顔ぶれがそろうし、宣伝にもかなり力を入れるはずだ。
具体的には、『鬼滅の刃』のプロデューサーを担当した高橋祐馬、『紅蓮華』を作曲した草野華余子、「チカっとチカ千花っ」で大きな反響を読んだ中山直哉が名を連ねることになるだろう。ロック界の重鎮たちも出てくるんだろうね。アニメーション制作はufotableが最有力になると考えている。次点は、A-1 PicturesとCloverWorksだ。
ぶっちゃけ、このアニメに鬼滅の刃のスタッフが集うことすらあり得ると思う。宣伝映像の冒頭に「鬼滅の刃のスタッフが送る」というナレーションを添えるだけで、誰もが飛びつくに違いない。まさに鬼に金棒。
テレビアニメ『ぼっち・ざ・ろっく』はアニメファンはおろか一般人ですら唸らせる出来になり、アニプレックスと芳文社が望んだ通り大ヒットするに違いない。そして、「きららといえば中身のない日常系」というネガティブイメージを抜本的に改善していくだろう。
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これがどれくらい当たるのか。答え合わせは2021年1月19日から始まるだろう。まんがタイムきららMAXの発売日だ。その次の月の2月25日は『ぼっち・ざ・ろっく』の単行本3巻が発売される。その間に、重大なニュースがやって来るはずだ。
いずれにせよ、きらら編集部にとって『ぼっち・ざ・ろっく』はまんがタイムきららを変える大きな存在だということには間違いない。
実際、ごちうさ3期に放送されたきららMAXのCMで紹介された作品は、ごちうさときんモザとこの作品だけだった。新型コロナウイルスのせいかもしれないが、はっきり言って、きららMAXの未アニメ化作品は「『ぼっち・ざ・ろっく』以外は雑魚」という扱いなんだなと感じた。それだけ、『ぼっち・ざ・ろっく』の注目を集めるのに必死なのだろう。
私はきららの雑誌を読んでいて、日常系が減ってきていると感じていた。
きらら編集長のインタビューを読んで、きららから日常系が消えていくのは確実だと痛感した。
きらら編集部は『ひだまりスケッチ』や『けいおん!』がヒットしたときから、「きららといえば日常系」のイメージに危機感を持っていたのだ。
きららの編集長はインタビューで「多様性」という言葉を使っていたが、我々が持つきららに対するイメージに対して、作者も編集もプライドが許さないのも大きな理由の一つなのだろう。そりゃそうだよな。自分たちで一生懸命作って世に出した作品を、きららというだけで、萌え日常系と言うだけで「中身が無い」とか「低俗だ」とかと酷評されたら誰だって傷つく。そんなイメージを払拭したくなるのは当然の話だよね。
10年以上前から受けてきた屈辱を晴らそうと、長期に渡る試行錯誤の結果、『ぼっち・ざ・ろっく』という今後のきららにふさわしい作品が表れた。あとは、大ヒットを目指してアニメや宣伝に力を入れていけばいい。そして、『ぼっち・ざ・ろっく』に続く「中身のある作品」を出していけばいい。そうすれば、まんがタイムきららから「中身のない日常系」は駆逐されていくだろう。
だから、私は言いたい。
これから就職を考えている方は参考にしていただければ幸いです。
【入社前】
今はどの会社も
入社動機がはっきりしている専卒・高卒はもとより大卒の入社理由は人それぞれで面白い。
いわゆる私大文系で自己分析の結果、数字ノルマのある営業や全国転勤は嫌だから「とにかく安定している」という理由以外特にないままこの世界に入るタイプ。
近年はJRや大手私鉄だと、MARCH・駅弁以上だけど現業という珍種もいる。
そこで待っているのは今まで経験したことのない同じ釜の飯を食い同じ寝床で寝る楽しい楽しい集団生活。
基本的にどの鉄道会社も4週8休で朝~翌朝までの24時間勤務をベースに循環交代しながら働くことになる。
○よく説明される例
(土)休み
(日)休み
だいたい説明会や研修でもこのような勤務の仕組みの説明を受け「非番は自分の時間!自由に過ごせますよ!」とかキラキラした目のサクラ社員に説明されるが実際は、
●本当の例
(木)朝~夜・・・残業でラッシュ対応とお昼まで教育、そのあと先輩に強制連行されて平日昼から酒(20時~終電間際まで)
(金)朝~(土)朝・・・本来は日勤だったが病欠が出たので半分休日出勤でそのまま通して全泊仕事
(土)朝~夜・・・仕事を終えた朝から昼までは詰所で死んだように仮眠、昼から組合員講座へ動員され夕方からは飲み会
こんな感じ。
終車後の仮眠時間はどの会社も概ね5時間前後だが全員が着替えやシャワー浴びる時間も含めてその時間。
当然イレギュラーなことがあったりシャワーの台数と働いている人の数が釣り合わないと短くなる。
多くの若者にとっては今まで学校に行って家に帰れば親の用意してくれたあったかいご飯を食べて暖かい布団で寝れた生活からの転調なので当然ショックを受ける。
また、いくら時代が変わったとは言えまだまだ20年30年働いている先輩が幅を利かせてる超縦社会なので体育会系や集団生活の経験のない若者はのっけから洗礼を受ける事多し。
先輩への気遣いはどこの会社でもあるが、それがおはようからおやすみまでどころか翌朝のおはよう以降も続くのでやはり向き不向きはある。
ダメな奴はすぐにダメと判断し辞めるのが一定数いる(それはどの仕事も同じだけど)。
ただこんな生活でも半年もすれば身体が慣れてしまうので大丈夫。
若いうちは休日出勤も含めた残業代でそれなりに稼げるのでほとんどの若者は4週5~6休くらいにして休日出勤で稼ぐ。
会社によっては駅は子会社採用で乗務員にならないと親会社へ転籍できないところもあるので人によっては死活問題でもある。
もし駅が子会社採用で乗務員になる以外親会社へ就職できない鉄道会社への就職を考えるのであれば必ず入社前に運転の適性を確認すること(視力・聴力)。
やはり子供の頃からの夢で乗務員を目指す若手が多いが夢を叶えるのは同期全体で半分もいれば良い方。
どの会社も駅以上に超体育会系ではあるが、駅より拘束時間が短く給料も同じで休暇も取りやすいので人気が高い。
駅でそのまま係員として過ごす場合、ずっとルーチンワークが続くが年々後輩が入ってくるので仕事自体は楽になる。
組合関係の役職員で重宝されることが出世コースとなるかは会社によってケースバイケース。
御用組合の会社では組合役員は出世コース(ただしどの会社も組合関係は酒・ゴルフのお付き合いが付きものなので向き不向きがある)。
だいたいこの生活を30まで続けるともう月~金で毎日会社へ行く生活のほうが無理になる。
どの会社も30代40代で助役以上を目指すかどうか決めることになる。
給料は会社によって大きく異なるが、総じて助役になるとそれなりの収入になる会社が多い(ただしそれには理由があり・・・)。
駅という建物の管理(消防・建築)、駅員の管理(人事・総務)、売上の管理(経理)等、助役になった瞬間仕事の幅が広がる。
ルーチンワークをこなす事と他人にルーチンワークを正しくやらせる事では使う頭が変わってくる。
一昔前はパソコンも使えない高卒のおじさんが酒と煙草で飲みニケーションを図り、体裁の悪いものは上手く隠し、良くも悪くもどんぶり勘定で現場をまとめるのが良い助役とされた。
しかし、昨今のコンプライアンス重視の風潮や大卒者の増加により明らかに前時代より仕事に求められるクオリティーが上がった。
これは業界特有だが規則や規定を知ってれば知ってるほど偉いという風潮があり、最善の結果を求めた結果ルーチンワークに新たなルーチンワークが加えられるケースが多い。
脅しすかしで上手く若手を使った時代も過去の話となり、最近は係員に仕事を振るのも一苦労といった具合。
これはすべての会社共通だが助役に上がるとそこから残業が激増する。
係員として長年親しんだ明け番でバイバイ!というのもなくなる。
自分が当務者の日に係員がトラブルを起こし、翌日の家族旅行・子供の運動会・授業参観等ドタキャンになったなんて日常茶飯事だ。
そう、助役の収入が高くなるのは残業代が大きいからのである(ほとんどの会社では助役は管理職ではないので残業代が出る)。
そうなるとそこまでして助役を目指すべきか?という疑問も当然大きくなる。
助役を目指すのと一生係員でいるのとでは生涯賃金でどのくらい差がつくかは会社による。
本当に恵まれた一部の大手鉄道では一生係員でいても年功序列でそれなりの収入になるので助役を目指さない人も多い。
最終的には同期入社のうち定年まで残った者の割合は、乗務に行くのが3割(駅への出戻りもある)、助役以上になるのが4割、一生係員が3割という感じ。
役職で言うと助役が自分の実力だけで誰でもなれる最後のポストでそれ以上は上からの覚えが重要になる。
それ以上のポストの名前は首席助役・区長・管区長・駅長など会社によって違うが、いわゆる駅長ポジションになると泊まり仕事でなくなり日勤のカレンダー休みになる。
普通の会社でも課長になると残業代がなくなり年収が下がるという減少はあるが、鉄道現業職という性質上それ以上の出世は望めないので年収的には寂しい定年間際となる。
【年齢と収入(仮)】
元國鉄は額面はこれより少ないですが、超恵まれた福利厚生が凄いので体感はほぼこれと同じかこれ以上です。
あと私鉄は大半の会社が転勤に転居が伴わないので、大手でも住宅関係の手当がほとんどない会社が多いです。
なので家賃は社宅や独身寮に入らない限り給料から全額払うのが普通だと思ってください。
○一生係員コース
25・・・500万
35・・・700万
45・・・800万
60・・・900万
(30代半ばまではほぼ同じ)
45・・・950万
60・・・950万
よく言われるが恵まれた鉄道会社は給与形態や就労形態的には消防や警察に似てる(手当や退職金は消防・警察のほうが多い)。
警察や消防のようなパワハラ的な厳しさはないので、警察学校崩れや元自衛官で中途で入ってくる若手が多い。
子会社採用モデルで子会社で定年退職まで働いたサンプルはまだまだ少ないと思うので平均的なものはないと思う(あったらごめん)。
乗務員に合格したら親会社に転籍できるが、あくまでも「転籍」なので退職金の係数や休暇の日数も1年目からやり直しになるので注意。
ブラック度★★★★★
海外の知ってる人は知ってるけどそんなに有名じゃない大学を中退して失意の帰国。日本的なものを求めて関西圏に住んでみることにした。
とりあえずはじめたバイト先で、Web関係をやってくれる人が欲しいから社員にならないかと言われて社員になった。
週休1日。毎日8時から22時まで厨房やホールに立ちながら休みの日や帰宅後にWeb関係の面倒を見ていた。昼休みは買い出しに行かされてまともに休めず、週1日の休みは関連NPOの農作業従事(任意だけど半ば強制)をさせられた。月給18万で、手取り15万くらい。残業代などは一切なし。時給換算すると最低時給を割り込む。
あまりにも酷いので休みを増やすか給料を増やすかして欲しいと申し出たところ人格否定や嫌がらせがはじまったのですぐにやめた。我が社畜人生の汚点。残業代未払訴訟を起こさなかったことをいまでも悔やんでいる。
在職中、基本情報を取った。
ブラック度★★★★★
ハロワに見切りをつけて転職サイトから応募した小規模のソフトウェア開発会社に就職。
なんと一発目から社長面接だった。面接して情報処理の基礎確認みたいなテストを受けたらあっさり採用されて常駐先(みんな知ってる国内大手メーカー)に送りこまれた。実質派遣状態でいわゆる偽装請負というやつだった。月給23万くらいで見込み20時間の残業手当込み。常駐先がヤバくて、月平均80時間、ひどいときは100時間超えて残業をしていた。おかげて毎月35万から40万くらい給与収入があった。ボーナスはなかったので年収400万前後とか、そんなもん。ソフトだけじゃなくて電気とか、マネジメントの補佐とか、海外とのブリッジSEとか、とにかく色々なことをやらせてもらったおかげで技術者としての引き出しは増えた。
常駐先の事業部が解散してしまったので、辞める前はスポットでいろんな現場に行かされた。
会社が大口顧客を失ったのでヤバいかもと思って転職先を探すことにした。
在職中にセキュリティスペシャリスト(現情報処理安全確保支援士)とネットワークスペシャリストを取った。
あと、結婚した。
ブラック度★★★★☆
某大手メーカーの子会社に入った。年収はたいして上がらなかったけど家賃補助や確定拠出年金などの福利厚生が充実した。最初に派遣された現場がいまいち合わず、社に相談したところ関東圏でいいポジションがあるとのことで異動になった。
異動後は請負で開発していたんだけど、しばらくして親会社へ出向というかたちで実質派遣常駐の人質に出された。もと研究所メンバーが多い部署で、いい意味でみんなテキトーで社不だったので居心地は良かった。
研究開発やりながらオフショアのマネジメントとか商品開発とかもして、常時3つくらいのプロジェクトを抱えている状態だったけど、働き方改革の流れで残業時間はぐっと減った。
多くても月60時間くらい。
最終的には年収600万くらいで離職。
在職中に・エンベデッドシステムスペシャリストとシステムアーキテクトを取った。
ブラック度★★★☆☆
3社目の親会社。出向先で気に入って貰えて引き抜かれた。どうも最終学歴が高卒だったことが入社時にちょっと問題になったみたいだったけどぼくはよく知らない。上の人がなんとかしてくれた。人づてにその話をきいていたのでさすがに辞める時はちょっと後ろめたい気持ちになったけど、気持ちよく送り出してくれて本当に感謝している。
仕事内容は3社目とほぼ変わらなかったけど自分で決められる範囲が増えて楽しかった。
年収700万くらいになった。
在職中にプロマネを取った。
ブラック度★☆☆☆☆
大手メーカーにいると技術者でいられないことがわかったので、転職活動をはじめた。給与水準を落としたくない&イチ技術者でいたい、となると国内企業はほぼ全滅してしまったので欧州系の外資に入った。年収800万でスタートして半期毎に2%くらいづつ昇給した。繁忙期以外はそんなに残業はなかった。コーディング作業が多くて楽しかった。ポジションや年齢関係なく社員同士がフラットな関係を持った良い会社だったと思う。
休学したまま大学に戻ることをすっかり忘れていたことを思い出して大学に問い合わせたらすでに退学したことにされていた。本社転籍か海外出向コースを密かに目論んでいたため、ビザを取るには最低でも学士くらい持ってないとやばいかなと思って通信制の大学でとりあえず学士を取ることにした。
ブラック度★☆☆☆☆
なんとなく連絡してきた首刈り族とやりとりしていたら米国に本社がある多国籍企業に転職することになっていた。転職してしばらくすると組織変更で地方の拠点をメインとするチームに組み込まれた。そのまま関東に残っても良かったんだけど、関東の人の多さにうんざりしていたのでこれ幸いと引っ越すことにした。福利厚生はたいしたことないけど確定拠出年金の拠出額が多いので満足。仕事もそこそこやりがいがあって楽しいけど在宅ワークが多くなって無駄な会議が増えた。
派遣社員がいるのでそこの格差は感じるけど、基本的には人間関係がフラットで居心地は良い。
なんだかんだで年収が大台に乗った。
マネジメントにあまり関与しない国内のエンジニアとしては巨大テック企業を除くとほぼ上限の年収に達したと思う。
従業員数でいうと20→100→500→700と上がっていて、今はみんなが知ってる大企業のグループ会社にいる。
親会社から出向している人も多く、みんな学歴もあって年収も高いので当たり前に結婚してる。
片親で高卒で自分の子供も公立一択!な私とは住む世界が違うけど、こんな世界に入れてラッキーだと最初は思ってた。
うちは世帯年収でいうと1000万越えなので、誤解を恐れずに言うと中流家庭だと思う。
旦那のほうが給料多いし、まぁこんなもんだなと思って生きてきた。
男なんて所詮仕事してたらいいと思ってる生き物なんでしょーなんて。
まわりもうちみたいな家庭がほとんどで、私は自由なるお金が多いだけ幸せだと!たまにいるイクメンは珍しい!あーうらやまし!みたいな。
今の会社の出向組は恐らく旦那の1.5倍は稼ぐが、育児家事も当たり前にやる。
お弁当は自分で作るとか、子供の家庭教師は自分だとか、在宅だったら晩御飯作るとか、トイレは奥さんが掃除したことないとか、、まじっすか。。
でも考えると友達の旦那さんとかも高収入っぽい人ほど(推定7,800万以上)PTAやってたり、土日はスポ少でコーチしてたりする気がする。
そこそこ稼ぐぐらい(500万ぐらい)の男の人のほうが、家事育児やらない気がする。
あーうらやましー。