バリアフリーになってない施設であることを障害者が受け入れてくれて成り立ってんだもん、
障害者が健常者に配慮してんだわ。自分は障害者の当事者じゃないけど病気してやっと気づいたよ。
自分は障害者ではないけどさ、去年会社がタダでがん検診受けさせてくれるって言うからラッキーて思って受けたら
30歳で癌が見つかっちゃって手術してこれから抗がん剤なんだよ。まったく何の自覚症状もないのにびっくりだ。
数年前まで現場職だったけど転職してたまたま今はデスクワークで
コロナでも在宅勤務にしなかったのに抗がん剤の話したらあっさり在宅勤務認めてくれてさ、
在宅勤務できる仕事と、させてくれる会社、理解ある上司と同僚、数年前に入った保険と癌の特約、、、これらのおかげでめっちゃ助かってる。
どれか欠けてたら、って思うとこわいよ。どうなってたんだろう生活…。
在宅勤務にしようって言ったうちの社長は「いつ自分だってそうなるか分かんないからだいたいのこと何とでもなるようにしといた方が良いよね~」って言ってた。
そうなんだよ。
抗がん剤始めたら体えらくなって階段とかきつくなるんだろうなって思ったんだけど、
今の勤務先、親会社のオフィスを間借りしてるんだけど階段しかないんだ。エレベーターもないんだよ。
来客の中に車椅子の人を想定してないんだ。つくろうと思えばつくれる広さはあるのにさ。
これから抗がん剤とか言ってるけどさ、明日事故って下半身不随になるかもしれない。
池江璃花子だって白血病になるし、アイドルが看板か何かの下敷きになって車椅子生活になってた、弱虫ペダルの実写の俳優とか、
誰だってなるんだよ。それがずっと先か、明日か、そうならずに一生を終えるのか分かんないけど。
めちゃめちゃ怖いよ。
自分に急に癌が見つかったみたいに、いつそうなるかなんて分かんないのに、そうなったらいきなりハシゴ外されて誰も受け止めてくれない社会だよ。
重度障害者が国会議員になるまで国会議事堂だって大きい車椅子が使えるように整備されてなかったのもおかしな話じゃないのか。
国民のことを話す場なのに、まるで彼らはそこに勘定されてこなかったみたいだ。
ちなみに話題のブログのことでJRの職員を責めるつもりはない。
会社のルールにしたがって対応したんだ、彼らは彼らの仕事をした。
でもこの10年くらいで大して変わってないんじゃないのか。
声を上げてる人がいるから点字ブロックもエレベーターも色々整備されてきた。
今でも声あげてる人はいるけどどれくらいの人が本気で耳を傾けてる?
こんなやり方じゃ…っていうけど、丁寧に、わきまえて、健常者が聞いてやっても良いぞ~って気持ちになる話し方でお願いしたら取り組んでくれたのか?
大声あげなきゃなんともならなくなってるんじゃないのか?
自分は障害者になっても感謝を忘れずわきまえて生活しますなんてそんなこと自分は言えないよ。
どっか行きたいって思ったときにどっか行けた方が人生楽しいじゃん。
友達が障害者になっても色んな施設がバリアフリーになってたら自分も楽しく一緒に旅行できるじゃん。
自分だってそうなるかもしれないのに、健常者が当たり前にやってることを自分もしたいって言うことをワガママだなんて言えないよ。
なんかとりとめなくなっちゃったけど、自分が健常者だっていうのはほんとに、たまたまなんだと思って生きたほうが良い。
それが言いたかった。あとがん検診受けようね。