はてなキーワード: はじめましてとは
こんばんは〜〜っ
どうもみなさまこんばんはですわ〜〜〜ごきげんよう〜〜〜
みなさまは本日どうお過ごしになりましたの〜〜?
わたくしは腰が痛いですわ〜〜
寝て起きたら原因不明の腰痛に苦しめられておりますわ〜おはようございますどうもはじめまして
ああ痛い、いたい、いたいいたいいたい、たい、腰、こち、こちがあぁぁ…
ギックリ腰?なのでしょうか、まるで寝違えのようですわ
腰が寝違えるなんてそうそうないですわよねえ、ふしぎですわね〜〜〜
でもとても痛いですわ いたいですわ
ここ数日寝不足ですのに、痛すぎてとても寝られませんわ〜〜
自分が参加してるDiscordの鯖でちょっと問題発言繰り返して抜けた人がいる
それから少しして、その人の転生っぽい人がはじめまして!よろしくおねがいします!って何食わぬ顔で入ってきて(文体があまりにも似ているからそう思ってるだけ)
まあここで会話したいのかな と思ってたら似たような文体の人がそれから数人入ってきて困惑している
似たような文体というか、ある特徴があってどれもその点が同じだからもうすべてその抜けた人にしか見えなくなってる
文体もそうだし、ある一つの事柄について何度も話題にあげるのも………
自分としてはもうあんなめんどくさい人に関わりたくないからスルーしてるけど、自分以外にそう思ってる人いるのかなと思う日々
全員別人ならこんな話し方する人が何人もいる恐怖だから同じな方がいいな
「あ、つながった?」
「あ、はじめまして。××社の△△と申します〜。〇〇様でよろしかったでしょうか?」
「はい、〇〇です〜。」
「お願いします。」
「〇〇様、この度は、ユーザーインタビューへのご協力ありがとうございます。」
「ん、お茶……?」
「あ、いや、な、なんでもないです。Amazonギフト券の方、よろしくお願いします(笑)」
「はは(笑) では、質問、早速、質問のほう、はじめさせていただいて、よろしいでしょうか。」
「はい、どうぞ。」
「まず、〇〇様は、はてなブックマークを初めて利用したのはいつ頃でしたでしょうか。」
「はい、えーっと、正確には分からないですけど、はてなブックマークが出来てすぐ、ぐらいの頃からじゃないですかね。」
「なるほど、そんなに前から使っていただいてるんですねー。あ、ありがとうございます。」
「いえいえ。」
「今年でサービス開始から17年になりますので、十数年くらいはご利用いただいてるのですね。」
「ええまあ、はい。」
「次に、きっかけ、はてなブックマークを最初に使い始めたきっかけというようなものは、何かあったのでしょうか。」
「元々、はてなアンテナを使ってたんですよね。」
「なるほど。」
「あと、あの、質問とかできるやつもかな、ヤフー知恵袋みたいな……」
「人力検索はてな?」
「そうそう、それです。」
「とにかく、そういうはてなのサービスを使ってて、新しくはてなブックマークが始まって、サービス開始と同時だったかは覚えてないですけど、そんなに間があかないうちに、いつの間にか使ってた、という感じです。」
「なるほどですね〜。それからずっとご利用いただいてるのですね。」
「まあ、そうですね。ただ、ずっと途切れずに、というのでもなくて、最初に使い始めたのはまだ学生、大学生の頃だったんですけど、就職してすぐとかは忙しくて、あんまり使ってなかったりして、そのあともアカウント、消したり作ったりで、いまのアカウント自体は多分四、五年前くらいからのですね。」
「なるほどです。」
「次に、はてなブックマークのご利用シーンについてお伺いします。まず、はてなブックマークをご利用される頻度はどの程度でしょうか。」
「頻度、そうですね、ほぼ毎日ですかね。」
「えっ、あっ……なるほど、ほぼ毎日ですね。どのようなタイミングでご利用されているのでしょうか。」
「通勤で電車に乗ってる時とか、家で暇つぶしにとか、ですかねー。」
「なるほど〜。はてなブックマークを利用、ご利用される主な目的、はどういったところでしょうか。」
「もく、目的……。まあ、暇つぶしとか、面白い記事を見つけるためとか……ですかねぇ……。昔はそれこそ、英語の勉強法とか、ブクマしてぇ、ちゃんとブックマークとして使ってましたけど(笑)、最近はもう見返したりはしてませんね(笑)」
「そうなのですね。」
「次に、何か機能などについてご感想、ご要望はございますか。」
「そうですね……。あ、なんかあの、建設的……なんとかみたいなのあるじゃないですか。」
「えーっと……。」
「内容によって、人気……コメントに出なくなったりとかの……。」
「あ、ヤフーさんの建設的コメント順位付けモデルのAPIですね。」
「はいはい、それです。あれってどうなんですかね、ちょっとなんというか……。」
「ご意見、さまざまなご意見をいただいていたところではありますが、先日、比較的平和な話題においては、APIの作用が小さくなるように調整が、先日、行われたところではあります。」
「そうそう、多少はね、マシになったみたいなんですけど、まだね、なんというか、文字数だけで足切り、されるみたいなところがあって、それはどうかと思うんですよね。」
「ご意見ありがとうございます。」
「なるほど。」
「最後に、はてな以外のネットサービスはどのようなものをご利用でしょうか。」
「はてな以外……。」
「例えば、SNSとかですね。」
「あー、Facebookは登録だけしてますね。ほとんど使ってませんが。」
「はい。」
「あとはTwitterは使ってますね。はてブで連携、Twitter連携はしてないですけど。」
「はい。」
「それぐらいですかね。」
「なるほどですね。では、ユーザーインタビューは以上になります。本日は、お忙しい中、ご協力いただきありがとうございました。」
「ちくわ大明神」
「誰だ今の」
隙有自語のメモ程度の書き散らし。異論はいっぱい認める。読む価値はない。
「何が好き?」→「あ、例えば最近読んだ本とか」→「じゃあ映画や展示会みたいなのも好き?」
このやり方で相手が喋らなかった試しがない。
好き嫌いだけでも反応もらえたら勝ち確でこっちで話広げやすい。
↑の流れで「そう言えばお隣さんも好きって言ってたよね」で他人にパスする。
パスする相手がコミュ障でも多少は問題ない。同じものが好きなら「会話のネタ」が既に出揃ってるので止まることもあまりない。
おすすめされたら次の会話チャンスまでに見聞きしておくとなお良い。その場で検索かけてお気に入りに入れてみせるとか。
チャイムが鳴るとか料理のくるタイミングを見計らって話題をふっておく。
中座したら一旦、「これ取り分けます?」的な話を挟んでおいてからトイレに行く。
戻ってきてから「すみません、さっき聞き損ねたんですけど」で会話を戻す。
話を聞きたいという姿勢に見えると警戒心解いてくれる人は体感結構多い。
タイミングは選ぶが、老若男女まず笑いとれる。その口調のまま「何の話ですか?」で混ぜてもらえる。
混ざったらあとは普通に会話するだけ。
もう1つの決めゼリフは「すみません、口から生まれてきたので…」
大体許される。これ言ったら暫く黙るのが大事。聞くだけのターンが必要。
一言でいいのでなんか言うと相手が「こいつはボケるタイプか」って気軽に話ふってくれる。
新卒含めた少人数の飲み会をして、新卒と自称コミュ障の同僚を喋らせまくった。
席位置の関係もあったが、全員に満遍なく話しかけるチャレンジに成功した。(飲み会のときに必ず全員と一言交わすマイルール持ってるため)
その結果上司に「同僚ちゃんちょっと心配だったけど普通に喋っててよかった」「増田はやはりコミュ強だね…」のコメントをもらった。
↑という話を夫にしたら「なんでそんな風にガンガンいけんの」と言われた。
普段から考えてやってるわけじゃないけど、思い返せば気をつけてるなというのが結構あったので自分用メモとして書いておく。
みんなのコミュ術も知りたい。
エスカルゴン「金融大国?またそんなくだらないことを言って。ホーリーナイトメア社にツケも払えない陛下には無理でゲスよ」
デデデ「ププビレッジを金融大国にするために役に立つ魔獣を送るゾイ!」
カスタマーサービス「それは良いお考え。陛下が潤えば我社へのツケの支払いも滞りません。それではこちらを!」
魔獣ダウンロード
エスカルゴン「これはなんでゲスか?ただのビルにしか見えないでゲスよ」
カスタマーサービス「資金洗浄魔獣『モヌケノカラーン』でございます。この魔獣を通せばいかなる方法で手に入れたお金も綺麗なお金となります。またこの魔獣の体内に会社のオフィスをおけば会社は税金を支払う必要がなくなるのでございます」
ワドルドゥ隊長「デデデ陛下!エスカルゴン閣下!お客様でございます!」
デデデ「いきなりなんだゾイ!お前は誰ゾイ?」
エスカルゴン「あ!こいつは!陛下はイヤナイをご存じないでゲスか⁉」
デデデ「知らんゾイ」
エスカルゴン「ヒノモトランドの商人でゲス!奴隷を使って生産したタダ同然の粗悪な服を世界中に売りつける悪党でゲスよ!」
デデデ「そんなやつが一体何用ゾイ」
イヤナイ「実は我がヒノモトランドが税金をもっと払えとうるさいもので。こちらにオフィスを置かせて頂きたい。あと奴隷を用意するためにシナランドに払う賄賂などもこちらを通したく伺いました。もちろん陛下にもそれなりのお金をお渡しします」
デデデ「金をくれるかゾイ!それはよいゾイ!モヌケノカラーンを使うゾイ!」
エスカルゴン「もう!資金洗浄と脱税に国ぐるみで手を貸して、超大国フリーダムランドから『大量破壊兵器保有の疑い』をかけられて国を追われても知らないでゲスよ!」
デデデ「金が入ればなんでもよいゾイ!」
https://anond.hatelabo.jp/20220106191411
上記増田を読み、あまりに自分の知る実情と違いすぎ、愕然とした。
釣りなのか、釣りじゃないにしても極めて特殊な一例と言わざるをえない。
釣りには真実を、特殊な一例には、更に特殊な一例を公開しての平均化が必要だと思う。
そこで、手前みそながら、自分のケースを紹介してみようと思い立った。
(特定を避けるため、多少のフェイクが入る点はご留意願いたい)
私は、どこの企業やグループにも所属せず、背後にスタッフ等もいない、いわゆる個人Vtuberだ。
登録者数はどうにか4桁だが、いまだYouTubeの収益化条件は遠く、
それでもなんとか無事生活できる範囲の利益を獲得し、ファンのかたや仲間に恵まれ、まいにち楽しく生きている。
【歌いたい歌は、大抵歌える】
上記増田は、お歌動画の難しさをあげていたが、現実にそんなことはない。
YouTubeはJASRACと包括契約しており、基本的に著作権を気にする必要はない。自動で広告がつき、YouTubeの方で帳尻を合わせてくれる。
気にするのはいわゆる原盤権のみであり、これはかみ砕いていえば「CD音源をそのままカラオケに使っちゃダメよ」ということだ。
そこで、カラオケ音源をあらためて用意する必要が出てくるのだが、需要があるということは供給もあるということで、
・人気J-POPは、大抵、有志がカラオケ音源化してくれていて、無料で使える場合が多い。
・ボカロ等は、原盤権を持つ権利者が、公式音源の使用を許可してくれている場合が多い。
・どうしてもない曲は、比較的安価なお値段で、専門のかたにカラオケ作成を依頼できる。
上ふたつは、あくまで善意と厚意によって成り立っているものなので、各種ライセンスは必ず確認し、注意深く利用しよう。
カラオケ音源の作成依頼は、私の知る限りお安いところは3,000円くらいで作ってくださる。
どのくらいの頻度で投稿するかによるが、仮に毎週コンスタントにお歌動画をあげたとして月12,000円である。
自分ができない技術に支払う対価としてはむしろ少ないくらいだし、月に捻出する趣味費としても社会人なら許容の範囲ではないだろうか。
また、YouTubeはそれでいいのだが、twitterはJASRACと包括契約をしていない。
そのため、クリーンにやるなら、JASRACと直接個人契約を結ぶ必要がある。
今のところ私は個人契約をしていないが、調べた限り、たしか年額一万円程度で契約できたはずで、これも充分手の届く金額だろう。
YouTubeで自動でつく広告の収益は、著作権者に還元されるからだ。そして、それは正しい。こちらは曲というコンテンツを使わせていただいている側であり、権利者に還元されるのは当然である。
逆にいえば、お歌で収益を得たいなら、自分が権利者となればいい。つまり、オリジナル楽曲の制作だ。
これは上記のカラオケ音源の用意に比べて手間はかかるものの、決して難しいことではない。
「自由にオリジナル曲を乗せていいよ」という有志のフリー楽曲もあるし、もちろん依頼して作っていただくこともできるし、自分で作曲してもいい。
私は、趣味として好きな頻度で好きな曲を歌い、節目節目でオリジナル曲を公開してきた。
Vtuberになってから作曲もおぼえ、コードをなぞる程度だが楽器も練習し、mixやジャケットも自分でこなすようになった。
今は個人でiTunesやspotifyに無料で気楽に楽曲を配信できる時代である。自分で権利を持っているので、当然BOOTH等での販売も可能だ。
これ単体の収益はそこまでではないが、自分でつくったものでお金を得る感覚は、得難いものがある。
【キャラクターデザインは自由でいい】
人気ラーメン店に行く時、列に並ぶことに文句を言うひとは少ないだろう。値段が高いことも、予約が必須なこともある。人気なのだから。
同様に、人気絵師さんは順番待ちになりがちだし、中には一見さんおことわりのかたもいらっしゃる。これは当たり前のことだろう。
仕事として絵を描くのは、依頼する側が思う以上に大変なことである。制作に一ヶ月以上かかるのもザラで、つまり、物理的にマンパワーが足りないのだ。
依頼者側はどうかその辺の事情を理解してほしいし、私としては、絵師さんの体調がいつも心配だ。おからだ壊さず、自分のペースで仕事を受けてほしい。
個人的には、初期の頃においては、キャラクターのクオリティにこだわりすぎる必要はないと思っている。
もちろん、多少の開幕アドはあるだろうが、あくまで多少の有利があるというだけだ。
私は、「キャラデザに数十万をかけたものの、デビューしてみたら鳴かず飛ばずだった」という同業者を何人も知っている。
必ずしもそのかた自身に落ち度があったとはいいきれないが、何らかの計算違いはあったのだ。
そういったケースを想定せず、闇雲にお金をかけようとするのは、いわば、挿絵のクオリティに運を託すラノベ作家のようなものかもしれない。
挿絵の力で人気になる場合もあるだろうが、そうじゃない場合もある。この場合、そうじゃない理由は明らかだ。挿絵を気にするより、作家にはまずやることがある。
私としては、生みの苦しみを知る意味でも、数十万がコケるリスク軽減の意味でも、一度はゼロから自作してみることをオススメする。
今は無料・安価で高品質な3DモデルがつくれるVRoidがあるし、Live2Dも簡単にカスタマイズ可能なテンプレートを公式が用意してくれている。
私は、デビュー前も多少絵を描いていたが、とても人にお見せできるほどではなかったので、Vtuberデビューするにあたり、あらためて絵の勉強をし、Live2DやVRoidの制作をおぼえ、blenderとunityの使い方を学習した。
今は大抵の知識がネットで手に入り、これら技術を習得するのにかかる時間は1~3ヶ月もあれば充分だ。かかる時間は、依頼した場合と大差ない。なら、多少自分で汗を流してみるのも、悪くないと思う。
そのうえで、自分の活動に合わせて、よりよいキャラデザを依頼するのもいいだろう。
活動してみて初めてわかることもあるし、リスナーの反応をリサーチしてから依頼できる点もメリットだ。
どのみち、Vtuberの多くは、活動するうえで姿をたえずアプデしていくものだ。
最初のはじめましてはたしかに大事だが、全ての勝負を開幕初手に全賭けする必要もないだろう。
【やりたいことは何でもできる】
この世界は自由だ。何をやってもいい。正確には、何をやってもVtuberというカテゴリに包括することが可能だ。
普通、建築士とゲーム実況者とダンサーは同じカテゴリ内に共存できないが、Vtuberなら建築系Vtuber、実況系Vtuber、ダンス系Vtuberという形で、Vtuberという大きな枠組みの中で共存できる。
それは色んなかたと知り合いになれるということであるし、逆に何に手を出してもVtuberという枠組みから外れる心配がないということだ。
突然、雀魂にハマってもいいし、海外の誰も知らないB級ホラーをディープに紹介してもいい。安心して挑戦できるし、安心して趣味に走れる。
上記の作曲やモデリング等もそうだが、私がVtuberになってからできるようになったこと、知ったことはあげればきりがない。
今となっては、逆に何を怖がってそこまで挑戦を避けていたのだろうと、デビュー以前の自分を振り返って思う。
やろうと思えば何でもできるし、逆にやらない選択肢をとることもできる。それがVtuberかと思う。
どんな分野の企業もそうだが、Vtuberプロデュースをする企業もまたピンキリだ。
悪い企業は、企業の名義貸しだけして手数料を巻き上げていくし、良い企業はマネジメントが手厚かったり自社の強みを持っている。
ただ、良い企業に所属するのは、もちろんその対価に伴う責任を背負うということでもある。たとえば、再生数やノルマ、ビジネスブランドの維持などだ。
良い環境というのはあくまで素地であり、木に成っているぶどうが勝手に落ちてくるわけではない。
つまり、結局自分の身の丈に合っているか、性分に合っているかという話になってくる。
自分で判断し、自分で活用できるひとなら乗りこなせるかもしれないが、企業を目指すかたは「とにかく企業勢になれば…」と思っているかたも多く、そういうかたには向かない……までいかなくても、かなり苦労されるのではとは思う。
プロデュース事業も結局は営利ビジネスであり、採算がとれなければ事業を撤退する可能性は全然ある。
これは早ければクオーター(3ヶ月)で閉幕することあるし、半年、もしくは年度締めということもある。
そんな時、キャラデザの権利、IPの権利などを企業側が握っていると、個人Vtuberとして独立できず、一緒に撤退(卒業)せざるをえなくなってしまう。
なので、企業に所属する場合は、契約書をよく読み、自分に必要な権利を過不足なく確保できているか確認が必要だ。
向こうに権利が帰属する形なら、交渉して権利を自分持ちとするか、買い取るか等が必要だし、
明記がないなら、覚書き程度でもいいので書面で取り交わしを結んでおいた方がいい。
多くの企業の担当さんも、別に鬼ではないというか、こちらが大人な対応をすれば、ある程度融通はきく。
逆に、その時点でブラックな香りがにおいたつなら、早々にゴメンナサイするのがお互いのためだろう。
私は自由な活動が好きだし、企業ガチャでリセマラするつもりもないので、あくまで個人が性に合っている。
とはいえ、事務所による箱推し効果は強力だし、憧れている先輩の事務所に行きたい気持ちも充分にわかる。
なので、結局これらの話はすべてケースバイケースだと思う。
【いろんなひとがいる】
Vtuberの悩みとしてよく聞くのは、人間関係、つまりVtuber同士のコミュニケーションだ。
ただ、ありがたくも、私はこれらの悩みで苦しんだことがあまりない。
全くないとまではいわないが、それらを巧妙に回避して今に至る。
というか、世の中には色んなひとがいる。Vtuberも様々だ。そこで交友関係を増やせば、合わない人が出てくるのも当然だろう。
たった40人弱の学校教室の中でさえ、人間関係のトラブルは頻出し、グループやカーストが存在し、全員と仲良し!が難しいのに、教室を出た瞬間それができるようになるのもおかしな話だ。
なので、自分の合うひとと仲良くすればいいし、そうでないひととは距離を置いたり、大人な対応でやりすごすのが吉だと思う。
結果、友人が少なくなったとしても、それが自分のだいすきな人たちなら、恐れるものは何もない。
少なくとも、合わない人とストレスを抱えながらワタシタチトモダチダヨネーするよりは、はるかに健全だろう。
仮に、それでも関係性を切れない切りたくないという場合は、そこにしがらみや打算があるのだと思う。
しがらみを断つには勇気と体力がいるし、打算があるならストレスはただの対価で、呑むか呑まないかの話だ。
決断を迫られる場面だが、決断さえすれば、そこから先は全て自分の意志で歩く道だ。何より、気楽でいい。
【いろんなひとがいる2】
むしろ、私が悩むことが多かったのは、ファンのかたとの距離感の方だ。
特に私はセクハラ系のコメントが苦手で、これに立ち向かえる強さの修得に時間がかかった。
逆にストレートな好意も、自分がそこまでのにんげんには思えず、うまく受け取れず、いつもどうしていいかわからなかった。
長文コメや連コメは要約したりまとめて読み上げ、荒らしをかわし、際どい書き込みをいなし、いさめ、香ばしい流れの時は話題を変え、遠慮するところは遠慮し、押すところは押し、嫌なことは嫌といい、うれしいことはうれしいといい、感謝の気持ちは伝えられる最速で伝える。
それでもたまに、特に否定的な意見ならともかく、真っ向からの好意などに対しては、ふっとノーガードで食らってしまうことがあって、そういう時は激しくテレてしまう。
けれど、これは多分贅沢な悩みというやつだろう。
YouTubeの収益化さえ通っていない私が、なんとか暮らせているのは、FANBOXやBOOTH等によるところが大きい。
プロ絵師のさいとうなおき先生もどこかで言っていたが、今は小規模な個人がマネタイズしやすい時代だ。FANBOXやFantia、BOOTHやBASEなど、気軽に応援したりされたり、気軽に売ったり買ったりが、当たり前かつ無料でできる。こんな状況は10年前では無理だった。
また、FANBOXやBOOTHのいいところは、還元率の高さだ。
YouTubeなら6~7割、他プラットフォームなら2~3割の利率が多い中、FANBOXやBOOTHは、9割以上がこちらに還元される。
仮にYouTubeで月10万円得るなら赤スパリスナーが14~17人必要だが、FANBOXなら11人だ。一人当たり5000円、3000円で考えれば、この差は更に顕著になり、10人20人の違いになってくる。
つまり、FANBOX等に軸足を置いた方が、小規模で生計を立てやすい。それはファンのかたの投げ銭を無駄にしないで済むということでもある。
もちろん、「なるほど!FANBOXならお金が稼げるのか」というほど単純な話ではない。
それは、企業に参加すれば人気になれる、有名絵師のイラストなら人気になれるといっているのと同じだ。
ここまで来るのには、たくさんの苦労もあった。
私はかなりの面を自作で乗り切ったが、どうしても時間はかかるし、つよつよPCにつよつよマイク、VR機器、採算が合うまで無限に出ていく生活費、すべてトータルすれば200万は溶かしていると思う。
それでも私は諦めなかったし、諦めるという発想がなかった。だって、すべてが楽しかった。楽しいことにかかる出費は実質0円だ。大変だけど、つらくはなかった。
結局、私は貯金してためた200万と数年をかけ、どうにかこの道で食べていくチケットをもぎとった。
18禁界隈に足を突っ込めば、更に収益化しやすいかもしれないが、残念ながら、私は18禁の活動は一切していないので、そこのブーストはかからない。
ASMRもしないし、外国語もできないし、ゲーム配信もコラボもほとんどやらない。
やったのは愚直な努力ばかりで、年1000回前後の配信と数十本の動画投稿、定期的なオリジナル曲やグッズ制作、twitterやFANBOXの更新、新しい技術の勉強、ファンのかた達との日々の交流などなど…。一個一個は地味だし、あまりうまくいってない部分もあるかもしれないが、「力こそパワー」の脳筋スタイルで壁を殴り続けてきた。
おかげさまで、今では根強く応援してくれるファンのかたができた。この繋がりが自分の何よりの宝だ。応援には答えたい。それが次のがんばりに繋がっている。
今の私の目標は、今まで私が誰かに助けてもらったように、私も誰かを助けられるひとになって恩返しをすることだ。
知ってることはシェアしたいし、誰かのママ・パパになってみたいし、それで楽しんでVtuberを続けるひとが増えてくれるとうれしいなといつも思う。
Vtuberは私にとって最高の遊び場だ。その遊び場がより楽しくわくわくする場所になってくれれば、結局その効用は再び私に返ってくる。打算的Win-Winというやつだ。
私が今ここにいるのは、たくさんのひとのおかげだし、多くの幸運に恵まれた。自分の功績とはとても思えないので、きっと前世で溺れている子犬等を助け、思わぬ徳を積んだのかもしれない。
つまり、あくまで特殊な一例として、参考程度に受け取っていただければ幸いだ。
所詮増田の文章だし、どんな界隈でも、いい経験をしたひともいれば、悪い経験をしたひともいるだろう。
これは、その程度の、ごく普通な、特例のひとつだと思う。ご精読ありがとうございました。
いくつかご意見・疑問等いただいたので、可能な範囲で答えたいと思います。
このご指摘をいくつかいただきました。確かにこの部分には意図的に書かなかった点があります。
それは、私が複数のプラットフォームで配信していることで、年間1000回配信はこれらの合算数です。
この話をすると、配信プラットフォームの組み合わせでかなり特定が容易になってしまうので、書きませんでした。
個人事業届も出しており、これから確定申告が待っています。ちょっと憂鬱。
・これを元増田に当てるのはひどい
もともと別例あげての平均化が目的だったので、対比する形になってしまった点は否めません。
また、自分の好きな界隈が"クソ"と言われてしまい、「そんなことないやい」と言いたかったのもあります。
・収益化してないんかーい
YouTubeはしていないです。
ただ、PRやアンバサダーなどの企業案件はいただけますし、VR上のアバターワークなどもあります。
個人的には、Vtuberというipで広く収益を得られれば、それでいいかなと思います。
・その規模でそんなに支援される?
個人で登録者500~1000人前後で食べれているひとは全然います。クリエイター系は顕著ですが、ゲーム実況メインのかたもいらっしゃいます。
自分の肌感ですが、個人なら、登録者3桁か4桁が一番身軽で専業化しやすいと思います。
私にとって子どもを紹介されるのは、親を紹介されるのと同じ感覚だ。
はあ、初めまして……
ほんとにこんな感じ。
そうそうこれこれ。この年末年始で帰省した時に似たような事を考えてた。
多分「赤ちゃん=可愛い・価値が高い」みたいな認識が自分の中に存在してないせいかな、と思った。
例え赤ちゃんだろうが、見目麗しい女子大生だろうが、65歳の小汚いチビデブハゲおじさんだろうが、
竹下通りで近寄ってくる身長190cmの黒人の兄ちゃんだろうが、自分の中では平等に「自分以外の人間」という、
めちゃくちゃでかい枠組みにシステマティックにポーンと振り分けされてしまってるんだと思う。
最初は「自分以外の人間」同士でも相手が大人なら、話し合いを重ねて相手を知っていくことで共通の話題や同じ趣味が見つかったりして、
徐々に「知人」や「友人」になっていくわけだけど、赤ちゃん〜小学生ぐらいの子供と落ち着いた話し合いを重ねるなんちゅうのは、
そら土台無理な話で、扱い方や距離の詰め方が全然掴めずに顔が引きつってしまうのかなぁ、と有り余る時間で自己分析してたわ。
周囲大人だらけの田舎で一人っ子、という自分の生育環境もその傾向に拍車を掛けてしまった感は否めんけども。
赤ちゃん言葉とか子供目線で話すみたいな事がマジで出来んなぁ。自分自身がそういうのされるのが嫌いな子供だったから。
相手が3歳だろうが8歳だろうが13歳だろうが、ほぼ同じように扱っちゃう。そら語彙や話題には気を付けるけどさ。例え相手が30歳でも60歳でも基本一緒。
そこそこのいい歳になったただの社会人だ。
いや、正直に言おう。
マジでどうでもいいな〜というのが本心だが、人間的に危ない思考回路と理解しているので、無理やり素晴らしい、おめでたいと思うようにしている。
ずっとそう思い込めば矯正されるかと思えば、何年経ってもマジでどうでもいいままである。
私にとって子どもを紹介されるのは、親を紹介されるのと同じ感覚だ。
はあ、初めまして……
ほんとにこんな感じ。
じっとこちら見つめてきたとしても、人間がこちらを見ているな、という感情以上に湧くものがない。あやすなど以ての外だ。
友人や同僚の子どもを見ても、特別可愛いとも思えず、抱きたいとも触りたいとも思えない。
しかしそれも本能としての庇護欲が欠けた危ないやつの行動とわかっているので、笑顔を貼り付けてゲームのNPCのようにカワイイデスネーサワッテモイイデスカ?と発語している。
この対応が恐らく大人として最適解なのは理解しているが、問題は私がうまくそう振る舞えてないことだ。
作り笑いが下手すぎるし、涎が付きそうで嫌々恐る恐る触っている様子は子どもの親にも伝わっているだろう。
仕事ではよいしょと建前でうまく捌けるくせに、子ども関係だととんだポンコツになってしまう。
どうにかして子どもを好きに、興味を持てるようになりたい。
育児が大変な親御さんを傷付けないよう、精一杯の反応ができるようになりたい。
みんなどうやってるんだろう。
美しい容姿や長けた運動神経と同じで、生まれ持っての才能なんだろうと最近は思う。
子どもをうまく対処できる人は初対面の友達の親と肩組んで食事に行くくらいのパワーと能力があるので、自信を持ってほしい。それは才能だよ。
自分の子どもが可愛いのは当たり前だと思うが、気になるのは他人の子どもに対して。
女性は全員が他人の子どもも可愛いと思っているように見えるが、どれくらいの割合が擬態した人なんだろう。
この記事はみす51代 Advent Calendar 2021(https://adventar.org/calendars/6313)の22日目の記事です。
知ってる方はお久しぶりです。知らない方ははじめまして。MiniDragonEggです。
この名義を名乗って出るのは約5年ぶりです。関連付けてもしょうがないのではてな匿名ダイアリーにて失礼します。
tommiさんのバトンを受けとりました。といいたいところですが執筆時点で内容がnullで#VALUE!のため実質ほわいとなっとうさんからということになります。
げんたろうさんが街がどこまで続いているかのツイートでバズって自分のところまで回ってきたり、naka3さんがバーチャル受肉したりした中、自分もゲーム関連の肩書きをいただいたりしました。
DTMメインのnaka3さんのイラストがかわいく多彩と感じました。他にもMIS.Wの方が受肉していたのでいつかバーチャルコラボできたらいいですね。
閑話休題。
VTuberの数も増えた昨今ですが、今年は引退(卒業・"無期限休止"含む)の発表も多く7月1日の桐生ココさん引退時にはMIS.Wでもundoさんがはてブロの記事(https://u-ndo.hateblo.jp/entry/2021/07/03/060000)にしたりと少なからず反応もありました。
その他キズナアイさんが来年2月26日で活動休止など挙げきれないほどありますが、その中でもバーチャルライバーグループにじさんじ((運営はいちから株式会社:現ANYCOLOR株式会社))所属のギバラこと御伽原江良さんが3月10日に"卒業"((この記事では今後表記を"引退"に統一します))したのは記憶に新しいと思います。
しかしこの発表前の3月4日にメンバー限定配信((メンバーシップ登録者限定配信。有料登録している人のみ観られるライブ配信/アーカイブ。))で発表していてこれが正式発表前に広まり問題となりました。自らも遠くない経験をしているのでいつかこのような問題が起こるのだろうなというのは思っていましたが、これが本当になってしまった件です。
ここでの最大の問題点は
です。
他にもニュースサイトPANORAが広めた記事についていちからの「いちからに確認した上での記事化になります」→「いちからの要請により記事を削除いたしました。」の流れも問題となりましたがここではメインとしては扱いません。
情報アクセシビリティとは目や耳が不自由な方にも情報をということ(広く情報を提供できるべき)が主な議論とされますがここでは制限する必要があるところに制限する必要があるということにも目を向けることとします。
一般論としてメンバーシップは有料会員サービス同様に考えられるがあります。
PANORAに限らずTwitterや掲示板に書き込んだことで有料会員限定の情報を一般に公開するということは有料会員で得られるはずだった利益も失うため"妨害"とも取れます。
しかし証拠として提出するのは難しくモラルに頼るしかないことや、内容の一部を公開することで有料会員の宣伝になること(YouTubeで言えば切り抜きの効果に近いこと)もあるため取り締まるのは難しいのが現状です。
一般に公開されていることは高齢者やスマートフォンの所持の有無に関わらず知られることはもちろん重要ですが(一般的な情報アクセシビリティ)、制限するべきところも少しずつ議論されてほしいものです。
最近VTuberを見ていると打たれ弱く休止といったことが多く自分に近い年齢だとアンチや面倒な人が回りにいる経験がなく免疫もないのだろうなと経験者は思いました。
ジョニー度さんのコミケ感謝のツイート(https://mobile.twitter.com/oiorsme9k1/status/1028543887416090625)を見かけたのでこの場でこちらこそのお礼とします。
※反応や書きたいことがあったら追記するかもしれません。
22時過ぎの道玄坂はダメな人間しかいない。ポケットに手を突っ込み、ハイヒールでズンズンと駅へ向かう私もその一人。あの男。18年ぶりにTinderで再会し、手コキで果てた神奈川大卒の男。美しい思い出を性欲で汚した愚かな男。そして、彼を見下し、利用しようとして報いを受けた慶應卒の愚かな私。
私は私の人生がかわいかった。腹を痛めた我が子のように。当然だ。様々な苦しみを食べてこの人生は育ってきたのだから。教育ママ。日能研のバッグ。中学受験。女子校の人間関係。大学受験。滑り止めの慶應経済。就職活動。いろんなものをすり抜けて、私のソコソコ幸せなこの人生があるのだ。
中央林間のあたりで生まれて、小学校までは地元の公立に行っていた。色んな人がいた。「じゅんやくん」とは母親同士がママさんバレーの友達で、家も近かったからよく遊んでいた。青い屋根瓦の古い平屋。中に入るとワサビみたいな匂いがした。夏も冬も、いつもヨレヨレのタンクトップを着ていた。
じゅんやくんはモテた。足が早くて、サッカーもやっていた。土曜日に校庭に遊びに行くと、真っ白いソックスを膝まで上げたじゅんやくんが中盤からいいパスを出していた。かっこいい。顔はよく覚えていない。小学生の恋愛なんてそんなもんだ。初めてチョコをあげたのもじゅんやくんだった。
女子学院への進学が決まった。じゅんやくんに伝えると、お前のことちょっと好きやったで(笑)と言われた。ちょっとって何だよ、と思いつつも純粋に嬉しかった。それからの人生で、ちょっとでもいいから私に好きだよと言ってくれる人は他にいなかったから。その日は二人でマックに行っておしゃべりした。
メルアドを交換して多少のやりとりはしたし、全然更新しない彼のアメブロくらいは見ていた気がする。でもお互い新しい環境で新しい友達ができて、思い出話と近況報告以外に特にネタもないし、そして何より、小学生の「好き」なんて、その程度の曖昧なものなのだ。大人のそれも似たようなものだけど。
JGの新しい友達はみんな「きちんとした子」が多かったし、母もそれを喜んでいた。特にじゅんやくんやそのお母さんの話はしなかった。もしかすると、私の人生を自分の作品のように思い込む短大卒の教育ママである母にとって、あんな公立校の人間関係なんて忌むべきものだと考えていたのかもしれない。
そんな背景もあり、私は次第にじゅんやくんのことを忘れ、何事もなく人生は進んでいった。第一志望の東大は落ちたけど、滑り止めの慶應経済に入った。慶應卒の父はそれはそれで喜んでいた。塾高生の目が届かない弱小テニサーでは、志木高生が俺たちこそが内部生と言った顔でオラついてて可笑しかった。
サークルやゼミの先輩たちに色々手伝ってもらって、リクルートスタッフィングに内定を決めた。キャリアの内定者の何となく見下してくる感じはムカついたが、腐ってもR。腐っても銀座OL。初めての一人暮らし。限りなく浜松町に近い田町の月10万の1K。まいばすけっとで自炊を頑張ってみたがすぐ飽きた。
仕事は楽しかったし、なによりRの空気は私に向いていた。JGと慶應経済の面倒なところを煮詰めたら多分Rのそれと同じような味がする。電話をかける。ビルを倒す。派遣された高時給のエンジニアたちがちゃんとやっているかフォローする。いくつか賞ももらった。私の人生は引き続き順調だった。
唯一の問題は私生活にあった。慶應卒のかわいくない総合職の女の子、ほどの恋愛における弱者はいないんじゃないかと思った。ルッキズムには排除され、オレが養ってあげたい派より年収が高い。共働きで尊敬し合える関係が、とか言ってるやつも、だいたい前掲のどちらかを心に持っている。行き場がない。
入社2年目くらいのときに、三菱商事との合コンがあった。商事の中でも三軍みたいな連中。微妙な顔面。高慢な態度。「派遣とか竹中平蔵じゃん(笑)」「お前はどうしたいの?っておれに聞いてみてよ(笑)」内心分かりやすいハイスペ好きで、今日の合コンのためにまつパに行った自分を殺してやりたかった。
そんな行き詰まりがずっと頭の中にあった。何となく始めたTinderはゴミの山だった。日東駒専大東亜帝国なんて現物と会ったこともない。なんと高卒も!世の中の広さを思い知らされる。この国では生きる世界が何層にも分かれていて、コンビニのレジとか、違う世界の人は目の前にいても透明に見える。
同じ社会に生きる透明な人たち。彼らが可視化されるのが面白くてTinderにハマった。何を売ってるのか、こんな国語力で本当に売れるのか分からない謎の営業たち。ホテルマンと車のディーラーはやけに多い。恵比寿のフレンチで働いてるシェフは何だか好感が持てる。そんな悪趣味なTinderをやっていた。
マッチのゴミの山を漁っていたら、一人の男が目に止まった。神奈川大学卒。神奈川大学?白楽だか東白楽だかの果てにあるらしい。体育会でサッカーをやっていた。今は営業をやっている。また営業。こんな営業が会社に来たら嫌だな。Junya。30歳。Junya?彼だ。
18年ぶりに幼馴染みと再会した。よりによって、このゴミの山で。身分を超えた恋、と言えば美しいので、そう呼ぶことにした。すぐに彼からメッセージが来た。はじめまして😆✨よろしくお願いします❗冷静になった。●●小のじゅんやくんだよね?すぐに返信が来る。当たりだ。
話すことはたくさんある気がするから、私からすぐに飲みに誘った。家も職場も横浜のあたりと言うから、東横線で出てきやすい渋谷にした。店知らんから任せていい?🤣と言われたから任せられた。ラフな感じがいいな、ラフな感じでいいやと思って道玄坂の「どうげん」を予約した。
彼が人生の曲がり角になる気がした。ハイスペを追っては追い返され、低スペは追われる前にドアを閉める。私のかわいい人生が恋愛ごときで躓かないよう、学歴や社名で相手を選んできた。スペックに依存しない私の新たな人生と幸福が、おそろしく低スペな幼馴染との再会で始まるんじゃないかと期待した。
金曜。どうげんに焼肉を食べに行くだけとは思えないほど気合いの入った格好で山手線に乗ってしまった。この日のためにアリエクで買ったスカートは思ったよりピチピチだし安っぽかったが、神奈川大の男にはこれくらいのほうがいいんじゃないかと前向きに履いた。慣れないハイヒールはやっぱり慣れない。
20時。彼は少し遅れて来た。黒のカナダグース。ピタピタの白ロンT。膝の破れた明るい色のピタピタのデニム。ナイキのスニーカー。顔は、調子悪い日の槇野に馬を足した感じ。真っ黒に焼けていた。TikTokで流行っている音楽に詳しそうな雰囲気をしていた。「久しぶり😆✨」発言の末尾に絵文字が見えた。
彼は私のアジアン隅田似の顔に少しギョッとしたが、お酒を飲むとどうでもよくなったみたいだ。よく飲む人だった。一息でジョッキを半分くらい飲み干した。杯を乾かすと書いてぇ〜😆顔カンパーイ😆✨よく食べる人だった。りんごを巻いた肩ロースを何枚も吸い込んだ。営業は接待で大変なんよ🤣
話は割と盛り上がった。中学高校でもサッカーを続け、インターハイにも少しだけ出場したこと。強豪大からは声がかからなくて神奈川大に進学したこと。プロを目指したがまるでダメで、今は横浜の部品の会社で営業をやっていること。大学時代のマネージャーと付き合っていたが、浮気されて別れたこと。
1時間も経っていないのに、彼はかなり仕上がっていた。てかスカートめちゃエロくない?😍(笑) 急に空気が変わるのを感じる。性的な質問が増える。テーブル席の向こうから、彼の鍛えられた足が妙に触れてくる。ZARAのいつ買ったかも分からない安そうな彼のデニム。昨日きちんとムダ毛を剃った私の脚。
私は変に冷めていた。話が合わない。共通の話題がないとかじゃなくて、会話の技法とか、語彙の辞書がそもそも違うような感覚。ロシア語とポーランド語のような関係。分かるが分からない。目に見えない学校から目に見えない会社に入り、目に見えない人たちとテング酒場で男梅サワーを飲んできた人。
私の期待は外れた。当たり前だ。私たちは同じ国の、目に見えない違う国で育ったのだ。それが交錯するのが首都圏の公立小学校であり、そこを出れば二度と交錯することはないし、交錯すべきでもない。美しい思い出は美しいまま、卒業アルバムと同じダンボールに入れて二度と開けなければよかったのだ。
迂闊にも、実家でホコリを被っていたそれを開けたのは私自身だ。それも、美しい思い出とその中にいる彼を、私は見下し、見下したそれらが私の人生を好転させてくれると期待した。最悪だ。そして最悪な彼は、自分のために着飾ってきたブスに勃起している。彼にはその権利があるような気がした。
例によって、このあとホテルに誘われた。お店に入って1時間余り。モクモクとしたどうげんのテーブル席。私の美しい思い出が、トイレから帰ってきたらこっそり近所のラブホを検索していた彼が、ニタニタと勃起しながら最悪の誘いを投げかけてくる。すべてが面倒になり、割り勘をしてホテルに向かった。
緊張緩和のためか、途中のコンビニで買ったストゼロを彼はガブガブと飲み、結果勃たなくなった。少し待つと復活したからまずは手でしてあげると、アッアッというピトーに脳をいじられたポックルみたいな声を出してすぐに射精した。そうして二度と勃たなかった。手を洗うときに鏡で見た私の無表情な顔。
時計を見るとまだ22時で、なんだか疲れたから私だけすぐ帰ることにした。ライン教えてよ、と言われたけど、ラインやってないので… とそのままドアを閉めた。通りに出るとゴミみたいな人たちがいっぱいいた。何の仕事をしてるのかも知らないが、おそらく一生知ることもない、違う国の人たち。
今年で30歳になります。帰りの山手線、窓ガラスに映った自分の顔にギョッとしました。頑張って生きてきたのに、恋愛で肯定されることがなく、そのことは私の人間的価値そのものが否定されたような気分になります。家につきました。男たちの欲求の狭間で、私は今夜も真っ白な天井を眺めています。
実は― きょう彼にああやって求められたのが、一瞬、少しだけ嬉しかったのです。でも、やっぱりダメでした。致命的な知性の欠如。合わない人とは合わないほうがよいのです。それが分かると見下してしまうから。じゅんやくんのお母さんを何となく見下していたのを思い出します。
当然の報いです。美しい思い出を利用しようと段ボールのガムテープを剥がした私。そんな私の手を汚い欲求で汚した彼。身分を超えた愛?Tinderを開くと彼からメッセージが来ていますが、何も見ずにマッチを解除します。ビールを飲みながら、早慶以上の人にだけいいねを送ります。今年で30歳になります。
出典元:麻布競馬場 @63cities https://twitter.com/63cities/status/1472400671387582467
はじめまして.UEC18のExit(@ExitBowie)です.普段はゆ虐を嗜む鬼威惨としてTwitterにおります.
この記事はUEC Advent Calendar 2021の16日目の記事です.昨日の記事はしらたきさんによる「pwndbgについて」でした .
無限にprintデバッグばかりやってる自分から見ると雲の上の記事でした.
さて,開始1行でAnonymous Diaryの特徴をふいにしてしまいました.アドベントカレンダーの参加は初めてですが,その初めてを増田に捧げることにしました.
他のAdvent参加者のドメインを見るとnoteやはてなブログ,独自ドメインのサイトなど個性がでていいですね.
ありそうな質問
Q. なんで増田なの?
と,思ってたんですが...サーベイの結果,先行研究が見つかってしまいました...
Q. なんで遅れたの?
A. 増田の下書きがサーバーに保存されているものと思って,自宅PCで下書き書いたままラボ泊してました...
(ガチの「やったけど持ってくるの忘れた」です)
Q. ゆゆっ!
A. ビキィ!!
本稿では,卒業さえできれば教員免許取得が確実となった私(ExitBowie)が教員免許を取るために追加で必要となった出費について調査した.
筆者の先行研究(【電通大新入生へ】教職はいいぞ - 未ざらし紀行)では,教職課程の履修に追加料金が必要ないとしているが,実際に免許を取る際には細々とした出費も多くある.
そこで,それらの合計を計算し,免許のための出費を明らかにした.
出費を頑張って思い出した.思い出せなかった分はTwitterやGooglePhotoの記録やAmazon,メルカリ,ヤフオクの購入履歴を確認した.
本稿における出費の対象は教員免許取得を目指したしたことによる追加の支出とする.したがって教育と憲法やコンネトのような,教員免許取得には必須だが卒業所要単位に含まれる科目の教科書への出費は対象外とする.
内容 | 出費 | 備考 |
---|---|---|
図書 | ||
スタンダード教育心理学 | \496 | 中古.教育心理学の教科書.aoym先生の教育心理学はマジで面白いので免許取る気ない人にもおすすめ. |
教育の制度と歴史 | \200 | 酉(@FIREd146)と町田のブックオフ行ったときに見つけた教育原理Aの教科書 |
社会を結びなおす | \562 | 新品.一部ではシャカムスと呼ばれる教育制度論Bの参考図書.「わかっていたはずのことがわからなくなる楽しさを経験できる」 |
自ら学び考える教職教養 | \780 | ブックオフで買った教育課程編成論Aの教科書.この本の内容を輪講プレゼンテーションした. |
情報科教育法 改訂3版 | \900 | ヤフオクで買った情報化教育法Ⅰの教科書.筆者はなんと,久野靖(@ykuno) |
実践マルチメディア | \333 | マルチメディア処理の教科書.明らかにメルカリの外れ値価格で買えた(けど使わなかった) |
数学Ⅱ Advanced | \300 | 教育実習先の教科書.メルカリで買った. |
図書小計 | \3571 | |
その他費用 | ||
介護等体験費用 | \11098 | 特別支援学校へ2日,福祉施設(だいたい高齢者施設)へ5日間赴きます.そのための費用と体験ノート(強制購入)を合わせた価格だったはず. |
教育実習費 | \12000 | 実習校への上納金.学校によって価格差あると思う.本当は2万だったけど,電通大が上限8000円を払ってくれるので差額の12000のみ支払った. |
免許発行手数料 | \9900 | 免許1件あたり3300円必要.私の場合,中学数学・高校数学・高校情報の三種のチーズ免許特盛に温玉付きだったので9900円. |
その他費用小計 | \32998 | |
合計 | \36569 |
以上.
教科書は中古でそろえたので安かったですが,事務手数料などはバカにならないですね.免許はいらないけど教職科目は履修したいという人は安上がりで済むと思います.
ただ,教科書を新品でそろえても5万程度で中高数学と高校情報の教員免許が取れるのは魅力的と言えるのではないでしょうか.
特に,教員免許更新制度が終了確定演出きているのでアツいと思います.とりあえず取っておきましょう.
教職課程履修のメリットについては(ここ)にまとめています.1,2年生の方は今から始めても間に合うと思うのでいかかでしょうか?
あと本当はもっと画像URLモリモリだったんですけど,スパム判定になるらしく泣く泣く消しています...
明日はおか(@oka_0429)くんの記事「iPadだけで大学生活を乗り切る。」です.彼はFF外ですが,ときどきツイートが流れてくるのを拝見しています..
教育実習校でiPadの貸し出しがありましたが,なかなか便利でしたね.私的には価格から考えると買いたいとは思えませんでした...
皆さんはじめまして。私は、「レンタル数学教える人」というTwitterアカウントで、数学にまつわる情報を発信しています。つい今年始めに、算数のかけ算順について述べた所多数の意見をいただきました。一人ひとり返信してもラチがあかないため、論旨を整理してTwitterに投稿することにしました。
どうしてかけ算において順番が大切なのか。それは、
「かけ算(乗法)の意味を理解する」→「乗法の場面を式に表す」→「乗法の交換法則」
という順にかけ算を学んでいくカリキュラムにあります。よく、かけ算の項の順番が逆で答えが合っているのにバツになることがありますが、これは、「乗法の意味を理解する」と「乗法の場面を式に表す」が出来ていないとみなされるからです。
答えが合っているのにこの段階をねちっこく行うのは、かけ算の後に割り算が控えているからです。かけ算は「かけ算(乗法)の意味を理解する」「乗法の場面を式に表す」の二つが曖昧でも正しい答えを出せますが、割り算ではそうはいきません。「□×○=△」の場合、□と◯にいい加減に数を当てはめても正しい答えを導けますが、「□÷○=△」の場合、□と◯にどんな数が入るのかを理解していなければ、正しい解答ができないのです。さらに、割り算の先には割合が控えています。「場面を式に表す」技能が不十分だと、ここでつまづいて地獄を見ることになります。
つまり、後に控えた難しい単元を学習するにあたり、「場面を式に表す」部分の理解が非常に重要で、その取っ掛かりがかけ算の順番なのです。「面積の問題で縦×横と横×縦は違うんですか?」みたいな指摘をもらうことがありますが、それは交換法則を用いれば同じになるという話。交換法則をやる前に、まずは「場面を式に表す」を丁寧にやっていくことが重要なのです。
で、ここからは余談というか愚痴なんですが、かけ算順序問題にまつわる批判は攻撃的な文体のものがまあ多い。Twitter内をずーっと警備してかけ算順に対し攻撃的な批判や誹謗中傷を繰り返す「超算数警察」みないた輩がいるんですが、何のために戦っているんでしょうね?
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大体こんな感じかな?
俺も暇なもんだなぁ(本当はやらなきゃいけない課題がある)
掛け算は「掛け算(乗法)の意味を理解する」「乗法の場面を式に表す」の二つが曖昧でも正しい答えを出せますが、(×掛け算→◯割り算)ではそうはいきません。
皆さんはじめまして。Twitterで「レンタル数学教える人」を名乗っている者です。つい今月の初めに、「そうか!だから小学校の算数においてはかけ算順が大切なんだ」と目からうろこが落ち、そのことを夜中のうちにTwitterに書いたところ、朝になったら見たこともない数のリプや引用がついて驚いた。その内ほとんどが「バカ」とか「アホ」とか「クズ」とかの類の言葉でした。それで怖くなりました。「この程度」とか「周回遅れ」とか誹謗中傷まで酷いものでした。
その中でいくつかやり取りするうちに、これは一人一人返信してもらちが明かないから、カリキュラムの順番含めて整理してTwitter内に投稿しよう、と思いつきました。
何でかけ算導入時において順番が大切なのかを教えてやる
2年で「乗法の意味」→「乗法の場面を式に表す」→「乗法の交換法則」
と段階を踏んで学ぶ。ポイントは「乗法の場面を式に表す」だ。この単元を学習中に式の順番が問われるわけだろ。その後に交換法則。計算しやすければ交換してもよいという話
勝手に交換法則使って計算しろよ。ただし場面に合った式を書きなさいと言われている所に、一つ分×いくつ分の順番を無視した式を書くんじゃねえ!という話。途中式間違ってるけど答えはマルもらえるって中高生でも普通によくある話じゃない?
「場面を式に表す」が課題なのよ。段階的ってこと考えよう。
3年で「整数の乗法」だ。数を抽象的なものとして計算するわな。結合法則・分配法則も習うから計算の工夫をしてスマートに解いてみやがれ!かけ算に慣れてきた頃に「除法の場面を式で表す」をやる。何を何で割るかよく考えろ。割られる数、割る数っていう区別(順番)が理解をスムーズにしてくれる。
ここでワケも分からず前から数字を順番に入れて式を立てる奴がいたらどうなる。解答欄の「□÷○=△」穴ポコに順番に入れたらどうなる。かけ算だったら答え合ってて良かったね。
それ習慣ついてたら割合の単元で地獄を見ることになる。ったゆうか現実としてすでに地獄だけどな。
4年で「長方形、正方形の面積」だ。お待たせしました。なんか知らんけどかけ算順番の話してるとすっ飛んでくる輩が「縦×横と横×縦は違うんですか?」ってドヤ顔で聞いてくる。うるせえ。交換法則しとけよ。場面を式で表すとは状況が違うんだから好きにしろ。こちとら「卵10個が3パック」の話してんだよ
この前spaceで聞いた知見を共有する。面積ってのは「1㎝×1㎝の□が何個分」ってところから考える。縦に3個、横に5個、なら一個ずつ数えてもいいが3×5で出してもいい。「1つ分はいかようにも取れるんですよ?」のドヤ顔勢が言いたいのはそれだろ。勝手に5×3やっとけよ。
あのさ、面積ってのはそうやって丁寧に学習していくんだよ。「そもそも面積とは〜積分の考え方を使っているのであり〜」とか言う自称理系人間。アタマおかしいと言わざるを得ない。お前小学生相手に何言ってんの?中学生ですら錐の体積や球の体積を厳密に理解できない。そうやって積み上げていくんだろ
僕がずっと違和感を持っているのは、なぜ掛け算順を認めない人はこのように必死にTwitter内を警備し、いきなり引用リツして人格否定的なことを繰り返してしまうのかということです。バカとか洗脳とか悪影響とか「理由を説明してください」という謎のエンドレス質問。そしてそのような人はいつも同じメンツで、仲間同士でコメントを付けあっている。「井超算数」というタグをつけるのが彼らの仲間を呼び寄せるシグナルのようです。以後、この一派のことを「超算数警察」と呼称します。
逆に、いつも虐められている(ように見える)人は言葉使いが丁寧で、明らかに教育現場にいる率が高い。誠実な教育者であることが見受けられた。懇切丁寧に掛け算順の必要性を説明しているのに、いくら必死に説明しても聞かないうえに暴言を吐かれる、謎のエンドレス質問返しで、いつの間にかダンマリになっていく。この誠実な教育者たちを「掛け順派」とします。
■■■
恥ずかしい告白をします。僕は半年ほど前まで「掛け算順序否定派」でした。くだらねえ理由で減点して子供が可哀想と思っていました。「バカな慣習だ」と暴言を吐いたこともあります。ただし、ここからが重要。耳かっぽじってよく聞け。Twitterで「掛け順必要派」の人に対して凸撃とかしなかった。極めて一般的に、まともな大人は、フツーの人間は、Twitterで自分と反対な意見の人をわざわざ見つけて攻撃したりしない。時間的なヒマもない。
だってその人にリプを飛ばして考えを改めさせるなんてことができると思うか?まあ出来なくはないんだけど、現実的じゃない。しかし超算数警察は平気でやる。まあしつこい。相手がブロックするまでやめない。結局は見下してバカにしていい気分になりたいだけだろう。同調者が表れて良いキモチ。ちなみにこの人たちは「ブロックされたこと=論破した」と定義している。世間一般的にはそうではないが、超算数警察の中ではそうなのだ。スクショ付きで「逃げやがった」「やっとブロックしたか」が決め台詞である。
実は僕がTwitterで意見を投下し始めて、あまりに暴言がひどいので反論の意味で多方面に暴言を吐いてしまったところ、ある方に批判された。対話を重ねていたら、その方はスマートな教育をされ、学校に期待しすぎないで家庭と学校で協力していけばいいという考えの持ち主だった。
「あなたがスマートな教育をされていることは分かった。学校の先生も必死でやっているんだ。掛け順間違いでバツされたことなど、学校ってそんなもんだよなと受け流してくれればいいのに」
と伝えたら、そこで衝撃の一言「とっくにそうしている。はじめから掛け算の話などしていない」と。僕は冷や汗をかいた。
そうなのだ。始めからそうだった。そしてそうやってある種諦めの境地でもって受け流し、家でも教育しておけば良いというバランス感覚こそ僕が求めているものだった。それこそ思想転向のずっと前から。
テストで不本意ながらバツをもらってきた子供に対して、親としてもし、その採点に納得がいかないのなら「これは学校のテストにおいてのみ守っておかなければならないルールで、数学的には答えが合ってるから、まあ気にするな」と教えてやればいいのだ。僕だったらそうする。
実際、社会に出たら本当にどちらでもいい問題だ。よくある例としては「個数×単価」のような書き方がある。英語圏では「〇倍した□」といった言い方が一般的だ。だから僕はあくまでも日本国内での「算数ルール」「小学校ルール」と言っても良いと思っている。
冒頭の固定ツイと内容が被るが、僕自身は掛け算の順序を丁寧に教えていくのは極めて有用だと思っている。それは日本語的な感覚という意味でもだ。「●個が〇セット」、割合の単元なら「▼の□倍」という語順がしっくりくる。まだ抽象理解や言語の運用がいまいちな低学年にとってはなおさらだ。
■■■
超算数警察は厄介なことに、叩ける相手だと認定したらとにかく他のどんなことでもツッコめる穴は無いかと探し始める。たとえば僕は連ツイの最後に「面積の学習は丁寧にやっていく。そもそも面積は積分の考えを使っているので~とか言うな。中学生ですら錐の体積や球の体積を厳密には理解できない」と書いたら、まあそこに食いつく食いつく。一言言わずにいられない馬鹿どもが。
「中学生に球の体積の理屈くらい教えてあげないのは怠慢、講師失格」
などという酷い言われようだった。まったく現実を見ていない、好き勝手な意見だなと思うわけだが、一方でそんな教え方ができるのであればすごいことだ(たとえ受け手側に理解するポテンシャルがなかったとしても)と思って、全員に「中学生でも理解できる球の体積の考え方を教えてくれませんか?」と聞いた。
もう大半がヘンなリンク送ってきたり、有名な説明だから今さらする必要なしとか繰り返すだけで、何の益もなかった。30人くらいいたかな。そんな中で2人だけ実際に説明を書いて送ってよこしてきた。2,3分でササっとかける代物ではない。余裕で中学生で習う範囲を超えている。しかし素晴らしいと思った。
僕からするとそもそも僕が主張したいことと話がズレているし、それを活用できるほどの力量もないので、それをどうこうはできない。それは2人にとって肩透かしだったと思う。そもそもこちらは煽られてスタートしているのだ。「できるものならやってみろ」とは言ったが、本当にやってきたのならば敬意を表するほかない。そう。これなのだ。数学を愛し、数学を嗜んでいるのなら、自分の手を動かしてみろっていうんだ。超算数警察みたいに「数学は答えがあってればマル、ウソを教えるのは迷惑」とかいってTwitter内でクソリプ飛ばしてないでさ。んでマウンティング、グルーミング。それの繰り返し。
超算数警察は、小学生も学校の先生も、そもそも全部ひっくるめて公教育というものが人間社会のなかで行われているということを忘れている。自分の大好きな数学の美しさに惹かれて、極めて抽象的で、この世界中どころか宇宙全体に通用する法則をはやいとこ小学生にも教えてやれと言っている。んで「合ってるのにバツされるのは可哀想」という。だからもう一回思い出してくれ。こちとら小学校低学年を相手にしているし、そもそも「算数」の授業をしているんだって!教科名が「数学」じゃないことに注意。段階を踏むってことが彼らには理解できていない。
超算数警察は「美しさ」にこだわっているんだと思う。掛け算は順序を問わないのだから、式が逆なくらいでバツされている答案が目に入るのが耐えられないんだ。現実には日本中の小学校で丁寧に式の立て方から指導している。「一つ分×いくつ分」も「○○の□割(倍)」もとても重要視されている。だって最初に「3+3+3+3+3のことを3×5だって説明しているんだから。そりゃ5×3って書いたらバツでしょ。お前思いついた順に数字を書いてんじゃねえよ!って言いたくなるでしょ。「一つ分」を先に書けと言われているのだから。
Twitterで見かけた例を拝借すると、二つの倉庫があって「右の倉庫にはボールを、左の倉庫にはバットを入れてな」と決めてそれを周知したのに、逆に入れるヤツがいたら説教したくなるでしょ。右がボール、左にバットなんていう必然性なんかない。ただそう決めただけなんだが、決めなきゃしょうがねえだろ。そのきめたルールが無くなることはないと思うぞ。調べたら100年近くやってるらしいじゃん。じゃあお前らは永遠に不満を持ってTwitterで吹き上がるだけの人生だぞ。超算数警察たちは、ごく普通の人間たちの営みを否定している。だってようやく数字という概念を学び始める準備段階の子供を相手にしているんだぞ。ムチャ言うな。
なあ、そんな理論通りの、全てが数式通りに記述された、超算数警察が理想とする美しい世界が実現するにはどうしたらいいか教えてやる。「この世界から人間がソックリいなくなる」しかないんだよ!
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今から30年ほど前に超絶ヤバ集団がいたことを覚えているな。「オウム真理教」っていうんだけど。ムチャクチャへんな主張をするカルト宗教でメディアは面白がって、バラエティ番組なんかにも出ていたな。あれのトップが何て言っていたか知っているか?
「近いうちに日本の人口が十分の一になる」って言ってたんだぞ。これが何を意味しているか分かるよな。それがどうだ。東京のど真ん中の地下鉄でサリンがまかれた。彼らの母数が大したことなかったから、同時多発的にってところまではいかなかったけどな。
そりゃ今だって「地球環境を壊さないためには」とか「埋蔵資源を枯渇させないためには」とか「海や山の生態系を守るためには」とか考えると、人間がいなくなるしかねえ!って結論になるよな。ま、それを言っちゃおしめえなので・・とスルーされるのが常識的な流れなんだけど。
しかし超算数警察よ!お前らがやっていることはそれに近い。すべての人間が「極めて忠実に数学の美しさを体現するためには」なんてことをやっている。無理だよ。この世界にはとんでもなく計算が苦手だったり、日本語が通じなかったり、中学生の半分が教科書を読めていなかったり、高校生で「数学を捨てる」なんて発言がまかり通っているんだから。中学を卒業したら数学というものから離れる人だって多い。そういう人がどれくらい数学が苦手か分かるか?そういう多くの人たちをとりあえず一斉に教えるために作られたカリキュラムだ。ちょっとやそっとじゃ揺るがねえよ。
掛け算を逆に書いてしまったものを慈悲深い心でマルにしてもらえたら、彼らは数学を好きになれただろうか。小学校のカラーテストで、本来だったらもらえてた(とおまいらが主張する)5点を取り返したところで、その後の人生に1ミリも役に立たねえよバカ。
んで超算数警察の口癖、「掛け順教」。数学的に正しくないウソを教えている宗教って言いたいんだろうけど。あのなあ。宗教って言葉が相手をバカにする言葉に使えると思っているところが人間のことを分かってねえっていうんだよ。もしかしてお前らって「もともと存在しない神とかいうものにすがって、科学を否定してきた宗教というもの信じてるヤツってバカ」ってシンプルに思ってない?でなきゃ「掛け順教」なんていう言葉が気軽に出てこないと思うんだけど。
それこそ人間社会のことを分かってないってことの証左なんだよ!人間はこの世界のよく分からないものに暫定的な解を与えるために宗教というものを生み出した。それがよりよく生きるための術だったからだ。もちろんそれが命の奪い合いを引き起こすこともあるがな。現代の日本だって神様にお願いしたり、クリスマスを祝ったり、葬式したり、全部宗教だろが!そのことを分かってないで「自分は無宗教なんで」とか言ってる。んでここ100年とかで明らかになってきた科学的な知見をかってに借用して、「今どき宗教にハマってるなんてプギャー」とか喚いてんだろ。お前たちは人類の先輩たちが大切にしてきた偉大な宗教というものもコケにしているんだよコラ!
この世界のことが科学的に説明できるようになっていることは事実だろう。それと、人間の認知機能が一気に進化するってことは話が違うだろが。お前らは数学の美しさ(数式は場面を捨象するからこそ美しい、程度の知識)を知ったからと言って強化人間にでもなったつもりなんだろう。んで科学の知識を得た我々は、次から次へとニュータイプが生まれてくるとでも思っているんだろう。そして、現行の算数教育はそのニュータイプの育成をジャマしていると。
バカ言ってんじゃねえよ。そんな簡単に人間が進化してたまるか。お前らなんか強化人間にすらなり切れていないし、だいたいジャレドダイアモンド先生が言う「認知革命」が起こって以来、人間なんか大して成長してねえわ。ホモサピエンスは昔も今も、ちょっとずつ日常の数的感覚(自然数)から、抽象的な理解に至っていくんだろうが。小学校6年間は、まず数学に入る前の準備段階だって決まってんの!それを数学的な知識を先取りしたうるさい大人たちがエラそうに・・・
俺たちは真っ当に義務教育の中で算数指導をしているだけなんだよ!
■■■
お前らが何と戦っているか教えてやる。
僕は超算数警察を見ていると「進撃の巨人」11巻で「敵は何だ!」と喚いてユミルにたしなめられているエレンをいつも思い出すよ。
お前らには見えていない。お前らはお前らが言うところの「掛け順教」と戦ってんじゃねえ。Twitter内にいる「掛け順教」をやっつけて終わりだと思ってんのなら・・そりゃ・・大きな勘違いだ。
お前らは「敵は何だ!」と問うだろう。
そうして僕はこう答える。「そりゃ言っちまえば・・世界だ」と。
お前らが数学が得意で数学が好きでその魅力にヤラれちまっているのは認める。そしてそれは素晴らしいことだ。んでハッキリ言うとくけど、世の中の人はそんなに数学が好きじゃないし、数学に興味がない。
数学が好きならお前たちそれくらい分かんだろがよ。数学者列伝とか読めば明らかだろうがよ。数学を専攻する人間なんてのは奇人変人だと相場が決まってんだよ!
超算数警察は一般人相手に「それ数学的に間違ってますけど!」とか言ってないで、自分で数学的な真理を突き詰めたらどうだよ。ただしそれは生きるか死ぬかのイバラの道だと心得よ。フェルマーの最終定理を証明したアンドリューワイルズ先生は10年間誰とも連絡を取らずに、生きてるか死んでるかも分からないような状況に追い込んで偉業を成し遂げた。ワイルズ先生が必死こいてTwitterでクソリプ飛ばしてたらとか考えると笑えるよな。あ、コイツ生きてるなって安心できるよな。やってるわけねーよな。
つまり人のことを気にしてる暇があったら、自分のやるべきことやっとけってこった。だから僕に対して自筆の証明を送ってきた二人以外のお前らは、どっかからリンク引っ張ってきた以外になんか生み出したか?
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君たちは三重の壁の外に、バカも天才も秀才も凡人もひっくるめた人間社会が営まれているということを忘れちまってる。Twitterの中でお仲間を見つけて、自分たちだけが世界の真実に気づけていると思って正義感に燃えているんだろう。それをあの頃のエレンだって言ってんだよ。
エレンは壁の外にいる巨人をすべて駆逐すると誓った。そして裏切り者だった同期生を許さねえと言った。しかしやがて真実にたどり着いたエレンは全てを理解したよな。そしてそんな風に怒り狂っていた自分を恥じた。そうか、みんな同じだったんだって。それは壁の外に出たからだ。外に出るという強い意志を持ったからだ。
超算数警察よ。君たちはいつまでも三重の壁の中に閉じこもって、つかの間の楽園を享受しているんだ。とことんまで抽象世界にもぐりこむのも良い。ただそれは浮世離れした人生を歩むことを意味する。それがイヤだったら、人間たちの世界に戻ってこい。人と心を通わせることを選択しろ。三重の壁(心の壁)を壊して外の世界に出るんだ。
伊集院光〝パワハラ報道〟で怒りのラジオ終了へ 他局は早くも争奪戦
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3848204/
マジかよ・・・。パワハラ騒動を神田伯山にでもいじらせたほうが、TBSラジオにとっても絶対に美味しいのに(伊集院が許さないだろうが)。
パワハラ報道に関連して、「日曜サンデー」に爆笑問題・田中の代役でゲスト出演した時の、太田光とのやりとりが興味深い。太田との掛け合いは、何度聞いても面白い。伊集院も自身が人に与えている「パワハラ感」に悩んでいたっぽいことがわかる。
太田「アミーゴ(TBSアナウンサーの良原安美)、どうですか、伊集院は。知っている?この人」
良原「もちろんですよ!何をおっしゃいますか。」
良原「いやいや、もう一週間緊張しておりましたけど。」
太田「緊張してた?」
良原「緊張してました」
伊集院「なんかさ、それすごい聞きたいんだけど・・・。(声を荒らげて)俺なんにも言ってないんだ、いつも!」
太田「だってラジオといえば伊集院、というのは、世間一般的にそう思われてるよ」
伊集院「そこまでは褒め言葉じゃん。なんか、その後に、俺がすげー圧を与えている感じとか」
太田「与えてるじゃん」
伊集院「(爆苦笑)与えてんの?そこを本当に困ってんの、みんなに聞きたい!」
伊集院「そこさ、腫れ物感みたいなのもさ、その腫れているところに触んなければいいのに、あんたが触るからどんどん腫れ物感がすごい増えてくるんだよ!」
伊集院「腫れてんじゃねーんだよ!こういうからだ!・・・丁寧だな!自分の悪口に対する、なんかそのケアも丁寧なんだよ、なんか。そういうところなんだよ。わかんないんだよ、もう。」
太田「(良原アナに)でもそういうイメージありますか。気難しいとかなんか。」
良原「(急に振られて慌てて)・・・いやでも、身体が大きくてらっしゃって、存在感がすごい!」