はてなキーワード: プライバシーとは
私はもうアラフォーですが人生設計もぼんやりしています。けれど手帳を書きあれこれと考えるのは好きです。手帳を持ち、日々の出来事や予定を管理するようになったのは30になる少し前からです。読み返したりすると、この日に何をしていたか、誰といたか、何を感じたか、いくら使ったかを把握出来るので楽しいです。それを活かして、今度はこうやってみようかと考えて1人でニヤニヤしている週末の時間が好きです。ふと、中学生くらいから手帳を書く習慣があったなら、もっと楽しかっただろうなぁと思うことがあります。アラフォーだと予定もある程度固定してきますし、時間も確保しづらく、出会いも減り、遊ぶ相手も減っていきます。タイムマシンがあったなら過去の自分に手帳を渡して、使い方をレクチャーしてあげたいなぁと空想したりします。しかし、実際に昔の自分が手帳を持っていても使えなかっただろうと思いました。実家にいた頃はプライバシーは無かったんだと、実家を出て大人になって初めて知りました。高校の頃、一時期日記を書いてみた事があるのですが、ある日の夕食時に母親が当然のことのように、日記にしか書いていないことを話題として出してきました。今考えるととても怖いことですが、当時は日記というものは自分の考えを知られる恥ずかしいものだと思いました。それ以来書くのをやめました。実家にいた頃は自分の考えや意見を言えば拒否され、両親の意向だけを飲み込むしかありませんでした。自分の考えというものを構築できないまま、両親の操り人形としてまず18年を浪費しました。進学して故郷を離れ、親の干渉から逃れられたものの、自分の考えを自分で設計出来ない。今度は周りに流されるまま行動するしかなくなりました。今は客観的に当時の状況を見れますが、当時は自分のフラストレーションの原因が何なのか分からないまま、どうしていいか分からないまま30が目前に迫りました。合計29年の浪費となりました。今振り返るとメモなど一切とらずによく働けていたなと思います。その分生活は荒んで、仕事もブラックでしたが。ちょうど仕事の都合で更に故郷から遠くへ引っ越しました。その頃には両親の老いが進んだこともあり、気軽に会いにこられることもない環境が出来ました。新しい職場で心機一転頑張って仕事を覚えようと思いノートを買いました。仕事のノートだから見られても恥ずかしくないと自分に言い聞かせたことを覚えています。教わったことをノートに書いて整理すると驚くほどスッキリします。こんな風に自分の考えや悩みも書いて整理すれば解決出来るのではないかとあれこれ試してみるようになりました。その頃はまだ手帳ではなくノートを使って時々書く程度でしたが手帳に移行するのは結構早かったです。当時は何を買っていいかわからず、ほぼ日手帳を買いました。ホームページを見ると、とても楽しそうに手帳について語られていて、恥ずかしいことではないのだと思いました。通勤時間が長かったので、手帳本を読んだり読書に充てました。沢山の言葉が自分の中に注ぎ込まれ、30を過ぎた頃からやっと自分の意見を持てるようになり、言葉で表現できるようになってきました。そしてそれを手帳に書き、後から読み返す。書き始めの頃はグチャグチャだったノートの取り方も段々と綺麗になっていきました。通勤時間の読書でアルジャーノンに花束をを読みましたが、それと同じように感じて面白いなぁと思いました。と同時に自分の人生がいかに惨めかも把握出来て悲しくなったりもしました。今はほぼ日手帳をやめて、複数の手帳、ノート、ファイルで項目ごとに管理をしています。アイアンマンが自分で自分をアップデートしていくように、自分の手帳システムもアップデートしていきます。落ち込んだ時はアイアンマンを見て元気を取り戻します。今はお盆休みなので、手帳を見てじっくり考える時間が確保できます。連休中のやらなきゃいけないことやちょっと先の事を考えたりしています。私はもうアラフォーですが人生設計もぼんやりしています。しかし手帳を見て今後の事を考えて1人で過ごす週末が好きです。
普段Twitterで奇行に走るクソガキを締め上げるとき「Twitterは全国公開されてるもんだから」
という大義名分を掲げる人達が「俺の動画を勝手に使うな」とか言ってるのは草も生えん、
「私が公開したコスプレ画像をアフィブログが勝手に使って訴えた」とか言う人も居るし、本当にその感覚は分からん。
もっと問題なのは「ネットにあるコンテンツを勝手に私用しちゃいけない」という議論と同じにされていること。
そりゃネット上に流れてるモノ何でもかんでも無断使用していいわけないだろう。
だけどそれは個人が当然の権利を主張できる場所に存在するコンテンツであるという論拠に依っているからである。
それが万人に見えるSNSにぶち上げてる事が問題なのであって、そこで論じられるべきなのは「報道」「プライバシー」とかじゃなくて「場所」であるということ。
https://anond.hatelabo.jp/20170731152739
リベラルが言っていることを要約すると、「俺の個人的なことは個人的なこと。お前の個人的なことは政治的なこと」っていう話になる。
他人を批判するときには「個人的なことは政治的なこと」と叫びながら土足で踏み込んでくるのに、いざ自分が攻められる側になったら、「プライバシーの侵害だ」と騒ぎ立てるのがホントに糞すぎる。
エマ・ワトソンの個人的な恋愛について文句をつけるのが不当な言いがかりならば、リベラルはこれまでオタクに文句をつけてきたのを謝れよwww
エマ・ワトソンがどんな男に欲情しているとしても、それは彼女がプライベートでやっていることだし、差別じゃないって?
ふーん、そうなんだ。
だったらオタクも現実の女性に向かって、「お前たちはこの漫画のキャラクターみたいに男に媚びろ」とか、「レイプされたら喜べよ」なんてことを主張しているわけではない。それなのに差別だのなんだのと言われて文句をつけられるのは心外だ。
オタクがプライベートで楽しんでいるものに差別だのなんのとイチャモンをつけるのは、エマ・ワトソンのプライベートな恋愛について批判することと同じである。
ぶっちゃけ、リベラルやフェミが「オタクの性的嗜好は差別だ」という指摘をしてくるだけでも不愉快なんだが、それに加えてオタク側に改善・反省を求めるって、もう完全にセクハラじゃん。
まあ、人がリアルでやっている恋愛・セックスとは違って、表現物が批判の対象になるのは分かるんだけどね。それでも表現物の作成者・消費者に人格攻撃するのはセクハラになりうるし、もうすこし慎重になってくれよとは思う。
リベラルに言わせれば、エマ・ワトソンは自分の性的嗜好を恥じる必要はなく、堂々としていればよい。
それならばオタクが「男に媚びるような萌えキャラ」を愛好しているとしても、オタクはこの性的嗜好を恥じたり隠したりする必要はないのではないか?
もちろん、その結果として「男に媚びるような萌えキャラ」が公共機関とコラボするのだとしたら、それはまた別の問題となる。
だが、オタクにはエマ・ワトソンと同じ程度には自分の性的嗜好を開陳してみせて、そのうえで堂々と開き直ってみせる権利があるということになるのではないか。ポリコレもこの基準にもとづいて再考されねばならない。
https://anond.hatelabo.jp/20170802001234
ほんとそれ。
男らしさからの解放も、女らしさからの解放も、現代人はみんなが勝手にやっているじゃんw
女性が学校・職場で女らしい制服を強制されたり、就活のときに化粧が半強制になっているのは差別かなーとおもうけど、それ以外にどうしろっていうんだろう?
まさか男が彼女や妻にたいして女らしさを求めるのをやめろ、ってことか?
エマ・ワトソンがどんな男を選んでも自由なんだから、男がパートナーには若くて綺麗な女を選んだり、家事育児をやってくれる女を選ぶのも自由だわw
ことインターネットでは、思想や支持する政治スタンスによって左から右のカラーリングを分け、しばしば自分と違うカラーリングの人をバッシングする様が観測できます。
しかし、至極当然ながら、カラーリングでの敵味方のカテゴライズは非常に危険です。集団効果は、異を唱える人間がいないことから自体を悪化させるため、お互いがお互いのイエスマンである関係は非常に不健全と言えるでしょう。
そして、バッシングする際に、相手のバックグラウンドを浅薄だと断定し、それ故の容赦のない罵倒をしている姿も散見されます。
ネトウヨ、パヨクとバカにするさまがまさにそれに当たるでしょう。
実際、ネトウヨと罵倒されても仕方ない、パヨクと罵られても仕方ない、そんなふうに思ってしまえる無茶苦茶な人もいますが、それはそれらの言葉が実際使われる頻度よりは遥かに希少なものです。
何故なら、呼称される側が、"その考えに至っても仕方がない"というシチュエーションが大半だからです。
例えば、私はここ六年ほどの韓国政府には一定の猜疑心を抱いていますので、韓国政府がおかしいと思うことは多々あります。
原発に関する強い否定をする方々にも少々距離を置きたくて、放射能を過度に怖がる事がかえって福島の方々を苦しめている様は正視に耐えないものがあります。
一方、組織犯罪処罰法の改正案の際は常に政府への不信感があり、ろくに修正されずに可決したことは心の底から落胆しました。急すぎだろあれ。
また、辻元清美と埋め立て作業員の関係に関しては、私は完全にデマと判断しています。
しかし、人によっては私の韓国や原発への言及をネトウヨ認定するかもしれませんし、組織犯罪処罰法改正案の話や辻元清美の言及ではパヨクと認定するかもしれません。
しかし、それって結局、自分が信じるスタンスと違うからってラベリングして叩いてるだけじゃないですか。それこそ浅はかじゃないですか。
人がその発言をするまでには、前提として知っている情報があって、それは見たテレビのチャンネル、読んだ新聞等によって変わってきますよね。
また、どんな知識を今まで培ってきたかによって、情報の受け止め方、咀嚼の仕方は違います。
それらの一人一人の違いは、たった一つのイシューの違いでネトウヨだのパヨクだので判断できるものでは到底無く、物凄い幅のあるグラデーションなのです。
さっき韓国政府の話をしましたが、日本から見ると無茶苦茶に見える政府の対応も、国の文化や制度を理解すると、なるほどと合点のいく場合も少なくありません。
ゲーム理論に基づけば、条件さえ揃えば多くの人は同じ行動を選択します。だから、何も不思議なことではないのです。自分の殻に入ったまま批判をしても仕方がないのです。
であれば、自分とスタンスの違う人間が何故そんな発言をするのか、考えに至るのか、そこに至るまでの流れを、相手の浅薄さと断定せず、何か理由があるのでは、と考えてみて欲しいのです。
原発の放射能の問題は、シーベルトやベクレルと言った単位が、どの値からどれくらいの健康被害が出るのか未だにはっきり断言できず、かつ政府への不信感も合わさることでとにかく怖がっている様子が見て取れ、自民党はエネルギーのベストミックスと位置づけ原発の廃止をする様子がないことから、恐怖感を持っている人はとても強いアレルギーを抱く様子が想像できます。
それらの人の人生に、原爆、スリーマイル島、福竜丸、チェルノブイリと言った深刻な事故の記憶が深く刻まれているなら、尚の事です。
テロ等準備罪と言われる組織犯罪処罰法改正案も、政府が立法事実にしてることが全部薄弱な根拠であることに目はつぶるとして、完璧に事件を未然に防ぐには、NSAのような事前の操作能力がプライバシーを侵しかねないほどの大きさで必要なのも、理解はできます。
辻元清美の一見も、生コン会社との献金の話は本当でしたし、籠池夫人のメールが修正求められてそれにメディアが応じたのも、メディア不信の人間からすると、極めて辻元清美に有利に動いたよう映るのもよく分かります。また、訂正報道をしたのも、TBSラジオであり、TBSは過去、石原慎太郎の発言を事実と違う形にテロップをつけて放送したことがあるため、信用に値しない、と判断する人もいたことでしょう。
考えはわかる、理解はできてる。
それでも、違うものは違うときもあるのですよ。でもそれは、発言者がネトウヨだからでもパヨクだからでもない。前提にする知識がまちがっていたり、あるいは不足しているから、事実に即していない発言になるのです。
韓国政府は、バックグラウンドや法制度、政治のルールを把握すれば、行動は理解できますが、それが国際法や外交の態度として適切かどうかの指摘や非難は、妥当な範囲でされて然るべきです。
原発を過度に恐れるのと福島への偏見をもつのは、感情論が先行している側面は否定できないでしょう。地域の測定データは常に掲載されており、農産物は問題がないと断定できます。健康被害は今後も観測が必要とはいえ、今のところ現れていません。
恐らくリスクがあるだろうと推定できるので怖がるのと、リスクがゼロじゃないから怖がるのとでは、随分違うじゃないですか。この場合、後者の怖がり方をしているように見えるわけで、その場合、この世に絶対がない以上、安心は得られないって事になります。それは極論だとしても、大丈夫であろうってデータが出ているのですから、それを無視して原発を恐れるあまり、福島を過度に恐れるのは、差別につながるってリスクを知って頂くことで、大丈夫であろうってデータを真摯に受け止めて欲しいです。
組織犯罪処罰法改正案も、政府の説明する立法事実が根拠薄弱である以上、仮に荒れる議題だとしても、プライバシーと犯罪抑止の議論はしっかりとするべきだったはずで、その点政府は本当に不誠実であったと言わざるを得ません。
辻元清美の一件も、何故籠池夫人がその話を知っていたかという視点に当てると、メールを送ったタイミングのほぼ直前に、そう言った無根拠のデマが松山昭彦氏らのブログに載る形でネットに出回っていた事を確認できる以上、それを見た夫人がメールを送って、そのメールがマスメディアに掲載されていたであろうと言う流れを把握して、真偽を推し量ることが必要です。
もちろん、この四つの話題、私のこの書き口に批判があることでしょう。
しかし、批判されても全然いいんです。私は私の知り得る限りの情報から、これらの話の結論を持ってきました。違う結果が出たのなら、それは違う前提知識によるものです。その知識をもとに私を批判することは、私に新たな知識と知見を提示することであり、それは私にとってもとても望ましいことです。
真実の探求やより良い形を求める際、ディベートという討論方式が用いられます。
これは、いわゆる言論の喧嘩ではなく、それぞれの立場になって、立場をロールし、それぞれの立場で知識を用いることで、より良い決断や探求を行うための会議話法なのです。
自分と違う意見の人間がいたら、すぐに「あなたは間違っている」と言うのではなく、「何故そう思うのですか」と聞き、自分との違いを浮き彫りにしながら、相手の立場なら自分はどう考えただろうと想像する。それだけで、随分言論は平和になりませんか。
私の両親は共に政治思想はリベラルですが、父の場合は洋楽にハマってアメリカ文化に興味を持ち、その一環で公民権運動に感銘を受けた背景があります。
母の場合、フォトジャーナル誌を出先の銀行で読んで衝撃を受け、以後反戦の思いが強まるとともに、中東問題に強い関心があるためであります。
二人とも、共謀罪反対、自民党を快く思ってないって点では一致していますが、根っこに同じものが根ざしているわけでは、全然ないのです。それも、同じ時代を生き、長らく生活を共にしてきた夫婦であってさえ、です。
それだけ、一人一人、考えに至るまでの前提って違うと思うのです。
だから、ネット上で自身と違う意見があっても、想像の翼を広げて見てください。向こうにいるのは同じ人間です。必ずしもその人はあなたより劣っているのではなく、あなたと違う人生を送ってきただけなのです。
伊藤氏本人は勿論のこと、相手の女性も既婚者と分かって付き合っていた以上、伊藤氏にどう言い含められたにせよ責任がある。
でも奥さんに咎はないでしょ。少なくとも家庭不和は不倫の免罪符にならない(何年も別居していて事実上破綻しているなら別だけど)。それなのに夫の情けない姿を晒されるのみならず、奥さん自身のプライバシーに関することを暴露されまくっている。奥さんの仕事に与える影響も小さくなさそう。更に自宅まで来て所在確認までされたらかなわないでしょ。
女性を訴えれば余裕で勝てる。奥さんは一刻も早く関わりを断ちたいだろうから、訴えたりはしないだろうけど、普通に一番の被害者だよね。
どんな事情があるにせよ、不倫というのは越えてはいけない一線を越える脱法行為なので、それをやらかす女性というのは色々問題がある。少なくともそう見なされても仕方ない。
奥さんと別れるつもりなんて言われてのぼせ上がってはいけない。別れてから出直してこいと突っぱねるのが最適解。そう言ったら去ってしまうような男はヤリたいだけのカス猿。カス猿のおもちゃにされるだけです。
極わずかな確率で略奪愛なるものが成功しても、間も無く「不倫」の魔法が解けて相手がただのおっさんであること、そのおっさんを手に入れるために社会的信用やら慰謝料やら大きなものを失ったことに気づきます(失うものがない人には何も言うことはありません)。そしてそのおっさんがかつての自分のような女性と不倫し始めて、その女性にネットに有る事無い事、更に自分の個人情報まで暴露されたりします。そしてようやく枯れたと思った頃にそのしょうもないおっさんの介護をやらされます。割に合いません。
既婚男性の皆様におかれましても、既婚者を相手にする女性にも不貞行為に後ろめたさも感じない自分にも問題があるということを今回のケースで再認識してもらって、人生捨てる覚悟がないなら不倫はやめましょう。それかまず離婚して奥さんにも女性にも誠意を見せましょう。
お互いのぼせ上がっている間はスリルやら欲やらでまともな判断ができないかもしれませんが、客観的に見たら不倫当事者はまあダサいです。
「村上さんのところ」で、不倫をするならシートベルトをしっかり締めて、みたいなことが書かれていたけど、締めたところでダサいことには変わりないし、最終的に事故は免れないです。
彼は一部で知名度はそれなりに高いが、知名度で食べていっているタイプではない。ブログもTwitterもたまに更新する程度、フォロアー数も「まあ、普通のエンジニアにしては多いかな」くらいである。講演をしたり、文章を書いたりしているが、それも通常のエンジニアの業務の範囲内くらいだ。
ただ彼が関わっていたサービスがあり、そこのユーザーたちにとっては有名な人、というだけである。言ってしまえば、ほとんど「普通のエンジニア」みたいなもんなのだ。普通の一般人である。
そんな彼がリベンジポルノの被害にあったときに、さもそれが当然のように語られている。恐ろしすぎる。たとえば以下のようにである。
→これに関しては、ある程度なんて問題じゃない。性行為の状況から、LINEのやり取りまでさらされている。不倫だとはいえ、恋人同士のプライベートなやり取りが晒されるのは、本当にある程度なのか。少なくても芸能人でもなんでもない、少し有名なだけのエンジニアが受けるにはあまりに大きい程度。しょうがないなんて、よく言えるなとびっくりする。
さらに「不義があったのは明らか」というのもおかしい。不倫で不義があったとしても、過剰な復讐が許されるわけではない。
イメージだけでいっているのだろうけど、彼が遊んで暮らせるほど稼いでいるという思い込みがひどい。はてな上場時の株式比率や、今の会社での年収などの話を総合するに、ほとんどたいしたことがない金額しかもらっていない。もしほとんどを使っていなかったとしても、せいぜい1億もいかないくらい。だいたい、もし金をもっていたとしても、仕事や今後の生活に支障がでるほどのプライベートをさらされることは大問題なことは明らか。
講演とか著書とかで稼いでるんだから正直まったく同情できない。芸能人までとはいかなくてもある程度知名度で食ってるんだから醜聞も騒がれるのは当たり前
これもかなりひどい。講演や著書で稼いでいるといっても、エンジニアの仕事の範疇レベルであり、たいした金額でもないだろう。エンジニアの講演なんて、せいぜい1回につき1万〜5万だろうし、それも頻繁にやっているわけではない。自分の知る限り、1年に5回もやっていないのではないか。執筆もたかがしれていて小遣いレベルだろう。
ほとんどが今いる会社の仕事だろうから、知名度で食っているというにはほど遠いはずだ。そして仮に醜聞が騒がれても仕方ない、となっても、リベンジポルノを拡散する理由にはならないだろう。
これはすべて、リベンジポルノについてはてなブックマークのコメントであり、つけている人たちは、リベンジポルノの拡散に協力しているのだ。
一つだけいっておきたのは、不倫をしたのは悪いことであり、不倫の結果、相手とトラブルになるのもしょうがない。申し訳ないが、非があるといってもいい。ただし、私刑はダメだ。当時者でないものたちが、おもしろ半分で制裁を加えるのは本当によくない。
普通のエンジニアに毛が生えた程度の一般人の生活をこれ以上脅かすことはやめてほしい。取り返しのつかないことになっても知らんよ。
この物語は伝承などに従ったフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
また、伝承は諸説有り、違った見解や物語を持っているものがありますが、これはそれらを否定するものではないことをあらかじめ申し上げておきます。
昔々ある所に、地域に貢献しながら元気に頑張っている2人家族がいました。一人は雅、もう一人は晴と言います。
体力に自信がある雅は、山(※この家族は入会地の権利を持っています。許可無く私有地・共有地に立ち入ることは法により罰せられる場合があります)に芝刈りに、晴は川へ洗濯へ(※この家族は水利権を持っています。安全上問題の無い処置の他、特別な訓練を受けています。もし真似をしたことによる損害が発生しても責任は追いません。また環境に配慮した石けんを使用しており、環境に影響を与えることはありません)出かけました。もちろん、二人の役割は固定されているわけではなく、ジェンダーに捕らわれない公正な考え方、ジェンダーではなく個々人に目を向けた正統な役割分担によって相談し当番制を敷いていて、今日はたまたまこの役割だった事は、言うまでもありません。
すると、川の上流から大きな桃ののようなものがどんぶらこどんぶらこと流れてきました。晴は桃を拾い上げると、警察に届けました。警察は、桃はそのままで保管する事は困難であると判断して、遺失物法に基づき手続きを実施、売却をしてその代金を保管することにしました。
雅と晴は二人で相談して、合議の上でお互いの財産から半分ずつお金を出し合い入札をして、桃を手に入れました。入札額は桃の価値に対して十分な金額でした。
持ち帰った桃をわってみると、なかから元気な子どもが! 二人は大変驚きましたが、子どもが生まれたことは事実であり、桃から生まれたと言う一点だけで差別したりはしません。二人は適切に子どもの世話をすると共に、役場の担当者に連絡、村長が棄児発見調書を作成して戸籍がつくられ、児童相談所に預けられました。この時、従来からの慣例に従い、子どもの命名は発見した保護者が行う事にもなっているため、二人は悩んだ末、ジェンダーニュートラルな名前「桃」と名付けました。(※なお、桃は二人でおいしくいただきました)
その後、これも何かの縁(※特定の宗教を意図したものではありません)と考えた二人は、正式な手続きを経て、桃を特別養子縁組の仕組みをつかって引き取るり、大事に育てました。もちろん、二人は養子として迎えられなかった子ども達が一律に不幸だと考えてこの行動をとったわけではないのは、言うまでも無いでしょう。
時は流れて、大きくなった桃(※事実を述べたに過ぎず、病気あるいは遺伝的特徴から大きくなれない事を揶揄する意図はありません)は、鬼ヶ島へ鬼退治(※法的処置に基づく、強制行動のことをさします)に行くことになりました。
もちろん、鬼たちは、鬼というだけで差別されているわけではなく、特定の島を不法占拠した上で、強盗・誘拐など、日本国法、並びに国際法、国際通念などと比較して、多くの人が反社会的行為だと言うような行為を集団的に実施している上に、暴力的な行為によって不当に取り締まりを逃れているため、対処の必要があると判断されているものです。
法的な召還にも応じず、命令にも従わないため、強制捜査や代執行などが決定されたものの、治安機関による取り締まりや、軍隊の出動などを実施した物のいずれも失敗したため、法的な手続きを踏んだ上で実施されています。一方的に鬼の人権を排除するような点については違憲の可能性も考えられるため、国会では議論に議論が重ねられ、特別立法によって、一連の鬼退治を桃に委託することに決定されました。報道各社の世論調査でも、読売新聞の調査で支持する、どちらかというと支持するを併せて8割以上が賛成、朝日新聞の調査でも7割以上が賛成するなど、世論の支持も得ています。
(なお、この文章は、現在国会で行われている、組織犯罪処罰法(通称、共謀罪)や、改憲論議に対して、何らかの意見、影響を与えることを意図した物ではありません。)
当日の料理当番だった雅が作った(※雅はジェンダー的役割の押しつけによって料理当番を実施しているわけではなく、個人に着目した能力に応じ、二人で決めたルールによって自発的に実施しているものです)きびだんごを腰にぶら下げて鬼ヶ島へと出発しましたが、道中、犬、猿、キジが現れました。桃は、彼らに、脱酸素剤などをつかい、添加物などを使わずに適切に保存したきびだんご(※動物に有害なものは入っていない特別な物です。一般的なきびだんごを動物に与えると動物の健康に悪影響を与える場合があります。また、野生動物に食べ物を与える事は、条例によって罰せられる場合があります)を、アレルギーなどがないかを確認した上であたえ、動物愛護法などに定められた、また、社会的にも正しい動物福祉の元で彼らの協力を得て、鬼ヶ島へと渡ります。
鬼ヶ島では、鬼たちが【青少年の健全育成に不適切な表現。ゾーニングされていないバージョンは正式な手続きにより読む事ができますので、検閲ではなく、これは自主規制です】の最中でしたが、人道的に問題があるとされる奇襲などは行わず、あらかじめ用意された裁判所からの令状を、十分に聞こえる様に読み上げ、鬼たちがそれに従わないことを確認すると、法令に則り代執行を宣言、【青少年の健全育成に不適切な表現。ゾーニングされていないバージョンは正式な手続きにより読む事ができますので、検閲ではなく、これは自主規制です】の末に、鬼らを後からやってきた治安機関の職員に次々と引き渡していきました。この時の罪状は公務執行妨害の現行犯逮捕です。鬼たちは今後、弁護士がついて公正な司法のもと、裁かれることになりますが、罪が確定して有罪になる迄は、あくまでも罪人ではない事に配慮し、実名は記しません。
また、この行為について、鬼側に死亡者が発生しているのではないかという指摘がありますが、事実無根であり、ここで行使された武力は正統かつ、やむを得ない範囲で十分に配慮されたものでした。
鬼たちが悪行で集めた金銀財宝などは、特別立法に基づき、国が指定した弁護士、管財人によって管理されます。有罪が確定したあと、確認が行われた後に被害者に分配されることがきまっています。故に、桃らが横領したという指摘にはあたりません。桃はここから報酬を受け取るのではなく、国から各種規定に基づきあらかじめ定められた報酬を受け取りました。これは桃が果たした社会的な役割を鑑みると正統な報酬であると考えられる範囲の金額であり、会計検査院の監査を受けた上で、妥当だと証明を受けているものです。
個人のプライバシーがあるため詳細は省きますが、報酬の用途は、実家のすぐ隣に新たな家を構え、その後は自立した大人として暮らすために使われ、桃はこれが国民の血税であることを十分に認識しながら、感謝の気持ちを忘れることなく、決して不当な事に当てられたことはなかったということだけは記載しておきます。
被害に遭われた方々の事を思うととてもめでたしめでたしなどと言うことはできない凄惨な出来事ですが、それでも、桃が自らの役割を果たしたことで、社会秩序・治安といったものが守られ、公共の福祉が成されました。今回は暴力という手段によってしか解決ができなかったことは大変に不幸であり、桃、または登場する人物もその点に遺憾を表明しており、やむをえずおこなったものです。
これは、桃は特別な訓練と、公正な立法措置によって行われた事であり、通常行うと重大な事故に繋がったり、罪に問われる場合がありますので、真似をしないでください。
https://www.ad-c.or.jp/campaign/self_all/self_all_01.html
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1707/04/news117.html
http://www.huffingtonpost.jp/2017/07/05/ac-japan-ad-campaign_n_17389562.html
https://srad.jp/story/17/07/06/047224/
https://togetter.com/li/1126352
ポストアポカリプスとディストピアはぜんぜん別物だよ! ってとこまではいいんだけど、このディストピアの定義もなんか微妙なんだよな~
そもそもディストピアってのはユートピアを裏側から見た図であって、
ディストピアの本質は、誰もが認める望ましい性質を追求していたはずなのにいつの間にか怖い社会が成立してたって部分なんだよ。
子どもが産まれたら役所に届け出ろとか、適切な治療のために既往症の記録を共有しておくとか、前科者にGPSを埋め込むとか、脳モニタリングで犯罪の徴候を察知するとか、
国民の安全と幸福を保証するために国家があらゆる情報を管理する必要があると考えられていたからこそ、それを突き詰めたら怖いよね?っていうアイディアが成立したわけで、
プライバシー重視のパラダイムが支配的になった今日においては逆に「国家が、あらゆる情報を徹底的に“管理しない”」、何もかも忘却されるような世界を描いた作品も面白いと思うし、それもまたディストピアなんですよ
バニラエア問題の中でコメントがあったのでちょっと補足というか、私が知っている実際を書いてみます。
本来なら自ブログでやればいいんでしょうがちょっとまだ整ってないのでごめんなさい。
精神障害者保健福祉手帳は、多くの鉄道会社や高速バスの長距離路線で割引がされません。身体障害者手帳や知的障害者の手帳(療育手帳という名前です。発達障害者のお子さんもここに含まれる場合あり)では割引になるけれど、精神障害者だけは割引にならないことが多い。
何故かというと、昔手帳には顔写真が必要だったのを、障害者本人や家族の支援団体が、プライバシーの問題など色々と事情があり顔写真を載せると不都合が多いと改善を求めたそうです。ソース見つからないごめんなさい。
ですが現在では平成18年から顔写真貼付欄が設けられています。私も貼ってます。貼付が義務になりました。
各鉄道会社が何故割引にならないか、の話に戻ります。この障害者割引は顔写真確認が必要で、それが各自の判断に任されていた頃は、精神障害者手帳だけそれを理由に割引ができません、とされていました。
平成18年からもう11年。いまだにJR各社は精神障害者割引をしていただけていません。私鉄は会社によって違いますね。各自必要であれば調べてみてください。
「顔写真貼付を拒否したから自業自得」かもしれません。ですが今より昔はもっと精神障害者に厳しい時代。この手帳が誰かに渡れば、と不安になる人も多いはず。
「他にもたくさん優遇されているからつべこべ言うな」そうですね。ありがたいです。でも鉄道会社が割引になってくれると、精神障害者が無理に運転をする機会が減ることもあるかもしれないと思っています。
ちなみに現在発達障害者やてんかんは、脳機能の障害なのに何故か精神障害者枠に入っています。地方では運転が出来ないと仕事に行くのも大変です。付け加えると、運転免許更新の際に持病があるか、それで気を失ったことがあるか、などを警察署で厳しくチェックしていたと思うのでご安心いただけたら幸いです。黙って乗る人に関しては罰則が設けられていたはず。
精神障害者に限らず障害者枠はだいたい賃金が一般枠より大きく下回ります。障害によっては正社員のフルタイムで働くことができない。障害年金などがあってようやく一般正社員くらいの賃金に達するかと。昇給もほぼないと考えていいです。病状が軽ければもちろん障害年金はもらえないです。
障害によっては一生「作業所」的な場所から出られないこともあるかもしれませんね。工賃はその地区の最低賃金です。
求人を出す企業は、どの障害か選んではいけないとされています。が、堂々と「この求人は身体障害者に限ります」と書くところもまだあります。精神障害者はすぐ体調を崩すから嫌がられるので、面接で落とされることが多いようです。発達障害者はまだ社会の理解が足りていない。
収入がどうしても減るので、やはり割引があるかないかはどうしても理解してほしいところです。正直なところ、懇切丁寧にお願いする形にならざるを得ない現状もあまりいい思いはしませんが。
コメントやトラバ反応できるかわからないですが、補足とか当事者の声とかお願いできたら嬉しいです。
追記
(ブログ作者さんのことも鑑み、少しリンクは外しておきますね。ご迷惑おかけしました。)
精神障害ふくむ手帳でどんな割引や優遇措置がいただけるかはこちらのサイトをご確認ください。
http://shogaisha-techo.fanweb.jp/
確かに精神障害者は移動に制約がないから割引にならない、ならわかりますね。これが「正当な理由」になるかは人それぞれの判断になりましょうが。
それなら顔写真云々の言い訳と各社で対応が違うのが気にかかりますが。
難病指定患者さんの手帳がまだ出来ていないのも問題ですね。恥ずかしながらまだ知らず、指摘されて気づいて申し訳ありません。
私も精神障害者として生きるのに少し抵抗があったのですが、少し前に発達障害が見つかり、就職もことごとく失敗して手帳取得に至りました。
生きづらさを少し広げて見てみると困っている人はたくさんいるのだな、と毎日反省しています。
とりとめなくすみません。温かいコメントありがとうございます。
元増田。いや、情報系の博士号ちゃんと持ってますよ。人工知能学会でも昔はファーストで発表してますよ。私の記事に突っかかってくるだけで、結局、あんたはどうしたいと思っているのかよくわからないんだが。
理由:ビッグデータブーム以降、プライバシーの問題や配慮のかける分析をすると炎上することをほぼ全ての情報系研究者は理解しているし、炎上した結果、自分の研究が進まなくなることも理解している。
??これが私が人工知能研究者でないことの理由?「立命館の論文炎上問題、論文に配慮が足りなくて問題があったことはわかった。」って元増田で最初の方に認めてますよ。つまり、配慮ががけたので炎上した事は分かった、と最初に前置きしてますよ。炎上した後にどうすればいいのか、を聞いているのに、理由がこれじゃ全然噛み合ってないじゃない。
理解していない情報系研究者がいたからこそ、こういう事態になっているのでしょう。それに、配慮していれば全ての炎上は防げるとも思えません。「配慮しろよ」「許可取れよ」が最初に来るのは当然ですが、それ以外に文系の人たちが必要だと思っていることがあるのかなー、と思って書いたのです。
「2.ただでさえ忙しい教員の時間を奪って、配慮の仕方を教員に講習する」この発言はないな。ただでさえ忙しいっつったってたかだか1時間の講習orオンラインだろ。
あなた、工学系の研究者の忙しさ知らないでしょ。数千・数万という人の1時間を奪うんですよ。いくらの損失になると思ってるんですか。その時間で指導できたはずの論文が、日本の業績から消えるんですよ。ちゃんと全部講習でやったら毎年一週間まるごと先生方を缶詰にして講習しても足りないような量になっているのを、そんなことを出来ないから、簡単なオンラインテストで講習受けたことにさせてるのが現状なんですよ。こんなの運用レベルの話ですからね、今回みたいな事件が起こると、すぐ、極端な方向にガラッと変わりかねない。
文系の研究者と一緒にやったところで今回の問題は解決できないし、そんなこと文系の研究者はやりたくないでしょ。というか、今回の研究テーマは誰がどう見ても100%工学の問題設定で、文系の研究者を入れる必要などまったくありません。工学の研究者、人工知能研究者のみで十分実施可能な研究テーマです。
だーかーらー、それが疑われているんでしょ!!!!!文系の先生方に!!!!
こんな事件を起こすということは、工学系の研究者、人工知能研究者には配慮が出来ないと思われているんですよ!疑われるって怖いですよ、いくら我々の方で「安心しなさい」って言ったって無駄です。怯えた大学の事務方が、「工学系の研究者でネット上の創作物を扱う研究者は、弊学の文系研究者のチェックを提出前に受けるように」みたいなヘンテコルールを作る事は、十分に考えられますよ。
そんなこと文系の研究者はやりたくない、というのはあなたの勝手な推測です。私も大抵の文系研究者はそんなことやりたくないと思いますが、今回の件で理系の倫理教育のポスト増えてくれるといいなー、と思っている文系研究者はたくさんいると思いますよ。
「1.人工知能学会の予稿論文は学会員しか読めないようにする」はご自由にどうぞ。ただ読まれる、引用される、社会的インパクトを与えるということが至上命題の昨今で、そのクローズド戦略うまくいくのかな?そんなことあなた以外の他の人工知能研究者は求めてなさそうだけど。
あのー、私もそんなこと求めてるなんて一言も書いてないですよ。「文系の研究者はこれを求めてるんですかね?」という質問です。意見と質問の峻別も出来ないんですか?
昨日の法務委員会、参考人質疑の松宮孝明立命館大学教授の意見陳述は非常によくまとまっていて、私が感じている疑問点をほぼ全て言ってくれたな、と思いました。よろしければご覧ください。TOC条約を締結するに際して、なにも法整備しなかったのに、締結している国はあるのか、という質問がありましたが、とりあえず私の調べた範囲だと、カナダは新設した参加罪の適用範囲を、5年以上と規定しているし、対象は経済事犯に絞られています。またマレーシアはserious offenceの定義を10年以上としていますし、UNDOCの締結国への質問への解答等によると、タイでは死刑犯罪以外への共謀罪既定がなく、参加罪もないけど締結していました。あと捜査共助の障害という意味では、死刑制度などが先進国との容疑者引き渡しの障害になっている方が大きいという話をされていました。あと維新の東徹議員が誇らしげに、可視化検討を入れたことを評価してーって聞いたときに、語気を荒げて切れてたのがスカッとしました。私情ですが。西村幸三参考人は、暴力団対策の経験から、強くTOC条約への加盟を求めている気持ちはよくわかりましたが、現法案がリベラルで謙抑的とのご見解にはちょっと賛成できませんが、立法ガイドの英文解釈の点など、理解できる指摘も多くありました。くりかえしですが、お気持ちはよくわかります。賛成はできないけど。松宮さんの陳述部分は下部に。
さて今日の衆院法務委員会でも共謀罪関連の質疑が続きました。その中の共産党畑野君枝議員の質疑。
畑野
「治安維持法についてのご見解を」
畑野
「治安維持法で拷問死、獄死をされた人が多く出たのは特高警察の捜査が適切でなかったからではないのか」
盛山
「個々の捜査手法や尋問などについては承知していないのでコメントは差し控えるが、一般論として、現在では日本国憲法で、不当な人権侵害は起こりえない法的担保がなされている。」
畑野
「当時の刑法でも治安維持法犠牲者に対する拷問等は禁止され処罰対象ではなかったのか」(共産党としては聞かざるを得ないですな)
「当時の刑法でも、特別公務員職権濫用罪、特別公務員暴行陵虐罪は規定されていました。」
治安維持法は、議会内外の反対の声を押し切って、強行採決されたという話をした後、さらに当時の検察が濫用し、裁判所もそれを追認したという事は、明治憲法にも違反していたと歴史を振り返る畑野議員。
畑野
「戦後、治安維持法は否定された以上、この法律による、弾圧の被害にあった犠牲者の救済、名誉回復をするべきではありませんか」
金田(驚くべきことだがこれはレクを受けた答弁です)
「お答えを致します。治安維持法は、当時適法に制定されたものであるありますので、同法違反の罪によります拘留拘禁は適法でありまして、同法違反により執行された刑罰も、適法に制定された裁判所による有罪判決に基づいて、適法に行われたものであって、違法があったとは認められません。したがって、治安維持法違反の罪にかかる拘留拘禁ならびに刑の執行により発生した損害を賠償する必要はなく、謝罪あるいは実態調査をする必要もないものと思料を致しております。」
畑野
「金田大臣、だめですよー。また繰り返すんですか、共謀罪。当時も憲法違反との指摘も、強行採決、海外からの指摘も聞かない、その結果侵略戦争に突き進んだんじゃないですか。そのようなご認識だから、人権に関しても国際的な懸念にこたえることができない状況だといわなくてはなりません。私は、こうした問題が、適切だったと、大臣がおっしゃる前に、いくつか申し上げました。もうご高齢なんですよ。103才、102才、それでも頑張って生きてこられた。そういう方たちに、真剣に向き合うべきだと、今の法律で何ができるのか、真剣に考えるべきだと思うがいかがか。」
「先ほど申し上げました通りでございます。」
賠償せよっていうといろいろ難しい判断になるのかも知らんけど、100歳過ぎた被害者に謝罪の一つもできないってのはほんとになんなんだろうね。三木武夫だって謝罪はしてないけどさ。なんで不適切な捜査、検挙、拷問はあったと承知しているの一言が言えないんだろうね。これじゃあ共謀罪で捜査機関の行き過ぎがおこっても、警察は法令に則って適切な捜査をしていたっつーんでしょ。
松宮
「テロ等準備罪イコール共謀罪、ということはあとでご説明いたしますが、これはその立法理由とされている国連越境組織犯罪防止条約、TOC条約の締結には不必要です。それにも関わらず強硬に成立すれば、何らの組織に属していない一般市民も含めて、広く市民の内心が、捜査と処罰の対象となり、市民の自由と安全が脅かされ、戦後最悪の治安立法となる、だけでなく実務にも混乱をもたらします(この点は糸数議員の質疑をご高覧)。
まず本法案の案文にある、共謀罪の、組織性も、準備行為も、過去に廃案となった、特に修正案にはすでに含まれておりました。また認知件数では、一般刑法犯の約80%が対象となるなど、対象犯罪もあまり限定されていません。その点では過去の共謀罪法案と同質のものです。またここにある組織的犯罪集団はテロ組織に限定されないことも明らかです。テロと関係ない詐欺集団でも該当します。また最高裁の平成27年9月15日決定によれば、組織がもともと詐欺を行うことを目的としていなかったとしても、その性質が変わればこれに該当します。その結合関係の基礎としての共同の目的もあまり機能しません。大審院の明治42年6月14日判決は、殺人予備罪における目的につきまして、条件付き未必的なものでもよいとしたとされています。したがってこれによりますと、これはもしかしたら別表第3の罪を行うことになるのかもしれない、という認識でも目的要件は満たされることになります(尋問で、完全否定を微塵でも崩せば調書で書かれるやつ)。この点では本法案には、ドイツ刑法129条(ドイツ刑法は日本刑法のひな型になってます)の犯罪結社罪のように、犯罪を当初から第一義的目的としている明文規定がない(そもそも発言のやつ)。もちろんテロ等準備罪が共謀罪ではないという根拠は全くありません。そもそもテロ等準備罪が、TOC条約に言う、犯罪の合意を処罰するものであるというのであれば、それがこれまでの共謀罪法案と明らかに別物になることなど明らかにありえないわけであります。TOC条約2条Aには金銭的あるいは物質的利益を直接的あるいは間接的に得るためという言葉があります。これは本条約が、マフィアなどの経済的組織犯罪を対象としていることを表しています。この点、UNDOCも原則としてテロ集団対策ではないと述べています。西村参考人が述べられたのは、あくまで間接的に、テロ組織にお金が流れるのを防げるかもしれないというだけのことです。故に本法案がテロ対策を目的とするものになるはずがありません。
この条約の狙いは、外交ルートを経由しない、犯罪人引渡し、捜査・司法共助にあります。条約第1条に書いています。これらの目的には相罰性、すなわち引き渡す国でも当該行為が犯罪であることが必要です(ノルウェーはこれを重視して幅広い共謀罪を導入したみたい。国会議論によると他国の裁判を信用していないのが大きな理由っぽい)。本条約はそのために参加罪・あるいは共謀罪の立法化を要請している物です。ところが、国際的な共助となる犯罪では、それが共謀あるいは中立できな準備行為にとどまっているという事はほとんどありません。そのため犯人引渡しを要求されるような容疑者はたいてい、実行犯の共犯となりうるのです。この点については、東京高等裁判所の平成元年3月30日決定が、相罰性を考えるには、単純に構成要件に定められた行為を比べるのは相当ではない。構成要件要素から捨象した社会的事実関係を考慮して、その事実関係の中で、我が国の中で犯罪となる行為が認められるかが重要であるとして、犯人引渡しを認めています。つまり国際協力の対象となるような重大犯罪に付き、このように実質的な処罰の規定に間隙がなければ、共謀罪律法は不要なのです。すなわちこれは共謀罪の立法理由にはならないのです。しかしひとつ注意すべきことがあります。国際協力の点では、本条約16条7項に犯罪人引渡しの際に、最低限必要とされる刑に関する条件、および請求を受けた締約国が犯罪人引き渡しを拒否することができると定められていることが、我が国にとって大きな問題となります。要するに、死刑に相当する真に重大な犯罪の場合、我が国は死刑廃止国から犯人の引き渡しを受けられないわけです。ロシアも加盟している欧州人権条約や、ブラジルも加盟している米州死刑廃止条約を考えれば、これは深刻な問題です。法定刑に死刑がある凶悪な犯罪の被疑者がそれらの国に逃げ込めば、日本に引き渡されず、刑罰を事実上免れることになりますから、我が国の治安維持その他の刑事政策にとって大きな障害になります。現に我が国は1993年スウェーデンから犯人引渡しを拒否されたことがあります。つまり国際共助における犯人引渡しを考えるのであれば、共謀罪を作るより、死刑廃止を真剣に考えるべきなのです。
ここからは本法案にある第6条の第1項、第2項の解釈を検討します。まず組織的犯罪集団の定義ですが、テロリズム集団という言葉は、その他のという言葉がある通り、単なる例示であって、限定機能はありません。TOC条約の2条のaにある定義によれば、3人以上からなる組織された集団であって、一定の期間存在すればよいので、3人以上で組織されたリーダーのある万引きグループでもこれに当てはまります。他方、本法案には、TOC条約2条のaにある、金銭的あるいは物質的利益を直接的にあるいは間接的に得るために、という目的要件が欠落しています。またその結合関係の基礎としての共同の目的という文言では、ドイツ刑法129条のような、組織設立当初からの第一義的な目的というような限定がありません。別表第3の罪の洗濯も恣意的です。保安林での無断キノコ狩りは含まれて、公職選挙法第221条、222条に規定する多数人買収あるいは多数人利害誘導罪や特別公務員職権濫用罪、暴行陵虐罪、それから様々な商業賄賂の罪、が除かれる理由はありません。なおこの点から、TOC条約の条文を文字通り墨守する必要は無いという立場を(政府が)すでにとっていることは明らかです。
さて遂行を計画した主体というものは、団体や組織ではなく自然人です。またこの条文では、計画した本人が組織の一員であることを要しません。組織に関連する計画を作り、組織に提案をする人物でも対象となるからです。なおここにいう計画は共謀共同正犯に言う共謀とほぼ同じ意味だという答弁が過去御座いましたので、例えばAさんとBさんが共謀し、BさんとCさんが共謀するという順次共謀でも成立します。そして順次共謀がなされた見知らぬ誰かの準備行為によって、全員が一網打尽にできるという構造になっています。計画した時、という表現は、なになにした時という規定ぶりから見て、詐欺破産罪にいう、破産手続きが開始された時と同じく、客観的処罰表現です。資金又は物品の手配、あるいは下見は単なる例示であって限定機能を有しません。したがって、実行に備えた腹ごしらえのような、外形的には中立的な行為でもよいことになります。この場合、共謀罪の要件は、どういうつもりで食事をしたのかという内心に依存する為、実質的な内心処罰になります。この点では、偽造という問題行為があったあとで、その目的を問う目的犯、通貨偽造罪や文書偽造罪とは質的に異なる、行為主義違反の規定です。しかも捜査機関によって準備行為とみなされるものは無限にあるため、そのうちだれが逮捕されるかは、法律ではなく、その運用者によって決まることになります。これは近代法の求める法の支配ではなく、運用者による人の支配です。
実行に着手する前に自首することによる必要的減免は、反省して実行を中止しただけではみとめられず、反対に、自主による密告では問題なく成立します。つまり密告された場合、冗談であったという抗弁の実証は困難ですので、冤罪の危険は極めて高いという事になります。また法案の第6条の第2項では、計画の主体が組織的犯罪集団に限定されないことは明らかだと思います。
また法案がこのまま成立した場合の実務的な混乱も相当なものになると思われます。窃盗罪の実行に着手して、中止した場合、刑の必要的減免を中止未遂としてうけますのに、窃盗の共謀罪として、なお2年以下の懲役を受けることになります。刑の減免を受けることがなくなるわけです。この点、共謀罪は実行に着手した段階で、未遂罪に吸収される、法制審議会ではそういう理解がされていたんですが、そのような理解をしたとしても、未遂既定のない犯罪、これは対象犯罪のうち140ぐらいあります。この共謀罪では実行に着手する前に中止した場合の、吸収する未遂罪が無いので、刑の免除の余地がなく、共謀罪として処罰されてしまいます。たとえば障害罪の共謀だと、実行に着手する前に、反省して止めたとしても、5年以下の懲役または禁錮となります。このようなことでは、犯人を思いとどまらせ、被害者を救うという刑法の機能が害されます。これは未遂段階がない罪について、共謀段階で処罰することによる矛盾の一つです。ついでにいえば、傷害罪には罰金刑もありえるんですが、共謀罪には罰金刑がないという矛盾もあります。次に親告罪の共謀罪の親告罪化です。告訴権は刑事訴訟法230条により、まずは犯罪により害をこうむったものが持ちます。しかし共謀段階では誰が害をこうむったという事になるのでしょう。狙われた人物ですか。狙われているのが不特定の場合はいったいどうするのでしょう。つまり告訴権者がいないという親告罪になるんです。これも、既遂、未遂、予備という実害に近い方から罰するという刑法の原則を破ったことから生じる問題です。強姦罪などを除き、親告罪というのは基本的には軽微な犯罪なのですから、これを共謀罪の対象にしてしまったという事自体が制度の問題だという事になります。
最後に。凶器準備集合罪という、刑法を学んだ人ならだれでも知っている罪を例にとって、法務大臣と刑事局長が、当時、暴力団しか適用対象にしないという答弁をしたのですが、これが裁判所を拘束しなかったという事を指摘しておきましょう。暴力団以外の学生団体の凶器準備集合が適用されました(労働組合もね)。それから衆参両院での付帯決議も裁判所を拘束しませんでした。なぜなら憲法76条3項は、裁判官が憲法および法律のみに拘束されるとしているからです。つまり本当に裁判所を拘束したければ、付帯決議ではなく法律に明記しなければならないんです。この点は弁護士の先生方が大変危惧されていますが、新設される予定の組織犯罪処罰法第7条の2の証人等買収罪の濫用の危険に対する規定にも同様のことがあてはまります。
さて共謀罪が成立すれば、現行通信傍受法3条1項3号(2年以上の懲役刑等が科される犯罪が通信傍受法の対象犯罪と関連して実行されており、今後もさらに行われる危険性がある合理的な疑いがあって、それが複数人の共謀であった場合に盗聴できる)により、すぐさま盗聴の対象となる可能性があります。しかし、日本語しかできない捜査員が盗聴する時、日本語話者のプライバシーは侵害されますが、見知らぬ言語で意思疎通を図る外国人のテロ組織の通話内容を知ることは出来ません。こんなものでテロ対策などと言われたら、多分諸外国に笑われると思います。それよりも多様な言語を操れる人材をリクルートするなど、警察組織の改革の方が私は重要だと考えます。
条約を締結する際の国内法整備ですが、国際刑事裁判所規定のように、日本政府は必要な国内法整備をしないまま条約を締結することは過去、多々やってきました。本当に整備が必要なものは何かについては、実際に締結した後に、運用してみて具体的に考得るべきではないかと思います。」
この人は絶対に人工知能の研究者ではない釣り、または本当に能力の低い自称人工知能研究者だと思う。
理由:ビッグデータブーム以降、プライバシーの問題や配慮のかける分析をすると炎上することをほぼ全ての情報系研究者は理解しているし、炎上した結果、自分の研究が進まなくなることも理解している。
その中で「2.ただでさえ忙しい教員の時間を奪って、配慮の仕方を教員に講習する」この発言はないな。ただでさえ忙しいっつったってたかだか1時間の講習orオンラインだろ。
次に「3.件の教員に処分をくだし、彼らのキャリアにくらい影を落とす」について。そもそも処分の前に著者らが正しく表明をすればこんなことにはならなかったと思う。たとえば「一部で言われているようなある作品を貶めるようなつもりはなく、こういう意図で行なった研究でした。配慮が足らなくてすみません。レベルが低くてすみません。」と言っておけばこんなことにならなかったっだろうと私は思う。
無言を貫くから余計大学に凸とかされてるんでしょうが。そもそもレベルが低いと思うのでキャリアもクソもないと思うが。
「4.人工知能研究者がこの手の研究をする時は、文系研究者と一緒にやるように義務付ける」もとんちんかん。
文系の研究者と一緒にやったところで今回の問題は解決できないし、そんなこと文系の研究者はやりたくないでしょ。
というか、今回の研究テーマは誰がどう見ても100%工学の問題設定で、文系の研究者を入れる必要などまったくありません。工学の研究者、人工知能研究者のみで十分実施可能な研究テーマです。ただ指導のレベルが低すぎただけ。理系・文系関係ない。
「1.人工知能学会の予稿論文は学会員しか読めないようにする」はご自由にどうぞ。ただ読まれる、引用される、社会的インパクトを与えるということが至上命題の昨今で、そのクローズド戦略うまくいくのかな?そんなことあなた以外の他の人工知能研究者は求めてなさそうだけど。
http://anond.hatelabo.jp/20170530031948
これ書いた奴です。色々と反応を頂きまして、ありがとうございます。
元々の話とは直接は関係ないけどそれなりに前から不満に思っていたあたりにちょっとかすった結果愚痴愚痴言った部分について思ったより反響がありました。そっちなんかい、と。
でも確かに読み返したらまあツッコミ受けるのも当然でした。大変失礼しました。
その上で、受けたツッコミそのものはだいたいあってるけどそれが全てだとは思わない、という話をします。
ちょっと内容が被ってるので個別に引用はしないのですが、ツッコミ受けた部分のメインは「腐が隠れてた主因は男じゃない」という話で、「内圧だろ?」「同じ女オタだろ?」ということを言われています。
まあその通りだと思います。
内部圧力は確かにひどいと思います。別に彼女たちに悪気があるとは思ってません。でも.htaccess使ってきっちり検索避けした上で、トップページだけはサイトの名前はCPで検索かけたときにはひっかかるようにしていて(ジャンル名やキャラだと到底ひっかからないかひっかかっても何万とあるサイトの中で何千位とか何万位なので実質誰も気付かない)もちろんトップページには二次創作で公式関係なくてホモの取り扱いだから苦手な人は気をつけてね、ってそこまでやっても、「トップが検索避けにひっかかる」からと無料レンタルのサイトだとかブログだとかでタグでおまじないだけしてるような人からアドバイスとして「検索避けした方がいいですよー☆」なんて言われたりするようなそういう世界でしたが、それを悪意だと思ったことはありません。心からの善意だと確信しています。無知って罪だなぁとは思いましたが。
そして出る杭は打たれるのもよくわかります。どれだけ多くのマナーサイトが当時存在していたか。よーく知ってます。マナーサイトという名の俺ルール掲示サイトでしたが。そんなものがあっちこっちのサイトにリンクされてるそういう世界です。マナー一読お願いしますとか平気で書かれてる世界です。毒吐きネットマナーが宗教のパンフ程度の信憑性しかないって自らのサイトに書いてるのにマナーサイトとしてリンクされていた世界です。
腐女子自身がBLという題材を取り扱う後ろめたさから隠れたがってたのも知ってます。私自身当時はこんな秘密親にだって言えないと本気で思ってました。今じゃ親の前でBL同人誌平気で読めます。私自身はクソですが産まれたのが今の親の元でよかったと心から思ってます。家が家なら家族会議モノです。趣味に理解ある両親は宝です。
まあそんな世界ですので、内部圧力も主因が内部にあることも正しいと思ってます。
じゃあ男オタからの圧力は一切なかったんでしょうか。男オタは腐のことはスルーしてた?一部頭のおかしいのはいたけどそれは無視できる量?
んなこたーない、と私は思ってます。少なくとも、私の観測範囲では男オタは「腐女子の内圧に便乗して腐女子を追いやろうとしていた勢力が腐女子問題を語る上で無視できない程度にはいた」(それが主原因だとは言ってない)という認識です。
すんごい分かりやすい話がこれ。
これを見て「この人の考え方は特殊なんです」とは思わない。全体の割合としての多い少ないはあれど、「無視できるほど少数の声」なんかじゃないと思ってる。
「オタクだらけのPixiv」にあって、「男にとっちゃBLはグロなんだから出て行けとまでは言わんが隔離しろよ」って平気で言ってしまう。
男は自分の好きな物にしか興味がない? そこらでエロ絵が出てきても何も問題にならない? 色々と煩いのは女だけ?
まあ、嘘だッ!! ってなりますよ。
絵がサムネで見えてるからアウト、っていう話はありますけどそれこそR18ならともかく年齢制限ないものってクッション必須ですかね? というかタグはついてるんですよね、これ。だって「腐タグだらけな問題」ですから。それこそ嫌なら弾けばいいのに。Pixivというオタクサイトなので公式と誤解がどーとかパンピーの目に触れるこーとかっていうのは根拠が薄いと思いますし、実際この時の論点はそこじゃないですし、当時は今ほどは規模が膨れ上がってませんでしたし。
そういう場所で別にエロってわけでもないけどBLだからグロ、隔離しよう、って普通に言う人がいる。
その根拠には「だって元々隠れてたじゃん」とかもある(つまり元々の内部圧力が彼らの行動を助長させた)とは思うけど、だから無罪! セーフ! とはならんでしょう。
それこそジャンプの腐が増えてからジャンプはつまらなくなった論とかあるじゃないですか。
実際そんなのはただの言いがかりだと思いますし、男オタクが全員そういうこと言い出すとかは繰り返しますが思ってません。ちょっと変なのもたまにはいるよね、ってだけです。
でも量が量なので「たまに」いるだけでも割と無視できない数になることがあります。
元々「俺の居場所」というのが幻想の場合もあるし「踏み荒らされた」のが幻想の場合もあるわけですが。
で、その外敵をどんな奴だと見たらなんか裏でこそこそやってた奴らじゃねーかと。
元々日陰者だったのになんで今更表に出てきて俺らの場所を踏み荒らしてるんだと。それは別に最初から「俺らの場所」じゃない場合もあったりするんですけど。
当然ながら実際に腐が迷惑かけたこともそれこそ沢山あるでしょう。一方的に男オタが悪いなんて言うつもりはないです。本当にないです。お互い様です。
文化の異なるコミュニティがあれば衝突はいくらでもおこるよねって話でもあるような気はします。
実際の意図がどうだったにせよ、尊重するといいつつ雑に扱われているように感じられてしまったので、ちょっと雑じゃないですか、その雑理論が通るなら一部の男オタの暴走を雑に男オタのせいって言えちゃいますよ、みたいなとても感情的な反発でした。
今回の論文事件の本質は「自分の作品の在り様をコントロールしたいVS法律上問題ないんだから面倒な手間は省いて楽に研究したい」だと思ってるので、それはそれとして明文化してたら楽だよね、っていう話をするのと腐女子コミュニティの特有の問題なんだからあなたたちこそ文化衝突回避のために頑張んなさいよ、って言われた(ように感じた)のだと話が違うというか。
腐女子が自分たちのコミュニティを守るために自主的に自分たちの性質を可視化できるように行動するのと、全然関係ないとまでは言わないけど根幹とはずれているものを一緒くたにされてだからお前ら頑張れ、って言われるのとじゃ違うというか。
あと今書いててふと思ったのですが今回のアレを「プライバシーの侵害」と思ってる人どのくらいいるんでしょうか。「一度公開したものである以上引用されても法的に問題がないのも理解しているし向こうが「悪い」とは思っていないが苦労して創り上げられた作品の扱われ方があまりにも雑だったのでふざけんじゃねぇと思っている」人割といませんかね。私はそう思ってますけど。
http://anond.hatelabo.jp/20170530073632
腐を極端に嫌う男オタク(当然ごく一部の過激派)の存在を知って「男オタこわちか」となってより自衛した時に「腐女子が勝手に怖がっただけ」とはならないと思うんですよね。
もちろんそれは主因ではないと思いますし、同属からの攻撃の恐怖の方が割合が高いと言われたらそりゃないんじゃないとは思いますが、無視できるほど軽いとも思わないです。