2024-06-07

少子化対策の話をするなら

少子化対策の話をするなら、まずは世界成功している少子化対策について見る必要がある。

日本対策が不十分なら、他の成功例を参考にするしかいからだ。

じゃあ、どこがうまくいってるかって言うと、北欧諸国がその代表例だ。彼らの成功には、いくつかの理由がある。

まず第一に、育児休暇とその充実度だ。スウェーデンノルウェーでは、父親育児休暇を取るのが当たり前。父親育児参加が進んでいるから、子供を産むことへのハードルが下がっているわけだ。「日本企業文化じゃ無理だ」と言うやつもいるだろう。でも、それができないのは企業が古臭い考え方にしがみついているからだろ?少なくとも、国が本気で取り組めば変えられないはずはない。

次に、保育施設の充実。デンマークなんかは、保育施設がたくさんあって、しかも質が高い。待機児童なんて言葉すら存在しない。日本でも待機児童問題は深刻だけど、「金がない」とか「土地がない」とか言い訳ばかり。実際には、予算の使い方が下手なだけだ。無駄公共事業に金をかけるくらいなら、保育施設の拡充に投資すべきだろう。

そして、教育費の無償化フィンランドでは、大学までの教育基本的無料だ。子供を産むと教育費がかかるから、産みたくないっていう親が多いけど、そういう負担を軽減する仕組みがあれば、もっと子供を産む人が増えるはずだ。それに対して、「財源がない」とか言うやつもいるだろうけど、本当に必要なことに使うなら、増税だって納得する人は多いはずだ。政治家のお友達予算に使われるよりはね。

さらに、女性の働きやすさ。北欧では、女性社会進出が進んでいて、出産後もキャリアを続けやす環境が整っている。日本じゃ、未だに女性が家庭に入るのが当たり前って考えが残ってるけど、そんな古い価値観を変えなきゃ、少子化対策なんて進まない。女性が働きやす環境を作るために、制度改革意識改革必要だ。

日本文化歴史があるから、そんなに簡単に変えられない」とかという話もあるだろう。でも、文化歴史があるからこそ、変えなきゃいけない部分もあるんじゃないのか?過去固執して未来犠牲にするのは愚かだ。

問題は、政治家企業が本気で取り組む気があるかどうかだ。本気でやれば、結果はついてくるはずだ。

でも、現状を変えたくない人たちが多すぎて、進まないってのが現実だろう。少子化問題解決するためには、抜本的な改革必要だ。だけど、それを実行する覚悟があるかどうかが問われているんだ。

  • 北欧諸国を少子化対策で成功してるという判断をどういった指標と基準でしてるの?

    • 成功したと評価できる点は、北欧諸国の出生率が軒並み高い点。(2020年において1.5-1.7) 課題としては制度的に持続可能であるか不透明性があること、出生率においても他の要因で変動...

      • 2023年はノルウェー1.41 フィンランド1.32 減少率でいえば日本をはるかに超える落ち込みなわけですが

        • それは政策による効果が限界的に低減したのではないか、と言われている。 効果がある(あった)施策も、続けていれば限界が訪れてしまうということだ。 逆に言うと、実施が不十分な...

          • 言われている という時には参考文献を入れること

            • 実際のところは明確に分かっていないということだ。 研究者による分析ならあることはある。 統計的には ・無子人口の増加あるいは第一子出生率の減少 ・カップルの第一子出生率の低...

              • だから参考文献を入れること

                • 悪いけど教育目的じゃないから、便所で思い出せることしか書かねーのよ

                  • 便所の落書きなら便所の落書きらしく「第一子出生率の減少」とか「定性的な調査の話」だの言わないで便所の落書きらしくしといてもらえるとお互い捗るのでは?

                    • そもそも素人が議論しても意味ないからな、横だけど 増田で重箱の角をつついてレスバに勝っても、世の中はなんもかわらんのよ 解けない問題に挑んでイライラするなよ

              • Fランの卒業論文でも査読ついた一次ソースは求められるが ここは増田なので新聞の記事とかのクソ中のクソソースでもいいこととする

          • これはソースのない便所の落書きです

  • という北欧持て囃しが嘘だってバレたのが今のフェーズだよね

  • それ移民抜いても上がってるエビデンスある?

  • 北欧は働いてる女性の7割が公的に雇用されてたりするから日本だと真似無理なんだよ 女性が民間で働くのは差別があって大変という問題も抱えてるし

  • 北欧諸国の出生率はここ10年で20%~30%落ち込み 2023年はスウェーデン1.67 ノルウェー1.41 フィンランド1.32ですが

  • イスラエルの徴兵制+出産育児してる女性だけ免除しか成功してない

    • イスラエルの出生率の高さは超正統派の貢献が大きいのだけど、超正統派は徴兵義務が免除で貧困率も高いので、社会が維持できるかは別問題。 参考 https://www.tokyo-np.co.jp/article/269116

      • 超正統派はおよそ15%でマイノリティの部類 超正統派を除いた人口の出生率も2.47と高い。

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