はてなキーワード: 戦争責任とは
「「昭和天皇の戦争責任は追求しない」というのがサンフランシスコ条約体制下で行われた「手打ち」であって、連合国側も東京裁判を通じてそれを認めたわけだから、少なくとも戦後の国際秩序を踏まえた国同士の関係の中で「やっぱり昭和天皇に責任があったよね」という話を蒸し返すのはどうなの」
これだよね。
戦争責任は全てトップのヒトラーやムッソリーニとその支持者であり
一方日本は、トップの天皇は無罪という建前で今まで来てるからこの有様な
もう少しわかりやすく説明するなら、今のロシアがNATOに完全敗北して潰れた時に、
次のロシアの政権が「プーチンが全て悪い戦争責任はプーチンにある」とプーチンを戦犯にするのがドイツやイタリアのやり方で、
「プーチンは軍部に騙されていた」と軍幹部を戦犯にしてプーチンは存続というのが日本のやり方
ここで大切なのは事実がどうかではない、国外からの見え方と、その後の国民の意識の差な
昭和天皇とヒトラー・ムッソリーニは同列という見解もあり得るけど、少なくとも日本政府として連合国のもと裁判で戦犯になったのは東条英機であって天皇ではないんだよね
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/apeman.hatenablog.com/entry/2022/04/26/150727
少なくとも戦後、連合国のもとで天皇は戦犯にはならず東条ら戦犯として責任を負ったわけだ
それを今になって急にウクライナのツイートをきっかけに日本が国として天皇の戦争責任を受け入れたらおかしいでしょ
天皇の戦争責任を認めたら、戦争責任全体の見直しになって日本としていろんなデメリットがあると思ってる
だから個人的には天皇の戦争責任はあると思うし、天皇制反対だが、今回の日本政府の対応は当然と思う
天皇制はもっと国民的議論のもと、天皇制廃止に持っていき将来的に天皇の戦争責任もあったよなあ、という方向に持っていくのが妥当だと思う
昭和天皇の崩御直後の1989年(平成元年)2月14日、参議院内閣委員会にて当時(竹下登首相、竹下改造内閣)の内閣法制局長官・味村治が「大日本帝国憲法第3条により無答責・極東軍事裁判で訴追を受けていないという二点から、国内法上も国際法上でも戦争責任はない」という解釈を述べている。
「昭和天皇の戦争責任は追求しない」というのがサンフランシスコ条約体制下で行われた「手打ち」であって、連合国側も東京裁判を通じてそれを認めたわけだから、少なくとも戦後の国際秩序を踏まえた国同士の関係の中で「やっぱり昭和天皇に責任があったよね」という話を蒸し返すのはどうなの、という話はある。
一方で、これはどこまで行っても手打ちでしかないので、「ヒロヒトは枢軸国のリーダーの一人としてナチスドイツに加担した」という批判を事実ベースできちんと否定できたわけではない。
それよりもさらに問題なのは、日本という国が戦後を始めるにあたって「戦前の国体を引き継ぐ」という前提に立ってしまったので、先の戦争の責任を完全に清算するチャンスを逸してしまった、ということなんだよね。日本国憲法が大日本帝国憲法の改正という形で天皇から公布された、というのが象徴的。
生まれる前の戦争の責任なんかしらねー、とか言ってるやつが真顔で怒ってたりして面白い。
表現の自由戦士も一部では懸念を表明しているのもいるが、おおむね批判的。
ああ、あと日本の戦争責任に関して、海外からの批判を内政干渉だとか言うやつが、顔真っ赤にして動画を批判してるのマジうける。
いや、論理的な整合性なんて実際は口でいうだけで、単純に「お気持ち」ベースなんだろうけど。
あと、天皇はローマ教皇のようなものというのも、無理がありすぎる比喩だよ。実権はないが宗教的権威をもつみたいな事を言いたいんだろうが、そもそも血統による天皇と選挙による教皇の違い。キリスト教というコスモポリタン志向のそれとあくまでエスニックな神道では話が違う。
そもそもローマ教皇は教皇領という国家の元首であって実権がないわけではない。ローマ問題とかしらないの?
宗教的な権威も天皇とは比べ物にならない。むろん権威という言葉の定義にもよるけど法王が「賀茂川の水、双六の賽、山法師、これぞ我が御心に叶はぬ物」ってローマ教皇では考えられない。というかカトリックが異端やギリシア正教へどんな態度かくらいは朧気に聞いたことない?
あとイタリアはムッソリーニではなく、ヴィットーリオ・エマヌエーレIII世が、という意見もあるけど、ムッソリーニはWWII期を通じて、解任後もイタリア社会共和国の元首として1945年の4月まで。
それに対して日本の総理はWWII勃発以後だけでも安部米内近衛東条小磯鈴木と変わってるのでかろうじて3年弱の東条ならどうにかレベルじゃね?
というか、大日本帝国憲法はまさに天皇主権で、ドイツ帝国憲法以上の権限が天皇にあったんだよね。理論必然ではないが、君臨すれども統治せず、に親和性のある天皇機関説も当時は排撃されてたしね。本人がどう思ってたかはともかく、あの憲法でイギリス式の君臨すれで統治せずは厳しいんじゃないかな?
大日本帝国憲法には内閣総理大臣の規定もなく、憲政の常道もあくまで慣習にすぎず、天皇への権限が集中されてたのである程度コントロールできてた元老がいなくなったらやすやすと陸海軍にハックされた感じかね?
まあヴィクトリア女王が無くなった1901年生まれでベルリンの壁が崩壊した1989年と30年以上前に死んだ人がまだ「歴史」にはなってないし、正直、日本の対応も、宇の対応も、戦後の国際秩序を無視してると取られても仕方ないんじゃない?いや、無視するぜ!ってどこかのプーさんみたく息巻くつもりならいいけど
天皇の戦争責任の話と、昭和天皇がヒトラーやムッソリーニに並べられる様なファシストであったかって話は別の話だもんな。
天皇に戦争責任はあり、それはGHQの占領統治方針によって「無かったことにされた」だけだし、歴史に残る様な大物ファシストだったかって話は「それはないだろw」ってことじゃん。
ヒトラームッソリーニの隣に昭和天皇を並べるのも自由だし、それに抗議するのも自由なので特に問題は感じない。
ウクライナの撤回と謝罪が日本の言い分を認めたのか厄介ごとを恐れたのかしらんけど。
そもそもそあの投稿の趣旨としてはファシズムと戦うって内容で、ファシズム国家の例として日独伊の元首を挙げてたわけで、天皇を糾弾したりする内容じゃないんだよな。
「プーチンが暗殺されたら戦争は低コストで終わる」と考えたことはないだろうか?実際には旧ソ連系独裁国家での暗殺は無いか、チャウシェスクくらいかしら。まぁほぼない。
が、仮に起こったとする。クーデターの主が「プーチンを排除したのは我々だ、ウクライナに派遣した軍隊は撤退する、戦争責任は我々にはない」と主張したら、欧米各国は新ロシアを無条件に許すだろうか?
僕は「欧米各国は新ロシアを無条件には許さない」と思う、(ウクライナの悲惨さを鑑み)何らかの賠償や経済制裁を課するのではないか。
それが自明であれば、自分の命の危険が無ければ(*1)、誰もクーデターは起こさない。そもそもプーチンは北朝鮮を目指しているのであろう、贅沢ができる高級政治家は庶民が困窮しても関係ないだろうし。