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はてなキーワード: ガイドブックとは

2019-10-30

anond:20191030110852

からそのために性犯罪者殲滅性犯罪者内面化した世間の目の殲滅を順序よくやっていかないといけないよね

踊り子さんに手をださなルールイタリア男性だってわかってるのに日本人ときたら痴漢外人向けガイドブックにかかれてまでも防止できないでいる

2019-09-28

頼むからけものフレンズ3をやってくれ!!!

タイトル通り。ネタバレあり。

TL;DR

以下詳細

背景

けものフレンズは1〜12話を何十回と見たし、ガイドブックも買ったし、CDも全部買ってました。残念ながらネクソン版はやってなかったというか、存在すら知らなかったです。たつき監督降板事件ではそれなりに衝撃を受けたタイプの人です。反面、けものフレンズ2は最初の方しか見てないし、割とアンチな方だと思ってます。ただ、個人的な趣向的に嫌いなものは見ないし関わらないタイプなので単純に見なくなっちゃいました。

ソシャゲ遍歴に関しては、FGOを超初期のメンテ地獄の時期に無課金でやってたくらいで長持ちしたものはほぼ皆無です。毎日毎日起動するのが面倒くさい。

とまぁ、こんな感じの自分がなんでけものフレンズ3を最近毎日起動してて、こんなに推しいるか書いてみたいと思います

ドールちゃん可愛い

アニメでいうとサーバルポジションになるのがドールちゃんです。けものフレンズ2でダメージを受けた人はそもそも3のPVすら見てないという人もいると思います。もちろん自分もです。今回は2と違って主人公ポジションにいるのは基本的に何も喋らないプレイヤー分身たる隊長と、相棒ポジションドールがメインです。なので、とりあえず1期のかばサバ関係性がいきなり破壊されるってことは無いと思います。(今後のストーリー展開は不明ですが、2章までやった感じは安心できそうです。)

で、個人的ドールちゃんの何が刺さったかというと、プレイヤーが開演前のジャパリパークに来るきっかけとなった招待状ですね。字を勉強中のドールちゃんが頑張って書いた字!!!1期のサーバルちゃんが頑張って折った紙飛行機を思い出させてくれました。また、主人公が来たとき自分の招待状で来てくれたことをめっちゃ喜んでくれていて、ここらへんもすごく刺さりました。

あと、2章とか進めていくとドールちゃんが夢を語るシーンがあるんですが、個人的にはそこで最終話かばちゃんを思い出して、この子の夢がどうなるのか、叶えてあげたいと思って完全にドールちゃん推しなっちゃいました。

優しい世界

まり2期見てない自分が言うのもなんですが、基本的世間の評判で言われている2期と違って優しい世界です。どちらかというと近代的になった1期といった印象を受けていますゲーム的には対人要素であるからくらべにしても、本当に直接の殴り合いになるわけではなく、体力がなくなったフレンズは後ろで体育座りしてたり、普通ストーリ上のセルリアンとの戦闘でも勝利後のメッセージが「勝ったよ!」になってたり、細かいところまで気配りが見られて世界観の構築に一役買っていると思います

とにかくピクニックホーム画面のフレンズ3Dモデル可愛いのでそれだけでも価値があります

褒められない要素

推すだけ推して話と違うじゃないかとかなるのも嫌なので、だめだなと思う部分も。

ソシャゲまともにやってない自分でも、まぁ言われている通り闇鍋ガチャはそりゃ批判されるよなと思いました。ただ、これもまた個人の感想ですが、レアリティが低いフレンズでも3Dモデルめっちゃ良くできているせいでそこまでがっかりしませんでした。まだ始まったばかりのゲームガチャの何がわかるといった感もなくはないですが・・・

なお、戦闘などのシステム面はFGOに似てますが丸パクリというわけではなく、待機スキルとかがあったりしてそれなりに進化していると思いました。

まとめ

とりとめない感じですが、まとめるとけものフレンズ3面白いからみんなやろう!フレンズジャージ着せていこう!って感じです。よろしくねがいします。

P.S.

あ、アーケード版のこと忘れてましたが、しょっちゅう都内の某ゲーセン通っている自分からしてもそりゃそうなるわなとしか思えないです。なので、人がいるとかいなかったとかいう話についてはけもフレに限らず今更なに言ってるんだという感じで特に言うことはないといった感想です。もう少し連動メリットありそうならなぁ・・・

2019-09-13

[]野外で合法的全裸になりたかったので、オーストリア混浴してきた

【初めに】

 コピーミスで一節が抜けていた。申し訳ない。【】で囲まれた部分が追記である

【本文】

 服を着るのが苦手だ。できることなら裸で生活したい。

 ビジネスホテルに泊まるときは大抵全裸だし、男女関係なく素っ裸で過ごしたら、さぞ気持ちがいいだろう。

 そんなことを呟こうものなら、不審者扱いされるのは目に見えている。挙句の果てに、公共の場で脱ぎだして陰部を露出する不審者予備軍と誤解され、警察のお世話になるかもしれない。

 だが、よく考えてほしい。ああした人たちは、自分全裸特に陰部を見てほしいのであって、裸になりたいのとは少し違う。それに、皆様も思うことはないだろうか。たとえば大浴場に浸かったときの安らぎ。もしもそれが露天風呂だったらなおのこと心が緩み、湯の中に嫌なことが溶けていく思いがしないだろうか。

 目の前にどこまでも緑が、あるいは紅葉が広がっていたら。あるいは、絶えることのないとどろきを繰り返す海洋が広がっていたのなら。これほどまでに自由を感じつつ、大いなる存在に受け止められている安心感を覚える場所はないはずだ。何も身にまとうことなく立っていると、海風が全身をそっと撫でていき、普段どれほど重いものを身にまとってきたかを、嫌でも意識させられる。

 とはいえ、男女混浴可能場所国内でも限られている。ましてや、近年は混浴マナーの低下が甚だしく、混浴を取りやめてしま地域も多いと聞く。ある意味では仕方がないのかもしれない。混浴誕生した時代とは、私たち羞恥心感覚も変わってしまった。

 そういうわけで、私は混浴文化がまだ息づいている、ウィーンにまで足を運んだのである。概して、ドイツオーストリアを含む中東欧の人々は裸体に対するタブーが弱く、混浴についても寛容なである。緯度が高いので、全身で太陽を浴びたいのだろうか。冬になると日照量不足で気分が落ち込む私としては、その気持ちはよくわかる気がした。

 もっとも、私は全裸になるためだけにオーストリアに飛ぶような酔狂人間ではない。

 私は建築美術にも関心があり、この旅行の主目的は、クリムトシーレ、ココシュカといった人々の作品を鑑賞することであった。なので、脱衣はどちらかといえば、時間が空いたときのおまけである

 日本と同じで、月曜日には休業の美術館が多い。なので、月曜日にそうした巨大温泉施設に向かった。ウィーン中心街からおおよそ三十分ほどのオーバラー駅前の、テルメ・ウィーンと呼ばれるところである

 駅を出ると目の前に巨大な建物があり、そこからは既に硫黄香りがしている。そうしたところは我が国温泉とよく似ており、妙な安心感がある。片言のドイツ語で入場料を払い、タオルレンタルを済ませ、ロッカーに向かった。

 ロッカーのカギは電子式で、かざすと自動的に開閉されるというものだ。慣れるまでに時間がかかったが、すぐに便利だとわかった。荷物を持ったままガチャガチャと回すのは大変だからだ。ちなみに、このロッカールームの時点ですでに混浴で、男性女性関係なく着替えている。もちろん、慎み深い人のために個室の更衣室もあるのだが、別料金だ。

 ちなみに、温泉施設ではあるがすべて全裸で過ごすわけではなく、全裸なのは奥のサウナコーナーのみである。そのために私は一応水着を持参しており、ついでに防水のバッグも持ってきた。

 まずは、せっかくなので水着エリア温泉を楽しむ。とはいえ水着エリア温水プール同然であり、浸かっているとあたたかいが出て風に当たるとすぐに水着が冷えてしまうといった代物である。せいぜい人肌程度であり、温まるには不足である

 これはときどき指摘されることだけれど、日本人の湯加減の好みは、ヨーロッパの人々のそれよりもかなり高いらしい。ハンガリー温泉大国で知られているが、やはりそこも湯加減はぬるい。ただ、その程度の温度でなければ、ガイドブックで見かけるように、湯につかりながらのんびりとチェスの対局をやるわけにもいかないだろう。

 他にも、子供立ち入り禁止エリアというのがあり、ムーディーな照明と共に、カップル夫婦がぷかぷかと浮かびながら語らっているコーナーがあった。ここも温水プールほとんど温まらない。日本温水プールみたいに、塩素臭くないのはありがたいのだが、やはり汗をかかないと物足りなく感じてしまう。

 そうしたわけで、水着エリアを堪能した後に移動しようとしたのだが、サウナエリアがどこかわからない。あちこちうろつきまわり、子供に泳ぎを教えているらしい人やスタッフと思しき人物に、「ヴォー・イストサウナ?」(サウナはどこですか?)などとつたないドイツ語で尋ね歩くうちに、やっとのことでたどり着いた。

 なお、このゲートの先は別料金であり、鍵をタッチして入る。清算は帰りだ。そして、注意書きにはドイツ語と英語で「この先水着の着用を禁じる」と書かれている。なんとも徹底していることだ。私は軽快な電子音と共にその奥へと進んだ。

 サウナコーナーは、それほど変わった印象はなかった。ただ、見かける男性が皆素っ裸なので、私も水着を脱いだ。それほどの羞恥を感じなかったのは、一つには周囲には男性しかいなかったからだろう。それに、ここでは全裸が正装なのだ。だったら、むしろ何か着ている方が恥ずかしいのではないか。そんなことを思ったのである

 サウナ入り口には温度が書かれており、四十五度、五十度、六十度、それから九十度に分かれている。ひとまず五十度のところに入ると、既に老夫婦がくつろいでいた。ここで初めて裸の女性と遭遇した。

 二人は、私の存在を気にかける様子もなく、くつろいだ様子だった。私も、確かに目の前に女性がいるのだなあ、ということは考えたのだが、気にしてもしょうがなかったので、ぼんやり天井を眺めることにした。男性で前を隠している人はほとんどいなかったので、自分もそれに倣ったのだけれど、個人的には気持ちが良かった。世間体を気にせずにリラックスした姿でいるのは、何とも言えず心地よい。

 ちなみにその老夫婦のいたサウナでは、腰かけるところがチェアベッドのようになっており、仰向けにくつろげるような形になっていた。うとうとしているといつの間にか隣に座った男性が、ペーパーバックで何やら読んでいる。お風呂ではなくてサウナ読書、贅沢この上ない時間だ(もっとも、後で注意書きを見たら、サウナの中の読書禁止、と書かれていたのだが)。

 しばらくして、サウナを出てシャワーを浴び、他の温度のところを回ったり、冷水プールに体を浸したりした。日本温泉露天風呂がメインで、サウナ複数あるところは珍しい気がするが、ここでは様々なタイプサウナがあり、存分に楽しめた。

 たとえば、スチームサウナというのがあり、ここでは猛烈な蒸気で包まれる。汗が蒸発しないのでなかなかにつらいし、持っていたタオルもすぐにびしょ濡れになってしまうのだが、熱風がきつくないので、肌には優しい気がした。眼鏡をかけていると、何が何だかからなくなってしまうのだが。

 ちなみにこの眼鏡裸眼で転ばないように、日本サウナ用の眼鏡をわざわざ購入したものである

【ところで、このサウナコーナーには、外がある。サウナなので当然素っ裸で歩くのだが、これが気持ちがいいことこの上ない。芝生の上を歩けば、まるで熱帯民族になったようで愉快だ。そして、歩いた先には小屋があるのだが、そこもまたサウナである

 そこでは、おおよそ温度は九十度で、定期的にスイッチオンオフになる。オンになると、そこにはタオル一枚のおじさんがやってきて、香りのする水を炉に撒く。そして、巨大なタオルサウナの人々に熱風を浴びせるのである

 それがまた非常に心地よい。異様な高温のはずで、現に乳首が痛いほどなのだが、それでも不思議と生きている実感が与えられるというか、幸福感と高揚感が感じられる。それは他の人々も同じなのだろう。おじさんのパフォーマンスが終わると、一斉に歓声と拍手がする。ロウリュウ、と呼ばれるものに近いのだろう。

 そのあとも、おじさんは一人一人に熱風を送る。そのたびにあおがれた人々は嬉しそうだ。私も、「ゼア・グート。アバー・ゼア・ハイス」(とても気持ちがいいですが、とても暑いです)と、定冠詞活用無茶苦茶ドイツ語で応じた。すると隣のおじさんがあおがれたときに「カルトカルト」(寒い寒い)などというものから、思わずその場は笑いに包まれた。

 私に向かって風を送るときに、両手を合わせてお辞儀をしてくれた。たぶんタイかどこかと間違えているのだろうが、悪意よりも親しみを感じたので、こちらも会釈した。腰かけるところが熱すぎて胡坐をかいていたので、仏像か何かと勘違いしたのかもしれない。

 その後、全身をほてらせながら野外にある二十五メートルほどのプールで体を冷やした。何往復か泳いでから、仰向けになって曇り空を眺めているうちに、これほどの幸せなはないだろうな、と感じられた。何のしがらみもなく、何の規制もなく、ただ存在するだけ。過度な欲望もなく、競うこともなく、誰から干渉されない時間だけそこにあった。

 それに、水着を身につけずに泳ぐと体を締め付けるものが何もなくて、全身を区別せずに流れていく水が本当に心を自由にしてくれる。それに、誰もお互いの裸をじろじろ見たり気にしたりしないのも、気持ちが良かった。あたたかな無関心というか、あるがままの姿を受け入れてもらっている感覚になるのだ。

 人間身体のどこに猥褻なところがあるのだろう、表現規制は何のためにあるのか、などと大げさな議論が頭の中に形を取ろうとしたが、そうしたもの普段日の当たらない陰部に太陽が差す気持ちよさに溶けてしまった。

 そうしたわけで、私は結局三時間以上もそこで過ごすことになった。】

 さて、三時間過ごしたので、そこではいろんな人を見ることができた。もちろん、凝視したわけではないけれど、それでも混浴に来るオーストリア人にはいくつかのパターンが認められた。

 その一、スポーツマンタイプものすごい筋肉量で、アスリートか何かのようだ。これだけ鍛えていれば、自分身体に恥ずかしいところなど、どこにもないと言わんばかりだ。ギリシアローマ彫刻そっくりであるスポーツマン同士で何やら楽しげに話していることが多い。

 その二、力士タイプ。非常にでっぷりとした肥満体系のおじさん。人からどう見られているかそんなに気にしていない印象。こちらも堂々と歩いており、楽しそうにしている。

 その三、老夫婦。なんというか日本混浴にもいそうな、のんびりした雰囲気ときどき湯船の中で抱き合ったり、ほっぺたにキスしたりしている。ちなみに、注意書きには「キス以上のことはしちゃダメ!」「十六歳未満の入場禁止!」と書かれている。

 その四、比較若いカップル、あるいは若い男女。よくわからないのだけれど、「みんなで渡れば怖くない」的な感じで一緒に来たのかもしれない。

 ちなみに日本人は私だけだった。それから一人だけアフリカ系の人がいた。それ以外はみんなヨーロッパ系。

 で、こうして振り返ってみると、比較若い人が多い。それでも、私はあまり気にならなかった。というのも、前も言った通りここは全裸が正装なのであり、それについてとやかく言うほうが変だ。確かに、きれいで魅力的な人もいたし、中には私の好みの人もいたのだが、雑踏ですれ違う以上の感慨はなかったし、わざわざ振り返ることもなかった。

 混浴について、猥褻だとか下品だとかい意見があるが、私はまったくそう思ない。そもそも、ここは風呂サウナであり、いい湯だな、以外の感想はない。たぶん、混浴について批判的な人は、マナーの悪い人と一緒になってしまったのか、そもそも風呂がそこまで好きではないか、なのではないか。人様のことだから勝手判断差し控えるが。

 というか、見えそうで見えない極小ビキニなんかよりも、素っ裸の方がよっぽど上品な気はする。潔いし。隠すから下品だとか猥褻だとか言われるんじゃなかろうか。みんな最初からすっぽんぽんだったら、誰も気にしないだろうし。隠せば隠すほど、そこに注意が向くし、逆説的にそこに注目してくれと言っているようなものな気がする。

 それと、全然関係ないけど、女性でも腋毛もじゃもじゃの人は多いのは面白い。話には聞いていたが、実際に目にするとやはり興味深い。陰部がどうなっているかはじろじろ見なかったからわからないけれど、向こうの人は剃っているとはよく聞く。ただ、そんなことも温泉気持ちいいのでどうでもよい。

 そういうわけで、私はオーストリア混浴を十分に楽しんできた。予想していた通り、とても気持ちが良かった。日本にも類似したサービスがあればいいのに、と思ったが、マナー一定の水準に保つことは難しいだろう。きっと、ナンパしたりじろじろ見たりする行為が横行するに違いない。一度絶えてしまった、混浴文化を再びメジャーにするのは、難しいだろう。

 プールサイドで裸のまま横になり、夢うつつのまま時間が過ぎていく経験は非常に贅沢だった。しかし、これは今の温泉文化とは、少し違うかもしれない。

 個人的には、自分がやりたいことをやったので、満足している部分はある。今後どうするかはわからない。恋人がいないときだったので、とりあえず全裸になってはみたのだが、もしも今後も恋人が見つからず、行きたい場所が思いつかなかったら、どこか別の国でヌーディストビーチに行くかもしれない。それか、趣向を変えて、全裸ハイキングか全裸マラソンかに挑戦するかもしれない。

 もっとも、この混浴体験ですっかり気が済んでしまい、数年後には興味すら持たなくなっている可能性もある。それはわからない。

 ただ、やりたいことをやってみて、それなりに面白かった。それで十分なのかもしれない。

 皆様の快適な全裸ライフの参考になれば幸いである。

 最後に、脱いではいけないところで脱ぐのは絶対にやめましょう。これだけは強調しておく。

最後に】

 本記事カクヨムにも掲載されている。私が投稿者本人であることは、カクヨムでは連載中であり、現時点でも未公開になっている部分が含まれていることが証拠になる。

【付記】

 ヌードバイクみたいな、ヌーディスト活動経験者の増田は、ほかにもいらっしゃるのだろうか。あるいは、ヌーディズムに関心がある、だけでも潜在的にはどれほどいるのだろう?

アクセス

 地下鉄U1の終点、Oberlaa駅

2019-08-24

[] #77-6「コラえて地獄

≪ 前

今回のコラえて天国 いかがだったでしょうか

この番組で少しでも 新たな町の魅力を感じ入ることができたら幸いです

皆さんも 普段の町をいつもと違う方向から見てみましょう

ガイドブックだけでは分からない景色が そこにはメイビーあるかも

次回はアノニ町を超え イアリー町を見に行きます

詳しいルート番組公式サイトでどうぞ

この番組

あなたの“今”に寄り添う「クエスチョンアンテナ」と

綴ろう、モノの思い出「Huyo」

「トゥーハンドレッドフィフティシックス

ご覧のスポンサー提供で お送りしました



「なんだこりゃ」

番組が終わったあと、俺は開口一番そう漏らした。

いつも観ているアニメ放送していなかったので、仕方なく消去法でこの番組を観ていた。

すると自分たちがシケた映像と共に映っていたんだから「なんだこりゃ」と言うしかない。

「お前、もう少しマトモなとこ紹介してやれよ。撮れ高のないものを何とか面白くしようという、努力の跡しか見えないぞ」

一緒に観ていた兄貴が、内容がビミョーなのを俺のせいにしてくる。

そんなこと言われても、あれが番組だったなんて知らなかったし、俺たちはあっちの要望に出来る限り答えただけだ。

それに放送してはいないけど、他にも面白場所はたくさん紹介した。

布教活動する名物キャラ教祖とか、イケイケのお立ち台でファンサービスをする魔法少女とか、シロクロの家で未来アイテムを使ってドデカ花火打ち上げたり色々あったのに」

「まあ番組趣旨と違うからだろうな。新興宗教民放で気軽に流すのはアレだし、魔法少女スポンサー契約してない」

花火は?」

「何かコンプライアンス的な感じじゃねーの? 或いはSF的な都合」

ちくしょう、また“大人の事情”ってやつか。

「というかお前ら、いつも以上に好き勝手やってたな。いちいちディレクターオッサンケチつけるし、傍から見るとクソガキっぷりが五割増し」

だって、あのオッサンがアレコレ注文つけてくるんだもん。あーでもない、こーでもないって」

そうかあ? そこまでクドいようには見えないが」

放送だとそこまでじゃないけど、実際はもっとウザかったんだよ!」

そのくせ、俺達のコメントはほぼカットしないし。

「あのオッサン、遠回しに嫌がらせしてきやがって」

「さすがに自意識過剰だろ」

この番組に出たのは二度目で、最初の内はテレビに出ることを喜んでいた。

だけど、これじゃあ素直に喜べないというか、むしろ嫌だ。

兄貴がこういうのに映りたがらない理由が、今は少しだけ分かる。

「あ~あ、最近できた信号機なんて、ドラマティックな話までしたのにバッサリいかれてたなあ」

「それは単に見所がなかっただけだろ」

(#77-おわり)

2019-08-19

[] #77-1「コラえて地獄

さあ、今週も始まりました『コラえて天国』。

ガイドブックでは伝えきれない町の魅力を、住人との交流を経てお伝えして参ります

今回の町はここ『アノニ町』。

はてな市にあるこの町は観光街として親しまれております

以前も取材に来ましたが、今回はディレクターのみでお忍び。

ノニ町の新たな魅力を見つけることはできるのでしょうか。

一緒に覗いてみましょう。


駅に降り立つと 早速ディレクターが何かに気づいた様子

――あ あの子

以前もこの町で出会った少年発見

石の水切りを独特なフォームでやっていたのが印象深く ディレクターも強く記憶に残っている

この日は同級生たちと遊んでいた様子

――こんにちは 久しぶりだね

少年:え、だ、誰?

しか少年 ディレクターの顔を覚えてない

――ほら あの川原で遊んでたでしょ 兄弟

少年:し 知らない……

大男:人さらいめ そこまでだ!

保護者らしき男性が 鬼気迫る表情でこちらにやってくる

――痛いイタイいたい!

謎の男性:神妙にお縄につけ! 法の裁きを受けよ!

サブミッションを極められるディレクター

このまま放送事故になってしまうのか?

???:待て待て、シロクロ! 判断が早すぎ……ん オッサンどっかで……

――あれ……双子

静止に入る少年の顔を見てビックリ

あの時の少年が二人!?


少年に何とか場を収めてもらい 話を聞くことに

――え 双子じゃないの!? すっごい似てる

あの時に出会った少年はマスダくん

ディレクターが話しかけていたのはドッペルくん(?)というらしい

どうやらディレクター 本当に知らない子に話しかけていた

――本当に似てるねえ

マスダくん:こいつ変装の達人だからな 特に俺のモノマネは仲間でも間違うことが多い

――へえ それだけ似せられるのは やっぱりマスダくんには憧れてるとか

ドッペルくん:え えーと……

マスダくん:いやー むしろ憧れてるのは俺というより

ドッペルくん:わー! プライバシーポリシー

なんだか複雑な事情がありそう

彼らも個性的で気になるが 今回はあくまで町の魅力を知るのが目的

今回はプライベート観光ということにして 番組のことは伏せつつ 隠れた名所を尋ねる

――アノニ町で どこかい場所知らない?

マスダくん:いるよな こういういい加減な問いかけをして 引き出そうとしてくるタイプ

耳当てをつけた少年:(質問が)漠然としすぎてます 僕たちにそんなこと聞いて何を期待してるんですか

一癖ある受け答えをしてきた少年はミミセンくん

どうやら仲間の中では司令塔のような立場らしい

――えーと……

少女:私 教えてもいいけど 何の権威もない子供評価をアテにするより ガイドブックでも読んだ方が参考になると思うわよ

尤もなことを言ったのはタオナケちゃん

そんな子供たちから予想外のカウンターをくらい たじたじのディレクター

まらずシロクロと呼ばれている 保護者らしき男性に助けを求める

――すいません 上手いこと説明してくれませんか?

保護者男性:ノー オア ノー! インポッシブル

マスダくん:シロクロに聞いても無駄だぞ 俺達の中で一番アタマ悪いんだから

保護者ではなく 歳の離れた彼らの仲間だったらしい

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2019-07-31

父が末期がんになった

父ががんの宣告を受けた。いわゆるステージ4、がん細胞原発部位を飛び出し、体の他の場所転移している状態だ。昨日はこれから化学療法抗がん剤治療方針に関して医師から説明があるというので、幼いころ、野球場へ連れて行ってもらったときのように、父の後ろをついて病院まで行ってきた。

結論から言えば、医師説明スタンダードな標準医療に沿ったもので、こちらとして安心できるものだった。魔法のように父を長生きさせてくれるものではないのが残念ではあったけれど、お医者さんは魔法使いではないので仕方ない。

今回、医師の話を聞きに行くあたって、真っさら状態では質問すらままならないだろうと思い、父のがんについて簡単勉強をしていった。「診療ガイドブック」の父に関係しそうな部分を読み込み、さまざまな医療機関のサイトで疾患の解説をしているページをあたり、予想される薬剤名で検索しては各方面記事にさんざん目を通した。

そんな予習をしている際には、当然「魔法」を喧伝するサイトにもたくさん出くわした。曰く、「抗がん剤なんて危ない!」「日本なら死ぬのを待つだけ」「海外に行けばこんなにきれいに!!」などなど。冷静になろう、父に正しい医療を受けてほしいと思う自分に対してさえも、こういうサイトは心の隙間を見つけて染みこんでくる。

自分が行動を起こさないせいで、父は命を落としてしまうんじゃないか

安易に標準医療に頼ったら、助かるはずの父を苦しめてしまうんじゃないか

こうした「魔法」について医者に聞いたところで「そんな治療法はエビデンスがないので、『受けるな!』とは言えませんが、おすすめもできません」と答えるのが分かってはいるのに、ついつい主治医にも確認した方がいいんじゃないかという気持ちが頭をよぎる。

そういう不安払拭できたのは、やはり知識だった。病院学会が発する資料素人なりに読み込み、正確な数値に触れ、薬の作用機序を大まかに頭に入れ、標準医療進歩を実感してこそ、「魔法」の誘惑から逃れ、医師説明に耳を傾けられたような気がする。自分で言うのもおこがましいけれど、まだ、私にはそうした医学エビデンスのある資料を読む力があったから、あやしい魔法から逃げおおせることができたのだろうと思う。もし、これが年老いた本人だけ、あるいはあまり資料を読む習慣がない人だけが情報に向き合った際に、標準医療と「魔法」の区別がつくのだろうか、という懸念は残った。

発端は親切心なのかもしれないが、あやしげ商売でがん患者やその家族をたぶらかす連中を絶対に許せない。

今、私は父を病院に託し、抗がん剤が父に対して劇的な効き目を発揮してくれることを祈り、激しい痛みや生活苦が今後、父(または同居する母)に訪れないように祈ることしかできない。幸いオリンピックチケットが2枚当たったので、かつての野球場のように、来年の今ごろ、父とともにオリンピックスタジアムへ行けることを夢見ている。

標準的医療が、父に対してだけは魔法「のように」効き目を発揮しますように(祈)

2019-07-28

インドで「俺ん家来ないか」に着いていき無事だった話

インドでの詐欺体験談ブームなので書きます。といっても、詐欺られなかった体験です。

19歳の冬に友人ふたりインド旅行に行きました。全行程10日間。デリーに着いて、道行く人々が何人も何人も日本語で話しかけてくるのにびびりました。ガイドブックには「日本語で話しかけてくる人に絶対着いていくな」と書いてあったので当然無視

デリーに一泊して、タージマハルがあるアグラへ行く鉄道に乗ろうとしたものの、この2013年の冬は大寒波でその影響か、それともいつもそんなもんなのか、鉄道24時間遅れているらしく駅は大混乱で、デリー駅の外国人切符売り場に並んで、なんとか鉄道を予約できました。

ぶじアグラに着くと、ある身なりのいいインド人のおじさんが、「アグラ観光案内します」みたいにインドなまりのつよい英語で言ってきて、当然無視しようとしていたけど、しつこく言ってきました。そして、つい値段など聞いたところ、まっとうな値段を言われたので、「まぁいいか」とOKしてしまいました。この時、これはヤバいことになったなと感じつつ、少しわくわくしていました。

三輪屋根もない簡易なバイクに乗せられ、うわぁ大丈夫やろか…と思いつつ、ふつうアグラ城とか見せてもらいました。そして、「ちょっと友達の家に連れて行く」と言われました。えぇ〜と思いつつ、丁寧に観光ガイドしてくれた恩があるので断れません。おじさんは途中、道端のニワトリ屋に行き、籠の鳥をその場でかっさばいて、バイクに入れて土産にするようです。その友達の家に行くと、日本語うまいおじさんが歓迎してくれました。繰り返しになりますが、「日本語うまいやつに気をつけろ」はガイドブックにもあるくらいの基礎情報です。「これあかんやろ〜、やばいことになった」と友人とこそこそ話します。

その日本語うまいおじさんは、日本宝石商をしていたとかで、人工のものだというダイヤモンドを見せてくれました。

そして、「ティーでもどうか」と言われました。え、これ眠り薬とか入ってて、飲んだら全財産パスポートなくなってるパターンでは、と思いつつ、飲んでしまいました。でも特にどうということもなく、楽しい歓談で終わり、ぶじ宿を見つけ、一日が終わりました。

たぶん単に運がよかっただけですね。今後もしインドとか、その他危険場所行くときもっと慎重になりたいです。といっても、ふつうに親切にしてくれる人に冷たくするのはいけないとも思ってしまうので、難しいなとも感じます。その人がいい人なのか、悪いことしようとしているのか、ぼくは運がよかっただけで、見分けるのはきっと難しいです。

[] #76-1「車道シャドー

俺の住む町は田舎ってわけじゃないけれど、控えめに言ってマイナー、はっきり言えば中途半端なところだ。

観光街ってことにはなってるけど、それ目的の人なんて滅多にこない。

それでも年に1回くらいのペースで、ガイドブックの流れに逆らって上陸してくる人間もいる。

如何にも「色んなところを長いこと旅してます」って見た目のオッサンだった。

背中リュックは大きく膨らんでいて、後ろから見ると上半身が隠れるほどだ。

何をそんなに詰める必要があるのかと何気なく眺めていたら、本体と目が合ってしまったのが運の尽き。

この町の名所、穴場がないかと聞かれてしまった。

観光客向けの名所は無いに等しい町なので、正直なところ「ない」と言ってしまいたい。

それでも俺と仲間たちは“おもてなし精神”ってのと、地元に住むプライトでもって案内してやることにした。


例えば、ここ「アルブス・オーク」っていう大きいビル

名前だけ聞くとファンタジー香りが漂ってきそうだが、実際は樹の香りがする。

ここでいう「オーク」ってのは植物のことで、「アルブス」はラテン語で“白”って意味

まり白いオークの木をイメージした建物ってわけ。

難点は一般人が利用できるのは三階までで、上は賃貸オフィスとかで使われていること。

あと、ビルが白くなくて、形は普通に四角いってところか。

地域名産でもない木をモチーフにした理由も聞かないでくれ。

そのあたりを気にしなければ良い場所だ。

通路上には、オークらしき木が一定間隔で陣取っていてバランスがいい。

どこかの芸術家が作った意味不明なオブジェもあり、ポイントは押さえてある。

二階のショッピングモールには、駅から直通でいけるエリアが設けられていて移動が楽だ。

その他にもスーパー銭湯ボーリングゲーセンなどが一通り揃っている。

レストランも和洋中あって選り取りみどり

個人的によく利用するのは「初めての調理場」っていうファストフード店かな。

それ以外だと、蕎麦屋の隣にある店も面白い

周期的にコロコロ変わるので、住人的には見ものだ。

多分あのテナント、呪われてるんだと思う。


後は、無駄にオシャレな見た目の火力発電所、風が吹かない地域なのに建てられた風力発電所

新興宗教教祖がよく演説している広場、変な奴らが住んでいる廃墟みたいな家。

そんな調子で、俺たちなりの名所ってのを思いつく限り紹介していったんだ。

だけど、オッサンの反応は終始イマイチだった。

「こういうのじゃなくて、もっと文化的に、歴史的に意義のあるものが見たい」と言ってくる。

俺は、こんなところにいきなりやって来て、そんな意識の高いことを求めてくんなよと思った。

歴史を知りたきゃ図書館にでも行けばいい。

それを言葉にしなかったのは、ここまで案内してきたからには途中で放棄するのは嫌だったからだ。

「俺が物心ついたくらいの頃に、車の博物館とかはあったけどなあ」

その博物館ドラマ撮影とかでも使われて有名で、俺たちが名所と断言できる唯一の場所だった。

だけど町の小さな博物館なんて、滅多に人は来ない。

俺ですら数えられる程度しか行ったことないから、推して知るべしって奴だ。

から、せめて博物館についての思い出話をしようと思った。

「車の博物館……うん? 車……道路……信号機

だけど車繋がりで、ふと思い出したんだ。

この町を象徴する、とある信号機のことを。

次 ≫

2019-07-27

ネパールでボッタクリに警戒しすぎて損した話

数年前ネパールに行った時の話

ガイドブックを見ても、「日本人だと見るとかなり吹っかけてくるが、価格交渉楽しい」と書いてあったのでそれも醍醐味と思いつつ空港に降り立った

タクシー

空港を出てすぐにタクシーの運ちゃんが溜まっているので声をかける。というより向こうから掛けてくる

その日泊まる予定のタメル地区まではタクシーで600ルピーくらい(約600円)だと友人に聞いていたが、乗り場のおっさんは1000ルピーだと言う

内心(はいはい早速来たな)とか思いながら「600ルピーで」と繰り返してるとおっさんは手を振りながら離れていった

あらためて見回すとタクシーの運ちゃんと思しき男性は3~40人はい

すぐにその中の別のおっさんが近づいてきて「900ルピー」と声をかけてくるのでこちらも食い気味「600」と繰り返す

そんなことを何人も繰り返してるうちに700ルピーまでは下がったものの、とうとう誰も声を掛けてくれなくなり、

かと言って今更「やっぱ700でイイっすサーセン笑笑」とかこちから声をかけるのも違うなと思ったのでタクシーは諦めて、

無料ガイドマップをもらってタメルまで二時間歩いた

◎靴

数日後、エベレストトレッキングの途中のナムチェバザールでのこと

新品のサロモントレランシューズが2000ルピーで売っていた

もちろん偽物なんだろうとは思ったけど、手にとって見ても作りはかなりしっかりしている

見れば見るほど偽物とは思えないな、と思えてきて、だんだん欲しくなってきた

でもネパールで2000ルピーといえばなかなか高額だ

店主に声をかけて「1000ルピー」と吹っかけてみる

こういう交渉最初に欲しい値段を言ってはダメ

目標は1500ルピー

たとえ偽物だとしても外見は正規品と遜色ないものが1500ルピーで手に入るなら万々歳だ

と考えながら交渉するも店主は鼻にもかけてくれない

しまいには店主に「お前の国でこれを買ったらこの値段の5倍以上するだろう!」と言われてしまった

しかにそうだけどさ……

少し迷ったあげく、仕方なく2000ルピーでその靴を購入した

帰国後知人に見せたら「中敷を見れば偽物かどうかわかるよ。あ、完全に偽物だね。」と言われた

◎番外編

同じ時期にトレッキングに来てた知り合いと一晩カトマンドゥご飯を一緒に食べたのだけど、食事の終わりに「このあと男だけで楽しい店に行かない?ラマさん(シェルパ族のガイド)も行くよ」と誘われたが断った。宿に帰ったあと、ネパールのそういう店ってどんななんだろ、やっぱり行っとけばよかったかな、とも思ったりもした

寡黙なラマさんがどう楽しむのかも気になった

数日後その知人のインスタを見ると「カトマンドゥでボッタクリバーに入ってしまった」という投稿を見つけて笑った

2019-07-08

anond:20190708012247

ググったら普通にそれらしい答えが載ってたけど、

新聞と違って長期間店頭に置かれるから、らしい

1)週刊誌  発売日から15日先までの月日

2)旬刊誌・遠週刊誌・月2回刊誌  発売日から1ヵ月先までの月日(月・旬)

3)月刊誌・隔月刊誌  発売日から40日先までの月号

4)季刊誌  発行期間を示す季節(その季節を表す文字

5)増刊号  発売日から〈40日先まで〉の月/日号、もしくは月号。ただし、月刊誌・隔月刊誌季刊誌の増刊は本誌に準じる  

             

書籍雑誌出版ガイドブック』より

橋本 健午 著

日本エディタースクール出版部 (2000年4月初版)

週刊誌なのに2週間先までオッケーとか、月刊誌が1か月+αオッケーなのはよくわからん

2019-06-29

10年後の日本の3常識「外出時は防刃チョッキを必ず着用し、早歩きで移動すること」

「夜10時以降は一人で電車バスに乗るな。危険だ。」

女性は駅のトイレを使ってはならない。

きっと日本観光ガイドブックにも書かれてる

2019-05-25

普通パン屋食パンスーパー食パンに勝てるの?

パン屋で買う菓子パン惣菜パンは、スーパーパンよりおいしいけど

スーパーで売ってる食パンレベルが高いから、普通レベルパン屋食パンではスーパー食パンには敵わない。

乃がみとか、食パンがおいしくて有名なパン屋ならヤマザキダブルソフトを越えることができるけど

街のガイドブックかにも載らないような個人でやってるごくごく普通パン屋食パンスーパーのそれより値段が高い上に味はそれほど美味しくなかったりする。

結果、食パンは安くて上手いスーパー食パンを買うことになる。

2019-05-09

自分では何も調べようとしないオタク友達に疲れてきた

いつも人から情報を与えてもらってばかりで、自分では何かを調べたりしようとはしない

オタク友達不公平感を感じてきてしま疲れたという話。

以下は特定を避けるため、一部フェイクを入れています


私は数年前からとあるK-POPアイドルグループAを推している。

もともとは2次元界隈のオタクで、K-POPアイドルどころか3次元界隈には何の興味もなかったのだが

たまたまTLに流れてきたMVを見て、それから気付くと毎日動画サイトMV再生したりするようになっていた。

もともと持っていたTwitterアカウントマメ動画へのURLを貼り

Aにまつわる覚えたてのエピソードを紹介し続けたりしていたら、

とある相互フォロワーBが興味を持ってくれるようになり、いつのまにか日本でのイベントコンサートなんかに一緒に行く関係になった。

特定メンバー単推しというより、箱推しに近いスタンスだったところ

年齢、そして何より推し活動をする上での金銭感覚が近かったのが

急速に仲良くなっていった上でのポイントだったと思う。

そのうち、せっかくなら韓国でのコンサートにも行ってみたいと思うようになり

はじめての韓国遠征もBと一緒に行った。

韓国旅行ガイドブック遠征指南ブログが大量にあるとはいえ

お互い初めての韓国、二人とも韓国語はおろか英語もおぼつかない中、

ホテルを予約し、会場までの行き方を調べるなど大変なことは多かった。

しかしそれにもまして何とか韓国まで推しを見にこれた、やればできるものだという達成感はすさまじく

それからも度々韓国遠征をするようになる。

最初はBと一緒に推し活動をできるというのは楽しかった。

だんだんとB以外のオタク友達もできたていったのだが

それでも遠征で同じホテルに泊まる、コンサート以外の時間観光ショッピングなども一緒にする

となると、ある程度金銭感覚だったり、時間の使い方、推し活動以外の部分での

価値観も合うと分かっていないと、なかなかずっと一緒にはいられない。

そういった部分は本当にBとは合ったのだ。

ただ気になったのはBが全然自分では調べず、分からないことや難しいことは

私が調べるのを待っていることが多いということだ。

韓国遠征でもソウルではない地方都市への移動の仕方や

外国人には入りづらいイベントにはどうやって参加するのかになってくると

ある程度、言語の壁が立ちはだかってくる。

推しグループについてだって韓国語ができる先輩ファンたちが日本語で情報を流してくれるとはいえ

それでも情報の鮮度だったり、ちょっとマニアック情報を求めようとすると

日本語に訳された二次情報ではなく韓国語で書かれた一次情報を参照するということが必要になってくる。

私も韓国語が分からないなり、少しづ勉強しならが辞書アプリ翻訳アプリを利用しつつ

そういった韓国語での情報収集というのがだんだんとできるようになっていった。

しかしBはそういったことをしない。

どのホテルにしようか、どんなお店でご飯食べようか、遠征計画で悩んだときに私も調べてみるね、とは言ってくれるのだが

結局調べないで私が調べてきた情報を見て、そこに泊まろう、そのお店に行こう、ということになる。

twitterでも私や先輩ファン日本語に訳した情報RTして感想を書くだけだ。

韓国しか通じないホテルやお店でチェックイン食事を注文するのもいつも私だ。

Bも同じタイミング韓国語を勉強し始めたはずで、まったく韓国語ができないというわけではなく

注文くらいだったらできるはずなのに。

それに私だって毎回聞き取れなかったり伝わらなかったらどうしようって

つっかえつっかえしながらお店の人とコミュニケーションをとっているのを目の前で見ているはずなのに。

しかしやろうとしない、いつも私にやってもらっちゃってごめんね、と言いつつ

自分ではチャレンジしようとしないのだ。


推しグループは好きだし韓国旅行も好きだが、自分で他言語を熱心に学んでまで、時間を割いて色々調べてまで

推し活動をしたりするほどの熱意はない、

私とBのオタクとしてのスタンスの違いと言ったらそれまでなのかもしれない。

Bと推しグループについて語り合ったり、一緒に可愛くておいしいものを食べてはしゃぐ時間は本当に楽しい

しかしその一方で、情報を与える側と与えられる側、その役割があまり固定化しすぎてしま

かける労力に対する不平等感を感じてしまうのも事実なのだ

そしてBはオタクとしての向上心にかけるのでは…とつい下に見てしま自分もいる。

まりに一緒に長くいすぎてしまっただけなのか。少し離れてみれば関係も変わるのだろうか。

Bとはこれからも仲良くしたいと思いつつ、こんなもやもやを感じてしまうのなら

少し関係を見つめなおすタイミングだということなのだろうか。

2019-04-29

anond:20190429192312

とりあえず今から

トラベルコかスカイスキャナーのサイト開いて、

明日から航空券を確保しよう。

普段より割高だけど、

年末年始ほどじゃないと思う。

手軽なのは台北上海

足を伸ばしてバンコク

頑張っちゃってイスタンブール

ゴールデンウィークはまだまだ遊べるぜ。

ガイドブックなんかは空港で買えばいい。

2019-04-23

舞台PSYCHO-PASSがつまらなかった

PSYCHO-PASS Virtue and Vice(以下PPVV)を最近観劇した。このチケット代と同じ値段で、新感線大人計画も観られるという事実が辛い。しかも隣の施設なんてこの値段の4分の1で楽しめる。スワローズが勝っていればより楽しいことだろう。

実は元々クオリティに期待はしていなかった。だが、脚本原作ファンにもおなじみの深見真氏がつとめている点、ドミネーターフューチャーされている点に興味を惹かれチケットを取った。一度くらい2.5次元舞台というものを見てみたかったという気持ちもあった。

かつて私は阿部サダヲ古田新太といった小劇場出身俳優に惹かれ、10年ほど前はよく彼らが出演する舞台を追っていた。学生だったから毎回とはいかなかったけれど、観劇中はかけがえのない時間を過ごさせてもらったと思う。

彼らの創る舞台ほどのクオリティは期待できないかな…でも観劇自体久々だし深見さんが脚本だし本広さんも関わってるから見られないことはないだろう…と考えていた。だが、世界残酷だった。

まず、役者セリフが聞き取れない。これは致命的ではないのか?PSYCHO-PASSは出てくる用語が難しい。それはずっとアニメ1期から追ってるから分かるし、文字で見ないと分からないことも多い。だからスピンオフ小説も出ているし、オフィシャルガイドブックも2冊出ているのだろう。

舞台でも上記のことに配慮した演出があったけれど、にしても爆弾装置のところはマジで分かりませんでした。無理なのは承知だけれど字幕が欲しかった。舞台観てて、セリフ読むの無理しなくていいんだよ…って思ったのは初めてだ。

次いで、観劇中に辛かったこととしては会場内の笑いについていけなかったことが辛かった。お客さん達が笑ってても何がおもしろかったのかさっぱり分からなかった。皆リスニング能力が高いのだろう。私はもう一度日本語聞き取り能力を上げるべきなのだろう。

にしても、今まで舞台映画でも会場内の「一体感のある笑い」についていかれなかったことがなかったので、置いてけぼり感に苛まれたという事実が辛かった。

もしこれが、役者同士の関係性を知らないと笑えないようなものだったら、もうお手上げだ。私は他になんの作品に出ているとかTwitterアカウントだとかい役者情報を全く知らないからだ。内輪ネタでは私のような役者素人(?)は全く笑えない。

たこれは仕方ないことだろうが、ドミネーターが劇中あまり出てこなかったことも残念だった。エリミネーターによる人体爆発は演出上難しいだろうし、ギミックアニメに負けるのが見えている。

そんなわけでPPVVはちっとも楽しめず、私の中では2,000円でできる野球観戦に完敗した。2.5次元舞台も今後、観たいとは思わない。

本当は1意見としてツイッターにこれらを吐いてPPVVの関係者にエゴサされても良かったのだが、この舞台に満足しているフォロワーさんの気分を害することは避けたかった。PSYCHO-PASSファンとして今後も楽しく生きていくために、余計なトラブルを生むようなことは言いたくなかった。

だがもしPPVVを観て、『舞台ってこんなもんか…思ってたのと違う…』って思ってる人がいたとしたら個人的には最悪だと思う。

そんな方は是非、劇団四季に足を運んでみてほしい。劇団☆新感線大人計画は今となってはプレミアチケットになってしまったので初心者には勧め難い。その点、劇団四季は各地で公演があって、期間も長く回数も多い。

2.5次元舞台けが舞台ではない。

2019-04-19

モンキー・パンチ先生で思い出したこと

双葉社からマンガガイドブック的な雑誌刊行された

外注で作り、最後カラーグラビアで「絶対に読むべき100冊」というものがある

そこには数々の名作と並びルパン三世もあった

でもその後外注で作ってた編集が「双葉社忖度してルパン三世をいやいやいれた」などと暴露

その編集こそがのちのアイツだった

(アイツを実名で書こうと思ったけど土壇場で2人候補が出てきてどっちかわからなくなった)

2019-02-08

anond:20190207231533

ひとえに「紙の方が読みやすい」からではないかと…。特に旅行ガイドブックなど、現地で紙でぱらぱらめくった方が目的のページにたどり着きやすくないかな?

あと、複数ページを一緒に見たいときや、たくさんの資料を同時に斜め読みしたいときなども紙の方が有利だと思う。ページ順にゆっくり読めるとき電子書籍で良いんだけど、そういう読み方がてきるものって限られてると思う。

オフィスいくらペーパーレス化を進めようとしても、結局紙に打ち出した方が読みやすいといってプリントアウトされてしまうのと同じ理由ではないだろうか?

anond:20190207004137

児童相談所 拉致 静岡市」などと検索すれば、当事者(親)が発信する記事を閲覧することができる。Twitter実名発信すら行っている。

彼らの主張と、裁判所認定事実とを対比しながら読めば、恐ろしさが伝わってくると思われる。

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損害賠償請求事件

東京地方裁判所平成21年(ワ)第25349号

平成25年8月29日民事第44部判決

口頭弁論終結日 平成25年4月25日

       判   決

(第1,第2 省略)

第3 争点に対する判断

1 認定事実

 前提事実に加え,後掲の証拠及び弁論の全趣旨によれば,以下の事実が認められる。

(1)本件小学校入学前後の経緯

ア 原告Q1は,原告Q2及びQ9との同居を始めた平成19年2月頃,Q9が時間を守らないこと,嘘をつくことを矯正させる必要があると考えて,原告Q2との間でQ9へのしつけの方法について話合い,その結果として,原告らは,Q9が小学校入学した同年4月頃から,Q9が上記の点について原告らの口頭での指導を守らなかった場合には体罰を与えることとした。

 原告らの体罰は,当初は頭を軽く叩く程度であり,その後顔を平手打ちするようになり,同年6月頃からは,Q9に木製の子ども用バットを持ってこさせて,臀部をバットで叩くことなどがあった。

(甲4,75,原告Q1本人)

イ(ア)Q9の所属するクラス担任であるQ12教諭は,平成19年4月頃,Q9の顔に痣があったこから,その痣について聞いたところ,Q9は,タンスの角にぶつけたと述べた。Q12教諭は,その後,Q9の顔の別の位置に痣があることを発見した。

 Q12教諭は,同年5月下旬頃,Q9が忘れ物をして登校してきたため,どうしたら忘れ物をしないようにできるか尋ねたところ,Q9は泣き出して,自分学校の支度をしていることのほか,原告Q1は殴るので恐いこと,原告Q2はQ9を守ってくれなくなり,原告Q1と一緒に怒ってばかりいるが,以前はそうではなかったことなどを述べた。そこで,Q12教諭は,Q9に対し,先生はいつも君の味方であり,先生が守ってあげるなどと述べた。

 原告らは,同月31日,本件小学校担任教諭保護者との間での連絡帳に,Q9から先生が守ってあげるという発言があったと聞いたが,その発言真意確認を求める旨の記載をした。

(イ)本件小学校のQ13教頭は,同年6月5日,原告ら宅を訪れ,原告らと面談した。その際,Q13教頭は,虐待の疑いがある場合についても適切な対応をとる必要がある旨述べ,原告らは,今までQ9はしつけを行われずに育ってきており,Q9を良くするのは今しかないこと,しつけの方針として,悪いことをしたら殴ること,虐待を疑っていることは理解していることなどを述べ,Q12教諭上記(ア)の発言について,Q12教諭からの直接の謝罪要求した。これを受け,Q13教頭は,一旦本件小学校に戻り,Q12教諭と共に再度原告ら宅を訪れ,Q12教諭上記(ア)の発言について,誤解を招く発言であったとして謝罪した。

 Q9は,同日以降,Q12教諭に対し,先生が来てくれてから殴られなくなったと述べた。

(ウ)Q9は,同年6月29日,右大腿部,右肩に赤色の跡があり,Q12教諭が,Q9がプールに入る際にその跡について聞いたところ,Q9は,原告Q2から叩かれたと述べた。

 また,Q9は,同年7月2日,右目の下部に痣があり,Q12教諭からその痣について聞かれたところ,原告Q2に殴られたと述べたが,Q13教頭からその痣について聞かれた際には,Q9は転んで怪我をしたと述べた。そこで,同日,Q13教頭原告ら宅に架電したところ,原告Q2は,Q9が2日続けて許せない嘘をついたこから原告Q2が殴った,私も人間から感情的になると述べた。

 原告Q1は,同月3日,本件小学校架電し,Q13教頭に対し,原告らは冷静にQ9をしかっていること,同じ状況であれば原告Q1であっても殴っているはずであり,原告Q2も同じ方針であることなどを述べた。これに対し,Q13教頭は,殴らないで育てることをまず考えるべきであるなどと述べた。

(エ)Q12教諭は,同月4日,原告から,本件小学校教育方針等についての意見記載された手紙が送付されたため,同日午後3時頃,原告ら宅を訪問した。その際,原告ら及びQ12教諭居間にいて会話をしていたところ,原告Q2は,一旦居間を離れてQ9の部屋に行き,Q9を叩き,居間に戻ってきた際に,「今私,Q9のこと,叩きましたから,守って下さい。叩きました。嘘ついたから。」などと述べた。

 その後,本件小学校のQ14校長教務主任及び生徒指導主任原告ら宅を訪れ,原告Q1から学校で行う教育と家庭で行う教育区別をしたガイドラインを示してほしいという要望があったため,Q14校長ガイドラインを示す旨述べて,同日午後8時30分頃にQ14校長らは原告ら宅を離れた。

(甲11,17,18,乙ろ2の12,乙ろ15,証人Q13)

(2)本件一時保護に関する経緯

ア Q14校長は,同月6日,静岡市教育委員会に対し,前記(1)イの経緯を報告した。静岡市教育委員会は,同月10日,静岡市α区の要保護児童対策地域協議会児童福祉法25条の2参照)の定例実務者会議において,Q9を要保護児童として提示し,Q13教頭が前記(1)イの経緯をまとめた報告書(乙ろ2の12の1ないし6丁)を提出した。上記会議に出席した静岡市児童相談所の所員は,同日,本件小学校に対し,Q9は保護を要する児童であるため,今後Q9に痣等があった場合には児童相談所に通告するように指示した。

イ Q9は,同月13日の登校の際,左顎及び左目下部に痣があり,Q14校長がその痣について聞いたところ,Q9は,嘘をついたことを原告Q1に怒られて殴られたと述べた。そこで,同日「Q14校長は,静岡市児童相談所架電してQ9について通告した。また,同日のプールの授業の際,Q9の大腿部及び背中に痣があることが確認された。

 静岡市児童相談所は,同日,上記通告を受け,子ども虐待対応の手引き(平成19年1月23日付け雇児総発第0123003号厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課長通知。乙ろ2の10)及び静岡県中央児童相談所作成家族支援ガイドブック(乙ろ2の11)に基づき,上記アの会議に参加していた所員等による緊急受理会議を開催し,Q9に行うべき支援及び援助の内容を判断するための虐待処遇アセスメント指標(乙ろ2の6)で判定をしたところ,虐待の程度は,5段階の上から2番目(打撲,広範囲の軽外傷等)であり,調査格付は,生命を脅かす(又は高い可能性がある。)状態として,直ちに立入調査を行うこととなる「R-1」と判定された。また,静岡市児童相談所のQ15主任主事ケースワーカー)等の所員3名が,本件小学校に立入調査をして,Q9の顔から足にかけて痣があることを確認し,Q9に聞き取りをしたところ,Q9は,原告からは,Q9が時間を守らないという理由毎日殴られること,原告Q2の方が多く殴ること,原告Q1からおもちゃバットでいろいろなところを殴られ,原告Q1から殴られた際に血が出たことがあることなどを述べた。静岡市児童相談所は,上記立入調査をした所員からの報告を受け,上記虐待処遇アセスメント指標及び所員の合議に基づき判定をしたところ,Q9の支援・援助格付は,直ちに一時保護必要となる「AA」と判定された。

 静岡市児童相談所長は,Q9に痣があり,Q9も原告から殴られていることを認めたこと,本件小学校から家庭訪問をした後も原告から虐待継続していることが確認できたことに基づき,Q9を一時保護し(本件一時保護),その後に原告ら宅に架電し,原告らに対して本件一時保護したことを告げた。

 Q9は,同日,静岡市静岡病院のQ16医師の診断を受けたが,同医師作成診断書には,「全身に打撲によると思われる皮下出血を認める」として,〔1〕両下眼瞼,〔2〕左顎部,〔3〕右肩甲骨上,〔4〕左大腿背側,〔5〕右下腿膝下部前面及び〔6〕両殿部について,「いずれも鈍器,または靴による打撲跡と考えられる」,「上記外傷について全治一週間と診断する」との記載がある。

 静岡市児童相談所は,同日,静岡県中央児童相談所の一時保護施設にQ9の一時保護委託した。

(甲11,乙ろ2の4ないし6・12,乙ろ15,16,乙は3の1・2,証人Q17,証人Q13)

(3)本件一時保護開始後の経緯

ア 原告らと静岡市児童相談所は,本件一時保護が開始された平成19年7月13日以降,電話等でやり取りをしたが,次のとおり,原告らは,Q9に対する体罰虐待ではなく,親である原告らの意思無視して本件一時保護継続することは不当であるとの意見を繰り返し述べた。

 原告Q1は,同月20日,静岡市児童相談所のQ15主任主事との電話で,虐待はしていない旨述べ,暴行肯定されると考えているかとの質問に対して「ええ,肯定されますよ。当たり前じゃないですか」「一時的感情だとかそんなことで虐待を繰り返してきているわけじゃないんだ」,「責任ある体罰っていうのだってあるんだ」などと述べ,静岡市児童相談所のQ18統括主幹との電話で,同月27日,「Q9をおたくらに任せますけど,やつが20歳ぐらいになったときにまともな,私らが考えているような大人になってなかったら,抹殺しますんで。おたくらも含めてよ。」,同月30日,「子どもがこう,おれらの考えてたとおりに教育できなくなったときに,おまえらどういう責任とる。とらなかったときは,おまえ,リンチしてもいいか」,同年8月1日,「根本からお前らの育て方とか教育論が間違ってるのに,何で間違ってる奴らと俺らが話し合わなきゃいけないんだよ。」などと述べた。また,原告Q2は,同年7月23日,Q18統括主幹との電話で,「私達は少なくとも体罰体罰だって考えてるんですね。私の思う虐待と言うのは自分憂さ晴らしですね。」,「体罰っていうのは暴力とは違う」などと述べた。

 静岡市児童相談所のQ19主任主事心理士)及びQ15主任主事は,同月20日から同年8月31日まで,一時保護施設を訪れてQ9と面談,行動観察,心理テスト等を行った。Q9は,同月8日以降の面接で,原告らと会いたくなく,施設から帰りたくない旨訴えた。Q19主任主事は,Q9について,同年9月20日開催の静岡市健康福祉審議会児童福祉専門分科会児童処遇審査部会に「現段階では,本児の家庭に対する拒否感が強く,両親と距離を置き,守られた環境下で,本児の話に耳を傾け,個別には母性的で受容的な対応が望まれる。」,「これまでの養育環境により本児の情緒面での成長が阻害されてきた結果が示されており,今後,両親の養育態度に改善が望めないようであれば,家庭との分離はやむを得ず,児童養護施設への入所が適当であると考える。」との心理診断の結果を提出した。同部会では,Q9の入所措置承認を求める申立てを行うことに異議は出なかった。

 静岡市児童相談所のQ20所長は,上記原告らの発言心理診断の結果及び上記部会の結果を踏まえ,原告らによる暴力継続される可能性が高く,Q9も帰宅拒否していることから児童養護施設への入所が適当であるとして,同年9月25日,入所措置承認を求める申立て(本件申立て)をした。

(甲11,14,乙ろ7の1ないし7)

イ 原告らは,同年9月28日,静岡市児童相談所を訪れ,Q20所長,Q17参事平成20年4月1日に静岡市児童相談所長となった。以下「Q17」という。)等の所員と面談した。この面談の際,Q20所長らは,本件一時保護の経緯や,Q9については児童虐待防止法2条1号所定の暴行が行われたもの判断していると説明したが,原告らは,「体罰虐待はこれ別物ですから」,「しつけの段階で,あざができるほどたたかなきゃいけなかった」などと述べてQ9の返還を求め,静岡市児童相談所はこれに応じなかった。

(甲9,10,乙ろ7の10)

ウ Q20所長ら及び原告Q1は,本件承認審判及び本件勧告がされた後である平成19年12月21日,静岡市児童相談所面談した。原告Q1は,本件承認審判の「二度と虐待に該当するような体罰をさせない」という文言から虐待に及ばない体罰については容認されたもの解釈している,体罰主体にしない努力はするが,目的によっては必要なこともあるなどと述べたのに対し,Q20所長は,しつけ自体否定するわけではないが,体罰を伴うしつけは子ども心理的な影響があり好ましくない,本件勧告を受けて,静岡市児童相談所から原告らに対する指導方法について年明けに提案する旨述べた。また,原告Q1が,原告らがQ9の通学している安西小学校に面会等を申入れることは問題となるか確認したのに対し,Q20所長は,今の状態だと問題となる旨述べた。

 静岡市児童相談所は,平成20年1月頃,上記提案として,Q9と原告らの家族統合に向けた「ご両親への支援プログラム」(以下「支援プログラム」という。)を作成した。支援プログラムでは,〔1〕目標は,「Q9君が安心して生活できるような家庭づくり。」であり,〔2〕方法として,原告らが静岡市児童相談所を訪れ、概ね1か月に1回2時間程度を目安に面接実施し,面接以外にも課題の提出をお願いすることがあること,〔3〕2月から3月頃にQ9の気持ち確認し,写真ビデオレターなどを通した親子交流を始めること,〔4〕Q9が原告らに会いたいという気持ち確認し,5月から6月に児童相談所内で原告らとQ9との面会を実施し,6月から7月初旬に親子での外出を実施すること,〔5〕面会・外出時の親子の様子,Q9からの外泊希望確認し,児童相談所所員による家庭訪問実施した後,7月初めに家庭への外泊を開始すること,〔6〕外泊が繰り返される中で,良好な親子関係が認められ,引取り後の支援のあり方について共通理解が得られれば,家庭引取りとなることが記載されている。

 Q20所長ら及び原告Q1は,同年1月11日,静岡市児童相談所面談した。静岡市児童相談所のQ21心理士支援プログラムについて説明するなどしたところ,原告Q1は,支援プログラムは本件勧告無視したものである原告らは体罰をしているのであって虐待暴力ではない,一時保護自体間違っている,おれは日常生活の中で普通にやっていく中で必要であれば絶対体罰は使う,まずはQ9を帰してもらいたいなどと述べた。そこで,Q20所長は,再度提案をする旨述べた。 

 Q20所長ら及び原告Q1は,同月24日,静岡市児童相談所面談した。Q17が,本件勧告に基づいてQ9を帰宅させるためには,虐待に該当するような体罰はしないことが条件になる旨述べたところ,原告Q1は,裁判所原告らが虐待をしていないと認めており,Q9をすぐに返してもらった上で静岡市児童相談所による指導を受けるというのが原告らとして譲歩案の全てである静岡市児童相談所原告らの意見を聞かずに一方的な主張をしているなどと述べた。

(甲9,10,乙ろ5の2,乙ろ7の11・12)

エ Q9は,平成19年12月31日,静岡ホームで転倒して頭を打ち,CT検査をしたが,脳に異常は認められず,頭部挫傷と診断された。

 静岡市児童相談所は,原告らに対し,上記転倒事故を通知せず,原告らは,平成20年3月7日に静岡市個人情報保護条例に基づき開示を受けた文書により,上記転倒事故の発生を認識した。

(乙ろ1)

オ 原告Q2は,同年2月1日,静岡市児童相談所に対し,Q9の毎日の詳しい言動や様子を報告しない理由等の回答を求める質問状を送付した。また,原告らは,同月8日,静岡市児童相談所を訪れ,本件抗告棄却決定に対して特別抗告申し立てた旨伝えるとともに,親権行使するとして,Q9の毎日の一時保護施設及び小学校での言動を報告することを求めた。さらに,原告Q1は,一時保護期間の7か月でQ9の身長が2.4センチメートル体重が1キログラムしか増えていないという理由で,Q9への精神安定剤等の投与を疑

2019-02-06

anond:20190206004102

いやつまりね、結局何をやろうがどんな審査してようが

正直あんまり意味がないでしょって事。

誓約書やらなんやらって、保健所責任を後で問われない様に

手順や形式を重ねてんでしょ?

大した審査もせず渡してたら、そりゃ何頭かは虐待される可能性はあるさ。

でも審査してもそれが見抜けるわけでもないし、犬猫を飼うコスト表と

飼い方ガイドブック渡して、あとはどうぞ、って渡しても、結果が

大きく変わるとは思えんし、例えば100頭渡してその内10頭が虐待にあうとしても、

90頭が救われてたほうが、100頭がガス室送りになるよりマシじゃねーの?

2019-01-29

anond:20190129093235

全員がスマホ使いこなせて、GoogleMap使えると思うなよ

あと、最近聞いてくるのは男女関係なく海外の方が多いかな。検索したくても住所が分からないとか、観光案内所の場所とか、ガイドブックに住所書いていない時に聞かれる

GoogleMapも正しい場所登録されてないこともあるから目的地周辺で迷うこともあるし

2018-11-14

anond:20181114114910

3000件が20年続いたので累計6万件になりとうとう外人むけガイドブック女性電車に乗るなとアドバイスが乗りましたとさ。

ガイドブック作者はモノホンのアホだな。

新宿駅の一日の乗降者人数だけで150万人。年間の利用者数に至っては246億人もいる。

そのなかの言っちゃなんだがたった3000件、交通事故確率より低いわ。

己の国の治安を棚に上げてよくやるよ全く。

anond:20181114113811

3000件が20年続いたので累計6万件になりとうとう外人むけガイドブック女性電車に乗るなとアドバイスが乗りましたとさ。

2018-11-03

anond:20181103224846

からね、フェミ現実架空混同し、セクハラ犯罪に及ぶ男性が一人もいなければ別に何にもいいません。

でも、日本海外旅行ガイドブックに「痴漢がでるから電車に乗るな」っていわれるような国なんです。

自衛手段がなくていいよ、おまえは自由から。ってうさぎにいいきかせて狼の群れに放つのって親切だとおもいますか?

2018-09-26

高校生の娘とカービィカフェに行く喜びを隠し通せない親父の内緒日記

 1年と3ヶ月前の父の日に、高校生の娘とカービィオーケストラを観に行くという幸運https://anond.hatelabo.jp/20170619135108)に一生の運気を使い切ってしまったように思われた私こと娘の親父の内緒日記である

 昨年、カービィ生誕25周年の特別企画で開催されるに至ったと思われるカービィオーケストラだが、それも過ぎてしまい次の節目は30周年だろう。30周年と言えば2022年4月27日であり、すっかり娘は成人してしまっているので、さすがに親父と出かけるなんてことにはならないに決まってる。

 もはやここまでか、と物寂しい思いにふけっていた私に朗報が舞い込んだ。東京限定であるものの「カービィカフェ」なる飲食イベントが開催されるとのことだ。もちろんこの情報は娘が先に察知していたのだが、なるべく全種類を食べたいものの、メニューの種類が半端なく、一回でのコンプリートは望むべくもない、というのが娘の抱いた率直な印象のよう。

 かつ、この手のイベント料理は、それがサイゼリアだったら399円で供していたであろうパスタに対し、ちょっとしたピンクい小物を添えるだけで1500円に化けてしまうという、例えればプラレーラーがNゲージに片足を突っ込んだときに抱く感情と同質のものとも言え、つまり端的に言えば胃袋の空き容量に比例して財力も必要イベントなのである

「パパ、東京限定なんだけど、カービィカフェやるんだって

誕生日月の人にはコースターが貰えるんよ」

「予約制で、9月21日18時から予約開始なんだけど、10月某日(月)は平日だけど学校休みなんだ」

 カービィオーケストラ争奪戦経験しているので、事は理解した。連れて行ってやるから面倒な手続きクリアしたうえで軍資金を手配せよって意味だ。

 学校の友だちは、こぞって iPhone であるところ、同じものを欲しいとは言わないで、通話用の F801i に加えて 15000円弱の中華製のシムフリーな泥タブという二台持ち体制に満足してくれ、その泥タブに使う通信用シムだって、友だちらはキャリア謹製シムで「ギガが足りない」って声を揃えているところ、「メガが足りない」と愚痴をこぼしつつも殆ど 0sim の無料枠で賄ってくれているので、突発的なイベントに限って少々財布の紐を緩めるくらいは親として受忍すべきと認識している。

「分かった。。。」

 9月21日17時50分からパソコンの前に張り付き、18時と同時にひたすら F5 を連打しまくる任務従事するのだが、予約サイト側は Cloudflare を導入してるぽい割には全く繋がらない。チケピの客の9割がボットという話を聞いたことあるが、きっとボット達が動いてるに違いない・・・娘の誕生月は10月なので、10月分の予約争奪戦には決して負けるわけにはいかないのだ。

 とっさに Visual Studio を起動させ、新しいプロジェクトWindows フォームプロジェクトC#)を選択した。

 デフォルトで用意された Form1.cs に WebBrowser コントロールを貼り付けて、DocumentCompleted をフックし、WebBrowser にエラーぽいメッセージ門前払い)が出力された時に Navigate し直すコードを書いた。たぶん10分かからず書けたと思うが、アプリエラーなく直ちに起動した。

 突貫で作った割にはそのアプリは非常に効率よく、おおよそ2~3分門前払い突破したのだが、「上記の内容を確認しました」にチェックを打って「予約する」のボタンを押しても反応がないではないか相手サイト側)がきっと(少なくとも) UserAgent を見て WebBrowser コントロール であることを識別しているに違いない。

 UserAgent を偽装するコードを書く暇もないので、FireFox で F5 を連打する作業に戻った次第だが、平均2秒に1回は押していたと思うので、1分間に30回、つまりは計500~600回は押したであろう暁にようやく「予約する」のボタンが出現する画面に遭遇できた。門前払い突破できたら後はスムーズで、人数「2人」と娘が指定した平日の日付を指定した。スカイツリーから都心の”カタワレどき”を眺めて下りてきてちょうどいい時間帯をチョイスし、無事に予約成立。

 9月21日午後6時50分、私は無事にカービィカフェ10月分の予約争奪戦を制したのだ。

※当初は嫁の予定も考慮したのだが、どうにも合わない上に「勝手に行ってきたら?」だったことを書き添えておく



 東京旅行の準備開始である

 カービィオーケストラ大阪へは距離が近いこともあって日帰りで行ったのだけど今回は華の大東京である。前日が日曜日なので無理に日帰りに拘る必要もない。娘に聞けば、土曜日部活があるが日曜日用事がないとのことだったので「せっかくなので前泊して観光しようか」と打診してみる。

 この際、嫁の許可なんてものはどうだっていい。娘が行きたいと言えば、それが総てなのだ

 前泊するなら断じて横浜である

 みなとみらい山下公園中華街、そんなアーバン地帯へは嫁と行ったことがあるが、それが結婚前だったのか結婚後だったのか、更にはどこを回ったのか、昔のことすぎて全く記憶にないので、横浜は娘のみならず私にとっても新鮮であるに違いない。

 休前日はどこも予約で一杯だったが日曜の夜は空いていて、中華街に程近いロケーションツインを取れた。

 あとは、20年ぶりくらいに横浜ガイドマップを調べてコースを選定するのみ。当時はガイドブックだったが、今はインターネットがある。

 媒体が変わって、ページを開くかわりにマウスクリックするような時代にはなったけれど、ワクワク・ドキドキした感覚20年前と何ら変わっていない。

藤子不二雄はあまりきじゃないようだから川崎ミュージアムは喜ばないよな

カップヌードル博物館なんてものができたんかい

鎌倉ちょっと遠すぎ? 江ノ電とか乗ってみたくない??

八景島までなら何とかなるかな。

夜は中華だよな、だけどボッタが多いって聞くし、よくよく調べないと

 ちょっと白髪が増えたらしいけど、君が生まれる前のパパがここにいるんだよ。きっと気が付かないだろうけど。

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