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はてなキーワード: 温泉施設とは

2021-05-16

anond:20210516104102

じゃあ、ワイヤクザ温泉施設自由に出入りして一般人にいきり散らかすやで!

ヤクザで一番嫌われるのはヤクザまがいの半グレからヤクザ構成員じゃないやつがヤクザみ出していきってたらぼこぼこにして二度と温泉入れない体にしてやるんご

anond:20210516103905

「やべー」というのはあなた感想ですよね?

「やべー」という感情だけを理由温泉施設から排除されるのが差別なんですよね。

2021-03-20

女湯男児問題不定期に炎上するのって

やっぱ災害避難生活になった時に集団温泉施設しか入浴できなることを見越してるからなん?

そうでもなければ温泉なんて行かないで自分ちの風呂入ってれば死活問題にはならんし

2020-10-14

anond:20201014002108

ツーリングじゃなくて、一人ドライブ車中泊だけど、オレも北海道一周いったやでw

30年ぐらい前に、ゴールデンウィーク連休丸々使って。2ドアクーペクルマで寝心地悪いけどw

この時期そうそ積雪はないやろけど、念のためって持ってったタイヤチェーンを使うハメになったり、

歌登だかってとこで、1週間ぶりくらいに風呂入ろうって温泉施設に行ったら、客がほぼ居なくて貸し切り状態だったり、

普段聞かない深夜のラジオ聴いたら、”オペラの怪人”伊集院光っていうオモロイこという芸人(?)を発見したり、

某所で、10キロにわたって民家もなく一直線の誰も走ってない道路で、いまではとても口に出せない恐ろしい速度で走ったり、

ロイロ楽しかったww

2020-09-30

変に規制しすぎた結果、価値が生まれしまった弊害が出ているよね

「うまくいかない人生にムシャクシャ」小学生女児に繰り返し性的暴行か 35歳無職男を逮捕

https://news.yahoo.co.jp/articles/80466bcbeb1f581064d5a0f2d685bd7f78a54cb2

スリルと興奮味わう」静岡小学校教師温泉施設で5歳女児の裸を撮影

https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_8017.html

法律がどうであろうがいつだってこう言う奴は現れる。

そんなの当たり前であるのだけど、気になった所はそこではなく、貴重な姿云々などと言う所。

この変に規制を強化しすぎて希少化して、価値が生まれしまったせいで余計に事態悪化を招いたと言う点は前々から言われていた事でもあるからねぇ…。

しか児童ポルノ禁止法に関しては変に国連フェミニストキリスト系等の宗教団体が歪ませ、単純所持規制ブロッキング、果てには創作物規制自身思想の為に権利を利用し規制悪用しようとした結果、日本ではまだマシだけど、実際海外においてはより犯罪率の増加や凶悪化を招いたと言う笑えない事態まで招いているのは事実だしね。

実際キリスト系や国連等でその後に性犯罪が露呈した点を見てもネット規制やら創作物規制捜査の手を撹乱させるために言い出したのではと言う疑念すら言われていたのは見た事があるしね。

事実スウェーデン警察創作物規制のせいで捜査の手が分断された事は指摘していた点であるし。

今は山田太郎議員いるからとりあえずは抑止力はあるみたいだけど、著作権のあの体たらくさを見る限り個人的には余り期待はしていない。

しかし昨今のSNS規制誹謗中傷自殺等を理由に過剰なまでに規制を煽っているのとこう言う事件を見て当時の児童ポルノ禁止法の流れやウイルス作成罪、その後の著作権などの様々な規制を思い出したけど、規制と言うもの反論しにくい所から、広げられていくと言う当時言われていた事は正解だったのだなとつくづく思うよ。

そしてそのSNS規制だって有名人自殺やら事件やらを利用して進めようとしているのがねぇ…。

何時もの事だけど事件法規制条例改正悪用する流れは本当にやめてほしいと思う。

しか平時ではないこの時期ですら平時感覚でこの手の規制を優先して進めているのだから色々な意味でこの国はもう末期なのだなと思うよ。

2020-09-25

anond:20200925110454

今回はサウナ分は別途温泉施設に行くことにして、ホテル普通の部屋に泊まれるところにするね

お騒がせしました

2020-09-12

今日のように天候不順な日は、江の島に行きたくなる

正確には、江の島スパに行きたくなる。

一度入った江の島スパが最高だったのだ。

と言っても、あれはいつ行ってもできる体験という訳ではなく、天候不順時限定である

2年ばかり前のゴールデンウィークの最終日の事だった。

前職の友達江の島に遊びに行ったのだが、

時期的に江の島は滅茶苦茶混んでいた。

どれくらい混んでたかというと、江の島の裏側から表側に出ている船が、乗船まで3時間待ちだったくらい混んでいた。

江の島参道(というのか)は、せいぜい100mかそこらしか長さが無いくせに、そこを歩いて抜けるのに1時間かるとアナウンスされていた。

それくらい混んでいた。

午後、島の裏側まで歩いた我々は、当初船で戻るつもりだったが、あまりの待ち時間に諦めて歩いて戻る事にした。

江の島は小さい島だが、船を使う以外で裏側まで行こうとすると、一度山の頂上まで上らなければならない鬼畜構造だ。

正直、一度上って裏側に下り、再び上って帰らなければならないのは疲れるが仕方ない。

天候が曇りで、どうにも雲行きが怪しかたから、というのも理由の一つだが、この判断結果的に正解だった。

あの時、船を待つ判断をした人達はその後の夕立でズブ濡れになっただろう。

我々は温泉好きでどこに行っても大抵は温泉に入るので、

その日も帰りに汗を流すために、当初から江の島スパを利用する計画だった。

江の島スパ正式名称江の島アイランドスパ)は、料金は通常の温泉銭湯よりお高めである普通で3000円以上する。

しかゴールデンウイーク特別価格だったため、なおさら高かった。確か4000円くらいしたはず。

高いだけあって設備や広さは通常の温泉より1ランク上であり、通常の温泉施設エコノミークラスだとすると、ビジネスクラスくらいの余裕があった。

通常の男女に分かれる温泉部分のほかに水着を着る事で入れる混浴部分があり、

その中には半露天の洞窟風呂や、露天プールやらプールサイド的な、まあなんやかんや「外」の海に面したロケーションがある。

ついでに、値段が高いせいで、利用をためらう人が多いらしく、外の歩くのもままならないギュウギュウ詰めとは別世界のように広々していて、客の半分くらいは外国人旅行客だったと思う。

ちゃんと下調べしていた我々は、水着持参だった。

我々が入館してほどなく・・・30分くらいしてからだろうか、江の島夕立に見舞われた。

我々はタッチの差で事無きを得たのだが、これがまー最高だったのだ。

雨がドバドバ降ってたので、屋外のプールサイドみたいな施設は利用できなくなったのだが、

半露天の洞窟風呂は使えた。

我々は、他の外国人観光客人達とその洞窟風呂につかりながら、外の海に降り注ぐ雨を眺めていた。

気が向くと洞窟から出て行って、温泉の水面に波紋を散らす雨に頭を打たれながら露天のオーシャンビューに浸った。

正直、雨の中でみんなで温泉に入りながら海を眺めるのがこんなに楽しいとは思わなかった。

目の前には湘南海岸が広がってるわけだが、時折その海面を魚が跳ねたりしていた。

そのうち雷が鳴りだした。

はっきり言って露天風呂のオーシャンビューは視界が広い。晴れてれば富士山まで見えるらしい。

その広い視界の中、遠方の海上陸上の山の方角に稲光がバシバシ光った。

ひっきりなしに海の上に落ちる稲妻を遠く眺めながら、我々は温泉に浸って雷鳴を聞いていた。

やー、最高だった。

多分、あの時一緒にいた観光客江の島好感度MAXまで振り切っただろう。

(一方、そのころ島の裏側で船を待っていたであろう人達好感度神のみぞ知る)

サウナに入ったり、ジュース飲んだりして時間を潰し、もう辺りも暗くなりかけた頃、我々は施設を出て帰路についた。

その時もう雨はやんでいた。

またあの体験ができるなら、4000円は全然惜しくないのだが、よく考えるとタイミングがかなり難しい。

ガチ嵐の時は江の島スパは閉館してしまう。

「もうすぐ夕立が来そうだな」くらいのタイミングで行って、運が良ければ体験できるかも、というレアイベントだ。

そんなわけで、今日みたいに天候不順な日が来ると、

また江の島に行きたい気分になるのである

2020-09-04

俺が住む町はかなりの田舎町だけど山のふもとに宿泊温泉施設があって

そこはかなり客がいなくて静かで混まないし安いのもあってちょくちょく温泉を利用してたんだよね

この前も行ったら温泉コロナ対策で人数制限があったのもありたまたまちょうど俺一人しかいなくて

のんびり浸かって気持ち良かったな、さあ帰ろうとなったんだよ

駐車場に出て自慢の14年目のボロ軽を運転してるとホテルから白と黒の高級外車が来るのが見えてさ

もう遠くからはっきりとわかるくらいの車幅の広い高級外車

車の種類には疎くてよくわからなかったんだけど、ベンツでもアウディでもBMVでもない左ハンドルめっちゃ高そうな外車

どちらも外装オプションはあえてなにもなし風のすげえシンプルな感じで俺の前をスゥーーーーって通ってくの

構内は多分制限速度20キロとかだと思うけど利用客も少ないからそんな低速で走る車なんてないのな

でもそれなのに制限速度内で、後ろ付いた感じ15キロくらい、そんくらいで安全に走ってんの

このへんの車にしては珍しいなと思ってナンバーみたら神戸ナンバー

んで、ホテルを出て一般道に入ったら白も黒もあまりにも安全運転しすぎて、お互いに広くとった車間距離の間に俺の乗ってるようなボロい軽がやってきて白い車の真後ろに付いたわけ

こんな田舎町の田んぼ道のような道路を時速50キロとかで走ってたらそりゃ煽られるわなwと思って見てたんだけど

イキリ軽が後ろに付いたら直後、白い車は即ハザードつけて道路脇に寄せて道を譲ったのよ

あえてのシンプルな高級外車神戸ナンバー、ありえないほどの超安全運転、利用客の少ない宿泊施設・・・

こいつら絶対本職のかなりの幹部ヤクザ・・・

俺は直感でそう感じたね

二台の高級外車安全運転を保ったまま高速道路に入ってどこかに消えたわけだけど

あいタイプの車と運転地元じゃホントにマジのガチで見たことなかったからかなり恐怖だったな

オラついてくれたらいつものそこらに吐いて捨てるほどおるアホ共かと思えたのに

2020-08-27

anond:20200827165936

殴ることはしないけど温泉施設はどんな怖そうな入れ墨男でも出て行けと言うらしいね

知り合いがサウナ勤務でそんなこと言ってたわ

2020-02-15

インフルエンサーおすすめする会員制スパ

もう数ヶ月前から、なんのきっかけだったかも忘れたがTwitter某氏フォローしていた。

そのうちに温泉+貸切+マッサージ受け放題のスパ都内某所にできるツイートが流れてきた。

温泉施設がいつでも使える上に、貸し切りにでき、SPAの利用とマッサージなどが受け放題で

高級タオルシャンパンも用意されていると言う。これはよさそう。そう思い、楽しみにしていた。

料金は入会金30万円、月額10万円。初期会員は人数限定

思ったより安い、というのが正直な感想であった。

会員は選考らしい。

さて、LINE募集が始まった。登録フローがわかりにくいが、まず見学をしてから登録をするらしい。

日時が決まりGoogle検索して、通う気満々で出かけた。

インターフォンを押し、中に招き入れられ、温泉についての説明を受けるが、やりとりがちぐはぐで、違和感を覚える。

スパの成分や効能についてはオーナさんが語ってくれるものの、プラン内容についての詳細がわからないのだ。

自分普段ホテルSPAを利用しているが、比べると対応がぎこちなく一抹の不安を覚える。

それはともかく、まずは当時施設体験をさせていただいた。

こちらはお湯に浸かるタイプ温泉ではなくミストサウナのような施設

サウナが苦手な自分でも、苦痛なく入ることができ、とても気持ちがよかった。

しかしこの施設、やはり清潔感と高級感がない。カビのような匂いも若干する(これは温泉の成分のせいかもしれない)

化粧品通販のもので(現在は別のブランドになった模様)個室のベッドも簡易的、触れるもの、目に入るものなどの備品普通な印象を受けた。

別荘という言葉通り、友人の家のような感じだ。

見学が終わったあとは、少しお茶でもしながら、プラン施術内容や利用可能時間、支払い方法などの説明があるかと思っていると

玄関に送り出されその場で入会するか否か聞かれ、枠はあまりない、ということを強調される。

まりにも不安なためこちから質問すると

・日曜、祝日休み、夜は22時?23時?まで。

利用規約は次回予約が入った時に渡します。

ということで、施術内容については口頭でのやりとりのみで、全容がよく分からず小さな違和感が積み重なりモヤモヤしたままこの場所を後にした。

パンフもないし、サイトにも詳細が書かれているわけではないので、実態がわからない、という印象。

オープン前のことだったので、準備が間に合ってなかったのかもしれない。

想像が膨らんで期待しすぎたのかもしれない。

現場施術スタッフさんが一流の人が揃っているらしいので、その人たちが良い施設を作りあげてくれるかもしれない、

ただたまたまここを見学した方に会う機会があり、自分けが受けた印象ではないとわかり、この文章を書いている。

このインフルエンサーさんはお金を受け取らず善意でやっていらっしゃるということだが、

もし本当に「施設も申し分ない」と思ってらっしゃるなら名前にも傷がついてしまうと思う。

少なくともいつでも使える訳ではないし、上がった後に寛ぎたいラウンジ共用部分にあるし、別料金でもいいのに飲み物提供はなさそうだし

自分ホテルSPAで十分だな、と思い辞退した。

自分のようなケチ人間ではなく、もっとゆとりのある人が施設を支えていくのだと思うし、きっとそれでいいのだろう。

2020-02-12

anond:20200212082122

数十人の女やとって温泉施設借り切ってやらせ動画作るのと、女一人使ってリアル盗撮させるのとどっちがコストからないのか誰でもわかるよね

2019-11-24

キメラって…

新しいポケモン化石ポケモン話題になっていて、ずばりギリシャ神話キマイラのことではなくて、普段からよく話題になる想像上の生き物で「複数動物の特徴を掛け合わせているやつがいたなぁ」って思ったりしてたんですよ。

そいつドラゴン」とか「龍」とかい呼び名でよばれているんですけど。

個人的な分類なのでそれが常識ということは全然ないので構えずに聞いていただければ幸いなんですが、ドラゴンって呼ぶ時は西洋伝承の竜、「龍」って呼ぶ時は東洋伝承リュウ意識しています西洋伝承との比較話題ときにはわざわざ東洋龍をドラゴンとかよんだりして自分からルールを破るので、本当にそこは私事ですよね。

ちょっと前にNHK特集ドラゴン伝説に関する番組があったりしたんです。

テロップに「人類学者」「歴史学者」「宗教学者」って表示される人の他には、古生物学者さんとか比較生物学者さん、気象学者さんなんかもコメントしていたのが印象に残ってます。あと世間話ドラゴンって話題に出すときには、地理学勉強している知人と話していることが個人的に多かったりもしますね。結構、色んな分野からドラゴン伝承というもの話題にすることができるってのは面白いなと思います

生物学的な知見から語るドラゴンとはずばり恐竜化石の話でした。僕たちの世代ともなると人間何人ぶんくらいの恐竜化石が見つかったとして、それは人類が成立する前の時代の、大昔の生き物の痕跡であって「こんな生き物がいまも生きて闊歩している」とは咄嗟にも思わない訳ですが、それは今日に至るまでの研究成果とそれを知識として普及できる教育の賜物であって、それがなかった時代の人たちはそうは思えなかったって話です。

番組ではルーマニアで有名な翼竜化石が見つかっていると言及されていましたが、ルーマニアドラキュラ伝承の元になったヴラド・ドラクル公の故郷ですよね。「ドラクル」という別名は彼の自称で「悪魔の子」って意味だとよく言われますが、本当は「竜の子」とかそういう自称だそうです。言語には明るくないのでもっと正確な意訳ができず恐縮でありますが、無知身上なので「音が似てますもんね」とか言います。どうしてそれが「悪魔の子」だなんて受け取られ方をしたかと言えば後述したいと思いますが「ドラゴンは当時の人々にとっておそろしい敵役で、悪魔に連なるキャラクター」だったからです。竜の子なんて自称するのはその宗教的事情考慮するならば自ら悪魔敵役を名乗る型破りなことだった訳ですね。かなり話が脱線しましたが、竜の子ヴラドの伝説的な話が根付ルーマニアで、空を飛ぶ恐竜化石が見つかっているという話がなんだか面白いなと僕は思う訳です。「無関係とは言えないだろう」とか僕なら思っちゃうし言いたいですし、当時の文献記録に化石の発掘らしき出来事記述とかあるならそれは想像捗るので素敵な話だと思います

比較生物学的な見地からはいまも生きている生き物、特に蛇が槍玉に挙がっていました。ずばりって感じがします。番組では「何故ドラゴンは火を吐く?」という疑問に対して、蛇がちろちろと舌を出す様子に触れつつ、この蛇の習性が「誤った情報伝達の仕方をして」ドラゴンに火を吐かせるようにしたのではないかという話をしていたのでこれが面白かったですね。

まずドラゴンという想像上の生き物が成立する。次に「ドラゴン想像上の生き物で、実物を人前に持ってきて伝えることができないから」人間想像を絵に描いて伝えようとします。この間に、ドラゴンというのは実在しない生物なので、かわりに実在する他の生き物の特徴を取り込んでイラストとして出力されてしまう訳です。無いものを描くことはできないので、かわりに実際に有るものの特徴を代用して想像を膨らませていく。会話で比喩表現を使うようなもんですよね、「奴は蛇のようにずる賢い性格なんだ」とか「鳩が鉄砲で撃たれたような顔してるぜ」とか。

それで番組に出てきた絵なんですけど、たぶん火を吐いてなかったんですよ。イラストの横に難しいラテン語でびっしり説明文書かれていましたが、「これは火を吐いている絵ではなく、蛇のように舌をちろちろさせているドラゴンイラストです」って言われたら僕はそれで納得してしまます。そんな絵でした。

ところで遠い土地に住んでいる人に自分の描いた絵はこういうものだと事細かく説明できますか? 僕はそういうのが得意ではないので、しばしば伝言ゲームみたいになっちゃうんですよ。これが誰もが当たり前にまだラテン語を読めなかった時代で、聖書記述すら読み書きの技術を持つ教会神父様に読み聞かせていただかなればならなかった時代となると、もっと大変だったと思います。もちろん、そういう誤解が広がらない為にバチカンの偉い司祭様たちは色んな対策を立てたと思いますが、果たして悪魔の姿形まで全員の意見を一致させようと手を回す余裕があったのか」はわかりません。イラストというのは文字言葉より強烈です、写真の無かった時代ならそれは写真の代わりすらつとまったほどに。それでもやはり限界はありますよね。実際にあるものを観察して正確に描いたものなら兎も角、空想風景自分が見たことのある風景に喩えながら暗中模索で描きあげたらしいドラゴンイラストですから尚更。もちろんそれを見せる相手が目の前にいたなら言葉にして説明できたでしょうが、その絵が本に載って遠い土地にいる人たちの手に渡った時、そして彼らが字を読み書きできないとかそもそも違う言葉を喋っている人たちだったりしたら、蛇の舌の絵が火を吐いているように受け取られたりしても即座に訂正したりできないのでそのまま広がってしまますよね。

ここでちょっと本旨に触れていますが、空想上の生き物は実際にはいないのでそれが絵や銅像といった形にされる際、実在する動物の特徴をつぎはぎにして成立する時がある、というのが比較生物学的な知見で言いたかたこであるように思います

恐竜化石にしたって、伝説に語られるファブニールヒドラのものしか見えない代物が発掘されている訳じゃありませんからそもそも恐竜化石から想定した想像図が最近すこしずつ変わっているらしくて、僕が映画で見たティラノサウルスコモドドラゴンじみた堅そうなウロコに覆われた姿でしたが、いまは鳥のように羽毛が生えていたのではないかと言われているそうです。ここはもう少し言及すると、恐竜末裔はいまも空を飛んでいる鳥、特に渡り鳥である、なんて話にも波及していきそうですが、僕はそのへん浅学なので触るだけで容赦していただきたく思います

最後歴史学人類学宗教学、あとすごく恐縮なんですが地理学から見たドラゴンの話をしたいな、と思います。ここがすごく自分が興味ある分野になるので話が長くなりそうなんですが、そのほとんどが他の人から受け売り知識・聞きかじりの知識であることを先に明言してから話したいと思います。この話を僕にしてくださった皆様に限りない御礼と尊敬を。

まず、先程までドラゴンが火を吐くのは、蛇の舌の特徴を取り込んで描いた想像図を見た別の人が、その絵の様子を「火を吐いている」と誤解して広がったからではないのか、と話題にしていました。さらにここを掘り下げて「何故火を吐いている姿に見えた(誤解した)んだろう?」という話をしようかと思います

ラクル公の話にも戻りますが、西洋ドラゴン悪魔に連なる存在であり、人々にとっておそろしい敵役だったと言います。これは特に難しい理由がある訳ではなくて、人間より大きく、翼を持っていたり、人間の頭を咥え込める大きな口にずらりと牙が並んでいたり、ずばり「人間に噛みついて攻撃してくる蛇という生き物が人間よりでかかったら食べられそうで怖い」という恐怖心が、当時の宗教的道徳観で形成されている独特の恐怖心とつよく結びついた結果だと思います恐竜人間を食べそうだから怖い、ドラゴン人間を食べるから怖い、悪魔地獄にいて人間に悪いことをするから怖い、というのが全部同じ話になってしまった時、「ドラゴン悪魔の手先である」という話になるんですね。そこにバチカン神父様まで話を合わせはじめるともう誰も待ったをかける人間がいなくなる。恐怖とは使い方があるのです。「食べ物を粗末にすると目が潰れるからしてはいけない」なんて言い回し日本にはありますが、本当にそうなのか?といえば絶対にそんなことないですよね。それが本当の話になってしまうと、目が見えない障がいと向き合って生きている人たちはみんな「食べ物を粗末にした」罰でそうなったという理屈が通じてしまうので大変失礼な話になりますぶっちゃけこの言い回し、嘘か本当かで言えば嘘の話ですよね。でもいま食卓に並んでいる食べ物を、少なくないお金を支払い、少なくない労力を駆使して調理し、なんとか苦労して食卓提供し続けている親からすれば、それを子供台無しにされるのはひどくつらいことであるしその悪癖を矯正しないまま大人になっても子供のためにはならないからなんとかやめさせたいと思うのは当然なわけです。しかし、突然の家不景気に陥れば金銭交換ままならず明日にでもご飯が食べられなくなるという話を、お金単位すら知らない無知の子供に納得してもらうまで言い聞かせるのは大変な交渉スキル言語センス必要とされます。これが「何故人が人を殺してはいけないのか?」「何故人が人から物を強奪してはいけないのか?」というレベルから説明しなければならないとなれば途方もない気分になってきますよね。なのでそれを説明する側は、悪いことをしてはならないという理由として「悪いことをすれば怖い目に遭う」と方便…つまり一種の嘘を用いるという苦肉の策を導入することにしました。これが日本で言えば「目が潰れる」とか「人攫いにあう」とかで、キリスト教国教である場所では「悪いことをすれば悪魔のいる地獄に落ちるぞ」とか言われるようになる訳です。ドラゴンに食べられるのは誰だって嫌ですよね、僕はジュラシックパークティラノサウルスに食べられるレベルから嫌ですしサメだって怖いですから、悪行に対する応報としての悪魔地獄で罪人を責め苛む悪魔ドラゴンを操るなら当時の人たちにとって2倍の怖さになる訳で、時の宗教家たちはおそろしいドラゴン悪魔に与えることでみんなが神の御言葉もっと信じて慎ましく穏やかに生活する世界(=悪人悪魔ドラゴンをおそれて悪行を思いとどまったり、間違えてからでもそれを悪いことだったと反省して償いをする世界)が形成されることを期待したわけです。なので実は違う種類の複数の恐怖が、宗教道徳という枠組みの中で融合するのは全然難しい話ではないってことですね。ドラゴン英雄に退治される話が多いのも似たような理由です。人間勇者が悪いドラゴンを退治して財宝と美しい伴侶を獲得して幸せに暮らす…というのは敵が強いぶん本当にそれを乗り越えられるならば素晴らしい成功であるように思える訳ですね。実際に、ドラゴン退治の伝説宗教に組み込まれた結果、聖ジョージドラゴン退治など、有名な宗教説話としてたくさんの人々に親しまれています。強いドラゴンが悪であったほうが都合がよかった時代場所があったということです。

この長い前提があって、ドラゴンが火を吐く話が続きます。まず多くの宗教において死者の国・地獄とは地下世界に想定されます。そして程度の差はあれど、地獄とは炎の世界で、罪をおかして死んだ者はその炎に焼かれてずっと苦しむと説かれます。これはキリスト教例外ではないというか、悪魔が住む地獄とはその典型であるように思いますね。何故地獄燃えいるかと言えば、人間が火に焼かれる痛みを強烈に忌避する話の他に、古い時代の街並みが火災に弱いというのが挙げられます日本でも江戸時代の平屋づくりなんか想像してくだされば分かりますが、木材を含む家屋が道の両脇にずらりと並んでいるのは火災脆弱なんですよ。火災の真の恐ろしさとは「燃え移る」「燃え広がる」ことです。デマゴーグが人々の間であっという間に拡散して個人名誉毀損の度合いがもう取り返しがつかなくなってしまう様子を「燎原の火」などと喩えますが、あれは草原に火を放つと一瞬で更地になるほどの規模の火災になることのようだと言っています。この草が家に置き換わったようなことが頻発しやす都市計画というのが密集した家屋群にあたります。隣の家同士の距離が近ければ近いほど深刻だという認識で間違いないと言えます対岸の火事なんて言い回しもあるんですが、実は一つの川を挟んだ対岸で火事が起こっているとしても、風向きと風速次第では火の粉が飛び火してきて火事になることも珍しくないらしいです。キリスト教地獄の話をしているのでその圏内にある国の歴史話題にするなら、ロンドンテムズ川を挟んだ両岸の街々が飛び火が原因の大火事被害に見舞われたことがあるそうです(これはNHKドラゴン特集受け売りです)。時代が昔に遡れば遡るほど消火技術というのが未熟なので、燃え盛る地獄イメージが成立したほどの大昔となると一度家に火がつけば街一つ灰になるのも特に珍しくなくて、それが冬越し前ともなれば家の壁と屋根なしで厳しいヨーロッパの冬を耐えなければなりません。みじめなんてものではなくて、死にます火事から助かったとしても家も財産食べ物燃えしまっていて、最悪の場合助けてくれる隣人の家まで飛び火で火事になってて誰も助ける余裕なんかないとなれば、そういうのを「地獄のような風景だ」と言うのでしょう。これを避ける為に毎晩高台に見張りを立てるなどの習慣が根づいたそうです。ファンタジーでやぐらに立つ見張りといえば敵国の侵略者瀬戸際発見するだとか怪物が村や街に侵入しないようにする為だとかいイメージで、もちろんそういう意味での見張りもありますが、一番怖かったのは火事だそうです。というか、敵国の兵士に火付けされることだってあります火攻めとか言われる戦法で、この場合侵略者火事が同時にやってきます侵略者は火で街の財産がすべて灰になる前に大急ぎで火事場泥棒をはたらくので容赦する時間的余裕はありませんし、火をつけられた街の住人だって火に焼かれるか人に殺されるかの極限状態ですから狂乱しています。ただの火事より、もっと大勢死ぬでしょう。侵略者はまさに地獄からやってきた悪魔や化け物に見えたでしょうね。そうやって実際にあった大火災惨事記憶が、架空風景である地獄イメージを補強して、いまの地獄絵図というものがあるそうです。だから悪魔の手先であるドラゴンが火を吐く(操る)のは当然だ。地獄からやってきたのだから」と言われれば、なんだかすごく話の筋が通っているように思いませんかね?

その上で更に別の解釈を交えます地獄は地下世界にあると先述しましたが、地下にあると言えば何を想像するでしょうか。道具や芸術品の材料や貴重品そのものとして今でも生活の身近にある鉱石宝石も地面の下から採掘される資源です。しばしばドラゴンは財宝と関連づけられることを思い出させられますね。化石も地下から現れることが多いです。ドラゴン地獄に住まう悪魔ペットであることと、ドラゴンイメージ形成するのにひと役買ったらしい恐竜化石とがつよく関連づけられるような気がしますね。それで、マグマも地下には流れていますね? マグマによる火災被害、つまり火山噴火というのはそれほど頻繁に起こる訳ではありません。少なくとも、毎日地球のどこでも火山噴火しているともなれば人間生存圏はもっと狭くて、地球人間には住みづらい星だったでしょう。将来的にそうなるかもしれませんけどね。それはそれとして、噴火は頻繁に起こらないので毎日人間マグマに殺されているというほどではないと思いますが、それ故に今でも予測して対策が立てづらく一度起こってしまえばおそろしい被害規模となる天災でもある。邦画にもなった漫画テルマエロマエ舞台くらい昔のローマにおいては、伝説的な火山噴火によって当時の大国が大打撃を受けたらしい…そしてそれはただの伝説という訳ではなく、地質学考古学的な研究からも実際に大災害が起こっているという史実的な話だそうです。ところでテルマエロマエという作品に触れましたが、これはお風呂テーマにした漫画です。日本でも観光地各地が抱える温泉施設というのは間欠泉という自然現象を利用したお風呂であることは周知ですね。この間欠泉温泉というのが、地下の水源がマグマによってあたためられて地表に噴き出す現象で、多くの温泉はそのまま人間が入浴するには適さないほど高熱だったりします、死ぬような大火傷を負うほど熱いこともあります(程度の差はあり、中には最適な Permalink | 記事への反応(1) | 14:56

2019-09-13

追記あり】野外で合法的全裸になりたかったので、オーストリア混浴してきた

【初めに】

 コピーミスで一節が抜けていた。申し訳ない。【】で囲まれた部分が追記である

【本文】

 服を着るのが苦手だ。できることなら裸で生活したい。

 ビジネスホテルに泊まるときは大抵全裸だし、男女関係なく素っ裸で過ごしたら、さぞ気持ちがいいだろう。

 そんなことを呟こうものなら、不審者扱いされるのは目に見えている。挙句の果てに、公共の場で脱ぎだして陰部を露出する不審者予備軍と誤解され、警察のお世話になるかもしれない。

 だが、よく考えてほしい。ああした人たちは、自分全裸特に陰部を見てほしいのであって、裸になりたいのとは少し違う。それに、皆様も思うことはないだろうか。たとえば大浴場に浸かったときの安らぎ。もしもそれが露天風呂だったらなおのこと心が緩み、湯の中に嫌なことが溶けていく思いがしないだろうか。

 目の前にどこまでも緑が、あるいは紅葉が広がっていたら。あるいは、絶えることのないとどろきを繰り返す海洋が広がっていたのなら。これほどまでに自由を感じつつ、大いなる存在に受け止められている安心感を覚える場所はないはずだ。何も身にまとうことなく立っていると、海風が全身をそっと撫でていき、普段どれほど重いものを身にまとってきたかを、嫌でも意識させられる。

 とはいえ、男女混浴可能場所国内でも限られている。ましてや、近年は混浴マナーの低下が甚だしく、混浴を取りやめてしま地域も多いと聞く。ある意味では仕方がないのかもしれない。混浴誕生した時代とは、私たち羞恥心感覚も変わってしまった。

 そういうわけで、私は混浴文化がまだ息づいている、ウィーンにまで足を運んだのである。概して、ドイツオーストリアを含む中東欧の人々は裸体に対するタブーが弱く、混浴についても寛容なである。緯度が高いので、全身で太陽を浴びたいのだろうか。冬になると日照量不足で気分が落ち込む私としては、その気持ちはよくわかる気がした。

 もっとも、私は全裸になるためだけにオーストリアに飛ぶような酔狂人間ではない。

 私は建築美術にも関心があり、この旅行の主目的は、クリムトシーレ、ココシュカといった人々の作品を鑑賞することであった。なので、脱衣はどちらかといえば、時間が空いたときのおまけである

 日本と同じで、月曜日には休業の美術館が多い。なので、月曜日にそうした巨大温泉施設に向かった。ウィーン中心街からおおよそ三十分ほどのオーバラー駅前の、テルメ・ウィーンと呼ばれるところである

 駅を出ると目の前に巨大な建物があり、そこからは既に硫黄香りがしている。そうしたところは我が国温泉とよく似ており、妙な安心感がある。片言のドイツ語で入場料を払い、タオルレンタルを済ませ、ロッカーに向かった。

 ロッカーのカギは電子式で、かざすと自動的に開閉されるというものだ。慣れるまでに時間がかかったが、すぐに便利だとわかった。荷物を持ったままガチャガチャと回すのは大変だからだ。ちなみに、このロッカールームの時点ですでに混浴で、男性女性関係なく着替えている。もちろん、慎み深い人のために個室の更衣室もあるのだが、別料金だ。

 ちなみに、温泉施設ではあるがすべて全裸で過ごすわけではなく、全裸なのは奥のサウナコーナーのみである。そのために私は一応水着を持参しており、ついでに防水のバッグも持ってきた。

 まずは、せっかくなので水着エリア温泉を楽しむ。とはいえ水着エリア温水プール同然であり、浸かっているとあたたかいが出て風に当たるとすぐに水着が冷えてしまうといった代物である。せいぜい人肌程度であり、温まるには不足である

 これはときどき指摘されることだけれど、日本人の湯加減の好みは、ヨーロッパの人々のそれよりもかなり高いらしい。ハンガリー温泉大国で知られているが、やはりそこも湯加減はぬるい。ただ、その程度の温度でなければ、ガイドブックで見かけるように、湯につかりながらのんびりとチェスの対局をやるわけにもいかないだろう。

 他にも、子供立ち入り禁止エリアというのがあり、ムーディーな照明と共に、カップル夫婦がぷかぷかと浮かびながら語らっているコーナーがあった。ここも温水プールほとんど温まらない。日本温水プールみたいに、塩素臭くないのはありがたいのだが、やはり汗をかかないと物足りなく感じてしまう。

 そうしたわけで、水着エリアを堪能した後に移動しようとしたのだが、サウナエリアがどこかわからない。あちこちうろつきまわり、子供に泳ぎを教えているらしい人やスタッフと思しき人物に、「ヴォー・イストサウナ?」(サウナはどこですか?)などとつたないドイツ語で尋ね歩くうちに、やっとのことでたどり着いた。

 なお、このゲートの先は別料金であり、鍵をタッチして入る。清算は帰りだ。そして、注意書きにはドイツ語と英語で「この先水着の着用を禁じる」と書かれている。なんとも徹底していることだ。私は軽快な電子音と共にその奥へと進んだ。

 サウナコーナーは、それほど変わった印象はなかった。ただ、見かける男性が皆素っ裸なので、私も水着を脱いだ。それほどの羞恥を感じなかったのは、一つには周囲には男性しかいなかったからだろう。それに、ここでは全裸が正装なのだ。だったら、むしろ何か着ている方が恥ずかしいのではないか。そんなことを思ったのである

 サウナ入り口には温度が書かれており、四十五度、五十度、六十度、それから九十度に分かれている。ひとまず五十度のところに入ると、既に老夫婦がくつろいでいた。ここで初めて裸の女性と遭遇した。

 二人は、私の存在を気にかける様子もなく、くつろいだ様子だった。私も、確かに目の前に女性がいるのだなあ、ということは考えたのだが、気にしてもしょうがなかったので、ぼんやり天井を眺めることにした。男性で前を隠している人はほとんどいなかったので、自分もそれに倣ったのだけれど、個人的には気持ちが良かった。世間体を気にせずにリラックスした姿でいるのは、何とも言えず心地よい。

 ちなみにその老夫婦のいたサウナでは、腰かけるところがチェアベッドのようになっており、仰向けにくつろげるような形になっていた。うとうとしているといつの間にか隣に座った男性が、ペーパーバックで何やら読んでいる。お風呂ではなくてサウナ読書、贅沢この上ない時間だ(もっとも、後で注意書きを見たら、サウナの中の読書禁止、と書かれていたのだが)。

 しばらくして、サウナを出てシャワーを浴び、他の温度のところを回ったり、冷水プールに体を浸したりした。日本温泉露天風呂がメインで、サウナ複数あるところは珍しい気がするが、ここでは様々なタイプサウナがあり、存分に楽しめた。

 たとえば、スチームサウナというのがあり、ここでは猛烈な蒸気で包まれる。汗が蒸発しないのでなかなかにつらいし、持っていたタオルもすぐにびしょ濡れになってしまうのだが、熱風がきつくないので、肌には優しい気がした。眼鏡をかけていると、何が何だかからなくなってしまうのだが。

 ちなみにこの眼鏡裸眼で転ばないように、日本サウナ用の眼鏡をわざわざ購入したものである

【ところで、このサウナコーナーには、外がある。サウナなので当然素っ裸で歩くのだが、これが気持ちがいいことこの上ない。芝生の上を歩けば、まるで熱帯民族になったようで愉快だ。そして、歩いた先には小屋があるのだが、そこもまたサウナである

 そこでは、おおよそ温度は九十度で、定期的にスイッチオンオフになる。オンになると、そこにはタオル一枚のおじさんがやってきて、香りのする水を炉に撒く。そして、巨大なタオルサウナの人々に熱風を浴びせるのである

 それがまた非常に心地よい。異様な高温のはずで、現に乳首が痛いほどなのだが、それでも不思議と生きている実感が与えられるというか、幸福感と高揚感が感じられる。それは他の人々も同じなのだろう。おじさんのパフォーマンスが終わると、一斉に歓声と拍手がする。ロウリュウ、と呼ばれるものに近いのだろう。

 そのあとも、おじさんは一人一人に熱風を送る。そのたびにあおがれた人々は嬉しそうだ。私も、「ゼア・グート。アバー・ゼア・ハイス」(とても気持ちがいいですが、とても暑いです)と、定冠詞活用無茶苦茶ドイツ語で応じた。すると隣のおじさんがあおがれたときに「カルトカルト」(寒い寒い)などというものから、思わずその場は笑いに包まれた。

 私に向かって風を送るときに、両手を合わせてお辞儀をしてくれた。たぶんタイかどこかと間違えているのだろうが、悪意よりも親しみを感じたので、こちらも会釈した。腰かけるところが熱すぎて胡坐をかいていたので、仏像か何かと勘違いしたのかもしれない。

 その後、全身をほてらせながら野外にある二十五メートルほどのプールで体を冷やした。何往復か泳いでから、仰向けになって曇り空を眺めているうちに、これほどの幸せなはないだろうな、と感じられた。何のしがらみもなく、何の規制もなく、ただ存在するだけ。過度な欲望もなく、競うこともなく、誰から干渉されない時間だけそこにあった。

 それに、水着を身につけずに泳ぐと体を締め付けるものが何もなくて、全身を区別せずに流れていく水が本当に心を自由にしてくれる。それに、誰もお互いの裸をじろじろ見たり気にしたりしないのも、気持ちが良かった。あたたかな無関心というか、あるがままの姿を受け入れてもらっている感覚になるのだ。

 人間身体のどこに猥褻なところがあるのだろう、表現規制は何のためにあるのか、などと大げさな議論が頭の中に形を取ろうとしたが、そうしたもの普段日の当たらない陰部に太陽が差す気持ちよさに溶けてしまった。

 そうしたわけで、私は結局三時間以上もそこで過ごすことになった。】

 さて、三時間過ごしたので、そこではいろんな人を見ることができた。もちろん、凝視したわけではないけれど、それでも混浴に来るオーストリア人にはいくつかのパターンが認められた。

 その一、スポーツマンタイプものすごい筋肉量で、アスリートか何かのようだ。これだけ鍛えていれば、自分身体に恥ずかしいところなど、どこにもないと言わんばかりだ。ギリシアローマ彫刻そっくりであるスポーツマン同士で何やら楽しげに話していることが多い。

 その二、力士タイプ。非常にでっぷりとした肥満体系のおじさん。人からどう見られているかそんなに気にしていない印象。こちらも堂々と歩いており、楽しそうにしている。

 その三、老夫婦。なんというか日本混浴にもいそうな、のんびりした雰囲気ときどき湯船の中で抱き合ったり、ほっぺたにキスしたりしている。ちなみに、注意書きには「キス以上のことはしちゃダメ!」「十六歳未満の入場禁止!」と書かれている。

 その四、比較若いカップル、あるいは若い男女。よくわからないのだけれど、「みんなで渡れば怖くない」的な感じで一緒に来たのかもしれない。

 ちなみに日本人は私だけだった。それから一人だけアフリカ系の人がいた。それ以外はみんなヨーロッパ系。

 で、こうして振り返ってみると、比較若い人が多い。それでも、私はあまり気にならなかった。というのも、前も言った通りここは全裸が正装なのであり、それについてとやかく言うほうが変だ。確かに、きれいで魅力的な人もいたし、中には私の好みの人もいたのだが、雑踏ですれ違う以上の感慨はなかったし、わざわざ振り返ることもなかった。

 混浴について、猥褻だとか下品だとかい意見があるが、私はまったくそう思ない。そもそも、ここは風呂サウナであり、いい湯だな、以外の感想はない。たぶん、混浴について批判的な人は、マナーの悪い人と一緒になってしまったのか、そもそも風呂がそこまで好きではないか、なのではないか。人様のことだから勝手判断差し控えるが。

 というか、見えそうで見えない極小ビキニなんかよりも、素っ裸の方がよっぽど上品な気はする。潔いし。隠すから下品だとか猥褻だとか言われるんじゃなかろうか。みんな最初からすっぽんぽんだったら、誰も気にしないだろうし。隠せば隠すほど、そこに注意が向くし、逆説的にそこに注目してくれと言っているようなものな気がする。

 それと、全然関係ないけど、女性でも腋毛もじゃもじゃの人は多いのは面白い。話には聞いていたが、実際に目にするとやはり興味深い。陰部がどうなっているかはじろじろ見なかったからわからないけれど、向こうの人は剃っているとはよく聞く。ただ、そんなことも温泉気持ちいいのでどうでもよい。

 そういうわけで、私はオーストリア混浴を十分に楽しんできた。予想していた通り、とても気持ちが良かった。日本にも類似したサービスがあればいいのに、と思ったが、マナー一定の水準に保つことは難しいだろう。きっと、ナンパしたりじろじろ見たりする行為が横行するに違いない。一度絶えてしまった、混浴文化を再びメジャーにするのは、難しいだろう。

 プールサイドで裸のまま横になり、夢うつつのまま時間が過ぎていく経験は非常に贅沢だった。しかし、これは今の温泉文化とは、少し違うかもしれない。

 個人的には、自分がやりたいことをやったので、満足している部分はある。今後どうするかはわからない。恋人がいないときだったので、とりあえず全裸になってはみたのだが、もしも今後も恋人が見つからず、行きたい場所が思いつかなかったら、どこか別の国でヌーディストビーチに行くかもしれない。それか、趣向を変えて、全裸ハイキングか全裸マラソンかに挑戦するかもしれない。

 もっとも、この混浴体験ですっかり気が済んでしまい、数年後には興味すら持たなくなっている可能性もある。それはわからない。

 ただ、やりたいことをやってみて、それなりに面白かった。それで十分なのかもしれない。

 皆様の快適な全裸ライフの参考になれば幸いである。

 最後に、脱いではいけないところで脱ぐのは絶対にやめましょう。これだけは強調しておく。

最後に】

 本記事カクヨムにも掲載されている。私が投稿者本人であることは、カクヨムでは連載中であり、現時点でも未公開になっている部分が含まれていることが証拠になる。

【付記】

 ヌードバイクみたいな、ヌーディスト活動経験者の増田は、ほかにもいらっしゃるのだろうか。あるいは、ヌーディズムに関心がある、だけでも潜在的にはどれほどいるのだろう?

2019-05-05

なんだか微妙

男湯で女児盗撮腕時計カメラ自衛官逮捕

発表によると、2等陸曹は4日午後1時半~3時15分頃、大阪市浪速区温泉施設スパワールド」の男性浴場や更衣室で、腕時計に内蔵されたカメラ使用し、10歳くらいの女児の裸を撮影した疑い。

2等陸曹の動きを不審に思った女児父親従業員相談し、従業員カメラに保存された動画確認して同署に通報した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190505-OYT1T50093/

腕時計内蔵のカメラを使うなんて盗撮意図は明白だから盗撮犯にはこれっぽっちも同情の余地はないが、

裸の女児が男湯の方にいるというのも微妙

10歳って言えば、早熟な子だと初潮を迎えてもおかしくない年齢だろうに、異性の風呂に入れるか?

父親は何考えているんだ。

盗撮犯は警戒しても、女児が見知らぬ男の裸を見る苦痛女児が見知らぬ男から裸を見られる苦痛(少数ながら、見知らぬ女児に裸を見られる男性苦痛)のことは考えないのか?

2019-05-02

10連休という大型にも大型な連休の途中だけど結論としてわかったこ

うちの家は大型商業施設まで歩いて5分という立地にある。総数300店舗以上を誇るのだから大型商業施設と言ってもいいかもしれない。

しかさらに超大型の公園施設まで併設されている。駐車場施設すべてと近隣合わせれば2000台以上停められるらしいし、週末にはまた近くにあるプロスポーツ施設試合をやったりしてることもある。

そんなところなんだが、この10連休はいもの週末と比べても遜色ないくらいに人が来ている。土曜日の混雑具合じゃなくて日曜の混雑具合が毎日毎日続いている。道路事情やばい

施設に入ろうとする車がすべての駐車場入口に溢れかえっている。高速道路入口も近くにあるが、高速と商業施設に行く道路が一部重なっているせいで、高速に乗ろうするまでだけでも列の最後尾にまともに並べば1時間以上は掛かりそうな状態だ。

施設の中もすごい。店という店に人がいる。日曜に通りがかったときですら閑散としている程の服飾店舗ですら必ず人がいる。モスバーガーですら満員だ。うどん屋に入ろうとするだけで20人以上並ぶ必要があるなんて、個人的にはここ半年は見たこともなかった。正月でもこんなに人が来ていなかったと感じる。

温泉施設バーベキュー場とパークゴルフ併設のところもそこから歩いて15分程度のところにあるんだが、帰りに通りがかった人が立ち寄ろうかと思うんだろう、そこも夕方満員だ。っていうか昼過ぎから満員だし、夜なんてサウナが埋まっている。

自分のようなあまり経済に関心がない人間でも、少し考えただけでこの10連休中の経済的な効果半端ないんだろうなーと思う。

からさ、なあ、日本に今必要なのは休日だってことが経済の数値データとしてもはっきりしたんじゃないかな?

3次産業特にサービス業の人を無視して言うと、休みを与えれば休みを与えるほど日本経済は発展するんじゃない?

休日もっと増やそうよ。もっと休もうよ。

2019-03-26

自分年収600万くらいのゆるいウェブ系のエンジニア

東京に住んでると家賃が高いか年収が上がっても全然不安が消えないが、そろそろ給与的には頭打ちなのもあって自分程度の稼ぎでは一生解消しないと気づく

去年長野で嫁の友人の結婚式があってそれについて行って式に参列するでもなく

市内の温泉のんびりしてたんだけど、あのレベル温泉施設が東京にあったら平日でも人で溢れかえるなと思った。近所にあったら毎日行く。まあ雪も降るだろうからそんなにいいことでもないんだろうけど。

ゆるいウェブ系の界隈だと何もない日は自宅作業OKだったりごく自然リモワの機運も高まっているのは感じるし

リモワやら駆使して都内給与持って移住するのが今後のキャリアのゴールになるんじゃないかなあと思う。

2019-01-11

anond:20190111135036

あーたしか

しかしたら今後そういう宿とか温泉施設とか増えていくかもね

私が知らないだけでもうあるのかもしれないけど

2019-01-10

お前らタトゥーの時から掌返しすぎ

タトゥー入浴OK、減った家族連れ 着地点探す温泉施設朝日新聞デジタル

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASL9F3CPZL9FUZOB003.html

このブコメだとタトゥー怖い!タトゥー入浴禁止妥当!の嵐のくせに、この増田差別差別だ恐怖するなとフルボッコしまくるんだな

タトゥーしてる同性の体の人と風呂入るのと、異性の体の人と風呂入るのだと後者抵抗がある人の方が多いだろうに

anond:20190110110456

2018-10-06

昨日、近所の温泉施設に行きました。

私には娘小4がいて、

成長が早く、もう胸が膨らみかけています

その娘と一緒に女湯に入ったのですが、

そこに、どう見ても小5以上と、小3くらいの男の子

いました。

の子の方は中学生にも見えるような男子です。

さすがに中学生だとは思いたくないので小学生だと信じます

ギョッとしました。

それだけならまだしも、その男の子は、湯船に浸かりながら

じーっと周りの女性を見ていました。

気持ち悪くて、私はその子たちがいる間

娘と一緒に湯船から出られませんでした。

私はまだしも、娘は本当に嫌そうで、かわいそうでした。

さらに、その男子、湯船から立ち上がったら、

下半身がしっかり反応していました!!!

私にも息子がいますが、子供のそんなものを見たのは初めてで

衝撃すぎて、吐き気しました。

ちなみに、母親と、3人で来ていたようです。

法律でどうにかして欲しいです。

2018-09-15

アトピー反社ヤクザと同じ扱いか

入浴禁止を呼びかける看板入れ墨禁止と並んで「皮膚病、その他伝染病の恐れのある方。」と。

この書き方だと伝染病の恐れがなくても皮膚病の人は入館お断りってことだよね?

皮膚が爛れてる時に湯船に浸かるのは衛生面で問題ある、が理由ならまあ理解はできる。

なら「皮膚病の方は湯船に浸かるのはご遠慮下さい」とでも書けよ。

もし衛生面が理由なら、切り傷や擦り傷のある人も入館禁止しろや。

今の表記では皮膚病の人はシャワーすら浴びさせてもらえない。

記事の本題ではないとはいえブクマ伸びてるのにブコメ問題視してる人、誰もいない。

真の弱者は虐げられたままだ。

タトゥー入浴OK、減った家族連れ 着地点探す温泉施設朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/articles/ASL9F3CPZL9FUZOB003.html

https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20180913001030_comm.jpg

2018-09-05

今日彼氏温泉施設に行く予定だった

そのために今日のぶんまで課題研究を進めて徹夜した。

それは彼氏も知ってた

それで出る時間寝落ちしてしまって

気がついたら出る時間から2時間すぎてた。

慌てて起きて、温泉行かないの?なんで起こしてくれなかったの?

と聞いたら

俺は親じゃない。起こしてもらえると思うなよ、図々しい。

と言われました。

なんかこの言葉ですっと冷めて今から振りに行く。

2018-08-24

anond:20180824124209

色々だね。下町は割りとOKな所もある。>刺青

江戸川区(じゃなかったかも)は土地柄か何か知らないけど、プール温泉施設みたいな所でも「イレズミしていても半袖シャツラッシュガード着て隠していればプールOK」になっていた。室内なのに、割と着ている人いたなぁ…

2018-07-21

ぶっちゃけ

温泉施設で男風呂女性店員が見回りにくるやつ。興奮するからなくさないでほしい

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