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2023-03-24

研究室修士への懺悔

 先日、大学院を修了してしまった。

 以下は精神の弱い人間大学院まり行けなかったけど、無理やり酷い論文で修了したという話である。どこにでもあるような最悪な内容であり、頭の悪さも相まって「お前が悪いじゃん」「でもでもだってばっかりでそうなるのはお前が悪い、死ねなのは重々わかっているのですが、自分の踏ん切りと内容全てを何処かに残しておきたい、という気持ちのため、ここに書かせてください。ごめんなさい。

 私は地方からちょっと良い地方大の院へ進学した。移動理由は色々あったが、地元への帰省と、自身のやりたい分野がその大学院にあったからだ。ちなみに計算科学から有機合成系へ移った。

 進学当初、私は先輩につくことができなかった。理由は単純で、単に先輩の手が空いてなかったからだ。とはいえグループ同級生が私に研究室ノウハウを教えてくれたため、何とか実験動作は分かるようになった。しかし私はあまりに頭が良くなかった。合成や測定結果でわからない点を同研究テーマの先輩に聞いても、直属の後輩でないから分からなかったり、手一杯だったりで、かわされてしまい上手く相談ができなかった。教授との関係も悪く無く、寧ろ気にかけてくださっている方だったが、上手く相談できずどんどん一人で抱え込んで沈んでいってしまった。合成が下手というよりは、PDCAサイクルを回すのが致命的に出来なかったのだと今は思う。勉強は少しできても、研究が出来ない最悪のタイプだった。

 研究室は先述の通り有機合成系で、コアタイムは緩いものの朝早く夜遅くが基本だった。もちろん私もそれに従った。しかし一つ問題があった、同居している両親である。詳細は省くが、父が難病、母が精神疾患を抱えており、家の面倒を度々見なくてはならなかった。夕飯を作ったり、買って帰ったりは日常茶飯事で、深夜まで母が狂ったように叫ぶのを宥めたのも数えきれない。そんな状況で大学院に行くなと言われればそうなのだが、それでも進学してしまった。なので授業、就活実験という生活の中、親の面倒も見ると言うタスクが重なり、上手く眠れず個人的にかなりシビア状態だった。

 そんなこんなで数ヶ月が過ぎると、周囲の学生とも何と無く関係ができてくる。当たり前だが、私のように「夕飯をどうしよう」なんて考える人はおらず、良いなあと心の底で思っていた。それに周囲は、学会論文に共同研究バンバン結果を出している。勿論努力の結果だし、純粋に凄いと思っている。対して私は何も出来ていない。B4から入ったのと、M1から入ったのでは理解も習熟度も異なるのは当然なのだけど、それでもどうしても周囲との差を感じてしまい、日に日に自身比較しては落ち込んでいってしまった。当時の自分もそれは分かってはいたのだが、どうしても辛くなってしまった。家庭環境も含めスクールカウンセラーにも行ったが、どうにも辛さは解消しなかった。

 トイレに行く時間が増え、学食から研究室へ戻るとき憂鬱になり、通学時に息が詰まる。仕方ないのでYoutube面白い動画を探し、見ながら笑顔になっている自分を感じながら「笑えるから大丈夫」と誤魔化していた。

 しかし急に、ある日ベッドから起き上がれなくなった。どうしても起き上がれない、動けない。希死念慮が浮かぶ自分はいなくなったほうがいいのではないか、私みたいな無能はどうやっても何も出来ないんじゃないか。実際無能だし死んだ方がいいと今も思ってる。ズルズルと風呂に入りもせず、ずっとベッドの上で死んだように寝ては泣いていた。いま文章を書いていても論理不明だけれど、でも確実に辛かった。そして秋だった気候が冬に変わり、気づけば年も明けてしまった。研究室友達先生も凄く心配してくれたが、ずっと引き篭もっては一人体育座りして、夜が明けるのを日々恐ろしく思っていた。朝の鳥の飛び立つ羽音が余りにも力強くて、自身の無力さから泣いたりもした。そしてあれだけ楽しかった実験が、苦でしか無くなってしまった。

 そうこうしているうちに就活が本格化し、それでも研究室にいけない日々が続いた。しかしこのまま退学をしても生きる道はなく死ぬしかない。極端な思考だと思うけど、行くか死ぬかという2択だった。どうしようもないけれど研究室に行くよりは就活は楽で、頑張って色々と行動して内定を得て、研究室へ復帰して、時折休みながら修士論文を書き上げた。ちなみに修士中間報告や各種講義は、先生のお目溢しと慈悲と過去(M1前期)の頑張りでなんとか修了単位を頂いた。情けない限りである

 言わずもがな、周囲と比較して大変悲惨修士論文が完成した。数ヶ月でできるテーマを2年もかけたのか?と言われたら反論余地はない。自分でも悔しいし、誰もが優しかったし、大層恵まれ環境だったのに、自分に耐えられなかった自分が許せずにいる。今も死にたいし、実際周囲は嘲笑っていた。

 休んだ理由カウンセラーだけにしか言っていない。仮に本当のことを言ったとしても、休んだ事実は覆らない。

 長々書いてきたが、勝手精神を病んで、勝手に辛いと思い迷惑をかけた上に、カスみたいな修論を出した。もう2度と行かないし連絡しても欲しく無いから、正直連絡先も記したく無かった。

 研究室の先輩、同期、後輩には色々とお世話になり、休みがちだったことが原因で叱られたこともあったが、本当にお世話になった。休んでからは直球の悪口も聞いたし(そいつ絶対に許さない)、嫌われていたのは承知だけれど、それでも何とか話してくれて有り難かった。

 教授たちにも多大な迷惑を掛けてしまったものの、手厚い優しさ、応援を頂いた。それなのに何も出来ず本当に申し訳ない。

 研究結果で返したかったのに、より一層自分の出来なかった・しなかったことが悔やまれる。期間を戻せるならやり直したいが、戻しても同じ病みかたをする気がするし、無能なのは代わりないから、そもそも院試で落ちた方が良かったのかもしれない。私の代わりに誰かが落ちたと聞いた。本当に申し訳ない。

 面と向かって家族関係諸般の事情を伝えていないのもあり、伝えにくいのだが、本当にありがとうございました修士論文の末尾に謝辞を書いたが、あんな短い文章じゃ収まりきらないほどの感謝だ。

 後輩も同期も先輩も先生方も、どうかこれから良き人生でありますように。

 私はさっさと死にたいので、みんなが私のことや研究内容をすぐに忘れてくれますように。

2023-02-15

絵描きAIがControlNetでポーズ指定出来るようになったというが…

絵描きAIで数日前に話題になったのはControlNetというもので、

複数機能があるが、話題になっているのは入力画像ボーン認識してポージング自由に付けられるようになった。

早速Twitterでは3Dモデルポージングをさせ、これまで難しかったポージング作成している人が見受けられる。


自分も使ってみた口だが、まだまだ課題は多そうだ。


ボーン認識するが、3Dモデル2次元絵では体の作り・割合が異なるが、ボーンはどうも人体モデルを想定しているっぽく、

ボーンに引きずられて2次元っぽくなくなる。リアル系で攻めている人は良いかもしれない。

次の問題は絵を描くモデル側が学習していないポージング強制的制御しようとしているので、かなりの割合で絵が破綻する。

ポージングまで過学習気味になっているモデルでは、手が数本生えたり、服やら毛やらで空白を埋めようとする。

ポージング認識率もまだまだだ。手や脚を広げているのは認識率されるが、体育座りなどは認識率が落ちる。


要は今までのi2iとそれほど変わってなくね?という状態だ。


あったら嬉しい機能としては、生成した画像ポージングを微調整するということだと思うのだが、現状それはできない。

またボーン認識していると言っても、2D座標に変換されているっぽく、奥行きなどがあるボーンは正しく絵が出ない。


そもそも学習する際に、2D絵のボーンも一緒に学習していれば良いのではないだろうか。

キャラクターの特徴を学習させたモデルと、ポージングを主に学習したモデルと、それを合わせて最後学習調整させる、

ということをした方がスッキリする。


2023-02-02

anond:20230202095403

フレッシュプリキュア見てるけど、下アングルめっちゃ多いしスカート中丸見え。でもスカートの中は謎のもこもこで見えなくなってるからパンツは見えない

後はおぼろげな記憶申し訳ないがハートキャッチプリキュア最終回エンドカード花咲つぼみ体育座りしてるんだけどパンツは尻側のスカートが張り付いてて見えなくなってた

先週最終回を迎えたデリシャスパーティプリキュアゲスト登場したひろがるスカイプリキュア主人公ソラ・ハレワタールがジャンプした時のミニスカートの中は漆黒だった

からお前も心置きなくプリキュアに変身して良い

俺もする

2022-11-30

子どもの膝がきれい

寝かしつけてる時に、今日は膝を擦りむいて痛かったんだ、と子どもが報告してくれた。

(原文:どん!ち〜!いたい!)(補足事項:転けたのは今日ではなく3日前・該当箇所はかさぶたもまばらに)

アピールに余念がないなあと思いつつもどれどれ、と膝を確認する。

改めて見てびっくりした。ツルッツルだった。

皮膚が輝いているのは当然としてそれだけではない。パーツとしてデフォルメされすぎているようなツルッツル具合。

から見るとL字パイプジョイントのような、むしろ無機物のように感じてしまうほどに余分な物がない状態だった。

初めに違和感を覚えたのは中学生だったと思う。

体育座りしていたふとした瞬間に、自分の膝の異様な形に気づいてしまった。

なんか骨ばってボコボコしてる、皺深いしすごすぎ、横からは肉も余ってる…こんな醜い身体だったっけ…??と衝撃を受けた。

自分身体に変化を感じるという、振り返ると思春期ど真ん中の思考だけど、当時はただ純粋に悲しかった。

体育で半ズボンになって人前に出すのが心からに恥ずかしいと思っていた醜い私の膝とは、時とともに知らず知らず折り合いをつけていたようで、そんな風に気にしていた事を今日今日まで忘れていた。

私の膝も子どもの頃はこんな風にピカピカだったんだろう。でも持ってる時には気づかなかったなあ。

2022-10-25

anond:20221024005011

この時代にただ飯食らいのゴミに不敬とか言う馬鹿おるんだな

まれ時代勘違いしてるよ

朝鮮人侵略者末裔なんか地べたに体育座りさせとけばいい

2022-10-21

風呂場でのわくわくオナニータイムで失敗した。

コックリングを手に入れたので試してみた。ローションを使って準備を行い始めてみると、確かに硬さが増し、感度は鈍る。

これならと思いホールを準備してさらに頑張る。緩い快楽に身を任せているうちに達したくなった。

いつも以上の緩い長い快楽を堪能し達したとき、おなか痛くなった。

急性の筋肉痛のような、少なくともうずくまりたくなるような痛み。

腹筋のごく一部だけが急性筋肉痛になったような痛み。

体育座りしたくなるような痛み。

暖かいシャワーをおなかにかけて休んで、何とか後片付けと体を洗いご飯も食べて就寝。

でもまだ痛い。

みんな、リング付けたまま達すると大変だから気を付けような。

2022-10-12

TRPGで遊んでたら幼少期に虐待受けてたと気が付いた

初めまして発達障害持ち30歳オーバー女です。

こんないい歳して恥ずかしいのですが、つい最近自分が幼少期に心理的虐待を受けていたことに気がつきました。

気がついたきっかけがTRPGでした。

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最初違和感を感じたのは、ロールプレイの時。

TPRGですから自分が作ったキャラクターになりきって遊ぶ訳です。

しかしどうにも真面目寄りなロールプレイになってしまう。

アウトローPC性格が悪いPCのロールプレイがうまく出来ない。

他の方に迷惑をかけるのでは?と思うと怖くて出来ない。

実際には、プレイヤーがセッションに協力的であれば、アウトローキャラ性格が悪いキャラ問題はないのです。

しかし私は出来ない。

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次に自由度の高いナラティブTRPG遊んだ時のこと。

好きな選択しろと言われた時、何をしたらいいのか分からなくて困りました。

同卓してくださった方は「好きにして良いんだよ」と言ってくれる。

その時に感じる、宙に投げ出されたような感覚

答えがないことに困惑してしまう。

どうしたら良いのかわからない。

数をこなしてもパターン化出来ない部分でつまづく。

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最後に、やんわりとした他者への不安感。

私は同卓者のことが好きだが、同卓者は私のことが好きかはわからないじゃん!という感覚

一見すると誰にでもありそうなんですが、同卓者とは1年以上定期的に遊んでいます

さすがに嫌ってたらそこまで一緒に遊ばないだろ!さらに言えば、相手はそこまで自分に興味ないよ!とも思うのです。

しかし、根本のところで不安感が拭えない。

自分でも不思議で仕方がない。

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これじゃいけねえ!と、せめてロールプレイの幅を広めようと決心。

手始めに心理学の本に手を出しました。

漫画付きの簡単な内容の本でした。

〇〇な行動をする人は××な性格!と書いてあるタイプ心理学本。

まり本気にせず読んでいたのですが、読めば読むほど、私の不安感が高いことが指摘されていきました。

さらに別のタイミングで一緒にTRPGで遊んでくれている友人に、不安が強いことを指摘されました。

私はすごーくビックリしました。

元々精神科医師から不安感が強いことも指摘されてはいました。

ですが、あくまでも精神状態検査結果でわかったのだろうと思っていました。

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これは、不安の強さで色んな人に迷惑かけてるのでは!?

そのときに浮かんだのが、なぜ不安が強いのか?という疑問。

原因がわかれば解決できるのかも!

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調べて出てきたのが、虐待を受けた子供の話。

虐待を受けると不安が強くなり、他者を信頼できなくなり、何をしたら良いのかわからなくなる……

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私の悩みと合致するな……?

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私は確かに2、3歳の頃から兄弟から暴言日常で、何をしていても、してなくても、親や兄弟イライラしてたら暴言言われるのが当たり前だった。

2、3時間ずっと怒鳴られ続けることはもはやルーティン

お絵描きしても怒鳴られる。おもちゃで遊んでも怒鳴られる。おままごとも怒鳴られる。テレビを見ていても怒鳴られる。仕方ないので体育座りで虚空を眺めていても怒鳴られる。

しゃべっていたら怒鳴られる。静かにしていても怒鳴られる。

兄弟から罵倒されたり、物を横取りされても自分が悪いと言われるだけ。

兄弟は褒められ可愛がられる横で、怒られるか急かされるか怒鳴られるかしかない生活してたのも確か。

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でもその程度で虐待とは言わないのでは?

…………。

いや、これは親兄弟理不尽だな……。

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これは心理的虐待の、暴言ときょうだい間の差別的扱いに当てはまるのではないか

でもそれは、私は心理的虐待を受けていたということになる。

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さらに調べると、以下のような内容の記事が。

暴言日常だと、人の声に対して過敏になるため、聴覚過敏になる』

虐待を受けていた子供発達障害的な反応をするようになる』

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私はひどい聴覚過敏持ちの発達障害者だが……???

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私は先天的発達障害ではなく、後天的発達障害可能性がある……?

と言うよりもう、私は発達障害者じゃない可能性がある???

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幼少期、絵を描くのが好きだったのに、親兄弟から罵倒され、それ以降思い出して苦しくなるので描けなくなった(今もそう)のは、普通にトラウマ扱いで正しい?

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点と点が線でつながってしまう。

虐待サバイバーだと思えば、納得がいくことが多い。

無自覚だった認知の歪みがぼろぼろ出てくる。

もしも治療できるなら、私は普通の人になれる?

障害者手帳剥奪されてしまう?

仕事はどうなる?

これまでの発達障害者としての価値観が揺らいでいく。

私とは何者なのか。

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ともかく治療できる病院します。

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ナラティブTRPG基本的には楽しく遊べてます!でもバッドエンドにもハッピーエンドにもなれるような選択を迫られると困ってしまう……という感じです!

※好きなことにのめり込むと、何らかの形で虐待後遺症が見えてくると思うので、TRPGだけに限った話ではないです。

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Q.なんでこんなの書いた?

A.誰かに聞いてほしかった。

2022-09-27

anond:20220927115908

JC体育座りしてると、どうしても白い布に目が行っちゃうよな

2022-09-24

娘のブラを買いに行く。

 次女の誕生日のあと、長女の誕生日があって、その直近の祝日、二人に誕生日プレゼントと服を買ってやるために買い物に出た。トータルで三万円くらいかかった。はぁ。

 服を買う時に、ついでに長女に今のうちに生理用品とかブラを買っとこうぜ、と言うと、長女は思いの外喜んだ。

 長女は11歳になったのだが、最近爆速身長が伸びると共に体型も大人に近づきつつある。彼女は小さい頃から今に至るまで安定の痩せ体型だ。身長に合わせてズボンを買うとウエストブカブカだったのが、今は150のズボンを履いてもずり落ちなくなった。痩せているなりに身体の厚みは増しているのだ。

 最近の長女は胸が急に育って来ているのが悩みらしい。そういう事をぽつぽつ言うのだが、ブラが欲しいと自ら言う事がないので、親であるこちから提案した方がいいんだろうなあと思った。

 長女を子供下着売り場に連れて行くと、彼女は種類の多さに圧倒されていたが、ぼくが

ステップ1とか2とか3とかタグがついてるな。まずはステップ1でいいんじゃないか?」

 と言うと、それらを物色しはじめた。

「すごーい、いっぱいあるー。こんなのが欲しかったの!」

 などと言うから可愛い色のやつを買うのかな? と背後で見ていたら、スタンダードな感じの、キャミソールと一体型の白いのを二枚選んだ。黒や紫もあるし、ブラだけ独立していて、同色のショーツとセットになったものもあるよとぼくが言っても、「絶対これがいい!」と長女は譲らなかった。まあ、白無地はアウターに響かなくていいよな。もし、ぼくがユニクロの白のエアリズムばかり着てることに影響されたのだとしたら、なんかすまないなと思うけれど。

 今時の小学生女子は、他の子がどんな下着を着けているのか、気になりはしないのだろうか? ぼくが子供の頃は、女子はそういう事についてはかなり煩かった。白い「初めてのブラ」なんか着けていると、露骨馬鹿にされたものだ。

 ぼくが子供の頃、ぼくの母親はどういう訳か我が子の二次性徴について捻れた考えを持っていた。だからぼくはなかなかブラを買ってもらえなくて、確か中学に上がってしばらくはノーブラで過ごしていた。部活の時以外は胸が目立たないよう猫背で下を向いて歩きがちだったように思う。

 当時はぼくの母親だけでなく、世の母親達の考えは大抵いい加減かつバラバラだったので、胸が既にかなり大きいのに「子供から」という理由ノーブラ女子というのはしばしばいた。ぼくはそれが好きじゃなくて、自分はそうはなりたくないと思ったのだが、無駄に性に対して厳格な家庭でしかも鈍感な母親にブラが欲しいなんて強請るのはあり得ないと思って我慢していた。ただ、ぼくの場合は胸が発育しかけだとしても限りなく俎板に近い胸をしていたので、ブラを着けていないことを誤魔化すのはそんなに難しいことではなかった。

 だが、体育の授業や部活の授業の前後更衣室で着替える際だけは誤魔化しなどは利かない。

 体育の時の着替えはまさに針の莚に座るような心地だったが、部活の時はそうでもなかった。更衣室では先輩達が下着姿で悪ふざけをしていたし、彼女達の下着はみなカラフルでまるで見せるためのもののようだった。たった一、二学年違うだけでどうしてこんなにも文化が違うのか不思議だった。ぼく達の学年はいつまで経っても白いペラペラ下着で、誰が一番先に「色気づいて」大人のようなブラを使い始めるのか、監視し合い足を引っ張り合っているのに。

 先輩の一人が日曜日に買ったばかりだというグリーンのチェックのブラを見せびらかしている時、ぼくはホワイトボードの下にレイジと二人で潜り込んでぴったりと身を寄せ合って先輩達の馬鹿騒ぎを眺めたり、今週のジャンプの話したりしていた。ブラの自慢をしていた先輩がぼくらの所にやってきて、

今日も二人、異様に仲がいいよね」

 といい、ぼくはそこに含みがある事に素で気づかず、

はい、ぼくとレイジ友達なんです」

 と答えた。

 レイジとは中学に上がってすぐの部活見学期間のある日に出会った。レイジ武道館の片隅に一人で体育座りをして、先輩達の稽古の様子を眺めるでもなく膝の上に顔を伏せていた。最初レイジがぼくを見たが、話しかけたのはぼくの方からだ。当時のぼくは既にはみ出者気質を全開にしていたが、今よりは社交性があったのかもしれない。

 レイジ第一印象は、大人しそうな男子、といった感じだった。目が合って、一言二言交わしただけですぐに気が合いそうだと思ったのと、ぼくと同性である事に気づいたのとは、どっちが先だったろうか。立ち上がれば性別を間違いようはない。レイジはぼくよりずっと背が高く、正面から相対すると迫力のある胸が視界を圧倒してくる。まるでモデルのように手足が長く、メリハリのある体型をしていた。

 そんなレイジだが、ほとんど大人同然の背格好をしていたにも拘わらず、ぼくと同じくまだ「子供」というカテゴリーに押し込められていた。つまり中学に上がってもしばらくはノーブラで過ごした。その点でぼくにとっては類友でもあった。

 いつだったか、先輩の一人がそんなぼくらを見かねて声をかけてきた。ブラをしないと恥ずかしいとか乳が垂れるぞとか、そんなことを言われ、ぼくらは「はーい」と返事をしたが、すぐに他愛ない雑談に戻った。レイジは先輩に言われたことなど全く意に介していないようだったけれど、ぼくは内心かなり気にしていて、やはり母親にブラが欲しいとお願いしなくてはならないのだろうか? と考え、まだ何も行動しないうちから屈辱に打ち負かされたような気になっていた。

 記憶に間違いがなければ、ぼくらは少なくとも一年夏休みまでは「子供カテゴリーのままでい続け、それぞれ親の方針通りに子供肌着制服の下に着続けていたと思う。そのことによってレイジがどんなデメリットを被ったかはぼくは知らないが、ぼくの方には人には言えないようなデメリットがあった。

 ある日、竹刀を振った瞬間に身体の内側から「ぶちっ」と音がした。腕のつけ根辺りがヒリヒリと痛くなった。家に帰ってから服を脱いで見てみると、鎖骨のすぐ下辺りに赤い皹が入っていた。まるで鋭利刃物でひと突きしたような傷は薄い表皮で繋がっていて、出血はない。どうやら急に大きくなった胸の重さに皮下の肉が負けて裂けてしまったようだった。奇妙な傷はその後いくつも増えていき、白い痕になって残った。

 肌にいくつもの傷が残るほどに、ぼくの胸はお荷物になりかけていたのだが、だからといって目立って大きいのかというと全くそんな事はなく、服を着ている限りは相変わらずの俎板に見えるほどだった。なのに、ただ普通に生活していくだけで服の下に隠れた部分が傷だらけになっていく。その原因がさして膨らんでいるようには見えない胸であるなど、親に相談出来る訳もなく、ぼくはひた隠しにした。

 その件はレイジにも話した事はない。そもそもぼくとレイジは「親友」だと言い合っていたのにも拘わらず、お互いに相手内面には踏み込もうとしなかった。ぼくらは校舎の内外を、ひとの目も気にせず手を繋いで歩き、座る時にはスズメきょうだいのように身体をくっつけた。部活の合間の休憩時間には互いの背中を背もたれにしたり、膝枕をしあったりした。

 ぼくがレイジの太ももを枕にしている時、ぼくの鼻先にはレイジの胸があるのに、そのぼくの胸の何倍も大きな肉の塊はレイジにどんなダメージを与えたのか与えなかったのかなんて知らなかったし、レイジレイジで、ふざけて指でつついたぼくの貧相な胸がぼくにとってはけっこうな凶器だった事など知らないままだった。

 レイジに対してのぼくの隠し事なんて大した数はないが、ぼくにとってレイジは謎の多い奴であり続けた。真面目そうに見えてちゃらんぽらんで、部活だって、ぼくとレイジとはたった二人だけの新入部員なのに、レイジはよくサボり、ぼくを一人にした。夏休み部活に、レイジは半分も顔を出さなかった。なのに試合に出ればそれなりに勝つの不思議だ。何故レイジはそんなに休むのか、ぼくはしばしば先輩達から聞かれたが、わかりませんと首を振るしかない。

 親友の癖にぼくはレイジ個人的な事をほとんど知らない。そのことが気にならない訳ではなかったのだが、いざレイジと顔を合わせると、数々の謎の解明などどうでもよくなってしまう。レイジとする話は好きな漫画アニメの話ばかりで、端からみればそれは終始うわべだけの話をしつづけているだけで、それのどこが親友なのか不思議だったかもしれない。

 ぼくとレイジは心が遠くにあるのを補うかのようにスキンシップだけは過剰に行った。一日の中で最初に会ったときは、相手存在を視認したらどんなに遠く離れたところからも全力で駆け寄り、

「カーラミーア!」

「モンシェ!」

 と叫ぶとひっしと抱擁し合う。隙あらば、学校内のどのカップルよりも密着して過ごした。

 夏の間、ぼくはろくに飲食をせずに部活でしごかれていた。これ以上身体無駄な肉がつくのを止めたかったし、生理出血をなんとか止めたいと思って行った無謀なダイエットだったが、消耗したわりに効果はいまいちだった。ひと夏で顔だけげっそりしたぼくだったが、片やレイジ夏休み前と少しも変わらず飄々としており、健康のものに見えた。実際、心ない男子がぼくらに対して目障りだ死ね罵倒を浴びせるやそいつを蹴り倒しプロレス技をかけて泣かせるなどワイルドに暴れることもあった。

 ぼくは安心した。実はぼくの母親がぼくとレイジが仲良くなったのを知り、ぼくの同級生母親達の情報網を使ってレイジ個人情報仕入れており、聞いてもいないのにぼくにそれを話したのだ。ママ友ネットワークをもってしてもレイジの事で確かな情報は得られず、噂程度のことしか仕入れられなかったようだ。それによれば、レイジは何らかの病気で定期的に通院しているという。だがその病気が何であるのかは誰も知らないらしい。

 ぼくが知っているレイジ個人的なことといえば、レイジには兄が一人いて両親も健在で、四人家族で仲良く暮らしているということくらいだった。

「ねえレイジ、どうしてレイジレイジなの?」

 ある日、ぼくが何気なく訊いたら、レイジはこう答えた。

「うん? うちは兄と俺との二人きょうだいから

レイジのジは二番目のジってこと?」

「そそ」

「納得した」

 きょうだいの二番目だからレイジ」と名乗るレイジとぼくとは部活つながりの親友クラス出身小学校が違うせいでお互い相手の事で知らないことが多いかもしれないが、そんな事は関係なく、ぼくらはとても仲がいい。

 秋になった。ある日、学校から帰るとぼくの部屋に大きな買い物袋が置かれていた。母親が開けてみろというので中身を見たら、「はじめてのブラ」と書かれた厚紙つきの白いブラが三着ほどと、その他下着類が入っていた。母親によれば、「ぼくに必要から買った」というより「みんなが必要だと言うから買った」ようだ。母親他人の言う事になにかと流される。

 しかし、断られる可能性が高いと思いつつこちらから羞恥心を堪えつつ頭を下げてお願いすることもなしに、必要ものが手に入ったのは良いことだ。ぼくは「はじめてのブラ」を着けてみた。ところがサイズ全然合っていなかった。それはAカップだがアンダーが85cmもあって、上半身だけは骨の浮くほどガリガリだったぼくにはユルかった。

 翌日から「はじめてのブラ」を着けて登校したが、いざ日常生活を送ってみると、ユルすぎるブラはぼくの助けになるどころか邪魔邪魔で仕方のないものだとわかった。ちょっと身体を動かしただけで背中ホックが外れる。これまでの習慣通りに猫背にしていると外れるし、かといって背筋を伸ばしてもまた外れる。走るとどんどんブラが浮いてきて胸の上までずり上がってくる。それを狼狽しながらも誰にも気づかないよう適正な位置に引き下ろさなければならない。

 なんなんだこれ……。母親に苦情を言うべきではないかと思わなくもなかったが、母親がぼくにブラを買い与えた時、牽制するように「デブで胸のないお前にはサイズがそれしかない」と言ったから、解決策は何もないとぼくは思い込んだ。デブ言いがかりだ。ぼくはチビの癖に肩幅と腰幅があり、脚も太かったから、セーラー服を着るとずんぐりむっくりに見えたが、上半身ガリガリに痩せていたのだ。

 何でぼくだけこんな事に……と思いつつ、部活の際に先輩達がふざけながら着替えている間は、いつもの様にぼくは部室の隅っこにレイジとぴったりくっついて体育座りで待っていた。先輩達は相変わらず可愛いブラを着けていて、それらはぼくの「はじめてのブラ」のようにズレたりホックが外れたりはしない。どうしてぼくの「はじめてのブラ」はこんなにも役に立たないのか、すぐそこに何事にもあけすけな先輩達がいるにも拘わらず、ぼくは誰にも打ち明けられない気がして、勝手孤独に浸っていた。隣のレイジは、元からそういう話をすべき相手ではない。

 その時、ツンツンと脇腹をつつかれた。隣を見れば、レイジが膝の上に半分顔を埋めたまま、いやーな顔で笑っていた。

「お前、これなんなの?」

 レイジはニヤニヤしながら、ぼくのTシャツの上からブラのバックベルトを引っ張った。

「何でもいいだろ!」

 ぼくは小声で身をよじりながら言った。その反応がレイジには面白かったらしく、レイジは「なんなの、なんなの」と言いながらぼくのブラのあちこちを引っ張り、脇を擽ってきた。そんなぼくらの攻防戦を先輩達はいものじゃれ合いだと思ったらしく、「今日も二人は仲良いよねー」と言った。

 その日以来、レイジはぼくがブラを着けているのを面白がり、やがて服の上からブラのホックを外すという技を会得した。レイジ通りすがりにぼくの背中を叩くと、ホックが外れる。とんでもない悪戯だが、ぼくのホック悪戯をされなくてもしばしば外れるし、ぼくとレイジクラスが違うので、被害を受けたところで大した事にはならない。それでぼくとレイジの仲が決裂するという事もなかった。

 ただ、レイジがぼくをブラのことでイジッてくるのは意外だと思った。同級生女子の中には、他の女子が「色気づく」のを嫌って意地悪をしたり他人の足を引っ張るような事をする奴が何人もいたが、レイジはそんな陰湿女子どもとは最も遠い存在のような気がしていた。でも、その頃レイジはまだ「子供カテゴリーの内にいて、それをぼくなんかみたいな貧乳の方がイチ抜けしたのだから、変に執着されるのはおかしい事ではないような気もした。

 人の心理としてレイジの反応は特におかしものではない。が、ぼくらの関係性の絶妙バランスをレイジの方から崩して来ようとするのは……逆にぼくの方から壊しにかかるなら自業自得なのでまだしも……どうしていいのかわからない。わからなさすぎたので、ぼくは何事もなかったかのように過ごす事を選んだ。

 二年からはぼくとレイジは同じクラスになった。一緒に過ごす時間は益々増えた。レイジ休み時間教室ですれ違いざまにぼくのブラを外して遊ぶ事もあったが、ぼくは責任を取ってホックを元に戻せとレイジ要求し、レイジは「はいはい」と言ってぼくの制服背中に手を突っ込んでホックを掛け直した。

 いつの間にかレイジはその遊びをしなくなった。

 その頃にはレイジは既に「子供カテゴリーを脱していたのだと思うが、ぼくにはその件については全然記憶がない。少なくとも、ぼくはレイジからされたようにレイジがブラを着け始めた事をからかうことはなかった。

 教室が一緒だと、友達同士なら休み時間ごとにお互いの机のところを行来するものだ。ぼくは授業が終わってもすぐに教科書しまって離席することがないから、レイジの方からぼくの席にやって来がちだった。ふとぼくが顔を上げると、視界の全面をレイジの胸が塞いでいる。よく、胸の大きな女性が「(男は)私じゃなくて私の胸に挨拶をする」と言うが、レイジ場合はぼくに胸から挨拶して来るようなものだ。ぼくはレイジに知られないよう視線を外した。だからレイジの胸がしょっちゅうぼくの目と鼻の先にあったのに、ぼくはレイジのブラ事情など全く知らない。一方レイジはといえば、ぼくをからかえるだけからかって恥ずかしい思いをさせたのに。

 レイジは狡いと思ったが、他の女子といがみ合うようにレイジと争うのは嫌だった。レイジ喧嘩する事があるとしたら、それとは全く関係のない、取るに足らない事が原因だ。そしてベッタリと仲がいい分喧嘩するのもわりとしょっちゅうだった。大体はぼくの方から吹っ掛ける。そこにレイジは狡いという思いがなかったとは言えないと、当時を振り返って思う。

 レイジは胸が大きくて手足が長くてモデルのような体型をしていたが、女としてはある意味で無敵だった。ぼくはといえば、自分身体がなにかとコンプレックスで、わざと身体に合わないダボダボな格好ばかりしているから、本当はガリガリに痩せていたのにすんぐりむっくりのデブだと思われがちだったうえに、貧相な体つきのわりにはきっちりと女であることのデメリットを受けた。すなわち生理が異常に重くて一月のうち絶好調なのは三日ほどしかなく、あとは瀕死

 レイジは不調知らずで常に元気いっぱい走り回っていた。何かの病気で通院しているという噂はデマに過ぎないのではないかとぼくには思われた。だがレイジはよく部活をサボった。同じクラス親友のぼくにも何も言わず放課後になるといつの間にか姿を消している。ぼくは既にレイジはそんなものだと思っていた。部活顧問から来年女子部長は消去法でぼくに決まりだと聞いて軽く絶望した。レイジの方がぼくよりもずっと強いのに、部長は実力よりも真面目さが大事だと顧問は言う。だがぼくは顧問が思うほど真面目ではない。絶不調ながら毎日律儀に部活に出ているのはほとんど、稽古カロリーを消費しつくせば生理にかけるエネルギーが少なくなり、来月こそは体調がましになるのでは? と期待していただけに過ぎない。

 そんな馬鹿な事をしていたせいで、ぼくはある日、体育の授業中に具合が悪くなった。その日のメニューは1000メートル走だったが、ぼくは運動神経がない癖に中距離を走るのが大好きで得意だったので、生理中だというのに無理をした。酷い目眩がして手足が冷たくなり、震えが止まらなくなった。爪が真っ青になり、顔色も青を通り越して真っ白だと、ぼくを見た体育教師が言った。体育教師は厳しい人で滅多な事では生徒を休ませないのだが、ぼくが芝生に座っても一向に回復しないので、保健室に行って休めと言った。ぼくは保健委員に付き添われて保健室へ行った。ベッドに寝かされた途端に意識が落ちた。

 気がついたらベッドの側にレイジがいた。

「おはよー。今どんな気分?」

「どんなって、最悪だけど。でもさっきよりはましな気がする」

「ははっ、体育の時はヤバかったな。こいつマジで死ぬんじゃね? って感じの顔してて、先生がさすがに焦ってた」

 そう言うとレイジはぼくのほっぺたをつまんで引っ張った。

「ほっぺぷにぷにー。すべすべで真っ白ー。でもさっきよりはましー」

 レイジはぼくの肌をすべすべで真っ白だとよく言う。小学校時代は徒歩通学で、中学に上がってから自転車通学で、それなりに日に焼けていたから、ぼくの肌も黒くて荒れているはずだと自分では思い込んでいたが、レイジに指摘されてはじめて、ぼくは色白で肌質がいいのだと知った。少なくともレイジのほっぺたよりはぼくのほっぺたの方がすべすべで白い。

「今どんな気分?」

「君が血色が戻ったというなら、思ったよりもいいんじゃないだろうか。確かに吐き気はしないし、頭痛もしない」

「ふーん。俺にはそういうのが無いからわからないけど、まあ無理すんなよ」

はいはい

 レイジはいいな。ぼくと性別が同じでもぼくのような思いはしないんだ。でもぼくみたいにひ弱なのはレイジには似合わないから、それでよいのだと思った。

トラバに続く。

2022-06-25

anond:20220625194232

中学生くらいに親戚の家で暮らしててスカートなのに大股開きで座ってご飯食べるいとこのJSと同居してて毎日のように見かけたやで

チラというよりモロやったが

あとは高校の頃に制服体育座りして前から丸見えやったで

2022-06-16

anond:20220615210404

昔の増田、「日曜の晴れた日の影となっている自分の部屋のベッドの上で体育座りをしながら有名でもない凡人のただの1人の己の今までの人生を振り返っているときの頭の中にある日記をお互いが覗き見することが可能になってしまったインターネットという発明体験する場所」というのはとっくの昔に失われてしまったんだよな。

あの日々は永遠に帰ってこない。

2022-06-11

anond:20220611210550

忘れてるか知らないかどっちかわからん

女子ブルマ履いてた頃は

男子下着トランクスだと体育座りすると金玉が見えるくらい短い短パンだったんだぞ

走る時の機能的には似たようなもんだろ

から男子ハーフパンツになった時は一緒に喜んでたんだぞ

2022-05-24

体育座り廃止 半数近くが好意的 「ザクスカートの中が見えるのが気になる」の声も

ジオングちゃん…😔

2022-05-19

anond:20220519095235

ただの決めの問題としても、自由意志とはどんなものか、説得力に差はあるよね?

みんなの胸の中にある、大まかに共通の、自由意志イデア存在する。

でもそれを明らかにしたところで、「無くてよくね?」が通りそうに思う。

刑務所思想病院に置き換えれば、むしろ精神的には平穏が訪れそうだが。他人を蔑んだり憎んだりする必要が一切なくなるわけだから

フンワリとしたイメージとして、

自由意志って実は「体育座り」なんじゃね?

って印象があるんだよ。実際には何ら有益効果もないのに、延々と同調圧力継承される愚行。

2022-05-08

体育座り身体に悪影響という話

こういうの見てると、バカ学者医者が言ってるんだろうなって。

時間ならわかるけど短時間でも悪影響とか言うんだもの

頭が悪いの何者でもないよ。

それが悪いんなら、正座は関節を痛める、しゃがむと腰に負担がかかる、あぐらは股関節に悪影響を及ぼす。椅子に座る事で腰骨に悪影響を及ぼす、いくらでも言えるわけ。


おかしいんじゃないの?

2022-04-17

中学時代友達巨乳で、

しか爆乳といって良いほどに巨乳で、目のやり場に困ったものだ。

中学一年生の春、その友人とはとある運動部見学に行った時に出会った。彼女は薄暗い所に一人でちんまり体育座りしていたので、パッと見男子かと思ったがよく見たら女子だった。そのとき巨乳であるとか気にしていなかった。ひとの乳の大きさに別に興味がなかったので見過ごしたようだ。

正式に入部して、部活更衣室を使うようになった頃になって初めて、友人が巨乳であることが気になりだす。その前に、部活の先輩達が人前でも臆面なく服やユニフォームを脱ぎ着し、友達同士で乳やブラジャー品評会みたいな事をし合う様に、おののきそして呆れ、やがて自他の乳に関心を持たざるようになった感じだったと思う。

私と友人はたった二人だけの新入部員で、先輩達が着替えているときは、いつも部室の隅っこでぴったり体を寄せあって体育坐りしていた。場所は薄暗がりだが、日なたに香箱を作っている仲良し猫みたいなもんで。そして我々は、中1にもなってブラジャーを着けていない者仲間であり、先輩達が他人ブラジャーの肩紐を引っ張って悪ふざけをする、そのノリに巻き込まれるのが嫌で、胸をガードするように膝を抱えていたのだったりする。二人で、昨日見アニメの話とかをしていた。

その頃(今でも)私は貧乳だったのだが、それでもブラジャーなしで体操着を着れば胸というか乳首下着体操着の布越しにも目立っていた。かといって良識を持った同級生達は何も言って来なかったが、持たない奴はなんか色々言ってくる。入学当初はブラジャーを着けていない女子は少なくなく、だがやがて同級生の反応に泣かされたり、直接の被害を受けなくとも、自衛をするようになっていくようで、仲間の出方を窺いつつブラを装備するようになっていった。

たった一級上の部活の先輩達は、ブラを着けることも乳が大きくなることも屁でもないぜという様子で、ブラも制服の下に隠した小粋なお洒落みたいに楽しんで好きな色柄のものを着けていた。なのに、一年の私達は、体育の授業の前に女子更衣室で着替える時は、他人に見られないように隠しながらそそくさと着替える。この文化の違いみたいなのが謎だった。

夏が過ぎ、秋頃だろうか。ある日突然、母が「初めてのブラ」とかいう白くてダサいブラジャーを買ってきて、今日からこれを着けろ、寝るときもだと私に言い渡した。それ以前は、私がもう恥ずかしいからブラがほしいと訴えても、そんなもんはまだ子供には要らないとにべもなかったが、おそらく母の事なので、ママ友達との井戸端会議で感化されただけなんだろう。そういう訳で、私はレベル1の装備を図らずも手に入れてしまった。正直、先輩達が着けているような、水色のチェックとかピンクレース付きのようなのがよかったと思いつつ。

装備レベル1を初めて身に付けた頃も、私と巨乳の友人は部活で二人きりの一年生で、部室で着替える時は先輩がふざけながら着替えを終えるまで、隅っこに肩を寄せあって体育座りで待っていた。

そしていつものように座っていると、不意に友人が私の背中に手を回して、体操着シャツの上からブラの紐を引っ張り、パチンてした。

「なんだよこれ」

友人は相変わらず、豊満なボディと不釣り合いな男子みたいな顔でいう。

「そっちこそ、なんなんだよ」

と私は言い返す。なんだなんなんだよと言い合いながら、小突き合い始め、仔犬の兄弟がする喧嘩の真似事みたいになる。先輩達が、お前ら本当に仲良いよね、という。だが、先輩達がお互いにセクハラのし合いをして悪ふざけをしている様子ほど、なんか楽しさがないよなと私は思った。友人は、私よりもずっと乳がでかいのに、まだブラを着けていなかった。二人だけのノーブラ仲間から1抜けしてしまった事への罪悪感がじわじわとひどい。

友人は、ふざけて私の膝を枕にすることがよくあった。私も友人の肩に凭れかかることがあったが、膝枕は遠慮した。友人は乳だけではなく体全体がむちむちしており、膝枕の柔らかさはたぶん何か他のものの柔らかさを連想させるし、ていうか、膝にも頭を乗せればその何かがすぐ顔の目の前にぶら下がることになる。目のやり場がないどころの話ではない。

友人は顔が男の子みたいだが、言動も男みたいで、男以上に野蛮だった。私はわりと野生児だったので気が合い、友人とどつきあいなどをして遊んだ。そんなんだったが、ある日友人がこそっと言った。

「この間、本屋立ち読みしてたら痴漢に遭ったんだよねー」

私は驚き、

本屋痴漢が出るの!?

と言った。痴漢放課後のひとけのない道端に出るものだとばかり。だが、広々として客が常時うろついているような大衆向け書店の中にも痴漢は出るものらしい。しかも、狙われたのは友人。乳はでかいものの女らしい格好をてんでしないような、パッと見男子に見える中学生ターゲットになるとは。友人は背後から尻を触られたそうだ。そこか。はあ、世の中は私の知らないことばかり……と思った。

友人は部活サボりまくるようになってしまい、クラスも離れていたのでしばらく接点がなくなってしまった。

二年と三年は同じクラスだった。いつのから友人がブラを装備するようになったのか、記憶にない。いつの間にか、ノーブラ普通に過ごしている様子を見た男子達が「見た? あい乳首立ってるぜ」と忍び笑いをする所を見かけなくなった。

ブラ装備になったとはいえ、友人の巨乳の迫力がすごいことには変わりなく、同じクラスになったので、気軽に私の席に友人が遊びに来る分けだが、名前を呼ばれて顔を上げると、まず視界に入るのはその大迫力の乳だった。よく巨乳の人が「男はあたしじゃなくてあたしの乳に挨拶してくる」と言うが、友人の場合、私にまず友人の乳が挨拶してくるような状態だった。

地味にリアクションに困った。同性同士なのであまり気兼ねしなくても良いのかもしれないが、私が先にブラを装備したときはだいぶ気にして私のブラの肩紐を引っ張ってみたり服の上からホックを外すような悪戯しかけて来たような奴だ。そして、性格が勇ましくて乱暴な癖に痴漢に遭った時は驚いて一言も喋れず身動ぎもできなかったというし、痴漢遭遇頻度が私よりもずっと高いような奴だ。同性の気安さでなんか言ったりしたらどう思われるかわからない。そんな怖さがあった。それ以前に、私があんまりそういう方向性のおふざけをするのは好きじゃない。

でも、ぶっちゃけて言うと、いつも突然視界にばいんと入って来るあれに、ちょっと触ってみたいなという気持ちがあった。でも私も女子の端くれなので、乳がただの脂肪の塊ではない事を知っているので、触ったって思ったような感触はしないし、触られた方は痛いだけで楽しくもなんともないだろうと思った。巨乳を気にされていたら、どうリアクションして良いのか、わからないし。

修学旅行の夜、同室の皆が、こんな夜だし恋バナをしようとか言い出した。友人も同じ部屋だった。そんな事言われても、私はそういう話をするのは好きではなかった。だが、私は幼馴染の男子毎日時間を合わせて下校していて付き合っていると思われていたので、誰が好きとは問われなかった。ところが幼馴染を他のクラス女子が好いていた事もあり、私と幼馴染みの話はタブーに近い話題だった。それで難を逃れたと思ったら、友人がやおら私に聞いてきた。

「お前、男同士ってどう思うの?」

当時はボーイズラブという言葉はなく、ゲイというのも一般的ではなく、かといって軽々しく当時普遍的に使われていた差別用語ホモというのはうっすらと憚られた。でも「やおい同人誌がめちゃめちゃ流行っていた。中学生でもけっこう際どい同人誌を平気で買って読んでいた。友人はやおい同人誌ものすごい数コレクションしていたような手合いだ。私にも貸すといって頼んでもいないのに押し付けて来ることがよくあった。そんな奴が、何を改まって男同士の恋愛をどう思うのか聞いて来たのか、意味がわからない。

「いいんじゃね、お互いに好きなら」

そう答えたら、同室の全員が黄色い声をあげた。男同士だよーとか、太っ腹とか心広すぎでしょ、とか言われた。お前らだってしょっちゅう更衣室でこそこそ隠れてやおい同人誌読みまくってるじゃん、なんだよその優等生ぶりっこは! と腹が立ったので布団を頭から被って寝ることにした。友人が、

「そっかそっか、お前は男同士でも受け入れられるんだな」

と布団越しに話しかけてくるので、

「おー。美しければな」

なんて、偏狭な応えを返したら、友人は何もこたえなかった。

そんな友人だったが、十何年後かにSNS相互になったところ、実はバイなんだと誰にともなくタイムライン告白していた。昔、いきなり私に男同士はどう思う? と聞いて来たのとそれは関係があったりするのだろうか。それを問うのは、その乳触ってもいい? と聞くのと同等にタブーな気がする。今となっては生活環境が違いすぎて、SNS上でさえ滅多に話すことがない。

最近とあるエッチ漫画を読んだ。要の部分だけ言うと、主人公に対して同性でありながら長年片恋をしていた人がいて、色々あって念願叶ってセックスしようってなるんだけど、そいつ経験がまるでないので、主人公に目隠しをして半裸に剥いたはいものの、次に何をしたら良いのかわからない。それで思いきって出た行動が、主人公の胸にぴとっと頬をくっつけて見ることだった。若干の羨ましさを感じるシーンだが、友人相手にこうはならんやろ、と自分に置き換えて想像してがっくりした。

2022-03-26

さっきうんこ漏らした

元々、少しどころか、かなりお腹調子は良くなかった。

30分前にも下痢をした。その30分前にも下痢をした。(勿論トイレで)

その後楽しくはてブを眺めていたところ、おならのようなものが通行許可を求めてきた。

トイレは30分前にも行ったばかりだ。下痢特有差し込むようなものは感じなかったので、何の気なしに許可を出す。

すると、明らかに固形と液体の間のようなもの吹き出した。

その場で恐る恐るパンツを下ろす。

生理中でナプキンをしていたのが不幸中の幸いだった。ナプキンが便を受け止めてくれ、パンツへの被害はほぼなかった。ちょっとだけあった付着物も、生理ショーツなので拭けばそれほど気にならない。

ただし、ケツの割れ目の間にはねっちょりした嫌な感覚がある。

ティッシュで拭くと、結構被害だ。この全てがパンツに付かなくて本当に良かった。

はいつも椅子にきちんと座らず、椅子の上に足を乗せて体育座り、またはうんこ座りをしている。今回はうんこ座りだったのが幸いし、被害を最小限に留めることができた。

うんこうんこらしく発射されたことで広がることなく、ナプキンに一点集中できたのだ。

そのケツを拭いたティッシュだが、とても臭い

よく考えると、パンツ被害がなかった時点でパンツをもう一度履き、トイレ直行してウォシュレットトイレットペーパーで処理すべきだったのだ。

焦りからその場で処理することしか考えられず、ティッシュウエットティッシュでケツを拭いた。

うんこ臭いそれらは、薄手のポリ袋に入れても匂う。

気にならなくはなるが、ポリ袋に鼻を近づけるとくさい。

ここで私は失敗したので、うんこを自宅内で漏らした人は参考にしてほしい。

だが、発射物が付着したナプキンは、巻いてしまうと袋に入れずともうんこ臭さはない。別に消臭タイプでもないのに。これはすごい

これまでも私は数度、うんこを漏らしてきた。

毎回、おならうんこ判断ミスによるものだ。

下痢をしたあとのおならは、基本的うんこだと思った方がいい。

2022-02-13

anond:20220213160243

そもそも友達に連絡するのに自宅電話にかけなきゃいけなかったりとか、待ち合わせで相手が来なくて帰るときは駅の黒板に一言書いていくとか、

コンビニの前で体育座りしてるヤンキーがいるとか、新幹線の中に灰皿があるとか、

昔の漫画はありとあらゆる文化現代と違っていてキツいはずなのですが

ポリコレ目線の人はそんなたくさんある差異の中でポリコレ文脈ばかりやたら気にするというだけではないでしょうか

2021-10-19

[]P5S ペルソナ5 ファントムストライカーズ PS4版 クリア

総評

そこそこ

アマゾンレビューでいうと★2.5くらい

まらなくはないけど期待してたほど面白くもなかった

32時間くらい

トロフィーは4割くらい

レベル上げを3時間くらいやっただけでクエストとかはすぐできるの以外は放置

クリアレベルジョーカー65くらい

音楽

原作と同じ聞き覚えあるの多い 悪くはないが特別よくもない

シナリオ

まあこんなもんかなという感じ

怪盗団のやってることも洗脳といっしょじゃねーかというセルフツッコミについて、一応アンサーが用意してあるのがいいところ

ただ、会話をただ見るだけってのがかなり退屈に感じた

やけに長くて結構な頻度で入るし

1個1個のシーンがほんと長く感じた

キャラ

キャラはくのちゃんボイスだった

最初あんまりくのちゃん味なくてわかんなかったけど、

途中からなぜか幼児化?して子供っぽい感じの声にかわったからわかった

男の新キャラはイケオジ

ギャップ萌えめざしてんのかちょいちょいイジラキャラ

AI研究者はいキャラしてたけど途中と最後しか出てこなかったな

キャラあやねるがエロかった

ラノベパクリ作家市長は印象うすい

バトルシステム

弱点属性ついてダウンとるペルソナ式のシステム活用するのが前提のバランス

やたら敵が硬かったり被ダメかい

普通無双ゲーみたいに脳死ポチポチ通常攻撃だけだとめっちゃ時間かかるしすぐやられる

ノーマルですらそれが顕著だからちょっとでもゲームストレスためたくなければイージーでいい

イージーですらめんどかったか

イージーだと雑魚がすぐ溶けるのに対して中ボスボスの硬さがすげー顕著に感じられた

画面も、エフェクトやらカメラワークやらでぐっちゃぐちゃで何やってんのかどう攻撃できてんのかがすげーわかりにくい

自分が押したボタンに対する手応えが感じにくくて爽快感を感じない

無双だと思ってやるとがっかりするしストレスたまる

厳密に敵をねらって攻撃するというよりは、適当に連打しながら画面全体の表示をなんとなくみて、

攻撃やら1MOREってのが見えたらぽちっと◯ボタンを押すゲーム

その瞬間だけは爽快感ある

双葉ハッキングする間まもれ、ってうタワーディフェンス要素あるけど時間が長くてめんどくさい

それ以外のシステム

メニュー画面がおされっぽくしてるのいいけど、メニュー開くときに余計なモーション演出があるせいで表示が少し遅いのがうざい

設定から演出切りたかった

コミュはないけどBANDっていう絆ポイントはあってそれで好きな全体スキルとる感じ

キャラは長時間使うことで固有スキルアクション覚えるけど、正直ほぼ意味ない

上記のとおり細かいアクションの使い分けに意味がないか

ステージ

いくつかあるけどほとんど景色似てて代わり映えしない

やることも代わり映えしないから退屈

敵も使いまわしばっかりだし

あけるためにはAが必要→AのためにはBが必要みたいなおつかいのおつかい状態

ダンジョンはいつでも入れるけど、現実世界の町はそのときそのときしか入れない制限あるし、

全体的に一本道で言われたことだけやるのがやらされてる感強くて、本編よりも正直微妙に感じた

お気に入りポイント

ソフィアが総攻撃したあと、決めポーズでキリッとするんだけど、決めポーズ最後最後で照れて顔のディスプレイに/// ///って表示されるところ

ゲーム終盤ではじめて気づいて、めっちゃかわいくて好き

ほかのキャラのりのりポーズ決めるけど、そりゃ普通はずいよなっていう

ぜんきちはほとんど使わなかったからみてなかったな

あと札幌?のダンジョンにはじめてはいったとき寒くて白目ではな垂らしてるモルガナと白目で体育座りしてるソフィアの絵面もすげーかわいくて好きだった

2021-10-03

王子結婚相手やばいから アメリカに住むって日本やべー国って思われそう

察しておばさん

察してはきもいかrあ

波がある かゆみもうんこも 波がすぎるまで体育座りして待てばいい

興味ない女は体しか興味ない

常にわめき続けるひとって喚き続けて得した経験あるから

信念がほしい 寝てる時にぶれる 山昇ってサウナいきてえ

ガチャあたり!!

かんがえるのめんどくさい  かくのめんどくさい 風呂でかんがえたけど ぜんぶかくのめんどくさい

始祖 ふたつあって オファーがでるからこれが始祖 両親からまれたからそれが始祖で 

もっというと さらにその両親がうんだ さらさらに 地球ループが始祖

仮に両親が始祖で じゃあ両親のためにいきろっていわれても 

すべてをささげろっていやだし この嫌ってのは洗脳からなんとかなるかもしれないけど

その洗脳をとくブロックがかかってるから めんどくさい

マリオだったら ピーチ姫を助けるっていう目的あるけど これどうもりじゃん 主人公も困っとるわ

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