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はてなキーワード: 体育座りとは

2020-08-27

もしもキモくて金のないおっさんが雨の日にダンボールの中に入って体育座りしながら目に涙を浮かべていたら

普通手を差し伸べるよね

2020-08-16

カンチョーされた時君はどうする

日大ポリープを取った。肛門から内視鏡を入れられるアレだ。

あんな狭いところにまぁまぁ太いスコープが入るのに、「う!」とか「痛っ!!」とかならないのはドクターの腕が良いせいか

体育座りポーズで横にゴロンとしているうちにいつの間にか入れられているのがいつも不思議に思っていた。

無事にポリープは切除され、思ったよりも切ったところがちゃんと外からわかるくらいにはダメージがまぁまぁあった。

便が通ると切ったところがこすられているような感覚で腸がここにあるのねと確認できる面白味と鈍痛で術後数日は不思議不快が同居していた。

その一方、私の夫は隙あらば何らかの攻撃しかけてくるやんちゃ40代

先日は電気カミソリですね毛を剃られ、ある時は大仏の被り物で迫ってくるおちゃめな攻撃

こちらが余裕があれば笑って済むようなレベルのたわいもないようなものほとんど。

洗面所で顔を洗っている時、やつはよく攻撃を仕掛けてくる。

反撃できないのを知っているからだ。

ポリープ入院している間おそらく人恋しかったのかやたら絡んでくるのはいいが、今回その絡み方がいけなかった。

いつものパターンであれば、顔を水で洗っている時に脇腹をくすぐってくるのに、

今回はこともあろうに忍者の返信ポーズ肛門を狙ってくる、いわゆるカンチョーを仕掛けてきたのだ。

前述の通り、大腸ポリープ取りたての私の肛門はどうやら弱っていたらしく、

夫のカンチョー攻撃クリティカルヒット!或いはかいしんのいちげき

当たり所が悪かったのか、ほんのり痛い。

内視鏡の時は全然痛くなかったのにカンチョーに負けるなんて。

その晩は違和感を抱え、夫にも怒りを伝え就寝。

翌日、目覚めても抜けない違和感

仕事中も違和感が抜けず、夫に抗議のラインを送ったところ返信に反省の色が無い。

消えない違和感、このまま肛門に傷がついていたらどうしよう。

肛門裂傷→人工肛門当方医療職なもので、容易に最悪のパターンが浮かぶ

その日の排便というと、初回は下痢でそれどころじゃなかったが、2回目は硬便のせいか通過時に激痛。

内視鏡が通るときノーダメージだったのに、自分の便でダメージとはあなおそろしや。

検査結果を聞く予約受診の時に言ったほうがいいのか、

いやまてよダンナカンチョーされたなんて言えるわけない。

友人や親にもそんなバカバカしい受傷契機、言えるわけない。

このまま傷ついた肛門を抱えてどうしたものかと。

年に数回ニュースで見る肛門エアコンプレッサーで死亡した事件

した方はこんな大変なことになるなんてって気持ちでやっているんだろうけど、

自分の夫にこの手の事件加害者を重ねてみてしまう。

今後は緩やかに許しつつも、心の根っこの深いところでは絶対に許したくない気持ちをくすぶらせながら

ずっと夫婦二人きりで暮らしていく自信が持てない。

2020-07-28

anond:20200728161907

中学ときに一度あったよ

大半の女子スカートの下に何かはいパンツ見えないようにしてたけど

部活動も体育の授業も一切やらないヤンキーっぽい女子の一部はパンツのままだった

体育館の集まり女子体育座りしてて、横に座ってた子のしパンがモロに見えてたんで思わずガン見してたらすぐに気づかれたんだけど

こっち見てニコっと笑ってそのままの姿勢で数秒ほどパンツ見せてくれたことがあった 今となっては良い思い出だわ

2020-07-10

anond:20200710160456

増田腐女子お気持ち表明長文が人気あるのは文章が素晴らしいとかじゃなくて

キチガイ電波文章を遠巻きに眺めながら「あーこいつきちがいだなあ」って思われてるだけなんだよな 臭いうんこ匂いちょっと嗅いでみたいだけ

なんかそれを腐女子勘違いして市民権得たと思い込んでるようで腹が立つ

BLなんて頭がおかし趣味なんだからもっと隅っこで申し訳なさそうに体育座りしてなよ

中学の体育は短パンだったのでトランクスだとチンチンがポロンすんねん

かいやつは凄くて体育座りの時は常時チンポロでした

2020-04-16

自宅のエレベーターにのって知らない場所についた

何をいってるのかわからねぇと思うが、俺もなにを言ってるのかわからねぇ。

俺ってこどおじフリーターから夕方までバイトしててさっき帰ったとこなんだわ。

両親と弟と俺の四人暮らし

七階で仲良く、すし詰めに暮らしてる。

自分アパートついて、エントランスを隠しコマンドで開けて、エレベーターに乗る。

日常しぐさだわ。

ちなみに休業決まったけどどうでも良いよな。俺はホントになんとか調整金もらえんのか。

エレベーターで上がって、止まったら降りる。普通の話だ。

降りてまっすぐ自分ちのドアに向かうわけだ。毎日全く同じ仕草を繰り返してる。目をつぶってもできるってやつ。やったことないけど。

毎日と同じ歩幅で自宅のドアノブ握ろうとする。

ない。

扉がない。

「階を間違えた」って思った。思うだろ普通に。

他の階に降りたこと実はない。「間違えてドアガチャしないようにか」なんて勝手に納得してた。奴隷気質からな。

エレベーターに戻って呼び直す。来ない。

押してもボタンが光らないし、エレベーターが動いた気配がない。気配で何か感じたことないが。

停電か」また勝手に納得。これが奴隷仕草だ。

待つより階段を使うと決めた。

何かあっても勝手に納得、自分解決、これが奴隷スタイル。今回は無理だが、人は他人を頼った方が快適な生活を送れるぞ。

自分が何階にいるのかよくわからん。いや階段に表示がなかったんだわ。

「階ごとに配置違う弊害だわー」なんて思ってた。

せいぜい探せば違ったかもな。

直感的には4~5階だった。

何階か昇った。

つかない。

また昇った。

つかない。

階数がそもそもおかしい。近所にこんな高いアパートはない。

外を見ると見慣れた光景だ。

いやそれもおかしい。七階より十階以上高い階に昇ったのに景色一緒。

かなり動揺してきた。

やけになってめっちゃかけ昇る。

どっかで見かけた階にたどり着いたら良い。

あんま体力ないので、かけ昇ったほうがよっぽど距離を稼げない。やけを起こすにも体力がいるわ。

バテて座り込んだ。

かなり気味が悪いことに気づいた。ドアノブがない。

ドアもない。

壁だけ。

人が利用するようになってない。

これじゃエレベーター階段を巻き付けた箱だ。

上の階もそうだった。

ドアなんて真っ先に考えるだろう。忘れてても建てたら三秒で気づく。俺のような正常性バイアス権化でも気づく。

階段から外に顔を出す。

上を見る。意外なほど高くない。

下を見る。昇ったほど高くない。

下におっさんがいる。アパート見上げてる。

自粛してんのか、おっさんしかいねぇ。

作業衣に白髪混じりのおっさんだ。

書いてて服の色がどうしても思い出せないの気づいたわ。どうでも良いな。

目があった。

おっさんもこっちを見上げてるが、目があった途端に目をそらしてどっか消えた。

コミュ関係なく目が合うと気まづいよな。わかり手。

かなり疲れた景色みつつ休憩。皆さん自粛にいそしんでるので、誰もいない。

エレベーター確認する。電源なし。文字が光ってない。

入れる部屋無し、階数不明、ここで一生を終えるのかもしれない。

さすがにそんなことないと思ったが、汗かい自分臭い。いやマジで臭い

シャワーあびてぇ」思うだろ、切実に。

あとすげー心細い。

上の階段から足音した。

かなり急いでるっぽい。トイレか?

ダダダダダ!って音。

しばらく間があいてまた鳴る。

ダダダダダ!

なんか音だけ書くと楽しそうだな。

いやおかしい。

階段で足踏み鳴らすんか?

降りたら通るし、昇ったら遠ざかるだろ。

同じ場所で全力で足踏みしたってことか?あり得る?

まぁ運動不足だろう。そういう事もあるかもしれない。

ちょっと様子が気になって覗きに昇る。

踏み鳴らした現場は見れなかった。

スーツのおじさんが体育座りしてた。

ふっつーの顔してた。ベンチにいるみたいな。

普通過ぎて不気味なくらい、ふっつー。

無表情でもない。単にいるだけ。

関係ないがちょっとハゲ

シャイみたいで、俺が見てると足踏みしない。静かでいいな。

今にして思うと、体育座りスーツ男を眺め続ける俺もやべぇやつだな。

しばらく見てたら、こっち気づいた。

ピョンと立ち上がる。勢いつけて立ち上がったんだわ。元気だな。

「良くないよ」

こっちを見て、お節介おっさんみたいにそう言って、こっちを見てる。

特になんもない。見てるだけ。

ありがとうございます

いや言ってて俺もよくわからん。とりあえず謝罪かお礼。消極的感謝は反射みたいなもんだね。

スーツおじさんは軽く頷いて見てる。気まづい。

上に向かうの気まづくて、とりあえず階段を降りる。

ついた。

うちの部屋だ。

?????

夢?白昼夢

ドアノブが間違いなくある。扉も。

階段を昇ったらすぐ最上階についた。当然だな。体育座りおじさんはいない。

とりあえず汗臭い自分がすごく。

シャワー入って今。思ったより時間たってたんだな。日付変わるどころか日がのぼってた。

なんだかよくわからんが、上着が汗だくで臭すぎる。

わけわからん

2020-03-29

anond:20200329230551

さっきからずっと窓辺で体育座りしてる。

猫が虚空を見つめてるアレに近い状態

不気味なので引き取って欲しいけど、昨今のコロナ騒ぎでそうもいかない。

どうしよう。

2020-02-13

和式トイレ体育座りをしないと用を足せない

表題の通りなんだけどいつもそうしてる、汚いとか置いといてそうじゃないと用を足せない。

2020-02-10

レクサス2種類に試乗させてもらったので感想を書く

・型おちといってもいいくらい古いものなのに本皮シートがくさい そのせいか酔いと眠気がものすごくひどい 

スポーツタイプ助手席ダンボールみかん箱でお風呂遊びしている気分になった(目的のわからない板と取っ手が両サイドにある)

エスティマよりベースが縦横とも広いので山あい温泉地の駐車場ギリギリ。服で外装を掃除させられるはめに。

・かならずついてる昭和NHKの正午みたいな銀色の丸い時計盤面はなんのためにあるの?松本零士メーターへのオマージュなの?ナビのGPSのほうがコンマ単位で正確だよ

テスラがOSいじって怒られてるけどそれは最新だからだ。レクサスのはOS古臭い地名音声認識siriにもグーグルマップにもまけてるし、かといって五十音入力カーソル移動が不便(新しいのは静電パネルがついてるからそうでもない、さっと地名入力できる)

振動や音やオートクルーズコントロールもっとスゴいやつ?についてはよい

・後部座席人権がない。後部座席がシートを1°も倒せないばかりか、運転者がシートを倒すときに避けようもなく足が挟まったり。後頭部がずっとリアガラスについてたり。それでいて横にもなりにくいしなー

・車ってこんなに便利になってもあいかわらず不便なんだなとおもった、ていうかきっちり座ってる姿勢人間を運ぶために特化させすぎてるんだと思う。靴下いであぐらかきたいとかおねえさんずわりとか体育座りとか正座とかが許されないのが息苦しい。尻が痛くなりそう。 空いてる電車で定刻通り姿勢をかえたり窓によりかかって寝ながら行きたいとおもった

結論普通ファミリーカー+iPhoneバンザイ あっギア連動サイドブレーキとかサイドミラーの車いるよ警告表示、あと渋滞らくちんのホールドブレーキファミリーカーにもつけてくれればそれでいいや

2019-12-11

お空の上から選びました・前(短編小説)

「またやっちゃった…」

ヒロコは苛立ちと罪悪感でいっぱいになった胸を抑えて深く溜め息を付いた。

間も無く3歳になる娘のユウが赤くなったあどけない頬をめいっぱい歪ませて泣きじゃくっている。

嫌な周波数の泣き声がヒロコの脳に刺さり容赦なくさぶる。

片付けても片付けてもおもちゃを散らかし、いたずらばかりするユウをきつく叱りつけたのだ。

手をあげる必要などなかったことはわかっている。

同じことを何度繰り返せばいいのか、また抑えきれない怒りを発してしまった。

掌がヒリヒリと痺れている。

我に返った時には遅く、ユウは火が付いたように泣き出した。

それでもヒロコはすぐには動けなかった。

その様子を他人事のように見詰め、抱き寄せる事も出来ず、これを宥めるのも自分仕事かとうんざりし、またそう考えてしま自分が嫌だった。

夫の帰りは今日も遅いのだろう。

激務の為、終電になることがほとんどだ。最後に娘が起きている時間に帰ってきたのはいつの事だったろうか。

日が傾き始めた窓の外に目をやり、逃れられない娘の泣き声と孤独感にヒロコはまた溜め息をついた。

──

「こんなはずじゃなかったのに」

ヒロコはサキの家のリビングクッキーを齧りながら言った。

「イヤイヤ期は大変よね」

サキは応じる。

ヒロコの学生時代の友人だ。

サキの子供はユウの2つ上の男の子で、サキ企業勤めのいわゆるワーママである

ヒロコにとっては気の置けない親友であり、育児の先輩だ。

最近は忙しくて会う機会も減っていたがサキが2人目の出産を間近にして産休に入った為、久しぶりにお茶でもどうかと招待を受けたのだ。

「可愛くない訳じゃないんだけどね、時々イライラが止まらないの。本当にひどいんだよ。なんで何回言ってもわからないんだろう」

自分の家にはない、物珍しいおもちゃの数々に目を輝かせているユウを横目に、ヒロコはまた溜め息をつく。

「片付けは出来ないし、気付いたらすぐ散らかすし、昨日もリビングに水をぶちまけるし、トイレットペーパーは全部出しちゃうし…。毎日毎日片付けに追われてる…!すぐにビービー泣いてうるさくて頭おかしくなりそう。この子、私のこと嫌いなのかなって本気で思う事がある」

愚痴は次から次と溢れ出す。

サキは時折自身体験を交えながらヒロコの言葉にうんうんと耳を傾ける。

ヒロコがアドバイスなどを求めていないことはよくわかっている。

ただただ言葉を吐き出したいだけなのだ

まだ意思の疎通もままならない子供と一日過ごしているだけでどれだけ気力と体力が削られるかサキもよく覚えている。

久しぶりに人と話をしている高揚感と充実感に夢中になるヒロコの気持ちはよくわかった。

「…そろそろ保育園のお迎えに行かないと」

サキカップを置いた。

時間が過ぎるのはあっという間だ。

長居してごめんね」

ヒロコも席を立ち、ユウの散らかしたおもちゃを片付ける。

「帰るよ」

その一言でユウの顔がぷうと膨れた。

「やだ」

ヒロコの目が吊り上がった。

「また始まった…!ワガママ言わないで!!」

「やあぁー!あそぶ!あそぶの!!」

ユウはおもちゃギュッと握りいやいやと首を振る。

「もう時間なの!これ以上いたら迷惑でしょ!」

さなから乱暴おもちゃを取り上げると、ユウはわぁっと泣き声を上げた。

「はぁ…。もううるさい!泣かないでよ!行くよ!」

ヒロコはユウを抱き上げようとしたが、ユウは泣いて暴れ、その手から逃がれようとする。

カァッと目の前が赤くなるような感覚に襲われ、反射的にヒロコの右手にグッと力が入ったが視界にサキの姿が入り、ヒロコは震わせた拳を抑えた。

その分声はヒートアップする。

「泣いたって時間から仕方ないの!暴れないで!」

強引にユウを引き寄せ、そのまま引きずるようにして玄関へ向かう。

「みっともない所見せてごめんね。いつもこんなで…ホントごめん」

辛そうに頭を下げるヒロコにサキは困ったような笑顔を返すと、本棚から一冊の本を取り出してヒロコに渡した。

「ね、良かったらこれ、読んでみて」

──

ヒロコは疲れていた。

「こんなはずじゃなかったのに」

もっと育児って楽しいものだと思ってたのに。

お母さんだからメイクもお洒落ちゃんと出来なくて、髪を振り乱して鬼の形相で子供に怒鳴り、お母さんだから子供の為に我慢ばかりで辛い事ばかり。

ユウの寝顔を見て愛しいと思っても、朝になればまたあの1日が始まると思うと恐怖すら感じた。

の子を産んでいなければ…考えても仕方のないifが頭の中を駆け巡る。

夫は今夜も終電での帰宅になると連絡があった。

めしい。子供の事など考えず、仕事だけしていればいい夫が恨めしかった。

独りの時間はとても長く、虚無で満たされていた。

ふとヒロコはサキに渡された絵本の事を思い出す。

(絵本か…)

本屋へは何度か行ったが子供に何を選べばいいのかわからず、無難そうな物を数冊買ったきりだ。

読み聞かせをしてもユウはすぐに飽きてしま最後まで読み切れた事もなく、読んでいる最中絵本を破かれて怒って以来、開くのをやめた。

サキは何故、絵本なんかを渡して来たのだろう。

から取り出し、表紙を撫ぜた。

『この子は、ママをおこらせるためにいきています

絵本はそんな一文から始まった。

「えぇ…どういうこと?」

口の端に自然と笑みが浮かんだ。

静かなリビングにページをめくる乾いた音が響く。

いたずらで母親を困らせる可愛くない子供が、デフォルメされた絵柄で描かれていた。

(そう、毎日こうよ。嫌になる。この子ユウみたい)

嫌な感情が胸を巡る。

気分が悪くなり、一度は絵本を閉じようかと思った。

しかし、めくるごとにヒロコの手が震えだした。

(あ、このママ…)

絵本の中の母親自分が重なっていく。

(私だ…私がいる…)

『はっきり言って、おこらないママなんかダメだと思う!

あたしがあんたをうんだんだもん!

大好きすぎるからおこるのよ!あんたにはママよりしあわせになってほしいの!!

それがおこるってことなのよ!』

絵本の中のママは涙と鼻水で顔を汚しなから子供に叫んでいた。

ヒロコの目から知らずに涙がこぼれた。

(うん、私、怒りたいんじゃない。ユウが大好き。大好きだから怒ってしまうんだ…!私、間違ってなかったんだ…!)

胸が、身体中がカァッと熱くなった。

堰を切ったようにとめどなく涙が溢れてくる。

ヒロコは絵本を抱き締めて嗚咽を上げた。

ヒロコは昨夜泣き腫らしてむくんだ瞼をこすりながらも、穏やかな気持ちでいた。

今朝も早くからユウは冷蔵庫野菜室に積み木を放り込むいたずらをしていた。

いつものように怒鳴り付けたヒロコだったが、泣いているユウを自然に抱き締める事が出来た。

「あのね、ママはユウが好きだから怒ったんだよ。わかる?ユウの事がどうでもよかったら、怒ったりもしないの。だからユウが悪い事をしたら怒るのよ」

そう。こうやって子供に素直な気持ちを伝えれば良かったのだ。

今はまだ全ては伝わらないかも知れない、けれどきっとわかってくれるはず。

心持ちが違うだけでこんなにも余裕を持っていられるなんて。ヒロコは晴れやかさすら感じていた。

──

もしもしサキ?昨日はありがとう絵本、読んだよ」

追い詰められていた自分気持ち理解し、黙って絵本を渡してくれたサキ感謝を伝えようとヒロコは電話を掛けた。

「何て言うか、助けられた気持ち。私、いっぱいいっぱいだったんだと思う…」

「私もそうだよ」

サキの声は安堵したような響きがあった。

「いい絵本だったでしょう?私も辛いときに読んでるんだ。怒るのは悪いことじゃない、子供の為だって思えると気が楽になるよね」

「うん。ユウにちゃんと向き合えた気がする」

しばらく話を続けたあと、あぁそうだとサキは言った。

「あの絵本を書いた作家さんの講演会が再来週あるんだけど行ってみない?」

講演会?」

そんな堅苦しいのはちょっと…とヒロコは尻込みした。

「ユウも騒ぐしそんな所に連れていけない…」

大丈夫子供連れでも安心して行ける講演会なの。作家さんが子供と遊んでくれたり、絵本読み聞かせをしてくれたりするんだ。親も子供も楽しめていい息抜きになるよ」

本を一冊読んだだけ、どんな人かもわからない絵本作家講演会に3000円も出すのは専業主婦のヒロコにとっては少し高いなと思う金額だった。

だが、子供も沢山来ると言う話だし、ユウにもいい刺激になるかも知れない。

熱心に勧めてくれるサキに押され、せっかくだからと参加を決めた。

講演会と聞いて構えていたが、会場に入って拍子抜けした。

椅子も置かれていないホールブルーシートが敷かれているだけ。

子供大人もその上で体育座りをして待っている。

「なんなの、これ?」

わず口をついて出た言葉サキが拾った。

「知らないとちょっと驚くよね。まぁ座って座って」

サキに促されるまま、ブルーシートの端にそっと腰を降ろした。

キョトキョトと辺りを見回しているユウにサキが声を掛ける。

「ユウちゃん、これから楽しいお兄さんが来て遊んでくれるよ。ご本も読んで貰おうね」

サキの息子ケンタは場馴れしているのか、サキに寄り掛かるようにして静かに座っていた。

ケンタくん、お利口さんだね。ユウとは大違い」

「そんなことないよ。全っ然ダメな子なんだから今日はユウちゃんいるから良い子のフリしてるだけ。もうすぐ赤ちゃんも産まれるんだからもっとお兄ちゃんらしくして貰わないと困っちゃう。ね?ケンタ?…あ、ほら始まるよ!」

それはヒロコが想像していた作家講演会とは全くかけ離れたものだった。

絵本作家と聞いてかなり年配なのだろうと勝手に思っていたヒロコは、40半ばに見える気取らない格好をしたこ男性絵本作家その人であることも驚いた。

作家本人が壇上を降りて子供と触れ合い、子供達が楽しめるように趣向を凝らした様々な遊びが繰り広げられた。

時には大人も一緒に歓声をあげるような賑やかなもので、気付けばユウもキャッキャと声を上げて遊びの輪の中で満面の笑みを浮かべていた。

(凄い…)

今まで自分が知らなかった世界が広がっている。

絵本作家って本当に子供好きなんだね」

そっと囁くとサキ悪戯っぽく笑う。

「この人は特別だよ。こんなに子供の為に自分からやってくれる作家さんなんて聞いたことないもの。生の意見を聞きたいって日本中回って年に何本も講演会開くんだよ。絵本も発売前に講演会読み聞かせして、感想を聞いて手直しするの。凄いでしょ?」

サキ、詳しいね

「前にね、仕事でこの人のイベントに関わった事があって。妥協しないでこだわりを貫く姿勢とか、誰に対してもフランクで、作家なのに偉ぶらない所とか、凄く温かみがあって純粋な人だからファンなっちゃったんだ。しかも、ちょっとかっこいいじゃない?」

作家の事を語るサキの瞳はキラキラと輝いていた。

絵本読み聞かせもなんて上手なんだろう、とヒロコは思った。

子供達は食い入るように作家の手元を見詰め、声を上げて笑っている。

(これがプロ読み聞かせ…!ユウなんて私が読んでも最後まで聞かないのに、こんなに子供の心を掴むなんて。やっぱりプロは違うのね。私もあんな風に感情を込めて読んでみたらいいのかな)

作家は、二冊の本を読み終わり、次が最後読み聞かせだと告げた。

講演会も佳境である

もう終わってしまうのか…と残念な気持ちになるヒロコは気付かないうちにもうこの作家ファンになっているのだ。

新作だと言うそ黄色い表紙の絵本は、作家が渾身の思いを注いで全国のママ達の為に描き上げたのだそうだ。

この明るくて楽しい、優しさに溢れた人が私達ママの為に描いてくれた絵本とは一体どんなものなのだろう。

ヒロコの胸は期待に掻き立てられた。

世界中でママにしたい人はたったひとりでした』

読み上げられた一文にヒロコは頭を殴られたような気がした。

何故子供を産んでしまったのかと後悔が過る事もあった。

周りを見れば大人しい子供もいるのに何故ユウのようないたずらばかりする子だったのかと妬ましい気持ちになることもあった。

子供が親を選んで産まれてきただなんて考えたこともなかったのだ。

作家感情を溢れさせた独特の声音絵本を読み進め、ページを捲っていく。

空の上から下界を覗き、ママになる人を探す沢山の赤ちゃん達。

ひとりぼっちで寂しそうなママを喜ばせたいんだと飛び込んでいく魂。

ヒロコの心は激しく揺さぶられた。

気付けば茫沱たる涙が頬を濡らしていく。

子供は空の上で己の人生を決めてから母の胎内に降りてくる。

母に喜びを与える為に産まれるのだ。

ヒロコは肩を震わせしゃくり上げて泣いた。

その背中を優しくさするサキの頬にも涙が伝う。

そこかしこから鼻をすする音が聞こえる。

作家の声もいつの間にか涙声に変わっていた。

作家を中心に会場の空気が一つになったような感覚をヒロコとサキは味わった。

同じように感じる来場者は他にもいたのではないだろうか。

(自分絵本を読みながら泣くなんて、とても繊細な人なんだ…)

作家自分に寄り添ってくれるような気持ちになり、ヒロコはその涙が温かく感じた。

ママ…?」

ヒロコが泣いている事に気付いたユウが、どうしたの?と母の頬に手を伸ばす。

ヒロコは反射的にその小さな体をギュウと抱き締めた。

「ユウ、ありがとう

何故かはわからない。無性にそう言いたくなった。

「私の為に産まれてきてくれたんだね。ありがとう

講演後に開かれた即売会でヒロコは迷わず黄色い表紙の絵本を買った。

そのまま作家サインが貰えると言う。

感動と感謝を伝えているとまた涙が溢れてきた。

作家はにこにこしながら『ユウひめ、ヒロコひめへ』と言う宛名の下に2人の似顔絵を描いて手渡してくれた。

──

翌日からヒロコはユウに、そのサインの入った絵本積極的読み聞かせた。

講演会で見た絵本作家の姿を脳裏に思い浮かべ、それと同じように読み聞かせをしたのだ。

冗談を言うシーンでユウは笑う。

もう一度ここを読んでとヒロコにせがむ。

こんなこと今まで一度だってなかったのに。

この絵本はまるで魔法のようだと思った。

「ユウもこんな風にお空の上からママを選んだんだって。覚えてる?」

「うん。おじいちゃん

ユウは絵本の中の神様を指差す。

「このおじいちゃんにユウも会ったの?」

「うん」

幾人もの子供たちから聞いた話を元に絵本を描いたとあの作家は言っていた。

本当だ、ユウも産まれる前の記憶を持っているんだ、とヒロコは確信した。

「どこが良くてママを選んだの?」

「うーん…ママかわいい

照れたように小首を傾げながら舌足らずに答えるユウをヒロコはきゅっと抱き締める。

ママ嬉しい~!ユウも可愛いよ!可愛いママを選んだんだからユウが可愛いのも当たり前だよね~!」

ヒロコは幸せ気持ちで満たされていた。

子供からこんなにも愛を貰えると気付かせてくれたこ絵本は、ヒロコにとって正にバイブルとなったのだ。

後半はこちら↓

https://anond.hatelabo.jp/20191211112403

2019-12-04

子供を作るなら計画的に。

団地に住んでたけど精神ストレスが酷くて本当に親を恨んだ。別に治安が悪かったわけではない。狭すぎた。狭いのに物は増えるから地獄。4畳半を弟と共有。風呂も狭いので体育座り風で入ってた。なぜか快眠できず結局ストレスは溜まる一方だった。父親自分のことを情けないと思わないのだろうか…明らかに世代と比べて経済面では劣っているだろうに。みんなは子供にこんな窮屈な生活させちゃだめだよ。俺も気をつけるよ。

2019-11-08

anond:20191108155537

右向きなら体育座り

左向きならカモの水遊び

お好きなほうをどうぞ

ちなみに左右間違えてもバレない

2019-09-28

頼むからけものフレンズ3をやってくれ!!!

タイトル通り。ネタバレあり。

TL;DR

以下詳細

背景

けものフレンズは1〜12話を何十回と見たし、ガイドブックも買ったし、CDも全部買ってました。残念ながらネクソン版はやってなかったというか、存在すら知らなかったです。たつき監督降板事件ではそれなりに衝撃を受けたタイプの人です。反面、けものフレンズ2は最初の方しか見てないし、割とアンチな方だと思ってます。ただ、個人的な趣向的に嫌いなものは見ないし関わらないタイプなので単純に見なくなっちゃいました。

ソシャゲ遍歴に関しては、FGOを超初期のメンテ地獄の時期に無課金でやってたくらいで長持ちしたものはほぼ皆無です。毎日毎日起動するのが面倒くさい。

とまぁ、こんな感じの自分がなんでけものフレンズ3を最近毎日起動してて、こんなに推しいるか書いてみたいと思います

ドールちゃん可愛い

アニメでいうとサーバルポジションになるのがドールちゃんです。けものフレンズ2でダメージを受けた人はそもそも3のPVすら見てないという人もいると思います。もちろん自分もです。今回は2と違って主人公ポジションにいるのは基本的に何も喋らないプレイヤー分身たる隊長と、相棒ポジションドールがメインです。なので、とりあえず1期のかばサバ関係性がいきなり破壊されるってことは無いと思います。(今後のストーリー展開は不明ですが、2章までやった感じは安心できそうです。)

で、個人的ドールちゃんの何が刺さったかというと、プレイヤーが開演前のジャパリパークに来るきっかけとなった招待状ですね。字を勉強中のドールちゃんが頑張って書いた字!!!1期のサーバルちゃんが頑張って折った紙飛行機を思い出させてくれました。また、主人公が来たとき自分の招待状で来てくれたことをめっちゃ喜んでくれていて、ここらへんもすごく刺さりました。

あと、2章とか進めていくとドールちゃんが夢を語るシーンがあるんですが、個人的にはそこで最終話かばちゃんを思い出して、この子の夢がどうなるのか、叶えてあげたいと思って完全にドールちゃん推しなっちゃいました。

優しい世界

まり2期見てない自分が言うのもなんですが、基本的世間の評判で言われている2期と違って優しい世界です。どちらかというと近代的になった1期といった印象を受けていますゲーム的には対人要素であるからくらべにしても、本当に直接の殴り合いになるわけではなく、体力がなくなったフレンズは後ろで体育座りしてたり、普通ストーリ上のセルリアンとの戦闘でも勝利後のメッセージが「勝ったよ!」になってたり、細かいところまで気配りが見られて世界観の構築に一役買っていると思います

とにかくピクニックホーム画面のフレンズ3Dモデル可愛いのでそれだけでも価値があります

褒められない要素

推すだけ推して話と違うじゃないかとかなるのも嫌なので、だめだなと思う部分も。

ソシャゲまともにやってない自分でも、まぁ言われている通り闇鍋ガチャはそりゃ批判されるよなと思いました。ただ、これもまた個人の感想ですが、レアリティが低いフレンズでも3Dモデルめっちゃ良くできているせいでそこまでがっかりしませんでした。まだ始まったばかりのゲームガチャの何がわかるといった感もなくはないですが・・・

なお、戦闘などのシステム面はFGOに似てますが丸パクリというわけではなく、待機スキルとかがあったりしてそれなりに進化していると思いました。

まとめ

とりとめない感じですが、まとめるとけものフレンズ3面白いからみんなやろう!フレンズジャージ着せていこう!って感じです。よろしくねがいします。

P.S.

あ、アーケード版のこと忘れてましたが、しょっちゅう都内の某ゲーセン通っている自分からしてもそりゃそうなるわなとしか思えないです。なので、人がいるとかいなかったとかいう話についてはけもフレに限らず今更なに言ってるんだという感じで特に言うことはないといった感想です。もう少し連動メリットありそうならなぁ・・・

2019-09-02

中学生の時

中二のとき同級生女子が一個上の男の先輩と付き合ってるという噂を聞いた。あくまで噂のレベルだ。

その女子は超スタイル良くて、胸もスゲーでかかった。スカートも膝上くらいまで短くしてて、当時はスカート丈はスネくらいまでだったので、膝上とはいえ短くしている女子が少なかった。スカートが揺れるたびに太ももとか出ててエロかった。体育座りとかしたとき、中の方まで見えたりして興奮した。

そんなエロい子が先輩と付き合ってるなんて噂を聞いたから、絶対セックスしてると話題持ちきりだった。クラスイケてる男子たちは妄想話に花を咲かせていた。

中三になり、卒業近くになった時、クラスイケてる男子が、その女子セックスさせて欲しいとお願いしてみたらしい。当然断られようだ。でも、それをきっかけに、色々な女子セックスさせて欲しいとお願いするのが学年で流行ってしまい、問題になった。

全校集会後に中三男子けがそのまま残るように言われ、最も怖い男性教師から全員に対して厳しく注意された。中にはショックで学校を休んだ女子もいるらしい。

でも、自分クラスカースト下位でその流行りに乗れるようなキャラじゃなかったが、結構女子も楽しんでたように見えた。だめ〜、とか、最低〜、とか言ってキャッキャしてて楽しそうに見えた。

ただ、その休んだ女子というのが、冒頭のエロ女子だったのだ。別のクラスだったので状況は伝え聞きだが、その子のところには毎日のようにお願いがあったらしい。結局その子卒業式までずっと休んでいたようだった。

話は飛ぶが、大学卒業とき、同じように学科の同期の女子セックスさせてくれた頼んで回ったやつがいた。そいつは別大学彼女もいたし、結構遊んでたので、別にお願いしなくてもやりまくってるやつだった。

そいつは一通りお願いして回った後に、結局誰もやらせてくれなかったと文句を言っていてしょうもない奴だった。

ただ、そんなことを言われても、女子たちからそいつは阻害されることなく、普通に接している。むしろ女子はそういうやり取りを楽しんでいるように見えた。

中三からみんな成長してねーんだなと思った。

また話は飛ぶが、自分最近転職した。退職が決まって、近しい人が送別会を開いてくれた。送別会をやってくれると分かった時から考えていたのだが、参加した女性社員に、最後からセックスさせてくれたお願いしてみようかと思った。

でもその時、中学の時に学校を休んでしまった女子のことを思い出して、お前はバカかと、そんなことをが許されるのは大学までだと、そんなことをしようと一度でも思った自分を恥じた。

気持ちいかも知れないが、その日、その休んだ女子名前Facebook検索してみた。すぐに見つかった。更新結構前に止まっていたが、海外にいて、外人結婚して小さな子供もいた。年齢を重ね、とても魅力的な女性になっていた。

2019-08-06

淡々としてリアルな感じの中高生主人公恋愛小説

あったら教えてほしい

エロでもそうじゃなくてもその辺はどうでもいい。村田沙耶香の『しろいろの街の、その骨の体温の』とか、椰月美智子の『体育座りで、空を見上げて』とか、そういう感じの

お願いしま

2019-05-15

今日

待ち合わせ時間ギリギリなのに鞄にスケジュール帳入ってなかったとかで10分でも30分でも探してしまって、遅刻する。結局見つからなかった。スケジュール帳に挟んでる紙が無くたって人に聞けばいいし、そんな遅刻してまで探すものでもない。でも探した。探してるものが見つからないというのが嫌だったらしい。自分でもよくわからない。ていうかそもそも時間割いて待ち合わせ場所に居てくれる人よりも自分気持ちを優先するというのが嫌だ。でもスケジュール帳がないのも嫌だ。早く見つけないとと思って入ってそうな鞄を漁ったけどなかった。数日前入ってたのを見たのに今日見たら無くて焦った。部屋中探し回ったけど無くて、途方にくれた。もう1時間経ってた。なんで無くていいものを探してるんだろうか。本心では約束を破りたいと思ってるんだろうか。散らかった部屋で体育座りしてそういう考えが無限に繰り返されて、情けなすぎて、いらいらして、何かに当たりたかったけど、物は投げたら壊れるし本をそういうことに使いたくないし、スライムとかも手近に無かったから思うままに拳を頭にぶつけてみた。痛くなかった。ストッキング越しに太ももに爪を立ててみた。痛くない。足を地面に叩きつけてみた。痛くない。これが自傷行為なのだろうか。多分自分で手加減してるから痛くないんだろうけど。死なない程度の痛みって意味あるんだろうか。自己満足の痛みよりもういいから早く行けよって思う。とりあえず電話した。電話して謝って、なんだかずっと一生こうして遅刻するのかな。いやだめだ。ちゃんとしよう、できるはず まさか遅刻するやつはいつまでも遅刻するなんてことはないはず。遅刻したくない。約束10分前にはもう待ち合わせ場所にいたい。遅刻をよしとする心を洗いたい。

明日の私へ 遅刻しないで 私より

2019-01-18

鬱で苦しむ君のために

君は今、ベッドで横になりながらこれを読んでいるな。しかも寝起きとかちょっと横になったとかではなく、6時間とか、下手したら12時間以上、浅い眠りと覚醒を繰り返して、夜も昼も区別のないカーテンの締め切った部屋で、ろくな食事もしないままいるのだろう。喉が渇けばベッド脇に置いたペットボトルの水を飲み、トイレには這って行く。ろくな栄養を取れていないから立ち上がったままで2分と居れず、すぐさまベッドに倒れこむことも珍しくなく、時々出るものもないのに吐く。意味もなく泣く。頭は動かない。

僕はそんな生活をしていた事がある。体重は落ち、頰はこけて、髪は白くなった。けれど、自分自殺できる人間でないことは分かっていたから、生存する努力をしなければならなかった。

喉が渇いたら無理にでも起き上がって、箱買いしたウイダーを取りに行き、そのままベッドへ戻る。呼吸を整えたら、横になったままウイダーを口に流し込む。一口を数十秒もかけてゆっくり胃に送り込む。そうやって十分ほどかけて飲みきる。すると、さすが消化吸収の早いウイダーだけあって、なんだか少しだけ元気が出てくる。けれどこの元気は20分と持たない。ウイダーゴミを捨てるためだと自分に言い聞かせながらベッドから出る。そのままキッチンへ行き、春雨を適量を大きめのスープ皿に入れ、鶏ガラスープの素小さじ1、チューブ生姜を少し、胡椒一振り、水を適量入れて電子レンジにぶち込む。待ち時間の間、ベッドに戻りたい強烈な衝動我慢して電子レンジの前で体育座りして待つ。春雨スープが出来上がる。ウイダーを飲んでちょっと元気になった状態で、目の前には捨てるのも面倒な春雨スープがある。腹のなかに入れるのが一番楽な処理方法だ。椅子に座って、現実を見ないためにパソコン適当動画を無感動に眺めながら、1時間ほどかけて冷めた春雨スープを食べきる。ここで栄養補給が終わったかというとそうではない。塩分は摂れたが糖分がまだだ。春雨?たしかデンプンだけど、あれは消化に時間がかかる。この時点で肉体は、なけなしのエネルギー春雨の消化に使うため、身体を休めようとする。要するに眠くなる。君もよくやるんだろう?さすがにやばいと思って炭水化物塩分摂取するものの、ダイレクトに糖分を摂らないからすぐ眠くなって、寝ている間に炭水化物が消化吸収されそのまま使われてしまって、結局起きても元気が出ないってやつを。そういう事態を避けるために、甘い物を食べないといけない。なので僕はまるごとバナナを食べる事にしていた。強烈な甘味バナナカロリーは最適だった。これを数十分かけて食べきる。これで2時間近くかけた食事が終わる。

糖分ブーストもかかって比較身体が動くようになるので、翌日分のまるごとバナナを近くのスーパーに買いに行ことになる。人の少ない時間を狙ってだが。今思えば、これが外出のきっかけになっていたのかもしれない。数百メートルを歩く程度だが運動にもなり、心なしか食欲も回復していった。この食生活は決して健康的ではなかったが、身体を起こす事さえままならないほど衰弱した状態からは脱することはできた。けれど、僕が社会復帰するのはここからまだまだ先の話。

僕は自殺できない人間だという事は先に述べたが、そんな人間ですら死ぬしかない状態に追い込まれることがあることは理解している。そういう人のことを僕は理解する事は叶わない。僕は運が良かっただけなのだろう。

僕が辛かった時、この世の中のあらゆるものが辛くて苦しく感じたが、その中でも、自称鬱病自称鬱病自称身内が鬱病自称鬱の専門家(医師免許なし)の人たちが言う、アドバイスや励ましや、鬱で無い人に向けた”鬱の人にはこう接してほしい”的な意見が、とにかく嫌だった。鬱を知らない人から無自覚攻撃よりも、鬱を知っている(つもりの)人から無自覚攻撃の方が辛かった。「それができないことで苦しんでるんだよ。お前はそれを知っているはずの人間だろう。」とベッドで泣きながら、それでも何かにすがるように、そういうツイートだとかニュース記事ブログ記事を読んでいた。自傷行為だったんだと思う。

僕は、君の身体ナイフを突き立ててまでして、自分より軽いか同程度の鬱の人間だけを助けようと思えるほど、鬱の苦しみを忘れられてはいない。鬱予備軍や、鬱に関わっていくであろう人たちを大勢救うために、少数の重たい鬱の人を切り捨てるような社会性を持っていない。だから、僕は君を励ませないし、アドバイスもできない。やり方が分からない。もし君が数年単位でずっとベッドの上で生きているのなら、君は多分運が悪いんだと思う。君に必要なのは、励ましでもアドバイスでもない。治療だ。病院へ行け。でも分かってる。君は病院へは行けない。だって君は鬱だから。僕もそうだった。

2018-11-19

裸の40代男性コインロッカー上段の中で体育座り

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181119_13041.html

 19日午前9時半ごろ、JR仙台駅で「裸の男性コインロッカーに入っている」と駅員が仙台中央仙台駅交番に届けた。交番所員が駆けつけると、駅1階のタクシープール近くにある上下2段のコインロッカーの上段で、全裸男性背中を外側に向け、体育座りしているのが見つかった。

 同署によると、男性は市内の40代とみられ、ロッカー周辺には衣服が落ちていた。低体温症の症状が見られたため、市内の病院搬送された。同署が詳しい事情を調べている。

11月仙台は寒かろうに。

というか、コインロッカーって人入るのか?

2018-09-09

連れ去りの事例のお話

某所で連れ去りの話について、その後どうなったのかが分からモヤモヤすると言うコメントを見かけたんで、私が見た事例について語ってみる。

もう10年程前の話で、連れ去りではなく、正確に言えば声かけ事案になった話。

ショッピングモール程は大きくなく、建物は数件あるイオンでのお話し。

平日の日中のこと、引っ越して数日だったのでまだ町に慣れてなかったので、イオンをぶらぶらしてた。

映画を見てちょっと買い物をしようと道路を渡る歩道橋の上でそれを見かけた。

歩道橋普段からまり使用者がおらず、使われているのは主に横断歩道なのだが、イオンのそれぞれの建物の2階を繋げている。

それぞれの建物の2階は、駐車場ゲームセンター、それと買い物できる建物の用品店などが主で、広くて屋根がある。

からか、連れてこられた子どもがつまらなくなって遊んだりしているのをよく見かけていた。

その日は平日で、引っ越したばかりだったので、買い物をよくすることになるであろうイオンをぶらぶらしてた。

ゲームセンターの様子を見てから、ついでに本屋に寄ろうと買い物できる建物の方へ行く為に直接渡れる歩道橋に出るドアを開けた。

反対側の広くなっている部分で、幼稚園程の女の子一人がしゃがんでいた。遠目にはしゃがんでいる所しか分かってなかった。

すぐ横に壮年男性が立っていて、最初父親かと思ってた。

ぶらぶら歩道橋の上からもう少しは食べ物屋さんとかないかなーと通りを眺めながらゆっくり歩いていると、対話が聞こえてきた。

「そうか、そうか、じゃ僕と一緒にいこうか」

「ヤッ!」

「一緒に来たら、ケーキを食べさせてあげよう」

「ヤッ!」

え、と思って、あらためてその二人を見ると、女の子体育座りの腰を上げたような状態で丸くなっていた。

顔はよく見えなかったけど、丸めた膝に押しつけるようにして隠してた。

男性の方はフリースを着たいわゆる休日のパパ風味の格好で、のぞきこむように屈んで話しかけていた。

子どもに話しかけているせいか、随分と大きな声だった。

正直、判断はつかなかった。

父親かもしれない(そういう会話をしている家庭なのかもしれない)。

親戚の人かもしれない。

近所の知り合いの人なのかもしれない。

他に事情のある関係なのかもしれない。

そもそも父親喧嘩中なのかも、イヤイヤ期ってきいたことある

色々と浮かんだが、どうしたものかわから心臓がバックンバックン鳴っているのが分かった。

まだ近づききっておらず、男性は夢中になっているのかこっちに気がついてない様子だった。

「あのう……」と声が出てしまい、一瞬びっくりした。

男性はばっと顔を上げて、目に見えてうろたえていたのが分かった。

ただ、それでも確証がなく、どうしたものか、と混乱しながら「道を聞きたいんですけど」と続けた。

こっちはうろ覚えなので、どんな会話をしたか正確には覚えてない。

なんとなくこんな感じだった。

「あ、は、はい

「いや引っ越したばかりで、よく分からなくて、お店なんですけどね、えーっとなんて言ったかな、いやー最近物忘れをするがあって」

という感じで、世間話にしようと、一方的にべらべらしゃべったのは覚えている。

すると、女の子がパッと飛んで(本当に飛んだみたいだった)ダーッと建物の方へ駆けだしていった。

男性はそっちを見た後、こちらを凄い目で一瞬睨んで、「今忙しいんで」と吐き捨てた後、私が来た方へ足早に去っていった。

えって言う間もなかったし、もう心臓が凄いことになっていたから、追いかける気は起きなかった。って言うかそういう発想がなかった。。

っていうか、こういう時どうしたらいいんだ? とか思って呆然として、子ども戻ってきたら話聞いた方がいいのか? とキョロキョロしていた。

多分、5分ぐらいぼうっとしてたんだと思う。

その間誰も通らなかったんだけど、何かした方がいいんだと考え続けて、あ、警察とようやく浮かんだ。

ただ、電話ではなく、交番イオンの一番はずれにあると、思ったので、そっちへ行った。

幸いというか一人警察官がいて、しかしどうしたらいいんだか分からないんで、とにかく事情をはなしてみた。

その時の会話は大体こんな感じだったと思う。

「すいません」

はい、なんでしょうか」

「そこの歩道橋女の子に声を掛けていた男性をみかけたんですが、どうしたらいいんでしょうか」

「え、その人はまだいますか?」

「いえ立ち去った後で、女の子イオンの中に入って、そのまま戻ってこなかったので」

「えーっと、女の子男性はわかれてということでしょうか?」

「あ、はい

「さっき?」

はい

その男性は今どこにとかは?」

「あ、立ち去った後ちょっとぼうっとしてしまったので、そこまで見てませんでした。ゲームセンターの方へ歩いたのは分かるんですが中に入ったのか降りたのかまでは……」

で、その後警察官が男性服装容貌を聞いて、無線で連絡、さらに詳しいお話しをという事で中に入れてもらい、少し待って下さいと言われて、ぼんやりパイプ椅子に座ってた。

多分見廻りの人に連絡したんだと思う。

その連絡をした後、調書(なのかな?)を取り出し、「あらためて詳しいお話しをお聞かせください」と言われて、話をした。

で、「ご協力ありがとうございました、後はお任せ下さい」と言われた。

「えーっと、こう言うのってこれで終わりなんですか?」

はい。もしかしたら、あらためてお伺いする場合もありますが」

「あー、捕まったりした場合ですか」

「うーん、何とも言えないですね。お話しだけだと、それだけで何かできるかどうかと言うのは判断できませんので」

「そうか。現行犯ではないですからね」

「ええ、でもちゃん関係者には注意喚起しますし、警邏中の者も気をつけまから

「そうか-、なにもできなかったんですかねー」

「いえいえ、十分なご協力ですよ」

で、まぁ、こんなやりとりがあって、私個人は終わり。

その後、町内会連絡網の中にこの話が載っているのに、数日して気がついたぐらい。

その後どうなったりしたのかは分からずじまいで、また別の町へと引っ越した。

モヤモヤすると言われたけど、私自身もモヤモヤしてた。

こういうのは捕まったりしない限りは決着はないんだろうなぁ。

そして大抵の場合犯罪要件を満たさないので(連れ去りなどの行為があれば別だろうし、被害者ならもっと話は別だろうが)、通報者程度だとこの程度。

もっとモヤモヤさせたかもしれないけど、まぁこういうお話

2018-07-09

保育園の思い出プール

夏のプール時間が嫌いだった。

屋外プールから虫や葉っぱが浮いてたし、誰かがおしっこしてそうだし、いつも指をしゃぶったりおちんちんをボリボリ掻いているあの子と同じ水に入るのが嫌だった。

プール先生の指示通りに動く時間(内容は忘れた)が終わり、自由時間になった。

私はこれ以上プールに入りたくなくて、プールサイドで体育座りしていた。

先生に「プールで遊ばないの?」と聞かれても「ひなたごっこしてるのーあったかいよー」と、自分ができる最声のほのぼの笑顔で答えた。

プール嫌いだから…」とは言わなかった。嫌いなものは克服させようとしてくると思った。あくまで「プールも好きだけどひなたごっこはもっと好き」という雰囲気を醸し出した。

ひなた「ごっこ」が正しいのか「ぼっこ」が正しいのかまだ覚えられていなかった。

プールではしゃぐクラスメイトを見ているのは中々楽しかった。

普段の仲良し同士ではなく、スイミングに通っているかどうかで分かれているように見えた。

たまにプールサイドを歩く蟻が体を登るので気をつけなければいけなかった。

それでもプールの中の死んでる虫よりプールサイドの生きてる虫の方がまだマシだと思った。プールには虫の血が溶けていると思った。

「園庭で蟻の巣を掘って遊ぶ事もあるけど、その時はなんか靴とか服で守られてるじゃん…でも今守られてないじゃん…だからやだ…靴を登って肌までくることもあるけど、うーんなんだろ。それはすぐ払える感じがする…なんでだろ…」

プールに入っても虫、入らなくても虫。やだなあ。私だけ早く上がって着替えてみんなを見てたいなあ。見学ですって言えば…見て勉強してまーすって楽しそうに笑顔で…いやー無理だろうなあ。そこで怪しまれるのはなあ」

そんなことを考えていた。

しばらくして、先生がみんなに自由時間おしまいだと言った。私は嬉しかった。

プール時間はいつも最初先生の指示通りに動く時間があって、その後は最後まで自由時間だった。つまり自由時間が終わるということは、プール時間も終わるということだった。終わるはずだった。

みんながプールサイドに体育座りをすると先生は言った。

「はーい。では今から増田ちゃん時間でーす。増田ちゃーん、泳いでいいよー」

えっ

一瞬で色々なことが頭を駆け巡った。

先生はどういうつもりなのか?

増田ちゃん、みんなでバチャバチャやってるのが怖くて入れないのね…かわいそう…増田ちゃんプールに入りたいはずよね。増田ちゃんプールに入れるようにしてあげなくちゃ!」か?

それでこんな事をしたのか?えっやだ要らない。けどここで断ったら先生かわいそう。

それとも「あなただけプールに入らないなんてダメだよ。嫌いだからってやらないのはダメだよ」ってこと?

私怒られてる?プールに入りたくないことバレてる?!「好きなものはみんなと違うけどこの子なりに楽しんでるのね」みたいに思ってもらえるような雰囲気だしてたのに通用しなかった?!

あの先生は優しいけど、他の厳しい先生普通くらいの先生はどう思ってるの?あっダメだ顔を見ても読み取れねえ!

一瞬でそこまでしか考えられず、私の口から出た言葉は「や、いいです…」だった。言った直後「〇〇だからいいです」みたいに理由を言えば良かったと思ったが、結局何も思いついていなかった。

きっとみんな「増田ちゃんだけ1人でプールはいれてずるい」と思ってるはずだし、そんな顔をしているはずだと思った。怖くてみんなの顔を見れなかった。ほのぼの演技も多分出来ていなかった。

増田ちゃんだけ自由時間プールはいれなかったのよー。みんなは遊んだから次は増田ちゃんの番よー遠慮しないでー」みたいな事を先生は言った。

みんなの顔は見てないけど、きっと「そうなんだ。なら次は増田ちゃんの番だな」って顔をしていると思った。

先生あくまでも優しく提案している。ここで断ったら「増田ちゃん、嫌な事でもやらなきゃダメよ」と、みんなの前で優しく怒られるかもしれない。

みんなにも「折角俺たちの自由時間削って増田ちゃんに譲ってあげたのに断るなんて、俺たちの削り損じゃん」と思われるんだろう。私だったらきっとそう思う。

さっさと入らないと、みんなは「早くしろよ」って顔をし始めるはず。それは怖い。

逃げられない

「あ、うん…」みたいなことを言ってプールサイドのハシゴまで歩いた。

虫の血やおしっこやいつもおちんちん掻いてる子の事は考えないようにして、ゆっくりハシゴをおりた。

プールに入ったけれど何をしていいかからなかった。適当に水面を叩いてみたけど間が持たない。

はいったよ。もういいよね」と思いながら先生の顔を見ると「泳いでみて〜」といわれた。もうだめだ。

泳ぐったって…スイミングに通ってる訳でもないし、泳ぎ方わからない…あ、前お父さんと温水プールに行った時「バタ足は膝からじゃなく太ももから動かすんだよー」って言われたっけ。そうするか…でも太ももから動かしたらなんか沈みそうだな。見た目もかっこ悪そうだな…。太ももから動かして「スイミング通ってないのに生意気」とか思われるのも嫌だな…。膝から動かして「泳ぎ方知らないけど頑張ってます」感を出した方がいいかな…うーん、そうしよう…

おずおずと見よう見まねで膝から動かすバタ足をした。水しぶき(=頑張ってる感)が沢山上がってますように!と祈った。

息継ぎの仕方は知らないから、泳いだのは少しの時間だったと思う。顔を上げて先生の方を見ると、「はーい頑張った増田ちゃん拍手〜」と言われた。

ああ、うん。

拍手を浴びながらヘラっと笑った。苦笑いかもしれない。

その後のことは覚えていないが、それ以降私は自由時間プールに入っているようになった。

2018-06-24

これ 露天風呂? しょっぼい露天風呂ランキング上位確実

せっまいベランダに 体育座りじゃないと入れないバスタブ置いただけみたいなのでも露天風呂だって

しかも、そのせっまいベランダには目隠しの壁がドーン!で、景色なんか見えないし。

しかに屋内ではないけどさー

これを露天風呂と言い張る神経…

このマイナスを補って余りある他の…なんてことがあるわけはなく…

元々がしょっぼいとこなら期待もしないか

「こんなのでも露天風呂」みたいなのでも

どうってこともないんだけど。

露天風呂目当てで取ったとこではないから、

ガッカリはしたけれど…と 他に期待したのに…

露天風呂を見てよぎった嫌な予感がことごとく的中…という最悪。

想像するに

かなりの規模だし

昔は団体客向けのとこで、

大浴場はやたらデカくて、

庭なんてもんじゃなく、申し訳程度の植え込みが見える大浴場で…

そのうち、団体客なんて存在は激減してしまって…

個人客にウケるようにと考えたら露天風呂!と…

カタログかに露天風呂』という言葉あるかないか全然違ってくると…

大浴場脇の申し訳程度の植え込みに無理矢理みたいな湯船作って…置いて?

露天風呂だと言い張る…みたいな…

そんな露天風呂

そんな露天風呂で こんなことをうだうだ考えるのもまた楽し…とでも思っておくか…

ただただいやーーーーーーーーーーな気分で終わりたくはないから。


そんな しょっぼい露天風呂ランキングってないのかな?

2018-06-14

口が臭い人にとっての善きサマリア人

http://blog.lalamiamor.net/entry/2018/06/13/115748

上を読んで、なんだか暗い気持ちになったというか、途中で苦しくてやめてしまった。

こういう問題はあらゆる病気障害に起こって、例えば私は歯が異常に柔いらしくひどい虫歯に年中なるんだけども(前の虫歯が次の虫歯引き起こし治療が間に合わない)そんな軽い問題すら、それによって起こる金銭的な問題を誰かが保証してくれるわけでないし、それをもってして私を怠惰人間判断する人がいるという障害を生み出す。すくなくともこんな状態で誰かといちゃいちゃするつもりもないので恋人はできないし、口臭を気にする人とは話すことも許されない。私のポケットにはミントタブレット口臭予防薬が常備されている。すべての歯をセラミックに直すとしても、そのお金をどこから捻出するのか。私は私の口臭を気にしないような、ぶっとんだ人たちと仕事をするしかなく、今はそれを受け入れて何とかしのいでいるけれど、それに耐えられる精神力を持たなかったときは、本当に儲からないような仕事しかできなかった。実は、この口臭というのは、うまくごまかす方法があって、それはタバコを吸うということだった。タバコの強いにおいに紛れれば私の口臭は誰も気にしないという算段で、これが実際あたったわけだが、こんな話はどうでもよい。

まりは、障害に対する解決策はあるのだという話で、これが語ってしまえばごまかしだとしても、運用上は確かにうまくいったりするのである。で、それを実現するのに、ひとりで何とかなればよいが、そうでないときは、他人の助けを得なければならない。この助けというのは全力でなくてよい。

たとえば私の場合口臭を気にしないという態度でいてくれればいいのだ。実のところにおいの問題は例えばインド人のヘアオイル臭もつながってくる問題で、相手臭いを気にしないというだけで海外文化理解もつながる行為である。あるいは体質的にげっぷが出やすくなっているだとか、そういう人にも助けになる。それくらいでいいのだ。もちろんどうしても気になるのならそれでいい。そうであれば、嫌な顔をしない、というのでもいいのだ。それもむつかしければ、そういう人にネガティブ感情を抱かないというのでもいい。それも無理であるのなら、ただ近寄らないでほしい。

よきサマリア人のたとえはよくできていて、教えの内容としてもわかりやすいし、みんながうっすら幸せになる。簡単に言えば、あなたは救える範囲で救えばよいのだということで、その範囲自身で決めてよいのだ。しかしこれは、ある人にとっては厳しい教えになるかもしれない。逆に言ってしまえば自分でできる範囲を認めなければならないからだ。それは弱さや責任を認めるということである

例えばカップル路上で痴話げんかを起こしていて、それが暴力につながりそうな場合あなたはどうするべきか、力の強いであろう方を殴って倒す?警察通報する?それとも見なかったことにする?いずれもあなたの置かれている状況においてできる範囲であれば問題ない。しかし、その結果は誰もしらない。その結果殺人罪起訴れることになろうと、カップルのどちらかが死のうと、あなたはできる限りのことをしたのだ。それ自身を何人たりとも責めるべきではない。

より言ってしまえば、善きサマリア人により善くなるよう求めるというのは、みんなが大好きな言葉で言えば呪いである

口臭の話にもどって申し訳ないが、口臭に関する知識を得たとしても、本人の口臭改善しないし、ある人の臭いに対しての嫌悪感は薄れない。それはわたし納豆をどんなもの理解しても苦手なのと同じだ。口臭が出る人間がいるのであれば、当然口臭が嫌いな人間もいるのである。それは認めなければならない。もっと必要なのは口の工事をするためのお金で、お金を与える非営利団体があったり、そこに寄付する人があればよいのだ。多くの人は、なんとなくな気持ちで100円を寄付すればそれでうまく回るはずである。でもそれはむつかしい。世の中にはなんとなくで100円寄付するほど余裕のある人間は少ないからだ。しかし、それすらしょうがないことなのだ。

口臭の例えがピンとこないのであればホモオダホモ問題だってそうだ。ああいう、ゲイ記号化は問題だといっても、実際そういうゲイがいたときに、それはホモオダホモオ的ゲイ否定につながる。あれについては、単純にああいゲイでない人もいるのに、そういうステレオタイプ適用されるのが不快であるという表明で十分だったのである。つまり必要なのはホモオダホモオ的ゲイ以外のゲイについて知るガイダンスだった。いや、その考えすら疑う余地はあって、もっと単純に私はそういうゲイではないという表明かもしれないし、私はホモオダホモオ的見た目であるゲイではないという表明かもしれない。いやいや、それすら疑う余地があって、もっともっと簡単に「なんかちがう」という言葉だけですんだのかもしれない。私たちは常に傲慢の気がある。いやいやいや、その傲慢の気という考えも、より善きサマリア人を求める姿勢なのかもしれない。いやはや、これはずいぶん苦しい考えで、善きサマリア人のたとえにもどれば、実際はここまで悩んで発話する必要はないのだと思う。すでに私たちは苦しいのだから

とにかくできる範囲でいいのだ。一神教の話を持ち出してなんだが、捨てる神あれば拾う神ありだ。私たちは結果にコミットしなくてよい。神である必要はない。できれば拾う人でありたいという気持ちで十分なのだだってそれで機能する社会というシステムがあるのだから

私たち社会には所属しているが、私自身が社会ではない。その社会だって枠組みでしかない。

私たちは、個人で人を助け、それが無理ならば、社会というシステムに乗っかって人を助け、それが無理ならば、なんだろう、もっと大きな仕組みに従って助ければよい。それが善意であるし、その姿勢大事なのだと思う。むしろ問題なのは、善きサマリア人に対してもっともっとと求めてしま気持ちだったりする。その気持ちはわかる。わかるのだが、できるのであれば、その気持ちしまっておくほうが、きっと苦しみは少ない。

から私たちは、望むべき助けがある場合に、他人を責めるのでなく。助けるっていいね!提案すべきなのだしかし、この文章も押しつけがましく。その実行は本当にむつかしいこととしか言いようがない。

ちなみに重くなってしまうかもと思って表明しなかったが、私は発達障害バイセクシャルパニック障害もちで何より口が臭いプライドが高く臆病で死ぬこともできない間抜けで、今もゴミだらけの部屋の隅っこで体育座りをしてキーボードを打っている。それでも、誰かに助けてもらったり、親切にしてもらうことがあるから、こんな安い、なんの助けにならない文章を書いているのだと思う。これが私の醜くつたない処世術なのだ

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