はてなキーワード: ランニングコストとは
【追記12:50】思ったよりブクマが伸びてびっくりした。深夜投稿でもこんなに伸びるんだね。
で、重大なミスがありました。ブクマでめっちゃたたかれた焼酎オーソリティとセブンの件
id:gomibako どうでもいいことだが、酒屋は同じフロアに移転しただけだし、セブンイレブンも1店は閉めたので2店しかない。ホントにリモートワークで出社してないんだな。
マジか!!!
https://www.caretta.jp/shop/index/148
マジやんけ!!!
しかも、メインがワインになってる。セブンも結局あのへんなところのセブンは閉めたのか。それでも今の位置は相当謎だけど。
本当に焼酎オーソリティごめんなさい。てっきり撤退されたかと思ってました。よく残ってくれました。でも、その場所、厳しくない?とは思ったり。
あと、記事タイトルでDと言ってるのは、気づいた人も多いけどパブリックエネミーとチャックDとかけてます。パブリックエネミーではrebel without a pauseが好きです。
このあおるような文体は電通の人間だからではなく、山本一郎とか中川淳一郎あたりを参考にして書きました。僕の普段の文体とは全く違います。
以上。
【追記19:08】
おいまて、元記事よりもブクマが多くなってるじゃねーか。本末転倒じゃないですか、ひどいですよ。
ちなみにリストラの話、途中まで書いたんだけど、会議が入ったので、保存しようとしたら増田は途中保存できないのね、ひどいな。ということで、間違えてアップしてしまったのを消したのがトラバに残ってますが、気にしないでください。
【追記終わり】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGD184X60Y1A110C2000000
日付変わって昨日、まあまあ話題になったこの件について、中の人がちょっと話すよ
といっても、僕はしょせんは35年のローンを抱えた平のサラリーマンだし、会社内では全然権力も発言力もない人間なので、話半分で聞いてくれ。
まあ、いちおう、汐留に来る前のことも知ってる程度には古参の人間なので。
さて、はてなの諸君にとっての最高にハッピーなこのニュース、トップブコメあたりを見ると、
「いやーん、ついに電通もつぶれるのかー、最高、ラッキー、これで世界に平和が訪れる。オリンピックも中止中止、ついでに菅も退陣しろ。我々は魔王を倒したのだ」
みたいなコメントばっかり並んでますが、まあ、んなわけないよね。
多少ちゃんと記事を読んだ人とか、経営にご理解と知識のある方は、ちゃんと指摘してますが。
指摘の通り、これ別に売却しても、電通が淡路島や種子島や沖ノ鳥島に引っ越すわけでもなく、そのまま賃料を払って入居し続けます。
なんで、そんなことをするかと言ったら、ぶっちゃけ、そのほうがランニングコストが安いから。
その点については、実は汐留に引っ越す前からひそひそ話でいわれていたわけで、引っ越し前は電通は、いくつかのビルに入居していたんです。聖路加タワーとか、築地の丹下健三の作ったビルとか、その向かいや裏側とかに。僕が新入社員研修のころは、築地のビルの13階にある大会議室を階段で駆け上がるのが日課でした。ちなみに当時から銀座電通ビルには、本社機能はありませんでした。関係ないけど、あのビルのエレベーターが普通のになっちゃったのは本当に残念。昔の鉄柵ががっちゃんというやつ超好きだった。で、引っ越しで汐留にその辺が全部丸ごと移転したわけです。おまけにダンディ馬場という役員行きつけの床屋まで一緒に移転させて(苦笑)
で、その当時から、汐留のランニングコストは今の全部のランニングコストよりもはるかに高いらしい。引っ越ししたらしたで死ぬほど金がかかりつづけるらしい。と言われてました。
しかも、電通は引っ越した後も事業規模を拡大し続け、いつの間にか入りきらなくなり、結局、いくつかの部署が周辺ビル(主にアネックスとかだけど)に引っ越しするなんて本末転倒なことになったわけです。社内も実はフロア改革と銘打って、一人一人の作業スペースを地道にコツコツと減らしたりしました。机の島が4人から6人になったりしました。デジタル化して書類は減ってるとはいえ、一人あたりのロッカーとデスクの収納が段ボール1箱分ってのは勘弁してほしい。仕事の資料の本すら置く場所が無いのが現状です。
そんな中、電通はリモートワーク実験を少しづつはじめ、汐留の本社ビルに周辺の関連会社も含めて集約しようという動きがこの数年で始まりました。まあ、当初はオリンピックの時に出社を減らそうという目標だったのですが、幸いなことに全社員にノートPCが配られたわけです。ちなみに全社員デスクトップPCもあります。なぜかしばらくデスクトップとノートを2台使ってるという状況だったんですね。で、リモートワークに対応しやすいようにOffice365のフル活用とかsalesforceの導入とか、VPNの自動アクセスとかが整備されたんです。
そうしたら、突然のコロナ来襲。しかも、電通社員が早々に罹患。急遽(本当に急遽明日からというノリ)でリモートワークが強制スタートしたわけです。まあ、社内も上に下にの大騒ぎですよ。なんせ、TeamsもZoomもロクに使ったことのない社員が大半だったんですから。でも、そこは気合と順応性だけは社会人の中でも抜群に優れてる電通社員なので、あっという間に対応してしまいました。で、当初は出社を最大20%と言っていたわけでして、その時期に数回出社した自分はビビりました。休日出勤より人がいない。かわいそうなのは地下のカレッタ汐留に入ってるテナントたち。なんせ電通社員のランチの胃袋や帰宅前のちょっとした買い物でかろうじて生きながらえてきた店ばかりだったので、あっという間にバタバタつぶれてしまいました。焼酎オーソリティという酒屋がつぶれてセブンイレブンになったのは爆笑でした。おいおい、同じビルに3つセブンイレブンが入ってるぞ、セブン&アイの本社より多いぞ。焼酎オーソリティはいい店だったんだけどね。希少な焼酎がずらっと並んでたし、末期は日本酒にも手を出して獺祭もレアなやつまでおいてくれてたのに。(爆笑したのは当たり前ですが、セブンになったことについてです。)
で、そのあと、世間の歩調に合わせるように少しづつ、緩和したのですが、電通社員、基本的に出社しないで仕事できちゃったんですよね。
先ほど、申し上げたようにツール環境を整備したので、たいていの仕事はリモートでできるようになっていた。データベースも回せるし、メディアプランニングもできる。企画書も全然かける。
当初は営業は出社してなんぼとか言っていたのですが、あれ、冷静に考えたら、優秀な営業って昔からクライアントに張り付いてたじゃん。出社は1日にメールと電話メモのチェックのために1,2時間とかざらだったじゃんと気づいちゃって、営業も見る見るうちに出社しなくなりました。総務や経理も当番制でいいじゃん、PCのサポートは全部メール対応にしようぜってなりまして、結果、緩和しても全然出社しなくなりました。
僕はぶっちゃけ、今年はまだ1回も出社してないし、何なら、去年の3月以降の出社回数を全部合わせても20回くらい。まあ、僕は内勤なんで少ないほうだとは思いますが。
でも、たぶん、今、出社してる回数、全社員で平均すると週に1回くらいにはなるんじゃないかな。
これに味を占めたのが、電通のえらい人たち。あ、これ、チャンスじゃね?周辺の関連会社とか全部こっちに移せるんじゃね?となりました。
その結果、全社的なフリーアドレス化が(おそらく)今年中に実施することになりました。また資料を捨てなければならぬ…
大雑把にいうと汐留本社のキャパシティを、社員の50%にするのが目標らしいです。つまり、全社員が出社しても半分のやつらは、おめーの席なんてねーからwwwってなってしまうわけです。理不尽です。とはいえ、今のデイリーでの平均出社人数が、全社員の20%くらいなので意外といけそうです。
これができれば、汐留周辺に無理くり高い家賃払って借りてる関連会社とかを全部まとめられて、経費を圧縮できるわけで最高ですね。そんでもって、本社ビルもどっかのファンドか何かに売って、テナントの管理とか余ったフロアの活用とかやってもらえば、変なことに頭を悩ます必要のなくなります。いやあ、このニュース、何気に近年では珍しいくらいのポジティブなニュースじゃない?
あくまで、一社員の私見なので、もしかしたら経営判断的には全く違うのかもしれんけど。もしかしたら、思った以上にえらい赤字が待っていて、本気でキャッシュが必要なのかもしれんけど。いや、知らんけど。
あと、昨年末にこれまたはてな的ハッピーニュースの「電通が社員をリストラ??」というのも、全然内情が違うので、それも語りたかったんですが、ちょっと思ったよりも長すぎるのとこんな時間に書いたところで、誰も読まなそうだなと思ったので、この増田のブクマが100超えることがあったら書くし、なかったら書かないでこれで終わりです。たぶんいかないので、これで終わり。
仕事内容的に在宅がかなり難しいとは言え、この事態で在宅勤務の努力をすることになった。
ざっくり計算してみたけど、通勤が恒常的に週のうち2回まで減ったらアパートを撤収して実家に帰ることを考えないとな。
もともとアパート借りてたのも、会社が高速代を出してくれないから、毎日通勤してるとなんのために働いてるのかわからなくなるから借りてるんだけど、通勤の頻度が減るなら実家からでも高速代を持ち出しにしてもコスパが良くなる。
さらに、場所的な都合から勤務地やアパート借りてる辺りが実家に比べて格段に不便な場所だし、アパートには固定のネット回線も引いてない。借りた当時はやってる仕事が嫌すぎて退去もすぐと思ってたから固定インフラを極力避けたのと、その後はUQ WiMAXのWiFiルーターで事足りてたので、リモートワーク用に今さら新しいランニングコストと固定回線にはかなり抵抗感がある。
うちは妻が年収800、夫が年収750で結婚してその後夫が転職して1300になった。二人ともフルタイムで今は在宅。結婚2年。
家賃を半分で割って+3万くらいを家賃払う用の口座にそれぞれが振り込んで、そこから光熱費とか諸経費を払っている。余った分は貯金して外食でもしようかと言っている。
子供は持たないことに決めている。
スーパーはたまに二人で行けば夫が出すことが多いけど普段は妻が行って妻が自分の財布から出している。
今はないけど外食だと半々くらいでどっちかの財布。
掃除はどっちも嫌いだから適当にしてたらじわっと散らかってきたから週1で家事代行。
家事分担は、夫が調理、妻が皿洗い、夫が洗濯(出すとこまで)、妻が洗濯物分類して仕舞う、みたいに半々くらいに分けてるけど領域侵犯してやることもある。
お互いまあまあ金のかかる趣味があるけどそれはそれぞれの財布。
それぞれに車に乗っていてETCカード別々に刺さってるけどどっちかの車に乗ってる時は別にカード差し替えたりせずに乗っている。夫がスポーツカーの2シーターでハッチバックワゴンの妻の車の方が汎用性があるので妻の車の方がよく乗ってるけどこの文の書き手である妻はまあいいかと思っている。妻車は普通のガソリンで夫車はハイオクだし妻車の方がランニングコスト安いので。
参考になったかわからないけど、何かアドバイスがあるとすれば、細かい家事でもやもやしてるんだと思うけど夫婦に限らず共同生活は大体繊細な方がイライラして割りを食うと思う(なのでズボラ同士はラッキーだ)。
だから金が許す限り家事を外注して(特にトイレ掃除とかいらいらしてそうなので掃除を重点的に)あとはやりたい家事だけやって放置すればいいと思う。
基本的に、一人暮らししてるつもりで、自分のしたい家事だけすればいいと思う。そうすると何かやってもらえたらラッキーだけど多くは望まない。
寒くなってきたよなぁ、お前ら。寒いと外に出る気はなくなるよな。それどころか布団から出るのも嫌になるよなぁ?
何ぃ?「朝は寒さで目が覚める」だとぉ!?それ以前に「寒くてなかなか寝付けない」だってよ!そいつはいけねぇ。仕方なく外に出るときゃあ寒さで体が震えるのも仕方がねぇが、家の中でまで寒くなっちまうのはダメだ。ましては、布団の中でまでとはな。
外の世界で冷えた体をしっかり温めて眠りにつき、目覚めた後も外の寒い世界へと戦いに赴くためにも、布団の中ではしっかりと体を温めないとな。そのためにオススメするのが、人間テキサスチートだ。
テキサスチートはみんなが知っている常識だと思うが、一応説明しておこう。バーベキューなんかで用いられる、ステーキの中心部をじっくり加熱するテクニックだ。やり方としては、一度表面をしっかりと焼いたステーキをアルミホイルで包んでグリルで加熱することだ。こうすることでアルミがステーキの熱や水分を外に逃がさなくなるので、分厚い肉でもパサパサにならずに中心部までしっかりと熱が伝わってくれるっていう寸法だ。
俺の発明した人間テキサスチートは、テキサスチートの原理を寝ている人間に応用したものだ。やり方は簡単で、お前らがいつも使っている敷布団の下と掛け布団の上にアルミシートを敷くだけだ。布団全体をテキサスチートみたいにアルミで包むんだ。アルミシートはホームセンターで売っているやつでいい。俺は100円ショップで売っていた布団サイズのモノを2枚使っている。シートは薄っぺらくても問題ねぇぞ。人間ってのは赤外線を常に放出しているけど(サーモグラフィーを思い出してみろ)、その赤外線をアルミで反射して中に閉じ込めるから冷たい布団でもすぐに暖かくなるぞ。
何ぃ?「寝ている間もエアコンで部屋を暖めているから、人間テキサスチートなど必要ない」だとぉ?そいつはオススメできねぇ。ただでさえ冬の乾いた空気が暖められることで、さらに乾燥しちまう。乾燥は喉や肌の天敵だ。インフルエンザに感染する原因は、鼻や喉の乾燥と主張する医師もいるくらいだ。
その点、人間テキサスチートなら安心だ。就寝時は人体の水分は布団を通じて空気中へと放出されるが、アルミシートで布団の中に水分を保持することができる。起床時は、保温と保湿効果により、肌は汗でしっとりした状態になっているだろう。
ただし人間テキサスチートにも欠点がある。水分を保持するってことは布団がカビやすいってことだ。俺の昨シーズンの冬はアルミシートを敷きっぱなしにしていたら、敷布団のシーツがカビてしまった。多少面倒でも、アルミシートは起床するごとに片づけたほうがいいぞ。それからたまには晴れた日に布団を干さないとな。
カビさえ気を付ければ、人間テキサスチートは最高だ。電熱マット・電気あんか・湯たんぽと違ってランニングコストはゼロだからな。日本の家屋は夏の暑さを基準にして作られているっていうのに、なんでアルミで布団を保温するってことを日本人は知らねえんだ?不思議なもんだぜ。
昨今、まことしやかに騒がれてる「EVシフト」であるが、その実現のためには様々な問題があると思う。EVにまつわる問題点にまつわる意見を、備忘録がてらまとめてみたいと思う。
「こんな問題もあるよ!」っといった意見や、文中のどこそこは間違っている、おかしいなどの指摘があれば、教えてください。
EVを広く普及させていくにあたり、電力需要の増大が予想される。では、具体的にどれくらい需要が増えるのか。
乗用車400万台をすべてEV化すると、電力使用量がピークとなる夏の時期に、発電量を10%から15%増やさなければならないという試算が出ている。これは、原子力発電所プラス10基分、火力発電所プラス20基分に相当する規模である[1-1]。もし、原子力発電所の新規建設、稼働することで補おうとすると、放射性廃棄物の問題や、災害時のリスク、テロの標的となる等のリスクが発生し、火力発電所の場合では、CO2排出量の増加を招きかねない。
これは2018年度末のデータであるが、東京電力の火力発電所の熱効率は、石炭、石油、ガスの発電を平均して49.7%[1-2]となっている。それに対し、2020年現在のガソリンエンジン車の熱効率は一般的に40%前後となっており、トヨタ カムリ搭載の2.5Lエンジンが41%[1-3]、マツダSKYACTIV-Xは公式の発表はないものの、43%前後[1-4]と言われている。これを考慮すると、火力発電所が主力といえども、EVの方がCO2排出量が少ないと考えられる。
しかし、研究室ではエンジン単体で熱効率50%を超えるエンジンの開発に成功している[1-5]ことから、将来的に熱効率50〜60%を超えるエンジンが一般的になる可能性も十分にある。そして、電力の送配電に4%ほど送電ロスがある[1-6]点において火力発電所は不利になることを考慮すると、EVを普及させて火力発電所を動かすよりも、内燃機関を搭載した車の方がCO2排出量が少なくなる可能性もある。
EVの普及にあたって、充電ステーションの普及は必要不可欠となる。といってもEVの場合、基本的には自宅で充電するため、既存のガソリンスタンドをまるまる充電施設に改修する必要は薄いと考えられる。充電ステーションを設置しなければならないのは、EVオーナーの自宅駐車場、そしてパーキングエリアや観光地などといった場所である。
自宅が一軒家の場合、比較的簡単に、安価に設置できる。しかし、マンションなどの集合住宅の駐車場の場合、設備費用や工事費用、維持費が高額になるばかりでなく、管理者との合意形成の必要もあるため、充電設備の設置はあまり進んでいないのが現状である。中央電力株式会社が経済産業省のデータを元に作成した資料によると、新築マンションに住むEVオーナーのうち、自宅に充電設備があるオーナーは1%未満である[2-1]。
また、お盆やGWの時期には観光地や高速道路のパーキングエリアが大混雑するが、このような状況下でも、EVの充電ステーションが不足しないように整備しなければならない。特に、パーキングエリアのキャパ不足は長距離トラックにとってさらに深刻で、慢性的に駐車マス不足が続いているパーキングエリアも珍しくない。キャパ不足気味のパーキングエリアで給電設備を充実させるためには、パーキングエリアの簡易的な改修だけでは済まされず、抜本的な改修が必要である。
そして、充電設備の充実のためには、充電時間の短縮も重要になる。短時間で充電できるような充電器の開発や、それに対応するバッテリーの開発も必要となる。
乗用車400万台をEV化した場合、充電設備の投資コストは14〜37兆円掛かると見積もられている[2-2]。そのコストのうち、民間がどれだけ負担できるか分からないが、設備投資を促すために国からの出資や、法整備などが求められることは間違いないだろう。
EVが普及するためには、市場において消費者に受け入れられなければならない。既存のガソリン車と比べ、EVは十分な市場競争力を持ち合わせているのだろうか。
少なくとも2020年現在の日本国内においては、EVが市場で受け入れられているとは言い難い。2020年1月〜6月の新車登録車数は、日産リーフが6,283台なのに対し、同セグメントの日産ノートは41,707台[3-1]と、EVはガソリン車に対して大きく水を開けられている。主な原因は価格で、日産ノートは122.8万円からの販売に対し、日産リーフは332.6万円から。EVであることに魅力を見いだせない限り、消費者がEVを買うことは非常にハードルが高い。しかし、新しいバッテリーの開発や、減税や補助金などによって、価格競争力を獲得していく可能性もあるだろう。
そして、次に消費者がEVを受け入れるにあたって重要となるのが、充電して使うという特徴と航続距離の短さを消費者がどう捉えるかである。
普段使いとして通勤や買い物に使う分には、EVはガソリン車と比べて優位であるといえる。というのも、家に帰ってプラグを挿せば充電されるため、わざわざガソリンスタンドで給油をする必要がなくなるからである。電気代も、ガソリンや軽油と比べて安いことも大きなメリットとなる。さらに、停電時に車から住宅に給電できることも、大きな特徴である。
しかし、自宅で充電できることと、住宅に給電できるという特徴は、プラグインハイブリッド車と共通したものである。したがって、プラグインハイブリッドには無いようなEVのメリットを消費者に示せなければ、EVは選ばれにくくなる。
さらに、長距離のドライブでは航続距離の短さがネックとなる。テスラなどのEVは、残量が減ると自動で最寄りの充電施設に案内してくれる機能が備わっているし、似たようなサービスを行うスマホアプリなども登場しているが、それらが「電池切れを起こしたらどうしよう」という消費者の心理をどれくらい払拭してくれるだろうか。もちろん、パーキングエリアや観光地で充電設備などのインフラ整備が進めば不安はある程度減るだろうが、「お盆の帰省ラッシュ時に、パーキングが大混雑してて充電スタンドが使えなかったらどうしよう」などと言った不安は、考え出せばキリがない。また、今年12月、関越道で大雪のために立ち往生が起こったニュースを見て、EVを敬遠した人も少なくないはずだ。失敗したくない大きな買い物で、未知なる商品に消費者は手を出せるだろうか。
EVが消費者に選ばれるためには、プラグインハイブリッド車にはないEVならではのメリットを持ち、充電インフラと航続距離のデメリットをある程度解消しなければならない。そのためには、低価格で大容量のバッテリーや、短時間で充電可能な設備の整備などが必要である。
災害時のEVのメリットとして、EVから住宅に給電できるというものがあり、これは停電時においてガソリン車にはないメリットである。災害時において、電力の復旧は真っ先に行われるため、災害の規模によってはガソリン車よりもEVの方が有利になることも多い。また、災害時にはガソリンの需要が急速に高まり品薄になることもあるが、電力さえ生きていれば、EVではそのような心配をする必要もなくなる。
しかし、燃料の補給が困難であることは、災害時にEVのリスクとなる。内燃機関の場合、よそから燃料をもってくれば動かすことができるものの、EVの場合それが困難であるからだ。前述の関越道の立ち往生のようなシチュエーションであったり、東日本大震災のように、電力インフラが壊滅的に破壊されてしまった場合には、EVは非常に不利になるだろう。
日本の自動車産業は沢山の中小企業を支える巨大産業である。もし、EVが主流化することで部品の簡素化が進み、中小企業の利益減少、それに伴う倒産が相次げば、日本経済に影響を及ぼす可能性がある。EV化で不要となる自動車部品の出荷額は、2014年の実績によると、5,368億円にのぼるという試算があり、これは自動車関連部品の出荷額のうち、25%に相当する[5-1]。
2020年現在、EVのバッテリーの製造にあたって、リチウムやコバルト等のレアメタルが使われている。しかし、このようなレアメタルは埋蔵量が少ないほか、生産国が限られているため、地政学的なリスクがともなう。たとえば、 全世界のリチウムの産出量のうち、その半分以上をアルゼンチン、ボリビア、チリが担っている[6-1]。 さらに、コバルトに至っては、その産地がコンゴ共和国1国だけに集中している[6-2]。
インフラを担う資源が特定の地域に集中していることは、地政学的なリスクが伴う。かつてオイルショックによって経済混乱が引き起こされたが、EVの主流化は、それと似たような混乱をまねくおそれがある。
このような問題を受け、レアメタルを使用しないバッテリーの開発が各国の自動車メーカーや研究機関によって行われているが、完成・量産化のめどは立っていない。
原油は燃料(ガソリン、軽油)や化学原料の製造など、様々な形で利用されているが、これらは原油を精錬することで作られている。
石油消費量のうち、自動車用燃料の割合は40%ほどであり[7-1]、仮に自動車がすべてEVになったとしても、原油の需要がゼロになるわけではない。つまり、EVが自動車の主流になった場合、原油を精錬する過程で生じる軽油や、ガソリンの原料となる重質ナフサが余る可能性がある。
余った石油燃料やその原料は、火力発電などで消化できればよいが、それができない場合は何らかの利用法を考えなければならない。
ざっくりまとめると、EVが普及するためには、新しいバッテリーの開発と、電力需要の増大に対する対応が求められる。新型バッテリーは、市場競争力の獲得、地政学的なリスクの回避のために必要であるが、その実現の見通しは立っていない(バッテリーの開発は半導体の研究と異なり、運頼みのような要素が強いためである)。しかし、優れたバッテリーが開発されてしまえば、EVシフトは一気に現実味を増してくるだろう。
しかし、それ以上に困難な問題が、電力需要を何らかの方法で賄わなければならないことである。自然エネルギーを利用する場合、ランニングコストと供給が不安定になりがちなこと、場合によっては自然破壊につながることを考慮しなければならない。原子力発電所を主力とする場合、再稼働するだけではなく、新たに発電所を設けなければならないうえ、放射性廃棄物の問題や災害時のリスクは解決されていない。また、火力発電所を主力とする場合、こちらも発電所を建設する必要があるほか、ガソリン車の方がCO2排出量が少なくなる可能性も否定できない。そして、EV化を進めるにあたって様々な領域において設備投資が必要であり、莫大なコストが掛かるほか、その過程でもCO2が排出されることを考慮しなくてはならない。
個人的な考えとしては、無理してEVにシフトさせていく理由はないと思う。バッテリーの開発の見通しが全く立っていないのに対し、内燃機関の開発はある程度見通しが効いていることをふまえると、ハイブリッドカーによってCO2削減を目指すほうが建設的なのではないか。もちろん、「EVなんていらん!」と言いたいわけじゃないけど、「内燃機関は消滅するんだ!」っていうのはあまりにも行き過ぎなんじゃないかなと。また、世界各国が将来的にガソリン車の販売禁止を行うとしているが、どの国もEVにまつわる問題解決の道筋を明確に示せていない以上、事実上は達成目標にすぎないのではないかと思う。
市場競争力などを考えると、EVもセカンドカーとしてある程度は普及すると思うけど、主流になるのは高熱効率エンジンを積んだプラグインハイブリッドカーなんじゃないかな。
はてなブックマークにてこのような内容の批判をいただきました。
これが世界の潮流であり、北米、欧州、中国という日本よりはるかに大きな市場がEVに舵を切っている。というのが抜けてますよ/日本だけで細々と売ってくならいいけど、世界に車を売たきゃ潮流に乗らないと。
どんな国内事情があろうとも、EUと中国がガソリン車全廃と言っているんだから、限られた時間の中解決していくしかないでしょ。解決出来なければ、日本の自動車産業は淘汰されるだけ。
このようなはてなブックマークの批判に加え、「EV化は環境問題の解決のためというよりも、自動車産業における次世代の覇権をかけた競争となっているため、否応がナシにEV化は進む」
という論を度々見かけます。しかし、このような論調は「欧米各国や中国では、EV化と内燃機関全廃が必ず 実現される」という前提の上に成り立っており、欧米各国や中国における、EV化の実現可能性にまつわる議論が欠けているものだと思います。政治的に圧力をかければ、何でもかんでも上手くという論はあまりにも乱暴です。
たとえば電力にまつわる問題。中国の場合、貿易戦争によって石炭の輸入量が低下し、2020年末から大規模な電力不足が発生しています。また、ドイツでは自然エネルギーの大規模な利用に成功していると言われていますが、実際は自然エネルギーを安定的に供給できておらず、不足した際はフランスから原発由来の電力を輸入している状況です。電力不足や自然エネルギーの利用にまつわる問題は、日本のみならずありとあらゆる国でも課題となっています。
他にも、本文において書いたようなバッテリーにまつわる問題や市場競争力にまつわる問題は、あらゆる国において共通するような問題であるといえるでしょう。そして、このような問題の解決にあたり、まだ形にさえなっていないような新しい技術が必要とされています。
「世界各国ではEV化を進めるための具体的な 算段や道筋がついており、非常に高い可能性で実現できそうである。このままでは日本は出遅れるだろう。」という話であれば、私もEV化と内燃機関の淘汰に異論はありません。しかし、実際はどうでしょうか。どの国も具体的な道筋を示せておらず、問題は山積み。そのような状況で、政治的に舵をとりさえすれば実現するようなものだと言えるでしょうか。欧米各国や中国が、EV化に失敗することはないと断言できるでしょうか。
私は、将来的にEV化することを完全に否定するわけではありません。本文に書いたとおり、現在と比べてEVのシェアは大きく伸びると思いますし、想像もつかないような技術が開発されることによって、本当に内燃機関が淘汰されるかもしれません。しかし、本文に上げたような問題が現在あることを考えると、「内燃機関は必ず淘汰されることになる」とは言い切れないこともまた事実であり、現実だと思うのです。
そして、EV化と内燃機関車の廃止を実現できるかどうか不明瞭で、失敗する可能性も多いにあるのにもかかわらず、「世界中がそういう潮流になっているから、これに乗り遅れるな!」というのはあまりにも安易な考えであると言わざるを得ません。そのような場当たり的な判断では、今まで積み重ねてきた日系メーカーの技術的なリードを失い、国際競争力を失うことになるでしょう。
EV化やエネルギー問題は、潮流に流されず、事実や実現可能性をしっかりと見極めて方針を決めていくべきだと思います。少なくとも、「他国がこう言っているから」という安易な理由で舵取りしていくべき問題ではありません。
特にABSのほうが臭いし毒性高い。PLAはABSほど臭くもないし毒性高くないけど、完全に無害というわけではない。換気は必須。
光造形もピンキリというけど、やはり積層痕を考えると光造形一択だと思う。
同じ価格帯なら光造形のほうが精度高いはず(よほどのハズレクソメーカでない限りは)
でも光造形はランニングコストが高くなるし後処理とかクソ面倒。レジンを拭くときに使うアルコールは手につくと荒れるし(水洗いレジンというのもあるけど)
Form2みたいな50万以上する機種くらいの精度を求めるなら、機体を買うよりDMMみたいなプリントサービスを使ったほうがいいかもしれん。
3Dプリンタって、造形物が印刷中に土台から剥がれてダメになってただとか、配置が悪くて印刷に失敗しただとか、そういうクソみたいなダルさと根気よく付き合い、説明書にない試行錯誤を繰り返さなきゃいけないんだよ。
見積もりを見たら割高に思えるかもしれんが、手間とか考えるとそんなに高くない。
実家が太い方だと思う。
私立4大でて授業料も卒業まで入っていた寮費も仕送りも親もち。
(私が成人してから3台に増えたけど)
今は結婚してとある都会に住んでいる。フルタイムで働いている。
世帯年収は大人二人がまあ多少贅沢しても毎月貯金はできるくらい。
そんな状況なんだけど、
正直人生でお金に困ったことあったか?みたいな認識なんだけど、
「貯金できない」じゃなくて「貯金できる余力があるのに全額消費しちゃう」人ね。
無理に捻出することはないと思う。
一度扶養に入ったけど生活費(食費とか通院代とか)にほぼ丸々消えて
夫に「食わせてもらってる」状態が怖かった。
(夫は無理に働かなくていいよ!って言うタイプだし、
正直それだけでも暮らしていける)
そんなに必死に働かなくても良いのでは?って考え。
まっっっっっったく共感できない。
未成年の頃はいざしらず、社会人になって自分で自由に使えるお金がないって不安にならない?
いやきっと、親からもらったものも夫のお金も自由に使っていいんだろう。
服を買ってもネイルやっても、美容院も喫茶店でも何もかもやっていいんだろうな。
でもそれができない・・・
人が許しても「すねかじり」の自己意識が巨大すぎてできない。
この先の人生で私が社会から不必要とみなされ、働き口がなくなり、ランニングコストに切迫して
自分が価値のない人間だと今より強固に思い込む前に貯金をしなければ。
貯金さえあればそれは私の目に見える実績になる。
貯金さえあれば、何かが起きても多少はなんとかなる。
そう思ってしまう。
いや、違うな。
「働いてる」「貯金できてる」だから私はちゃんと大人になれてる。って認めてほしいんだろな。
誰に認めてほしいのかはわからんけど。
ゲーセンでバイト始めたのは学生の頃、メルブラが出たあたりだったかな。
凄い小さなゲーセンだったけど自由だった。先輩が勤務中にコンボ思いついたって突然格ゲーしだしたり、お客さんから基盤の入れ替え方教えてもらったり、よくわかんない景品屋さんから無許可のアニメ柄のライター仕入れたり、今では考えられないような職場だった。
ゲーセンも周りにまだまだ多い時代で、同じ駅周辺に8店舗ぐらいあったと思う。
店は違えど働いてるスタッフ同士も仲良くてよく一緒に遊んだ。競合店でも同じゲーセンを愛する仲間だったし、それは店長クラスでもそうだった。
3年も経ってなかったと思うけど小さなお店だったし、経営者は適当な人だったので店は潰れてしまった。
そこで僕のゲーセンバイトは終わる予定だったんだけど、ゲーセンで働くことが面白かったので就活の息抜き程度に大手で働くことにした。
最初は大手だしきっと凄い人がいっぱいいるんだろうなって思ってたんだけど、実際は全然そんなことなくて、前のお店の先輩よりスキルもあり考え方もしっかりしてる人はいなかったし、ゲーセンやゲームを愛してるなって感じる人も極僅かだった。
すぐにでも辞めようと思ったんだけど、1人ゲームを凄く愛してる人がいて、その人はもっと大きなことができるポジションに行きたいって頑張ってたので少しの間だけ手伝うことにした。
その人の努力もあり店舗を離れてそういうことができる場所に行けたんだけど、自分が辞める段になってお店を見ると、ゲームの大会や配信、古い機械のメンテなんかができる人が誰もいなくなってた。
たぶんそこで辞めて趣味と仕事は別にしてたら問題なかったんだろうなと今は思う。
けど、その時は残されるお客さんが可哀想だなと思ってしまったんだよね。
だから、できる範囲で頑張ってなんとかビデオゲームが利益出してジャンルとして切られないようにやってきた。
やっぱプレイヤーが大会で報われて喜ぶ姿や、一歩足りずに泣く姿はくるものがあったし、育てた後輩が巣立った後も他店舗や同業他社で頑張ってる報告を聞くと嬉しかった。
近くに競合店ができても相手方の店長は一緒に地区を盛り上げましょうってわざわざ挨拶しに来てくれるような人だったし、僕も昔から競合店は敵ではなく自分達では届かない部分をカバーし合う仲間だって意識でやってきたのでもっと面白くなるんだろうなって思ってた。今年の頭までは……
コロナで休業を余儀なくされて、やっと開けられるようになってもイベントは全部中止で集客に繋がることは全部駄目。
それでもいつかはと思ってたけど、許可されるのは構成比で大きなプライズばかり、お客さんはやりたがってるし手伝って上げたいけど力になれないのが悲しくて、他社で大会してるのが羨ましくて仕方ない。
長く働いてるだけあってポジションも上がってしまって他ジャンルも見ることになったし頑張るけど、それはゲームを残すために努力してるんであってそこは変わらないんだよね。
でも、現実的に考えるとランニングコストの大半を占める家賃と人件費を削るためにプライズ以外切った方がいいのはわかってて、会社的にも利益出すためにはそれが正解なんだと思う。この状況でもツイステや鬼滅で数字が出せてるのも大きい。
それでもと思ってたんだけど、下期で上司が変わっちゃって、「競合店が潰れてくれたら早いのに」って言葉を聞いた時になんか悲しくて涙が止まらなくなっちゃった。
この業界好きが好きでなくなった人から辞めていくって先輩からよく聞いてて、いまでも好きだと思いたい。
でもなんか疲れたなぁ
この世界じゃまだペーペーですが「信用」について語らせてください。
金を貸す・借りるというこの業界でとても重要なワードのひとつです。
昨日、そういえばツイッター社って、どうやって収益上げてこんなシステム維持しているんだろうという話になりました。ツイッターは個人情報の宝庫ですから、そこから無数のカテゴリーのビッグデータを吸い出して、それを情報として売っているんじゃないですかという説に一同納得。
これは大学で教鞭も執る某・仏文学者さんによる3年前のツイートです。結構バズりました。
この発言、みなさんどうですか? 私はひっくり返りました(笑)。
結論から言うと私はこのツイートひとつで彼への「信用」がゼロになりました。
私が培ってきた職業倫理的に言語道断な認識・論考・発言だからです。
Twitter社のランニングコストに着眼したのはまだいいです。
しかしそれを開示資料にも目を通さず、無根拠に収益源を推測し、
私の業界からすると「こんな顧客はイヤだ!」の筆頭格です(笑)。
「無数のカテゴリーのビッグデータを吸い出して」という書き方からも、
大学教授を務め社会に出る直前の学生を指導していると思うとゾッとします。
面接に来た学生が「この先生の研究室で思想を学び…」とか話し始めたら、
正直「ウッ………」となりますし、もしこんな話の進め方をする経営者がいたら、
「社会的通念の共有ができない要注意人物」として上と共有すると思います。
ただ「無知であること」、「間違うこと」だけで信用がゼロになるわけではありません。
「裏取りができることの存在を知りもせず」「残りを憶測で補完し」「他者に危害を与える」ということ。
このトリプルパンチを無自覚に行っていることを示す上記ツイートが、
私の中で「信用」の失墜、及び今後の回復も絶望的であるという判断に至りました。
今金融商品の取引は1000分の1秒単位でアルゴリズムが行っています。だから、経営者たちは当期より先のことは考えなくなりました。
という荒すぎる暴論を前提根拠として国や政府を論じる記事がありました。
「信用」のルールを放棄して経営者や金融業界を愚弄する記述だと思いました。
ルーツとなる家庭や文化も異なる他者同士が力を合わせる社会の中では、
「信用」のルールに基づいたコミュニケーションが建設的なゴールへの必須条件であると、
ペーペーながら会社勤めの経験とこんなツイートのおかげで学んだ、というお話でした。
(余談)
本体の導入コストが高い、かつランニングコストが高いという意味。
EUVはスズを熱して筒の先から水滴のようにして真空中に吐き出したのに対して、レーザーを当ててプラズマを作って励起、
そこから目的の13.5nmの波長の光を作る。EUVってのはその13.5nmの波長が極端紫外光って名前の略。
そのスズのプラズマから、光以外に大量のスズの粒子が飛び出てくる。
200W~250Wくらいのレーザーを当てているので、そのエネルギーが粒子に移っている。
粒子の中には高エネルギーを持ったものから、低エネルギーのものまで沢山ある。大きさもバラバラ。
半導体を作るためにはリソグラフィという虫眼鏡のように集光させる必要があるが、
EUVは通常の虫眼鏡のような集光レンズでは光が吸収されるので、鏡に反射させて集光させる方式を取っている。
プラズマから光が出る方向は、レーザーの当て方によって変えることはできるが、光が一番強い方向に、エネルギーを持った粒子が飛び出てしまう。
そうなると鏡が粒子によって削れてしまう。これが装置の寿命につながる。
真空をひいているので、ミラーを交換するのに大気圧に戻しして、再び真空にするといった時間的なロスが発生する。この間ウェーハを流すことができず、収益悪化につながる。
ミラーと言っているが、日常品で使うようなアルミのミラーではなく、EUVを反射させるためのもの。自分が知っているのはモリブデンを多層膜にしたもの。他にもあるかもしれない。
ミラー以外にも長時間使っているとスズが堆積していくので、真空度が下がらないといったことが起こる。
半導体を作るうえでnmのゴミがあると不良品になるが、シリコン側にも影響する。
大量に落ちる所は避けてウェーハを置くように、複数のミラーを置くことになるが、ミラーでの反射回数を増やすと、光量が足りなくなる。
また距離を離しても光量が減る。
よって光源とウェーハを近づけることになるが、プラズマからエネルギーを失ったスズ分子がウェーハに落ちる。
この問題に対しては、ウェーハに保護膜をつけるといった対策方法が取られる。もちろんこれがコストに響く。
保護膜のデメリットはなにかというと、保護膜でEUVが吸収されてしまう。
保護膜なし場合は200Wのレーザーで済むが、保護膜ありだと250W必要となる。
レーザーを高出力にすると、先ほどのミラーが削られる速度が上がる、レーザー自体の寿命が縮まるといったデメリットにつながる。
EUVで利益を上げられないので、グローバルファウンドリーは導入前に撤退した。
EUV使って利益を上げられるのは、現時点ではAppleのような世界中を寡占しているようなメーカーの依頼品のみ。
それこそ数億の大量生産でようやく元のコストが高くてもやっていける。
そんなメーカーは限られているので、TSMCのように複数のメーカーから依頼を受けているファウンドリーでないと導入が難しい。
最先端の微細ロジックが不要な所がある。Arduinoのような趣味用のマイコンでもいいし、その辺のオーディオや自動車、ゲームセンターのアームの制御など、
処理速度が不要な部分がある。
例えばモーター制御だと、モーターの回転数の上限はマイコンのCPU性能で律速しない。ベクトル計算が必要だとしても、最先端のプロセスを使ってコストが上がるよりも、
少し古いプロセスで製品コストが上がらない方がいいといった分野もある。
毎年や2年ごとに価格が高くなっていくスマホのような製品ばかりではない。
しがないソフトウェアエンジニアしてるけれども、今の会社含めて業界全体的でリモートワークが定着しそう。というか、今の賃貸がク○過ぎて、自宅作業が苦痛。引っ越しを考えるも、「新建築」に載るような集合住宅に住んだ時期を想起しても、この国の賃貸のクオリティーはあまり高くなさそうであり、人生で初めて不動産購入を検討中。
現在都内でも比較的小さな店が多い中央線沿いの街住みで、引越し先は賃貸ベースならば1年ぐらい前から中目黒を検討していたが、物件を買う=10年ぐらい住むとなるともっと自然が多い街に行きたいみたいなところ。
ひとまず中古マンションの購入を検討をしているが、驚くほど非効率な作業を強いられるので誰かにこの不満を共有したい。
マンションは内装部分はいくらでも変更可能なので、正直部屋の写真とかはどうでも良い。寧ろ、「マンションの躯体・構造」「管理組合」そして「街の将来性」に関する情報を知りたい。これらは相当程度データで表現出来ると思われるところ、suumoなりhomesなりを見ても絶望的にそれらの情報が記載されておらず、なんとなく良さそうな物件を見つけては不動産仲介業者との膨大でかつ不必要なコミニュケーションを強いられる。そのわりに不動産仲介業者が提供する新しい情報は殆ど皆無だったりする。
例えば、このようなデータを見たいが(意外と)標準的に容易に閲覧可能となっていない。
◎「管理組合」
↑ 一部のマンションではこれらの大部分の情報が [マンション管理ネット](https://www.mirainet.org/) で見られる
◎「街の将来性」
...
...
正直これぐらいのデータがあれば、今すでに標準的に表示されているデータと合わせ、知らない街の知らないマンションでも短時間で相当程度その価値を見極めることが出来ると思う。
とはいえ、なんだかんだ解体計画・管理組合電子化に関する情報・住民のnpsが分かれば良い気もしている。
・解体計画 → そもそもスクラップアンドビルドのノリで作っているのに解体計画が無いのが良く分からないが、これがあれば竣工時の情報・修繕の想定・リスクの想定などマンションの躯体・構造に係る必要な情報が組み込まれている可能性が高い。また、物件を評価するときに、解体計画に基づいて実質的な経過年数を評価出来る手法もあり得る。
・管理組合電子化に関する情報 → 結局知りたいのは管理組合のコミニュケーションのあり方。区分所有法に基づき総会議事録を電磁的記録で作成するのは難しそうだが、議決権行使は電磁的方法がOKだし、その他管理組合アプリみたいのも幾つかあるので、ある程度管理組合は電子化していて欲しい。ここが電子化されていないと、老人が多いか、コミニュケーションのコストが高そうなイメージを持ってしまう。 あと、国交省が言うような100年マンションがあったとして100年後に紙資料が保存されているのか、疑問がある。
・住民のnps → npsを細かく取ればその自治体についてある程度は分かりそう。特に、街の中長期的な発展には新陳代謝が重要そうなので、若い世代のnpsを知りたい。「住みたい街ランキング」とかどうでも良い。appstoreでアプリをダウンロードするときに知りたいのは、ダウンロードした人のレビューであって、これからダウンロードするかもみたいな人の意見ではない。
ただ、この3つが明示的に分かる場合は少ない。なので、結局仲介の人に連絡をし、実際に物件を見に行かなければならない。そしていろいろコミニュケーションするが、結局良く分からないままになりがち。契約交渉をすると分かることもあるらしいが、ただ情報を知りたいためだけに毎回契約交渉したくない。
一方で、これらの情報が今のマンション価格には組み込まれていない可能性もあり、知識と時間があれば良い物件を探せるような印象もある。今の日本のマンションの中長期的に支配的な価格決定条件=「駅近xx分」と「ブランド」に収斂しているように見受けられるので、諸外国マンションの価格決定を想像するに、多分価格に組み込まれていない情報は多いのだろう。不動産テックの人ってどんなことをしているのだろう。
その他雑感:
・鉄鋼の強度が上がったからか、最近の東京の新築マンションはファサードの曲線やコーナーサッシが大胆だったりしてカッコ良いの増えてきた。駅・商業施設直結系も良い。けど絶望的に手が届かない。イギリスではマンチェスターが再開発成功しているらしく、日本の地方都市にもこのような流れが普及することを期待したい。
・中古物件のデータがより可視化され、中古物件の売買が容易になることで、仲介業者の手数料収入は多くなる筈だが、何故日本の仲介業者はその方向性でロビイングをしないのだろうか。結局ここが分からないということは、まだ自分は不動産の闇を知らないのだと思う。
・築40~50年で誰が買うのだろう?みたいな物件でも管理費・修繕費が毎月数万円掛かる。これを誰も買わなかったらどうなるのだろう。ただ、同築年数で自分が手が届かないような金額帯の物件も案外ある。しかもデータがあるここ5年ぐらい価格が下落していないことが多い。ババ抜き怖い。
・新国立競技場建設時に立ち退きを迫られた築40~50年物件の住民を思い出す。確かに、良エリアなところには昔の人が何も考えずに建てた中途半端なマンションがありがち。そしてそのせいで街の流れが悪くなっているし機会損失が発生している可能性もある? 住民間の公平性の観点から、東京オリンピック関係なく、良エリアの中途半端なマンションの住民には躊躇なく立ち退きを迫るべき。
・つくづく新幹線は凄いと思う。初期の設計思想が優れているから、次の時代でも進化を遂げている。それに比べて日本のマンションはどうなのだろう。あと、新幹線は満州国での経験が色々生かされているらしいが、同様の経験が活かされているらしい〇〇ニュータウンは。。。
・結局税金で解体されるマンション増えてきそう。責任を次の世代にまわす日本人の思考回路を感じ始めている。もうこういうゲームは自分たちの世代で止めたい。
・幾つか物件を見たが、中古マンションをどんなにリノベしても数年後の販売価格はシビアになりそう。まして、金融機関の担保評価はリノベに掛けた費用など考慮しなさそう。数年後に残債以上の販売価格で買主と合意できても、買主にローンつかないこともありそう。欧米の金融機関の担保評価ってどんな感じなのだろう。
・都市計画を定めるときの地権者の意見の強すぎ。x年後にその土地で住む人、働く人は潜在的に皆利害関係者なのでは。x年後に地権者はそこに土地を持っているのだろうか。今すぐ土地を高く売りたい人による、今すぐ土地を高く売りたい人のための、今すぐ土地を高く売りたい人の都市計画で作りましたみたいな街が多すぎ。
・自分の生活は都心を思ったほど必要としていなかった。結局都心に毎日行っていたのは仕事の必要性が90%ぐらいだったようだ。ロンドンのハイドパークやリージェントパークみたいのが都心に無いのが残念。南池袋公園とかもっと頑張ってほしい。
・というか、リッチモンド公園みたいな公園が郊外にあって欲しかった。〇〇ニュータウンはそのような公園に出来る可能性はあったのでは。となりのトトロを見て何故か作成者の静かな怒りを感じた記憶がある。だからこそ、これまで〇〇ニュータウン出身者であることを恥じていたのだろうか。
・ミラノのBosco Verticaleみたいな建築家駆動のマンションプロジェクトってどうやって調べたらよいのだろう。日本のマンションは基本デベロッパー駆動なのだろうか。六甲の集合住宅とかは建築家駆動っぽいが。
・中古自動車の購入も検討しているが、ここまでババ抜き感は無い。というか、細かい性能やデータが分かるし、価格の妥当性・説得力がある。この違いは何?
・2軍の試合で良いので、車で球場に行ってみたい。何かアメリカ映画っぽい。あと、コストコが凄いらしい。一回も行ったことがないけれど。
地方に住んで自動車通勤するようになっていかに東京の(満員)電車通勤が非人道的なものか思い知った
その点車通勤は最高だ
玄関→外(クソ暑い)→駅(クソ暑い&人ゴミ)→電車(プライバシー皆無の満員電車)→駅(クソ暑い&人ゴミ)→外(クソ暑い)→会社
だったのが
になるんだからな
厳密には駐車場から30 秒程度歩くが、駅まで徒歩5分で有難がってた時代から考えれば無視していいレベルの距離だ
それと車なら荷物の量を気にしなくていい
俺はADHD気質があるのかとにかく忘れ物が多いが、車移動なら忘れやすいものをハナから車に入れっぱなしにしておけばいい
欠点と言えば酒飲んだら代行頼まないと帰れないことと、移動中手が離せないことくらいだが
前者に関しては飲み会嫌いな人間からすれば断る口実になるので逆に長所だ
そもそも地方はお互い車移動なので急な飲み会の誘い自体が激減した
後者に関しても耳は自由なのでカーナビとスマホをBluetoothで繋ぎ好きな音楽やラジオ聴いたり、英会話リスニング等の勉強もできる
当然車移動には(被害、加害両方の)交通事故のリスクが付き纏うけど、正直毎日の満員電車の方がよっぽど心身の健康に対するリスクが高いと思う
とにかく徒歩と満員電車で片道一時間近くかけて通勤していたときと比較すると車通勤は快適すぎる
ぶっちゃけ地方に住んで額面年収150万ほど下がったし、車のイニシャル、ランニングコストは安くないけれど、QOLは爆上がりだ
(そもそも車のコストは東京と地方の住居費の差額でお釣りがくるくらいだ)
それと通勤のことばっか語ってきたけど、プライベートでいつでも自由に使える車があるって結構便利
天候や他人を気にしなくていいから東京にいるときより休日の外出頻度がだいぶ増えた
はてなは車に否定的な人多いし、俺も運転自身は好きじゃない、むしろ嫌いなくらいだけど、車を持つことによって総合的なQOLは滅茶苦茶上がった
首都圏の満員電車なくすのなんて多分俺らが生きてるうちには無理だろうし、思い切って車通勤(ができる地域で生活)に切り替えたほうがQOL高まるよ、マジで
最近買ってよかったもの(使い続けたいもの)を挙げる。使っている化粧品を全部挙げているわけではない。
自分の年齢と肌と顔のせいなのか、ベースメイクがちゃんとしないとしんどいので内容はベースメイクに寄っている。
リポスフェリックは必須だけど、それ以外は別に他のものでもいいと思う。予算削るとしたら化粧水を無印とかのにするかなあ。
脂肌だけど、乾燥すると余計に脂が出るのでしっとりするものを使うようにしている。
• 1箱(30袋) 3,000〜4,000円くらい。AmazonとかiHerbで買える。1日1袋飲んでる
• 化粧品じゃなくてビタミンCのサプリだけど、美容液より全然効果があるので同じ値段使うなら絶対にこれを優先した方がいい
• 毛穴が目立たなくなる、吹き出物ができにくくなる・治りやすくなる、脂肌がマシになる
• https://www.amazon.co.jp/dp/B01BGG0JKW
• 5,500円
• しっとりする
• 水というより、液という感じ。1〜2滴くらいの少量を2回に分けてつける
• 化粧水をつける時は、全体に手で伸ばしてから首のリンパマッサージをすると浸透する気がする。浸透しきってから2回目いく
• https://www.amazon.co.jp/dp/B001JF0MRG
• 2,530円
• しっとりする
• あんまりこだわりない、別にこれじゃなくてもいいけど、なんとなく肌が荒れなさそうだしベタベタしないのでこれ使ってる
上からつける順に並べた。めんどくさい時はカラーベースまで塗ってパウダーで終わりにしてる。
高い商品ばかり使ってる気がしてるけど、顔全体につけるものは使うものによって印象がかなり変わるので削りたくない…。年齢…。
• https://www.and-be.jp/fs/andbe/a012
• 3,080円
• 顔用日焼け止め
• ベタベタしないのと日焼け止めっぽいにおいがしないのが良い
• 顔が明るくなる。つけすぎると白浮きするので、半プッシュくらいでいいと思う
• https://www.elegance-cosmetics.com/elegance/products/makeup-base/modeling-color-up-base/
• 4,500円
• 紫を使っている。30歳オーバーから夕方くらいに顔が黄色くくすんでくる(血色、皮脂のせいだと思う)のが気になってたけど、紫系のカラーベースを使うと夕方になってもくすみが目立たなくなるので使い始めた
• 最初は1,000円くらいの紫のカラーベース(インテグレートのやつ)使ってたけど、めっちゃ乾燥して夕方顔がパリパリになった。しっとりするカラーベースを探しててこれに当たったけど、確かにこれは乾燥しなくて良い
• https://www.sk-ii.jp/product/sunscreen/atmosphere-cc-cream-spf-50
• 9,350円
• 高い…けど、自分の場合1年近くもつのでまあそんなもんかと考えてる…
• 量は少なめにしないとベタベタするので、半プッシュを薄くのばしてる。カバーするというより顔色を整えるために塗っている。でも重ね塗りしたらそれなりに毛穴とか隠れる
• しっとりする、つけ心地が軽い、夕方くすまない、ファンデーションをつけてる感じがないけど自然に肌がきれいに見えると思う
• https://www.narscosmetics.jp/soft-matte-complete-concealer/859401.html
• 3,960円
• 毛穴がなくなる。夕方になっても崩れない。ただしつけ心地が重いというか、1日経つと肌が疲れている感じがするので、毎日はつけていない
• CCクリームの後につける。これで隠れない要素については諦める
• https://www.elegance-cosmetics.com/elegance/products/face-powder/la-poudre-haute-nuance/
• 9,000円(レフィル)
• 高い…。高いけど、夕方くすまくて下に塗ってるものが崩れにくいパウダーなので使い続けたい…
• これ自体は肌のカバー力はないけど、脂浮きしない・時間が経ってもくすまない・崩れ方が他のものに比べて汚くないので使っている
• カバー力はミラノコレクションのほうがあるけど、毛穴とかはコンシーラーで潰せないものはあきらめてくすまないことを重視した結果プードルがいいじゃんという結論に至った
• 小さい方と大きい方があるけど、量が結構違うので大きい方を買った方がいいと思う
アイライナーはリキッド黒でウォータープルーフって書いてあればなんでもいい。ラブライナーは比較的描きやすかった気がする。
マスカラも黒でウォータープルーフ、ロング系だったらなんでもいいと思ってる…。自分のまつ毛が短すぎるので興味なくなってきた。
眉毛は適当でエクセルのアイブロウペンシルとヘビーローテーションの眉マスカラ。時間があるときはルナソルのアイブロウパウダーで描いている。アイブロウパウダーはKATEの安いやつでもいいと思う…。
• https://noevirgroup.jp/excel/g/g48599/
• 1,650円
• プラムニット、オーロラプリーツ、テラコッタブーティを持っている
• 粉質がしっとりしていて質感が良い。彩度高い色も値段の割に発色がいいと思う
• 1,000円くらいで買える
• https://www.yslb.jp/makeup/makeup-lips/makeup-lip-stain/tatouage-couture/WW-23202YSL.html
• 4,730円
• マットリップ
• 発色が良い、あと全然落ちなくてすごい…。よくあるティント系のリップの非にならないくらい落ちない