はてなキーワード: シュミットとは
自由意志を表現する n 次元ベクトル空間 V を考える。この空間において、意思決定 d は以下のように表現される:
d = Σ(i=1 to n) αi ei
ここで、
定理:任意の n 次元ベクトル空間 V に対して、無限に多くの正規直交基底が存在する。
証明:グラム・シュミットの直交化法を用いて、任意の n 個の線形独立なベクトルから正規直交基底を構成できる。
この定理は、意思決定空間において無限の表現可能性が存在することを示唆する。
自由意志の非決定論的側面を表現するため、量子力学的概念を導入する。
|ψ⟩ = Σ(i=1 to n) ci |ei⟩
ここで、
測定過程(意思決定の実現)は、波動関数の崩壊として解釈される。
意思決定過程を力学系として捉え、2n 次元位相空間 Γ を導入する:
Γ = {(q1, ..., qn, p1, ..., pn) | qi, pi ∈ ℝ}
決定論的カオスの概念を導入し、初期条件に対する敏感な依存性を自由意志の表現として解釈する。
λ = lim(t→∞) (1/t) ln(|δZ(t)| / |δZ0|)
ここで、δZ(t) は位相空間における軌道の微小な摂動を表す。
L(x1, ..., xn, λ1, ..., λm) = f(x1, ..., xn) - Σ(j=1 to m) λj gj(x1, ..., xn)
ここで、
アラン・デケイロス「サルは大西洋を渡った 奇跡的な航海が生んだ進化史」
下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第S1話 スメルズ・ライク・イーヴル
下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第S2話 ステアウェイ・トゥ・ワンダーランド
ルイジ・ピランデッロ 「ピランデッロ戯曲集I 役割ごっこ/作者を探す六人の登場人物」
アゴタ・クリストフ「第三の嘘」
下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第S3話 シー・キャント・エクスプレイン
アゴタ・クリストフ「昨日」
マイケル・カニンガム「めぐりあう時間たち 三人のダロウェイ夫人」
日経アーキテクチュア編「危ないデザイン 建設設計や運用に仕える知見を事故に学ぶ」
池澤夏樹「ワカタケル」
M・R・オコナー「絶滅できない動物たち 自然と科学の間で繰り広げられる大いなるジレンマ」
特別展「毒」
「すずめの戸締り」
ボドゲ(クイックショット、マーダーミステリー・想いは満天の星に、ワードウルフ)
友人のブログで見かけた本や、別の友人から紹介された本や、旅先の十和田市の図書館で見かけた本を読んだ。アゴタ・クリストフは再読。昔は低く評価してしまったが、再読して正解。引越し先にも持っていきたい。
ビー・ウィルソン「キッチンの歴史 料理道具が変えた人類の食文化」
スティーヴン・J・ダブナー 、スティーヴン・D・レヴィット「ヤバい経済学 悪ガキ教授が世の裏側を探検する 増補改訂版」★
山下いくと「EVANGELION ANIMA 1」
山下いくと「EVANGELION ANIMA 2」
山下いくと「EVANGELION ANIMA 3」
山下いくと「EVANGELION ANIMA 4」
山下いくと「EVANGELION ANIMA 5」
繁田信一「平安朝の事件簿 王朝びとの殺人・強盗・汚職」★★★
「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」
「活字 近代日本を支えた小さな巨人たち」於・横浜市歴史博物館
特に平安時代に思い入れがあるわけではないが、何となく読んでいる。
千葉雅也はゲイコミュニティの様子が描写されていて面白い。ただ、作者がどちらかと言えばインテリ寄りなので、わかりやすく書いてくれているだけってのもあるだろう。
「EVANGELION ANIMA」は新劇場版に流れた設定があるだろうかと思って読んだ。とはいえ、シン・エヴァンゲリオンでいろいろな感情が成仏したため、考察を深めるにはいたらず。
ジャスティン・O・シュミット『蜂と蟻に刺されてみた 「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ』
尾脇秀和「氏名の誕生 ――江戸時代の名前はなぜ消えたのか」★★
ロブ・ダン「家は生態系 あなたは20万種の生き物と暮らしている」
ジャン=アンリ・ファーブル著、奥本大三郎訳「完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 上」
ジャン=アンリ・ファーブル著、奥本大三郎訳「完訳 ファーブル昆虫記 第1巻 下」
「シン・仮面ライダー」
かつて友人に「最近はあまり文学が読めなくて困る」と愚痴ると、「おっさんになると政治経済歴史、生物学の本を読むことが増える」という返答が戻ってきた。
あまり感情を揺さぶられたくないと感じてしまっているのか、歳月がある程度風化させたものに関心が向かうのだろうか。
現に「ファーブル昆虫記」を読み始めた。最近は何が読みたいのかがわからなくなってくると、やたらと巻数のある本を読むことが多い。昨年も「旧約聖書」を通読したし、その前は「聊斎志異」「三国志」「西遊記」、その前は「ラーマーヤナ」や「ガラン版千夜一夜物語」を読んでいる。
下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行」第3話 魔の山を走れ
ジャン=アンリ・ファーブル、奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第2巻 上」
梅津和夫「DNA鑑定 犯罪捜査から新種発見、日本人の起源まで」★
ジャン=アンリ・ファーブル、奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第2巻 下」
ジャン=アンリ・ファーブル、奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第3巻 上」
ジャン=アンリ・ファーブル、奥本大三郎訳「ファーブル昆虫記 第3巻 下」
フレデリック・クレインス「ウィリアム・アダムス 家康に愛された男・三浦按針」
高野秀行、清水克行「世界の辺境とハードボイルド室町時代」★★★
「ルーヴル美術館展 愛を描く」展
高野秀行は定期的に読みたくなる。
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第4巻上」
スージー・ホッグ「5歳の子どもにできそうでできないアート 現代美術(コンテンポラリーアート)100の読み解き」★★
スージー・ホッジ「世界をゆるがしたアート クールベからバンクシーまで、タブーを打ち破った挑戦者たち」★★★
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第4巻 下」
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第5巻 上」
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第5巻 下」
堀越啓『西洋美術は「彫刻」抜きには語れない 教養としての彫刻の見方』
グレイソン・ペリー「みんなの現代アート 大衆に媚を売る方法、あるいはアートがアートであるために」☆
また、先月の鶏に続いて、食肉にまつわる本を読んだ。屠畜の現場についての本も読みたくなったのだが、関心がほかのテーマに移ってしまった。「昆虫記」を読んでいると、当時のヨーロッパの屠畜について書かれているのも興味深い。
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第6巻 上」
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第6巻 下」
渡邊大門「清須会議 秀吉天下取りのスイッチはいつ入ったのか?」
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第7巻 上」
武澤秀一『伊勢神宮の謎を解く アマテラスと天皇の「発明」』★★
ジャン=アンリ・ファーブル「完訳 ファーブル昆虫記 第7巻 下」
「マティス展」
「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」
読書を休んだ日が多い割にはまあまあのペース。昆虫記は8月の中頃に読み終わるだろうが、旅行にまでに間に合うかはわからない。間に合わなくても構わない。
当時はそう書いていたのだが、なんだかんだで間に合っている。
こうしてみると美術展には毎週行っていることになる。旅行先で絵画ばかり見るのにはもう飽きたと口にしているものの、そうでもないのかもしれない。それとも、歴史や神話の知識で「読解」できてしまう西洋の古典絵画に飽きているのか? だから博物館の歴史的遺物により惹かれるのか。
【続き】
本拠地で迎えたドジャース戦 先発大谷が7回1失点、トラウトは3打数2安打1HR。2-7の惨敗だった
どこからか聞こえる
帰り始める選手達の中、昨年のシルバースラッガー、トラウトは独り呆然としていた
プレーオフで手にしたい栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるリリーフ…
それを今のエンゼルスで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ…」
どれくらい経ったろうか、トラウトははっと目覚めた
どうやら眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
立ち上がって伸びをした時、トラウトはふと気付いた
「あれ…?お客さんがいる…?」
ベンチから飛び出したトラウトが目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
声の方に振り返ったトラウトは目を疑った。
「ア…アレナド?」
「なんだマイク、居眠りでもしてたのか?キャプテンなんだからしっかりしてくれよ?」
「なんだよマイク、今はTEAM U.S.Aだろ?」
1番:ベッツ
2番:トラウト
4番:アレナド
5番:タッカー
6番:アンダーソン
7番:シュワーバー
9番:ターナー
唖然としていたトラウトだったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる…勝てるんだ!」
ターナーが満員のレフトスタンドに逆転グランドスラムを打ち込み、ベンチからグラウンドへ飛び出すトラウト、
その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった…
リヒトかな? と思ったけどもっと面倒そうな名前かもと思い聞いてみたよ
カオル・フォン・ブラウンシュバイク (Kaoru von Braunschweig)
タケオ・メルツ (Takeo Mertz)
ノリコ・ミュラー (Noriko Müller)
ユウタ・フィッシャー (Yūta Fischer)
Q. 日系ドイツ人の名前ではなくて、ドイツ語の単語であって、日本人のファーストネームにもできそうなのを教えて下さい。例えばリヒトとか。
A. いくつかのドイツ語の単語から日本人のファーストネームを作る例をいくつか挙げます。
カッツェ (Katze) → カッツェ
ゾンネ (Sonne) → ゾンネ
シュトルム (Sturm) → シュトルム
トレーガー (Träger) → トレーガー
22年2月開戦時、ウクライナの「非ナチ化」「非軍事化」がロシア政府のナラティブだったことを覚えているだろうか。そのために『わが闘争』の本がウクライナ軍陣地跡から出土した、というような馬鹿げたプロパガンダをしていたことも。ウクライナを含めたロシア圏を西側の影響(文化的なそれを含む――LGBTの排除が典型)から守るというナラティブであった。それが「戦争」ではなく、「特別作戦」というネーミングにつながっている。これは不戦条約および国連憲章による武力行使禁止への言い訳に過ぎないかもしれないが※、ここではそれを思想的に少し本気に受け止めておこう。
今は違う。ロシア政府は「戦争」と言い出した。悲喜劇となっているめちゃくちゃな動員も行い、ウクライナ国内への容赦ないインフラへの打撃――戦略爆撃など、本格的な戦争にいちおう移行しつつある。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022102300113&g=int
では、NATOが本格的に軍事介入(空爆にせよ、陸戦にせよ)すればカタがつくかと言うと、そうでもないように思われる。実は、それこそがロシア政府の望んでいる事態なのではないか。上記記事では、現時点でもロシア政府が「戦争の責任を負うのは北大西洋条約機構(NATO)側と主張。ロシアが仕掛けたにもかかわらず、「被害国」だと訴えている。」という認識を示していることが語られている。これは、どう考えても欧米諸国に向けられたメッセージではない(彼らも、本気でこういう認識を欧米諸国が認めてくれるとは思ってはいるまい)。ロシア国民に対する敗戦の言い訳である。そしてNATOが本格的に軍事介入すれば、この言い訳をNATO自らが裏書きすることになる。
この戦争の思想的原動力になっているのは、要するにロシア民族優越主義であることが指摘されている(例:イリインの思想についてhttps://book.asahi.com/article/14612140。小泉悠氏の著書やフォルカー・ヴァイスの『ドイツの新右翼』を読むと、かのドゥーギンの思想は、シュミットのグロースラウム論の応用のようだ。それも結局一言でいえば自民族優越主義だろう)。他方で、この戦争の敗戦の原因になっているのもロシア民族優越主義である。弱い(ということになっている)ウクライナ如きに敗北するから、国民の士気が下がる。士気が下がるからまた負ける。
NATOが軍事介入した場合、NATOが完全に結束し続ければいずれすべての戦場で優勢となるだろうが、ロシア人は、強いアメリカと戦っているから負けているのも無理はない、と考えることができるようになる。これは1941年12月8日の状況と似ている。弱い(ということになっている)中国に全然勝てず、不平不満が鬱屈していた日本人が、相応の知性あるはずの者も含めて対米開戦に快哉を叫んだ※のは、もちろん主力艦を奇襲攻撃で大破して望外の大勝を得たこともあろうが、他方で戦場での劣勢への言い訳が見つかったからではなかろうか。
※ 「一歩たりとも、敵をわが国土に入れてはならぬ」(坂口安吾35歳)。「みんな万歳を叫んだ」(井伏鱒二43歳)。逆に、理性を失わなかった例として、「僕達が努力しなかったのが悪かった」(ジャーナリスト・清沢洌51歳)。
https://book.asahi.com/article/11852364
戦争の哲学者クラウゼヴィッツによれば、攻撃にとって最も重要なのは敵の重心(Schwerpunkt)への打撃である。重心とは、敵軍のすべての要素がそこでバランスを保っている一点である。それは戦場の軍勢とは限らない。敵国首都とも限らない(ナポレオンはこれを誤った)。クラウゼヴィッツの洞察が正しければ、今回の場合、ロシア民族優越主義が破滅するような道筋をつけるべきなのだろう。つまり、「弱い(ということになっている)ウクライナ※がロシアを倒した」というナラティブ、これである。NATOの介入はかえって害悪になるかもしれない。帝国日本は対米開戦から3年半以上持ちこたえた。むろん、ロシアの軍事力は当時の帝国日本よりもアメリカに対して不利だとは思うが、それのみならず、「中国に負けた」ことを受け入れられない日本民族優越主義者がけっこう多いことにも注意したい。このような観点からすると、バイデン大統領――彼は連邦議会議員としては上院外交委員長を長年勤めた老練政治家である――がロシアと直接交戦はしないという態度を開戦前から決め込んでいるのは、きわめて適切な対応のように思われる。さすバイ
※客観的に考えればウクライナは別に弱い国ではない。中東欧では最大クラスの軍事大国と言って良いのではないか? ヨリ客観的にみれば、この紛争の根源は地域大国ウクライナと地域大国ロシアの、ロシア語地域圏におけるシマ争いという風に考える余地がないではない(なお、武力衝突に至った責任は大方ロシア政府にあるから、ウクライナ政府を非難するつもりはない)。
自由主義は、政治やその舵取りをする国家と相性が悪いとされている。
何らかの対立が極度に達すると政治的闘争に発展し、それには物理的闘争(暴力)の可能性を内包しているからだ。
そして国家には、その闘争を正当化し、命じることができる交戦権がある。
暴力は、自由による競争や個人の財産を侵害するため、自由主義者としては回避したい。
だから自由主義者は、政治や国家に対して自由の妨げになるようなものは扱わないでほしいと思っている。
また、特定の思想や宗教などに肩入れすると自由にも偏りができるため、それも批判の対象によくしている。
だが、政治的対立から逃れながら社会を維持し続けるなんて無理がないだろうか。
経済的だったり、倫理的だったり、個人的だったり、つまり「政治的ではない何らかの領域」に押し込める。
これで政治的な問題に言及されても、「これはそーいう問題ではなく、こーいう問題だ」というロジックで回避できるわけだ。
はてブのコメントでも、似たようなロジックを使う人はちょくちょく見かけるから、何となく分かる。
ただ物事ってのは往々にして多側面的であるため、都合の悪い指摘を回避するために多用しすぎると詭弁になりやすい。
シュミットとかも「政治的なものを回避するために、結局は闘争に加担していないか」といった様なことを指摘している。
(まあシュミットが嫌っているのは自由主義そのものではなく、政治的闘争に加担していながら政治を否定する姿勢のほうらしいけど)
DER SPIEGEL:少なくとも、ノルドストリーム2の建設のためにロシアの資金で賄われる財団の設立は、今日、間違いであったとお考えでしょうか?
ショルツ:これはメクレンブルク=西ポメラニア州の政府と議会が下した決定だ。
DER SPIEGEL:あなたとアンゲラ・メルケル首相(当時)は、この決定を事前に知らされていましたね。同じ党員であるマヌエラ・シュヴェーシッヒ知事に反対を進言したのですか?
ショルツ:このような会話は、その性質上、秘密にしておかなければなりません。
DER SPIEGEL:プロジェクトに対するあなたの基本的な立場はどうでしたか?
ショルツ:私は、米国が制裁を科すだろうと予想していました。そこが私の間違いでした。
DER SPIEGEL:メクレンブルク-西ポメラニア州の調査委員会がこの問題を調査するようです。SPDは過去のロシア政策を見直す必要があるのでしょうか?
ショルツ:SPDの欧州・ロシア政策に対するこうした歪曲・中傷はアデナウアー時代からあり、私を悩ませている。SPDを際立たせているのは、ブラントとシュミットが追求した明確なデタント(緊張緩和)政策だ。鉄のカーテンが消え、東欧の多くの国々が民主主義を獲得し、そして今日、私たちがEUで団結することを可能にした政策だ。それは常に、強力な連邦軍と西側諸国との統合に依存する政策であった。それは、私が支持する伝統です。
DER SPIEGEL:シュタインマイヤーは間違いについて話している。前ブランデンブルク州知事で、最近ではドイツ・ロシアフォーラムの代表を務めるマティアス・プラッツェック氏も、プーチンについて間違っていたと述べている。どちらもSPDの政治家です。
ショルツ:メルケルさんもSPDのメンバーとしてカウントするようになったのでしょうか。
DER SPIEGEL:もし彼女がここに座っていたら、CDUのロシア政策の間違いについて同じように尋ねるでしょう。しかし、あなたは今政権を担っている。
ショルツ:それゆえ、明確な声明を出した。私は明確な進路に従っており、非常に長い間そうしてきた。また、東側の民主化を推進したからだ。大西洋横断主義者として、自分たちのことだけに目を向けるのではなく、自由な社会で民主主義に生きたいという願いは普遍的なものであることを理解することが我々の仕事である。ロシアに関しては、私は以前から批判的な声や、マーシャ・ゲッセンの著書『未来は歴史だ』のような文学的評価に感銘を受けている。全体主義がいかにしてロシアを取り戻したか "のような文学的な評価に感銘を受けてきた。その結果、ロシアは長い間、独裁への道を歩んできたという確信を持つに至った。
DER SPIEGEL:あなたは常に正しい道を知っていると主張し、自分の党の過ちとは関わりたくないと思っているようなので、一部の人々には少し傲慢に見えるということが理解できますか?
ショルツ:いいえ、そんなことはありません。しかし私は、あなたが社会民主党の政治について、ほとんどアデナウアーのように歪んだ絵を描いていること、そして、私たちが最終的に他者から主張されるような存在であると認めるよう強く主張していることを非難しているのです。社会民主党は大西洋横断同盟と西側にしっかりと固定された政党であり、そのような非難を受け入れる必要はないのです。
DER SPIEGEL:では、まったく議論をしないほうがいいということですか?
ショルツ:私はどんな議論も否定しません。今後の政策についてのあらゆる議論を支持します。しかし、議論への切符が嘘であるという考え方は否定します。
DER SPIEGEL:シュタインマイヤーが外相としての政策の一部を失敗と考えていることは、嘘ではない。
ショルツ:前外相も前首相も、どの国も他国を侵略しないようなヨーロッパの秩序を作ろうとしたことを非難される筋合いはない。彼らは、私たちが現在不幸にも経験している戦争を防ぐために、できる限りのことをした。それが成功しなかったのは、メルケル首相やシュタインマイヤー氏のせいではなく、あらゆる合意や理解を無視したプーチンの帝国主義によるものだ。プーチンは侵略者であり、他の誰でもない。
DER SPIEGEL:2月末、あなたは国会で「分水嶺の瞬間」を宣言しました。しかし、その後、ほとんど何も起こりませんでした。ドイツ人が今準備すべきことは何でしょうか?
ショルツ:まず、連邦軍の装備を充実させるために1000億ユーロを充当します。そうすることで、ヨーロッパの他の国々にも同じ道を歩むよう促している。第二に、再生可能エネルギーへのシフトを加速し、輸入エネルギーへの依存度を下げることに力を注いでいる。3つ目は、強力で主権的な欧州連合、つまり共同体が私たちを守ってくれていることです。これは、西バルカン諸国がEUに属しているという事実も含んでいます。私たちは、あまりにも長い間、瑣末なことにとらわれてきました。私たちは、これらすべての決定について、議会で幅広い多数を占めています。連邦軍に関しては、連立政権の枠をはるかに超えた愛国的な多数派が存在することを期待しています。
DER SPIEGEL:ドイツ人の多くは、これまで連邦軍に懐疑的でした。彼らはより強力な軍隊を受け入れる準備ができているのでしょうか?
ショルツ:はい、また、ドイツ連邦軍の装備が充実しても、より攻撃的なドイツ政策への転換を意味しないことも知っているからです。それこそが、この時代の転換点における特別な点なのです。20世紀前半のあらゆる災難を経て、もはや軍事的に強力なドイツを誰も恐れない形で民主主義国家として台頭したわが国についてである。
ITの視点からすると、こんなマニュアル仕事な昭和な運用は馬鹿じゃねーのと思うけど、
まあ伝統ってそんなもんだよねと思うし、沙羅たんは人柱となって世界に貢献したのだと思う
高梨沙羅(25=クラレ)の〝悲劇〟を繰り返すな――。北京五輪のスキージャンプ混合団体でスーツ規定違反で5人の女子選手が失格した問題を受けて、仰天の改革計画が浮上している。
スポーツ専門放送局「ユーロスポーツ」ドイツ版は、今回の問題に関する最新情報を特集。その中で、2002年ソルトレークシティー五輪団体金メダルなどスキージャンプ界の大スターとして知られるマルティン・シュミット氏(44)による見解を報じた。
まず、検査のタイミングについて競技後の抜き打ちではなく競技前への変更を求める声が出ているが「ジャンプの直前に、2階にいるすべてのジャンパーをチェックすることは問題があり、実行できない」と断言。競技前のスーツ検査は選手たちに心身両面で支障が出る可能性があり、現実的ではないとした。
その上で「最も明確な解決方法は3Dスキャナーだ。導入すれば、明確な基準があり、人的な要素を除くこともできる」と提言。今回は女性検査官のアガ・ボンチフスカ氏による審査方法の変更や、男性検査官のミカ・ユッカラ氏による〝介入〟など人間の手による検査の限界が露呈しているだけに、最新テクノロジーを用いてミスや偏りのない検査を実現させようというわけだ。
小規模大会における導入には技術的な問題が残されているものの国際スキー連盟(FIS)ではすでに検査機械化の検討を始めており、世界的スターでドイツスキー協会(DSV)でも影響力のあるシュミット氏の提案を受けて一気に進展することになりそうだ。
さらにシュミット氏は、スーツの規制緩和もブチ上げる。「ジャンパーにとって何がいいのかを考える必要がある。制御するための明確な最低限の基準は必要だが、一方でチームにより多くの自由を与えることができる領域もある」と力説。競技に影響を与える規制は維持しつつも、より選手の力を発揮しやすい規定に変更するべきと主張し、具体的には「肩の部分にもう少し〝空気〟があればスキージャンプに適している。股の部分は非常に正確にチェックする必要がある」と提案した。
重要なのは、今回の騒動を教訓にしてこの先どのように生かすのか。高梨の失格問題が一石を投じ、ジャンプ界全体を動かすことになりそうだ。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 258 | 18366 | 71.2 | 38 |
01 | 132 | 15520 | 117.6 | 42 |
02 | 78 | 7162 | 91.8 | 33 |
03 | 61 | 5089 | 83.4 | 43 |
04 | 46 | 3275 | 71.2 | 37 |
05 | 27 | 2446 | 90.6 | 40 |
06 | 39 | 8790 | 225.4 | 52 |
07 | 70 | 4682 | 66.9 | 41 |
08 | 143 | 25028 | 175.0 | 46 |
09 | 145 | 15069 | 103.9 | 51 |
10 | 135 | 19442 | 144.0 | 67 |
11 | 169 | 23499 | 139.0 | 43 |
12 | 137 | 11434 | 83.5 | 43 |
13 | 182 | 11204 | 61.6 | 41.5 |
14 | 174 | 12990 | 74.7 | 43 |
15 | 164 | 19439 | 118.5 | 39 |
16 | 192 | 18575 | 96.7 | 45.5 |
17 | 260 | 21955 | 84.4 | 47 |
18 | 155 | 16048 | 103.5 | 35 |
19 | 168 | 16877 | 100.5 | 35.5 |
20 | 138 | 15426 | 111.8 | 35 |
21 | 187 | 15367 | 82.2 | 47 |
22 | 208 | 18114 | 87.1 | 42.5 |
23 | 127 | 17581 | 138.4 | 58 |
1日 | 3395 | 343378 | 101.1 | 42 |
ピクトグラム(21), 入場曲(5), あいうえお順(6), オリンピック憲章(6), イマジン(9), 北尾(9), 劇団ひとり(9), Opening(3), SPORTS(3), シュミット(3), 26年前(5), 開会式(136), 五輪(149), 小山田圭吾(27), オリンピック(259), ドラクエ(20), 反対派(19), ルック(14), パソナ(13), IOC(17), 大坂なおみ(14), 現金(49), 選手(81), 小山田(22), 建設(26), アスリート(26), 演出(43), 競技(28), パヨク(25), 開催(71), スポーツ(50), 中止(37), 反(30), 反対(71), 楽しむ(23)
■やれば成功だって分かってたでしょ?w /20210723223439(40), ■反オリンピックが一枚岩だと思ってる奴らはせめて6系統ぐらい把握し /20210724093254(28), ■パヨクの歯軋りでメシが美味い /20210723225938(23), ■ニッポンも分断国家になったね /20210724115318(22), ■日本人、現金好きすぎでは? /20210723171936(21), ■ルックバック、南大阪のカスカップル /20210723211246(16), ■ひたすら音と映像がシンクロしてるだけのPV /20210724093416(15), ■東京五輪2020開会式のまとめ /20210724074919(15), ■開会式の感想を一言で表してください /20210724003239(13), ■小山田圭吾 好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き!!!!!!ずっと好き好き!!!! /20210724131427(11), ■東京五輪開会式にキレた /20210723234215(11), ■どうして人間って全裸で外歩けないんだろ /20210715213438(10), ■青春をほとんどネットの世界で生きてきた陰キャ女だが /20210719221935(9), ■ブクマカ「はてブは治安がいい方」←これなんなん? /20210724202104(9), ■anond:20210723204137 /20210724075604(9), ■漫画「ルックバック」に寄せられた批判への反応に関して /20210723205929(8), ■はてブのヤフコメAPI導入の件 /20210724190609(7), ■新入社員って「お疲れ様です」って言っちゃ駄目なの? /20210724230429(7), ■他の開会式見たことある? /20210724001332(7), ■これが非建設的コメント・・・? /20210724140154(7), ■反オリンピック派はトヨタに申し訳ないと思わないの? /20210724184010(7)
無能なあんたのためにアリカシュミットちゃんのインスタ貼ってあげるよ
https://www.instagram.com/alicasmd/
どう?ぐうの音もでないでしょ?
「陸上の女神」と称される美貌の持ち主。世界一美しいアスリートとして海外メディアでは大騒ぎになってます。とにかくこの世界一のブルマー姿にひれ伏しなさい!
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQSIBUluRb8L04m7J8DTz_XPxhV1eIg1AhUhQ&usqp=CAU
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQ3u49bX6ByhrSn6HUnkhREoRYj9WNpfXxtUA&usqp=CAU
ふおおおおおおおおおおおおおお!!!
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcTRZKYV4wCjG2HyPGcOryeNoCEWE_yKOfDVPA&usqp=CAU
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
◾️放映スケジュール
世界陸上3連覇を成し遂げた実力派。美しきロシアンビューティーですがスラリとした長身の人妻です。ああたまんねぇな!さぁブラウン管いっぱいに恥部を吸え!!!
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcTfqhvGd48sXd83ZtLKUFQDj7OIJyCdmxOAIQ&usqp=CAU
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ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
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恥部ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
◾️放映スケジュール
自転車の本場フランスが生んだ「競輪界のシャラポア」。美貌もさることながら、鍛え抜かれた巨大な尻にはヨダレがたまりません。これはかぶりつくしかない!
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くううううううこのケツたまんねえぇえぇ
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ああああ僕の顔をふみつぶしてええええええええええええよよよよよよよやおおおおおおおおおおおあああああああああああああ
◾️放映スケジュール
↓つづく
天秤の両側に犠牲者を積み上げ、常に数が少ない方を選択してきた衛宮切嗣はその存在自体が間違っていたのだ、と我々は学んだのではないか。
まゆりを殺して紅莉栖を助けるか、紅莉栖を殺してまゆりを助けるかの選択に苦しめられても、執念で世界を騙して両方を助けたオカリンの姿を我々は目にしたのではないか。
どちらかが死ななければ世界が滅びる状況で、自分が犠牲になればユルゲンシュミットが助かるのだからどちらを選ぶかなんて明らかではないか、と自ら死を選んだヒロインさんを、「フェルディナンド様が助からなかったら世界が助かっても意味がないでしょう?」と言い放って助けた地雷さんに感動したのではないか。
これの話
https://togetter.com/li/1322037
こんなんと共同戦線張りたくないっすよ俺も
自分で「自称表現の自由戦士」って名乗ってねぇって突撃してきたヴァカがいたけど、あれだけ表現の自由を楯に暴れたからそう呼んでるだけなのに馬鹿にされてるのも気づいてないのか・・・驚くべき理解力の無さだな。こんなんをイチイチ相手してる人達は尊敬するわ。— yuyuyu45 (@yukiy4506) February 23, 2019
これ
ほんとこれ
赤松氏はともかく表現の自由戦士によるカールシュミットばりの友敵理論にはうんざり
この棘も表現の自由戦士の団結力を高める為の下らない仕掛け
○朝食:餅入りたい焼き
○調子
むきゅー!
明日の朝5時から、世界最大のゲーム見本市、E3で僕の好きなMicrosoftのカンファレンスがあるので、今日は早寝します。
お休みの日なので、むっきゅりしてた。
むっきゅりというのは、ネットフリックスで映画やドラマを見ながら、ゲームをするという意味かもしれません、今日のところは。
今日見たのは「アレックス・ストレンジラブ」という洋画と「アンブレイカブル・キミー・シュミット」という海外ドラマ。
アレックスストレンジラブの方は、とても真面目で襟を正して正座してみるようなタイプの映画だった。
特に最後の最後の演出は、とても印象的で、社会的テーマ性を強く感じさせられた。
こういう「普通とはなにか?」「どの人たちも悩みの形や大小の違いはあれど、なにかを抱えている」みたいな、すごく普遍的なテーマを、ああいう演出で見せられるのは、リアリティがあって、この映画がフィクションの中にとどまった問題提起じゃない感じがとてもして、好きだ。
もうひとつ見た「アンブレイカブル・キミー・シュミット」は、打って変わって、ゲラゲラ笑いながらみるコメディ。
どっちが好きとか嫌いとかじゃ無いけど、こういうゲラゲラ系好きだなあ。
こういうゲラゲラの中に、人種の話とかの社会的なテーマがそっと添えてあるタイプ、アメリカのドラマって感じがして好き。
割とオチがちゃんとしていているからこそ、シーズン2も早く見たい。
シーズン4まであるので、これからもちまちま見ていこうと思う。
●3DS
○ポケとる
7月でこの長かったポケとるも終わりだと思うと、もの悲しいなあ……
●スイッチ
デイリー要素こなしただけ。
AP半額キャンペーン中なので、経験値稼ぎのクエストを周回してた。
使える、使えないは別として、サイドストーリーやメインストーリーで手に入ったキャラクタたちのレベルを育ててアビティを解放したりしていた。
やっぱり、ガチャで引いただけのキャラクタと違って、物語を通じて仲間になったキャラクタは思い入れが違う。
特にお気に入りなのが、土属性の[灼熱の帝国魂]ユーリというキャラクタ。
性能的には、味方を守る防御キャラで、土属性の防御キャラは全員にバフをバラまける上に地震に10倍UPを付与できるSSRのサラというキャラクタがいるので、正直あえてこのユーリくんを使う必要はないのだけど、
見た目が格好いいし、僕のもう一人好きなキャラクタの「ファラちゃん」とも絡んでいたりしているところも好き。
(このファラちゃんも土属性なので、バトルで組ませたりしている)
それと、メインストーリーのキャラクタは、メインストーリーを進めないと上限解放の段階が解放されないので、メインストーリーも進めていた。
※ネタばれ注意※
初代が20周年なのに配信を終了されてしまったグランディアIIIちゃんは
どうすれば許されたのかって考えるつもりで比較対象として初代を振り返ってたら思いの外ヤバい
いや、たぶん気づいてた人はプレイしてた当時から気づいてたんだろうけど俺はいまさら理解した
■テーマの一貫ぶりがすごい
・物語が動き出すきっかけは冒険者である父親の形見(精霊石=これがキーになって古代文明の遺跡に導かれる)
・「精霊石は冒険者の魂」と主人公に語らせた後、「軍」が精霊石を狙う展開になる
つまり自由vs規律の暗喩と子供vs大人の暗喩をまとめてこなしてる
「探求心は悪にもなる」「大人からの抑圧」「偉大な父親からの抑圧」「探求心の喪失は死に繋がる」
・「真理にたどり着いた者」だけに開かれる「精霊の聖地」で主人公は「精霊石」を提示された後、それを否定して「精霊の剣」を受け取る。
・「精霊の剣」はプロローグ直後のごっこ遊びで集める勇者の証として一度登場する
あえて説明するまでもないぐらいわかりやすい暗喩だろうと笑われそうだけど
「少年が男になる物語」がここまで丁寧にゲームで描かれてるのすごくね?
■シナリオの置き方が丁寧
3.母親が子離れして独り立ち
4.でも幼馴染はついてくる(=まだ子供)
5.ほぼ同い年の女の子に認められる
6.軍(大人)を出し抜く
7.閉鎖的な村の村長に認められる
8.巨大な壁を越える
9.勇者として認められる
ここでdisc1終了、先の精霊石メインの話=父親殺しの流れに。
■メタファーの置き方も丁寧
・登場人物の見た目が東に行く(=主人公の冒険が進む)ほど動物に近づいていき、自然も険しくなる。
幼馴染がリボン代わりにつけてるのは主人公の父親が見つけてきた「虫」とも「動物」ともつかない生き物。
…あれ、てかガイアはラストダンジョン攻略中羽化しようとしてたよね?
羽化しようとしたガイアは精霊石を破壊するとデカい樹(=世界樹)に。
敵ボス(将軍=仮置きの父親)が企てていたのは「ユグドラシル(世界樹)計画」。
ヒロインが虫ってことはそれよりデカい虫は母親としか考えられない気がする。
つまり世界樹=大人としての人格というメタファーになってるようにしか見えない。
どうやらガイアは悪の象徴ではなく「制御できない感情」のメタファーらしい。
いやいやこえーよ書いた人何者だよ
・敵将軍(=野望に囚われた父親)は「ガイアの芽」によっておかしくなった。
・「霧の樹海」の中にある村も「未開の森」の中にある村も閉鎖的
「石の森」の中に滅びた村が存在している
光翼人に力を注がれると蘇って石ではないロボットのような姿になる。
光翼人の力で制止されると石に戻る。
精霊=意思 であり、意思がなくなる=石になる と表現されている。
人→動物→植物→石の流れは意志の強弱も暗喩しているらしい。(街や村のあり方を見るに)
精霊石=眠っている意思とも受け取れるし、父の遺志=精霊石でメタファーが完璧。
深読み苦手な自分がここまで読み取れるってことは読解力高めな人はもっといろいろ読めるだろう。
いや、怖!
キャラクターの一人がヒロインを参考にしていると明言されているし、
某深読み系ロボットアニメの影響は多少あるにしても十分冒険譚として独自性を構築できていると思う
「女の子も楽しめるように王道冒険活劇書きました」でここまで色々仕込める人の後釜、務めようと思うか?
てか一介のゲーム会社の社員がこれに「原点回帰」できるのか??
この織り込みに織り込まれた上でほどほどに読み取りやすいメタファーの数々、
これを「16歳の飛行機乗り」「空」をベースにして再構築できるかって言われてホイホイできちゃうひとはどれぐらいいるんだろうか。
しかもここまでメタファーてんこ盛りなのにパッと見ただの冒険活劇を装うとか
出来上がってきたIIIはひどすぎたけどこの初代を踏襲したうえでパクリにならないような王道冒険活劇って、
ゲームシナリオ界にオリンピックがあったら確実に金メダル級の超難易度だと思う
話づくりに自信がある人、「俺が作るグランディアIII」にチャレンジしてみてほしい
「空」「飛行機」「(ヒロインが空から)落ち(てくる)物」ベースで
「16歳の少年が親離れして一人の男になる」話を「ただの冒険活劇」に見せかけて
初代相当のクオリティでかつ初代化とラピュタ化を回避しつつ完成させる。
初代のシナリオ作った人たちはすごいし
個人的にはIIIのシナリオにチャレンジした人々も十分敢闘賞もらっていいんじゃなかろうかと思ったりする
IIIのシナリオを見るに、おそらく思いついたシーンを組み合わせるだけで精一杯だったんだろう
メタファー仕込む余裕なんかなく、「青年主人公が長旅を経て強敵を倒す」話を構築するのがやっとだったように見える
ミランダとユウキのバックボーンから「父親殺し(母親殺し)」を実現するにはエメリウスでは役者不足もいいところ、
子供をほぼ捨てたユウキの父親と妹を守ろうとするエメリウスではシンクロするところがほぼなく
仮にエメリウスの行動原理が完璧にゲーム内で表現されていたとしても何の暗喩にもなっていない。
暗喩の有無は別にどうでもいいっちゃいいけど、問題は「父親殺し」が行われていないといけないのに
それをユウキが成し遂げていないところ。
暗喩はあるとカッコいいとか文章表現的な技巧を披露して俺つえーするとかそういう余剰ではなく、
本来物語の外にいる読み手に己との共通点を無意識に物語から見出してもらい、より感情移入してもらうための道具だろうと思う。
手だけでも布を縫い合わせることはできるが、ミシンを使えばもっときれいに縫製できると言う話だ。
血縁のない飛行王シュミットを「父親」に仕立てるために実の父親を物語から消し、アロンソを途中退場させたのだということはさすがに読み取れる。
そういう小細工で作り上げた「父親」をいくら「腰抜け」と罵ってもその「父親」が作った飛行機に乗って空を飛んでしまっては何の意味もない。
それは父親の敷いた線路を辿っているだけであり、まだ子供のままであることの証左になってしまう。
むしろこの状況での「腰抜け」呼ばわりは
「何故お前は父親を全うしていないのだ」という糾弾になっている。
つまりグランディアIIIには「殺すべき父親」が存在していないのだ。
父親を精神的に「殺し」て、別個の人間=大人になっていく成長物語のはずなのに。
これではラスボスがどこにもいないのと一緒だ。
それを見定めずにシナリオ作りに移行してしまったことなのではなかろうか。
テーマソングを聞いてもわかるが「見果てぬ夢」なのか「素晴らしい場所」なのか「行き着く先」なのか定まっていない。
初代が「死にゆく先、生まれくる源」を「大地(地母神)」と定義したことで
芋づる式に様々なものを定義付けすることに成功し、植物の根が土を抱き込むように物語を包括したのとは対照的に映る。
また、成長とは生から死の一過程であり、生と死の描写から逃げては成長を描き出すことはできないのだと逆接的に証明しているようにも感じられる。
もしかすると、初代を見上げたまま物語を模索した結果、「初代=空」になってしまったのかもしれない。
ユウキは映画の中で活躍するシュミットの姿に憧れを抱いたようだが、
言うまでもなく、何のメタファーも仮託されていない空はただの背景であり景色である。
景色は人を動かしたりしない。
これは続編がふがいなかったというよりは初代が「偉大な父」になりすぎてしまったんだろう。
ジャスティンが大変な苦労を伴って「父殺し」を成し遂げたように、
「偉大な父」を乗り越えるのはそれだけ困難だということなのかもしれない。