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2022-02-13

高梨沙羅の “悲劇” で検査ルール改訂へ オール機械か、規制緩和か=独メディア

IT視点からすると、こんなマニュアル仕事昭和運用馬鹿じゃねーのと思うけど、

まあ伝統ってそんなもんだよねと思うし、沙羅たんは人柱となって世界に貢献したのだと思う

高梨の“悲劇”を教訓とできるのか(ロイター

 高梨沙羅(25=クラレ)の〝悲劇〟を繰り返すな――。北京五輪スキージャンプ混合団体スーツ規定違反で5人の女子選手が失格した問題を受けて、仰天の改革計画が浮上している。

 スポーツ専門放送局ユーロスポーツドイツ版は、今回の問題に関する最新情報特集。その中で、2002年ソルトレークシティー五輪団体金メダルなどスキージャンプ界の大スターとして知られるマルティンシュミット氏(44)による見解を報じた。

 まず、検査タイミングについて競技後の抜き打ちではなく競技前への変更を求める声が出ているが「ジャンプの直前に、2階にいるすべてのジャンパーをチェックすることは問題があり、実行できない」と断言。競技前のスーツ検査選手たちに心身両面で支障が出る可能性があり、現実的ではないとした。

 その上で「最も明確な解決方法は3Dスキャナーだ。導入すれば、明確な基準があり、人的な要素を除くこともできる」と提言。今回は女性検査官のアガ・ボンチフスカ氏による審査方法の変更や、男性検査官のミカユッカラ氏による〝介入〟など人間の手による検査限界が露呈しているだけに、最新テクノロジーを用いてミスや偏りのない検査を実現させようというわけだ。

 小規模大会における導入には技術的な問題が残されているもの国際スキー連盟(FIS)ではすでに検査機械化の検討を始めており、世界スタードイツスキー協会(DSV)でも影響力のあるシュミット氏の提案を受けて一気に進展することになりそうだ。

 さらシュミット氏は、スーツ規制緩和もブチ上げる。「ジャンパーにとって何がいいのかを考える必要がある。制御するための明確な最低限の基準必要だが、一方でチームにより多くの自由を与えることができる領域もある」と力説。競技に影響を与える規制は維持しつつも、より選手の力を発揮しやす規定に変更するべきと主張し、具体的には「肩の部分にもう少し〝空気〟があればスキージャンプに適している。股の部分は非常に正確にチェックする必要がある」と提案した。

 重要なのは、今回の騒動を教訓にしてこの先どのように生かすのか。高梨の失格問題が一石を投じ、ジャンプ界全体を動かすことになりそうだ。

 
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