はてなキーワード: デンバーとは
https://www.youtube.com/watch?v=gOMhN-hfMtY
紅茶も冷めてるのに
なんでベッドから出たんだろう
朝の雨で曇った窓からは
外の景色も見えない
見えたところでどうせ
色なんて褪せてる
でも 壁に掛かった写真が
それも別に悪くはないのかも知れないと
思わせてくれるから
「スリム様
前にも手紙を出したけど、連絡をくれませんでしたね。
秋に2通出したのですが、届いていないんでしょうか。
郵便局で何かあったんでしょうね、多分。
まあそれはよくて、
ていうか、調子はどう?
娘さんも元気にしてますか?
僕の友達にもクソ女のせいで自殺したやつがいて、辛い気持ちが本当にわかります。
ローカスとやった奴も大好きです。本当最高でした。
とにかく、この手紙を読んでくれると嬉しいです、連絡、待ってます。
見えたところでどうせ 色なんて褪せてる
でも 壁に掛かった写真が
それも別に悪くはないのかも知れないと
思わせてくれるから
「スリム様
別に怒ってるわけじゃないけど。
会場の外で俺と話したくなかったんなら、無理する必要はないと思う。
俺の弟で、まだ6歳で、凍えそうな中で、二人でずっと一緒に待ってたのに。
本当クソ過ぎる。
弟はあなたみたいになりたがってる。
俺よりもあなたが好きなのに。
正直そんなに怒ってるわけじゃないけど、ただ嘘をついたのが許せないだけです。
手紙を書いたら返事をくれると言ってましたよね?
だから歌詞のなかで言ってることが俺には凄いよくわかるんですよ。
嫌なことがあると車に乗りながらずっと曲をかけっぱなしにしてます。
他にもう何もないから落ち込んだ時には本当に救われるんです。
アドレナリン的なものが出てそれから急に痛くなってくるんです。
本当あなたが言ってることはすべてリアルであなたにしかわからないことを教えてくれるからすごい尊敬してる。
彼女はあなたに嫉妬してるんですよ俺が毎日繰り返しあなたの話ばかりずっとしてるから。
彼女はあなたのこととか全然知らなくてまあ本当に理解できる人間なんているわけがないんだけど。
でも俺たちみたいな人間がどんな風に人生を送ってきたのかなんてあの女には何一つわかってなくて。
だから電話待ってます。このままだと世界一のファンを失うことになります。
スタンより
追伸
見えたところでどうせ 色なんて褪せてる
でも 壁に掛かった写真が
それも別に悪くはないのかも知れないと
思わせてくれるから
もう半年もなんの返事もないのは、俺に受け取る資格がないってことか?
最後の2通は届いたのをこっちは知ってんだよ
今高速を走ってて150キロ出してる
スリム、ウォッカも5杯飲んでて、これも全部お前のせいだからな
お前知ってるだろ、フィルコリンズの『In the Air Tonight』
海でおぼれたやつを、助けられたはずの男の歌
でも助けなかったんだよな、見てただけで、でライブ中ににそいつを見つけて
お前だろ
俺が苦しんでるのに、助けないで無視したのはお前だろ
もう遅いんだよ、鎮痛剤も死ぬほど飲んで頭がくらくらしてる
本当にお前が好きだったのに、
一緒になれたのに俺たち、ちゃんと考えろ、ふざけんなよお前
お前がすべて壊したんだ、眠れなくなって後悔でもしてろ
夢の中でうなされながら苦しんでもがいてろ
俺がいなくなったことを後悔したまま一生苦しんで生きろ
なあスリム、
ふざけんなクソ女 喋ってんだろうが
首は切ってない、ちょっと縛っただけで お前なんかとは違うからな
そろそろ終わりだ、
もうすぐ橋につくからな
ああくっそ、
これどうやって送るのか考えてなかった
見えたところでどうせ 色なんて褪せてる
でも 壁に掛かった写真が
それも別に悪くはないのかも知れないと
思わせてくれるから
「スタンへ
もっと早く返事を出せればよかったけれど、
忙しくて無理だった。
娘さんの名前、本当にすごくいいと思うよ。
コンサートでは会えなくて残念だったけど、見逃してたんだと思う。
もちろんわざとじゃないから、それはわかって欲しい。
でも、手首を切るって書いてたのは、あれは本当なのか?
俺のはただの道化のフリであって、わかるだろ、
それと、俺たちが結ばれるべきってのは流石にどうなんだ?
俺がそういうのを嫌いなこと、わかってるはずだよな。
もっと彼女のことを心配してあげた方がいいんじゃないかと思う。
この手紙が、助けになることを願ってる。
大丈夫だとは思うけど、万が一何かある前に届いてほしい。
少し落ち着いたら、全てがうまくいくと思う。
俺の曲が励みになってるのは嬉しいよ、
でもスタン、何でそんなに怒ってるんだ。
俺がファンにどんなことを望んでるのか、それをわかって欲しい。
頼むから変なことはやめて欲しいんだよ。
男が酔っ払って橋から車ごと川に飛び込んだんだけど、
トランクの中には恋人が押し込まれてて、しかも彼女はそいつの子供を妊娠してたらしい。
車の中から録音が見つかったらしいんだけど
内容までは言ってなくて
お前かよ
…嘘だろ
***
どこかで見た和訳が、
書簡形式なのに「だぜ」「しちまった」みたいな訳で死ぬほどうんざりしたので、
元がラップであることは無視して「日本語のメッセージ」ならこんな感じかなという形にしてみた。
日本語の感覚なら、多分スタンみたいなやつでも手紙やメッセージは基本敬語だと思うし、むしろyoutubeのコメ欄などでは頭おかしい人ほど敬語で文章を書く気がするので、そんな感じに。
自称男性といいはるホ言い張る女性が銃を乱射し、6人が死亡しました。
LGBT活動家に税金を投じた結果、銃弾で返ってきました。これが多様性です。
https://twitter.com/Reloaded7701/status/1641269632274419713?s=20
buvery
@buvery
うわ、ナッシュビルで、キリスト教系学校で子どもに乱射した女、自称トランスなんだって。トランス活動家はテネシー州が未成年のトランス医療介入を禁止したことで、殺害予告を送りつけていたとのこと。米国では、もはやトランスは変態運動ですらなく、殺人カルト運動に変化しているのじゃないか。
https://twitter.com/buvery/status/1640473239662252032?s=20
カカSí プラス
@scarecrow_1911e
ナッシュビルのキリスト教系小学校で児童ら6人が死亡する銃乱射事件。犯人は同校に2年間通学していた元生徒のトランス女性(28)。自宅からは綿密な計画書や「声明文」も見つかっているとの事。使用した銃は高価な物だよな…。イラストのシールが貼られ、そのアンバランスさに幼稚さと不穏さを感じる。
https://twitter.com/scarecrow_1911e/status/1641158455699570689?s=20
@y2F7D6DEAiiHsjC
·
マダムダラリナ
@0aKdy
自分が始めて触れたナッシュビル銃乱射事件の報道は地上波TVニュースで、その報道でははっきりと「女」と言っていた。
その後にtwitterを開いたら、トランスジェンダーだ、トランス男性だ、トランス女性だ、と性別情報が錯綜してるみたいで、
https://twitter.com/0aKdy/status/1640832895706337281?s=20
犯罪者の性自認で人命の犠牲が拡大してはならないので、配慮をするのはおかしい。
@takitaro2
28歳の男性が、3人の子供を含む6人を射殺。クリスチャンアカデミーを攻撃―トランス女性と特定したと。
ナッシュビルのスクールシューター、オードリー・ヘイルはトランスジェンダーであると特定され、クリスチャンアカデミーを攻撃するための詳細なマニフェストを持っていた。
https://twitter.com/takitaro2/status/1640574557735231489?s=20
橋本琴絵
@HashimotoKotoe
ナッシュビルの小学校でトランス男性が射殺した9才の女の子の生前の写真。彼女が火災報知器を鳴らしたから他の子どもたちが逃げることが出来ました。しかし、射線に入ったため彼女はトランスジェンダーによって殺害されました。これを「未来の日本」にしてはならない。
@JackWorldNews
Yamaken🐸🦵⚡️
@YamakenIC
13時間
つまり、ナッシュビルの銃乱射事件は犯人に撃たれた6人だけでなく、トランスの犯人も追悼すべきだという主張
トランスジェンダーの権利運動にのめり込むと、こんな考えになっちゃうんだよ
本当に、とんでもないイデオロギーだよ
@witch_medeia
トランスアライがナッシュビルの事件で「TERFがこの事件についてまたトランスを責めるだろうけど、耳を貸さないで!トランスジェンダー当事者がこうまでなる背景に思いを巡らせて!」とか言ってて無理…。
無理…
B🕸
@tcd6r
> トランス当事者の加害者によるナッシュビルの学校での銃乱射事件の後、左派のトランス ポルノ モデル「ティファニー スター」はさらなるテロ攻撃を呼びかけているようです。彼女はハッシュタグ「TransTerrorism」と、強力な兵器を誇示するゲーム キャラクターの画像を使用しています。
LGBTの権利を主張する人間は多様性なんて尊重しない、人権を尊重しない。こうした連中に一切配慮も協力もできるわけがない。テロ組織です。
どこも間違っている。ネットでググっただけでよく知りもしないことをしたり顔で断言するのは恥ずかしいのでやめましょう。
社会的少数派を偏見に基づいて「嫌いだ」と口にする自由は制約される(ヘイトスピーチ法/条例に抵触する範囲では法的に制約されるし、そうした見解を批判する立場からの言論によって---増田が「周囲から総攻撃を食らった」ように---社会的に制約されることもある)
・そうでなくとも自由な言論によってヘイトスピーチに対し反論がなされ、社会的に制約されることもある
と主張している。あらゆる「嫌い」発言を法的に規制する、などとはどこにも記載されていない。
にも関わらず、単なる「嫌い」という発言を含めてすべて法的に規制するかのように元主張を歪めて解釈しているid:yoshizawa81 は基礎的な読解力に欠如しており、その反論も意味を成していない。
id:yoshizawa81 は単に無知だったのかもしれないが、同じく「KKKの指導者が、集会で白頭巾被って十字架を燃やし」たBlack事件においては、十字架の焼却を規制する州法を合憲としている。これはR.A.V.判決よりも新しい。
またドイツ・カナダでは、特定の民族ないし集団への侮辱的な表現は今日日違法である。
さらには本邦日本でも、朝鮮学校付近の公園でヘイトスピーチを発した在特会に対して、2009年に損害賠償請求が認められている。以降も在特会は名誉毀損罪などで有罪となっている。なので「朝鮮人は帰れ」が規制されないとする主張は明確に誤り。
また2017年には在特会の桜井が有田議員に対して行った賠償請求裁判の中で、桜井の発言がヘイトスピーチ規制法に基づいて差別的と認定され、一定の批判は免れないとして賠償請求が棄却されている。
答え:できません。
この増田 a.k.a. id:muchonov は決定的な間違いをしています。
たとえば、僕は身体障害者ですが、「身体障害者キモイ」という人に対して、実力でその口を塞いでも免責されることはありません。また、警察に通報しても相手にされません。そして、これらが立法を通じて規制できるようにすれば、憲法違反になる可能性があります。なぜならば、この発言に「具体的な権利侵害(含む内心の静穏の権利)」や「明白かつ現在の危険」があるとは言えないからです。
これは、「オタクキモイ」でも「LGBTに生産性が無い」でも「黒人は犯罪者ばかり」でも「朝鮮人は帰れ」でも、同じです。
もちろん「〈誰かが(他者の同じ権利を侵害しない限り)自分自身として存在できる自由、本来のかたちで生存する自由〉」を尊重するべきだという主張は尤もです。しかし、それらの自由を一切侵害しない表現しか存在をゆるされない(=規制しうる)のでしょうか? そんなことはありません。たとえば、ポルノ雑誌やSNSにアップされるエロイラストの存在は、女性の自由を阻害しているかもしれません。バリバラのような、障害者のエンパワーメントのための番組が、却って羞恥心や社会への恐怖を煽る結果になってしまう人だっているかもしれません。あるいは、ピンカー研究がマイノリティの申し立ての力を削いでしまうこともあるでしょう。
増田 a.k.a. id:muchonov の見解に従えば、これらは容易に規制可能でしょう。違うと言うならば、何を規制出来て、何を規制できないかということを明確に説明しなければなりません。
さて、しかし、「社会的少数派を偏見に基づいて「嫌いだ」と口にする自由は制約される」ことはあります。たとえば、何度も事件を起こした暴力的な差別主義団体の指導者が、その集会で具体的な日時を示して、マイノリティが集住する地域の襲撃を扇動したような場合です。しかし、逆に「KKKの指導者が、集会で白頭巾被って十字架を燃やしながら、抽象的に黒人を差別する発言をした」場合は、アメリカで合法(規制は違憲)であるという連邦最高裁の判例があります。これは、有名なブランデンバーグ基準の基になった裁判です。
はっきり言いましょう、増田 a.k.a. id:muchonov は、「マイノリティを嫌いだと公言する」こと一般が、規制しうるほどのことかを証明する必要があります。もし、論旨を変更して「特に甚だしいものだけ」といった条件を付すとしても、その条件を明晰に説明しきることが必要です。なぜならば、これは「規制」、つまり「人権の制約」の話だからです。仮に、曖昧な基準で雑に人権が規制できるなら、それは特別高等警察の仕事になるでしょう。
なお、「周囲から総攻撃を食らった」ことを「社会的に制約されること」と評していますが、これは、単に個々人は当該の発言に対して批判をする自由があるというだけのことです。当然に、「社会的な制約」として、リンチによる暴力行使、逮捕監禁、威迫、契約に基づかない契約解除、不当な懲戒処分、村八分行為などを行えば、むしろその違法性・不法性が問われることになるでしょう。よって、あくまで問題は「権利の制約」を合法的に行いうるのか、という部分になります。
疫学的に因果関係を検討するプロセスを示すために作成された「因果関係を検討するためのガイドライン」
・時間的関係性 原因は効果よりも時間的に先行しているか(必須)
・生物学的妥当性 その関連性を支持する他の知見が存在するか(作用機序、実験動物での結果)
・量-反応関係 曝露の増加に伴って効果(健康影響)も増加しているか
・関連の可逆性 原因と思われる要因を除去することによって疾病のリスクが減少するか
・研究デザイン そのエビデンスは、しっかりした研究デザインに基づいたものか
・エビデンスの判定 どのような種類のエビデンスに基づいて結論に至っているか
[wikipedia:デンバー地震] (ブックマークコメントより)
1962年から1967年まで地震が頻発した現象である。一か月に数十回から多いときで80回以上も地震が発生していたが、これらの地震はデンバー近郊のロッキーマウンテン兵器工場 での廃液の地中注入によるものと解明された。地中注入による誘発地震の代表例のひとつであり最初の事例である。
”1962年3月に廃液の地中注入が始まったが4月24日に最初の地震 (M1.5) がデンバー近郊の地球物理観測所で記録され”
”調査により、震源はデンバー市の北の長さ75km長・幅40km・深さ45kmの狭い範囲に集中していることが明らかになった(略)。その後の精査により領域はさらに狭められ、ワンが着目していた地震は注入縦坑から半径8km以内であったことが明らかになった
”観測結果は注入量(1-9百万ガロン/月)と地震の発生頻度の関連を示し、1963年後半から1年間注入を中止すると、その間の地震の回数は激減し、1964年後半に注入を再開すると地震活動も元に戻った。”
デンバーから約300km西のRangely油田、Paradox Valley、2009年以降にオクラホマ州で発生している群発地震 などがWikipediaには挙げられている。注入されていたモノは水を中心とした液体である。
鳩山氏が言うように、注入の後に地震が起きている。ただしこれは必要十分条件ではない。
北海道の地震において注入量と地震発生の時間間隔はどうだったか
注入を継続し、同様の地震が群発しなければ、注入が地震の原因であった可能性は低まる。
一方、仮に今後注入を中止し、その後地震が起きなかったとしても、注入が今回の地震の原因であったとは言えないであろう。
因果関係ありとするものはここを重要視しているのであろう。 「デンバーや、シェールガスで起きたのだから、北海道で起きても不思議ではない(起きるはずだ)」
さすがに介入的実験は難しいであろう。(とはいうものの、実験可能な地理的条件を満たすのは日本国内では北海道くらいしかないのは皮肉なことである。)
催事用ページは会期終わったらソッコーでサヨナラされてたので上映プログラムを残しておくよ
マップはここにあった→ https://netatopi.jp/article/1086972.html
小田急百貨店が今だけ映画館に!
観ると前向きになれたり、ほっとしたり。アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル&アジアから、気分をちょっと変えたいときにぴったりの心動くフィルムを新宿店本館11階で上映。
いま注目のおしゃれなフードと一緒に、いつもと違う空間を楽しんで!
■小田急ショートショートシアター
●11月1日(水)→6日(月)
●新宿店本館11階=催物場 午前10時→午後8時30分
※5日(日)は午後8時閉場
※上映スケジュールは予告なく変更する場合がございます。
協力:株式会社パシフィックボイス、株式会社ビックカメラ、(C)円谷プロ
A)フロントシアター
B)HAL東京シアター
C)サイドシアター
D)タブレットシアター
F)VRシアター
H)アンド・ザ・フリット
I)ドックポップコーン
俳優の別所哲也氏が代表をつとめる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭。
グランプリ作品は、次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート選考対象となる。
(観覧無料/エリアA)
アメリカ永住するための飛行機を待つ間、アウグストは彼の人生の中で最も後悔した三つのことを思い出す。
Mark Albiston & Louis Sutherland/ニュージーランド/ドラマ
いじめっ子たちに負けたくない、8歳の‘スーパーヒーロー’アンディ。 ある日校長先生に呼び出されてしまった時、自分自身と唯一のメアリーを守るため、アンディは現実の世界に立ち向かう。
Shawn Christensen/アメリカ/ドラマ
自殺を図ろうと浴槽に血まみれのリッチーに、長年疎遠になっていた妹から、娘を一時預かって欲しいと電話がかかってくる。
Rupert Le Poer Trench/オーストラリア/コメディ
ケイトは彼のために特別なディナーを準備していた。しかし彼は仕事で帰宅できない。二人は電話で愛を確かめあうが…
シンガポール短編映画賞2015(シンガポール)最優秀撮影賞・美術監督賞ノミネート
Zulkifli Salleh/シンガポール、マレーシア/コメディ
海の怪物の映画を観た少年は、それ以来海が怖くて仕方がない。不幸なことに、少年の家族は代々漁師で、家業を継がなければならない。
老いた二人の男女が、通りを挟んで向かい側に住んでいる。二人は時折窓ごしに目が合うが、一度も会って話をしたことはない。そんな二人の関係に、ある日変化が訪れる。
(9作品・約45分)
お子さまが楽しめる!大人もおもしろい!
Etienne Bagot-Caspar, Yohan Cohen, Francois Mancone, Maickel Pasta, Milian Topsy/フランス/アニメーション
ミスタークロコの生活は「赤ちゃん」がやって来たことで一転。そんなクロコを周りは笑うが…
小さなハリネズミが、森の中で見事なリンゴの実を見つける。ハリネズミは岩陰にリンゴを隠してゆっくり食べようとするが、そこに招かれざる客が現れる…。
飼い主からの愛情を感じられないハムスターが、新しい環境を求めて、老朽化したケージから脱出することを決意する。
Frits Standaert/フランス・ベルギー/アニメーション
夜になかなか寝付けない少年が、父親から羊を数えろとアドバイスを受ける。少年は教えの通り羊を数えはじめるが…。
Ludovic Gavillet, Lucas Hudson, Colin Jean-Saunier, Derya Kocaurlu/イタリア/アニメーション
モンスターと少女はとある花屋にやってきた。彼らが捜しているのは、モンスターの新しい家だった。
あるビルの上層階で、プロの暗殺者が要人を狙撃するため、ピストルの照準を合わせている。そこに突然ハトが侵入し、暗殺者の行動をことごとく邪魔してくる。暗殺者はハトの妨害をかわし、任務を遂行できるだろうか?
Guillaume Blanchet/カナダ/アニメーション
少女の名前はエラスティカ、彼女は縦横無尽に駆け回る。
いい年になったが、まだ両親と共に暮らす青年。「かわいい子には旅させよ」-父に説得された青年はついに家を出ていくことを決意した。でもそううまくはいかず…
ジェイクはいつもビデオゲームをして過ごしている。しかし母親がくれたあるプレゼントがきっかけで、彼の人生は一変する。
(2作品・約45分)
ウルトラセブンの息子・ウルトラマンゼロ。若さゆえ己の力を過信する面もあったゼロだが、悪に堕ちたウルトラマンベリアルとの戦いを通して、心身ともに成長していく。地球にやってきたウルトラマンゼロは、宿敵・ベリアルの遺伝子を受け継ぐ、ウルトラマンジード=朝倉リクと出会う。ゼロは地球人・伊賀栗レイトと一体化し、リクの行動を見守ろうとするのだが、サラリーマンのレイトは仕事に家庭に大忙し・・・!?
11/1(水)
10:30~ 世界最高峰のプログラムA
11:30~ ウルトラマンジード
12:30~ 世界のアニメーション
13:30~ 世界最高峰のプログラムB
14:30~ 世界最高峰のプログラムA
15:30~ 世界最高峰のプログラムB
16:30~ 世界最高峰のプログラムA
17:30~ 世界最高峰のプログラムB
19:30~ 世界最高峰のプログラムA
11/2(木)→5(日)
10:30~ 世界最高峰のプログラムA
11:30~ ウルトラマンジード
12:30~ 世界のアニメーション
13:30~ 世界最高峰のプログラムB
14:30~ 世界最高峰のプログラムA
15:30~ 世界最高峰のプログラムB
16:30~ 世界最高峰のプログラムA
17:30~ 世界最高峰のプログラムB
18:30~ 世界最高峰のプログラムA
19:30~ 世界最高峰のプログラムB
※5日(日)は18時30分の回で終了。
11/6(月)
10:30~ 世界最高峰のプログラムA
11:30~ ウルトラマンジード
12:30~ 世界のアニメーション
13:30~ 世界最高峰のプログラムB
14:30~ 世界最高峰のプログラムA
15:30~ HAL東京 ノミネート作品
16:00~ HAL東京 表彰式
16:45~ 世界最高峰のプログラムB
17:45~ 世界最高峰のプログラムA
18:45~ 世界最高峰のプログラムB
19:45~ 世界最高峰のプログラムA
(観覧無料/エリアC)
お仕事やお買い物の合間に、心に響く作品で気分をリセット。
(4作品・約45分)
大切な人や時間を思い出させてくれる作品。
Cássio Pereira dos Santos/ブラジル/ドラマ
数十年前のブラジル。両親と弟のペドロと農村地帯に暮らす少女、ルジア。ペドロが学校に通うことになり、自分も一緒に行きたいと望むがルジアだが、父は許してくれない。そこでルジアは秘密の勉強を始める…。
Michal Lavi/カナダ/ドラマ
Jung-yol Choi/韓国/ドラマ
息子は、母親の口から出る言葉ひとつひとつが、すべて説教のように感じていた。しかし実は…。空想と現実が同時に表現されているワンカット映画。
Stephane Moukarzel/カナダ/ドラマ
1999年モントリオール。パキスタン移民の家族は毎週末とある場所にお弁当を持って出かける。それは頭上を飛ぶ飛行機を見に行くため。しかし17歳の長男は、そんな家族が許せず、家を出ていくと宣言する。
おとうさん、おかあさん、お元気ですか?ぼくは、とても忙しい毎日をおくっています。くまもとサプライズ大使になって、アッという間に1年が経ちました。くまもとには…、おとうさんとおかあさんを連れて行きたい場所がたくさんあります。でも、それと同じくらい…、ぼくは、くまもとの”ひと”に魅力を感じます。
前作 「くまもとで、まってる。」から4年。
現在も熊本県の営業部長として、県の内外でサプライズ&ハピネスを届けて回っているくまモンが、当時の懐かしい人々の元を訪ねます。そこにはそれぞれの4年間と、大切なふるさとへの想いがありました。そしてくまモンが新たに仕掛けるサプライズが・・・
(4作品・約45分)
寂しい毎日を送るルーシーが、チャットルームで出会ったのは・・・ちょっとおバカな宇宙飛行士。
離婚して一人暮らしを始めた30歳の女性が、アパートの小さな部屋に引っ越してくる。かつて水泳に夢中だったことを思い出した彼女は、アパートの住民に向けて、プールもない自分の部屋で水泳教室をはじめる。
ベテランの女性社員が、古き良き時代の職場を懐かしんでいる。そんな彼女が新しい年下のボスにいびられる姿を見て、ベテランの同僚男性は彼女に手を差し伸べ、お近づきになろうと試みる。彼の独創性と、彼女の文房具だらけの引き出しは役に立つだろうか?
William Joyce & Brandon Oldenburg/アメリカ/アニメーション
本を愛する人々と、その期待に応える本たちのお話。“物語”の持つ癒しの力を感動的かつユーモアたっぷりに綴った寓話。サイレント映画とテクニカラーミュージカル映画の融合が、様々なアニメーション技術によって表現されている。
(各プログラム2作品・各約45分)
今だから観たいストーリーを厳選。
ウルトラセブン 第8話「狙われた街」/ウルトラマンマックス 第24話「狙われない街」
『ウルトラセブン』(1967年)の社会に疑問を投げかけるかのような重厚なストーリーは、いまなお高い評価を得ているが、メトロン星人は、その一風変わった造形と侵略作戦で異彩を放っている。メトロン星人が登場したウルトラセブン第8話「狙われた街」の続編と言える作品があるのをご存知だろうか。同じく、実相寺昭雄監督が手掛けた『ウルトラマンマックス』(2005年)第24話「狙われない街」だ。人々が突然暴れだし意識を失う怪事件が頻発する理由とは・・・?
ウルトラセブン 第39・40話「セブン暗殺計画(前編・後編)」
シリーズ初の360度VR特撮作品「ウルトラファイトVR」で繰り広げられる、ウルトラセブンとウルトラマンゼロの親子と、ガッツ星人・イカルス星人のタッグマッチ!! かつてウルトラセブンと激闘を繰り広げた侵略宇宙人たちのなかでも強敵として知られるのが、いかなる戦いにも負けたことのない無敵のガッツ星人だ。その能力を調べ上げたガッツ星人は、セブン捕獲に成功し、公開処刑すると人類に通告する・・・!
第15話「カネゴンの繭」/第28話「あけてくれ!」
1966年に放送された『ウルトラQ』。宇宙における地球と自然界のバランスが崩れた時に発生する数々の怪現象を描いた本作は、日本全土に空前の怪獣ブームを巻き起こした。放送当時モノクロだった映像をカラーライズした『総天然色 ウルトラQ』(2011年)は、昭和の日本の風景を色濃く映している。下北沢を舞台に怪獣カネゴンになってしまった少年の事件を描いた第15話「カネゴンの繭」。第28話「あけてくれ!」では、小田急ロマンスカーが空を走る・・・!
11/1(水)→4(土)・6(月)
10:15~ 大事なものに気づけるプログラム
11:05~ くまもとサプライズフィルム***『くまもとで、まってる。』
12:15~ くまもとサプライズフィルム***『ふるさとで、ずっと。』
12:40~ ウルトラセブン「セブン暗殺計画(前編・後編)」
13:35~ 大事なものに気づけるプログラム
14:25~ くまもとサプライズフィルム***『くまもとで、まってる。』
15:35~ くまもとサプライズフィルム***『ふるさとで、ずっと。』
16:00~ ウルトラQ
16:55~ 大事なものに気づけるプログラム
18:35~ ウルトラセブン「狙われた街」「狙われない街」
19:25~ 大事なものに気づけるプログラム
11/5(日)
10:15~ 大事なものに気づけるプログラム
11:55~ ウルトラセブン「セブン暗殺計画(前編・後編)」
12:50~ 大事なものに気づけるプログラム
13:40~ くまもとサプライズフィルム***『くまもとで、まってる。』
15:45~ ウルトラQ
17:45~ ウルトラセブン「狙われた街」「狙われない街」
18:35~ 大事なものに気づけるプログラム
19:25~ くまもとサプライズフィルム***『ふるさとで、ずっと。』
(観覧無料/エリアB)
(5作品・約30分)
IT・デジタルコンテンツのクリエイターをめざす若者たちが学ぶ、新宿を代表する専門学校「HAL東京」。
学生たちが手掛けたCG映像作品の中から5本の秀作を上映します。
少年の眼前では乳牛が宙に浮いている。キャトルミューティレーションだ。抵抗虚しく吸い込まれる少年。少年に気付かないUFOは少年を挟んだまま農場を飛び立つ。足の生えたUFOは宇宙を進んでいく・・・。
人間の知らないところでゴミが生きている世界。人間の都合で捨てられ、掃除され。彼らは何を考え何をする?
世界の何処かのお洒落な一室。チェスと将棋、二つのゲームの駒たちが意志をもつ不思議な空間で、彼らが踏み出した「1歩」の大切さを伝える物語。「MATE」は、主人公の「ポーン」が、自分の世界を変えようと努力する物語です。
青年は宝石を探し、洞窟に足を踏み入れた。探索の末に一際大きく輝く宝石を見つけ、嬉々としてつるはしを振り下ろす。しかし彼の足元にいたのは・・・表情豊かなキャラクターが繰り広げる、心温まるドタバタコメディー。
時は、天下泰平の江戸時代。風の向くままに旅をする素浪猫は、ふとしたことからお調子者の村猫と知り合い、行く先々で騒動に巻き込まれていくが、凄腕の剣術と勇気で悪党を倒していくのであった。
(観覧無料/エリアD)
すべてのプログラムを自由にタブレットを使ってご覧いただけます。
※VRシアターを除く
(観覧無料/エリアE)
Sam Washington/イギリス/ドラマ
駐車場で自分の車を見失ってしまった女性。ようやく見つけるも、怪しい男が何やら近づいてきて・・・
同窓会はいつだって妙なもの。不器用なタイプの人間にとってはなおさらだ。
不器用に憧れた“可愛いあの子”にアピールするため、男2人が熾烈なバルーンアート・バトルを繰り広げる。
カフェの女性店員が、常連のかっこいいお客さんに声をかけろと同僚からそそのかされている。同僚が思いついたアイディアは、彼の車にかすり傷をつけて、電話番号を書いたメモを窓に挟むという大胆なものだった。
四人のちょっとワルな美女たちが、何十台ものパトカーやヘリコプターを振り切って高速道路を爆走している。警察の必死の追跡も、彼女たちにとってはまるで楽しいゲームなのだ。
Jane Eakin/オーストラリア/ドラマ
交通事故の被害者と目撃者のやりとりを通して明かされる、事故の真相。
金曜日の夜、ザックの誘いに渋い顔をするジョンギ。しかも理由すら説明しないジョンギにおこったザックは一人で出かけてしまう。
Johannes Peter/ドイツ/ドラマ
女心を射止めるには、勇気とひたむきさが大切である。しかし時には思い通りにいかず、予想外の展開が待っていることもある。
携帯で激励の長いメッセージを送る女性の話。
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トランプが勝ったことで様々な言動がはてなでもメディアでも飛び交っている。
また、ヒラリーが負けた理由に関しても様々な分析がされている。
細かく見るとキリがないので、大きく2つの敗北を取り上げようと思う。
欧州では、「欧州のための憲法を制定する条約」(欧州憲法条約)の批准に関する国民投票が、フランスで5月29日、オランダで6月1日に行われ、両国ともに否決された。これは欧州を連邦国家としようと考え、EU間の国境をなくしたいと考えていたリベラルに大きな精神的打撃を与えた。
また、選挙結果を分析した結果、低収入・低学歴の層だけでなく女性や中道穏健左派も反対票に多く投じていたことが分かった。
国境や文化を超越し、EUという大きな枠組みの中で共生しようという思想そのものが、一部のエスタブリッシュメントや高学歴の若者にしか支持されていないことを明らかにした。
2008年の8月25日火曜日から8月28日木曜日にコロラド州デンバーで行われた2008年民主党全国大会で、ヒラリー・クリントンを退け、大統領候補にバラク・オバマが選出された。
オバマの勝因は中流階級の民主党内では比較的保守的な白人男性票、中立に近い若者票を多く集めたことと言われており、多くの白人エスタブリッシュメント層はヒラリーを支持していた。相対的にリベラルでない層に支持された側が勝利したと言えるだろう。
余談であるが、このときもリベラル系のメディアが"ヒラリーは女性であるから負けた"という類の主張をしていた。実際はヒラリーがオバマに対して『shame on you』という親が子に使うような強い表現で名指しの批難をしたことが大きいと言われている。
10年前のこれらの出来事から欧米リベラル層は成長しているのだろうか。
"それでもグローバル化の流れを止めることはできない"などとは良く聞く言葉ではあるが、本当にそうだろうか。
今回、本題とは少し逸れる為に取り上げなかったが、多くの移民の流入やテロの影響を受け、EUの理念の根幹をなすシュンゲン協定への圧力が非常に高まっている。また、現時点でさえ厳格化が進んでいたアメリカの入国審査、移民ビザの審査はトランプ政権により、一層厳しいものへとなるだろう。
「国際化だし日本人もサインくらい書けなきゃ」みたいなオッサンいるけど、あのな、田舎はおいといて欧米はサインレスがめっちゃ進んでるから。
米 → 確かにニューヨーク,ワシントン,デンバー,ピッツバーグ,ポートランド,テキサスの各地で(少額の)買物でサインを使うことは皆無だった.統計は知らん.
欧 → 怪しい.ドイツでは通常サインを求められた.海外のカードだったからかもしれん.
あと,サインは日本語でも通用するからな.例外もあるけど(アメリカのど田舎の役所で手続きしたとき拒否られたことはあるが,同じ手続きを都市部でしたときは無問題だった).無理して英語の筆記体書かなくてもいい.
☆(007)ダメダメな人生を変えたいM君と生活保護 (ポプラ新書) 池上 正樹
なぜこの店で買ってしまうのか ショッピングの科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) パコ・アンダーヒル
33の法則 イノベーション成功と失敗の理由 オリヴァー・ガスマン
愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書) 岡田 尊司
☆儒教ルサンチマンの宗教 (平凡社新書 (007)) 浅野 裕一
サードプレイス―― コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」 レイ・オルデンバーグ
陽のあたる家~生活保護に支えられて~ (書籍扱いコミックス) さいき まこ
排除型社会―後期近代における犯罪・雇用・差異 ジョック ヤング
☆働かない―「怠けもの」と呼ばれた人たち トム ルッツ
父が子に語る世界歴史〈2〉中世の世界 ジャワーハルラール ネルー
☆クリエイティブ喧嘩術 (NHK出版新書 408) 大友 啓史
コギトピノキオの遠隔思考 ソウルドロップ孤影録 (ノン・ノベル 1003) 上遠野 浩平
竜との舞踏 1 (氷と炎の歌 5) ジョージ・R.R. マーティン
子どもの難問 野矢 茂樹
☓つねに結果を出す人の「勉強脳」のつくり方 イ シヒョン
☆アーミッシュの赦し――なぜ彼らはすぐに犯人とその家族を赦したのか (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ) ドナルド・B・クレイビル
この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫) 西原 理恵子
統計学を拓いた異才たち(日経ビジネス人文庫) デイヴィッド・サルツブルグ
☆売り方は類人猿が知っている(日経プレミアシリーズ) ルディー 和子
☆☆国をつくるという仕事 西水 美恵子
林竹二著作集〈8〉運命としての学校 (1983年) 林 竹二
フィンランドに学ぶべきは「学力」なのか! (かもがわブックレット 169) 佐藤 隆
オッリペッカ・ヘイノネン―「学力世界一」がもたらすもの (NHK未来への提言) オッリペッカ ヘイノネン
コミュニケーション力を引き出す (PHP新書) 平田 オリザ
話し下手でも7割聞くだけで相手を惹きつけられる会話のコツ46 野本 ゆうき
Rules of Attraction Bret Easton Ellis
生きることのレッスン 内発するからだ、目覚めるいのち 竹内 敏晴
△ラノベのなかの現代日本 ポップ/ぼっち/ノスタルジア (講談社現代新書) 波戸岡 景太
俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方 坂本 孝
まことに残念ですが…―不朽の名作への「不採用通知」160選 (徳間文庫) アンドレ バーナード
足代小フューチャースクールのキセキ 徳島県東みよし町立足代小学校
ホテルはメイドでできている(1) (ジュールコミックス) 野崎 ふみこ
ホスピめし みんなのごはん(2) (ジュールコミックス) 野崎 ふみこ
りはめより100倍恐ろしい 木堂 椎
「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい―――正義という共同幻想がもたらす本当の危機 森 達也
「奇」の発想―みんな『少年マガジン』が教えてくれた 内田 勝
ファンタジーを読む (岩波現代文庫 〈子どもとファンタジー〉コレクション 2) 河合 隼雄
メディアを語る (別冊思想地図β ニコ生対談本シリーズ#2) 川上 量生
(003)世界の美しさをひとつでも多くみつけたい (ポプラ新書) 石井 光太
☆☆津波の墓標 石井光太
鳥貴族「280円均一」の経営哲学 大倉 忠司
☆OLたちの「レジスタンス」―サラリーマンとOLのパワーゲーム (中公新書) 小笠原 祐子
「金縛り]の謎を解く 夢魔・幽体離脱・宇宙人による誘拐 (PHPサイエンス・ワールド新書) 福田 一彦
「なんで英語やるの?」の戦後史 ——《国民教育》としての英語、その伝統の成立過程 寺沢 拓敬
秘訣は官民一体 ひと皿200円の町おこし (小学館101新書 19) 五十嵐 幸子
「町おこし」の経営学―ケーススタディー・地域経済活性化 官と民の新たな関係 三井物産業務部「ニューふぁ~む21」チーム
☆なぜ富士宮やきそばはB-1グランプリの覇者となりしか? B級ご当地グルメで500億円の町おこし 渡辺英彦
中小都市の「B級グルメ」戦略―新たな価値の創造に挑む10地域 関 満博
習慣の力 The Power of Habit チャールズ・デュヒッグ
先月、韓国の「天才少年」が起こした論文盗作事件が日本でも韓国紙の日本語版記事としてインターネット上で報道された。
韓国の「天才少年」として有名なソン・ユグン少年(17)が彼の指導教官のパク・ソンジェ研究員と共に執筆した論文が、米国の天文学会が発行するAstrophysical Journalに掲載されたのち、韓国のネチズンの指摘をうけ撤回されたというものだ。少年は博士号を取得する間近で、国内最年少博士学位取得の記録も白紙となった。論文が撤回された理由に関してはすでに他に解説がある。
ここでは実際論文がどのようなものだったか、そして推測されることの経緯を探ってみたい。
対象になっているのはパク研究員の2002年の韓国内の研究会の集録に掲載された論文と少年が主著でパク研究員が共著の2015年のAstrophysical Journalの論文だ。論文の中身自体は購読していない限り読めないようだが、双方のページにある論文の概要を比べるとほぼ瓜二つで少年が自分の言葉で執筆していないことがわかる。また別の方法で論文の一部を確認できる。2015年の論文の1ページ目はgoogleの画像検索で確認ができ、google bookで2002年の集録論文のほぼ全文がみれる。見れる範囲では節の名前やほんのわずかな文を除いて、両者はほぼ一致している。
論文は概要と4つの節からなる本文で構成され、最初の3節は過去の研究の説明にあてられ4節目がこの論文の結果になっているようだ。コロラド・デンバー大学のJeffrey Beall氏のブログでは概要と最初の導入の節の比較図があり、そのままコピーされているのが示されている。論文の主要な結果が書かれている4節目もモナッシュ大学の天文学者Michael Brown氏のtwitter上で画像(リンク1、リンク2)が比較されている。こちらも式番号を除けばほぼ完璧に文章と式がコピーされている。氏によると多少の式の変形が見られるが、50以上の式がそのままコピーされているとのことだ。
前述のブログのコメントを読むと上記の部分以外に目を向けても、ほぼ全体にわたって式と文章が完全に位置するという指摘もある。研究者の世界では研究会で先行する成果を見せて、議論ののちに査読雑誌に本論文を投稿する、というのはよくあることだそうが、ここまで一字一句一致するとなると研究集録といえど著作権上の問題から二重投稿として判定されるのは極めて妥当だろう。
興味深いのは前述のブログのコメント欄にあるソン少年が導出したとされる偏微分方程式(論文中の式(4.24)のようだ)を含めた4節目の多くの式でミスがみられるという指摘だ。多変数関数をある独立変数で偏微分する際に他の独立変数を偏微分すると0になることは理系の大学1年生あるいは少し進んだ高校生なら理解できるだろう。ところがソン少年の論文では本来0になって消えるべきこのような項がたくさん残されているという指摘である。この指摘が本当だとすれば、ソン少年かパク研究員のどちらが導出したのかに関わらず、にわかには信じられないミスだ。
少年が導いた式(4.24)は論文の概要にある主要な結果である"Transfield Equation"の可能性が高い。そして上のコメントでは例えばφとωの上にドット(・、時間微分を指す)がついたものは0ではないかと指摘している。面白いことにこれらの項を消すとこの式は2002年の集録論文で同じ"Transfield Equation"と記されている式(61)にかなり類似している。ここからは私の邪推であるが、ソン少年の「功績」とは、式(61)の2、3項目のCの時間微分に式(54)を代入し、4項目のEの時間微分とmの内積を式変形したことなのではないだろうか。しかも上記の初歩的なミスを犯している可能性がある。さて私はAstrophysical Journalを読むことはできないので、論文にある初歩的な間違いが本当か、そして私の邪推が当たっているかはこの論文誌を読める天文学の専門家にぜひ検証してもらいたい。
いずれにせよ、2015年の論文の文章の大半を執筆したのは(13年前の)パク研究員であることにおそらく疑いの余地はない。さらにソン少年が導出した式(4.24)がもし論文の核となる"Transfield Equation"であれば、これはすでにパク研究員が2002年の段階で導いている。ソン少年のこの研究への貢献はその式の単なる変形だけであり、しかも初歩的な間違いを含んでいる可能性が指摘されている。
ソン少年の主著で論文を出版することは目をつぶっても、これを博士課程中の少年の主要な研究業績とするのは倫理的に問題があるのではないだろうか。
ことの経緯はソン少年が博士号を取得するプロセスに密接に絡んでいるようだ。
報道によるとソン少年が所属する科学技術聯合大学院大学校(UST)では博士論文の取得要件として、国際的な査読論文誌に主著で少なくとも論文を一編投稿し、受理される必要がある。ソン少年はこの条件を満たすためにパク研究員の13年前の研究成果をもとにパク研究員と共に論文に投稿したのだろう。
倫理的な是非はさておき、主著のソン少年がパク研究員の研究内容を咀嚼し、自らの言葉で書き直していればここまでスピーディーに問題が明るみにでることはなかった。ところがソン少年とパク研究員は、13年前の集録をごく一部を除いてほぼ一字一句コピーして提出してしまった。このことが原因でAstrophysical Journalから掲載を撤回される今回の事態に行き着いた。
韓国メディアの邦訳や英訳されている記事は、今回の論文撤回によって少年が博士号の取得を逃したということを報道するものが目立つが、ことの経緯が事実であれば倫理的には大きな問題である。本人の意思がどの程度介在したかは分からないが、ソン少年は、他人の業績を自分のものとして出版することにより、博士論文の取得条件をすり抜けようとしたと見られかねない。これは当然、学位を申請したソン少年も認識していたはずだ。これは韓国における"博士"の価値に大いに傷をつける行為なのだが、英訳されている韓国のメディアの記事を見る限り、メディアは国内の研究者への影響には着目していないようだ。
今回の件で合格は撤回されたものの、ソン少年は博士論文の審査に一度は合格したと報道されている。この論文が審査当時少年の唯一の受理された査読論文であった。博士論文の内容は報道では明らかになっていないようであるが、もしこのソン少年の博士論文に撤回された論文の研究内容が含まれていれば彼は他人の研究とみられかねない研究内容で博士号の審査を通り抜けたことになる。先進国の大学では退学などの大きな処分が免れないレベルの大きな不正行為だ。ソン少年は現在新たな論文を準備していると報道されているので、こちらの成果のみが学位論文にまとめられていると期待したい。
パク研究員は国立の天文学研究機関である韓国天文研究院(KASI)に所属しており、 ソン少年がUSTに入学した際に院長を務めているなど韓国を代表する天文学者のようだ。国を代表する研究者が論文の投稿を主導したとすれば、そのインパクトは大きい。
一方、ソン少年が主導したとすれば、彼は研究者の"免許"である博士号を正当な方法ではなく、自らの意思で非良心的な手段で取得しようとしたことになる。ソン少年はおそらく知的には非凡なのだろうが、それに見合う倫理観と良心を持ち合わせていないということを示してしまったことになる。
もっとも論文が13年前の集録の完コピーであったという事実は、彼がパク研究員の成果を咀嚼できておらず、自分の言葉で書き下すことができなかったということを示しているのかもしれない。いずれにせよこの件が明るみになった今、ソン少年の研究者としての信頼とキャリアに大きく傷がついたことは間違いない。
Twitter を見てると、太陽系の天体が螺旋運動するこのデマ動画が、いまだにRTされたりして拡散しているのでうんざりしてきた。
「太陽系 公転」「太陽系 運動」「太陽系 移動」「太陽系 回転」などで検索すると、この動画を真に受けて紹介しているブログなどが検索上位にヒットしてきて、さらに誤解を広める一因となっている。
あまつさえニコニコ動画にも転載され、字幕までつけられている。
結論から言うと、これはトンデモ信者が思い込みだけで作った信憑性ゼロの動画である。映像の出来だけはよいからか、昨年の3月頃からかなり広まっており、天文学者フィリップ・プレイト氏がブログでその間違いを指摘した記事を出している。プレイト氏は『イケナイ宇宙学 間違いだらけの天文常識』の著者で、世にはびこる間違った天文・宇宙ネタを斬って解説するブログ Bad Astronomy で知られている人。
この記事の和訳版が以下にあり、大変ありがたいのだが(動画が話題になってすぐのタイミングで和訳まで出たのは本当に感謝している)、残念なことに誤訳が目立つという指摘があり、いまもって修正されていない。
翻訳が不自然な箇所を以下にテキストで逐一指摘してくれている方がいたが、行きつ戻りつ確認しながら読むのが大変なので、勝手ながら指摘箇所を中心に翻訳を修正して以下にまとめ直した。いまだに信じて動画を広めてしまっている人に「それ間違いですよ」と指摘しようにも、記事の誤訳が多かったりするとちょっとなぁ、となるので。
なお、もし元の翻訳記事が適切に修正されれば本記事は消すつもりだが、和訳した方は当時Twitter で指摘されてこの校正テキストを読んだはずなのに、もう1年半ほど放置されているのであまり期待していない。
間違いを打ち消すために、まともな太陽系の公転運動を描いた動画があれば知りたいものである。
なめらかな動きでコンピューターアニメーションが太陽の周りを周る惑星の動きを、天の川銀河を周る太陽軌道のように解説する動画について、ツイートやメールがたくさん来ている。とてもきれいな動画に、説得力のある音楽、ていねいな作りの画像。
しかし、問題がひとつある。間違っているのだ。間違いは表面的なものではなく、間違った前提からきた根本的なものだ。中にはいくつかの有益な視覚情報があるが、私は(銀河サイズの)話題のタネだと思っておくよう警告する。
なぜか? 彼の主張の基礎は、「惑星は太陽中心の軌道を描いているのではなく、銀河の周りを渦巻き状に移動している」というものだ。
私は普段、こうした話題の間違いを暴くような面倒なことはしない。奇抜な主張はいつでもあるし、たいていは自滅していくからだ。しかし、この件についてはたくさんの人が私に知らせてきたし、明らかにかなり人気を博している――たぶん表面上は正しく見えるし、画像も大変きれいだからだろう。また、科学を知りつつもそこから離れて久しい人たちによって広まっているのではないかと見ている。このような話題を扱うときには、いつも少し深く掘り下げる手間がかかる。
そこで、シャベルを取り出してみよう。
動画の作者DJ Sadhuは明らかにコンピュータグラフィックスの才能がある。しかし科学は……まあ。私にはすぐさまこの動画が何を目指しているのかわかった。彼は率直に、太陽系の太陽中心モデルは間違っている、と述べている。しかしながら、この Sadhuの主張ははなはだしく間違っている。重力は存在しないと言っているようなものだ。
地動説とは、太陽が太陽系の中心にあるという考え方で、惑星はその周りを周っている(他にもいくつか大事なことがあり、たとえば惑星の軌道は楕円であるとか、軌道は同一平面上にあるのではなくて互いに傾いているとか)。この考え方は、地球が太陽系の中心だという古い天動説にとってかわった。天動説は、それをちゃんとした物理のモデルだと考えると、あらゆる種類の奇妙な仮定をしてやらないとちゃんと機能しない、とてつもなく複雑で考えすぎの物理モデルになってしまう(タイレノールなどの頭痛薬があるなら、epicyclesの項を見てみよう)。地動説はそれよりもずっと物理的に正しいし、ずっとうまく機能している。
私は、どちらのモデルにもそれぞれの使い道があると言いたいのだ。もし特定の惑星が天のどこにあるのか知りたいなら、天動説の座標を使うことになる。われわれは地球に住んでいて、地球は動かずに天の車輪が頭上を回転して動いているように見える、それは理にかなっている。しかし、もし惑星へ宇宙探査機を送りたいなら、太陽中心のシステムが必要なのだ。地球も惑星も両方とも動いていると考える方が、はるかに計算は簡単になる。
Sadhuは、地動説が間違っていて、実は惑星は渦を描きながら太陽を周る動きをしているのだと主張している。彼が実際に言わんとしているものは、渦ではなくらせんである。この2つは名前が違うだけでなく、物理的な動きもその特徴も全く異なる。らせん軌道を描く粒子は、太陽系のようにお互いには干渉していなくてもよいが、渦を描く粒子は抗力と摩擦を通じて互いに干渉している。
しかし、意味論的な論争はよそう。もう一度動画を見てみよう。Sadhuは太陽が惑星を先導しているかのように、太陽が惑星よりも前方に出て銀河を回っているかのように描いている(2番目のビデオだともっとそれは明白だ)。これは単に誤解を招くだけでなく、完全に間違っている。惑星は、われわれが銀河系の中を巡るとき、ときどき確かに太陽の前に出たり、ときどきその後ろをついてゆく(太陽を周回する軌道上のどこにいるかによる)。実際に夜空の惑星を見たことのある人にとっては明白な真実である。なぜなら夜空の一部は、地球や太陽が銀河系を周るときの進行方向にあたるわけだが、惑星はその部分にだって観測されるのだ。
ここでも、細かいことをあれこれ議論するのはやめよう。後述するように(「こうした考え方はどこからもたらされたのか?」の項)、惑星が銀河系内を動くときに太陽の後ろをついていくという考え方は、Sadhuがらせんについて述べるときの思考基盤となっている。しかしまずは、もうちょっと見てみよう。
太陽が銀河の中を移動していく様子を示している、彼が二番目に公表した動画では、もっとひどい状況だ。
公平のために言うと、今回彼は惑星の動きについて「らせん状」だと正しく記述している。しかし、まだ惑星が太陽の後ろをついていくように描いていて、これは間違っている。また特に動画の冒頭では、太陽中心モデルと、らせん運動についての彼の説明を具体的に比較しており、誤った「太陽主導」の考え方を補強している。
彼の動画における太陽中心モデルの動きを注意深く見てみよう。銀河を周る太陽が動く方向は、惑星の軌道平面と同じに描かれている。しかし、こうではないのだ。太陽系の平面は、車の前方への動きに対してフロントガラスが作る角度のように、銀河系に対して約60度で傾いている。
これは本当に重要な点だ。らせんモデルでは、銀河を周る太陽の動きにあわせて、太陽を垂直に周回するような惑星が描かれている。お好みなら「正面向き」といってもいい。これが間違っている。なぜなら、惑星の軌道は60度で傾いていて、90度ではない。惑星はときに太陽の前に、ときに後ろになる。これだけで、らせん描写が正しくないことがわかる。地動説という現実のモデルにおいても、順行-逆行運動というものは存在し、現実の空できちんと観測できる〔訳注:詳しくはこちら参照〕。
しかしそれだけではない。動画では、太陽が銀河を周ることを見せていて、らせんに沿って上昇、下降している。最初の動画のように、一部正しいところもあるが、大方は事実からかけ離れている。
われわれの銀河は、中心部が膨らんでいる平たい円盤で、端から端まで約10万光年の距離がある。この円盤は無数の星を内包し、その重力が合わさって、銀河中心を周る軌道に太陽を留めている。ちょうど、太陽の重力が惑星を軌道に留めているのと同じだ。
太陽が銀河系を一周する軌道の長さは、およそ2.4億光年ではない。銀河を周回するときには、だいたい動画にあるように、太陽は実際ぴょこぴょこアップダウンを繰り返している(とはいえ大体1周につき4回ぐらいなのに、Sadhuは動画内で数十回もアップダウンするように描いている)。〔訳注:太陽系が銀河系内を周回する軌道の図参照(垂直方向は強調されている)〕
このような運動が起きるのは、銀河円盤での重力の働き方のせいだ。ここが非常にクールなところだ。円盤よりほんのわずか上にあるものは、円盤に向かって全体的に下へと引っ張られる。円盤が巨大な物質の板であると想像してみて、太陽がその円盤よりも上にあるとする。円盤の重力は太陽を下へと引っ張る。星と星の間は遠く離れているので、太陽は円盤の間を通り抜けて下へ降りていく。そうすると今度は、下に来てしまった太陽を円盤がまた引っ張り上げる。このとき、太陽の動きはだんだん遅くなり、そして止まり、向きを逆にしてまた円盤へと急激に突入する。太陽は、銀河円盤の中心から上下にそれぞれ200光年ぐらいの浮き沈みをするが、円盤は1000光年の厚みをもっているので、結局私たちは銀河円盤の中にしっかり留まっている。しかしこうした摂動は永遠に続き、太陽は大海のコルクのように浮き沈みを続ける。
太陽は銀河を周回しているので、合わさった動きはすてきな波のパターンになり、浮きつ沈みつ回転木馬のようにまわり続ける。ゆえに、Sadhuはこの部分に関しては(多かれ少なかれ)正しい。
だいたいはね。しかしここに3つ目の要素が加えられている。ひねったらせんを描く太陽の道筋を、彼は歳差運動の性質だとしている。この部分は間違っている。非常に間違っている。
歳差運動は物体が回転するときにてっぺんをぐらぐらさせる動きで、回転の中心軸からずれた向きの力をてっぺんに加えたときに起きるものだ。コマのてっぺんを突くとぐらつく、それが歳差運動だ。地球自身も太陽と月の重力に引っ張られて歳差運動をしており、その軸の1回の揺れ周期は2万6000年だ。
明らかにSadhuは、動画の中でこれを表現している。しかし、ぐらつきは太陽にまったくなんの影響も与えていない。それはただ、地球が何かしているだけだ。しかし、Sadhuは銀河を周る太陽の動きに付け加えていて、それは意味をなさない。動画では銀河を周るコークスクリュー(コルク栓抜きのような螺旋運動)を描いているが、ときには銀河の中心に寄り、ときには遠くへ離れる動きを何度も何度も繰り返している。回転木馬のたとえでいえば、馬が真ん中で回って、上下に、また左右に動いているようなものだ。しかし、それは太陽の本当の動きではない。左右の運動なんてない(軌道ごと何度も銀河の中心に向かったり離れたりするなんて)。Sadhuの示すコークスクリューパターンは、間違っているのだ。
動画と解説文において、Sadhuはかなり頻繁に、座標系と力と運動を混乱させている。
彼はなぜこんな正しくない運動を描くのだろうか。それを掴むため、彼が元にした文献をあたってみた。
動画と彼のサイトによると、SadhuはPallathadka Keshava Bhatという人から学んだそうだ。Bhatによる「らせんの渦巻き:太陽系の動的プロセス」(“Helical Helix: Solar System a Dynamic Process”〔リンク切れのためこちら参照〕)と題された文章にこの考え方はすべて説明してあり、細かすぎる点は指摘しないが、ちんぷんかんぷんなものだった。まじめな話、どれもまったく意味をなさない。Bhatは地動説は間違っていると主張しているのだが、その主張を補強するために、虚偽のアイディアを次から次へと用いているのだ。彼の主張の間違いを暴くためにページを割くこともできるが、ここは短くまとめてみよう。
私はBhatの主張を何度も読んで、可能な限り好意的に考えようとした。私がかき集めたところでは、彼が言っているのは、太陽の動きによって、太陽を先頭にして惑星が後をついていくという形で、惑星は銀河系内でコルク栓抜き状のらせん運動をする、よって地動説は間違っているというものだ。Sadhuの動画の解説文によると、こうした動きをうまく描いているという。しかし、どれも完全に間違っている。もしそれが正しいのなら、外惑星(太陽から地球よりも遠くにある、火星や木星など)は太陽の反対側に遠く離れて見えないだろう。しかしいつだって、私たちには見えている。
それに、私たちは何度もほかの惑星へ宇宙探査機を送っていて、どれもいまだその軌道上にある。もしBhatがいうように地動説が間違っているのなら、探査機はいつになっても目的の惑星に到達できない。探査機を送るための軌道計算が間違っていることになるからだ。探査機の道筋を計算するときに銀河を周る太陽の動きを考慮する必要なんて全くないから、Bhat氏のいうことは正しくない。
太陽が太陽系の先頭で、惑星はその後ろをついていくという主張も、明らかに間違っている。太陽は、Bhatが主張し(Sadhuが動画で示して)いるように、銀河系を突き進む弾頭のように太陽系を主導したりしていない。惑星は太陽の周囲を周り、全体が一つのユニットとして銀河系を60度の傾きで移動している。これは、銀河の軌道に沿って惑星はときに太陽の前になり、ときに後ろに続くということだ。
これはそう、道を歩くあなたの頭の周りを、端にボールの付いた紐がぐるぐる周っているようなものだ(この円は60度傾いている)。ボールはときに頭の前になり、ときに後ろになる。道を歩くときには常にあなたと一緒だが、歩く速さには関係なく、相対的にはあなたと同じ速さでいつも移動している。あなたが自分の動きを線で表すとすると、ボールは傾いたらせんを描くだろう。これこそBhatとSadhuが説明しようとしたことなのだが、しかし間違った説明になってしまった。
Bhatは、その文章の中でいくつもの間違いと論理的誤ちを犯している。たとえば、Sadhuの地球歳差運動の誤用についてBhatが何と言っているか読み取ろうとした。しかし、とても不明瞭で(それに単純なミスもあり、彼は歳差運動の周期を22万5000年としているが、実際には2万6000年)ゴルディアスの結び目を解いているみたいだった。まだほかにも。彼は、もし地動説が正しいなら、日食は1カ月に1回起きなければならないと考えている(46ページと134ページを参照。ちなみに日蝕が一ヶ月に1回起きないのは、月の軌道が傾いているため)。また、彼は「太陽中心軌道は不可能であると意味しなければならない」と結論付けた部分で、地球が太陽の周りを周る回転について根本的な勘違いをしているようだ(文書の30ページを参照のこと)。実質、私が読んだ文章の1ページごとに基本的・根本的な間違いがあった。
そしてこれが、Sadhuの(間違っているにしてもステキな)動画が基礎としているものなのだ、いいかい? いっておくが、もしSadhuのサイトをのぞいてみたら、あらゆる種類の……んー、おかしな陰謀論……9.11陰謀説から、ケムトレイルから、デイヴィッド・アイク(本気で爬虫類型異星人がデンバー空港の地下に住んでいて世界を支配していると主張している)が怒り狂いそうなのから、名前しかない程度のものまで見つかるだろう。私は、彼のほかの考え方を念頭に置くことにした。
DJ Sadhuの動画は、とてもステキで、そのうちいくつかは真実を元にしたものだ。しかし、私の意見ではBhatのゆがんだ宇宙に対する見方のせいで、その核心が失われてしまっている。
彼の動画は正しいように見える。クールであるように見える。ものごとはこうでなくっちゃ、というセンスに訴えかけるものがある。しかし、物事がどうあるべきかと、実際にどうなのかということはいつも重なり合うわけではない。宇宙は本当にクールな場所で、とてもよく出来た一連の法則に基づいて動いている。私たちはこうした法則を「物理」と呼んでいて、それは数学で記述されている。そしてそういうこと全部を理解しようとする試みが、科学である。
クールなものがすべて科学ではない。しかし科学の全てはクールだ。これは普遍的な法則ではないかもしれない。けれども、私の見てきた限り、これは真実なのだ。
物心ついて、初めてまともに聞いた洋楽は「Thriller」だった。
これはすごいよ、ちょっと怖いけど、とLDをかけてくれた。
小学生だった自分にとって、なにがすごいのかは分からなかったけど、
純粋に面白くて何度も見せてもらった。
(今だって、何がすごいのかなんて多分本当は分からない)
その後、カセットに録音してもらった。
中でも「Billie Jean」が大好きだった。
マイケル・ジャクソンの訃報を聞いて、一番最初に聞きなおしたのもこの曲だった。
そして、初めて真面目に「Billie Jean」の歌詞を調べた。
ジョン・デンバーが「Take Me Home, Country Roads」で繰り返し歌うウエストバージニアの地に行った事もなかった、
という話も衝撃だったが、「Billie Jean」の歌詞も自分にとっては衝撃だった。
多分、歌詞を知っていたら、両手放しに「この曲が好きだ」とは思えなかっただろう。
今の今まで歌詞を知らなくて良かった。
自分は「Billie Jean」が好きだ。
情弱って、良いこともあるんだなと思った。