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はてなキーワード: 過疎地域とは

2017-11-22

イオンも成人雑誌取扱やめるって

どこぞの自治体周辺の過疎地域ネットインフラが維持できなくなるとかなので、リアルネットエロネタ枯渇しちゃうとはお気の毒

性犯罪やら夜這いには走りませんように。

2017-11-07

在宅でフリーランスプログラマやってる

プログラミングという作業をする以上、どうしても実装にまとまった時間が欲しいことがある。

だけど実際には、子供(1歳)の面倒を見てくれとか、電話番をしていてくれとか、宅急便が来たら受け取ってくれとか、そういう細かいことが日々脈絡なく依頼される。衆院選前は来客ばっかりだったな・・・

仕事をしているとは言っても、自宅に居るんだから、自宅のことは片手間でもできるだろう、というのが他の家族の言い分だ。

それは確かにそうだし、子供の面倒にあっては見なけりゃいけないのは当たり前だから、多少自分のペースが疎かになってもそれをしようという気概はある。

だけど、それで本業が疎かになっているのは正直顧客申し訳ないなと思うし、それで成果が達成できなかったら結局どうにかしなくてはならないのは自分なので、だったら最初からかにせずやってればいいという話である

妻は2人目を妊娠中で、思うように体が動かないこともある。いくら家に居るとは言っても、1歳の遊び盛りを相手にするのは大変だ。おむつを換え、ご飯とおやつを食べさせ、外で遊び、風呂に入れ・・・とやっていると1日なんてあっと言う間である

自分日中仕事もそこそこに家事育児を行い、それで終わらなかったぶんは夜〜深夜帯にやるという考え方もあるけど、ミーティング運用対応など「その時間にできないと困る業務」がある場合、それも難しい。

子供保育園に入れるという手もなくはないが、家族の反応はイマイチだ。前述の通りで「父親日中居るのだから保育園に預けなくても子供を見ていられる人間は居る」というのが言い分らしい。見てるだけで育児ができるんならそうなんだろうが・・・

世の在宅プログラマにはこういった家事育児実装運用ものすごく高いモチベーションを以って行っている人が居るが、本当にすごい。そういう人に憧れなくもないが、実際やろうとすると何かの成果を犠牲にしなくてはいけないという感じがあるし、これを本当に100%に近い成果で達成できているのだとしたら、その人はとんでもないスキルバイタリティを持っていると思う。残念ながら、自分にはそこまでのスキルバイタリティもない。

家で仕事をしているというだけで「なんか楽しそうですね」という印象を与えてしまっているのかもしれないし、それは否定できないが、在宅という働き方は自分に合っているとも思っているので、そこは後悔も何もない。とは言っても、現状そんなにストイック仕事できている訳ではないし、終わらなければ残業なり休出なりするというのは普通の勤め人とあまり変わらない。そこに家事育児と入ってくるので、まとまった時間が取れないという意味ではむしろ不利なんだろうかという気もする。

とは言え、在宅という方法を選んだ以上、そのフィールドで成果を出したいというのはある。

結局は在宅という仕事の仕方に対して家族理解を得られていないというところに決着する話なのだけど、一度書いて整理したかったので、増田に書いてみることにする。

※追記

言及ありがとうあんまり増田レスを貰えたことがないのでちょっとびっくりしている。

仕事場別にしろ

これがもっと現実的な解なんだろうなと思う。育児家事はできないけど、両方に100%コミットするのも難しいし、選択肢には入れておきたい。

スタバMac

最寄りのスタバまで車で1時間30分かかるから厳しいうえに、カフェ気合い入れてプログラミング難易度が高そう。

保育園

幸い地方過疎地域住まいなんで、認可外なら結構空きがあるのが幸い。評判は口コミでも良い評価を聞いてるし、四の五の言わず保育園、っていうのもありだなとは思ってる。妻も働き出したら余計に。

シッター

これも意外とアリかなぁ。1人と2人じゃ全然余裕が違うし。参考になります

色々意見ありがとうございます。もうちょっと考えてみる。

2017-08-31

逃避万能論者多すぎ

イジメがあれば転校しろ

違法労働があれば退職しろ

嫁の不満を漏らせば離婚しろ

親に不満があれば親を捨てて家を出ろ

過疎地域があれば廃村しろ

随分気軽に言ってくれるよね。

逃げた結果人生詰んでも何の責任も取れないくせに。

そこいいると辛いけど、そこから離れるのも辛いから悩んでいるのに。

2017-04-25

役僧侶だけど「空き寺」「後継者不足」などよりもっと深刻な問題

最近新聞でも目にするようになった「空き寺」「兼務寺院」「後継者不足」が問題として取り上げられているけど、こんなの実はそんなに問題なんじゃないんです。

最も問題なのは、「空き寺」には誰が住職の籍を置いていて、「兼務寺院」は誰が兼務しているのかということと、「後継者不足」なんて実はしていないってことなんです。

■3つの問題リンクしている

宗門大学や大きな寺にはアルバイト在家出身僧侶なんて多くいるのに、なんで「後継者がいない」なんて言えるんでしょうか。

この場合の「後継者がいない」という場合の多くは「自分たちの子がいない」という意味だと思っています

在家出身僧侶はたくさんいるけど、そういう人たちに後継者として寺を任せたくないのが本音なんです。

というのも前述のように「寺」は「家」で、僧侶財産になっているので血の繋がっていない知らない人に任せたくないんです。

何故こういうことが言えるかといえば、以下のようなケースが少なくないからです。

「寺なんてやりたくない」という子供が出ていった…バンドで食っていくとか、失敗したとき保険をかけて夢を追えるいい環境です。

から在家出身僧侶」を養子として迎えて後継者として書類を残します。

バンドで食っていけないし、もうまともな職も就けないと悟った30歳児が保険申請します、つまり「親父…俺が悪かった、俺…僧侶になるよ!」と寺に戻ってきます

住職は迎えた次期後継者に対して「養子縁組解消してください」…なんてはっきりと言わないで、寺に火を付けようとした、不真面目で浪費家だと言ったイジメによって追い出しにかかります

自分から出ていってくれないと書類を残している分、不利だからです。

しかし、折角掴んだチャンスを在家出身僧侶も安々と手放すこともなく、ほぼほぼ裁判沙汰になります

回りの寺は在家出身の者より昔からの付き合いで住職の味方に付くので、次期後継者環境的に出ていかざるを得なくなりますが。

こういう昼ドラ脚本家も恐れ慄くことが繰り広げられているケースは本当に少なくありません。

まり後継者不足」=「自分たちの血のつながりのある人がいない」という言葉に置き換えて問題がないと思います

繰り返しますが、在家出身僧侶は本当に多いですが、そういう人が幸せに寺に入るケースは極めて稀ですし、ましてや妻帯しないで寺に入るなんて、茅ヶ崎海岸ダイヤモンドを見るけるレベルの話です。

上述のような「子供がいる寺」は、なんとか後継者問題仏事ではなく民事的に解決します。

子供がいない寺の場合は、そもそも在家出身僧侶が呼ばれることはなく、親類の寺が兼務することになります

兼務なので常駐するわけではないので「空き寺」と呼ばれる状態になります

あくまで常駐していないだけで、書類上は住職がいます

さらに「空き寺」の寺宝(文化財という意識がない)を自分の寺に持ち帰って、本当に何もなくなる「廃寺」状態になります

室町時代仏画を自慢し始めたかと思えば「これ兼務してる寺のやつやけど、キレイでええやろ?」なんていうことが横行していまして、倫理が欠損しているのも大概なレベルです。

どんなに小さなお寺でもいいので、地方過疎地域のお寺でも、アイデアで乗り切ろうと考える若手僧侶存在します。

しかし「檀家」が10件でも、兼務寺院住職にとっては「固定資産檀家)」なので、そういう若手僧侶住職の話はほぼほぼありません。

おかしいですね。本山にとっては「空き寺」が問題のはずなんですけどね。

3ヵ寺を兼務していて「忙しい」という割には、絶対に1ヵ寺も若手や在家出身者に住職権を渡すことはありません。

これを執着と言わずしてなんと言ったらいいのか分かりません。

個人的日本仏教はもうダメな気がしています

それは何度も言われていることかもしれません。

言葉は悪いですが、団塊世代年功序列的にトップになってからカウントダウンが加速したように思います

権力偏重が激しく、「寺」が相続されるべき「財産」になっていて、正直悔しい思いが一杯です。

真面目じゃダメなんですよ。世の中も、お寺の世界も。資本がないとスタートラインにも建てないんですよ、世の中も、お寺の世界も。

僕のような丁稚の弱小者本山にとっては単なる搾取対象しかありません。

これが仏教なのかと、経典論書を読んでは枕を濡らす毎日です。

感傷に過ぎましたが、「空き寺」などの問題の根源は、世襲制に基づく寺の「私有財産化」にあると思っています

どうか社会的圧力が高まって、改革兆しが訪れんことを。

追記

極論に過ぎている部分があるので補足しておきます

もちろんイレギュラー本来的にはレギュラー)な場合も多くあります

そもそも「寺」は宗教法人法に則った「法人」なので、多くは代表役員(主に住職)と役員檀家総代等)で構成されます

イレギュラーケースとして、代表役員在家者を置き、従業員として僧を置く場合があります。これは伝統仏教では少ない形態です。

法人運営在家者が行い、仏事に関しては僧侶が行う、これで何か問題があるのか分かりません。

そもそも代表役員事務総理するのであって、僧侶聖職者である必要はなく、住職という名称代表役員イコールではありません。

思うに、会社法のように株主過半数取締役などを解任するなどの方法宗教法人法にはありません。

代表役員として不適格であれば、役員を寺から追い出すくらいの規則法律によって決まっていてもいいように思います

本来は宗団内でそれくらいの「律」があれば法律的に定める必要のない問題のない話なんですが、法律にそんなことが決まっていないという主張によって不祥事をしても代表役員に居座ることができるという算段です。

仮に法改正されれば、葬儀墓地の年間使用料などで私服を肥やしてばかりの代表役員を解任でき、少欲知足でやる気あふれる若手を迎えられる可能だって出てきます

在家の人も抑圧された僧侶なども多くの人が助かるwin-winになりそうな気がするんですけど、そもそもそれくらいの自浄作用を宗団が持っていないのが問題なんですよね。

仏法に明るく、自分をよく戒め、よく人に施し、人とともに悩み、人に慕われる僧侶住職門跡管長あるいは長老なんじゃないのか…。

知人の僧侶最近こんなことを言っていました。

現代僧侶間の不条理在家出家者との軋轢を解消できないのだから仏教は間違っているのかもしれない。

しか日本文化地下水脈のように育んできた仏教を疑うよりも、それにあぐらをかい運用している人こそを先ずは疑うべきではないのかと思い直したって。

2017-03-10

原発近くの街へ帰還が進まないニュースを見て思うこと

当方福島建築復興関係やってる人間除染じゃないよ。地元の人とかともよく話すので、3.11前に少し思ったことを書いとく。

原発近くの浪江町の帰還が進まないっていうニュースがちらほらでてるけど、戻らない理由放射能の他に3つあるかなと思ってる。

1.生活用品が揃えにくい

実際は戻っていいと思ってる人も結構いる。慣れ親しんだ町なので、戻りたい気持ちはあるんだろうと思う。

ただ、生活がとんでもなくしづらい。

浪江町でいえば、現状コンビニが二件あるけれどどちらも夕方には閉まってしまう。スーパーに関しては、車で片道50分ぐらいかかる。一部、復興商店街みたいなのはあるがそれだけじゃ不十分な感じ。

そんな不便さを感じて、帰還がためらってる人が結構いる。薬局飲食店ホームセンター等々生活必要ものが買いにくい。

2.避難先で生活基盤ができてしまった

地震が起きた3.11からもう長い年月がたち、最初一時的避難先の予定だった場所も、そこでの生活仕事コミュニティ確立されてしまいわざわざ戻る要素がなくなってしまった。

ましてや、1の不便さが強いられるような状況なら戻る必要はないよねーって話。

3. 仕事がない

仮に戻ったとしても、仕事先が皆無。除染復興関係でもやればいいじゃん?

って話はナンセンスから置いておく。被曝したくないのは誰もが思ってることだろうからね。

1でも言ったように、まだお店もなく、また会社も戻ってくるか怪しいので働く先がない。生活するお金が生み出せないならそこで住めない。

帰還を本気で考えるなら

もし、本格的に帰還を促すなら、せめて国道6号線沿いにスーパー薬局ホームセンター、一通りの病院等を誘致するのと税金を安くするなりして会社も戻さなきゃダメなのかなーと思う。

ある意味過疎地域活性化に近い立て直しと同じだと思う。

ただ、放射能、それに伴う風評被害というハンデキャップがある状況で果たしてそこまでする必要があるのか、やる意味があるかはわからないが今のままじゃ、何も起こらないのはわかる。

正直放射能外野が騒いでるだけで、単純に生活しづいから戻る気ないよっーてひとが多いから少し書き残して起きたかった。

3.11セレモニーの中、私は復興仕事で大忙しです。

2017-02-20

ダウン症利用者わがまますぎてヘルパーがどんどん辞めていく

フェイクあり。文章へたなんで許して。もう我慢限界の話をひとつ

高齢過疎地域のある町。そこそこスーパーもあるし、特急時間かければ都心アクセスできるむかしのベッドタウンの話。

そこの訪問介護事業主がまいってる。

48歳のダウン症利用者わがまま暴言、癇癪、過度の引越し癖(本人の母親障害年金生活保護お金を求めて利用者に近づくため(DV歴あり)事業所近くに逃げるために引っ越してきてる事態)、クレーム難癖つけてヘルパー人格攻撃

心疾患併発で体調不良もあるのにガイドヘルパーを呼びつけ何度も外出(止めても行くとわめき警察まで呼ぶ)、近隣住民にこのヘルパー虐待されたとか叫んだり被害妄想公衆の場で叫んだり・・・

体調不良でやめていったヘルパー、1日でこの人気に入らないから変えてって言われてやめたヘルパー、いっぱい この5年で100人以上と。困難物件らしく役所もどこの事業所もこの利用者を受け入れないらしい

利用契約断るように行った事業主は本人に泣き喚かれて「いなくなったら困る死んでやる市役所講義しに行くんだ」と永遠の人的リソースを夢見て叫んでいる。役所に言ってもどこも受け入れないから頼まれる始末。事業主がずっとかかりつけでいたがとうとうストレス心労で倒れた。このままどうすればいいのか。役所は市内に受け入れる事業所いからって見放してるし、最近市長室にまで乗り込んでクレームを伝えに行ったらしい・・・トラブルばかりのこの利用者はひどいモンスターとなった。もう施設しかないのに行きたくないってずっといってて限界まで事業主は面倒見てひっぱってきた。こらもう、施設で消えてもらうしかいね。うんもうこんなんで人生終わるのもおかしいし介護福祉関係人間が重病にかかるだけの日本4ね

2017-02-09

我々はアーカイブを作っている。

日本人口は減っている。地域社会サービスを維持するためには過去に作ったインフラでどおにか賄っている現況だが

既に老朽化が激しく人口激減時代を迎えるであろう昨今制度疲労は言わずもがな

橋下徹小林よしのりTVでの対談をみて100%小林支持だった。

NHK過疎地域コミュニティ維持の為の活動をしているNGO活動を見た

我々はあーかイッブを作っている。

土着の豊かな文化は消え失せるだろう

NETの普及で各個人メディア化した現在少しは形は残るだろう、

しかしこの下世話なシステムは人々が興味を持たないものは「無い」と一緒。

せめて後の世の人が探しやすいように項目を増やし続けたい

2017-01-31

自動運転

なんかさー、高齢者自動車事故が増えていて、自動運転必要性は高まってると思うんだけど、

問題になってるのは車がないと生活しにくい田舎の状況だと思うんだよね。

都会は公共交通機関が発達しているか自動車生活必需品じゃないし、人も車も多いか自動運転実験しようにも危険が多いし。

から自動運転タクシー特区人口密度の低い(若者も少ない)過疎農村地帯あたりに策定して、

そのエリアだけ走行するように設定した自動運転タクシー無料もしくは安価で(実験から)投入。

各家庭の玄関ボタン一つで自動運転タクシーが呼べるパネルでも設置して高齢者でも簡単に呼べるようにする(時間予約もできると尚便利かも)。

乗ったら音声認識で「◯◯に行って」の一言で移動。「ここを右に曲がって…」みたいなのにも応えられるようにはしておく。

着いたら降りるだけ。料金はパスカード式にしておいて移動のデータも残しておいて、次回は同じ場所ならすぐ行けるようにする。

作業用に自動運転軽トラタクシーとして使えるようにするとか。

エリア外に行きたい時はその地点から有人タクシー路線バスに乗り換えるとかできるようにして。

最初は「自分の車を自分運転したい」という人も多いかもしれないけど、自家用車と同じぐらい便利でコストも安いと実感すれば利用者は増えるだろうし

生活のためしかたなく運転している人多いし(特に高齢女性)、比較安全に(道が単純だし人が少ないから)データも取れるし

過疎地域からちょっとずつ人口密度の高い地域サービスを広げていけばいいんじゃない

2017-01-15

人口が減ってもいいともっと言おうじゃないか

小泉進次郎氏が、

「悲観的な1億2千万人より、自信に満ちた6千万人のほうが良い」

と語ったという。

http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25808

これに対して、切り捨て、虐殺優生思想と感じた人がいるようです。

ですが、元々日本人口は過剰です。

日本人口密度2005年平成17年)で343人/km2で、人口1,000万人以上を有する国の中では、バングラデシュ2005年で985人/km2)、韓国(同493人/km2)、オランダ(同393人/km2)に次いで4番目(注:台湾の627人/km2を含めると5番目)の人口密度もつ。 ただし近年では日本人口は減少傾向にあり、また途上国新興国人口増加により日本人口密度を上回る国が増加している(2012年時点では、台湾を含めて9番目になっている)。

平野部への偏在

日本山地を多く含む国であり、人口都市部平野部に集中している。日本過疎地域データによれば、2006年4月時点で過疎市町村となっている地域の面積は 204,329km2で全国面積に対する割合は54.1%、そこに居住する人口は約1064万人で全人口に対する割合は 8.3%、この地域での人口密度は52人/km2となっている。逆に、残り45.9%(173,506km2)の地域に、総人口の91.7%(約1億1711万人)の人が住み、この地域での平均密度は675人/km2となる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E5%AF%86%E5%BA%A6 より引用

時間がないのであとは要点で書きますが、

人が少なくなれば、既得権益も薄れていくはずですし、その分日本経済的リソースは各個に新たな配分がされるように変化していくはずです。

これまで人類経済的に行き詰ると、戦争をすることで、新たに破壊創造をすることを繰り返してきたと思います

大規模戦争が少なくなった今日では、人口減少が戦争に変わる新たな平和的な破壊創造の契機となるのではないしょうか。

戦争はやりたくない、でも人類社会平和が続くと行き詰る、とすれば、人口減少は人類が直面している新たな人類史のページであると言えると思います

国ごとに社会の段階が異なりますので、国際関係の具体的な問題において異論はあると思います

ですが、私たちは新しい人類歴史におけるパイオニアという地点に立っていると、人口減少を肯定的にとらえても、いいのではないでしょうか。

2016-02-23

一票の格差が納得できない

一票の格差大きければ違憲是正するべきといわれている。

小さければ小さいほど理想的で1倍の状態が究極に望ましい状態だと。

だけど、これって地域性のある問題に対してはむしろ悪影響なんじゃないの?

町内やマンション自治会で何か決めるときに成人4人の世帯母子世帯や単身世帯

4倍の発言権があったらおかしくない?

人口の30%以上を占める東京都市圏から提示された問題を解決するには残りの1割強の

賛成を集めればいいのに対して、人口の1割未満の過疎地域問題を解決するのには

その他地域の4割以上の賛同を集める必要がある。

当然問題解決の速度には差が生まれる。

都道府県ごとに一票なんてのはもちろんおかしいのだけど、だからといって全有権者の一票が

等価であるべきというのが正しいとも思えない。

様々な種類の問題を解決するのに3倍、4倍といった一票の格差はむしろ必要な差じゃないだろうか。

法の下の平等っていう理想はわかるけど、それが正しいのかってのはまた別の問題だ。

2016-01-10

衰退地方都市あるある言いたい。


昨今の「東京で消耗してないで地方へ行こう」に、昨年末から地方から東京引っ越してきた私からあるある言いたい。あと地方iターン無責任にそそのかしてる人達に。優秀な人間でも出ていってるのに、地方でノンビリなんて甘すぎる。

経済番組テレビシングルマザー過疎地域に呼び込んで、美談になってたのでちょっと待ってほしい。そのうち時給600円くらいで掘っ建て小屋を用意して屯田兵にされかねない。外国人技能実習制度みたく問題になる前にね。あの役所会議ぞっとしたんだけど「iターンノルマ400人達成っです!」みたいなの。

衰退地方あるある言いたい。

役場農協郵便局、まともな職場コネ多すぎ。仕事なさすぎ。

人口減りすぎ、高齢化進みすぎ。

工場誘致しすぎて川の水、空気汚なすぎ。

その後工場撤退して町寂れ過ぎ、空気キレイに戻りすぎ。

イオン大きすぎ、商店街まりすぎ。

大卒転居しすぎ、DQN残りすぎ、学校統廃合しすぎ、金持ち私立行かせすぎ

公立校レベル終わりすぎ、お祭り手伝い強制労働すぎ。

健康保険介護保険厳しすぎ、インフラボロすぎ。病院なくなりすぎ。

住宅売れなさすぎ、同じマンションのチラシ何年も使いすぎ。

100万人クラス地方都市ですら、こんなもんです。毎年約2%の人口減で、この20年で学校の生徒は半分になりました。

同級生ほとんど、地元からいなくなってます郷土愛ってか場所としては好きなんですが、いかんせん『人とシステム』が終わってて、年末年始帰省してあらためて実感しました。

やっぱiターンフェアとか、悪く言えば詐欺に近いと思う。uターンで帰ってくる人がいないから東京疲れた人をさらってくるって感じ。言葉悪いなら、そこで育った住民が出て行かなくてすむ施策打てばいいと思うんですがね。

2015-07-20

函館に行って驚いた7つのこと

横浜生まれ東京住まい20代会社員。先日有休がとれたので、ふと思い立って人生初の函館旅行に行ってきた。親しい人を誘っての気楽な二人旅だ。

しかったこと、残念に思ったこと、多々あったので書いてみる。長いよー。

1.東京から案外近い

今回は羽田空港から函館空港へと空の旅だった。

で、しみじみ思ったんだけど、函館って結構近いのな。は~るばるきたぜは~こだって~!というフレーズあまりにも有名なのでもっと遠いイメージだった。案外気軽に行けるんだなぁ、と目からウロコが落ちた。

だって飛行機乗って1時間20分で着くんだもん。めちゃくちゃ早い。しかも、飛行場市街地から車で20分程度とアクセスが良く、超便利。そう、函館ってコンパクトな街なんだよな。関東平野のど真ん中に住む身としては山も海も温泉も非日常なので自宅のすぐそばにそういったものがある環境というのは羨ましい。


2.JR函館駅とその周辺の寂れっぷりがヤバい

JR函館駅シャトルバスをおり、その駅前のあまりの茫漠とした様子に衝撃を受けた。

土曜の昼だったが、ほとんど人影がない。駅舎は新しくて立派だし駅前ロータリーも広く、周辺には大きなビルホテルが林立していて、ハードが整っているだけに主役となる人間がいなくてまったく賑わっていないのがなんだか異様な感じ。ロータリーを囲む唯一の店らしい店といえば小さなサンクスだけだし。

自分の住む関東の某ベッドタウンは、知名度は低く駅も小規模で周辺にも函館駅ほど大きなビルホテルが林立している訳ではない。でも、駅前には複数コンビニ飲食店フィットネスジム銀行パチンコ屋、スーパー病院学習塾がそろっていて人通りが絶えない。チェーン店地元資本の小型店が競合し、学生や主婦やおっさんやじいちゃんばあちゃんがワラワラ路上を歩いていたりスイスイ自転車で進んでいる。

地方車社会と聞く。だからJR函館駅駅前はこんなに人影が見えないのか? みんな車で移動していて歩かない? でもそれにしたって人いなさすぎじゃないか? 別に山奥とかじゃなくて、街の中なんだからさ。

夜にも駅周辺を通りかかった。そしたら20時台だというのにしーんと静まり返っていて真っ暗なんだよ。うちの地元じゃ23時レベルの閑寂さ。普通、土曜の夜といったらどの繁華街も賑わう時間帯だろうに、大門地区もほとんどの店のシャッター下りていてポツンポツンと小規模なお店がやっているだけだった。観光客としてお金を落とす気満々で夜の函館に繰り出したのに、静まり返っていてお金を落としたいと思える場所がないんだわ。

まりにも異様に感じたので、その場でスマホで函館についてぐぐってみたら、「2014年に市域全域が過疎地域指定された」という情報を得た。ドーナツ化現象典型的な例だ、とも。

函館って過疎地だったのか! そんなのるるぶに書いてなかったよ!

どおりで、函館駅周辺をウロウロしているのは観光客ばかりで地元民の姿はなかなか見えないはずだ。函館朝市行ってみても観光客だけだったし、その客足自体も少なかったし(これは行った日時が良くなかったのかもしれんが)。値段も安くないわ、客引きの口上が胡散臭いわ強引だわで怖かったんだけど、やっぱり地元民が買いに来ないから観光客頼みになってしまい、少ない客を逃すまいと必死になってるんだろうな。


3.八幡坂は超良い感じだよね!

気を取り直して良かった函館観光について書いてみる。夜景が有名だが、今回一番気に入ったのは晴れた日の早朝に行った八幡からの眺めだった。この坂は観光で訪れたい坂の名所ベスト1に輝いた坂なんだそうな。海へと伸びる真っ直ぐな広い道で、そして坂の上から見える海の青さが実に鮮やかで、晴空の青さと相俟って素晴らしい景観だ。ああ、やっぱり港町って良いなぁ!凄く良い!と思わされる。これは嬉しい驚きだったな。

余談ながら、なぜこんなにも函館の坂の道幅が広く直線なのかというと、何度も大火に見舞われた歴史を踏まえて火除けを意図しているのだそうだ。ブラタモリの函館の回を見たとき知った。


4.キリスト教文化面白い

八幡坂を登って右に折れると、大三坂とぶつかる十字路がある。この十字路、面白いよ。4つの角のうち3つが、

とそれぞれ宗派の違うキリスト教教会敷地となっているんだ。

ちなみに、十字路には面していないけれど、近くには日本基督教団函館教会プロテスタント)や船魂神社東本願寺函館別院などもある。なんじゃこの宗教激戦区!

我々が件の十字路付近を歩いていたのは日曜日の10時頃だったんだけど、突然十字路の方から「ガランゴロンガランゴロン」と元気の良い鐘の音が辺り一帯に鳴り響いた。

「あ、教会の鐘だね」「三つの教会のうちのどこのだろうね」と同行者と話しながら歩いていると、「ガランゴロン」の鐘の音は数分程度で止み、すぐ後に今度は落ち着いた「ゴーンゴーンゴーンゴーン」という違う鐘が聞こえてきた。

どちらの音も「今から日曜礼拝やるよ!信者の皆さんは教会にいらっしゃい!」という合図の鐘なんだろうけど、何しろ3つも教会が隣接しているのであえて違う鐘の鳴らし方をして各々の信者に伝えていえうんだろうな。

自分は特に信仰は持っていないが、旅の同行者は日本人には珍しく成人洗礼をしているガチのカトリック教徒で、「せっかくだから函館のミサにぜひ行きたい」と言い出した。時間に余裕はあったので一緒に元町教会の日曜礼拝に出席してみることになった。

同行者からミサの間の注意点として①携帯の電源は必ず切っておく②信者じゃないので「アーメン」は言わない③信者じゃないので十字は切らない④信者じゃないので聖体拝領は望まず神父からは「祝福」を受ける、の4点は気をつけてほしい、と言われた。

元町教会の中に入って世話役さんのような方に旅行者だがミサに参加したい旨を伝えると、普段はどこの教会に通っているのか等あれこれ気さくに話しかけてくれ、ミサ最中も「今歌っているのは聖歌集〇〇ページですよ」等と親切に教えてくれた。さらにミサの後には全員の前で同行者を「本日は東京の〇〇教会所属の〇〇さんが来てくれました」と紹介までしてくれた。ありがたいことだ。

その際、我々の他にも「京都の〇〇教会からは~」「福岡の〇〇教会からは~」「シンガポールの〇〇教会からは~」と紹介されてる人たちがおり、国内外から観光で来函したカトリック教徒が多数ミサに参加していたのだとわかった。

同行者曰く、こういう風にわざわざ紹介する習慣は他のカトリック教会にはないそうな。「さすが港町。オープンだな~」と他所者を受け入れることに慣れている様子に感心していた。一方で、女性信徒がみんな頭に白いベールを被っていることにも驚いたようで「都内のいつも通っている教会ではベールを被っている人はもうあまりいないんだよね」と言っていた。

カトリック教会場合信者でなくてもミサに参加することは拒まれない。しかし、キリスト教信仰に興味のない観光客は単なる物見遊山のつもりで参加すると気がひけると思う。やはりミサというのは信徒の真摯な祈りの場だからね。教会内部は淡い水色のアーチが連なるデザイン天井で、ミサに参加しなくても建築を見るだけで充分信者以外も楽しめる。信徒や信仰に興味のある人の場合は、歓迎してくれるので行ってみるのも良いだろう。同行者は大変満足したようだった。

函館でキリスト教文化というと元町教会群だけではなく修道院も有名だ。トラピスチヌ女子修道院にも行ってきた。通常の見学者が入れるエリアは非常に限られており内部には入れないし、修道女も出てこない。しかし開放されている前庭は隅々まで掃除が行き届いて美しかった。展示物はボリュームは少ないものの中身は色々と興味深かった。

このトラピスチヌ修道院修道女は広大な内部で自給自足生活を送り、基本的に外部との接触は断つそうだ。はー、凄いなー、現代日本にそういう生活をしている人がいるとはとしみじみ感じ入っていたら、近くにいた観光客おっさんが「ドローン飛ばして内部の様子を撮ってみたいわー、ガッハッハ」と下品な声で笑っていてげんなりした。きもい痴漢かよ。今後、本当にそういうことやりだす奴がいたら嫌だな。

まぁ、自分も、ここの前庭を見学しているとき以下のコピペを思い出してしまい、ぐふふふふwwwwwと1人込みあがる笑いをかみ殺していたので、下品さではあまりひとのことは言えないが。

524 名前:番組の途中ですが名無しです[] 投稿日:2005/04/16(土) 00:36:24 ID:/3DgV0R00

函館トラピストクッキーバターどんだけ使ってるか知らんが、

めちゃくちゃうまい

型に入れてオーブンで焼くんだが、生地を作るまでの工程は

15歳~18歳くらいの修道女見習いたちが素手でこねて作っていると聞いた

 

527 名前:番組の途中ですが名無しです[] 投稿日:2005/04/16(土) 00:47:21 ID:m6sYxkhI0

>>524

トラピストクッキー作ってる)は男子修道院

女人禁制なので修道女が居るわきゃない

女子修道院はトラピスチヌ

ここでクッキーは作ってないはず

 

528 名前:番組の途中ですが名無しです[] 投稿日:2005/04/16(土) 00:49:42 ID:/3DgV0R00

もう二度と食わない



5.北海道食べ物はやっぱり美味しい

トラピスチヌ修道院の近くに牧場がある。タクシーの運転手さんに「入場料無料だし、函館牛乳の会社がやっているところだから」と勧められて寄ることにした。函館牛乳の会社と言われても正直ピンとこないが、地元ではブランドなのだろう。牧場では牛が見れた。周辺は北海道っぽい広々とした畑が広がっていて景観もいい。野外の牧場の売店でバニラソフトクリームを食べてみたら大変美味だった。北海道ソフト牧場ソフト!というシチュエーションがより美味しく感じさせたのかもしれないが、美味いものは美味いのだ。

ホテルの朝食バイキングも良かった。今回泊まったのは函館国際ホテルなんだが、ここは「朝食のおいしいホテル2015日本全国第5位」なんだとか。実際美味くて満腹になるまで食べた。イクラとか甘海老とか海鮮盛り放題なのが嬉しい。米も粒がたっていてツヤツヤで美味くて感動。あと、じゃがバターも美味かったな。あの芋なんだろ?独特のネッチョリ感があって甘かった。バターの塩気と組み合わさって、口の中が幸せになる。「空き部屋があったので」と部屋も自動的ランクアップしてくれていたし、サービスにも満足だ。

ホテルの徒歩圏内に「まるかつ水産」という回転寿司屋があったので昼食を取りに行った。ネタは新鮮でやっぱり美味い。ただ値段は観光地価格だわな。

北海道土産は色々充実しているので試食しながらあれこれ選ぶのも楽しい職場へのお土産用に買うのはもちろん、自分用にも色々買ったわ。白い恋人ウマー!ロイズポテチチップチョコレートウマー!とうきびチョコウマー!カリカリまだあるウマー!チーズオムレットウマー!!


6。金森赤レンガ倉庫は惜しい

函館のお洒落スポットとしてどのガイドブックにも載っているのが金森赤レンガ倉庫。外観は大きくて迫力もあって異国情緒もあり良かった。少し色あせたレンガが歴史を感じさせるし、夜のライトアップされた姿はロマンチックで綺麗だ。写真映えするスポットだと思う。

でも肝心のテナントショップちょっと惜しいな。1棟丸ごと使って北海道土産物屋をドドン!と大容量で販売している棟があるのは観光客には便利なのでありがたいが、その他の棟には小さな店がゴチャゴチャ雑多に入っていて清潔感がないし、しかも何処でも買えるような、函館の匂いどころか北海道っぽさの欠片もない、わけのわからん雑貨屋とか多くてしょぼい。やたら安っぽいプラスチックのテカテカした感じの商品ばっかり置いている雑貨屋もあったが、あれは修学旅行小中学生向けなんだろうか??

ぶっちゃけ地元イオンの方がまともな店が入っていて楽しめる気がしたわ……

結構中国やら韓国やら外国人が多かったんだけど、わざわざ海外から来てくれた人はあのテナントラインナップにはちょっとがっかりしたんじゃなかろうか、と函館人でもないのに勝手申し訳なく思ってしまった。

もうちょっと赤レンガの中は洗練されたお洒落な空間になるといいと思うんだけどな。

7.函館のくびれの正体

函館といえば、陸繋島というあの特徴的な地形があげられると思う。まるで女性の腰のような見事なくびれ

で、今回我々はあのくびれの正体を勘違いしていた、と気付いた。つまり、あのくびれ北海道尻尾みたいに突き出ている渡島半島のことだと思っていたんだ。馬鹿だよねw 我ながらこんな酷い勘違いを30年弱もしていたなんて凄いビビったw

このことに気付いたのは、ロープウェイ函館山に上って展望から函館の街を一望した時だ。本当は夜景を見たかったんだけど、その日の夜は天気予報が芳しくなかったので晴れていた昼間のうちに展望台に上ったのだった。澄み切った水色の空の下、青い海も見えて、市街地の一つ一つの建物も肉眼ではっきり見えて、五稜郭函館山こんもりとした緑も見えて、とても綺麗な眺望だったので満足している。

2015-01-27

イスラム国日本過疎地域侵略してイスラム国拠点にしてはどうだろうか

自殺志願者や無敵の男はイスラム国亡命するんじゃないか?

2014-07-29

http://anond.hatelabo.jp/20140728221918

労働者がすべて有能になれば生産性が向上するのは自明なのでこれは略。

能力が異なる労働者が混在している状態で、低能力労働者から抹殺して生産性が上がるかを考える。

 

集計的生産関数の通常の仮定においてそうであるように、労働に関して収穫逓減であれば、生産性は上がる。

でもまあ、これもつまらないので、そうじゃないかもしれない場合を考えてみる。

 

1.労働者抹殺する→労働人口減→分業・特化が難しくなる→生産性が下がる

2.労働人口減→(分業以外の)集積の利益が減少→生産性が下がる

これら二つは、過疎地域生産性低下問題みたいなものだな。

 

3.人口減→総需要減少→生産規模の経済が困難に→生産性が下がる

 

4.「能力」の多次元性と曖昧さ、また必要な「能力」の予測不可能性、最適配分の困難さに由来する非効率

生産フロンティア上での生産が実現できない場合一見余剰人員に見える労働力を抱えておく方が、予測困難な長期においては破綻確率が下がって、経済の持続可能性が高まるかもしれない。鶏鳴狗盗的な論理

 

5.上記4に似ているが、魯鈍な者がいなくなる→勤勉な者の働きが限界に→社会維持の破綻

魯鈍な者が実は勤勉な者の休息を助けたり機能を補完したりしているかもしれない。アリのコロニーアナロジー

 

表面的に識別しやすい「優秀さ」にこだわっていてはなかなか見えてこない、思いがけない役割機能が実はあるんです、というミクロ的なストーリーが出てくると面白いのだが。

人間多義的存在で、どんな個人でも24時間活動を完全にモニターされている人はいない。クラークケントみたいな、ダメサラリーマンが実は別の場面ではスーパーマンだということが、結構頻繁にあるかもしれない。例えば、会社では全く役立たずなOLなのだが、家庭に帰ると、有能なビジネスマンである夫の活動基盤を支える不可欠の存在だとか、30年後の天才起業家なる子どもを育てる素晴らしい育児センスの持ち主だったりとか。

そういう社会の複雑さを個別のエピソード還元してしまうと単なる偶然のケースみたいになるが、こうした思いがけなさが、実は社会維持において極めて重要だったのだ、というような話ができると面白いのだがなあ。

 

おまけの追記

6.遺伝的に「優秀」な人は「優秀」な人のペアからは生まれず、「優秀」と「非優秀」との適当な交雑が必要なのだ、というのはどうだろうか。

2014-04-18

下水道についての話、または画一的政策の推進への嫌悪

下水道とは何か。

それは汚水を浄水施設に送るためのパイプラインである

では、浄水施設とは何をする場所か。

汚水規定よりも『きれいな水』にして川なり海に帰す施設だ。

放流される水は、冗談抜きで途上国の上水よりもきれいだったりする。

そのまま上水の水源に使ってもトラブルが起こる確率はそれなり低いとは思う。

雑に言えば、大きな誤解を生むと思うけど、実は上水も下水も処理としての根本は同じだ。

水中の浮遊物や生物などを濾し取る。

その方法として、水圧をかけて砂の中を通すとか(急速濾過)、自然流下で砂の中を通すとか(緩速濾過)、一度深いプールを経由することで不純物を沈めるとか(沈下槽)、薬品紫外線で殺菌をするとか、凝集剤で不純物を固めるとか。基本的酸素豊富に含ませれば水は勝手にきれいになる。

砂の中を通すのは、正確には濾し取るのではなくて細かい不純物を砂に吸着させるとかなんとか、話が脱線するのでこの辺はつっこまない。

ともかく、下水道が整備されるということは、汚水河川や海に流れこむ事を防ぎ、伝染病の発生リスクを大幅に下げる事でもある。

当然、人口密集地で発生した汚水を速やかに処理場に送るため、悪臭も著しく押さえられる。

というわけで、浄水施設ケーブルテレビなら浄水施設を先に整備するべきだと僕は思っている。

その上で、下水道の普及を推進する政策への懐疑がある。というよりも、あれは失敗した政策だったとおそらく関係者はみんな思っている。

汚水処理施設、浄水施設とは下水道の先にだけあるものではない

合併処理浄化槽というものがある。

庭先に設置する浄水施設だ。

これは、イメージされる下水処理施設機能は同じ。小型版と思ってもらえば間違いはない。

個人で所有し、汚水を個人の責任で浄水し、排水するわけだが、設置に土地がいると言うこともあり、都市部では設置が難しい。その上、大量の汚泥を各所で浄水するのは効率が悪い。

から下水道の普及は非常に合理的だった。

ところが、国はこれを過疎地域にさえ整備しようとした。

しかも、法律下水道に設置するには合併処理浄化槽をコンクリートでつぶさなければならない。

300人分浄水能力を持った施設に、50人分の汚泥しか流れ込まないとバクテリア餓死して浄水能力は大きく損なわれる。

その上、施設の維持自体にも過大な費用がかかる。受益人数に対すれば異常なほどの税金が投入される。

もちろん、施設自体寿命があり20年もすれば立て直した方が安くなるほど維持費がかかる。

いっそつぶしてしまって合併処理浄化槽に戻した方がいいとわかってきてもすでにつぶしてしまっている。

かくして戻ることも出来ずに金食い虫を抱えた過疎の自治体が全国にたくさんある。

簡単に予想できた事でも、国はそれを推進し、大量の資源資金無為にした。

それぞれのケースに応じて丁寧にものを考えないと、いけないよねというお話でした。

2014-03-30

http://anond.hatelabo.jp/20140330131020

つまる所、フランスでは庶民が早めに人生諦めてパリを目指さずに田舎に残るので、過疎地域もできないし少子化も進まない、と。

例の人口調査結果がどのくらいヤバいデトロイト比較してみた


追記 2014/3/30 23:50

いろいろブコメトラバありがとう。やはり過疎地域の扱いについては議論が分かれるね。

合計特殊出生率について。ここ数年の上昇が「団塊ジュニアの駆け込み出産」だと見る意見があったが、言葉定義の問題なのではっきりさせたい。合計特殊出生率は15歳から49歳までの各年齢の出生率を足し合わせるという求め方をするので、世代間の人数の偏りの影響を受けない。合計特殊出生率への寄与度は世代の人数によらず同じということだね。

人口集積について。フォローしてくれてる人もいるけど東京一極集中という意味ではないよ。各地域で中核となる人口数万〜数十万の都市はたくさん必要だと思う。ちょっとアバウトなイメージでいうとJ3どころかJ4、J5(まだないけど)のチームが「俺達のクラブ」としてそれなりに盛り上がっちゃうぐらいの熱量(?)を備えた街だ。これって人口5万でも田畑や山林の中にバラバラに点在する5万じゃ多分だめだよね。でも集積して居住する中でなら3万でも成り立つかもしれない。俺は都市計画専門家じゃないんでわからないけど、税制面での優遇公共インフラへの低廉なアクセス、便利な公共交通行政、保育、教育介護医療サービスなどの面で他地域より優遇することで計画的中核市街地に人を集めていくような方法になるのかな?一部の人想像してそうな強制移住みたいなことは俺は想定してないんだけどね。そんなことしなくても中核市街地の魅力を高めることで勝手に集まるのが一番いい。それでもどうしても限界集落に残りたい頑固じいさんがいたら、最後まで面倒見てあげたらいいじゃんと思う。

余談。実際これにわりと近いことをやってるのが流山市で、ここは若夫婦に特化したマーケティングをしてるんだけど、立派な少子高齢化対策になってる。流山場合TX開通により「東京まで20分」という付加価値をゲットし、それに「森」自然」「子育て」という人気のキーワードを組み合わせてブランディングしてる。はてブ的には「恋愛届の街」って言ったほうが通りがいいのかな?あれもはてブでは不人気だったけど所詮お遊び企画だからね、個人情報がどうのストーカーがどうのと目くじら立てるほどのものじゃない。大したオペレーションコストもかけず、民間タイアップで安く認知度向上のキャンペーンやってるんだから大した工夫だと思う。もちろん、よく見ると緑とかやすらぎとか単なるイメージ戦略の域を出てないのでは?とギモンを抱くところもある。実質的メリット(保育料が安いとか子ども医療費無料とか深夜保育や休日保育にも安価対応できるとか公立幼稚園が安く充実してるとか)がバーーンと打ちだされてるといいんだけどその辺のアピールはない。それでも「意識高い系自治体」としてベンチマークしておきたい自治体ではある。




これな。

「2050年、全国の6割が人口半分…2割はゼロ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140329-OYT1T00081.htm

元ネタ国交省のこちらの発表資料
https://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku03_hh_000067.html

デトロイト日本人口推移を重ねてみたよ!

日本人口の中位推計っていうのに基づくと、人口減少のスピードデトロイト匹敵するくらい急激になってしまう。グラフにするとこんな感じ。

» デトロイトと日本の人口推移を重ねたグラフ

人口が減るとヤバいの?

ときどき日本人口多すぎ。減ってもいいじゃんみたいな意見もあるが、急激に減るのはマズいし、老人増えすぎのアンバランスな状態で減るのもマズい。

社会保障制度が成り立たなくなるし、デトロイトのように街がもりもりスラム化していって治安が悪くなる(デトロイトの画像検索結果)。社会の活力が失われ悪循環を生む。

逆に言えば、社会保障制度がついていけるスピードスラム街を取り壊しつつ、コンパクトな市街を再構築していけるスピードで減るならなんとかなる。

スラム化っていっても大都市圏は人口増えるみたいだし大丈夫なんじゃないの?

https://www.mlit.go.jp/common/001033672.pdf

増える地域大都市圏を中心に若干あるという話だが、これは本当にピンポイントで増えるというだけの話で、都市圏全体でみると、こちらの資料2ページ目によると、やはり増えるところは無い模様。

さらに問題は(これは全国的に言えることだが)老人比率が高くなりながらの人口減なので社会保障制度を始めとしてまったく大丈夫ではない。

「2割はゼロ」って当り前じゃん?

これはブコメ散見された誤解。日本森林ばっかだから2割の土地人口ゼロって別に驚くこともないじゃんという意見だが、資料によると2割は「国土の2割」じゃなくて「今現在人が住んでいるうちの2割」ということだ。人口減少のひとつの結果として、それなりに顕著な変化と言えると思う。

じゃあやっぱり過疎地域はなんとかしなきゃ?!

俺は過疎については仕方ないとも思っている。「2割がゼロ」になってもいいじゃないかとも思う。

国や自治体赤字を減らすためには、なるべく人間は固まって暮らしたほうが効率的だ。電気ガス水道、通信回線道路などの社会インフラの維持費は安く済むし、人口が集積すればさまざまな商業活動が成り立つため街も活性化する。公共部門支出が減り税収が増えれば、社会保障が充実する。少子化対策に割ける予算も増える。

増田なんで書いてしまうが、国も役所本音としては過疎地域は一刻も早く人口ゼロになってくれという感じじゃなかろうか。

出生率は増えている

さて、減る一方だというイメージのある合計特殊出生率だが、2005年の1.26を底に2012年の1.41まで少しずつ増えている。もうすぐ2013年数字も出るだろう。

これはネガティブな話題ばかりの少子高齢化関連のトピックでは唯一の光明だ。今後の数字に注目したい。

いやいや少しくらい出生率が増えたって焼け石に水。今さらどうしようもない

これもブコメ散見された残念な意見ひとつ全然「どうしようもなくない」。

同じ資料の1ページ目には、合計特殊出生率現在の上昇ペース(2005年1.26→2012年1.41)を維持した場合と、フランス並のペースで上昇した場合の2種類の人口推計グラフも掲載されている。

つっても誰もpdfなんか見ないだろうと思ったのでスクショとってアップした。関係ないが増田画像くらい貼り付けさせて欲しい。

» 将来推計人口(出生率回復の場合の試算)

これを見ると2050年で1.1億人弱、2100年で9100万〜9600万人の人口キープできるということで、中位推計(合計特殊出生率1.35)の2100年4959万人とは雲泥の差だ。

しか出生率2.07まで回復した上での1億人なので、人口減といってもいずれ減少はストップし、社会保障問題は大幅に改善され、今よりも暮らしやす日本になっている可能性が高い。

労働人口は十分にあり、税収も確保でき、子どもの養育・教育に国も自治体も家庭も十分に投資できる。

人口が適度に市街地に集積しているおかげでコミュニティバスは密に運行でき、老人妊婦子どもが市街のどこでも自由に移動できる。

公園にはゆとりある老後生活をおくるじーさんばーさんが散歩していて、子どもたちの元気な声が溢れる。

わりと暮らしやすそうな雰囲気が街に漂っているため若夫婦子ども産むのに抵抗がなく、出生率は2.1前後キープされる。

そんな2100年、人口9000万人台の日本に「まだなれる」。決して手遅れではない。

まとめ

なんとしても子どもを産みやす日本にして、合計特殊出生率をあげなきゃいけない。

人口減ってもいいじゃん」という認識あらため、「手遅れだから」「焼け石に水」と諦めないことがまず第一歩だ。

子どもいらねーー」「結婚したくないし」という個人の価値観を語ってみるのもときによかろう。それは否定されるものではない。

だが急激な人口減が及ぼす悪影響は人を選ばない。子どもが欲しくない者も、少子高齢化社会とは無関係でいられない。

国民のだれもが、少子化問題を深刻にとらえ、主体的に考える必要がある。

少子化問題が解決すれば、社会保障問題をはじめとして好影響はやはり人を選ばない。

国民すべてが享受することになる。

以上、ここに書いたことは別に俺個人の意見でもなんでもなく、わりと一般的に言われていることだと思っている。国交省人口増減メッシュ地図の件をフックに書いてみたものの、人口推計の数値自体は既に周知されているデータ引用しただけだし、少子化が及ぼす影響についても目新しいことは書いていない。異論がありそうなところとしては、過疎を積極的に肯定しちゃってるところと、出生率回復時の楽観的な記述だろうか?コメントトラバをいただけると嬉しい。

また機会があれば、少子化問題を解決するため政策行政レベルで取り組むべきことや一個人としてできることなどについてもまとめてみたい。

参考資料

日本データはこちらの「表1-1」と「参考表1-1」からデトロイトデータウィキペディアから拾ってきた。

http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/newest04/sh2401smm.html

あとはぜんぶ国交省の例の発表です。

https://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku03_hh_000067.html

2013-09-05

http://anond.hatelabo.jp/20130904214424

理由はシンプルじゃね?

土日フル診療にしたら仕事学校休み人間で激混みになるから。老人だらけの過疎地域は除くが。

スケジュール分散させるなら、あらゆる人間生活サイクルを分散させる必要がある。

需要供給非対称性がある限り、病院診療日だけ分散させても、土日やってる病院がわり食うだけ。

2011-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20110616091516

統計局の人口警察庁の年齢別運転免許保有者数からざっと計算したけど、70~74歳の免許保有率は

13年度 39.8%

17年度 45.7%

22年度 53.3%

と増加していてこのままであれば年寄りが引き起こす事故はこれから20年ぐらいは増大していくと見て間違いないんだよね。

(資料の集め方が悪くて多少精度が甘いので、正確さとかが気になったら自力で頼む)

しか年寄りから免許を取り上げるのは、地方に住む年寄りにとって致命的なんだよな。

過疎地域だけ運転する場合事故も起こりにくいし、必要だから困る。

2011-04-13

http://anond.hatelabo.jp/20110413143220

じゃあ原発以外の地域振興策を教えて欲しい

地方交付税はバラマキと言われ、ダム空港高速道路も作るなと言われる中で過疎地域にどう金を回すのか。

有効な答えが出せるなら、きっと原発立地候補地はなくなり、原発という事業自体成り立たなくなるだろうしね。

言わば究極の反原発運動になるはず。

2011-04-03

震災の方に接して思い浮かんだことの一部

まーこれ読めば狂ったように批判する人が多いだろうなっていう内容を雑に書き殴る。その内気が向けば、徐々に加筆するかも。特定の人が見れば誰が書いたか分かりそうな・・・。

まず、相変わらずデマ流す奴が多い。

デマ不安を煽るものが多いが、中途半端インテリな奴が根拠薄弱な安全情報を流したりする例も。原発に対する非科学的な恐怖感に対する反動化だろう。無闇に恐れることはないという主張が勢い余って無闇に安全だというデマに繋がるのだろう。どっちにしてもデマは大迷惑なので止めて欲しい

切込隊長こと山本一郎までその中に入ってしまったのが、人間能力限界を感じさせる。彼は結構賢い部類に入ると思ったんだけど、それでも人間能力は個人レベルでは限界値も低いようだ。知能や倫理ネットワーク化が人類課題。相互に補完・訂正し合って相乗効果を高められるか否か。

国同士が協力できずに地球規模でまとまれないのは、人類にとって地球が最大単位から。それ以下の単位では、争いはあっても、学習によって視野を広げればまとまることも可能。そう言う意味でも宇宙開発意味がある。地球よりも広い範囲を自然意識内に収められれば、地球規模で人類がまとまれるだろう。

あと、デマに関しては、どこそこの教授が言ったからとか、米軍情報からとか、そういう理由で信じた人が多かったが、やっぱりそういうのに弱いんだなと。 MIT教授だけど実は原子炉原子力工学は専門外で物理先生ですらなくマーケティングだか何だかの先生だと後で分かったりということがあった。デマに対する方策として、「信頼できるソース」というのがあるけど、これは肩書きとか機関名の権威に盲従しろってことではない。あくまで、自分の頭で総合的に情報分析・判断する際に、どういった情報を取捨選択するかという際の目安でしかない。取捨選択の判断基準としては、学問的手法によるのが適切。仮に優秀な学者が唱えた説でも、それは学説に過ぎないという当たり前の事実。あと学者情報現場を知ってるエンジニア情報を組み合わせることも考えて欲しい

次、自衛隊警察消防海保医療チーム・米軍等に対する反応について。特に自衛官に対して。

これは私のような存在中の人の気持ちも知ってるし、外の人の立場でもあるので書いておこうかと。もっとも中の人、外の人にも色々いるんだが

絶賛する声が大きすぎて怖い。もちろん、気持ちは分かる。だから絶賛を非難する気はない。

しかし、まず第一に彼らはそれが仕事であること。つまり平時より課せられた使命であること。特に自衛官は我が身を顧みないことを宣誓し署名している。だから義務を果たしているに過ぎない。

念のためにもう一度書いておくが、それでも彼らに感謝するという気持ちは充分分かる。そうした過酷な義務を大阪市バスの運転手よりはるかに安い給料遂行してくれるのは確かに有り難い。

が、しかし、彼らには宣誓に応じた義務を給料と引き替えに果たすというのが役割だということを忘れないでしい

度を超えた絶賛は、自衛官らにとっても国民にとっても不幸なことだ。彼らは超人はない。肉体的・精神的に被災者以上に過酷な状況の中で作業を続けることは、自衛官などなら平気だという訳ではない。

精神的に余裕のない被災者から容赦ない罵声を浴びせられることもある。自己完結型の組織として自前で用意した環境を享受すれば非難される。自分家族行方不明のまま。大量の遺体が腐り始める。理不尽なことが山ほど降りかかってくる。

そんな現場にいる人達ヒーロー扱いするというのはやや失礼なことだとさえ言っても良い。もっとも彼ら自身は何とも思う余裕もないだろうが。彼らに報いる方法は、彼らが充分能力を発揮できるような環境を平時の間に整えることだ。はっきり言ってしまえば、毎年の予算を増やすこと。そしてそれが有効に使われているか官僚の都合が優先されていないかチェックすること。彼らに感謝すると言いながら、予算には関心を持たない人は多いのではないか。年々減っていく予算をどう思っていたのか聞いてみたい。いや聞きたくないわ。予算に関しては全体の額だけではなく、内訳も非常に重要イージス艦とか支援戦闘機とかMDとかも大事だけど、もっと地味なところは蔑ろにされがち。柱の浮いた廃墟のような倉庫とか、すぐちぎれるペラペラの個人装備とか、歩いてるだけです部品がなくなる小銃とか。今や第三世界と呼ばれた国々の軍隊の装備にも劣る点が多々ある。ハイテク装備にだけ目を奪われるとこうなる。

自衛官らを超人いして有り難がるのはやめよう。頑張ってくれてる同じ日本人として感謝しよう。

コンプレックスの強い人がそれを軍隊のロマンへの心酔という形で発散したがるというのはよくあることなだが、今の日本では主にネトウヨがこれに該当する。極端な国粋主義というのは軍隊内部よりも、外部から内部に浸透してくるものだと考えている。三島由紀夫自衛官に冷笑されたのは当然。軍隊ではああいう人は一番浮く。井上和彦とか話にならん。ああいう人はヒーローを語ってその尻馬に乗ろうとしてるだけ。

震災報道でダウンしてしまう人

連日の過酷な状況を伝える暗いニュース連続で、自分自身は直接被災していないにも関わらず、心が参ってしまう人が続出。見なきゃ良いんだけど気になるから見てしまうんだろうね。そういう人はなるべく民放センセーショナル番組を見ないようにした方がいいと思う。とかく人の不安や恐怖やらを煽りがちなので。情報は1日1回、NHKニュースを見て、後は新聞の一面でもざっと眺めれば充分でしょう。

ネット情報は読み解くのに相当のリテラシー時間が要求されるのでこういうときは実はあんまり実用的でない。

んで、自主規制とか自粛とかいわれる物が行きすぎというのも分かるが、わざわざ話題を逸らすこともないとも言える。そういう訳でこの文章を書いている。

遺体を映すべきだという声をよく聞くけど、それは要らないと思う。それを見てたらどうなるの?慣れるの?そんな場面を見なくても震災から学ぶことは十分出来ると思う。


以下加筆するかも・・・・多分しない

原発

日本の先駆的研究者松浦祥次郎氏も再考を迫られたことを明かした

不可欠であっても数は減らせる

都市圏の大規模需要を満たすために、特定の過疎地域に集中

問題なのは需要の総量ではなくピーク

M9レベルを基準にすることについての国民の合意を確認しておく必要

CO2

25%削減震災を理由にキャンセルしよう(元々無理ぽ)

ダメージは非常に大きい

数十兆のダメージか→国民皆でかなりの負担をすることになる(全員が「被災者」でありサバイバー

ただでさえ不況の中であえいできた日本→今後の日本

今の日本に必要なのは抽象的な協力概念はなく、国民が賢くなって賢い政治を選択すること

戦後政治を変えるのは震災から喫緊の課題であったがもう猶予は一切無い

今、間違った復旧・復興をすると取り返しがつかない→反面、新しい街作りの機会

補償問題

農業漁業といった第1次産業のみ?→説得力の問題

補償にも効果測定は必要(効果は補償された人・されなかった人・国民全体の人心の安寧も含む)

窃盗団

被災地荒らし回る火事場泥棒

その防止策は?

橋下知事

WTCビル咲洲庁舎の耐震

元々耐震補強は必要とされていたし今回はその工事

場所は確かに難があるが、では財政難の中でどの選択肢を採れるか

庁舎近辺を徐々に再開発するのは無理?庁舎が来れば需要も生まれるのでは?

数々の地震に耐えた現庁舎も今後はさすがに不安(そこが出発点だったはず)

理想的な物件があるなら教えて欲しい。建て直し?

他にもあったけど、ありすぎて忘れた。とにかく考えさせられたことが多すぎて全部覚えてらんない。不安を煽るつもりはないが、もはや崖っぷちであることは事実である認識した上で勇気が必要。

こういうアホなりにも真面目に考えてびっしり(というか8行おきじゃなく)書かれた文章(つっても作文程度だが)より、どっかの歌手が書いた5行くらいの詩を読みたがるのが大衆なんだと思ってるけど。

きっちり考えるより、分かりやすい言葉に感動してる方が圧倒的に楽だという誤謬根本原因をどうするのかまで考えないとな。それは俺なんかより、インテリが考えるべきことなんだけど。インテリというのは優れた思考力を与えられている分、俺たち愚民を導く責任があるんだよ。ワンフレーズ国民を先導ならぬ扇動する政治家とか論外。

で、NHK水野解説委員横尾アナウンサーには萌えた。彼らは常識的なインテリだと思う。他にもテレビに出てる人でもいいこと言ってる人はいるし、それが放送されているのだから、まだマスメディアには存在価値が残っている。

追記

読めば分かると思うが、私のこの文章が歌手の安っぽいフレーズより有用だという主張をしているのではない。下らない物が結果的によい効果をもたらすことは良くあるし、私から見て下らない物が世の中のためになる価値ある物かも知れない。しかし、そういった価値判断以前に、単純に、真面目に書いた長文より情緒的なワンフレーズがとっつきやすく、それだけで満足してしまうことによる誤謬可能性というのは大きいという構造の話。いずれにせよ、その辺はこの文章の主題ではないんだけれど。

2010-04-20

http://anond.hatelabo.jp/20100420032916

じゃあ、仮にお前がアメリカ国籍を貰って移住したとする。

そのとき、お前は、一個人としてアメリカ日本に有利な政策を採るようにわざわざ活動すると思うか?そもそも、そんなことは現実的に可能だと思うか?せいぜいが、日米の友好を目指す政治家に一票を入れて満足するのが限度だろう。

つかね、結論ありきで抽象的に考えるせいで、話がおかしくなる。個々の外国人なんて、自分人生を生きるだけで精一杯。国政を左右するほどの勢力なんて築こうとも築けるとも思っていないだろう。数人で意見を束ねるのだけでも大変なのに、政治を左右するほどの勢力を築くのなんてもっと大変だろう。

頑張りに頑張って地方議会に一人自分達の代表を送り込んだとしても、議会多数決で決まるんだから、母国のために便宜を図れとか議案を出しても、そんなことはどうでも良い他の議員に圧倒的大差で負けておしまいだ。つまりは、議会なんて過半数をとるくらいに勢力を拡大して初めて意味が出てくるもんだからな。(しかも、議会で多数をとって議決しても、外国にただ便宜をはかるような行為は法律上許されないから、裁判所に止められて終わりだが)

逆に、過半数を取れるような超過疎地域に狙いを絞ったところで、結局は日本法律の縛りはかかるし、そもそもそんな過疎地域なんて予算も非常に少ないんだから、労力をかけて牛耳ったところで報われない。

ついでに、帰化人とかを選ぶのは、自分の立場に理解のある人間政治家になって貰いたいから、そして議会自分達の意見を代弁して欲しいからであって、いちいち母国への便宜を図って欲しいとか思ってないだろ。そもそも、地方自治体レベル議員一人には、予算を動かす権力なんてありはしないんだから、期待する意味すら疑わしいし。

2010-03-11

日弁連会長選挙私たち新人弁護士

http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20100310ASDK1000610032010.html

日経新聞社説

弁護士の増員に強く反対している立場宇都宮先生当選したのに対して批判的である

地方の割のよくない仕事が多い弁護士が,経済的基盤が揺らぐのを案じて,宇都宮票となった,と。

そのような地方弁護士に対して,「司法を身近なものにするには弁護士の大幅増員が必要不可欠」とした上で,

今回の選択を「高い収入を失いたくない特権的職業集団エゴ」と断じている。

だが,ちょっと待って欲しい。

そんなエゴでここまでの票が集まるはずがない。

この票は,私たち新人弁護士怨嗟の声ではないか。

司法改革」の1つの柱として新司法試験制度が始まりロースクールがなければ司法試験すら受験できなくなった。

実務家教員を集めるためにだろうか,ロースクール学費は非常に高く(高いところでは年間200万円にも登る),奨学金を借りている者が多い。一度で受かればいいが,受験に失敗すれば,それだけのコストがかかる。

司法試験合格した後の司法修習中には,今までは準公務員として給与が出ていたが,合格者が増えたことで,次の期の修習生からは貸与制となった。貸与額は年間約300万円である

その司法修習も,従前は2年間だったものが,1年半,1年4ヶ月と徐々に短くなり,今ではたったの1年しか期間がない。

そのような状況で,裁判員裁判が始まるなど,制度が大きく変わりつつある実務経験を積まねばならない。

後述するように,就職活動が熾烈を極める中,1年間でこれだけのことを身につけろという方が無理な話である

よく言われる新人弁護士の質の低下というのは構造的な問題に過ぎない。

そして,弁護士として世に出る前には,さら就職難が待ち受けている。

ボスと1回酒を飲んだら就職が決まった」というような牧歌的就職活動はとうに姿を消し,エントリーシートを書いて法律事務所訪問して,というリクルートが定着した。

それまで出していなかった司法試験の成績が通知されるようになり,司法試験の成績とロースクールの格で品定めをされる。「お祈りメール」が来ればいい方で,選にもれても返事のない事務所も多い。

そのような就活事情の中,就職が決まらず,やむなく軒弁や即独を選んだ仲間もいる。事務所のスペースは借りられるが一切給与は支払われないいわゆる軒弁。弁護士登録後即独立,いわゆる「即独」。

こうして,相当程度のの新人弁護士が,数百万円単位借金を抱え,不安定な収入状況で生き抜かなければならない状況にある。さながら多重債務者である

なにしろ,私もそのような借金を抱えて,氷河期と言われる就職難を乗り越え,ようやく弁護士として歩み出したばかりだ。

この日経新聞記者(平均年収1295万円)は,私たち新人弁護士の置かれている状況を知っているのだろうか。

法曹人口を増やすのは,1.司法過疎地域の解消と2.経済界への弁護士の参画という目的であった。

就職難であふれた人員が地方就職し,司法過疎は徐々に改善に向かっている。

もっとも,司法過疎については,日弁連が10年来取り組んでいることもあり,司法試験合格者が1000人になったころから徐々に解消しつつはあった。)

ゼロワン地域以外でも地方への就職は進み,現在では,新司法試験合格者の会員が既存の会員の数を上回る単位会もあると聞く。

経済界への弁護士の参画,特にインハウスローヤーの増員は遅々として進んでいない。

日弁連弁護士検索で,事務所に(株式会社)と入っている弁護士を調べると,359人の弁護士が引っかかる。

このうち,新司法試験制度が始まった頃の登録番号である36000番台以降の弁護士は155人。

正確な統計ではないが,新司法試験が始まって約5000人の弁護士が増えて,約150人しか企業弁護士を受け入れていないということになる。3%。

司法試験が始まって3年で150人ということは1年に50人。そのために,合格者を3000人にすると言っていたのだとしたら,お笑いぐさである

経済界肝いりで始まったロースクール制度だったはずなのに,このていたらくである

そうすると,ここまで法曹人口を増やす必要があったのか不明である

よくロースクール制度詐欺だ,などと主張する受験生がいるが,法曹人口増加論ももっと検証されるべきではないか。

そもそも,弁護士は,司法研修所での研修を終えたからといって一人前になるわけではない。

イソ弁というOJTシステムがあったからこそ,今までの質を保ってこれた。それが,OJTの窓口である法律事務所では増加した法曹人口を吸収できていない。

そのような現状があるのに,弁護士さらに増やせばいいんだという論には賛成しかねる。

OJTも満足に受けられない質の悪い弁護士が増えて,市民基本的人権は守られるのだろうか。

これまで見てきたように,現状では,法曹人口増加論のすべての負担が,若手弁護士に押しつけられているのである

それを既得権益者のエゴと断じるのは余りにも乱暴ではないか。

以下ソース

日経新聞年収 http://www.ganvaru.com/cat_12/ent_8.html

ロースクール学費 http://laws.shikakuseek.com/expenses.html

司法過疎が改善しつつあること http://www.nichibenren.or.jp/ja/special_theme/data/zero_one_graph.pdf

日弁連弁護士検索ビル名等に株式会社入力する) http://www.nichibenren.or.jp/bar_search/index.cgi

2009-11-22

http://anond.hatelabo.jp/20091122171217

だなあ

もう人口は減っていくってわかっているのだから、地方過疎地域からズンズン潰していってもいいよな

町おこしなんて、20世紀の考え方だよ

2009-10-25

http://anond.hatelabo.jp/20091025145601

元記事や、そこに対するはてブコメントでどうしても引っかかるのが

過疎地域まで中央と同等のインフラを要求する

なんだけど、俺の田舎じゃ誰もそんなの要求しないなあ。

どういうわけか、勝手道路や橋やダムは作られていくけど。

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