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2017-03-10

原発近くの街へ帰還が進まないニュースを見て思うこと

当方福島建築復興関係やってる人間除染じゃないよ。地元の人とかともよく話すので、3.11前に少し思ったことを書いとく。

原発近くの浪江町の帰還が進まないっていうニュースがちらほらでてるけど、戻らない理由放射能の他に3つあるかなと思ってる。

1.生活用品が揃えにくい

実際は戻っていいと思ってる人も結構いる。慣れ親しんだ町なので、戻りたい気持ちはあるんだろうと思う。

ただ、生活がとんでもなくしづらい。

浪江町でいえば、現状コンビニが二件あるけれどどちらも夕方には閉まってしまう。スーパーに関しては、車で片道50分ぐらいかかる。一部、復興商店街みたいなのはあるがそれだけじゃ不十分な感じ。

そんな不便さを感じて、帰還がためらってる人が結構いる。薬局飲食店ホームセンター等々生活必要ものが買いにくい。

2.避難先で生活基盤ができてしまった

地震が起きた3.11からもう長い年月がたち、最初一時的避難先の予定だった場所も、そこでの生活仕事コミュニティ確立されてしまいわざわざ戻る要素がなくなってしまった。

ましてや、1の不便さが強いられるような状況なら戻る必要はないよねーって話。

3. 仕事がない

仮に戻ったとしても、仕事先が皆無。除染復興関係でもやればいいじゃん?

って話はナンセンスから置いておく。被曝したくないのは誰もが思ってることだろうからね。

1でも言ったように、まだお店もなく、また会社も戻ってくるか怪しいので働く先がない。生活するお金が生み出せないならそこで住めない。

帰還を本気で考えるなら

もし、本格的に帰還を促すなら、せめて国道6号線沿いにスーパー薬局ホームセンター、一通りの病院等を誘致するのと税金を安くするなりして会社も戻さなきゃダメなのかなーと思う。

ある意味過疎地域活性化に近い立て直しと同じだと思う。

ただ、放射能、それに伴う風評被害というハンデキャップがある状況で果たしてそこまでする必要があるのか、やる意味があるかはわからないが今のままじゃ、何も起こらないのはわかる。

正直放射能外野が騒いでるだけで、単純に生活しづいから戻る気ないよっーてひとが多いから少し書き残して起きたかった。

3.11セレモニーの中、私は復興仕事で大忙しです。

 
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