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2011-06-04

お上を信じ続ける人たち

先に賛同できないであろう多くの人に謝罪を申し上げる。

すべての人が該当するわけではないと思いますのでどうぞご留意

震災以降、テレビ新聞などの報道震災により甚大な被害に遭われた多くの人がインタビュー対象としているが、その中に見られる人たちの言葉を聞くたびに私は毎回不満をいだき、苛立ちを若干覚えるのである

その言語とは

保証はいつなんだ」

と言った趣旨の発言である特に風評被害と名打って、保証金をもらおうとする人々に私は飽き飽きしているのである

理由は至って簡単である日本国資本主義民主主義の国であるからである

地震津波により住む場所を失った人たちへの最低限の生活を営むための資金はこの国に生存権がある以上、必要不可欠になるものだと考えているが、それにしたってそれ以上の保証を求める人たちをしばしばインタビューでは見かけるのである

特に原発事故に端を発する風評被害への保証に関する被害者の言い分は非常に苛立ちを覚える。

原発による風評被害損益を被った人たちはかわいそうであるとは思うが、保証金を求めるのはお門違い。

原発着工に当たっては、国が大きく介入したことからインタビュー保証金を求める人たちの多くは選挙権参政権といった形で反対をすることはもちろん可能であっただろう。そういった中で着工を選んだ人々は原発による経済効果とともに原発リスクをも容認したと捉えることができる。

このリスクを間接的ではあるが容認した人々が果たして保証金を受け取る資格があるのだろうか。

私はこの国が資本主義であることから考えると、受け取る資格など全くないと考える。

リスクに耐えられなかった人々自らの責任であるだろう。

また、お上を信じ続ける人々にも呆れてしまう。

一昨日の内閣不信任決議案など昨今の政治情勢にいい印象を持つ人は少ないだろう。

そんな政府代議士に向かってある人はこんなことを言う。

「もっとしっかりしてくれよ」

政治家同士の争いなんかみたくない。速く被災地復興をなんとかしてくれ」

こんな発言を皆がするのである。(これに関してはTVの偏った放送の結果かもしれないが)

我が国が民主主義であることを忘れている発言としか私には思えない。

いい加減な口車にそそのかされて、今の代議士を望んだのは有権者であり、不満を恥もせず漏らすあなた方なのである

選挙である以上、自分が望む人間当選されないというような自体が起こることは多いに起こりうることであるが、インタビュー全員が皆、不満を漏らすのは非常に恥ずべき行為だと私は考える。

これは言い換えると目の前の飴に踊らされた多くの国民責任であり、バカな政治家を選んだのは国民責任なのである

インタビューでは、さも代議士代議士自分自分、といった感じで答えている印象のものが多く、そのたびに私は失望する。

行政に求めるサービスへの関心だってそうである

何もなく順風満帆の時は、怠慢な行政に対して文句一つ言わなかった人々が危機に瀕して文句を垂れるのはこれもまた恥ずべき行為。

国家行政のみならず地方行政に関しても、首長代議士を選ぶ選挙権参政権などで十分に行政に対して変化をこれまでも求めることができた。それに関して、税金を払うなんて当たり前といった考えや自分不利益を被らないから関係ないと関心を持たなかったのは多くの有権者である

国がなんとかしてくれる、行政がなんとかしてくれるなんていう幻想をいつまで抱き続けるのだろうか。

以上。

21歳、世の中の悪に取り込まれてない世間知らずの若者から無責任に見える大人たちへ。

2011-06-03

http://anond.hatelabo.jp/20110603144703

そんなに使わないからこそ、家庭で持ってた方がいちいち業者用借りるより安上がりなんだろ。

横だが、意味不明すぎるので詳しく解説を求めたい

自家用車持っているのは通勤通学etc毎日のように使う人が殆どだろうに、何言ってるんだお前は。

そうじゃない人は首都圏とかバブル世代だといくらでもいる

そもそもここで指摘されてるのは、不可欠な生活ツールとして所有してる田舎暮らしの人の話ではな

それ以外の部類の所有の話ないだろう

2011-05-26

[]http://anond.hatelabo.jp/20110526183545

あなた「バカ」と罵る前に考えるべき3つのこと。

2011-05-21

http://anond.hatelabo.jp/20110521220648

新社会人になりました。早速仕事してます

昨日今日の話ですが、検査部門への依頼書を30分で作って欲しいと言われました

指示の内容は以下です

「サンプル5個 部品P00244について、資料と同じようなデータをとるよう依頼して欲しい

(添付資料 部品の半径100ヶ所の寸法公差計測結果

実は、この指示通りに依頼書を書くと不便なデータが届くのだがおわかりになるでしょうか?

指示の背景は

「寸法検査を通った部品のうち組み付け出来ないものがあった。

 干渉しそうな部分の寸法を細かくとり、工程に問題ないか情報を得たい」というもので、

しかったのは「直径を50ヶ所とり直径の最大部分、真円度。それぞれを高さ方向に3ヶ所。」

これが、A部門→B部門→C部門と伝言ゲームできて、僕には上司から先述のような指示が入るわけです

万事こういう仕事残業も多い。

あなたのところではどうですか。

就活中必要と言われていたコミュ力不可欠なのがよく分かります

2011-05-15

そろそろNexus SiPhone4について語っておくか…

この記事(http://www.drk7.jp/MT/archives/001769.html)が話題になっているので、自分も書いてみます。まずは自分属性

自分の結論は、圧倒的な差でNexus Sの勝ちです

そもそもNexusSは国内で販売されてないので、NexusSとiPhone4のどちらがイイですか?と人に聞かれることは全くないですが、

NexusSの方が圧倒的によいと"私は思う"と(もし聞かれたら)答えます。今後の機種変も間違いなくGalaxy S2、3?、と買い続け

ていくと思います。一方で別の技術はもうわかったのでiPhone4は手放そうと思っており、iPhone5が出たら誰かに触らせてもらい

たいです。※NexusSは技適未通過端末なので、帰国前の使用感レポとなります

体感速度、OSの安定度、充電池、カメラ性能、電波

元記事に異論なし。音質は音楽聞かないから知らない。AndroidiPhoneよりもっさりしてるし、落ちるし、電池減る。

画面

Nexus S解像度WVGA(800x480)とiPhone4(960x640)より劣るのに、画面自体が大きい分広く感じる。Nexus Sは4インチiPhone4

は3.5インチで、だいぶミスタイプが減った。Xperia arcは4.2インチなので確かに大きすぎるかも。Nexus Sはちょうど良い。

アプリマーケット

だいたい元記事通り。ランキングサイトを見て色々試すのが自分楽しいiPhoneスクエニゲーム買ったけど、結局スマホ

ゲームなんてやりにくいし放置ゲーム3DSPSPで良い。

で、大事なのはここから!速度・安定・電池を差し引いても自分Androidを選ぶ理由。

Androidアプリの良いところは、アプリ間の連携シームレスなところ。写真とる→ギャラリー(iPhoneでいうアルバム)→共有から

直接twitterなどにうp、が可能。(http://www.gazo.cc/up/37699.jpg)iPhone写真とる→アルバムは移動出来るけど、うpする

には各アプリを立ち上げないといけない。ブラウザもメニュー→共有で、そのページを色んな方法でシェアできる。アプリ連携

すぎ。あとページ内検索とかも地味に便利。

他にも良いアプリとしてはIMESimeji。←→キーソーシャルIMEが便利すぎ。iPhoneだとiとiの間にカーソル合わせるとかほぼ

無理。ツイートする時に少し戻りたいとかもよくあるので、←→は不可欠ソーシャルIMEの効果は

(http://www.gazo.cc/up/37694.jpg)参照。スマホ数字・記号が混ざった入力だるいので助かる。

GoogleMapは拡大・縮小した時にコンパスが元に戻らないのが良い。(ブラウザにもついてる)- +ボタン便利。本来はマルチタッチ

対応端末用だけど、片手で縮小出来るのが十分便利。iPhoneだと縮小時に左手に持ち替えるとかよくやってた。他にマイマップ

とか様々なレイヤが重ねられる。Latitudeは友人0だから意味無いんだけど、mixiAndroidアプリ(上の画像の)みたいな感じで4sq

情報アイコン表示で重ねれたらと妄想すると夢が広がる。

インテント・戻る機能

iPhoneは他のアプリが起動すると投げっぱなしで戻れないし、1つのアプリ内でも戻れなくて迷子になることがよくある。

だいたい左上が「戻る」系ボタンがあることが多いけどそうでないアプリもあるし、左上とか遠くて画面を覆い隠してしまう。

今では「戻るボタンが無いなんて、ブラウザバック禁止でブラウザ見るぐらいストレスだろ…」と思っている。

通知機能

色んなアプリの新着がステータスバーに表示される通知機能が死ぬほど便利。twitterにおける通知(とウィジェット)の良さはこ

れ(http://ran.private.coocan.jp/omusubi/log/2010/12/android-twicca-beta.html)あたりを参照。iPhoneにもPush通知はあるけ

どすぐ見なくて良いものを保留、とかが出来ない。強制的にアクティブになるのが鬱陶しいインテントと組み合わさると最強で

、こんなこと(http://www.gazo.cc/up/37695.jpg)が出来る。

ウィジェット

上のtwitterクライアントエントリでもあるようにウィジェットが便利で、ホームから色々設定変更が出来る。自分は家帰ったら

NoLockウィジェットロックオフしてすぐ操作出来るようにしてるし、布団でごろごろ使う時にはScreenFilterウィジェットで好

みの程度暗くする。あと計画停電があった時はホームに付箋メモ貼ってすぐ確認出来るようにしてた。この辺はiPhoneでもJBすれ

ば出来る範囲なのかな。

その他

他にもFLASHが動くとか、NFCがついてるとか、電源ボタンがサイドについてて使いやすいとか、丸っこくて可愛いとか、Macがなく

てもアプリ作れるとか、色々良いところはある。代わりに先に述べた体感速度、OSの安定度、充電池の悪さの他に、フォントが変

、そして日本で使えないという大きな欠点がある。

元々NexusSはAndroidアプリ開発用にと買っただけで、予想以上に気に入ってしまったのは誤算。久しぶりにiPhone使ったら「戻れ

ない」「←→ない」「通知ない」が死活問題だし、最近Softbank電波はさらに悪化したのか屋外ですら300~500Kbpsしか出てい

ないことも多く、人が多いと100Kbpsも出てない。(前は1Mbpsとか普通に出てたので、ここ最近何かあったのか、場所時間帯に

よるのか、Softbankユーザはぜひレポして欲しい

結論

"自分は" Nexus SiPhone4だが、我慢してiPhone4を使っている。iPhoneにはAndroidのようなワクワク感が無いのが残念だが、

カスタム面倒な人・初心者にはiPhoneを勧めているし、無難だとは思う。2.2か2.3以降のAndroidなら、用途や好みによってはオス

スメ。色々出来るから本当楽しいアプリアドオンで強化出来るとか感動したし!個人的には「iPhoneに貼る電子マネーシール

」「iPhoneでも音の組み合わせで決済」「iPhoneFlash」「iPhone赤外線」とかにエネルギー使うのは勿体無いので、より自由

Androidが普及して技術が発展すると良いと思っている。

余談

じゃあ何を使うべきか迷っている。Softbankは解約して本体売るつもり。回線docomoか、b-mobile+WiMaxか、auのEVO WiMax

(CDMA+WiMax)が良い気がしている。EVO WiMaxはかなり魅力的だけど、CDMA通信時の安定性が不安なのと、端末がHTC EVO一択にな

ってしまう。docomoの最新はXperia arcだけど、なんかぺりあってダサい感あるしGalaxy Sの方がNexus Sと似てて良さげ。ただ来

Galaxy S2が出るのに買う気にはなれない。

この記事(http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/038/38214/)のように、SIMフリーの技適通過済みAndroid端末をデータ通信

みで使うのが安いし早いのは魅力。でもIDEOSは小さいしスペックが…

この辺(http://gpad.tv/phone/docomo-sc02c-samsung-galaxy-s2/)を見るに、Galaxy S2の発売とレポを待つのが良いと思うので

、たぶんそうする。本当はすぐにでも変えたいので辛い。

2011-05-09

なぜ保守原発推進で、リベラル原発反対なのか

おそらく保守理想は「(たとえ犠牲になる人がいるとしても)一人でも多くの人を幸福にする社会」で、

リベラル理想は「(たとえ誰一人幸福にならなくても)全員が等しく不幸を分かち合う社会」なのだろう。

保守原発犠牲になる人や地域がいることを知りながら、それでも原発を推進してきた。

それは経済成長には安定的なエネルギーが必要不可欠からであり、

多数の失業者を出すよりも、少数の被曝者を出してでも多数の国民を食わせるほうがいいと思ったからだ。

逆にリベラルは、少数でも犠牲を出すくらいなら経済成長などいらない、と考えている。

その結果企業倒産して失業者が出ても構わない、金持ち資産を取り上げて分配すればいい、

誰かを犠牲に豊かな生活を送るよりも、全員貧乏になるほうがいい、と思っている。

今までは犠牲がそれほど目に見えなかったから、みんな保守の言うことを聞いて原発を推進してきた。

いざ目の前に痛ましい犠牲が出ると、リベラルの言うことが正しかったと思えてくるようになった。

ではこの先リベラルの言うことを聞いて、全員貧乏社会が出現したらどうなるのだろうか。

2011-04-29

旅の目的

僕は考えた、平和を実現するものは、人間ではできないのではないだろうかと、人間は互いの距離を測り壁を作り出す、その壁を越えることは容易ではない。平和を実現することというのは政治不可欠となっている、しかし本当は政治がなくても平和が実現できる状態ということが理想であると考える、すなわち政治とは今現在においては必要悪となっているのではないだろうか、政治という行為には多くの問題をまた生み出している、それは人間の弱さである人間人間社会を安定させるためにその行為を行う、そのために人間人間を裁くのである人間人間を裁くということは不合理には考えられないだろうか、人類は選択の幅をどんどん広げている、「彼は人なり、我も人なり、すなわち彼は我なり。」と言えるのではないだろうか、科学進歩、これは人間にとってすさまじい影響を与えてきた、だが、我々はその大きさにいまだ気がついていないのではないだろうか、今、科学というものに飲み込まれようとしているのではないだろうか、いや、科学というもの、学問というものは、過去において今までにおいてもわれわれの立つ位置、見ることのできる世界を変えてきた、自分たちにとってこのことは不変の真理であったはずだ。だが、今感じるこの焦燥感のような部分は何なのだろうか、科学進歩人類にとって必ずしも幸福を与えるものではないということは、昔から言われていた、それは科学が悪いわけではなく、その力を行使する人間に問題があったからだ。過去の過ちを繰り返してはならない、それは人間しかできない利点である、決して繰り返してはならない、だが、繰り返してしまうのも人間である、そこも人間の特性といえる。故意に間違えること、これは機械にはできない、だが、これからにおける、科学の失敗は発生率が減少しても、そのリスクというものは人類の存亡にかかわるものとなっていくのではないだろうか。故意ドッペルゲンガーを作り出せる時代が来る、そのような時代において「自分」を発見することは難しくなっていく。果たして、人間は機能となっていくのか、それとも人間人間のままであるのだろうか、はたまた、将来人間に安定をもたらすものは、「人間」なのだろうか、人間以上の存在が現れるかもしれない、それはコンピューターなのか、はたま遺伝子操作された人間なのか、それともその二つの融合なのか、また今現在まったく感知しないところからその存在が現れていくのか、まったくわからないが、自分は思う、人間人間を安定状態に置くということは傲慢であると、また不可能であると、人間にはそれを補助するものが必要である。それは例えば・・・神である。いっておくが自分は神などを特別、信じてはいない、自分が考える「神」とは、「価値である。その時代その時々に通用していた価値体系というものがそれにあたると考える、それは特定の宗教を信じる人にとっての価値、また宗教を信じない人にも持たれる価値観というものである。この時代において、人々を貫く価値というものが崩れ始めている。新しい秩序を作るという時代が終わり世界は画一化の時代へと進んでいる、価値の画一化、グローバル化自分たちに影響を常に与えてきたその価値観、新しい世代と古い世代間に生じる、その差、開放される自由、神とは脳みそを支配する特定の一部分である、その価値に基づいてその時々の人間は行動する、しか科学の発展はことごとくそれを破壊していく、人々は反乱を起こすが新しい世代が生まれ続けるかぎりにおいて、その動きは進んでいく、最終的にはとってもよい社会創造されると信じて、人間はその価値がなければただの動物と変わりない、むしろ価値などはじめから存在しない、そんな時代が来てしまうのかもしれない、人々は価値を、追い求め価値あるものを大切にする、たとえそれがナンセンスに映っても、それがその人、個人を守るためのアイデンティティであるかぎり、そう行動する。

2011-04-27

http://anond.hatelabo.jp/20110426085417

当人以外の周囲の者を「社会」っていう風に置き換えて、

より重視すべきようなことにしているけれど、世間論的で嫌だな、そういうの。

周囲の者が、面倒臭く思わなければいいだけ。

世間とかそういうある意味便利なものが薄れている現状で、

人との距離感の取り方につい面倒くさいとか言ってられない気がする。

あと、「必要不可欠」とまで言い切るの理由が、効率化を求めたくらいしかないのは、薄すぎないかな?

2011-04-26

「式」をやらない人の面倒臭さ

世の中には「社交」というものがあって、知り合いの人生になんらかのイベントが起きたとすると、それなりの交流が発生することになる。たとえば結婚とか誕生とか病気とか死とか。特に多数の人が関わることになる最初最後の奴については、その「社交」にかかるコストの効率化を図ることが重要になる。


職場で誰かが入院したとして、全員が個々に「お見舞い」に行ったら、こちらも大変だし先方も迷惑だ。ロスが膨大すぎる。だから誰かが代表して「お見舞い」に行くことで、コストの低減を図ることになる。一番親しい仕事上密接に関係あるメンバーとか、あるいは輪番制の単なる名目の代表が、「全員の適切な距離感に基づく見舞いの意」を表明しに行く。これをしとかないと、その人が復帰してきたときとか、ちょっと微妙空気になってしまう。「あいつは見舞いに来たけど、あいつはこなかった…」とか、そういう空気になると困る。だから、大抵そういう「適切な距離感で多数の人が気持ちを表明する機会をつくる」というやり方をすることになっている。

つまり、「式」というのはそういうもんで、これを省かれると、『多数の(微妙距離感の)人』にとって大変面倒なのである。適切な距離感で祝意なり弔意なりを表明する機会が与えられないと、『社会』が困るんである。当人とか家族とか近しい人ではなく、『社会』が効率化を求めた結果として「式」は存在するのである。個人による心からの祝意とか弔意とかと「式」とは、本来無縁のもので、そういうのは別な機会に表明することになるだろう。『社会』による結婚や死の承認の場として「式」は存在する。従って、自分が『社会』に所属しているとき、また『社会』と深く関わる生活をする結婚親族の死を抱えた当人にとって、「式」は必要不可欠で便利なものであることは自明である。同じ理由で、「近しい知人」あたりには、「式」というもののメリットがさっぱり見えてこないのも、また自明であろう。しかしだからといって、「自分は式をしないでおこう」と考えるのは、やめてもらいたい。それは、そういう人の気づかないところで随分迷惑なことだからである

http://anond.hatelabo.jp/20110423105428

2011-04-21

経済産業省エネルギー基本計画」より「原子力発電の推進」全文引用

経済産業省2010年6月に発表したエネルギー基本計画」のPDFファイルから「第3章.目標実現のための取組 / 第2節.自立的かつ環境調和的なエネルギー供給構造の実現 / 2.原子力発電の推進」(p.27-34)を引用。読みやすいようにフォーマットだけ変えました

PDF!

(1)目指すべき姿

原子力供給安定性と経済性に優れた準国産エネルギーであり、また、発電過程においてCO2 を排出しない低炭素電源である。このため、供給安定性、環境適合性、経済効率性の3E を同時に満たす中長期的な基幹エネルギーとして、安全の確保を大前提に、国民の理解・信頼を得つつ、需要動向を踏まえた新増設の推進・設備利用率の向上などにより、原子力発電を積極的に推進する。また、使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウムウラン等を有効利用する核燃料サイクルは、原子力発電の優位性をさらに高めるものであり、「中長期的にブレない」確固たる国家戦略として、引き続き、着実に推進する。その際、「まずは国が第一歩を踏み出す」姿勢で、関係機関との協力・連携の下に、国が前面に立って取り組む。

具体的には、今後の原子力発電の推進に向け、各事業者から届出がある電力供給計画を踏まえつつ、国と事業者等とが連携してその取組を進め、下記の目標の実現を目指す。

まず、2020 年までに、9基の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約85%を目指す(現状:54 基稼働、設備利用率:(2008 年度)約60%、(1998年度)約84%)。さらに、2030 年までに、少なくとも14 基以上の原子力発電所の新増設を行うとともに、設備利用率約90%を目指していく。これらの実現により、水力等に加え、原子力を含むゼロ・エミッション電源比率を、2020 年までに50%以上、2030 年までに約70%とすることを目指す。

他方、世界各国が原子力発電の拡大を図る中、原子力平和利用を進めてきた我が国が、原子力産業の国際展開を進めていくことは、我が国の経済成長のみならず、世界エネルギー安定供給地球温暖化問題、さらには原子力平和利用の健全な発展にも貢献する。また、我が国の原子力産業技術人材など原子力発電基盤を維持・強化するとともに、諸外国との共通基盤を構築するとの観点から重要である。こうした認識の下、ウラン燃料の安定供給を確保するとともに、核不拡散原子力安全、核セキュリティを確保しつつ、我が国の原子力産業の国際展開を積極的に進める。

なお、我が国は、今後も、非核三原則を堅持しつつ、原子力基本法に則り、原子力研究、開発及び利用を厳に平和目的に限って推進する。

(2)具体的取組

①新増設・リプレース設備利用率の向上等を推進するための基本的取組

(ア)新増設・リプレース

事業者は、高経年化対策を着実に実施するとともに、既設炉の将来的な廃止措置や代替炉建設の必要性も踏まえた計画的な新増設・リプレースを進め、国はこのための投資環境の整備に努める。また、国は、発電所建設に伴う連系線や送電線の建設・増強等に係る環境整備等の対応について必要に応じて検討を行う。さらに、既設炉の有効利用を図るため、定格出力を含めた出力向上について、事業者は、日本原電東海第二発電所における導入を進めるとともに、他の発電所への展開も検討する。なお、将来的に、日々の電力需要の変動に合わせて出力を調整する運転の必要性が高まってくる段階では、そうした運転が安全かつ確実に実施されるための要件等について検討を行う。

(イ)設備利用率の向上

設備利用率の向上については、安全安定運転の実現・継続と立地地域等の理解が基本である。事業者は、自主保安活動等に取り組みつつ、新検査制度の下、段階的に長期サイクル運転の実現を目指すほか、運転中保全実施を順次開始する。

また、日本原子力技術協会による発電所の運営実績評価や国による保安活動の総合評価等を踏まえ、事業者間でのベストプラクティスの共有や運転管理等の改善を促進する。さらに、国は、熟練の技術豊富経験を有するシニア人材を活用すること等により、大学高等専門学校教育質的向上や民間企業研究機関との連携を強化するなど、原子力人材育成プログラムを充実させる。

以上の取組により、安全安定運転の実現・継続結果として、2030 年に、設備利用率約90%(例えば、平均18 か月以上の長期サイクル運転、平均2か月程度以内の定期検査による発電停止期間)となることを目指す。

また、国は、これらの事業者の取組を後押しするために必要な支援を行うとともに、エネルギー供給構造高度化法に定める判断基準の活用を通じ設備利用率向上や新増設等を推進することを検討する。

(ウ)リプレース需要の本格化に対応するための次世代軽水炉等の技術開発

また、我が国は、2030 年前後に見込まれる既設炉のリプレース需要の本格化に対応し、安全性・経済性・信頼性等に優れた国際競争力のある次世代軽水炉の開発に、官民一体となって取り組んでいる。これまで行ってきた概念設計検討、要素技術開発等を踏まえ、次世代軽水炉の円滑な開発・導入を促進する。

このため、次世代軽水炉開発に関する中間的な総合評価を踏まえ、国、事業者、メーカー連携し、新技術の具体的な導入計画を2010 年度中に明らかにする。国・事業者・メーカーは、中間的な総合評価において魅力的なプラント概念と評価されること等を条件に、次世代軽水炉を有力な候補と位置づけた導入見通しを2010 年度中に明らかにする。

②立地地域住民や国民との相互理解の促進と立地地域における地域振興

(ア)新増設・リプレース設備利用率向上等に向けた立地地域との相互理解の促進

新増設・リプレースの推進や設備利用率の向上に限らず、原子力発電の推進を円滑に行うに当たっては、地域の実情等に応じたきめ細かい広聴・広報などを通じて立地地域の住民や地方自治体との相互理解を促進する必要がある。その際、原子力発電施設等と地域社会との「共生」を目指して、国・地方自治体・事業者が適切な役割分担の下、相互に連携・協力することが重要である

このため、国は事業者と連携して、立地地域住民の声に耳を傾け知りたい情報は何かを把握し(広聴)、それを踏まえて原子力の必要性・安全性等について情報提供を行う(広報)活動の充実を図る。その際、立地地域住民との「信頼関係の構築」により重きを置き、双方向性を強化する。具体的には、国及び事業者は、地元オピニオンリーダーの活動支援、立地市町村はもちろんのこと道県庁所在地を始め立地道県の他地域視野に入れた立地地域向け広聴・広報活動を行う。

また、事業者は原子力発電施設等の運営の将来ビジョンを持ち、地方自治体の持つ地域の将来像に関するビジョンも踏まえ、地方自治体等との相互理解を得るよう努める。国は、地方自治体との間で、原子力が有する国家レベルでの政策的重要性について認識の共有を深めるよう努め、国、地方自治体及び事業者との関係について不断の取組により、より望ましい関係の構築を目指す。

(イ)情報受け手に応じたきめ細かい広聴・広報活動等による国民全体との相互理解の向上

原子力政策の安定的な遂行のためには、広聴・広報活動等を通じた、立地地域のみならず国民全体との相互理解の向上が必要不可欠である

国は、情報受け手に応じたきめ細かい広聴・広報活動による国民全体との相互理解の向上のため、国がより前面に出て双方向性を強化するとともに、事業の波及効果の向上を図っていくとの観点から、国の原子力広聴・広報事業のあり方を検討する。また、小・中学生などの次世代層について、将来、原子力を含むエネルギーについて自ら考え、判断するための基礎をはぐくむため、原子力教育支援事業やその他広聴・広報事業を推進する。

(ウ)電源立地交付金制度の更なる改善

電源立地交付金(電源立地地域対策交付金を始め電源立地地域地域振興を目的とする一連の交付金)は、次の二つの性格を持ち合わせている。第一に、立地段階については、設備の設置を円滑化するために、交付金制度が創設された経緯があり、現在も交付金額が厚めになっている。第二に、運転段階については、運転の円滑化を図るという観点から、より多く発電した立地地域に対して、より多くの交付金を交付することが基本であり、発電電力量の多い発電所の立地地域の一層の理解が得られる制度であることが重要である

今後、現行の電源開発促進税制度の下では、課税標準である販売電力量及び税収自体の大幅な増加が見込めず、電源立地交付金財源の大幅な伸びが見込めない中、安全確保を大前提としつつ、この性格をより明確化するために、原子力発電所の新増設・リプレース核燃料サイクル施設の立地を促進するためのさらなる方策検討する。また、発電所の運転段階において、設備容量及び発電電力量により交付金額を算定しているが、算定に当たり発電電力量に傾斜配分する見直しを検討する。なお、その場合も、自然災害等で発電ができない場合に交付金額が大幅に減少することとなるのは制度趣旨に反することから現在制度として存在している「みなし規定」は存続する。

科学的・合理的な安全規制の充実に向けた対応

(ア)最新の知見やデータを活用した科学的・合理的な安全規制の充実に向けた対応

原子力安全規制を充実させ、安全確保を一層確固たるものとしていくためには、安全規制の現状をしっかりと見据えた上で、新たな課題へ持続的に対応していく必要がある。そのため、安全規制を取り巻く近年の大きな環境変化を踏まえた上で、必要な取組を実施してくことが重要である

具体的には、安全審査制度における品質保証の考え方の取り入れや検査制度における品質保証の取り入れの拡充、大きな地震動を受けたプラントの点検方法の標準化マニュアル化、トピカルレポート制度(*28)の対象分野の拡充、リスク情報の活用方策等について検討する。また、運転中保全について、安全性への効果と影響、リスク情報の活用の考え方等の整理を含め、速やかに検討する。

(イ)安全規制に関する国と利害関係者との対話の深化

さらに、国民の理解と信頼を得つつ安全規制を的確に実施していくためには、立地地域自治体・住民や産業界を含む様々な利害関係者との間のコミュニケーションを一層充実させることが重要である。このため、安全規制の効果的な実施規制課題への取組の推進等のため、規制当局と産業界との対話を継続的に深化する。国は、立地地域の関心が高い個別の安全審査検査等の案件については、規制活動の結果の説明にとどまらず、規制プロセスの途中段階における利害関係者とのコミュニケーションの拡充について検討する。

(ウ)原子力防災対策等

原子力防災対策については、引き続き、万が一の原子力災害に備えた対応機能に万全を期すとともに、原子力施設の防護体制については、最新の国際基準に沿った核物質防護措置を講ずる。

核燃料サイクルの早期確立と高レベル放射性廃棄物の処分等に向けた取組の強化

(ア)使用済燃料の再処理・貯蔵、プルサーマルの推進

使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウムウラン等を有効利用する、核燃料サイクルは、限りあるウラン資源の有効利用と高レベル放射性廃棄物の減量化につながる、エネルギー安全保障重要な取組であり、我が国の基本的方針である

2009 年12 月に我が国初のプルサーマルによる営業運転が九州電力玄海原子力発電所で始まったことは、我が国の核燃料サイクル確立に向けた重要な一歩である核燃料サイクルは、それを担うそれぞれの施設の状況が相互に関連していることから、全体を俯瞰しながら、立地に要するリードタイム考慮し、個々の施策や具体的な時期について、状況の進展に応じて戦略的柔軟性を保持して対応していくことが必要である

このため、六ヶ所再処理工場の円滑な竣工・操業開始に向けて、国、研究機関、事業者等の関係者連携し、残された技術課題の解決に一体となって取り組む。また、使用済燃料の貯蔵容量拡大は、中長期的に各発電所共通の課題であり、中間貯蔵施設の立地に向けた取組を強化するとともに、国、事業者等の関係者は、貯蔵事業としての中間貯蔵(*29)という形態に限らず、広く対応策を検討する。さらに、プルサーマルの計画どおりの実施のため、国及び事業者が連携して、地元への申入れに向けた理解促進活動などの取組を推進する。また、MOX 燃料の輸送については、国及び事業者が、核物質防護対策や安全対策等に万全を期する。なお、六ヶ所再処理工場に続く再処理施設について引き続き取組を進める。

(イ)高速増殖炉サイクルの技術開発

高速増殖炉サイクル技術は、我が国の長期的なエネルギー安定供給等に大きく貢献するものであり、早期実用化に向けた研究開発を着実に進めることが重要である2010 年5月に試運転が再開された高速増殖原型炉「もんじゅ」の成果等も反映しつつ、2025 年頃までの実証炉の実現、2050 年より前の商業炉の導入に向け、引き続き、経済産業省文部科学省とが連携して研究開発を推進する。

具体的には、高速増殖炉サイクルの実用化に関するこれまでの研究開発の成果を踏まえ、2010 年度に革新技術の採否判断等を行う。また、実用化を一層円滑に進めるため、進捗に応じたプロジェクトの進め方・役割分担等を検討する。

加えて、高速増殖炉の実用化技術の早期確立を図るとともに、将来の国際標準を可能な限り我が国が確保するため、国際協力を適切に進め、将来のエネルギー安全保障を担う国家的な基幹技術としての性格を踏まえ、我が国の自立性を維持しつつ互恵的な国際協力関係を構築する。

(ウ)高レベル放射性廃棄物等の処分事業の推進に向けた取組の強化

原子力発電の利用を拡大していく上で、放射性廃棄物の処分対策は必須の課題である。高レベル放射性廃棄物の地層処分事業については、平成20 年代中頃を目途に精密調査地区を選定し、平成40 年代後半を目途に処分を開始することを予定している。国は前面に立って、原子力発電環境整備機構(NUMO)や電気事業者等と一層連携しながら、全国レベル及び地域レベルの視点双方で、国民との相互理解を進める。

このため、地域住民や自治体勉強のために専門家を招聘するための支援制度の創設、双方向シンポジウムの開催等の取組を通じて広聴・広報活動の充実・強化を図る。

また、高レベル放射性廃棄物等の処分事業が円滑に実施できるよう、国は高レベル放射性廃棄物の地層処分基盤研究開発に関する全体計画等にしたがって、必要な研究開発に着実に取り組む。さらに、研究開発の成果を国民に分かりやすい形で提供することにより、国民との相互理解を深める。

なお、研究開発等に伴って発生する低レベル放射性廃棄物についても、処分の実現に向け、国及び日本原子力研究開発機構(JAEA)は関係機関の協力を得つつ処分事業を着実に推進する。

(続きます)

2011-04-13

近頃の原発問題について

原発問題に全く詳しくない私が

そろそろ意見をまとめてみようと思う。

まず、今回は誰しもが想定しにくかった大地震大津波

から仕方ないと言いたいけど

もともと地震が多い三陸地域原発があるのはどうかと思う。

しかも、地元民の為の原発はなくて

私たち関東の為。

たぶん海沿いじゃなきゃだめなんだよね?

冷却水の関係上とか。。

だったら千葉茨城南部あたりに設置すればよかったのに

なんでわざわざ、地震が頻発している地域においたんだか。


そこはそもそも間違っていたと思う。

それはわかる。


じゃぁ、原発はなしたほうがいいのか?

特に最近Twitter民を筆頭に反原発派が

声高に叫んでいるこのトピック

原発電気供給量は3割なんだね。

どうなのかな。

6割を占める火力発電は地球温暖化問題、。

原子力放射能問題。

原発派のみなさんは放射能ダメだけど、

地球温暖化はOKって図式なのかしら?

私の個人的な感想としては原発必要悪

でもそもそも悪なんじゃなくて

管理する側、使う側によって悪になってしまった気がする。

たぶんだけど今私たちは戦後復興、先人の皆さんのおかげで

何不自由なく、電車に乗って、テレビを見て、頭を乾かして

パソコンして、ゲームしてパチンコできてる。

彼らの頑張りとそれに伴う電気は必要不可欠だったと思う。

から日本はこんなに物質的、経済的には

恵まれた経済大国になれたわけで。

原発派の方々も

今までの人生、その恩恵を受けてたわけでしょ?

今までウハウハ生きてきた人がほとんどだよね?

根っから原発に問題意識を持っていた人なんて

少ないと思う。

それが、危機が起こったとたん、

思い出したかのように沢山の人が反原発行動。


本当に、今の生活を捨てられるの?

今の仕事に支障が出て、お給料が減る覚悟が出来てて

デモとかもちろんしてるよね?

ちゃんと現実的な代替案を出してるよね?

もし、原発をやめて代替案にして日本経済が落ち込んでも

国のせいだとか、東電政治家になすりつけないよね?

原発派の意見は全く目を通してないけど

そうでない事を願いたい

ちなみに私はそんな自信はない。

今の生活に慣れすぎてしまってるから

から、今の生活と引き換えに

危険性は受け入れるつもり。

必要悪という考え。

良くはないけど、必要。

から、うまく利用してほしいと願う。


たまたま、私の住んでいる東京には原発はないけど

昔住んでいたのは柏崎だった。

でも、そこに住んでいる人たちは

危険性を受け入れているわけだよね。


危険が、本当に嫌ならそこに住まなければいい。


沖縄基地問題もそうだけど

本当に、本当に嫌なら住間なければいいと思ってしまう。

でも、きっとそんな簡単に割り切れる事でもないんだろうなとも思う。

私には何かを変える力もない。

から、現状を受け入れるしかないとおもってる。

今は、東電や国に全てをお願いするしかない。

どんなにダメでも、何かを出来るのは彼らしかいない。

一般市民の私には何にも出来ない。

から本当に危険になったら、逃げるしかない。

でも、怖い怖いとわーわー騒いでRTとかで煽りまくってるのに

今日もまた東京に住み続けてる人たちは

本当に迷惑だから、とっとと関西にでも逃げておとなしくして欲しい

ああ、結局グチになってしまったな。

2011-04-09

「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」 ◆監督:しぎのあきら

映画】超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁

http://www.dailymotion.com/playlist/x1imx8_chubu2010_yyyyyyy-yyyyyyyyy#videoId=xgnjon

 

・はっきり評価すると、映画としての造りが稚拙、雑。

 放映時間に対して間延びした印象。

 30分に圧縮した方が質は格段に上がったと思う。

 これは、監督の今後の課題になる。

 

・伝えたいことを盛り込むために、

 あの手この手大衆化するのは分かる。

 しかし、なんだろうな。大切なことを見のがしている。

 「人が言うことでなく、行動で判断しろ」

 のような、このストーリーなら必要不可欠なはずの核を見のがしている。

 あとは「家族」って何だろうなってこと。

 これについては臼井氏にしか作れなかったものと比べているわけで、

 この監督に求めるのは苦かもしれない。

 この点については、監督自身で思索を深めていただきたい

   

監督が言いたかったこと、これは同意。

 誰もが目を伏せていたことに、よく言及した

 封殺されていた俺たち若者の気持ちを

 代弁してくれてありがとうといいたい

 そう、岡本太郎も言っていたね。

 いい意味で「勝手に生きろ」と。 

 幸い、俺は一点の後ろめたさもない生き方をしているよ。

 このご時世、主流の価値観から見たら価値を感じない者もいるだろう。

 だが、これでよいのだということを今日確信した

 

 誰が何と言おうと、この生き方を続行していく。

 俺たちの代から、きっと変わっていく。

 新しい価値観を再構築するよ。

 

 TV放映では未来を描いたエンディングは削除されていた。

 しかし、悲観することはない。

 俺たちが現実未来をつくっていくよ。

 明るい未来を。

2011-04-06

http://anond.hatelabo.jp/20110406102858

俺もそう思うんだけどね。

現在原発を、なんとか維持しながら、総体として社会全体の消費電力を抑え、

火力やガスタービンなどの発電施設を増設しながらやりくりするしかない。

ここで騒いでるのは、「相手の意見ケチを付けたいだけの馬鹿」で、原発推進派でもなんでもないと思う。

「代替手段」を連呼して、単に「相手が提示した代替手段」にケチ付けることしか考えてないんだよ。


原発は昔から言われてて、それが過熱しただけだが原発日本で初めてレベル6を超える(実際7だよな)事故を起こした

本来であれば、原発推進側が諸々説明するターンにある。

「必要不可欠だ」と主張する原発の代わりをどこに用意するのか。

崩れた安全神話をどう取り戻すのか。

今は反対派のターンじゃない。

2011-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20110402082105

リビア戦争法に関するQ&A | Human Rights Watch

http://www.hrw.org/ja/news/2011/03/25/qa

戦時においては、空港道路発電所などのインフラを攻撃対象とすることが許されるのか?

空港道路や橋は、実際に軍事目的で使用された場合は攻撃対象としての軍事目標になり得る民用物です。このような場合においても、比例性の原則は適用されます。紛争当事者らは、文民に対する短長期的な被害を軍事利益に対して比較しなければなりませんし、文民被害を最小限に減らす手段を講じなければなりません。 それでも文民被害が軍事利益を上回るのであれば、そのような攻撃は実施してはならないのです。このような場合に想定される要素の一つとして、特定の道路や橋の破壊が、その他の代替ルートに比べて軍事輸送を妨げる効果が高い場合が挙げられます。つまり、攻撃したインフラが攻撃者の軍事行動に「効果的に寄与するもの」であり、その破壊によって「確実な軍事的優位をもたらすもの」である場合です。あるいは、それらの破壊文民に不便を生じさせ、さらには戦争を逃れて安全な地域に避難する行為までも阻害してしまう攻撃なのか、比較しなくてはならないのです

軍隊だけでなく一般市民にも供給される電力施設などは、軍事目標となりえます。その一方で、電力の喪失は、冷蔵や衛生、病院施設その他の現代生活に不可欠なものすべてに波及するなど、市民生活に甚大な影響を及ぼすことが想定されます都市生活においては、正に「市民生活に欠くべからずもの」と言っても過言ではないでしょう。つまり、非常に特別の場合や、短期的な被害に留めることのできる方法でないかぎり、禁止される攻撃だと言えます。実際、一般市民にも供給されている電力施設を攻撃するのではなく、その攻撃を軍事施設そのものに対して行うか、軍事施設に供給している電力区画に絞って行うなどのより限定的な攻撃でも、同様の効果をあげることができることが多いのです

をみるかぎりでは基本的には攻撃されないみたいね。

でも、比例性の原則らしいから大義名分があれば普通に攻撃されるだろうし、

また、誤爆なんかで応用的に狙われるのはありえそう。

そして発電所の中でも原発重要軍事目標の一つだと思われるけど、

某国のミサイル攻撃に対しては、格納容器はミサイルを食らっても大丈夫とか

ミサイルデフェンスに力入れているように思うけど、911のようなテロ対策はどうしてるのだろうかね。

というか、太平洋戦争で数々の島で玉砕を繰り返して、沖縄を切り捨てたように、今の福島を切り捨てそうで怖い。

震災の方に接して思い浮かんだことの一部

まーこれ読めば狂ったように批判する人が多いだろうなっていう内容を雑に書き殴る。その内気が向けば、徐々に加筆するかも。特定の人が見れば誰が書いたか分かりそうな・・・。

まず、相変わらずデマ流す奴が多い。

デマ不安を煽るものが多いが、中途半端インテリな奴が根拠薄弱な安全情報を流したりする例も。原発に対する非科学的な恐怖感に対する反動化だろう。無闇に恐れることはないという主張が勢い余って無闇に安全だというデマに繋がるのだろう。どっちにしてもデマは大迷惑なので止めて欲しい

切込隊長こと山本一郎までその中に入ってしまったのが、人間能力限界を感じさせる。彼は結構賢い部類に入ると思ったんだけど、それでも人間能力は個人レベルでは限界値も低いようだ。知能や倫理ネットワーク化が人類課題。相互に補完・訂正し合って相乗効果を高められるか否か。

国同士が協力できずに地球規模でまとまれないのは、人類にとって地球が最大単位から。それ以下の単位では、争いはあっても、学習によって視野を広げればまとまることも可能。そう言う意味でも宇宙開発意味がある。地球よりも広い範囲を自然意識内に収められれば、地球規模で人類がまとまれるだろう。

あと、デマに関しては、どこそこの教授が言ったからとか、米軍情報からとか、そういう理由で信じた人が多かったが、やっぱりそういうのに弱いんだなと。 MIT教授だけど実は原子炉原子力工学は専門外で物理先生ですらなくマーケティングだか何だかの先生だと後で分かったりということがあった。デマに対する方策として、「信頼できるソース」というのがあるけど、これは肩書きとか機関名の権威に盲従しろってことではない。あくまで、自分の頭で総合的に情報分析・判断する際に、どういった情報を取捨選択するかという際の目安でしかない。取捨選択の判断基準としては、学問的手法によるのが適切。仮に優秀な学者が唱えた説でも、それは学説に過ぎないという当たり前の事実。あと学者情報現場を知ってるエンジニア情報を組み合わせることも考えて欲しい

次、自衛隊警察消防海保医療チーム・米軍等に対する反応について。特に自衛官に対して。

これは私のような存在中の人の気持ちも知ってるし、外の人の立場でもあるので書いておこうかと。もっとも中の人、外の人にも色々いるんだが

絶賛する声が大きすぎて怖い。もちろん、気持ちは分かる。だから絶賛を非難する気はない。

しかし、まず第一に彼らはそれが仕事であること。つまり平時より課せられた使命であること。特に自衛官は我が身を顧みないことを宣誓し署名している。だから義務を果たしているに過ぎない。

念のためにもう一度書いておくが、それでも彼らに感謝するという気持ちは充分分かる。そうした過酷な義務を大阪市バスの運転手よりはるかに安い給料遂行してくれるのは確かに有り難い。

が、しかし、彼らには宣誓に応じた義務を給料と引き替えに果たすというのが役割だということを忘れないでしい

度を超えた絶賛は、自衛官らにとっても国民にとっても不幸なことだ。彼らは超人はない。肉体的・精神的に被災者以上に過酷な状況の中で作業を続けることは、自衛官などなら平気だという訳ではない。

精神的に余裕のない被災者から容赦ない罵声を浴びせられることもある。自己完結型の組織として自前で用意した環境を享受すれば非難される。自分家族行方不明のまま。大量の遺体が腐り始める。理不尽なことが山ほど降りかかってくる。

そんな現場にいる人達ヒーロー扱いするというのはやや失礼なことだとさえ言っても良い。もっとも彼ら自身は何とも思う余裕もないだろうが。彼らに報いる方法は、彼らが充分能力を発揮できるような環境を平時の間に整えることだ。はっきり言ってしまえば、毎年の予算を増やすこと。そしてそれが有効に使われているか官僚の都合が優先されていないかチェックすること。彼らに感謝すると言いながら、予算には関心を持たない人は多いのではないか。年々減っていく予算をどう思っていたのか聞いてみたい。いや聞きたくないわ。予算に関しては全体の額だけではなく、内訳も非常に重要イージス艦とか支援戦闘機とかMDとかも大事だけど、もっと地味なところは蔑ろにされがち。柱の浮いた廃墟のような倉庫とか、すぐちぎれるペラペラの個人装備とか、歩いてるだけです部品がなくなる小銃とか。今や第三世界と呼ばれた国々の軍隊の装備にも劣る点が多々ある。ハイテク装備にだけ目を奪われるとこうなる。

自衛官らを超人いして有り難がるのはやめよう。頑張ってくれてる同じ日本人として感謝しよう。

コンプレックスの強い人がそれを軍隊のロマンへの心酔という形で発散したがるというのはよくあることなだが、今の日本では主にネトウヨがこれに該当する。極端な国粋主義というのは軍隊内部よりも、外部から内部に浸透してくるものだと考えている。三島由紀夫自衛官に冷笑されたのは当然。軍隊ではああいう人は一番浮く。井上和彦とか話にならん。ああいう人はヒーローを語ってその尻馬に乗ろうとしてるだけ。

震災報道でダウンしてしまう人

連日の過酷な状況を伝える暗いニュース連続で、自分自身は直接被災していないにも関わらず、心が参ってしまう人が続出。見なきゃ良いんだけど気になるから見てしまうんだろうね。そういう人はなるべく民放センセーショナル番組を見ないようにした方がいいと思う。とかく人の不安や恐怖やらを煽りがちなので。情報は1日1回、NHKニュースを見て、後は新聞の一面でもざっと眺めれば充分でしょう。

ネット情報は読み解くのに相当のリテラシー時間が要求されるのでこういうときは実はあんまり実用的でない。

んで、自主規制とか自粛とかいわれる物が行きすぎというのも分かるが、わざわざ話題を逸らすこともないとも言える。そういう訳でこの文章を書いている。

遺体を映すべきだという声をよく聞くけど、それは要らないと思う。それを見てたらどうなるの?慣れるの?そんな場面を見なくても震災から学ぶことは十分出来ると思う。


以下加筆するかも・・・・多分しない

原発

日本の先駆的研究者松浦祥次郎氏も再考を迫られたことを明かした

不可欠であっても数は減らせる

都市圏の大規模需要を満たすために、特定の過疎地域に集中

問題なのは需要の総量ではなくピーク

M9レベルを基準にすることについての国民の合意を確認しておく必要

CO2

25%削減震災を理由にキャンセルしよう(元々無理ぽ)

ダメージは非常に大きい

数十兆のダメージか→国民皆でかなりの負担をすることになる(全員が「被災者」でありサバイバー

ただでさえ不況の中であえいできた日本→今後の日本

今の日本に必要なのは抽象的な協力概念はなく、国民が賢くなって賢い政治を選択すること

戦後政治を変えるのは震災から喫緊の課題であったがもう猶予は一切無い

今、間違った復旧・復興をすると取り返しがつかない→反面、新しい街作りの機会

補償問題

農業漁業といった第1次産業のみ?→説得力の問題

補償にも効果測定は必要(効果は補償された人・されなかった人・国民全体の人心の安寧も含む)

窃盗団

被災地荒らし回る火事場泥棒

その防止策は?

橋下知事

WTCビル咲洲庁舎の耐震

元々耐震補強は必要とされていたし今回はその工事

場所は確かに難があるが、では財政難の中でどの選択肢を採れるか

庁舎近辺を徐々に再開発するのは無理?庁舎が来れば需要も生まれるのでは?

数々の地震に耐えた現庁舎も今後はさすがに不安(そこが出発点だったはず)

理想的な物件があるなら教えて欲しい。建て直し?

他にもあったけど、ありすぎて忘れた。とにかく考えさせられたことが多すぎて全部覚えてらんない。不安を煽るつもりはないが、もはや崖っぷちであることは事実である認識した上で勇気が必要。

こういうアホなりにも真面目に考えてびっしり(というか8行おきじゃなく)書かれた文章(つっても作文程度だが)より、どっかの歌手が書いた5行くらいの詩を読みたがるのが大衆なんだと思ってるけど。

きっちり考えるより、分かりやすい言葉に感動してる方が圧倒的に楽だという誤謬根本原因をどうするのかまで考えないとな。それは俺なんかより、インテリが考えるべきことなんだけど。インテリというのは優れた思考力を与えられている分、俺たち愚民を導く責任があるんだよ。ワンフレーズ国民を先導ならぬ扇動する政治家とか論外。

で、NHK水野解説委員横尾アナウンサーには萌えた。彼らは常識的なインテリだと思う。他にもテレビに出てる人でもいいこと言ってる人はいるし、それが放送されているのだから、まだマスメディアには存在価値が残っている。

追記

読めば分かると思うが、私のこの文章が歌手の安っぽいフレーズより有用だという主張をしているのではない。下らない物が結果的によい効果をもたらすことは良くあるし、私から見て下らない物が世の中のためになる価値ある物かも知れない。しかし、そういった価値判断以前に、単純に、真面目に書いた長文より情緒的なワンフレーズがとっつきやすく、それだけで満足してしまうことによる誤謬可能性というのは大きいという構造の話。いずれにせよ、その辺はこの文章の主題ではないんだけれど。

2011-04-02

面白くない人がライフハックでビューを集めようとする動きについて

あなたあなた説教してる相手(カンキチさん)もさあ

やってる事や理屈はわかるんだけど、

それをやっていった結果って、

はっきりいってまあ

社会の迷惑、スパムコンテンツ駄々漏らしというか

ネットゴミ問題を産むだけだよね。


こういうとカンキチさんは血相変えたり不貞腐れたりして否定するだけだろうけど

あなたはなんとなくその自覚を持ってるような気がする。

(と、思ったけど勘違いだったか

 あなた方のようなタイプ露出乞食の割りに否定される事に弱くて

 すぐ血相変えるのも特徴だ。

 そういうところから確信犯じゃないって言うのがわかるんだが。)

名がない人が露出した場合は、考えて動かないと誰の目にも留まらない。

これが悪いっていうなら、ビジネス志向戦略が向いていないだけ。

名が無い人、有る人、そんなのはどうでもいい。面白くさえあればどっちでも。

ビジネス志向」なんて言葉ゴミ蒔きを糊塗すべきじゃない。

そのビジネス(笑)自体が人の迷惑にしかならないと言ってる。


あのナントカタイムズの奴等とやってる事が同レベル同方向なんだよ。

そりゃあSEOたいな発想もないといけないけどさー

そういうのはちゃんと人を楽しませることが出来たり役に立ったりするコンテンツありきでしょ。

SEOって面白いものが埋もれないようにするための技術でしょ特にコンテンツ場合

SEO的な手法ばっかり先走ってコンテンツ空疎、な人達はいい加減にして欲しい

ていうか実際、ああいうやり方は短期の利益に目が眩んでステロイド注射してるようなもので

長くは続かないしあとには悪い副作用が来ると思う。


元増田の非難してるブログって

中味はないけど外側はかなり頑張ってると思う。

あれ書いてる人、物事の中味を吟味した自分独自のセンスで斬ったりする才能はほぼゼロだと思う。

文章も上手くないしまとめるのも上手とは言い難い。

でも外側の特徴、雰囲気、そういうのを一生懸命研究してコピーしました!っていう情熱は伝わってくる。

売れてるものや人が集まってるものの表面、ガワだけしか理解出来ないけど、

わかるところについては本気で吸収・再現しましたっていうのは見てとれる。

努力が見て取れるから、心情的には叩きにくいんだけどさ。


こういうのもライフハック(笑)たいなものの負の側面だと思うんだけど

あいライフハック的なティップスとかプチノウハウを地道に積み上げていくと

少なくともパッと見の体裁としては、いい感じのコンテンツが出来ちゃうんだよね。

本人の中に語るほどの何かの熱もなく、クセもなく、魅力もなく、って人でもコンテンツ信者になれちゃう。

で、本当にそういう人達が出てきた。


でもコンテンツってやっぱり

作る当人にある程度の技術(ガワ技術じゃなくて楽しませる技術)やセンス、あと何かが好きだって言う情熱不可欠だと思うんだよね。

から、そういうのを作れる人っていうのは限られてる。嫌な話とも言えるけど。

そういう壁を、前述のライフハックを駆使すると、見せかけ上は乗り越えられちゃうんだよね。

面白くない人、夢中なことも無い人が、コンテンツ風のモノを作れちゃう。

といっても面白いコンテンツの外側の雰囲気を再現してるだけなんだけど。


そういう「外箱物真似クリエイター」みたい人達について、

あれは確信犯誤用の方)なのか、そうではないのか、が判断つきかねてしばらく観察してたのだけど

どうやら殆どの人は確信犯はないという見当がついた。

確信犯権化たいに言われてる非モテタイムズ人達だって実は確信犯はない。


この種の人達の9割は本気で面白いコンテンツやそういうの作れる人達に憧れてた人達

自分もそうなりたいと思って努力していたけど才能が無かったため

ティップス主義やノウハウ主義に走り、ライフハックを蓄積し、

だんだんと道を外れながらそれに気付かない(もしくは顔を背けてる)人達なのよね。


自分の向き不向きやある方向での限界について

もっと自覚を持つような教育も必要なんじゃないだろうか。

なんでも可能性は無限とか言ってちゃダメだと思う。

また、そういう無意味・非建設的にポジティブな態度もライフハック(笑)によくあるものだけど。

http://anond.hatelabo.jp/20110402101657

2011-03-30

英語公用「後」論~日本人英語に対する8つの雑感~

はじめに

本題に入るために二三言っておきたいことがあります

まず、今回の東日本大震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々のお見舞いを心から申し上げます

次に、僕のスペックです。都内の大学に通う学生(新二年生—ちなみに一浪—)です所属学部のカリキュラムによって、ほとんどの授業を英語で行って、レポート英語でたくさん書きました。といっても、僕の英語能力はだいたいTOEIC700点前後だと思います(TOEICはうけたことがありませんが、学校で受けさせられたテストなどで換算するとこのくらいです)。700点前後なので、あまり大したことは言えた身ではないのですが、英語については昨年度かなり自分でも悩み、考えたし、また、TOEICなどのスコアだけで英語の実力のすべてが測れるとも思っていないので、僭越ながらも英語についての意見を述べさせてもらいます。(ちなみに未だ日本から出たこと無いです)

最後に、書こうと思った動機について。主に二つ。ひとつは、日本人英語熱が、去年のユニクロ楽天英語公用語方針表明から、加熱の一途を辿っていることを受けて、自分英語公用語の学部で学んでいる自分—が何か良い意見を述べることができればいいなと思ったから。あとひとつは、自分英語に関する考えを今の時点言語化して整理しておきたいという考えがあるからです

Ⅰ.「”英語”がうまくなりたい」なんて言うことなかれ

 英語学習者の多くは「英語ができるようになりたい」や「英語上達!」などと言います。が、少し待って下さい。その宣言って少し漠然としすぎではないでしょうか。ここで、試しにあなたが今思っているその「英語」に修飾語を二つ付けてみて下さい。例えば、ある会社員場合は、practicalと businessを足して、”Practical business English” (実践的ビジネス英語) となります。こうすることで、あなたが必要な英語がもっと鮮明になるでしょう。さらに対策だって立てやすくなると思います。子供語学を身に着けながら成長するときの様に、日常の様々な場面での遍く英語表現を身に着けることは大人には困難ですしかし、範囲をうまく絞れば、そこに特化して勉強することで仕事で困ることが少なくなると思います。

Ⅱ.発音、アクセント以前の問題がある,それはattitude

 僕は昨年度、英語を話す日本人を数十人ですが見てきましたが、およそ二つのグループに分けることができます。それは、日本語を話すときと同じ感覚英語を話している人と、英語を話すときは全く別の口の開け方や筋肉の動かし方、さらには呼吸法でする人たちです(帰国子女の方々は幼いころの海外経験の中でこれを自然に身に着けているように思われます)。タピオカドリンクを飲むときは、コーラを飲む時に使うストローじゃ飲めないように、英語を話すとき日本語用の発声方法を脇に置いて、英語用の発声フォーマットで話さなくてはならないのです。先に示した前者の人々はだいたい、声が小さいぼそぼそしたしゃべり方をします(もちろん発音は滅茶苦茶チョッピです)。これは、はっきりいって意識の問題だと思います。発音やアクセントの前に態度(attitude)の問題だと思います。

Ⅲ.英語で羽ばたいている者の翼を折ること無かれ

 これは上とだいぶ関連があるのですが、英語真剣に話そうとすると多かれ少なかれ「欧米人っぽさ」や、悪く言えば「ネイティブかぶれ」が現れてしまいます。だが、これらに対して嘲笑したり、からかったりしてはいけないと思うのです日本人の間で「かぶれ」に見えてしまうことも、英語話者同士では普通の事なのです。だから、間違っても日本人によるつまらない価値観から、その人の外国語に向かおうとする態度を軽蔑してはならないと思います。お互いにとってマイナスしかなりません。

Ⅳ.英語力不足で理解ができないかは本当か

英語がわからいから話が理解できない、と思ったことがある方。それは本当に英語が問題でしょうか?例えば、去年流行った「ハーバード白熱教室」。この番組iTunesYouTube無料で見ることができます。僕も、視聴していて三周目も終わろうとしている頃ですが、まだよく理解できているとは思えないです。『これからの「正義」の話をしよう』も、その原著である”Justice-what’s the right thing to do-”も持っていて一通り読みましたが、未だ理解できたという確信がありません。なるほど、「テメエがアホなんだよm9(^Д^)プギャ―」という意見もあるでしょう。しかし、サンデルの授業内容がそれなりに高度なことも事実はないでしょうか。日本語で聞いたとしてもそれなりに高度なことには変わりません。それをさらに外国語でとなると余計に理解が難しくなってしまいます。自分英語読解/聴解能力を疑う前に、言語に拘わらずそれを理解できる知的基盤が備わっているか。それをただ「英語が分からない」と悲観する前に、確認する必要があると思います。

Ⅴ.ロールモデルを見誤らない

経済評論家などを「達人」と見做している英語学習者は、いつまでたっても英語ができるようにならないと思います、失礼ながら(インタビューもそんなにあてにしちゃいけない)。そもそも、本当に英語できる人間は、日常のほぼ全てのタスク英語でこなしているような人たちではないでしょうか。論文であれ、企画書であれ、会議であれ、学術発表会であれ。そういう本当の「達人」らは、われわれ一般人指南するような立場を超越していらっしゃいます。さらに、そういう人たちはあまり表に出ない人たちです。なぜなら、一流のビジネスパーソン週刊誌英語特集に顔だすくらい給料安くないし言語学など学問分野の一流たちもそんなところに出て自分の株をさげるようなことをしないでしょうから

では誰をロールモデルにするのか。はっきりいってツールである英語ロールモデルが必要であるとは思わないのですが。強いて言うなら、『英語達人列伝』の中から探すといいと思います。これを読めば、「日本人英語ができない」といった言説が神話であると思え、すこし勇気が湧いてくると思います。

Ⅵ.発音は関係ないということなかれ。

英語学習において、発音を磨くことは何かと批判の対象になります。恐らく、それは英語学習における贅沢品と受け取られるからでしょう。目玉焼きも焼けない人間が高級イタリア料理カルパッチョソースのデミグラス和え 地中海の新鮮な貝の奏でるムースとともに」(※こんな料理はありません)を作ろうとするように捉えられてしまうのかもしれません。

しかし、僕は発音も大切だと思います。磨けるなら磨いた方がいい。じゃあ、どのくらいまで磨くか。もちろんネイティブレベルとは言いません(発音向上批判がネイティブ信仰批判と結びつけられることも多い)。が、強いて言うなら「自分の発音に自分で酔えるくらいまで」としておきます英語を話している時の自分がいつもと少し雰囲気違うな、とか仕事できそうだな、くらいに思えるくらいです。語学学習は基本的に孤独な作業であると思います。周囲に誰も人がいない部屋で黙々と音読…そんな状況で心を支えるものが、わずかながらのナルシシズムだと思うのです。ここで注意しておきたいのは、自分の発言を瞬時に考えて話す「スピーキング」と音読教材を見ながら話す「スプリクト読み」の際の発音能力は個人の中でも違いがあるということです(ここでは詳述しません)。

Ⅶ.もっといい方法があるはず…というラビリンス

NHKで「英語会話」の講師をしていた東後勝明氏はこう言っています。

「発音が大切だ」と言えば、すぐに、「本国人のような発音の必要はない。日本人なのだから日本人の発音で十分」と反論が返ってくる。「単語を覚えたほうがいい」と言えば、「単語だけを覚えても何もならない。その使い方を覚えなければ駄目」と言われてしまう。うっかり「会話ができなければ」などと言おうものならたちどころに「ただペラペラしゃべれるようになるだけではかえって人間が軽薄に見えて困る」と一蹴され、「それより、内容のあるものが読めることだ」とか「話す内容が大切」ということで会話の重要性は影をひそめてしまう。

  「文法をしっかりやりなさい」と言えば、「文法に頼る英語力には限界がある」とか「文法を教えすぎるから英語が使えなくなっている」と、これにもまた反論が出る。それでは「実際にありそうな自然な対話をそのまま暗記してみれば」と言えば、「会話はそんなに準備されたせりふ通りにはいかない。そんなものをいくら暗記しても役には立たない」と誰かが言う。…  ( 東後勝明 「聞き、覚え、使う」 現代新書編集部 『外国語をどう学んだか』 講談社 1992)

要するに、唯一絶対の方法なんてありませんよ、ということであり、たとえ少し間違った勉強法をしてしまっても、それほど差はないですよ、ということ。やりかたで戸惑って学習不安なんて愚かだと思いませんか。ネット情報収集だけに一生懸命になっている方、とりあえずブクマして満足している方。

Ⅷ.英語勉強しているのに世界を見据えないとは

世界に飛び出ていく為のツールである英語を、日本企業学校の基準に合わせてどうするのでしょうか。会社学校の要求に応えることが重要であることは言うまでもないですが、これから英語勉強して身に着けるということは必要不可欠であるということ。すなわち、グローバル化によってかつては「あった方が有利」だった英語から「ないとダメ」というように変化してしまったのです。だから、これから英語学習する人――特にビジネス面の方々――は、外国、とくに韓国中国ライバル意識を持って外国語を学ばなければならないのではないでしょうか。

おわり

英語に関することで今問題だな、(というか、もったいないな)と思うのが巷の「英語学習」と、学問としての「英語教育」との乖離です。この春休みに入ったころに、集中して現在刊行中の「英語教育学大系」シリーズ(大修館)を読んだのだが、個人的に得るところが結構あった。そういった学問分野での研究成果をうまく巷の「英語学習」に反映させればいいと思うのだけれど、実際「英語学習」者たちの間でウケてしまうのはTOEIC900点をとった人たちのアドバイス記事。もったいない

これ500B!超えたらblog再開させようかな…なんてw

最後まで読んで下さった方、有難うごいました

訂正

3/31,19:12

帰国子女の方々は生まれつき後者姿勢が備わっているきがします→帰国子女の方々は幼いころの海外経験の中でこれを自然に身に着けているように思われます

↑生まれつき備わっているというのは誤りでしたので訂正しました。 

2011-03-29

http://anond.hatelabo.jp/20110329194624

ぉぃぉぃ。

福島は、今まさに問題になってんだぞ?

リスクへの不安から、将来的に原発依存を減らしたい、なんて話じゃない。

まさに、いま、電力が足りないし、それを補うために、原発が必要なんだよ。

んで、その経済活動や社会の維持に「必要不可欠原発」を、早急にどこかに用意しないといけないだろ?

でないと、日本ダメになるんだろ?

2011-03-23

東電経営者をどうやって刑事告訴するか

匿名ダイアリーは初めてである

しかし、巨悪に立ち向かうには匿名不可欠と判断して、一種のツールのひとつとして増田に着目した

そして、どうだろう。アホー知恵袋よりはアホではない展開ができるのではないか

経営判断を間違った経営陣が退職金をもらうことを許さない。

増田コバルト58

2011-03-07

自称大物ジャーナリスト日垣隆明日リビア入り!動向に注目だ

人の不幸を望みはしいし、本当に行くなら行動力は認めたいが、この人は本当に酷い。

http://twitter.com/hga02104 本人のツイート

http://twitter.com/hga02104/status/42981152293793793

チュニジア入りは6日、リビア突入は8日に決定。戦争取材より危険な予感。世界から名だたる戦争ジャーナリストリビア国境に集まってきている模様だが、ユーゴ紛争や湾岸戦争イラク戦争の比ではないと、みな口を揃えている。なにが北アフリカで起きているのか。好奇心に勝てない。

それに対し、本物のジャーナリストカメラマン達の反応。

http://twitter.com/pkgken/status/43699722740969472

から入れるチュニジアルートってどんなルートですか?

http://twitter.com/pkgken/status/43708888603828224

検問避けながら車でチュニジアからトリポリまで一日ほどで行くとは。やはりそのルート知りたいです

(エジプト側の国境比較フリーダムだがチュニジア側、リビア西部のトリポリ等はカダフィ軍の最後の砦になっているので進入も厳しく、ジャーナリスト達は遠回りでも民衆が支配しているエジプトから入国し前線地に向かうのだ。)

http://twitter.com/spearsden/status/43696245004443648

西側から入れるようになってたんですか?それは初耳。

http://twitter.com/spearsden/status/43706971240660993

わかんないすね。西側は相当絞ってるみたいだし。入れてるとこあるんだろうか。

日垣氏は全スルーCM。これから戦場に行く人の態度か?

http://twitter.com/hga02104/status/43805396590272512

電子書籍をお買い求めになり、なおかつご注文書の末尾に「カダフィ紙幣希望」と書かれた方に、帰国後(死亡していなければ)必ずお送りします。絶対にお送りするために帰ってきますhttp://www.gfighter.com/ PDFDVDを含みますCDと紙の本は今回除外させてね。

http://twitter.com/hga02104/status/43804699257880576

カダフィ大佐独裁者紙幣プレゼント】いわゆる「ジャスミン革命」が連鎖的に広がって、朝日新聞記者フライング的にリビアに入っただけで、日本人はまだ誰も入っていません。私はリビアに入ればいいというものではないと思いつつ、カダフィ紙幣を絶対に持って帰ります。2800円以上サイトで……

日本人はまだ誰も入っていません。」と爆弾発言。この時点で、各新聞社の記事やフリージャーナリストツイートを見ても明確なように、日本人は何人も入っている。危険な現地からツイートし、写真うpしている人もいる。

アフガンに取材に赴き、数ヶ月に渡り拘束されたことでも有名な常岡浩介氏もこの話題に反応。

http://wiredvision.jp/news/201009/2010090919.html 牢獄からはまだ生きているとツイートしたあの事件

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B8%E5%B2%A1%E6%B5%A9%E4%BB%8B wikipedia 常岡浩介

http://twitter.com/shamilsh/status/43815390488428544

日本メディア、いっぱいリビアに入ってますよ。情報弱くて大丈夫かな?気をつけて!

皮肉ですね。でもやさしいなー

http://twitter.com/aran_p/status/43952347579301888

リビアチュニジアに行くなら、情報収集は不可欠とは思いますが、twitter北アフリカ関連の情報信者のフォローもしてませんし、各日本メディアが現地入りしている事すら知らず『地球の歩き方』にジャスミン革命が載ってない等というレベルなのはあまりにも迂闊では?

もちろん『地球の歩き方』云々は冗談でしょうが、恐いというツィートとは真逆真剣さが全く感じられません。英語アラビア語も出来ないので情報収集は困難でしょうが、国内新聞TVニュースでのリビア情勢ですらチェックしていない。それほどまでに対談の準備に逐われた?

http://twitter.com/spearsden/status/43968182846889984

http://bit.ly/e3yvg4 この人とか、浮かばれないよなあ。「日本人リビアに入ってない」とか言われちゃさ

他、突っ込み多数。しかし日垣氏は全スルーCM

カダフィ紙幣プレゼントローマ(で遊びたい)経由でチュニジア入り。翌日からリビア国境へ。無事帰れましたら、お土産にカダフィ大佐の肖像入り紙幣を必ず持ち帰りたいと思います。量に限りがあるはずですので、私のサイトから電子書籍2800円以上、 かつ末尾にカダフィ希望と書かれた方のみ!

電子書籍と書いても、紙の本をご注文の方や、ご注文時の末尾に「××希望」と書かれない方が必ずおられます。他の通常ご注文の方と区別が付きませんので、カダフィ大佐独裁者最後紙幣をご希望の方は、末尾に「カダフィ紙幣希望」とお書きください。6桁の暗証番号ご登録済みの方はワンクリックです

予定通りなら明日リビアに入るはずだがはたして?

参考資料

日垣氏は過去にも酷いツイートのやりとりをしている。

http://togetter.com/li/67286 日垣隆氏(@hga02104)「勝手イラク行ってクビかww」→安田純平氏(@YASUDAjumpei)「休暇中に自費で行ったのだしクビじゃないですよ」

http://togetter.com/li/67494 日垣隆氏が安田純平氏と常岡浩介氏に吹っかけた捏造コント

http://togetter.com/li/89695 日垣隆氏と常岡浩介氏の「トムとジェリー」的日常

http://togetter.com/li/5282 日垣隆VS豊崎由美

http://togetter.com/li/53814 日垣隆氏、TBSラジオ糾弾するもブロックして逃亡!

http://togetter.com/li/51085 勝間和代VS日垣隆

http://togetter.com/li/24176口蹄疫河野太郎日垣隆が噛みついた!「あなたは他人の痰をよく飲むの?」

http://togetter.com/li/3819 嘘や詭弁、根拠のない攻撃を繰り返す日垣氏

他多数!

2011-03-05

京大カンニング事件と受験オッサン達

カンニング事件の報道が気持ち悪い。京大の問題を、試験中に携帯を使って、よりにもよって知恵袋なんぞで質問するというところが面白いのは分かるのだが受験生本人やその周囲に関する個人的な情報がここまで報道されなければならない理由は僕にはよく分からない。ということは、僕にはよく分からないが、報道機関にはよく分かる理由が何かあるということだ。それはなにか。

仮説を一つ。一般論として、ある「価値」が自分にあると信じている人間は、その価値をあまねく必要不可欠のものと考える傾向が強い。「コミュニケーション能力」が必要不可欠だと考えるのは実際に「コミュニケーション能力」が自分にあると信じている人間であるし、「人間力」が必要不可欠だと考えるは実際に「人間力」が自分にあると信じている人間である。この傾向は自分の持っている価値を必要不可欠なものとすることで、その価値をさらに高めようとする意図に基づいている。

さて、受験戦争がもっとも激しかった1970年前後受験生だった人達は今大体55〜65歳である。彼らを便宜的に受験オッサン達と呼ぼう。受験オッサンにとっての「価値」として、「凄絶な受験戦争経験した」というものがあるのではないだろうか。その頃の受験に「勝った」受験オッサンは「凄絶な受験戦争で勝ち抜いてきた」という価値を必要不可欠のものと考えるだろう。「負けた」受験オッサンであっても、いや、負けた受験オッサンであるが故に、「受験戦争経験した」という価値にこだわらずにはいられないであろう。どちらにしても受験オッサンは「受験」を神聖なる価値とみなさずにはいられないのである

ここに一人の少年が現れた。彼は受験オッサンには想像もつかない手段で「受験」というシステムをくぐりぬけようとした。これは受験オッサン達にとって単なる不正行為ではない。受験オッサンのアイデンティティである受験」という価値を揺らがせる行為であるアイデンティティが揺らぐと人は不安を覚える。不安を覚えた者は原因の追究に走る。これが単なる追い詰められた受験生カンニングであるはずはない。何か原因があるはずだ。その受験生人間性か、家庭環境か、学校が悪いのか。報道機関の偉い人になっている受験オッサン達は、彼のプライバシーを暴くための力には事欠かない。かくして、その受験生プライバシー受験オッサンのアイデンティティの奪還のために消費される。

というシナリオを考えたのですが、いかがでしょうか。個人的には、受験生自殺する前に(逮捕という形になったにせよ)保護されたのは良かったと思います。やったことは許されることじゃあないですが、死ぬほどのことじゃあない。あと、もう一つ個人的な興味としては、偽計業務妨害の「業務」の範囲が気になります。「不正行為があったときに原因を調査するところまで業務の範囲だ」という論法が成り立つならば、今回の件は別に業務妨害にはならない可能性がある。もちろん、そんな大学に過度の負担を強いる論法が成り立つはずはないとは思うんですが。

2011-03-04

http://anond.hatelabo.jp/20110304003925

なんというか携帯電話もその普及期には社会偏見と闘わなくてはならなかったわけで

その名残が優先席では電源をお切り下さいだと思う

早々に必要不可欠な道具になっちゃったからあれだけど

当時はそれぐらいで許されるならいいかなみたい感覚docomoの人にもあったり

2011-03-02

http://anond.hatelabo.jp/20110302165337

勘違いがあると思うんです

大事なのは自分から選択して下層を選ぶように誘導することです

職業選択の自由は必要不可欠です

身分制度人間を抑圧しますが、自分から選んでもらえれば問題ないのです

エリートの人については知りません。

誰かを誰かのために何かさせようという気は全くありません。

自分から望んでしてもらうためにどうするか、なのです

2011-02-27

体罰人生ハードモードにしてるだけ

むしろ強い個人を作り上げるためには体罰不可欠

淘汰圧を体罰がかける側が仕向け、それを超えられるように育て上げるのである

そのためなら飯抜きだろうが膝蹴りだろうが合法。

なんだかんだで人間ハードモードを欲しがっている。

過剰なまでに節約し、禁欲的であり、自罰的であり、他人の落ち度を許さない。

そして、消費を促し、性に解放され、他罰的であり、恥知らず人間は間違った教育の成果だという認識は多くの人間が持っているはずだ。

というわけで、弱者死ねということになるが、反論ある人いる?

2011-02-21

CDが売れなくなった」のは何故か、自分も考えてみた。

http://togetter.com/li/102938

動画サイトはさほど大きな影響を与えていないと思う。

動画サイトけが主たる原因だとすれば

動画サイト経由でかつてのヒット曲並みに大衆に知られた歌」が存在するはず。

でもそんな歌が昨年リリースされただろうか。

といってこの方がいうように音楽価値を感じる人の数が減っていないかといえば

それほど楽観的な話ではない気もする。

AKBボカロフェス、どれもマニア向けの限定的な市場であり

これら全部合わせた収益がかつてのバカ売れ時代並みにはならないだろう。

音楽はかつての歌謡曲のような「人とつながる」ための必要不可欠なツールではなくなっている。

その意味では相対的な音楽価値が下がってしまったのだろう。

音楽自体の価値、というよりは、音楽の役割が変わった、というべきかもしれない。

そもそもカラオケ需要依存し過ぎた。

カラオケだけのために新譜が出る度4千円近くも出す人が、今のご時勢どれだけいるのか。

景気も悪く収入が減り、更に娯楽の対象が増えた今

大量消費型の使い捨て音楽お金を注ぎ込める人間がそれほどいるとは思えない。

そんなこんなで今や音楽は一部のマニアだけのものとなりつつあるのだろう。

そのマニア同士も今はネットでつながる時代。

Ust等を介して共通の趣味を持つ人と一緒に、雑談しながら自宅で音楽を聴くというのは

今までは考えられなかった奇跡である。 

Ustで聴いた曲をAmazonで買うという新しい流れも生まれつつある。

だが、現状ではUst音源を流すためのハードルがあまりに高過ぎる。

事実上ネット上で音楽を流すことは不可能に近い。

ネット社会において、音楽業界)は自身の「人とつながるツール」というポジションを放棄している。

音楽が聴かれなくなるのは当然だ。

そろそろ業界フェアユースについて真剣に議論するべきではないか

高音質盤のアップロードは禁止すべきだが

非営利目的ストリーミング可能なver.を別途用意して

(圧縮率を上げる、曲を短くする等で製品盤と差別化を図る)

低廉かつ簡易な形で著作隣接権の処理ができるようにできないか

又は著作隣接権クリアする手数料を、非営利目的場合低価格(1曲100円)でiTunes Store等で決済できるようにするとか。

ネット上で音楽を流す需要は相当あると思う。

一日も早く低廉かつ簡易に権利関係がクリアできるようになることを望む。

音楽好きがミュージシャンから恨まれる、疎まれるというすれ違いが早く解消されることを願う。

 
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