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2023-01-13

anond:20230113173150

先生ならわかりやす日本語で頼むわ

このような経験をした先生はかなりの数いるだろう。自分に置き換えてみてほしい。僕は、部活動で雇われているわけではないのだ。そのコーチに再び会うことがあったらこう言ってみたい。

あなた生業としてコーチをしていますね。
では、あなたがお休みときに、5時間、みっちりと楽しく授業してください。
時間頑張ったら3500円支給します。
ただ、あなた休みときは、すべてお願いします。
あなたの都合で休むことは許されません」

部活動から先生を守るために

部活動は、中学校学習指導要領において「教育課程外の学校教育活動」と定められる。だが、校長から「お願い」されて、ほとんどの先生が何らかの部活動顧問をしているのが現状であるシングルマザーで、頼る人も周囲いないのに、運動部顧問になった人を知っている。

僕の感覚だと、部活動顧問をやりたくない人は相当の数いるのではないかと思っている。

それなら「お願い」なのだから拒否」すればいいという人がいるだろう。

インターネット上では、部活動顧問拒否する方法散見されるが、実際に拒否するのは、相当に肝が据わっている人だろう。

それは、みんなやっている顧問拒否したら、いわゆる「村八分」にされるかもしれないと思っているからだ。

教員集団は良くも悪くもチームで働く。村八分になってしまうと、様々な業務に支障をきたしてしまうことは想像に難くない。

ただ、顧問拒否したところで、本当に村八分にされるかは、わからない。「みんな自分と同じように我慢している」というのが前提となり、ノプティコンのごとく、「あいつは、みんな我慢しているのに拒否した」と思われることを恐れている。

また、先生たちの部活動に対しての温度差も大きい。部活動に意義を見出し、生きがいにしている先生一定数いる。とにかく何でもいいから認められたいという理由で、モチベーションが高い先生もいる。こういった先生を前に、「部活やりたくない。意味ない」なんて言ったら大変なことになる。だから、賢い先生部活動が好きなふりをしている。

また、部活動では、どんな先生でもモチベーションが高かろうが低かろうが、生徒や保護者から様々な注文や批判に晒される。同僚や管理職も味方のようでいて、保護者と同じように「クレームを入れられる先生が悪い」なんて言ったりする。

部活動顧問は、一種ガチャである。異動のタイミングで引くことが多い。というか、内部の人間は、うまく調整して逃げられるのだ。

僕も着任早々、なかなか前評判の悪い部活動顧問を打診された。というか決まっていた。

異動した先の部活動の前任者は、土日両方の朝から晩までやっていたらしい。しかし、実情は先生職員室にいるだけ、参加率も低く、適当練習に飽きた生徒は、時間つぶしに鬼ごっこをしているということだった。そこで、文部科学省部活動ガイドライン根拠に「練習は土日のどちらかを休みにする」「活動は3時間程度」にしようとした。

生徒たちは、その提案好意的に受け入れてくれたようだった。しかし、保護者からは、かなりの文句を言われることになった。「前は教務主任先生だった。力のない一般先生で残念」「先生はやりたくないんですよね」「素人でやる気のない先生に教えられて子どもたちがかわいそう」「教育者としての自覚がない」などと言われた。

おまけに、保護者が、僕が競技経験がないことを理由に、外部コーチ候補を半ば強引に連れてきた。そのコーチは、来て早々に「何、この意味のわからない練習」と保護者にこっそり言っていた。生徒の責任にするつもりはないが、当時の3年生の生徒と一緒に考えたメニューだった。

そのコーチは、競技界隈では有名な人らしいが、お断りすることにした。保護者はグチグチ言っていたが、とても一緒にはできなかった。

このような経験をした先生はかなりの数いるだろう。自分に置き換えてみてほしい。僕は、部活動で雇われているわけではないのだ。そのコーチに再び会うことがあったらこう言ってみたい。

あなた生業としてコーチをしていますね。では、あなたがお休みときに、5時間、みっちりと楽しく授業してください。5時間頑張ったら3500円支給します。ただ、あなた休みときは、すべてお願いします。あなたの都合で休むことは許されません」

如何に異常かがわかる。

結局、僕の異動1年目は、保護者管理職の声に押される形で、土日に練習を行うことになった。大会などで三か月休みがなかったこともあった。

そのことを、あるとき校長に話したところ「みんな通ってきた道」と言われた。学校管理職は、管理というものをはき違えているようだ。

こんな風に部活動顧問が嫌な人は、周囲をみんな敵と思い込み孤立を深めていく。保護者ダメ、同僚もダメ管理職ダメ部活に関わる外部の人もダメ

こういった先生たちが、置かれている状況を理解してほしい。部活動廃止した方がいいと思う。

2022-12-27

anond:20221225152640

紺屋の白袴」は、「生業にしているのに、自分のことはおざなり」 という例えなので、「医者の不摂生」 とか 「髪結いの乱れ髪」 が類似例だよ。

自分では使わない、悪いと思っているもの商売にしている」 ではないぞ。もとの意味でも逆でもない上に誤字まで重なってまったく新しい分野に突入している。

2022-12-25

ほらもうお前ら韓国の群集事故のこと忘れてるし

共テでの傷害事件とか完全に忘れてるだろ?

でもな、それでいいんだよ。俺たちには日常があるんだから

目の前に現実があるんだから

毎日毎日毎日毎日毎日毎日とりつかれたかのように粘着しているということそれ自体おかしなことだと気づけばいい。

それを職業生業にしている人を除いて。

2022-12-21

パヨさんは弱者に憑依して差別を金に換える生業って最近世間にバレてきてるよね

日本EV車を普及させるために必要施策一覧

また大雪を機に騒いでいるが、EV車普及は世界の流れである日本もそれに追いつかないといけないが、如何せん日本障壁が多すぎる。

ここでは、その障壁を取り払い、日本EV車が普及できるようにするための施策提案する。全部できればノルウェーフィンランド並の普及が達成できるだろう。

1.EV購入補助金を大幅に増やす

ほぼタダ同然の金額で購入可能とし、高速道路代や車検代を減免する。一方でガソリン車には高い税金をかけて事実上購入困難にする。

これはノルウェーが実際にやっている施策だ。https://car.motor-fan.jp/article/10017800?page=2

2.消費税を25%(生活必需品15%)にする

上記EV補助金の財源とするためである。これも必須である

3.火力に頼らない発電だけで国内の電力を賄えるようにする

具体的には水力と原子力ノルウェーエネルギー自給率800%というとんでもない国だ。しかしそこまでは要らない。

ノルウェー水力発電だけで自国の電力需要を満たすことが出来る数少ない国である

ただ現実的日本ではそこまでは厳しいので原子力の補助も借りる。

4.人口を8割減らす

ノルウェーフィンランド日本より少し大きいくらいの国土に500~600万人程度の人口である。つまり人口密度が9割以上違う。言い換えれば人も車も密度が少ない。

から前述の通り水力発電だけで自国の電力需要を賄えるし、EV車の弱点である「充電渋滞」「充電渋滞による物流破綻」も起きづらいのである

ただよくよく調べてみるとEV先進国山間部や内陸に人が住んでおらず、一部海沿いに人が集中しているのである

人口密度で見てみると、フィンランド首都ヘルシンキノルウェー首都オスロともに1400人/平方キロ程度で、東京都の2割強。

まり日本人口を8割減らせばEV普及に大きく近づけると言える。人を減らすことで電力需要も減らせるので、原子力発電への依存度も下がる。

減らす方法はいろいろあるが、ロシアとかの外国強制移民とかがあるだろう。自らこの世を去りたい人にその場を与えると言うのも良い。軍拡に伴う片道特攻隊という手もあるだろう。

ただ子育てしている人たちと、次世代を担う子供たちは残す必要があるのでその点要注意だ。

5.年間降雪量50cm以上の市区町村は一律立ち入り禁止にする

よくEV車は寒さと雪に弱いと言われる。

ノルウェー首都オスロは年間降雪量80cmくらいで、11月から翌年4月半年かけて降るが、実はここより雪が多かったりより寒い地域だと、同じノルウェーでもEV普及率はだいぶ下がる。つまりオスロ気候EV普及の指標値と言える。

日本12月から3月が降雪期間なので、日本に当てはめたら年間降雪量50cmくらいのインパクトだ。

先日の新潟24時間で50cm、長岡12時間で60cm降ったが、これはオスロで4か月かけて降る雪の量に相当するのだ。そんな環境北欧には存在しない。

ということで、年間降雪量50cm以上の市区町村全てを立ち入り禁止にする。本州日本海側と北海道長野県の北中信岐阜県飛騨地方滋賀県中国山地関東地方北部山地、などが当てはまるが、その地域に住んでる人は全員出て行ってもらう。

ネックは米どころが多いことだが、1つ前の人減らし施策と合わせることでコメ不足の懸念がなくなる。

それ以前にコメEVどちらを取ると言ったらEVだろう。コメは脱炭水化物の流れに反する。肉食え。

6.標高500m以上の地域に行けないようにする

EV車の弱点その2は山登りだ。山登りはかなりバッテリーを食うし、その道は一部例外除いて対面通行なので、充電渋滞が起きたらその道に居るEV車すべて終わってしまう。

それを避けるために標高が高い地域に行けないようにする。EV先進国レジャーはもっぱら低い標高で楽しむクロスカントリースケートが中心だし、フィンランドそもそも山が無い。

温泉観光地は大半が消えるし、スキー場も大半が消えるし、特に山登りと言うレジャー消滅するが仕方がない。

EV先進国では登山レジャーでなく、それを生業にした傾奇者が命を賭してやるものなのだ

まとめ

EV普及は覚悟を持ってやらないといけない。防衛費増額を覚悟を以て決めた岸田総理の次の決断として「EV普及に向けた日本国の構造改革」を期待する。

どうせこれらの政策は全て国民から総スカンを食らうので、大きな選挙が無く支持率政権運営にあまり寄与しない今のうちしか出来ないのだ。

アーマードコア二次創作について語る

前書き

かつてアーマードコア二次創作コミュニティーファンにとって分かりやす構造になっていた。


どこか有名どころのサイトアクセスすれば、そのサイトから別の有名どころへとアクセスできるネットワークが発達していた。インターネットってそういうものよね。古き良きインターネット

当初はそのような「有名どころ」について幾つか紹介しようと思っていたのだが、あんまり面白くなさそうなのでやめた。結局、ある一つの有名なAC小説について語ることにする。

タイトルは『人間世界である。今はもう削除されてしまっているが、ネット上のアーマードコア二次創作フリークの中にはこの小説を目にした者も多いであろう。冒頭で説明した通り、AC小説の有名どころに当時は簡単アクセスできるようになっていたからだ。『人間世界』が掲載されていたサイトもまた、そのような有名どころの一つだった。


人間世界

小説人間世界』は、とあるアマチュア小説家によって書かれたアーマードコア二次創作である

主人公黒人男性で、かつては妻子を儲けていたが今は独り身である。また、アーマードコアを操る"レイヴン"を生業としている。彼はある任務ブリーフィングにて、同じく黒人の、若い女レイヴンと待機室で出会う。

レイヴンには人格破綻者が多く搾取主義的な人間も多いことから、二人は出会うなり警戒心を抱き、一触即発のような状態になる。しかし、最終的に主人公の次の言葉が、二人の諍いを鎮めることとなった。

あんたは俺の妻に似ている。

毒気を抜かれた女性レイヴンは、彼が今回の任務市街地に潜伏したテロリスト殲滅する二人のレイヴンの片割れであることを知り、改めて協力関係を構築しようとする。二人はブリーフィングを経て、AC輸送するキャリアに搭乗すると、任務が行われる当該地域へと移動することとなるのであった。

これが本小説のあらすじである


この小説の特徴は、死人が出る度にその数をカウントすることである


例えばこんな具合だ。男のACの肩部からナパーム性の弾頭が発射され、検問詰所に直撃した。加熱された半固体状の燃料を浴びて、検問所にいた二人の男性が死んだ。といった具合に。

男と女はそれぞれのACを駆り、テロリストの陣地奥深くへと侵攻していく。ACは作中世界――『大破壊』と呼ばれる破滅戦争によって文明恩寵を大きく失い、地下へと追放された人々によって構築された黙示録世界――における最強の戦闘兵器であり、その前に立ちふさがった者は次々と死んでいった。老齢の戦士、二人の手練れのパイロット若い兵士女性子供。それらが死ぬ度に作者は死者をカウントしていく。"MTAC廉価版兵器)に乗ったパイロットが二手に別れ、一方が囮としてACの背後に回り込もうとするものの、ACパイロットである男はその目的を悟っていた。男は冷静に正面に立ちふさがるMT破壊する。その後、回り込もうとしたもう一体のMT破壊した。二人の男が死んだ。”といった具合に。

最終的に、二人はテロリストの陣地の最奥部へと侵攻する。その時二人が見たものは、ゲートの前に立ちふさがる複数の子供と女性たちであった。手には旗を掲げ、『Don’t fire !』と文字を書きつけている。


『こんなの聞いていない!』と女性レイヴンが叫ぶ。

それに対して男は淡々と答える。

レイヴンだろ、お前も』

テロリスト排除するのが仕事だって聞いていたのに、こんなのって』

繰り返し攻撃を打診する男性レイヴンに対し、女性パイロット否定言葉を連ね、最終的にこう告げていた。

『こんなこと、人間のすることじゃない!』

その瞬間、男は溜息を吐き、突如として女性レイヴンの駆るACへと攻撃を開始するのであった。


フロムソフトウェアの描く悪意

男は逃げ惑う四脚型ACフロート部位に攻撃を集中させ、AC回避行動を停止させる。もう逃げることのできなくなったACを前に、男はゆっくり距離を詰めていく。女性レイヴンは絶叫する。

私はあんたの妻に似てたんじゃないの

しかし、それに対して男は冷たく答える。

俺にはACしか見えん

男は女性の駆る四脚AC破壊する。作者はその淡々とした描写に更に付け加える。女が一人死んだと。

そして、男は周囲一帯にナパーム弾頭をばら撒き続ける。男たちが暮らす地下世界において空気循環は最重要インフラである。男は炎の巡りが十分であることを確認すると、ACでゲートを突破し、区画の最奥部にある空気循環装置破壊する。男は全ての仕事を終え、燃え盛る地下区画にてACを停止させた。

その後、男の過去についての描写が、あっさりと挿入される。

男はかつて妻と娘がいたが、一緒に暮らすにつれて妻は男に対して憎悪を抱くようになってきた。妻はレイヴンである男を憎んだ。あんたみたいな男は人間じゃない、と。

叫ぶ妻を前に溜息を吐くと、男は妻を殺害し、ガレージの土壌がむき出しになった部分に埋めた。

更に年月が経ち、娘は男に対して反抗的になってきた。

ある時、男はふとしたきっかけで娘を殺し、再び妻を埋めたガレージ一角に娘を埋めることになった。男は溜息を吐いた。また一人になってしまった、と。


そして、物語ラストシーン。再び男のAC炎上する町に佇んでいるシーンに合流する。そして、次のように語られる。

街が炎に包まれていた。

30679人死んだ。

そこにACが佇んでいた。パイロットは暫く死ぬ予定に無い。その男は優れた人間からだ。そしてその男世界中の全ての愚者を嘲っていた。


ArmoredCore6 Fires of Rubicon

これはあくまフロムソフトウェアの手を離れた創作であり、あるいは、フロムソフトウェア作品であるAC世界観とは、直接何の関係も無いと、そう断じることもできると思う。しかし、フロムソフトウェアACという作品を通じて描こうとしていたテーマに、底無しの悪意があるということは明らかである

ACには二十五年前から次のような場面が時折現れる。

市街地を襲撃して護衛の兵器破壊する任務鉄道インフラを襲撃しモノレール破壊する任務。多数の民間人の乗る航空ユニット破壊する任務

それらのゲーム中の要素はフロムソフトウェアが二十年以上前から描き続けてきたテーマであった。つまりは悪だ。

人間は容易に悪になることはできない。ある種の人間にとっては、それは息の詰まる事実である。そこで、フロムソフトウェアはその息苦しい現実に僅かばかりの空気穴を設けようとしてくれたのである。それは、例えば有名なソウルシリーズにおける、聖女アストラエアを自殺に追い込む一連のストーリーなどがそれに当たる。

崇高な目的を以て活動する聖女の、護衛役である男性殺害し、その事実を告げることで女性自殺に追い込むというストーリーデモンズソウルには存在している。このように、フロムソフトウェアは明らかに暴力や悪意や、煎じ詰めれば悪そのものを描き、時にそのテーマプレイヤーたちが演じられるように取り計らってさえくれているのである


先日発表された最新作、アーマードコア6の副題は『ルビコンの炎』である。つまり、かの英雄カエサルが渡ったルビコン川の存在を、象徴的に用いている。

そして恐らくは、そのタイトル原初戦火を、つまり暴力の始まりを指しているのであろうと推察される。


先日公開されたティザームービーでは、凍結し白化した地球映像と、人工の構造物の映像ばかりが流れる中で、川や森といった自然の造形物は映し出されなかった。一方で、過剰なほどにクローズアップされていたのは、ACの頭部に映ったカメラアイの赤い光である

人間を模した頭部の、瞳を模した部分に絶えず映り続ける、赤い光。暴力目的とした兵器の頭部に映り続ける、赤い炎。

恐らく、ルビコンの炎とはそれのことだ。人の瞳の奥底に映る、仄暗い暴力と、憎悪と、悪意を秘めた炎。

古代における戦争の端緒は、兵器にあったのではなく、人間のそのような悪意にあったのではないだろうか。ルビコンの炎とは、我々の中に巣食う原初の悪意と暴力を名指しているのではないだろうか。そのような印象は、前作タイトルAC5のキャッチコピーが、『全てを焼き尽くす暴力』であったこからも無理なく推察できると思われる。

我々人間は悪意を時に成す。我々の瞳の奥底には仄暗い炎が灯っている。それは、いずれ戦火の発端となるだろう。この世界のどこかでは、そのような炎は未だ燃え広がり、人を殺し続けている。

灰の最後の一片に至るまで燃やし尽くす、暴力と悪意の火を焚べること。それが、AC6の描こうとしているテーマであろうと私は推察している。

2022-12-20

生活保護生活してる人のカッコいい呼び方

生活保護師」はどうかな?

絵師みたいなノリで。

他には

生活保護レシピエント」

レシピエントはrecipient(受取人)という意味

生活保護生業にしてるんだから名前がいると思うんだ

生活保護受給者」だとイメージいから、何かないかな?

2022-12-18

どこかのお笑いタレント仕事を選ぶ時に、自分は何用の人間かと考えた、みたいな話をネットのどこかで読んだ

何用の人間か、つまり社会構成する上で何を生業とするか、何のプロである

その表現自分に刺さり、以来たまに考える

自分IT屋の端くれで顧客の話を聞き文書を作りプログラムを書きテストをし、ということで生計を立てている

最近管理的な仕事もちらほら

ずっとこれで食っており、そういう意味ではSI屋のプロではあるんだろうが

社会の一員としてこれを選んだという自負は驚くほどに低いし、誇りを持ってるとも到底言えない

これにしかなれずそれなりにやれた、だからこれで食ってる、それだけだ

2022-12-17

親にぶん殴られて育った俺は自分の息子を今のところ殴ったことがない

生家は漁師生業としており、親父は一般的イメージされるガハハと笑うような快活明朗なタイプで、根性論が大好きだし息子娘問わず鉄拳制裁なんて日常茶飯事だった。
ただ一応は男女の線引きがあったような気はしていて、女兄弟納屋に閉じ込められる程度の折檻は受けていたものの、男の俺のように木へ吊るされるとか海へぶん投げられるみたいな折檻を受けていたようなことは無かったように記憶している。

親父は子供ハチャメチャに殴り倒すみたいなことは無く、鬼の形相で強力な一撃を食らわし「反省せい!」とか「何やっとるか!」みたいに檄を一言放って作業場や寝室に籠もるというような人だった。
その後にお袋や祖父母が何が悪かったのか説明をしはじめて「お父さんに謝りに行こうね」と説得されて謝りに行くのが常だった。

まぁ冷静に考えると幼児の頃から高校生になるまで常に「強力な一撃」と感じたということは、おそらく年齢や体格に合わせて力加減をしていたのだろうと今なら想像付くが、当時はそんなこと気付かないので、ただただ親父が激怒するほどの大変なことをしてしまったのだなと思っていた。

俺の妻が妊娠したとなったとき、親父は気分が良くなったのか酒の進みが早く酔いが回って口が軽くなったのか「あのイタズラ坊主が」と言っていたのが実に印象深い。
そして「男らしく振るまえ、力の使いどころは考えなきゃいけない」と続いて、最後は「男の暴力は凄く大事ものだ、大切なものなんだ、宝物なんだ、その意味を考えろ」と言った。

はてなで過ごすと暴力なんてもの絶対禁忌で、どんなことがあろうと、例えそれが正義であれ悪であれ行使すべきものではない、何なら暴力絶対悪と思いたくなるが、俺の親父は「暴力は宝物」と言う。
その価値観の違いに混乱するけれど、親父が亡くなって子供がある程度大きくなった今ならば親父が何を言いたかったのか何となくわかる。

男にとって暴力とは最後の手段なのだ
大切な人々を最後、極限的に守らなければならないとき行使するのが暴力自然先祖が神が人間の男に与えた大事にとっておかなければならないのが暴力なんだ。
からこそ、暴力をみだりに行使することは非難されるべきであり、だからこそ宝物なんだと俺は思う。

親父が強力な一撃を放ったあと作業場や寝室に籠もってしまったのも今ならわかる。
息子をぶん殴るなんて何と心苦しく、そして愚かな行為なのか。それ以外の選択肢を取れなかった自分が何と情けないことか。

酔った勢いではじめて親父が理想と考えていた男親の姿を知ることが出来た。
親父は折檻を適切な教育とは思ってなかったんだ。ただそれしか方法が思い付かなかったか咄嗟にやっていただけだった。

俺はもしものとき暴力行使できるのか。
そうならないようにすることが本当に大事だけれど、暴力によって息子を静止し、そして暴力によって息子や妻を脅威から逃がすことができるんだろうか。
たぶん俺の親父は躊躇せずやれるだろうけど、息子である俺はどこか躊躇してしまうだろうと思う。

幼少期に親父が俺へ対して「俺からは力の強さを、お母さんからは優しさを継いだ」と評価してくれたけれど、俺は親父よりも肝っ玉が小さいので優しさというのはオブラートに包んだ表現だったんだろう。
暴力を考えること、暴力行使とは実に難しい、俺は度々そう感じる。

2022-12-10

覚醒剤牧師に対するはてサの態度の謎

少女保護生業にしてる「男」が「覚醒剤を打って」「女にも無理やり打ってキメセク」

 

こんなもん疑惑の段階にせよ、普通人間なら非難なり罵倒なりするのが安定行動であって

ましてや本当に女性搾取に敏感な人間なら激高してもいい件だと思うんだけど、はてサの皆様はおとなしいよね

 

仁藤さんやcolabo関係者沈黙するのはわかるよ?

牧師との関係やら利害やら裁判戦術やらがあるかもしれんしな

 

でもはてサの方々はコラボとか仁藤さんとかなんの関係もない一市民じゃんね そこ仁藤さんに倣う必要ある?

2022-12-07

平成10年代後半に地元京都府で名を馳せた伝説のサセ子、友美さんとお会いする機会を頂いた。現在友美さんは工場派遣OLをしており、昔ほどのペースでSEXをすることはないらしいが、それでも定期的に男性を「喰う」ことを生業としているらしい。

そんな友美さんに伺ったのは、近年の「童貞」とのSEXエピソードだ。百戦錬磨の友美さんは今まで数多くの童貞とも身体を重ねているが、最近特に筆下ろし活動に精を入れているという。そこで私は話を聞いてみることにした。

半年前かな。夜勤明けに一人で晩酌してたらなんだかムラムラが抑えきれなくて。すぐさまマッチングアプリを開いて童貞っぽい子だけを右スワイプし続けたわ。童貞はすぐにマッチするの(笑)マッチした中から一番好みの子を選び、即デートアポをとってその日は寝たわ。

1週間後。18時30分、待ち合わせは京都出町柳駅。そう、今日一乗寺で『ラーメンデート』なの。今日会う彼がラーメン好きをアピールしてくるもんだから仕方なくね。でも僥倖か、彼の家が一乗寺周辺らしいの。すぐベッドインできそうね♡、と舌舐めずりしていたら彼が遅れて到着したわ。

『うわあ…だっせえ~…』というのが第一印象。彼のマッチングアプリ写真である程度覚悟していたけれど、想像を超えてきたわ。身長は165cm前後メガネで一重で小太り、スポーツ刈りをそのまま伸ばしたような短めのボサ髪で当然眉毛は整えてない。服は水色のTシャツに横縞模様のハーフパンツ、斜めがけのカバンに靴はクロックス(笑)明らかにデート向けではない服装に正直爆笑しそうだったわ。

普通女の子ならここで帰るんだろうけど私は違う。なんせ『童貞』目当てで来たんだもの。こんなステレオタイプ童貞クン、私が放っておくわけないわ。」

「軽く挨拶も済ませて叡山電車に乗り込む私たち。行き先を聞いていなかったので、どこのラーメン屋に行くの?と尋ねると、『ラーメン二郎行かへん?』と一言。(初対面の女の子ラーメン二郎って…… あの量の多いとこでしょ?対人経験ゼロですか?)なんて言いたい気持ちもあったけれど。

の子童貞力高すぎるのでは…!?期待値が急上昇。同意してそのまま一乗寺駅すぐそばラーメン二郎に入って、私も彼も並ラーメンを美味しく平らげたわ。(でもラーメン二郎は終始意味不明。なんで並なのに量が多いの?なんでニンニク入れますか?って問われてんのにアブラがどうとか関係ないこと言うの?謎のジャーゴンがまかり通ってる理解できない世界ね。)」

ラーメン屋を出て感想を言い合う私たちカップルに見えるかしら…?否、彼は麺上げがどうだのとかずっと意味不明ウンチクを口走ってるからから見たら池沼介護しか見えないかしら(笑)完全にアッパー系コミュ障のそれだわ。

ここから仕掛けます。『君の家ってこの辺でしょ?一緒に宅飲みしな~い?♡』と猫撫で声でおねだり。彼は大動揺を隠せてない様子。(ウンウン、これぞ童貞ね♠︎)と内心大興奮しながら彼の手を握ったの。ラーメンの脂と手汗で過去最高に感触気持ち悪かったけど後にひけないわ。そのままドラッグユタカ第3のビールストロングハイを6本ずつ買って彼の家まで行ったわ。」

「案外きれいな彼の家で第3のビール乾杯して改めてアイスブレイクをしたわ(ラーメン二郎じゃまともに喋れないものね。)。彼は大阪府門真市出身京都の有名国立大法学部4回生マッチングアプリプロフでこれでもかというくらいアピールしてたから疑ってなかったのだけど彼、わざわざ学生証まで見せつけてきたわ(笑)そういうところも自己顕示欲の強い童貞っぽくて素敵だったわ。趣味ラーメンアニメ鉄道という満貫童貞。ここまで完璧なのなかなかいないわよ(笑)

ところで彼、さっきから自分語りばっかり…喋るコミュ障ってどいつもこいつもそうなのよね…しかも出てくるエピソードはイキリと嘘で塗り固められてるし。中学童貞捨てたエピソードも内容薄すぎて嘘確定、内定先も嘘じゃないかしら…?」

「とにかくうるさいのでなんとかSEXに持ち込もうと第3のビール3本目を飲み干してストロングチューハイを開けたあたりで彼の脚に何度か手を置いてみたの。でも失敗。彼はキョドるだけで仕掛けてこない。そう、多くの童貞自己愛が強いのでSEXを断られて自尊心を傷つけられるのを極度に恐れてるの(笑)

しょうがない、ここは私が汚れ役になるわ… 彼の会話が途切れた瞬間に、彼の唇にキスしてお酒を口移ししたの。流石の彼もやっと誘われたことに気づいたみたい。そのまま激しくニンニク臭いディープキスを続けながら服を脱がせていったわ。」

「お互い全裸になった私たち。彼をベッドの上に横たえてそのまま彼の顔の上に跨ります。『どうよ~?ラーメン二郎の後の顔面騎乗は~?』高学歴で安定志向童貞クンには容赦しないのが私の流儀ワカメ増しマン汁マシマシを充分堪能してもらったところで解放してやり、万全に用意したコンドームかぶせ、彼のギン勃ちペニスを私の器に導いて、身体マーメイドのように動かしたわ。手前味噌ながら私のテクはホンモノ。動き始めて3分も持たず、『友美さん、俺、射精しそう…!』と焦りそうに彼。

刹那、私の中に温かい精液が放出されたの。感電しそう…♡ ザーメン拾うコンドーム。そのまま疲れ果ててか酔い潰れてか寝てしまった彼。早漏防止にお酒たくさん飲ませたのに…でも早漏童貞クン、いや、『元』童貞クンっぽくてステキ(笑) どんな男でも『ヤってみよう』の精神大事。軽い眼精疲労を覚えながら寝てる彼の頬にさよならキスをして、マン毛1本を形見に残して彼の家を後にしたわ。

もう会うことはないわよ。私は童貞男子の彼に好意を抱いただけで、童貞を失った彼はただの激ダサいイキリ男だもの(笑)彼の人生に幸を願いながら、終バスの206系統に乗り込んだの。」

いかがであっただろうか。経験豊富な友美さんの童貞エピソードには驚かされるばかりだ。我々の周りにもこんな可笑しくて、少しロマンチック童貞卒業エピソードを持つ男がいつと思うと、少し妬ましい気がするのは、私だけであろうか。

(筆者:ドグマチール庵介)

2022-12-03

anond:20221203134719

基本的に、そういう犠牲者は、脳の中に

投げ銭をする⇒脳内麻薬が分泌されて多幸感を味わえる

という回路が出来上がってしまっているんだよ。

そして、Youtuberホストも、みんな、そういう回路を客の脳内に作らせることを生業としているわけ。

田代まさし覚せい剤を止められないのと同じで、もう自分意思では死ぬまで投げ銭を止められないので、

自己破産するまで投げ銭させるのが、正しい行為なんだよ。

2022-11-29

しかしたら僕は自己肯定感がそれほど高くないかもしれない

自己肯定感低い人あるある」っていうのTwitterでたまにRTされたりするが、それをみて「人の目を気にしたりして大変だな」と思っていた。

まり僕は自分のことをそれほど自己肯定感が低くない、むしろ高いと思っていた。

でも最近しかしたら実は結構いかもしれないと気づき始めてきた。

ぼっちざろっく』流行ってますよね。主人公ぼっちちゃんギターが上手いのに、実力に自信を持ちつつも、他人評価を気にしていて、目の前の観客も怖がっていた。それでぼっちちゃんが「本当の敵は目の前の観客じゃない。観客は自分を求めているんだ」ということに気づき、一歩踏み出せた演奏ができた。

そんな成長エピソードがあるわけだ。

僕もその自分に自信を持ちつつも、人が怖いというのはわかるという気持ちになったが、むしろそれは普通のことだと思った。自己肯定感が低い人は自信もないものかと思っていたので。

例えば僕がぼっちちゃんだったとして、ギターが上手いとしたら(別に自身はひけるわけではないが)、まずYoutubeに上げることがなかなか難しい。上手い人が出てきて、この演奏ダメだとかいわれるかもしれないし、ギターのことを全然わかっていない素人でも「プロの〇〇さんより全然下手ですねー」みたいなことを言われたりしたら立ち上がれなくなりそうなので、まず人に見せることはできない。

家族や友人でも無理だ。

きっとギターとかバンドとかやっていて、理解してくれる人ではないと見せられないだろうなと思う。

そして、そんなに悪意ある言葉を言う人って実は少ないとは思うけれども、でも社会は悪意に満ちているとどこかで思っている。

小学校の頃、信号のない横断歩道を渡るのが怖かった。車が減速することなく、むしろわざと加速して突っ込んでくるとおもったから。

免許証取りたてのころ、車線変更が怖かった。後方の車がわざと加速してぶつかってくると思ったから。

中学の頃学校が怖かった。教師私生活を縛り付けようと宿題を多く出そうとすると思ったから。

大学の頃教授が怖かった。重箱の隅を突っついて単位をくれずに留年させるんじゃないかと思ったから。

学生の頃、就職が怖かった。私生活趣味は悪で起きている時間をすべて労働に捧げるようにわざと上司仕事を振ると思っていたから。

新入社員のころ、彼女がいることを会社にバレるのが怖かった。結婚など守るべきものがあると分かったとたんに逃げ場のない重労働部署に飛ばされるかと思ったから。

結婚たころ、町内会が怖かった。家庭への不当な干渉をするんじゃないかとおおもったから。

20代後半ともなれば、だんたんその不安杞憂だったとわかるわけだが、生まれからずっと他者が悪意を持っているとずっと思っていた。(そして今でもほんのりそれは思っている)

悪意は上司、先輩、社会国家など権威あるものから不条理に降り注ぐと思っていた。

からそれから身を守るために、大学にいったり、論理学を学び屁理屈で言いくるめようとしてくる人から自衛をみにつけたり、歴史外国語を学びちょっと頭がいい風を装ったりした。

まあこの文章を見て分かる通り、そんなに学が身についているわけではない。

僕がいわゆる『理解ある彼氏くん』枠で結婚したのも、妻が権威ある悪意から遠い弱い存在だったからかもしれない。

ただ妻は弱い人間ではなかった。苦手なことはあるが、それを打開するためにいろいろ挑戦している人だった。

気づき

この前妻から一言で、年甲斐もなく泣いてしまった。

悲しいとか辛いとか悔しいとかではなく、涙が止まらなかった。

喜怒哀楽の単純な感情由来であればコントロール可能だ。

だが不可能だった。子どもがいるにもかかわらず、涙が止まらなかった。正直混乱した。

切っ掛けは些細な夫婦喧嘩だった。

僕は相手から言質を取られないように遠回りに外堀を埋めてから話す癖があり、それは人によっては不快な思いをさせてしまう悪い癖だと思う。

夫婦喧嘩で〇〇を言った言わなかったから、過去の違う話まで掘り起こされて喧嘩エスカレートすることもあるので、僕は議題を棚卸して何について話しているのかと責任境界を決めたがる。

それは共感とは遠く、冷たい印象を与えることになるというのは僕は理解している。

だがそれは今回のこととはまた別なんだ

ただその冷たい印象を与えている僕に対するカウンターとして妻が言い放った「頭がいいはずなのになんでわからないの?」という言葉を聞いて、いままのでの喧嘩の内容なんか吹き飛んで、ただ泣くことしかできなかった。

さいころを思い出す。

僕は大卒だが正直それほどレベルが高い大学ではない。

僕のクソ小さな自尊心は「中堅よりは上だけれどもハイレベルというわけではない」と言いたいが、世間ではそれほどでもないとは思われているだろう。

だが、妻は大学には行っていないので、大学に行く人というのは基礎能力が高いという素朴な期待を持っているようだ。

で、なんであの言葉で僕は泣いたのか。

あの言葉を受けた時、僕の脳内では幼いころの情景がフラッシュバックしてきた。

祖母が「あなたのお父さんはとても頭がいいから。あなたも頭が良いんだよ。おじいちゃんは〇〇賞もとったかあなたもすごいんだよ」とずっと言ってきて僕はそれが誇りだった。

クラスでは物知りで通っていたし、小学生ながら月刊ニュートンを読んでいたのはちょっとしたドヤれるポイントでもあった。

実際父はすごかったらしい。らしいというのは小学生に上がる前に亡くなったからよく知らない。

ただ僕が逆立ちしても入れないような大学にそれほど勉強せずに入ったそうだ。

高校時代にその研究をしたいがために当時の有名な教授がいる東京ではないがトップレベル国立大に入るように勉強していたが下宿代が当時のうちの家計では出せなかったようで、都内のそれでもハイレベルな有名大学にはいった。(今にして思えば子離れできていない祖母が渋ったのではないかとも思うが、)

都内ハイレベル私大にはその国立大先生と同じくらいにその分野で有名な人らしく、それで進学先を決めたようだ。3年の夏まで必死勉強していたが、私大に進路を変えたのでそれからは遊んで暮らしたそうだが、ちゃん合格したそうだ。結構浪人生があこがれる私大だっつーのにね。

そして父は研究者になった。んだが、今の僕の年齢よりもずっと若い時分に死んだ。平成をたった数日しか生きられなかった。おそらく今も生きていたら教授かになってたんだろうなとは思う。実際同僚の人はその大学教授をやっているらしく、何回かテレビに出た時に母が父の友人だと教えてくれた。

祖父自分生業の分野でナントカ賞をとって有名な人とかと写真うつったりしていた。

そんなこんなでその嫡流の僕は変な期待と受けていた。父が若くして死んだこともあるのかもしれない。

人の偉業で褒められる。小さい頃は良かったが、ちょっと分別がつく頃には結構キツイものがある。僕がやったわけではないし、僕が今やっていることは何も評価されていないのだから

母はそんな環境が嫌だったからかもしれない。だから引っ越したんだろう。

女手一つで僕と妹を育てた。とはいっても母も実家が太い系なので相当恵まれて育った。

母は大学を言っていない。研究者と事務の人という出会い結婚したそうだ。

から正直学がないというか、僕の勉強に対して口を出すことに自信がなかったんだと思う。だから僕の好きな分野、科学のことの話し相手になってくれなかったし、成果を評価してくれることもなかった。ただ「難しくてわからない」というだけだった。

僕は生まれてことこのかた賞状をもらったことがない。妹は絵画コンクールで、英語スピーチコンクールで、そして学校選抜された海外派遣なんたらで数多くの栄誉を持っている。

僕は何ももらっていない。歯が綺麗で賞はもらった。絵もうまくない。楽器も弾けない。英語もできない。文章も書けない。ゲームもうまくないし、話もうまくない。モテない。バイト先ではいじられキャラだった。いじってほしくはなかったがただ「要領がわるい」ということでいじられキャラになった。

そう要領がわるいんだ。

ただ、必死になって大学受験をしただけの人だ。

妻は大学には行っていないが、絵が上手い。工作が上手い。それを作って売れるほどうまい創作ができる。

「頭がいいはずなのになんでわからないの?」という妻が放った言葉で、これらの過去のこと家族のこと妻のこと今のことすべてが分かってしまった。

頭がいいわけないということを分かるのが怖かった。

僕は何者でもないといわれるのが非常に怖かった。僕のアイデンティティは「すごい祖父、すごい父からまれた、すごい子」であり、それが解体されるというのが辛かった。でも僕が縋れるのはその祖父祖母が言っていたそれしかなかった。

凡人であることを誤魔化すべく、頭でっかち知識と、頭がいい風を装っていた。バイト先でいじられても「でもあいつらより偏差値高いし」って思って意識を保っていた。

そして脆い自分を明らかにさせてしま他人が怖かった。

自分がただ怖がっているだけなのに、相手が悪いことをしようとしていると思って、目上の人や教師社会不条理に僕に何かを強いると思っていた。

悪意が逆転していた。自分が向けていた敵意を僕は被害者意識を持っていただけだった。

根拠のない自信をもつことはある意味必要だと思うが、僕の場合はその程度が強すぎたのかもしれない。

自信があることで身を守れると無意識で感じていて、自分に自信があると思い込ませていた。

からつい最近まで僕は自己肯定感が高い人だと思っていた。

全然高くなかった。たった一言で崩れるような人間だった。

恋が多い人生だった

妻に出会うまでは恋が多かった。

だが、モテなかった。

自分から行くタイプではない。ただ悶々彼女が欲しいとずっと思っているような人だった。

小学生からずっと。

今思えばただ自分を認めてくれる人が欲しかっただけかもしれない。

人の話を聞いてみるとそんなに好きな人が何人もずっといるというのは珍しいというのが分かった。

ティーンの頃の僕は恋に恋をしているに近かったが、自信があれば自律できていて、自分肯定(好いて)してくれる人を必要以上に求めることもなかったのかもしれない。

親として

僕はうちの子供には子供自身のことで褒めるように、そしてちゃんと成果をみて、子供興味あることをちゃんと調べて対等に接するようにしようと思う。

幸い子供マウントを取るようなことはしなかった(とは思う。自分の中ではないと思う。わからない。不安だけど)

うちの子昆虫とか生物かいろんなことを僕に教えてくれるし、僕も飼育について聞いたりしている。

僕がしてほしかたことをしている。きっとこれでいいはず

いまだに敵意は怖い

それでも人は怖い。

能無しとも思われたくないし、趣味に口も出されたくない。

変なアドバイスを受けたり、干渉されたくもない。

でも実は友人が欲しい。

そんなこんなで引っ込み思案なまま大きくなってしまった。

ぼっちちゃんみたいに何か自己表現でもしたらまた何か変われるかもしれないな。

この話を誰かに話して気持ちを楽にしたい

理解ある彼氏くん枠』で結婚したということを話したが、つまり妻はある精神的なハンディキャップを背負っているので僕がいろいろサポートしているところがある。

ただ僕はいろいろ限界が来て喧嘩してしまうことも多々あるけれど、それでも日々は平和だ。

つきあっていたころのままの関係性が続いているし、手をつないだり、二人で出かけたり、一緒に遊んだりすることもあの頃のままだ。

だが、妻は僕に守ってほしいという気持ちが強く、僕が弱いところを見せてほしくないと思っているところがある。

僕があの日泣いたとき、なぜか怒られた。「泣いたら私が悪者じゃない!!」って

僕はさすがに謝罪した。「さっきの喧嘩の流れとは別の件でないている。あの話とは別なんだ。個人的理由で泣いているだけなんだ。(まだ自分でもなんで泣いているのかもわからないので)なんかわからないけれど心の柔らかい場所が反応したような感じがして」とまあそんな感じで伝えたんだけれども

ただ「あなたが泣くと困るからやめて」という。

妻は毒親サバイバーでもある。だから過去の辛い話などを聴くこともあるし、その段階で妻が泣き出すこともあるので、そういう時は抱きしめたりして、そうすると落ち着いて、妻はそういう関係が好きらしい。

実は僕もそうしてもらいたいと思っているが、逆の立場にはしてくれないようだ。

僕も誰かに依存したいが、僕は生涯の伴侶は妻だけだし、妻以外に心を開くのはどこか浮気のように感じてしまい、正直無理だ。

そんな行き場のないこの気持ちを吐き出せるところはどこにもなく、

トイレ便器にはなしても/dev/nullに投げ出しても、どうしようもないので、ネットに放流して誰かにまれることで慰めることにしよう。

深夜のテンションで書いたものが上位にあがっていた。

皆、読んでくれてありがとうございます

深夜のテンションで書いたものホッテントリに上がっててびっくりしていたのと、

そしてまた悪い癖でこの世に悪意しかないとおもっていて、「絶対炎上している」「きっと、『お前は恵まれている癖に何いっちょ前に気取った悩み装ってるんだよ』みたいなコメントがたくさんあるんだ」と思って開くことができませんでした。

でも100件以上ついたら、気になって仕方ないので思い切って開いてみたら、なんとまあ善意ある方が多いこと。

ありがとうございます

また厳しめの人もきっと善意による発言だと理解するように努めます

2022-11-18

ADHD治療薬(コンサータ)を服用して10年くらい経ったのでレビュー

この増田anond:20221114191846)、服用による改善個人差が気になっていたのですごい参考になった。

ストラテラを服用しているみたいだけど、私はコンサータを服用しているので、そのレビューをしてみる。

同じくコンサータを服用している人、もしくは治療薬を服用するか悩んでいる人の参考になれば幸い。

あと自分語り

増田について

30代後半男性ITエンジニア20代ディレクター、30代からITエンジニア鞍替えし、今に至る。

20代中盤でうつ病になり、サインバルタを処方される。その後ADHDやらパーソナリティ障害も発覚し、コンサータ含め色々処方され、現在治療中、服用している。

服用して改善した点

論理的思考がある程度可能になった

ADHDの症状に記憶障害がある。鳥頭ってやつ?私はずいぶん苦しんでいたけど、コンサータを服用してかなり改善された。

プログラムを触る人にとってこの症状は致命的で、考えたことをすぐに忘れるから論理が成り立たなくなって構築していたプログラムがすぐに崩壊する。

コンサータを服用してから、ある程度だけど論理的思考可能になって、業務効率も上がった。

余談だけど、今でもオブジェクト指向に則った構築はできない。

議論ができるようになった

上とちょっと被るんだけど、記憶障害は会話のキャッチボールにも影響が出る。

今までは相手の会話が頭に入ってこなくてそもそも議論というか会話自体ができなかったけど、相手の会話をインプット、整理できるようになって、ある程度だけど議論できるようになった。

ただ長考することもある。

業務に支障のないレベルまで集中力が上がった

服用するまでは、2つ以上タスクがあると優先度を無視してあっちらこっちら気移りしながら業務をしていた。

服用後、ある程度は集中して業務をこなせるようになった。

ただ本当にある程度で、2時間くらいしかもたない。(個人差あり?)

服用して悪化した、ネガティブに感じた点

・「普通集中力」を知ることで劣等感が増した

これが一番大きいと思う。

服用前はそんなに意識はしていなかったんだけど、服用して「普通」を知ったことで、自分は劣っているんだという認識が強固になって、劣等感が増してしまった。

割り切れればいいんだけどね。なかなか難しい。

物事に興味がなくなった

趣味含め物事への意欲や関心がまったくなくなってしまった。

20代の頃楽しんでいた趣味も、今では全く興味が持てない。

先の増田にもあったとおり、趣味義務になって楽しくなくなったからなのかな。よくわかんない。

コンサータ価格が高い

現在、36mgを一日二錠服用しているけど、保険適用で一か月分で7千円くらいかかる。

診察費とかも含めると一回の通院で1万オーバーになる。他の薬代も含めると1万5千円くらい。これには参った。

なので自立支援制度を利用させてもらっている。薬代で困っている人は区の制度を見てみてほしい。

なんであんなに高いんだろうね。

服用して変化のなかった点

パーソナリティ障害うつ病から起こる症状には全く変化がなかった

当たり前なんだけどコンサータADHDの症状を改善させる薬なので、ADHD以外の症状には変化がなかった。

コンサータ服用前後での変化に驚いて、これなら他の症状も治るんじゃない?って期待してしまった自分が悪いんだけど。

ただ、私はパーソナリティ障害も抱えているから変化がなかったのかもしれない。

服用して集中力が向上→私もやればできるんじゃん→自己肯定に繋がるから、人によっては変化はあるかもしれない。

勃起力や性欲は変わらず

先の増田では勃起力が弱まったってあったけど、幸いにも私にはそういった症状は出ていないみたい。

年齢相応の勃起力ではあると思うし、デイリーで性欲の発散もできる。これも個人差なのかな。

まとめ

色々弊害はあるけど、服用してよかったと思っている。というか私の生業で生きていくためには服用するしかなかった。

ADHDの症状は概ね改善されて、業務もなんとか普通の人たちに追いつけている、たぶん。

ただ、自分が劣っているという劣等感が強くなってしまって、治るはずのうつ病をずっと引きずっている。

一昨年?にコンサータを服用するには特別カード必要になったんだけど、そのカードを持たされると、改めて私は劣っているんだなと考えてしまったっていうのあると思う。

もしコンサータストラテラのようなADHD治療薬の服用に迷っていたら、先の増田にもあるとおり、まずは担当医に相談するのがいいと思う。

ADHDって症状のレベル生業によっては致命的になるので、その自覚が少しでもあるなら相談しない手はないし。

学問に触れている方たちは、もしかしたら普通の人のことが理解できないのかもしれない

ときどき、「体育教師運動得意だから体育苦手な奴の気持ちがわからない」というのを見かける。


しかそうかもしれない

中学の時の走り幅跳びの授業で、自分の実力別に練習のやり方を変えていたんだが、実力が低かった俺のメニュー・・・

「空中に放り出される感覚を養う」

とにかく飛んだだけ。何もわからん


https://togetter.com/li/1231847

ここに書かれているようなフォームのチェックだとかは一切なかった

サッカーちょちょいと蹴る練習パーっとやって試合柔道最初からしっかりやってくれたかな。でも柔道はやったことないやつばっかだから当たり前か。


体育教師運動得意だから体育苦手な奴の気持ちがわからない」というのは、まったく間違っているというものでもないと思う。


しかしたら、これは体育に限らないかもしれない。


https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1511583109116198917

ある研究者の人が、指数関数微積義務教育に含めろとおっしゃる


でも、たぶんだが先生の望むよう未来にはならない。

一般人間は働き始めたら、「微分?そんなのやったねぇ。」で終わりだ。

「x^nを微分するとnx^(n-1)になる」を覚えている奴が優秀レベルになる。


人間記憶力は無限じゃない。

働き始めたら学校で覚えていたこととは別のことを覚えなくちゃいけない。

取引先のお客さんの顔、名前など…

何かを忘れて覚えていかないといけないんだ。


微積とお客さんのことを覚えること、大多数の人間にとってどっちが大切だ?

微積は我々の生活に密着していて~」とかそういう言葉遊びしているんじゃないぞ。

考えてみろ。微積とお客さんのことを覚えること、大多数の人間にとってどっちが大切だ?


言い方悪いけど、ぶっちゃけブラック企業研修のほうがよっぽど役に立つ。

先生方の反応したら、ものの見事に「無駄!!」と断じていたけど。

でも、あそこでぶち込まれマナーやら仕事術のほうが大多数の人間にとっては大切なんだ。

あんなとこで微積指数関数が~なんて言ってたら「なに甘ったれてんだゴラ!」ってぶっ飛ばされるだろう。

学問を学ぶことで考え方が~」みたいなこと言っても無駄

学問を4年、6年、長くて10年ぐらいかじってきた人間一般企業で使おうとしても使えない。


それに、今の中学カリキュラム微積ぶち込んだら超詰め込み教育になる。

多分だけどこの手の先生は「もっと学問を大切にしろ!」だからさ、ほかの教科も増やせとかいうんじゃないか

超詰め込みが超超超詰め込みになる。

ぽやーっと理解した中学生が高校行って、中学で増えた分高校では難しいことやって…

今より「あ、俺勉強向いてねぇ」って学問あきらめるやつ増えるんじゃないか


まさかまさかまさか先生方「微積指数関数理解できないのか!」とか言わないだろうな。

そりゃ、学問を生涯の生業にしている先生方なら楽勝だが、

一般人には厳しい。


学問に触れている方たちは、もしかしたら普通の人のことが理解できないのかもしれない」な。

2022-11-14

ADHD治療薬(ストラテラ)を飲み始めて7年経ったのでレビュー

ヤッホー、お前らが大好きなハッタショ増田だよ。

発達障害話題anond:20221113233839)が注目トピックに上がっていたので、前から書こうと思っていたADHD治療薬(ストラテラ)のレビューをしたい。

服薬治療を始めたいが不安な人の参考になってくれたら幸い。

 

増田について

30代後半男性デスクワーク総合職勤務だけど仕事内容としては法令知識等の専門性が求められる部署新卒から働いている。

高校までは成績もよく、旧帝のどれかに現役で合格して入学したものの、大学時代に授業についていけず引きこもり留年経験する。

何とか卒業して新卒就職した会社では業務不適応を起こして迷惑をかけ、降格になる。

そのぐらいの時期に初めて心療内科に行き、ADHD(と軽いASD)の診断とストラテラの処方を受け、かれこれ7年飲み続けている。

(後に会社特にその辺りの事情を明かさず転職し、どうにか働けている状態

 

薬で改善された部分

・(ある程度)ADHD的な症状は改善された

 ⇒たぶん元々できる人には全然及ばないと思うけれど、絶望的に苦手だったタスクの洗い出しや長期的な計画立案など、

 ADHDの人が苦手とする作業について腰を据えて考えられるようになった(スキル経験値が上がる訳ではないので、そこから出来るようになるかは訓練次第)

 また、前は音が鳴ったり姿がチラついたりした時についそっちを見てしまって集中して話を聞く事ができなかったが、それも改善された。

 

・頭が真っ白になる機会が減った。

 単純にしゃべるのが苦手なんだと思っていたけど、意見を求められた際に頭が真っ白になったり脳みそが空回りしたりする感覚があり、

 就活GD議論についていけなくなったり、会議意見を求められた際に言葉が出てこずとても苦労していた。

 その感覚がなくなり、当時の自分からすれば驚くぐらいスラスラ言葉が出るようになっている(但し話が上手くなった訳ではない)

 

感覚過敏が減った

 自分場合、他の人が平気な場面でもしかめ面をしてしまうぐらいまぶしい光が苦手だったのと

 飲み会パーティーなど騒がしい場面で全然声が聞き取れなくなっていた困りごとがあったが、それぞれ軽減された。

 

ネガティブな影響

幸いなことに薬が合わないとか気持ち悪くなって飲めないとかはなかったが、それでも下記のネガティブな影響は感じている。

 

勃起力が弱まった

 別に下ネタが言いたい訳じゃなく、マジの話。

 もちろん添付文書には副作用として書いてあって、自分もそれと他のQOL改善を天秤にかけた上で飲むことを選んではいるんだけど、結構キツい。

 服用してなかった頃ほどビンビンにならないだけでなく、絶頂に行く前の変なタイミング漏れ出すように射精することが増えた。

 翌日服用していない状態だとマシになるので、先生相談した上で性行為の予定に応じて服用タイミングと量を調整して何とか凌いでる。

 (バイアグラも処方できるけどどうする?とは聞かれてるが、まだそれは早いかなと思ってる)

 

クリエイティブ趣味をする意欲がなくなった

 増田は元々作曲DTM趣味の一つだったけど、前はふとした時に浮かんでいた曲のフレーズなどが浮かばず、作曲趣味義務みたいになって楽しくなくなった。

 それを生業にしている訳じゃないかダメージは少ないが、デザイナーとか面白い企画考える人プランナー放送作家等?)とかみたいに

 クリエイティブ感性が求められる仕事の人はよく相談してから飲むか決めた方がいいと思う。

 

薬で改善されなかった部分

・いわゆるASDの症状は改善されない

 ⇒こだわりが強いとか、人付き合いでMPが減っていくとかの部分。その辺りを改善する薬は今のところないらしい。

 

社会的訓練を人並みに積んでこられなかった事実は変わらない

 ⇒会社にいる普通に仕事できてる同僚や後輩を見ると、自分って年齢なりの情緒や考え方の発達ができていないなと感じる時がある。

  これまでうまく人付き合いができなかったツケのような部分であり、薬がそこまで改善してくれる訳じゃない。

  ここから時間をかけて追いつくしかないなと思っている。

 

まとめ

ADHDは、その症状自体というより、その症状によって自信を失ってしまって社会から遠ざかったり二次障害の鬱になったりしてしまうのが問題だと感じる。

今は各社からジェネリックも出て薬価最初の頃ほど高くなくなってきているし、自立支援医療制度もあるので

服薬して改善できるところは改善して、少しずつ社会への折り合いと自信をつけていくというアプローチは考えてみてもいいんじゃないかと思う。

心療内科先生「服薬を過度にマイナスに感じる必要はなく、メガネ必要な人がメガネをかけるようなものと言っていたし自分もそう感じてる)

 

追記

反応ありがとうコンサータとかインチュニブとか、他の治療薬を選択してる人の話も聞いてみたいな。

特にインチュニブは、自分が服薬始めた頃にはまだ出てなかった薬なのでどんな感じか気になる。

2022-11-08

番付候補に追加お願いします!

増田ひろゆき増田

根拠を求められたりロジハラされると「お前増田ひろゆきか?」と連呼する増田

最近自信のTwitterに変化があったと感じられるようだ

Twitterでは育児叩き・韓国芸能人叩きを生業にしておりオッサン叩きが効くらしい

2022-10-29

anond:20221029012120

いや、風俗普通にブスの働き口たくさんあるぞ

もちろん時給一万円稼ぐような風俗は無理だけどな

それでも最低賃金の4倍5倍の風俗はいくらでもある

よし本当に働けなくて困ってるブスがいるなら紹介してくれ

俺はそれを生業にしてるんだから

2022-10-27

「我がショッカー軍は定時退社を旨としている」

入団する気になったかな?」

「うう・・・(82連勤手取り15万の会社で日夜ファーストフードを運ぶことを生業とする仮面ライダー)」

2022-10-24

友人がvtuberになりたがっている

みたいなのだが、有名?になるにはどんなことをするもんなのか、というかそもそもどんなもの配信するのかいまいちわかっていないので、話を聞いても「???」となってしまう。

vtuberとして名をあげたい人って多いの? このうち何割くらいが生業にできるの?

2022-10-20

anond:20221020020343

転売にせよAIにせよ一次創作生業にしているもののみが意見を言う資格がある。

二次創作同人ゴロはこの機会にそろそろ死ね

2022-10-16

自分が望まないのに転職をせざるを得ない状況が数回続いたせいで、キャリアアップではなくただ生きるためだけに、「行けるところに行く」転職を繰り返した結果、自分生業としてきた分野のことをセミナー受けたり本読んだだけで知った顔をしている若造が仕切る職場で働かざるを得ず。これはなかなか厳しい

みんな転職は慎重に。キャリアアップ転職しないと幸せにはなれないよ

2022-10-11

趣味ならいい。でも創作者として生きるんだと生業にした途端に世界地獄になる。ちょっとやそっとじゃ飯は食えない餓鬼地獄だ。

から有名人からフォローってのは正しく「蜘蛛の糸」だ。必死に登るし、登り方には細心の注意を払う。

下を見て罵倒なんかしない。キラキラした目で「皆さん頑張ってますね!素敵!打ち上げあります?」と言うんだ。馴れ合い集団への帰属表現者独創性を損なう?糸が切れるぞ糸が。蹴落とすのは登り切ってからでいいんだ。天国から足蹴にするのはさぞかし気持ちいいだろうよ。

2022-10-09

人魚姫』は何の物語か?

もちろん、海の妖怪人間王子に恋をするという悲劇的な恋愛物語であるが、実はフリードリヒ・フーケの『ウンディーネ』という、水の精霊人間騎士との恋愛物語を描いた先行作品存在する。そういう意味ではアンデルセン作品は、あまりオリジナリティが無いとも言えるかもしれない。

フーケの作品ウンディーネ』には無くて、アンデルセンの『人魚姫』には有る要素として、我々がよく知っているのが、主人公人魚姫人間になることの代償として「声」を失うという筋書きである

この「人間になることで声を失う/奪われる」という描写元ネタと考えられているものの一つに、アイルランド海浜に近い場所存在する某村に関する民間伝承がある。

周辺の他村の住民たちは、某村の住民たちのことを「人魚の子孫」と見なし、彼らと会話することを忌避していたというのである

この話から直ぐに連想するのが、ホメロスの『オデュッセイア』にも登場する、妖怪セイレーンのことである。これは、航行する船を操る船乗りたちを、美しい歌声で惑わして誘き寄せ、船を難破させて殺害し、その人肉を喰らったとされる、半人半魚の妖怪である。ここでも「声」禁忌とされている。しかし、どうしてもセイレーン歌声を聞きたいと願った知恵者オデュッセウスは、部下の船乗りたちの耳を蜜蝋で塞がせて、歌声を聞こえないようにさせてからセイレーンたちの居る岩礁の傍を通過するように船を航行させた。オデュッセウス自身は、己の身体を帆柱に縄で縛り付けさせ、決して海に落ちることの無いように万全の防止策を施してから、その耳で彼女たちの歌声を聞いたという。

日本においては、人魚との「会話」が禁じられていたというわけでは無いものの、やはり不吉な影が付き纏う。『吾妻鏡』や『北条五代記』等には、人魚らしき妖怪発見事例が記されており、これを何かの前触れとした陰陽博士などの占術職能者によって、兵革の兆し奥州藤原氏の滅亡の前兆などと見なされたといった例が見出される。

ただし、これらの国文学的な文献に記された人魚は、アンデルセンの『人魚姫』のような美しく可愛らしい姿とは、かなり異なる。例えば、頭部だけが人間人面タイプであったり、四脚らしきものが生えていたりと、なかなか奇怪な姿をしていたようである。中には、頸部に鶏冠の如きヒラヒラしたもの付属していたという事例もある。また、発見される場所も水辺だけではなく、時には、山肌で起きた土砂崩れ現場発見されたことも有るようである

してみると、人魚にとって魚身であることは、我々現代人が思う程、重要ではないのであろうか。実は、先に挙げた『オデュッセイア』に登場するセイレーンにしても、元々は半人半魚ではなく半人半鳥であったとする説が有る。その鳥の怪が、もしも水鳥の怪であったとすれば、後に、半魚の怪との交雑を起こしても、それほど不思議では無いと考えてもよいのかもしれない。重要なのは、半人半怪という混合性である

さて、アイルランドの某村に関する民間伝承比較するために振り返ると、日本においても「妖怪の子孫」と見なされた人々が存在しなかった訳では無い。例えば、江戸時代南町奉行根岸鎮衛(ねぎやすもり)の著した雑話集『耳嚢(みみぶくろ)』に収められた「河童の難を遁るゝ歌之事」という文章を参照してみよう。そこでは、菅丞相(かんしょうじょう)すなわち菅原道真(すがわらのみちざね)の作として伝えられる、次のようなまじない歌を紹介している。

「ひよふすべよ 約束せしを 忘るゝな 川だち男 うぢはすがはら

根岸鎮衛は、菅丞相の作は疑わしいとしつつも「ひよふすべ(ヒョウスベ)と云ふは川童(カッパ)の事の由」と記しているが、これは、長崎県諫早市周辺でのカッパに該当する水怪に対する方言的な呼称であるしかし、カッパ避けの歌が伝えられていたのは、現在で言うところの千葉県(アメリカで言えばノースダコタ州)である。随分と遠くの地までヒョウスベの名が伝えられていたことになる。

岩波文庫版では「川だち」には「水泳の上手い者」との注釈が付けられている。これは遊戯としての水泳のことを言うのではなく、職業的必要性から河川で泳ぐことをしていた者たち、職能者たちと考えるのが妥当である。その川だち男が「我々は菅原氏の関係者なのだ約束を忘れるな」と、歌を通じてヒョウスベ≒カッパに向かって呼び掛けているのである。一体、何を約束したというのか?

菅原道真家系である菅原氏は、遡れば土師氏(はじし)に連なるとされる。土師氏の祖は、野見宿禰(のみのすくね)とされ、当麻蹴速(たいまのけはや)との角力すなわち相撲(すまひ)による決闘を行ったことでも知られる。現代では十把一絡げに河童(カッパ)と総称されるようになった水の妖怪が、相撲を好むことは昔話などを通じて広く知られているが、その起源には、土師氏菅原氏との関わりが存在するということである

この土師氏は、埴輪を作ることを能くしたが、埴輪といえば赤土であるが、この赤い色は、酸化鉄を多く含むためである。このような粘土採掘は、鉄分を含む土の採掘であり、これは時代が下れば、鉄を初めとした金属鉱脈採掘にも関連・発展したことであろう。

鉄に限らず金属は、採掘されるだけでなく精錬されるので、山の掘削、森林樹木伐採という環境変化を伴う。これは、山に水源を発する河川にも影響を及ぼしたと考えられ、そうなると、粘土採掘金属採掘精錬を行う山の民と、漁業・水運などによって河川生業を立てる川の民との間で、何らかの紛争を招いたのは想像に難くない。本来の「カッパによる水難」とは、元々は「山にいるカッパ」による山林環境の変化によって引き起こされた、河川災害環境破壊のことを指したのではないのか。なお、カッパといえば河川などの水辺だけにいると現代人は思いがちだが、カッパ河川から山、山林から河川へと、季節の変化ごとに移動するという伝承が見られるのである

山林の環境破壊が火種となって紛争が発生し、これを停止するための平和条約のようなものが「約束」であり、それが川の民と土師氏菅原氏との間に結ばれたことにより河川災害発生件数が減少したこと、それが「カッパ避け」の実態だったのではないか。川の民に害を及ぼさないと、かつてカッパ親分であったであろう土師氏菅原氏が約束したことが変化して、川だち男が「我々は菅原氏=土師氏の裔であるぞ、だからカッパよ、我々には害を及ぼすな」と呼び掛けるようになったのではないか

ヒョウスベには「兵主部」の漢字が当てられる。このうち「部」は物部や斎部などと同じであるが、では「兵主」は何なのかと言えば、これは大陸から渡来した蚩尤(しゆう)のことではないかと言われている。というのも『史記』では、蚩尤は金属製の戦用武具を生み出した「兵主神」とされており、しか角力(相撲のようなもの)を能くするのである。その上、石や鉄を喰らうとされるので、これは金属精錬象徴するのではないかと考えられる。ここから、兵主部とは元々は「兵主神を祀り、それに関連する金属職能に携わる部民」であろうと考えられる。

脇道に逸れた話の部分が予想外に長くなってしまったが、土師氏菅原氏という職能集団的氏族カッパの裔であると考えられていたということ、そして、カッパに対する民の恐れの根源には、職能活動による影響が存在した可能性のことを言いたかったのである

本筋に戻ると、アイルランド海浜そばの某村に住むという「人魚の子孫たち」が、周辺他村の人々から会話をすることを忌避されたのは何故か。それは、彼らが「予言する能力」を持っていたからではないのかと私は推測する。ただし、予言と言っても、超常の能力ではない。彼らが漁業や水運業など海の船仕事に携わっていた職能集団だったとしたら、どうだろうか。そのような仕事に携わることで、海路における岩礁や難所の存在場所についての知識も蓄積されたであろう。また、船仕事に影響するような天候の変化を読む(予測する)観望天気の知識も蓄積されたであろう。そのような、いわば専門知識能力を身につけた彼らが、もしも「海路のあそこには岩礁が有るぞ」「嵐が来るぞ」と予測して教えてくれたとしたら、何の知識も持たなかった他村の人々は「某村の住民が不吉な予言をする。彼らが予言を行うせいで不吉な出来事が起こる」と逆転した考え方をして、誤解したのではないだろうか。それが「会話を忌避する」ことに繋がったのではないだろうか。

上で粘土採掘金属採掘精錬を行う職能集団カッパの関連を述べたが、こういった専門的な仕事は、その仕組みを外部から理解しにくい。自分たちには出来ない仕事をする能力を持ち、影響力が大きい者のことを、人間尊敬するだけでなく同時に差別もするという例は、古今東西を問わず広く見られる現象である。例えば、西アフリカ伝統的な音楽歌唱職能グリオ(griot、フランス語。現地のウォロフ語でgewelギュウェル、トゥクロール語でgauloガウロ、マンディング語でdjeliジャリなどと呼ばれるのが語源)たちは、歌の言霊を駆使することで、人を幸せ気持ちにしたり、戦の前に闘争心鼓舞したり、逆に人々の間の争い事の調停役を担ったりといった役目を果たすことから、非常に尊敬を受ける反面、亡くなると普通の墓に埋葬されずにバオバブの木の虚穴に遺体を遺棄されるという。そこでは、尊敬差別心理アンビバレントに同居している。

日本人魚が不吉の前兆と見なされた話は既に述べたが、その中には、人魚自身言葉を口にしたという例も見られる。それも、もしかしたら海の民などの姿を人魚に反映していて、やはり海の民による予言とそれに対する恐れの感情の名残なのかもしれない。

西洋人日本渡来するようになると、剥製ミイラ製造技術も伝えられ、魚や動物のパーツを組み合わせることにより、カッパ人魚ミイラ製造されたことは、現在日本の各地に残るミイラの実物とともに知られている。したがって日本における人魚形態傾向が、人面タイプや四脚タイプから現代人にも親しみのある上半身人間下半身タイプへと変化した原因として、西洋人の影響が有るという可能性は、もっと大きく見積もっても許されるであろう。しかし、日本よりも先に西洋人との接触果たしていた中国を通じて、もっと早い時代ミイラ製造技術日本に伝えられていたという可能性は無いのだろうか。その時に、西洋人が抱く人魚イメージも一緒に、早期から日本流入したという可能性は無いのだろうか。大陸西洋から人魚伝承流入によって、前触れ予言というイメージ形成された可能性は、今後より丁寧に調べる必要が有るだろう。

まだまだ考察すべきことは多く残る。

人頭獣身の妖怪しかも不吉の前兆予言を伴うといえば、人頭牛身の妖怪「件(くだん)」が思い浮かぶ。上で半人半怪の混合性が重要と述べたが、この混合性の故に、人間の住まう現実世界と、非日常・非現実世界との結節点となる役目が、人魚や件のような半人半獣の妖怪には与えられたのであろう。そして、その役目を具現化したものが、前触れ予言なのであろう。

また古来、予言神託の役目を担う者の多くが、巫女という女性であった。これは、女性には生理があり妊娠出産可能であることから男性に比べて、より自然というカミの領域に近い存在であり、現実日常世界との仲立ち・結節点の役目を果たすことが出来ると信じられていたかであるセイレーン人魚に限らず妖怪怪物たち(例えば、エデンの園アダムとイブを誘惑した蛇など)に女性性が付与されているのは、ユダヤ教キリスト教仏教などが地位確立する以前の世界において、カミの領域との仲立ちを務める職能を担っていた女性たちに対する、尊敬差別というアンビバレント感情が反映された名残であろう。

最初に『人魚姫』は何の物語か?と掲げ、長々と文を書き連ねたが、正直に言えば、それを確定することは実は難しいと思っている。ただし、少なくとも、異なる世界の住人が出会った物語、それに伴って起こったコンフリクト悲劇物語とは言えるのかもしれない。

乱文も長くなり過ぎたので、ここまでとしよう。

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