はてなキーワード: テレビっ子とは
恋愛ドラマは人生でほとんど見たことがないんだけど、先日見たい番組があって忘れないように早めにテレビをつけたら
ジャニーズの岩本って人が主演でヒロインが白石麻衣の恋愛ドラマをやってて終盤のシーンだけ何となく見た
どうやら白石麻衣が要人という設定で岩本が専属で警護を担当していて、今は危ない状況だから急きょ24時間ぴったり警護することが決まったらしい
白石麻衣ははわわと慌てて「私の部屋、散らかってるから!」と一度は拒否するも、それなら……と岩本は男所帯の寮に彼女を連れ込み泊めさせることになった
そこにはキンコメ(相方が逮捕された芸人)の今野とこれまたジャニーズの藤原という男が住んでおり、
岩本は誰にも話を通していなかったので今野と藤原は急に女性が来たことに驚き、白石麻衣も男子寮に通されたことに驚いていた
「男の子たちと同棲生活!?きゃっ!アタシこれからどうなっちゃうの~~!?///」という雰囲気でその回は終了した
うおお……恋愛ドラマってほんとにこういうノリなんだ……世の非ヲタ一般女性はこういうのを楽しんでるのか……と圧倒された
刑事ドラマやワイドショー、ニュース、バラエティ番組はよく見るからテレビっ子のつもりだったけど自分の「知らない世界」感がそこにあった
目がでっかいファンタジー感満載の少女漫画絵で展開されるならともかくこれを生身の30代が大真面目に演じているのがすごい
これが人気の少年漫画原作アニメやコント番組の一場面だったら性加害を助長してるとか教育に悪いとかいい歳してお花畑恋愛脳キモいとかどうのこうの言って燃やされてそうだと思った
実は少女漫画のエロシーンがえげつないみたいにあまり知られていないだけで恋愛ドラマって実は色々あるんだろうなと思った
(次回の展開をチェックすることはないだろうけどもしその後白石麻衣が宿泊を断固として拒否して女性の警護人を呼ぶような流れになるならごめん)
やっぱりテレビっ子が多いのか
テレビっ子だったのでエンタメ全般が好きなんだが、嫌いな人の携わる作品だと、たとえ世間から評価されているものだとしても素直に楽しめなくてしんどい。
漫才とかコントとか大好きなんだけど、嫌いな芸人やコンビのネタだと面白いよりも先に嫌いの感情が出てしまって全く笑えない。
一昔前だとTKOがめちゃくちゃ苦手で。キングオブコント決勝に出たりバラエティでもよく見かけていたから業界や世間から「面白い」と評価されている人たちであることは分かっていたけど、何を言っていてもやっていてもどうしても笑えなかった。いつの間にか二人とも自滅してもう見ることは無くなったけど。
最近だとウエストランドを見るのがしんどい。いいともレギュラーだった頃からずっと嫌いだったけど、しばらく見ないうちにいつのまにかM-1決勝に進出できるような実力派コンビになっていた。準決勝ネタを配信で見たのだが、かなりウケていた。ただ、客観的に見ると面白いネタなんだろうけど、クスリとも笑えなかった。どうしても嫌いという気持ちが先にきて、ネタをネタと思えず「ただ井口が自分のこと棚に上げて他人の悪口言ってるだけじゃん」って思ってしまう。頭ではあの芸風を理解しているつもりでも、心がついていかない。。
少し前まで、ザ・マミィの酒井のことも嫌いでネタを楽しめなかったんだけど、ちょっとしたきっかけがあって嫌いじゃなくなったところ一気にネタも平場も楽しめるようになった。
私はかなり自他の境界が緩くなりやすく、自分が親友と位置づけた人に対して「自分と同じ環境に身を置いている人だ」と認識してしまいがちだ。自分と同じ環境というのはパートナーがおらず独り気ままにいることを指す。
小学校を出て以来、ほとんど異性のいない場にいたためそういう恋愛的なパートナーがいることを想像できなくなってしまったのだ。更に私は外見を飾るセンスもそれに対する興味もなく、自分磨きに金をかけないため=年齢であり、一生そういう人は現れないと信じている。「ねぇね、〇〇先輩って彼氏いるのかなぁ〜!」的な話をされてようやく「そうか、付き合っている人がいることもあるのか」という感じ。恋愛における共感ができないから自分と他人が同じ環境にあると考えてしまうのだと思う。
この思考特性が出るもう一つの要素が「ヲタクである」ことだ。自分がよく見るコンテンツでも、テレビっ子でインターネットの文化に染まっていない人にはイマイチ乗り切れない。ボカロとかVTuber、ネットミームをよくよくわかっていたり、自分の趣味があってのめり込んでいる人を見ると「お前は私だ!」になってしまう。推すと共におそらく私と共に独りを謳歌してくれというドロドロした何かが少量乗っかってしまうのだ。
最近はショッキングなニュースや新型感染症の憂鬱なニュースが多い中、その何気なく見ていた人の結婚報告が流れてきた。自分の世界を持って、優雅に気ままに生きている人だと勝手に思い込み、よく見ていたコンテンツの中の人だった。とても相思相愛で、比翼連理とか偕老同穴とかそういう言葉の合いそうな二人だった。それから今情緒がドロドロの私がいる。
まず、独りを愛し、趣味人として生きていた人が、心の拠り所を求めてしまったショック。支え合って生きることを選んだことへの衝撃。
そして、素敵な人には素敵な人との縁があり寄り添って生きる選択ができるということをまざまざと見せられた悲しみ。
私は結局一人でいることしかできなくて、それを趣味やら活動やらで埋めていた人間。だから感性や性格が美しくその一要素としての趣味がある人とは決定的に自分は違うんだということが見えてしまった。これは辛い。私、そこまで愛し愛される人とは絶対出会えない。
今回のこれで私は自分と同じようなヲタクを自分のコンプレックスに引きずり込んでいた訳だ。思春期か。ショックと同時に自分の思考の癖とか醜さが見えてしまった。
正直こういうときはまたヲタ活したらいいのだろうが、また同じことを繰り返す気がする。デジタルデトックスして本でも読むか。情けなさ過ぎて問わず語りしてしまった。
高校生くらいまではテレビっ子だったけど、大学受験でテレビを見なくなって、大学に入った後も飲み会だのバイトだので、夜の時間を取られてテレビを見ることがなく、そのまま見る習慣がなくなった。
少し前に結婚したんだけど、1人でいるときと違って、2人でいるときだと無音は気まずいから、音を出す装置兼話題作りマシーンとして、家にいる間はほぼテレビをつけっぱなしにしてるんだけども、何というか15年前の感覚と全然違う。
麒麟とかかまいたちとか、昔の若手芸人がデカい顔してることにまず驚いた。15年も経ってれば、昔は若手でもベテランになってるんだから、当たり前だろ!!って言われればそれまでなんだけども、何せ自分の中で空白になってるからな……。
逆に言えば当時の大御所を見ることは少ない。みのもんたはなんかは一切見かけないし。
昔は21時〜23時の時間帯は、各民放は1本くらいドラマをやってたけど、今じゃ全民放合わせても2本くらいしかやってないような。今日(金曜日)だと、インビジブルしかやってないぞ。やっぱり金がかかるからか?
無印良品の人気商品を紹介する番組とか、業務スーパーの商品を紹介する番組とか。昔は朝の情報番組くらいでしか見かけなかったのに。
この前、無印良品の人気商品を紹介する番組が3日違いくらいで別の局でやってたのは参った。ネタがかぶりすぎだろ。
ただ、テレビを流し見する場合はこういう毒にも薬にもならない番組の方が気は楽だったり。逆に政治ネタの番組はゴールデンタイムで見なくなったな。TVタックルは休みの日の昼にやってるからなくなってるわけじゃないけど。
番組が終わったら3分くらいCMが流れて次の番組へ……って認識なのに、たまにCMなしでシームレスで繋がる番組があってビビる。視聴者を逃さないためか?
例えば今日だとMステの2時間スペシャルをしてるとか。ドラマをあまりやらなくなったから、時間の融通を付けやすいのだろうか?
ゲーム世代ももう中年で、会社でもおえらいさんになってきたせいか知らんけど、バラエティの会話にナチュラルにゲームの話が出てくるのは結構衝撃。
今は「行列のできる相談所」なんだな。もはや弁護士もいなくなり、法律ネタもなくなり、一体なんの番組なんだって感じ。島田紳助もいないし、ここまで昔の面影ゼロの番組もめずらしい。
スマホのスペックが上がり、ネット接続できるテレビにしたところ行動様式が覿面に変化した。
我が母はテレビ世代のテレビっ子で素直に昼のワイドショーを信じるタイプなのだが
ネットで解禁された途端韓流ドラマの割合が1:9から3:7になり、半年も経たずに10:0になった。
親戚の叔母さんの家も似たような割合になったといとこから聞いた。
私はそも和製ドラマが苦手なので初めから見てなかったが、どうも主婦層でも日本ドラマの割合が減ってっているってのが
ネットに関わらなかった世代がこうも容易く陥落させられるということは
起きたら洗濯機回したまま放置してたことを思い出して確認すると白T何個かに色移りしてて絶望する。
漂白の奴入れて問題の服だけ再度洗濯するも効果は望めず諦めてインナー化。
洗濯の間に日課のリングフィットアドベンチャーと朝シャンを終わらす。
昨日半分くらい見て寝落ちした樹海村というホラー邦画を見るもクソつまらんという感想で終わる。
10時くらいになるとママチャリ漕いでワークマンに。ダメになった白Tシャツの代わりと黒のフリースジャケットを買った。2000円ちょっと。
お昼くらいに家に帰って掃除をしたりルパン三世の最新話を見てたり嫌儲やはてブでニュースチェックしてると両親が自宅に来る。実家のこたつ布団を新しくしたので古い奴を届けてくれとお願いしてた奴だ。
ついでに一緒にくら寿司に行って奢ってもらう。1年ぶりくらいのお寿司。新しく買ったフリースジャケットを早速着ていった。昔からテレビっ子家庭だったからこの前の水ダウの企画の話とか佐久間宣行のYoutubeが最近おもしろいんだよねーみたいな話をする。
両親と分かれると徒歩で近所の大型ダイソーに。おしゃれっぽい食器とか洗剤類とか充電池とかいろいろ買う。
そんで同じ足で家電量販店行ってスマートウォッチを見たり洋服屋さん行ったり無印で雑貨見たり夕方までブラブーラ。
途中結婚相談所の看板が目に入るも「わきまえろ」という心の声に従い視線をそらす。
家に帰るとはてブで子供部屋おじさん記事を見て「あーこれ多分とーちゃんがかーちゃんより先に死んだ世界の俺だわ」ってなって悲しい気持ちになる。
夜はコンビニのネギ塩豚カルビ丼の再現レシピを作る。なかなかいい感じにできた。レモン果汁をちょっと入れすぎてしまったかもしれない。
最近ヘビフロッグという動物系Youtuberにハマってるので過去動画を延々と見る。
「あーそういえば明日会社でプレゼンなんだよなぁ喋るの苦手なのに辛いなぁ」とか「そういえば最近日本株ETFにちょっと投資してたけど選挙でまた落ちるかもなぁ」とか考えながらあまり良い気持ちじゃない状態で眠りにつく(予定)
どうだ、これが弱者男性の一日だ。
怖いか?
『クイック・ジャパン』『ロッキンオン・ジャパン』以外で、小山田がいじめ自慢していたとされる『月刊カドカワ9月号』の掲載記事について、
メディアが偏向的な切り取りで掲載して拡散され続けているのがずっと気になっていたんだけど、
案の定これを利用して、拡散の元凶となった件のブログが『 小山田圭吾がいじめを語る理由 - 孤立無援のブログ 』という記事で外山恒一氏のnote記事に反論している。
また変な扇動をしかねないので、記事の冒頭から関連する箇所(幼少期から高校時代)までをまるっと書き起こした。
なお、カドカワの記事はフリッパーズ・ギター3rdアルバム「ヘッド博士の世界塔」の発売直後に刊行されたもので、
アルバム発売を受けて、音楽への姿勢を掘り下げるために幼少期から振り返させた全19頁のインタビュー記事のようだ。
月刊カドカワ9月号(1991年9月1日発行)P348〜P352
きっと、ぼくの生い立ちなんて面白くないですよ。やっぱりこういう話が載るんだったら、波乱万丈の人生を歩みたかったですよ。
幼稚園のときに、巨人の土井選手の娘がいてね。土井ヨウコちゃんていう子だったんだけど、餅つき大会があって、土井選手が餅ついててかっこいいって思ったのが最初の記憶ですかね(笑)。土井ヨウコちゃんの顔は覚えてないんだけど、土井選手の顔は覚えてる。今でもテレビで土井選手の顔を見るたびに、餅ついてたなということを思い出しますね。
すみれ三組だった。それは年長組で、その前は忘れちゃった。ぼくはお絵かきを習ってた。シンちゃんていうちょっと知恵遅れの子がいて、クレヨンを投げまくって先生にひっぱたかれていたのを思い出すな。
普通の子だった、おとなしくもないけど。すみれ三組の隣のクラスに「ひらけポンキッキ!」に出たヤツがいて、そういうヤツの悪口を陰で言ってた。出たからって威張るんです、そいつら。ぼくらはイジケたグループで、五人ぐらいいた。女の子もいたな。まだ人間できてませんからね。学芸会も普通にこなしてたな。インディアンの歌を歌うその他大勢の役をやった。
小学校は遠かったんです。同じ世田谷区だったんだけど、私立だったから。それからぼくは高校まで同じ学校に通うわけなんだけど、もうシンちゃんはいなかったんだけど、二年のときにKという知恵遅れの子が転校してくるんです。ぼくらの学校は身体障害者の人が多いんだけど、特別にクラスは作らないで普通に入ってくる。Kは高三まで同じクラスだった。ぼくだけじゃなく、みんなにインパクトを与えたと思う。Kとは小学校のときはわりと距離を置いて付き合ってたんだけど、高校に入ってから意外に密接な関係が出てくる。
小学校のときは成績は良かった。運動会のリーダーとか、班長とか。それから、物が流行るじゃない、スーパーカー消しゴムとか怪獣の消しゴムも流行ったしね。そういう物のコレクトに関してはいつでも一位にならないと気が済まない男でね。それで人気を博してたからね。相撲の消しゴムも流行った。貴ノ花とか高見山とか。ガチャガチャでも、十円入れてガチャガチャでカプセルを出すと効率悪いのね。
ちょっと遠いところに駄菓子屋があって、その店では中身がドンと箱に出してあって、自分でスーパーカー消しゴムを選べる。友達とその店を発見して、他の友達には言わないで、自分らだけでコレクトして・・・ジャーン!!(笑)
小学校のときって、足の早い人とか人気があるじゃない。そういうタイプじゃなかったから、物で誤魔化したり、人気のあるヤツの足ひっぱったりとか。陰で悪口言ったり、変な噂流したり。こすいヤツだったな(笑)。だからすごく嫌われたりすることもあったな。いちばんショックだったのが、小学校五年くらいのときに文集を作ったんだけど、みんな普通のことを書いてるのに、「小山田くんの嫌なこと」とかいうタイトルで作文書かれてね(笑)。別に人気者じゃないヤツに書かれたからね、よけいにムッときて。親にその文集はみせられなかった。ぼくがそいつをいかにして迫害したかっていうようなことが切々と書いてあってね。でも、事実なんです(笑)。まさか文集にそんなタイトルで書かれると思っていない。ちゃんと印刷されてるもので、先生が見るだけじゃないの。みんなに配られちゃうの。けっこう挫折だった。だからそいつには、小学校人生全部かけて復習した(笑)。
運動会のリーダーも五年のときかな。仕事はそんなにしなくて、自分の好きなようにやってた。学校に遅くまで残れたり、プリント刷ったりするのがすごく好きで、そういうことができたからやってた。運動が得意だったていうわけじゃなくて。
音楽は幼稚園から。アニメとかのコレクトがすごかった。幼稚園の頃はコレクトって意識じゃなかったけど。水木一郎って知ってるでしょ。あの人が近所に住んでたの。それで家族でどっかに旅行に行ったら仮面ライダー・ショーをやってて、司会が水木一郎で、うちのお母さんが仲良くなって、家に来たことがあった。そのとき『イナズマン』のLPにサインしてもらった。やっぱり子門より水木だよ、とか言って。ウルトラマンからマイナーのものまでLP集めてた。「鉄人タイガーセブン」とか。よく一緒に歌ってた。その頃から歌手になる資質があったんですね、ねえよ、そんなもん(笑)
超テレビっ子。家に帰ったら、ずっと。アニメの再放送とかゴールデンタイムも。でも三年生ぐらいから「ザ・ベストテン」が始まった。大好きだった。チャートを全部メモるの、点数まで。二十位から十一位まで久米さんが早口で言うんだけど「『いい日旅立ち』山口百恵、九千何百何十点」とかいうのを、早くて書けないから「いい日、山」とか書いて後で清書する。それで学校で「昨日、何位だったよな」って言ってメモ見せて威張るというのが流行った。あとになって小沢もそれをやってたって話をきいて。他にもいろんなチャート番組きいて、どのチャートが信憑性があるとかって。オリコンもずっと読んでる、細かいチャートまで。地方別チャートだとフリッパーズ・ギターは四国が全然ダメなの。だからこれから四国を強化したいなと。
あと、「カリキュラマシーン」が好きだった。鉛筆のジョーとか宍戸錠とか吉田日出子とか藤村俊二とか。変な歌があった。「ねじれてねじれてシャシュショミャミュミョ」とか、そういうねじれる言葉があるでしょう。そういう言葉を覚えさせるためにその曲がある。一緒に歌ってた。それから、「三は嫌いだよ、いつもいつも、二人仲良くなると、ひとり仲間外れ〜」とか言い終わると、二人が真ん中のひとりをギターでボコボコにしておしまいっていうような(笑)。強烈なの。コント55号はもう欽ちゃんがソロでやってたけど、ぼくはダメだった。ドリフの志村のほうが好きだったけど、それより「カリキュラマシーン」のほうがずっと好きだった。よくギャグを覚えてる。ギャグともとれないようなギャグだったけど。きっと当時は笑ってはいなかったと思う。『天才バカボン』の第二巻もすごかった。
中学になると、人当たりが悪くなって。クラスに友達があまりいなくて、すぐにイジケるタイプに変わったんだよね。あまりしゃべらなくなった。休み時間は仲のいい友達とクラス出て、他のクラスの仲のいい友達と遊ぶみたいな感じ。中学になると音楽がすごく好きになって、そういう話もできる人としか話さなくなった。
Kはね、体がでかくて、小学校のときは突然牛乳ビンで人を殴ったりしてたんだけど、中学になるとそういうことはしなくなった。大人になったみたいで。
同じクラスにひとり仲のいい子がいた。その子のお兄さんがパンク系が好きで、ぼくもその人の影響でそういう音楽が好きになっていった。その子にテープ録ってもらったり、貸しレコード屋に行ったり。その頃、ウォークマン・ブームで、そういうのはいち早く察知して、お金なかったけど小六のときにウォークマンⅡを買った。ボディが青くてヘッドホンがオレンジ。すごく大事にしてたんだけど中一のとき電車に置き忘れちゃった。ショックだった。で、二台目はアカイやつ。電車の行き帰りで聴いてた。最初に行ったコンサートは、中二のときのクイーンかな。
その頃、初めてエルヴィス・コステロ『インペリアル・ベッドルーム』を借りて、すごく好きで、そのちょっと後に『パンチ・ザ・クロック』ってアルバムが出た。音楽雑誌のグラビア見るのも好きで、"イアン・マッカロクのお部屋"とかいって、奥さんと一緒に写ってる写真の中にレコードがダーッと並んでて、いちばん前にアズテック・カメラの『ハイランド』が置いてあった。それで貸しレコード屋に行ってアズテックの「思い出のサニービート」の12インチ・シングルを借りて、その友達と二人で「いいね」って聴いてた。それからそっちの方面の音楽にどっぷりいった。
そういうふうにして中学生のときに洋楽を聴いてると、みんな馬鹿で自分は頭いいって思いがちでしょう。案の定、そういうふうになっていた。
ギターは中一から。いとこが弾いてて、クイーンとかディープ・パープルを教わった。教則本とか見て普通に弾けるようになったんだけど、アズテック・カメラは弾けない、コーが難しくて。いろんなコードを知らないから、コピーして一生懸命した。だから我流で、コードの名前なんて知らなくて、指の形で覚えた。
高校になると、すごく仲良かったヤツが違うクラスになっちゃった。そうしたらKが隣の席なの。アイウエオ順で、小山田の次がK(笑)。クラスにいるときは、Kとしか話さなかった。Kって特技がひとつだけあって、学校の全員の名簿を暗記してるの。バスの中で一緒になったとき、「あいつの住所は?」ってきくと、ペラペラペラって出てくるの。見たこともない下級生や上級生の電話番号とか兄弟もわかってる。で、高校になるとみんな色気づいて下敷きの中にアイドルの写真とか入れてくるじゃん。Kも突然入れてきた。何かなと思って見たら、石川さゆりだった。「好きなの」って言ったら、「うん」。それから、Kは鼻炎だから、いつも鼻かんでるんだけど、ポケットティッシュだとすぐなくなっちゃう。だから購買部で箱のティッシュ買ってきて紐つけてあげた。それでKはいつも首から箱をぶら下げてた。難しい漢字にもすごく詳しかった。暗記には異常に強かった。俺はいつもビクビクしてたの。ある日、突然キリッとした顔して真面目なこと言い出したら怖いなって。「本当は俺は・・・」って。だって下敷きに石川さゆりを入れてるのも、ギャグなのか本気なのかわからないじゃない。ギャグだとしたらすごいじゃない。で、ずっと観察してたんだけど、そういうことはなかった。だけど風の噂だと、Kがどこかで森鴎外の小説を読みながら歩いていたという話をきいた。
ぼくは浮きまくりっていうか、クラスのみんなが和気あいあいでやってるんだけど、クラスの集合写真にいなかったり。文化祭の打ち上げとか、集まるときに呼ばれなかったり。でも別に平気。人に相談とかしないし。高校になると他の学校の友達とかいたから。
変な高校でさ。普通、レベッカとかBOØWYのコピーバンドとかが主流としてあるんだけど、先輩が変わってて、メテオーズのコピーバンドとかよくわかんないバンドが多くて、レベッカとかやってると迫害されて潰しにかかられる。学園祭で体育館でやるコンサートにはオフコースとかニューミュージック系のコピーしか出られなくて、パンク、ニューウェイヴ系は音楽室。そこにアズテックとかスミスのコピーやって出てた。授業中はウォークマンのヘッドホンのコードを袖に通して手のひらに隠してきいてたりね。
小沢は中学だけ同じ学校だったんだけど、別に仲良くなくて。高一くらいのときにたまたま友達の家で一緒になって、ぼくの持ってた編集テープ聴いてからそういう音楽を好きになったみたいで電話かかってきた。それから学校の帰りに待ち合わせて、お茶の水のジャニスって貸しレコード屋に行ったり。そこはイギリスのインディーズとかヨーロッパものが置いてあって、泊まって、学校行かないでレコードを全部テープに取って、返しに行って・・・そういう生活してたな。その頃の経験てでかいかもしれないな。エスカレーター式だから大学の試験はそんなに難しくないんだけど、遅刻とか欠席が多かったから一年生の時点でダメだとわかってた。だけど小沢は学校に行くの。ぼくは小沢の家で寝てたり(笑)。
※このあと、音楽の話からフリッパーズ・ギター結成までのエピソード、アルバムに対する思いなどが語られるが、問題となっているいじめに関係する箇所は上記だけなので以降は省略。
読んでわかると思うのだけど、ここでも小山田は外山恒一氏の読みどおり、過去を振り返るときは一貫して”自分自身を自虐的で自嘲的なニュアンス”で語っているんだよね。
そして問題の記事から遡ること3年前にもかかわらず沢田君の話が出てくることから、彼に対しての思い入れが深いのもわかるし、
自分自身を嫌なやつと言ながら、”イジメしていたことは認めたくないけど認めざるを得ない葛藤があったのではないか”とする外山氏の下記視点は、なるほどなと腹落ちする。
まず第一に、これは小山田氏が、自分がいかに情けない人間か、いや、〝情けない〟を通りこして、もはや〝卑劣〟で〝ろくでもない〟と云ってよいぐらいの人間であるか、自虐的に語り続けている過程でこういう話になっているのだ、という点を見逃してはいけません。活字に起こすと単に「(笑)」となってしまいますが、少なくとも小山田氏のセリフに付け加えられている「(笑)」は、ニュアンスとしては完全に自嘲的な「(笑)」です。イジメをやっていた当時の気持ちに戻ってしまって、「楽しかったなあ」と笑っているわけではありません。
ーーー(省略)
それにしても驚かされるのは、小山田氏がイジメの始まりとエスカレートの過程を、事細かによく記憶していることです。さんざん云われるように、イジメた側はそんなことはやがてすっかり忘れてしまって、これほどまでに、「ああ、そういう展開はいかにもありそうなことだ」と情景がまざまざと思い浮かぶような語り方をしうるほど詳細に覚えているというのは、イジメた側としては極めて例外的なことなのではないかと思うのです。このことはむしろ、世間で云われているのとは逆に、小山田氏が自身のイジメ加害経験と真摯に向き合ってきたことを示しているのではないでしょうか? それも極めて稀なレベルで、です。小山田氏の云うとおり、そもそもの最初は〝ちょっとフザケていただけ〟、〝ちょっとからかっていただけ〟なのでしょう。それがいつのまにかエスカレートして、ヒドいことになっていく。小山田氏は「決してイジメているつもりはなかった」という線を頑なに守ろうとしていますが、内心ではおそらく当時リアルタイムで、「これはもうイジメと云われても仕方がないレベルなのではないか?」と不安になってもいたように感じられます。高校生になってイジメっ子を卒業してからか、あるいはイジメっ子時代の末期からのことなのかもしれませんが、「どういう経緯でこんなことになってしまったのか?」ということに強くこだわって、よくよくそれを思い返し、もちろん少なくとも『ロッキンオン・ジャパン』や『クイック・ジャパン』でそれを語ることになる20代半ばの時期まで、何度となく反芻してみたのでなければ、なかなかここまで詳細に記憶していられるものではないように思うわけです。
また、件のブログの反論としては、”自分の判断で「障害者を虐待できる俺ってかっこいい」というブランディングを行っていたのである”ということだけど、
フリッパーズ・ギター解散前にそんなリスクの高いブランディングを行う必要はないでしょ、と。
下手したら、「障害者虐待をアピールするから小沢に捨てられた」というような負の印象を残しちゃうわけで、ダメージの方が大きいことは想像できるし、いくらなんでも無理筋すぎる。
23名無しさん@お腹いっぱい。04/11/07 07:31:28ID:TTNop0cq(1/1)
小山田の息子を何らかの力で障害者にしてイジメてあげればいいじゃん
障害児をもつ親の気持ちとイジメられっ子をもつ親の気持ちが少しはわかるでしょう
30テレビっ子04/11/07 22:04:20ID:KN2PYpx2(1/2)
小山田最低最低最低最低最低最低最低、自分の子供がもし自分のしてきた事想像してみろって言いたい。
31テレビっ子04/11/07 22:09:59ID:KN2PYpx2(2/2)
自分のしてきた悪行をもし自分の子供が同じ事されたらどんな気持ちか想像してみろ
109名無しさん@お腹いっぱい。04/11/17 03:39:24ID:khWYsEhx(1/1)
自分の子供が同じいじめにあったらどうするんだしかも小山田みたいな奴に
170名無しさん@お腹いっぱい。sage04/11/23 04:45:10ID:HRw+cCUq(1/1)
中学のころ小山田好きだったから、めちゃめちゃショックだ・・・。
こういう人が父親になっているのか。世も末だ。
せめて子供の前でだけは、こういうこと言わないでほしい。
172名無しさん@お腹いっぱい。sage04/11/23 06:41:35ID:p1K84OzQ(1/1)
裸に剥かれて、縛られて、クソ食わされて、
243名無しさん@お腹いっぱい。04/12/16 14:36:53ID:94gkyzGS(1/1)
これ、マジかい。
やりきれねえ…
286名無しさん@お腹いっぱい。05/01/11 06:52:27ID:C3XvHwKF(1/2)
子は親を選べないモン
290名無しさん@お腹いっぱい。05/01/11 15:31:22ID:C3XvHwKF(2/2)
やっぱりマイロが一番かわいそうじゃんw
303名無しさん@お腹いっぱい。05/01/12 22:17:02ID:9e4OQr1K(2/2) 返信 (1)
うんそうだよね。
304名無しさん@お腹いっぱい。05/01/13 08:33:31ID:nP96ev9l(1/2)
ちょっと待てマイロは被害者だろ強制食糞DNAを問答無用で引き継がされたんだぜ超可哀想じゃん既に虐待だよ遺伝という手法のさあ
318マイロ05/01/14 13:36:21ID:pkhhq088(1/1)
生まれてきてすいません…
319名無しさん@お腹いっぱい。05/01/14 23:58:02ID:bb6uGQK6(2/2)
まいろの今後に同情
606名無しさん@お腹いっぱい。05/03/04 11:54:09ID:Jluf0mD+(1/1)
私はあるバラエティ番組のADだ。ほとんどの人が知っているであろう、有名な番組だ。
そんな私の昔話を聞いて欲しい。
私は高校生の頃、自己嫌悪が酷くて、生きているのにしんどくなり自殺未遂を何回か図ったことがある。
ODやリスカもしてきた。正直、本当に死にたかった。早く死んで楽になりたいと思っていた。
しかし、自殺をしようとするといつも頭に「あ、そういえば来週のリンカーン観たいな…」「明日のめちゃイケの企画、面白そう観たい…」とめちゃくちゃテレビっ子だった私は「あの番組を観てから死のう」と思ってはいつも自殺未遂を繰り返していた。
そして観た後に死のうと思っていても、次回予告を観て「あ、また次面白そう」と思いまた、自分の自殺が延長されていっていた。
そして、そんなバラエティ番組のおかげで私は生き延びており、高校を卒業し、進学先としてテレビ・映像系の学部がある大学にに進みそこで番組制作のことを学んだ。
私は企画を考えることがとても好きで、大学内の企画コンペではいつも上位に入っており、周りからも称賛され「私にはこの道が合っているな」と確信をしていた。
そして、就活生になったとき、私はテレビ業界を第一希望として就活をしていた。
面接では志望理由として「小さい頃からテレビが好きで私もこんなのが作りたいです」と話をしたが、実際は「バラエティ番組に命を救われたから、同じように死にたいと思っている人に少しでも生きる希望を与えれたらいいな」という志望理由が心の中にあった。
そして、私はあるテレビ局に就職ができ、誰もが知っているバラエティ番組にADとして配属された。
私はめちゃくちゃ嬉しかった。
生きる希望を作っていたテレビ業界に入ることができ、他の人にも少しでも生きる希望を与えられるんだ。
そう思っていた。
ただ現実は違っていた。
朝は早くに出勤し、リサーチや資料作りが多すぎて、帰宅するのは終電がザラ。
先輩のADやディレクターの人達は、まともな社会経験がないので教え方が下手くそすぎて、自分で考えて行動するしかなかった。
それで失敗をするとめちゃくちゃ怒鳴られる。「なぜ聞かないんだ」「なぜ先に言わないんだ」と言われる。
聞いたところで、まともに教えてくれるはずもないのにさも「自分は後輩教育してますよ」感を出してくる。
そして一番びっくりしたのが、バラエティ番組を作っているスタッフで面白い人が全然いないと言うことだった。
確かに一部のスタッフは人間としてめちゃくちゃ面白く、いつも突拍子もないアイデアを生み出してそれを実現させて爆笑をとっているのを観てとても尊敬している。
しかし、大多数のスタッフは「俺、めちゃくちゃ面白いよ」と言っているくせに出してくる企画はどこかの真似事や流行っているものを取り上げた、クソつまらないものだった。
私はこんな人たちになるまいと、私はテレビ局の企画コンペに応募した。
すると、最終選考まで残り、採用こそはならなかったが新人ADがそこまで行くのは初めてのことだったらしく、社内でも評判になっていた。
しかし、それをよくは思わなかった先輩たちが、ことあるごとに仕事が遅いと文句を言い怒鳴ってくる。
そして最近それが酷くなってきており、私はもうテレビ業界で働くのが嫌になってきている。
「テレビ業界は面白い人が偉い」と思っていたが、実際はただの年功序列だった。
同じ時期に入社した同期はもう半分が辞めている。
ただのテレビ好きだけではこの業界は無理だ。上がクソったれすぎて、下が育たない。
もう無理だ。死にたい。
あれだけ好きで生きる支えをくれたテレビに、今は殺されそうになっている。
私はあるバラエティ番組のADだ。ほとんどの人が知っているであろう、有名な番組だ。
そんな私の昔話を聞いて欲しい。
私は高校生の頃、自己嫌悪が酷くて、生きているのにしんどくなり自殺未遂を何回か図ったことがある。
ODやリスカもしてきた。正直、本当に死にたかった。早く死んで楽になりたいと思っていた。
しかし、自殺をしようとするといつも頭に「あ、そういえば来週のリンカーン観たいな…」「明日のめちゃイケの企画、面白そう観たい…」とめちゃくちゃテレビっ子だった私は「あの番組を観てから死のう」と思ってはいつも自殺未遂を繰り返していた。
そして観た後に死のうと思っていても、次回予告を観て「あ、また次面白そう」と思いまた、自分の自殺が延長されていっていた。
そして、そんなバラエティ番組のおかげで私は生き延びており、高校を卒業し、進学先としてテレビ・映像系の学部がある大学にに進みそこで番組制作のことを学んだ。
私は企画を考えることがとても好きで、大学内の企画コンペではいつも上位に入っており、周りからも称賛され「私にはこの道が合っているな」と確信をしていた。
そして、就活生になったとき、私はテレビ業界を第一希望として就活をしていた。
面接では志望理由として「小さい頃からテレビが好きで私もこんなのが作りたいです」と話をしたが、実際は「バラエティ番組に命を救われたから、同じように死にたいと思っている人に少しでも生きる希望を与えれたらいいな」という志望理由が心の中にあった。
そして、私はあるテレビ局に就職ができ、誰もが知っているバラエティ番組にADとして配属された。
私はめちゃくちゃ嬉しかった。
生きる希望を作っていたテレビ業界に入ることができ、他の人にも少しでも生きる希望を与えられるんだ。
そう思っていた。
ただ現実は違っていた。
朝は早くに出勤し、リサーチや資料作りが多すぎて、帰宅するのは終電がザラ。
先輩のADやディレクターの人達は、まともな社会経験がないので教え方が下手くそすぎて、自分で考えて行動するしかなかった。
それで失敗をするとめちゃくちゃ怒鳴られる。「なぜ聞かないんだ」「なぜ先に言わないんだ」と言われる。
聞いたところで、まともに教えてくれるはずもないのにさも「自分は後輩教育してますよ」感を出してくる。
そして一番びっくりしたのが、バラエティ番組を作っているスタッフで面白い人が全然いないと言うことだった。
確かに一部のスタッフは人間としてめちゃくちゃ面白く、いつも突拍子もないアイデアを生み出してそれを実現させて爆笑をとっているのを観てとても尊敬している。
しかし、大多数のスタッフは「俺、めちゃくちゃ面白いよ」と言っているくせに出してくる企画はどこかの真似事や流行っているものを取り上げた、クソつまらないものだった。
私はこんな人たちになるまいと、私はテレビ局の企画コンペに応募した。
すると、最終選考まで残り、採用こそはならなかったが新人ADがそこまで行くのは初めてのことだったらしく、社内でも評判になっていた。
しかし、それをよくは思わなかった先輩たちが、ことあるごとに仕事が遅いと文句を言い怒鳴ってくる。
そして最近それが酷くなってきており、私はもうテレビ業界で働くのが嫌になってきている。
「テレビ業界は面白い人が偉い」と思っていたが、実際はただの年功序列だった。
同じ時期に入社した同期はもう半分が辞めている。
ただのテレビ好きだけではこの業界は無理だ。上がクソったれすぎて、下が育たない。
もう無理だ。死にたい。
あれだけ好きで生きる支えをくれたテレビに、今は殺されそうになっている。
Vtuber好きだけど、テレビのバラエティトーク番組はあんま好きじゃないわ。昔はテレビっ子だったけどな。
テレビのどこが嫌かと言うと、タレントの発言がおかしいだろとか、偏見ありすぎだろとか、ゲームなり映画なりでの理解で勘違いしてるとか、そういうものへの指摘が届かないのがどうにもストレス。
踊るさんま御殿とか何かの拍子に目に入ると、さんまが偏見まみれのことを言いまくるし、それに出演者がツッコミを入れるわけでもなく進んでるし、ひでえもんだわ。
Vtuberは配信者が勘違いをしていたら、リスナーからチャットで指摘が入ってリアルタイムで正されることが多い。
最悪配信者がチャットを見落としたままだとしても、俺と同じ「いやそれは違うだろ」と思ってるリスナーがいるから多少はマシ。
だからVtuberでも、配信者がチャット欄からのツッコミをほぼ見なくなる、七、八人以上のコラボは俺は楽しめない事が多い。
ただ、最近はVtuber事務所側がテレビ業界出身のスタッフを呼んだネット番組とかもあって、それはやっぱりうまいなと思うから、テレビ的な演出は基本的には娯楽性が高いと思う。
あと、格付けチェックとか、テストをやってバカを決めるとか、テレビのヒット企画を真似た配信も時々行われてて、人気がある。
そういうテレビ企画の真似は大がかりかつ大人数になりやすく、前述の通りリスナーのツッコミが届きづらい欠点はあるので俺はあまり好んで見ないが、テレビでヒットした企画だけあって面白さがあるのはわかる。
結局のところ、テレビのテンポや画面作りはやはり見やすいし、バラエティ企画もヒットしたものを選べばとても面白いアイデアがあると思う。
だが、出演者の方に、古臭い価値観のおっさんおばさんや、オタクの心情に理解の薄いオラついた感じのやつが目立ち、そいつらが共演者や視聴者からのツッコミを受けることなく出ているのが不快である。
また、初期は面白い番組であっても、続けているうちにどんどん過激になっていったり、変な豪華さを出そうとしてかえって安っぽくなるのがキツい。
つまりタレントの老害化と、番組が続いた時の過剰演出化がテレビの欠点なのだが、これらはVtuberでもいずれそうなっていきそうな問題である。
特に過剰演出はすぐにも起きかねない。世間に認められ、金が動くようになったら、世間の耳目を引くために派手なことをやらねばならんだとか、大人の事情で滑ったシーンも面白く見せかけなきゃだとかの圧力がかかってくるだろう。