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はてなキーワード: 軽蔑とは

2021-03-03

anond:20210302122214

嫌悪公言すら許されてるじゃないか

許されてね~~~~~んだよ

当たり前に真面目に生きてる人間を手放しで侮辱してるやつは、周りからどんどん黙ってまともで誠実な人間が消えていくっていう不利益ちゃんと被っている。

「そういうのないわ」っていう義理すらないか可視化しないだけ

いつまでも結婚できない女ってだいたいそういうことをやらかしてるんだよ

>猛烈な責められ方とは違う

かに猛烈に責められてれば無関係人間スカッとするだとうけど、

一般的に考えてソレって「更生のチャンス」「改心のきっかけ」であってやさしさな

黙って周りから軽蔑される方が本当に幸せだっていうならこの話はおしまい

そういう人間になってってくれ。

2021-03-02

アマチュアによる科学知識の正しいひけらかし方

科学に興味がある人間で、高等教育の機会に恵まれ学生時代物理数学が得意で鳴らしてきたが、

生活の糧としてサイエンス現場に携わっているわけではない。というタイプがいる。一言で言えばアマチュア科学好きだ

こうしたタイプの中には、自身の数理的な能力が高いことがプライドの源泉になっていて、

数理的な能力が低いタイプ科学知識理解が浅いタイプに対する軽蔑を抱いてしま人間がちらほらいるが、

所詮専門家でもない人間が、いか自分最先端科学精通しているかを誇ったところで虚しいもの

一人で本を読んだり勉強してみたり自己満足で終わってるなら結構なことであるが、

中には文章を書いたり人に喋ったりして、自分の知能の高さを誇示したがる人もいるが、だいたい話がつまらない

知識のひけらかし欲求理解できるが、それならそれで他人面白く興味を持ってもらえるように話せばいいのだが、

この面白さが伝わらないのは相手が頭悪くて話を理解できないから!で思考停止するようだ

オタク系の男子に多い印象だが、この手の人間の話がつまらなくなる原因は、その人自身が出てこないかである

科学理論の誰が語ろうと真実真実。という性質に惹かれるゆえだろうか、話に個性がないのだ

それって高等な教育を受ければ誰が書いても話しても同じだよね?という話にしかならない

しかし、学会の発表でもなければ、普通の人が面白がるためには、科学的な正確さよりも、まずその人自身個性が出てこないといけない

なんでお前はそういう分野に興味を惹かれて、何を面白がっているのか?という個人的物語必要なのだ

専門家でもないのについつい専門知識をひけらかしたくなっちゃ人間は、もっと普通の人が興味を持てるような話をすることを心がけて欲しい

これはこれで「自由」の誤認?があるのではないかという話

そもそも,「自由」って難しいよね,というとあほみたいだが,「自由」が「制約されている」という場合法令がどのように制限しているのか,それともしていないのかということを考えることは必須だろうと思う。LGBTが嫌いだと言いたいという人の自由と,そんなことは言わせたくないという人の自由基本的には等価であって,最終的にはその対立は法によって公的に整理されるわけで,法的に制限されない限り原則としてその行動は「自由」だ。

一般に誰か特定の人,あるいは,一定属性を持つ人のグループに対して,「嫌いだ」と表現することを規制する法令は非常に限定的しか存在していない。例えば,東京都には性的指向理由に「差別的取り扱い」をすることを禁止する条例存在するが,それこそ,「LGBTの人は入れない会社」のように取り扱いを規制するもので,「嫌いだ」と表現することだけでこれに当たるということは基本的に考えられない。

ちなみに,差別的言動の制約の例としてヘイトスピーチ解消法が言及元で例示されているが,この法律は「本邦外出身者」に対する差別のみを取り扱うものであり,かつ,その対象となる「差別的言動」は,かなり制約されたものになっている。

二条 この法律において「本邦外出身者に対する不当な差別的言動」とは、専ら本邦の域外にある国若しくは地域出身である者又はその子孫であって適法居住するもの(以下この条において「本邦外出身者」という。)に対する差別的意識助長し又は誘発する目的公然とその生命身体自由名誉若しくは財産危害を加える旨を告知し又は本邦外出身者を著しく侮蔑するなど、本邦の域外にある国又は地域出身であることを理由として、本邦外出身者を地域社会から排除することを煽動する不当な差別的言動をいう。

発言の状況による部分もあるかもしれないが,「嫌い」というだけでこれに当たる場合は少ないか,あるいは,ないと入っても良いだろうと思われる。さらに,それについても法律上は発言禁止条項存在していない。一般国民に宛てた規定努力義務的になっている。

第三条 国民は、本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消の必要性に対する理解を深めるとともに、本邦外出身者に対する不当な差別的言動のない社会の実現に寄与するよう努めなければならない。

この具体化条例禁止規定罰則まで制定した自治体としては,ヘイトスピーチが極めて深刻な問題となった川崎市が出てくるが,罰則なしの禁止規定を置く自治体ですら多数とは到底言えない状態だと思われる(どこかに条例をまとめた研究もありそうなので誰か知っていたら教えてほしい。)。いわんや,その他の差別においてをや,というところだろう。

禁止規定限定されている理由は,当然,表現自由という極めて重要自由との相克があるためである。私も差別は解消されるべきものだと思うし,差別的表現をすれば当然批判を受けるべきだと考える。しかし,「自由」という観点から言えば,その制約は安易ものではあってはならないのではないかと考える。差別的表現禁止すれば,差別が解消するというのはいささか安直に過ぎるものであり,本質を見失っているように感じる。

なお,個人的には最初増田の思慮に欠けた思考は嫌いだ。私自身は異性と結婚したが,公営住宅から追い出されたゲイカップル「家族」でないので同居は認められない)や手術への同意ができなかったゲイカップルなどの苦しみを,気持ちいからという理由だけでやむを得ないと考えるような人間軽蔑している。

追記タイトル変更した)

anond:20210302093544

anond:20210302105950

個人的趣味で言えば、男性同性愛者向けビデオ真夏の夜の淫夢」をネタにしてずーっとへらへらふざけている連中の事を、下品軽蔑しているが、だからと言ってあの悪ふざけを違法にしようとは思わない。

多分、LGBTへのヘイトだけを違法しろと主張する人はそう言っているんだと思うけど。自分はそうは思わない。100対0で悪ふざけ側がたちが悪いけど、そうは思わないんだよ。

同性愛者をからかっている表現違法にしようと言っている連中は、表現を今の価値観で刈り取ろうとしていて、大局観が無いというか今の自分だけの尺度しかないんだなぁ…と思う。

2021-03-01

必読書コピペマジレスしてみる・自分オススメ41冊編(3)

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E・M・フォースター「ハワーズ・エンド

「人をたくさん知れば知るほど、代わりを見つけるのがやさしくなって、それがロンドンのような所に住んでいることの不幸なんじゃないかと思う。わたししまいには、どこかの場所わたしにとって一番大事になって死ぬんじゃないかという気がする」

つの家族の間を行き来しながら、人間記憶や、場所への執着を捉えた文章。それはまるで、漱石のいいところだけ抜き出したような文章だった。

ところで、同じ著者の「インドへの道」もいい。これは大英帝国支配下インドで、未婚女性が現地の男性暴行されたという疑惑を巡る話だ。女性を守ろうとする騎士道精神排外主義が結びつき、支配者と被支配者の亀裂が広がる様を描く、不幸にして極めて現代的な作品である冤罪をかけられたインド人が、「誰があんな不美人な年増を」と心の中で毒づくの、とても嫌なリアリティがある。たぶん、帯を工夫したら売れるし、どっちの「弱者」がより保護されるべきか的な話題で定期的に盛り上がる増田住民にも刺さるんじゃないかな。

ニコルソン・ベイカー中二階

切れた靴紐を昼休みに買うだけの、注釈だらけの何だかよく分からない小説。細やかな観察眼と都市生活者が思わず共感してしまう日々の経験で、要するにあるあるネタで延々と読ませる。すごい。こういうのが現代文学なのね、みたいに一席ぶつのにも使えるかもしれない。

真面目な話をすると、文学はいろいろな機能があって、それは作者の意図とはかけ離れているかもしれないのだけれども、その結果的機能の一つとして、その時代言語化されていないもの文字化するというのがある。だから文学賞を受賞した作品からと言って、実は今の自分が読んでも面白いかどうかは全くの別問題なのだ文章が巧みで、いかにも知的主人公知的な悩みを描いた文学けが主流な時代は終わっているのかもしれない。そういうのが好きな人古典で充分であるし、逆に言えばいろんな立場の人のきれいごとではないこじれた気持ちが知りたければ現代文学面白い

ヘルマン・ヘッセ車輪の下

理由は書かないが、自分は周囲の期待を一身に背負っていたエリート挫折する話が好きだ。前途有望な若者が、将来を棒に振ったり挫折したりする筋書きに対するこの偏愛ゆえに、自分は「ゲド戦記第一部の前半部分や「スターウォーズ」のエピソード3に対する執着がある。

生きていくとは何らかの失望を味わうことであり、時間をかけてそれらを味わいつつ咀嚼していく過程であるのだけれど、こうした自分のどうにもならない感情言語化した先行作品があることで、自分孤独ではないとわずかな慰めが得られる。

ホルヘ・ルイス・ボルヘス伝奇集」

「鏡の中の鏡」「魔術」「薔薇の名前」などの元ネタとなる作品を書いた人。「バベル図書館」は聞いたことがある人もいるかもしれない。

非常に濃密な短編を書く人で、このネタで長篇普通に書けちゃうだろ、みたいなネタをそのまま短篇調理する。どの作品も非常に濃密で、読み解くのにエネルギーがいる。文体は簡潔で、物語必要最小限の描写できびきびと進む。ただ、具体的に何が起きているのか、そしてなぜそうなったのか、その設定の意味は何か、を追うには読者に教養要求される。読破すると、それ以上のものが得られる。読み終わったらカルヴィーノだとかスタニスワフ・レムの「虚数」だとかミロラド・パヴィチ「ハザール事典」だとかそういう沼にようこそ。

ジョン・ミルトン失楽園

キリスト教文学の癖にルシファーがめちゃくちゃかっこいい。地獄に落ちても神への反逆を続けよとアジる場面は音読したくなる。そのくせ、彼の弱く情けない姿もまた魅力的だ。アダムエヴァ楽園で楽しげにしているところを見て、自分には愛する伴侶もなく、人類に与えられている神から恩寵も既に失われたことを嘆く場面もまた、声に出して読みたい。そして、彼は人類への憎悪嫉妬のゆえに、アダムエヴァ堕落させる。この叙事詩の主役はルシファーだ!

紫式部源氏物語

好きなヒロイン六条御息所自分の意に反して生霊飛ばし他人を苦しめてしまうことに悩むのがかわいそうでならない。今でいうなら、好きという感情コントロールできなくて、それでも好きな人が振り向いてくれなくて苦しんでいるタイプで、感情エネルギーが強い自分としては大いに共感する。

他に好きなキャラクターというか、嫌なリアリティがあっていいと思うのは薫で、その優柔不断さがいい。「この子とつきあいたいけど、でもこの子そっくりな別の子はい雰囲気だしなあ」みたいな優柔不断というか欲深さは、男性心理をよく観察していないと書けない。そういう意味で、自分の中では紫式部評価がすごく高い。

アルベルト・モラヴィア軽蔑

情けない夫が不機嫌な妻に、お前それだけはやっちゃダメだろ的な行為を延々続け、妻から完全に軽蔑され、とうとう上司に妻を寝取られしまうだけの話で、一人称視点から延々と繰り返される言い訳はひたすらに情けない。ねえ、僕のこと愛してる? 嫌いになっちゃった? と尋ねまくって、わかっているくせにとぼけないで! 今忙しいから後にして! うるさいからほっといて! もう愛してないったら! あなた軽蔑するわ! と怒らせるのは、完璧反面教師であり、ギャグすれすれだ。

しかし、作者は妻のことを相当恨んでたんだなあ。

サマセット・モーム人間の絆」

身体劣等感を持つ主人公が、付き合うだけで不幸をもたらす浮気性の彼女を振り切って、幸せにしてくれる女性を見つける話。多くの人が何かしらのコンプレックスを持っているし、何であん自分に敬意を払ってくれない人を好きになったんだろうって記憶を持っていることだろう。王道過ぎるといえばそうかもしれないが、結婚してハッピーになる王道何が悪い

マルグリット・ユルスナールハドリアヌス帝の回想」

ローマ皇帝自分の治世を振り返る体裁でありながら、欺瞞自己満足をさほど感じないのは文体のせいなのか。時代性別文化言語も超えて、別の個人に憑依しながらも、己を見失うことなく語る著者の声は、他人視点に立って(歴史小説を書くとはどういうことなのかを、これからも厳しく問い続けることだろう。

中年や老人にならないと書けない小説がある。そして何年もかけて書かれる小説があり、構想から数十年が過ぎて着手される作品もある。そうした重みを持つ文学作品がどれほどあることか。

技巧も素晴らしく、文体も素晴らしい。こうした作品に出合えるのは、年に一度か二度だ。

吉田兼好徒然草

説教臭い頑固おやじブログ基本的には仏教説話が多いが、それらに交じって挿入される、「〇〇という迷信には典拠がない」だの「〇〇という習慣は最近のもので、本来のありようや精神とはかけ離れている」だの「〇〇という言葉語源を考えれば正しくは〇〇と言うべきだ」だのが、まさにその辺のおじさんがいかにも言いそうなことで面白い

ただ、それだけじゃなくて、第三十九段の「或人、法然上人に、……」のエピソードは、「とりあえずできるところから頑張ればいいじゃん?」的な内容で励まされるし、十八段の「人は己れをつづまやかにし、……」は身軽に生きていくことの幸せさを教えてくれる。

ジュンパ・ラヒリ「その名にちなんで」

最高だった。ラヒリ大好き。体調崩すレベルで刺さった。アイデンティティの混乱という古典テーマもさることながら、ラストシーン過去と不在の人物記憶が、そして小説の全体が何気ないものによって濃密によみがえってくる様子がすばらしい。そのイメージプルースト以上に強度があるかもわからない。

これは、インテリインド系(ベンガル人移民第一第二世代の話なんだけれど、読んでいるうちに海外赴任者の寄る辺なさを思い、つまりイギリス暮らしていた自分の両親の境遇勝手連想させられ、ついつい感傷的になってしまった。随分と勝手な読み方だが、小説の読み方はいつも私的ものから構わないだろう。

外国では気候も習慣も何もかもが違う。両親の教えることと学校でやることが矛盾していて、両親が里帰りしても子供たちは故郷のノリについていけない、ってのが、すごくパーソナルなツボをついてくる。こういう経験がなくても、地方と都会として読み替えると、増田でいつも議論されている話にも近づくんじゃないかな。

H・P・ラブクラフト時間からの影」

正直なんでこの時代ラブクラフトを読むのか、というのはある。人種差別主義者だし、排外主義者だし、クトゥルフ物はパターンが決まっているコントみたいだし(人類理解できない名状しがたいものに触れて発狂するのが基本的オチ)。でも、彼の持っていた宇宙の巨大さと人類の取るに足らなさという感覚は、まさにセンス・オブ・ワンダーだ。そして、「人間感情の中で最も古くて強いのが恐怖であり、その中で最も強いのが未知のものへの恐怖である」という言葉の通り、究極的には理解できない「他者」という存在の恐怖にまっすぐに向き合おうとしたことを何よりも評価したい。

この作品が好きな理由もまた、不気味なクリーチャーが非常に知的であり、かつ知識欲が旺盛だということによっている。

U・K・ル・グインゲド戦記

一巻から三巻までは、ゲドという人物自我確立に始まり他者を助けることや世界を救う英雄行為が扱われる。しかし、実はゲド戦記は第四部からが本番なのだ。あらゆる魔法の力を失い無力な存在となった彼が、魔法のある世界いかに生きていくか。これは、老いに直面する男性物語だ。

そして第五巻! ゲドの生涯で一番の功績が、実は重大な誤り、人類傲慢に過ぎなかったのではないか、という仕事に生きてきた男性には非常に厳しい可能性が示される。

しかし、ル・グインはゲドにとてもいい歳の取らせ方をしている。果てしなく努力をすれば、男性女性を、女性男性理解できるのだと作者はどこかで述べていたが、その希望を見せてくれるし、そこに女性作家を読む喜びの一つがある。

男性気持ちがよくわからない女性にもオススメしたい。

ジュール・ルナールにんじん

いわゆる毒親について書かれた小説なんだけど、ねちねちしていなくていい。文体は軽く、描写も簡潔。だからこそ、彼の育った環境の異常さが際立ってくる。なんでこんな親子関係なっちゃったかについて掘り下げられることもほとんどない。

そして、暗鬱なだけの作品にならないのは、にんじん少年の異常なたくましさだ。ひどい目に合っても受け流し、冷淡な母から何とか愛されようともがいている。読んだときの年齢によって、感想は大きく変わるだろう。

以上。五十音順計算を間違って40冊の予定が1冊増えた。書いていて非常に楽しかった。

必読書コピペマジレスしてみる・自分オススメ41冊編(2)

戻る→anond:20210301080105

倉橋由美子聖少女

まり男性女性がとは言いたくないのだが、女性作家の描く知的早熟少年たちというのは、エルサ・モランテの「アルトゥーロの島」なんかでもそうなんだが、男性が描くときはまた違った魅力を発する。サリンジャー知的論理的自分を追い詰める子供たちとはまた別の硬さがあってよい。新城カズマサマータイムトラベラー」の高度に知的でありながら情緒は年相応な少年少女もいい。

さておき、これは近親相姦お話なのだが、印象に残っている描写は次の通り。主人公たちの仲間に大食漢の男がいて、しばしば生肉弁当の代わりに食らっている。回りの女子生徒たちも面白がって彼に餌付け(?)していたのだが、ある女子生徒がブルマーを入れていた袋の中に隠していたウサギを、生きたままで彼に与えた。血まみれで凄惨な場面でありながらも、大食漢は実においしそうに平らげていた。

例の文学少女から薦められて読んだことでも思い出深い一篇。

ミラン・クンデラ存在の耐えられない軽さ」

頭が良くてモテる男が主人公なのでいけ好かないモテること、たくさんセックスすることこそが人生の目的になっているような奴は理解できない。なんか知らないやつにいきなり人の部屋をのぞきまれ、「お前の人生にはエロスが足りない!」と叫んで出ていかれるような気分がする。しかし、これもまた祖国を追われた人間が、知性と皮肉現実適応しようとした姿なのかもしれないのだ。

それと、この本で感謝しているのは、さまざまな政治的活動に対して感じていた居心地の悪さを、「キッチュ」をはじめとしたさまざまな言葉言語化してくれたことだ。ポリコレを正しいと信じているのに、そこにあるどうにも解消できない居心地の悪さが気になる人が読むといいんじゃないかな。

あとは頭が良すぎて、多くの人が無視したり忘れていたりしていることが見えてしまい、幸せになれない著者みたいなタイプが読むと幸せになれそう。イワンカラマーゾフとか御冷ミァハみたいに、頭が良すぎて不幸になるというか、自分の知性をどこか持て余してしまタイプキャラクターが好きだ。

メアリーシェリーフランケンシュタイン

死体から作られた怪物がただただかわいそう。容貌醜悪なだけで化け物として追われ、創造主からも拒絶された彼の孤独を考えるだけで悲しくなる。まったく同じ理由で「オペラ座の怪人」も好きだ。どちらも間違いなく殺人者ではあるのだけれども、容姿馬鹿にされたことがあるのなら共感せずにはいられないだろう。関係ないけど、オペラ座の怪人ヒロインから振られたことを受け入れられたのって、やっぱり正面から振ってもらったからだよな、と思う。音信不通フェードアウトされたら怨念はなかなか成仏しない。

それと、これはSF的な感覚かもしれないが、人間離れした(時としてグロテスクな)姿を持つ存在が、非常に知的であるというシチュエーションがとても好きで、その理由から後述の「時間からの影」や「狂気山脈にて」も愛好している。

ロード・ダンセイニ「ぺガーナの神々」

架空神話ショートショート形式で述べられていく。ただそれだけなのにこんなに魅力的なのはなぜだろう。彼の作品基本的に短く、しょうもないオチ作品も割とあるのだけれども、時に偉大で時に卑小な神々の物語は、壮大な架空世界に連れて行ってくれるし、すぐ隣に隠れているかもしれない小さな妖精魔法も見せてくれる。

テッド・チャン「息吹」

あなたの人生の物語」とどっちにするかやっぱり迷った。映画メッセージ」の原作が入ってるし、増田で盛り上がってるルッキズムテーマ作品だってある。だが、寡作な人なのでこの2冊しか出していないし、片方が気に入ったらきっともう片方も読みたくなる。

表題作は、意識を持ったロボットのような存在がいる宇宙お話なのだけれども、そのロボット自分の脳をのぞき込んでその複雑な仕組みに心を打たれる。そして、世界を観察することで、何万年も経てばこの世界は滅んでしまうことを悟る。人間とは全く似ても似つかないロボットたちだが、やっていることは人間サイエンス、真理の追求という営みと本質的には同じだ。何かを知ろうとする営為の尊さについて語っている。得られた知恵で、自分たちも世界もいつかは終わってしまうと知ることになろうとも、知識を求める崇高さは変わらないのだ。

イワンセルゲーヴィチ・ツルゲーネフ「初恋」

学生時代自分女性に冷たくされる文学が好きだった。からかわれたりもてあそばされたり馬鹿にされたりする作品のほうが好きだ。そのほうがリアリティがあったから。寝取られ文学が好きなのもそれが理由だし、谷崎潤一郎作品も同様の理由で好きだ。

自分馬鹿にしていた少女が突然しおらしくなり、自分に近づいてくる。いったいどうしたことか、と思って期待しながら読んで、絶望に叩き落されるがいい。

イサク・ディネセン「アフリカの日々」

ライ麦畑」でホールデン少年が感動した本。アフリカ植民地で暮らす女性視点からその生活を書いている。友人のイギリス人が亡くなったとき、まるで故郷をしのぶかのように墓が深い霧に包まれたシーンがとても美しい。

個人的には、当時の基準からすればアフリカの人々に対して丁寧に接しており、評価も概して公平であるように感じた。ところどころ「有色人種特有の」といった表現があったり、アフリカ前近代社会とみなしたり、古い進歩史観は見られるし、植民地支配者側から視点批判的に読まなければならないが、色眼鏡比較的少ない観点に心を動かされてしまったのは事実だ。

植民地時代アフリカって、宗主国以外の人もたくさんいたこともわかって面白い。当時は英領東アフリカだが、そこにはスウェーデン人もいればノルウェー人もいる。古くから貿易相手としてのインド人だっている。独立後、彼らは日本人満州朝鮮半島台湾などから引き揚げたように、撤退したのだろう。植民地について理解するためにもおすすめ

J・R・R・トールキン指輪物語

はまった。十代の頃にとにかくどっぷりとはまった。今でも表紙のエルフ文字を使って誰にも読まれたくないことをメモするレベルではまった。

かに話の展開は遅い。重厚に過ぎる。設定を語るためのページも多い。しかし、この長大小説を読むことで、開始数ページで読者をひきつけなければならない現代小説からは得られない、長い旅をしたという実感を得られるのは確かだ。小説家には良き編集者の助言は必要だが、今のように急ぐ必要のなかった時代もあったことは忘れたくない。

中島敦「狼疾記」

李陵」や「弟子」や「山月記」じゃなくてなんでこれなのか、という声もするのだけれど、自意識過剰文学少年の思っていることをすべて言語化してくれているので推さずにはいられなかった。十代の頃の感受性は、何よりもこうしたものを求めていた。親の本棚にこれが積んであったのは幸運だった。

これは「三造もの」と呼ばれる中島敦私小説的の一つであり、世界の滅亡や文明無意味さに対する形而上学的な恐れや不安意識の片隅にある人間なら確実に刺さる内容だ。最後説教パートもさほどうっとうしくない。なぜなら、きっと文学少年文学少女たちは、その言葉無意識のうちに自分に投げかけてきたからだ。

ウラジーミル・ナボコフロリータ

膨大な知識と華麗な文体を背景にして、あらゆる性的な乱行を正当化してしまうのがナボコフ作品の一つの特徴である。語り手ハンバート・ハンバートは十代前半の少女を性の対象とする中年だ。自分初恋の思い出がどうこうとか述べているが、それだって言い訳だ。

しかし、この作品はただの小児性愛者の物語ではない点が油断ならない。少女ロリータはただ性的搾取されるだけの存在ではなく、自ら性の冒険に乗り出す。清純で清楚な少女という幻想は、最初からハンバート夢想の中にしか存在しない。ハンバートにはロリータ内面や考えなど最初から見えていなかったし、見ようともしてこなかった。

ただのスキャンダラスな本ではない。これは一人の身勝手男性心理の解剖である

新美南吉「屁」

ごんぎつね」の作者として知られるが、こんなふざけたタイトルの話も書いている。しかし、これは「自分は常に正しい、正しく道徳的であらねばならない」としてきた子供挫折を描いた小説であり、この社会弱者にあらゆる責任を擦り付けている様子を全く卑近話題から告発した話なのだ自分がした屁の責任かぶらされた、いつも屁をこいている少年への同情と軽蔑は、僕らの弱者への姿勢のものじゃなかろうか。

短いし、青空文庫で読めるのでオススメ

https://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/3040_47823.html

仁木稔「グアルディア」

遺伝学の発展が少し早かったパラレルワールド未来舞台にした愛憎劇であり、変身ヒーローものでもある。ただのSFと違うのは、さまざまな文化が変容を受け、再解釈を受けて受容されることまでもプロットの一部として組み込んでいるところだ。さらには疑似科学陰謀論社会関係も描いている。今、読まれてほしい作家の一人だ。

仁木稔作品は僕の好み、ストライクど真ん中なんだけど、世界史や文化史、自然科学物語論の素養がないと(かじるレベルでいい)作者の構想を味わい尽くすのが難しいので、滅茶苦茶売れる作品にはならなそうだというのは認めざるを得ない。現に舞台ラテンアメリカ日本人になじみが薄いし、シリーズの別の作品中央アジアだ。それでも、伊藤計劃と並んで、社会学なんてつまらないって誤解を解いてくれた大きな恩がある作家だ。早くこのシリーズ最新刊が出ないか、今か今かと待っている。

イザベラ・バードイザベラ・バード日本紀行」

明治一年日本都市から農村を実際に歩いて見聞した手記である。率直に衛生状態の悪さやはびこる迷信批判している箇所はあるものの、その率直さが当時の日本がどんなだったか身びいきなしに教えてくれる。現代日本人が近隣の、例えば東南アジア諸国を見聞して不満がる、偽ブランドの横行や衛生状態の悪さ、家畜との同居や騒々しさなどが明治日本ではごく普通だったってことは知っておいていいと思う。

著者は北海道にも足を延ばした。アイヌ民族について日本人よりも好意的に描いている場面もある。しかし、当時の西欧人の感覚でよくわからないのだが、「粗野な外見だけどとても優しい目をしている」と褒めた民族のことを、別のところでは「将来の可能性を閉ざされ民族である」と書く点だ。もしかして、かつての人々が持っていた、文明と野蛮の間にある壁・差異イメージは、僕らが直観するよりもはるかに深刻な差別意識内包した、強固な偏見に根差しものだったのかもしれない。単純な軽蔑どころではない、もっとひどい無理解に基づいた恐ろしい何か。同じように、キリスト教によってこそ日本の悪習は絶えるという発想がどこから来たのか。そういうことを考える意味でもおススメしたい。

ハン・ガン菜食主義者」。

とても面白かった。父の暴力を遠因として、あらゆる動物的なもの嫌悪するようになった妹と、ただやり過ごすことで生きてきた姉を軸に描かれた三連作。壊れた夫婦描写に優れる。

妹は最後には精神を完全に病んで、何も食べられなくなるのだけれども、彼女が持つ植物になりたいという妄念が、本当に精神病の患者さんを観察したんじゃないかってくらい、細部にリアリティがある。

姉はおとなしいのだが、自分はただ忍従し、やり過ごしてきただけで、自分人生を全く生きていなかったのだと、夫の裏切りによってやっと気づく。夫は夫で、そのおとなしい妻に対して息苦しさを感じている。他の家庭のように、怒鳴り散らしてくれたらどれほど楽か、と嘆くのだ。

韓国ってよく叩かれているけど、日本と同じように家族のしがらみとかとかで苦しむ描写が多いので、意外とわかりやすい気がする。

進む→anond:20210301080225

2021-02-28

anond:20210228130843

子作りなんてどうでもいいでしょと言ったら反社会的扱いになっちゃうから仕方なくそう言ってるだけ。子どもを憎んでいるのではなく、不幸に満ちた世界子どもを作る人間軽蔑しているのが本音。子作りを言う人間は、別増田みたいに子どもを老人の奴隷にしたいだけだからね。

anond:20210227170643

私は二次性愛者(アセクシュアル一種)なので、増田のような異性愛規範擁護者も、「異性愛規範批判」をフィクションに持ち込む人も、等しく対人性愛規範擁護者として軽蔑してますね。

恋愛性愛は異性同士」という規範と同じくらい、「恋愛性愛人間同士」という規範批判して欲しい。

生殖に対する姿勢を明らかにした上で異性愛スタンダードとするなという主張をするならば全く問題ないのだが、してないのにそう言われるとモヤるというか不誠実じゃないかと思ってしま

異性愛規範」と生殖は「無関係」(増田自身が例を挙げているように、人それぞれのスタンスがありうる)のだから、それを表明するのは別に義務ではない。

ただまあ、それとは別に、「生殖に対するスタンスを決めあぐねている人が、その選択から逃げるために異性愛規範批判することで安心を得ている」という事例も少なくはないだろうなとは思う。

増田はその辺を言語が出来てないから、異性愛規範擁護することしか出来ないのだろうな。

なんなら貴方たちがフィクションの中で同性愛を消費するのを合理化する為に反異性愛規範を名乗っているだけなんじゃないのか……と邪推すらしてしまう(性格の悪い人間

まあそういう事例も少なくはないだろうなとは思う。

増田も含めて人類頭が悪いから自分が何を望んでいて、その為には何をしなければならないのかを言語化することが出来ていないのよね。


ちなみに私自身の生殖に対するスタンスは「現象としてはなるようになる。それ自体は善でも悪でもない。それはそうと個人的には人類には繁栄して欲しい」くらいですね。

「じゃあどうやって人類繁栄させるつもりなの? やっぱ異性愛規範必要じゃないの?」という問には、(別に答える義務はないが、答えなければ卑怯というそしりは免れないと思うので、提案という形で答えると、)そろそろ人工子宮実用化されそうなので、そちらで対応可能じゃないかなと思う。

2021-02-26

anond:20210225073508

揉めるっていう元増田の話を「夫婦の間で揉める」としか思ってないブコメ群を見ると本当に自分の事しか考えてないんだなって軽蔑する

2021-02-24

anond:20210224222624

自分が同じような存在になったとき、どれくらいまでなら恨みっこなしと思えるかでみんな決めてると思う

周囲に許す人がいるならそれに合わせとくのが良いんじゃないでしょうか

まれたり軽蔑されたりするのは損だし

社会学者死ぬほど軽蔑されるようになって久しいですが、最近社会学科の学部1年で頭おかしい人をそれなりに観測しているので、社会学が悪いというより社会学が悪い者を惹きつけてしまうのではないかと思った。まあ既存社会学者が悪いから悪い者どもを惹きつけてるところもあるだろうが

2021-02-23

開き直り

「生きる理由はないが、また、死ぬ理由もない。人生への軽蔑を示すべく、我々に残された唯一の方法は、それを受け入れることである人生は、苦労して捨てるほどの価値もない。」

ジャック・リゴーという人の名言らしい。

死にたくなる度に「人生は、苦労して捨てるほどの価値もない。」の一言で踏みとどまれる、なんとも救われる言葉だ。

この人の言葉をお守り代わりに持っておきたくて、詩集を近場にあった書店で注文したところ、既に絶版になっていた。

辛いことがあったなら、力をつけて何度もチャレンジして突破するのが正攻法なんでしょう。

でもそんな辛いことにわざわざ何度も当たっていけるなんて、そもそも芯の強いお方じゃないか

社会の日陰者、クソ雑魚ナメクジにとっちゃ、そんなことめんどくさいじゃない。どうせ無理じゃない。

それならいっそ、墜落は避けつつ、ただ無理に上昇しようとせずに、低空飛行で淡々と生きる。そんなのもいいじゃないか

向上心あるフリだけはして内心どうでもいい。人間結局は99%の才能でしょ?合言葉は「どうせ無理」。

こう思うだけで心が軽くなる。「どうせ無理」の精神で開き直って、幸福度を上げていこう。

2021-02-22

未成年アイドル必要ない。

ジャニーズJr.とか、AKBとかハロプロ小中学生とかローカルアイドルとか。イメビに使われるジュニアアイドルも。

大人未成年アイドルを推す」という文化はなんの公益性もない。むしろ子供人生の決定権を破壊し、搾取する害悪ビジネスだ。

アイドルなんか18歳になって、成人してから始めればいい。18歳以下のアイドルが居なきゃならない理由は一つもない。

未成年アイドルなんてのは、未成年を使って稼ぎたい大人のために存在しているに過ぎない。それと、未成年の性を消費したい消費者のため。どちらにせよ大人の都合で子供を働かせる行為である

アイドルになりたい子もいる!というが、人前で歌って踊りたい子供がいるなら歌って踊る場を作ってやりゃいい。公民館で発表会でも開かせてやりゃいい。歌って踊りたい子供がそんなに沢山いるのなら、全国大会だって開けるだろう。

サッカー選手になりたい子どもは、金をもらって選手になったりしない。サッカークラブに入ってサッカーをして、ときどき大会にでる。将来的にはプロになるにしても、それは高校卒業してからのことだ。アイドルになりたい子どもそうすればいい。

プログラマーになりたい子どももいる!夢を叶えてあげたい!と言って子ども大人社会で働かせたらなんかしないだろう。別にアイドルになりたい子どもの夢を叶えてやる必要もない。子どもは守られるべき存在で、そのためには多少の制限が付き纏うのだ。それは仕方のないことで、大人はその理不尽必要性を子ども説明してやらなくてはならない。理不尽を解消するのは大人の役目ではない。理不尽存在意義を説明するのが大人の役目だ。

アイドル志望の子ももいるなどという輩は「子どもの夢」を口実に自分が得しようとしているだけだ。

アイドル夢を与える」などと未成年労働を援護する輩もいるが、このような抽象的な物言いで誤魔化すことを軽蔑せずにはいられない。「夢を与える」などと綺麗な言葉で飾っても、所詮それは自己利益(夢を与えられる)のために利用しているだけだ。「未成年アイドルはヌける」というのと何が違うのかという話でもあるし、そもそも夢を与えるものならなんでも肯定されるのかという話でもある。

ここまで搾取という単語を使わずに進めてきたが、やはり未成年アイドル大人の子どもへの搾取行為だと思う。子供の頃のアイドル活動の全てが全て悪い影響を与える訳ではないだろうが、それでも学習や心身の健康への悪影響を与えた例が多すぎる。

「有名グループセンターという重圧と多忙さで心身に不調をきたし、ステージ上で倒れるアイドル」「ストレスから過呼吸発作を起こすようになったアイドル」ようなストーリーを「真剣に取り組んできた証」などと美化する姿勢は、あまりにも醜悪であるブラック企業のそれと何が違うのかわからない。特に公共放送であるNHK紅白というNHKにとっても顔である番組内で『雇用した未成年を倒れるまで追い込んだ』AKS批判しないのが信じ難い。

書きたくもないが、ジャニー少年への性暴力ジュニアアイドルと呼ばれる子どもたちなんかは紛うことな搾取だろう。

ヘビーローテーション下着MVなど、10年前当時未成年自分は昼のニュースで知って正気を疑ったものだったが

 柏木MV撮影当時について「知らなかったんで…下着撮影って」とまさかの回答。撮影場所に行って初めて内容を聞かされ、「え、下着?」と戸惑いを隠せなかったという。状況は他のメンバーも同じで、「(全員忙しかったので、何も知らないまま)ギリギリで(撮影場所に)行って(対応した)」そうだ。

だそうだ。柏木由紀は当時19歳もしくは18歳だったろうが、もちろんもっと年下のメンバーもいた。未成年に事前説明もなしに下着撮影など異常ではないか撮影の準備を済ませて、拒否すれば大勢迷惑がかかると脅すような手口、近年問題視されるAV撮影のそれである下着撮影することがあることがあると契約時に説明があったとしても、相手未成年、断る権利を与えるべきであるし、考える時間を与えるべきである。それぐらい事前に通告すべきことではないのか。

 

未成年アイドルの諸問題は軽いものから重いものまで様々であるが、一括して未成年アイドル存在自体不要だと思う。

2021-02-21

anond:20210221031512

「でもこいつは俺の恋愛工学にあっさりひっかかって騙されてる女だ」「この子が向けてる愛情は俺の詐術によるものだ」と思ってしまったために

これちょっと化現象に似てると思った。

女子片想いしていた男子と両想いになった途端にその相手気持ち悪く感じて好きじゃなくなっちゃ現象ことなんだけど。原因は自己肯定感の低さ。

増田自己肯定感が低いから上手くいかなかったんじゃないの?

その相手ちょっと合わなかったにしても、恋愛テクニックも実力のうちだと思って切り替えて行ければ良かったね。

デートしたりなんだりって経験値は積めたわけだし。

恋愛工学自体にも問題はあるんだろうけど。

女子向けのモテる方法本とかも読んで比べてみてはどうか。

女子側にも色々テクニックはある。

こりゃ引っ掛かるわ〜と思えるんだったら引っ掛かる女の子軽蔑することも無くなるかも。

迷惑記事ばかり書いてた身体障碍者の例の人が就職できたのはめでたい。それはそれとして二度と視界の中に入ってほしくない

すっかり忘れてたが、こうやって表に出てこられたせいで、思い出してまた不愉快になった。

デマ誹謗中傷まがいのクソ記事を量産して他人迷惑をかけまくり一級障碍者人間が生きるためだからと言い訳しまくってた。

私自身、彼には一回心当たりもないところからいやらしい絡み方をされてとても不愉快気持ちになった。

率直に申し上げると、いかなる事情があったにせよ、彼がネットでやっていた活動軽蔑する。できれば二度と見たくない人間である

彼の記事特に批判もなく受け入れられて就職おめでとうと声をかけられていることに違和感がある。

いじめっ子過去のことをなかったことにして受け入れられているような不快感を覚えている。

それでも本人の自己申告では更生したようだし今のところはおめでとう!って言っておく。

どんな人間でも、反省してやり直しを目指す人間は許されるべきだ。

本人の中で一言くらいは迷惑をかけた人間反省言葉を述べてほしかったが記事は全消ししたということで今更追及しても意味がない。

ただ一言だけ言っておきたい。俺はお前から受けた仕打ちのことを絶対に忘れない。

一度光っぽい方向で認められようとしてるのであれば、二度と以前のようなことはしないでもらいたい。

あなた過去にやった行為で、こういうくらい感情を抱くようになってしまった人間がいるということを忘れるな。忘れ足りなかったことにしてまた同じことをするようなら絶対に許さない。

恋愛工学を使って彼女を作っても幸せになれなかった

俺が恋愛工学にはまったのは今から4年前、23歳の時。

もともと俺は14歳の時に好きになった女の子のことを20歳になるまで引きずって、その6年で同じ女性に2回告白して2回お断りをいただく位どうしようもない男だった。で、そこから3年経ち、「本当に好きな人と付き合うなんて幻想は捨てよう、とにかく一回彼女を作ろう」と一念発起した。

そこから恋愛工学に手を出した。

当時のスペック大卒、ややブラック気味の会社で働いている、東京住みのサラリーマン。見てくれは背の低さ以外は普通だったと思う。

本に書いてあったことは大体やった。

とにかく「猿山」を作った。猿山というのは、「自分がこの中で一番優れている」と意中の女性に思わせるテクニックのことだ。

町コンや合コンに参加するときは〇〇が趣味ですという名目で集まっている場を選んだ。その〇〇については俺は実力も実績もあったからだ。〇〇だと想像しにくかったら、ここでは便宜上ボルダリングとしておく。

そして「この〇〇一点においては俺はこの中で一番すごいぞ」というのを示した。「あそこのジムの一番難易度高いところまで行ったわ」みたいなやつ。

そうやって他の男をけん制しつつ、なるべく初心そうで純粋自分尊敬の目を向けている感じの女性に声をかけた。「××さんは普段どれくらいやってるんですか?」

そこで「いやそんな、増田さんみたいにうまくできないです。興味はあるんですけど~」というような返事が返ってきたら「よかったら一緒にやらん?ああいうのはコツがわかればできるんで、教えますよ」と誘う。

ここで乗ってくれば、だいたい勝ち。

猿山から一人連れ出して二人きりになって、その二人になった時に自分の実力を見せて、そして向こうが登ってるのをアシストしたり応援したりとやって、帰り道に一杯やって「いやーいい汗かきましたね!でも××さんも良い感じでしたよ!」というふうにおだてた結果。

自然彼女ができていた。童貞卒業していた。

そこに感動はなかった。

まりにも本に書いてあった通りだったからだ。

結果、その恋愛は1年しか続かなかった。

一緒にいても楽しくない。セックス想像していたより気持ちよくなかった。

書いてあることをやっただけなのに、向こうが俺に向けてくる感情はどんどん大きくなり、向こうから今日は…しないの?」などと聞いてくるようになった。なぜだろう、全然うれしくなかった。

結婚とかそういうことを意識しているような発言も増えていて、俺は空恐ろしいものさえ感じていた。

結局俺は、この時の女性のことを「説明書通りに操作すれば思い通りになるなにか」としか思っておらず、人間扱いしていなかったんだと思う。

人間扱いしていないものから愛情を受け取っても、自分飢餓感はさっぱり満たされなかった。

これで満たされるのは「俺には彼女がいる」という自尊心だけで、そのちっぽけな自尊心のために相手人生を奪ってはいけないという最後良心が働いた結果、

彼女を振った。

人でなしだと自分でも思う。ひどいことをしたのは分かっている。

しかし、どうしようもなく満たされなかったのだ。

自分が愛されていない」という、生まれときからずっとあったコンプレックスが、あの子自分愛情を向けていることを理解したときに氷解してくれればよかったのに、

「でもこいつは俺の恋愛工学にあっさりひっかかって騙されてる女だ」「この子が向けてる愛情は俺の詐術によるものだ」と思ってしまったために、あらゆることがうまく行かなかった。

あれから3年経つ。あれ以来彼女はいない。作ろうとしたこともない。

「本当の純愛なんてものはない!ロマンチストほどモテない!ブスでもいいか彼女を一度作れ!」

色んな本で何度も見たフレーズだ。

俺はその通りにした。確かに一度は彼女ができた。

まあでも、確かにあの本には、彼女ができたら幸せになれるとは言ってなかったかもしれないな。だから著者を責めるわけにもいかない。

14歳から20歳まで、一人の女の子に胸が焦がれるほどに恋をした10代の自分のことを思い出す。

ちょっとしかけられるだけでその日目に映るすべてが虹色に見えた。笑いかけてくれただけで、辛いことをすべて忘れられた。

こちからしかけるとき自分でもわかるくらい心臓バクバク言った。

恋愛工学に手を出して、人を人とも思わないふるまいをして、一人の女性を傷つけてしまった自分の罪は分かっている。

だけど許されるなら、もう一度あの時のように、心の底からかに恋してみたい。

・・・・そうなったとして、それで幸せになれるかはわからないけれど。

追記

ごめん、初めて反応貰ったからどう言及していいかからないのだけど、ここに追記という形でも大丈夫だろうか。

結婚して子供を作るか作らないかで悩まなかったのか

それが怖くなった理由相手が当時30前半位で、子供を作れるタイムリミットみたいな話を出してきたから、ものすごく怖くなった。

自分無責任さが一番浮き彫りになる部分だったか言及を避けていた、申し訳ない。

2月22日追記

沢山の反響を貰って驚いた。いろんな方向に気持ちが動いて、でもなんか、うれしかった。

この話は周りに殆ど相談したことがなかったから、客観的に見た自分の状況がわからずにいたし、自分自分の殻に引きこもってたことを自覚した。

また恋愛をするかとかはわからない。そもそも今はコロナのこともあって人と出会う場が限られてるからな…

あと俺、2年前までは会社員だったけど今フリーランスになってて、得意なことをバリバリやれて暮らしてるのは楽しいけど、恋愛市場的な意味での価値は落ちてそう。とか、後ろ向きになる部分もあるけど。

でも、一種自罰的を通り越して自堕落に「どうせ俺なんか」ってなってた部分を、これからちょっとずつ直していこうかと思う。適当になってた食生活とか、諸々。

自己肯定感の低さが原因では、といった話もなんとなく腑に落ちた。

恋愛工学自体にも問題はあるんだろうけど。

女子向けのモテ方法本とかも読んで比べてみてはどうか。

女子側にも色々テクニックはある。こりゃ引っ掛かるわ〜と思えるんだったら引っ掛かる女の子軽蔑することも無くなるかも。

いたこ意見とか目から鱗だった。それは今の俺にとってすごくいい処方箋になると思う。

どうしても、言葉にするとおかしな感じになってしまうけど…今までよりも自分自分のことを大切にしようと思えた。

ありがとう

2021-02-20

古文漢文をやったことに意義を感じない

全然役立った気がしないぞ

確かセンター古文満点だったし、漢文も1ミスくらいだったから、少なくとも「古典が大の苦手」ってことはない あんなんカン結構読めるしな

でも、ホントになにかに活きた感じが全然しないのよ

俺の「活きた」のハードルはかなり低い

ナショナルジオグラフィックとか見てて、森の中にひらけた場所があるのが映ったとき「あ!ギャップだ!ヤッター!」と思えればもうそれは活きた判定になる

そうすると、かなり色々活きてるんですよ

現代文:評論文を読もうという気になれる 漢字が読める 問題に使われた小説を読もうと思う

歴史:フィクションの下敷きになってる史実がわかって楽しい

科学:科学番組を観てて楽しい 擬似科学を警戒できる ドクターストーン的な作品をより楽しめる

英語:洋楽を聴いて楽しめる 洋画を原語で見ると楽しい 英語インターネットを楽しめる

数学:日常のなかでちょっとした確率計算とか測量の真似事みたいなことをして楽しめる お金計算にも役立つ

 

ほら、ホントに色々役立ってるんスよ

古典文法くんさあ……君はなんだい?

俺が日本史に興味薄いかそっち系コンテンツに触れることが少ないっていうのももちろんあるけど、それにしたって活かす機会がなさすぎる

枕草子パロディでウケられる」みたいな話を古典学習メリットとして出してくる奴いるけど、枕草子くらいのメジャー作品って逆に古典時間あんましっかりやらなかっただろ!

あいうのはむしろ中学校の初期とかにサラサラっと通すだけなんだよな そのころの教科書にはだいたい結構しっかりした現代語訳も載せられていて、ホント入り口っぽい感じの運用なんだ

で、そういう体験ツアーみたいな感じで読むメジャー作品の話しか出てこないんだよマジで 古典の話するときはさあ!

とりかえばや物語とか落窪物語とかそういうのもやった記憶はうっすらあるんだけど、ホントにうっすらした記憶なんだよな

なぜならクソつまらなかったか

古文ってほとんどカスだな……昔の日本人ゴミだったのか……」みたいなことを思いながら読んでた記憶しかない

からいからつまらないとかじゃなくて、文意をしっかり解釈できた上で、「で?」という感想しか残らないんだ

つうか、かきつばたを見て都を思い出すのはいいけどよ、そこで「この気持ちを歌にしよう、そこにかきつばたの頭文字を織り込もう!」ってなるのがホンマに気色悪いね

マジでキモいんだよな キレそうになる

ミュージカルじゃねえんだから気持ちをいちいち歌にするな 薄ら寒いねん 俺はもっと自然感情の発露が見たい

歌が技巧的だと「こいつこんな小手先テクニック弄してる余裕あるし、実は全然感情動いてねえだろ」ってなる

逆にシンプルな歌だと「クソつまらんヘタクソな歌だ、こんなん読むくらいなら黙ってた方がマシだろ」ってなる

和歌文化ホントに心から嫌いなんですよ マジで気色悪い 死んで欲しい(もう全員死んどるか!ガハハ!ざまあみろ!!)

友蔵心の俳句本質が同じなんですよね オッサンが事あるごとにヘッタクソな俳句を詠んで聞かせてきたらマジでぶち殺したろかと思うが、古文読んでると常時その気持ちになる 常時

あと、なんかムダに引用みたいなのを会話に織り込んでた記憶もある 内輪ネタへのリファレンス=賢さみたいなノリ本当にキモい 淫夢ネタゲラゲラ笑ってるのと何が違うのか

本当にカスなんだよな古文

そんで漢文だよ

漢文、さすがにバカでけえ中国産なだけあって内容はやや面白いことが多い そこは認めよう

でもこう、なんつうか、儒教的?すぎるんだよな

基本的オチというか教訓が読めるんだ この展開ならこういう教訓を引き出す方向に行くだろうっていうのが容易に読めてしまう こぢんまりと纏まってるんですよね サプライズがない

そんで、あの形式をわざわざ読めるようになる意味マジでまったく感じられない

返り点とか漢文の授業以外で一切見たことねえもん 最初から書き下して出してくれればいいじゃん

古文にも共通する話だけど、漢文ってもう増えないじゃん いや、増やそうと思えば増やせるだろうけども、増やす意味がない

中国語をそのまま読むわけでもなく、かといって日本語でもなく、なんなんだ?マジで

というか、機械的に書き下せるものをワザワザあの若干読みにく形で出してくる意味マジでからない

漢文自転車でいうところの補助輪みたいなもんだと思ってるんだけど、補助輪つき自転車トラックをビュンビュン走らされてるような違和感がある

ガッツリやりたいなら補助輪をとれ 軽くやりたいならそれなりの軽さにしろ 半端やねん全てが

つか、内容、古文よりマシとはいえ意味わからんのも多いしな なんか突然神仙要素が出てきて、昔の中国ってこんなノリなんだ〜…ホーン…と思いつつ終わることが多かった

何が言いたいかからなくなってきた

とにかく、古文漢文文法からガッツリやるようなものではないんだよな

それよりスペイン語でもやったほうがいいですよマジで スペイン語やったらイタリア語ポルトガル語あたりもうっすら分かるようになるし、英語への理解もより多角的になる感じあるもん

¡Que mueran los hatenars! ¡Os odio!

ホラかっこいいじゃんスペイン語

朝ぼらけとか言ってる場合じゃないですよ、マジで

 古文死ね ああ古文死ね 古文死ね

  つまら和歌を 詠むんじゃないよ

マジでこんなクオリティ和歌ときどき出てきてたからな 問題用紙破り捨てたくなるもん

俺、なんなら古文なかったほうが先人への尊敬度高かったと思う

古文いくら読んでも軽蔑の念しか出てこないんだよな 垣間見文化とかもキモいし、とにかく全体的にキモすぎる 

あと平安あたりだと都なんかに住んでる貴族しか出てこないのも腹立つ 所詮金持ちボンボンどもが暇にあかせて遊んでるだけやんけ

本当に嫌いなんだ俺は

2021-02-19

パパ活女子って結局

売春婦だよね。

同じ女性としてパパ活女子(笑)は心底軽蔑する。

いくら耳障りの良い言葉にしたところで結局売春婦しかない。

風俗以下の金額提示されぶち切れてTwitter晒す

ドタキャンされては晒す

パパ()から送られてきた画像が拾い画かどうかの判断さえできない。

たくさんの時間をかけて体を売ってお金をもらえず発狂ツイート

やり逃げされてブチ切れ。

お金をもらえずブチ切れ。

バッチリかわいく撮れた自撮りに加工を施した画像を嬉々として自分アプリに載せたのに、エ口パパに自分画像が載っている!とまたもブチ切れ。

挙句の果てに妊娠

何かトラブルに遭えば警察!開示請求詐欺罪!訴える!

同じ性別という共通点があることに絶望してしまう。

ネットでおおっぴらに個人売春の様子を発信したり簡単に見られるって相当ヤバイと思う。

パパ活女子はよくお金を払わないと女の子相手にされないかわいそうなオジサンm9(^Д^)と言うけど、好きでもない男性ご飯を食べてお金を貰う人生の方がよっぽど惨めだと思う。

存在しているかは分からないけど、本当に一握りの賢く(笑)パパ活をやっている女性はかなり少ないように見える。

年収3億円を本気で信じて会いに行くって、正気か?

何の目的で、危険性が高い個人売春をするの?

本気で理解できない。

若い時間お金に換えないのはもったいないって言葉を真に受けてるんだろうか。

あ~~~~~

整形しなくても化粧でまともに見れる顔でよかった~

実家がそれなりでよかった~

物欲やばくなくてよかった~

見栄っ張りじゃなくてよかった~

きらきらインスタに騙されなくてよかった~

謙虚でよかった~

知らないおっさんからもらったハイブラのアクセとかバッグとか絶対持ちたくないよお

若さお金に換える賢い知能の持ち主じゃなくてよかった~頭悪くてよかった~

2021-02-18

anond:20210218210623

差別すんじゃねえよ!お前みたいなのは軽蔑する!っていう差別してる

anond:20210218144803

仮にネタだとしても、一般人感覚からしたら笑いではなく軽蔑対象なので、これが笑いになるならやはり男オタクの清潔に対する意識おかし

[]2021年2月17日水曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
008215608190.385.5
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02347948233.8109
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05174377257.595
06222721123.772
07589224159.039.5
0892909498.842.5
0916616823101.350
102521891875.147
111561509496.841.5
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2021-02-17

こちシングルマザーです

軽蔑されるのなんて慣れてるよ。

お前らこっちのこと何にも知らないのに、

シングルマザーっていう属性だけで石投げてくるの好きだもんな。

こちとら15年?16年?数えるのもめんどくせー。

とにかくそこそこ長く母子家庭の母やってきて、

今までに受けた礫やら何なら岩級のやつとか、

覚えとくのもダルいレベルから

ってか、そもそも女ってだけで社会では舐められに舐められまくるのに、

こっちは後ろに控える男いないのがバレてるから

そりゃやりたい放題言いたい放題されるよなー。

でも、まあ、もう慣れてる。そういうの全部慣れてる。

好きに言えばいい。

別によく知らない奴らから軽蔑されても、関係いから。

そんなのどうでもいい。

子を守れれば、別に私の尊厳なんてどうでもいい。

たださ、

シングルマザーのキツいとこってそんなことじゃないんだよね。

子に何かあった時に、共有できる相手がいないんだよ。

良いことならジジババに教えればいい。

泣いて喜ぶからな。私も親孝行した気分になれて嬉しいし。

でも、トラブル関係はそうも行かない。

年寄り精神負担掛けたくないし。

病気怪我イジメ、その他悩み事

ぜーんぶ1人で抱え込んで解決しなくちゃいけない。

病院で、保育園で、学校で、

「お母さんしかいないんだからあなたがしっかりしないと」

ってみんなが親切で言ってくれる。

分かってる。分かってるよ。

しっかり。そうだよな。しっかりしないとな。

子には私しかいないからな。

でもさ、たまーにしんどくなるんだよ。

シングルマザーになったのはお前の自己責任なんだからちゃんとやれ

って言いたいのはよく分かる。

子には何の罪もないんだから、片親の負担を背負わせるな

って言うのもよく分かる。

そうだよな。本当にその通りだよ。

でも、たまーにしんどくなることもあるんだよ。

流石にこっちもお母さんサイボーグではないからさ。

ただ、そんな時にちょっとだけ寄り掛かる相手がいないのが私たちシングルマザー宿命

嵐がきても、槍が降っても、

自分の2本の足で子の前に立ち続けなくちゃいけないのさ。

お前らが石投げてもいいと思ってる社会の最底辺人間にも、

こういった人並みの感情や悩みがあるんだよ。

分かってくれなくても、別にいいけどさ。

慣れてるし。

あと、最後に言っとくけど

少なくとも私は母子家庭関連の援助は貰ってないから。

母子家庭が全員、国から金貰ってると思うなよ。

anond:20210216171259

id:toshimasaki 弱者女性男性の性欲や支配欲を満たす存在として需要があるが逆はあまりないというだけの話。知的精神問題があっても体が元気ならセックスできるし子どもも産ませられる。言いなりにもさせやすい。反吐が出るが。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4698582318593596514/comment/toshimasaki

 

[だっからさああああああああああ いったい何回説明したら気が済むん??? ]

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210216171259

いちばんスター集めてトップになってるブコメがコレ。

 

世に多数いる「障害問題持ち女性と健常男性カップル夫婦男性は「性欲や支配欲を満たすために付き合ってる」となんの根拠もなく決めつけ侮蔑する偏見に満ちた、この酷すぎるブコメトップブコメ

 

これ書いたid:toshimasakiスター付けた連中、世に多数いる「障害問題持ち女性と健常男性カップル夫婦すべてをバカにして侮蔑してる自覚あるの?

直接侮蔑された男性だけでなく、「こんな素敵な彼くんが」とニコニコ顔の女性に「お前のパートナーはお前に対して愛でなく性欲と支配欲で付き合ってんだぞ。お前の頭がアレでも体はセックスできるし孕めるし、頭アレで寧ろ言いなりにさせやすいから付き合ってんだぞ。」と顔に泥ぬりたくってる自覚あるの?「障害問題持ち女性と健常男性カップル夫婦当事者がこれ読んだらどんな気分になるか想像した上で書いてスター付けてるの?

 

本気でそう思ってるなら、障害問題持ち女性を男の性欲・支配から守るために、障害問題持ち女性に対し「あなたと付き合おうという男なんて、みんなあなたの体目当てで、セックスして孕ませて言いなりにするために近寄って来てるんだよ!みんな拒絶して!」と堂々と社会運動として呼びかけてみろよ。できないだろ。

それは「あんたらみたいな女にまともな男が近づいてくるはずがない」という偏見のものもの

そういう偏見自分にあること自覚してる?自覚してるだろうね。匿名でないとこんなブコメ書いて支持できないもんね。

だとしたら非人間だよお前ら。人間のクズ

  

それとも、「女性は恵まれてる存在であってはならず、常に搾取され虐げられる哀れな存在でないといけないんだ」というジェンダーバイアスで反射的にブコメ書いてスター付けちゃったのカナ?

まあそのほうがフェミニスト的には都合いいよね。弱者被害者ポジションは最強で、常に他者一方的要求をつきつけて、何の義務も負わず責任もとらなくていいもんね。楽だよね。心地いいよね。「守りたい、このポジション」とつい口が滑って本音が出ちゃうのも仕方ないよね。

女性性が優位な「弱者被害者ポジションを維持するためなら、当事者侮蔑することに何ら躊躇しない、それがはてフェミなんだね。

軽蔑するよ。

 

greenT トップコメ、鬱をケアする彼くんの漫画を見るたびにこいつは性欲や支配欲で女を手に入れたんだなって想像しながら読んでるのか。歪みがすげえな

これな。

 

2/17 16:30時点でこの侮蔑ブコメスター付けてる歪みがすげえ連中、スター消す前に保全しとく。

damonon

damononさん がスターを付けました。

skgctom

skgctomさんスターを付けました。

nicoyou

nicoyouさんスターを付けました。

Cottonton

Cottontonさん がスターを付けました。

tswi

tswiさん がスターを付けました。

baronhorse

baronhorseさん がスターを付けました。

wanimiho

wanimihoさん がスターを付けました。

binbocchama

binbocchamaさん がスターを付けました。

kralica

kralicaさん がスターを付けました。

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