科学に興味がある人間で、高等教育の機会に恵まれ、学生時代は物理や数学が得意で鳴らしてきたが、
生活の糧としてサイエンスの現場に携わっているわけではない。というタイプがいる。一言で言えばアマチュアの科学好きだ
こうしたタイプの中には、自身の数理的な能力が高いことがプライドの源泉になっていて、
数理的な能力が低いタイプ、科学知識の理解が浅いタイプに対する軽蔑を抱いてしまう人間がちらほらいるが、
所詮、専門家でもない人間が、いかに自分が最先端の科学に精通しているかを誇ったところで虚しいものだ
一人で本を読んだり勉強してみたり自己満足で終わってるなら結構なことであるが、
中には文章を書いたり人に喋ったりして、自分の知能の高さを誇示したがる人もいるが、だいたい話がつまらない
知識のひけらかし欲求は理解できるが、それならそれで他人が面白く興味を持ってもらえるように話せばいいのだが、
この面白さが伝わらないのは相手が頭悪くて話を理解できないから!で思考停止するようだ
オタク系の男子に多い印象だが、この手の人間の話がつまらなくなる原因は、その人自身が出てこないからである
科学理論の誰が語ろうと真実は真実。という性質に惹かれるゆえだろうか、話に個性がないのだ
それって高等な教育を受ければ誰が書いても話しても同じだよね?という話にしかならない
しかし、学会の発表でもなければ、普通の人が面白がるためには、科学的な正確さよりも、まずその人自身の個性が出てこないといけない
なんでお前はそういう分野に興味を惹かれて、何を面白がっているのか?という個人的な物語が必要なのだ
専門家でもないのについつい専門知識をひけらかしたくなっちゃう人間は、もっと普通の人が興味を持てるような話をすることを心がけて欲しい
論理的な思考が一般的な生活で役立つシーンって、仕事の課題解決とかなんだと思う。 よくある「ミーシーであるか?」とか「一貫性のある論理展開となっているか?」といった話で、...