「根深」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 根深とは

2024-01-14

anond:20240113205718

離婚するのは自由として、その前に自身根深コンプレックスと向き合って克服した方がいいのではないかと思いました。言うは易く行うは難しでそう簡単に克服できることではないと思いますが、他人事ながら少し心配です。

誰かを傷つける情報、注意する?スルーする

いまのネットが抱える根深問題だと思う。

こういう書き込み自体被災者の心をえぐって傷つけていると思う。…

そう思うなら、なぜスルーしないのか。


たいていのSNSではコメントするのは注目度を上げるので、目に留まる確率を上げてしまう。

でも指摘しなければ相手は気付かないというジレンマ

みんなは、どう対処してますか?

anond:20240114092730

2024-01-12

インターネッツが安定することの幸せ

半年前ぐらいに一軒家に引っ越ししたのだが、なんかネット接続不安定でずっとストレスがあった

から有線直でPCに繋げてても切れたりつながったりを繰り返す

ずっと原因がわからなかったけど

引っ越しと同時に買い換えたPCイーサネットアダプター(コントローラー?)に設計上の根深バグがあるらしい

IntelのI225-Vってやつ

根本的な解決はできないらしいが、設定を変えることでエラーの頻度を大きく減らすことができるらしい

設定変えてから日経つけど、今のところ切れてない

インターネットが安定するって幸せだなぁ

2024-01-10

歌舞伎町ホストの売掛自粛が始まるらしく、ホス狂いの友人が人生の張り合いなくなっちゃうよ~!ってすごい悲しそうにしてて、この機会に人生を考え直せよ……と思いつつも彼女人生を支えてあげられるような余裕が私にあるわけもなく、寂しいねとだけ伝えてしまった。

今回の売掛自粛大手13グループ200店舗が参加し、入金率(現金払い率)を1月7割、1月8割、3月9割、4月からは全額現金払いを目指すという内容。歌舞伎町大手と呼ばれるグループは18グループあり、またグループに加盟しない単独店舗も少なくない。

特に単独店舗反社や反グレががっつり噛んでる店も少なくない。私の友人のように「売掛できちゃったから、担当のために今月もお仕事頑張るぞい!」みたいなタイプのホス狂いが”ある程度の”クリーンさが担保されている大手から単独店舗流れるようなことがないように祈るばかり。

彼女らを見てて思うのは一部のホス狂いにとって売掛って「後」じゃなくて「先」なんだよね。「頑張って働くために、売掛を作ってる」まである人生においてがむしゃらに働く意味がない。っていうか、生きてる意味がよく分からない。そこに意味を与えてくれるのがホストだと。狂ってるよ~と思うけど、本人らは止めらんないんだろうな。

もちろん中には「売掛してまで貢ぎたくないのに、担当に嫌われたくなくて売掛しちゃって苦しんでる」ような子もいっぱいいて、見ていて本当に痛々しいんだけど。

ホストクラブ潰したところで彼女らが苦しみから解放されるわけじゃなくて、じゃあ次はメン地下行くとか、次の自分を頼って(搾取して)くれる人間のところに流れていくんだろうなってわかる分、この問題は本当に根深い。

2024-01-05

続き『私が受けてきた虐待とその影響。家族環境。そして私の将来について。』

https://anond.hatelabo.jp/20240104033740

これの続き

弟も私も共通しているのは「父は思い通りにいかないとキレる」、「父は自分の怒りをコントロールできない」と感じていることだ。

これまでも家族旅行で乗りたかった電車を乗り過ごしただけで激怒したり、仕事イライラしたことがあると、それを火種に怒りを感じたり思い通りにいかないことがあるとブチギレてきたからだ。

一方で、弟は私と違って、「とにかく父と距離をとっている」といっていた。

これには確かにと思い、それまでその事実に気づけていなかったことに対して驚いた。

かに、私の誕生日は父母私の3人でご飯に行くが、弟はついて来ない。

他にも出かける時に弟はほとんどついて来ない。ついて来たのは遠方の祖母に日帰りで会いに行く時だけだった。

私はよくも悪くも幼い頃から父と接することが多かった。だからこそ、肩入れされて、虐待に遭いやすくなっていたのではないかと考えた。

かに、そう考えると、なおさら「金を出してるのは誰だと思っているんだ」と言われることも納得する。

一緒にご飯に行けば行くほど子供への愛着が強くなって、余計父自身が思い描くような人生を送ってほしいと感じ、私がそれに叶わない選択や結果を生むと、言葉暴力を使って怒ってくるのだ、と気づいた。

この文章を書いている時も、いろいろと頭が整理されている。

~~最後

私がこれまで父のことを相談したのは4人だけで、学校先生2人と友達2人だ。

といっても具体的に話したのは先生2人(とたぶん友達1人)。

ほとんどの同級生友達先生たちはこのことを知らないと思う。

しかしたら先生たちは共有しているかもしれないけど、様子を見るにそんなことはなさそう。

小さい頃から虐待学校にバレたら学校を辞めなきゃいけなくなる、という一種強迫観念に迫られて、とにかく人に言わないように、隠し通すようにして来た。

一方で、小さい頃から興味のあることがあった私は、その学校を辞めて公立学校に転校して、もっと伸び伸びと、本当にやりたいことに取り組みたい、とも考えていた。

しかし、この2つの思考は、決して交わることがなかったと最近になって気づいた。

正直、父の虐待学校児相に連絡して、学校も転校すれば、父から離れ、私自身も早くからやりたいことに取り組めたのではと最近にになって気づいた。

学校から配られた虐待ホットライン電話してみたけど、結局身元がバレるのが怖くて、「どうしたの?」と聞いてくれたおばさまの声だけ聞いて、何も答えずに切ってしまたことを思い出した。

イタズラ電話だと思われただろう。あの時、勇気を出して相談してみたら少しでも今が変わっていたかもしれない。。。

でもそんな「ああだったらな」と思う人生が必ずしもうまくいっていたとも限らない。

から、私は、「過去は変えられなくとも、未来自分で選べる」をモットーにしている。

よくSNSで回ってくる黒と緑のマインドマップみたいな図がある。

過去に、「LIFE PATHS CLOSED TO YOU=閉ざされた人生選択肢」が無数にあるが、それと同じように、「LIFE PATHS OPEN TO YOU=開かれている人生選択肢」が未来に無数にある、ことを表している図だ。

この図を見た時、私はいろんなことを父のせいだけにして来たかもしれないけれど、これから人生自分で切り開いて、自分で決めていこう、と思った。

図を作った人と、それを拡散した人たちへ、ありがとう

このブログを買いたのは、小さい頃から虐待はよくないことだと思っていた一方で解決方法がわからなかったが、大学生になってから、受けてきた虐待の影響が根深いと感じることが多く、記録しておくことで、少しでも自分の心を整理したいと思ったからだ。

匿名とはいえネットにこんな赤裸々な内容を残したこと不安も残る。

ネットではなくノートなどの紙媒体に書いておけばいいじゃないかと思うかもしれない。私もそう思った。

でも、毎年虐待を受けていると認定される子供の数は増えている。これは虐待存在自体が広まったからとも言われている。つまり、広まる前から虐待を受けている子どもは今と同じように大勢いたのだ。

私自身のこれまでの経験は決して、誰も経験してはいけない戦争のようなものだと思うし、この世から無くなってほしいと思う。

いろいろな無惨な事件が起きたことで虐待存在が広まっているのだろうが、私のように生き延びている人の声を通して、少しでも虐待実態を伝えて、同じような経験をする子供たちが1人でも減ってほしいと思い、今回このような形で残すことにした。

また、同じように虐待を受けて育って来た人が、少しでも同じような経験をしたかもしれない私のブログを通して、なにか生きる希望とか、共感とか、心の安定とか、そういったものを得られたらいいなと思ている。

最後に改めて。

過去は変えられなくとも、未来自分で選べる」

長々とした文章最後までお読みくださりありがとうございました。

2024-01-04

『私が受けてきた虐待とその影響。家族環境。そして私の将来について。』

私は20代女、大学生

これまでずっとどこかに書き残しておこうと思いつつ、なにかと手が進まなくて書き残せなかったことを、今回こそ残しておこうと思う。

~~テーマ

『私が受けてきた虐待とその影響。家族環境。そして私の将来について。』

私は父親から身体虐待心理的虐待を受けてきた。物心ついた時からだ。

今は身体虐待ほとんどないが、心理的虐待は続いている。

一番古い記憶幼稚園生の頃に、深夜3、4時に突然起こされ、母、弟と並んでリビング正座して、ひたすら「ごめんなさい」と土下座して謝ったことだ。

詳しい理由はわからなかったが、両親の喧嘩に巻き込まれて起こされたんだなと思ったことははっきりと覚えている。

その時にすでに、「お父さんをこれ以上怒らせないようにしなきゃ」と必死だったから、それ以前からから虐待はあったと考えられる。

すでにこのエピソードを書いただけで泣きそうだし、なくのを堪えようとして喉が痛い。でも書き残したい。

~~虐待の具体的な内容

「バカ」「アホ」「マヌケ」と鬼の形相で怒鳴られる(必ずついてくる基本セット。もはや戦隊ヒーローの名乗り的な。)

幼稚園の親子参観で父親が私に恥をかかされた(と思った)ので、帰宅後に殴られたり怒鳴られたりした。

幼稚園に登園中、(当時すでに嫌いな)父と手を繋ぎたくなさすぎて、幼稚園前の泥道を走った結果、転んで制服を大々的に汚す。このことに父が怒り、その日は仕事に行かず、帰宅後に父にめちゃくちゃ怒鳴られる。

・顔や腕、足を殴られる(父は極真空手経験者)

・顔を叩かれる(父は極真空手経験者)

お腹や足を蹴られる(父は極真以下略

・買ってもらったコートをすぐに見せなかったのでマグカップで殴られる(すぐに見せれば良かったな〜)

ゴルフクラブ背中を殴られる(直前に布団を被ったのでセーフ)

ゲーム機破壊して見せしめのようにリビングに置かれる(「「見せしめ」」)

ノートPCで頭を殴られそうになり、腕で頭を守った結果、PCで腕を殴られる(守ってなかったらどうなってたんだろう)

数学問題理解できず罵倒されたり殴られたり

・「◯ね」、「とび◯りろ」と罵倒される

・何かと「金を出してるのは誰だと思っているんだ」と言われる。(中学までは公立無料で入れるのに、なぜ早くから私立に入れたの?と思ってやみません)

コロナ禍の時に学校に行けないので家にいなければならず、余計父と顔を合わせるタイミングが多くて衝突することが増えた

大学受験に失敗し、「低学歴」と罵られる。(大学生になってから心理的虐待メインで、ほぼこれ。)

・私が洗濯物を干し忘れたので、鬼の形相で罵倒

他にもたくさんあると思うが、忘れてることも多い。なにかをきっかけに思い出すこともあるが、たぶん脳が忘れようとしているのだろう。

すでに書くのが辛い。でも、今まで辛くて書くのをやめてきたから、今回は最後まで書き切りたい。

~~身体虐待の影響

学校が終わるのが怖い、家に帰るのが怖い、金曜日が終わるのが怖い。

・父が帰ってくる時間が近づくたびに怖くなる

・いつ死んでしまうのか不安

・いつか刃物で刺されて殺されるんじゃないかと、頭のどこかで常に考える

・頭に3-5cmの傷ができて血が止まらない。のちに跡が残る(髪で隠れてるのでセーフ。尼さんじゃなくて良かった。)

・10cm以上の傷あとが残る

・足を捻挫し、小学校階段が昇れなくなったのでエレベーターを使わせてもらう(学校先生には病院に行きなさいと何度も言われた)

・その他、傷、あざ、捻挫、などなど

なぜ病院に行かなかったのかと思う人も多うが、その理由は後述。

~~心理的虐待の影響

・どんなに人前でポジティブに振る舞っていても、心の奥底では強い自己否定をする

・家に帰るのが怖い、金曜日が終わるのが怖い

DVを扱っている映画ドラマ問答無用にボロ泣きするので見れない

・なぜか大学受験を控える高3の時、学校の授業中や塾の自習室でそれまで受けてきた虐待のことを思い出し、泣いてまともに勉強ができない。友達に(受験に対して不安だと思われて)慰められる。(大学受験の失敗は私の勉強不足もあったから、そのせいにはしたくないけど。)

大学で取った授業のテーマDV家庭内暴力)で、毎回紹介される具体的な例を聞いて大号泣する。(オンライン授業というだけでテーマも調べずに取ってしまいました。恥ず。)

・やっぱり自己肯定感がめちゃくちゃ低い

割と内容がハードめだと思っているので()おちゃらけコメントとか入れてみたので、読みやすかったかもしれません(?)

このままもう少しお付き合いください。

~~虐待の影響(その他)

男性が怖い

・どんなに優しい人でも裏の本性はやばいのではないかと思い、信頼するのに時間がかかる。

男性が怖いので、疑り深くなり、彼氏ができたことが一度もない。(まあ今時そういう子が少なくないのは救いですが)

・将来結婚して子供を持てても、私が子供虐待をしてしまうのではないかと思い、将来の選択肢結婚を入れにくくなる。

・でも、親は選べない分、自分で選んだ家族は持ちたいか結婚はしたいし、子供に恵まれたら子育てもしたい。(超ジレンマ

~~病院に行かなかった理由

特に中学生までは医療費がタダだったので、病院なんて保険証を持っていけば一人でも行けたかもしれない。

でも、まず母が病院に行こうと(たぶん一度も)言ってくれなかった。

母は父の暴力をあまり止めることができていなかったし、怪我をしても病院に行こうと言ってくれることは(たぶん一度も)なかった。

正直、これに対してすごく怒りがある。

それは、傷跡が残ったからだ。

から出血して血が1時間たても止まらなかった時や、10cm以上も傷ができる怪我した時ですら、母から病院に自ら連れて行ってくれなかった。

病院なんて近所にいくらでもあるのに。

1ヶ月後くらいに、私がようやく母に病院に行きたいと言い出せて皮膚科に行ったが、おじさんの皮膚科から「なぜすぐに来なかったんだ」「一生傷跡は残る」と言われた。

すごく悔しかった。泣きそうだった。

だってすぐにでも病院にいって手当してもらいたかった。でも、理由をどう説明すれば良いかからなかった。

「父から殴られた」なんて言ったら児童相談所通報されると思った。児相に連絡が入ったら、親が仕事をなくすかもしれない。

そしたらまた「金を出してるのは誰だと思ってるんだ」的なことを言われるかもしれない。

「お前が黙ってれば良かったのに」と言われるかもしれない。

そんなことを想像してぐるぐる考えていたら、1ヶ月が経っていた。

結局、適当理由を思いついて皮膚科医のおじさんに説明した。

傷跡は今でも残ってる。

最近その傷跡を消したいと思い傷跡レーザー的な治療見積もりに行った。20万以上すると言われた。

それでも傷跡は完全に綺麗には戻らない。

悔しい。

~~母について

ただ、母は専業主婦で、仮に児相相談したりして別居になったり、離婚でもすることになったら私と弟を引き取ることになり、2児のシングルマザーになってしまう。

一度だけ、母に「なぜ離婚しなかったのか」と聞いたが、「離婚してほしいと思ってたんだ」と返された。たぶん心理学のバックトラッキングとかオウム返し的なことをして共感表現したつもりなんだろうけど、私には共感や同情どころか、離婚なんて選択肢があったんだという驚きに感じられた。

事実かどうかはおいておいて、離婚絶対に嫌だったのだろうと思う。

それは幼稚園小学校低学年の時に、母は「玉の輿に乗った」のだと気づいたからだ。

父はそれなりに社会的地位が高くて収入の高い職業に就ているし、将来も有望だ。(実際、結婚して20年以上経った今でも高収入

しかもお互いに海外旅行好きとあれば、(出会った時は想定外だったであろう)DVにさえ耐えれば、毎年海外旅行に行けるし、ブランド物のバッグや服やジュエリーが手に入れられるし、一生安定した生活が望める。

そんな人生を捨ててまで一人で子供2人を育てながら再び働くなんて考えにくかっただろう。

~~私の将来について

ただ、物心ついた頃から虐待を受ける経験をしてきた私は、もし母の立場なら即刻子供を連れて離婚する。

子供金銭的に不自由で肩身の狭い思いをさせることにはなるかもしれないが、少なくともこれ以上父親から虐待を受けさせずに済む。

やっぱり、虐待子供に与える精神的な影響は根深くて、一生レベルで続くと感じているからだ。

これは、まだ彼氏すらできたことのない私だから言える理想論かもしれない。

でも、真面目に結婚できるか相手基準は「良い"パパ"になりそうだと思える人」、つまり子供虐待をせず、子供愛情を注げそうと思える人だ。

それを見定める基準は今のところ

店員さんやタクシー運転手さんへの態度

イラッとした時の対処

普段の考え方がポジティブ

・その人自身意見の伝え方

かなと思っている。

本当に信頼できる、安心できる相手が見つからなければ、結婚しなくていい。

私が結婚する時は、世界中に自慢できるくらい素敵な人と縁があった時だと思う。

~~もし児相相談していたらどうなっていたのか(想像

先ほど「「お前が黙ってれば良かったのに」と言われるかもしれない。」と考えたと記したが、実際に公的な人や機関相談していたら、どうなっていたか想像してみる。

児相保護される

②父は警察に取り調べを受ける(傷害罪的な?)

仕事は失わないかもしれないが、どこからか噂が流れて仕事は減っていたかもしれない(噂はどこからともなく広がるのがこの世の不思議なとこ)

保護されて金銭的にはそれまでよりは恵まれない環境に身を置くかもしれないが、それ以上父から虐待を受けることは無くなったかもしれない。

要するに、金銭的には裕福ではなくなっているかも知れないが、身体的・心理的にはそれ以上悪影響を受けずに済んでいたかも知れない。

~~将来の私が虐待をしないようにするためにやってきたこ
~~読書

物心いたこから人と比べて怒りやすいところがあると思っていた。また、大学受験の時に結構自己肯定感が低いなと気づいた。そしてどちらもその原因に父の虐待は大きく影響していると思っていた。

なので、特に大学に入ってからアンガーマネジメントの本や自己肯定感の本など、いわゆる自己啓発系の本を読むようになった。

もう定番の本から図書館の貸し出し回数が少なさそうなものまで、くまなく読んだ。

その中で、次第に、少しずつではあるが、アンガーマネジメントができるようになってきたり、自己肯定感を上げられるようになってきている。

まだ、将来に対して大袈裟なくらいの不安を抱いたり、自分可能性を信じられなかったり、人に頼るのが苦手なところがあるが、毎年少しずつ精神的な成長を感じる瞬間がある。

ただ、こういう精神的なものは一生かけて育てるものだと思うので、定期的に読書勉強を続けていく。

~~教育バイト

特に小学生対象にしている中学受験塾や家庭教師バイトをした。

これは、私が特に小・中学生の頃に父親から勉強を教わるたびに暴力罵倒を受けてきていたので、そうではなく理性的に、子供が納得するような指導方法を身につけたいと思ったからだ。

私は少し算数数学が苦手で、問題の解き方がわからないと、それだけで罵倒暴力を振るわれてきた。

勉強がわからないだけで虐待されるなんておかしいと思いつつ、将来私が子供を育てることになった時、子供が「(私にとって)簡単なことすらできない」と感じた時に、父と同じように怒りに任せて罵倒したり手を出したりしてしまうのではないかと恐れていた。

そこで、子供気持ちがまだわかる大学生のうちに、教育に携わることで少しでも正しい教育の仕方を知っておきたいと思った。

バイトの中で1番に気を配ったのは、言葉の選び方だ。特に小学生男子はいたずらをしたり、全然勉強しなかったりする子が多い。そんな子に対しても、怒るのではなく、「周りの子勉強を頑張っているから、それを妨げるようなことはしてはいけないよ。私と一緒に問題解いてみる?」など、その子のしていることが良くないことだと伝えつつつ、本人の勉強サポートする意思があることを提示するような声掛けをした。また、問題が解けなかったとしても、必ず褒めるポイントを見つけている。「ここまでの計算は合ってたからあと少しで正解するよ」とか伝えたり、「難しいと思っても頑張って解こうと考えてたのが良かったよ」と伝える。そして。結果よりも過程を褒めるようにしている。

とにかく、父のようにできないことを怒るのではなく、少しでもできたことを褒める方針をとっている。

教育系のバイト経験することで、少しでも私の伝え方や教育の仕方を上げることができたらと思っていたが、我ながらその成果は得られていると思う。

でも、いざ自分の子供を育てることになったらどうなるかはわからいから、怖い。

~~影響を受けた2つの動画

私は大学生になってから、私がこれまで受けてきた虐待にしっかり向き合おうと思い、色々と本を読むことに加え、関連する動画を見るようになった。

やっぱり、見るたびに大号泣するし(普段はそんなに泣けるタイプじゃないに)、過去を思い出して辛くなるし、悔しさや怒りが込み上げてくる。

それでも、私はこれから人生を少しでも明るくするために、過去に向き合って原因を見つけたり、思考の癖を見つけて改善したいと思っている。

その中で、特に影響を受けた動画が2つある。

~~『ねほりんぱほりん』「わが子を虐待した人」 | Eテレ

https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2019103761SA000/

この回は、加害者である父親が、虐待を振るう心境や、本人の養育環境を語っている。

簡単にいうと、虐待を振るっている時、理性は存在しないらしいし、虐待をすることは「教育」であり「正しいこと」だと信じてやまないらしい。

この父親は、妻から児相通報されたことで、子どもから離された。

そして、虐待加害者が集まる「更生プログラム」に参加しているという。

加害者側の心境を知る機会など多くないと思うので、この番組はすごく参考になった。

有料だが、こんな内容の番組他にないと思うので良ければ見てほしい。

私の父も同じ心境だとは断言できないが、普段生活の時と虐待をしてくる時との豹変ぶりから判断するに、自分が悪いことをしているとは思っておらず、むしろ教育にあたっって正しいことをしていると思っているかもしれないと思うし、理性でもって父親自身の行動止めるなんてこともできないだろうと考えた。

私は父親に、そのが集まる「更生プログラム」して、少しでも自分の行動と言動反省してほしいと思うが、簡単に言い出せない。

~~[ハートネットTV] 「子どもと向き合うのが苦しい」虐待の“後遺症”に苦しむ | NHK

https://www.youtube.com/watch?v=zSCNXWIQ0Js

から虐待を受けていた女性のことが取り上げられている。

6分ほどで誰でも見れるので、ぜひ見てほしい。

この動画で1番印象的なのは女性には子供が2人いるが、虐待したことがないことだ。

女性の長女が「よく自分暴力を振るわなかったな」、「よく自分を止めた」、「私に愛情を注いでくれた」と言っているのをみるたびに、必ず号泣する。

私はずっと、「将来の自分の子供に暴力を振るってしまいそう」と考えていたし、虐待を受けて育った人は、虐待以外の教育方法を知らないのではと思っていたからだ。

でも虐待を受けて育ったとしても、子供にその経験をさせない人がいた、と知れたことで、自分未来に少し希望が持てた。

また、女性自分で色々な本を読んだりして自分感情との向き合い方を探っていて、そこも参考になった。

~~父に対して思うこと

物心ついた頃から虐待されてきたので、正直殺したいと思ったことは山ほどあった。

その気持ちは、怒りよりも不安からくるものが大きかった。

キッチンにある包丁を見て、親が寝てる時にこれで殺したら、もう虐待されずに済むのかな、刺すならどの位置が確実なのかな、なんてサイコパスみたいなことはまあまあ考えた。

そんなことを考えるくらい、命の危険を感じることが身体的にも精神的にも多かったと思う。(ゴルフクラブとか、、)

でも、ニュースとか小説とかで少年法を知って、14歳から少年法適用されて、人を殺したら少年院に入れられると知った。

警察にお世話になるのは時間人生全体の無駄になるので、14歳誕生日前日夜に、「絶対に父を(もちろんその他の人も)殺すことを考えるのは辞めよう」と決めた。それからは一度も父を殺したいとは思っていないし考えてもいない。

ただ、なるべく早めに死んでほしいとは正直今でも思う。

父さえいなければ、と思うことが数えきれないほどあるし、これからもそうだと思う。

一度父が大きな病気をしたが、看病になんて1ミリも行きたくなかった。父は物凄く来て欲しがってたらしいが、私は、子供が看病に来ないことに気を病んで寿命が縮まらいかなとか考えてた。(サイコパス?)

でも、父が一定期間家にいなかったあの時期ほど、安心して家にいられた日はない。あと、父と母の海外旅行中。

父の年齢で既に亡くなってる人だっているのになんで父みたいな人が生きているのだろうか。元日石川地震も、翌日の海保機の事故も、父より若い人も亡くなってる。

神様不公平だ。

遺産なんて私は1円もいらないので、私たち子供が母に仕送りなどしなくて済むようなお金を残して死んでほしいとか考える。

考えるだけなら罪ではない。

~~弟について

弟も虐待被害者だが、これは私が書いているブログなので、弟が受けた虐待については書かない。

弟とは、小学生までは喧嘩が絶えない間柄だったが、今ではお互い成長して、喧嘩ほとんどしなくなった。

しろ、私が父から虐待され始めると止めに入ってくれたり、後で父に対して客観的な態度で「あの発言が良くない」など言ってくれるようになった。結構それに心が救われている。ありがとう。(このブログ知らないけど)

そんな良い感じの関係になってきたので、弟と、父の虐待について話すことが増えてきた。

続きはこち

https://anond.hatelabo.jp/20240105203944

2023-12-26

anond:20231224205347

自分は「宗教は『まだ必要である」という立場をとる。

非常に長文なので誰も読まないかもしれないが、読んでいただければ幸い。

日本人宗教観について

日本人宗教批判は主にオウム神理教創価学会あたりから根深くなったと自分は思っている。とにもかくにも「宗教やばい」となり、それが「宗教的なものやばい」となっているのではないか。たしか新興宗教団体はやばかった。最近でも、自民党から膿となって出てきた旧統一教会問題がある。

日本人全体で、なんとなく「宗教やばい」というゆるやかな共通認識があると思う。

そこから宗教について熱心に語る者は、なんとなく、やばい」とされていると思う。ごく少数の人間けが宗教について深く調べる。多くは、ミイラ取りがミイラになることを恐れているとか、宗教的な人間とみなされることを怖がっていたり、単に無関心な可能性もある。

ほとんどの人は、まずその「ヤバい」「うさんくさい」「拝金主義」という外から見える性質嫌悪感を感じているはずだ。実際に、古来から権力権威金銭などと結びつきが強いように思う。多くの人々に害を為すものは、それが宗教だろうがなんであろうが、どういう形をとっていようと敵対される。宗教に対するネガティブ意見は、おおよそこの表面に出てきた宗教ネガティブな部分についてのものが多いと思われる。

また「人型の何か偉そうにした超常の力を持ったジジイ」を幻視して「そんなやつがこの世界作ったわけないだろ」と直感的に思うのではないか

アイドル文化について

宗教的なものやばいの1つの例でいえば、ガチドルオタキモいというものがある。キモいというのは比喩的表現で、ドルオタクラスタの方には申し訳ない表現だが、周りから理解不能なのであるアイドルという神を信仰することで「生きがい」となして自分人生を全うしていく。しかしひとたびその信仰の前提が破壊されれば、一瞬にして生きがいを喪失する。

アイドル推し活は「きわめて宗教的だ」と半ば冗談めいて表現されることが多いが、比喩でなくそのまま宗教といっても過言ではない。仮に江戸時代に今のアイドル状態を維持可能状態で放り込めることができるとすれば、瞬く間に江戸幕府を牛耳ることができるだろう。実際BTS外交などと言われるほどアイドルは脅威的な潜在能力を持っている。一向宗など目ではない。江戸の民たちはアイドル存在を知覚することで、それに畏怖し、夢を見ることができ、人生に生きる意味見出しやすくなることだろう。本居宣長も、古事記伝にて「それはさておいても◯◯ちゃんのかわゆしこと尊し」などと書くかもしれない。知らんけど。

宗教のはじまりについて

宗教のはじまりアニミズムだという。何か神聖視せざるを得ないもの発見しそれに畏怖し感動することで、その圧倒的な偉大さを見て、人はそれを「神」と名付けたようだ。

日本では現状「科学信仰」と「常識信仰」が主流であると思う(これは自分主観による)。「科学的な権威ありさえすれば信用する」だとか「よく知れ渡っているから信用する」といったものだ。「長いものには巻かれろ」という日和見主義的な発想がそこにあるように見える。

そもそも「信じる」とは「実際に本当にあるかどうかわからないが『ある』と信じる」ことにある。

自分には本当にあるかどうかよくわからないものを『本当にある』と思い込むことを信じるという。そういう行為には、根拠など無いのではないか。少し古いが「アイドルはうんちしない」などがそうだ。

宗教果たしてきた役割について

宗教必要かどうかは置いておいて、その発生過程宗教果たしてきた役割は、歴史学習すれば誰でもその関連性には嫌でも気付くだろう(重要性は別かもしれないが)。人は「たか宗教とき」で人を殺し合い、憎み恨み、人生を捧げたり、幸せになったり、正しく生きようと努力したり、救われてきた。さまざまな血を流してきたのであった。これは事実である現在の今の自分にとって宗教全然必要でないと感じていたとしても、その自分存在する羽目になった基盤に宗教がある。一体全体どうしてこんなもの人類の中で大きな役目を持つようになったのか。

真に必要でないのであれば、なぜこの世から抹消できないのか。たとえばガラケーは抹消されつつある。必要でなくなったからだ。しか宗教はどうか。消せども消せども名を変えて復活しているように思う。

科学であると自負する人であっても、古来から続く伝統的な宗教っぽいものをなんとなく忌避していて、その拝金主義的傾向や宗教政治的利用による人間支配を見て、なんとなく嫌悪しているのではないか

宗教は実際に無くせるか

また「宗教必要かどうか」を論じるとき、「実際になくせるかどうか」のその現実性について論じられることは少ない。宗教がなくなれば代わりのものが出てくるのみである。名を変えたそれが絶対視される。

実際にとりあえず「宗教必要ないもの」と考えて、この世から排除することにしてみよう。つまりそれは逆に言えば「信教の自由」の剥奪である仏教を信じてはならない、キリスト教を信じてはならないとされる。

ありとあらゆる宗教的なもの不要なので排除されなければならないとする。しかし、必要か、不要か。それは誰にとって必要なのか、誰にとって不要なのか。

宗教宗教でないものについて、どこで、誰が、どのように、なんの権限で線を引くのか。これはもしかすると権力闘争の始まりかもしれない。受容するか・弾圧するかのどちらかを、ある人間主観で決めることができるということほど恐ろしいものはない。異端審問のラベリング(【十分科学的でない】というラベル)を受けて生きなければいけない世の中は厳しいものになるだろう。反ワクチン派・反知性主義者が実際にそうした世の中を生きている。われわれから見れば彼らは狂っているが、彼らから見ればわれわれが狂っているのである

科学万能論についての批判

宗教科学はなんの根拠もなく二項対立されがちだが、これは一神教的な態度ではないだろうか。

まり科学的であればあるほど宗教的でなくなるはずだという根拠のない「思い込み」があるのかもしれない。

いったいなぜ、科学であることが正しいのだろうか。いったいなぜ、論理的であることが正しいのだろうか。これは唯物論的な立場である。いったんそういうことにしているという、あくまで仮説である。そのように考えるとうまくいっているだけなのではないか

そして、自分にとって宗教必要いからといって、他人にとっても同様に必要ないとは限らない。つまり全体としては「まだ必要」というのが答えになると思う。

科学万能論者の傾向とその批判

それから自分は、ロジカルシンキング科学最強説を強硬に主張してその他の考え方を排除しがちな陰キャはあまり好きではない(自分ロジカルシンキングのもの科学思考は好きだが、論理的であることが正しいことを信じることは論理的ではない、という前提があると思うからだ)。

彼らは科学論理というアカデミック権威おこぼれを欲しており、いわば虎の威を借る狐のように見える。そうした人間は、自分よりも科学的で自分よりも論理的人間宗教的なものを崇拝しているのを目の当たりにしたとき、考え方を転向するかもしれない。これを改宗(conversion)というのだろう。

Vimについて

Visual Studio Code等さまざまなIDEに組み込んでコマンド操作できるテキストエディタがある。これはVimと呼ばれ、世の中で広く親しまれている。入門はやや難しいが、Must-Haveでおすすめである。これは宗教以上に必要である

もちろんあなたVimを導入しないという選択をとることもできる。

おわりに

こう言うと自分は旧来の宗教観を引きずっているように思われるかもしれないが、一方で自分は古来から続いておりただの慣習となっていて合理的ではない規則を、ただ自分の強権を保とうとせんがために信じている老害もまた好きではない。彼らは自分の保身を考え、自らの世界観の安定させ、外に目を向けない人間である生臭坊主と言われる。

自分は、そうした既製品宗教や、新興宗教教祖というただの詐欺師をそのまま信じてしまう人は愚かだと思うが、そういうことも含めて現実でありなぜそういった事象がでてきてしまうのか、なぜ彼らはそれに縋りつくはめになったのかを単に否定することは科学的ではないと思う。それは現実を観察できていない。少なくとも彼らにとって、彼らを救ってくれるのは科学ではなかったということなのだろう。

宗教おもしろい。とりわけ理系哲学文学や詩や宗教やヒトや精神や心というものから縁遠かった者ほど、大人になってから初めて知ることで、そのおもしろさに気付きやすいかもしれない。

2023-12-24

まれていると気づいたら、そっと黙るしかない

黙るしかないと言いつつ、私がこの問題に対して黙らなかったことで失った大きなものを思い出して、反省を残すために書く。




大体X(Twitter)の世論では、実家の太さ細さというのは定期的に話題になる。しかし、これはあまりにもピンからキリまで幅広く、個人感覚寄与する。だからこそ、この話題では「十分恵まれているのに自分が裕福だと気づかないタイプ」が大抵槍玉に挙げられる。その無自覚でいること自体が、暴力的からだ。


そして私は自分が恵まれていると「気づき」、「無自覚でいることが今の世の中では暴力的なのだ」と思って寄り添う姿勢を見せたら、それこそがブルジョワ仕草だと痛感したという出来事があった。

自分が恵まれていると公言するのは、あまりいい美徳ではないだろう。そもそも家にお金あるかないか、人と話すこと自体上品かというとそうではない。


そして生まれ育った地域環境は、大いに自分金銭感覚に影響を与えるため、周りと感覚が似通っていればわざわざ話すことでもない。そうして恵まれている場合は中々気づかない。また、大いに時代の影響もある。かつては夜職は「影の職業」という感覚があったが、今では本当に生活のためにその選択をせざるを得ないという状況は、中々理解できないだろう。


そして個人的なお金持ちの感覚は、例えば松濤に家がある、インターナショナルスクールに通う、などが指標だった。しかし、このようにわかやす金持ちよりも、日常に出るお金の使い方で色濃く個人感覚は出てしまうのだなと大学に入ってから思った。



私は1000円くらいのランチは量にもよるが、安いと感じる。高いと感じ始めるのは1400円からで、1300円くらいまでならまあいいかと思う。

一方で違う友達は、2500円のランチ普通に誘ってくる。何十万もするバッグを普通に下げてニコニコ集合してくる。でもいい子だし、大好きな友達だ。これも彼女世界で、彼女感覚だ。でもその時点で私は世界が違うな、と感じた。彼女幸せそうに、何度でも海外に行っている。そこに嫌味はなくて、ただ単に「世界が違う」。



そしてまた違う友達は、数百円でも昼ごはんには高いという。500円でもダメしかった。そういう彼女から見れば私のお金の使い方は、あり得ないほど豪快なんだろうと思う。こちらがこのくらいかなと思って出した500円でも、彼女には受け入れられない。



親が学費を出してくれること。本が欲しくて言ったら別途それは必要お金だと出してくれること。外食に行ったら好きなものを食べなさいと言ってくれること。私の日常は、とても贅沢なんだとある時気づいた。これは日常ではないんだって




自分でもこれは使いすぎだと自分で買う。でもその感覚ですら甘やかされて育った様子が滲み出てしまって、自分に対する厳しさになっていない。うちの家庭の必要経費の感覚は、他では必要経費ではない。そんなギャップは友人間ではとても根深くて、日常的に出てしまう癖が酷く友人を傷つけてるなんて分からなかった。



某有名作家スタンスを見ると、自分の父を思い出す。似たような年代で、同じように無自覚ブルジョワだ。友達の前で一言寒い上着持ってくればよかった」と話した世間話が、「じゃあユニクロがあるから上着を買ってこい」と飛躍した話になる。本当に現代マリアントワネットみたいで一切の悪気なく放つ言葉が、根深社会的階層を示す。友人には苦笑いして言われた、「お金持ちだね」と。





流石に否定しまくって、厳しく父に伝えても、別の場面でこの父の子なんだと露呈する感覚がある。一生本当の意味で分からないんだと思う。分かろうとする努力をした、自覚的であれと思った。でもそんな態度でさえ、人に示しても無駄だし、どんなに金持ちではないと必死に弁明しても、言動からSNSから分かってしまうんだ。




この話題、きっとあなたも見てることでしょう。私は、金銭感覚について踏み入れるべきではない領域まで荒らして、傷つけました。私も傷ついた面もあったけど、弁明する立場ではない。

あなたと話したことで、私は恵まれていることに気づいても、ただその立場自覚して、ひっそりと黙るべきなのだと分かりました。20代のうちに気づけてよかった。あなたを傷つけてしまって、ごめんなさい。でも、これから先の人生で傷つける人を減らせたと思う。




もう話せない友人へ、本当にありがとう。そして、ごめんなさい。幸ある未来を望みます






追記:このような話題は友人と話すべきではないというのは最もですが、生活の中で出てくる金銭感覚のズレによって、例えばどんなご飯を食べるかなどによって、その人の感覚や家の背景が見えてくるというのが私の考え方です。そしてこれはデカ主語申し訳ないのですが、昔に比べて家のお金について結構開けっぴろげに言う傾向があると思います。でなければ実家の細さ、太さなんてSNS話題にはならないでしょうから

2023-12-19

anond:20231219192437

その原因として「見せしめにしなければ悪を無くせないのではないか?」という、限りない恐怖心があるんだと思う。

それもあるし、公正世界仮説信仰が根強いっていうのもある。

「悪→厳罰」という堅い公正性への信仰が、自らの社会的存在根拠になっている人が多いよね。

そういう人々にとって、見せしめという概念否定することは、自らの社会的存在否定することに繋がるのかもしれない。

見せしめ問題は、人類においてもっと根深問題かもしれない。

他人評価することに致命的に向いていない人種

主語デカい」にも通じるものがあるというか、物事の捉え方と発信の仕方の両方が粗い人が結構いて、入力適当で出力も適当から 

(4ないし9)×(5ないし7)=20ないし63

みたいな発言を平気でするんだよね。そういう解像度の低さにうんざりすることがある。

パートナーのいう「ぜんぜん〇〇してくれない」とか「△△ばっかり〇〇」という糾弾に怒りがわく。

少なくとも60%くらいのアドバンテージが向こうにある状態じゃないとその詰め方は成立しないだろうみたいな返しをしてさらケンカ根深くなることなどもある。

ダイエットしてる時、しっかり筋トレしてランニングもしてる日々にたまたま頂き物の饅頭を一つ食べた。横にいた母親が「せっかく運動したのにそんなの食べたら【何の意味もないじゃない】」と言われてしばらく口をきくのをやめたくなった事がある。

足し算引き算もできないのか?

タバコを吸っていたころ、すこし体に気を使うつもりで軽いタイプにしたうえで本数も減らして過ごしていたのだが健診の際に医師に「吸ってたら一緒だよ」と吐き捨てられたので舌打ちで返事した。だったらなんで問診票に吸うたばこの本数を書かせるんだ?10本と20本は同じか?

20万円貸して10しか帰らなくても文句垂れないのか?

こういうことを言うと「屁理屈」で片づけられるのはわかってる。

あいつらが言ってるのは「屁言葉」だ

2023-11-26

所詮サラリーマンにはインボイス制度導入の機微理解できなi

個人事業主インボイス制度導入について悲鳴上げてるのに対して、給与所得者らしき人達による「払うべき税金を払ってなかっただけ」「いままで懐に入れてたのがズルい」「とっとと納めればいいのに」的な、非常にクール(笑)コメントをあちこちで目にして、これが多くの給与所得者の感覚なんだろうな、彼らには個人事業主という働き方の本質がわかってないんだろうな、と思いました。

自分会社勤めで、売上や仕入の税込・税別処理は経理に丸投げしてるからインボイス制度導入が個人事業主業務をどれぐらい圧迫するかわからない」ということについては、まあ理解できなくもないんですよね。「これお願いしまーす」っつって伝票上げたり領収書出したりしてるだけなんだからインボイス制度導入で今までと何が変わるのか、バックオフィスでどういう負担増が発生してくるのか、実感がない。これはまあ致し方ないことだとは思いますよ(甘ちゃんだなとは思うけどね)。

それよりずっと根深問題は、クールコメントをしてる方々の「労働サービス価格決定の仕組み」に対する感度の低さ、鈍感さなんですね。

2023-11-21

ジャニーズ問題で(たぶん)共有されてないと思う前提

ジャニーズ問題根底にあって、あんまり共有されてないかもと個人的に思ってる前提として、ジャニーズ所属タレントクオリティとして優れている、ということがある。テレビに興味がない人、洋楽とか聞いてる人とか、主に男性ジャニーズの良さが理解できていない人が問題根深さを見誤っているのではないか

単に大手タレント事務所事件が起きてた、ということではなく、その事務所所属するタレントが軒並み高クオリティであったという事実問題を難しくしている。例えていうなら、会社セクハラ事件起こした取締役がたんなるお飾りなら追放すればいいだけだが、経営手腕が神がかりで社外からも人気があるような人間であると、彼を処罰するかどうかで迷ってくる人間も出てくる。山下達郎ジャニーズ擁護にまわってしまっているのもそうした背景があるのではと思う。

2023-11-20

anond:20231120225426

九州

根深男尊女卑感に引くわ

うちの田舎もなかなかにクソだけどそこまで酷くないな

2023-11-15

下手くそからからせたがる

当事者でもないのに、とある人に粘着し続ける人がいる。

厳密にはがっつりある一件のみ当事者ではある。

確か、私が検索結果画面でその人を見つけた時、その人はそれと別の一件を含めた二件に関して、相手不実さを暴いて認めさせたいようだった。

もう一件の方はほぼ無関係な所を、自ら首を突っ込みまくって、当事者の枠の中に無理やり自分を捻り込ませた、といった感じだった。

やばい人がおる、とこの時点で大分うずうずしつつも、一向に結果はこうだった! と言う話に進展せず、なんとなく足は遠のいていった。

それから一年ぐらい経って、とある記事を見かけその人を思い出した私は、ふと気になって、その人のアカウントを見に行った。

なんでそんな名前にしたの!!と思うようなアカウント名だったので、直ぐに見つかった。

そもそも見つかった時点で見に行くべきではないと自制出来なかったところがもう良くなかった。

一年も経てば燃料のようなものも無くなり、すっかり呟きも無くなっているだろうな、と思っていた。全くそんな事は無く、寧ろそれなりの頻度で呟きは続いていた。嘘だろ。

しかも認めさせたい項目が3倍程に膨らんでいた。嘘だろ。

でも嘘だろなんて思いつつ、だよねと納得しながらうずうずする自分もいた。

増えていたものは全て、その人のこれまでやこれから人生を一切傷付けるものではなかったし、法で殴れる資格を有せるものでもなかったし、そもそもその人が相手に対して延々と首を突っ込まずにいれば、本当に縁の無いままその人の目に触れる事なく終わっていたであろうものばかり。どう見ても無関係。どう考えても部外者

なのにその人、全ての不実を認めさせるつもりらしい。膨れ上がった分も含めて全部。

なんで???

と言う気持ちと、わかる、と言う気持ちが混ざり合った。

なんならわかるという気持ちのままに私が本人に突撃しに行った。わからせたがりの衝動が出た。我ながらクソ馬鹿すぎる。

私が伝えた言葉はざっくりと纏めると、増えてる分はあなたとは無関係なのだから切り分けて考えないと沼に嵌るばかりでは?と言うものだった。

ただその時点で伝えたい事が5個ぐらい混ざったまま突撃したせいで全く主旨が伝わらない。我ながら愚か増産機状態だった。

結局何を言いたいのか分からないしこちらの文章も読めて無いでしょ、と言った対応をとられる事になり、私も思考パニックを起こしながらも我に返ったため半端に切り上げたのだが、そのやりとりの中にあったとある一文に私は心底衝撃を受けながらも大いに納得した。要約すると、

無関係なのに関わろうとするのがおかしいと言うなら、こうして突撃してきているあなたも異常だしブーメランじゃ無いですか?』

今更?????と驚きもしたけれど、そもそも無自覚じゃないと、この人もこうはなってない。全くもって仰る通りで私もその人も異常なのだ

異常、と一言で表すとあまりにも雑なのだが、一般的視点から見て健常な発達の仕方をして来た人は、私たちのようにはならない。件の問題に対して思うところがあっても、思いの丈を勝手問題にならない場所で呟くなり、信頼できる人間愚痴るなり、カラオケに行くなりバッティングセンターに行くなり、各々の方法で消化していく。

いかなる感情が芽生えようとも、その感情を芽生えさせた相手に働きかけるような動きをする事、突撃すべきなのは当事者だけだと分かっているからだ。

けれど私達はそうもいかない。感情を消化させる方法の中に、相手に働きかける、操作しようとする、と言う選択肢根深く混ざってしまっているのだ。情動への対策が余りにも未発達なのである

相手がした複数の行動に対して思う事があった場合、その内の例えひとつふたつしか直接関わったものがないとしても、その全部に抱いた感情の落とし所を、自分ではなく相手に背負わせてしまうのだ。関わったひとつふたつ分だけでは無く、思うところがあるもの全部だ。

「ついやっちゃうんだ☆」という軽やかさで、やるなよ絶対にこれは一般的な行動では無いぞ、止められないなら、お金時間をかけて然るべき機関に頼るべきだぞ、という思考を彼方に吹き飛ばしながら思ったままに飛び出してしまうのだ。

私が!私がやる!

私が納得させる!

私がわからせる!

とにかくそういった私が!!と言う衝動相手との距離感関係なく暴れ出す。

自力で溜飲を下げる方法がド下手迷子過ぎて、とにかく他者である相手大元をどうにかすれば良いに直結する。無関係の分に関しては、自分自分制御するべきで、それが出来ないだけなのに。

相手にしてみれば、本当に無関係な部分に関してなんて、無関係人間に対して誠実に対応する必要もいわれもない、無視しても問題がない。それが当然なのだけれど、そうすると感情が一向に消化されない。自分では自分をどうすることも出来ず相手に委ねているのだから、そりゃ一年以上の粘着なんて軽いもんだ。

多分自分でどうにかしなきゃいけない部分もあるという事に気付くまで、続くのだと思う。

https://odaibako.net/detail/request/6ba6c17e-cbec-4720-a9f3-3d03b3e04c29?card

https://odaibako.net/detail/request/a8e371dc-b327-47c2-9719-8450921ba55b?card

投票って、投票者に誤認や誤解答をさせないように、目的と前提を詳しく説明した上で実施するものだと思ってた…。

他人のトレパクに関して言及している人が、まさか他人を騙す用途のために自らトレパクをして、その画像アンケートの素材にするとは思わないじゃないですか

投票って、炙り出しのような試し行為に使うものとしては不適切だと思う……票を入れると言う行為だけでは、引っ掛かったか騙せたかなんて判断できないし。

私のように、ご本人様の画像トレス元とされているイラストを重ねてトレパクではないと判断投票した方の票数はどう区分けているのだろう。

もう消えているけど、質問の仕方も「例の人が」トレパクをしているか否か、「このイラストは」トレパクをしているか否かのどちらか掴みかねる書き方だったし。

こちらも既に消えているけれど、過去の呟きに「同じ事をしてももう騙せないしな」といったものがあったのは、きっとこれのことだったのね。

騙そうとして騙すなら騙される人もそりゃあいるでしょう……。確かに例の人を貶めるために捏造をしたものではないけど、そういう問題では無いどころか、寧ろやってる事がより悪辣でびっくりする。

投票意図的ミスリードを誘っておいて、投票した人々は節穴!節穴がこんなにいるから、と言う方向に話を持っていくの、認知がぶっ飛びすぎてるよお。でもそのぶっ飛びも分かってしまうんだよな。

無理ゲーだな。なんで私ったら無理ゲーなのに、私ならわからせられると思ったんだろうな。この無敵感と使命感、本当意味不明で怖い。

書き出してここ数日のもやもやが少し整理出来た結果、改めて健常者との自分の脳の文化圏差異を痛感して辛い。

2023-11-09

ジャニーズは多くの人に夢を与える一方で、タレントの卵やその家族自殺に追い込むなど、社会根深絶望を与えてきたんだなぁ…

2023-10-23

パレスチナ問題を知る良質なドキュメンタリーを紹介しましょう

YouTubeパレスチナイスラエル歴史を学ぼうと思ったら、英語検索するに限る。

(本当はアラビア語ヘブライ語もわかれば最善なのかもしれないけど、ハードルが高すぎる)


ここ数日でたくさんたくさん視聴したので、中でも良質なものを紹介していきたい。

(実際に動画を見ずとも、紹介文だけでも読んでって)


歴史

1920年パレスチナ: もう一方のパレスチナ人の物語 (字幕なし)

Al Jazeera English - Palestine 1920: The Other Side of the Palestinian Story | Al Jazeera World Documentary (47:17)

https://www.youtube.com/watch?v=QUCeQt8zg5o

アルジャジーラによる、パレスチナ人の近代史

今でもユダヤが盛んに引用する、かつてのスローガン土地のない人々のための、人々のいない土地 (A land without a people for a people without a land)」は、シオニストによる幻想である、というのが動画主題だろう。パレスチナ健全経済活動が発展していた証として、1934年地元アラビア語新聞で「鉄道が5分遅れた」ことが報道されているというのが興味深い。

また、「パレスチナ人は国家を持ったことがない」との主張もよく見られるが、それには「今のイスラエルがしているような土地の奪取や抑圧がなかったからだ」という反論もまた定番で、この動画内でもオスマン帝国時代パレスチナ議席を持っていたことが紹介されている。


イスラエル - 国家誕生 (公式英語字幕あり = 自動翻訳日本語字幕に切り替えても精度が高い)

DW Documentary - Israel - Birth of a state | DW Documentary (51:56)

https://www.youtube.com/watch?v=4upvoxP9-kg

11月11日現在動画が非公開になっている。直前までTwitter言及があるので、ごく最近に非公開になったばかりか?ただしチャンネル内のイスラエル関連の動画全体が非公開になっているわけではなく、批判的な内容の動画も残されている。→DW Documentary - Israel Palestine

ドイツ公共放送DWによる、ユダヤ入植者から見た歴史

イスラエル建国イギリスによるお墨付きとしたバルフォア宣言の、但し書きとも言える「もちろん、パレスチナにもともと住んでいる非ユダヤ人の市民的・宗教的権利侵害されるべきではないことは明白である」という一節が、現代にむなしく響いている。

ドイツならホロコーストへの負い目があってもおかしくないとも思えるが、番組としてはユダヤ人のシオニズム批判であるもっとも、「ユダヤ人の排斥」という共通の関心の元に、パレスチナナチスドイツに親交があったという歴史の側面も紹介されている。

なお、動画の公開は今年の5月だったが、ハマスの奇襲攻撃を受けてなのか10月13日動画タイトルが「Birth of a state (国家誕生)」からStory of a contested country (論争を呼ぶ国の物語)」に替えられたあと、10月20日にふたたび元に戻されたという経緯があるようだ。


ヨルダン川西岸地区へのイスラエル人の入植

どうしてイスラエル入植者紛争であることを気に留めないのか (公式英語字幕あり)

Vox - Why Israeli settlements don’t feel like a conflict zone | Settlements Part II (10:56)

https://www.youtube.com/watch?v=B6L9mS9ti6o

アメリカ新興メディアVoxによる、今も進むイスラエル人による西岸地区への入植の解説当事者インタビュー

大きく分けて、イスラエル政府やアメリカ資本支援を受けた大規模な入植事業によるものと、宗教的信念に駆り立てられた個人家族レベル草の根入植が同時に進んでいる。エルサレムを含む西岸地区全体が「神が我々に与えた土地なのだ」という理念が、世俗的な入植動機の建て前としても、シオニズム信奉者の原理主義としても、お上から下々まで一貫していることに恐怖さえ感じる。


エルサレムを巡る戦いの内実 (公式日本語字幕あり)

VICE News - Inside the Battle for Jerusalem (20:30)

https://www.youtube.com/watch?v=ZiSRCPiklhI

アメリカ新興メディアVICEによる、エルサレムにおける強権的な入植活動実態

いわゆる「入植地」とは違って、エルサレムにおいては一軒一軒の家単位での入植が進んでいる。一等地にはパレスチナ人に対して大金提示することもあるようだが、この動画で紹介されているのは、入植者に都合よく作られた法律軍隊に守られて、パレスチナ人を追い出してユダヤ人が住み着いてしまという事例。

イスラエル側の副市長が、悪びれもせず「(イスラム聖地である)岩のドームのある場所に、(ユダヤの悲願である)エルサレムの第三神殿を建てるのが夢だ、我々の世代のうちに」と語っている。


パレスチナ人の暮らし

聖地: イスラエルパレスチナ今日 (公式英語字幕あり)

Rick Steves' Europe - Rick Steves' The Holy Land: Israelis and Palestinians Today (56:46)

https://www.youtube.com/watch?v=wg1unr6eNpQ

ヨーロッパを中心に各国を旅する人気番組。この回では現代イスラエルパレスチナの各地を訪れ、ガイド地元の人々との会話を交えながら、歴史文化を紹介している。

近代戦争歴史ヨルダン川西岸地区での入植や抑圧の問題にもしっかり触れているが、全体としてはイスラエルパレスチナの人々の活気にあふれた明るい側面を見せてくれる点で、YouTubeの中では貴重な資料しかしいっぽうで、このイスラエルパレスチナ回だけコメント欄が閉じられているのは、動画に暗い影を落としている。


イスラエルアパルトヘイトが、いかにして私の故郷破壊したのか (公式英語字幕あり)

AJ+ - How Israeli Apartheid Destroyed My Hometown (23:53)

https://www.youtube.com/watch?v=aEdGcej-6D0

アルジャジーラによる2022年のドキュメンタリーパレスチナ出身の父を持つアメリカ育ちの二世ジャーナリストが、イスラエル隔離政策のせいで変わり果ててしまった父の故郷を訪ねる話。

イスラエルの元軍人の助けを借りて「パレスチナ人立ち入り制限区域」を歩くが、パレスチナ人に対するイスラエル入植者駐留イスラエル軍の露悪的なふるまいは、過去ユダヤ人や黒人に対する差別迫害のものウイグルにも近いと感じる。


パレスチナ暫定首都市長と会おう (ドキュメンタリー映画) (英語字幕ありだがYouTube字幕ではないので日本語翻訳にはできない)

VICE News - Meet the Mayor of the Unofficial Capital of Palestine (Full Documentary) | The Short List (2:13:43)

https://www.youtube.com/watch?v=aDvOnhssTcc

2020年公開の、パレスチナの暫定首都であるラマラの市長の日々に密着したドキュメンタリー映画。本編は1時間30分で、残り40分は監督インタビュー

文化的で明るく楽しい街の一面もたくさん紹介されていて、イスラエル軍による監視や抑圧と自治権移動の自由制限さえなければ、よい街のよい市長だったはずだろう。市役所幹部には女性も多く、先に紹介した旅番組でもパレスチナ大学女子学生のほうが多いと語られていたが、日本より女性社会進出している感がある。

オスマン帝国時代法律のなごりで、イスラム教徒が多数派の中にあって市長キリスト教徒と定められているというのも興味深い。(もともとはオスマン帝国時代からキリスト教徒多数派の街だったらしい)

なお、本題とは関係ないが、映画内の音楽武満徹芸能山城組による日本の曲が多用されていて、特に脈絡もなく日本語の子守歌が流れてきた(30:32)のには驚いた。


ちょっと世界一周してくる。by nojiken - #115【現在進行中の悲劇パレスチナで何が起こっているか僕が見たことを伝えたいと思いますパレスチナ問題はとても根深いです。(エルサレムベツレヘムヘブロン / イスラエルパレスチナ) (30:25)

https://www.youtube.com/watch?v=F9TvfK15k-Y

貴重な日本語動画も1つ紹介しておく。

動画自体2020年の公開だが、前半は歴史解説で、後半は本人による2013年のヨルダン川西岸地区への旅行体験記。イスラエル軍に抑圧された厳しい環境下のパレスチナ人の一般家庭に泊めてもらったりしていて日本人のふつう観光YouTuberの動画とは一線を画している。


まとめ

欧米は親イスラエルだと思われるだろうけど、実際、YouTube上で「再生回数順」で検索する限りは、パレスチナに寄り添った動画のほうがずっと多い

数少ないイスラエル寄りの動画は総じて、聖書2000-3000年前の歴史に触れたあとはパレスチナアラブを悪や下に見ることに主眼が置かれていて、もっとユダヤ人の悲しい歴史や難しい立場で同情を誘うほうが戦略としても優れるのではないかと思うのだが、そうした意味でのプロパガンダにはイスラエルとして興味がないか成功しているとは言えない。

なお、聖書を持ち出すのは非キリストのイチ日本人としては全く理解できないどころか、2000年掛けの土地所有権の主張にはどん引きさえするのだが、イスラエルを支持するアメリカキリスト福音派に対してはこういう話が最も好まれるようだ。なのでこの点は戦略としては正しいのかもしれない。

いっぽう、パレスチナの側は、古い映像では聖戦の主張や過激言動が目立っていたが、2004年にPLO議長アラファトからアッバスに替わったあたりからは、PLOファタハはもちろんハマスからさえ、宗教的な主張はほとんど聞かれなくなり、抑圧から解放自由を主眼に訴えるようになってきている。どれほど意図しているのかはわからないが、これは第三者(特にイスラム圏)の同情を得るという意味では、戦略としてとても成功しているように思う。

しかイスラエルに対してミサイルを撃ち込み続けるハマスも、精度が悪いとはいえ目標軍事施設に限ることはどうしてできないのだろうか。民間人を狙うことの効果が、差し引きでプラスになるとはとても思えないのだが…。


ガザ地区の様子については別の増田を書いているのでご覧いただきたい。

anond:20231017113202 ガザ住民普段暮らしぶりについて調べてみた。


紹介トラバ

anond:20231111160010 NHKスペシャルドキュメント エルサレム前後編)」がすごかった

2023-10-11

イスラエルパレスチナ問題、少し前の事柄をほりかえしてみようか

米国大使館がテルアビブからエルサレムノー・マンズ・ランド(中間地帯)に引っ越したのがおよそ五年前。

イスラエルは大歓迎、パレスチナは大激怒した。

旧市街と呼ばれる地域には、岩のドームとアルアクサモスク(イスラム教)、嘆きの壁(ユダヤ教)、聖墳墓協会(キリスト教)が有り、

それぞれの宗教における聖地とされている場所、その目と鼻の先に米国大使館が引っ越したのだ。


ではここに引っ越していいよという許可を誰が出したのか?

第三者が出したことは無いんだよ。

 イスラエル許可したのか?(ユダヤ人が3000年間、エルサレムと呼ばれる地を首都としてきた、と声高に言っている)

 アメリカ勝手に?(アメリカエルサレムイスラエル首都認定した)

  (国連首都認定を取り下げるよう米国に求める決議案を採択している。)

恐らくは米国議会での採決の結果だが、トランプ引越し命令を出すまでは歴代大統領は目を瞑ってきた。


こんな事柄も、根深イスラエルパレスチナ問題を大きくし、今回のパレスチナ(ガザ地区)からイスラエル砲撃に繋がっているわけだ。


最新のニュースでは、ウクライナ大統領が「世界中の注目がウクライナから逸れるよう、プーチンハマス支援している」と訴えている。


なんだかロシア西部ウクライナからイスラエルにかけてきな臭くなってるなあ。

2023-10-04

anond:20231004130858

ちょっとした嫌悪感とかはあるよねって思ったらかなり根深くて驚いた

みんなどうしてるのじゃなくて自分問題では

2023-10-03

10/3  仮面米国を観る

今日バイト休みだった。

いつも通り昼過ぎに起きる。昼ごはんカレーメシ(スパイスチキンカレー味)を食べる。スーパーで120円!!で売ってあったので、買い溜めした内のひとつ。たいして期待していなかったが、これが非常に美味しかった。カレーメシではハヤシライス味が一番だと思っていたが、それ以上かもしれない。

それからパスポート申請をしに立川へ行く。最寄駅で忘れものしたこと気づき、入場記録を消してもらおうとしたら150円かかった。自己嫌悪に苛まれる。家へ戻り、ふて寝。

目が覚めたら、19時近くになっていた。アマプラ仮面米国を観る。30年代映画は長くて90分程度で終わるものが多いのでノートパソコンで視聴するにはちょうどいい。ほんとうはtvで観たいが。

内容としては思っていたよりもずっと面白かった。どういうわけか、脱獄映画はどれも外れたことがない。この映画が始まりだけれど、かなり完成度が高い。主演俳優ポール・ムニもアップになればなるほど良い。悔しさを滲ませた演技といい、知性と鋭さを感じる目つきだったり。まぁとにかくハンサムからね。スカーフェイス1932年)も観てみたい。うろ覚えだけれど、以前観た米国受刑者を取り扱ったドキュメンタリーで、囚人を使うとかなり人件費が安くつくからささいな罪でも収監されることを思い出した。しか世界恐慌真っ只中の時代にできたものから生活に困り、軽い罪を犯して捕まった大勢の人をタダ同然で過酷労働従事させられたのを批判した映画なのかなぁ。そうだったら、今でも残っているぐらいアメリカのかなり根深問題の一つなんだろうな。

映画を観終わったら、カレからLINEが来ていた。ハッピーニュースがあったから、次会った時教えてくれるらしい。よかったね。

2023-09-23

なぜ日本から統一協会を追い出す必要があるのか?

次のChatGPTとのやり取りに目を通してほしい。

増田:メキシコにおいて、犯罪撲滅や麻薬の取締を公約に掲げて当選した政治指導者暗殺されるのは、どの様な原因、社会構造によってでしょうか?

ChatGPT:メキシコ犯罪撲滅や麻薬取締り公約に掲げて当選した政治指導者暗殺される背後にはさまざまな要因や社会構造が影響しています。以下はその主な原因です:

 

麻薬カルテルとの対立: メキシコ麻薬カルテル存在が顕著であり、これらの犯罪組織麻薬取引暴力行為を通じて多大な利益を得ています政治指導者麻薬カルテルとの対立姿勢を採ると、彼らは脅迫攻撃対象になる可能性が高まります

 

腐敗と犯罪の浸透: メキシコ政治警察司法などの機関には腐敗が広がっており、麻薬カルテルはこれらの機関に浸透し、政治指導者を脅かすことができます。腐敗により、犯罪組織法執行機関内に内通者を持つことができ、指導者を護衛できない状況を作り出すことがあります

 

社会的不平等貧困: メキシコには社会的な不平等貧困根深く、一部の地域では犯罪生計手段として選ばれることがあります政治指導者貧困削減や社会的な公正を提唱する場合、これに反対する勢力からの脅威を受けやすくなります

 

国際的麻薬需要: メキシコ麻薬カルテルは、主に米国との国境に近い地域麻薬生産し、供給しています米国麻薬需要が高いため、麻薬カルテルは巨額の利益を得ており、政治指導者取締りや対抗策は反発を招くことがあります

 

暴力文化: メキシコ暴力文化が広がっており、銃撃事件殺人日常的に報告されています政治指導者麻薬取締りなどの暴力的な問題に取り組む場合、彼らは暴力行為の標的になる可能性が高まります

 

これらの要因が組み合わさり、政治指導者犯罪撲滅や麻薬取締りに取り組む際には、極めて危険な状況にさらされることがあります。そのため、政府指導者安全を確保し、犯罪組織に対抗するための包括的対策検討する必要があります

メキシコ社会麻薬カルテル暴力によって支配されている。そして、政治警察司法には犯罪組織内通者がいるので、「犯罪撲滅」や「麻薬取締り」を公約に掲げて当選した政治指導者殺害されるという事件が起きているのだ。

一方、日本においては、安倍晋三元総理カルト宗教団体との関わりにより銃撃・殺害された。

 

それでは、メキシコ殺害された政治指導者と、山上被告殺害された安倍元総理の違いは何だろう?

 

違いは、前者は、犯罪を撲滅したり麻薬を取り締ることによりメキシコ社会改善しようとした、志高い政治指導者犯罪組織によって暗殺されたのである

後者については、統一教会関係を築いてきた日本の有力政治家が、1回の謝礼100万ドル目安の講演料を対価として統一教会関連イベント演説を行ったことが切っ掛けとなり、元総理統一教会との密接な関係が印象付けられ、霊感商法被害を受けた元自衛隊員から銃撃・殺害されたということだ。

安倍晋三 演説統一教会YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=qtzkP2Pi9tY

まりメキシコ政治指導者は、メキシコ社会を良くしようとして麻薬カルテル犯罪組織)に邪魔者扱いされて殺害された。それに対して、日本政治指導者は、カルト宗教団体との深い関係が原因となり、霊感商法被害から殺害された。そして、未遂に終わったが岸田総理を襲撃する模倣犯も出た。

 

この内容から理解できることは、現在メキシコ社会治安は救いがたい程に悪い状態なのであり、一方、日本治安は、それとは比較にならない程に良好だということだ。

 

それでは、日本治安メキシコのように悪化する可能性はあるのだろうか?

 

まず、一人当たりGDPの面から見てみよう。

 

2022年の「世界一人当たりの名目GDP(USドル)ランキングhttps://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html)」によると、アメリカが76,348USドルで7位、日本33,821USドルの30位、メキシコ10,867USドルで74位だ。つまり日本一人当たりGDPアメリカの44パーセントで、メキシコ一人当たりGDP日本の32パーセントに過ぎないことがわかる。

 

また、「一人当たりの名目GDP(USドル)の推移(1980~2023年)(メキシコ, 日本)(https://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=NGDPDPC&c1=MX&c2=JP)」を見ると、日本1985年(の11,815USドルから'95年の10年間に4倍(の44,210USドル)になって以降はほぼ横ばい、また、'21年から'22年にかけて約6,000USドル下落し、現在は厳しい状況にある。

 

一方、メキシコは、日本17,466USドルであった'86年に1,937USドルであり、それを底に緩やかに上昇、2008年10,053USドル以降は(リーマンショックの影響を受けるなどして)横ばいだったが、'20年の8,533USドルから'23年には12,673USドルになると推計されている。これは3年間で約1.5倍というダイナミックな数字でありマレーシアに肉薄するが、同じ期間に日本では40,117USドルから35,385USドルに減少すると推計されている。

 

以上の内容からメキシコについては、仮に現在の成長ペースを維持できた場合20年以内に一人当たりの名目GDPが3万USドルの大台に乗ることが考えられる。また、「社会的不平等貧困」が犯罪組織の力の源泉であるby ChatGPT)とするならば、国家の発展に伴って(麻薬カルテルの力が削られ)メキシコ社会治安改善する望みがあると捉えることができる。

一方、日本については、2012年の49,175USドルピークとして、横ばいか成長か下落するか、厳しい状況にあることがわかる。アメリカ中国が上昇軌道を描いている中、毎年3万5千USドルを切る状態ならば明らかに厳しいと言えるだろう。

 

もしも日本経済産業が衰退して「社会的不平等貧困」が蔓延し始めたら、それは、日本メキシコ化の始まり麻薬カルテルの様な犯罪組織日本社会を牛耳る時代の始まり意味するのかもしれない。

 

だが、日本のどこに「麻薬カルテルの様な犯罪組織」が存在するのだろう?

 

暴力団は、暴対法による取締りを受け、暴力団構成員等の数は平成25年の58,600人から令和4年には22,400人に減少しているのだという。

暴力団情勢と対策 | 全国暴力追放運動推進センター

https://www.zenboutsui.jp/jousei_taisaku/index.html

もっとも、暴力団に属さな半グレ組織、闇バイトを含め、日本の衰退と共に息を吹き返す可能性はあるだろう。

 

だが、日本で最も「麻薬カルテルの様な犯罪組織」に近いのは、(暴力団を除けば)統一教会が該当するのだと考える。

 

90年代後半から2000年代にかけて統一教会問題を追及した調査報道ジャーナリストロバートパリー氏の記事に『文鮮明ダークサイド(続き): 麻薬の盟友』(https://www.consortiumnews.com/archive/moon6.html)がある。下記はその一部。

文鮮明ダークサイド(続き): 麻薬の盟友』

 

(略)

 

ホンジュラスとのつながり

 

ケリー上院報告書は、ホンジュラスが北へ向かうコカイン輸送重要な中継地点になったと結論づけた。「ホンジュラス軍の一部は1980年から麻薬密売人の保護に関与していた。「ホンジュラス軍の一部は1980年以降、麻薬密売人の保護に関与していた。米国麻薬取締局のホンジュラス駐在を強化し、米国ホンジュラス人に提供していた対外援助をテコに麻薬密売の撲滅に断固とした態度で臨む代わりに、テグシガルパ麻薬取締局事務所を閉鎖し、この問題無視したようである」。[麻薬、法執行外交政策--ケリーレポート--1988年12月]。

 

1980年代半ば、ジャーナリスト議会調査官が麻薬密売証拠を探り始めたとき、彼らは文鮮明ワシントン・タイムズから厳しい攻撃を受けた。私がブライアンバーガーと共同執筆したAP通信記事は、タイムズ紙の一面で「政治的策略」と非難された。[1986年4月11日

 

タイムズ紙は、まずケリー調査官を金の無駄遣い[1986年8月13日]、次に司法妨害[1987年1月21日]で攻撃した。今、南米麻薬汚染された役人たちとの文の歴史的なつながりがより鮮明になり、これらの調査に対する嫌がらせは、自己防衛可能性という別の様相を呈している。[詳しくは「文鮮明ダークサイドシリーズを参照されたい。]

 

さら最近、文はウルグアイの豪邸に活動拠点を移し、南米保有する資産を拡大し続けている。彼はアルゼンチンコリエンテス州に多額の投資をしている。コリエンテス州パラグアイに近い国境地帯で、主要な密輸センターとして知られている。

パラグアイ》旧統一教会敷地内の麻薬輸送滑走路を爆破=国際犯罪組織が利用、教会関与の疑い(ブラジル日報

https://news.yahoo.co.jp/articles/64477ef04951e7916bd1426874a3e9a6064a903c

1996年1月2日文鮮明信者たちに対する説教の中で、南米の遠隔地に小さな滑走路を建設し、沿岸警備隊パトロールから逃れるための潜水艦基地建設する計画を発表した。飛行場計画観光のためのもので、「近い将来、世界中に多くの小さな空港ができるだろう」と付け加えた。潜水艦必要なのは、"世界には国境による制約がたくさんあるからだ "と彼は言った。

 

その経歴と知名度から文鮮明とその組織アメリカ政府監視の目にさらされるのは当然のことのように思える。しかし、文鮮明は多くの有力政治家を買収することで、立ち入った調査に対する保険をかけているのかもしれない。~

文鮮明統一教会は、ホンジュラスだけではなく、ボリビアパラグアイなど南米コカイン利権に食い込んで麻薬密売に関わってきた。そして、ケリー上院報告書に基づいてアメリカジャーナリスト議会調査官その事を調べ始めると、文鮮明自分経営しているワシントン・タイムズ記者たちに攻撃させるようなことをしてきたのだ。また、ブッシュのような有力政治家に利益供与を行うことによってその庇護を受け、捜査対象になることを巧妙に回避してきた。

 

暴力団や半グレが、闇金や闇バイトオレオレ詐欺ぼったくりバーの様な違法ビジネスによってターゲットから金を奪うことによって収益を上げてきたとするなら、統一教会の様なカルト宗教団体は、信者マインドコントロールして霊感商法を行うことにより、より巧妙な形で金を巻き上げて収益を上げてきたと言えるだろう。

 

さらに、その使いみちについては、統一教会1999年2008年の期間に日本から韓国に4900億円を送金しているのであり、他方、1990年代から統一教会北朝鮮に5000億円の資金提供している。送金された資金が北の核開発の資金に流用され、現在北朝鮮の核問題の原因になっている疑いがあるのである

 

この様に、南米麻薬犯罪に関わり、資金洗浄を行い、信者マインドコントロールして霊感商法で金を奪い、批判者は自前のメディア批判させ、有力政治家に利益供与を行いその庇護を受け、敵性国家資金援助を行い核開発を促進させてきた文鮮明統一教会は「麻薬カルテルの様な犯罪組織」には該当しないのだろうか?

 

今後の日本において「腐敗と犯罪の浸透」や「社会的不平等貧困」の問題がどの様に変化していくかについては経済産業の状況と関係することであり明らかではないが、その前に安倍元総理が銃撃・殺害されるという事件があり、統一教会霊感商法問題が注目されたのだから、岸田政権としては、統一教会解散命令を出して国内では活動できないようにすることが最善の策であると考えられる(信者の脱マインドコントロール必要だろう)。

 

現在メキシコ社会のように、麻薬カルテルの様な犯罪組織社会を牛耳ってしまってから、志ある政治指導者犯罪麻薬の撲滅を望んでも手遅れなのである

統一教会ロバートパリー文鮮明の暗黒面』(日本語要約)

https://anond.hatelabo.jp/20230919154705

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん