2024-01-05

続き『私が受けてきた虐待とその影響。家族環境。そして私の将来について。』

https://anond.hatelabo.jp/20240104033740

これの続き

弟も私も共通しているのは「父は思い通りにいかないとキレる」、「父は自分の怒りをコントロールできない」と感じていることだ。

これまでも家族旅行で乗りたかった電車を乗り過ごしただけで激怒したり、仕事イライラしたことがあると、それを火種に怒りを感じたり思い通りにいかないことがあるとブチギレてきたからだ。

一方で、弟は私と違って、「とにかく父と距離をとっている」といっていた。

これには確かにと思い、それまでその事実に気づけていなかったことに対して驚いた。

かに、私の誕生日は父母私の3人でご飯に行くが、弟はついて来ない。

他にも出かける時に弟はほとんどついて来ない。ついて来たのは遠方の祖母に日帰りで会いに行く時だけだった。

私はよくも悪くも幼い頃から父と接することが多かった。だからこそ、肩入れされて、虐待に遭いやすくなっていたのではないかと考えた。

かに、そう考えると、なおさら「金を出してるのは誰だと思っているんだ」と言われることも納得する。

一緒にご飯に行けば行くほど子供への愛着が強くなって、余計父自身が思い描くような人生を送ってほしいと感じ、私がそれに叶わない選択や結果を生むと、言葉暴力を使って怒ってくるのだ、と気づいた。

この文章を書いている時も、いろいろと頭が整理されている。

~~最後

私がこれまで父のことを相談したのは4人だけで、学校先生2人と友達2人だ。

といっても具体的に話したのは先生2人(とたぶん友達1人)。

ほとんどの同級生友達先生たちはこのことを知らないと思う。

しかしたら先生たちは共有しているかもしれないけど、様子を見るにそんなことはなさそう。

小さい頃から虐待学校にバレたら学校を辞めなきゃいけなくなる、という一種強迫観念に迫られて、とにかく人に言わないように、隠し通すようにして来た。

一方で、小さい頃から興味のあることがあった私は、その学校を辞めて公立学校に転校して、もっと伸び伸びと、本当にやりたいことに取り組みたい、とも考えていた。

しかし、この2つの思考は、決して交わることがなかったと最近になって気づいた。

正直、父の虐待学校児相に連絡して、学校も転校すれば、父から離れ、私自身も早くからやりたいことに取り組めたのではと最近にになって気づいた。

学校から配られた虐待ホットライン電話してみたけど、結局身元がバレるのが怖くて、「どうしたの?」と聞いてくれたおばさまの声だけ聞いて、何も答えずに切ってしまたことを思い出した。

イタズラ電話だと思われただろう。あの時、勇気を出して相談してみたら少しでも今が変わっていたかもしれない。。。

でもそんな「ああだったらな」と思う人生が必ずしもうまくいっていたとも限らない。

から、私は、「過去は変えられなくとも、未来自分で選べる」をモットーにしている。

よくSNSで回ってくる黒と緑のマインドマップみたいな図がある。

過去に、「LIFE PATHS CLOSED TO YOU=閉ざされた人生選択肢」が無数にあるが、それと同じように、「LIFE PATHS OPEN TO YOU=開かれている人生選択肢」が未来に無数にある、ことを表している図だ。

この図を見た時、私はいろんなことを父のせいだけにして来たかもしれないけれど、これから人生自分で切り開いて、自分で決めていこう、と思った。

図を作った人と、それを拡散した人たちへ、ありがとう

このブログを買いたのは、小さい頃から虐待はよくないことだと思っていた一方で解決方法がわからなかったが、大学生になってから、受けてきた虐待の影響が根深いと感じることが多く、記録しておくことで、少しでも自分の心を整理したいと思ったからだ。

匿名とはいえネットにこんな赤裸々な内容を残したこと不安も残る。

ネットではなくノートなどの紙媒体に書いておけばいいじゃないかと思うかもしれない。私もそう思った。

でも、毎年虐待を受けていると認定される子供の数は増えている。これは虐待存在自体が広まったからとも言われている。つまり、広まる前から虐待を受けている子どもは今と同じように大勢いたのだ。

私自身のこれまでの経験は決して、誰も経験してはいけない戦争のようなものだと思うし、この世から無くなってほしいと思う。

いろいろな無惨な事件が起きたことで虐待存在が広まっているのだろうが、私のように生き延びている人の声を通して、少しでも虐待実態を伝えて、同じような経験をする子供たちが1人でも減ってほしいと思い、今回このような形で残すことにした。

また、同じように虐待を受けて育って来た人が、少しでも同じような経験をしたかもしれない私のブログを通して、なにか生きる希望とか、共感とか、心の安定とか、そういったものを得られたらいいなと思ている。

最後に改めて。

過去は変えられなくとも、未来自分で選べる」

長々とした文章最後までお読みくださりありがとうございました。

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