はてなキーワード: 武満徹とは
YouTubeでパレスチナとイスラエルの歴史を学ぼうと思ったら、英語で検索するに限る。
(本当はアラビア語とヘブライ語もわかれば最善なのかもしれないけど、ハードルが高すぎる)
ここ数日でたくさんたくさん視聴したので、中でも良質なものを紹介していきたい。
(実際に動画を見ずとも、紹介文だけでも読んでって)
1920年のパレスチナ: もう一方のパレスチナ人の物語 (字幕なし)
Al Jazeera English - Palestine 1920: The Other Side of the Palestinian Story | Al Jazeera World Documentary (47:17)
今でもユダヤが盛んに引用する、かつてのスローガン「土地のない人々のための、人々のいない土地 (A land without a people for a people without a land)」は、シオニストによる幻想である、というのが動画の主題だろう。パレスチナで健全な経済活動が発展していた証として、1934年の地元のアラビア語の新聞で「鉄道が5分遅れた」ことが報道されているというのが興味深い。
また、「パレスチナ人は国家を持ったことがない」との主張もよく見られるが、それには「今のイスラエルがしているような土地の奪取や抑圧がなかったからだ」という反論もまた定番で、この動画内でもオスマン帝国時代にパレスチナが議席を持っていたことが紹介されている。
イスラエル - 国家の誕生 (公式英語字幕あり = 自動翻訳の日本語字幕に切り替えても精度が高い)
DW Documentary - Israel - Birth of a state | DW Documentary (51:56)
※11月11日現在、動画が非公開になっている。直前までTwitterで言及があるので、ごく最近に非公開になったばかりか?ただしチャンネル内のイスラエル関連の動画全体が非公開になっているわけではなく、批判的な内容の動画も残されている。→DW Documentary - Israel Palestine
イスラエルの建国をイギリスによるお墨付きとしたバルフォア宣言の、但し書きとも言える「もちろん、パレスチナにもともと住んでいる非ユダヤ人の市民的・宗教的な権利が侵害されるべきではないことは明白である」という一節が、現代にむなしく響いている。
ドイツならホロコーストへの負い目があってもおかしくないとも思えるが、番組としてはユダヤ人のシオニズムに批判的である。もっとも、「ユダヤ人の排斥」という共通の関心の元に、パレスチナとナチスドイツに親交があったという歴史の側面も紹介されている。
なお、動画の公開は今年の5月だったが、ハマスの奇襲攻撃を受けてなのか10月13日に動画のタイトルが「Birth of a state (国家の誕生)」から「Story of a contested country (論争を呼ぶ国の物語)」に替えられたあと、10月20日にふたたび元に戻されたという経緯があるようだ。
どうしてイスラエル人入植者は紛争地であることを気に留めないのか (公式英語字幕あり)
Vox - Why Israeli settlements don’t feel like a conflict zone | Settlements Part II (10:56)
アメリカ新興メディアVoxによる、今も進むイスラエル人による西岸地区への入植の解説と当事者インタビュー。
大きく分けて、イスラエル政府やアメリカ資本の支援を受けた大規模な入植事業によるものと、宗教的信念に駆り立てられた個人・家族レベルの草の根入植が同時に進んでいる。エルサレムを含む西岸地区全体が「神が我々に与えた土地なのだ」という理念が、世俗的な入植動機の建て前としても、シオニズム信奉者の原理主義としても、お上から下々まで一貫していることに恐怖さえ感じる。
アメリカ新興メディアVICEによる、エルサレムにおける強権的な入植活動の実態。
いわゆる「入植地」とは違って、エルサレムにおいては一軒一軒の家単位での入植が進んでいる。一等地にはパレスチナ人に対して大金を提示することもあるようだが、この動画で紹介されているのは、入植者に都合よく作られた法律と軍隊に守られて、パレスチナ人を追い出してユダヤ人が住み着いてしまうという事例。
イスラエル側の副市長が、悪びれもせず「(イスラムの聖地である)岩のドームのある場所に、(ユダヤの悲願である)エルサレムの第三神殿を建てるのが夢だ、我々の世代のうちに」と語っている。
Rick Steves' Europe - Rick Steves' The Holy Land: Israelis and Palestinians Today (56:46)
ヨーロッパを中心に各国を旅する人気番組。この回では現代のイスラエル・パレスチナの各地を訪れ、ガイドや地元の人々との会話を交えながら、歴史と文化を紹介している。
近代の戦争の歴史やヨルダン川西岸地区での入植や抑圧の問題にもしっかり触れているが、全体としてはイスラエルとパレスチナの人々の活気にあふれた明るい側面を見せてくれる点で、YouTubeの中では貴重な資料。しかしいっぽうで、このイスラエル・パレスチナ回だけコメント欄が閉じられているのは、動画に暗い影を落としている。
イスラエルのアパルトヘイトが、いかにして私の故郷を破壊したのか (公式英語字幕あり)
アルジャジーラによる2022年のドキュメンタリー。パレスチナ出身の父を持つアメリカ育ちの二世ジャーナリストが、イスラエルの隔離政策のせいで変わり果ててしまった父の故郷を訪ねる話。
イスラエルの元軍人の助けを借りて「パレスチナ人立ち入り制限区域」を歩くが、パレスチナ人に対するイスラエル人入植者や駐留イスラエル軍の露悪的なふるまいは、過去のユダヤ人や黒人に対する差別と迫害そのもの。ウイグルにも近いと感じる。
パレスチナ暫定首都の市長と会おう (ドキュメンタリー映画) (英語字幕ありだがYouTubeの字幕ではないので日本語翻訳にはできない)
VICE News - Meet the Mayor of the Unofficial Capital of Palestine (Full Documentary) | The Short List (2:13:43)
2020年公開の、パレスチナの暫定首都であるラマラの市長の日々に密着したドキュメンタリー映画。本編は1時間30分で、残り40分は監督のインタビュー。
文化的で明るく楽しい街の一面もたくさん紹介されていて、イスラエル軍による監視や抑圧と自治権や移動の自由の制限さえなければ、よい街のよい市長だったはずだろう。市役所の幹部には女性も多く、先に紹介した旅番組でもパレスチナの大学は女子学生のほうが多いと語られていたが、日本より女性が社会に進出している感がある。
オスマン帝国時代の法律のなごりで、イスラム教徒が多数派の中にあって市長はキリスト教徒と定められているというのも興味深い。(もともとはオスマン帝国時代からキリスト教徒が多数派の街だったらしい)
なお、本題とは関係ないが、映画内の音楽は武満徹や芸能山城組による日本の曲が多用されていて、特に脈絡もなく日本語の子守歌が流れてきた(30:32)のには驚いた。
ちょっと世界一周してくる。by nojiken - #115【現在進行中の悲劇】 パレスチナで何が起こっているか僕が見たことを伝えたいと思います。パレスチナ問題はとても根深いです。(エルサレム、ベツレヘム、ヘブロン / イスラエル、パレスチナ) (30:25)
動画自体は2020年の公開だが、前半は歴史の解説で、後半は本人による2013年のヨルダン川西岸地区への旅行体験記。イスラエル軍に抑圧された厳しい環境下のパレスチナ人の一般家庭に泊めてもらったりしていて、日本人のふつうの観光系YouTuberの動画とは一線を画している。
欧米は親イスラエルだと思われるだろうけど、実際、YouTube上で「再生回数順」で検索する限りは、パレスチナに寄り添った動画のほうがずっと多い。
数少ないイスラエル寄りの動画は総じて、聖書や2000-3000年前の歴史に触れたあとはパレスチナやアラブを悪や下に見ることに主眼が置かれていて、もっとユダヤ人の悲しい歴史や難しい立場で同情を誘うほうが戦略としても優れるのではないかと思うのだが、そうした意味でのプロパガンダにはイスラエルとして興味がないか、成功しているとは言えない。
なお、聖書を持ち出すのは非キリストのイチ日本人としては全く理解できないどころか、2000年掛けの土地の所有権の主張にはどん引きさえするのだが、イスラエルを支持するアメリカのキリスト教福音派に対してはこういう話が最も好まれるようだ。なのでこの点は戦略としては正しいのかもしれない。
いっぽう、パレスチナの側は、古い映像では聖戦の主張や過激な言動が目立っていたが、2004年にPLO議長がアラファトからアッバスに替わったあたりからは、PLOやファタハはもちろんハマスからさえ、宗教的な主張はほとんど聞かれなくなり、抑圧からの解放と自由を主眼に訴えるようになってきている。どれほど意図しているのかはわからないが、これは第三者(特に非イスラム圏)の同情を得るという意味では、戦略としてとても成功しているように思う。
しかしイスラエルに対してミサイルを撃ち込み続けるハマスも、精度が悪いとはいえ目標を軍事施設に限ることはどうしてできないのだろうか。民間人を狙うことの効果が、差し引きでプラスになるとはとても思えないのだが…。
ガザ地区の様子については別の増田を書いているのでご覧いただきたい。
→ anond:20231017113202 ガザ住民の普段の暮らしぶりについて調べてみた。
紹介トラバ
→ anond:20231111160010 NHKスペシャル「ドキュメント エルサレム(前後編)」がすごかった
楽器の方でなんとかしてくれよ
https://anond.hatelabo.jp/20220220153320
このエントリ、本編は興味深く読んでいたのに最後のおまけで唐突に尺八がディスられていて唖然としてしまいました。
ちなみに私は小中高と吹奏楽部で金管楽器を担当しており、ホルンの音色の魅力や特有の難しさも理解しているつもりです。
そして大学卒業後は尺八に興味を持ち、各流派を学んでおります。
元増田が尺八という楽器の現状を知らずにディスっているのは明白で、あまりに理不尽です。
オーケストラ曲や吹奏楽曲に尺八が用いられている曲は複数存在します。
一番有名なのは武満徹作曲の「ノヴェンバーステップス」でしょう。初演は小澤征爾指揮のニューヨークフィル。それでも「無名な日本の民族楽器」でしょうか?
1994年から4年に1回「世界尺八フェスティバル」が世界各地で開催されており、8回目となる今年は中国で開催されます。世界中の尺八愛好家が参加します。それでも「無名な日本の民族楽器」でしょうか?http://www.wsf2022.com/ja/
知り合いの製管師(尺八の製作者)によれば、最近は日本よりも海外、特に中国から注文が殺到しているとのことです。それでも「無名な日本の民族楽器」でしょうか?
最近は国内外問わず尺八の構造が研究され、金属やプラスチック、3Dプリンタ等で制作した新たな尺八が毎年のように登場し、それらをネットで販売する人も現れています。それでも「無名な日本の民族楽器」でしょうか?
ちなみに現在国内で最も精力的に尺八の改良に取り組んでいるのは「泉州尺八工房」でしょう。https://shakuhachi.co.jp/
逆に、ホルンは世界中の街角で当たり前に吹かれているのでしょうか?少なくとも日本の街角でホルンを吹いている人を観たことは私は一度もありません。
さらに言えば、虚無僧は楽器として、音楽として尺八を吹いているのではなく、「吹禅」といって宗教的な修行の一環として尺八を吹いています。ゆえに虚無僧が街角に現れる頻度と尺八の楽器としての有名無名はまったく相関関係がありません。木魚が楽器として流行すれば街角にお寺は増えるんですか?
確かに尺八の発音原理はフルートと同じです。しかし楽器の構造がまるで違います。きっと元増田は「竹をくり抜いて穴を開けただけの単純な構造」だと思ってらっしゃるんでしょうけど。
違いを挙げればきりがないですが、代表的なのは「首振り」でしょう。あれは首というか顎を上下させて唇と歌口の接触面積を変えることで開口端補正を行い、音程を変えているのです。
尺八は指孔が5個しかなく、指使いだけではすべての音程を出すことができません。そこで首を上下させることで指使いだけでは出せない音程を補っているのです。
首振りで変わるのは音程だけではありません。息の流れも変わるため、尺八特有の「枯れた音」「渋い音」になります。
「首振り三年」ということわざめいたものがありますが、これは首振りによる音程や音色のコントロールが難しいことを端的に示す例えです。
なぜ首振りという奏法が笛類の中でも尺八にしか存在しないのか?これも尺八特有の構造に由来するのですが、ここでは説明を省きますのでご興味ある方は調べてみてください。
元増田であればこうした楽器の特性に不満を抱いて「楽器の方でなんとかしてくれよ」と思うのでしょうが、尺八はこの楽器としての不完全さを逆に特徴として他のエアリード楽器にはない特有の音色を出しているのです。
「尺八がホルンより難しい」とは言いません。というか、難しさの土俵が違うので比べようがありません。
私が言いたいのは、どちらの楽器も構造上不完全な特徴があるからこそ、唯一無二の音色が出せる、という側面もあるということです。
尺八にも初心者向けの「アダプター」なるものが存在します。リコーダーの口で咥える部分のようなパーツを尺八の歌口にはめ込むと、初心者でも難なく音が出せるというしろものです。
ところが、このアダプターをはめて尺八を吹くと、皆さんがイメージする尺八の音色とは似ても似つかない何とも悲しい下手なリコーダーのような音しか鳴りません。上級者が吹いても、です。つまり尺八を誰もが鳴らせるように息の通り道を固定すると、本来尺八が有する自由度が失われ画一的でつまらない音しか鳴らなくなり、尺八の個性が死んでしまうのです。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 94 | 14816 | 157.6 | 56.5 |
01 | 65 | 13123 | 201.9 | 48 |
02 | 30 | 8338 | 277.9 | 46 |
03 | 23 | 3546 | 154.2 | 75 |
04 | 25 | 1817 | 72.7 | 24 |
05 | 14 | 1800 | 128.6 | 46.5 |
06 | 24 | 7395 | 308.1 | 48 |
07 | 56 | 4847 | 86.6 | 52.5 |
08 | 91 | 11769 | 129.3 | 42 |
09 | 134 | 15147 | 113.0 | 48 |
10 | 225 | 19160 | 85.2 | 35 |
11 | 141 | 13058 | 92.6 | 50 |
12 | 137 | 15663 | 114.3 | 37 |
13 | 130 | 12390 | 95.3 | 42 |
14 | 138 | 16715 | 121.1 | 42 |
15 | 135 | 10776 | 79.8 | 38 |
16 | 149 | 13152 | 88.3 | 51 |
17 | 160 | 15579 | 97.4 | 38 |
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19 | 110 | 14136 | 128.5 | 37.5 |
20 | 176 | 18251 | 103.7 | 42.5 |
21 | 128 | 13662 | 106.7 | 36 |
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23 | 107 | 17736 | 165.8 | 46 |
1日 | 2485 | 287966 | 115.9 | 42 |
交響曲(5), 組曲(5), ヴィヴァルディ(5), ブラームス(6), ピアノ協奏曲(5), 古典派(4), ピアノ曲(4), ハイドン(4), マーラー(5), ラフマニノフ(5), 交響(6), ワーグナー(6), 序曲(3), 清田(3), 武満徹(3), メシアン(3), ピアノソナタ(3), パッヘルベル(3), ガイ(21), 方言(17), カー(13), 会長(14), 古典(9), 森(26), ワニ(9), 寄生(8), ジョーク(7), ホモソーシャル(7), ロック(12), 五輪(11), 聴い(16), 百合(11), 役員(7), 治安(10), 事務(10), 地震(7), ✋(7), 曲(26), 軽い(12), 音楽(23), オリンピック(14), モデル(13), 父親(20), 完成(10), 発信(10), 専業主婦(9), 洗濯(9)
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問:下の文章は、動画共有サイトのコメントです。文章を読み、以下の問に答えなさい。
素晴らしい演奏です。関谷先生らしく、実に無理が無く音楽的です。三善先生は、先日亡くなられました。先生の音楽は、武満徹さんや、黛敏郎さんと並んで、東洋の日本を代表する音楽であると思います。三善先生の、この「五つの童画」は。こんなものじゃ無いと思います。最近はコンクールで、若年層に歌われる機会が多いせいもあり、安全運転、ミスを発見されない配慮ばかりが目立ちます。ピアノの田中希代子の演奏のような、身を削る厳しさと、共通の様式にあると思っています。
設問1:筆者の主張に当てはまるものを下記より選びなさい。
ア:楽曲のポテンシャルを引き出せていないが、素晴らしい演奏である。
イ:楽曲のポテンシャルを引き出せていないので、素晴らしい演奏とは言えない。
ウ:楽曲のポテンシャルを引き出せているので、素晴らしい演奏である。
エ:素晴らしい演奏であり、楽曲のポテンシャルを引き出せているが、楽曲のポテンシャルはまだある。
設問2:筆者の主張に当てはまるものを下記より選びなさい。
ア:この楽曲を取り上げる若年層の演奏は、田中希代子の演奏のような、身を削る厳しさと共通の様式にある。
ライゾマあたりの演出で海外で人気がある人間に、全面的に演出を任せればいい。
https://www.youtube.com/watch?v=z64HCi2rQkE
こういうテイストの音楽使えばみんなそれを日本的なるものとして認識してくれるだろ。
もしくは武満徹とか。
ていうかさ、久石譲とかそんなガラカパゴス作曲家なんかどうでもいいから、どうせだったら有名な人間使おうぜ。
日本的なるものってさ、結局は大阪のようなごっちゃごちゃカオス、アジア!みたいな感じの方向か、
京都っぽい無味乾燥の暗い、神社!寺!って感じの二択しかないんだからさ。
教科書の表紙は、子供の描いた絵だったけど、すごく綺麗で幻想的だった。どこかの誰かが描いた絵、こんな絵を描ける子が信じられないような子がいるんだなと思った。
色々な曲が載っていたけど、全てを習う訳じゃなかった。色んなやってみよう、のコーナーもあった。でもだいたいそういうのは飛ばして、先生の選んだことをやった。選んだ基準は分からない。
唱歌はまずCDでお手本を聴いた。お手本は子供の歌声なのに、やっぱり信じられないほど上手で綺麗な声だった。スピーカーの向こうは別世界で、とても美しい世界が広がっているのを想像した。たまに、野暮ったい歌声の時もあって、今思えば古い録音だったのかなと思うけど、がっかりした。
自分が聴いてみたいと思う曲の一つに、武満徹のノーベンバーステップス、という曲があった。授業で流すことはなかった。
きょう、NHKで武満徹の合唱曲を聴いて、あの頃のスピーカーの向こうの別世界のこととか、会うことのなかった信じられない子供たちの事を思い出した。もしかしてあの頃の子供達は今日歌っていた人だったのかもしれない。
武満徹がベタ褒めしたと言われるマジカルパワーマコの曲、何回聴いても反認識という認識にまみれた感じですごい残念。。武満徹のCDBoxも聴いてみたがそこまで良いとは思えず。。
やっぱり言ってることとやってることがなんとも噛み合わないが音楽なのか。
雑誌などで「ここはこういうつもりでやっています」っていう作曲者の意図を聞けることもあるけど、いざ曲の前ではそれがどうしたってぐらいにどうでもいい部分であることが多いし。
逆にもし自分の大好きな曲をつくるアーティストに「これはどういうときにつくったんですか?」と訊いたとしても、絶対意外なことが聞けるだろうし、なんとなくとか感覚的な答えが返ってきたりすると思う。
『「作曲者の在り方」が曲の良し悪し。「作曲者が何をしているか」はそれに関係ない。』
という自分の中でのいつも結論に落ち着く。
ただ、武満徹の言葉から在り方を想像していたのに、一番大事な曲でずっこけるとは。。
口はアテにもヒントにもすんなということなのか笑。
http://anond.hatelabo.jp/20130323124047
中二病、高二病、大二病、社二病を乗り越えて患うのが35病だと思う。30代後半から徐々に発症する。
若者のだったつもりがいつのまにかおっさんおばさんの仲間入り。こんな症状が出たら罹患を疑うべき。
正直、頭が禿げるとか加齢臭がするとか脂肪が増えるとか肌が荒れるとか、そういうのは年齢とともにやってくるものなのでしかたがないことだと思う。
でもこういう「会社や店で横柄な態度のおっさん」が年寄りになると、最終的に菅直人や石原慎太郎や田中真紀子みたいなジジイやババアが出来上がるのだと思う。
若いころ「武満徹を殺せ」なんてビラを巻いていた坂本龍一も、今ではすっかり説教クソジジイになっている。
35病の厄介なところは、中二病などと違って年齢を重ねれば重ねるほど悪化していくところだ。
最近は女性だけでなく男性向けにもアンチエイジングが流行っているそうだけど、年をとりたくなければまずは見苦しいおっさんおばさん言動と行動をやめるべきだ。
かく言う俺も今年で34だ。街で見苦しいおっさんおばさんを見かけると「俺もそのうちああなるのか」と非常に憂鬱になる。
「それ年齢関係なくて、そういう奴は若くてもそんなだ」というご意見を頂いている。確かに石原慎太郎も坂本龍一も富野由悠季も若い頃から尊大な嫌なやつだったと思う。
でもこの人ら、年齢を重ねるごとに尊大さが悪化して説教クソジジイになったじゃないですか。これって年齢とは決して無関係とは思えないんですね。人生経験がかえってマイナスに働くというか、成長ではなく老化していくというか。
この文章からにじみ出ていると思うけど、俺も子供の頃から世の中を斜めに見る嫌な子供だった。それが嫌な若者になり嫌な大人になった。このままいけばきっと嫌なジジイになるのだと思う。三島由紀夫が45歳であんな死に方をしたのは、そういうジジイになるのが嫌だったからだと思う。
http://anond.hatelabo.jp/20130330190713
35病のサンプルとしてリンクしておく
おおもとの発端はこれ
https://twitter.com/sokohjo1/status/278806015833694210
JASRACが雅楽の公演に突っかかるのはおかしい!がおかしいたった一つの理由。
http://d.hatena.ne.jp/sophizm/20121213/1355376996
@sophizmの日記というまとめを読んで、わかりやすい部分とちょっとピントずれしている
指摘について個人的な説明と補足
についてはおおむね同意。なおJASRACが管理信託されている曲を公演上利用したかの申請をしろという話
ちなみにコンサートをホールでやる場合や500~1000人規模のライブをやる場合はJASRACの確認とか現状の
査察みたいなものが入っているみたい。自分も500人向けのコンサートを有料で行った場合申請した。
ただしJASRACの信託曲に関しては使用料を規定通り払い、信託曲でないものは払わないというような選択は
できない。ステレオタイプの申請書に、「入場料」「どの曲をカバーしたか」を記入をして、人数とチケット
この書き方は誤解を呼ぶ。
クラシック音楽というジャンルを示しているならば悪くない言い方だが、クラシック音楽は著作権切れてい
る。いわゆる純音楽であっても近現代の作曲家であれば著作権が切れていないだけ。
たとえば「スティーブ・ライヒ」(存命)や「カール・オルフ」(死後50年たってない)などはまだ50年
たってないので著作権は生きている。
http://music-bells.com/?mode=f12
雅楽も同じでジャンルとしての雅楽ならば著作権が生きているものもある。例としては吉松隆氏の現代雅楽
は作曲者も存命だ。また著作権とは別に隣接権や原盤権というのもある(JASRACはこの点に関して無関係)
http://homepage3.nifty.com/t-yoshimatsu/~data/Article/bunka2006.html
★吉松隆
http://matome.naver.jp/odai/2134793976655349501
そりゃそうだ武満徹氏は没後50年たっていない。
ちゃんと事務的に仕事をしているとは思うけど・・・ただ音楽の利権で食っている人としては、こんなお役所
仕事じゃだめだと思う。
■まとめ■
戦時加算とかあって、ややこしいとこもあるけど。作曲者の死後50年たっている曲はパブリックドメインに
なるよ。
でも、ジャンルとしてクラシック音楽でも雅楽でも作曲者が存命だったり若しくは死後50年以内のものには
著作権発生するよ。
えーと、個条書きにする。
ここまで予め出しておいた方がいい個人的な情報。以下本文。
誰一人として異議を唱えない定義も欲しいし、それは違うだろ、と一番ツッコミが入る定義も欲しい。エレキギターと電子ヴァイオリンはソロだろうと協奏曲だろうとこんなの使ったら吹奏楽じゃねえ!って発狂する人もいるだろうからね。吹奏楽という意味自体はどちらかというとだんだん拡大解釈されてきたように思う。それでも「オケはオケでしょ?」な人がいる。じゃあそこの「潜在的に考えられる境目はどこよ、ヴァイオリン使ったらオケなのかい」って話になる。つまり、「そこまでこだわるんなら、はっきりした定義を持ってきて、納得させて欲しい」ということでもある
これを求めているのであとの二つはいいや。というか上が解決すれば下も解決する。
あえて俺様ルールを持ち出すとすれば、
全部音楽だ!文句あるか!もっと爆発しようぜ!!
ということになる
けっこう話題になったサブカル系ブログで音楽何が好き?と聞かれたら
くるりと答えておけば安牌みたいな話があって、あるあるネタとして受け取ったんだけど
自分なりにそのあるある感の仕組みを考えてみてちょっとこれはいかんなと思った
あまり音楽を知らない人とサブカル系音楽好きの中間地点より少しサブカル寄りサブカルの入り口あたりにくるりがいることじゃないかな
それを他人に説明する煩わしさとそれによって得られる成果の期待度の高さ
そしてサブカル好きの自分のセンスに対するプライドとそれに対する対外評価を計りにかけて
彼女たちの最小公倍数兼最大公約数、妥協点兼試金石として丁度いいところにいるくるりの名前を出すんだと思う
それがわかるからこそ、そのあたりしか聴いてない人のことを
ミーハーサブカルやヴィレバン厨と言って揶揄する人もたくさんいるわけで
でもそれはそれを揶揄してるもっとマニアックな音楽を聴く人や聞かれる側のアーティストにも当たり前のようにあるわけで
いわば音楽におけるセンス競争にアーティストもリスナーも驚くほど様式的な形で参加してしまっている
たとえば2chの音楽スレでよくあげられがちな面々ビートルズやフーから始まりミッシェルゆら帝ナンバガ村八分toeガスターデルソル武満徹などなど
自分の嗜好と対外評価を計りにかけその中で一番センスがいいとされる
いわば無難なアーティストをこぞってあげた結果一里塚のようにぽつぽつと偏りが現れてくる
センスのよさ競争で外し要素は重要だがセンスの良い外しかたというものが漠然とあってそこからさらに外れたものは叩かれる
だんだんコツをつかむとより危険牌に近い安牌がわかるようになるから安全にスタンドプレイもできるようになる
一見このバンドは○○だが、こういう視点から見ると○○で面白い式の
当然みんな単純に好きだから聴いてる部分がほとんどだろうからそれだけに
自分の中のそれをやっつけるべきかどうかは未だにわからないけど