はてなキーワード: BUMPとは
面接が終わって帰る時、その男は、ひとつ前の受験番号だから一緒に帰った。
俺は合格したけど、朝起きられなかった。
7月頃、学校の近くで、俺が受験した時、前にいた男と再会した。
奴は髪を立てて、ベースを持ってた。
「よう、あの時の奴だろ? 俺だいぶ前から気付いてたけど、
その時話してて、その男は俺の近所に住んでて、
クラスの奴とBUMPのコピーバンドをやってることがわかった。
そいつは俺にギターでBUMPのコピーバンドを手伝ってくれ、と言い出した。
俺は断り、俺が歌ってギター弾くからバンドやらねえかと誘った。
ベースと二人で「グリザイア」って言うクズバンドに入ろうとしたことがあった。
こっちから
「やっぱりやめるわ、お前んとこ潰したるわ」
そう言って電話を切った。
こちらの募集記事みて「ドラムやってます」と言ってきた男とベースも一緒に高円寺で会った。
安っぽいインドカレー屋だった。俺はキレて
お前何見て電話してきたんじゃ、
カス、俺達のメシ代も払っとけ!」
そう言って二人で帰った。
何の期待もしてなかった「ぴあ」の募集記事を見て電話してきた男と会った。
そいつは、やけに暗い目つきをしてて、一発で俺とは気が合わないと感じたけど、
ドラム歴8年と大きいことを言い、割とパンク、ハードコアも知ってたから採用した。
何か冴え無い奴と思ったけど、3人でスタジオに行った。
この面子でやってくことにみんな納得した。
当時、高円寺のスタジオで週2回練習し、だんだん曲も増えてきた。
後はコンサートをやるだけなんだけど、俺も含めて全員知り合いが居ない訳。
当時は誰も知り合いが居なかった。
新宿のJAMで消毒ギグってコンサートを企画してたシンって奴が居た。
俺は奴に「殺意」のデモテープを渡して何とかコンサートに出してくれって頼んだ。
ライブハウスもすぐには出してくれなくて、昼間 オーディションを行ったりしてた。
「次のコンサートも、もう決まってるし、しばらく出せない」
と言う返事だった。
俺は何かムカついて
「いいじゃねーか、Forwardみてーなバンド出すぐらいだったら、俺達の方を出せよ」
そう言ったが、奴は
「そんなこと言われる筋合いは無い」
確かそんなやりとりだった。
結局知り合いが居ないとコンサートにも苦労する。
俺は、自分ではやけに丁寧に書いたつもりの手紙も添えて送った。
「今度のバースピに出てもらえないかなぁ」と言われ、俺はすぐに了承した。
そのことを2人に言うとみんな喜んでた。
年が明けて、1月半ばが初ライブに決まった。
初めてのコンサートだからよく憶えている、下北沢SHELTERってとこだった。
それで、初ライブだけど、さっぱり受けなかった。
ステージの前だけガランとしてて客は後ろの方で観てるだけで。
俺の次に出たガバメントはやけに盛り上がって、結局メンバーは落ち込んでたな。
「Slangつまんないんだって?」
俺はその通りと言いたかったけどそんな状況じゃない。
適当なことを言ってその場を凌いだ。
確かシンに電話で話した時俺は、「Slangはつまんない」って言った。
それを、KOにチクッたんだと思う。
その数日後に新宿で
「今度の消毒ギグに出てほしい」と言われて、俺はすぐ了承した。
その頃こんな出来事もあった。
この前、「Slangつまんないんだって?」そう言われたからね。
それから、KOが来てやっぱり友好的で、
「いやまだ作ってない」そう言うと
「コピー代もばかにならないから、前に俺がバイトしてたとこでコピー機借りれるから、
用紙だけ買えよ」って言われた。その後KOの家に三人で行った。
結局俺はラッキーだったのか、その頃知り合ったハードコア関係の奴とは、
特に揉めたことは無い。まぁ、俺のことを嫌ってる奴もいるだろうけどね。
当時は、俺達にしても、せいぜい20分ぐらいの演奏時間だった。
それに客も今みたいに多くなかったからSlang、Gauze、Forwardと
まとまってライブをする方が得だった。
大体観に来る奴もいつも同じ様な感じだったしね。
その頃、一番面白かったライブは、東大でのオールナイトライブだ。
かなりたくさんバンドも出たし、東大の学生ともめて、ガラス壊したり、
俺がヴォーカルで、Poison Arts、Gism、Executeの曲をカバーしたりした。
その後、俺達も順調に活動してて、ある日、P-Vineからレコードの話が舞い込んだ。
1万円より安かったかもしれない。俺はそれを聞いて頭にきた。
そんなもん売れるに決まってる。
てめぇのとこで宣伝して費用はプレス代とジャケット代だけだから、
俺はP-Vineの儲けに加担したくない。
メンバーも俺の考えに納得した。
その頃はけっこう楽しかったね。
ベースと二人で高円寺の小さなロックバーで「腹減ったなあ」と話していたら、
知らない男が話しかけてきて、俺達の飲み大全部払ってくれて、
ビビりながらついてくと、荻窪のでっかい十字架のある小さな教会に連れて行かれた。
神父ってやつが出てきて、「この方は何百万も寄付してくれている」って笑いながら礼拝堂へ連れて行った。
そこで服を着替えさせられて、
「ハレルヤと早口でつぶやきなさい。うまく言えなくなるでしょう、
と言われ、「ふざけんな、そんなもん、早口で言えるわけねぇだろ」
そう思ったけど、メシおごってもらわないとどうにもならないからね。
なんか、RAPTとかそんな名前の宗教だったのかよくわからないけど。
そのことを、練習の時に話したらやけにドラムがぶつぶつ文句をいいだした。
俺も笑い話程度のつもりで言ったんだけど、だんだんムカついて練習やめて帰った。
その辺を境に俺とドラムは疎遠になっていった様に思う。
それと、あるライブでベースがドラムに蹴りを入れて、ドラムが演奏中に帰ったこともあった。
確かその日は、みんななぜか機嫌が悪くて
2曲目か3曲目の途中でベースが
気合いを入れる為にベースの背中を蹴った。ドラムはムカついてすぐ居なくなった。
ドラムが居ないんだったらもう演奏は出来ない。それで途中で中止となった。
俺もムカついたけどとりあえず、ベースと二人でドラムの家に行った。
多分その辺のこともあってドラムはバンドをやめようと決めたと思う。
その年の11月、1stシングル「悪魔のざわめき」のレコーディングを行った。
新宿JAMってスタジオで、各パートのバランスを決めて一発録り。
それから、どのテイクにするかみんなで決めて、
全部で300枚リリースした。
すぐにリリースしたかったけど、制作費はメンバーの持ち寄りだから、
1月にリリースした。
けど、俺にはひとつの考えがあった。
こっちで作ったレコードを店に置いてもらう場合販売価格の数十%を
手数料として店に取られる。
買えない奴は通販で直接売ればいい、そう思った。
本当に欲しかったらどうしても手に入れるだろ?
それにたった300枚プレスだし。
店に数十%パクられるのもムカつくしね。
そう質問されて、俺は、
「愛だよ」そう答えた。
俺はこのツアー中あんまりメンバーとしゃべってないように思う。
「俺、やめるわ」
俺は、引き止めることなく、「そうか、しょうがねぇよな」そんなふうに答えたと思う。
とりあえず、ドラムは脱退した。
ところで、俺は茨城出身だけど、地元でドラムをやってるやつがいた。
俺はそいつと話して「ドラムを一ヶ月手伝ってくれないか?」そう言った。
それで、スタジオで演ってみたら、まるで出来ない訳。
今さら帰れとは言えないしね。
一番大変だったのはドラム本人だ。
奴のプレッシャーは桁外れで、毎日ずっとドラムを練習していた。
そいつのおかげで、京大西部講堂、それと大阪で二回のライブを無事に演れた。
あと、書こうと思ってて忘れてたことがあるので書く。
それは写真について。
他のバンドと比べて雑誌での写真が少ないと思うかもしれないけど、理由がある。
music magazineが「日本のハードコアバンドの特集をするからインタヴューを受けて欲しい。」って。俺は了承した。
なおさら載せたくない。
連中は「それならコンサートの写真はどうですか?ちょうど、この後のライブで写真を撮ります。
俺はさらに態度を硬化させ、
ライブは観るもので、写真を撮ったり録音するもんじゃねぇーんだよ。」
そう書いてあった。俺にはそんなポリシーは無い。
それ以降、写真嫌いが定説となったけど、ライブでの撮影は見つけ次第やめさせた。
けど、まずはドラムを早く見つけることだ。
俺達にとって、初めての本格的なやつだ。
一発録りじゃないって意味でね。
初めてだったし、録音中はでかい音だし、
各パートのバランスまで、プレイバックの音が大きいから分からなかった。
けどこの失敗作から学んだこともある。
それはそれ以降のレコーディングに生かされたと思ってる。
それ以前は借りたギターだった。
ベースが辞めた後も壊れるまで使った。
これでニ代目のドラムが決まった。
是非参加してもらいたいんだけど。」
俺はすぐに了承した。
この時のレコーディングは前回の失敗もあったから、かなり考えた。
途中でハウリングが耳につくけど、ハウリングも好きだからそのままにした。
レコーディングが終わって、静岡でライブの話が来てその時、問題が起こった。
ライブの後、いたれりつくせりで俺達は上機嫌だった。
確かスナックに連れてってもらった時そこで俺とドラムがささいなことで喧嘩になった。
お互い酔ってたから殴り合いになった。
「てめぇが一番ムカつくんだよ!」俺はそう叫んだ。
帰りの車の中は最悪だった。
誰も口をきかないしシーンとしてた。
けど奴の目論みははずれた。
その結果ドラムは抜けざるを得なかった。まぁクビってことだ。
それと同時に色々メンバー募集もしてけど、ドラムは決まらなくてね。
だから、コンサートが決まると誰かヘルプを探して、けどへたな奴では無理だしね。
それでガーダシルのドラムにサポートを頼んだ。ちょっと、記憶が定かじゃないけど。
俺はそいつがガーダシルでドラムを演ってるのがもったいないと思ってたしね。
その次のライブは、年が明けて3月屋根裏でのハードコアのオールナイトライブだった。
話は変わるけど、「記憶の奥の悲哀情」って曲はかなり前からあった。
まぁ、ハードコアっぽく無いけど、
それは俺の音楽遍歴にも「記憶の奥の悲哀情」を作った理由がある。
俺と直接付合いのある奴ならよく分かってるだろう。
詳しく書くとかなり長くなるから省略するけど、
まず初めてショックだったのはSex Pistolsだ。
ウィンザー家とか、イルミナティの悪口を気軽に歌にしているのが衝撃的だった。
それは"反抗"だ。
これを読んでる奴も反抗することを忘れないで欲しいね。
イルミナティになぜか逆らいたくなる、それで充分じゃない?
俺は今でもそんなガキだ。
話がそれたけど、その次がDischarge。理由は分かるよね?
次に注目したのはグランジだ。
その中でも俺にとってDischarge並に衝撃的だったのは
RYOTA BAND、al.ni.co、亜矢、秋吉契里だった。
Aliene Ma'riageやMadeth gray'llなんかのヴィジュアル系も好きだったし、
そっちの方にかなり傾いていったのは確かだ。
「からっぽ」とは「かつて持っていたけど失くしてしまったもの」を意味する。
大切な人、物、夢などが該当する。
(使用例)
何もいらない だってもう何も持てない 余りにこのからっぽが大きすぎるから
(月虹)
新しいものを求められないほど、失くしてしまったものが大きすぎることを示している
重くなる度怖くなった 潰さないように抱きしめた
(ファイター)
失くしたものが時を経るごとにますます愛しく重くなっていくことを示している
同時にそれを忘れたり毀損することへの恐怖を示している
(メモ)
基本的にはBUMPの歌詞は「A ならば非A」「非AならばA」という逆張りが散見される。
「絶望すると(それ以上不安にならなくていいから)楽になるね」
とか
「羽がない生き物(人間)が飛べたのは、羽がなかったから(飛びたいという夢を叶える力になった)」
みたいな理屈。
「藤原君と仲間たち」で、仲間たちは顔も知られないから不倫しちゃって活動休止するんだなあ。
バンドってのはときに「メンバーAがメンバーBに音楽をやらせ続けるために存在し続けている」なんて表現されることがあるが、BUMPもそういうタイプのバンドだと思ってる。最高の仲間と出会い仲間を輝かせる中で自分も輝く道がある。
ナッチャンはビビアン・スーに酷いことしたよね
最初に言っておくけど俺は音楽的センス0で音楽は完全に「情報を食う派」だからな。
以下目次。順番は思いついた順なので特に意味はない。食える情報の系統が違いすぎて順位はつけられねえや。
・硝子ドール
・アカシア
・Constan Moderato
・群青
・CROSSING
・夏の記憶
・Gの閃光
・硝子ドール
データカードダス・アニメ『アイカツ!』より藤堂ユリカ様(ヴァンパイア設定アイドル)の持ち歌。女児向けでまさかのプログレッシブメタルを!更にはピロピロギターソロを完備。個人的に特筆すべきは「永遠の時を生きる吸血鬼少女」という設定から産まれた『超・少女趣味・耽美的・モラトリアム語り』な歌詞である。「ビロードの重い空」、「鍵が壊れた鳥籠」、「自分だけに見える鎖」などなどの歌詞によって浮かび上がる永遠の暗闇の中に自ら引き籠もりその悲観的な世界に酔いしれる姿。それを「いつまでも少年時代のトラウマに引き込もったまま人間関係を構築しなくて良い趣味やフィクションの世界に籠もり続ける」オタクが勝手に自分に重ねてガン刺さりである。人目を恐れて締め切った暗い部屋の中で人生に絶望しながら聴きたい曲。
・アカシア
ポケモンのMV『GOTCHA!』テーマソング。MVを見ればそこにはポケモンの20年分の歩みが。目を閉じればBUMP OF CHICKENの25年の歩みが。
バンドってのはときに「メンバーAがメンバーBに音楽をやらせ続けるために存在し続けている」なんて表現されることがあるが、BUMPもそういうタイプのバンドだと思ってる。最高の仲間と出会い仲間を輝かせる中で自分も輝く道がある。ウッチャンとナッチャン、ピカチュウとサトシ、オタクとオタク趣味。まあ俺みたいな消費オンリーオタクは一方的に貰うだけでは誰かに何かを与えたことはないが、心の中で出しもしないラブレターはいくらでも綴ってきたから輝きを見出してきた回数じゃ負けてねえぜって気持ちで聞いてるぜ。
歌:fripSide
TVアニメ『とある科学の超電磁砲S』の後期OP。でももっとずっと重要なのはfripSideが小室哲哉の作曲した歌を歌ってるってこと!オタクソングの中には一定割合でコレもろに小室の影響を受けているなって曲が存在する。I'Veが一時期量産したエロゲソングに代表されるように!それが、今、遂に、交差する!伝説との共闘。始祖との共演。夢のクロスオーバー。内容それ自体よりなんかもうそこが凄い!fripsideのクロスオーバーだと『escape -crossroads version-』という白詰草話(大槍葦人のガンスリンガーガールっぽいやつ)のOP(元はresetの曲)をfripsideが歌ったバージョンが個人的には激推しなんだが、だが、eternal realityは……小室とのクロスオーバーは圧倒的すぎる……俺たちがずっと心のなかで思ったことが具現化してんだぞ……。
歌:堀江由衣
アニメ版『シスター・プリンセス』のOP。ある日突然12人の妹ができることで知られるあのシスプリを代表する曲。「lovelovelove」に「アイアイアイ」とルビをふる歌詞は一度見聞きすれば忘れられない。内容自体は「ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!」で長年愛される堀江由衣が歌うバリバリの純愛ソング。とにかくシスプリは凄かった。いま流行りのラブライブと設定を考えたのが同じ人(公野櫻子)だと言えば、その凄さの片鱗が少しは想像できるかも?一時期インターネットの個人日記でどこもRO(ラグナロクオンライン)とシスプリの話をしてる時代が確かにあったんだ。KANONかROかシスプリの話を皆してたんだ。最近だとシスプリのキャラが20周年を記念してVtuberをやっていてまたちょっと話題になった。そのVのバーチャルライブの最中でこの曲のイントロが流れた時、どこからか「きょええ~~~~~~」という叫びが聞こえた。その時「わかる。」と思ったもんよ。だって本当に心拍数が凄い上がって、まるで初恋の人に夢で再開したみたいになって、さすがは運命の恋を歌う超名曲だなって。美化された思い出の完成形なんだよ。
歌:KOTOKO
OVA『マリア様がみてる』ED。オタク的にマーティと言えばももクロかコレ!本当にきれいな旋律なんだなコレが。その綺麗さがマリみてのイメージと最高に噛み合って神々しい清涼感がある。聞いている間だけはどんな汚いオタクも静謐な気持ちになってしまうのだ。この曲を聞いてるときに必要な語彙力は「きれい」の3文字だけで十分だ。
oblivious
歌:Kalafina
劇場版『空の境界』第1章OP。あの頃の日本に漂ういよいよ駄目なのではという閉塞感、自分の価値を高めて生き残るしか無いという焦燥感、そうはいっても俺には無理だろという絶望感、そこから逃げるために広がる妄想膨らむ悲観の非現実感。そういったロクでもないものが心のなかで混ざり合ううちに、都会の暗黒へと魂が霧散していくような浮遊感。青く光る闇が広がりがちなビジュアルイメージとの噛み合いが最高だぜ。梶浦由記は名曲まみれな中でコゼットの肖像から始まり.hackやまどマギやら脳内で次々トーナメントで戦わせていった結果最後にはコレが残った。研ぎ澄ましてもしょうがないオタクのペラペラな感受性が尖らされた挙げ句にセンサーが無限の虚無の中に落ちていく感じが好き。
作曲:mozell
フリーゲーム『遺跡島と7つのまほう』等で使われているフリー楽曲。数多くのアレンジが存在し、その中でも『バンバード ~Piano Version~』が特に有名。ノリノリでテンポのいい民族風の音が非常に軽快で楽しい。とにかく「音」が「楽」しい。うわーい「音楽」だ―。鼓膜に気持ちの良い周波数が次々叩き込まれて脳が快感に揺られる気持ちを味わいたい欲求を満たす能力が非常に高い。
Constan Moderato
作曲:ミツキヨ
スマホゲーム『ブルーアーカイブ』タイトルBGM。タイトル画面にふさわしい柔らかさをベースとして軽快にピッコピッコと音を叩いていくエレクトロな曲調に妙な安心感がある。これは……GBCとかGBAのゲームでありがちだったアノ感じや……なんちゅうもんを食わせてくれたんや……。強めの味付けでスパイス聴かせて音を立たせていくレトロさは健在。そこにGB時代と比べ物にならないスマホゲーの豊富な容量が実現する当時にはなかった柔らかさを追加。古臭さは感じさせずに圧倒的に懐かしい全方面にあったっけえ音。これぞまさに実家のような安心感。デジタルの羊水よ。
アーケードゲーム(家庭用もあるけど)『電脳戦機バーチャロン』の主人公ステージBGM。知ってる人なら一発で分るレベルの自己主張抜群のイントロを聞けば魂が当時のゲーセンへと帰っていく。対人ゲーというストレス憎しみ発生装置から産まれたとは思えない爽やかさと前向きさ。それでいてピリピリきてる神経とのくっつきの良さ。いつしか意識は画面の中へとシンクロし機体と痛覚がリンクするのだ「痛っ」「食らったのお前じゃないだろ」
群青
歌:YOASOBI
ブルボン『アルフォート』のCMソングらしいが、オタクからすると漫画『ブルーピリオド』イメージソング。八虎の「好き」が受け入れられた感覚を手拍子やコーラスで表現する発想が天才すぎる。コーラスパートの明るさによって今度は1人で歌っている時の孤独さが加速する。芸術というコミュニケーションを通して不安を抱えながら恐る恐る胸襟を開く怖さ、伝わることの喜び、ブルーピリオドの世界観がよく表現されてるぜ。そんな姿に漫画家と音楽家の間でもグッドコミュニケーション成立してるなと俯瞰視点で古参面だ。ブルーピリオドが本当に面白いって皆が知ってくれて俺も鼻が高いよ。
CROSSING
作曲:Funczion
歌:Marica
18禁ノベルゲーム『CROSS†CHANNEL』ED。「絶望でよかった」から始まる歌詞が自己や社会への失望感を語りながらも、それでも結局は人と関わる道を選ぶことを歌う。聞き手の社会不適合度が高いほどに何度も何度も頷いてしまう。同じように社会への不適合を嘆く歌詞の歌は世の中に数あれど多くはメタルなオッサンがヘドバンしながら聞き手を責めるがこちらはゆったりとその懺悔を復唱するかのように歌ってくれるので非常にメンタルにいい。社会が怖くて仕方ない夜でも何度も聞いているうちになんとか社会に戻ろうと思わせてくれるので助かっている。このゲームにインスパイアされたらしい岸田教団の『84』もオススメ。
夏の記憶
TVアニメ『スケッチブック』の最終話前回の限定OP。どこまでも広がる夏草の真横でママチャリ漕いでるような光景が浮かぶ曲。シットリとしていながらも爽やかな夏限定の青いノスタルジー。まったりしたいときに聞くとちょうどいい。
歌:ハセガワダイスケ
TVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』ED。散々鬱っぽいことを繰り返してきたガンダムシリーズながらもまさかの超前向きソング。と思わせて2番では「リアルは地獄」と言い出し、3番にいたっては「出来ると思ってない」なんて語ってしまう躁鬱の激しさ。富野監督が今までの人生の中から『やらないと始まらないからやるしかない』という答えを導きそれを若者へと伝えようとするある種の説教ソング。でも富野がそこまでいうならまあ地獄の中であがくしかねえなって気持ちになれる。
歌:SHIHO
18禁ノベルゲーム『未来にキスを-Kiss the Future-』テーマソング。歌詞で叙述トリックかけてくる歌でこれ超えてるの俺はまだ知らない。OPでネタバレしてたアニメやゲームは知ってる。叙述トリック仕込んでる恋愛ソングも知ってる。でも曲単体で叙述トリック成立させつつゲームの設定とも絡めてきててやってることのスケールが作品世界の根底全部ひっくり返してくるようなのは自分が知る限りこれだけ。それ以上にやってることのテーマが好き。気持ちのいいリリックで気の狂ったトリックしかけてくるし作曲は高瀬一矢で全部好き。なにより今の世界だと「まあ人類って結局何度もピンチを乗り越えられてるからそうそう滅びなくね?」が蔓延してるけど、その直前の「本当にピンチになったとき人類は遂に滅びるのでは?」に神経をとがらせることがまだ出来た時代の名残とかデジタル技術の指数関数的進歩への盲信とかが加わってこの曲の展開に対してコレマジであり得るんじゃねみたいなノリがまだ可能でさ……つまりは失われた技術、オーパーツだよ。
絶対しないけど。
良心もあるし、現実的にやって家族に迷惑かけるのも申し訳ないし、もっと現実的に「私がナイフを持てるのか?」みたいなのもあるし。
でも秋葉原の加藤の聞いてたBUMPの曲とかたまに聴くと涙が出てくる。
私は警察の職質を受けたことがない。若い女で怪しそうな見た目ではないから。
同じように怪しい見た目の男は夜道を歩くのに怖がらないのかもしれない。
見てる世界がだいぶ違う中で、私も同じように「ここでメチャクチャに暴れた後自殺して全てを終わりにしようかな」と思う時がある。実行へのハードルはかなり高い。身長150cmの女が暴れたところで…。武器も持ってないし。武器もつの怖そうだし。
不倫を理由に活動を休止していたベーシストが活動を再開したことを知った瞬間に、長く追いかけていたBUMP OF CHICKENのファンをやめようと決めた。
ベーシストのポエミーな謝罪文は読んだ。僕は人並みに文章を読めるつもりでいたけど、彼がどうして活動を再開できたのかわからなかった。
ネットに転がるファンと思しき人のポエミーな発言も読んだ。彼らがどうして活動再開を受け入れているのかがわからなかった。
アーティストのことはわからないことの方が多い。当たり前だ。彼らは素晴らしい音楽を作る一方で人間だ。綺麗なままではない。僕たちに見せない顔なんてたくさんある。
けれど、BUMPだけは違うと思っていた。人間であり、偶像だった。プライベートのことなんてわからない。でもこんなに素晴らしい音楽を作るんだから、きっとどこまでも美しい存在なのだろう。
そういうふうに勝手に思っていた。
わからないと思い込んでいた時間が好きだった。BUMPの音楽に触れていれば、何もわからないから、BUMPの音楽だけに没入できていた。
でももう違う。想像もしない形で現実がひけらかされ、わからないと思うことが変わってしまった。辛くて苛立たしいことばかりがわからなくなってしまった。
不倫を赦すリスナーと同じ土俵で応援することもできない。理由もわからずにおかえりなんて僕は言えない。仮にわかっても、誰かを蔑ろにしたことは変わらない。
はじめて増田になる。
この気持ちを書くことをとても迷った。それでも、たとえ匿名と情けない状態でも言いたくなったのでどうか怒らないで読んでほしい。
BUMP OF CHICKENのギター直井さん(以下チャマ)の不倫報道についての私の個人的な気持ちだ。
ラインニュースでチャマの不倫を見た私は、まさか文春砲があのBUMPに!くらいの気持ちしかなかった。
正直どうせ嘘か、そこまで問題になるとはないだろうと軽い考えで記事を開いたのを覚えている。
しかしその気持ちは記事を読むにつれて薄れ、心の底からチャマを嫌悪した。
家庭があることを浮気相手が承知した上で不倫関係に及ぶことがある。
それは「私たちはこれから家族を苦しめますよ」という同一認識を持ってお付き合いを始めている。だからこそ不倫は人を故意に傷つける行為であり、慰謝料の支払いや世間体が悪くなることも覚悟の上でお付き合いをするものだと私は考えている。
そんな覚悟を持って、人を愛するなんてすごいなとある意味一目置いてしまう。もちろん、そんな考えなんて一ミリも考えずに、ダラダラと甘い蜜を啜りたい一心な人ばかりというのもわかるっているけれどね。
だってそんな覚悟があるならさっさと離婚して一緒になりなよとも思うから。前提として私には不倫は理解できないものであった。
被害者は知らぬうちに不倫相手にされていて、一歩話が進めば結婚詐欺になったのではと思う。
もしこの被害者が私のような考えの持ち主だとしたら「自分が人を傷つけていた」事実に悩むのも無理ないと彼女に心から同情した。
チャマは家庭がありながら、そのことを隠し被害者の女性を騙している。妻子がいることを突きつけられたら、被害者の女性を小馬鹿にし別れを告げたとかかれていて、しかも被害者の女性の両親にまで会っていた。
女性の両親と食事をするって相当親密な関係だと思うし、妙齢の女性であれば結婚の意識もあったのかもしれない。そしてそのような状態であることを周囲も微かにわかっていて、被害者は彼女だけではない様子…
週刊誌の記事だし、ここに書かれていることが誇張された内容であることを祈っているけれど、はっきりと言って人として最低の行いであり倫理観が欠落している。
チャマからすれば短絡的な行動なのかもしれないけれど、しっかりと一人の女性の人生を弄んで、故意に陥れていた。
また、周囲もそのような状況を容認していたとなれば彼の周辺環境全てが真っ黒に思えてくる。集団でゲームのように陥れていたのでは?と、悪いように考えることはいくらでもできてしまうものだ。
もし、自分がそんな行動を起こされたら相手のことを「あんな人間に引っかかるなんて運が悪かった。次は気をつけなきゃな〜」なんて軽く思えるだろうか。
自分の価値を踏みにじられ、自尊心を傷つけられたのに、その男は今も笑ってその音楽は街中に響く。
そんな状況に耐えられるだろうか。
…こんなの私の憶測で、全部妻子がいると知っていて初めから週刊誌に記事を売ることが計算だったのかもしれないし、本当のことなんてわからないけれど、私は彼女の起こした行動を責めるなんてできない。
彼女が心優しい人だった時、きっと彼女はこの記事を出そうと出さなかろうと悔やみ、悲しみ、自分のことを責めたと思う。
そっと声をかけたい。
お疲れ様でした。これから素敵な人生がありますように。前を向けますように。
私にとっての涙のふるさとを一緒に探しに行ってくれて、心が荒む時、どうしようもなく迷った時、一緒に泣いてくれるバンドだった。
これでもかとつらいことや、理不尽で、どうしようもならないことが、この世の中にはたくさんある。きっと被害者にとっては今回のことはそれに当てはまるだろう。それでも泣く場所をくれて、楽しませてくれて、元気に前を向くように促してくれるのが音楽で、私にとってそれはBUMPの音楽だ。
そうは言っても今回のことを受けて、BUMPの曲を聴いて傷つけられる人がいる。
このことの被害者はチャマの家族や不倫関係にあった女性達だけじゃなく、メンバーやスタッフ、ファンにも及ぶ。きっとファンだって彼らの曲を聴いて苦しくなる人が出てきてしまう。…きっと私がまだBUMPの音楽を好きなことは、彼らの音楽がそういった人たちへ届く機会を増やすだろう。
背中をさすってくれた手が、他の人の心を殴って傷つけていたと知って戸惑わない人はいない。
それで嫌いになったって仕方ない。それでもやっぱり好きなら、それも仕方ないことだ。
Twitterでは、不倫相手が雑誌に話をしたことが気に食わないだとか、バンドマンなんだから女関係だらしなくて当たり前だとか、これで活動休止したらどうすんだ、なんて相手の女性を逆恨みするかのような発言が見えるけれど、悪いのはチャマだ。因果応報。彼女を叩くのはお門違い。
そして、このくらいのことでファンをやめるなんて本当に好きだったのかと、人の好きの度合いを測ろうとする人の多さも解せない。
好きだからってなんでも擁護するのはおかしいし、それは盲信するただのやっかいな信者だ。なんでも許される神様をつくろうとしてるだけ。
私は同じ人間として、彼らのことが好きだ。好きだからこそ許せないこともある。人それぞれの物差しがある。好きの度合いだって個人差だ。
反省するべきなのはチャマ本人だけ。活動休止、残念だけど私は少しほっとした。お咎めなしで帰ってこられても受け入れられないと思っていたから。
しっかりと自分を見つめ直してほしい。
同じような思い出があります。
1996-1998年頃だと思うのですが
その時の対バンで"bump and grind"というめっちゃうまいメタル系のバンドが出てきて度肝を抜かれました。
ギタリストはsteve vaiと同じ7弦ギターを自由自在に操りベロベロ弾きまくっていました。ドラムとベースが圧倒的にタイトで、ボーカルの高音の伸びがものすごく、
お客さんの興奮具合も先輩のバンドの時とは大違いで、お姉ちゃん達とかものすごい盛り上がり様でした。
私の場合、対バンのバンド名なんて大体はすぐ忘れちゃうもんですが、この時ばかりはそのバンドの名前を必死に覚えようとしました。
やがてライブが終わるのですが、なんとこれからCDを販売すると聞いて絶対買ってやると意気込みました。ところが、列に並んだ私よりもだいぶ前でCDは売り切れてしまいました。
普通、バンドはライブが終わるとCDを配布販売するだけではなく、必ず次のライブのスケジュールを告知します。ここで次のライブのスケジュールをがっちり押さえればよかったのですが、私は詰めが甘く、こんなに人気のあるバンドなら次のライブぐらい後で調べられるだろうと思って、そのままライブハウスを後にしてしまいました。
その後は、いくら調べてもそのバンドの情報を見つけることは一切できませんでした。メンバーの名前とか基本的な情報すらも見つけることができませんでした。
(当時はインターネットが始まって間もない時代なので、情報源はぴあという雑誌や、ライブハウスの中の壁とかに貼ってある紙、チラシがメインでした)
その後も5年ぐらい毎にこのことを思い出し、ネットで検索することもあるのですがやはり見つかりません。
あれは一体なんだったんだろうか
とはいえ、漠然とした音楽の感動とかあこがれみたいなものを一瞬で抱くことができた、私の人生の中ではとても重要な出来事でした。
浪人が決まり、Twitterアカウントを作った。現役の頃から浪人界隈はよく見ており、自分も浪人したら彼らのように334やネタツイをしてTwitterを楽しみつつ勉強に励もうと思っていた。
しかし、どこで間違えたのか。浪人垢を作って2ヶ月程経つが、未だ私は334ツイートをしていないし、下ネタツイートもまだ一度もしていない。誤って、真面目な浪人生ばかりをフォローしてしまっていたため、そういったツイートがしづらくなってしまったのだ。
2ヶ月前の自分に「ちゃんとツイートを見てからフォローするんだぞ」と言ってやりたい。
FFは皆、高校時代には彼女がいて、好きな歌手はBUMPやワンオク。当然のようにインスタをやっている。私のようなDT、VTuberオタクなどいない。
真面目な人たちにふざけたツイートを見せるのは申し訳なくて、かといってなにもされていないのにブロ解するのも悪いしで、私は毎日おとなしく勉強関連のツイートをしてばかりいる。陽キャばかりで怖いので、オタクであることも隠している。