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はてなキーワード: 栄枯盛衰とは

2018-07-17

栄枯盛衰

古代文明が栄えたあとに滅亡したのが、昔はなぜ滅びたのか謎だったけど、今の日本みてたらわかるわ

社会が老化して、どんどん若者が逃げ出して、まだ栄えてた頃の遺産があれば外部から人がくるけど、それも無くなって誰も来なくなって、残った老人がひっそり死んでいって滅びたんだろうな

2018-06-15

anond:20180615152808

限られたパイの奪い合いってのは間違ってない。例えばバンド栄枯盛衰はまさにそうで、若い世代にややヒットしても、それが持続するわけじゃなくて翌年には忘れられ、似たような別のバンド若い世代に新たに注目されてたり。娯楽ってそんなもん。そんな愚痴言ってもスタッフは一連托生だからつらいよね。

2018-05-21

ちきりんは終わった

ちきりんが終わっていた

数年前俺が愛したちきりんが終わっていた

革新的知識人がただの飽きられたブスになっていた

世の中の移り変わりは激しい

派手な花火ほどすぐに終わってしま

ちきりんは終わった

内田樹池田信夫ナントカ優も終わりだろう

人気者は長続きしない

栄枯盛衰ということか

2018-03-09

ウン十年ぶりに北斗の拳を読み返してる

ガキの時には勿論全く気付かなかったけど、

どう見てもシン撃破ユリア奪還にて物語終わらせるつもりだったろうに

人気拡大による集英社から延命指示で無理矢理引き伸ばしてる感丸出しだな。

当初の北斗神拳南斗聖拳はどう見ても一対一の関係だったのに、他派の南斗〇〇拳が次々出てくる。

取り残されたシンだけが大枠の「南斗聖拳」なのが笑える。帰ってきたウルトラマンみたいだ。

今は「南斗孤鷲拳」と名称が付いているらしいがさっき初めて知ったよ。

で、ケンシロウ以外の北斗兄弟は全員極悪人にしようと思ってジャギを出した。

同じパターンで暗黒面に堕ちたトキを出してみたものの、同じプロットになるのを

避けるために「実は偽物のアミバだった!」という後出しジャンケンで無理矢理軌道変更。

これに則って幾多の強敵ラオウも深みのある人物設定にしようぜ、ってなったんだろうな。

極め付けが南斗五車星、この辺りになってくると設定的にかなり厳しくなってくるが

ここに至ってもジュウザやフドウという名キャラを生む。なんたるファインプレーだ。

その場しのぎの後付設定連発で世界観に異様なまでの奥行きが出て

結果的大河ドラマ様相を呈してくるあたりが名作と言われる所以だな。

ラオウ撃破後はこの後付け設定のアイデアがさすがに枯渇、

また設定の野放図な乱立によって自縄自縛になってしまう。

人気もみるみる失速して行き、ガクッと息絶える。栄枯盛衰だな。

2018-03-02

歌舞伎町の女王」は椎名林檎という元風俗嬢の歌だと思いこんでいた

椎名林檎が売れ始めた頃、現在のように各家庭にインターネットは普及していなかったと思う。

から当時アーティストの生い立ちは、テレビラジオなどの媒体を通して知るしかなく、メディア露出していないアーティスト情報は発売された楽曲から想像するしかなかった。

この楽曲が発表されたころ、当時中学生だった私は椎名林檎は元風俗嬢なんだと思い込んでいた。

インターネッツが発達し彼女情報を容易に得られるようになり全く違うのだということが分かったけれど。

当時は椎名林檎という元風俗嬢が書いたセンセーショナル歌詞を聴き、林檎嬢の生い立ちを想像することに夢中になっていた。


蝉の声を聞く度に 目に浮かぶ九十九里浜

皺々の祖母の手を離れ 独りで訪れた歓楽街

ママは此処の女王様 生き写しの様なあたし

誰しもが手を伸べて 子供ながらに魅せられた歓楽街

十五に成ったあたしを 置いて女王は消えた

毎週金曜日に来ていた男と暮らすのだろう

「あたし」は15歳。中学校卒業する頃、母に捨てられ祖母暮らしている。

母は歌舞伎町で働きながらシングルマザーとしてあたしを育ててくれてたけど、毎週金曜日にボロアパートに連れ込んでいた男とある日突然どこかへ消えた。自分父親は誰か知らない。たぶん、歌舞伎町で働いていたころのお客さんの誰かなんだろう。知りたいと思わないけど。

18歳になり高校卒業したあたしは、祖母の元を離れ母が働いていた歌舞伎町へ行くことにした。

クソみたいな母親だったけど、上京した当時は母に会えるかもしれない、なんて淡い期待を少し持っていたように思う。


"一度栄し者でも必ずや衰えゆく"

その意味を知る時を迎え足を踏み入れたは歓楽街

消えて行った女を憎めど夏は今

女王と云う肩書きを誇らしげに掲げる


歌舞伎町女王と呼ばれていた母に瓜二つだったあたしは歌舞伎町に足を踏み入れてすぐ声をかけられた。

スカウトってやつね。どこに入るか悩んだけど、たまたま最初に声を掛けられたのが当時売上ナンバーワンの店だった。

もちろんスカウトを受けてそこで働くことにした。

歌舞伎町栄枯盛衰って言葉を絵に描いたような街だった。

あたしがその店でナンバーワンに昇りつめるまで、そう時間は長くかからなかった。

歌舞伎町のお客さんは優しかった。どうしてこの仕事はじめたの?って聞かれて「行方がわからなくなった母を探しに来た」なんて言うとお客さんは「またまたぁ、面白いこと言うね」なんて茶化してくる。歌舞伎町で働いている人間なんてみんな訳ありだ。



女に成ったあたしが売るのは自分だけで

同情を欲した時に全てを失うだろう

JR新宿駅東口を出たら

其処はあたしの庭 大遊戯歌舞伎町

Oh Oh

今夜からは此の町で娘のあたしが女王


母に憎しみをぶつける機会など訪れることなく、歌舞伎町ナンバーワンになってしまった「あたし」

そんなあたしを世間の人はかわいそうだと言うだろう。だけど、同情なんかほしくない。

同情されたとたん何かが崩れ落ちてしまいそうだ。


母があたしの前から姿をくらましたときに、私は何者にでもなれた。

地元会社OLしたって良かったと思う。

だけど、そうしなかったのはなぜなんだろう。

あたしを捨てた母なんかに負けてないって証明たかったのかもしれない。

いや、そんなことよりたぶん、どんな気持ちであたしのこと見てたのか知りたかったんだと思う。

母の目から何が見えてたのか、あたしがどう写ってたのか確認たかった。

結局、母が歌舞伎町で得た「女王」という地位簡単に手に入れてしまった。

そこに到達しても何も見えなかった。母に会いたい。会っても何も言葉が出てこないかもしれないけれど。

2018-01-30

オタクの殴り書き

20年前から今までずっと続いてるジャンルにいたけど、別ジャンルに移動した。そして1年経った

20年くらい続いているジャンルとは言え全く同じ作品がずっと続いてるわけではないから、一番好きな作品キャラの新作はもう出ていない。

一番好きな作品20年前放送された最初アニメ。一番好きなキャラもそのアニメキャラクター

幸いブルーレイなどが発売されているし、少ないけど、一定以上ファンもいるので枯渇しているというわけではない。

しかし別ジャンルに移動して気付いてしまった。新作が出ない作品居座り続けることは、相当な体力と精神力必要になる。

ジャンルは今も連載が続く漫画で、ファンの数は少なく小規模なものだけど、それでも最新刊が出るとか、作者の方が時々ツイッターにらくがきを上げてくださって、今も常に動き続けている。

この動きのあるジャンルに慣れてしまうと、展開が既に終了した作品との温度差にぞっとする。新作が出ないことは、想像以上に心を削る。

よく自分はあの供給ゼロの中で生き続けていたものだ。同じサイトに何百回と訪れ、仲間同士で必死二次創作してどうにか新しいものを産み続けていた。

ツイッターで6,7年前に同じジャンルの人のみをフォローしたはずなのに、現在のTLでは別ジャンルがごちゃ混ぜになっている理由を察した。

ジャンル栄枯盛衰自分純粋に好きなら関係ないのだろう。自分もそうだったと思う。だから新作がなくても、7年前からずっと同じ前ジャンルにいられた。でも、もう気付けなかった前には戻れない。

展開が終了した作品で今も活動し続けている人、本当に本当に尊敬する。その愛と体力と気力、本当にすごい。素晴らしいと思う。愛しかない。本当にすごいです。

もちろん、現行のジャンルすべてが展開終了と隣合わせでもあるんだろう。今のジャンルではリアルタイムに追えること、新作に出会えることに感謝しながらお金を落としている。少し雲行き怪しいけど・・・。

2018-01-13

結局中国が一番賢いと思うんだが

人権自由制限するのは現代の潮流に逆らうけど

確実に世界覇権を握る存在にまで上り詰めつつあるじゃん

どんなに落ちぶれても絶対に這い上がってくる

根本的に賢いだけじゃなくて常に争いの中で栄枯盛衰してきただけあって現実を良く理解してる

そういった歴史的な蓄積があるってのが何より大きい

ちゃんと敵味方の区別をして、敵の敵は味方だという賢さも備えてる

絶対自分たちが損する選択肢を取らないし妥協しない

個人尊重しないから常に国が勝てる戦略を取れる

アメリカはまだ挫けたことが一度もないから、もし挫折したときが怖いが

中国は負けても絶対に負けて終わらないことが歴史的証明されてるように思える

回り回って結局は中国が一番賢いんじゃないか

2017-12-21

ただの攻略サイト攻略wikiと呼ぶな問題

攻略wikiっぽくない「自称攻略wiki」を見かけるようになった - シロクマの屑籠

http://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20171221/1513820193


最近据え置きゲーをやっておらず、スマホゲーとブラウザゲーばかりの増田です。

ウィキペディアwikiと略すな、は十分周知されているとは思いますが、wiki的な編集過程でない普通の

攻略サイト攻略wikiと呼ぶな、というのは言われてみるに確かにそうね。

wikiとは何か。

多くのウィキ共通する特徴を以下に掲げる。
ネットワーク上のどこからでも、いつでも誰でも文書を書き換えることができる。
・文書の書き換えに最低限必要なツールウェブブラウザのみである
ウィキ特有の文書マークアップHTMLなどと比べて簡潔なので覚えやすい。
・同じウィキ内の文書間にリンクが張りやすくなっており、個々の文書が高度に連携した文書群を作成しやすい。
・大抵は、変更の事前許可を必要とせず、ウィキのあるサーバ接続できる人に開かれている。実際、ユーザアカウントの登録を必要としていないところも多い。

と言われているんやで

[要出展]


攻略wiki3分

現在の「攻略wiki」は3種類に分類される。

1.本来wiki要素で作成されている攻略wiki

2.従来の出版社ゲーム攻略サイトwikiを名乗っている系

3.特に増えている新興ゲーム攻略サイトwikiを名乗っている系

それぞれについて少し語る。


1.本来攻略wiki

攻略wiki以前はゲーム攻略ってどうやっていただろうか。

個人マニアが立ち上げた攻略サイト。新声社や電波新聞社といったプレイヤーもいた攻略本界隈。

友達の兄ちゃんに嘘テク教えられたり、実際は小数点以下の確率で盗める。

こんなゲームにマジになってどうすんの。


企業のネットが星を覆い、電子や光が駆け巡っても、個人攻略できるレベルを超えたボリュームゲーム

アフィリエイターが食い尽くすほど情報化されていない近過去

一人で無理ならみんなで情報を持ち寄ろう、ネット匿名で平等で集合知でウィンウィン。

同好の士があつまり不特定多数が記事更新をする攻略wiki

2chのゲームスレテンプレに貼られているのがこういう攻略wiki


そういう純真ネット民もやがては気付く。

wikiに貼ってある広告のアフィってwiki開設者に入ってるんじゃね?

真偽は定かではないが、ゲーム攻略wikiは儲かる、他サイトデータコピペして作成し、ライバルの方には

デタラメ煽りを書き込んだりして評判を落とす。トップ攻略地位をもぎ取ればウハウハ、という手法

2chまとめ増田で読んだ記憶がある。

世はまさに大嫌儲時代、モンキーDアフィの五武海はちまjinやらおんハム速ニュー速VIPが追放されたり

2ch政府の内紛分裂があったり。

そんな嵐が過ぎて見回してみれば、1型攻略wikiは凋落して、3型の全盛期。

ゲーム単体の攻略も大変だが、リリースされるゲームの数も膨大。

人気ゲーム攻略ニーズは多く、PVが増えれば金も集まる。

世はまさにガチャゴールドラッシュ、だけど一攫千金でゲーム開発するより、シャベルジーンズテンプレ

儲ける方が固い商売だよね。


2.WARNING!! A HUGE BATTLESHIP KADOKAWA IS APPROACHING FAST

そうボスカドカワなんだ。たつきは帰ってこないんだ。君も人生と向き合うときなんだ。

ゲーム攻略Wikiまとめ - ファミ通.com

https://www.famitsu.com/wiki/

これが、アレでしょうね。出版社系の。攻略wikiの。なれそめ?初出?元凶?根源?大丈夫

Wikiサイトっぽい外見してますライター執筆記事やファミ通企画攻略動画へのリンク盛り盛り。

一般人ツイッター連携掲示板とかコメント欄には書けるけど記事編集は無理そう?

基本的ライターに書かせているであろう攻略サイトwikiと呼ぶのは、SEO有利・プレイヤー

親しみを持たれるからではないかと思う。が、外注ライターの個別記事をいちいち社内で検収して

からアップロードといっただるいスタイルを取らずに実際にwiki形式で登録ライターが直接編集

しています、ってことかもしれない。

ファミ通WikiはGzbrainが運営。カドカワ傘下で浜村編集長会社です。


で、出版社系言いますけども1.でちょっと触れたようなかつて攻略本出してた系の出版社死に体で。

お家騒動で分裂した電撃MWも、富士見書房ファミ通文庫オタク系は軒並みカドカワの軍門に降り、

時々絶妙インタビュー記事などを載せる電ファミニコゲーマードワンゴ運営。

電撃も、ファミ通も、ニコニコも、闘会議もカドカワなんだ。

電ファミWiki

https://wiki.denfaminicogamer.jp

これwikiシステムの貸し出しやってますよ。って形式ですね。


あとは出版社ゲーム関係出してるってなるとVジャンプとかスクエニとかですかね。

本屋行ってもあとはアプリシリアルコード載ってるような奴と、晋遊舎三才ブックスのようなのと

wikiを紙に落としこんだ素性のわからない出版社の完全攻略本くらいしかない。

というかね、FF7あたりから10年くらいの、攻略本が売れ行きランキングに載ってきてしまうほどの時代、

アレが攻略本バブルだったんですよ。攻略本の対象ゲームバンバン売れてたわけですよ。

CDがカラオケBOXブームとかもあってめちゃくちゃ売れてたのと概ね同じ。経済バブルの残り香的な。

攻略本バブルが無ければエルムドアだって


3.攻略は再び名人の時代へ

古の昔、連射こそがすべてであり、鋼の定規と16連射支配する、高橋名人の時代があった。

実際にはハドソン社員高橋名人ゲーム自体もそれほど上手いわけではないらしいが。

そのハドソン出身の山本大介が作った(※)パズドラがヒットしたけれども、アプリ内には外部の

攻略サイトへのリンクがあったんですよ。ファミ通Appbank

これね、パズドラが初めてじゃないとは思うんですけどね、衝撃でした。増田には。


※全くの余談。ゲームは1日1時間という標語ハドソン由来でパズドラでもランダムTIPSで表示される。

ほならね、ペアレンタルロックで1時間制限させてみろって話でね。

ゲームを作ったのは誰か論争、これ法隆寺は誰が建てた、みたいな話になるので難しい。

パズドラ山本Pが手動して作ったが、あのドロップが吸い付く操作性・移動に伴うクリック感ある音と

コンボエフェクトの快感、を実装したコアプログラマーアプリリリース後に抜けてしまい穴を埋めるのに

2年位かかっていたのではないかと増田増田は勝手に思うのです。なんでかつうと、パズル操作盤面内へ

の改修がその間ほとんど行われず、イラストステータス変えたモンスターの追加だけで2年間過ぎて

いったから。間を持たせるためにイベントとか生放送で盛り上げてごまかすぞ、ってニコニコみたいな話。

いや、それでガチャ回るんだから美味しい話だし、ゲーム的にも余計なことしないでくれて平和で良かった

と今は思うけれども。その間に、W、チャレンジ、3DS版、アーケードなどパズドラアプリの再発明で繰り返し

修行してようやく操作に違和感もたせないレベルで盤面システム(十字消し・立て追い打ち・雲・帯・

ルーレットなど)いじれるようになったのかなと。3マッチパズルだけど何か納得いかない消え方(ワロス消し)

についても修正されたのその後なんだよね。

コアプログラマーが重要ってのは拡散ミリアサの終了事由のインタビュー記事を参照されたし。

指導的地位といえばパズドラエグゼクティブPであるガンホー森下社長、わしが作ったと言っておりパズドラ

こうして産まれたとのマンガでもそう描かれている。消費者庁コラボhttps://anond.hatelabo.jp/20170719231854

での謝罪責任者名は森下、それ移行の山本Pの対外的露出自粛も、作った男の主導権争い的な面もあるのでは

ないかとはゲスの勘ぐりですね。極み極み。

閑話休題


攻略リンクの話に戻ると、ファミ通はわかる、みんな大好きマックスむらいAppbankは何もんだ?

iPhoneケース販売とかアプリ紹介とかやってるんだって、へえ。

アプリリリース当時はAppストアの規制もぬるく、ダウンロードランキングの売買アプリ(他のゲームインストール

するとゲーム通貨発行)とか、シリアルコードとかセーフだったんで、単純に攻略データ誘導すると便利だね、

以上の素敵なサムシングの期待があったのかな。

Appbankwiki僭称せずに攻略記事を書いてるようです。

後にパズドラアンケートでは、攻略の際の参考にするサイトとしてどういうところを利用しているかの問に

ファミ通アプバンの他に、appmedia、gamewith、game8などが選択肢に上がっていた記憶がある。

こいつらwiki名乗ってますぜ旦那ァ!

こういう攻略サイト系、幅広くゲーム攻略してまして、運営は会社組織でやってまして、攻略ライター募集してまして、

ライターには石購入補助金も出まして、何それガキの小遣いじゃないか。

ゲームアプリは随時更新され日々攻略必要、またリリースされる数も半端じゃない。

どれがヒットするかわからないからツバつけておかないと後発では攻略覇権取れない。

きららファンタジアだってぐだぐだから離陸したFGOのように羽ばたくかもしれない。

からwiki形式で小遣いライターに委託するよ。

あるゲームでは充実した攻略情報が載っているサイトでも、他のゲームではテンプレ作って終わりだったりするのは

ライターの層の厚さの違いによるものなんだろうねえ。

そして栄枯盛衰、他サイトにどうしても勝てそうもないとなれば撤退やむ無し。


【FGO攻略wikiからのお知らせ】
2017年8月25日を持ちまして、FGO攻略wiki更新を停止いたしました。短い期間でしたが、これまでのご利用ありがとうございました。

https://game8.jp/fate-go/144602


これね、一つの攻略サイトは適当でも複数横断して集計すればまともな結果でるんじゃね、と星4鯖配布の時に調べてて

みつけた。ニトクリスもらいました。

https://anond.hatelabo.jp/20170921034548

ああ、終わりってこういう風に来るのか、って微妙気持ちになったね。


さらに話題転換。

Appbankといえばユーチューバーマックスむらいユーチューブの前はニコ生ガンホー公式放送でのメインプレイヤー

もやっていました。彼はそこそこ上手い程度ですがAppbankからユーチューバーとしてコスケとかが出てきたようです。

ヒカキンヒカキンゲームズやってますし、先述の攻略サイト運営会社の中にもユーチューブAbemaTVタレント事業

手がけてる会社もあり、サイバーエージェントやらGMOと取引あるところもあり、界隈ですなあ。

時代は上手いプレイヤー個人ゲームプレイ動画の攻略に移っていこうとしてるのかなあ。

プロスポーツとしてのeゲーム業界団体統合?して来年から本格始動みたいですしどうなるんでしょうね。


金の話とか

情熱あるゲーマー有志がボランティア攻略してどうこう、っていう集合知の善性は容易に横から収奪されて熱量が失われる。

上手い個人はプロゲーマーとか、ユーチューバーとしてマネタイズできる。

ゲーム上級者の増田があったけれども我々凡人は商業の攻略wiki見て満足すればいいんじゃないか。


攻略本出版社ライターに金出して作って、プレイヤーが金払って買った。

攻略サイトは運営がライターに石援助して、プレイヤーPVで金を稼ぐ。

「そこに何の違いもありゃしねえだろーが。」「違うのだ!」

どこに線をひけばいいかわかる人いる?それ、はあちゅうに教えてあげてね。

増田としては資本がどうであれ有用なデータがあるサイトが検索上位に来てくれればいい。

WELQのように信頼できない情報や、はてなキーワードの未作成ページにランディングすると

いちいちnaoyaは嫌いだけど、と前置きつけながら告訴したくもなる。


嫌儲問題とか村上隆の金の話https://anond.hatelabo.jp/20170925233933とかしようと思ったけど時間がなくなった。クエスト回さねば。

この辺で筆を置きます。短い期間でしたが、これまでのご愛読ありがとうございました。

2017-11-19

anond:20171119110745

ええ、、、、ラーメン屋なんてそれこそ栄枯盛衰の激しい業種の筆頭じゃないですか。

マズければ絶対客なんてつかないし、修行しないと旨いラーメンなんて作れないのに。うまくても宣伝アピールや立地の仕方で客の付きも変わる。

まさに試行錯誤連続。やり方コピーでうまく行くなんてありえない。

ココイチみたいにみっちり修行させて、本部が金を貸してフランチャイズで起こしても、それこそ新しい場所で新しく起こすわけだから

そこの地域特性に基づいた様々な顧客を掴んでやっていかいからうまく行くかどうかわからないのに。

それは頭働かせての試行錯誤です。「うまくいかなければ失敗です」

フランチャイズなんて、最近自分で金を調達したくないから、他のやつに出させてみたいな感じで、ブラック労働が多いのに。とくにコンビニ

フランチャイズ本部フランチャイズ加盟店への指導の仕方が慣れているとも限らない。

あなた文体はうっすら判るんですけど、妊婦とか、腫瘍抱えて1ヶ月休養が必要な人にまで起業を薦めてましたよね。

自分の体調すら万全ではないのに、それこそ悪魔みたいなのがいっぱいいるビジネス環境の中で頭全力で働かせててなんとかうまく行くかどうか。

この人たちが成功する起業家になりえますか?自分の体調すら万全でないのに試行錯誤臨機応変必要起業なんて無理です。

労働者であれば法的に様々な保護がありますブラック労働者であっても、証拠を持って役所に駆け込めば幾らかはまだ保護されます

経営者であればほぼ保護がありません。

しろ詐欺師みたいなのうようよ寄ってきます。逆に、こちらも詐欺師だと疑われるの覚悟いかないとならない。

ちゃんとした財サービス提供しないのも詐欺師と似たようなものですからね。

そこで、すでに商売やってるところはいて、そこで足りるものはすでにある店で買う。信頼ないし。新たに入るには搦手、スキマを絶対狙わないとならない。

から、どうしてもギャンブルですよ。小さくやってみて、小さく失敗して、その繰り返しであるのは間違いない。

そして、その隙間にまず入るに幾らかの金が必要だとしたら?まあ、いきなり億のもの日本では無理でしょうね。

でも、何千万かぐらいなら、自分で少し始めて、有望そうだってところで、奪われるの覚悟で出してくれるところに突撃しないとならない。

相手悪魔かもしれない。それでも「やりたいことがあるからする」「魂を売る覚悟でも突撃する気になれる」

逆に、やりたいことでもないのにそこまでのことは強要しないし、やるべきではない。労働者のほうがはるかにいいです。

やはり、役所なんかで起業の実績を作りたいがための「インキュベーターキュウベェ」みたいな気がしてきます

2017-10-23

栄枯盛衰” ”エーコの聖水”

約 58 件 (0.43 秒)

2017-06-15

生きている理由がない、だが、死ぬ勇気もない

たぶん、ここ数十年で幾度となく繰り返されてきたであろう話題。そして、これからも何度となく同じ話をして行くであろう話題。だけど、この先に幾星霜の年月を重ねようとも、決して人類が回答を得ることはかなわないであろう話題

「このような増田を書く際には適度な自分語り必要である」との先人の教えに倣い、私も自身人生を少し顧みる。

とは言え、特にこれといって語れるような、起承転結栄枯盛衰の激しいエピソードはない。期待に沿えず申し訳ない。

私は、凡庸な働き者である両親の下に産まれ大学まですべて可もなく不可もなしと言ったレベルの国公立で通し、東証一部ではないが倒産寸前でもないと言ったどこにでもある企業就職し、今に至る。要は平和謳歌していたわけで、「幸せかどうか」という尺度で測れば、私は十二分に幸せなのだろうと思う。


先日、同級生の友人らと一席設ける機会があった。私の交友範囲は、狭いようでいて結構広い、まあ所謂普通」の範囲内だ。私ほどの年齢になると、このような場でだいたい出てくる話題と言えば、増田諸氏にもお馴染みの「子供の話」である

子供習い事は何がいいか、今どきは中学受験をさせるべきか、保育園になかなか受からない、・・・語らいの場を彩るには事欠かない。

私自身は独り身だが、そう言う話題は端的に言えば好きである同級生の、愚痴のような自慢のような我が子の話を聞くのも好きだし、独りやもめが一丁前に進言することも吝かではない。

だが、そう言う話題をしていると避けて通れないのが「増田結婚しないの?」「増田の子供、見てみたいよ」等の友人の無邪気な言動である

もう何度となく聞かれたので回答が半ばトークスクリプト化しているが、私自身は結婚する気が全くない。子供を作る気もない。

友人らの結婚式に持参した祝儀袋は50枚ではきかないし、友人らの華燭の典の末席に私の椅子を加えてもらえるのは悪くない。幸せのおすそ分けがあった数年後に、友人らの間に生まれた新しい命に触れる栄誉に浴した機会も両手両足では足りないだろう。

そんな友人達の子供の相手をするのも、また楽しい。先日も友人宅で友人の子供たちとゲームで盛り上がった。そういった私の姿を見てきている友人達はいつも怪訝そうな顔をして、お決まり言葉を投げかけてくる。

曰く、「増田絶対にいいお父さんになれるよ。」と。

しかし、残念ながらそんな姿を友人たちに見せる機会は、永遠に実現する事はないだろう。なんだかこちらが申し訳なくなってくるが、こればかりはどうしようもない。

結婚出産をしない事の仔細については伏せさせていただくが、私自身はLGBTという訳でもないし、病気等によって子供が作れない身体という訳でもない。過去交際した異性がいない訳でもないが、結婚するというビジョンは当初から皆無だった。




・・・さて、長々と私の宴席話を綴ってしまったが、ここまでが枕詞である。以下より表題の件となる。

最近発生したとある些事によって、私は自身の今後の人生を考える機会を得た。それは老後の事であったり、貯蓄の事であったり、人間関係の事であったりする。

不思議不安はない。「少くとも僕の場合は唯ぼんやりした不安である。何か僕の将来に対する唯ぼんやりした不安である。」と言ったのは太宰だったか芥川だったか。或いは川端だったかも知れない。

老後を一人で支えていく貯蓄は作れる。今現在のところは十分な資産が無い為「ある」とは胸を張って言えないが、仮に70歳定年制度が導入されようとも、食べていけるだけの資産形成するだけの資力はあるものと自負している。

加齢による孤独との付き合いも、それなりにこなしていくつもりだ。とは言え、老境に達した事もない若輩が悟ったような事を口にするのも軽々しい。鋭意努めるといった表現に留めておこう。

そのような事を独りごちること数日、ようやっと私は「自身に生きている理由がない」と言う平々凡々な結論に至った。

却説そうなると困ってしまう。理由もないのに生きていくには、あと数十年という年月は些か長すぎる。排泄物生産する装置として延々と過ごしていくには動機けが心許ない。

人生に対しての意味を考えるのは、数多く存在する宗教という団体が約二千年ほど前から継続して取り組んでいるようだ。詳しくは知らない。

彼の団体が世に出している成果物を拝見したこともあるが、私には意味を見出すだけのものはなかった。

理由も無い、意味もない。そうなると次の段階として「可及的速やかに、かつ周囲の迷惑を最小限にとどめる形で自殺する方法考察する」ということになるが、私にはそれを実行するだけの胆力が備わっていなかったようである。自ら命を絶つという行動を想像するとき自身の玉袋が萎びていく感覚が如実にそれを証明している。

安田講堂演説をぶった後に割腹して果てたのは誰だったか筋骨隆々とした当時の写真を見るに、グラビアモデルか何を生業としていた人だと推察しているが、どうだろうか。職業はともかく、その胆の据わりようはまさに驚嘆に値するが、私には到底真似のできない所業である

理由も無く、勇気も無い。理想も無かった。願望もこれといって無かった。意味のある無しは私自身が決定するものではない。後世の人間理由付けしたもの意味だ。

かと言って「無い」状態を維持していくのも据わりが悪い。回答でも解答でも一向に構わないのであるが、「ある」状態にしたい。ふとそう思い至って有休申請をしたのが昨日の午後、目の前のキーボードを叩いては嘆息する作業に飽きてきたのがつい先ほどの話だ。

先人の知恵を生かす事こそが人類であり、その事を辞書で引くと即ち「英知」である。ならば私も人類の英知の恩恵に与ろうと「はてな匿名ダイアリー」なるサイトの中に設置されている検索窓で「人生 理由」と入力してENTERキーを叩いたところ、検索結果は0件だった。平日の昼間から人生 理由」や「人生 意味」といったワード検索をかけている中年男性という絵面も大変に珍妙ではあるのだが、ここで膝を折るわけにもいかない。

Google検索で「人生、宇宙、すべての答え」で検索すると「42」という解が得られるというのは割合に有名な話ではあるが、できれば証明過程のほうも見せていただきたいので、「人生 理由」や「人生 意味」などのワードGoogle検索をかけても、有象無象が多くて選り分けるのに四苦八苦しているうちに時間けが過ぎ去っていく。回顧するに到底建設的な所作とは言えない。

※ちなみに、「人生 理由 anond」等とGoogle検索すると、先人への英知に到達する作業が捗ったという事実も申し添えておく。


・・・結局、特段の進歩もなく、たまっていた有休を消化して終わるだけの一日となりそうだが、髪の毛一本分、まさに寸毫ほどの厚さだけでも遺物があれば、後進増田諸氏の灯台となり得る可能性はあると考えた。

可能性に賭けることは好きではない。そもそも賭け事が嫌いだ。だが、この愚かな人間がしたためた理由意味もない駄文が、誰かにとっての灯火となれば幸甚である

大海原の中のマッチ一本分にも満たない、本当に小さな灯り火であるが。

ここまでお付き合い頂き、かつ増田諸氏の人生の貴重な時間をも少々頂けた事に深謝する。増田諸氏の人生に幸多からん事を祈念して、ここで筆をおく。

2017-06-01

【再掲】■アマゾンの「バックオーダー発注廃止は、正味戦争の宣戦

元増田です。なぜか消えてしまってオダミツオさんとかに心配していただいているみたいなんで再掲します。

まあ、私が元増田かどうかも、どうでもいいじゃないですか。「CC BY 4.0」宣言しているんだし。

5/20の再掲が字数オーバーだったのかもしれませんし、捨てアドアカウントとられたのを、はてなさんが怒っているのかも。

とりあえずキャッシュからテキストを復元します。

結論

 アマゾンの「バックオーダー発注」廃止は、流通改善名目を借りた正味戦争の宣戦布告である。この戦争に敗北し、多くの出版社個別直接取引(e託)に応じてアマゾンのみに特恵条件を与えることは、破壊的な状況をもたらす。

 また、直接取引をしたところで流通改善するという保証はない。アマゾン依存度が上がるほどに、苛烈な「ご提案」に逆らえない状態となる。

 在庫ステータス管理の問題は、業界が抱えつづける課題ではあるが、このアマゾンの施策とはほぼ関係ない。

 長くなってしまったので、結論を先に書いた。これに納得できた人は、この先は読まなくてもいい。そうでない人、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁く声に揺れている人に向けてこれを書く。

 その提案書には、いくつもの重要な点が省かれているからだ。

取引正味の現状

 現在、出版業界の正味標準は以下のようになっている。

 出版社から取次への引渡 69%(-2~+10数%)

 取次から書店への引渡  77%(-5~+数%)

 一般に、老舗ほどよい条件を持っている。(大手がすごくいいというわけでもなく、特に正味が高いのは法学・医学などの高額専門書出版社である

 正味以外にも新興出版社は上記条件のほかに歩戻し(新刊委託手数料)を支払い、新刊の代金支払いは納入の7か月後、さらに3か月から1年の支払い保留を課されるケースもある。

 一方で、老舗出版社は新刊でも搬入翌月に代金の半額の内払いを受けるなど有利な取引条件を有している。

 かつては出版社ごとの正味の違いは書店への卸正味に反映されていたが、取次間の書店獲得競争の結果「一本正味」が増えている。その結果、老舗出版社の高額商品を卸すと取次が赤字になるという「逆ザヤ」も生じている。

 大手出版社が取次の株式を保有しているという背景もあり、こうした取引条件が改定されることはめったにない。

 アマゾン直接取引(e託)は、これを年会費9000円、正味60%の直接取引に一本化しようという提案である

https://www.amazon.co.jp/gp/seller-account/mm-product-page.html?topic=201463220

 ある意味で平等に見えるが、背面では個別に違った取引条件が出版社に持ちかけられている。漏れ聞いたところでは66%の提示までは確認したし、中堅以上からはそれ以上の条件で取引しているという示唆も受けた。

 しかし公式以外の取引条件はあくまで特約であり、アマゾンの提示する「条件」が守られなかったと判断された場合は一方的に破棄される。また、契約書をよく読んだ人は、その条件が数年間の時限であることに気づいたはずだ。

 アマゾンはこれまで(おそらく)73%くらいで仕入れていた本を、60%で仕入れるようにしたい。まずのところ、「取次に在庫を置いてもらえていない本」から。いきなり60%と言っても受け入れてもらえないから、短期的には優遇条件や集荷などのエサを出す。

 これが今回の提案の一番の眼目である

なぜこのタイミングで言ってきたのか

 アマゾンアフィリエイトにしてもマーケットプレイスにしても、市場占有率が上がるにつれ、取引条件を何度も改定してきた。取次からの卸を「73%」と推察したのも、天秤をかけられている取次がギリギリ呑めるラインを推察しての話だ。日本上陸時の大阪屋との取引正味が75%で、そこからコンマ5%刻みで4回、計2%下げただろうというのが筆者の読みである。取次のアマゾンに対する態度が「あんな条件では積極的には欲しくない」に年々変わってきたというのが傍証となっている。

 それにしても今回の「バックオーダー発注廃止」は急で乱暴な施策に見える。通告メールの文面にも焦りが垣間見え、「3月期の利益が取次対応の遅れによる売り逃しで毀損された」からだと主張している。

 3月は新刊が多く、セット搬入等も含めラインは輻輳する。アマゾン日販の蜜月が終わり、日販が「こんな粗利のところに便宜を図っていられない」と気づいたのもあるかもしれないが、今日に始まったことではない。

 より説得的な答えは、「配送料の値上げにより利益が圧迫されるので、別途利益を上げる見込みを立てて早急に本社に報告しないと、日本法人評価が下がるから」だろう。

 アマゾンは、租税回避や配送・資材・仕分の業者を徹底して継続的に買い叩くことに不断の努力を払い、設備投資の源泉を得てきた。そうした抜け道は徐々に塞がれてきたが、その間に無視できないシェアを得た。その買い叩きの対象が、いよいよ本格的に出版社にまわってきたということだ。

アマゾンで品切が頻発する理由

 さて、「話題になった本がアマゾンに行ったら品切になっていた」が、なぜ頻発するかの考察に移る。

 アマゾンの発注の仕組みは以下の記事に詳しい。

アマゾンのバックオーダー発注の件について小零細出版社が考えるべきこと

 このバックオーダーの発生してからのこれまでの流れについては、以下の5年前の記事が(ちょっと出版社が鈍すぎだが)おおむね正しい。そして、この流れは一般書店も変わらない。

amazonの本の補充はなぜ遅いのか

 精力的な書店は、発注を出版社に直接行ない入庫処理も迅速なので、出版社に在庫があるもののバックオーダー後の入荷はアマゾンより4営業日以上早い。

 このバックオーダー発注を7月1日から「取次を介してやらない。e託しない出版社の取次に在庫のない商品は扱いを中止する」というのが今回の通告である

 そして、高島氏の言うように在庫状態を開示して搬入を早くしても、問題は解決されない。

 ベンダーセントラル(VC)でチェックするとわかるのだが、アマゾンの発注は間歇的になされる。たとえば、週に10冊需要のある本は、2か月に1度、100冊の注文が来る。

 その冊数の在庫を日販が準備していなければ、大阪屋栗田の在庫を見に行って、それでなければ翌日繰り返す。そんなことをされたところで、それに対応して発注される可能性のある品目を網羅的に取次が在庫することは不可能である日販にしてみれば、その照会は大阪屋栗田で充足されたかもしれず、明日発注されるかもわからないのに、その数を即仕入れろというのも無理な話だ。

 なぜコンスタントに補充をやらないのかという疑問が起こるだろう。在庫が少ないタイミングで受注の波が来たら、アマゾンにしても機会損失になるからだ。

 しかし、実際にこの十数年、定番書であっても同じアイテムの「バックオーダー発注」の短冊が数週間に一度、同じ日に何枚も「市川13,6,4、小田原9,5,2、堺20,7、鳥栖6,5,2」というようにまわってきて、その前後でアマゾンで品切になり、回復まで10日間というような事態が繰り返されてきた。

 ベンダーセントラルを見ると、受注は多少の波はあれどコンスタントであり、アマゾン自身の「需要予測」もおおむね頷ける値になっている。しかし、発注だけがすさまじく間歇的なのだ

 最初倉庫の入荷オペレーションのためかと考えていた。しかし、倉庫が各地に増えた現在では、各倉庫の発注時期をずらせば、品切を回避できるはず。アマゾンの優秀な人たちがそれに気づかないはずはないが、折に触れてその点は提案してきた。

「発注時期を倉庫毎にずらせませんか」「バックオーダーの発注を版元に直接送りませんか」

 しかし、そのたびに返ってくる返事は「当社独自の計算にもとづき、在庫量・発注時期は最適なかたちでおこなわれています」「流通にご不満がある場合は、e託契約をご検討ください」だった。

 いま筆者が持っている仮説は2つ。

倉庫ごとに時期をずらすと、北海道の発注が佐賀に飛ぶような高コスト事例が頻発しかねないので、各倉庫の在庫を平準化したい」

「在庫についてつねに不安定にすることで、出版社と取次に対して取引カードにしている」

 それが穿ちすぎであるにしても、アマゾンの在庫が過小であり、それを解消する意思がないのはあきらかだ。

過少な在庫量と倉庫の人手、発注遅延、そして入荷時期への過大な要求

アマゾンの在庫が過小だ」と指摘すると、返ってくるのは「市川小田原川崎に、あんなに巨大な倉庫を持っているのに、あれ以上投資しろというのは無理」という反応だ。

 しかし、あの倉庫流通のためのスペースが大きく、書籍以外のものも大量に扱っている。書籍の在庫量が売上に対してひどく少ないのは、厳然たる事実である

 業界紙新文化』 の2017年1月12日号に成毛眞氏がアマゾンキャッシュフローについて述べている(以下リンク小田光雄氏の要約)。

http://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/20170201/1485874803]

 それによれば、顧客から代金を回収し、納入業者たちに支払う期間のキャッシュコンバージョンサイクルはマイナス18・86日だという。仕入は月締め翌月払いの平均45日サイクルとみて、顧客回収サイクルはどんなに短くみても10日あるだろうから、平均在庫期間は17日、年間在庫回転数21強ということになる。この値は、筆者が複数出版社から確認しているVC上の在庫/売上比とも整合する。

 これは、書店としては驚異的な値で、駅売り雑誌スタンドかと見紛うばかり。ちょっと話題になるだけで「品切御免」となるのも、致し方ないことだ。

 話題の週刊文春が売り切れだからとスタンドを責める人は、まあどうかしている。アマゾンは、そういう在庫量でやっていくことを選択しているということだ。

 そして、取次から入荷後に出荷可能になるまでの期日も遅い。通常の書店でも、入荷後に配架担当者がいなくて1~2日寝る場合はあるが、アマゾンは入荷から出荷まで3日寝るのがデフォルトである。これは、現場の人員と設備を慢性的に不足させて、100%以上の稼働率を維持しているからだろう。そのため、繁忙期や天候不良時には業務さらに停滞する。

 アマゾンの発注判断は遅い。判断に人間を介さないため、需要が急激に伸びた場合にもその要因がパブリシティなのか、ネットのバズりなのか、その需要はいつまで続くのかという読みを外部情報に求めることをしていない。したがって、自サイトでの顧客の行動を見て、「売り逃し」が続いてから発注を増やすという行動になる。

 この入荷遅れと発注遅延という行動様式は、e託を導入しても基本的に解決しない。

「いま寄越せすぐ寄越せ、寄越さないならペナルティだ」とクレームする先が、取次から出版社になるだけである

 在庫ステータス22(重版中)のものも、アマゾンは同様の行動様式で発注する。即出荷できないものは発注せず、11になったら最前列に割り込ませろと言う。割り込ませなかったら、特恵条件は破棄される。

新刊については改善しつつある

 問題がここ1年で飛躍的に改善したのが新刊である。新刊については、情報が出てから発売までに時間があるので、アマゾンの遅い発注判断でも、じゅうぶんな量の入手が可能になる。そのうえ、アマゾンも「新刊の追っかけ発注は入手しにくい」ということを学習したのか、発注量も多くなった。

 新刊委託配本をしない出版社でも、取次とコミュニケーションを密にとれば発売即品切れを回避しやすくなった。

 とはいえ、発注タイミングはやはり遅い。「発売前重版」になるような本がアマゾンで入手できず、一般書店には平積みになるようなことは多い。それは、書店としてのアマゾンの能力が低いということの証左だ。発売4週間前に発注しても入手できない個人書店の事情とは問題のレベルが違う。

現在のアマゾン情報弱者相手の草刈場

 一方で、アマゾンの利用はどんどん広がっているし、検索順位は高い。話題書をスマホで検索して即注文しようとすると、アマゾントップに出てきて「2~3週間後出荷」となっている。そういうときに出てくるのが転売業者だ。

 マーケットプレイスで3倍程度の価格をつけ、「希少品につきプレミアム価格です」と説明している。そして、その業者のページを見ると、数十万点の出品物がある。もちろん商品仕入れているわけではない。受注があってから、honto紀伊國屋ヨドバシに発注し、届いたもの転送するのだ。

 商品登録から値付けまですべてbotを活用した、「他の書店を探すのが面倒な人」から無知税を搾り取るためのビジネスモデルである

 転売業者も栄枯盛衰が激しいが、いまは「ブックマーケティング」や「メディアフロント」が勢いがあるようだ。関心ある人は探してみてほしい。

 彼らの最大利益を追求する商魂や、ネガティブコメントを即流しにかかる熱意など、学ぶところは多い。

 トップ企業であるということは、いちばん情報に疎い人がやってくる場だということでもある。だからアマゾン偏愛する利用者は他の書店利用者より平均的に無知で、流行に流されやすく、堪え性がない。したがって配送関係でトラブルを起こすことも多い。発送に時間がかかれば、カジュアルキャンセルしてくる。この層を相手にするのはコストがかかる。だから、アマゾンはそのコスト負担を要求しているのである

 そういう人へ売り伸ばすのは商売の勘所でもある。

 だから、アマゾン提案に乗るという判断もありうるだろう。

どこまでやればいいのか

 アマゾンの要求は単純だ。「扱ってほしければ情報を出せ。情報を出したらカネを出せ。カネを出したらもっと出せ」ということだ。

 出版社ディスカバー21の干場社長の証言がある。2014年10月のものだ。

>https://newspicks.com/news/654047>

「これまでは大型パブや広告がある場合、前持って出版社の方で手動で在庫を増やすように指示できたのですが、10月1日より、今後、全てそれまでの平均売り上げによる自動補充にするという通知が10月を過ぎてからただ1通ポーンと送られてきました。

それが嫌なら、去年からアマゾン出版社に持ちかけているパートナー契約を結べと。つまり年間600万円以上の契約料を払えと。

それはアマゾンによる一方的評価基準により価格が決まるもので、売り上げに準じたものではない。今回の処置は、パートナー契約を結ばない出版社への締め付けとも受け取れます。」

<<

 この書きぶりからすると、ディスカバー21はおそらくe託を利用しているのだろう。というか、取次を利用せず書店直接取引するのが、柳原書店破綻以降の同社のスタンスである。「在庫を増やすように指示」などが出来たところからすると、導入当初はあるていど優遇されていたようだ。

 しかし、依存度が高くなったとみると掌を返す。大変合理的な行動だ。e託の正味60%もいつまでも固定されるとも限らない。

 こうした「パートナー契約」によってサイト内の表示順序も左右されているのが現在の状況だ。

都合が悪くなったら出口があるのか?

「e託で条件が切り下げられたら、取次取引に戻せばいい」。そういう意見もあるだろう。

「みんながそうやったあと、取次は数年後も残っているのか」という問題はまず措く。

 それにしても、アマゾン裏切り者を許さない。海外での事例は、反目した出版社商品に対して注文ボタンの撤去や検索結果への非表示など、アマゾンが自社サイトの優位性を最大限に活用した実力行使を辞さず、読者の利益を損ねることをものともしないことを我々に教えてくれる。

「e託やってたんだけどさ、不利になってきたからやめたよ。e託しなくてもそんなに不都合ないよ」などと公言する出版社の存在が、アマゾン戦略にとってどれだけ目障りかを考えてみよう。個別取引の合理性などかなぐり捨てて「アマゾンから離れた出版社は倒産した」という事例をつくりにくることは覚悟しなければならない。

 複数出版社でこの問題を訴えようにも「e託契約」も「パートナー契約」も、すべて明細は秘密保持契約(NDA)の向こう側にあり、その訴訟リスク情報共有と連帯を阻む。今回、筆者が匿名で書かざるを得ないのもそのためだ。

 現在でもアマゾンは不定期にポイント付与率の上げ下げを実施している。対抗馬のhontoもっと派手にポイントをバラまいているので、日本の出版界はそれを非難することもできない。

 現在のe託では販売価格の主導権は出版社にあるが、市場を更に占有したところで契約更改は再販廃止が条件となり、「プロモーション」「正味下げ」「値下げ」の3点セットの「ご提案」がつぎつぎに舞い込むことになるだろう。

 アマゾンで買えばほかより安いとなれば、消費者はなお雪崩を打ち、発言力はさら高まる

 電子書籍では、入金額分配契約出版社の場合、「アマゾンで本を買うと、他の手段より著者への支払いが少ない」という事態は、すでに起きている。これから紙の本にも普及してくる可能性が高い。

 アマゾン1社を優遇するなら、出版社縮小均衡の果てに「アマゾン制作部門の下請け」となる道を選ぶしかなくなるだろう。

 もうひとつの解は、アマゾンの条件を呑むのなら、その条件をオープンにし、他の書店にも同様の扱いをするということではないだろうか。60%条件ならば書店を起こせる人は多くなる。1社独占になりさえしなければ、安すぎる正味だとは思わない。本の価格は上がるだろうが、この正味戦争に建設的な出口を探すとすれば、そういう方向しかない気もする。

アマゾン破壊イノベーター

 アマゾンがやっていることは、「すべてのお客様のために」ある。アマゾンが考えるお客様希望は「手軽で安価な入手」だ。だから、「手軽で安価」な入手に協力する者は優先するし、それに協力しない者を悪く見せるために努力をいとわない。

「ほかの書店はともかくアマゾンで品切れするなんて」「売っていないなんて」という読者と著者の態度が、それを後押しする。

「業界が絶望相転移するときエネルギーを利益に変えている」と言ってもいい。

 だから、折りに触れ現れ、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁くあの提案書を追いかけまわして、「そいつの言うことに耳を貸さないで!」と叫ぶ。

 あなたが、すべての絶望希望に変える奇跡の道を見つけるまでは、契約してはいけない。

2017.5.20--追記

思いのほかたくさんの反響をいただきました。

ありがとうございます

匿名の身ですので、本記事は「CC BY 4.0」転載・再配布・翻案自由とします。

とだけ宣言しに舞い戻ってきたのですが、せっかくなのでもう少し蛇足を。

取次の擁護ウザい。

→擁護していない。取次が硬直的な差別取引で出版社が新しく出てくる芽を潰していることは既述の通り。

資本主義消費者利益なので残当

→まっぱだかの資本主義が野蛮で不合理な結果をもたらしてきたということくらいは、10代のうちに学んでおこう。消費者利益もエシカルでなければ持続可能にならない。いいかパンツくらい穿け。見ているこっちが恥ずかしい。

独禁法と公取は仕事するべき。

アマゾンは公取と密接に連絡を取って、アウトにならないギリギリの線を見極めて活動している。そして、紙の本はもちろん、電子書籍においてさえアマゾンは圧倒的な独占を未だ手にしてはいないので、公取は様子見。まあ、ケータイ相手のコミック商売をしている国内勢がまだ大きいかなのだが。

パトレイバー後藤隊長みたいな言いかたになるけど、役所が動くのは常に手遅れで犠牲が多数出てからだし、そうでなくてはならない。文化的公害のおそれには予防原則を持ち込むべきではない。

国内勢力を糾合して対抗するべき。

→それこそ公取の出番になる。出版界は笛吹けど踊らない者が多様にいるからこそ、自由でいられる場。そのメリットを手放すのは下策。テーマは変わるが、軽減税率ほしさに政府に嘆願する業界団体は恥を知れ。おまえら出版界全体を代表してなんかいない。業界が一丸になどなったらあっという間に規制され、規制団体天下りを送り込まれる。

流通改善しないで吠えるな。正面から戦え。

流通改善している。アマゾンで入手できるような本なら、たいがいの書店でさほど待たずに注文できる。アマゾンが1週間以上になっているならば、多くのケースで書店コンビニのほうが早い。というか、ド田舎以外で入手を急ぐならまずはhonto withでチェックするべき。

書店で取り寄せできないと書店のせい、アマゾンで取り寄せできないと出版社のせいにする読者をネット上で散見するが、実際は逆。アマゾン出版社に連絡をする労すら惜しむ。

とはいえ、取り寄せを渋ったり、TONETSやNOCSの在庫情報の見方を教育されていなくて「この本は取り寄せできません」とウソをついたりする書店員も、たしかにいる

ーーーーー

googleから拾ったキャッシュここで切れてます。

なんて書いたんだっけ。

「。社員に流通教育もできない書店はつぶれればいいのに。」までは確かなんだけど。

ラストガンジーの糸車と塩の行進にからめてなんか書いた記憶がある。だれかとっといてくれてないかなあ。

今日のところはここまでで。

2017.6.18 続きを書きました。

それでは計算いたしませう

https://anond.hatelabo.jp/20170618203827

2017-05-01

海賊版閲覧サイト話題になってるけど、この手のアングラコンテンツ流通サイトアプリ栄枯盛衰研究したテキストほしいよなぁ

フリーブックスとは一体何なのか?

http://anond.hatelabo.jp/20170501041533

 

P2Pwinnyshare逮捕者続出、torrentが頑張ってるけどPC利用者も減ってるので下火

サイバーロッカーによる割れダウンロードは、いろいろな諸事情から新陳代謝を繰り返しながら現在まで続くも、検索サイトが表示規制を始めたりして新規は探しにくい

ダウンロードせずに気軽に閲覧できるビューアサイトは、かつては464.jp事件社会に衝撃を与えたが、今は無料漫画アプリ全盛の時代なので、スマホユーザーに特化したUIならすんなり利用できるが、気軽に読める分対策も早く、サイトは潰れやすい。

 

以上は、日本語コンテンツの話だが、海外英訳中国語訳された海賊版閲覧サイトもいくつも現存してるが、新規アップされるコンテンツの数は減っている。

漫画割れの内容は、かつては自炊出版社横流しデータばかりだったが頼みの中国人逮捕されたり出版社対策したりしてrawデータ供給できなくなり、今はDL版の流通が多い。人気漫画DL版がない場合は何者かにより自炊供給される。といっても数年前の海賊版全盛期のような「すべての出版物がそこにアップされている」という状態ではなくなった。ボランティアアップロード者は間違いなく現象している。

2017-03-25

http://anond.hatelabo.jp/20170324214002

爆サイ知らないことに対して「携帯スマホ)使い」と「PC使い」の違いとか分析されてるけど、それだけじゃあないよね

はてながやたらお行儀よく「浄化」されたサイトになってしまってるから、結果としてはてな情報が集まらず、はてな利用ユーザーネット流行りに対して無知になっているということ。

はてブからライブドアブログ排除なんかもそうだけど、今のはてなブックマークなんかは昔以上に限られたサイトしかホッテントリや新着エントリに入らないからね

爆サイやホスラブなんて数年前から2chなんかではネタ的にウォッチされ続けてたんだから、昔ならまとめサイト経由ではてブに上がってはてなユーザー知識として知りうるところにいたんだよ

結局、排除排除排除中国の浄網政策のようなことがネットの各SNSでやられ始めて、完全に分断されちゃった感じ

 

今のはてな無知になるのは、爆サイとか低偏差値SNS文化だけじゃなく、海賊版文化知識もだろうな。Winny全盛期の前後なんかやYouTube黎明期なんかは、その手のダウンロードサイト動画まとめサイトはてブがたくさんついていて、流行り廃りが歴史として今でも確認できるが、今ははてなを通じてでは、そういう文化はまったく分からなくなった。あぷろだサイトP2P栄枯盛衰とかね。文化的話の前に「逮捕しろ」「権利侵害だ」って声ばかりだしね。

 

まあ今のはてなは各ユーザービジネスの場であって、文化の場じゃないんだろう

2016-12-10

タクシードライバーとの会話

昨日、新宿からタクシーに乗った

新人マークがあったが品の良いドライバーだった

60歳だというがとても見えなかった

しばらく会話していると元社長だった

年収1億が10年は続いていたみたいだ

なのになぜタクシードライバー

嘘くさいなと思いながらも名刺を頂いた

ググッてみたら本当だった

「まだ人生長いですからね、80歳まで20年はありますから

人生色々

栄枯盛衰ですな

2016-10-31

自殺したいわけではないが唐突に生きる意欲がなくなってきた

昔は休日を楽しみにしていたが今は休日になっても楽しいことがない

やることがない

趣味はgameと漫画くらいしかない

それも飽きてきた

漫画新刊を待たないといけない

そうするとやる事がなくなる

もちろん勉強とか運動すればいいのは頭では分かっている

でも俺の死生観が酷いもんだからやる気になれない

interestingがない

興味深いと思う知的好奇心の刺激とかがない

恋人もいない

欲しいと思ったときもあったが話を聞くだけ疑似体験するだけで大体どういう気持ちが満たされるのかがわかる

寂しいとか満たされたいとかそういう感情への薬みたいなもんだなと思った

自分はそういうのにこたえられる人間でもないし恐らく本心ではどうでもいいと思っている

3回告白されたが嬉しいというよりどう答えたらいいのか分からないので避けて引いただけだった

物心ついたときからこんな調子からまれた時からおかしいんだと思う

唯一の救いは身近で痛いとか苦しいとかいう人をみると心の中がザワザワして穏やかでいられない

何か助けてやりたいと思う

この間も見ず知らずの酔っ払い?の人が自転車でこけてたから起こしてあげた

周りは知らんぷり

別にお礼が欲しいわけでもなく、挨拶するくらいのノリで人助けだ

何の感動もない

これが共感性というやつかは分からないがモヤモヤするから行動する

でも愛してるとか大事にしたいとか独占したいとかを人に向けたことがない

そんな興味持てない

いっしょにいて楽しい人もいっつもいれるわけじゃない

誘ってくれると嬉しいけどずっといられないのが分かってるから希望しない

死ぬのが分かってて別れるのが辛くなるだけだろう

とにかく何のために生きてるのかそれを探さないといけないのだが

それを見つけるまでこのままだと電池が持ちそうにない

別に電池が切れたら死ぬわけではないが精神的虚無感と戦い続けなければならない

常に半裸で秋空のしたでいるような感じだ

勘弁して欲しい

自殺も考えてない

自殺したところで本当に解放されるのかどこにも確証がないからだ

誰も確かめたことがないんだから分かるはずがない

それでも宗教流行ってるのはみんな死ぬ理由が欲しいんだろう

何か納得して死なないと気が済まないか宗教という学問に頼る

でも俺には信じる神がいない

正確には信じている神はい

神と呼んでいいかからないがとにかくこの世界の一番最初の始まりを神としている

それが人のように意志を持つとか持たないとかはどうでもいい

とにかく宇宙の始まり現象のものを神としている

それがなければ始まらなかったモノ、インフレーションの前の本当の始まりを神としている

でもそいつのせいでできた宇宙は俺にとってたいそうつまらない世界だった

なんで死ななければいけないのか、栄枯盛衰でなければならないのか

死ぬこと生まれることで繰り返さなければならない仕組み

熱量力学的に死へ向かうこと、どれもつまらない法則

うからこそ大事にせよと尤もらしくいうが

他にこの世界を作る法則は無かったのかと逆に問いたい

そんなものは失うという前提のもとに生み出された価値観

永遠の命が前提だとしたらそんなもの存在すら考えられさえしなかっただろう

最初のやつがそういうシステムがいいってんで作ったんだろうけど俺にはクソゲーしか思えない

本当にこんな考え方してるやつがこの世界にきてしまって不幸だと思う

世界のものが下らない

心理的に充足感を得ることができるようになったとしてもそれが何だっていうんだろうか

単に脳内麻薬がでたり伝達物質の分量さで心境の変化がおきてそれに一喜一憂する

虚しいと思う

これを糧にして人生エンジョイしてくれと言われてもできるだろうが死ぬときの慰めになるのか果たして怪しい

いっその事どこかの国で殺し合いの中で洗脳されてとっとと死んだ方がマシだったのかもしれない

どこに向かいたいのかを探すだけの体力が年々なくなっていく

魂があるならもうこの世界には戻さないでほしい

体験版にしたって長すぎる

もっと楽しい世界に産まれたかった

この世界無抵抗に生かされ続ける存在させ続けられるすべての物質に対して神は不公平だと思う

その世界の物に世界ルール操作する権利一方的にはく奪して自分の条件下で圧倒的な力量差でルールを隠したり難しくしたりしている

不公平だと思う

この世界ゲームとしたらとんだクソゲーだと思う

広大な宇宙を作ってその中で遊べるステージ地球だけ

地球にも隕石氷河期やら戦争やら疫病やら色々問題ぶちこんで

人間や他の生き物をプレイヤーにして遊ばせる

まれときから強制的ステータスが決定してる

死ぬまでのリミットもある

死ぬと分かってるキャラで色々頑張れよとはっぱを掛けてくる

こんなんを売れば即クソゲー扱いですよ

よくこんなもん売ろうと思ったな神よ

こんなクソゲー一生懸命遊ばされる身にもなってくれ

2016-07-14

その昔、アダルトビデオタイトルに「女子高生」という単語が使えなくなった時に生み出されたのが「女子校生」という単語である

しかしその発明も今となっては「JK」という単語駆逐されてしまった。栄枯盛衰諸行無常の響きあり

2016-05-13

http://toianna.hatenablog.com/entry/2016/05/12/170000

読んでないけどタイトルにそのまま、自分のことかと思ってしまった。

個人的にはMARCHなんてかなり上位で、この戦略必要なのはもっと下位の大学と言わせてもらいたいが。

まぁ40超えてくると、叩き上げも残りだすから、(新卒プロパーけが残るような会社を除けばだけど)、大学ときで、その後を諦めずにどんどんやってほしいっていうか。

後、付け加えると新卒の時の人気会社ランキングが大抵ゴミみたいなランキングなのと似ているが、20年前の大企業がそのまま残る例が全てじゃなくて、いろいろ栄枯盛衰あるので、学生の時に希望会社就職する事なんて、ほんの始まりしかないなーと。

2015-10-06

ミノムシ絶滅危惧種になっているらしくて驚いた。

ひょっとして、ミノムシを見た事が無い人も多いのだろうか。ミノムシとは蛾の幼虫で、枯葉や枯れ木を身にまとって蓑を作り、枝や壁にくっつく虫の事である。僕が子供の頃はそこらじゅうに居た記憶があるが、言われてみれば十年以上見ていない気がする。ミノムシの蓑を解体して、中に居る幼虫を取り出して、細かく千切った折り紙と一緒に箱に入れて、カラフルな蓑を作らせるなんて遊びもあった。中に居る幼虫の見た目が気持ち悪いけど、蓑の状態だと何だか可愛くて、僕は結構好きだった。

そう言えば、ひっつき虫も見なくなったなぁと思っていたら、こっちも絶滅危惧種指定されていた。ひっつき虫とはオナモミという植物の種で、硬い殻の周りにトゲトゲが付いていて、それが衣服にひっつくのでひっつき虫と言われていた。これも僕が子供の頃はそこらじゅうに居て、友達に投げて遊んだり、ポケット一杯にしまったら取り出せなくなって親に怒られたりした記憶があるが、やはり十年以上見ていない気がする。しかしこれは「オナモミ」の他に「オオオナモミ」という似たような外来種があって、オオオナモミはたくさんいるようだ。僕が子供の頃に見たのがオナモミなのかオオオナモミなのか分からない。見なくなったのも、単に僕が原っぱに行くことが無くなったからかもしれない。

これらは外来種の増加による環境の変化が原因らしいけど、たかだか20年くらいで絶滅危惧種になってしまうほどに減少している事は問題だと思う。それに僕の娘が大きくなってもひっつき虫やミノムシで遊ぶことが出来ないのは何だか寂しい。

このように、今あたりまえのように居るモノ、見ているモノが、将来絶滅に瀕する事は、これからも起こり続けるのだろう。それは何も動植物に限った話ではない。例えば僕が小学生の時は女子体操着ブルマーだったが、今では消滅した。また、僕が中高生の時はルーズソックス女子生徒の間でスタンダードだったけど、今ではほとんど見る事が無い(近年復活の兆しがあるらしいけど)。AV方面の話についてはあまり明るくないけど、近年は黒ギャルモノが衰退しつつあるらしく、また女子高生モノも僕が高校大学性の頃に比べれば、その数を減らしていると感じている。

こう考えてみると、例えば今はたくさんいるAKB48やエグザエルも、いずれ絶滅危機に瀕する可能性があるのだろうかと考える。48グループ国内AKBSKENMBHKT乃木坂)は現在研究生を含めたら363人いるらしい。って363人もいるのかよ。これには素直に驚いた。ちょっとした限界集落より多いだろ。そしてエグザエルは現在19人。しか2006年当時5人だったエグザエルが9年間で約4倍にその数を増やした。このままのペースで増え続ければ2022年には72人、2030年には274人に増える試算もある。エグザエルの繁栄がいつまで続くのかは分からないが、栄枯盛衰などと言われるように、何事もいつかは必ず衰退する。往々にして発生⇒繁栄⇒最盛⇒複雑化⇒簡素化⇒衰退を繰り返すものであるAKBだっていずれ解体簡素化のいずれかは起こるだろうし、エグザエルもその数を減らすだろう。

そうなってくるとAKBもエグザエルも絶滅危惧種指定レッドリストの仲間入りする未来も、そう遠くはないだろう。貴重種になったAKBとエグザエルは、その価値が高騰。金持ち道楽として高値で売買されるのは時間問題である必然としてAKBハンター、エグザエル狩りが出現、乱獲が国際問題へと発展する。もちろん何もしない日本政府では無い。AKB・エグザエル絶滅対策保護団体が発足。政府介入のもと、保護繁殖を行う。しかし詳しい生態の解明されていないAKB及びエグザエルの繁殖は難しく、同種間での繁殖にはついぞ成功する事が無かった。AKB×エグザエルによる繁殖には成功したものの、そのハイブリットに対する批判殺到。曰く「そうじゃない」「政府はなにもわかってない」「鬼畜所業」「どうせ前から繋がってる」「処女から声が出ていない」といった声が世論から飛び交った。世論から批判に押される形で政府支援打ち切り。こうしてAKBもエグザエルも淘汰を待つだけの種となってしまった。

時は21XX年。AKBもエグザエルも絶滅確認された世の中。平凡な男子高校生主人公はひょんなことからAKBの生き残りを託される。時を同じくして平凡な女子高生であるヒロインがエグザエルの生き残りを託される。襲い来るAKBハンター及びエグザエル狩りとの攻防、そして政府保護団体癒着が明らかになる中、ついに両者ともに囚われの身となる。つれていかれた先は地下闘技場。「AKBとエグザエルで殺しあえ。生き残った方に特赦を与えよう。それこそが最高の娯楽だ」と狂気をはらんだ目で宣言するのはなんと内閣総理大臣だ。こんな腐った世の中で生きる意味はあるのだろうか。狂った世界で生きるのならばいっそ死んだ方が。。。絶望する主人公ヒロインしかし、いつしか強い絆で結ばれたAKB及びエグザエルは「君を助けるために私は戦う」と闘技場へ歩き出す。悲しき殺し合い。果たして両者に未来はあるのか。全国が興奮の渦に。日本映画の最終兵器世界よ、これが日本トップアーティストだ。『最後AKB48 VS ラストエグザエル』 カミングすーん!

という内容でアクション映画を作りませんか、東映さんあたりで、昔のデタラメやくざ映画彷彿とさせる内容で、思うに今の邦画にはこういう胡散臭さが足りないよ、昔のようなギラついた日本映画界に回帰するのだ! そしたら絶対見に行くよ! チミィ! 




はてなんの話だったんだろうか。


※追記

エグザエルでは無くエグザイルだということをいま知りました。

非常に恥ずかしいですが、面倒なので訂正せずに放置します。

2015-08-02

ブルマー栄枯盛衰に関するWikipediaの項目が充実しすぎていた

女性解放運動象徴であり窮屈な衣服しかなかった時代画期的運動着だった『ブルマー』が、後に「ブルセラ」として性消費の象徴になったことからも、「これはこれでアリ」順応力の高さを舐めちゃだめ

マジで!?

マジだ!

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%BC

19世紀中頃、コルセットで腹を締めるような当時の下着に反発した女性解放運動家によって、自由度が高くゆとりのある下着として考案された。これは旧弊な拘束型衣服から女性衣服の転換という革新的ものであった。

ショーツ型ブルマーオリンピック最初採用した国は旧ソビエト連邦

大国化と近代化を目指していた戦前日本で、ブルマーが普及するまでは教育現場学校体操時に女性が着用した運動着は従来からもんぺぐらいであったため、新しいウェアは非常に斬新に映り、全国の学校の標準運動着として採用された。


ずり落ちたり引きつったりせず軽量で、動きに対しても体に密着したショーツ型のブルマーが、オリンピックや国際競技の場で公式に使用されたことで、女子体操服の代名詞としてブルマー認識が広まり小学校中学校高校日本人学校などで、指定体操着として採用されるようになった。


化学繊維ニット素材の発達により、ブルマーは臀部にぴったりフィットしたショーツ型へと進化した。このタイプブルマー日本で普及していくのは、1964年東京オリンピック以降の1960年代後半からである


ブルマーは下着のショーツに対し、概ね以下の相違点がみられる。素材はナイロンポリエステル等の厚地で伸縮性がある。色が濃紺やえんじ色等の濃い色調の色が用いられる。腰のゴムが太く、裾にゴムが入っている。内側にショーツを穿いた上から重ねて穿く。クロッチ必要ないため、二枚布を股間で縫製する。股上が下着に比べて深い。

スポーティーで格好いいと好意的に受け止められる向きがあった反面、性的羞恥心が強くなる思春期女子にとっては潜在的な抵抗感もあったという。軽量で動きに対する追従性が良く、各種スポーツに好適であった。しかし、初経を挟む前後1年からヒップが大きくなり始めて、初経の1年後以降になるとヒップから殿溝にかけてボリュームが生じ、ブルマーの裾からヒップ露出したり、ヒップ露出しなくても臀部のラインが目立ったり、女子生徒・児童向けのジュニアショーツがフルバックタイプで、ブルマーの裾からショーツが露出するいわゆる「ハミパン」が生じやすいという問題もあった。そして、座るさらには座って開脚する際、下半身で股間周辺以外の部分が露出される問題もあった


1993年広島県井口高校東京都立F中学校体育祭ビデオ市場に隆注していることが判明する。1990年代に入ると、それまでは一部のマニアのものであったブルセラ趣味商業的に展開され、女子生徒から着用済みのブルマーセーラー服などを買取り販売するブルセラショップ誕生した。ブルマー性的好奇心対象として一般に認知されるようになると、運動会などの学校行事においてブルマー姿の女子生徒を盗撮したり、校舎に侵入してブルマー窃盗をはたらいて逮捕されるといった事件が、社会問題として取り上げられるようになっていった。


ジェンダーフリー教育論者の中からは、通常体育の授業時は男女別服装である合理的理由はなく、男女平等教育観点に照らして男子女子とも同じ運動着を着るべきであると主張する人々も現れた。


公立校2004年私立校でも2005年最後に、女子体操着としてブルマー指定する学校日本から消滅した。2000年代後半あたりまで9割以上が生産を打ち切っており、現在店頭をはじめネット通販でさえ入手困難な状態となっている。しかオーバーパンツ(見せパン)としての用途や保温性の高さにより、現在でも生産され、利用されている

https://www.youtube.com/watch?v=f2JiJ3OXWOw

2015-07-08

[]よくある質問

今回は栄枯盛衰関連。

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.ボカロ衰退論で、「衰退じゃなくて成熟だ」という人がいます。ですが、現にニコニコランキングで関連動画が乗ることは数える程度しかなく、これを『成熟』というのなら詭弁だと思います

いい質問だ。

だが君は、彼らのことを少し誤解している。

あれは彼らなりの皮肉なのさ。

ほら、熟したあとは腐るだけだろ?

から今は腐らないように、色々な加工をして長持ちさせたり、新たな切り口を探している時期なのさ。

まあ話題の発端になった動画再生から考えて、ボカロ人気の現状にはみんな関心があるのは確かだろう。

……その「みんな」がボカロ自体に関心があるかどうか?

それは私が決めることじゃあない。

事実がそこに横たわるだけさ。

Q.つまり衰退しているのでは?

どうもネガティブ言葉を使うのが好きなようだね。

まあ、ランキングに昔ほど躍り出ないのは確かだが。

それを「成熟」とみるか、「衰退」とみるか。

価値観の相違、言葉選びの問題、というやつだ。

それらの擦り合わせは、私のやることじゃあないね

はてブ増田でも、熱心に討論は行われているから、詳しくはその人たちに聞いてくれ。

きっと、彼らなら関連動画もよく観ているだろうから

Q.回答者さんはもちろん、そういう人たちですらロクに観ない故の現状だから、「衰退」だと囁かれているのでは?

また君か。

私に関しては個の問題から、それで全体を語るのはナンセンスだ。

まあ、彼らだって人間なのだから毎日同じものを食べて生きているわけではないだろう。

それにニコ動けが活躍の場というわけでもあるまい。

或いは私たち認識できていないだけで、実は精力的なボカロPもたくさんいるかもしれない。

観る人が少なくてランキングに入らないだけで。

……今回はボカロ関連じゃないんだ、もっと他の質問もしてくれ。

Q.今回はこれで終わりです。

いい質問だ。

……本気?

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