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はてなキーワード: 撃墜とは

2017-03-15

http://anond.hatelabo.jp/20170315161656

人が死ぬコストがないか撃墜は増えると思う

中国が数年前に防空識別圏を設定したけど

防空識別圏ドローン配備して「そこに侵入した飛行物体は打ち落す」みたいなことがありうるか

http://anond.hatelabo.jp/20170315161656

撃墜とかはできなくて、各国のドローン領空侵犯からでていけって警告しながら尖閣諸島の上空を飛び回ってる感じ?

2017-03-07

http://anond.hatelabo.jp/20170307074044

ドローン撃墜できるジャミング銃が米国で作られてたと思う。あれ輸入してドローン撃墜して商品盗むやつが出てくるだろうから自動化は難しいだろう。だってここ日本だもん。

多分本社でもこういった話は議論されているが、その窃盗リスクや導入コスト鑑みると、低賃金奴隷どもを走らせる現状のままがいい、って総意になると思うお

2016-12-18

[]12月17日

○朝食:きしめん

○昼食:なし

○夕食:タレ付き鶏肉(2パック分自分で焼いた)、ビールみかん(山ほど)

調子

はややー。

鶏肉食いたい! となり、スーパーでタレが付いて焼くだけOK的なやつを、2パック買ってきた。

焼きたてはジューシーで美味しいですね、ビールがすすんで、ベロベロになってました。

Re:ゼロから始める異世界生活

世界転移ものアニメNetflixで見れるので、お酒飲みながら見てた。

「ここタイトル回収」ってコメが流れそうなところまで視聴。

いっとき、すごい話題になってただけあって、面白いね。

レムってキャラが多分人気キャラなんだと思うけど、その双子お姉ちゃんラムが好きかな、最近あんまり出てこないけど。

とか書いてたら、久々に出てきました! わーい、わーい、かわいいなー。

ポケモンサン

デイリー要素のみ。

ポケモンARサーチャー

プレイ

バッジとれ〜るセンター

ログボのみ。

ちょっとバッジとれ〜るセンター自体バッジが欲しいんだけど、1000個制限のせいで保持できないから、集めても置けないのがなあ……

うーむ、スイッチバッジが移行できる的なサービスがあって、1万個ぐらい保持できるようになったら、テンション上がるなあ。

ポケとる

久々にメインステージ攻略

No276のコラッタまで攻略

メガレックウザがそろそろ欲しいけど、メガスキルアップが足りてないから、そこまででもないかなあ。

ポケモンコマスター

キートレボは開けた。

が、ろくなものは出ないので、楽しくない。

ガツン! と、EX確定箱とか出ないかなー。(怠惰

スマブラfor3DS

1000回撃墜クリアゲッタークリア

いや、実は○で書いてなかったけど、ちょこちょこプレイしてたんですよね。

あとは、プレイ時間シンプル9.0クリアの二つで、クリアゲッターも完全クリアだけど、

そこまでやる気ないから、またちまちまプレイかな。

2016-12-16

映画感想】ローグ・ワン スターウォーズ

仕事を遅番に変えて観てきた。

映画ネタバレ定義は人によるので、情報を入れたくない人は、この日記を見ないほうがいいです。

ジェダイ要素は少なめ

スターウォーズと言えば、お約束がある。

・さっさと地上戦に持ち込んじゃえよ

ヨーダ仕事遅過ぎ

・結局ジェダイチャンバラで勝つんだろ

上記の要素は少なめ。だけど銃撃戦は見応えあるし、“K”はカッコイイと思う。

スターウォーズエピソード3.5じゃない

銀河を股にかけた親子喧嘩”と揶揄されるスターウォーズ。だけど、ローグ・ワンは親子喧嘩は無い。だけど親子の絆はある。だけど親子喧嘩じゃないかエピソード3.5としないのではないかな。スターウォーズ家族問題をいつも映す。

■“名も無き一人ひとり”の戦う理由

スターウォーズにとって、アナキン・スカイウォーカールーク・スカイウォーカーら他にも多くいる“メインの主役”は物語の進行上、簡単に殺せないキャラクターである。だけど、その脇でXウイングに乗って敵に撃墜されるキャラクターにもストーリーがある。そんな脇の彼らが何故戦うのか、彼らの心情にもスポットを当てたのがこの作品

■ここから期待すること

フォース覚醒エピソード7にあたる作品)が去年2015年に公開された。賛否両論ある中で期待以上の作品JJエイブラムスは創った。

ローグ・ワン、エピソード8、エピソード9も、ルーカスでもなく、エイブラムスでもない人が創る。ディズニー傘下でスターウォーズという伝説が語り継がれ、創り続けられる体制2016年年末突入した瞬間として未来語り継がれるとのではないかなぁ。そうなるといいなぁ。

一瞬の登場だったけど、秘密情報を持ったアイツも登場しますよ。

■さいごに

何だか嫌な予感がする」ってあった?

2016-11-19

戦車戦闘機は平気でいくらでも撃墜殺人できるのに 生身の兵士は殺してないイゼッタ

触れたものはなんでも自在に飛ばせるなら軍、政府要人にその辺の石ころでも頭にぶち当ててやれば容易に暗殺出来るはず。

美少女ヒロインにはエグい殺しや汚い手段はさせないという方針なんだろう。

元増田はこれを綺麗な暴力性と皮肉っぽく表現したのかも知れないが。

決してリアル志向ミリタリーアニメではない。

http://anond.hatelabo.jp/20161118000417

2016-09-09

[]9月9日

○朝食:なし

○昼食:助六寿司

○夕食:納豆ご飯、減塩野菜たっぷりみそ汁フリーズドライ)、パンチーズ

調子

むきゅー。

お仕事はそれなりにむきゅむきゅしながら頑張った。

今週はやたらと長かった……

むっきゅりしたい……

来週には「ReCore」が出るので、テンションを徐々にあげて行きたい。

バッジとれ〜るセンター

ノー課金

ポケとる

ログボのみ

ポケモンコマスター

30勝。

ついに、ようやく、なんとかんとか、30勝。

まり

ダークライを手に入れました!

ぴうい! ぴうい! やったぜ!

疲れた

もう当分起動もしたくない……

スマブラfor3DS

今日クリアゲッター

・「フィールドスマッシュ」の最終戦ですべてのファイターで1位をとる

クリア

これで、残るお題は

・「シンプル」をホンキ度9.0でクリアする

・対戦の撃墜数が通算1000回に達する

・対戦のプレイ時間がのべ10時間を超える

・対戦のプレイ時間がのべ50時間を超える

対戦のプレイ時間系は、それを目指すとホンキの作業になるのが、憂鬱だなあ。

シンプル9.0クリア目標にしようかなあ、と思ったけど、

ぶっちゃけちょっと飽きてきたので、一旦区切りとして、常に3DSカードスロットに指すのは辞めようと思う。

2016-09-04

[]9月4日

○朝食:納豆、ご飯、みそ汁ひじきの煮た奴、タマ

○昼食:きしめん冷凍

○夕食:牛丼タマゴ、豚汁サラダ

調子

むきゅー。

休みむきゅーなので、むっきゅりしながら、むきゅむきゅしてた。

明日からお仕事なので、頑張るぞいや。

バッジとれ〜るセンター

ノー課金

ポケとる

メガリザードンXステージに挑戦。

とりあえず、メガストーンが貰えるボーダーには乗せたので、経緯を見守ろうと思う。

ポケモンコマスター

「累計勝利数:18勝」、目標は30勝。

昨日「ノルマ」とか書いたせいで「やらないといけない感」が出て、逆に酷く嫌になってきたので、未プレイ

寝る前に一勝ぐらいはしときたいけど、多分やらない。

スマブラfor3DS

クリアゲッタークリア」を目標プレイ中。

・「オールスター」をすべてのファイタークリアする

クリア

これで、残るクリアゲッター目標は、

クリアゲッター2

・対戦のプレイ時間がのべ10時間を超える

クリアゲッター3(ハンマー使用

・「シンプル」をホンキ度9.0でクリアする

・「フィールドスマッシュ」の最終戦ですべてのファイターで1位をとる

・対戦の撃墜数が通算1000回に達する

・「フィールドスマッシュ」の最終戦20回以上1位をとる

ファイターの歩いた距離が合計50kmに達する

・「すれちがい大乱闘」で敵を敵にぶつけて20人以上倒す

・「フィールドスマッシュ」の持ち込みアイテムをすべてそろえる

カスタマイズパーツの”ぼうし””からだ””必殺ワザ”をすべてそろえる

・対戦のプレイ時間がのべ50時間を超える

の、10項目。

あとハンマーは未使用から

・「すれちがい大乱闘」で敵を敵にぶつけて20人以上倒す

・「フィールドスマッシュ」の持ち込みアイテムをすべてそろえる

カスタマイズパーツの”ぼうし””からだ””必殺ワザ”をすべてそろえる

この三つはハンマーを使う予定。

ただ、なんだかんだで、対戦のプレイ時間が面倒そうだなあ、amiiboでも買って育てようかなあ。

2016-09-03

[]9月3日

○朝食:なし

○昼食:一平

○夕食:ゴボウサラダ納豆、ご飯、減塩野菜たっぷりみそ汁フリーズドライ

調子

今日はお休みむきゅーなので、むっきゅりしてた。

むっきゅりと言っても、洗濯したり掃除したり髪の毛切りに行ったりそれなりに色々はした。

明日返すレンタルビデオがあるので、明日はそれをすれば完全フリーなので、よりいっそうむっきゅりしよう。

バッジとれ〜るセンター

ノー課金

ポケとる

ログボとって、ニャースステージ回しをしただけ。

ポケモンコマスター

今日今日とて大好きな悪ポケのダークライ目指して対人戦。

「累計勝利数:18勝」、目標は30勝。

9月12日までだから、一日二勝ぐらいはノルマな感じだなあ。

対人戦シンドイなあ…… でもダークライ欲しいなあ……

スマブラfor3DS

クリアゲッタークリア」を目標プレイ中。

今日普通に乱闘を遊んで、

・対戦の撃墜数が通算300回に達する

フィギュアを600種類以上ゲットする

クリアした。

その後、

・「オールスター」をすべてのファイタークリアする

を目指して、オールスター攻略してた。

昨日までにクリア済みなのはネスキャプテンファルコンむらびとゼルダ、三列目全員、四列目全員、ルキナブラックピットドクターマリオMii射の25人。

今日は、オリマーWiiFitトレーナーソニッククリアして四列目をコンプして、合計は28人。

残る目標11個とかなり減ってきた。

オールスターコンプフィールドスマッシュコンプが終わったら、DLCキャラを買いたいなあ。

2016-08-28

[]8月28日

○朝食:なし

○昼食:肉まん野菜ジュース

○夕食:ピザ野菜ジュース

調子

むきゅー。

今日もお休みなので、むっきゅりしていたけど、雨で洗濯できないので午前中はコインランドリーに行ってた。

人生コインランドリーだったので、乾燥機をどれぐらい回せばいいかからなくて適当20分回して、シャツが乾いたから良し、として帰ってきたらバスタオルが湿っててやな感じ。

仕方ないので、バスタオルだけ干してたけど、乾きが悪い、うーむ難しい。

妖怪ウォッチ映画二弾「エンマ大王と5つの物語だニャン」)

レンタル屋さんにズートピアを借りに行ったけど借りられてたから、変わりに借りてきた。

が、予想外に面白かった。

特に「未空イナホ」って女の子キャラクタ面白かった、この子エピソードだけでも追いたいなあ、と思い、

Netflixでそこからテレビシリーズも見始めた。

テレビシリーズ短編集な感じで気楽に見れるので、これからNetflixを垂れ流すときは、フルハウスと気分によって使い分けよう。

バッチとれ〜るセンター

ノー課金

どうぶつの森の「のりっぺ」ちゃんに一目惚れしてしまった。

ログボで入手できたので早速ホームメニューに飾ってニヤニヤしてる。

可愛い! と見た目で感じただけで、ゲーム出会った事がないどころか、どうぶつの森シリーズを一回もプレイしたことないので、ゲーム自体ちょっと興味が出てきた。

DL版でも買おうかな。

ポケとる

ログボは貰ったけど、完全にやる気がなくなってる。

ポケモンコマスター

ログボのみ。

スマブラfor3DS

目指せ「クリアゲッタークリア」を掲げてガシガシプレイ。

残るは

クリアゲッター2

・対戦の撃墜数が通算300回に達する

・対戦のプレイ時間がのべ10時間を超える

クリアゲッター3(ハンマー使用

・「シンプル」をホンキ度9.0でクリアする

・「フィールドスマッシュ」の最終戦ですべてのファイターで1位をとる(済:Mii射、FE勢、CFロボット、MrG&W)

・対戦の撃墜数が通算1000回に達する

・「フィールドスマッシュ」の最終戦20回以上1位をとる

ファイターの歩いた距離が合計50kmに達する

・「すれちがい大乱闘」で敵を敵にぶつけて20人以上倒す

・「フィールドスマッシュ」の持ち込みアイテムをすべてそろえる

・「ひとりで/百人組み手」をすべてのファイタークリアする(済:一列目〜三列目)

・「オールスター」を15人以上のファイタークリアする(済:Mii射、ポケモン勢、ルフレ

カスタマイズパーツの”ぼうし””からだ””必殺ワザ”をすべてそろえる

・「オールスター」をすべてのファイタークリアする

・対戦のプレイ時間がのべ50時間を超える

フィギュアを600種類以上ゲットする(現在519種)

おお、結構あるなあ。

とは言え、プレイヤースキル重要なのは『「シンプル」をホンキ度9.0でクリアする』ぐらいかな?

ハンマーはすれ違いとコンプ系に使う予定。

2016-08-17

シンゴジラ観たら母親が隠れ電車ヲタだった件

シンゴジラ家族一同(俺の奥さんも一緒に)で見に行ったんだけど、

観劇後に母親がやたらと在来線爆弾がカッコ良かった!新幹線特攻シビれた!って叫ぶの。

あれ、何かおかしくね? と思って突っ込んで聞いてみたら、ウチの母親は親父と結婚する前はちょっとした鉄オタ(乗りヲタ系)だったんだな。

鉄道好きすぎて、新幹線の敷設現場工事作業員の世話するバイトもしていたらしい。

もう俺アラサー近いんだけど、母親が鉄オタだったなんてちょっとしたショックだよ。。。

シンゴジラ感想とか吹っ飛んだ。背中から光線出して米軍撃墜するシーン並みに驚いたよ。

てか、そもそもゴジラ見に行ったのも母親特撮ヲタっぽいところがあるからで、

何というか年齢的に女性オタク第一世代だったんじゃね?

母親の妹も『ポーの一族』とか腐女子っぽいマンガ大好きな理系女子だったみたいだし、

なんかウチの母方ってオタ気質きついわ。。。(適当

2016-08-14

http://anond.hatelabo.jp/20160814192931

はっきり言って巨乳は力なのでデカいほうがモテる。そこで言葉を飾っても仕方ないので、それはもうしょうがない。

でも一方で、巨乳ってのは(基本的には)隠しづらい飛び道具なので、モテたくない時でも、相手を選ばず誘引するという特徴があって、トラブルも招くし、必ずしもいい相手だけを選別できるわけではない。ありていにいうと、ウザい。巨乳がわかる服を着てると頭の軽いやれる女性だと見るDQNがよってくるし、巨乳を隠す服装をしていると「ボクは理解しているよ」みたいな態度のオタクが近寄ってくる。

しかし目を付けた意中の一人を撃墜したいとすると、巨乳はそこまで武器にならない。その相手に対して、最初デートとか好奇心を持ってもらうというときには、巨乳は確かに役に立つのだが、完全に撃墜する、そういう気持ちになってもらうには、案外巨乳は役に立たない。所詮視覚情報なので、ある程度距離が離れてる状況のほうが有用性が高いためだ。距離センチクロスレンジ戦闘を行う場合には、清潔感とか、温度とか、肌の触れ合う感触とかのほうが興奮を誘うという意味では、頼りになる。精神的に安心してもらったり、ぐっと来てもらうには、言葉話題選択であるとか、生活信条合致こそが武器だ。(女性がいいかなと思う、というハードルを越える)男性の多くは案外まともで誠実なので、胸のサイズだけで越えられるハードルはそんなに多くない。

まり何が言いたいかというと、もし巨乳ならば投網漁のように、ある程度がバット数を抑えてそこから選別する戦術有効だ。しかし、胸が小さくても絶望することはなく、目を付けた男性狙撃手のように撃墜していけばいいのだ、ということだ。恋愛演出なので、男性ロマンに付き合える娘が、最終的な強者になる。そして、十人単位ラブロマンスを楽しみたい女性なら、巨乳のほうがいいと思うが、旦那一人を捕まえるだけならAAでも支障はない。

2016-08-13

シン・ゴジラに見る名作の条件(ネタバレ尽くし)

やられ役が間抜けじゃないって重要だと思った。

大河内内閣自衛隊米軍も、終盤のゴジラも、ミスらしいミスを何もしてないんだよね。

しろ「あれ以上に最善を尽くすって無理だろ」レベルで良くやっている。

大河内住民避難させた上で自衛隊の最大火力を準備万端に整えた上で叩きつける事に成功してるし、

自衛隊最初に頭部集中、効果がないと見たら火力を上げて脚部にも攻撃、全弾命中と凄い練度で攻撃してるし、

米軍バンカーバスター最初の一発から命中させて、一機目が前から撃墜されたら二機目と三機目は同時に後ろから攻撃と、即興でやるのは無理だろってくらい的確な対応をしている。

最後ゴジラも、結果から見るとビル電車を使える東京駅というロケーションで休眠ししまったのが敗因の一つではあるけど、

それより開けた場所だったらもっとやりたい放題やられた可能性もあるわけで、放射線ぶっ放した後休眠するまでの時間がなかったのなら、

最も敵にとって重要そうな場所に立てこもるのは悪い選択肢じゃない。

八塩折作戦序盤の波状攻撃に対しても、あれ以外対処しようがないし。

ゴジラを褒めるために他の作品を貶すことはしたくないから具体的な作品名は挙げないけど、

「これ相手間抜けじゃなかったら負けてたよね」って印象があると割と萎え性質なんで、

負ける者が最善の選択をしてそれでも負けるって、名作の条件だなあと思った次第。

2016-08-12

シンゴジラ米軍機はなかなか優秀

想定外の対空攻撃で一機撃墜されても後ろから攻撃なら大丈夫だとすぐに状況判断して作戦を続行。

あと、日本人は爆撃範囲はこんなに広いのかと愕然としてたけど、実際はゴジラを正確にピンポイントで狙ってたし。

2016-08-07

にわかサブカルくそ女、「シン・ゴジラ」を観る。

ゴジラ名前基本的な設定しか知らない。

から来る怪獣で、なんか水爆実験関係してて、悪いだけのやつじゃないっぽい・・・とか、それくらい。

ガメラは2と3だけテレビでやってたの観たけど、あんまり覚えてない。

庵野監督のことも「エヴァの人」ということはわかるけどエヴァは観たことない。

シンジくんとかカヲルくんとかアスカとか綾波レイはわかる。

使徒と戦うとか、シンクロが云々とか、「逃げちゃダメだ」とか「ありがとう」とか、なんとなくは知ってる。

特撮は日曜朝の戦隊ものをたまに観るくらい。ゴーバスターズは良いぞ。

強いていうならパシフィック・リム映画館に7回観に行った。

(今、私が同じ映画を何度も観たり、映画館に年20回以上行ってるのも、すべてはパシリムがあったから)

シン・ゴジラに関する予備知識はゼロ

てもなんか観ないとヤバいヤバいやつな気がする…。

そんな思いに駈られて、行ってきました、シン・ゴジラ

土曜のレイトショー劇場は8割方埋まっていたように思う。

最後列やや下手より。一席あけて右にはおじさん、左には若いカップル

全体的な客層は男の人が多いような気がした。


シン・ゴジラを観た率直な感想一言でまとめると

「思ってたんと違う!!!!」

これにつきる。

断っておくけど、良い意味で。

良い意味で予想と期待を裏切られまくった。



以下、ネタバレ注意の覚書。

はいもののすでに記憶がかなり曖昧なので、間違ってるところもあるかもしれない。






ゴジラがなんか思ってたんと違う!!!

シン・ゴジラゴジラは、第一形態から第四形態まで「進化」する。

それを全く知らなかった私は、初めて巨大不明生物(=ゴジラ)がその姿を現したとき、驚いた。

なんかもうひたすらキモい

目玉ぎょろぎょろで、エラから赤い液体ドバドバさせて、不格好に地面を這いずる姿は、キモいしか言えなかった。

そして私はそれが最初ゴジラだとは思わなかった。

私の知ってるゴジラ二足歩行で、もっと無骨な、かっこいい怪獣というイメージがあったからだ。

「このキモい変なやつを倒しに来るのがゴジラなのかな」とか思ってた。

そんな私の目の前で、ゴジラは突然「進化」した。前足が生え、直立して、吠えた。

「えっ、何それ・・・すごい・・・

そんな私の想いをスクリーンの中で口にしてくれたのが長谷川博己演ずる矢口だ。

観客である私はゴジラを知っている。

でも、映画中の人物たちはゴジラのことを何も知らない。

進化する未知のゴジラは、そんな両者の溝を埋めてくれた気がする。

あの瞬間の「そんなんありかよ」という気持ちは、間違いなく私と映画中の人々との間で一致していた。

そして完全に「私の知っているゴジラ」になった瞬間に流れるゴジラテーマ!これにはめちゃくちゃ興奮した。

ゴジラだ!ゴジラがやってきた!!!!うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

応援上映とか絶叫上映とかなら確実に叫んでた。

というか叫びいからどこかの映画館でやってほしい。やってくれると信じてる。

ゴジラに対する「何だそれ、すごい・・・」の瞬間は、完全体の第四形態になってからも何度も訪れる。

まずこのゴジラめちゃくちゃ硬い。

自衛隊の総攻撃もびくともしない。

完全にノーダメージかつノーリアクションで、なんかもう絶望感がすごい。

いったいどうしたらこいつに勝てるのかまったくわからない。

そんな絶望さらに増すのが、火炎放射からレーザー光線発射のシーンだ。

米軍攻撃が効いた!これでゴジラを倒せる!と思った瞬間、ゴジラは口から火を噴く。

この瞬間まで私はゴジラが火を噴くことを完全に忘れていた。

やはりここでも、ゴジラのことを何も知らない映画中の人々と同じ驚愕絶望を味わうことになる。

パシリムで言うと「こいつ飛べるのか!?」のあたり。

しかゴジラは口からだけでなく背面から無数のレーザー光線を発射。

なぎ倒され爆発するビル群、あっさり撃墜される米軍機、理解範疇を越えた圧倒的攻撃力。

もう東京・・・日本・・・人類おしまい・・・という気持ちになってくる。

思ってたんと違う姿で現れたゴジラは、私が知らず知らずの内に抱いていた「ゴジラってこういうもので、きっとこういう話で、こういう映画でしょ」という先入観を完全に破壊した。

からこそ、新鮮な気持ち物語に入り込めたんだと思う。





破壊シーン、戦闘シーンが思ってたんと違う!

私はシン・ゴジラを、パシフィック・リムマッドマックス 怒りのデスロードを観に行くのと同じような気持ちで観に行った。

ドーンってなって、バーンってなってズダダダドカーンってなるのを楽しみにしていた。

そしたら、全然違った。

シン・ゴジラ破壊シーンや戦闘シーンは、全体的にとても地味だと感じた。

最初上陸した第二形態ゴジラはずるずる移動するだけだし、第四形態ゴジラ積極的に街を破壊している印象はなかったし、対する人間の方にも必殺技秘密兵器があるわけでもない。

というかそもそもゴジラは、そういうアクションがメインの映画ではなかった。

ド派手なアクションで魅せる洋画とは全く違う、上手く言えないけれど、とても「日本映画」だった。

でもそれは決して悪い意味ではない。むしろめちゃくちゃ良かった。

東京に巨大不明生物が現れた。そんなとき動き出すのは巨大ロボでも特殊戦隊でもなく、日本政府

そしてひたすら繰り返される、会議会議会議

でも、それが不思議なことに全然退屈じゃない。

「はやくドギャーンってなるとこ見せてくれよぉ」と思いながらも、堅苦しい言葉と、面倒くさい思惑が飛び交う会議シーンに釘付けだった。

思ってたんと違うけどなんかむっちゃ面白いポイントである

正直、政治には明るくないし、次々と表示される役職名全然頭に入って来ないし、聞き取れなかった台詞もあったが、でも入って来なかった情報はきっとなくてもいい情報だったんだと思う。

たぶん映画作った側も真剣理解させようとしてない。

大事なのは、「今の東京に本当にゴジラ(のような巨大不明生物)が現れたらきっとこうなるぞ」という感覚だと思う。

前例のない事態に混乱しながらも結論を急ぐべく無理やり型に嵌めようとして結局対応が後手に回ったりして、そういう「上手くいかない」「そうじゃない」ってとこも含めて、リアルでとても良かった。

でも、もたもたして見える政治家たちも、みんな事態解決し、東京(日本国民)を救うために全力を尽くしている点は皆同じである

そうして面倒な会議を経て、ゴジラの脅威を一通り目の当たりにして、ようやく立ち上がるのが、巨大不明生物災害特設対策本部通称・巨災対だ。

この巨災対はいゆるオタクや変人の集まり個性派ぞろいなのだが、みんな論理的なことしか言わないのがとても良い。

誰もが自分論理に基づき、ゴジラ真剣に向き合っている。

どのキャラクターもたいへんチャーミンである

きっとこんな事態じゃなければ日の目を見ることのなかった厄介者たちが活躍するロマン

アツいのは現場で戦う者だけじゃないのだ。

からと言って、現場で戦う者たちがカッコ良くないわけがない。

自衛隊の皆さんによる戦闘シーンもアツかった。

前述の通り、この映画必殺技秘密兵器は登場しない。

からこそ、隊列を組んで飛ぶヘリや、次々と持ち場につく戦車のかっこ良さが際立つ。

作戦を練り「確実にやります」と言い切る自衛官や、黙々と遂行する自衛隊員たちのストイックさにも惚れる。

戦闘シーンといえば、私が一番興奮したのが新幹線爆撃と在来線爆撃だ。

無人走行ゴジラ突撃する電車たち。

ここでまたゴジラの有名な曲(曲名思い出せない)が流れるのもアツい。

とくに在来線爆撃は、色とりどりの在来線が同じタイミングゴジラ突撃し、爆発と共に宙を舞うのが最高だった。

リアルを追求した今作の中で、実際にあるものを使ったありえそうな攻撃ながらいったい誰が思いついたんだというこの攻撃

マジで映画内の誰の発案なのか教えてほしい。

戦闘シーンで最も「思ってたんと違う!!!!」のは、ヤシオリ作戦だ。

物語の終盤、核兵器による解決をなんとか回避しようと急ピッチで進められたこの作戦

無人機による攻撃在来線爆撃、ビルの爆破によるゴジラの保定を成功させる流れは堅実ながら華があり、とても良かった。

工事車両(建設機械)が好きな私としては、コンクリートポンプ車の活躍も嬉しかった。

そうしてゴジラ活動を完全に停止させ、ヤシオリ作戦大成功に終わるのだが、何が「思ってたんと違う」かって、この作戦終了の瞬間が地味なのだ

観ている側としては、

「やったーーーーーー成功だあああああああああああああああ!!!!!!

と飛び上がってハイタッチして抱き合いたいくらいの気持ちなのに、映画中の人々は一切そういうことはしない。

静かに作戦成功を噛み締め、せいぜい握手をするくらい。

私のこの気持ちどこにやったらいいの状態

でも、あとから思うと、この映画の中ではそれで正解だったのだと思う。誰もが想像もしなかった巨大不明生物の来襲。大きすぎる被害、多すぎる犠牲者を出しながら、成功するかわからない作戦にかけた結果なのだ

現実感がない中で、静かに「俺たちはやった・・・やりきったのだ・・・」と噛みしめるのが、似つかわしいような気がする。

「倒したぞやったああああああ」は、きっと、ゴジラ虚構だと知っている側の感想なのだと思う。





シン・ゴジラに対して言いたいこと、話したいことはまだまだたくさんある。

豪華すぎる出演陣どこにいたのか全くわからなかった、とか。

秘書高良健吾ヤバい、とか。

石原さとみやっぱりめちゃくちゃ美しい可愛いZARAはどこ?、とか。

巨災対のメンバー活躍だけにクローズアップしてもう2時間観たい、とか。

ラストゴジラ尻尾のアップどういうこと?、とか。

でもまとまらないのでこれくらいにしておく。



そもそもこうして書き殴っているのは、こういうことを話したくても話せる相手が周りにいなかったからだ。

劇場を観たあと、複数人で来ていた人たちが口々に感想を言い合っているのが、とても羨ましかった。

私も映画感想あーだこーだ言いたい!好き勝手話したい!

その物足りなさを埋めるように、今まで封印していたネタバレブログレビューを漁って、それでますます我慢できなくなって、この文章を書いている。

ネタバレブログを読んでいて気になったのが、「万人受けはしなさそう」とか「知らない人はわからないんじゃない?」みたいな意見だ。

とくに昔からゴジラが大好きで、新作公開を待ち望んでいた人たちが、よくこう書いていた。

そんな心配無用だぞ!!!

と、にわかサブカルくそ女は思う。

とりあえず私は少なくともあと2回は観たい。

そして売り切れていたパンフをなんとかして手に入れたい。


何も知らなくても、なんかよくわからなくても、ゴジラはすごかったです。





おわり。

2016-07-14

護憲派ってバカなのかな?と思う

改憲反対を訴えた野党大敗し、ようやく憲法改正に関する論議が始まることになったわけだが、それについて思うことがある

改憲反対派の多くが「緊急事態条項」の危険性を盛んに喧伝しているようだけど、これってはっきり言って悪手だよね

これ、近い将来中国自衛隊戦闘機撃墜でもしたら、一瞬で木端微塵に吹き飛ぶ戦略でしょ

中国軍があと数年のうちに暴発、暴走するのは、もう規定路線でしょ

いざその時が来て、日本人が冷静さを失う瞬間に備えてブレーキをかけられるよう戦略を練るべきだと思うんだけど、そういう話をしている護憲派を見たことがない

もしかして、あの人たちってバカなのかな?とひそかに思ってるんだけど、なかなかリアル話題しづらいので増田に書いてみる

2016-07-13

憲法改正はたぶん達成されると思う

俺の妄想に付き合ってくれ

  1. 憲法審査会が開始され、なんだかんだで安全保障面の改正が濃厚になる
  2. 中国北朝鮮がブチ切れる
  3. トップの指示が現場暴走か、中国軍北朝鮮軍が一線を踏み越えるようなことをしでかす(自衛隊への直接的な攻撃尖閣諸島武力占拠、ミサイル本土直接攻撃(ただしMD撃墜され未遂に終わる)など)
  4. 日本国内世論が沸騰、護憲派の影響力が事実上消滅
  5. 安倍政権(もしくはその次の政権)、これを好機とすかさず憲法改正案を発議
  6. 国民投票過半数が賛成を投じる

数年以内にこの流れになると思う

以上を踏まえて思うこと

2016-06-06

ワールドトリガーゲームじゃない。142話「柿崎 国治」を読んで

「新しい連中が

どれだけ派手に

追い抜いて行っても」

「それで

あいつらの価値

消えてなくなる

わけじゃないんだ」



ワートリは泣ける。

三巻に一巻ぐらいのペースでボロボロ泣けるシーンが出てくる。

出てくるが、今回の泣けるシーンは、特別に泣けた。

冒頭で紹介したのは、B級13位柿崎隊の隊長である柿崎国治の独白だ。

まずこのB級13位とは何か?

ワールドトリガーは、異世界から侵攻してきた敵と戦うボーダーと呼ばれる組織舞台にした漫画である

ボーダーでは隊員を実力順にS級、A級B級、C級に分類している。

漫画的に言うと、B級から名前と顔があるモブでないキャラといったイメージで、

この142話時点で、S級はたった1人、A級は9チーム(1チーム大体4〜5人ぐらい)、B級は21チーム(チーム内の人数はA級と同じ、例外もある)である

どうだろう、B級13位のパっとしななさが伝わるだろうか?

ちょっと、この「格」のパっとしなささを、わかってもらうために、長文を書こうと思う。

今の所、この漫画パート分けすると

・序章

ブラックトリガー争奪戦

・侵攻編

ランク

・侵攻編パート2

ランクパート2

こんな感じだろうか。

序章

まず主人公がチームを結成するまでの序章では、

主人公の1人である遊真の戦いがメインとなる。

遊真はブラックトリガーと呼ばれる他とは違う特別武器を持っており、先ほど書いたボーダー内の「格」の分類では、S級にあたるぐらい強い。

そのS級に相当する遊真が、A級7位三輪隊と戦ったり、A級5位嵐山隊のエース木虎と共同して敵と戦ったりなどして、ブラックトリガーの性能で圧倒するシーンが続く。

遊真は滅茶苦茶強く、A級7位三輪隊はオペレーター含んで5人チームにも関わらず、たった1人で圧倒する。

そのぐらい、彼の持つブラックトリガーが異質であり、かつ彼自身技術経験も並大抵ではない、という「格」が描写される。

ブラックトリガー争奪戦

次のブラックトリガー争奪戦では、4人目の主人公であり、遊真と同じブラックトリガー使いの

S級隊員迅の戦いがメインになる。

この章は所謂内輪揉めで、同じボーダーの迅と

A級1位太刀川隊の隊長にして個人総合1位攻撃手1位の太刀川と、隊員の出水

A級2位冬島隊の隊員にして個人総合4位狙撃手1位の当真、

A級3位風間隊のフルメンバー4人(+オペレーター

に加えて、先ほど書いたA級7位の三輪隊の4チームとの戦いが描かれる。

ここでも、S級隊員の、つまりブラックトリガーの強さは存分に描かれる。

A級5位嵐山隊のメンバーが助けに入るため、一部メンバーは分断されるも、

個人総合1位攻撃手1位の太刀川、個人総合3位攻撃手2位の風間狙撃手2位の奈良坂といったボーダー内でも相当上位の「格」を持つ相手を、

ブラックトリガーを持つだけでなく、サイドエフェクトと呼ばれる超能力戦闘に生かす迅は、なんと6対1という状況でありながらも、勝利する。

サイドエフェクトは遊真も持っているが、戦闘に生かせられる能力ではない上に、

A級7位三輪隊フルメンバーよりも「格」が高いメンバーを圧倒するS級隊員迅の強さは印象に残る。


そして、ようやく敵との本格的な戦いが始まる。

(え? ここに修対風間とか、ユーマ対緑川があるだろって? ごめん、忘れてた!)

侵攻編

この編では遂に名前と顔と人格があるまともな「人型の敵」が登場する。

しかも、彼らは迅や遊真と同じブラックトリガーを持っているのだ。

すわ、どうなる?

と、なるが、これがボーダー強いのだ。

特に印象的なのはA級隊員の活躍だろう。

ラービットと呼ばれる量産兵器でありながら、

B級10諏訪隊の諏訪隊長B級7位東隊の小荒井捕獲し、

B級6位鈴鳴第一の隊員で攻撃手4位の村上を苦戦させる強敵が登場する。

しかし、ブラックトリガー争奪戦では迅に負けた「個人総合1位攻撃手1位の太刀川」は、

このラービットを1人で圧倒し、なんと単独11機も撃破している。

さらに、同じくブラックトリガー争奪戦で負けたA級3位風間隊も、ラービットを4機撃破し、

隊長風間こそ敵のブラックトリガー持ちのエネドラに負けるも、

指揮官でありながらボーダー最強の忍田B級10諏訪隊と協力することで、

ブラックトリガー持ちのエネドラを撃破している。

また、A級1位太刀川隊の出水A級7位三輪隊の米屋A級4位草壁隊の緑川らの即席チームも、

他のB級合同チームと協力しつつ、ブラックトリガーではないものの「人型の敵」を撃破する。

さて、長々と語ってきたが、ようやくタイトルの「柿崎隊」登場である

B級13位柿崎隊の初登場はこの人型の敵である「ランバネイン」との戦闘である

記念すべき初台詞

「マジか

新型だけで

きちい

ってのによ」

である

どうだろう「個人総合1位攻撃手1位の太刀川」が単独11機も撃墜した新型=ラービットに苦戦しているだけでも、

如何にもB級13位のパっとしなささが伝わるだろうか?

当然だが、ラービットと余裕で戦えるのはA級チームぐらいで、単独勝負できる太刀川が異常なだけなのだが、

先ほど書いた通り、その太刀川よりも強い迅などのブラックトリガー持ちも居る戦場なのだ

とてもじゃないが「格」が高いとは言いがたい描写である

そして「ランバネイン」との戦闘がいざ本格的に始まると、

メインはA級1位太刀川隊の出水A級7位三輪隊の米屋A級4位草壁隊の緑川らの即席チーム、

彼らは三人のチームとしての戦いはもちろん、緑川単独で足を持って行く活躍を見せ、

太刀川のように個人総合○○位と付いていなくても、A級隊員の強さを存分に発揮する。

また、同じく戦闘に参加している、

B級11位の荒船隊の隊長である荒船とB級7位の東隊の隊長である東も、B級ながら活躍する。

スナイパーとして活躍しており、荒船は一発敵に当てるし、

東は敵の特性を見抜きB級合同チームに的確で鋭い指示を出す。

A級隊員だけでなく、B級でも「隊長」となればそれなりに一芸は持っているシーンの描写だろう。

では、ここで我らが柿崎隊長台詞を見てみよう。

「ここで

押すのか!?

何が

変わった

ってんだ?

東さん!」

何とも頼りない台詞だろう。

もっとも、念のため強調しておきたいが、

漫画を読んでいる読者の視点では、この時点では東はただのB級7位の隊長だが、

実はこの東は、ボーダー最初狙撃手にして、過去A級1位のチームのリーダーもしている古株で、

幹部と上位チームが集まる作戦会議にも参加する程度には、偉い人なので、

柿崎さんが弱いというわけではない、弱いというわけではないが、

この時点での読者視点だと、柿崎隊長に凄い印象は無いのは間違いないだろう。

そして「ランバイネ」戦は米屋トドメをさすも、チームの勝利といった感じで終わる。

感じで終わるが、ぶっちゃけ柿崎隊は何をしたのか? と聞かれると微妙である

一応敵に銃を打つシーンや、攻撃をよけるシーンはあるものの、

足を奪った緑川トドメをさした米屋、敵を上手く誘導した出水、それらをA級即席チームの戦いから敵の行動を見抜く東、辺りが活躍した話で、柿崎隊は何ともぱっとしない印象だろう。

だがしかし

だがしかしである、この侵攻編においてチームメンバーが一度も誰も欠けなかったのは、柿崎隊だけなのである

え? やられシーンすら無いぐらい地味なチームだからだろって?

それはともかくとして、そういうところが、柿崎隊長の隊員思いな所であり

142話「柿崎 国治」で言及される

柿崎さんの唯一の弱点は全部自分責任を持とうとするところで

危険場所に隊員を単独で送り込むことはあまりなかった」

という評価に繋がる一片を見せているのは、さすが「遅効性SF」と評されるワールドトリガーならではだろう。

さてさて、他にも順位は付かない規格外の最強A級玉狛第一活躍や、

相変わらず強い遊真や、ブラックトリガーを手放してすら強い迅なども活躍して、侵攻編は終わる。

ランク

そして次に描かれるのが、再びのボーダー内輪話である

こんどはランク戦と呼ばれる模擬戦闘舞台で、主人公チームの玉狛第二の躍進が描かれる。

B級20位吉里隊、B級21位間宮隊の瞬殺から始まる。

続いては、侵攻編でも活躍した

諏訪隊、荒船隊と戦うが、

ここでは、狙撃手でありながら攻撃手としてもマスターランクの荒船の遠近万能っぷりや、

諏訪さんの胆力が描かれたりなど、それなりに実力があることは伺えるシーンはあるものの、

主人公の1人遊真には敵わない感じの描写かな?

三戦目の鈴鳴第一那須隊戦では、

侵攻編で少し言及した攻撃手4位村上活躍が印象深いだろう。

攻撃手4位と言われてもラービットに苦戦する程度でしょ? と思っていたが、

これがやはり強く、那須隊の熊谷隊員を圧倒し、あの遊真とも互角の戦いを繰り広げる。

そして、四戦目では、組織の都合というか物語の都合というかで、B級に降格になった、A級経験もある、

B級1位二宮隊、B級2位影浦隊の上位二チームに加え、

侵攻編でも言及した、B級7位東隊との、よつどもえが描かれる。

ここでは、4人いる主人公の内の1人でありながら、今まで一度も言及しなかった、修が活躍できず、主人公チームは敗北する。

個人総合2位射手1位の二宮は、射手として今までも活躍してきた出水を超えるランクであるだけあって、かなり強いし、

影浦は、順位こそついていないが、攻撃手4位の村上自分より強いかも、と言わせるだけあって、

2人とも「格」は十分といった感じだった。

そして久々に柿崎隊長に出番がある。

A級7位加古隊の隊長にして、東さんが率いた旧A級1位チームの隊員でもあった、加古さんが登場し、

イニシャルがKで才能のある隊員を引き抜きたくなる」という、

「お前それ、伏線として見え見えすぎて、今からこの伏線がどう回収されるのか、気になりすぎるだろ」って伏線描写の一環として、

柿崎(KAKIZAKI)」隊長も、話題に上がるが、残念ながら、合わないタイプらしく、引き抜かれなかった。

侵攻編パート2

さて、単行本になってない上に、こないだジャンプ捨てたので見返せないので、軽く流すと、

侵攻編パート2では、先ほど書いたランク戦で活躍したB級の面々も活躍する。

特に那須隊の2人の活躍は印象深かった。

ランクパート2

さて、長々と話してきたが、どうだろう、B級13位柿崎隊の微妙さが伝わっただろうか?

もちろんココに全てを書いているわけではなく、実際はもっと活躍している面々はいる。

いるが、柿崎隊が活躍していないことは否定できないだろう。

ハッキリ言って、このエピソードが描かれる前までの自分が、ワールドトリガーキャラクタを思い出した順番に言って行く場合、かなり下位なのは間違いない。

そして、作中の「格」としても、なんともしょっぱいのもわかってもらえただろうか?

さらに、今回の五戦目のランク戦は、主人公チームの新技のお披露目回なのである

遊真と修のスパイダーを使ったコンビネーションやチカさんの新トリガーなどの、新技が侵攻編パート2で焦らされた挙げくの、お披露目回なのである

そらもう、柿崎隊が活躍することを想定していた読者はいなかったんじゃないだろうか?

何なら、B級20位吉里隊、B級21位間宮隊のように瞬殺なんじゃなか? とすら思っていた。


けども、冒頭のこれである

「新しい連中が

どれだけ派手に

追い抜いて行っても」

「それで

あいつらの価値

消えてなくなる

わけじゃないんだ」



これは、柿崎隊の隊員である、照屋、巴、宇井を評した独白で、

「新しい連中が

どれだけ派手に

追い抜いて行っても」


のところでは、

主人公の1人遊真、

攻撃手4位の村上

緑川

木虎、

黒江

絵馬の6人が描かれています

緑川、木虎、黒江に関しては、入隊時の試験の成績がズバ抜けていたことが作中で示されていたり、

攻撃手4位の村上は、強化睡眠記憶のサイドエフェクトを持っていて、あっというまに上位陣に追いつく実力を身につけたり、

絵馬も幼いながらも、スナイパーとしては、当真、奈良坂辺りと並ぶような描写がされていたりと、

この6人は確かに、派手に追い抜いていった感じなんでしょうね。

特に木虎は、柿崎隊長本人が昔所属していた嵐山隊をA級5位まで押し上げたエースという肩書きまで持っています

そりゃあ、自分が抜けたあとのチームを、自分よりも周りに評価させた新人が居たら

「派手に」って形容したくなりますよね。


けれども、柿崎隊長は、こう続けます

「それで

あいつらの価値

消えてなくなる

わけじゃないんだ」



ああ、もうね。

もうね、ワールドトリガーを「ゲーム感覚」と批判していた、自分が情けなくなってくる。

個人総合○○位とか、B級○○位とか、そういう順位の「格」や、

間内での模擬戦に尺をたくさん割くことであることや、

ベイルアウトトリオン体で命の危険がないことや、

そういう、設定的な部分だけを見て「ゲーム感覚」だと思っていた、自分が情けない。

登場人物ゲームコマだと思って、それを元に、やれあいつは強いだの、やれあいつは弱いだのと強さの「格」だけを評価していた、自分こそが「ゲーム感覚」じゃないですか。

B級13位だから個人ランキングがわかってないから、侵攻編で活躍しなかったから、そういう気持ちで、

柿崎隊の面々を軽んじるその気持ちこそが、まさに「ゲーム感覚」だったんですよね。

ゲームなら例えば、パーティーメンバーに上限があったりとか、

倉庫の空き容量とかによって、キャラクタを切り捨てることってよくありますよね。

そりゃもちろん「ビジュアルが好きだから、弱いけど使おう」とか「ストーリー活躍たから、最後まで使ってあげたい」とかって気持ちも、ゲームやってて湧いてきますよ。

でも、それって全部「自分価値観によって、取捨選択している」んですよね。

価値観が「強さ」なのか「ストーリー」なのか「ビジュアル」なのかが違うだけで、

誰かを切り捨てるってことは、それで価値を消してしまうことに繋がるんだよね。

散々「格」が劣っているというより「無い」

何か特筆すべきフックがない、

そんな柿崎隊だからこそ、感動する独白で、心にとてもとても残る良いシーンでした。

いやもう、この漫画マジで面白いっすね。

ワートリ最高!!!!!!

2016-05-22

社会学者古市さんが叩かれる理由がまったく分からない

http://www.nicovideo.jp/watch/sm23488282


社会学者古市さんが叩かれる理由がまったく分からない。

彼は社会学者としての立場から法律改憲論者と論壇で登って答弁しているわけだが、オレには佐藤氏と古市さんとの間で話がまったくかみ合っていないように思える。

正直、この佐藤という人を含め、古市さんを叩いてる人にはマーケット感覚がないんじゃないか?と思うんだが、具体的にどうやってそれを示したらいいのか見えてこない。

山本みずき氏との論壇でも同様だと思う。山本みずき氏にはマーケット感覚がない。一方で古市氏にはマーケット感覚がある。

議論レベルがかみ合ってない。山本氏佐藤氏も、社会の泥臭い面や言葉通りにいかない部分が見えてない。古市氏の方が社会を間接的に知る手段豊富で信頼できると思うんだが

同じように思ってる人はいないのかな。。。

一応個人的に考えてみた内容をまとめてみたので、知見のある方々の指摘や修正がほしい。

是非論駁してみてくれ。



両者の経歴から考察

個人的思考なんだが、『佐藤氏』と『古市氏』のバックヤードに目を向けてみた。

ソースwikipediaくらいしか簡単に示せるものはなく、佐藤氏のことはオレはほとんど知らないので、あまり知ったようなことは言えないんだが・・・

佐藤氏』

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%81%A5%E5%BF%97#.E7.B5.8C.E6.AD.B4.E3.83.BB.E4.BA.BA.E7.89.A9

古市氏』

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%B8%82%E6%86%B2%E5%AF%BF



古市氏の背景は〝環境情報科学〟。人脈のほとんどは起業家、および新時代財界人






佐藤氏の両親は政治学者弁護士。つまり歴史と法に重きを置く典型的法学部タイプ日本法治国家資本主義として成功した社会主義タイプなので、佐藤氏は典型的右派保守的タイプ

一方で古市氏は環境情報から社会学へと転向した。つまりバックヤードとなる知識や感性科学者タイプ

ゆえに、古市氏の論じる分野には必ず〝マーケット〟がある。お金と結びついて物事を考える発言がきちんと身についている。またそこに時価がある。

ここで勘違いしてはいけないのは〝経済〟や〝金融〟ではない、ということだ。要するに〝政治色〟が薄い。よく言えば庶民的。別の言い方をすると〝資本主義的〟。

また彼は友人に起業家を持っており、堀江貴文を含め、財界との繫がりも多い。ほりえもんちゃんねるなどにもよく登場する。

これを〝強い者に擦り寄る〟と表現するものもいるが、そのあたりの〝評価〟は置いておいて、マーケット感覚を得られる環境にいることは間違いない。

http://blogos.com/article/154867/

例えばここで古市氏は『すき家企業社会にもたらした社会福祉ひとつ』と述べたことで叩かれているが、なにが間違っているのだろう?と思う。

マイクロソフトをはじめとする新時代新興企業の多くは、既存制度を上手に利用して新しい形の報酬従業員に還付している。

(※その代わり徹底的に税金を逃れている! ←善し悪しは置いておいて、事実そうである

どの国に所属しているかよりも、どの会社所属してその会社が与える福利厚生を受けられるか

ストックオプション行使できるか、金融資産を持てるかどうかが豊かさへと直結する時代になったのに、いったい何故古市氏の述べていることが的外れなのだろうか?

シリコンバレーでは福利厚生提供するサービスを行っている会社がYコンビネータ出身者によって起業されている。

ケータリングサービスタクシーチケット、社宅システムなど、上げればきりがないと思うのだが・・・

http://asread.info/archives/722

日本自衛権があることを古市氏は知らなかったと述べているが、これもある意味で間違っていないと思う。

実際のところ、実質的自衛権行使できなかったことには違いない。

 ・ミサイルを発射されながらもそれを撃墜できるのは日本駐在している二機の米軍潜水艦のみであること。

 ・敵国が領空侵犯をしても命令がなければ撃墜できない。引いては物理的に〝敵飛行機を押す〟という意味不明対処しかできない

これらの現行法脆弱さをどれだけ学者やSEALsは理解してるのだろうか?

http://trafficnews.jp/post/46566/3/

自衛権は認められているが、〝実質的に言って認められていない〟ことと一緒。

であるにも関わらず、古市氏が『日本自衛権って認められてるんだ…』という発言を〝知識がない〟〝教養が無い〟と評価する論調はいかがなものか。



佐藤氏の背景は〝法学政治






一方で佐藤氏にはマーケット感覚が無いといえる理由はここにある。つまり法律政治に関する学問を背景にしているところに問題がある。

この手の人間がやっかいなのは、やたらと知識や雑学は多く言葉言葉を返すのは上手いのだが、思考回路に多くの前提条件や知識条件が抜け落ちていることが多い。

言ってしまえばマリー・アントワネットタイプだ。




法学政治に強い人は〝市場の時価〟という観点が抜け落ちていることが問題






古市氏の発言法学政治に強い識者から叩かれやすいのは何故だろうか。

それは叩く者たちが〝歴史の変遷〟が、実は〝市場の変遷〟であること、をよく分かっていないからだ。

市場経済はより自然科学的だ。お金政治法律によって生まれたわけではない。自然に発生して、それが整備されて整えられた。実は人類進化の果てに手に入れた概念だ。

軍事力経済力のふたつは大国の力を現す両輪と考えられるが、実は歴史を手繰ると三番目の車輪があったことが分かる。その名も〝宗教〟。

そして現在過去も、急速に力を落としている車輪でもある。




歴史軍事力 ⇒ 経済力へと力が変遷している






鎌倉幕府の台頭に現れているように、歴史的に見ると既にこの頃から宗教の力は徐々に衰えを見せており、政治軍事力の二つが世界を動かしていたと言える。

表の世界での政治ほとんどが宗教と密接に関わっており、もっぱらここが市民政治の大きな接点であったと言える。

一方で軍事力実質的世界の掌握と統治を行う役割を担っていた。

少なくとも、日本においては明治維新サムライ不要となるまではそうだったのだ。

しか第一次世界大戦第二次世界大戦代表されるように、軍事政権は失敗を迎えた。

正しい仕方で行使されなかった軍事政権は、共産主義社会主義を生み出したからだ。

一方で米国のような市場経済を中心として発展した国は一定成功を収めた。士・農・工・商のうち、最後に勝ったのは商人というわけだ。



市場の時価〟と経済ルールを決める時代が到来しつつある。







マーケットは〝国の力が弱まりつつある〟ことを明らかにしつつある。既に鎌倉幕府時代から政府が持つ立法の力は軍事力経済力のどちらかを担保にしており、宗教アイドルでありスケープゴートであったに過ぎない。

そして過去〝政(まつりごと)=宗教〟が中心だった国家は、現在政治の中心を〝経済〟へと移している。

軍事政権実質的な掌握を行っていた政治は、現在では財界実質的な掌握を行う社会へと変化した。そしてそれは加速していく。

実際、国が提供する福祉よりも企業従業員提供する福祉の方が優れている場合が多い。しかマーケットに従った結果なので、相応の人材を兼ね備えており、無駄が無い。

パナマ文書にも代表されるように、国家の枠組みを超えた企業にとっては国境など存在しないも同然。

スターウォーズ通商連合のように、もはや国とは独立した別の政治形態と言って差し支えない。

戦後70年の間で形成されてきた常識などいくらでも覆る。今後の歴史は大転換を迎えると考えてまず間違いない。

その意味では、いまだに全時代的な歴史踏襲と繰り返し論議を重ねる、マーケット論の無き法学者政治学者が出る幕は実質的に言って存在しない。

宗教がその存在を弱めたように、政治もまた本質思想であり宗教であるから、その実質である軍事力経済力のいずれかに依存せざるを得ず、結果として時代に取り残される。

軍事力の台頭は世論が許さないだろうし、世界もそれを望んでいない。よって、これから重要になるのは、〝個人がどの市場経済所属しているかである


法学者政治学者歴史学者〟ではなく、必要なのは科学者〟と〝金融専門家〟であり、追うべきなのは経済史〟





世界を牽引してきたのは技術革新と金融だ。宗教を背景にした政治ストーリーを創り出す力があったが、現代ではその力は失われている。

闇雲に政治を追いかけても歴史を追いかけても真実は見えてこない。

必要なのは産業界歴史を追いかけること。経済史の発展と衰退の繰り返しの中に答えがある。

古市氏がどういう器なのかは知らないが、少なくとも歴史と現状を比較して将来を占う上で非常に恵まれ立場にいることは間違いない。

彼は川上の最新情報アクセスできることが可能で、新時代リテラシーも十分持っている。

法学者歴史学者も、企業の間接部門しかない。プロフィット部門ではない存在の者たちがとやかく言う論壇や議論意味はない。

その点は古市氏も同様だが、彼は自分立場弱者であることを自覚している分、市場に対する的確な論壇を展開できる下地がある。

叩かれるのがその証拠だ。叩いてる奴らのほとんどはマリアントワネットばかりなのだから、叩かれている姿を見てむしろ安心すべきだ。

2016-05-21

ワールドトリガーゲームじゃない。142話「柿崎 国治」を読んで

ワールドトリガーゲームじゃない。142話「柿崎 国治」を読んで

「新しい連中が

どれだけ派手に

追い抜いて行っても」

「それで

あいつらの価値

消えてなくなる

わけじゃないんだ」



ワートリは泣ける。

三巻に一巻ぐらいのペースでボロボロ泣けるシーンが出てくる。

出てくるが、今回の泣けるシーンは、特別に泣けた。

冒頭で紹介したのは、B級13位柿崎隊の隊長である柿崎国治の独白だ。

まずこのB級13位とは何か?

ワールドトリガーは、異世界から侵攻してきた敵と戦うボーダーと呼ばれる組織舞台にした漫画である

ボーダーでは隊員を実力順にS級、A級B級、C級に分類している。

漫画的に言うと、B級から名前と顔があるモブでないキャラといったイメージで、

この142話時点で、S級はたった1人、A級は9チーム(1チーム大体4〜5人ぐらい)、B級は21チーム(チーム内の人数はA級と同じ、例外もある)である

どうだろう、B級13位のパっとしななさが伝わるだろうか?

ちょっと、この「格」のパっとしなささを、わかってもらうために、長文を書こうと思う。

今の所、この漫画パート分けすると

・序章

ブラックトリガー争奪戦

・侵攻編

ランク

・侵攻編パート2

ランクパート2

こんな感じだろうか。

序章

まず主人公がチームを結成するまでの序章では、

主人公の1人である遊真の戦いがメインとなる。

遊真はブラックトリガーと呼ばれる他とは違う特別武器を持っており、先ほど書いたボーダー内の「格」の分類では、S級にあたるぐらい強い。

そのS級に相当する遊真が、A級7位三輪隊と戦ったり、A級5位嵐山隊のエース木虎と共同して敵と戦ったりなどして、ブラックトリガーの性能で圧倒するシーンが続く。

遊真は滅茶苦茶強く、A級7位三輪隊はオペレーター含んで5人チームにも関わらず、たった1人で圧倒する。

そのぐらい、彼の持つブラックトリガーが異質であり、かつ彼自身技術経験も並大抵ではない、という「格」が描写される。

ブラックトリガー争奪戦

次のブラックトリガー争奪戦では、4人目の主人公であり、遊真と同じブラックトリガー使いの

S級隊員迅の戦いがメインになる。

この章は所謂内輪揉めで、同じボーダーの迅と

A級1位太刀川隊の隊長にして個人総合1位攻撃手1位の太刀川と、隊員の出水

A級2位冬島隊の隊員にして個人総合4位狙撃手1位の当真、

A級3位風間隊のフルメンバー4人(+オペレーター

に加えて、先ほど書いたA級7位の三輪隊の4チームとの戦いが描かれる。

ここでも、S級隊員の、つまりブラックトリガーの強さは存分に描かれる。

A級5位嵐山隊のメンバーが助けに入るため、一部メンバーは分断されるも、

個人総合1位攻撃手1位の太刀川、個人総合3位攻撃手2位の風間狙撃手2位の奈良坂といったボーダー内でも相当上位の「格」を持つ相手を、

ブラックトリガーを持つだけでなく、サイドエフェクトと呼ばれる超能力戦闘に生かす迅は、なんと6対1という状況でありながらも、勝利する。

サイドエフェクトは遊真も持っているが、戦闘に生かせられる能力ではない上に、

A級7位三輪隊フルメンバーよりも「格」が高いメンバーを圧倒するS級隊員迅の強さは印象に残る。


そして、ようやく敵との本格的な戦いが始まる。

(え? ここに修対風間とか、ユーマ対緑川があるだろって? ごめん、忘れてた!)

侵攻編

この編では遂に名前と顔と人格があるまともな「人型の敵」が登場する。

しかも、彼らは迅や遊真と同じブラックトリガーを持っているのだ。

すわ、どうなる?

と、なるが、これがボーダー強いのだ。

特に印象的なのはA級隊員の活躍だろう。

ラービットと呼ばれる量産兵器でありながら、

B級10諏訪隊の諏訪隊長B級7位東隊の小荒井捕獲し、

B級6位鈴鳴第一の隊員で攻撃手4位の村上を苦戦させる強敵が登場する。

しかし、ブラックトリガー争奪戦では迅に負けた「個人総合1位攻撃手1位の太刀川」は、

このラービットを1人で圧倒し、なんと単独11機も撃破している。

さらに、同じくブラックトリガー争奪戦で負けたA級3位風間隊も、ラービットを4機撃破し、

隊長風間こそ敵のブラックトリガー持ちのエネドラに負けるも、

指揮官でありながらボーダー最強の忍田B級10諏訪隊と協力することで、

ブラックトリガー持ちのエネドラを撃破している。

また、A級1位太刀川隊の出水A級7位三輪隊の米屋A級4位草壁隊の緑川らの即席チームも、

他のB級合同チームと協力しつつ、ブラックトリガーではないものの「人型の敵」を撃破する。

さて、長々と語ってきたが、ようやくタイトルの「柿崎隊」登場である

B級13位柿崎隊の初登場はこの人型の敵である「ランバネイン」との戦闘である

記念すべき初台詞

「マジか

新型だけで

きちい

ってのによ」

である

どうだろう「個人総合1位攻撃手1位の太刀川」が単独11機も撃墜した新型=ラービットに苦戦しているだけでも、

如何にもB級13位のパっとしなささが伝わるだろうか?

当然だが、ラービットと余裕で戦えるのはA級チームぐらいで、単独勝負できる太刀川が異常なだけなのだが、

先ほど書いた通り、その太刀川よりも強い迅などのブラックトリガー持ちも居る戦場なのだ

とてもじゃないが「格」が高いとは言いがたい描写である

そして「ランバネイン」との戦闘がいざ本格的に始まると、

メインはA級1位太刀川隊の出水A級7位三輪隊の米屋A級4位草壁隊の緑川らの即席チーム、

彼らは三人のチームとしての戦いはもちろん、緑川単独で足を持って行く活躍を見せ、

太刀川のように個人総合○○位と付いていなくても、A級隊員の強さを存分に発揮する。

また、同じく戦闘に参加している、

B級11位の荒船隊の隊長である荒船とB級7位の東隊の隊長である東も、B級ながら活躍する。

スナイパーとして活躍しており、荒船は一発敵に当てるし、

東は敵の特性を見抜きB級合同チームに的確で鋭い指示を出す。

A級隊員だけでなく、B級でも「隊長」となればそれなりに一芸は持っているシーンの描写だろう。

では、ここで我らが柿崎隊長台詞を見てみよう。

「ここで

押すのか!?

何が

変わった

ってんだ?

東さん!」

何とも頼りない台詞だろう。

もっとも、念のため強調しておきたいが、

漫画を読んでいる読者の視点では、この時点では東はただのB級7位の隊長だが、

実はこの東は、ボーダー最初狙撃手にして、過去A級1位のチームのリーダーもしている古株で、

幹部と上位チームが集まる作戦会議にも参加する程度には、偉い人なので、

柿崎さんが弱いというわけではない、弱いというわけではないが、

この時点での読者視点だと、柿崎隊長に凄い印象は無いのは間違いないだろう。

そして「ランバイネ」戦は米屋トドメをさすも、チームの勝利といった感じで終わる。

感じで終わるが、ぶっちゃけ柿崎隊は何をしたのか? と聞かれると微妙である

一応敵に銃を打つシーンや、攻撃をよけるシーンはあるものの、

足を奪った緑川トドメをさした米屋、敵を上手く誘導した出水、それらをA級即席チームの戦いから敵の行動を見抜く東、辺りが活躍した話で、柿崎隊は何ともぱっとしない印象だろう。

だがしかし

だがしかしである、この侵攻編においてチームメンバーが一度も誰も欠けなかったのは、柿崎隊だけなのである

え? やられシーンすら無いぐらい地味なチームだからだろって?

それはともかくとして、そういうところが、柿崎隊長の隊員思いな所であり

142話「柿崎 国治」で言及される

柿崎さんの唯一の弱点は全部自分責任を持とうとするところで

危険場所に隊員を単独で送り込むことはあまりなかった」

という評価に繋がる一片を見せているのは、さすが「遅効性SF」と評されるワールドトリガーならではだろう。

さてさて、他にも順位は付かない規格外の最強A級玉狛第一の活躍や、

相変わらず強い遊真や、ブラックトリガーを手放してすら強い迅なども活躍して、侵攻編は終わる。

ランク

そして次に描かれるのが、再びのボーダー内輪話である

こんどはランク戦と呼ばれる模擬戦闘舞台で、主人公チームの玉狛第二の躍進が描かれる。

B級20位吉里隊、B級21位間宮隊の瞬殺から始まる。

続いては、侵攻編でも活躍した

諏訪隊、荒船隊と戦うが、

ここでは、狙撃手でありながら攻撃手としてもマスターランクの荒船の遠近万能っぷりや、

諏訪さんの胆力が描かれたりなど、それなりに実力があることは伺えるシーンはあるものの、

主人公の1人遊真には敵わない感じの描写かな?

三戦目の鈴鳴第一、那須隊戦では、

侵攻編で少し言及した攻撃手4位村上活躍が印象深いだろう。

攻撃手4位と言われてもラービットに苦戦する程度でしょ? と思っていたが、

これがやはり強く、那須隊の熊谷隊員を圧倒し、あの遊真とも互角の戦いを繰り広げる。

そして、四戦目では、組織の都合というか物語の都合というかで、B級に降格になった、A級経験もある、

B級1位二宮隊、B級2位影浦隊の上位二チームに加え、

侵攻編でも言及した、B級7位東隊との、よつどもえが描かれる。

ここでは、4人いる主人公の内の1人でありながら、今まで一度も言及しなかった、修が活躍できず、主人公チームは敗北する。

個人総合2位射手1位の二宮は、射手として今までも活躍してきた出水を超えるランクであるだけあって、かなり強いし、

影浦は、順位こそついていないが、攻撃手4位の村上自分より強いかも、と言わせるだけあって、

2人とも「格」は十分といった感じだった。

そして久々に柿崎隊長に出番がある。

A級7位加古隊の隊長にして、東さんが率いた旧A級1位チームの隊員でもあった、加古さんが登場し、

イニシャルがKで才能のある隊員を引き抜きたくなる」という、

「お前それ、伏線として見え見えすぎて、今からこの伏線がどう回収されるのか、気になりすぎるだろ」って伏線描写の一環として、

柿崎(KAKISAKI)」隊長も、話題に上がるが、残念ながら、合わないタイプらしく、引き抜かれなかった。

侵攻編パート2

さて、単行本になってない上に、こないだジャンプ捨てたので見返せないので、軽く流すと、

侵攻編パート2では、先ほど書いたランク戦で活躍したB級の面々も活躍する。

特に那須隊の2人の活躍は印象深かった。

ランクパート2

さて、長々と話してきたが、どうだろう、B級13位柿崎隊の微妙さが伝わっただろうか?

もちろんココに全てを書いているわけではなく、実際はもっと活躍している面々はいる。

いるが、柿崎隊が活躍していないことは否定できないだろう。

ハッキリ言って、このエピソードが描かれる前までの自分が、ワールドトリガーキャラクタを思い出した順番に言って行く場合、かなり下位なのは間違いない。

そして、作中の「格」としても、なんともしょっぱいのもわかってもらえただろうか?

さらに、今回の五戦目のランク戦は、主人公チームの新技のお披露目回なのである

遊真と修のスパイダーを使ったコンビネーションやチカさんの新トリガーなどの、新技が侵攻編パート2で焦らされた挙げくの、お披露目回なのである

そらもう、柿崎隊が活躍することを想定していた読者はいなかったんじゃないだろうか?

何なら、B級20位吉里隊、B級21位間宮隊のように瞬殺なんじゃなか? とすら思っていた。


けども、冒頭のこれである

「新しい連中が

どれだけ派手に

追い抜いて行っても」

「それで

あいつらの価値

消えてなくなる

わけじゃないんだ」



これは、柿崎隊の隊員である、照屋、巴、宇井を評した独白で、

「新しい連中が

どれだけ派手に

追い抜いて行っても」


のところでは、

主人公の1人遊真、

攻撃手4位の村上

緑川

木虎、

黒江

絵馬の6人が描かれています

緑川、木虎、黒江に関しては、入隊時の試験の成績がズバ抜けていたことが作中で示されていたり、

攻撃手4位の村上は、強化睡眠記憶のサイドエフェクトを持っていて、あっというまに上位陣に追いつく実力を身につけたり、

絵馬も幼いながらも、スナイパーとしては、当真、奈良坂辺りと並ぶような描写がされていたりと、

この6人は確かに、派手に追い抜いていった感じなんでしょうね。

特に木虎は、柿崎隊長本人が昔所属していた嵐山隊をA級5位まで押し上げたエースという肩書きまで持っています

そりゃあ、自分が抜けたあとのチームを、自分よりも周りに評価させた新人が居たら

「派手に」って形容したくなりますよね。


けれども、柿崎隊長は、こう続けます

「それで

あいつらの価値

消えてなくなる

わけじゃないんだ」



ああ、もうね。

もうね、ワールドトリガーを「ゲーム感覚」と批判していた、自分が情けなくなってくる。

個人総合○○位とか、B級○○位とか、そういう順位の「格」や、

間内での模擬戦に尺をたくさん割くことであることや、

ベイルアウトトリオン体で命の危険がないことや、

そういう、設定的な部分だけを見て「ゲーム感覚」だと思っていた、自分が情けない。

登場人物ゲームコマだと思って、それを元に、やれあいつは強いだの、やれあいつは弱いだのと強さの「格」だけを評価していた、自分こそが「ゲーム感覚」じゃないですか。

B級13位だから、個人ランキングがわかってないから、侵攻編で活躍しなかったから、そういう気持ちで、

柿崎隊の面々を軽んじるその気持ちこそが、まさに「ゲーム感覚」だったんですよね。

ゲームなら例えば、パーティーメンバーに上限があったりとか、

倉庫の空き容量とかによって、キャラクタを切り捨てることってよくありますよね。

そりゃもちろん「ビジュアルが好きだから、弱いけど使おう」とか「ストーリー活躍たから、最後まで使ってあげたい」とかって気持ちも、ゲームやってて湧いてきますよ。

でも、それって全部「自分価値観によって、取捨選択している」んですよね。

価値観が「強さ」なのか「ストーリー」なのか「ビジュアル」なのかが違うだけで、

誰かを切り捨てるってことは、それで価値を消してしまうことに繋がるんだよね。

散々「格」が劣っているというより「無い」

何か特筆すべきフックがない、

そんな柿崎隊だからこそ、感動する独白で、心にとてもとても残る良いシーンでした。

いやもう、この漫画マジで面白いっすね。

ワートリ最高!!!!!!

2016-02-10

マックスむらい氏を擁護してるキッズたちの精神構造

まともな大人からすれば、マックスむらい氏に限らず、Youtuber全般が取るに足らない変人カテゴリ往き間違いなしなのだが、彼らのファンは端から見ると狂気じみて見えるほど彼らに夢中だ。


これは昨今話題ジャニヲタにも共通しているのだが、こうした熱狂的ファンの精神構造は、精神病理学的に典型的ものである辛口無慈悲な某シロクマ氏が登場するほどのこともない。ようするに、熱狂的ファンは「自分は(世界で一番)スゴい」という幼少期特有の全能感、あるいは思春期特有誇大妄想をこじらせ、それを自己の外側にいて目立って活躍している(と本人たちが認定する)人物に投影することで、その非現実的自己評価を抑圧しているのだ。


誤解してはならないのは、実のところ、熱狂的ファンたちは自らが取るに足らない(どちらかと言えば劣った)一般人に過ぎない、と理解はしている。他方、その「私はダメだ」という自己認識と、「私はスゴい」という誇大な自己像との間に極端な乖離が生じているため、この落差の現実的な落としどころとして、社会活躍する他者芸能人スポーツ選手カリスマ経営者宗教指導者など)と自己を同一視することで、そうした他者自己像の「鏡」として扱うわけだ。


例えば、女性アイドル好きな男性ならば、その女性の人気が一定閾値を超えた段階で、女性ファンが増えることを経験的に知っているだろう。現実世界キラキラと大活躍している(ように見える)女性自分を同一視することで、自分の惨めさを覆い隠すことができるためであり、男性ファンのような性的な関心がベースにあるわけでは全くない。先ほど述べたように彼らは基本的自己評価が低く、一方で持てあました誇大的な自己像を支えてくれる唯一の救いが「鏡」としての他者である


やや話は脱線するが、熱烈なアイドルファンの女性(たとえばジャニヲタ)には風俗嬢が多い。全国各地に赴かなければならない物理必然性もあるが、何より応援するアイドル活躍している限りにおいて現実自分は(極論をいえば)どうでもいいからだ。現実にはタバコ臭い激安ラブホで汗臭い中年男性ペニスを口にくわえておきながら、本人が生活で最もリアルに感じられるものは、その同じ口で声援を送るアイドルの輝きなのであるジャニヲタならば「ヲタ界隈で有名な(=湯水のように金を使って応援している)女性ファンが(風俗店ブログ写真から風俗バレしてm9(^Д^)プギャー」という事件が年間何件も起きていることは否定しようもないだろう。


(誰って? まあ、秋○ス仙○の「の○か」とかな。。ファンの妬みは恐ろしい。あの子は元々は手コキ店だったが系列イメクラ店に沈められた。昔はバレーボールに熱中するスポーツ少女で、20歳過ぎまで軽い天パーの黒髪を染めたことすらなかった真面目っ子だったらしいが、嵐にハマったのが運の尽きよ。うーん、おっさん養分にする風俗嬢養分にするアイドル養分にする芸能事務所社長養分にする暴力団の偉い人。ああ、醜い食物連鎖だ。。そしてマックスむらい養分だったのか)


さて、以上を鑑みて、今般の事件における山本一郎実業家ブロガー)のように、こうした「鏡」(この場合マックスむらい)を攻撃すると、どうなるだろうか?クレイジーキッズたちは、自らが攻撃されたように感じる。いや、自らが攻撃されたとき 以上 の怒りと苦しみを感じる。彼らの理想現実バランスシートが崩れた不安定な自己イメージは、「鏡」としての他者社会的活躍し続ける間のみ安定的に維持されるからだ。よって、マックスむらい氏が社会的に許されない行為をしていたとすれば、それは彼らの価値暴落することに等しい。だからこそ、彼らは氏の汚点を否定拒否、拒絶する。そして自己イメージ侵略者攻撃する。


マックスむらい氏は、そのことを肌感覚理解しているらしい。だからこそ、Youtubeに自らの潔白さだけを主張する動画アップロードし、彼を信奉するキッズたちに潜在的メッセージを送った。「俺を守るために大暴れしてくれ!」と。無論、これは追いつめられた人間断末魔である。そんなことは社会的に何の肯定的効果をもたらさない。だが、防衛大に受かる地頭はあるものの、ひたすら叩き上げのし上がってきた男に何か分別らしいものを期待する方が間違いなのかもしれない。果たせるかな。キッズたちは大暴れし、山本氏ビール片手に彼らの口撃をことごとく撃墜し、その残骸が氏のTwitterタイムラインを埋め尽くすたびに、マックスむらい氏の信頼も地に落ちるのである

2016-01-04

あ〜、神だけど捕捉な

望みを叶えてやるのは、男ひとりだけな。

一番知的ナイス理由を言った奴の望みを叶えてやんよ。

どれが良いかひとつだけ選んでみな。

 

1. 望みの女に惚れられる能力

これはどんな女にでも念じるだけでおまえに対して恋愛ホルモンが出る能力な。

から飽きたら停止も可能な。

 

2. 世界一金持ちになれる能力

これはあらゆる要素を考慮して、世界一金持ちになれる『可能性がある』能力を全部おまえにぶっこんでやるわ。

あとはおまえがなんとかしろな。

 

3. 空を自由に飛べる能力

これは、もちろん自由に空を飛べるだけだから撃墜された普通に死ぬな。

おまえひとりが自由自在に疲れもせず、どんな速度ででも飛べる能力な。

でも調子に乗って過剰なGがかかったら普通に死ぬから注意な。

 

返信

02が成就した時点で01は心中どうあれコンプできるし、03も自家用セスナとか購入して免許取ればおしまい

もうちょっと取捨選択させるトリックがほしい。

金でなびかねー女をおまえが好きになってしまったら02ではおまえの望みは成就できねーな。

もし一生一緒にいたい女が見つかっても、そいつが金になびかねー可能性は当然あるし、おまえにほれてるんじゃなくて金に惚れてる女との生活楽しいかは俺にはわからねーな。

03は自家用セスナ利便性性質が違うな。自家用セスナの方が便利な場面も当然あるが、マジックを演じるフリなどはできねーな。

 

id:nobujirou これは3だね。能力を隠して曲芸師かマジシャンで生きるのが一番手堅いんじゃないかな。綱渡りしても危なくないし手品ネタバレもしないよね

マジシャンで金儲けしたいなら02でよくねーか?

空も飛べるし金にも不自由しなさそうだってんなら、その通りかもな。

http://anond.hatelabo.jp/20160104082443

2015-12-18

1〜6を観ていない素人スターウォーズEP7を観てきた

なんだか周囲がざわざわしていると思っていたらスターウォーズのEP7が公開されるという。

1はなんとなくテレビで観たことがある気がするけれど、他のエピソードはまったくわからない、

ちょっとしたキャラ名前がわかるくらいの素人なので、スクリーンで観る気は全くなかった。

興味はあったけど、それならちゃんとシリーズ通してみないといけないんじゃないかと思っていたのだ。

しかし、知り合いのお姉さんが急遽行けなくなってしまったということでチケットを譲ってもらうことになり、

今日12月18日18:30の世界同時公開に参加してきました。結論として、ちょー楽しかったです。

まり前提を知らなくても、そのことによって物語の展開に「ん?」となるポイントは少なく、

単純に今回のみのストーリーとしても十分楽しめた!と思えるつくりでした。

いや、絶対に1〜6の内容知ってたほうがいいとは思うけど……。軽くあらすじを読んでおけば問題ないかも。

まあ、ずーーーっと待ち構えていた往年のスターウォーズファンの人の気持ちに比べるとあまりにかるすぎると思うし、

前提がわから勘違いしているところ、気づいていないところが山程ありそうですが。

とりあえず、自分が観て感じたことをそのまま羅列しておきます

ガンガンネタバレしてるので、観た人以外はご注意ください。

【観る前の認識

・456123の順序で公開されていて、時系列は123456

・なんかいろいろな星の種族が出てくる

帝国とか共和国がある

アナキン・スカイウォーカーダース・ベイダールーク・スカイウォーカーがその息子で、たぶん敵対してる。

・456の主人公ルーク

レイア姫、オビ=ワン・ケノービ、R2D2C3POヨーダという人がいる

ライトセーバーで戦う

フォースという力がある?

・7が6の続きなのは知っているが、456をほとんど知らないうえ、上映年度も知らないので、

 キャラたちがどれくらいの年齢なのか、キャストが変わるのか、はよく知らない

【観ての感想

最初の題字がワードアートみたいだ……。

・これまでのあらすじをちょっと説明してくれてるから多少理解

・若くて顔の濃い男性が出てきた。この人ルークかな?

・いや、でも「ルークのいる場所地図の話」をしているから別の人だ……

ダース・ベイダーが出てきた!!! ダース・ベイダーってこんなひょいひょい外界に降りてくるの?

・いや、でもマスクちょっと違うのかな……カイロ=レンって人らしい。

・なんか結構残虐に人が死ぬ! 想像の100倍死ぬ! ひどい! 

ガンガン景気よくいろいろなものが爆発して火花散るのでワクワクする

・なんでこんなに殺すのかよくわからないけど、ファーストオーダーが世界支配したいってことなのかな?

ライトセーバーで戦うのかと思っていたけどそうじゃないらしい。戦闘機かっこいい。

・ドロイドかわいい、無機質なのに表情が感じられてめっちゃよい。

フォースっていうのは相手の意志支配できる力っぽいのかな? 

・拘束した重要人物、結構簡単に逃げられているけどいいんだろうか

・乗り物がいちいちかっこいい

結構簡単に行き先を見破られて撃墜されてしまった……

・やっぱりトルーパーばんばん死ぬ! 想像の100倍死ぬ! 吹っ飛ぶ! 

トルーパーの一員になって自分もふっとばされたい感じはする

砂漠女の子レイレイア姫とは別に関係ないのか? みんな知ってる人? 「光線」って意味名前だ。

女の子が強い、見ていて楽しい

宇宙船同士の追跡劇(外で展開する撃ちあいと中で展開する人間のやりとり)が迫力あってテンポよくて楽しい

・私もレイとフィンとハグあいたい、くらいの仲間意識が生じる

・突然のおじさんともじゃもじゃ……ハン・ソロ??? とにかくかっこいい。

・今度は宇宙船のなかでやばい生物とのやばい戦いが発生する。とても手に汗にぎる。

カイロ=レン、ライトセーバー?で船内をめちゃくちゃに斬りつける。メンヘラ……?

 おつきのトルーパーたちがめんどそうに退散するのがなんかいい。

ダース・ベイダー死んでるのか〜〜〜〜

レイライトセーバーと感応。やっぱり何かルークとかにゆかりがある人なのかな?1〜6を観てる人は知ってる?

・逃げるレイ。いや、でもそりゃ急に言われても何すればいいかよくわかんないよね……。

ファーストオーダーの兵器想像以上に残虐だった。つらい。

・でも星々が撃破される映像は美しい

ライトセーバーって銃より強いの……?

白兵戦空中戦楽しい

ハン・ソロが横をくいって向いて銃を撃つところがめちゃくちゃかっこいいな〜〜〜

レジスタンスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! レジスタンスかっこよくてテンションが上がる

ガンガンみんな死んでるあたりへの感傷にはあまり時間をさかず物語がすすむ!

レイア姫ハン・ソロが邂逅。ふたり夫婦で、カイロ=レンが息子なのか! マジか!

・いよいよ最終決戦となれば、やっぱ敵地に乗り込むよね! わくわくする。

カイロ=レンがマスクをとった!!! なんかハリポタに出てきそうな顔だ。あんまりレイアハン・ソロの子供っぽくない。

カイロ=レンとレイタイマンフォース合戦ちょっとえろいな……と思いました。

・仲間が助けにくるとも知らず、自力フォースで逃げるレイ。やっぱかっこいい。

 いやレンさんは、フォース使える可能性ある人にはもうちょっと注意したほうがよかったのでは……。

レイが逃げたのを知って辺りをめちゃくちゃにするレン。逃げるトルーパー。また笑う。

・いよいよ敵兵器を壊す最終段階、というところでハン・ソロカイロ=レンの邂逅。

・う〜〜〜〜ハン・ソロ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜! EP7しか観ていないのにすっかりハン・ソロのとりこ。

・う〜〜〜〜〜……

中尉気持ちはいかばかりか……って、中尉じゃなくてチューイーなのか……(今調べて知りました)

・そして戦いの場は森へうつり最終決戦。最後はやはりライトセーバー同士のタイマンなのか〜〜〜。

・う〜〜〜〜〜なんだかんだカイロ=レンも気の毒……

・フィン〜〜〜〜〜〜〜

・帰還したレイレイアのシーンで一切セリフがないのが、すごく雄弁にいろいろなことを語っていてつらい。

・眠り姫ならぬ眠り王子キスをして、ルークのいる場所レイ。やっぱかっこよすぎる……。

・あ〜〜〜〜このおじさんがルークか〜〜〜〜たしかにこの顔見たことがある〜〜〜〜〜!え〜〜〜どうなるんだ〜〜〜〜〜!!

・あ、終わりか。136分って長いなと思ったけどあっという間だ〜〜〜〜

エンドロールめちゃ長い

……という感じでした。内容を熟知してるファンに比べると着目ポイントが少ないだろうし、

そもそもずれてる可能性がありまくりですが、それも含めておもしろいかなと思い、書いてみました。

初見の人向けに説明しているような場面は一切ないけど全然おもしろかったです。

あ〜〜〜ハン・ソロめっちゃかっこいいですね。

本当は1〜6を観てから行ったほうが100パーセントおもしろいのはわかってるけど、何かきっかけがないとわざわざ1〜6に手を出す気にならないし、

自分おもしろいと思うかもわからない……という人はとりあえず7を劇場で観るというのはかなりアリだなと感じました。

私も1〜6をこの年末年始に観ようと思います

2015-11-26

トルコによるロシア軍撃墜 - 分かっていること

Turkey's downing of Russian warplane - what we know

2015年11月25日23時15分閲覧)

http://www.bbc.com/news/world-middle-east-34912581



トルコによるロシア軍撃墜 - 分かっていること


(画像ロシア軍用機によるシリアから越境トルコ領空侵犯否定した)

ウラジミールプーチンロシア大統領シリアトルコ国境地帯でのロシア軍機を撃墜したトルコ非難した

ロシア政府9月にバッシャール・アル・アサド大統領敵対勢力に対する空爆を始めて以来、ロシア機がシリア撃墜されたのはこれが最初である

何が起きたのか?

ロシアトルコの双方とも、トルコ=シリア国境地帯で、トルコ軍F-16によって、11月24日ロシアSu-24(全天候型攻撃機)が撃墜されたと述べている。

動画トルコ国境付近シリアで墜落した航空機

ウラジミールプーチンロシア大統領は、空対空ミサイルを発射された時、航空機(2人乗)が高度6,000m(19,685フィート)で飛行していたと述べた。

シリア政府軍反体制勢力が戦闘中シリアラタキア県の山岳地帯、Jabal Turkmenに航空機は墜落した。


なぜ撃墜されたのか?

地図ロシア軍トルコ軍双方の主張するロシア機の航跡

トルコ国連代表Halit Cevikは国連安全保障理事会への書簡http://www.scribd.com/doc/291002800/Turkey-Letter-to-UNSC-on-Shooting-Down-SU-24-Plane-Nov-24-2015)に次のように記している。

タイ県のYayladagi市付近トルコ領空に2機の国籍不明機が接近した。不明機に対し、「緊急」チャンネル経由で5分間に10回以上の警告を行い、進路変更を行うように求めた。

2機は警告を無視し、現地時間09:24:05(世界標準時07:24:05)から17秒間、トルコ領空に2.19km(1.36マイル)および1.85km(1.15マイル)侵入した。

領空侵犯後、1機目はトルコ領空を出た。2機目は、該当空域の戦闘哨戒任務にあたっていたトルコ軍F-16戦闘機領空内で攻撃され、国境地帯シリア側に墜落した」

また、トルコ軍ロシア機をレーダーで捕捉した航跡図とするもの公表して、トルコ南部の突出部を横切っていることを示した

画像トルコ軍F-16戦闘機は「交戦規則に従って」行動したと述べた)

しかし、プーチン大統領は、攻撃を受けたときSu-24トルコとの国境から1km(0.6マイル)離れたシリア領内にいて、墜落地は国境から4km離れているとも付け加えた。

ロシア国防省は、撃墜された航空機は、任務中、国境シリア側に留まっており、トルコ領空侵犯しておらず、警告も受けていないと強調した。

Su-24の飛行経路がどんなものだったか示す動画https://www.youtube.com/watch?v=KGlJFoIBKQw)を公開している。

複数アメリカ軍当局者は、撃墜された航空機領空外に留まるように警告されていたこと、および、数秒間トルコ領空に入っていたことを示す兆候があると語った。

(関連記事撃墜過剰反応なのか? http://www.bbc.com/news/world-middle-east-34914375

日本語訳http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-34918731

乗員に何が起きたのか?

トルコメディアによって公表された動画では、炎上する機体が急速に墜落するとともに、Su-24乗員2名(パイロットと航法士官)が脱出する様子が含まれていた。

画像ロシア軍Su-24ラタキア県の基地からシリア各地に数百回出撃している)

トルコによれば、シリアトルクメン人居住地域は過去数週間、ロシア軍機によって爆撃されていた。トルクメン人構成されていた現地の反政府軍は、脱出した乗員がシリア政府支配地域パラシュートで降下しようとしているので、発砲した。

乗員の一人は着地した時点で既に死んでいた、と反政府軍は述べている。

ネットで公開された動画では、地面に横たわる動かないパイロットスーツ姿の男性を、数人の兵士が取り囲んでいる様子が含まれている。

翌日、ロシア戦死したのはパイロットのOleg Peshkov中佐だと確認した。

画像シリア反政府軍兵士は、Su-24の乗員がパラシュートで降下中するところを撃ったと言っている)

一方、航法士官のKonstantin Murakhtin大尉は、シリア政府軍によって救出され、ラタキア県のロシア使用するHumaymim空軍基地へと移送された。

救出作戦中、Mi-8ヘリコプターで移動中に攻撃を受け、ロシア海軍歩兵のAleksandr Pozynichは戦死した。

(関連記事シリアトルクメン人とは何者なのか? http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-34910389


なぜロシア機はそこにいたのか?

ロシアシリア内戦の直接関与している国のひとつである2011年3月に始まった内戦では、25万人以上の死者が出ている。

ロシア政府アサド大統領を支持しており、アサド政権を維持するために空爆を行なっている。ロシア政府は「テロリスト」だけを標的にしていると言う。特にジハード主義者のIS戦闘員念頭に置いていると。しかし実際には、西側支援された反政府軍攻撃するのがロシア軍主任務になっている。

地図シリア国内の勢力分布図に、ロシア軍および米軍主導の空爆地点を記載

一方、シリア反政府軍は、アサド大統領敵対するトルコ支援を受けている。

トルコ政府は、米軍主導の有志国連合がISへの攻撃を行うために、自国内の空軍基地使用も認めている。

(関連記事シリアでの終盤戦、ロシア戦略とは? http://www.bbc.com/news/world-europe-34474362

(関連記事シリア危機関係各国の立場とは? http://www.bbc.com/news/world-middle-east-23849587

日本語訳http://anond.hatelabo.jp/20151127023940


ロシアはどう反応したか

プーチン大統領は、撃墜されたSu-24は「脅威ではなかった」と主張するとともに、火曜の出来事は「重大な影響」をトルコにもたらすだろうと警告した。

また、該当機はラタキアでISを「予防するための攻撃」に参加していたとした。

さらに、ISの支配地域から大量の石油トルコに運び込まれ、それがISの重要資金源になっていることをロシア確信しているとも述べた。

「これはテロリスト共犯者による裏切り行為だった」とプーチン大統領は述べた。

確かに、トルコ方針シリア反政府軍に参加する兵士武器の領内通過を認めており、その行き先にはIS支配地域も含まれる。しかし、当局者はISを支援するものではないとしている(動画リンクhttps://www.youtube.com/watch?v=iAcqY0UJvEY

また、シリア反政府活動家達は、墜落現場周辺でのISの活動は極小か皆無であると言明している。



NATOトルコを支持しているか

画像NATOロシア撃墜事件後、トルコと緊密に連絡していると発表した)

NATO加盟国ロシアもしくはソ連機を撃墜したのは、1950年代以来である

NATO意志決定機関である北大西洋条約機構理事会が緊急開催された。その後、事務総長イェンス・ストルテンベルグは次のように宣言した

「我々はトルコと一致団結しており、その領域保全NATOによって支援される」

動画レジェプ・タイップ・エルドアン大統領「今回の行動はトルコ交戦規則完全に一致したものだ」)

トルコ大統領レジェプ・タイップ・エルドアンは、「誰であれ、トルコがその国境線を防御する権利尊重するべきである」と警告した。

He also noted that Turkey's actions were fully in line with the new rules of engagement adopted after Syria shot down a Turkish jet in 2012.

さらに、彼は、今回のトルコ軍機の行動は、2012年シリア軍機を撃墜した後で定められた新しい交戦規則に完全に従っていると述べた。

これは、シリアからの接近するものはすべて敵対的脅威と看做すとしている。

(関連記事NATO、その概要 http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-18023383

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