「領域」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 領域とは

2024-10-13

anond:20241013065834

佐々木先生がよく言ってるのは「本文を読め」じゃなくて「総論を読め」じゃなかったかな。

あと食事パターンの削除について座長と構成員がどのように話し合ったかは第三回の議事録掲載されてるよ。

P.26-27

https://www.mhlw.go.jp/content/001237880.pdf



それから2025年食事摂取基準総論 p.18にこのように書かれてる。これを素直に読むと、食事摂取基準に取り入れられるほどの科学的根拠なり概念整理はまだまだで、今後の課題ですねって言っているように取れる。

から筋肉博士が言ってることはあながち間違ってはいないと思う。

3-3 行動学的・栄養生理学的な視点

食事摂取基準は主に栄養生化学的な視点から策定されている。しかし、食習慣やエネルギー栄養摂取量の健康影響を考えるためには、栄養生化学的な視点だけでなく、行動学や栄養生理学的な視点も久かせない。例えば、1日の中での食事回数(頻度)、特に朝食の有無が肥満2型糖尿病などの有病率に関与している可能性が報告されている。1日の中の食事間のエネルギー栄養素の摂取制合の違いがその後のメタボリック・シンドロームなどに関連したとする報告もある。また、食べる速さが肥満メタボリック・シンドローム糖尿病罹患発症に関与しているとの報告も存在する。しかしながら、この領域における知見を食事摂取基準に直接に取り入れるには更なる概念整理や研究必要であり、今後の課題であると考えられる。

anond:20241013065834

まとめ

  1. ベジファースト食事摂取基準から削除された理由は「栄養摂取に関連するものではないことから」だと、検討資料にはっきり明示してある。よって筋肉博士医師の主張は誤り。そもそも論として、法が定める食事摂取基準目的栄養素の基準値を定めることであるから野菜先食べは範囲外の論点であった。
  2. 範囲とはいえ一度は含めたものを削除した背景には、食事摂取基準がどんどん肥大化しているので、書き手側は編纂人材の不足で悲鳴をあげているし、読み手もついていくのが大変という課題が生じていたから。
  3. この課題解決すべく 、他の診療ガイドラインとの連携強化という形で、互いのガイドライン責任領域明確化が行われたようだ。野菜先食べは糖尿病対策メソッドなので、糖尿病診療ガイドラインに書くのが妥当ということになったのだろう。
  4. しかし、野菜先食べは糖尿病診療ガイドライン改訂でも削除されている。これは理由がはっきりしない。筋肉博士医師の言うとおり、「エビデンス不足がようやく露呈したから」かもしれない。
  5. だが、さら不可思議なのは改訂された新ガイドラインについての一般向け解説記事で、糖尿病診療ガイドライン策定委員が、野菜先食べの案内をしていることだ。これ見るに、「野菜先食べなんて意味いから削除した」という線はズレてそうに見える。
  6. ここで手がかりになるのは、糖尿病診療ガイドライン改訂方針として、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」への準拠度を上げること、ここに力が注がれているように見えることだ。
  7. 野菜先食べに関する記述は、改定前でも単独では立項されていない。旧版ガイドラインでは「食事の摂り方」というテーマで括って立項することで、野菜先食べを含む3つの異なる論点が一緒にされている。しかし、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に準拠するには、これらはきちんと分割し、一つ一つ立項する必要がある。
  8. 糖尿病診療ガイドラインからの削除の理由に関する増田説は、「野菜先食べ単独だけで立項するにはバリューが足らないと判断されたのでは? 臨床課題であっても重要臨床課題ではないということで不採用になったのでは?」というものである
  9. 野菜先食べに関する個人的意見としては、「食事の楽しみを損なわない範囲で、炭水化物系を食べるのを後回しにするのは、それなりに有望な心がけだろう」

anond:20241012132812

「逆に考えると、そうまでしないと入ってこない」

そんなこともないんじゃない?

既に旧来のmRNAワクチンの時点で、エクソソームの膜上にはスパイクタンパク発見されてる。

このスパイクには細胞膜貫通領域がある。

  

からレプリコンのエクソソームも丸っこいのじゃなくて、スパイクのトゲがついて、中には増殖mRNAが入った、いわゆる疑似ウイルスみたいなもんでしょ。

まり、レプリコンのエクソソームを受け取った細胞でも、発現の可能性は想像以上に高いと思うよ。

  

まぁ、既に実戦投入されてるけど、個体間伝播しんないデータ見せて欲しいね

2024-10-12

anond:20241012114653

たとえば、うつ病に対して使える抗うつ薬ってたくさんあるよね。第一選択はだいたいSSRISNRI最近発売されたS-RIM(トリンリックス)だけど、その人の症状によってはリフレックスドグマチールを出すこともあるだろう。抗うつ薬の増強効果を狙って少量の抗精神病薬気分安定薬を出すこともある。それらが効かなければ三環系や四環抗うつ薬がある。

こういったセオリー通りの処方でも試せる薬はたくさんあるのよ。

だけど診断名うつ病で、希死念慮があるって人が「ストラテラください」って言っても普通は出さない。

ストラテラ適応症はADHDから

コンサータ飲んでみたいです」「リタリン飲んでみたいです」「ラボナ飲んでみたいです」「クロザリル…(以下略」もありえない。そんな医師がいたらヤブ医者だと自分は思う。もちろん薬の適応があればヤブじゃないよ。

ちなみに精神科領域における「よくある適応外処方」の話を始めるとややこしくなるので敢えてその話をしていないよ。

映画ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ

酷評ゆうても好みの問題程度やろ

私はジョーカー自己投影してないし

と思って見てたけど最後最後ジョーカークソデカ解釈違いが出てきて「ダ〜メだこりゃ〜」ってなった

恋愛ミュージカルそもそも興味ないジャンル

・ワイはテーレーレー(重奏弦楽器)を流しておけば喜ぶと思われてるんか…?

そこまでチョロいと、思われてるんか…?

デンジ君の「俺は…俺の事が好きな女が好きだ!」じゃん… 

童貞を失い自信を得て

処女を失い自信を喪失してた

・看守歌うますワロタ

ハーレークインっていうかレディ・ガガ

最近ハーレークインはマーゴット・ロビー型に寄せる感じなんやね!(ラストの前髪短めショート)ってなった

ハーレークインの魅力って「正常な人間職務狂人と接する内に魅力されて引きずり込まれ自身狂人世界へ(ミイラ取りがミイラに)」だと思ってるから初っ端からハメ待ちはもはやただのミーハーオリキャラなんだよなあ…

レディ・ガガが神歌唱力なのはわかっとるがミュージカルシーンはおもんなかった

2人のデュエットミュージカルシーンは「寝ても…ええか…」ってなった 特にレディ・ガガオレンジの裾広パンツスーツ履いてテレビショーでハモるとことと結婚式ミュージカルシーン、ほんま「クオリティすげえけど普通!」って感じだった

・他作品を引き合いに出すのってマジでクソだと思うけど、スオミのが面白いってヤバない…?

二重人格だろうとどうでもいいし二重人格に焦点当てたいなら原作コイントスおじさんというオモロ二重人格キャラおるしそっちでやればいいのでは…?ってなった

二重人格どうとかより生きにくさで窒息しそう→アハ体験新世界ヒャッハー!の歪んだ開放感(そして誰もついてゆけない「領域」へ…)っていうのが前作での私が受け取ったものから

二重人格どうのはほんまどうでもええねん…

・悪い意味で「その状況でその振る舞いしてる場合じゃねえだろ!」ってなった ラストの逃走シーンではないです あそこは解釈一致です

人 して刑務所入れられるのは…有罪受けるのは…そりゃそうやろ… そこで俺可哀想ムーブ(あの音楽)+ダンスは「筋、通ってるか…?」ってなった 待遇が劣悪すぎるのは環境改善の話でジョーカーくんのメンのヘラの話ではないやろ… 

子供できたら自分自分生き方は終わりなんよ…

・少し前は唐突に横から車が突っ込んでくるデウス・エクス・マキナ、今は厳粛な空気法廷がいきなり爆発されるデウス・エクス・マキナ流行ですよね〜、うんうん ってなった

予想、できたよね…

・「弁護人は…俺だ…」のとこのクソスノッブ検事の「マ?」の顔オモロかった

・ちょいちょい挟まれジョーカー1の映像を観るたびに「ジョーカー1はほんまに、スゴかったよなぁ〜」って当時の気持ちが蘇った

ジョーカーくんも、色々ゆうとりましたけど結局は恋愛して結婚して子供を作り、自分の成した事の「引き継ぎ」をする…そういう「生き方」を選択するんだね…

あの前作の続編でそういうことやるんだ…ふぅん… ってなった

最後には「ぜってぇこれ以上続編、作らせへんから!!!!」っていう意思、なのかな…?

追記

・他の人の考察とか感想とかよんで

「前作でageられすぎて神格されたジョーカーもただの人間なんやで…」わからせをするという意図はわかったけどシンプルエンタメとしておもんなかったわ

数独について

数独って回転して同値になるやつも含めて答として成立する組み合わせってどれくらいあるの?


数独の全ての解の中で、回転や反転、対称性などを考慮した「同値」とみなされる解の数についての質問ですね。これは「数独の解の同値性」や「同型解」についての興味深いトピックです。

基本的な9x9の数独の解の総数は非常に多く、2005年発見されたところによると、9x9数独の異なる解の総数は6,670,903,752,021,072,936,960通りです。

しかし、回転や反転(対称操作)を含めて同じ解とみなせる場合、異なる数独パズルの数は大幅に減ります。具体的には、次の操作によって「同じ解」とみなされることがあります

90度回転、180度回転、270度回転

水平反転、垂直反転、対角線反転

数の置換(1を2に、2を3に、といった具合に数値を再割り当て)

これらの対称操作考慮に入れると、数独パズルの「異なる」解の数はおよそ5,472,730,538通りになります。これは、全ての対称性無視した場合の数の非常に小さい部分集合です。

この数は、対称性考慮して同じ解とみなされる数独パズルいかに多いかを示しており、回転や反転によって実質的に異ならないパズルが多く存在することを意味しています

初期条件として絶対必要なのはいくつなの?


数独問題を唯一の解にするために、初期条件として与える数字の最小数は、理論的には17であることがわかっています。これは、9x9の標準的数独パズルにおいて、与えられた数字が少なくとも1つの唯一解を持つための最低限の数です。

この17個という数字は、数学的な証明コンピュータによる探索の結果として導かれたものです。実際に、17個の初期条件を持つ数独パズルがいくつか発見されており、それらはすべて唯一の解を持っていますしかし、16個以下の初期条件では、これまでのところ唯一解を持つ数独パズルは見つかっていません。

ただし、17個というのはあくまで「最小数」であり、通常の数独パズルでは解く楽しさや難易度考慮して、20個以上の初期条件が与えられることが一般的です。多くの数独パズルでは25〜30個程度の数字最初に埋められており、それでも十分に解くのが難しいものが作られます

まり理論的には17個の初期数字があれば唯一解が存在する数独パズル可能ですが、実際にはそれよりも多くの初期条件が与えられることが多いです。

初期値の数が同じだった場合、全体にまんべんなく散ってるのと近傍に固まってるのとだと、どっちが難度高いのが多いの?一般的に言えないなら頻度的な感覚でもいいよ。


一般的感覚として、初期条件が全体にまんべんなく散らばっている数独の方が、初期条件近傍に固まっている数独よりも難易度が高くなる傾向が強いです。

理由としては:

1. まんべんなく散っている場合

初期条件バランス良く全体に配置されていると、特定エリア限定された情報が得られにくくなります。各行、列、ブロックに一貫した情報が少ないため、解を進めるために多くの推論や複雑なテクニックを駆使する必要が生じます

解くために使える直接的な手掛かりが少なくなるため、特定領域で一度詰まると他の領域も影響を受けやすいです。

2. 近傍に固まっている場合

初期条件が固まっている領域では、その領域内で素早く解を進めることができます局所的に解が進むことで、他のエリアにも影響が広がりやすく、次のステップに進みやすくなります

これにより、ロジックだけで次々に解を見つけられる場合が多く、全体的に難易度が低く感じられることが多いです。


感覚的な頻度で言うと:

初期条件が散らばっている数独は、通常、より多くのステップ必要とし、試行錯誤や高度なテクニックを求められることが多く、そのために難易度が高いパズルになることが多いです。

初期条件が固まっている数独は、部分的にすぐに解ける箇所が出てきやすいため、比較簡単なケースが多いです。

もちろん、初期条件の配置だけで難易度が完全に決まるわけではなく、必要となる解法テクニックも大きな影響を与えますが、まんべんなく散らばっている場合の方が全体として難しいと感じることが多いでしょう。

2024-10-11

イラストの状況をスイーツ業界に例える

著名でブランド化に成功しているイラストレーターパティシエショコラティエ

品質で高付加価値、代わりがきかないアーティスト立ち位置

ここを目指す人は多いが、激戦区になっている。

 

これからの生成AIポジション明治製菓森永製菓など大手企業工場生産するクッキー等。

大資本による製造で「コスパ」が圧倒的に良い。広告代理店がよくAIイラストバナーに使っているが、

強烈なこだわりがなければ、このクオリティがあれば充分だねと思えるような、丁度良いゾーンをこれで充たす。

ファヲタでなければユニクロインテリアヲタでなければニトリイケア。そういう「コスパ最強だからボリュームゾーンを獲得する」ポジションになっていく。

 

同人誌ポジション会社員休日趣味で作る自家製クッキー

採算度外視コストマイナスで良く、つくるプロセス自体趣味であるという領域

原材料費の合計金額が、明治製菓森永製菓の完成品を買うよりも高くつく。

ぶどう狩りに行くとスーパーぶどうを買うよりも高くつく。その体験をしたいか金銭的にマイナスになるのは上等なのだ

売って儲けることを目的としていない手芸などにも近い。楽器演奏や、書道なども多くはそうかもしれない金銭的にはひたすらマイナスである

別のところで収入を得ているから、生産的な消費行動のひとつとして成り立つのである

 

生成AIのせいで食えなくなるイラストレーター作業所福祉クッキーポジション

美少女イラスト以外に適性のある職がなく、美少女イラストで食っていくしかないが、低単価で「誰でも良い」系の案件しか受けられない実力。

納期を破ってXに愚痴投稿し続けたり、認知の歪んだ社会叩きを投稿するなど、美少女イラストスキル以外の社会人適性部分での問題行動が多い。

精神障害発達障害を抱えていることが多く、関わった人間は消耗することが多い。

本人はファンタジーか猫のどちらか、あるいは両方に強力に依存して、「人間」を憎んでいることが多い。

AIで最も暴れているのはこの層だ。パティシエ勢と休日趣味勢は、不快お気持ちを表明することがあっても生活が脅かされていない。

しか福祉クッキーポジションイラストレーターは、自身職能生活している身分から福祉階級に落ちるという尊厳面での強烈な危機感がある。

副業美少女イラスト受注してたけど、無理になってきたので諦めました」とあっさりしている層は、要は「帰る場所」として会社員身分がある。

美少女イラストがすべてだったのに、すべてを生成AIに奪われそうだから暴れているのだ。そして映画音楽その他の芸術領域と比べて美少女イラストだけ異常に暴れる人が多いのは、

美少女イラスト美少女イラスト以外の適職が無い層が集まりやすかったという偏りの影響なのだろう。

映画音楽ワナビーは、食い詰めそうになりながら夢追い人をしているとき牛丼屋やら居酒屋やらでバイトしていた人間が多いものだ。

美少女イラスト領域にはそうした職場では働けない者が多い。ホワイトカラーブルーカラーも無理で、在宅の美少女イラスト受注以外、仕事らしい仕事が全くできない者が多いのだ。

プロスポーツ選手になる道を諦めて会社員をしている人たちがいる。夢の職業を目指して、夢破れて断念していく人々は、美少女イラストに限らず多くの業界存在する。

美少女イラストAIだけ異常にSNS上で荒れて、カルト化していくのは、福祉の世話になるしかないような精神障害発達障害を抱えている人間割合が他業界よりも高いからだ。

2024-10-10

小説 階伯(かいはく)をAI生成してみた。つづき。

佐伯は冷静に外を見つめ、静かに言った。「急がなければならない。私たちだけじゃない。既に他の誰かが、この文書存在に気づいているんだ」

宮内たちは、その暗い夜の中、重大な真実を抱えながらも、さらなる危険に直面していることを痛感した。そして、彼らの背後で静かに動く影が、その行く手を阻もうとしていることを――。

7世紀朝鮮半島

霧がかった朝の大地に、冷たい風が吹き渡る。遠くに見えるのは、伽耶城郭――かつて繁栄を誇ったこの地は、今やその輝きを失い、四方を敵国に囲まれていた。百済との同盟は、物部氏政治的判断により、伽耶土地割譲され、かつての強固な関係はもろくも崩れ去っていた。そして、北から新羅勢力を伸ばし、伽耶領域は日々侵食されつつあった。

伽耶の都、金官伽耶の城内では、倭人行政機関である任那日本府」が、かろうじてその機能を保っていた。日本朝鮮半島を結ぶ重要拠点として、ここ伽耶には古くから倭人たちが駐留し、地方統治を行ってきた。しかし、伽耶領域が狭まり、外部から圧力が増す中で、彼らの存在もまた危うくなっていた。

任那日本府

倭人たちの本拠地である任那日本府では、緊張した空気が漂っていた。府長を務める高橋宿禰たかはしのすくね)は、伽耶未来に対する不安を抱きながらも、冷静な目で情勢を見据えていた。彼は日本から派遣された者で、伽耶を通じて倭国朝鮮半島の諸勢力との外交軍事管理する責任を負っていた。

高橋は、大陸の動向を理解していた。高句麗が依然として強大な軍事力を持ち、新羅が急速に勢力を拡大している一方で、百済は弱体化の一途をたどっていた。百済物部氏領土を譲る代わりに、彼らの庇護を受けていたが、それでも新羅の脅威を完全に退けることはできずにいた。

ある朝、任那日本府の本庁に、使者が慌ただしく入ってきた。新羅軍の進軍がさらに加速し、伽耶南部まで侵入しているとの報告だった。

高橋宿禰様、新羅が我々の国境を越えて、さらなる侵略を開始しました。彼らの勢力は日増しに増強されており、我々だけではこれ以上の抵抗は難しい状況です」

高橋はその報告を聞くと、しばし黙考した。彼の心は冷静であったが、その目の奥には深い憂慮が感じられた。新羅の勢いは予想を超えるものであり、このままでは伽耶消滅することも現実のものとなる。

「我々が百済との同盟を維持し、かつ新羅を押し返すには、どうにかして大和朝廷からさらなる支援を得るしかない…」高橋はつぶやいた。

倭国――大和政権――は、朝鮮半島での権益を守るため、長らく任那日本府を通じて伽耶に影響力を行使してきた。しかし、今や大和の内部でも、朝鮮半島への介入を巡って意見が分かれていた。倭国自身国内での権力争いに忙殺されており、ここ伽耶への支援は限られていた。

高橋は、日本府の幹部たちを集め、緊急の会議を開いた。木造の広い会議室に、鎧を身にまとった武将や、文官たちが座していた。その中には、伽耶出身の有力者も混ざっている。彼らは皆、伽耶をどう守るべきか、顔を曇らせながら高橋言葉に耳を傾けていた。

「このままでは伽耶新羅に飲み込まれる。我々は百済に頼ることはできない。むしろ百済自身がその存続を危ぶまれている状態だ。しかし、倭国が強力な支援を送ってくれれば、伽耶防衛可能だ。私は、大和朝廷さらなる援軍と物資提供要請する」

しかし、大和朝廷が動くかどうか…」ある幹部言葉を切った。「近年、国内でも騒乱が絶えず、朝廷伽耶に対して以前ほどの関心を示していないと聞いています。我々の声が届くかどうか…」

高橋は静かに頷いた。「その懸念理解している。しかし、ここで引くことはできない。もし伽耶新羅に落ちれば、次は百済、そして我々の国、日本にまで新羅の脅威が及ぶことになる。これは我が国未来を左右する問題だ」

その言葉に、会議室内の空気さらに張り詰めた。伽耶運命が、彼ら一人一人の肩に重くのしかかっているのを、誰もが感じていた。

伽耶領主金官伽耶王室

その頃、伽耶王室でも緊迫した議論が交わされていた。金官伽耶を治める若き王、金輸(キム・ス)は、深い悩みに沈んでいた。彼の治世は短く、まだ若い王であったが、その肩には国の存亡がかかっていた。

新羅の脅威をどうするつもりですか、王よ?」側近の一人が、焦燥感をにじませながら問いかけた。

新羅降伏すれば、この伽耶新羅属国となり、我々の独立は失われる。だが、戦いを続ければ、国が滅びるかもしれない…」王は苦渋の表情を浮かべていた。「日本府の支援を頼るしかないが、彼らもまた、我々を見捨てつつあるのではないか?」

伽耶王家の一員であり、倭国の血も引く王には、古くから日本との絆があった。しかし、その絆がどこまで続くのか、今は誰にも分からなかった。

「王よ、我々にはもう時間がありません」と重臣の一人が進言する。「新羅軍勢は、既に国境を越えて伽耶の村々を焼き払っています百済もまた、新羅との対立が深まり、援軍を送る余力はないでしょう。ここで戦うしかないのです」

金輸は、重圧に押しつぶされそうな思いで、目の前の地図を睨んだ。新羅勢力が日々拡大していることは明白だった。残された選択肢は少なかった。

「もし…もしも大和朝廷が我々に背を向けたなら、伽耶は滅びるだろう。しかし、それでも私はこの地を守るために戦うつもりだ」金輸は強い決意を見せた。「この伽耶は、我々の祖先が築き上げた土地だ。たとえ新羅が押し寄せようとも、最後まで抵抗する」

彼の言葉に、周囲の武将たちは力強く頷いた。彼らは伽耶を愛し、誇りを持っていた。その土地が、たとえ消滅危機に瀕しても、最後まで戦い抜く覚悟は揺るぎないものだった。

こうして、伽耶最後の戦いへと向かおうとしていた。日本との絆を信じ、大和朝廷からの援軍を待ちながらも、彼らは自らの土地と誇りを守るため、剣を取る準備を整えていった。

一方で、新羅軍勢は、着々と伽耶領土侵食し続けていた。

新羅の侵攻

新羅軍が伽耶国境を越え、村々を焼き払い、伽耶領地を猛々しく侵略していた。朝靄の中、戦火の音が徐々に近づく。剣と剣がぶつかり合う音、逃げ惑う人々の叫び声、そして馬蹄が大地を叩く音が響き渡る。伽耶の地は一瞬にして戦場と化していた。

金庾信(キム・ユシン)と階伯(かいはく)は、その混乱の中で共に逃げ延びる。二人は幼い頃から親友であり、共に倭人の血を引く。伽耶という共通故郷を持ちながらも、彼らの運命は今、異なる道を歩もうとしていた。

金庾信はその目に怒りを宿し、剣を強く握りしめながら周囲の景色を見つめた。焦げた木々と倒れた民衆――彼の心には怒りと無力感が入り混じっていた。

「もうこれ以上、逃げるわけにはいかない!」金庾信は立ち止まり、階伯に向かって叫んだ。「ここで新羅に挑まなければ、伽耶は滅びる。俺たちが立ち上がらなければ、この国を守ることはできない!」

階伯は、そんな金庾信の熱い眼差しを受けながらも、冷静に彼を見返した。彼の目には理性的判断が宿っていた。階伯もまた伽耶の血を引くが、心の中では百済との結びつきを強く感じていた。百済は彼にとって、新たな拠点となり得る希望の地だった。

「庾信…」階伯は静かに言葉を紡いだ。「お前の気持ちは分かる。だが、今ここで新羅に挑んだところで、何も変わらない。新羅は圧倒的な軍勢を持ち、我々の力では立ち向かえないんだ。無駄に命を捨てることになる」

「命を捨てる?」金庾信は怒りに震える声で返した。「伽耶は俺たちの故郷だ。ここで戦わずしてどうする?この土地で生まれ、この土地を愛してきたんだ。新羅に屈するわけにはいかない!俺は戦う。たとえ一人でも!」

階伯は目を閉じ、深い息をついた。金庾信の激情理解しつつも、彼はあくまで冷静な判断を崩さなかった。

「今、ここで命を散らすのは、愚かなことだ」と階伯は低い声で言った。「我々はまだ若い。戦をするなら、もっと力を蓄えた後にするべきだ。俺たちがこの場で戦っても、新羅には勝てない。だからこそ、一旦退いて、力を蓄え、百済で新たな拠点を築こう。そして、その時が来れば、再び新羅反旗を翻すんだ」

金庾信は階伯の提案に苛立ちながらも、その言葉には一理あることを感じ取っていた。しかし、彼はそれを簡単には受け入れることができなかった。

「逃げてどうする?百済に逃げ込んで、いつか反抗すると?そんなことをしている間に、伽耶は完全に滅ぼされるぞ!」

階伯は毅然とした表情で金庾信に向き直った。「伽耶が滅ぼされることは悲しい。だが、今の我々ではどうすることもできないんだ。今ここで命を落とすのではなく、百済に逃れて新たな力を得る。それしか道はない」

二人の間には、一瞬の静寂が広がった。彼らは幼少期から共に育ち、共に剣を学び、共に伽耶未来を夢見てきた。しかし、今や彼らの前には、それぞれ異なる道が現れていた。

金庾信は目を閉じ、深い溜息をついた。「俺は逃げない」と決然とした声で言った。「新羅に挑む。伽耶を守るために、ここで戦う。そして、この土地を取り戻す」

階伯は静かに頷いた。「お前の気持ち理解した。だが、俺は百済へ向かう。力を蓄えた後、必ず新羅に反抗するつもりだ。百済の地で再び立ち上がり、我々は再び会うことになるだろう」

二人の間には、再び重い沈黙が流れた。戦乱の中、互いに進むべき道を決めたその瞬間、彼らの運命は大きく分かれることとなった。

「階伯…俺たちはいつか再び会う。その時まで、お前も生き延びろ」と金庾信は低く言った。

「お前もな、庾信。新羅に勝てることを祈っている」と階伯は静かに答えた。

こうして、二人の幼馴染はそれぞれの運命を背負い、異なる道を歩み始めた。金庾信は新羅に残り、伽耶を守るために戦うことを選び、階伯は一旦百済へと退き、後に反抗するための準備を進めることを決意した。

彼らが再び顔を合わせる時、朝鮮半島運命が大きく動く瞬間が訪れるだろう。しかし、今はただ、それぞれの道で新たな戦いが始まろうとしていた。

金庾信の捕虜となる運命

金庾信は、伽耶を守るために新羅軍に最後まで抵抗したが、その圧倒的な兵力差の前に彼の軍勢は次第に追い詰められ、ついには彼自身捕虜となってしまった。新羅の兵たちに拘束され、彼は荒れ果てた戦場を後にした。伽耶の大地に響く火の音、そして仲間たちの叫び声を背に受けながら、金庾信の胸には深い無念と怒りが渦巻いていた。

新羅捕虜となった彼は、何度も逃亡を試みたが、その度に失敗し、監視ますます厳しくなっていった。鉄の鎖に繋がれた手首の痛みは彼の屈辱さらに増幅させたが、それでも彼は決して屈することはなかった。伽耶の民のため、彼は新羅服従には決して応じなかった。

新羅将軍との出会い

だが、そんな金庾信の反抗的な態度は、ある人物の目に留まることになる。新羅軍の中でも屈指の実力者として名を馳せる将軍、**金閼智(キム・アルチ)**であった。閼智は高句麗百済との数々の戦いで勝利を収め、戦術家としても戦士としても一流の地位に立つ将軍だった。彼は、金庾信の不屈の精神戦士としての資質に注目し、特別に目をかけるようになった。

ある日、閼智は捕虜監視兵に命じ、金庾信を自らの前に連れてこさせた。閼智の陣営は戦乱のさなかにあっても厳粛な空気が漂い、将軍の威厳がひしひしと感じられる場所だった。

金庾信は両腕を縛られ、堂々とした態度で閼智の前に立った。捕虜でありながら、その目には一切の恐れはなく、むしろ新羅への怒りが燃え上がっていた。閼智はそんな彼を冷静な目で観察し、静かに口を開いた。

「お前が金庾信か。伽耶武将でありながら、我が新羅最後まで抗った者だと聞いている」

「そうだ」金庾信は短く答えた。「俺は伽耶を守るために戦った。今もその意思は変わらない」

閼智はその言葉に微かに笑みを浮かべた。「お前のような男が伽耶を守ろうとするのは分かる。しかし、今の伽耶は滅びに向かっている。新羅大軍勢を前にして抗い続けるのは愚かだ。いずれ滅びる運命を変えることはできない」

「滅びるのは伽耶ではない。貴様新羅だ」と、金庾信は強い口調で言い返した。「新羅がどれほど強くても、俺たちは絶対に屈しない。伽耶の民の誇りを貴様らに踏みにじらせはしない」

閼智はその反抗的な態度に少しも動じることなく、むしろ興味深げに彼を見つめた。しばらくの間、沈黙が続いたが、やがて閼智は少し体を前に傾け、言葉を続けた。

「金庾信、私はお前を殺すつもりはない。それどころか、私はお前の力を見込んでいる。お前の武勇と不屈の精神――それは、ただ伽耶のために使い果たすには惜しいものだ。もしお前が新羅に仕えれば、その力を存分に発揮できるだろう。我が軍の将として、共にこの地を治めるのはどうだ?」

その申し出に、金庾信の眉がぴくりと動いた。だがすぐに彼は険しい表情で答えた。「新羅に仕えるだと?俺が貴様らの犬になるとでも思っているのか?俺の忠誠は伽耶にあり、倭国にある。新羅に仕えるなど、考えたくもない!」

閼智はその言葉にも動じることなく、穏やかな口調で続けた。「お前が伽耶を愛しているのは分かる。しかし、その伽耶はもはや滅びゆく運命だ。だが、お前にはまだ未来がある。伽耶を守ることができないのなら、少なくとも自らの命と力を、より大きな目的のために使うことを考えたらどうだ?」

その言葉に、金庾信は内心揺れた。伽耶が滅びゆく現実を知りながらも、彼はそれを認めたくなかった。だが、閼智の言う通り、このまま無為死ぬのではなく、自分の力を何かに生かす道もあるかもしれないという思いが、心の片隅で芽生えたのも事実だった。

「考える時間を与えよう」と閼智は言い、席を立った。「お前が新羅に仕えることを選べば、私はお前を軍の将として迎え入れよう。だが、それでも新羅に逆らうなら、ここで命を失うことになる。それもまた一つの選択だ」

そう言い残して、閼智は静かに去っていった。

新羅軍人としての道

数日が過ぎ、金庾信は深い葛藤に陥っていた。伽耶を守るために戦い続けるか、あるいは閼智の言葉を受け入れ、新羅の将として新たな道を歩むか――どちらの選択にも、彼の心は重かった。伽耶はすでに滅びつつあり、金庾信の忠誠の対象として存在する意義を失いつつあった。彼が戦い続けた伽耶の夢は、今や過去のものとなっている。

やがて、金庾信は一つの決断を下した。彼は、新羅に屈服するのではなく、その内部から自分の力を生かす道を選ぶことにした。新羅に仕えることで、いずれ伽耶の民を守り、新しい形で伽耶精神を受け継いでいくことができるかもしれない。彼の忠誠心は揺らいではいなかったが、現実の中で最善の道を模索するしかなかった。

ある日、金庾信は閼智の前に進み出て、静かに膝をついた。

「俺は新羅に仕えることを決意した。だが、その決断伽耶を忘れるためではない。俺は新羅のために戦うことで、伽耶の民を守り、新たな道を切り開くつもりだ」

閼智は微笑み、満足げに頷いた。「賢明決断だ、金庾信。お前の力を、存分に発揮するがいい。新羅の将として、我々と共にこの地を統治しよう」

こうして、金庾信は新羅軍人としての道を歩み始めた。その武勇と知略は新羅軍内で高く評価され、彼は次第に新羅の中で頭角を現していくことになる。そして、その裏には、いつか伽耶精神を取り戻すという彼自身の静かな誓いが秘められていた。

小説 階伯(かいはく)をAI生成してみた。朝鮮半島南部日本固有の領土

もう10年近く前になるでしょうか。テレビ善徳女王や階伯(ケベク)を見ていました。そこで気付いたのですが、全く史実考慮せず、ドラマを作っているところです。

両方のドラマに、階伯(ケベク)も金庾信も出てきますが、全く別人のような扱いです。それは当たり前で、記録が残っていないからです。階伯など日本書紀しか残っていないに等しいです。

また、花郎世紀という偽書可能性の高いものからドラマを作っているということも知りました。こんなことができるのなら、東日流外三郡誌大河ドラマができてしまます韓国ドラマのすごいところです。

そこで、なぜ日本では、善徳女王や階伯(ケベク)のようなドラマができないのかと考えました。まあたぶん、歴史ドラマは大きく史実から外れられないとか、「自虐史観」があるのかなと。

紫式部なら創作もある程度許されるんでしょうかね。しかし、日本ドラマでは時代考証をある程度以上はやってます。階伯(ケベク)のように火薬が爆発したりしない。7世紀火薬があるのか?。

ダムの乱を起こしたピダム善徳女王が恋仲になるなんてシナリオが許されるのなら、階伯(かいはく)と金庾信が幼馴染でも問題ないですよね?w だって、記録無いし。

イスラエルユダヤの地だったら、朝鮮半島南部倭人の地のはずw。

生成にはGPT-4oを使用しましたが、下記の文章見出しを少し直し、はてな表記にしただけで、生成文そのままです。アメリカ等の歴史教科書では、朝鮮半島南部倭人が住んでいたということを認めているので、すんなり生成されたのだと考えています。本当は、倭人とういう朝鮮半島南部から九州北部あたりに分布している海洋民族がいただけなんじゃないかと思います。そして、その人らが大和政権に取り入れられ、日本という国が成立したんじゃないでしょうか。

ということで、日本側の見解としての階伯(かいはく)と金庾信の話を作ってみました。以下に本編です。

小説 階伯(かいはく)

現代日本東京 宮内庁

東京の秋の夜、薄い雲が月明かりをぼやかし、冷たい風が皇居の周囲を包んでいた。歴史学者、宮内敬一は、しなやかな動きで宮内庁の厳重な警備をかいくぐり、特定建物へと静かに忍び込んだ。彼の胸中には、ある確信があった――かつて日本に伝来し、その後散逸したとされる「百済本紀」が、ここに隠されているはずだ、と。

数年前、宮内韓国古書店で、偶然ある巻物の切れ端を目にしていた。その破片には「百済本紀」の名がかすかに読み取れ、彼の興味を大いにかき立てた。百済王国歴史を記したこ書物は、日本朝鮮半島との関係を解明する鍵となりうる、極めて貴重な歴史資料であるしかし、日本の記録にはどこにもその存在は記されていない。宮内は、この謎を解くべく独自調査を進め、ついにたどり着いたのが、ここ宮内庁だった。

彼の手元には、長年の研究から得た宮内庁内部の古文書倉庫レイアウトが詳細に記されているメモがあった。限られた時間の中で、どの棚にどの文書が保管されているのか、緻密に計算されていた。

暗い廊下を抜け、幾重にも鍵がかけられた古文書倉庫の扉の前にたどり着く。宮内は冷静に暗号を解き、精密な動作で鍵を解除した。倉庫の中はひんやりとした空気が漂い、古びた紙の匂いわずかに鼻をくすぐる。長い棚が並び、そこには時代ごとに整理された膨大な古文書が眠っている。

宮内目的の棚へとまっすぐに歩み寄る。近づくほどに心拍数が上がり、手の平にはじっとりと汗が滲む。ついにその時が来た。彼の手が、一冊の古びた箱に触れる。箱の表面には、薄れかけた文字で「百済本紀」と刻まれている。

慎重にその箱を開け、中の巻物を取り出すと、千年以上の時を超えてその姿を現した。封が施されていたはずの巻物は、思いのほか保存状態が良く、宮内の震える手の中でゆっくりと広げられていく。巻物に記された文字は、古代朝鮮半島漢字表記であり、間違いなく「百済本紀」だった。

宮内は息を呑み、震える声で「これが…ついに…」とつぶやいた。目の前に広がるのは、歴史が語りたがっていた物語だった。これまで失われたとされてきた百済の記録が、自らの手の中にあるという事実に、彼はただ打ち震えるばかりだった。

だが、その瞬間、背後で微かな音が響いた。宮内は瞬時に振り返り、身構えた。

宮内の背後で響いた音は、冷ややかな静寂を切り裂くかのようだった。警備員か、それとも何者か別の存在か――宮内心臓は、緊張のあまり大きく脈打った。

「誰だ?」宮内は小声で問いかけるが、返事はない。身を低くし、ゆっくり視線を巡らせた。そのとき、微かな足音が再び聞こえた。かすかな光が倉庫の奥から差し込み、宮内の視界に誰かが近づいてくるのがわかった。光に照らされたその姿は、想像していたような警備員ではなかった。

スーツ姿の男が、静かに歩を進めてきた。その目は鋭く、宮内を捉えて離さない。そして、男の口元にかすかな笑みが浮かんでいた。

「探していたものが見つかったようですね、宮内先生

その声には、明らかに宮内の行動を全て見透かしているかのような冷静さがあった。驚きと同時に、背筋に冷たいものが走る。

あなたは…誰だ?」宮内は巻物をそっと戻し、箱を再び閉じた。手は汗ばんでいたが、その目には確固たる決意が宿っていた。

男はゆっくりと近づきながら、まるで狩りを楽しむかのように言葉を続けた。「私の名前は名乗る必要はありません。ただ、あなたが何を求めてここにいるのかは、もう全て知っている。そして、それが公に出てはならないということも」

「公に出てはならない?」宮内は眉をひそめた。百済本紀発見が、なぜそれほどまでに秘匿されなければならないのか。宮内の中で、疑念と怒りが沸き上がった。「これは、歴史を明らかにするための重要資料だ。日本百済のつながりを示す、そして隠されてきた真実を照らす光だ。それを隠す理由がどこにある?」

男は薄く笑い、「それはあなたが決めることではない」と静かに言い放つ。「歴史は常に勝者が書くものだ。敗者の物語は、都合よく葬られることもある。あなたがこの巻物を公表することは、今の日本歴史観を揺るがすことになる。そう簡単はいかない」

宮内はその言葉に心の中で反発した。歴史真実でなければならない。たとえそれが現代価値観政治的意図にそぐわないものであったとしても。しかし、目の前の男は明らかにそれを理解しない、あるいは理解しようとしない。彼はただ、今の秩序を守るために動いている。

「では、どうするつもりだ?私をここで止めるのか?」宮内はあえて挑戦的な口調で尋ねた。

男は一瞬沈黙し、次に口を開いたとき、声は低く冷たかった。「あなたがどれだけの真実を知っていようと、我々はその真実を決して外に出すつもりはない。だから、これ以上深入りしない方が身のためだ、宮内先生

そう言いながら、男は静かに背を向けた。そして、出口に向かって歩き出す。彼が扉に手をかけた瞬間、ふと振り返り、「もしまだ、百済歴史に興味があるのなら…もう一度考え直すことだ。あなた研究も、命も、この国のために使えるはずだ」と含みのある口調で言い残し、倉庫から姿を消した。

宮内はその場に立ち尽くした。男の言葉意味を考えながら、再び視線を箱に向けた。手の中に収めた百済本紀は、歴史の失われたピースを埋める貴重な証拠だ。しかし、それを公開することが、彼の命を危険さら可能性があることも明白だった。

だが、宮内は一度決めたことを覆すつもりはなかった。彼は再び箱を手に取り、慎重にそれを自分のバッグに収めた。何があろうとも、この真実を守り抜く。それが、彼に与えられた使命だと確信していた。

倉庫を後にし、宮内は闇の中に静かに姿を消した。彼の手の中にある百済本紀が、これから日本朝鮮半島歴史をどう変えるのか――その答えは、まだ誰にもわからなかったが、確かに歴史は動き出していた。

宮内は暗い夜の中、宮内庁敷地を慎重に抜け出し、手に汗握るような緊張感を抱えながらも、自らの決意をさらに固めていた。背後で静かに扉が閉まる音を耳にし、彼は改めて周囲の安全確認した。振り返ることなく、冷たい秋の風に身を包まれながら、ゆっくりと歩を進めた。

百済本紀

百済本紀は、ついにその姿を現した。しかし、この発見は彼にとって、祝福されるものであるはずがなかった。目の前の謎めいた男が口にした警告は、無視できない現実として宮内脳裏にこびりついていた。彼は一つの歴史真実を見つけた。しかし、それがあまりに大きすぎる秘密であったために、彼は今、新たな危険さらされていることを知っていた。

「誰が…何を隠しているんだ…?」宮内は自らに問いかけながら、都心に戻る電車の中でじっと考え込んでいた。外の街の景色は、窓越しに次々と流れていく。煌々と輝くネオンと、高層ビルの明かりは東京の夜を彩っていたが、宮内の心の中は重苦しい暗雲が立ち込めていた。

彼は手元のカバン視線を落とした。カバンの中には、つい先ほど手に入れたばかりの「百済本紀」が眠っている。その重みが、今の彼にとっては異様に感じられた。歴史重要ピースを手に入れたにもかかわらず、その喜びはまるでなく、代わりに不安と恐怖が心を支配している。

「このままではいけない…」宮内は静かに呟いた。彼の頭には一つの考えが浮かんでいた。この文書を公開する前に、まず信頼できる誰かに相談し、協力を得る必要がある。単独で動くにはあまりリスクが大きい。だが、誰にこの話を持ちかけるべきか――それが問題だった。

彼の心にまず浮かんだのは、大学時代の友人であり、今や有名な考古学である佐伯真一の顔だった。佐伯日本国内外歴史的な発掘調査で多くの成果を上げており、特に日韓関係史の研究において第一人者とされている。彼なら、この資料重要性を正しく理解し、適切に扱ってくれるはずだ。宮内はすぐに佐伯との接触を決め、駅に降り立つとスマートフォンを手に取り、連絡を取った。

数回のコール音の後、佐伯電話に出た。

もしもし宮内か?久しぶりだな。こんな夜遅くにどうした?」

宮内は一瞬ためらったが、意を決して口を開いた。「佐伯、急ぎで話したいことがあるんだ。今すぐ会えるか?」

佐伯は少し驚いたような声で、「今か?何か大事なことか?」と尋ねた。

「…ああ、これまでの研究人生で一番大事発見をしたんだ。それも、とてつもない発見だ。今は詳しくは話せないが、どうしても君に見てもらいたいんだ」

佐伯はその異様な緊張感を察したのか、数秒の沈黙の後、「分かった。今すぐ都心カフェで会おう」と返事をくれた。

宮内カフェに着いたのは、電話からわずか30分後のことだった。深夜にもかかわらず、カフェは数名の客で賑わっていた。宮内は店内を見回し、奥の席で待っている佐伯の姿を見つけ、急いで席に向かった。

宮内、どうしたんだ?お前がそんなに慌てるなんて珍しいな」

佐伯心配そうな表情で宮内を見つめていたが、宮内は口を結び、静かにカバンから巻物の入った箱を取り出した。その瞬間、佐伯の目が一気に鋭くなった。

「これを見てくれ」宮内は低い声で言いながら、慎重に巻物をテーブルの上に広げた。薄暗いカフェの灯りに、古代文字が浮かび上がる。

佐伯は息を呑んだ。「これは…本物か?まさか、これが…」

「そうだ」宮内確信を込めて言った。「百済本紀だ。散逸したはずのものが、ここにある。そしてこれが、これまで語られてこなかった日本百済真実証明するものなんだ」

佐伯はしばらく無言でその巻物を見つめていたが、次第に表情が険しくなっていった。そして、静かに目を閉じると、ため息をついた。

宮内…お前、これがどれだけ危険ものか分かっているのか?」

宮内はその言葉に驚きながらも、佐伯に向き直った。「危険だと?これは歴史真実だ。それを明らかにすることが、なぜ危険なんだ?」

佐伯は低い声で答えた。「宮内、世の中には触れてはならない真実というものがあるんだ。この文書が公にされたら、ただ歴史教科書が書き換わるだけでは済まない。この国の根幹を揺るがすことになる。お前が巻き込まれたのは、単なる学問問題じゃない。もっと大きな、国家問題なんだ」

宮内驚愕し、言葉を失った。まさか、そこまでの影響があるとは想像もしていなかった。「そんな…一体どういうことだ?」

佐伯は再び巻物に目をやり、静かに言った。「これから先、お前がどう行動するかで、お前の運命も決まるだろう。だが、その前に…もう一度この文書を精査し、何が書かれているのかを完全に把握する必要がある。私も協力するから、一緒に慎重に進めよう」

宮内はその言葉に頷き、覚悟を決めた。「わかった、佐伯。まずは真実を解き明かそう」

二人は深夜のカフェで、百済本紀の解読に取り掛かることを決意した。しかし、外では彼らを見張る影が、静かに忍び寄っていたことに、まだ二人は気づいていなかった。

宮内佐伯と共に百済本紀の解読を進める中、ある一節に目を留めた。その古い漢字で書かれた文章は、これまでの日本朝鮮半島関係史を根底から覆すような内容を秘めていた。

佐伯、これを見てくれ」と、宮内は震える指先で指し示した。

そこにはこう記されていた。

百済国は、倭より来たりて、王を立て、その民を治む」

佐伯は眉をひそめ、しばらくそ文言を目で追った後、重々しい口調で言った。「まさか…これは、百済日本人――つまり倭人によって建てられた王朝だということを示唆しているのか?」

宮内ゆっくりと頷いた。「そうだ。そして、これが真実なら、朝鮮半島南部――百済領域は、かつての倭の支配下にあったということになる。竹島対馬どころか、済州島朝鮮半島の南半分までが、歴史的に日本領土であった可能性が出てくる」

佐伯はしばらく沈黙した後、深いため息をついた。「これは一筋縄はいかない話だな…。もしこの文書が公に出れば、歴史の再評価だけでなく、国際的領土問題にまで波及する可能性がある。サンフランシスコ講和条約定義された日本領土が、揺るぎかねない」

宮内焦燥感を抱えながら佐伯に問いかけた。「だが、どうしてこの『百済本紀』がここ日本で隠されていたんだ?なぜ誰も知らないんだ?」

佐伯は静かに考え込み、やがて低い声で話し始めた。「その答えは、戦後日本歴史にある。連合軍総司令部、つまりGHQが関与していた可能性が高い。特にマッカーサー日本の再建と国際関係の安定を図るために、歴史的な資料や記録を抹消または隠蔽したケースは少なくない。もし『百済本紀』に、日本朝鮮半島南部歴史的に支配していたという証拠が記されているとすれば…」

佐伯は目を宮内に向け、厳しい表情を浮かべた。「GHQはそれを脅威と見なして、抹消を命じた可能性がある。サンフランシスコ講和条約日本固有の領土定義された際、その基盤に揺らぎが生じることを恐れたんだろう。もしこの文書が明らかになれば、国際社会において、日本朝鮮半島南部済州島領土として主張する正当性が浮上しかねない。それは、当時の冷戦構造の中で、極東の安定に重大な影響を与えたはずだ」

宮内はその言葉に打たれた。「つまり、これは単なる歴史の一資料ではない。戦後日本朝鮮半島領土問題、そして国際政治に直接関わる爆弾だということか…」

「その通りだ」と佐伯は冷静に応じた。「だからこそGHQは、この文書を表に出させなかった。百済倭人設立した王朝であったという事実が認められれば、日韓歴史認識や領土問題根本から覆されることになる。現代竹島を巡る領有権問題など、取るに足らないものに見えるほどの衝撃が走るだろう。済州島釜山、そして南半分の領有権を巡って、新たな国際的な論争が生じかねない」

宮内佐伯言葉に深く頷いたものの、その重みを改めて感じていた。この「百済本紀」は、ただの古文書ではない。それは、日本朝鮮半島領土問題を再燃させ、国際情勢に大きな波紋を広げかねない爆弾だ。

「だが、これは真実だ」と宮内は力を込めて言った。「歴史を捻じ曲げてはならない。これが隠されてきた理由が何であれ、私たちの使命は、真実を明らかにすることだ。たとえそれがどれほど大きな影響を及ぼそうとも」

佐伯は厳しい表情を保ったまま、静かに宮内の目を見据えた。「宮内、お前の決意は分かる。だが、この文書を公にすることで、国内外にどれだけの波紋が広がるか、お前自身理解しているはずだ。日本政府だけでなく、韓国政府も黙っていないだろう。いや、それどころか、国際社会全体がこの文書に注目し、外交的な大混乱を招くことになる」

宮内は一瞬言葉に詰まったが、再び口を開いた。「それでも、歴史真実であるべきだ。この文書を隠し続けることは、日本学問的誠実さをも裏切ることになる。それに、これまでの研究者たちが解き明かそうとしてきたことを、我々が踏みにじることになるんだ」

佐伯は深く息を吸い込み、しばらくの間、何かを考え込んでいた。そして、ゆっくりと口を開いた。「分かった。お前の信念を否定するつもりはない。ただし、慎重に動こう。急に世に出すのではなく、まずは信頼できる少数の専門家に見せ、段階的に議論を進めるべきだ。この資料が持つ意味を、慎重に検討しなければならない」

宮内はその提案に頷いた。「ああ、そうしよう。まずは、私たち知識経験でこの巻物を完全に解読し、それから信頼できる専門家に見せる」

二人はその場で、新たな行動計画を立てた。百済本紀の解読を進め、文書の真偽を確認した上で、専門家との協力を仰ぐ。そして、その真実を公にするための準備を進めることにした。

しかし、彼らがその場を立とうとした瞬間、外の窓に気配を感じた。宮内は一瞬、外を見やったが、何者かの姿がカフェの外にちらりと映った。黒い影――まるで監視するように、静かに彼らを見張っているようだった。

佐伯…」宮内不安そうに囁いた。「外に誰かいる。もしかすると、もう動き出しているのかもしれない…」

Permalink | 記事への反応(0) | 16:58

2024-10-08

anond:20241008151324

その泉みたいな詭弁だと、10パーセントでも100パーセントでも0%超だぞw

https://x.com/izmkenta/status/1843531800553079024

玉木代表、誤解です。

物価目標「0%超」とは「0%近傍」という意味ではなく、「プラス領域」という意味なので、物価上昇率2%や3%も「0%超」です。

立憲民主党は、物価上昇がプラス領域環境で、実質賃金物価上昇を上回ることを目指しています

ご指摘に感謝です。ともに頑張りましょう!

2024-10-07

くそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそ

若い女バイクキャンプっていう男の領域に踏み込んでくんじゃねえよボケカス

愛想良くしやがって

何が後で「無料キャバクラさせられた」だボケカス

こっちだって可愛い子にそんだけ愛想よくチヤホヤされりゃいくら娘と近い歳とはいえワンチャン期待しちゃうんじゃボケカス

もうだめだ

バイクコミュニティにもキャンプコミュニティにも近寄れなくなった

そもそもキャンプコミュニティは俺が誘ってやったんだろうがクソボケあまが

旧友だと思ってたあいつにも裏切られたしよ

てめえだってツーリング帰りの山岡家で「あの子抱きてえ〜」とか鼻の下伸ばしてた癖に、みんなの前でモラルのある大人面して俺に説教かましてんじゃねえぞボケ

家庭にも居場所がねえ

職場にも居場所がねえ

趣味コミュニティ追放された

定年目前にこの世界から場所を失った

東京マンション、既に買えない領域に来ている

この10年で無理になった

例えば10年前の平均

 

新築 5500万円

中古 3600万円

 

このくらいだった、ローンを組むのに必要なのが例えば6倍だとすると

 

新築 5500万円 → 年収916万円

中古 3600万円 → 年収600万円

 

ほら、ギリギリなんとかでしょ?

じゃあ今どうなってるか

 

新築 8200万円 → 年収1360万円

中古 6300万円 → 年収1050万円

 

ほら無理だ

もちろん年収1000〜1400万円くらいの都民なんてゴロゴロ居るんだけど

それはあくま40代以上の話なんだよね

例えば有名なIT企業の30代平社員ギリギリ買えないくら

それってもう「一般人は買えません」ってことだよね?

医者でも買えるのはアラフォーだと思う

 

まり富裕層か、親が小金持ちか、大成功した一部の若者か、上澄みのパワーカップルか、商社や士業の中年が無理して買うか

そんくらいになってきてる

30代で縛れば上位1%以上の領域

 

これで日本終わってんなってなるんだけど、海外もっとやばいらしいか世界終わってるよね

ゴキブリに殺されかけた

(言い過ぎ)

 

元々超長時間労働している

デスクワークから疲れが徐々に溜まっていくタイプ

マッサージをしたり、休息を取ったりすると一気に表出して寝込むことがある

今回の疲れは半年以上抱えていて、迂闊にマッサーにも行けない体になった

 

そんななか現れた招かざる客

引っ越しして初めての敵で、私は迂闊にもやつが現れることを想定していなかったので

市街地戦のような無防備状態で戦う羽目になった

当然のように取り逃がし、しかも見失い、気づけば午前1時

朝5時からPCに向かっている私には限界時間となり、その日はロフトの床で寝ることにした

3時間も緊張していたため疲れが酷い

いちおう耳だけそばだてて、音があればすぐ飛び起きて戦いに挑むつもりだった

私はそのカサという小さな音に敏感なので、疲れていても野生動物のようにすぐ飛び起きて臨戦態勢を取れる自信があった

しかしヤツは気配を全く感じさせなかった

さすが東京で6,7cmになるまで生き残ってきただけある、忍者みたいだ

 

気づけば朝6時、経験則で奴らの活動時間は夜だと知っていたので、諦めて仕事をした後出かけることにした

ヘトヘトになって帰ってきたのが18時、そこから市街地戦場と変えていく

いつでてきてもいいように、隙間を埋め、武器や防具を揃え、ついでに部屋を掃除していく

少しでも物があるとその陰にいるかもしれないという可能性を排除できないんだ

 

それで出てきたのが22時、前回と全く同じ時間で感心した

ヤツは気づいたら天井付近に居た、ロフトに居たのかエアコンに居たのかわからないが、そのままエアコン侵入していく

慌てたが、暖房を付けると再び顔を出して安堵した

そのまま壁を慎重に這うヤツは、極力叩かれない位置取りをしていて敵ながら感心してしま

チャンスは一回きりなので、いい位置まで移動してくるのを待つ

右手ハエ叩き、左手カビキラーを持ち、自分の間合いを確認するためにバドミントンを思い出して素振りをする

しかしあと少しというところでヤツは天井の方に向きを変えた

これはまずい、ハイクリアでも届かないかもしれない

ええいままよと仕方なくカビキラーを噴射、当然当たらず飛び立つ虫、着地、攻撃、当たらず、猛スピードで逃げる

カビキラーを噴射、噴射、噴射、噴射、掠ったか?掠っただけで効くのか??なんだそのルパン三世みたいな立ち振舞は

想定外領域まで侵入する、もうめんどくさいとカビキラーを連射

そして再び見失う

 

結局絨毯を引っ剥がしテレビ台を持ち上げ、模様替えバリに物を動かした後、ベッドの脇で死体発見された

「もういいから出てこーい」「怒らないから出てこーい」「殺してやるから出てこーい」と鳴いていた私はようやく見つけて嬉しかったが

死してなおそいつデカくてキモかった

まあ分解されてなかったのはいいことだ

ティッシュ10枚重ねで捨てたのが午前2時

 

気づけば引っ越し直後ばりに部屋は荒れ、死体のように這ってロフトの床でそのまま就寝

翌日長年の疲れが噴出して死にかけた

会社に「体調不良で」と半休の連絡を入れたが、まさか虫一匹にやられたとは冗談にしても言えなかった

2024-10-05

東大生駒場祭(学祭)で東方コスプレしてBad Apple!!再現をして盛り上がっているユーチューブを見た

東大生オタ充してるのってなんか凄い嫉妬とやるせない怒りというか悔しさみたいなものを感じた。

官僚になったり商社外資上場企業に行ったり起業したり研究者になったり、そういうのにもある程度の嫉妬は感じるがそういうのはいいんだよ

やっぱり優秀な人間が頑張って職について今後の日本を発展させていったりしてくれるんだろうなとも思うし。

たださ、東大がそういう大衆領域に入り込んで荒らすなよ、お前らが本気で入り込んでくるとその優秀さを使って文化を乗っ取っていくから嫌なんだよ

優秀さって物差しでのゲーム勝手に始めて美味しいところを持っていく下品卑怯な事しなくても東大だったらもっと良い思いいくらでもできるだろ

みたいな事を感じながら東大京大だらけになった任天堂の話を思い出す。

2024-10-04

anond:20241004171448

自由恋愛出生率を戻すのが無理で反ポリコレなことも言えない以上、今から皆婚社会キャンペーンを打つなら自由恋愛は反道徳・反ポリコレと言うしかないわな

女性の性の解放みたいなテーマは現に一周回っているし恋愛領域まで波及するのもそこそこ目があるシナリオだと思う

2024-10-03

札幌大谷大学、すばらしいね

https://www.sapporo-otani.ac.jp/information/33494/

  

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.sapporo-otani.ac.jp/information/33494/

レプリコンの伝播は当たり前。

ワクチン激推しで脳のとろけた、はてなブックバカー共は理解してないが、人間はなんでも排泄する生き物。

  

私たち人間は、細胞間伝達物質であるエクソソームを常に放出してる。

「汗、呼気、放屁、体液」などからね。

  

レプリコンワクチン接種者の場合、このエクソソームの中には、増殖機能のついたレプリコンのmRNAも含まれるわけ。

https://www.tmghig.jp/research/topics/201704-3381/

  

シェディングが陰謀なんて言ってる奴は、エクソソームマスクやエクソソームトリートメントを知らんのかね?

エクソソームは、若い人のエクソソームを利用して「細胞を若返らせよう」といったコンセプトで、既に美容業界では実用されてる。

https://www.caroline-jp.com/exosome-treatment/

  

もう2022年mRNAワクチンの時点で、エクソソームの膜上にスパイクタンパクのトゲが発見されてる。

スパイクタンパクちゃんには、細胞膜貫通領域があるからな。

  

まり、増殖機能を持ったレプリコンのmRNAが入り外側にはスパイクタンパクのトゲがついたエクソソームは、疑似ウイルスと言える。

シェディングが陰謀だって??いい加減にしてほしい。

  

mRNAワクチン免疫が低下したワクチン接種者は被害受けるでしょうね。

そして、未接種も被害を受ける。

  

誰も助からない。みんな仲良く、地獄行き。

レプリコン時代の幕開けです。

コンプラ系のルール整備と意識改善けが進む大企業

自分は2社しか経験してないが、たぶん他も同じだろうと思ってる。日本企業特に大手では、なんだかんだとこの10から20年でコンプラ系の社内ルール整備や各種研修実施などによって、コンプラ意識ものすごく改善している。退職者が各社の社風をタレコミで書き込む系の転職情報サイトを見ると、ダメ企業でもコンプラ系の得点だけ高いなんてこともある。企業というもの意識をすることで変革することができるのだ、ということを総務系の部署担当者は自社の雰囲気の変化を前にして誇らしく感じているに違いない。

問題なのは意識改善コンプラという、会社社員の行動に制限をかける方向でのみ矢鱈と進行する一方で、本業に関わる技術の獲得や蓄積、新領域への投資といったアクセルのパワーが落ちているか良くても変わらない、ということである。なので、何かをやろうとしても、「これはこの前の進研ゼミで習ったアレだ!」的に、真新しいコンプラ系の知識ブレーキをかけてくる同僚やら上司やら役員ばかりで物事が先に進まないのである

2024-10-02

anond:20241002094842

いや男の領域に踏み込める胆力(空気読めなさともいう)が10割だよ

これができないだけで並の女は損してる

よくぞ言ってくれた → イスラエル不買運動

イスラエルへの不買運動しないのなんで?」

https://anond.hatelabo.jp/20241001083551

という増田記事を見た。これに対して「もうしてるよ何言ってんだお前」みたいな反応が散見されたが、私としては「よくぞ言ってくれた」であるちょっと書かせてね。

イスラエルに対してすでに世界中不買運動(ボイコット)が起きているのだが、その前にBDSと南アフリカアパルトヘイトについて少しだけ触れさせてくれ。ご存じ南アフリカアパルトヘイト人種隔離政策と呼ばれ、法律白人とそれ以外(主に黒人)を差別していた。当時のアパルトヘイト政策南アフリカ世界中から非難され国連でも非難決議が出るのだが、一向に終わる気配がない。その原因の1つは、一部の大国アパルトヘイトを支持していたからだ。たとえば、アメリカイギリスイスラエルなどは非難決議に最後最後まで反対して南アフリカ後ろ盾となった。そう、今のイスラエルと状況がそっくりでしょ?つい先日もパレスチナ国が国連総会でイスラエル占領撤退を1年以内に求める国連総会の決議案を出した。賛成多数で可決されたが、反対は14か国(アメリカイスラエル東欧2国、南米2国、南太平洋8国)だった。

南アフリカアパルトヘイトも一部の大国がバックについて守っていたが、最終的にこれを終わらせたのがネルソン・マンデラ元大統領。そして、彼らの活動をしっかりと後方支援していたのが世界中で行われたBDS運動なのだ。BDSの内訳は、B=ボイコット(不買)、D=ダイベストメント(投資の引き上げ)、S=サンクション(制裁)となっている。このうち最初のBのボイコット不買運動で、特に個人日常の中で貢献しやすい抗議運動である

不買とは、個人でできる経済制裁、黙ってできる経済制裁

ようやく本題であるイスラエルに対する不買運動ボイコットなわけだが、大事ポイントを書きたい。まず「不買運動ゼロ100かで考えてはいけない」ということ。イスラエル擁護派や冷笑系が「じゃあインテルCPUは使うなよ、じゃあグーグルは使うなよ、お前それできんの?ボイコットなんて無理だろ」と絡んでくるのだが、まったくの的外れ

個人のBDS レベル1: なんとなく、買わない

個人だけのレベルで言えば「不買できるものを不買する」だけでいい。当たり前でしょ。まずはイスラエル企業ボイコットする。はてブでも出ているソーダストリームは使わずに別企業の似たようなものを選ぶ。また、イスラエルから輸入した農産品を避ける。たとえば、柑橘系フルーツトマト加工品、デーツイスラエル産が多い。まったく買わないのではなく、イスラエルレモンを使ったポッカレモンを買う代わりに、別の液体レモンを買う(スーパーには数種類ある)。缶入りのレモンサワーはシチリア産と書いてあるものサッポロ製品を選ぶ。デーツを買うときにはパッケージの裏の原産地をみてモロッコとかなら買う、とか。うっすらとイスラエルってやばいんだな、って思う人はこのくらいのレベルで不買をしたらよいと思う。

個人のBDS レベル2: 積極的に不買し、周囲に呼びかける

イスラエルとその行動が世界秩序にとって悪影響だと思う人や、もう少し積極的に不買をしたいという人はレベル2。ここでは、イスラエル、その占領、入植を積極的支援している企業を不買する。最近の例だと、イスラエル違法入植地にあるサッカーチームスポンサーを務めていたプーマに対する不買運動が起こり、プーマは(契約が切れるタイミングで)スポンサーを降りた。伊藤忠商事の子会社は熱心な抗議活動を受け続けイスラエル軍事企業との提携をやめた。詳しく書かないが、ほかにスターバックスマクドナルドディズニーなど多くの企業イスラエルや入植を支援しているとされる。こうした企業はBDSの影響で世界中で売上を落としている。アパルトヘイトときと同様に、BDSが効果を上げている。でも、スタバがどうしても好きならスタバに行けばいいし、やめられないものはやめなくていい。せめて、有名な企業の中にはイスラエル支援するところがあるというのは知ってほしい。不買は「避けられるものは避けていく」というスタンスでオッケー。

SNSリアルでBDSについて話し、広めていくのも立派な不買運動。不買は個人でできる経済制裁、黙ってできる経済制裁が良いところでもあるが、周囲に広めて1人が3人に、3人が5人に、そして10人に広がればその効果はとても大きくなる。あと無料でできる運動っていうのもいいよね。

不買は意味ない、と思う人へ -> 不買をしなければいい

必ず聞くのが「不買は意味ない」という意見。そう思う人は不買をしなければいいし、(仮に感じていたらだけど)別に罪悪感も感じる必要もない。イスラエルへのBDSによって今すぐにパレスチナ自由になるはずはない。10年後に自由になる保証だってない。しかし、BDS運動南アフリカ本国運動後方支援し、アパルトヘイト撤廃の大きな要因になったという歴史的事実があることは否定してくれるな。アパルトヘイト撤廃もとてつもなく長い時間がかかった。繰り返すが意味ないと思う人はやらなければいいだけ。他人自由侵害しているわけでもないボイコッターたちを腐すのはやめてくれ。個人は無力ではない。ただ、微力すぎるのでゼロに見えるだけだ。ゼロゼロのまま放置しておけば、いつまでたってもゼロのままだ。

個人のBDS レベル3: 、対象圧力

ちょっと話が前後するのだが、個人バラバラ不買運動をしているだけだと効果限定的になる。多くの人がまとまって、特定企業製品を大々的にボイコットすることで企業姿勢方針を変えさせることができる(上記プーマ伊藤忠の例を参照)。BDS運動情報を見て、特に対象となっているものボイコットし、周囲に呼びかけ、活動に参加していくとよい(BDS Japanで調べれば出てくる)。あと、グーグルアマゾンインテルをまったく使わないという選択は難しいが、これらの企業に声を届けて圧力を掛けることはできる。

また、企業大学イスラエル提携することにノーを突きつけて変えさせることもできる。那覇市名古屋市イスラエル提携することに抗議し、自治体議員首長要望を出していくことができる。該当自治体住民であれば特に熱心に動くとよい。とても効果があるぞ。日本大学イスラエル大学連携協定を結ぶのをやめさせる、破棄させる、更新させない、などの声を上げていく。たとえばヘブライ大学ではシオニズムに大きく貢献している。学問領域からといってBDSから外すべきではない。

アパルトヘイト撤廃の時もそうだったし、そして効果的だったのが、経済だけでなく文化スポーツの面でもイスラエルボイコットすること。文化イベントに呼ばない、スポーツイベントに呼ばないというものがある。文化スポーツ関係ないと思う人もいるだろうし、ある面では正しい。ちなみに、イスラエルパレスチナプロサッカー選手サッカー関係者を意図的に狙って足を撃ち抜きまくり選手を次々とスポーツができない身体にしてきた。あまりにも被害が多いので、パレスチナ国内だけで手足が欠損した人だけが参加するプロサッカーリーグができてしまったという、漫画でもあり得ない展開になった。不屈の人々であるが、これを美談トリビアで終わらせてはいけない。そして、ユダヤ系イスラエル国民ほとんどがこうした行為占領と入植を当然視しているという現状で「スポーツは別だ」という甘い考えは甘い、甘すぎる。たとえば一部の独裁者が悪行を働いていて、虐げられている国民サッカーチームボイコットするのとはわけが違うのだ。

個人のBDS レベル4: 抗議!抗議!抗議!

リアルな抗議運動に参加しよう。自分の身近なもの、興味関心のあるもの、影響力が大きくシリアスもの(たとえば軍需産業とか)、気になる運動に気軽に参加しよう。そして自分主体的組織していこう。自分の特技を生かして参加していくのがお勧め。だいたいどんな特技でも生かせる。特技がないと思っている人も参加するだけでとても意義がある。

アパルトヘイトは変わる、変えられる

南アフリカアパルトヘイトは実際に変わった。大国がお情けをかけて改心したからではない。ひどい犠牲を払い続けて不屈の人々が抗議をやめなかったからだ。そしてその後方支援として、世界中でBDS運動が広まったからだ。もうすぐ1年になるガザジェノサイドも、もうすぐ80年になる民族浄化も、変わるし、変えられる。ガザでは今も市民が頭を撃ち抜かれ、家族を爆撃で文字通り"蒸発"させられ、町を破壊し尽くされている。西岸地区でも侵略パレスチナ人の追放が加速している。遠く離れた日本にいる人が、いやシオニズム支持者が少ない日本からこそ、皆が「なんとなく買わない」を始めるだけで大きな意味効果がある。

増田自己紹介

私はこの分野の専門家ではありません。毎日うっすらとBDS運動に参加している通りすがりのおじさんの個人的な意見で、レベル分けとか思いつくままに書いた所存です。ちなみに増田のBDSレベルは3.2くらいです。忙しいので当面はここからレベルを上げる予定はありません。

間違いや補足や蛇足増田のツリーはてブでどんどん書いてください。

追記

1)元増田ブコメを見ていると、冒頭で書いた「不買運動ゼロ100かで考えてはいけない」にそっくり当てはまる人ばかりがワラワラ湧いていて笑笑する。避けられないものや買いたいものは買ってええんやで。

2)id:blueboy 氏がユダヤ系企業をすべて不買にしろと書いているが、これは危険差別思想。たぶん知ってて書いているはず。ユダヤ人創業した企業ユダヤ人要職に就いている企業は、何にも罪がない。何にも悪いことをしていない。ユダヤ人であることを理由不利益をもたらそうとするのは純粋差別。BDSの不買は、イスラエルシオニズム、すなわち国際法違反侵略占領と入植に加担している、国際法違反に加担している、人倫人権道徳無視し続けている、犯罪幇助企業経済的なダメージを与えようという運動。これをユダヤ人差別矮小化するのは、逆にシオニストによる「これは反ユダヤ主義だ」というお決まり反論可能にしてしまうので注意。

3)id:catsnail id:lex010 id:hobbiel55 「BDS 日本」でぐぐると出てくる。世界的な不買リスト日本関係ないものが多いので、日本版のリストを見た方がいい。

おちんぽ騎士団

おちんぽ騎士団は1291年、十字軍最後拠点アッコンが陥落したために、現地にいたものもおちんぽに帰国した。すでに進められていたバルト海沿岸プロイセンポ人(後のプロイセンポ人と区別して古プロイセンポ人といい、リトアニア語やラトビア語と同じバルト語系に属する)の居住地征服しておちんぽ人の国家「おちんぽ騎士団領」を作った。おちんぽ騎士団領の領域現在オチポーランド北部からバルト三国に及ぶ、バルト海東岸一帯に拡がり、ローマ教皇神聖ローマ皇帝からも認められる領邦国家形成した。

2024-10-01

anond:20231016093801

一度ぐらい試したところでセックスことなんて何もわからん

相性の合う相手と何年も繰り返した上でさらに刺激的なことを試して初めて

「涙が出るほどイった」という領域に辿り着けるんだ

道は遠い

 

ハプニングバーで夫とセッ〇スしてきた

anond:20240930224522

2024-09-30

21世紀に最もふさわしい宗教は「世界五分前仮説」だと思う。次点が「天賦人権論

世界五分前仮説本質とは何か

世界が五分前に生まれたということはどういう事か分かりますか?

仏教徒の皆さんは「この世界はシミュレーテッドリアリティに過ぎないか色即是空なんだ」とおっしゃるでしょう。

キリスト教徒の皆さんは「神がこの世界をお作りになったのが五分前なのです」とおっしゃるでしょう。

私の論点は、実はそこにはありません。

私が言いたいのは「貴方が今手にしているものは、貴方が苦労して手に入れたものでは一切ないとうことです」ということです。

まりですね。貴方東大卒だとしてもその学歴は「貴方が何年も頑張って勉強して手に入れたもの」ではなく「何年も頑張って勉強して手に入れたという設定により手に入れたもの」だということです。

もしも貴方自業自得事故五体不満足であってもそれは「貴方の不注意によって生じたもの」ではなく「貴方の不注意によって生じたという設定により生じたもの」だということです。

そもそも現実はいだって理不尽

これについて「何の罪もないのに不幸ならば、それはあまりにも理不尽だ!」と思うかも知れません。

自業自得だと思えば耐えられたものが、自業自得で無かったと考えたら耐えきれなくなる人もいるかも知れません。

ですが考えても見てください。

過去貴方はもう既に今の貴方にはコントロールしようがない他人なのです。

そもそも今この瞬間とは、いつだってもう既にコントロールしようがない過去によって作られたものであり、それはある意味でいつだって理不尽なのです。

世界が五分前に生まれたと思えば、過去を悔やむことは無くなる

現代社会では多くの人がもうすでにコントロール出来ない過去に対しての後ろめたさから前を向けなくなっています

仕事が上手くいかないのを「過去自分が頑張っていい会社に入らなかったせいだ」と悔やんだりしても、それに何の意味があるのでしょうか?

人間関係が上手くいかないのを「子供の頃からもっと人付き合いの勉強をしていればよかった」と悔やんでも、それは過去自分への八つ当たりのようなものではありませんか?

大事なのは現在未来です。

過去は五分前に作られてしまった設定なのでもうどうしようもありませんが、未来現在自分によってある程度コントロール可能領域です。

「その考え方をするのに別に五分前仮説は必要ないのでは?」というのは正論ですが、人は正論にそのまま従えるほどに賢い生き物ではありません。

過去はもう過ぎ去ったから仕方がない」と信じるためには、過去自分と今の自分を決定的に切り離されなければいけないのです。

そのためには世界観に「巨大な仕切り板」を作ってやることが効果的なのです。

そうです。「過去現在キッパリと断絶して前だけを向くための仕切り板」こそが、「世界五分前仮説」なのです。

全てが五分前に生まれたと考えれば自分他人も許せるようになる

もしも、貴方が見にくく太っていたとしましょう。きっと貴方過去自分自分で許せないという気持ちで日々を生きるでしょう。

ですがもしも、それが五分前に作られた設定だったらどうでしょうか?

五分前に作られた設定そのものを恨むことはあっても、過去自分を恨むことはないはずです。

自分自分攻撃することをやめれば気持ちに余裕が出てきます

すると今度は他人の悪癖さえも「五分前に作られた設定に引きずられているだけなんだから仕方ないな」と許せるようになるでしょう。

法によって裁かれるべきものは正しく裁かれる社会でもある

もちろん「俺は五分前に連続殺人鬼として作られた人間なのだから殺人衝動も仕方がないのだ」と暴れまわる人は当然のように逮捕されます

世界がそういう設定であるから仕方がないと人を許すことと、世界に設定された法律が無条件に人を許すことは全く別だからです。

五分前仮説を信じる世界とは、裁かれるべき罪がフラットに裁かれ、その上で人の心が不必要に裁かれることがない社会なのです。

その社会において人々は他人が法によって裁かれるべき存在であるならば淡々と裁き、私情によって私刑を加えられそうであれば許していけるわけですから、本当の意味での法治国家がここに産まれるというわけです。

世界五分前仮説」に対しての最大の誤解

世界五分前仮説」とはある種の世界観や人生観です。

ですが多くの人は仮説という表現につられてこれをただの思考実験と捉えてしまっています

違うのです。

天賦人権論」が単なる論では終わるものだと考えている人は現代にはほとんどいないでしょう。

天賦人権論」はある種の信仰、それも20世紀的な社会の土台となる新世代の教義とも言えるものです。

ですが、これが社会に浸透するまで、多くの人はこれを「仮説」として捉えていたのです。

世界五分前仮説」には、「天賦人権論」と同じく、新世紀を代表する宗教となれるだけのポテンシャルがある。

私はそう思います

この増田は5分以上かかって書かれたものですので、私はこの増田を書いている何者かという設定でこの世界に生まれたということになるわけですが、私はそれを受け入れたいと思います

なるほど。

なんで私がこんな増田を書こうとしたのかよく分からないのですが、そういう設定の人間として社会に生まれたのなら仕方がないですね。

貴重な月曜日アフターファイブをドブに捨てたような気もしますが、書いている状態で始まってしまった人生を書き終わらせずに続けるのもおかしな話ですから、書ききったことに後悔はありません。ありません。ない。ないです。

2024-09-29

人類はこれまでずっと、食と排泄を健康における重要な要素と考えてきた。

活動体としてエネルギーの出入りに注目すること自体合理的だ。

だが出入りを見るだけではあまりにも核心から外れている。

自動車で例えるなら、ガソリンの質や種類と、マフラーの排気性能だけにこだわっているようなものだ。

真に重要なのはエンジン、つまり我々にとっての消化器官である胃腸スペックを上げることなのだ。

エネルギーの変換効率けが健康のすべてではないにせよ、すぐれたエンジンは多くのことを解決できるはずだ。

しか人類は、消化器官という核心へ思うようにアプローチできずにいる。

しかしたら脳のような神経系よりも、消化器系というシステムはるかに複雑で、人工的再現や改造が難しいのかもしれない。

点滴のように消化器系をバイパスしたり、糞便移植のように大雑把な方法改善を期待するようなソリューションは、一種の逃げだ。

消化器というエンジンオーバーホールして、メカニズムを解き明かし、手を加えられる領域にまで達すること。

それこそが人類が「健康」の制御を掌握し、次の段階へと飛躍するためには欠かせないステップになるだろう。

しらんけど。

自己啓発本」をバカにしてる層は読書家ですらない場合が多い

自己啓発本を貶す人間は世の中にそこそこいる

言うまでもなく、彼らは読書に対する解像度があまりに低く、読書家ではない

自分は月20冊は読む読書家で、専門書から小説まで広く読む

例として、哲学古典比較的読めるぐらいの読書力はあり、ハイデッガーとかサルトルベルクソン辺りは一通り読んだ

そんな自分は元々興味範囲が広く、理系文系も両方好きでやっているのだが、根本的な問題としてそれが現実作用するのは迂遠であるということ

から自己啓発本の意義を認めていて、それはn=1だろうが関係ない

なぜなら学術新書とかとは扱っている題材が別領域から

そもそも経営に関する本なんて大抵自己啓発チックに売られてるんだが、お前は岩波書店単行本から探すのか?って話

結局のところ、「Fラン大学バカにする事で、大学生全体も低くしたい」って動機で、高卒コンプみたいなもの

自己啓発本みたいなクソを読んでる意識高い系」と言って、読書をしない自分正当化したいんだろうな

生成AI切り貼りコラージュである

未だにこの主張をしている人たちが居て呆れるが、一周回って彼らがどんな思考をしているのか気になってきた

そもそも切り貼りコラージュ」と簡単に言うが、これをシステムで実現するのは相当難しい

具体的には以下の様な工程必要になる

コラージュ元の全ての画像システムに保存する

→膨大な保存領域必要になるがこれが無ければコラージュが出来ない。その都度ネット検索する方法も考えられるが、相当数のダウンロードと②の工程必要になり時間がかかる

②全ての画像の全ての要素を区分けし、ラベル付けする

→各画像の各要素を区分けし(この時点でかなり難しい)、その要素が何かをラベル付けできなければ「切り貼り」の切る工程すら実現できない

③ラベル付けした各要素を1枚の画像違和感なく合成する

プロンプトに従い良い感じの要素を抽出し、それらを良い感じの位置に配置しいい感じに繋ぎ合わせなくてはならない。曖昧な書き方になったがどう実現すればよいのか分からないのでしょうがない。

正直言ってこれを実現出来たら生成AIどころの話ではない、②だけでもあらゆる分野に応用できる。完全自動運転も今すぐに実現するだろう。

上記は私が適当に考えたコラージュシステムだが、彼らの脳内ではどうなっているのか気になる

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん