はてなキーワード: 消化器官とは
俺が間違いと思った本は出版すべきではない、という発言が多かったので思いついた。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/querie.me/answer/ST8s9I6rozezVXc5z41p?timestamp=1702007027
以下の本のうち、自分が出版社の社長だったら出版しない本は焚書の「フ」
最初の5冊出版しない、後の5冊出版するなら「フフフフフハハハハハ」
なお、該当箇所だけ直して出版して、は著者が「そこも含めて私の意見なので直すくらいなら出版しない」と言われました。
では問題です。
1.コロナワクチンを接種すると重篤な副作用と後遺症が出るため
ワクチンを打つべきではない、とした「NoワクチンNoダメージ」
→ワクチンに対する誤解を招くとして一部の医師たちから出版禁止を求められた。
2.激辛食を食べると健康になれるとして、超激辛のレシピを多数掲載した本「辛いものだけあればいい」
→カプサイシンは胃腸や消化器官にダメージを与える可能性が高く、
胃腸が弱い人が真似をすると健康被害が起きるとして一部の医師たちから出版禁止を求められた。
3.ある政治家が暗殺された。犯人はその場で逮捕されたが、後に手記「潰された蟻」を執筆し
その中で「その政治家に献金していた製造業はパワハラが横行し、自分の父は自死した。父の訴えをその政治家がもみ消した」と記載。
→遺族が献金は事実だがそういったことはしていないし故人の名誉を著しく既存するので出版すべきでないと出版社に抗議した。
4.ある女性政治家が与党の要職となり初の自伝「愛こそすべて」を出版することになった。
→そんなとき、ある男性が「私が選挙スタッフだったときに彼女からセクハラを受けた。トラウマが蘇るので出版を止めてほしい」と記者発表をした。
彼の発言に根拠はないが、もう1名同様の証言をする男性が現れた。
5.辛口評論家が都内の飲食店を評価するグルメガイド「神のサービス、悪魔のサービス」を出版した。
その中である飲食店に対し「この店のサービスは最悪だった、店員から酷い扱いを受けた。高いだけで行く価値はない」といった表記があった。
→その飲食店の店主が「評論家が来店した日のスタッフに聞いたがそんなことはなかったと言っていた。既にSNSでの発言から集客に影響が出ている」として出版停止を求めた。
6.ある女性タレントが匿名の首長からセクハラを受けたという暴露本「温泉が好きだっただけなのに」を出版した。本の中で名前は出していないが明らかに特定可能な情報が掲載されていた。
→首長が「事実無根であり、来年の選挙への影響が大きい。法的措置を取るつもりである。」と発言。実際に名誉毀損で告訴した。
7.あるジャーナリストがヴィーガンによる美術館での展示品破壊や道路の封鎖と言った過激な犯罪をまとめた「肉食は悪なのか」を出版。
→ヴィーガン団体が「一部の過激派を取り上げて全体の印象を悪くしている」として出版停止を求めた。
8.あるジャーナリストが特定野党による首相をヒトラーとなぞらえたポスター掲示や
首相を模したマスクを車で轢くようなデモ活動に参加していたことを列挙した「革命後夜」を出版した。
→特定野党が「一部の過激な企画を切り貼りして全体の印象を悪くしている」として出版停止を求めた。
9.10万フォロワーを持つSNSのインフルエンサーが、SNS上のフェミニストが日本人男性は精神が幼い、知性が低い、差別的であると言った発言をまとめた「日本を駄目にするフェミニスト10人」を発行。
→該当するアカウントやフェミニスト団体より「勝手に自分の発言を捻じ曲げられて記載されている。許しがたい」として出版停止を求めた。
10.10万フォロワーを持つSNSのインフルエンサーが、政治家の差別発言をまとめた「日本を駄目にする政治家10人」を発行。その中で各政治家のことを「ブサイクだったから性格がねじ曲がった」「ハゲは死ね」といった一般的には許容されない罵倒も書かれていた。
→取り上げられた一部の政治家より「発言したことは事実だが、個人的な風貌を揶揄する記載は名誉毀損である。取り巻きのフォロワーからの迷惑電話も毎日来ているため、家族も耐えられない。」として出版停止を求めた。
エンバーミングっていうフランケンシュタインをテーマにした漫画に消化器官を丸ごと吐き出して戦うやつおるで
生の魚には、アニサキスなどの寄生虫や、腸炎ビブリオなどの食中毒菌が付着している可能性があるため、衛生上の理由で食べられない場合があります。海外では生食が普及しなかったのは、生の魚には細菌や寄生虫がいる可能性があるためです。
刺身は基本的に非加熱の状態で提供・喫食される食品です。魚のうまみ成分(イノシン酸)は、魚を〆た10時間後に急激に増加します。特に、大きめの白身の魚や一部の青魚(例えば、真鯛や平目、ブリ、マグロ等)は、活魚で食べるより、熟成させた方が美味しいと言われています。
環境省の資料によれば、子どもの小腸の長さが大人と同じになり、消化器官がしっかり働くようになるのは4歳頃とされています。このため、生魚を与えるのは少なくとも3歳を過ぎた頃を目安に考えると良いでしょう。
そういう話はしたところで特定の成功例を持ち出して話きかないしむしろ排除してきてやりもしないのに理想だけで結果がでた素振りをされるのでむしろ言わないほうが吉
一番気になるおなかまわりの脂肪って消化のためのエネルギーを特定の臓器から循環してまわってくるタイミングで順次必要数たりてるかといわれて足りてないから消化器官の活動のためについてるわけ
ご飯たべるタイミングとそれがエネルギーになるタイミングとそれを使うタイミングが完全に狂ってる生活しかしてないから全員お腹出るの
でも1日に必要な栄養素とか筋肉とか数値化しやすいから伝聞でドヤれるのでそっちのほうがいいんだよね
自分の体のことだし好きにすればいいとおもう
食事で得られるカロリーを一番消費してるのは筋肉オバケでないかぎり内臓だよ
数字になんてならないから嘘でデマで叩いて放置しててくれたらいい
内臓を過剰に働かせる食事で脳に必要な糖を必要数循環させろって異常な行動で生活習慣病とかいわれるものが減るなら、減りさえすればなんでもいいとおもう
ハンガーストライキや長期間の飢餓状態は、人体に様々な健康問題を引き起こします。特に、食事を長期間控えると消化器官がその機能を正常に果たせなくなり、食事を再開した時には吐き気や嘔吐などの消化不良症状が現れることがあります。
また、長期間飢餓状態にあると、人体は生きるために筋肉や脂肪だけでなく、最終的には内臓や他の重要な組織まで分解してエネルギー源として利用しようとします。これは体力の大幅な低下、免疫力の低下、臓器の機能低下など、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。
さらに、飢餓状態から食事を再開する際には「再摂取症候群」(refeeding syndrome)と呼ばれるリスクがあります。これは、栄養の摂取を再開した際に電解質バランスが乱れ、心臓や神経系に重大な問題を引き起こす可能性がある症状です。
しかし、正しく管理され、適切な医療ケアのもとで食事を再開すれば、これらのリスクを最小限に抑えることができます。これは通常、非常にゆっくりとカロリー摂取を増やしていくことを含みます。
したがって、ハンガーストライキなどで長期間食事を拒否する行為は、健康に重大な影響を及ぼす可能性があるため、推奨できません。そのような状況下で食事を再開する場合は、必ず医療専門家の指導を受けることが重要です。
小4ならまだまだ可能性はあるよ
その子の潜在能力に大きく依存するけど、きちんと勉強のコツと習慣が身につけば勉強だけはできるようになると思う
そもそも小学校の内容からあまりに飛躍しすぎていると感じるだろうから、点数以前にスタート地点が違うすぎるんだよね
俺の体験だけど、日能研に入った瞬間からいきなり意味不明な単語を並べられて猛烈な勢いで説明をされてビビった
例えば小学生で維管束とか消化器官の構造とか習うけど、俺はその単語自体を読んだことあったっけ?レベルだったのに、周りの子達は「これこれこういうものです」ってスラスラ言えていた
学校の勉強なんて遊びの合間の退屈な時間だったが、塾は最初から戦闘要員を育成する場なので1年違うだけでスタート地点が天と地ほど差があると思い知った
親は差があることをきちんと受け止めて、追いつけるように後押しするくらいでいいとおもう
食べたら即うんちになればいいのに
そしたら「そろそろうんちがでそう」とか予測しないでいい
うんちは完成してるのだから、あとは自分のタイミングで出すだけ
食べた後にトイレに行けば済む
「push型」と「pull型」は、情報の伝達や処理の方法を表す用語であり、主に情報技術やコミュニケーション分野で使用されます。以下にそれぞれの違いを簡単に説明します。
Push型: データを送信側から受信側へ積極的に送信する方式です。送信側がデータを生成または更新し、受信側に対して自動的に送信されます。送信側がデータの変更を判断し、定期的に受信側に送信するか、あるいは特定のイベントが発生した際にデータを即座に送信することができます。例えば、電子メールの送信やプッシュ通知が一般的な例です。
Pull型: データを受信側が必要に応じて取得する方式です。受信側がデータを要求し、送信側は要求されたデータを提供します。受信側がデータを取得するタイミングや頻度を制御することができます。例えば、ウェブブラウジングやAPIのリクエストが一般的な例です。
要約すると、push型はデータを送信側から受信側に自動的に送信する方式であり、一方でpull型は受信側がデータを必要に応じて要求する方式です。
便通は「pull型」です。
便通は、人体の消化器系において、食物を摂取してから体外への排泄までのプロセスを指します。このプロセスでは、消化器官によって食物が消化・吸収され、不要な物質が体外へ排泄されます。
受信側である腸が必要に応じて便を押し出す: 体内の腸が、消化・吸収が終了した便を必要に応じて押し出します。腸の筋肉が収縮し、便を蠕動運動によって腸管を押し出し、最終的に肛門へと移動します。これにより、腸が必要に応じて便を排出することができます。
受信側である腸がデータの変化を判断し、制御を行う: 腸は内部の状態をモニタリングし、便の形状や量、腸内の水分などを評価します。これに基づいて、腸が便を押し出すタイミングや力を調整し、体外への排泄を制御します。
したがって、便通は受信側である腸が必要に応じて便を押し出し、制御を行う「pull型」のプロセスであると言えます。
ワイ:長時間の移動の前など、便座でいきんで排便することもありますが、その時は脳からのpush型ではないでしょうか?
ご指摘の通り、長時間の移動の前などに便座での排便を促すために、意図的に脳からの「push型」の刺激を行うことがあります。
例えば、旅行などで長時間の移動が予想される場合、脳からの刺激を使って便意を促し、便をスムーズに排出するために便座に座ることがあります。これは、意識的に脳が便意を感じさせることで、便を「push」することを促すためです。
しかし、このような場合でも、最終的には腸の筋肉によって便が押し出される「pull型」のプロセスが行われます。脳からの刺激があっても、腸が必要に応じて便を押し出すための腸管の蠕動運動が行われることで、便が排出されます。
したがって、便座での排便の場合でも、脳からの刺激は便を促すための「push型」の要素がありますが、最終的には腸の「pull型」の運動によって便が排出されるという点に注意が必要です。
ワイ:では、近くにトイレがない場合や、下痢気味の場合の、今は出てほしくないという時もpullリクエストの拒否であり、失敗した時におもらしになるということでしょうか?
はい、そのような場合には、脳からの「pull型」のリクエストが一時的に拒否されることがあり、便が体外への排出を遅らせることがあります。これは、腸が便を一時的に保持することで、トイレが利用できない状況や、排便を遅らせたい場合に対応するための生理的なメカニズムとして機能しています。
例えば、トイレが近くにない場合や、下痢気味の場合には、脳からの便意を感じる「pull型」のリクエストがあっても、意図的にそれを抑制することができます。腸の筋肉が便を保持し続けることで、事前にトイレを探したり、適切なタイミングで排便を行うことができるようになります。
ただし、長時間にわたって便を保持することは、腸の運動を乱す可能性があり、便秘の原因となることがあります。また、体外への排便を遅らせることで、排便のコントロールが利かなくなり、漏れてしまう場合もあります。そのため、適切な健康管理を行い、便通の異常には注意を払うようにしましょう。
以上のように、便通は脳からの「pull型」のリクエストと腸の筋肉による「pull型」の運動が組み合わさった複雑なプロセスであり、一時的に脳からのリクエストが拒否されることがある一方で、過度な便の保持は健康に悪影響を及ぼす可能性があることに注意が必要です。
ワイ:1~2歳で始める、おむつを外す、便座で排便するトイレトレーニングは、排便をpull型からpush型に変えるトレーニングではなく、pullリクエストいつ許可するかを子供に覚えさせる訓練ということでしょうか?
はい、一般的に1~2歳の幼児に対するトイレトレーニングは、脳からの「pull型」のリクエストを理解し、適切なタイミングで排便を行うことを学ぶ訓練として行われます。つまり、子供に自らの便意を感じ、トイレに行くタイミングを把握し、便座での排便を行うことを目指します。
このトレーニングでは、子供にトイレの使い方や便意の感じ方を教えると共に、排便のリクエストを感じた時にトイレに行くことを促すようにします。子供が便意を感じた場合には、親やケアギバーがトイレに誘導し、子供自身に排便を行う機会を与えます。これにより、子供は自らの便意を感じることとトイレに行くことの関連性を学び、便意を感じたらトイレに行く習慣を身につけることが期待されます。
このトレーニングを通じて、子供は自分自身で排便をコントロールし、排便のタイミングを選ぶことができるようになります。これにより、脳からの「pull型」のリクエストを感じた場合に、適切なタイミングで排便を行う能力を身につけることが目的とされています。
ただし、トイレトレーニングは個人差があり、子供によって進み具合や達成するタイミングが異なります。親やケアギバーは子供の成長や個性に合わせたサポートを行い、無理をせずにトイレトレーニングを進めるようにすることが大切です。
食糧不足が深刻化する中、コオロギを含む昆虫食が注目されています。
コオロギは、豊富なタンパク質や栄養素を含んでおり、世界中で食用にされています。
しかし、医学的には、コオロギを食べることによるリスクもあります。
まず、コオロギを含む昆虫には、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。
コオロギを含む昆虫は、一般的な食品アレルギーの原因となるタンパク質を含んでおり、アレルギーを持つ人にとっては、食べることが危険です。
また、コオロギを含む昆虫には、有害物質を含んでいる可能性があります。
コオロギが生息する環境によっては、農薬や汚染物質が含まれていることがあります。
そのため、安全な環境で飼育された昆虫を使用することが重要です。
さらに、コオロギを含む昆虫の消化器官には、細菌や寄生虫が存在する可能性があります。
これらの微生物が、人間の体内に入ることで感染症を引き起こすことがあります。そのため、十分に調理することが必要です。
以上のように、医学的には、コオロギを食べることによるリスクがあります。
いろんなところに同じこと書いてるから増田民にもしかしたら心当たりある人いるかもしらんが我慢ならんから書く
ハムスターが数ヶ月の寿命らしい、21日くらいから部屋んぽしたがらないし回し車回さないから気圧か、急に寒くなったからかな?と思ったけど心配で24日にエキゾチック病院に行ったら「消化器官の近くにかなり大きい腫瘤(おそらく炎症からの膿)があって消化器官を圧迫している」って言われた。
手術はおすすめされなくて(たしか消化器官の近くにあるから手術難しいみたいな理由だったと思う)抗生剤出されてそれをピューレにかけて投薬してる。
まだうちに来て3か月ちょいだから生後4か月くらい?あんまりにも余命宣告が早くて戸惑ってる、ハムスター飼うの初めてだから病気になかなか気付けないかもなーて呑気にしてたのが的中した。一応先生は若年のシリアンハムスターにたまにある病気で生まれ持っていた可能性が高いって言ってくれたが、幼少期にハムスターにストレスかけまくったから免疫落ちたんじゃないか?ケージを4回変えたんだよ、完全に飼い主のせいで。飼ったのは自分だからハムスターのせいとかは1%もないけどな。金網ケージは良くないと知らなくて慌てて初日に衣装ケースに変えて、衣装ケースから脱走しそうだったから、大きい改造衣装ケージに変えて、もっと大きいケージが売られてたからそれに変えて、これ3か月の間にやってる。環境に大きく左右される生き物なのにな。よく考えて行動したつもりが全部無知から来る衝動的な行為だった。
まだハムスターは生きてる。回し車は回さないし巣箱に引きこもるし歩きがよろよろしてるけど、ご飯は食べる、水は飲む、トイレにも行く、うんちの形も良い。寿命はわからないけど、まだ生きてくれてる。
死んだらまた来る。
リンディ栄養学 (Lindy nutrition) とは、「リンディ効果」と呼ばれる法則に端を発した栄養学。リンディダイエットとも呼ばれる。
古くから受け入れられてきた知識や習慣はそう簡単には途切れないということは、誰しもが経験的に知っている。そこには、長く使われれば使われるほど、つまり長生きすればするほど寿命が伸びていくという一種のパラドックスが生じているわけだが、これを科学的に説明したものがリンディ効果である。
リンディという名称はニューヨークにあるリンディーズという飲食店が元になっている。そこでは、毎晩コメディアンたちが集まり公演したステージの反省会を行っていたのだが、その会話の中でリンディ効果の原型とも言える仮説が生み出されたという。その後、大学教授によって現在の形に洗練されたこの法則は、リンディダイエットの提唱者であるPaul Skallas氏の手によって食事、健康、運動などあらゆる分野に応用され、一種のライフスタイルへと昇華された。
リンディダイエットの根幹にあるのは「時間こそが最も優れた判断基準」という思想であり、時間という試練に耐え、古来から生き延びてきた食生活ほど健康上の利点が保証されるとしている。リンディ効果に照らせば、そのような伝統的な食生活は今後も長きに渡って存続することが予想される。これはSkallas氏によれば、人間の消化器官は昔ながらの食生活に適応しているためであり、人間が慣れ親しんでいない加工食品が消費の中心となった西洋社会では、心臓病や糖尿病の罹患率が高まっているという。そのような訳でSkallas氏は、過去500年以内に発明された食べ物や飲み物を口にしないよう勧めている。
Skallas氏によれば、最もリンディな飲み物の一つには「紅茶」があるという。数千年の起源を持つ紅茶は、「ディープ・リンディ」な飲み物なのだ。一方で、コーヒーについては、「比較的新しいが、400年という時間のふるいにかけられたものであり、恐らく身体にも悪くないでしょう」と語っている。
また、20世紀に発明された紙巻きタバコはリンディではないため、リンディな形で喫煙したい人にはパイプタバコが勧められている。運動についても、現代的なエクササイズマシンではなく、ギリシャ神話に描かれたようなシンプルなウェイトリフティングこそがリンディな運動の仕方である。Skallas氏によれば、「ボディビルカルチャーは近代によって生み出されたグロテスクなサブカルチャー」であり、「運動の目的は筋肉増強ではなく、体の中で関わり合っている様々な仕組みの調整にある」のだという。
Skallas氏は、ヨガについても懐疑的な目を向けている。というのも、現代のアメリカ人が行っているヨガは20世紀に発明されたものだからだ。「ヨガは体に良いのか悪いのか、それはわかりません」「リンディは『それをするな』とは言わない。『何が起こるかわからない』と言うのです」
「ビデオゲームは?」
「リンディではないですね」
「大人のおもちゃは?」
「あちこちで犯罪を犯したり虐待する金持ち?とてもリンディです!」
エプスタインの例が示すように、リンディは道徳的な基準を内包しない。それが良いものであれ悪いものであれ、古来から連綿と続いてきたという事実には重要な本質が隠されているということをリンディは教えてくれるのだ。「人間の本質は変わりません」「古代の人々は人間の身体や行動について深く研究していましたが、それらは今でも有用です」
リンディ・ドリンクやリンディ・エクササイズなど様々な造語を作ってきたSkallas氏だが、隔離生活の閉塞感から逃れるために考案した「リンディ・ウォーク」は、中でも最も注目を集めていると言えるかもしれない。
「基本的にはただ散歩するという意味です」とSkallas氏は語る。「でも、多くの古代文化でも散歩は重要な伝統として扱われているでしょう。例えばキリスト教には『安息日の道のり』があります。ギリシャではヴォルタと呼ばれていて、イタリアにも同様の文化がある。これはただ歩くという目的のために歩いているだけなんです」
リンディ・ウォークでは、A地点からB地点へ真っ直ぐ向かうのではなく、目的地を決めず、手当たり次第に曲がることで心を刺激することが推奨されている。「歩いていたら面白いことが起きました。アイデアの波が次々と押し寄せてきたんです。考えようとしたわけでも何かを思いつこうとしたでもないのに、ただ現れてきた。魔法みたいにね」
現在ではSNSを中心にカルトな人気を集めており、大勢の人がリンディ・ウォークの最中に撮った写真をシェアしている。また、Skallas氏のツイッターアカウントも5万人を超えるフォロワーを擁しており、リンディの人気の高さが窺える。
Skallas氏は、リンディが人気を博した一因にはパンデミックの影響があったと推察している。氏によれば、これまで私たちは、人間を「不可侵の存在」だと捉えて楽観視していたところがあったのではないかという。しかし、パンデミックによって歴史上の出来事に過ぎなかった古代の大規模な危機が生じたことで、世界に対する人々の認識が一変。隔離生活の中で「欠乏」について考えるようになり、「人生において本当に必要なものはなにか」と自問するようになったことから、リンディに関心が集まったのではないかとしている。(ちなみに、500年前にも人々はマスクを付けていたことから、パンデミックも「ディープ・リンディ」なんだとか)