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2014-11-01

威力業務妨害ヘイトスピーチ実害1500万円 言論テロに屈服?

元朝日記者の講師契約打ち切りか 脅迫事件の北星学園大(10/31 07:30、10/31 07:56 更新)

札幌市厚別区の北星学園大に、元朝日新聞記者非常勤講師の解雇を要求する脅迫状などが届いている問題で、教職員らで30日に結成した「大学の自治と学問の自由を考える北星有志の会」は、同大が来春、この講師との契約を更新しない方向で検討に入ったことを明らかにした。

有志の会によると、田村信一学長が29日、学内の会議で初めて表明した。講師を雇用し続けるには、人的、財政的な負担が大きすぎ、来年度の入試も不安、との理由を挙げたという。学長は11月5日に予定している評議会に諮問し、理事会の意見を聞いた上で、学長として最終的に判断するとの考えを示したという。

この講師は2012年からこれまで、1年ごとの契約を2回更新している。同大北海道新聞の取材に、「内部の会議での話なので、内容は答えられない。(講師の契約については)学内手続きにのっとって進める」と話した。

大学関係者によると、北星大は脅しの電話、メールに対応する職員や警備員を雇ったため、1500万円前後かかった。爆破予告により、授業や入試が妨害されることも心配している。

攻撃されている非常勤講師は1991年、朝日新聞に韓国の元慰安婦の証言を韓国紙に先駆けて報じた。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/571712.html

朝日新聞元記者を来年度雇用しない意向 北星学園大学2014年11月1日04時02分

慰安婦問題記事を書いた朝日新聞元記者の植村隆氏(56)が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)に、植村氏の退職を求める脅迫文が届くなどした問題で、田村信一学長は31日、植村氏との来年度の契約について、更新しないことを検討していると表明した。

田村学長がこの日、記者会見して明らかにした。学長は、29日にあった副学長、各学部長、事務局長らとの会議で、植村氏との来期の契約を更新しない考えを持っていることを伝え、ほかの参加者からも賛同を得られたという。

11月5日にある大学最高意思決定機関の評議会と、中旬に開かれる理事会でも各メンバーから意見を聴くといい、その上で理事長と話し合い、12月上旬までには決めるという。

田村氏は更新しない意向を固めた理由について、警備強化などで財政負担が厳しい▽教職員が対応で疲弊している▽入試の際、受験生を巻き込んでまで「厳戒態勢」を続けるのは難しい――などの理由を挙げた。

その上で「今期については植村氏との契約を守っており、来期の更新がなくても外圧に屈したことにはならない」と説明した。一方で、「今でも抗議電話はある。我々も小さな大学であり、学生確保も安泰ではない」と語った。

こうした対応に反発する一部の教職員は30日、「大学の自治と学問の自由を考える北星有志の会」を設立メンバーは「更新しなければ、外圧に屈したと受け取られる」と話した。

また、有識者らが結成した「負けるな北星!の会」も31日夜、札幌市内でシンポジウムを開催し、約220人が参加。同会メンバーは「言論テロに屈したように見られることになれば、社会へ与える影響は大きい」と述べた。

http://www.asahi.com/articles/ASGB06D5GGB0IIPE03D.html

慰安婦問題:北星学園大 元朝日記者処遇巡り学内相反 2014年10月31日 06時30分

従軍慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者植村隆氏(56)が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)に脅迫状が届いた問題で、田村信一学長が来年度以降は植村氏を雇用しないとの考えを学内の会議で示していたことが、関係者への取材で分かった。

大学側の動きに危機感を持った教授らが30日、「大学の自治と学問の自由を考える北星有志の会」を結成。メンバーの教員は毎日新聞の取材に「脅迫者の要求に応じれば被害は拡大する。踏みとどまらないといけない」と話した。

関係者によると、学部長らで構成される全学危機管理委員会が29日に開かれ、田村学長が「財政的、人材的問題」と「入学試験が心配」などの理由を挙げ、「来期の雇用はない」と述べた。11月5日に開かれる臨時の大学評議会に諮問。大学評議会理事会での意見聴取などを経て、最終的には田村学長が決定するという。

植村氏は2012年4月から非常勤講師を務め、留学生向けの講義を担当している。

毎日新聞は北星学園大に文書で取材を申し込んだが回答がない。【山下智恵】

http://mainichi.jp/select/news/20141031k0000m040172000c.html

慰安婦:元朝日記者に応援団「脅迫文で講師辞めないで」 2014年10月03日 07時30分

北星学園大(札幌市厚別区)に元朝日新聞記者非常勤講師を辞めさせなければ学生に危害を加えるとの脅迫文が届いた問題で、作家の池澤夏樹さんら識者が呼びかけ人となり、解雇しないよう同大を応援する「負けるな北星!の会(マケルナ会)」が6日に結成され、東京都札幌市記者会見を開く。

元朝日新聞記者非常勤講師は1991年8月11日の大阪本社版社会面で元従軍慰安婦の証言を報道した植村隆氏(56)。

同大によると、植村氏は2012年4月から、非常勤講師として留学生向けの講義を担当。今年3月中旬から、植村氏の採用を疑問視したり辞めさせるよう求めたりする電話や電子メールなどが大学に届き始めた。5月と7月には脅迫文が届いたほか、「大学を爆破する」との脅迫電話など、1日に数十件寄せられる日もあったという。

こうした状況に「脅しによる解雇が通れば、私たちの社会をも脅かすことになる」と案じた札幌市内の女性が9月、同大を応援するメールを送るよう知人らに提案。支援の輪が広がり、会の発足につながった。池澤さんのほか、山口二郎法政大教授らも呼びかけ人となり、2日現在、上田文雄札幌市長100人以上が会の趣旨に賛同している。

脅迫文については、同大から相談を受けた道警札幌厚別署が威力業務妨害容疑を視野に調べている。同大田村信一学長は「大学の自治を侵害する卑劣な行為で、毅然(きぜん)として対処する」との文書を出し、「学生や植村氏との契約を誠実に履行すべく、万全の警備態勢を取りながら後期の講義を継続する」としている。【山下智恵】

http://mainichi.jp/select/news/20141003k0000m040135000c.html

学者や弁護士ら、脅迫状届いた大学を支援する会 2014年10月7日03時39分

北星学園大(札幌市)に、非常勤講師を務める元朝日新聞記者を退職させるよう脅迫状が届いた事件を受けて、学者や弁護士ジャーナリストらが6日、同大を支援する「負けるな北星!の会」を結成した。東京都札幌市記者会見を開き、「学問と言論の自由を守るため市民は結束すべきだ」と訴えた。

この元記者は今春、朝日新聞社早期退職した植村隆氏(56)。2年前から北星学園大の非常勤講師を務めている。

呼びかけ人には元共同通信編集主幹の原寿雄さんや精神科医香山リカさん、北海道大学院准教授中島岳志さんらが名を連ねる。野中広務・元自民党幹事長上田文雄札幌市長ら約400人が賛同しているという。

東京での記者会見で、呼びかけ人の一人で弁護士海渡雄一さんは「言論を暴力で封じ込めるのはテロリズム。テロが放置されないよう市民も結束して『許さない』というメッセージを社会に送るべきだ」。小森陽一・東大院教授は「学問の自由の封じ込めで、憲法違反だ」と主張した。市民文化フォーラム共同代表の内海愛子恵泉女学園名誉教授は「外部からの脅迫で大学がいかようにでも動くという先例を作ってはならない」と訴えた。

小林節・慶応大名誉教授は、ネット上に元記者の長女の写真などがさらされていることに触れ「10代の女の子顔写真や名前までが公開され、自殺を教唆する書き込みもされている。テロとしか言いようがない」と語気を強めた。

会は今後、北星学園大を支援するための署名活動や集会を呼びかけていく。

     ◇

同会は呼びかけ人のメッセージを発表した。

池澤夏樹さん(作家)

たくさんの人が一人の人を非難している。その非難に根拠がないとしたら、もっとたくさんの人が立ち上がってその人を守らなければならない。

ぼくは喜んでその一人になる。

ぼくたちは言葉を使う。暴力は使わない。

■原寿雄さん(元共同通信主幹)

植村さんの勤務先である北星学園大学への脅迫に加え、娘さんに対するひどい脅迫めいたバッシングは、単なるヘイトスピーチではなく、明らかな犯罪だ。こういうことが見過ごされるようになったら、日本社会の自由な言論が封じられ、ものが言えなくなる。これは、大学の自治だけの問題ではなく、日本社会の大問題である

森村誠一さん(作家)

戦時報道の問題で、今「朝日」が他のマスメディアバッシングの的にされています。同業者が同僚の報道内容を餌にして叩(たた)きまくっているのは、「叩けば売れる」からです。次は自分が的にされるかもしれないのに、“武士の情”どころか、売上第一主義で叩きまくっています。

しかし反対者が「朝日」の元記者と家族・学生に至るまで、暴力的脅迫をあたえるとなると、思想、表現、報道、学問などの自由を弾圧するテロ行為となります。

日本はいま憲法をめぐって永久不戦と集団的自衛権が争っています。この両派のどちらからでも、反対思想、反対表現者に対するテロリズムが発生すれば、テロ派が民主主義の天敵であることを自ら露悪することになります。植村隆氏に対する暴力的弾圧を、広島、長崎、三百万を越える犠牲を踏まえて得た民主主義の名にかけて、絶対に許すべきではありません。

     ◇

呼びかけ人は以下の通り。

池澤夏樹(作家)

伊藤誠一(弁護士、元日弁連副会長

内田樹神戸女学院名誉教授

内海愛子市民文化フォーラム共同代表)

太田原高昭(北海道名誉教授、元北星学園大助教授

岡本仁宏(関西学院大教授、ワシントン大客員研究員

荻野富士夫(小樽商科大教授)

小野有五北海道名誉教授、北星学園大教授)

海渡雄一(元日弁連事務総長

桂敬一(元東京大教授)

加藤多一(絵本作家

神沼公三郎(北海道名誉教授

香山リカ(立教大教授)

姜尚中聖学院大学長)

神原勝(北海道名誉教授

古賀清敬(牧師・北星学園大教授)

後藤乾一(早稲田大名誉教授

小林節(慶応大名誉教授弁護士

小森陽一東京大大学院教授)

斎藤耕(弁護士

佐藤博明(静岡大名誉教授・元学長)

新西孝司(元高校教師

鈴木賢北海道大教授)

高橋哲哉東京大大学院教授)

田中宏(一橋大名誉教授

千葉真(国際基督教大教授)

中島岳志北海道准教授

中野晃一(上智大教授)

西谷修(立教大特任教授)

西谷敏大阪市立大名誉教授

原寿雄(ジャーナリスト、元共同通信編集主幹)

秀嶋ゆかり弁護士

福地保馬(北海道名誉教授、医師)

藤田文知(元BPO放送倫理・番組向上機構〉)

藤原宏志(元宮崎大学長)

真壁仁(北海道大教授)

松田正久(前愛知教育大学長)

水越伸東京大教授)

森村誠一(作家)

山口二郎(法政大教授)

結城洋一郎(小樽商科大名誉教授

渡辺達生弁護士

和田春樹(東京大名誉教授

http://www.asahi.com/articles/ASGB67JQTGB6PTIL03H.html

負けるな北星!の会 中野晃一氏と山口二郎氏「日本式マッカーシズム学問の自由への脅迫」 日本外国特派員協会

Koichi Nakano & Jiro Yamaguchi: "Japan-style McCarthyism and Threats to Academic Freedom"

http://www.youtube.com/watch?v=TNjWHwCQbcE

中野晃一

https://twitter.com/knakano1970

中野晃一 Koichi NakanoさんはTwitterを使っています: "情勢は極めて厳しいですが、引き続き北星学園が負けないよう応援を。まだ学内で頑張っている方たちがいます。 “@doshinweb: 北星学園大、元記者の契約更新せず 学長、脅迫問題で方針 http://t.co/yYVgdbsJBS”"

https://twitter.com/knakano1970/status/528353795776843776

山口二郎

https://twitter.com/260yamaguchi

山口二郎 自由を守る 2014年10月06日

先日、本欄で日本におけるマッカーシズムの出現を指摘したが、事態は一層悪化している。元朝日新聞記者で、記者時代に従軍慰安婦について記事を書いた植村隆氏及び家族に対する人身攻撃が常軌を逸している。

植村氏は、今年春から関西の私立大学の教授に就任する予定だったが、右派メディアの攻撃によって辞退を余儀なくされた。現在は、札幌にある北星学園大学非常勤講師を務めているが、関西の一件で味をしめた右翼の脅迫によって、来年度の継続が危ぶまれる状況となっている。植村氏の書いた記事に批判があれば、言論で戦えばよいだけの話である。学生や家族まで巻き込んで危害を加えるなどと脅迫することは、言葉によるテロである

現状を憂うる学者やジャーナリストが集まって、北星学園大学学問の自由を守るよう支援する運動を始めることとした。今の大学への攻撃を見ていると、戦前の天皇機関説事件や蓑田胸喜一派による自由主義者追い落としを思い出す。まさに戦端は開かれた。ここで右翼の横暴を止めなければ、これから日本における学問の自由は崩壊することになるだろう。

意見は違っても、言論には言論で対抗するのが自由主義の本質である。本紙の読者の方々にも、ぜひ関心を持っていただくようお願いする。

東京新聞10月5日

http://yamaguchijiro.com/?day=20141006

慰安婦報道めぐり脅迫文 2大学に元朝日記者の退職要求 2014年10月1日03時00分

北星学園大(札幌市厚別区)に今年5月と7月、慰安婦問題に関する記事を書いた非常勤講師元朝日新聞記者(56)の退職を求め、応じなければ学生に危害を加えると脅す文書が届いていたことが捜査関係者への取材で分かった。大学側から相談を受けて、北海道警札幌厚別署が威力業務妨害の疑いで調べている。

捜査関係者によると、文書は学長ら宛てで、5月29日と7月28日に郵送で届いた。印刷された字で「元記者を辞めさせなければ天誅(てんちゅう)として学生を痛めつける」「釘を混ぜたガスボンベを爆発させる」などと書かれ、元記者や朝日新聞の報道を批判する内容。それぞれ数本の虫ピンが同封されていたという。大学関係者によると、9月中旬に「爆弾を仕掛ける」との内容の電話もあったという。

元記者は91年8月、元慰安婦の証言を韓国紙などに先駆けて報じていた。

また、帝塚山学院大(大阪府大阪狭山市)にも9月13日、慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者人間科学部教授(67)の退職を要求する脅迫文が届いていたことがわかった。大学被害届を提出、府警が威力業務妨害容疑で調べている。元記者は同日付で退職した。

府警や大学によると、同大狭山キャンパスに法人理事長や学長らに宛てた封書が計4通届き、それぞれA4判2枚の文書に「辞めさせなければ学生に痛い目に遭ってもらう。釘を入れたガス爆弾を爆発させる」などと記され、釘1本が同封されていたという。

元記者は韓国・済州島で女性を強制連行したと証言した吉田清治氏(故人)に関する記事を数本書いていた。朝日新聞社が8月、吉田氏に関する記事を取り消した際、吉田氏の証言を最初に取り上げた記事の筆者を匿名でこの元記者と記したが、その後、元記者でなかったことが確認された。

http://www.asahi.com/articles/ASG9Z63FLG9ZUTIL060.html

慰安婦報道 元記者の家族も攻撃 2014年10月7日03時38分

慰安婦報道にかかわった元朝日新聞記者が勤める大学へ脅迫文が届き、警察が捜査を進めている。インターネット上では、元記者の実名を挙げ、「国賊」「反日」などと憎悪をあおる言葉で個人攻撃が繰り返され、その矛先は家族にも向かう。暴力で言論を封じることは許せないと市民の動きが始まった。

この元記者は今春、朝日新聞社早期退職した植村隆氏(56)。2年前から続けてきた北星学園大(札幌市厚別区)の非常勤講師を現在も務めている。

大学は9月30日、学生と保護者に向けた説明文書の中で初めて、植村氏の退職を求める悪質な脅迫状が5月と7月に届き、北海道警被害届を出したことを明らかにした。3月以降、電話やメールファクス、手紙が大学教職員あてに数多く届き、大学周辺では政治団体などによるビラまきや街宣活動もあった。

同僚教員は言う。「もはや植村さんだけの問題ではない。大学教育、学問の自由が脅かされている」

攻撃は北星学園大にとどまらない。帝塚山学院大(大阪府大阪狭山市)にも9月13日、慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者人間科学部教授(67)の退職を要求する脅迫文が届き、府警が威力業務妨害容疑で調べている。元記者は同日付で退職した。

ネット子どもの写真や実名

「反日」「捏造(ねつぞう)記者」といった言葉で、北星学園大に勤める植村氏を中傷するネット上の書き込みが目立ち始めたのは今年1月末だ。

週刊文春」2月6日号が「“慰安婦捏造朝日新聞記者お嬢様女子大教授に」との記事を掲載していた。かつて慰安婦の報道にかかわった植村氏が、4月から関西の大学で教鞭(きょうべん)を執ると伝え、植村氏が書いた記事について「捏造記事と言っても過言ではありません」との研究者コメントがつけられていた。

ネット上で、大学へ抗議電話やメールを集中させる呼びかけが始まった。3月、大学側が「採用予定だった植村氏との雇用契約は解消されました」とホームページで公表すると、ネットには「吉報」「ざまぁ」の書き込みが相次いだ。

植村氏によると、その後、自宅に面識のない人物から嫌がらせ電話がかかるようになった。ネットに公開していない自宅の電話番号が掲載されていた。高校生の長女の写真も実名入りでネット上にさらされた。「自殺するまで追い込むしかない」「日本から、出ていってほしい」と書き込まれた。長男の同級生が「同姓」という理由で長男と間違われ、ネット上で「売国奴のガキ」と中傷された。

嫌がらせや中傷は今もやまず、植村氏が弁護士を通じてひどい書き込みの削除をプロバイダーに求めているが、削除が追いつかないという。

■各紙、足並みそろえて批判

朝日新聞は10月1日付朝刊で元記者の勤務先の大学に脅迫文が相次いで届いたことを報じた。2日付で「大学への脅迫 暴力は、許さない」と題した社説を掲げたほか、毎日、読売、産経の各紙も社説で取り上げ、厳しく批判した。

朝日の慰安婦報道を紙面で批判してきた産経は同日付で「大学に脅迫文 言論封じのテロを許すな」と題した「主張」を掲載。「報道に抗議の意味を込めた脅迫文であれば、これは言論封じのテロ」「言論にはあくま言論で対峙(たいじ)すべきだ」と訴えた。

毎日は3日付の社説大学への脅迫 看過できない卑劣さ」で、今回の事件の背景には「一部の雑誌やネット上に広がる異論を認めない不寛容な空気がある」と指摘。「ヘイトスピーチ(憎悪表現)にも相通じる現象だ」とした。

読売も3日付で「大学への脅迫文 言論封じを狙う卑劣な行為だ」と題する社説を掲載した。

■家族や職場への攻撃は卑劣だ

植村隆元朝日新聞記者の話〉 1987年5月、朝日新聞阪神支局に男が押し入り、散弾銃で当時29歳の記者が殺された。私は彼の同期だ。問答無用で記者が殺されたあの事件と今回のケースは異なるが、身近に思えてならない。家族や職場まで攻撃するのは卑劣だ。私が書いた元慰安婦に関する記事に批判があるが、記事を捏造(ねつぞう)した事実は断じてない。今後、手記を発表するなどしてきちんと説明していきたい。

テロ行為にも等しい

五野井郁夫高千穂准教授政治学)の話〉 民主主義の要である言論の自由を暴力で屈服させるテロ行為と等しく、大変危険だ。ネットや雑誌で「売国奴」「国賊」という言葉が飛び交う中、短絡的なレッテル貼りが今回の事件を惹起(じゃっき)していると考えられる。言論を暴力で抑圧してきた過去を日本社会は克服したはずなのに、時代が逆戻りしたかのようだ。私たちはこうした脅しに屈してはいけない。

■社会への不満、背景に

鈴木秀美・大阪大教授(憲法・メディア法)の話〉 嫌韓・反中やヘイトスピーチにつながる排他的な考えのはけ口として、朝日新聞関係者を攻撃する構図がある。背景に現在の社会への様々な不満も重なっている。雑誌が「売れる」ことだけを考え扇情的記事を書き、こうした暴力性をあおっている側面もある。メディアにはものごとを冷静に考える材料となるような建設的な議論が求められる。

■脅迫は許されない

八木秀次・麗沢大教授(憲法学)の話〉 慰安婦問題を報じた元記者が中傷されていることを当事者の朝日が問題視して、読者の理解を得られるだろうか。普段、企業や役所の不祥事を厳しく追及しているのだから、執筆の経緯を元記者が自ら説明すべきだ。ただ、個人を「さらし者」にして攻撃するネット文化にくみすることはできない。脅迫は許されないし、職を奪うまでの行為は行きすぎている。

国際的評価を下げるだけ

古谷経衡(つねひら)さん(著述業)の話〉 朝日の Permalink | 記事への反応(1) | 23:12

2014-10-26

部下が上司指導料2万円/月払う会社

その業界で食っていくためにどうしてもその会社、その人の弟子になりたくて

しばらく無給で働かせてもらうとかって事はたまにある事だと思うけど、

人事で勝手に決められた上司に毎月2万円も指導料払うってどうかしてるなぁ。

それともあれかな、カネ払う代わりに上司自由に選べるのかな笑

  

什器使用料も取られてるらしいじゃん笑

雇用契約見なおしてみたら、実は業務委託だったりしてな・・・

2014-10-13

就活」って言葉諸悪の根源だと思う

就職活動」って、単語が悪いんだよ。

大学新卒者が、主体的に行う求職活動」だと、世論は思うだろ。

実際は違う。

本来は、雇用契約に至るまでのネゴであってさ、雇用主と労働者とが一対一の契約関係になるんだろうけど、

世の中そんな理想世界にはなってないわけじゃん。

実体的には「企業による、大学新卒者を対象とした採用活動」なワケだろ。

まり主体企業側であって、新卒者側には無いんだよ。

そこを見誤るから、「失敗」とかって単語が出てくる。

企業から見る、採用活動

本当に結構割合就職活動を通じて、人間性を否定されたと思って傷つく人間が居る。

気の持ちようで前向きになれると思うから書くんだけどさ、ちょっとまずは俺の仕事想像してくれよ。

エントリーシートがやってくる

まずは、オマエさんは起業してそこそこ成功した実業家だとしよう。で、人手が足りないから新卒採用をしたい。

なんだかうまいことTVCMの効果もあってか名前だけは売れてたから、どっとエントリーシート履歴書が来たとしよう。

まあ、ざっくり1000通の応募があった。採用したいのは10人ぐらいだ。

毎月給料払ったり保険料出したりするんだし、20人雇ったら会社が傾きかねない。

で、だ。

面接だってタダじゃ無い。

いやタダなんだが、オマエさんが雇ってる人事担当者であるオレに月給という形で給料を払ってる。

まずは書類審査

そうすると、書類審査をするわけだ。いやま、実際酷いのもある。

プリクラが貼ってあったって都市伝説から写真が剥がれちゃってどれかわかんねえとか(写真の裏に名前を書かない)、

明らかにコピーな上に、別の会社名前が書いてあって入りたい意気込み述べられちゃってるとか、

コピーなのは良いんだけど斜めってて端っこが欠けてるとか、まあ想像を絶する実話が結構ある。

そういう、「明らかな問題外」をハネる。

すると、まあ、だいたい900通ぐらいは普通の応募していただいた学生さん達が残る。

上司からグループ面接からでも、できて100人だかんな、と言われてる。

で、こっから先は会社に寄るだろうけど、オマエならどうやって選ぶ?

TOEICの点数が書いてあったら上から採りたいところだ。

会社関係のある研究してる院生が応募してきた?それは残しとこう。Fランで字が汚い、うーんじゃあ申し訳ないけど。

そうやってノリと勢いでざくざく切り落としていく。

会社によるよ。大学名で切ってると(飲み屋では)公言する企業存在はする。逆に大学名を隠して面接してる所もある。

大手ならネット試験をしたり、人海戦術で巨大会場でテストやったりね。

集中力を見る「大」を20コ書かせる試験とか、「誰かに常に監視されている気がする YES/NO」みたいなストレス耐性みるテストもある。

この辺はまだギリギリ「人の価値」でフルイワケしていると言える段階だったりはする。

そして面接

んでだ、なんとかかんとか100人を選んで、5人のグループ面接x20回を通じて、まあ30人くらいに絞るわけだ。

ここからだよ。気にする必要が無くなるのは。

よく考えてくれ。テストでもTOEICでも大学偏差値でも良いんだが、そこまでは定量的基準評価が出来る。

開示するわけにゃいかんが、それで「オレは他人に比べて実力が無かったんだ……」と落ち込むのは判る。

そこは、自己分析自分商品価値で身の丈を知るのにも意味はあるだろう。

TOEIC頑張るなり、院で学歴ロンダリングでもなんでもしてくれ。

だがな、「面接」だぞ?「インタビュー」だ。

ポリグラフにかけるのだって、専門の担当官が試験するんだぜ?

お前の前に座ったオッサンは、通り一遍レクチャーを受けてるか、下手するとタダの部長だったりする。

そうするとな、そこは定性評価だったり、フィーリングだったりするんだよ。

一緒に働きたいと思うような、価値観が合う相手を選ぶ、とかならまだ納得のしようもあるだろう。

面接の直前に部長浮気が奥さんにバレて「説明して下さい」というメールを貰った直後だったりすると、

当然ソイツらの評価は悪くなる。人間自分の状況で評価にぐらつきが出る。

愛人から「早く会いたい」ってメールが来た直後の面接だったから、キミは2次面接に残れたんだよ、とか説明できんだろ。

面接の不合理さと無慈悲さに

国勢調査アンケートとかって、質問の順番もかなり慎重に調整されてるらしい。

なんでかっていうと、人間前後の状況にかなり左右されるんだよね。

アイドルとしては無しだなwww」とか2chで書いててもよ、実際に飲み会出会ったら超可愛く見えるとかな。

から書類審査で撥ねたはずのトンデモねえ学生さんがやってきた後に、

可愛らしい女性面接会場に入ってくると、そりゃオッサン共の点の付け方は甘くなるわな。

我が社を志望した理由を教えて下さいとか、まあ儀礼的に聞くわな。

学生さんだってうちのことはコマしかみてねえだろうから、本気度を見たいわけだよ。

内定辞退されないと自惚れていない自覚がある人事が居るところほどそうだよ。

で、「本気度」とか別に数値化できるわけじゃないから、「オレ」のフィーリングだよ。

そして、オマエさんの目の前に、1000人から厳選された30人がやってくる。

オマエさんが社長だが、人事からはキツく、どんなに採っても内定辞退予定込みで15人までです、と言われている。

さあ、どう選ぶ?そして、選ばなかったヤツは、なぜ選ばなかった?

就活ゾンビになるとか、モッタイナイし、気にしすぎだよ

(一応書いとくと、不安で不眠になったり暴飲暴食するとか言うときは、心療内科行くと楽になるよ。ヤバイと周りから言われたら病院へ行こう)

さ、企業から就活」を疑似体験して、どうだった?

良く言われるフレーズに「就活で問われるのは、社会人として最低限必要マナーである」というのがある。履歴書文体、形式、字の綺麗さ、面接での挨拶、服装、表情、声の大きさ、抑揚、etcetc....。それらが減点方式評価されていく。

履歴書に書かれる内容も、「いかに自分人間らしく、生き生きと過ごしてきたか」についてである

今の就活で問われているのは「人として最低限のことができてますか?」ということである。つまり就活に失敗するということは、最低限がクリアできていないことに他ならない。

こんなこと考えて、「落としたヤツは人として最低限が成ってない」とか思って落とした?

そうじゃないだろ。

フィーリングとか、可愛いとかカッコイイとか、襟袖が汚れててなんか不衛生とか、髭が汚えとか、同郷だったとか、

たまたま自分大学時代の専攻と同じで知識が身についてるヤツを残して、他のヤツの研究が良く判らなかったとか、

その程度のモンだよ。面接評価者は、別に定性評価者として訓練を受けてるわけじゃない。

就活に失敗したって言うのは、単に「企業側が感覚で選んだ中に残れなかった」ってダケ。

から主体的就職活動をする学生さん側ができることって、ほとんど無い。

転職活動だと思って動くと良いよ

単純な話、バブルの頃より大卒が増えて、企業側の採用人数は絞ったり変わらなかったりだよ。どうやっても余りが出る。

コレは単純な算数の話で、誰が悪いわけでもない。

例えば、三菱商事にどんなに入りたくても、あそこ150人ぐらいしか採らないわけだよ。

転職先としても相当な実績がなきゃ無理だろ?

そうやって、「実績無し」状態の自分が、どこに転職する?と考えて動けば、ダメ元で応募してるわけだし、落ちて元々だと思えるだろ。

今なら就活特集で言われる「面接に落ちた時、自分否定されたように感じた」という言葉理解できる。売り出す商品自分プレゼンするのも自分就活というコンペに負けた原因は、プレゼンの仕方が悪いだろうと、商品の質がわるいのだろうと、他の商品より魅力がない原因は、どうあがいても自分以外何物でもないのだ。

コンペに負けた原因は、面接担当官が前日に彼女にフられたからだよ。

もしくは、一回精神を病んだ上司に顔が似てたからだよ。うまくいかない同僚と仕草がそっくりだったからかも知れない。

コンビニポテチだって、手にとって貰うところがスタートだけどよ、

のりしおを選んだオマエが手に取らなかったコンソメが「自分が選ばれなかったのは、自分が悪いからなんだ……」と病んでたら、どう思う?

コンビニに並んでるポテチコンソメは、何を失敗した?

まとめ

就活から見れば、単なる運だよ。対応するには、数こなすしかないよ。自衛隊とかすき屋は嫌なんだろう?

(まあ、一次面接で常に即嫌な顔をされるなら服装と清潔感を見直そう)

ざっくりいって今の日本の「就活」は、企業側の「ピックアップ作業」が主体だよ。正否はそっちで語るべき。

ファミレスチーズハンバーグ定食頼んだときには、それ以外の全てのメニューお祈りメールを書いてるつもりで食べてくれ。

http://anond.hatelabo.jp/20141012034537

2014-09-17

父親が息子に対してした犯罪逮捕された場合における、父親の会社が父親を解雇にしたり地位を下降させるなど不遇な処遇をすることは一切無効

まあこれは俺の論文だけどな

事案の概要

本件は、父親である甲が、その息子であるAのパソコンLANケーブルを息子の部屋から勝手に持ち出し、自己の車内に隠したとして、窃盗罪に問われ、刑は免除されたものの、逮捕されたため、甲がその勤めている会社Bに解雇されたことについて、Aが、Bの甲に対する解雇解雇権の濫用として無効であると訴え出た事案である

判決要旨

民間会社は、その雇う社員が不良な行為を犯すなど、会社との雇用契約を維持するに堪えない正当な理由があるときは、その社員解雇する自由を有するものであるしかしながら、社会通念に基づき、その解雇によって社会的にとうてい受容できない結果が生じるなどする場合には、その解雇は、解雇権の濫用として無効となると解すべきである

 これを本件についてみると、甲は、その息子の生活の楽しみを邪魔するため、息子が不在である間に、息子の部屋に勝手に立ち入り、パソコンインターネット接続必要LANケーブル窃盗し、それを自己の車内に隠して息子がそれを取り戻せないようにしたことで窃盗罪に問われたものの、刑法244条1項によって刑は免除された。しかし、B会社は、科刑は免れたものの甲が犯罪をしたことは、甲との雇用契約を維持するに堪えない事由である判断し、甲を解雇している。しかしながら、本件のように、家庭内において、父親である甲が息子の私物窃盗し、それを息子が通報し、甲が正当な手続き逮捕され、それがため甲が会社解雇されて、息子を含む甲一家が生計を維持できなくなると、結局、Aは甲に窃盗を受けたにもかかわらず、それを通報すると甲がBから解雇され自己の生計が維持できなくなることは容易に想到され、Aは甲の犯罪について泣き寝入りをするしかないこととなる。このように、息子が父親から犯罪を受けた場合事実上息子が父親の行為について通報できなくなる結果は、とうてい社会的に受容できるものではないから、本件のような事案において、甲が息子に対する窃盗を犯したことでB会社が甲を解雇することは、解雇権の濫用に該当すると解すべきであり、よって、本件においてB会社が甲に対してした解雇無効であり、甲はB会社社員としての地位回復し、また、解雇以外の社内における一切の不遇な待遇地位の下降など)も一切無効とされると解すべきである。このような事案において、B会社は、甲が犯罪をしたにもかかわらず一切の不遇な処遇ができないこととなるが、息子が父親からあらゆる犯罪を受けても通報できないという最悪な結果を避けるためにはやむを得ないものであり、B会社社員に対する処遇権、解雇権等は、本件具体的事情の下においては、犠牲とならざるを得ないのである

2014-09-10

日雇い労働体験記。

・私のスペック兵庫私立高校出身東京国立大学生現在大阪実家帰省中特にお金必要なわけではなく、社会経験的な意味合いが強い。
アルバイト経験自覚はあんまりないけれど、
大学TA学内調査での学生スタッフ大学生協内での単発バイトセンター試験廊下要員
という大学内での経験はあります。


・9/8

http://shotworks.yahoo.co.jp/sw/detail/R000038231
このページを親に見せられて、19時までに着くように出かける。
しかし登録会とかいうのは終わっていた。
梅田は懐かしいなぁとだけ思いながら帰る。

時間90分、交通費560円

・9/9

http://www.nextlevel2008.com/?page=page26
18時の会に参加する。参加者20名程度で満席http://i.gyazo.com/fa717abcca9b398b9119822d0d083043.png

まず登録システムのご案内という紙が配られて、ちんたらした説明を受ける。
説明後に一人だけ不満だったようで帰った。

私も疑問点があって、交通費に関する概念。これはつまり日雇い労働者は全員梅田に住んでいる扱いということなのかなと。こういうもんなの???
給与受け取りに関する交通費は出ないので実質的には2カ月後に給与受け取り???

メール送信によって、自分の連絡先等の情報を送る作業をする。

なおおそらくこの時にエントリーシートA4サイズ3枚で2枚は誓約書で1枚は情報記入)も配られるはずだと思うが、担当者ミスで配られず、全員ぽかーんとしている時間結構あり
エントリーシートをチェックする次の担当者が、登録システムの説明をしていた担当者に怒りを露わにしていた。

エントリーシート個人情報の他には、パソコンが使えるか、運転免許の有無の欄があったり
また得意不得意に関しても一言だけ書く欄があったので、得意:頭脳労働、不得意:肉体労働 と書きました。

書き終わったら列に並んで、確認してもらう。
テニスやってました、とか書いた人は、錦織の話題などを話していた。
確認後、明日が暇である人は別の受付で仕事の案内を受ける。

私のエントリーシートに関しては一切の会話もなくOKを貰い、明日は暇であると答える。

そう答えるためにわざわざこんなところに来たわけですからねと自分に言い聞かせます。
(あとエントリーシート提出する前に写真とっとけばよかったなとか思ったりしました)

そして、体力はないので肉体労働以外で、と答えてリストを出される。

以下はその時のリストではないが、リストイメージは以下の通り

【淀川区/8:00-17:00】運搬・手元作業
【JR天王寺駅/8:30-17:00】運搬・手元作業
【地下鉄八尾南駅/8:30-17:30】運搬・手元・片付け作業
【地下鉄 心斎橋駅/6:00-9:00】搬出作業
【JR 住道駅/8:00-17:00】手元作業
【JR 久宝寺駅/8:00-17:00】工場内作業
【JR加島駅/8:20-12:00】搬出作業
【JR住吉駅神戸)/9:00-17:00】搬入出・手元作業
【阪急川西能勢口駅/10:00-15:00】搬入手元
【泉北高速深井駅/9:00-12:00】搬出作業
【JR鷹取駅/9:00-16:00】搬出作業
【地下鉄 喜連瓜破駅/9:00-17:00】仕分け作業
【阪急塚口駅/9:00-16:00】大工さんの手元・補助作業
【地下鉄 新森古市駅/9:30-17:30】着ぐるみスタッフ南海二色浜駅/9:30-17:30】着ぐるみスタッフ南海湊駅/11:00-15:30】自動販売機の設置補助
【地下鉄門真南駅/13:00-17:00】搬入・整理作業
【JR大阪駅/20:30-24:00】店舗什器搬入作業
【JR大和小泉駅/21:00-30:00】店舗の陳列棚の分解補助

そしてその時の私の印象としては、このリスト見せられてどれがいい?って言われてもさっぱり分かんないな、という。


とりあえず担当者が他の人の相手をしている間に慣れてないスマフォでググりまくる。


そして選んだのは以下。

【労働通知書】
明日9月10日お仕事の詳細です。
時給820円+B作業手当

人数:1
業者名:※※※
業者担当者:※※※
業者担当者TEL:※※※
現場住所:地下鉄 ※※※駅
時間:09:00~12:00
スタッフ集合場所地下鉄 ※※※駅
スタッフ集合時刻:08:25
業者集合場所地下鉄 ※※※駅
業者集合時刻:08:25
作業内容:配送助手
持ち物:軍手 カッター
服装等:作業しやすい服装(ジーパン・ジャージ・スウェット NG)
注意事項:駅に到着しましたら業者担当者電話して合流して下さい。※解散は ※※※になります。

_________________________
当該労働条件は業務がある日ごとに当社とあなた雇用契約を結ぶ、
「日雇い」「日々雇用」などと呼ばれる雇用形態により定められた内容です。
あなたには雇用保険健康保険厚生年金保険適用はなく、
労働基準法20条(解雇の予告)なども適用されません。
14回目の就業までは、労働基準法第21条第1項第4号の試の使用期間としま
す(見習い回数とは別のものです)。
1日8時間を越える就業が最大15時間あることがあり、
当該就業の月あたりの上限時間は80時間です。

その他の事項については、登録時の労働条件説明書類の定めによります。

上記内容にて労働条件を通知します。
 株式会社ネクストレベル
 Tel:06-6371-6203
 大阪府大阪市北区芝田1-10-10 芝田グランドビル 12F

通信欄:扶養控除申告書を未提出の方は、提出してください。



そして家に帰ります時間時間交通費560円

あとコンビニ軍手を購入しました。350円。

これ安いやつの方がよかったと思う。手袋の中で皮膚が引っかかって痛い感じする。


・9/10

起床メールとかも送る。

出発メールを送ったら返事がコレ

相手「すみません、出発少しお待ちください

ご自宅の最寄駅はどちらでしょうか?」

私の内心(書いただろ?なんで把握してないの?馬鹿なの?)

相手「申し訳ありません
(実家の近所)のお仕事キャンセルとなってしまいました

(聞いたことのない地名)でのお仕事が午前中までであるのですが
入って頂けませんか?」

私「仕事内容は何でしょうか。」(は??????????????????しかも少しお待ちくださいって書くよりも前にそれって分かってたの????そしてそれ他の日雇い労働者が欠席したってことだよね)

相手「荷降ろしになります

こちらが詳細となります
どうしても、人が足りませんのでお願い出来ませんか?

【労働通知書】
お疲れ様です、ネクストレベルです。
本日9月10日(水)のお仕事の詳細です。
時給820円+B作業手当

確認が出来ましたらご返信下さい。

人数:2
業者名:※※※※
業者担当者:※※※※
業者担当者TEL:※※※※
現場住所:門真市※※※※
時間:08:00~11:00
スタッフ集合場所京阪 ※※※※
スタッフ集合時刻:07:30
業者集合場所:現地住所
業者集合時刻:07:45
作業内容:荷降ろし
持ち物:軍手 カッター
服装等:作業しやすい服装(ジャージスウェット・短パン・派手な服装 NG)長袖
注意事項:駅到着後、スタッフ同士合流し現地へ向い担当者様に連絡し合流して 下さい」

私「時間は到着後から12時くらいまでと解釈していいのでしょうか」

相手「到着から終わりは遅くても12時には終わります!お願い出来ますか?」

私「では行ってみます。」

相手「有難うございますどのくらいに駅に着きそうでしょうか?」

私「9:00くらいだと思います。到着した後はどうすればよいのでしょうか」

相手「現地へ直接向かって下さい!

現地付近にて担当者様に連絡し合流をお願いします

駅に着きましたら、事務所メール結構ですので
御連絡をおねがいします」


私、駅についてメール電話通話料の発生である)


相手「駅にてタクシーで現地へ向って下さい!!」


さて知らない駅に来たのであるが、出口から降りて、交通量の多いところでタクシーを探す、が空車のタクシー全然見つからない。

何度か電話でやりとりをした後に、駅の反対側の出口にはタクシー乗り場があるよって言われる。

こんな駅にもタクシー乗り場があるのかというのと、出口に関する運のなさだった。


相手「終了時間なのですが
他の作業から人でを回されているらしく
遅れ気味の様ですので
残業が少し入ると思います
申し訳ありませんが
対応可能な時間までで大丈夫ですので
出来るだけ対応して頂けますか?

宜しくお願いします。」

10時前に代打日雇い労働者が2人到着。もともとは8時に2名だったはずで、業者担当者派遣会社(っていうの?)に対して不機嫌


作業内容は、コンテナの中の大量の段ボールの荷降ろし

段ボールには番号のあるシールが貼ってあり、同じ番号のものパレットの上にきれいに積み上げ直して、業者さんはフォークリストパレットを倉庫内に移動する、をずっとくりかえす。

それが終わったらコンテナの中を箒で掃除した。

そして倉庫の中でも段ボールを少し運んだりした。

12から業者さんたちがお昼休みに入るので、それで終わり。


段ボールは重かったので肉体労働だと思った。

もう一人の男の子に、こういう仕事ってよくしますかって聞いたら、疲れるからあんまりしないって言ってた。

ジムかいって良質な環境お金払って運動するか、狭く奥深いコンテナの中という環境お金貰って運動するかって感じだと思う。


時間時間交通費1020円+760円通話料(普段は毎月0円)




そんな感じ。


現在の出費、3250円。回収可能、490×2+760+900×2=3540円

回収にかかるお金560円


時給マイナス27円くらいかしら。


いちいちとりにいくのめんどくさいなって思ってるのでまだまだ自分人生に無関心だなって思う。




2014-09-09

http://anond.hatelabo.jp/20140909122956

みなし残業20時間残業する場合は休憩を入れるんでしょ?

休憩については労働基準法で定めるところだし、

みなし残業については雇用契約書で確認できることじゃないの?

みなし残業20時間はむしろ短いほうだと思うよ。

会社によっては40時間とかざらだし。

そもそも、みなし残業

残業をしないで成果を出す人のための制度なので、

有効活用したければ、さっさと仕事終わらせて定時で帰れば?

俺はまたブラック企業に入ってしまったのだろうか。orz

この程度でブラック言ってたら、会社のほうがかわいそうだわ。

交通費 15000円

これは月単位?なら普通

年だったらやっていけないだろうけど。

元増田残業で稼ごうとしているきらいがある。

こういう手合いは現場としても邪魔なので消えてほしいところ。

2014-08-27

http://anond.hatelabo.jp/20140827152415

こっちは人件費かけてやってんだぞ

知るかよ、そっちの都合じゃん。こっちは給料もらってるわけじゃねーよ。

内定なんて曖昧もので拘束しようとすんじゃねーよ。

さっさと雇用契約結んで最低賃金払えばいいだろ。

2014-08-05

妊娠を理由にパートをやめさせられた話


文章を書くのが苦手なので、時系列に書いて行きます

結局泣き寝入りした話なのでな〜んの参考にもならないと思うけど、

こんなことも実際にあったんだということを ここに記録。



アラサー主婦

田舎中小企業パート勤め約2年。


2人目を妊娠し、

今年1月、安定期に入ったため

経営者(ヒステリックなおばさん)に妊娠の報告。

6月出産なので4月末まで働かせて欲しいと話すと、

いらんで今すぐやめろと言われる。(妊娠は普段の業務に支障はない)

マタハラ』でググって出てきた労働局雇用均等室に電話してみる。

雇用されてすぐに雇用契約書を書いてもらうのが当たり前だったのに。

市の労基局に電話したら?』

と言われる。

一応、世間話みたいに1時間ほど話を聞いてくれて

強く生きろ、みたいなことを言われた。

いいおじさんだったけど、ちょっと違うような…

社員さんが経営者に何度か話をしてくれたが、

月末でやめてもらえと言われる。

市の労基局に電話

法律では妊娠を理由に解雇できないから

解雇通知書を書いてもらって、また電話ちょうだい』

と言われる。

経営者に文句言いに行く。念のため録音。

解雇通知書をくれと言ったら

『訴えるんか!?』しばらく言い合いするとあちらが尻すぼみ。

『あとは社長と話し合う。またこっちから連絡する』

待ってても連絡がないので経営者に会いに行くが、いつも不在。

社長電話しても『俺は忙しいから』と逃げる始末。

労基局のすすめで、県の労働局雇用均等室に電話

優しいお姉さんに話を聞いてもらう。

必要なら行政指導しますよ。あなた名前は出しませんが、

あちらはあなたがうちに相談したことはわかるでしょうね…』

と言われる。

自分がいつまで働くかまだわからないから

とりあえず指導は保留してくれと言った。

次の日。話し合いもしてもらえないまま、月末。

今日でやめるのか、どうなのか自分でもわからないまま経営者のところへ。

結局 経営者に『もういいです、こんな状況で働けません』と言うと

『残念ねぇ、お子さんを預けられるようになったらまた戻って来て♪』

と何事もなかったかのように見送られる。

社長は私の顔を見て逃げた。

労働局雇用均等室に、もういいですと電話



※『経営者』と『社長』は別の人ね。わかりにくくてごめん。



出産を終え、体調が戻ったいま思い返してみると

なぜ訴えなかったのか。

私の性格ならもっと強く言えたんじゃないか。

なぜ泣き寝入りしてしまったのか。悔しくて仕方がない。


当時の私はまだまだつわりがあり、絶不調。

大好きな仕事、大切な職場人達とこんな別れ方をするなんて。

でも要らないと言われるなんて、私はそもそも役に立っていたのか?

と1ヶ月間脳みそフル回転でいろんなことを考え、

泣いてばかりで お腹が痛む日もあった。



お腹の子のことを思って泣き寝入りする人ってすっごく多いんじゃないかな。

ただでさえ体調悪いのに、

『やめろって言われたのに訴えてまで働く』ってものすごいストレスだよね。


あ〜、思い返してたらなんか体調悪くなってきた。


働きやすい世の中になるといいな。

2014-06-03

25歳ニート就活

 「採用の決め手となる何かが足りない。やりたいという熱意が見えてこない。たとえ、貴方が熱意を持っていたとしても、この面接で感じとることができない。後日、もう一度面接しましょう。そのときまでに、もっと業界研究をして、弊社に入りたいということをアピールできるようにしておいてください。」

 一次面接の壁を突破し、なんとか辿り着いた二次面接。そこで、社長さんに言われたセリフがこれだった。

------

 僕の今の状況を説明しよう。

 24歳で大学院修士課程卒業学生時代、十数社の企業や団体の採用試験を受けたが、どこも通らず。しかし、不採用だった1社から契約職員のお誘いが来て、1年間の契約で働くことになった。しかし、契約更新はしてもらえず1年で退職。そして、25歳。就職先が見つからずに、ニートになってしまった。(厳密には、求職活動中の人ニートとは呼ばないらしいが、読者の方にとってはこの表現の方がわかりやすいと思うので、こう表現する。)

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 学生大学院生)の頃は、受ける企業を少数に絞って、就職活動をすることにしてた。手当たり次第に受けるよりも、少ない企業に絞って企業のことを深く研究したほうが、企業側には熱意が伝わるだろうと思ったからだ。さらに、この戦略をとる理由としてもう1つ挙げられるのが、僕はあくまで学生なので、卒業研究に専念したいという思いがあったということだ。僕はもともと、勉強研究が好きで、就活なんていう雑用は早く終わらせたかった。

 企業もなるべく、研究だとか開発というような色合いの強そうなところを選んで受けた。それなりに、入りたいという意志があった。

 しかし、結果はどこも1次面接不採用筆記試験ほとんどの企業で通るのに、面接になると落ちる。

 その結果、「こんなに入りたいという意志があるのに、落とすなんてひどい」という負の感情と「どうせ、僕はどこを受けてもダメなんだ」というモチベーションの低下が生まれた。それでも、周囲の人の支えにより、少しずつ企業公共団体試験を受けて行った。そして、2月。ようやく就職が決まった。1年の契約職員だけど。

 そして、僕は1年間そこの会社で働いた。しかし、やっても失敗ばかり。イメージしていた仕事とは全然違う。職場の人との意見は合わない。円満な人間関係を作るために、もしくは職務を遂行するために、素の自分を殺し、つねに偽りの自分を演じなければならなかった。「言いたいことが言えない」という状態がずっと続いた。(1つだけ補足すると、いわゆるブラック企業ではない。福利厚生はちゃんとしているし、法律はちゃんと守ってるし、離職率も低い)

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 僕は、再び、就職活動をすることになった。僕は今までの失敗の原因を「自分性格企業の求める人材像の不一致」と考えた。だから自己分析を入念に行った。自分の心と向き合う作業。自分の今までの経験を踏まえて、自分性格を見つけ、ノートに書き出してみる。例えば、僕は学生時代によく先生質問することが多かったことや、研究をして新しいことを発見するのが好きなことから好奇心が旺盛な性格であることに気づいた。

 問題は、ここからである自分の「好奇心が旺盛な性格」にピッタリ合う職場はどこにあるのかということである。この問題には、「手当たり次第受けてみる」という作戦を取ることにした。幸い、ニートの僕には時間があった。企業を手当たり次第受けることに何の時間的制約も受けなかった。さらに、この作戦にはもう1つ利点があった。それは、心理的な安定が得られる点である。志望企業が2社ある内の1社から不採用通知がくるのと、志望企業20社あるうちの1社から不採用通知が来るのでは心理的な負担が違う。20社のうち1社落ちても、たかが1社落ちただけで、まだ19社残ってると自分の心に言い聞かせることができる。また、学生時代に感じた「あれだけ熱心に調べたのに」という怒りも感じない。不採用通知が心のなかで穏便に処理されるのだ。

 いつしか自分の中で、こんなフローチャートができていた。

 自己分析企業探し→書類作成エントリーシート)→テスト面接)→不採用祈祷

 こんな流れができているもんだからテスト面接)の段階では、既に次に受ける企業のことを考えているという始末。

 僕は、就職活動が順調に進んでいる。そう思い込んでいた。しかし、状況は何一つ進んでいなかったのだ。僕は、就職活動というイベントを行っただけで、「就職先を決める」という本質を見失っていた。

 そして、「手当たり次第受けてみる」作戦の決定的な問題点が浮き彫りになった。それは、熱意の不足、もしくはやる気のなさである。僕の就活スタンスは「僕はこんな性格人間です。採用するかしないかは、御社が決めてください。」という形であった。「どうしても御社でなければダメなんだ。」「御社で働きたいんだ」という熱意が欠けていた。それが、不採用の原因となってきたのだ。

 考えてみれば、僕には、「どうしてもやりたいこと」や「どうしても欲しいもの」がなかった。企業に落ちても「別にいいや」、雇用契約更新されなくても「まあいいや」、恋人に別れようと言われても「しょうがないや」。いつしか、僕は、何かを追い続けるということをしなくなった。

 自分が本当にやりたいことはなんだろうか。大学院研究したどんな問題よりも難しい問題にぶち当たってしまったようだ。

2014-05-29

ばあちゃんが「労働時間規制改革」が分からんげな言いよるらしい

労働時間とか時間外割増賃金とかって面接時に説明あるやん?

でさ、双方納得して雇用契約書にサインするやん?

うわっ、残業代20時間までとか! って書いてあってもしょうがなければサインするやん?

行政関係ないやん?

違法と知っててサインして後から会社潰す覚悟裁判して未払残業代取るのもありっちゃろばってn、

そげなこつなら初めから待遇のいいところで働くほうが面倒がなくてよかやんね?

とか言いよるらしいが俺にはばあちゃんの言葉が半分しかからない。

2014-05-01

緊デジ、私的な総括 ~東北のある制作サイドから視点

緊デジ、私的な総括

http://www.pot.co.jp/default/20140501_150904493933661.html

大変興味深く読んだ。うちのことを書いているのかと思ったw



緊デジの話があったのはいつのころだったか。うちのような弱小制作会社にとってはとにかく大きな話だった。

そもそもなぜうちに問い合わせがあったのか今となってはそれもわからないが、改めて振り返る機会もなかったから、便乗して総括してみようと思う。


うちにとっての緊デジの結論は

・危うく倒産するところだった。というか話をそのまま鵜呑みにして"法律をしっかり守っていたら"多分倒産しただろう。さらに言えば、それが遠因となって倒産した福島会社は現にある。

・ようするに、こりごりだ。二度とやりたいとは思わない。

連絡をもらったのは確か2012年の年明けだ。

当時はまだ電子出版物を作るということしかからなかった。

うちにはそんなノウハウは全くなかったしやったこともなかったが、DTPだのWebだのができる会社だったら大丈夫とのことだった。

東北雇用を増やすという主旨を聞いてあぁなるほどなと思ったけれど、既に復興バブルが始まっていた当地においては申し訳ない気持ちがあったと同時に、「ま、お役所が考えることっぽいわな」と思ったものだった。

「覚えれば誰でもできる作業」ということだったから、そんなもの一時的雇用を作ったところでしょうがないじゃないか、と経営者ながら思ったものだ。

そういうことじゃないんだよ、復興っていうのは、とね。

話を聞けば聞くほど、「それ、うちで大丈夫かいな」と思うようになったのを覚えている。年商1億にも満たない我が社に割り当てられる冊数は相当なもので、緊デジだけで1億数千万以上の売上となる計算だった。

経営者としては究極の選択ではあった。

フレコミは「これを機に電子書籍制作体制を作れれば仕事が増えるしうちからも出しますよ」ということだったのだが、電子書籍未来が我々制作会社にとって大きな市場となるのかどうかなどまだわからなかったし、わからないもノウハウスキル時間と機会を投資するのは流れの速い昨今にあって経営上致命傷となりかねない。

はいえ、確実な売上が見込める特需が舞い込むということで、鼻息荒く「その売上増を何に投資するか」と巡らせたものだ。

これを機にMacを新調しようだとか、これを機に大手出版社さんとの取引を拡大させようだとか、この利益人材採用・育てようだとか。


さて、冷静にコスト計算してみる。InDesignは1本10万円としよう。パソコンもどう考えても足りん。

もちろんスペースも足りないから作業場所を確保しなければならない。採用コスト教育コスト馬鹿にならんだろう。

そして何よりも、その間受注を一部停止するわけだが、そんなリスキーな事はできるのか。

一体何人いればその売上を作れるのか。10人そこそこの我が社なのに、どう考えても数十人必要だ。

おまけに、全員が8時間労働とは限らない。

というか復興バブルが始まっていた当地において「最長でも1年ですよ」「別にスキルが付くわけじゃないですよ」などという仕事で人が集まるのだろうか。

最終的には下記のようになった。

パソコン・・・60台

Indesign・・・とりあえず15本(ほんとは60本必要だった。が、後述するがその投資は不可能だったため1ヶ月の期限付きの試用版で多くは乗り切った)

採用・・・30万円(媒体費用のみ。タウンワークとか)

事務所・・・オペレーション上、本社と離れた場所はいけないからたまたま空いていた同じビルの上階を借りた。短期で、という無茶な条件だったため、割増で掛かった。

机、椅子・・・60人分。

サーバ/HDD・・・50万円分くらい。

都合数百万か。

しかし、何より痛かった費用は、借り入れの金利と「支出を伴わないが確かに掛かる見えないコスト」だった。

見えないコストとは、例えば面接だ。

結局、述べ500人程度の応募があり、1通1通履歴書に目を通す。

面接集団で行ったが、それでもやはり1回2時間程度は掛かる(PCスキルの把握が必要だったため、テストも行ったから)。

これを何十回とこなす。人によって条件(働ける時間曜日)は違うし、できるだけ丁寧な説明を心掛けた。

そして教育だ。採用したとしても、最初から生産=売上を上げられるスキルなわけではない。

人によっては80時間程度の研修必要となった。この間は、いわば持ち出しだ。

管理コスト馬鹿にならない。毎日毎日名前も覚えていない人達の作業を記録し、適材適所で配していく。どうしてもタグがわからない人がいる。

どうしても長時間画面を見続けることができない人もいる。

そういう一人一人のメンテナンスケアをし、設備が最大限使われるようシフトを調整していくこれらの時間は、予定時間に含まれているわけではなかったから辛かった。

そして最大のコストリスクは、これらを管理するために人を配する事で起きる本業の受注減だ。

緊デジの話をもらったときは、もうすぐにでも始まりますよ、といった物言いだった。実際、研修に来いとのことで6~7人を東京派遣したりした。2泊。

これだけで30万のコストだ。

それが何回もあった。

仕様が変わりましただの、こないだのだけじゃわからなかったでしょだの。1億のため、と先行投資も飲んだ。

いずれにせよ、すぐに始まるというし急いで体制を整えるわけだ。

何事も急げばコストは上がる。

受注しそうだった本業の大型案件は断って緊デジを待つしかない。

が、発注は来ないのだ。待てど暮らせど来ないのだ。

「今月末には始まる」という台詞は春から秋まで毎月聞いたものだった。

そのくせ「貴社はしっかりと体制を整えているようだし、紹介したい発注元がある」などと予定冊数をどんどん増やす。来ないんだけどね。

つか、雇ってんだけども。どうすんのよ!つか、借りてんだけども。どうすんのよ!

制作会社である我々は、制作をしていない時間というのはただのコスト消費になる。

「すいませんまだ上の方で揉めてるみたいで発注できないんです」と言うのは簡単かもしれないが、止めていた受注が来月発生するわけではないし、1時間当たりにこなせる仕事量は決まっているから、来月挽回できるわけでもないのだ。

装置産業ではない。労働集約なのだから

これは今でも悪夢になってうなされるほど、本当にきつかった。

そして極めつけ「何が復興支援じゃ!」と思ったのは、支払いサイトだ。

今時、手形だ。

しか100日オーバーだ。

人件費は先に出て行く。何十人分もの人件費が。

納品の定義もどうかしてる。うちは作る。納品する。

でも、相手(出版社)がウンと言わないと納品にならないという。

まぁ、そうかもしれない。それが普通だろうとも思う。

が、弱小制作会社にそんな資金繰りを強いるのはどの辺が復興支援なんだ?と思った。

とっくに納品した電子書籍が、何ヶ月も先方の確認待ちになり、3ヶ月後にようやく納品と思ったら、その月の月末に手形が振り出され、換金は120日後とな。

要するに、最大で数十人分の人件費×9ヶ月程度のお金が先に必要ということだ。

社員10人の会社で、だ。

しゃーないから借りたさ。1億な。

月商300万足らずの我が社でよく借りられたもんだ。個人保障付けさせれらたけどな。

つか、個人保障意味あんのか。払えるわけないわけだが。

いずれにせよ、この金利だけでも相当堪えたよ。

なぜなら、最終的には1千万しか受注できなかったからだ。

「受注で」1千万強だ。粗利じゃないぜ?この受注額から人件費だの設備だの揃えるんだ。

何も生み出さな金利だけで150万飛んだだぜ?(笑)

1億数千万発注するっつーから借りた金。

つーから雇った人。っつーから借りた事務所。ツライね。

結局、私を人間不信にさせるほど困憊させたのは発注元の会社経産省だ。

揃えろと高圧的に言うものから、揃えたさ。何十人も。

毎日毎日「まだ仕事まらないんですか?」と雇った人達不安にさせながら。

この会社大丈夫か?と思われながら。

そのたびに答える「実はこの案件は緊デジといって、経済産業省助成事業なんです。だから何も心配要りませんよ」とな。

だが、それは間違いだったんだ。発注元(東京の超大手企業)が、なんと東北の地の

子会社で独自に募集して、自分達でやってたんだよ。

俺は目を疑ったね。復興支援からとか東北本社必要だとか言ってたけど、おまえら自分でやってんじゃん、と。

タウンワークデカデカ募集してやがる。

おい、それは本来私たちに出すと約束した仕事だったのではないか?

設備を整え、ありもしない仕事のために事務所を借り、結んだはずの労働契約反故にした私たちはどうなるだよ、と。

つか、雇用契約については結果的に嘘ついたことになったんだぜ?

ま、大手なんてこんなもんだろうと思ってたけど、現実はやっぱり厳しいね

で、経産省に問い合わせてみたさ。匿名で。責任者とやらに窮状を訴えてみたら「本当にごめんなさい、指示はしてるんですが」やら「ひどい話ですね、指導しておきます」やら、色々言ってはいたが、何も改善しなかった。

3回目の電話では、最後にこう言い放たれた。



仕事をするもしないも、貴社次第です。そんなに発注元が酷いというなら、緊デジをやらないという選択肢もあるのではないですか?」だとさ。



役人さんよ。民間はそういう力学じゃねーんだよ。やると約束したんだよ。

からやるんだよ。

例え今上手くいっていなくても、そう簡単に発注元に不義理はできないんだよ。

すみませんやっぱやめますとは言えないんだよ。

彼らだって困るし、彼らにも事情があったんだろうよ。

それはお互い様なのよ。

それに、緊デジ以外でも続くかもしれない関係でしょうよ。

人も雇ってんだよ。

仕事がどうしても作れなくて1度も出勤していない人も大勢いた。

その人達は、うちがキープしてなかったらきっとほかの仕事に就いていたろう。

そのお金で、何かを買っていたかもしれないし、遊びに行っていたかも知れない。

雇用ってそういうことなのよ。

それに、やめろったって、もう金は借りたし設備も買ったよ。

どうすんだよInDesign(笑) 

使わねーよこんなに。

そもそも社員分以上あんだしさ。今更やめられないよ。

社員に対してもそうだ。

デザインを覚えたての新入社員も含め「この仕事自体は何のスキルにもならないし経験にもならないかもしれない。でも我が社にとっては非常に大きな機会であり、ここで得た有形無形の利益できっとみんなにも色々還元できる」って言ったさ。

デザインがやりたくて入った社員には、さぞかし苦痛だったろう。

誰でもできる仕事PC作業という一括りにされて。デザイナーってのは仕事じゃないからさ。生き方からさ。

本当に申し訳ない気持ちで一杯だ。

緊デジの担当者のうち一名は、これをきっかけに鬱になった。

こんな仕事がしたかったんじゃないんですと涙を流しながら辞めた社員もいる。

いずれにせよ、これら全ては経営者である私が見極めることができなかったことに起因する。

本当に申しわけないことをしたと今でも思う。


最後愚痴を。


設定された目標冊数=予算をこなすためだけに揃えられた日の目を見ないであろう本を復興の名の下に電子化する作業は本当に辛かった。

電子ブック屋でいくら探しても、私たちが作った電子書籍が出てこないのも辛い。

本を愛していたからこそ、「津波で流されてしまった本があります。二度とこうならないように」という理念賛同して最大限リスクを取ろうと思ったが、そんな理念はついぞ体感することはできなかった。

補助金が出るから、という理由で出版社電子化実験にさせられた本たちもまた、かわいそうだなと思ったものだ。

そして福島では、緊デジに乗って人を増やしすぎた会社が先日潰れた。

それまで3~4名だった会社が、緊デジを機に4~50人になったのだ。

そら、潰れるよ。

だって人はそう簡単に切れないもの


というわけで、時間だ。

地方の小さなさな制作会社がどのように緊デジに臨んだかを記してみた。

一部角が立つかもしれないからフィクションも織り交ぜてあるけれど。

2014-04-30

日経の「内定辞退、修羅場でむき出しになる人事の本性」へのコメント

はてなブックマーク - 内定辞退、修羅場でむき出しになる人事の本性  :日本経済新聞

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.nikkei.com/article/DGXNASFK2802Y_Y4A420C1000000/

この日経電子版の記事につけられたコメントをまとめてみた。

https://esf.nikkei.co.jp/form_tantei20140430/

学生側に同意

もぐらさん、60歳代男性

最近企業は、就活生にやたらに余分なことばかり押し付ける。リクルート企業の金儲けに同調しているだけで、大学生教育勉強などを考えていない。人事にふざけるなと言いたい。企業経営者レベルの低下だろう。

40歳男性

どちらかと言えば、恫喝する企業サイドこそ品がないと言わざるを得ません。就職相互合意に基づくものであって、職場を選ぶ権利学生を選ぶ権利も双方に平等にあるはず。誓約書法的拘束力が無い以上、常に辞退者がでることを想定していないとするとリスク管理がなっていない証拠です。学生諸君には、まず真摯にお詫びをしていただき、もしそれでぶち切れるような会社があれば、そんな会社には行かなくて良かった、将来転職するような機会にも陰湿な引き留めや嫌がらせに遭遇するような会社だったな、とポジティブに考えて欲しいです。

40歳男性(その他製造)

企業は何様? 職業を選ぶ権利学生側にある。縁がなかっただけ。

50歳代男性金融証券保険

現状の就活では「御社が第一志望です。」と言うのが「お約束」になっている。正直に「第二志望です。」と言っては先に進めない。この「お約束」が誠実さとは無縁であることは採用側も知っている筈ではないか。

60歳代男性

採用人事課に見る目がないだけ

50歳代男性情報処理SIソフトウェア

複数の内定をもらっている学生がいる以上、内定辞退が出てくるのはいしかたないでしょう。要は、内定辞退が出てくる前に、学生との良好な関係が築いておくのが大切なことでは?

50歳代男性金融証券保険

怒るような度量の小さい会社は辞退して当然。寧ろ辞退を撤回させ無理やり入社させた揚句に早期に退社するほうが双方にとって損失。そんな企業は、将来その人が自社の取引先、顧客になる可能性を全く考えていない。

40歳男性情報処理SIソフトウェア

辞退されるということは、自分会社の魅力を学生に伝えられなかっただけのこと。採用担当者は自社という製品を扱いそれを学生に売り込む営業マンであるという意識を持つべきだと思います

50歳代男性金融証券保険

辞退で採用が足らなかったら中途採用で埋めればいいじゃん。なに言ってんの、ばかばかしい。企業エゴ丸出し

40歳男性(その他製造)

辞退されるのは魅力がないから。おごり高ぶるのもいい加減にした方が良い。商談を失注した時のように反省すべき。

40歳男性

企業側の担当者がそんな発言をしているとは信じ難い。普通にきちんと謝っている学生にはしないはず。本当にそんな採用担当がいるなら、内定辞退したことが正解だし、苦情電話を入れてもいいレベルですね。今の時代インターネット等でそういう企業名ブラックリスト化されてもおかしくない。学生相手にそのような対応しかできない企業は底が知れている。

40歳男性

企業が怒るのも無理はない。就活生は誠意を持った対応を」などという結論は、傲慢というより他ない。面接の段階でふるいにかけておいて、いざ自分たちがふるい落とされると腹を立てるのは論外である就活生はむしろ「ざまあみろ」と馬鹿にする気概を持つべし。

20歳代以下男

就活生としては、選考学生を落としまくる企業が、内定を辞退されたところで文句をいう筋合いはない。それこそ、貴社のご発展をお祈りしますと嫌味を込めて言ってやりたい。

50歳代男性(その他)

雇用契約を結ぶ前であり、そもそも“内定”という曖昧表現を使っている企業サイドに狡さがある。フラれた恋人に仕返しをする情けない人間と同じ。

40歳男性(その他製造)

辛辣言葉を吐くのは、人事担当者が相手を学生と思い舐めているから。より良い条件を提示し、学生を説得するのが筋。その価値が無いなら、去ってもらえばいい。通常仕事で相手に罵声を浴びせる事なんてありますか?

40歳男性金融証券保険

怒る企業は、辞退した学生が将来「Customer」になることをわかっていない。。「辞退した理由」を調査して今後に生かすべき。

50歳代男性

人事が無能すぎるのがここにきて露になっているだけ!。どれだけ理不尽内定取り消しや、採用停止をしてきたことか!!「人事」(「ひとのこと」と書く)もそろそろ本当のプロになれ!

40歳男性金融証券保険

誠意のない辞退には、社会人の先輩として喝を入れるべきだが、恐喝紛いの対応をする人事やリクルーターは、その人の仕事の程度や為人が知れる。ブチ切れている人は、当然内定を蹴ったことがないんですよね?

50歳代男性情報処理SIソフトウェア

企業担当者不採用だった学生に対して「礼」を尽くしていますか?彼らに「非礼の数々」の対応を行なっていれば、内定辞退者に怒る権利は無い筈です。自ら襟を正すことが先決です。

50歳代男性食品、医薬、化粧品

採用側の理由で恫喝紛いの事を行うのはもっての他。まっとうな社会人のやることか?そのような恫喝紛いの事が横行しているならば、断りを入れる際に、全て録音しておいた方が良い。


企業側に同意

40歳男性介護福祉

内定に一人当たり1000万掛かるとなると、法的な問題はなくとも怒りたくはなりますよね。

40歳男性(通信サービス

辞退の連絡があった際、内定をとるまでの言動との乖離が大きいほど担当者の怒りは大きくなると思う。例えば、「御社が第一志望です」と明言しているケース。学生はいえ、自らの発言には責任を持ってもらいたい。

50歳代男性

10年後20年後も考えて募集人員を決めている企業も多いのです。他社の動向を見据えつつ、欲しい人材を確保する人事も大変な思いをしている。記事の例のように3社を一ヶ月以上ホールドするなんて言語道断です。

60歳代男性(その他)

内定を受諾した後に辞退するという倫理の退廃が若者蔓延したことを看過すべきではない。日本リーディングペーパーとして、貴紙がキャンペーンを張って大いに警鐘を鳴らしてほしい。

30歳代男性食品、医薬、化粧品

怒るかどうかは別として、採用必死、誠実であればこその企業姿勢の表れと思います

60歳代男性教育教育学支援関係

企業が怒るのではなく、担当者が怒るのです。担当者の「思い入れ」がある学生内定辞退は怒るのは当然と思います

50歳代男性教育教育学支援関係

推薦書や誓約書を提出したのであれば,怒るのは当然だと思う。

人事でお悩みの経営者さん、40歳男性

日本では何事にも弱者救済概念公平性を越えてしまう。また、精神論経済原理を越えてしまう。ここも典型的な例。学生企業が対等になっていないし、経済原理無視した採用ルールになっている。学生内定辞退は自由、でも企業側の内定切りは自由ではない。片方だけに制限を課せば、片方だけに経済的ダメージが発生し、問題になるのは必然企業側も学生と同様、自由に内定切りをしていい、ということになれば、内定辞退者を見越して、多めの内定も出せる。内定辞退を言われてもお互い様から、罵声にもならない。何事にも経済原理を踏まえた公平性が肝要だと思う。

30歳代男性放送広告出版マスコミ

大抵は「御社が第一志望」と言ってるのだろうから内定辞退は嘘をついたことになる。

50歳代男性(その他)

自分から希望して会社のドアをたたいた以上、社会人としての覚悟責任がある。企業側も遊びで求人募集しているわけではない。


●その他

50歳代男性教育教育学支援関係

就活企業学生の戦い、お互いに腹の読みあいでしょう。学生にとっては一生の問題。人事は人を見る目を試されるまさにプロかどうか問われるところ。まあ、腹がたっても、内定辞退されたら負けを認めなはれ。

40歳男性情報処理SIソフトウェア

どのような事情があるにせよ学生側が「約束を破る」ことには変わらない。絶対に認めない会社おかしい。でも一番おかしいのは内定を出す時期が早すぎること。例えば「就職日の半年から」などにするべき。

70歳代以上男性

どっちもどっち。人事の取ってやるという姿勢反省の時。

70歳代以上男性

気持ちは分かるが内定の辞退は許されているはず。ただちゃんとしたけじめは大切だよ!とアドバイスをしたい。真っ当な人生を送るためにも……。

40歳男性金融証券保険

これはビジネス企業もっとえげつない事をやってます学生は何も気にすることは無く、誠意をもって事実を伝えれば良いと思う。企業学生から選んでもらえなかった事に対し真摯対応し次に繋げるべき。

40歳男性

一般論として、求人側・求職側何れも未成熟であり、無責任ではないでしょうか。記事内にもあるように「文句を言う」のは自己の評価の保全であり、要は自己中心的な発想が伺えます。「辞退」というと聞こえはいいが、ある意味労働契約の不履行であり、何らかの法的制裁等も覚悟して臨むべきだと思います。ただ、辞退を簡単に考えている学生採用しても、恐らく、自己アピールほどの能力は有していないでしょうし、企業から見れば、金銭的損失はあるものの、最小限ですんだと考えるべきではないでしょうか。

50歳代男性自動車輸送機器)

学生一生懸命記入したESを出しても音沙汰なし、また面接の結果も音沙汰なしの企業があり。こういう企業がある以上学生側が内定を無断で蹴ってもお互い様の状況になっていると思います

20歳代以下男性(金融証券保険

内定の時まだ就活を続けたい、認められないなら内定取消で構わないと正直に言ったら内定状態で就活を続けさせてくれた。最終的に辞退時に謝りに行ったら就職祝い食事会までしていただいた。必ず将来恩返しをしたい。

2014-04-20

http://anond.hatelabo.jp/20140420012726

「べき」なんて無いよ。

使う側は好きなように報酬提示していいし、使われる側だって好きなように要求していい。けれど要求が折り合わなければ雇用契約は成立しない。他に制約が無ければ、結果的に、成立する契約報酬がそうなるってだけ。

「他に制約が無ければ」っていう前提は大事で、現実社会はいろんな事情から綺麗に法則どおりいかないことも多い。誰でも出来る仕事から薄給募集して、でも人手不足に悩んでるところってわりとあるだろ? 市場原理なら人手が不足してたら給料が上がるはずなんだけどね。

2014-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20140418225812

労働者はなぜ声を上げないか、労働運動はなぜ日本で起きないのか、という問題は、歴史的経緯とかそういったことよりももっと大きな問題として、そもそも一世紀以上かけても日本民主主義が定着してない問題と同根だと思う。

昨日ホッテントリで見た、これ

「■[自閉症関連]自閉症の子供がレストランに来たらどうするか?アメリカ警察恐るべしhttp://d.hatena.ne.jp/kuboyumi/20140416/1397793621

自分は、一応教育関係者で、言わば民主主義教育者であり、差別偏見やなんかについても教育する立場にある人間だが、この動画見てものすごい敗北感と無力感に襲われたよ。上の動画自体は、所詮テレビやらせじゃねえの、とか、そもそも風紀のいい地区ちょっとお高いレストランとかじゃねえの、とかいろいろ批判を言いたい人もいるかもしれない。(やらせだとしても、これを放映できる雰囲気があることだけでもすごい。また、確かに客は白人ほとんどに見えるし、そういった地区を選んだというのもあるかもしれないけど、ポテトの山盛りとか食べてるところを見れば、せいぜいファミレスに毛が生えた程度の店ではないかと思われる。)

そもそもどんな風に教育すれば、子どもらを、このレストランにいた客たちのように振る舞えるように育てられるのか、正直分からない。これが民主主義であり市民か!と思った。学校という閉ざされた社会の中で、そういう風に振る舞いなさい、振る舞うべきです、それが民主主義です、と教えること、そしてそう振る舞わせることは、もちろん可能だ。問題は、そのスタンスを、全ての子どもに内面化させる方法だ。つまり、心の底から納得し信じさせ、自分自身をそのように律し行動させるよう仕向けるような教育

配慮/察する」「謙遜」「迷惑」といった同族集団主義的タームを美徳とする(そのこと自体が悪いという意味ではない)日本の文化社会と、構成員多様性を前提とした民主主義とは、そもそも相容れないようだ。そして、世界ますます狭くなる時代には、どう考えても多様性を前提とした民主主義的な考え方がますますスタンダードにならざるを得ない。だから後者価値観を少しずつ学ばせれば、社会も少しずつ変わるのではないか、と思っていた。だが、文化根本にあるそれらの美徳の影響力は、後天的学習効果を遥かに凌駕する。上の動画を見て、

 「障がいのある子がいたら実際迷惑じゃん?」

 「家族も周囲への配慮が足りないよねー。モンスター消費者だねー。」

 「周囲への迷惑を折角察して、そして自ら憎まれ役を買って出たかもしれないオッサンを排除するなんて心の狭い社会だねー」

…というような感想があっても、今は別に驚かない。それが日本文化であり社会美徳に根ざす考え方だから。でも、そういう文化社会は、これから時代対外的にはどんどん敗北していくほかないのではないか。(クジラしかり、おそらくTPPもしかり。)労働運動なんてとんでもない、という人に言いたいけど、労働雇用契約というのは労働力売買契約なんだよね。つまりサービス残業ブラック企業というのは、労働力ダンピングであって、市場経済においては犯罪行為の一種なわけ。そういうことを日本という国が組織的に許容してる、と判断されたらどうなるの、ということは想像できる? TPPが開く未来を、たとえばそういう面で想像してみれば、特に現実的な想定の話をしてるわけじゃないということは分かって貰えるんじゃないかな。

 「デモとか大声で主張するとか迷惑じゃん?」

 「組合って、会社立場への配慮足りないよねー。雇われの立場でさ。」

 「周りの雰囲気を察して自分残業しよう…もちろん無給で。」

こんな言い分は、昔々の同族集団世界以外では通らないんだよ。

から、もはや右や左やといいながら内輪で争っているような場合/状況ではない、危機的な状況と思うんだよね。正直なところ。

2014-04-08

http://anond.hatelabo.jp/20140408111004

退職したことそのものも書いてはいけない、というのは不当な雇用契約では?不当な内容の雇用契約契約自体無効

他方、業務上知り得た機密事項を退職後もみだりに社外に漏らさないこと。ただし職務上の就労によりえられる技術経験は除く。

というのは一般常識だし書いてもいいと思うし、それを書いていない雇用契約は少ないと思うが。

退職したことその物や一般常識を書く文には、個人のプライベートの話であって、会社は個人のプライベートを就労契約規制することは出来ない。

2013-12-15

アニメ関係者によるネタバレ画像って法律的に大丈夫なのか?

ウチ、守秘義務に凄く五月蠅い会社なんだけど、雇用契約時に分厚いマニュアル貰ったよ。

それによると2ちゃんねる及びツイッター等に公式発表前のネタバレと取れる奴出したら、懲戒免職もあり得るってさ。

よく中の人らしき人がネタで投下してるのを見かけるんだけど、あれって公式がOKサイン出してないと出来ないはずだよ。

という事は、一応OKサインが出てるという認識でいいのかな。

それとも規約違反してるのかな。

その辺分からない。

2013-12-12

非合法労働を全職種無期限合法化へ

死ぬまで正社員になれない階級社会の到来か

そんな社会にするために 与党政権を与えたわけじゃない

 

労働者派遣法の見直しを議論する厚生労働省労働政策審議会部会が十二日開かれ、規制を緩和し、すべての職種で企業派遣労働者を使い続けることができるようにする骨子案が示された。臨時的一時的仕事を担う例外的な働き方と位置付けられてきた派遣労働の「普通の働き方」への転換意味し、派遣労働固定化や、労働現場正社員から派遣労働者への置き換えが進む恐れがある。

部会労働者側と使用者側、公益代表の各委員で構成され、骨子案は公益委員案として出された。労働者側委員は反発するが、同省はこの案を基に年内に取りまとめ、年明けの通常国会に改正案を提出する方針。

現行制度は、通訳秘書など「専門二十六業務」で無期限の派遣を可能としているが、それ以外では、一つの業務に派遣労働者従事させられる上限を三年としている。

骨子案では専門業務の区分を撤廃した上で、どの職種でも原則三年を上限とする。企業さら派遣労働者を使用したい場合労働組合から意見聴取すれば、別の人物に入れ替え、三年ずつ受け入れ延長を繰り返し、実質的無期限で派遣労働者を使用できる

一方、派遣労働者から見ると、派遣会社と有期契約を結んでいる場合、同じ職場で働ける期間は最長三年になる。派遣会社との間で無期の雇用契約がある場合派遣期間の上限は設けない。

また、派遣会社労働者雇用安定化を義務付け、三年働いた人については派遣先に直接雇用を依頼するよう求めた。直接雇用にならなかった場合は、別の派遣先提供派遣会社での無期雇用とする。労働者側が求めてきた派遣先社員と同等の待遇については、派遣会社の要求で派遣先労働者賃金情報提供することなどにとどまっている。

日雇い派遣の原則禁止など昨年十月に施行された改正部分についての見直しは見送る。

派遣法の見直しをめぐっては、同省の有識者研究会が八月、人材派遣会社経済界意向におおむね沿った内容の報告書を提示。労政審部会では、報告書を支持する使用者側と反発する労働者側が対立し議論は平行線をたどっていた。

 

労働者保護は置き去り

 

<解説>

労政審に示された骨子案は、派遣労働を限定的な働き方としてきた現行法理念根底から覆し、企業があらゆる業務に派遣労働者を充てることができるようにするものだ。派遣普通となり、雇用不安定化する恐れがある。

案では派遣労働を「臨時的一時的な働き方」とするものの、実際には企業は働き手を入れ替えれば、永続的に派遣労働者を使うことができる。三年ごとの使用延長の際には、労働組合意見を聞くとしているが、形式にすぎず、最終判断は企業に委ねられる。

一方、労働者立場から見ると、三年働いた労働者雇用安定化対策として出されたのは「派遣先への直接雇用の依頼」だけで、実際に雇用が実現するかは疑わしい正社員らと同等の待遇重要課題だったが、根本的な対策は出ていない

厚労省は見直しの狙いを「派遣労働者保護の強化」としながら、正反対の方向性を打ち出した。それは規制改革会議などを通して派遣を使いやすくするよう求める政府意向をくんだ結果だ。不安定な派遣労働者の増加は、裏返せば正社員が減ることにつながりかねず、労働行政全体に責任を持つ官庁姿勢はまったく見えない。

 

派遣 全職種無期限に 非正社員化進む懸念

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013121290140118.html

 

2013-11-29

ひまひまひまひまひま!

やる仕事がない。全くない。やりきっちゃってない。

やる仕事がないのに会社に来るって変だよね。

周りの人も暇そうにぼーっとしてるし、何かやることないか聞いてみても「別にない」と言われるし。

仕事はつくるものだっていう社畜いるけど、つくって残業してたら「バーカ」としか言いようがない。

やらなくていい仕事はつくらないし、自分が便利になるためにExcelAccess仕事簡素化したら仕事がなくなった。

だってボタン1つ2つ押せば完成しちゃうんだもの

しかも正確。

から俺は新しい仕事を何かと頼まれるが、だいたいExcelとかAccessフォーマットを作ってしまえば毎年瞬殺できるような仕事

楽すぎるな。

仕事楽にしちゃう俺、まじかっけー…惚れる。

もしかして社内の女の子とか仕事できる俺の姿みてびしょ濡れなんじゃね?

まあ社内には40代より上の女性しかいないけどね。

なんつーか暇だから帰ってもいいじゃんっていう話だよ。

ていうか俺なんて事務方からExcelAccessさえちょっと得意なら仕事すぐ終わっちゃうんだよね。

前任者が時間かけていて残業ばっかりしていたから、早く終わってすごいって驚かれるけど、前任者とか定年間際のおじいちゃんでパソコンメールも送れないで書類全部手書きみたいな人だったから、そりゃさすがに効率は違うだろ。

仕事がないのに帰ってはいけない理由って何があるの?

確かに雇用契約拘束時間は決まっているけれど、別に何かあったら会社にまた戻ればいいじゃん。

いつでも会社に戻れるようスタンバイしている状態は拘束でしょ。

別に遠くに旅行とか行かなきゃいいし。

他の人が「俺も帰る」とか言い出したら困るから?

それも別にそいつ仕事完全に終わらせていれば誰も困らないじゃん。

電話?

電話なんてウィルコムでも持たせて拘束時間内は必ず出るようにしておけばいいじゃん。

とにかく俺は40代以上の女性しかいないこの職場にずっといる時間無駄しか思えないんだよ。

2013-11-10

http://anond.hatelabo.jp/20131109232417

地方在住の俺(30代半ば)の場合ハローワークにいる臨床心理士無料)はまあまあ役に立った。

予約入りまくりめっちゃ待ったけど。

それと前後してサポステの活動に参加、淡い恋とか経験(笑)しつつ、

スタッフからの(ときどき微妙的外れな)アドバイス講義を我慢して受けた。

履歴書職務経歴書の書き方はハロワおいてある無料パンフを熟読。

(それ以前にも出版されてるハウツー本はそれなりに読んでたけど。)

ニート経験者だから自己分析地獄だった。やりすぎ注意。

で、ハロワ経由で、低賃金だけど期間の定めのない雇用契約就職

長い失業期間で自分人生が壊れてしまった気がしていて、つらさを感じ始めたから、

今はカネ払ってカウンセリング受けてます

「もし僕が自殺すれば、両親は一生悔やむだろうし、

弟は僕の死を引きずりながら生きていくんだろうな」

って書いてあるけど、俺はこれを読んで

「それってある意味うぬぼれ(思いあがり)なのでは?」って思った。

うまく言えないけど。

依存するのは仕方ないことと割り切って、

その依存の対象をスライドさせていってみてはどうだろうか。

親や家族依存する状態から友人、

公的支援機関民間支援機関、そして自分が勤める企業へ。

その先は・・・知らない。考えてない。

あー、あとネットのどこかにも書いてあったけど、

やっぱりある程度大きくて様々な部署がある会社の方が、

その人に合った部署に配属してくれる場合もあるので、

長く勤められる確率高まるんじゃないかなと思います

俺は応募した職種じゃないことやらされてるけど、

今はこっちの方がいいなと思ってます

自分語りの長文乱文失礼しました。

ひとつの事例として。

2013-11-06

派遣事業、届け出制を廃止 参入厳格化へ「許可」に移行

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131105-00000008-fsi-bus_all

 厚生労働省は5日、届け出制で開業できる「特定派遣事業」を廃止し、すべての派遣会社許可制の「一般派遣事業」に移行させる方針を固めた。特定派遣事業の条件はIT(情報技術企業製造業などでの「常時雇用」が前提だったが、2008年のリーマン・ショック以降、1年ごとの雇用契約を結ぶなど、有名無実化していた。厚労省は、許可制にすることで派遣労働者待遇改善に結び付けたい考えだ。

 特定派遣事業は、臨時や日雇いなど短期の一般派遣と異なり、1年以上の雇用実績や雇用契約を結んだ労働者派遣する。技術者派遣を主とする派遣会社が半数近くを占める。厚労省は「雇用形態比較的安定している」として、業者から申請があれば即日受理する届け出制としてきた。

 しかし、常時雇用法律定義はない。このため、特定派遣事業者の中には「不況技術者需要が減った」などとして1年ごとの有期雇用を繰り返したり、派遣先仕事が終了した後に労働基準法で定める休業補償をしなかったりするなど、労働者への待遇面で不利益が生じていた。

 個人でも届け出だけで開業できる特定派遣は、事業者が乱立している。特定派遣事業所数は約5万3000件(11年時点)で、一般派遣事業所数の約2.7倍もある。リーマン・ショック後の不況で「派遣切り」が問題視された際、一般派遣事業者への規制が強化されたこともあって、「一般」から「特定」への安易流出が起きたとの指摘もある。

 また、労働者派遣法で選任が義務付けられている派遣元責任者について、「一般」では受講する必要がある講習も、「特定」は受講が義務付けられていない。関係者は「特定派遣事業は資産・現預金事務所の広さの要件がなく、参入しやすかった」と指摘しており、法律順守に関心の薄い業者を生む温床となっていた可能性もある。

 特定派遣事業が廃止されれば、すべての派遣業者は一般派遣事業の許可を取る必要がある。2000万円以上の資産規模が求められるほか、5年ごとの更新となる。行政指導が入ることで、業界全体の信用向上につながることが期待されている。特定派遣事業の廃止は、厚労省労働政策審議会派遣制度見直しの中で議論されている。厚労省は、労働者派遣法の条文を一部削除する方向で15年春の法改正を目指している。

これもしかして意外と大変な事態になるんじゃないか

「これから参入する業者は届け出制」じゃなくて「今ある業者全員届け出し直しな」って事だろ?

2013-10-22

ツイッター投稿で個人蕎麦屋が閉店した件で店側が悪いという指摘はおかし

チェーン店ですら経営状態が悪化する引き金になるかもしれない風評被害という二次被害がある中で、増して個人経営店が今回のような事件が発生して苦情が殺到する事態に発展すれば

当然業務遂行が困難になるのは確実であるし、また個人経営という事でチェーンのように一店舗閉鎖する、という事にはならない。

苦汁の決断を以て今度の閉店騒動に発展しているわけだから、チェーン以上に個人としても思い入れが深かったはずであろう。

にもかかわらず、今度のアルバイター不適切かつ不謹慎勝手まりない行動に対してネット上では、むしろ同情的な意見があるのは違和感を感じる。

ましてや、今度のアルバイターの行動は予測のつく話だったのか、店側の対応アルバイターへのマナー訓練が適切であったかどうかはさておき、そのような行動に至るのは一般的にありえない。すなわち非常識というよりも非一般的な、異常事態であったことは考慮されるべきである。はたして、普通ならありえないという考えは彼らネット住民にはなかったのだろうか。

普通はありえないのだ。

そのありえない事をこのアルバイターやらかしたのである

この異常さが報道過熱した一因といえる。

今回の一件で被った損失は計り知れない。

アルバイターのおふざけで済まされるのは、あくまで店側の許容範囲にあってであり、普通雇用契約書に記載されるものである

まりこのアルバイター雇用条件違反したものであった。

すなわちこの行動に対して処分が下されたのであって、また店側の計り知れない営業的損失や苦情等による精神的苦痛は当然考慮されるべきであり、アルバイター不謹慎過ぎる行動を反省しなければならなかった。

それにも拘らずおふざけだったという一言で済まされて良いのだろうか。

また、これに同情的であるのは如何なものか。

もし貴方がこの蕎麦屋のような個人経営店であれば、世間の評判がどれだけの意味を成しているか理解できるはずだ。

店側の対応はもはや修復不可能な程に追い込まれていたという事実がある事を踏まえて判断しなければならない。

第三者がアルバイターの行き過ぎた行動に同情する余地は皆無だし、店側がこの不謹慎さに対応できたか一般論として考えて欲しい所だ。

2013-09-23

池田信夫氏のための労働契約法入門

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51872614.html

解雇が禁止されている、正社員既得権を守るとかいろいろ書かれていますが、ここでそもそも正社員解雇についての法律を見てみましょう。

解雇については労働契約法十六条で定められています

第十六条

解雇は、客観的合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。

http://www.shugiin.go.jp/itdb_housei.nsf/html/housei/16820071205128.htm


こういう実に当たり前のことしか書いてありません。

解雇に関する法律アメリカでもドイツでも日本でもさして変わりません。日本が特別正社員を守っているというわけではありません。

ここからさら解雇をしやすくするというのは、客観的合理的な理由を欠いても社会通念上相当でなくても解雇ができるようにする、ということです。

ではなぜ日本正社員解雇しにくいと言われるのでしょう。

欧米と大きく違うのは、雇用時の契約です。

欧米ではある仕事に対してあなたはこれができますか?それではこれをやってくださいという形で雇用します。いわゆる職種別採用ジョブ型正社員です。

仕事に対しての契約ですので、その仕事必要なくなれば解雇合理的な理由があります整理解雇というのはどの国でも一番正当性がある解雇なのです。

ところが日本の多くの正社員雇用契約時にそういった決めごとをしていません。会社の求める仕事を何でもする、異動もする、まさに会社就職するという形で雇用されます

そういった契約場合、ある仕事必要なくなったからといってそれだけでは解雇の正当な理由にはなりません。

ですから日本正社員解雇しにくいのは法律の問題ではなく、雇用側の問題です。

それを法律を変えて解雇をしやすくするというのがおかしな話なのです。解雇やすくしたいなら企業雇用の形を変えるべきです。

池田信夫氏の書いている「だったら解雇をできなくすればどうなるか書いてやろう」というのは議論がズレた上の極論です。

なお、表題池田信夫氏の書法に従いました。

2013-09-12

クソ社長からメール

「随分と高座からの発言かと思います

私の了承なしには認めません。

あなたはこの期間、連絡は取れないと言っているようなもの

経営管理をされる方の発言・行動としていかがなものかと

進言しておきます

明日真意を問います。」

勿論給料は払わないわ雇用契約は結ばないわ雇用条件を書面で提示しないわ自分で無理矢理作り出した仕事責任は擦り付けるわの酷い馬鹿でしたけどね。

給料月3万だぞ。

勤務時間は12時間以上な。

週6日勤務。

2013-09-08

http://anond.hatelabo.jp/20130908232632

日本教育がクソすぎて、労働者側に「雇用契約」という概念を知らない人間がたくさんいるのです。

http://anond.hatelabo.jp/20130908230648

俺は小さい会社やってるんだけど、サービス残業って概念が本気でわからん

残業したら残業代つけるよって雇用契約結んでて、上司の命令で残業してて、残業代出さないって意味わかんない。

そもそも法人対個人の契約って個人の方が圧倒的に有利なのに、

証拠残りまくるような契約不履行をするって経営者リスク取り過ぎでしょ。

大企業経営者って馬鹿ばっかりなの?

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