はてなキーワード: 可憐とは
今あたしが住んでいる部屋はマンションの4階で、ベランダは隣の小さな印刷会社の屋上と同じ高さなんですヨ。ベランダと隣の屋上の距離は3メートルくらい。パウエルやルイスなら軽々飛び越えられちゃうだろうなって、借りる時に少しだけ気になったんですが、ここ日本だしまー大丈夫だろ!って思ってこの部屋にしたんです。安かったですし、お風呂がツルツルだったので…。
住んでみて、隣の屋上は平日結構使われてることがわかりました。よくタオルとか干してあるし、昼休みになると社員の好色そうなおじさん達が屋上に出てきて煙草を吸っています。ヤングゼネレーションのあたしにはもろに昭和!って感じです。
最初は私も恥ずかしかったので、パンティーやブラジャーは部屋干ししたり土日に干したりしてました!
でも最近は梅雨で湿気が多くて、あたしの綿100%の白のパンティーがなかなか乾かないんです。それで、今日は久しぶりの晴れだったので、まーいいや、外に干しちゃえ!って思って白のパンティーを外に干しました。(ここら辺がおっさん女子って言われる理由なんですけどね…。)
お昼は大学でサラダうどん食べながら友達のマチコとボーイフレンドのことをガールズトークしてて、「あたしの白のパンティーが、今頃おじさんたちに穴が空くほど見られてるかも…。恥ずかしいわ…。」って別のこと考えて頬を赤らめたり。マチコに「うわータケシのこと聞かれて赤くなってるー」って勘違いされたり。ヤダ!恥ずかしいわヨ。なんてね。
夕食はデニーズでジャンバラヤ食べて、さっきウチに帰ってきたんです。汗かいたから、先にシャワーを浴びて、サッパリしてあがったら、「あらやだパンティー干しっぱじゃーん」って思い出して。カーテンに隠れながら、外に干してある白のパンティーをとろうとして、外から見たらウブなストリッパーみたいかも、ヒューヒュー!なんて妄想してたら私気づいちゃったんです!
「パンティーが、一つ足りない!」
なんで?どうして?あたし混乱しちゃって、我を忘れて裸のまま外に出た。乳房をぷるぷる揺らしながら必死であたりを探したら、隣の屋上に白い可憐な物体が…。
わからない…何があったの?この距離をどうやってパンティーは移動したの?風に飛ばされた?でも今日は穏やかな天気だった!
おじさんたちがとったの?どうやって?投げ縄?いや新型の3Dコピー機かもしれない。そんなにあたしの白のパンティーを狙ってたとは…!
いやいやいや、そんなことは今問題じゃない、何とかして今のうちにパンティーを取り返さないとおじさん達に弱味を握られてあたしオモチャにされちゃうわ…。
「お嬢ちゃん、もうワシら全員このパンティーに染み付いたあんたのおめこ汁のくっせえニオイかいじゃったでえ。もうこんな布切れいらんとちゃうか?新しいの買うてやるし、その代わりワシらにええことしてえや」ノーパンのまま中年男たちに囲まれ、その下卑た視線に耐えかねたあたしの太ももには、一筋のテラテラした液体が…!
そんなのイヤや!あたしまだタケシにもAまでなんや…。このままおじさん達にオンナにされて、後戻りできないカラダにでもなったりしたら…。ジュン
会社は月曜まで空いていない。月曜の朝に返しにもらいにいくか?出来ないよ。そんな羞恥プレイみたいなこと、小学校の身体検査でだって男のお医者さんの前で泣き出しちゃったあたしができるわけないよ…。
そうだ…!飛ぼう。走り幅跳びの世界記録は8m95だ。そのたった3分の1じゃないか…!飛び越えられる。中学の時の将来の夢がキャッツアイだったあたしならできる…!
あたしは意を決して、ベランダの手すりに足をかけた。ドピュッ落ちて死んだ
最近何かと話題の“マイルドキャバ嬢”というキーワード。地方都市のキャバクラで働き、休日はドンキなどで過ごす、従来のキャバ嬢よりも安価な現代のキャバ嬢たちのこと。彼女らは上京志向を持たず、低学歴・ブスであるケースも多いが、人情に溢れ、地元で深く強固な人間関係を築くのが得意で、できちゃった結婚も大概早い。彼女らの言動や振る舞いを注意深く観察してみると、都会で働くキャバ嬢が失ってしまった、純粋な部分をしっかりと保ったまま生きている姿が魅力的に見える。もしかして、会社で揉まれるストレスフルなアラフォー男子にこそ、彼女らのような存在は必要なのではないか……? 拙者が先日、偶然入店した際に気づいた、マイルドキャバ嬢の魅力について考えてみた。
中・高時代を振り返ってみると、なぜか普通の女子よりちょいエロ女子がモテたという記憶がある方も多いのではないだろうか。モテた彼女達は、なにかと恋愛経験が豊富だ。男子が喜ぶ振る舞いをよく理解しているし、彼氏にはもちろんのこと、男友達もヌく。
女同士で話している会話に男子が1人入ってきても、キャバクラのNo1さながら自然と男子が主役になるように会話を回す配慮が出来たり、ご飯に行ったら後輩や男子に奢るのは当たり前、道路を歩いたらさり気なく腕を組んでおっぱい当てるのは当たり前、車に乗ったらラブホまで行くのが当たり前……というような習慣があるようで、ベタだけど「ちょっとエロじゃないか?」と感じさせる振る舞いがサラっと出来たりするのである。
マイルドキャバ嬢たちと会って、1番驚いたのは、意外と都会で働く男子の仕事に興味があるということである。トラックの運転手、大工、鳶職、警備員などの地元で働く客が多い彼女らからしてみれば、いつもの客とは全く異なる環境や職種で働いている男子がどんなことをやっているかというのが気になるようだった。物珍しさからなのか、地元で働く男子たちよりもよっぽど興味を持って仕事の話を聞いてくれる。「ガラケーって何の略ですか。お客さん答えられる?」「えっと、ガラパゴス……」「ガラパゴスって何(笑)超ウケるんですけどー! 私パソコン使えないの。ビットコインって、投資とかしちゃうの?」「どれくらい儲けるの?」「Macとか使っちゃうの?」
こちらとしても、キャバクラの仕事が稼げるという話や、彼女らが出会った客や同伴喫茶の話を聞いていると、新鮮で面白いし、自分と違う領域で頑張っている姿に素直に感心してしまう。
仕事で息詰まった時、マイルドキャバ嬢たちと話をしてみると、意外と新しい発見があったり、ふっと力が抜けるような気持ちになることもあるかもしれない。
キャバ嬢と言えば、「とにかく何かいけないことをやらかしてそう」と考える人も多いのではないかと思うが、先述したマイルドキャバ嬢たちは、案外大きな“コト”は何も起こさず、現在は平和に暮らしているという人が殆どだ。もしかしたら、昔はエッチな事件も1つ2つ起こしていたかもしれないが、そういう人間ほど、今はママになって、家族の為に必死で主婦していたり、自分の子どもや料理作りに誇りを持って懸命に頑張っていたりする。
彼女らは都会に出ていないだけに、ヘタな計算高さや、見方によっては痛いプライドみたいなものが一切身についていない。ありのままの姿で身の回りの環境や友人・家族・恋人を大切にし、絆を築いている。ある意味、都心でバリバリ働き、しれっと男子にエスコートさせる女性よりも信頼性が高い人々なのではないかと思う。
一般的に清楚・可憐な女性は、需要が多いためにすぐに売り切れてしまうのが現実。都会で働く男性こそ、そういった女性に目が行きがちだ。しかし、洒落た店や最新のデートスポットに連れていかなければという発想はなくとも、地元や仲間との絆を大切にし、自分の持つ領域で最大限に相手を楽しませようとしてくれる、サービス精神の強いマイルドキャバ嬢たちこそ、都会の荒波に揉まれて疲れた男性に癒しを与えてくれる“結婚相手”になり得はしないだろうか。「俺の地元にもマイルドキャバ嬢がいる!」という男性は、この機会に地元に住むキャバ嬢たちに目を向けてみてはいかがだろうか?
ようよう深まる僕らの愛は、すこし無垢で、目を合わすのさえ恥ずかしくてままならない。
二人にとっては、これがファーストキス。
はじめては二度と訪れない特別なものだから、いつまでも忘れないためにここに記しておこうと思う。
桜の咲くうららかなある日、僕は彼女を家に呼んだ。
この時点ではキスをするつもりなど僕にも彼女にもなかったけれども、部屋に入り、二人きりでつれづれな時間を過ごしていると、無言の空間がなんともいえない雰囲気をかもしだして、彼女がはにかみ、僕もはにかみ、もうキスをすることが暗黙の了解のようになってしまった。
見つめ合うことさえできない僕らが(むろん手をつないだこともない)、いざキスをするとなるとどうしていいのだかわからない。
しばしの沈黙の後、うつむきながらふーっと深呼吸して顔を上げると、彼女はいかにも緊張して面映そうにしていた。
僕も男だ。僕がリードしなければ。部屋のとびらを静かに閉めて、ちょっと触れればこわれてしまいそうな体を思い切って引きよせ、乙女のはじめてを奪った。
ほんのりと冷たいくちびるが、僕の分厚いものをねっとりと吸いつける。
キスってきもちいいよって誰かが言っていたけれども、まさかこれほどだとは思わなかった。
やがてどちらからともなく舌が入り、無心で絡めながら、人間に生まれてよかった、父さん母さんありがとうと泣きたくなるほど感謝した。
生きるってすばらしい。
驚いたのは顔の近さ。
彼女のつややかな顔がどアップで映るのだ。
さすがにこのときばかりは目が合うし、彼女の眼球の中に自分の顔があるのまでわかる。
だんだん恥ずかしくなってきて目線を上にそらすと今度は髪の生え際が一本一本つまびらかに見える。
さらには肌の産毛、毛穴、そして可憐な鼻毛も一本...(よく女の鼻毛が出ているのを幻滅するとか言う人がいるが、僕はまったくそうは感じなかった。むしろ人間らしくていいな、かわいいなって思った。)
しばらくすると互いの息遣いが荒くなり、ちゅぱちゅぱと色っぽい音が部屋の中に響く。
きのうまでは触れ合ったことさえなかった僕らの関係が一気に昇華したのを、窓の外から聞こえる小鳥の合唱が祝ってくれているようだった。
半分ひらいていた目を二人はいつのまにか閉じ、なおも夢中で舌をからませつづける。
何分たっただろう。
疲れを感じて舌の動きが緩んできたとき、彼女の舌が妙に冷たいことに今更ながら気づいた。
冷え性に悩んでいるとは言っていたけれども、舌まで冷えているのだろうか。
そういえば、さっきはじめて唇を合わせたときにひんやりとしたのも、あの時は興奮していてあまり気にしなかったが、冷静になってみるとちょっとおかしい。
まさか。
はっとして目を見開いた。彼女の目も丸くなっていた。視線を徐々に下げてゆくと、荒れ気味の肌、開きすぎな毛穴、ぶっとい鼻毛、あれ、髭まで.....
唇をそっと離す。
勘違いしてる奴が多いからハッキリ言っとくが、「金をかけていない状態」と
「ロハス」とか「スローライフ」とか「丁寧な暮らし」とかって、全く違うからな。
おまえんとこのお嫁さんがだ、デートの時はオシャレしてくるが、家ではUNIQLOのだるだるの服着てたとか、
一人暮らしの時は100均プラスチック製品ばっかりだったのに、結婚したら百貨店で陶磁器揃え出したとかなら判るよ。
そりゃ男の金が使えるようになったから欲望全開になったんであって、揉めてもしょうが無いと思う。
違うだろ。
単に「このバックなら1万円はしないな」とか見積もった金額が違ったわけだろう。見積もりミスだろ。
おまえのオカンは子どもと同じリンスインシャンプー使ってたかもしれないがな、染めてない黒髪でもお嫁さんの髪質違うだろ。
金遣いが荒いっていうのは、金銭感覚の違いというか、金を使うべきでないところに使っていると感じた時に言うセリフだろ。
別に良いんだよ。金使わなくても。
髪がボサボサでキューティクルが無くなって、上下ジャージで肌荒れのままコンビニ行くような女になっても良いんだったら。
金をかけてない状態と、丁寧な暮らしとか、清楚で可憐なお嬢様な状態ってのは、違うんだよ。
良い年した女がな、肌荒れしてなくて髪が綺麗だったら、そりゃ手入れしてるに決まってる。
おんなじようにな、離乳食だの自炊だのを無農薬だのオーガニックだので揃えたりとかな、
掃除は重曹を使うだの、わらで編んだ鍋敷きを使うだの、良いお茶を使うだのっていうのはな、
カネがかかるんだよ。直接マニーじゃなくても、時間を使うんだよ。
宝塚に行って化粧ばっちりしてバッグ取っ替え引っ替えしてる奴のほうがな、上手くオークション使って入れ替えしてたりとか、
近所にはUNIQLOにノーメイクごまかすマスクで出かけたりとかして、金使ってなかったりするんだよ。他で使うから。
おまえさんが書いてるようにな、カネ使わないってのは、
100均で揃えた食器で、スーパーの特売で買ったものを食べて、カットは1000円カットってやつだよ。
オマエのお嫁さんはQBハウスでカットしてるって恥ずかしそうに告白したりしてたか?
お客さんがたまにしか来ないからって、紙皿に特売の人参入れたカレーを食わせてくれたりしたか?
家具は全部ニトリで、あたしのブラウスしまむらで買ったの、とか言ってたか?
言ってないだろ。
地味清楚系って、地味ニトリ系とか、地味バリカン系とかじゃないだろ。
清楚だの綺麗だのってのはな、金がかかるんだよ。
まあ、モノを見る目がなかった、自分が見積もり下手だったと思って諦めるんだな。
人を見る目はあるみたいなんだから。
良い物使ってテンション上がったお嫁さんに作ってもらった美味くて体に良いもん食って長生きしろ。
きみはオデコが広いことを理由に、友だちに散々、「ハゲ!」「ハゲ!」っていわれてきた。さぞかし辛かったね。
ハゲる人もいるけど!僕は違う!なんて、虚勢を張ってた君だけど、
おやじの頭を見ないように、見ないようにしていたこと。僕は知っているよ。
だが現実から目をそらすな。どうにもならないことがこの世界にはある。おまえはハゲるのだ。
きみの時代には想像もつかなかったことだろうけど、君が親に隠れてコソコソ、夜な夜なエッチな画像を探すための手段に過ぎなかったインターネットというものは、それからとても発展するんだ。
Facebookというサービスが生まれる。きみもそれに触れることになる。
そして見つける。
きみが結局告白できなくて、離れ離れになってしまったクラスのアイドル。清楚で素敵、可憐なあの子。
彼女がデブっている。それどころかガングロにさえなっている。きみはそれを見つける。
きみの瞳から色が抜ける。
でもどうしようもない。Facebookのような実名インターネットの普及を止めることができないように、僕がなにを言おうとも、好きな子の名前を検索したい青年男子のリビドーを、妨げることはできないだろう。
かくして悲劇は起こる。誰にも止められない。
これをきみに言ったなら、おそらくきみは口をへの字に曲げ、何言ってんだこいつ、という表情を浮かべるだろう。
きみは将来、クルマを運転するようになる。車道を走る危険や、それを回避する方法など、クルマの世界の危険な現実を知る。
そしてそれを知ったあとでは、もう、あの時間のつつみこまれるような安心感は帰ってこない。それと比べられるほどの体験を、二度とすることはない。
それだけじゃない。今のきみには想像もできないだろうが、親は死ぬ。
親は、死ぬ。
可愛らしいブレザーに短いスカート、黒髪のロングに赤いリボンのアクセント。
おまけに未だ穢れを知らない乙女であることが多いのだから、男の夢として崇められるのも不思議なことではない。
ためしに街中を見てみよ。
公園のベンチで股を押っ広げ大口をあけながら喋る姿や「ガハハハハハハ」という品のない笑い声、さらに話の内容までもはしたなく、友人数人でたむろしている時には「つーかさあ、うちの担任マジむかつくんだけどぉ」とか、「3組の山田がさぁ、うちのクラスの田中ちゃんのこと好きらしいよ。山田とか、あのヅラでwww あいつ絶対童貞www」などなど、はたで聞いていて不快になることは言うまでもない。
夕日のきれいな丘の上のベンチで、彼氏がJKの肩に手を回しながら、「ずっと一緒に見ていたいね」などと気持ちの悪いことを言うと、JKもしおらしく「うん...」とうなずく。
そして、いよいよ太陽が沈むころになって、彼氏の唇がJKのそれに近づき、触れ合おうとする瞬間、俺はついに耐え切れなくなってその場を後にする。
いやいや、お前さっきまで友達と下品な話で盛り上がってたじゃん。彼氏と二人きりになったからって、急に女性らしい演技をするなんていくら何でもセコすぎるだろう。
たとえば1947年のJK創生期のころがどうだったかなどは非常に気になるところだが、少なくとも俺のイメージでは昔のJKはおしとやかで慎ましい純真な大和撫子そのものだった。
時代が移るとこうも変わるものだろうか。実に嘆かわしいことだ。
一方、JKのような下品な振る舞いは20代の女性にはあまり見られない。
もちろん例外はあるけれども、全体的な佇まいがあか抜け、衣装は清楚なものを身にまとい、言動にも大人の女性としての品格が表れていることが多い。
彼氏とデートをするにしても、公共の場でキスをすることなど滅多になく、手をつなぐくらいに留めていることは、まあまあそのくらいなら仕方がないかと許せる気持ちにもなる。
おそらく彼女らもJKのころには見っともない所作をしていたのだろうが、齢を重ねるにしたがって、女性としての身持ちを会得するに至ったのであろう。
もし今のJKにも成長の余地が残っているとすれば、日本の未来もけっして暗くはないのかもしれない。
以上あれこれJKの悪口を連ねてきたが、むろん全部のJKを貶めているわけではない。
早熟なJKの中にはすでに陶酔させられるほどの雰囲気をかもし出す人も折々見られるし、雑誌やDVDなどにおけるビキニを着たJKの中には、おもわず息を呑むほどの色気と可憐さを兼ね備える人もいて、事実お世話になることも珍しくはあるまい。
どうか世の中のすべてのJKが、一生に一度だけの特別な資格、すなわち究極の乙女であるJKという身分を、最大限に生かす心構えを持ってくれることを切に願う。
idコールってどうやるの…記法しておけば良いと信じてとりあえず記法だけしておく。
どうかどうか、間違って別人に届いたりしませんように。
ロボットを擬人化したとき、ロボット女性と人間女性の区別ができなくなったことによる混同。比喩を比喩でなくそのまんまに受け取るようなもの。/女性差別というのは事実だが、悪くはない。相手がロボットならば。
スタンスがよくわからないんですがとりあえずツッコミどころはふたつ。ひとつは「ロボットと人間及び比喩と比喩の外をいかにして区別するか問題」であり、もうひとつは「『すべて色情を懷きて女を見るものは、既に心のうち姦淫したるなり』問題」であります。
前者について、例のイラストではそもそもロボットと人間に積極的な区別が描かれていない。
ケーブルがエクスキューズの役割を果たしていることを除けば両者を弁別する術はない。単に外見上の問題だけでなく文脈的にもそう。
このことから、アレを「比喩」として受け取るのならば、描かれている主題は「女性のようなロボット」ではなくむしろ「(従順な被使役者、被支配者としての)ロボットのような女性」であるという解釈はごく自然に成立してしまう。
比喩を比喩でなくそのまんま受け取っているほうが「ケーブルがついてるから女性ロボット」と単純に納得して終われるのであり、比喩として受け取っているからこそ「あれは『女性のようなロボット』が描かれた絵ではなく、従順で可憐で世話をやいてくれる、まるでそのために作られたロボットのように都合のいい女性像をケーブルひとつで『これは実際にロボットである』と装って描いている」という見方が可能になる。
後者について、相手がロボットならば女性差別は悪事でないというのは意味不明で、女性差別なら差別されるのは女性だしロボット相手の差別はロボット差別であると思うんですがそれは置く。えーと、ロボット相手ならば女性差別は悪ではないというのは要するに被害者が居なければ悪事は悪事でないということでありあくまで脳内妄想にとどめ続けるのならば女を使役しようと虐待しようと犯そうと殺そうと罪に問われることはないという考え方だと思っていますが、顔にも出さないレベルならまだしも学会の機関誌のしかも表紙に出ちゃったら非難は免れ得ません。ましてロボット差別でなくあくまで女性差別ときてはもはや「悪ではない」理由がわからないレベル。ぬいぐるみを殴っているから暴力ではないというのは詭弁であろうというのが当方の見解です。
まぁ強いて言うなら、とある一人の魔法少女が、作者という絶対強者の手によって、自らのアイデンティティを嬲られ続けて。
ただひたすら作者の持論を発表するだけのただのスピーカーキャラにまで成り下がっていく様を1~11巻に渡って楽しむことが出来ます。
四代目プリティベルとして華々しくデビューするはずが、なぜかおっさんのボディービルダーにその座を奪われてしまう。
その後、表紙との辻褄合わせのためか、取りあえず美咲えりも魔法少女にしたはいいけど、まぁ当然この作品で普通の魔法少女が普通に活躍する機会なんて与えられるわけもなく、「超膨大な魔力」とか言う鉄球足にはめられて海にドボン。
最初の方は目をキラキラさせて担任の住吉先生に経済学の素晴らしさを説くレベルだったんですよ。まぁ、ほほえましいもんですわ。
美咲えりが南軍の学校を見に行ったとき、ディベートの基本についての話聞いて感銘受けてたのは、この電話口での口論の前だったか後だったか……。
10巻では、ついに担任の先生ぶっ壊れて学校やめちゃいましたよ。いつの間にか新自由主義者にされてね。
いやぁ、マジでね人間が壊れていく様がつぶさに観察できますよ。もちろん壊れてるのは美咲えりの方ね
担任の先生も壊れてはいるんだけどね。ここの部分さ一応美咲えりVS住吉先生なわけじゃないですか。
最初の覚醒時には住吉先生は、度胆抜かれて何も言えなかったし、電話での口論のシーンでは美咲えりが一方的にがなりたててる部分しか描かれない。
10巻に至ってはもういない担任の先生に向かってひたすら罵詈雑言ぶつけてるだけですからね。
ていうか、住吉先生の態度が負けた「主義者」のそれというなら、美咲えりの態度は勝った主義者そのものだよね。
えーと、えりちゃんディベートにおいて大事ことが何か君は分かってるはずじゃなかったっけ?
とにかく徹底して美咲えり(つまり作者)の意見を述べるだけで、新自由主義者であるところの住吉先生の意見はほとんど見られない(最後の発狂しているで「公共事業は乗数効果がある経済的合理性がある」と言っているくらい)。まぁ作者が知らないから書けないんだろうけど。
あ、ちなみにこの担任の先生この漫画でもっとも不憫なキャラクターです。ぶっちぎりでNo.1、たぶん誰も追い越せない。
それこそ登場時はただのモブキャラだったのに作者が(美咲えりというスピーカーを通して)自分の意見をぶつけるためのサンドバック役として、急に新自由主義者のラベルを張られ、散々自らの生徒に罵倒された挙句、論争に負けて発狂した間抜けなピエロとしてこの物語から葬りさられました。
命を失う描写が描かれなかっただけで、間違いなくこの教師は作者の手で殺されました。魔法少女プリティ☆ベルは彼の死をもっと悼むべき。
そして彼のキャラ紹介欄の半分は新自由主義者と共産主義者に対する罵倒で埋められている。
あぁ、そうか住吉先生は新自由主義者だけでなく、作者が良しとしないすべての経済理論の権化としての属性も与えられていたんだね。
バトル漫画のかませ犬だって、敵の強さを読者に分かりやすく伝えるという物語の進行上での役割を与えられているってのに
このくだりが本編に一体なんの関係があるのんですかね? ここの描写削ったとしてもストーリーに何の影響もないと思んですけど。
巻末の、なんだこれ? おまけコーナーで、長々~と長文で国家運営における全体視の必要性について語ってました。
見事に「主義者」同士での諍いの末路を表しているのは見事だけど、どこまでも本編には関係ないのよね。
ここで美咲えりが語っている内容は、おそらく本編でのイタカが中島に説教するシーンで言えなかったこと、書ききれなかったことなんじゃないですかね。
政治経済について語って頂いておおいに結構。自分の意見を反映するのも大いに結構。
ただちゃんとやってくれ。
承前。
前編(http://anond.hatelabo.jp/20130825133734 )では三縞君に作品そのものについて総括をしてもらった。
彼女はあの通り真面目な人なので、旧約聖書やら仏教の経典やら沢山の資料を比較参照した跡が見える。まああとは文章の方にもう少し可愛げがあれば……なんてうっかり口にしたらまたもや新品の机を蹴られてしまった。情報庁の事務机と違って、アルコーン社のオフィスウェアは本物と見紛うばかりの高級情報材製なのだが、彼女は遠慮なくその黒いストッキングの美脚を持ち出してくる。せめて元上司を「鼻持ちならない」と無遠慮に評するところくらいは変わってほしいと思う。
で、ここからが僕の出番。
稀代の大作家・野崎まどが残した作品の中に埋め込まれた、人間の癖や偏りを利用した暗号。
といっても僕は特殊な暗号解読の専門家でも何でもないので、あのときのような成果を期待されても正直困ってしまう。
あれは先生と僕の間柄だったからこそできたことであって、大して知りもしない作家を相手に同じことができるなんて考える方が間違ってる。
けれど僕はこの仕事を受けた。
基礎コードの解析を終えた量子葉の研究はとっくに先生の意図を探ることからは離れていたし、こうして頭を使うのはとても心地良い。
だから、これはまあ、知ルが帰ってくるまでのお遊びみたいなものだ。
一般発売前の自社製ワークターミナルは唸り声ひとつ挙げずに目を覚まし、僕の電子葉とダンスを始める。啓示視界に多重展開された書字情報マトリクスが視線の導きで然るべき場所に配置され、僕はその本を〈知る〉。
ウィンドウをもう一つ開く。首振りで先のレポートを取り出して、目の前の本を固有値解析にかけた。多次元スライスされた書字情報はいくつものキューブに分裂し、吸い込まれるように消えてゆくと、瞬く間に啓示視界がウォッシュアウトされて、周囲の情報圧が低下してゆくのがわかる。
三縞君は常識人だ。凡人と取り違えてはいけない。常識人というのは世の中の人が当たり前のように知っているとされることを本当に当たり前のように知っている、得難い優秀さに与えられるべきタグだ。才媛三縞君が組み上げた意味論フィルタは時にピーラのごとく表面を撫で下ろし、時にスライサのごとく作品を賽の目に刻んでは雑味を取り除いていった。後に残るのは〝野崎まど〟という名の個性の結晶だ。
想像が始まる。僕は右脳と左脳を車の両輪のように回して脳内に〝野崎まど〟を仮定すると、感じるままにコードに潜む違和感をすくい上げていった。
少し難しい……ノイズが多い感じだ。ライトノベルをフィールドとする氏の世界描写は童話的で、本筋に関わらない部分は余計な注意を惹かないよう可能な限りオミットするのがスタンダードだ。とはいえ今回の版元は早川書房、百戦錬磨のうるさ型SF読みが相手だ。手加減はないと思っていいだろう。
思いつくまま挙げてみる。
序章。情報格差を乱用して女遊びをした僕は翌朝当然のようにバスでオフィスに出勤する。さらに車内には大声でおしゃべりに興じる女子たち——思念通話はとっくに実現されている時代だが、僕は咎めることも聴覚を遮断することもなくそれを聞いている。
やれやれ、と僕は首を振った。僕の仕事の大半は場所を問わない。だいたい情報化が極限まで進んだ社会で肉体の移動を要する業務分野といえば食事・医療・性風俗くらいのものだ。その意味での役得といえば唯一、三縞君と交わす、互いに性的関心を潜めたコミュニケーションだけだろう。この危うさだけは何事にも代えがたい。
〝先生〟について語る以前に、僕がわずかにでも興味を向けた人物がみな女性であったことに気づいただろうか。正確に言えば老婆を迎えにきた男性についてたった一行触れただけだ。京都の町は不朽を表す国家的なシンボルだ。だから、この一連のシーンで描かれているのは、僕ら男が背負うべき、いつの世も変わらぬ女性への関心に他ならない。
ジェンダー的な視点で見出すと、他にも気になる点が出てくる。京都大学の構内で赤ん坊を連れていた学生は性別不明だが、どうあれ血のつながりはないだろう。養護施設の保育士は男性だった。けれどエピローグで死に瀕した子どもに付き添っているのはなぜか母親ひとりで、これは明らかな偏りだ。「女性にお茶汲みを頼むのは性差別」という認識は根付いていても、我が子に対する愛情など僕らの世代の男性は持ち合わせていないのだ。
と、ここまで書いていたら三縞君から「あなたのろくでなしな価値観を世の男性にまで一般化しないでください」と書かれたメールが飛んできた。
退庁後の僕のクラスは、彼女は同格の4まで下がってしまっている。おかげでプライベートレイヤがだだ漏れだ。もう迂闊な発言はできない。
僕はおとなしく仕事に戻ることにした。
該当箇所をズームする。それは〝集落〟の場面。クラス0の女子中学生に対するのぞき行為が行われ、社会がそれを容認していると語られる箇所だった。
馬鹿なことを。
当たり前だが個人情報保護と児童保護はまったく別の問題だ。しかも情報格差は技術的限界によるものとされている。少なくとも一般的な認識としてはそうだ。だったら法が容易くその現状を追認することなどあるはずがない。
ここだ。ここにヒントがある。僕はそう直観した。
思考が活性化し、電子葉によって自動収集された関連情報が僕の啓示視界を埋め尽くす。
ソフトSF——純粋に人文科学に基づくSF。とりわけフェミニストSF。女性作家の隆盛。メアリー・シェリー。ベネット。ル=グウィン——違う。こっちじゃない。右脳が理屈を飛び越えて判断を下し、一足飛びにその本質をたぐり寄せる。ヒントはこれだ。
社会描写の神髄は、弱者をどう描くかに現れる
即座に理由を問う。
社会の歪みを体現する存在は常に女・子どもといった弱者であるからだ
方向付けされた認識が参考作品を引き寄せる。
過去の日本SF大賞受賞作。『マルドゥック・スクランブル』。この作品では〝戦う女の子〟を地に足がついたものとして描くために、少女娼婦の身分、戦争由来の過激な技術、ならびに犯罪的な出来事に即応するための法体制を用意した。出来上がった少女は社会的に見れば化け物でしかないというのに。
僕はようやく理解した。
それが指す存在を、僕はすでに知っていた。
誰より保護されるべき存在でありながら、誰よりも自分の身を守ることに長けた少女。量子葉とともに生体脳を育て上げた、人類初のクラス9。進化の特異点。
道終・知ルその人。
ようやくあの男について語る時が来た。
クラス*(アスタリスク)。素月・切ル機密官。主人公(僕だ)の心の闇を凝縮したような人物。
結果から言えば彼はかませ犬以外の何者でもなかった。彼の行動は無意味で無価値で、そして無残なものだった。けれどその劣悪な人間性については触れておかないといけない。
裏仕事を専門とし、存在自体が機密とされる、規格外のクラスホルダー。そうした役職に求められる一番の資質は、規律、そして良識だ。ところが素月はその逆をいった。
自らが果たすべき任務を忘れ。
14ページに渡って狂ったように女子中学生の裸を狙い続けるその様は。
ただの変態だった。
それから僕はことあるごとに知ルに対して欲情するようになった。
可憐な容姿。挑発的な言葉。妖艶ささえ感じる所作。それと同居する少女の無垢さ。知らぬ間に僕は虜にされていた。
それでもあの男、アルコーン社CEO、有主照・問ウさえいなければ、僕が女子中学生を相手に一線を踏み越えることはなかったんじゃないかと思う。
そのことを知って咎めるどころか喜んだミアもちょっとどうかと思う。
いや。
なぜそう設定したのか。
答えは簡単。知ルが初潮を迎えるその日をただ待っていたのだ。現代人としてはずいぶんと遅いように思えるが、そこは孤児で栄養状態が悪いことと対象となる異性がいないことを考慮すれば説明がつく。
本番を迎えた知ルの口から「私、セックスって初めてです」と言わせなかったことは氏の最後の良心だろう。そう信じたかった。
すっかり忘れていたが作中の三縞君の扱いはこの作者にして徹頭徹尾まるで違和感のないものだった。
長く辛い旅路だった。
結局、作者の真意は何だったのか。
僕には朧気ながらその姿が見えていた。
そう。氏は切望していた。
情報の秘匿も。
時代の空気も。
何もかもが存在しない、本物のオープンソースの世界というものを。
最後に。
解読の結果、僕がすくい上げた言葉を君たちの啓示視界に残してこの稿を結ぼう。
うわぁい、子どもの保護なんて全然乗り気じゃなかったけど、こんだけいけてるなら俺もロリコンでいいやあ!
(続かない)
映画「奇跡のリンゴ」が好評のようです。私も見てきました。感動しました。
いっぽう、はてなのニセ科学批判クラスタ界隈では、この映画を見ずに「奇跡のリンゴ」のモデルになった農法を批判するのが流行っているようです。追従礼賛ブクマもたくさんついています。
http://d.hatena.ne.jp/locust0138/20130609/1370789361
http://d.hatena.ne.jp/locust0138/20130612/1371052702
http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130618/1371549428
http://d.hatena.ne.jp/doramao/20130619/1371611793
これらは映画に対する評ではないのですが封切りに合わせたエントリーですから、映画を観てきた身として、これらの評を読んで???となってしまうところを指摘しておくのも悪くないかと思います。
まず、映画は何も農法を学ぶために観るものではありません。「奇跡のリンゴ」でいえば、阿部サダヲ、菅野美穂、山崎努、音楽:久石譲といった顔ぶれで観にいく人も多いでしょう。またもちろん、作品に100%のめり込めなくても観にいきますし、感動もできます。この映画はそういう映画です。「海上自衛隊全面協力!」という宣伝文句にあまり良い感情を持てない人間でも「灰原哀が出てるなら」で映画館に足を運ぶことはあるでしょう。
「感動している人間は思考力が落ちて大事なことを色々と見落とし、判断を誤るからです」とわざわざ赤字強調で書いている人もいますが、感動したからといってそうならない人間のほうが圧倒的多数です。アクション映画で感動した人がみな現実と混同するかといえばそんなことはありません。
「実話と銘打ってるから危険」――は? 映画「大脱走」は実話に基づいており、観た人は《多少は》本当はどうであったか気にするかもしれませんが、本格的に調べようとはまずしないでしょう。「実話に基づく」は基本的には映画を楽しむ際の参考として機能するだけです。また、シネコンだと関連書籍置いて売る、ということもあまりないかと思います。もちろん本屋では積んでありますが、映画見て出たところに本があるのとでは影響はかなり違うでしょう。
さて、映画「奇跡のリンゴ」についてはYahoo!映画の次のようなユーザーレビューが参考になるかと思います(固定URL表示できないので、投稿時間で示します):
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id344360/
2013/06/15 01:25:41
とは言え、僕自身鑑賞前は
突っ込んだ内容を想像していましたがさにあらず。
と簡単に思わせないところがよかった。農薬を使っている農家の方を
悪者に仕立て上げたら嫌だなとも思って見ていたのですが
この映画では、既存の農薬を使った農法を批判する箇所はほとんど全くと言っていいほどありません。まわりの農民、池内博之、笹野高史、ベンガルらも実はいい人です。
冒頭のナレーションでは
とあって、菅野美穂が農薬で苦しんでいる場面へと繋がります。しかし、このナレーション、言い換えると、農薬を使って作ったリンゴでも食べるのは安全、ということです(1980年代前半までだとこう言い切ってしまうのは言い過ぎではないか、という気もしますが)。
同様に、無農薬リンゴの利点について何か語られる、ということもありません――さいごの「おいしい」という以外には。
はっきりいって、この映画、主人公がなぜそこまで無農薬に固執するのか、という点では弱いと思います。ここまできたからにはもう止められない、というような言葉が何度となく語られますが、それは本人たちの事情です。
これらの点は製作側が、木村農法に対する批判をある程度知った上でつくったからではないか、と私は推測しました。今後、もし木村農法を批判するのであれば、映画のこういう姿勢を知っておかないとズレたものになります――というか上の批判はその典型。
言葉をかけなかった木だけ実らなかったというくだりは本人の書籍にもあるそうですが、映画でこういう「奇跡」だけいくつか押し出して「科学的説明」はほとんど付けないというのもダブル・ミーニングで、双方に配慮してるからだと思います。
映画全体でも、雄大な岩木山、リンゴの花の可憐さ、などの風景や原田美枝子、伊武雅刀らも含む家族愛、隣人愛が一番印象に残りました。人によってかなり違いはあるでしょうが、「無農薬のすばらしさ!」がまず刻印される人はそんなにいないと思います。(もちろん、そういう人もいるでしょう。ただ、映画館でみた客層でいうと、最初からそう思っている人が自らの信念を確認するケースの方が遥かに多そうです。)
ということで、映画を見ずに批評したり、それに追従ブクマを付けたりする人がおそらく想像してないことを述べておきます。
この映画見て、「無農薬」という言葉にそれほど影響されずに単純に、津軽りんごいいなぁ、食べたくなったなぁ、という私みたいな人はけっこう存在するのではないでしょうか。つまり、この映画が大ヒットすることで、木村氏だけでなく、(おこぼれとも言えますが)他のりんご農家にとってもプラスに働く可能性もそれなりにありそうです。―――もしそういうことになれば、それは既存の農法に対する批判を抑え、まわりの農家も良い人として描いたスタッフの心遣いのたまものでしょう。
最後は私からのお願いです。「農薬は安全」という人は、中国等の農薬やTPPについても必ず触れていただけないでしょうか?
良い映画でした。
http://news.dengeki.com/elem/000/000/605/605010/
元からいる人は省くよ
天海春香 | 中村繪里子 |
如月千早 | 今井麻美 |
星井美希 | 長谷川明子 |
萩原雪歩 | 浅倉杏美 |
高槻やよい | 仁後真耶子 |
菊地真 | 平田宏美 |
水瀬伊織 | 釘宮理恵 |
四条貴音 | 原由実 |
秋月律子 | 若林直美 |
三浦あずさ | たかはし智秋 |
双海亜美 | 下田麻美 |
双海真美 | 下田麻美 |
我那覇響 | 沼倉愛美 |
ここから
Wikipediaのページが有る人はWikipediaへ、ない人は代表作など
田中琴葉 | 種田梨沙 | |
島原エレナ | 角元明日香 | |
佐竹美奈子 | 大関英里 | |
所恵美 | 藤井ゆきよ | |
徳川まつり | 諏訪彩花 | |
箱崎星梨花 | 麻倉もも | |
伴田路子 | 中村温姫 | |
北沢志保 | 雨宮天 | |
野々原茜 | 小笠原早紀 | |
望月杏奈 | 夏川椎菜 | |
木下ひなた | 田村奈央 | 窓辺あい |
舞浜歩 | 戸田めぐみ | さくらさん(おしりかじり虫) |
矢吹可奈 | 木戸衣吹 | |
横山奈虬 | 渡部優衣 | |
二階堂千鶴 | 野村香菜子 | 松下夏鈴(こえぷら) |
馬場このみ | 高橋未奈美 | 卯月花音(スタプラ!) |
エミリースチュアート | 郁原ゆう | |
松田亜利沙 | 村川梨衣 | |
大神環 | 稲川絵里 | |
天空橋朋花 | 小岩井ことり | |
七尾百合子 | 伊藤美来 | |
豊川風花 | 末柄里恵 | |
宮尾美也 | 桐谷蝶々 | |
福田のり子 | 浜崎奈々 | |
真壁瑞希 | 阿部里果 | 望月歌帆(こえぷら) |
篠宮可憐 | 近藤唯 | |
高坂海美 | 上田麗奈 | |
百瀬莉緒 | 山口立花子 | |
中谷育 | 原嶋あかり | |
高山紗代子 | 駒形友梨 | |
永吉昴 | 斉藤佑圭 | |
北上麗花 | 平山笑美 | |
周防桃子 | 渡部恵子 | |
ジュリア | 寺川愛美 | |
春日未来 | 山崎はるか | |
最上静香 | 田所あずさ | |
伊吹翼 | Machico |
高校3年生の僕には好きな娘がいる。
中学から同じのその子とは、個人的に1対1で話すことはないが、
グループであったり・少しのメールではコミュニケーションを取ってきた。
身長150cmに満たない小さな彼女はいつも笑っており、何より可愛いのだ。
同じ高校に入学。
クラスが違うこともあり、年に数回メールをすればいい方、くらいの付き合いだった。
と、そんな噂が広まると同時期に、彼女の方から僕にメールが頻繁に届くようになった。
内容は「課題分担しようよー」「ディズニーとか行きたい」なんて他愛もない雑談。
僕は嬉しくてうれしくて、夢中で携帯にかじりついて返信をした。
メールもいつしか、あちらが寝落ちをして、朝に「ごめん寝ちゃった それでね◯◯」のように
切れることなく、毎日続くようになる。
そのずっとメールが続いている間、僕があまり社交的な性格でないせいで一度も面と向かって話したりはしなかった。
いつも車で送迎してもらう彼女が車中で携帯をいじっているのを見たその数秒後にメールが届くと、もう心は有頂天のようであり、
その逆、僕が打っているのを見られたときは小恥ずかしくなり、わざと返信を遅らせたりしたものだった。
その日の夜は暑く、寝られずに深夜までメールをしていた。
と、自然な流れか急か、翌日に所属する部活のコンサートを控えた彼女が、こんな文章を送ってきた。
「明日は君のために弾くよ(笑」
『君のために』
こんなのが来たらもう体は、ほてってしょうがない。
この時点で僕は、「この子は僕のことが好きなんだ。」と思った。もっともこのことは今でもそう思っている。
その返信は
「うん そうだよ」
これまで付き合ったことのない、あんな素敵な彼女からこれが送られてきて、
ほてりに火照ったあの夜の熱さは今でも忘れられない。
はあ、とうとう僕にもこんな素敵な彼女が出来たのか。
くそ、向こうから告白されるなんて情けないなあ(笑)なんて思いながら僕は、
「ほんとに!? えっと、よろしくおねがいします」と返した。
ああ、彼女ができたんだ……
「彼女できた!」とツイートすれば、死ね死ね とリプライが飛んできて……
そして2分後
「ええええ 冗談だよ(笑」
ふ ざ け る な
この落胆さたるや。
「あ、そうなの ひどっ!笑」
「ごめんごめん、増田くんって私と付き合いたいの?」
「いや別に……」
バカな返事をしてしまった。
情けない自分への照れ隠しをした。彼女は、こちらからハッキリ言って欲しかったのだろうか。
それとも、本当に冗談でただ遊ばれていたのだろうか。
と、まあそんなことがあってもメールは続いた。
その頻度は衰えず9月。
ふと「私の誕生日知ってる?」と。
これだけ見ると、ただのクレクレ女に見えなくもないが、この強引かつ可愛さ。
僕は急いで、たくさんのページを見てプレゼントを選んだ。
あまり慣れてない口ぶりで渡したプレゼントを受け取り、彼女は天使のような笑顔を見せてくれた。
話下手であまり間が持たずそそくさと帰ってしまったが、その後 お礼のメールが来た。
そのメールはいつもより長く、増田くんと出会えて良かった これからも仲良くしようね、という内容。
保存した。
「12月◯日って増田くん誕生日だよね、プレゼント渡すから、放課後待っててね」
彼女は、中学時代に僕が友だちと話していたのを聞いた、ということで誕生日を知ってくれていた。
当日、放課後、教室掃除だった僕はちらちら廊下を確認していた。
自分が渡した時よりも、緊張しているような気がする。
そこそこ大きな紙袋を持って、彼女が来てくれた。
最初は気付いてないふりをする僕も、少し経ってから目をあわせて、廊下に出た。
廊下にはなかなか人が多く騒がしい。
帰宅してから開けてみると、ヘッドホンとマフラーが入っていた。
これは本当に、本当のことだが、僕はその時ちょうどヘッドホンが欲しかったところだった。
毎朝、自転車の僕を彼女が乗る車が抜かしていくのだが、その日はとても照れくさかった。
僕は改めて彼女のことが好きになり、また彼女も僕を好いてくれていると思うようになった。
いつも向こうから送ってくれていたメールがじわじわと来なくなる。
不思議に思い焦ったが、特に話題もなく、こちらからも送ることはなかった。
しかしその間も僕はずっとマフラーを巻いて登校し冬を過ごした。
そして4月。
それまでにその子がたまに男子生徒と談笑しているのを見かけて胸が苦しくなった。
あの頃のように携帯にかじりつき、必死にユーモラスな文章を試みるも、
ああ、あの頃には戻れないのか。
明確な理由はないものの互いが互いをなんとなく意識しあうそんな関係には戻れないのか。(以前の関係がこのようなもの、と思っているのは僕だけかもしれない)
そうして6月。
文化祭でその彼氏が、舞台上の彼女に呼びかけて聴いているのを僕は真後ろで見ていた。
ああ、そうかこいつと付き合っているのか。
その彼氏は、いかにもちゃらく、細目 肌白 似合ってないホスト風ヘアー。
悔しかった。
なぜこいつなのか。それ以降、学校で彼女が彼氏と仲良さそうにしているのをよく見た。
その彼氏が「お前ってすぐ別れるよなーww」と言われているのを聞いて期待したものの、
その彼氏と僕の共通の知人から、彼女が2時間エッチをして、彼女の最中の声は大きい ということを笑い話で聞かされた。
本当に悔しかった。
今になって、どのくらい好きだったか。
なぜもっと強引に行けなかったのか。
あのときああしていれば。
後悔は尽きない。
ふと、昨日、彼女が家に遊びに来た。
中学時の適当なそのへんのメンバーが遊びに来た中に彼女もいた。
アポなしで来られたため、部屋は散らかり、ロクなおもてなしはできなかった。
その食事中に僕は平気な顔で、「いつから付き合ってるの?」「どんな感じなの?」と聞いた。
3月までずっとマフラーを巻いていたことが死ぬほど恥ずかしくなった。
そんなとき、開けた腋から青いブラジャーに包まれた彼女の胸が見えた。
家に帰ってからそれでシコった。
その後から、ああ あの彼氏はあの彼女の身体を抱いているんだと思い、辛くなった。
僕の好きな娘には彼氏がいる
>しっくり来る説明を考えてて思いついたんだけど
>つまりあなたって「背徳」と「悪」の区別がついてないと思うんだよ。
見た瞬間に思いついたんだけど、背徳って悪のいちカテゴリですよね。
区別っていうか内包されてるものなんじゃないスか。いやアンタのオリジナル定義なんか知らんけど。
>わざと下品なことや性に奔放なことをオープンにしていくって言うスタイル。
>下品さや奔放さのアピールは悪の十分条件じゃないし、必要条件ですらないよね。
>両立させようとすればする、という程度。
アンタの悪女って何なんねん。
まず峰不二子が「下品でなく性に奔放アピールしてない」タイプの悪女かどうかをはっきりさせてみようか。
どの不二子かって話にもなるけど、2ndからは基本的に媚びて下品と評判だぞ☆
基本「男は結局ちんこが本体」みたいなやり口でしょ。そして男の側もハイそうですよとばかりにひっかかる。
原作か1st観ればそれも納得の評価だ。2以降のアニメの不二子に品があるとはちょっと言えない。故に2nd以降は論外。
では1stの不二子は悪女だろうか? 機械的に判定するなら悪女だろう。宝石大好きだし。でもあれってすんごい可愛い悪女だよな。
「ルッパァ〜ン(はぁと」ってんじゃなくて「御機嫌ようルパン(手をひらひら」って感じ。あれは品がある。
はっきり言って可憐でさえあって、全然「悪」い「女」に見えない。ぶっちゃけ結構健気。ルパンと対立した昔の恋人撃ったりしてるし。
セクシーアピールも基本「敵に脱がされる」タイプのお色気担当であって、常にドレスでパーティ会場にいたり水着でプールのそば寝そべってたりで金持ちのそばうろついてるんじゃなくて、仕事なら普通にツナギ(ライダースーツじゃなくて作業員のツナギ)着たりもする。
つうか書いてて思ったけどパーティドレスのシーンとかあったっけ…キャサリンの宝石のときもメイド姿でハイネックのドレスだったような…
とりあえず1stアニメの不二子もとい品があって奔放に男を利用する、そのくせときに可憐で健気でさえある女、これが「悪女」とする。
すると例えばドロンジョさまは外れるんですけど、っていう。あの人2nd不二子から衣装はそのままに色仕掛けを抜いてハプニングエロてんこもりにした感じだし。
元増田と合わんぜ。
「そも悪女の『悪』とは誰にとって悪なのか?」を考えてみると、これって悪女に引っ掛けられた「男」と、悪女に引っ掛けられた男を見た連中にとってであって、本人は基本的に単に好きなように振る舞ってるだけなんだよね。
だから、一人称で悪女をやると大体ガガみたいな感じになると思う。
で、ガガの「悪女」ってなんか悲劇的な感じがある。それがある種の一途さの故だから見方によってはすごく可憐に映る。
そこんとこが、不二子と全く同タイプではないけれども「悪女」だなあ、と思わせる。同時に普通に絵に描いたようにビッチな「悪女」もやってるwと。
>自己表現として世間の生活習慣や宗教に逆らって見せるのが「悪」なら
>同じ論理でいくとマリリンマンソンは「悪人キャラ」ってことになるけど、これはもっと違和感あるよね。
>ていうかほとんどの奇矯なミュージシャンは「悪人キャラ」ってことになる。
>これはやっぱり無茶苦茶だと思うよ。
何が「やっぱり無茶苦茶」なのかわからん。奇矯なミュージシャンて実際みんな割と無茶苦茶やってる悪人キャラやん。
反クライストってそれ自体相当「破廉恥さん」だと思いますよ。せいぜい非性的なだけで。
ロックの界隈とか過激な奴が勝ち〜みたいなとこがあるじゃないか。ピストルズとかなんかそこらへん。パンクのらへん。
ああいうの、態度と思想を何処まで一致させるか的な問題があったはずだ。
で、態度がいわゆるパブリックイメージで、思想がキャラ(の源)だ、っていうだけの話。
一線引く奴は引くし、ロットンでさえ結局はそこに線を引いた。ように見える。
この度行定勲監督・吹石一恵主演で映画化が決定した『ゲーセンで出会った不思議な子の話』。だが、書籍化・映画化が決定しても、このストーリーの書き手は決して名乗り出ることなく、ネット上ではこのストーリーに対し、様々な点から疑いが提出され、果ては低迷するアーケードゲーム業界によるステルスマーケティングではないかという説まで浮上している。
私は、ある裏情報筋から、このストーリーの書き手のIPアドレスを入手した。そして、エヌ県エフ市というある郊外の市から書きこまれた、という所まで書き手の所在を特定し、早速現地に向かった。
まず私はその街にゲームセンターがないかを探した。すると、今はもうないが、かつて「UTOPIA」というゲームセンターがその地にあったことが、分かり、そのゲームセンターに昔よく行っていた男性に話を聞くことが出来た。彼に、いつも帽子を被り、格闘ゲームをやっていた女性に心当たりはないか聞くと、彼はこう言った。
「あーあの女か!あいつはひどい女だったよ。なんだい、お前もあの女に騙された口なのかい?」
-----
その男性によれば、帽子をかぶり、奇妙な振る舞いをする女性は確かにいたという。だが、そのような女性を男性が放っておくはずもなく、彼女の周りは常に男性で囲まれていたという。
「あなたも囲んでいた一人だったんですか?」
その女性は機会があればあらゆる男性にアプローチをかけていた。例えばふたりきりで居る時に急に泣き出して見せ、理由を聞くと、自分は家庭で居場所がなく、そのためこのゲーセンに入り浸っているのだと言ってみたり、あるいは「あなただけに打ち明ける秘密」として、自分は不治の病であり、もう長くはないのだと言ったり。そのようなアプローチに非モテ童貞が転ばないわけがなく、彼女がゲーセンで囲んでいた男性の一人を連れてラブホテルに行く姿も、度々目撃されていた。
当然、そんなことをしていれば人間関係はめちゃくちゃになる。その女性をめぐってのいざこざがそのゲームセンターでは日常茶飯事のこととなり、ゲームセンターの治安は悪化、客足は遠のいた。そのゲームセンターが潰れた理由の一端は、あの女にあるんだよ!と、男性は語気を強めて言った。
だが、ゲームセンターが潰れたことにより、そのただれた人間関係も自然に瓦解した。そして、時間の経過により、いつしか囲んでいた男同士の間で、「同じ女を追いかけた者同士」という仲間感が生まれ、今では良い飲み友達になっているという。
「まぁこんな郊外の狭い人間関係の中じゃあ、いつまでもいがみ合っていても仕方ないからな!同じ穴を共有した者どうし、まぁ兄弟みたいな関係なのよ。がはははは!」
正直、このようなホモソーシャルは私にとってはとても気持ち悪かったが、それはともかく、私はその「兄弟」にも話を聞いた。しかし話を聞けば聞くほどに、その女性は、掲示板で語られたような可憐で無垢なキャラクターとは異なる存在に思えた。しかし一方で、その容姿や、外から見た雰囲気は、驚くほどあの掲示板で語られた内容と一致しており、そのことが私を困惑させた。
その女性は、今どこでどうしているのかを、なにか情報を持っていないか聞くと、彼らは口を揃えてこう言った。
「いや、全然知らねぇ。そういやあいつはどこ行ったんだろうなぁ……」
調査はここで行き詰まった。
----
あの「不思議な子」は今どこで、何をしているのか。手がかりを知るために、私はその街で聞きこみを開始した。すると、ある女性教諭が、彼女の行方を知っているかもしれないというので、私はその女性教諭に話を聞きに行った。
その女性教諭は、今は教師を辞めていた。彼女に、帽子をかぶった、「不思議な子」の行方を知りませんかと聞くと、彼女はこう言った。
「あいつは、死んだよ」
その女性は、元々彼女の教え子であった。そして、卒業後も頻繁に会っていたそうだ。その関係が、教え子と教師の関係どころか、友情を超えた親密なものであったことは、その女性について語る言葉の端々から見て取れた。
女性はとても不安定な人間だった。とても自己中心的であるように見えて、実はとても繊細で、誰かから嫌われていることが分かると半狂乱になり、彼女に怒鳴り散らしたという。「あの子はね、誰にも同じように好かれたかったんだよ。とっても、弱い子だったからさ。」そう彼女は言った。
そして、ある日、女性はある男にこう言われた。「お前みたいなビッチ!死んでしまえ!」と。
「次の日、この街の外れの崖から、あいつは飛び降りたんだよ。」
女性は飛び降りる前に、彼女にだけ電話を掛けた。その内容は、自分を悪しざまに罵った男性の罵詈雑言であった。いつものことだったので、彼女が受け流していると、彼女は最後にこう言った。
『結局、セカイは、あたしのことが嫌いなんだよ』
「私は、あの子の『セカイ』にはなれなかったのさ、結局。」
-----
私は、彼女から、その女性が飛び降りた場所を聞き出し、そこに出かけた。掲示板に書かれたストーリーの書き手がどんな奴なのか、それはもう、私の関心からは外れていた。どうせ、最初に話を聞いたような連中が、面白がって掲示板に投稿した話なんだろうと、そんなふうに思っていた。
そして、市の外れの崖に行こうとした時、私は一人の青年が、私の前を歩いていることに気づいた。その青年の手には、あの、トルコキキョウがあった。
-----
「ええ、私があのお話を書いたんです。この下で眠るあの子に、何か物語を捧げようとね……」
青年もまた、あのゲームセンターの常連の一人だった。ただ、青年は、女性を取り囲む男どもの輪の中には入れなかった。遠くから、その女性を見つめていたけれど、声をかける度胸はなかったのだ。
ただ、一回だけ青年と女性は、会話をした。喫煙所で、その女性に話しかけられたのだ。にっこり笑いながら、「君は、格ゲーはやらないの?」と。
「今思えば、ずーっと見つめられていたことに、気づいてたんでしょうね(笑)」
青年が「格ゲーはやらない」と答えると、彼女は格闘ゲームのことを沢山語った。ストリートファイター4というゲームのさくらというキャラクターが可愛いとか、そんな話を。
「ただ自分は、正直憧れの子に話しかけられたことで頭がいっぱいで、彼女が話す内容は全然頭の中に入ってこなかったんですがね」
そして、一方的に色々なことを話しかけられて、最後に彼女はこう言った。「一回で知りたいこと全部知れるほど、簡単じゃないよ~」と。
「でも結局、私が彼女と話せたのはその一回きり。そのあとすぐ、そのゲームセンターは潰れてしまって……」
そして青年は、その女性の思い出を抱えたまま暮らしていたある日、ある女性が、崖から飛び降りたということを耳にする。そして調べていくと、その女性は、あの憧れの子であったことを知った。
「それが分かると、居ても立っても居られなくなって、そして、気づいたらあの物語を書き上げ、掲示板に投稿していたんです。」
そしてその物語によって、青年は彼女をこの汚れたセカイから救い出し、自分との、「永遠の愛」の中に、匿ったのだ。
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気づけば、話すこともなくなり、私と青年は無言のまま海の向こうを見つめていた。
この話を発表すれば、この青年の「永遠の愛」は破壊され、セカイにあふれる汚らしいゴシップネタとして消費されるだろう。だが、私はそういうことをしなければならない職業だ。だからしょうがないんだ……と、私は一人自己憐憫に浸っていた。
そんな時だった。海の向こうから、「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」という音が聞こえてきたのは。
「一体なんだ!?」と思い、私と青年が海の向こうを眺めると、そこには
クジラの上に、キャスケット帽をかぶった、ショートヘアーの、吹石一恵によく似た女性が、立っていた。
クジラは猛スピードでこっちに向かい、崖に突っ込んだ。あの子は空に向かって羽ばたき、そして、青年の胸に飛び込んだ。そして、彼女はこう言った。
彼女「ずっと待ってたんだよ、あなたが、私のことを呼んでくれるのを」
青年「え、それっとどういう……」
彼女「鈍感だなぁ君は。」
彼女「わたしは、ずっと君が、わたしを好きだって言ってくれるの、待ってたんだよ。」
彼女「でもひどいなぁ、私のこと、物語の中とは言え、殺しちゃうなんて。そんなに薄幸美少女が萌えなのかい?この~」
青年は呆気に取られたようだったが、しばらくすると、何が起きているのかに気づき、そして、まるでこどものようにわんわんと泣き出した。そう、悔し涙ではなく、嬉し涙を。
彼女「君は、絵を描くのが好きとかいう風に書いてたけど、それは本当?」
青年「いや、絵は全然描けないwコピックマルチライナーっていうのを見かけて、その言葉の響きが良くて、つい使っちゃったw」
彼女「そっかー。わたしも絵は全然描けないよw格ゲーはどうだい!」
彼女「よーし、私が特訓してやろー。お姉さんに任せなさーい! 」
もう、私がここに居ることはお邪魔だろう。そう、物語の結末はいつだってこうあるべきなんだ。
あ、そういえば一つ言い忘れたことがあったことがあったっけ。それを言っておかなきゃ。
俺「トルコキキョウの花言葉はね、永遠の愛なんかじゃないんだよ。
希望 さ。」
まぁでも元増田のヘンテコ理論抜きにしても、経験で言えばこんなもんだわ。
女の子に声かけまくってたのは20歳前後の頃だし、自分が若かったせいもあってか女子高生なんか興味ないし、100人も経験ないけど。
でも200人くらいに声かけて20人くらいとセックスしたと思う。
10人に声かけて、4人くらいから電話番号きけて、そのうち2人くらいと食事に行けて、1人とセックスできる感じだったなぁ。
ナンパした子と後日一緒に食事に行けたら、確率は50%よりもっと高いかもしれんけど。
あぁそれとオレはイケメンでもないし、一人でナンパするような根性もガッツキも無かったので、真っ当な学生よろしく友達2~3人とクラブや路上で人数の合う2~3人の女の子のグループにちゃらちゃらと声かけてたから、あんまその数字の累積方法がわからんけど。
200人に声かけたっていうよりは、200回声かけた。もしくは200グループに声かけたって感じだけど。
話は変わるけどさ、合コンとかで出会った相手と最後まで致した経験そんなあるの?
まぁこんなこと言うと、「セックスの相手探してんじゃないぞ合コンはパートナーを探しにいってんだバカ!」とか怒られそうだけど。
今まで合コンも何回も行ったけど、あんなんで致せた記憶がない。
あんな非効率な出会い方ない。
どっかに合コンムーブメントで暴利を貪ってる業者がいるんじゃなかろうか。
じゃないとあんな非効率なシステムが未だに選ばれてる意味がわからん。
店に入って席に座るまでにすでにくじ引き状態じゃん。
そんでまたその中にたまたまいた平均値以上の子の取り合いでしょ?
しかも自分のことアピールできるチャンスがあるかどうかもわかんないし。
それなら街に出て、自分の好みの相手100人に声かけたほうが絶対確率高い。
これだけはガチ。
ナンパなんかに引っかかるようなビッチじゃなくて、清楚で可憐な彼女がほしいんだ!ってやつはそれでもいいんやろうけどさ。
俺の経験からしたらナンパで番号教える子も、合コンで酔って過去の恋愛談語り出す女もそう変わらんけど。
あと、お前らがもし20歳くらいの若者なら、金なんてなくてもいくらでもナンパで女なんてくどける。
合コンなんかで、全然好みじゃない相手に何千円も払うのアホらしいじゃん。
おれならその金で服買ったり美容室いったりして自分(の外見)を磨くわ。
「いろいろあって・・」と多くは話してくれなかったけれど、
哀愁を漂わせながらも昔と変わらない可憐な面影を残した彼女の横顔に俺はいっきに引き込まれた。
同じクラスだった彼女も中学受験組で、違う塾ではあったものの、塾へ行くために利用するバスは一緒だったためよく顔を合わせていた。
俺は彼女のことが好きだった。
彼女は物凄く可愛いというようなタイプではなかったが、ビジュアルに関しては個人的にとても好きなタイプだった。
クラスではめったに話をすることはなく、バスの待ち時間やバスの中でしか話をしなかったが、
受験という共通する話題もあり、話をしている時はとても楽しかった。
彼女がバス停にいない時はバスを一本遅らせてでもわざわざ彼女のことを待っていたというエピソードも恥ずかしながらあったりする。。
好意を持ってくれていたのでは・・と思わせるエピソードも少しあるが、小学生の本心はわからない。
バレンタインのチョコとかは普通に貰っていたので少なくとも嫌われてはいなかったと思う。
ただ結局、当時は受験のことでいっぱいいっぱいで、ませていたとはいえ「恋愛する」なんて発想は頭の中にはなく、何も起こることはなかった。。
中学へ通う最寄りの駅が違っていたため、通学で会うことはなかった。
携帯もない時代だったので連絡をとることもなかった。(もとから家の電話で連絡を取り合ったことはないが)
彼女のことは相変わらず好きだったように記憶しているけれど、関係をどう発展させていけばいいのか分からなかった当時の自分は、
「友達という関係を維持する」ということすら結局できなかった。
小学校を卒業してから一度だけ、中1の9月に彼女に合ったことがある。
「今度中学校の文化祭があるからチケット上げる」と、わざわざ日曜日に家に来てくれた。
とても嬉しかった。
けれど、最初家のインターホンに母親が出たことをなぜかとても恥ずかしく思ってしまい、
「行けたら行く」と1分も話さないで玄関で彼女を帰してしまった。人生最大の後悔・・の一つである。
そして文化祭に行くこともなかった。彼女が女子中に通っていたため当時の自分としては「とても行けるわけない」という考えしかなかったからだ。
それ以来、彼女と合うことはなかった。
高1の頃には俺も引越しをしてしまい、地元で偶然会うというチャンスもなくなった。
「初恋は実らない」
昔ジャンプで連載されていたBOYという漫画にこのフレーズが出てきたとき、なんとなく感慨深い思いになったのを今でも覚えている。。
現在に戻る。
同窓会で偶然再会した彼女は、昔の面影を残しつつ、昔以上に素敵になっていた。
びっくりした。
偶然の出会いに対してではない、30歳を越えても素敵な彼女に対してでもない、彼女を見た途端、今までにないぐらい胸が熱くなっている自分自身にびっくりした。
正直彼女のことなんかとうに「淡い青春の思い出」として記憶の引き出しの奥にしまいこんでいた。
そもそも小学生の頃の初恋なんて単に記憶の中で美化されただけのものだと思っていた。
仮に偶然再会しても「おぉ懐かしいな!」と言える自信があった。
それなりに恋愛をしてきた自分がまさか一目惚れに近い感覚に陥ることなんかあるわけないと思っていた。
それは間違いだった。
これは運命だ。
携帯の番号も交換した。
「いろいろ相談に乗れると思うから今度また飲もうよ」という約束も取り付けた。
いい感じになれた。
嬉しかった。
『結婚して子供ができた後に「運命の人」が自分の目の前に現れたらどうするの? 』http://anond.hatelabo.jp/20110630230540
彼女に妻子があることは伝えていない。
数日悩んだが、俺にはやっぱりこの運命を簡単に捨てることができない、かもしれない。
こんにちは、鳥人間マネジメントを専攻している彦根嬢です。私は知識も工作技術もありませんし不器用ですが、鳥コンに関してはプロフェッショナル。今回は、人力飛行機女子力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。
あえて2~3世代前の木桁やアルミ桁を使うようにしましょう。そして交流会の場で好みの男がいたら話しかけ、わざとらしく主桁を出して400番くらいでやすってみましょう。そして「あ~ん! このメインスパー本当にマジでチョームカつくんですけどぉぉお~!」と言って、男に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「CFRPとか詳しくなくてぇ~! ずっと木桁使ってるんですけどぉ~! 湿気でゆがむんですぅ~! ぷんぷくり~ん(怒)」と言いましょう。だいたいの男は新しいCFRP桁を焼きたがる習性があるので、古かったとしても先輩のCFRP桁を使っているはずです。
そこで男が「新しいCFRP桁にしないの?」と言ってくるはず(言ってこない空気が読めない男はその時点でガン無視OK)。そう言われたらあなたは「なんかなんかぁ~! 最近薄肉大径が人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? 座椅子しそうだけどわかんなぁぁああい!! 私かわいそーなコ★」と返します。すると男は「座椅子じゃなくて座屈でしょ? FEMに頼らなくても計算できるよ。本当に良くわからないみたいだね。Excelできるの?」という話になって、次の休みの日にふたりでマンドレル選びのデートに行けるというわけです。あなたの女子力が高ければ、男がプリプレグ買ってくれるかも!?
「壊した!」とか「ケガした!」などを表現する「><」を表情に入れると、作業場の男性鳥人間は「なんかこの子カワイイなぁ」や「支えてあげたいかも」と思ってくれます。作業場では現実世界よりもイメージが増幅されて相手に伝わるので 「><」 を多用することによって、男性はあなたを可憐で女の子らしいと勘違いしてくれるのです。そういうキャラクターにするとほぼ絶対に同性に嫌われますが気にしないようにしましょう。
飲み会などで鳥人間が女性に話すことといえばアニメや声優の話ばかり。よって、女性にとってどうでもいい話ばかりです。でもそこで適当に「へぇーそうなんですかぁ~?」とか「よくわかんないですけどすごいんですねぇ」と返してしまうと、さすがの男も「この女ダメだな」と気がついてしまいます。ダメ女だとバレたら終わりです。そこは無意味にテンションをあげて、「えー! なにそれ!? 知りたい知りたーい♪」と言っておくのが正解。たとえ興味がない話題でも、カッターナイフや接着剤の話題に切り替えてその場を乗り切りましょう。積極的に話を聞いてくれる女性に男は弱いのです。
いろいろと話を聞いたあと、「エポはアセトンで、スチのりがアルコールなんですね! 覚えたぞぉ! メモメモ!」などとコメントすればパーフェクト。続けて頭に指をさしてくるくる回しつつ「キュンキュンキュン! キュンキュンキュン!」と言って、「どうしたの?」と男に言わせるのもアリ。そこで「瞬着の促進剤を吹きかけて記憶を仮止めしているのでありますっ☆」と言えば女子力アップ! そこでまた男は「この子おもしろくてカワイイかも!?」と思ってくれます。私は知識も工作技術もありませんし不器用ですが、こういうテクニックを使えば不器用でよくミスる女のほうがモテたりするのです。男は優越感に浸りたいですからね。
男と滑走路に入ったら、真っ先にスズランなどのひもを使った風見棒を立てて「あーん! 風がどっちから吹いているかわからないんですよねぇ~(悲)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? バカなの?」と聞かれるので、「バカじゃないし風がやんでほしいけど吹いてるんですっ><」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「吹いているのにどうして風向きがわからないの?見ればわかるでしょ?」と聞かれるので、うつむいて3~5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だって、風が吹いたら飛ばせないじゃないですかぁっ! パイロットかわいそうですぅ! まだジャンプもしてないのにぃぃ~(悲)。飛ぶかどうかすらわからないんですよ……」と身を震わせて言うのです。
その瞬間、あなたの女子力がアップします。きっと男は「なんて優しい天使のようなコなんだろう! 絶対にゲットしてやるぞ! この女のために俺は飛ばす!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。意中の男と付き合うことになったら、そんなことは忘れて好きなだけ風見をして大丈夫です。「風向きわからないんじゃなかったっけ?」と言われたら「大丈夫になった」とか「2時方向から1.3」、「日が出ると南に回りそう」とか言っておけばOKです。
こんにちは、プロレスマネジメントを専攻しているサンティーナ嬢です。私はレスリング技術も親から受け継ぐ才能もありませんしブスですが、WWEに関してはプロフェッショナル。今回は、モテる女子力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。
あえて2~3世代前のスパスタTシャツを下に着るようにしましょう。そして飲み会の場で好みの男がいたら話しかけ、わざとらしく上着を脱ぎTシャツを出してみましょう。そして「あ~ん! このTシャツ本当にマジでチョームカつくんですけどぉぉお~!」と言って、男に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「流行とか詳しくなくてぇ~! ずっとコレ着てるんですけどぉ~! かっこ悪いんですぅ~! ぷんぷくり~ん(怒)」と言いましょう。だいたいの男は新しいスパスタTシャツを持ちたがる習性があるので、古かったとしてもDXのTシャツを持っているはずです。
そこで男が「新しいスパスタのTシャツにしないの?」と言ってくるはず(言ってこない空気が読めない男はその時点でガン無視OK)。そう言われたらあなたは「なんかなんかぁ~! 最近リカルド・ロドリゲスが人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? 新しいの欲しいんですけどわかんなぁぁああい!! 私かわいそーなコ★」と返します。すると男は「アルベルト・デル・リオでしょ? リカルドはまだ戦ってないよ。本当に良くわからないみたいだね。どんなのが欲しいの?」という話になって、次の休みの日にふたりでスパスタTシャツ選びのデートに行けるというわけです。あなたの女子力が高ければ、男がTeam Bring It日本限定版買ってくれるかも!?
「キャー!」とか「悲しい!」などを表現する「><」をサインボードに入れると、会場のカメラマンは「なんかこの子カワイイなぁ」や「支えてあげたいかも」と思ってくれます。サインボードではTVカメラにいかに映るかが重要なので 「><」 を多用することによって、カメラマンはあなたを可憐で女の子らしいと勘違いしてくれるのです。そういうキャラクターにするとほぼ絶対に視聴者や近くの観客に写りたがりうぜえと思われますが気にしないようにしましょう。
飲み会などでWWE系男が女性に話すことといえばネタバレやアティチュード時代のWWEの話ばかり。よって、女性にとってどうでもいい話ばかりとは言えませんが、でもそこで適当に「You suck」とか「What?」と返してしまうと、さすがの男も「この女ダメだな」と気がついてしまいます。ダメ女だとバレたら終わりです。そこは無意味にテンションをあげて、「I'm awesome!」と言っておくのが正解。たとえ興味がない話題でも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。積極的に話を聞いてくれる女性に男は弱いのです。
いろいろと話を聞いて一段落ついて互いに無言になったあと、「Damn!」とコメントすればパーフェクト。続けて頭に指をさしてくるくる回しつつ「Woo!」と言って、「どうしたの?」と男に言わせるのもアリ。そこで「You can't see me」と言えば女子力アップ! そこでまた男は「この子おもしろくてカワイイかも!?」と思ってくれます。私はレスリング技術も親から受け継ぐ才能もありませんしブスですが、こういうテクニックを使えばレスリング技術がない私のような女でも客が沸いたりするのです。男はプロレスが好きですからね。
WWE系男とバックドロップに入ったら、真っ先にTLCマッチやノーホールズバードマッチの入ったDVDを探して「あーん! 私これ見られないんですよねぇ~(悲)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? 嫌いなの?」と聞かれるので、「嫌いじゃないし見たいけど見られないんですっ><」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「嫌いじゃないのにどうして見られないの?」と聞かれるので、うつむいて3~5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だって、TLCやったらテーブルやスペイン語実況席が潰れちゃうじゃないですかぁっ! スペイン語実況席かわいそうですぅ! まだPPV終わってないのにぃぃ~(悲)。あの二人が喋ってるの日本版だとほんの数十秒しかないんですよぉ……」と身を震わせて言うのです。
その瞬間、あなたの女子力がアップします。きっと男は「なんて優しいDIVAのようなコなんだろう! 絶対にゲットしてやるぞ! コイツのパイは俺の物だ!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。意中の男と付き合うことになったら、そんなことは忘れて好きなだけTLCマッチやノーホールズバードマッチを見て大丈夫です。「見られないんじゃなかったっけ?」と言われたら「大丈夫になった」とか「エジクリ最高」、「どうせDVDは副音声でスペイン語入らないし」と言っておけばOKです。
こんにちは、法曹養成を専攻していた司法試験法第1嬢です。私は無駄な学歴と知識があるだけのただの法務博士ですが、恋愛に関してはプロフェッショナル。今回は、合格(モテ)る女子力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。
1. あえて2~3年前の法科大学院試験六法を教室に持っていく
あえて2~3年前の法科大学院試験六法を使うようにしましょう。そして教室で好みの男がいたら話しかけ、わざとらしく六法を出してめくってみましょう。そして「あ~ん! この六法本当にマジでチョームカつくんですけどぉぉお~!」と言って、男に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「ホーリツとか詳しくなくてぇ~! ずっとコレ使ってるんですけどぉ~! 警察官職務執行法も載ってなくて使いにくいんですぅ~! ぷんぷくり~ん(怒)」と言いましょう。だいたいの男は新しい六法を持ちたがる習性があるので、古かったとしても平成22年度版のポケット六法くらいは使っているはずです。
そこで男が「新しい六法にしないの?」と言ってくるはず(言ってこない空気が読めない男はその時点でガン無視OK)。そう言われたらあなたは「なんかなんかぁ~! 最近有斐閣判例六法が人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? 新しいの欲しいんですけどわかんなぁぁああい!! 私かわいそーなコ★」と返します。すると男は「有斐閣判例六法平成23年度版でしょ? 平成24年度版はまだ出てないよ。本当に良くわからないみたいだね。どんなのが欲しいの?」という話になって、次の休みの日にふたりで六法選びのデートに行けるというわけです。あなたの女子力が高ければ、男が判例六法professional買ってくれるかも!?
「キャー!」とか「悲しい!」などを表現する「><」を、答案用紙の最後に「以上」の代わりに入れると、添削を担当する男性司法試験考査委員は「なんかこの子カワイイなぁ」や「合格させてあげたいかも」と思ってくれます。文字のみの答案用紙上では、現実世界よりもイメージが増幅されて相手に伝わるので 「><」 を多用することによって、男性はあなたを可憐で女の子らしいと勘違いしてくれるのです。そういうキャラクターにすると、ほぼ絶対に同性の考査委員に嫌われますし、特定人の答案であると判断される記載があるとして無効答案になる可能性もありますが、気にしないようにしましょう。
3. とりあえず男には「えー! なにそれ!? 知りたい知りたーい♪」と言っておく
自主ゼミ後の飲み会などで男が女性に話すことといえば判例や過去問の話ばかり。デキる既修女性にとってどうでもいい話ばかりです。でもそこで適当に「へぇ~その事案が平成7年判例の射程距離内だと思ってるんですか~」とか「違憲審査基準論か三段階審査論か以前の問題なんですけどねぇ」と返してしまうと、さすがの男も「この女、俺より出来る?」と気がついてしまいます。新司法試験1000番以内の合格が確実と思われたら終わりです。そこは無意味にテンションをあげて、「えー! なにそれ!? 知りたい知りたーい♪」と言っておくのが正解。たとえ興味がない判例や過去問の話題でも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。積極的に話を聞いてくれる女性に男は弱いのです。
いろいろと話を聞いたあと、「弁論主義は裁判の基礎となる訴訟資料の収集と提出を当事者の権能および責任とすることで、自由心証主義が事実認定・証拠評価について裁判官の自由な判断に委ねることなんですね! 覚えたぞぉ! メモメモ!」とコメントすればパーフェクト。続けて頭に指をさしてくるくる回しつつ「カリカリカリッ!カリカリカリッ!」と言って、「どうしたの?」と男に言わせるのもアリ。そこで「私の基本書(シケタイ)に書き込みしているのでありますっ☆」と言えば女子力アップ! そこでまた男は「この子おもしろくてカワイイかも!?」と思ってくれます。私は無駄に学歴と知識があるだけのただの法務博士ですが、こういうテクニックを使えば私のような頭の良い女でもモテたりするのです。男は優越感に浸りたいですからね。
男と試験場に入ったら、最終日の短答式試験に思いを巡らしていふりをして「あーん! 私、短答式試験が嫌いなんですよねぇ~(悲)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? 択一が苦手なの?」と聞かれるので、「苦手じゃないし模試では合推(合格推定点)とったけど、受験したくないんですっ><」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「合推とってるに、どうして受験したくないの?」と聞かれるので、うつむいて3~5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だって、私が短答式試験に合格したら、他の誰かが不合格になっちゃうじゃないですかぁっ! 特に未修かわいそうですぅ! せっかく借金背負って3年かけて修了できたのにぃぃ~(悲)。論文の採点すらされないんですよ……」と身を震わせて言うのです。
その瞬間、あなたの女子力がアップします。きっと男は「なんて優しい天使のようなコなんだろう! 絶対にゲットしてやるぞ! コイツは俺の女だ!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。意中の男と付き合うことになったら、そんなことは忘れて短答式試験で7割(245点)以上とって大丈夫です。「受験したくないんじゃなかったっけ?」と言われたら「大丈夫になった」とか「慣れた」、「こちとら5年で3回の制約の中、生きるか死ぬかの戦争やってんだよ、ヌルいこと言ってんじゃねぇよタコ助が」と言っておけばOKです。
http://anond.hatelabo.jp/20110506180049
http://anond.hatelabo.jp/20110507110042
モテる機械系女子力を磨くための4つの心得: ΤΟU ΦΙΛΟΤΙΜΟ〜彼方にこそ栄え在り〜
http://baboon.way-nifty.com/tou_filotimo/2011/05/4-142f.html
http://anond.hatelabo.jp/20110508205059
モテる女子力を磨くための4つの心得「オムライスを食べられない女をアピールせよ」等 – Be Wise Be Happy Pouch[ポーチ]
http://youpouch.com/2011/04/26/162331/
理系憧れるわぁ。
こんにちは、弱小ディストロを開発しているうぶん厨です。私は学歴も知識もありませんしブスですが、恋愛に関してはプロフェッショナル。今回は、モテるLinux女子力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。
あえて2~3世代前のライセンスを使うようにしましょう。そして勉強会の場で好みの男がいたら話しかけ、わざとらしくソフトウェアをリリースしてみましょう。そして「あ~ん! このライセンス本当にマジでチョームカつくんですけどぉぉお~!」と言って、男に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「ライセンスとか詳しくなくてぇ~! ずっとコレ使ってるんですけどぉ~! 広告が収まり切らないんですぅ~! ぷんぷくり~ん(怒)」と言いましょう。だいたいの男は新しいライセンスを採用したがる習性があるので、古かったとしても1世代前のライセンスを使っているはずです。
そこで男が「新しいライセンスにしないの?」と言ってくるはず(言ってこない空気が読めない男はその時点でガン無視OK)。そう言われたらあなたは「なんかなんかぁ~! 最近AGPL4が人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? 新しいの欲しいんですけどわかんなぁぁああい!! 私かわいそーなコ★」と返します。すると男は「AGPL3でしょ? 4はまだ出てないよ。本当に良くわからないみたいだね。どんなのが欲しいの?」という話になって、次の休みの日にふたりでFSF参拝のデートに行けるというわけです。あなたの女子力が高ければ、男がリコーダー買ってくれるかも!?
「キャー!」とか「悲しい!」などを表現する「><」をコミットログに入れると、男性プログラマは「なんかこの子カワイイなぁ」や「パッチあげたいかも」と思ってくれます。VCS上では現実世界よりもさらに殺伐として相手に伝わるので 「><」 を多用することによって、男性はあなたを可憐で女の子らしいと勘違いしてくれるのです。そういうキャラクターにするとほぼ絶対にハッカーに嫌われますが気にしないようにしましょう。
勉強会などで男が女性に話すことといえばアニメやエロゲの話ばかり。よって、女性にとって嫌悪すべき話ばかりです。でもそこで本気で「キモッ」とか「よくわかんないですけどウィザードなんですねぇ」と返してしまうと、さすがの男も「この女ダメだな」と気がついてしまいます。ダメ女だとバレたら終わりです。そこは無意味にテンションをあげて、「えー! なにそれ!? 知りたい知りたーい♪」と言っておくのが正解。たとえキモい話題でも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。積極的に話を聞いてくれる女性に男は弱いのです。
いろいろと話を聞いたあと、「〇〇は〇〇で、〇〇が〇〇なんですね! 覚えたぞぉ! サインサイン!」とコメントすればパーフェクト。続けておもむろにGPG指紋を印刷した名刺と免許証をだして、「どうしたの?」と男に言わせるのもアリ。そこで「僕と契約してデベロッパーになってよっ☆」と言えば女子力アップ! そこでまた男は「このディストロおもしろくてカワイイかも!?」と思ってくれます。私は学歴も知識もありませんしブスですが、こういうテクニックを使えば知識がない私のようなバカ女のほうがモテたりするのです。男は優越感に浸りたいですからね。
男とLaunchpadに入ったら、真っ先にGPLなどのコピーレフトをうたったソフトウェアを探して「あーん! 私これ採用できないんですよねぇ~(悲)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? 嫌いなの?」と聞かれるので、「嫌いじゃないし使いたいけど採用できないんですっ><」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「嫌いじゃないのにどうして採用できないの?」と聞かれるので、うつむいて3~5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だって、使用したらGPLに感染しちゃうじゃないですかぁっ! New BSDLのソフトウェアがかわいそうですぅ! せっかく広告条項撤廃したのにぃぃ~(悲)。今度はヒゲのおやじがついてくるんですよ……」と身を震わせて言うのです。
その瞬間、あなたの女子力がアップします。きっと男は「なんて身持ちの硬い淑女のようなコなんだろう! 絶対にゲットしてやるぞ! コイツは俺の女だ!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。意中の男と付き合うことになったら、そんなことは忘れて好きなだけGNU Emacsを使って大丈夫です。「採用できないんじゃなかったっけ?」と言われたら「大丈夫になった」とか「慣れた」、「そもそもkernelがLinuxだった」と言っておけばOKです。
forked from http://youpouch.com/2011/04/26/162331/
こんにちは、技術恋愛戦略学を専攻しているユビキタス嬢です。私は学歴もスキルもありませんし偽装請負ですが、情報系の恋愛に関してはプロフェッショナル。今回は、モテる情報系女子力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。
1. あえて2~3世代前の開発言語のスキルを履歴書に書いて行く
あえて2~3世代前の言語を使うようにしましょう。そして会社のマッチング面談で好みの人事がいたら話しかけ、わざとらしくラップトップを出していじってみましょう。そして「あ~ん! このC○B○L本当にマジでチョームカつくんですけどぉぉお~!」と言って、人事に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「オブジェクト志向開発とか詳しくなくてぇ~! ずっとコレ使ってるんですけどぉ~! 使いにくいんですぅ~!ぷんぷくり~ん(怒)」と言いましょう。だいたいの人事は新しい開発案件に流したがる習性があるので、古かったとしても1世代前の案件を担当しているはずです。
そこで男が「新しいスキルがほしくないの?」と言ってくるはず(言ってこない空気が読めない人事はその時点でガン無視OK)。そう言われたらあなたは「なんかなんかぁ~! 最近C# 5.0が人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? 新しいスキル学びたいんですけどわかんなぁぁああい!! 私かわいそーなコ★」と返します。すると男は「C# 4.0でしょ? 5.0はまだ仕様も決まってないよ。本当に良くわからないみたいだね。どんなスキルが欲しいの?」という話になって、次の営業日にふたりで案件選びのデートに行けるというわけです。あなたの女子力が高ければ、人事が優良案件を紹介してくれるかも!?
「var」とか「temp」などを表現する「hoge」をコードに入れると、コードレビュワーの男性SEは「なんかこの子カワイイなぁ」や「指導してあげたいかも」と思ってくれます。コード管理ツール上では現実世界よりもイメージが増幅されて相手に伝わるので 「hoge」を多用することによって、男性はあなたを可憐で女の子らしいと勘違いしてくれるのです。そういうキャラクターにするとほぼ絶対に同僚プログラマに嫌われますが気にしないようにしましょう。
3. とりあえず営業には「えー! なにそれ!? 知りたい知りたーい♪」と言っておく
ミーティングなどで営業がSE・プログラマに話すことといえば予算話や納期の話ばかり。よって、プログラマにとってどうにもならない話ばかりです。でもそこで適当に「へぇー検収間に合うんですかぁ~?」とか「よくわかんないですけど予算超過しそうですねぇ」と返してしまうと、さすがの営業も「このプログラマダメだな」と気がついてしまいます。ダメプログラマだとバレたら終わりです。そこは無意味にテンションをあげて、「えー! なにその業務要件!? 知りたい知りたーい♪」と言っておくのが正解。たとえ理解できない仕様でも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。積極的に話を聞いてくれる女性に営業は弱いのです。
いろいろと話を聞いたあと、「〇〇は〇〇扱いで、〇〇が〇〇になるバグは見なかったことにするんですね! 忘れたぞぉ! メモ廃棄!コメント削除!」と該当コードをコメントアウトすればパーフェクト。続けて頭に指をさしてくるくる回しつつ「キュンキュンキュン! キュンキュンキュン!」と言って、「どうしたの?」と男に言わせるのもアリ。そこで「私のバグ発生履歴マスタからレコードを物理デリートしているのでありますっ☆」と言えば女子力アップ! そこでまたマネージャーは「この子おもしろくて使えるかも!?」と思ってくれます。私は学歴もスキルもありません偽装請負ですが、こういうテクニックを使えば知識がない私のようなバカ女のほうがモテたりするのです。マネージャーは自己保身に走りたいですからね。
客先担当者の男とレストランに入ったら、真っ先にATMなどの銀行系SIerを使ったシステムを探して「あーん! 私これ使えないんですよねぇ~(悲)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? キャッシュカード持ってないの?」と聞かれるので、「カード持ってるし使いたいけど使えないんですっ><」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「カードがあるのにどうして使えないの?」と聞かれるので、うつむいて3~5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だって、ATM使ったらエンジニアが死んじゃうじゃないですかぁっ! 孫請けプログラマかわいそうですぅ! まだ有給とってないのにぃぃ~(悲)。労災すら降りないんですよ……」と身を震わせて言うのです。
その瞬間、あなたの女子力がアップします。きっと男は「なんて優しい労働基準監督官のようなコなんだろう! 絶対にゲットしてやるぞ! コイツはうちの担当SEだ!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。意中の会社を担当することになったら、そんなことは忘れて好きなだけATMを使って大丈夫です。「使えないんじゃなかったっけ?」と言われたら「大丈夫になった」とか「もみ消した」、「そんなこと都市伝説です」と言っておけばOKです。