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はてなキーワード: キキョウとは

2024-10-20

[]10月20日

ご飯

朝:スコーン。昼:ミックスナッツ春雨スープ。夜:なめこ味噌汁。白ごはん納豆たまご梅干し。間食:アイス

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすー。

グランブルーファンタジー

ゲンHLを周回してた。

武器の進捗は剣が3凸5本、弓が3凸3本。ブライト無いので4凸と覚醒放置してる。

砂箱外伝が来たらその辺もやろうと思う。

先にワールド武器やりたいな。

ポケットモンスター銀(NPC交換旅)

グリーン倒していったんおしまい

レッドもやりたいけどレベル上げが必要なので少し中断。

ポケットモンスター銀(序盤ポケモン旅)

そして別のROMで序盤ポケモン(ホーホーオタチ)の旅プレイも開始。

手持ちの2世代VCは金銀2本クリスタルの4本しかないので、この周回が終わったら、シナリオ入手旅とNPC交換旅のレッドもやろうと思う。

とりあえず今日は少しだけ遊んで、キキョウに着くところまで。

2024-04-03

anond:20240403150749

けど今度は咳が止まらなくなってる

って書いてるのが読めんのか。

「咳、声、喉に龍角散」だぞ。

龍角散」は、鎮咳去痰作用を活発にする生薬キキョウ・キョウニン・セネガカンゾウ)のみを有効成分とする生薬製剤です。水なしで服用、微粉末生薬成分がのど粘膜に直接作用して、衰えた線毛運動を正常に戻し、せき、たん、のどの炎症による声がれ・のどの不快感・のどの痛みをやわらげます

https://www.ryukakusan.co.jp/ryukakusan#:~:text=%E3%80%8C%E9%BE%8D%E8%A7%92%E6%95%A3%E3%80%8D%E3%81%AF%E3%80%81,%E3%81%A9%E3%81%AE%E7%97%9B%E3%81%BF%E3%82%92%E3%82%84%E3%82%8F%E3%82%89%E3%81%92%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

2024-03-21

龍が如くをやりたすぎてブルアカインストールして数ヶ月経った

大学生一人暮らしの私は、どうしても龍が如くをやりたかった。

しかps4実家、仮に一人暮らし場所に持って行けたとしてもゲームのやり過ぎで多分生活バランスが崩れてしまう。

なので実質龍が如くだと(主にTwitterで)言われていたブルアカインストールした。今考えるとあれは与太話だったのだろうが私の頭の中には龍が如くしかなかった。(龍が如くソシャゲもあるにはあったしやってたのだが辞めた)

先生名前は「龍司」にした。名前の由来は私の最推し郷田龍司から取った。

そしてプレイして数ヶ月経った今、龍が如く視点はあれどブルアカを楽しんでいる。

ブルアカストーリーイベントキャラ個性があって面白い。あと治安悪いのも良い。エデン条約凄かった。(小並感

でも名前覚えられない。人の名前カタカナ表記の暗記が苦手な私にとってマジでキャラ名前が出てこない。

アルやアコなどの2文字までなら覚えられるのだが3文字になると本当に覚えられない。(独特な名前だと分かる。ツルギとか)

最近までシロコの名前が分からなかったしアカリは私の中の認識が「ウェルダンネキ」だった。

でも龍が如く繋がりで桐生キキョウ天童アリス春日ツバキとミネ(峯)は分かる。あとハルカも。

ブルアカ最終章直前まで行った。そして龍が如くは3をプレイ中。

どちらも最新までプレイできたらいいな、と最近は思う。

龍が如くをやりたすぎてブルアカインストールして数ヶ月経った

大学生一人暮らしの私は、どうしても龍が如くをやりたかった。

しかps4実家、仮に一人暮らし場所に持って行けたとしてもゲームのやり過ぎで多分生活バランスが崩れてしまう。

なので実質龍が如くだと(主にTwitterで)言われていたブルアカインストールした。今考えるとあれは与太話だったのだろうが私の頭の中には龍が如くしかなかった。(龍が如くソシャゲもあるにはあったしやってたのだが辞めた)

先生名前は「龍司」にした。名前の由来は私の最推し郷田龍司から取った。

そしてプレイして数ヶ月経った今、龍が如く視点はあれどブルアカを楽しんでいる。

ブルアカストーリーイベントキャラ個性があって面白い。あと治安悪いのも良い。エデン条約凄かった。(小並感

でも名前覚えられない。人の名前カタカナ表記の暗記が苦手な私にとってマジでキャラ名前が出てこない。

アルやアコなどの2文字までなら覚えられるのだが3文字になると本当に覚えられない。(独特な名前だと分かる。ツルギとか)

最近までシロコの名前が分からなかったしアカリは私の中の認識が「ウェルダンネキ」だった。

でも龍が如く繋がりで桐生キキョウ天童アリス春日ツバキとミネ(峯)は分かる。あとハルカも。

ブルアカ最終章直前まで行った。そして龍が如くは3をプレイ中。

どちらも最新までプレイできたらいいな、と最近は思う。

2021-06-28

猫を看取った話

実家で飼っている猫を看取った。

18歳の黒猫。気の強いメス。

当時小学4年生のわたしが初めて拾った猫だ。

名前を「ラッキーちゃん」とする。

ラッキーちゃん小学そば公園で拾った。

3匹中2匹は既にダンボール箱の中で息絶えていて、彼女けが生きていた。2匹は木の下に埋めて、小さな草花を供えた。

小学生だけで近くの動物病院に立ち寄ると、栄養補給用の缶詰を持たせてくれた。今思えばすごく優しい先生だ。

わたしは着ていた体操服の裾を伸ばして、そこに子猫を乗せて帰った。

家まであと30メートルくらいのところでオシッコをされて、慌てて走った。

キトブルーだった瞳は、成長と共にイエローに変わった。

うちには既にキジトラシニア猫がいて、ラッキーちゃんの遊び相手をしてくれた。

それから18年。

シニア猫も亡くなり、今はラッキーちゃん含め5匹の猫がいる。

みんな私や家族が拾った捨て猫や、団体から引き取った保護猫だ。

ラッキーちゃんは、避妊手術以来、大きなケガや病気したことが無かった。

加齢による足腰の弱りがあるくらいで、毎日鳴いて美味しいご飯要求してくれた。

体重は常に3キロ台後半をキープ。毛艶もよく、とても18歳には見えなかった。

から約1週間前、そんな彼女が、急に食欲を失って風邪を引いた。

母が動物病院に連れて行くと、体重2.5キロ

食べなくなって1日も経っていないのに、前回の測定から1.1キロも減っていた。

脱水傾向はあるが点滴は提案されず、風邪に対する治療を受けた。

回復の見込みがあると思い、母がシリンジで給餌してくれた。

ヒルズのa/d缶と、ヤギミルク。モンプチのおいしいスープ

ところが、ラッキーちゃんはみるみる衰弱していき、ついに起き上がれなくなった。

木曜日

時間だが呼吸が止まることもあり、もういつ旅立ってもおかしくないと思った。

思い立ってから30分で今の家を出た。焦りのあまりフライトの日付を見間違える。

新幹線に乗った。

自粛生活を続けてきたこと、有休消化で2週間以上通勤していないことが幸いして、感染リスクの低い帰省に出来たのは良かった。

22時30分。

ラッキーちゃんは静かで、穏やかな呼吸を繰り返していた。

ただし、時折立ち上がろうとしてはすぐに倒れてしまうため、目が離せなかった。

死期が近い猫は体温が下がる。猫自身、冷たい場所を求めるという看取り経験者のブログ記事を思い出した。

ラッキーちゃんも冷たいフローリングを好み、体温でぬるくなったら冷たい箇所に移動しようとしていた。

体を十分動かせないためか、顔の筋肉が少しずつ硬直しているように感じた。

その晩はラッキーちゃんの過ごす部屋に布団を敷いて寝た。

起き上がるたび、頭や腰をフローリングにぶつけないように守った。

午前3時すぎ、彼女が寝付いたのを確認して、わたしも仮眠を取った。

金曜日

リンジで水分補給するが、飲み込む力がかなり衰えている。

水を摂ると粘り気のあるよだれが出て、少し呼吸し辛そうに見える。

昼を境に、シリンジの使用は中止した。

口の周りが乾かないよう、水を吸わせたティッシュで優しく拭いた。

呼吸は、更に弱々しくなった。

膝に乗せ、大好きな庭に出て日光浴をした。

芝生の上はひんやりして気持ちよかったらしく、穏やかな呼吸を感じた。

夜、仕事を終えた兄も帰宅した。

その日は母と私、ラッキーちゃんと同じ部屋で寝た。

この頃から血の混ざったような色のよだれが出始める。

キッチンペーパーを敷いて、頻繁に交換した。

土曜日

早朝5時、ふと目が覚めてラッキーちゃんを見ると呼吸が早い。

母を起こして2人で見守る。

瞳孔は開いたままで、瞼も閉じられない。

しばらくして呼吸が落ち着いたものの、何度か弱い呼吸の波が来る。

大丈夫、みんな居るからねと声をかけるたびに涙が溢れて、もう声にならなかった。

ふたたび呼吸が落ち着いた頃を見計らい、母と2人、少し遅い昼食を用意した。

ダイニングテーブルの上にラッキーちゃんを乗せ、兄が見守ってくれた。

その時は突然だった。

いま呼吸が止まったと兄が言う。

走ってダイニングテーブルに向かうと、何秒かごとにフーッと大きく息を吐き出していた。

心臓のあたりに手を当てると、今までで一番ゆっくりと鼓動していた。

これは最期の呼吸だ。

大丈夫からね、みんな居るよと声を絞り出す。

耐えられず、母に心拍確認を代わってもらう。

間もなく、ゆっくり心臓が動きを止めた。

直後、全身にグッと力が入り、顔を少し上げた。

そして、脱力した。

猫も1〜3分間は耳が聞こえるという情報を見たことがあったので、泣きながらたくさん声をかけた。

ありがとう。良い子。お疲れ様。頑張ったね。えらいね

眠るように穏やかな表情だ。

そうして、ラッキーちゃん私たち家族の18年間が幕を閉じた。

涙は止まらなかったが、ここで事前に調べていた看取りの知識が生きた。

お尻にティッシュをあて、漏れてくるオシッコを吸収する。

硬直が始まる前に、丸まって寝ている時のような姿勢を作る。

汚れたところは拭いて、ブラシで毛並みを整える。

キッチンペーパーで包んだ保冷剤を四つ、お腹の近くに入れる。これは6時間おきに交換。

お顔を見る時以外はバスタオルをかけ、冷房をかけた部屋に安置した。

看取り経験者のブログから学んだ、綺麗にお別れするために必要なことだ。

火葬は評判のよい業者に依頼した。

丸一日後に来てもらうようにしたため、花を買いに行った。

晩年性格が丸くなり、穏やかだったラッキーちゃん

せめて沢山の花で送り出したいと思い、花屋を四軒回った。

かすみ草、ガーベラモネひまわりトルコキキョウバラ

母が白い花はお別れみたいで嫌だという。

もとより黄色オレンジの花で送りたいと思っていたので、その2色を主役にした。

日曜日

生前と同じ赤い首輪を用意して着けた。

ペットシーツを取り、白いバスタオルを敷く。

生花を切って、寂しくないように敷き詰めた。

耳と尻尾は柔らかくて、触るたびに温もりが蘇ってきた。

たくさん声をかけて、たくさん撫でて、最後のお別れをした。

けど、火葬車に乗った姿を見たら堪らなくなった。

これは永遠のお別れじゃない。きれいなお骨の姿に変わるために必要なことだと言い聞かせた。

業者の方は本当に丁寧で、きれいにお骨が残るようにしてくださった。

ちいさなお骨のひとつひとつを見ながら、立派な最期を見せてくれたことに感謝した。

みんなが見送れるタイミングを分かっていたかのような旅立ちだった。

最期の一息まで見せてくれて、いのちを教えてくれた。

お陰で、悔いなくお別れができた。

これまで猫のわがまま粗相に軽く文句を言っていた自分は、なんてちっぽけだったんだろう。

猫は常に「今」を生きている。

元気だからわがままを言う。元気だから、たまには粗相があるかもしれない。

心の根っこはそうあるべきだと思った。

この先、4匹の猫との別れが待っている。

きっとその度に辛くなると思う。

それでもわたしはまた、猫との暮らしを選ぶだろう。

2019-10-22

忘れっぽい天使

 君に伝えたいことがある。

 私は今体調が良くない。

 もしかしたら体というより心かもしれない。

 情緒が安定しない。

 辛い。

 辛い。

 疲れた

 ため息ですべてが流れてしまえばいいのだけど、そういうわけにもいかない。

 君が元気なのか、とか、気になることはあって、でも待つしかないんだよな、と覚悟みたいなものを紐で縛って腹に括り付けた9月

 こんなに君のことを好きだったのか、と、君が見れなくなってから気付かされた。

 ふと思い出すのは君の顔や声で。

 でもこういうのって吐き出したらなんか気持ち悪いし、いつだって笑って誤魔化してた。

 どうしたらいいんだろうね。

 本当に君が見れなくなったときのことを考えると怖い。

 でも幸せじゃない君を見るのはものすごく辛い。

 君を見つけたときのことって正直覚えてない。

 私は一目惚れタイプではないから、興味を持って少しずつ少しずつって感じだった。

 君が持っていた紫のトルコキキョウが印象的で、多分そこでハッキリ君が好きだとわかったのだと思う。

 君に近づきたくてグッズを買い込んで、私の夏は輝いた。

 近づきたい、と書いたけど、正直君とどうにかなりたいとかは更々思わない。

 君は私の隣にいないからいいのだ。

 君は私の目の前にいないからいいのだ。

 触れられない距離でサッと通り過ぎるから輝くのだ。

 君を初めて生で見たとき存在しているという事実に頭がクラクラした。

 白魚のような手を優雅に伸ばし、長い足はステージを駆け巡るには十分すぎるくらい美しかった。

 儚げな笑顔に胸が熱くなって、私は泣いていた。

 

 中村佳穂さんの「忘れっぽい天使https://youtu.be/7eyOKJwaZJg)」という曲を知って、歌詞を見たら君に伝えたいことが詰まっていた。

 君のことを肯定したくてたまらなくなった。

 そして私も肯定してほしかったのだと気づいた。

 「肯定される」って難しい。

 私も別に今まですべての人を肯定してきたわけではないのだ。

 虫が良すぎるだろうか。

 

 君が今、何を考えているのかこんなに知りたいと思った夜はない。

 君がこの世界を辞めても、君は存在している事実は変わらないのだけれど、それでも「もう君はいない」なんて気分になると思う。

 君と私なんてそれだけの繋がりなのだ

 こんなに呆気なく途切れる繋がりなのだ

 

 今日は早く寝るね。

 睡眠ってやっぱり大事だよね。

 昨日も今日もそんなに食欲なかった。

 明日はどうだろう。

 君のことを諦めたくない自分と、諦められる自分と。

 明日はどっちの自分がいるんだろう。

 こんなに詩みたいな文を綴ったところで君は私の文なんて読まないし、中村佳穂さんの曲も聴かないだろう。

 君はメインカルチャーが好きで、流行ってるものが好きで、タピオカを飲むんだ。

 私なんて存在すらも知らないまま時が過ぎていくんだろうな。

 でもそれでいい。

 だから君は輝いてるんだ。

 

 作間くんがこれからも一生幸せ幸せで涙は嬉し涙ばかりでキラキラしていてほしい。

 ただそれだけなんだよ


 「Smile over kind in my story

 上手く慰めれたらいいんだけど」

2017-12-26

[]12月25日

○朝食:なし

○昼食:焼きそば定食焼きそば、ご飯、味噌汁漬物

○夕食:ホットドッグサンドイッチ

○間食:サプリメントマルチビタミンミネラル)二粒、どら焼き

調子

はややー。

月曜日はいつも仕事調子が乗らないんだけど、今日はいつもにまして、

しんどくて、30%ぐらいのパワーしか出なかった。

火曜日水曜日木曜日とあと3日もお仕事あるけど、元気が出そうにない。

なんかもう明日明後日のどっちか休みたいみたいな気持ちしかない。

しんどい

3DS

ポケモン銀(VC

なんか急にジョウト地方に行きたくなって開始。

ワニノコ選んでキキョウティにつくまでプレイ

キキョウティBGMは何度聞いても飽きないなあ……

iPhone

コマスター

キートレボを開ける程度にはプレイ

珍しくタイムトレボからEXが出た。

オンバーンでした、うーんなんとも言えないな。

2012-01-21

真説・ゲーセン出会った不思議な子の話

この度行定勲監督吹石一恵主演で映画化が決定した『ゲーセン出会った不思議な子の話』。だが、書籍化映画化が決定しても、このストーリーの書き手は決して名乗り出ることなく、ネット上ではこのストーリーに対し、様々な点から疑いが提出され、果ては低迷するアーケードゲーム業界によるステルスマーケティングではないかという説まで浮上している。

私は、ある裏情報から、このストーリーの書き手のIPアドレスを入手した。そして、エヌ県エフ市というある郊外の市から書きこまれた、という所まで書き手の所在を特定し、早速現地に向かった。

まず私はその街にゲームセンターがないかを探した。すると、今はもうないが、かつて「UTOPIA」というゲームセンターがその地にあったことが、分かり、そのゲームセンターに昔よく行っていた男性に話を聞くことが出来た。彼に、いつも帽子を被り、格闘ゲームをやっていた女性に心当たりはないか聞くと、彼はこう言った。

「あーあの女か!あいつはひどい女だったよ。なんだい、お前もあの女に騙された口なのかい?」

-----

その男性によれば、帽子かぶり、奇妙な振る舞いをする女性は確かにいたという。だが、そのような女性男性が放っておくはずもなく、彼女の周りは常に男性で囲まれていたという。

あなたも囲んでいた一人だったんですか?」

「ははは、まぁな。俺もあの頃は若かったからねー。」

その女性は機会があればあらゆる男性アプローチをかけていた。例えばふたりきりで居る時に急に泣き出して見せ、理由を聞くと、自分は家庭で居場所がなく、そのためこのゲーセンに入り浸っているのだと言ってみたり、あるいは「あなただけに打ち明ける秘密」として、自分は不治の病であり、もう長くはないのだと言ったり。そのようなアプローチ非モテ童貞が転ばないわけがなく、彼女ゲーセンで囲んでいた男性の一人を連れてラブホテルに行く姿も、度々目撃されていた。

当然、そんなことをしていれば人間関係はめちゃくちゃになる。その女性をめぐってのいざこざがそのゲームセンターでは日常茶飯事のこととなり、ゲームセンター治安は悪化、客足は遠のいた。そのゲームセンターが潰れた理由の一端は、あの女にあるんだよ!と、男性は語気を強めて言った。

だが、ゲームセンターが潰れたことにより、そのただれた人間関係自然に瓦解した。そして、時間の経過により、いつしか囲んでいた男同士の間で、「同じ女を追いかけた者同士」という仲間感が生まれ、今では良い飲み友達になっているという。

まぁこんな郊外の狭い人間関係の中じゃあ、いつまでもいがみ合っていても仕方ないからな!同じ穴を共有した者どうし、まぁ兄弟みたいな関係なのよ。がはははは!」

正直、このようなホモソーシャルは私にとってはとても気持ち悪かったが、それはともかく、私はその「兄弟」にも話を聞いた。しかし話を聞けば聞くほどに、その女性は、掲示板で語られたような可憐で無垢なキャラクターとは異なる存在に思えた。しかし一方で、その容姿や、外から見た雰囲気は、驚くほどあの掲示板で語られた内容と一致しており、そのことが私を困惑させた。

その女性は、今どこでどうしているのかを、なにか情報を持っていないか聞くと、彼らは口を揃えてこう言った。

「いや、全然知らねぇ。そういやあいつはどこ行ったんだろうなぁ……」

調査はここで行き詰まった。

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あの「不思議な子」は今どこで、何をしているのか。手がかりを知るために、私はその街で聞きこみを開始した。すると、ある女性教諭が、彼女行方を知っているかもしれないというので、私はその女性教諭に話を聞きに行った。

その女性教諭は、今は教師を辞めていた。彼女に、帽子をかぶった、「不思議な子」の行方を知りませんかと聞くと、彼女はこう言った。

あいつは、死んだよ」

その女性は、元々彼女の教え子であった。そして、卒業後も頻繁に会っていたそうだ。その関係が、教え子と教師の関係どころか、友情を超えた親密なものであったことは、その女性について語る言葉の端々から見て取れた。

女性はとても不安定な人間だった。とても自己中心的であるように見えて、実はとても繊細で、誰かから嫌われていることが分かると半狂乱になり、彼女に怒鳴り散らしたという。「あの子はね、誰にも同じように好かれたかったんだよ。とっても、弱い子だったからさ。」そう彼女は言った。

そして、ある日、女性はある男にこう言われた。「お前みたいなビッチ!死んでしまえ!」と。

「次の日、この街の外れの崖からあいつは飛び降りたんだよ。」

女性飛び降りる前に、彼女にだけ電話を掛けた。その内容は、自分を悪しざまに罵った男性罵詈雑言であった。いつものことだったので、彼女が受け流していると、彼女最後にこう言った。

『結局、セカイは、あたしのことが嫌いなんだよ』

「私は、あの子の『セカイ』にはなれなかったのさ、結局。」

彼女タバコを吹かし、遠い目をしながら、そう呟いた。

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私は、彼女から、その女性飛び降り場所を聞き出し、そこに出かけた。掲示板に書かれたストーリーの書き手がどんな奴なのか、それはもう、私の関心からは外れていた。どうせ、最初に話を聞いたような連中が、面白がって掲示板投稿した話なんだろうと、そんなふうに思っていた。

そして、市の外れの崖に行こうとした時、私は一人の青年が、私の前を歩いていることに気づいた。その青年の手には、あの、トルコキキョウがあった。

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「ええ、私があのお話を書いたんです。この下で眠るあの子に、何か物語を捧げようとね……」

その青年は、そう私に告白した。

青年もまた、あのゲームセンター常連の一人だった。ただ、青年は、女性を取り囲む男どもの輪の中には入れなかった。遠くから、その女性を見つめていたけれど、声をかける度胸はなかったのだ。

ただ、一回だけ青年女性は、会話をした。喫煙所で、その女性に話しかけられたのだ。にっこり笑いながら、「君は、格ゲーはやらないの?」と。

「今思えば、ずーっと見つめられていたことに、気づいてたんでしょうね(笑)

青年が「格ゲーはやらない」と答えると、彼女格闘ゲームのことを沢山語った。ストリートファイター4というゲームさくらというキャラクター可愛いとか、そんな話を。

「ただ自分は、正直憧れの子に話しかけられたことで頭がいっぱいで、彼女が話す内容は全然頭の中に入ってこなかったんですがね」

そして、一方的に色々なことを話しかけられて、最後彼女はこう言った。「一回で知りたいこと全部知れるほど、簡単じゃないよ~」と。

「でも結局、私が彼女と話せたのはその一回きり。そのあとすぐ、そのゲームセンターは潰れてしまって……」

そして青年は、その女性の思い出を抱えたまま暮らしていたある日、ある女性が、崖から飛び降りたということを耳にする。そして調べていくと、その女性は、あの憧れの子であったことを知った。

「それが分かると、居ても立っても居られなくなって、そして、気づいたらあの物語を書き上げ、掲示板投稿していたんです。」

そしてその物語によって、青年彼女をこの汚れたセカイから救い出し、自分との、「永遠の愛」の中に、匿ったのだ。

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気づけば、話すこともなくなり、私と青年は無言のまま海の向こうを見つめていた。

この話を発表すれば、この青年の「永遠の愛」は破壊され、セカイにあふれる汚らしいゴシップネタとして消費されるだろう。だが、私はそういうことをしなければならない職業だ。だからしょうがないんだ……と、私は一人自己憐憫に浸っていた。

そんな時だった。海の向こうから、「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」という音が聞こえてきたのは。

「一体なんだ!?」と思い、私と青年が海の向こうを眺めると、そこには

クジラの上に、キャスケット帽をかぶった、ショートヘアーの、吹石一恵によく似た女性が、立っていた。

クジラは猛スピードでこっちに向かい、崖に突っ込んだ。あの子は空に向かって羽ばたき、そして、青年の胸に飛び込んだ。そして、彼女はこう言った。

彼女「ずっと待ってたんだよ、あなたが、私のことを呼んでくれるのを」

青年「え、それっとどういう……」

彼女「鈍感だなぁ君は。」

彼女「わたしは、ずっと君が、わたしを好きだって言ってくれるの、待ってたんだよ。」

彼女「でもひどいなぁ、私のこと、物語の中とは言え、殺しちゃうなんて。そんなに薄幸美少女萌えなのかい?この~」

青年は呆気に取られたようだったが、しばらくすると、何が起きているのかに気づき、そして、まるでこどものようにわんわんと泣き出した。そう、悔し涙ではなく、嬉し涙を。

彼女「君は、絵を描くのが好きとかいう風に書いてたけど、それは本当?」

青年「いや、絵は全然描けないwコピックマルチライナーっていうのを見かけて、その言葉の響きが良くて、つい使っちゃったw」

彼女「そっかー。わたしも絵は全然描けないよw格ゲーはどうだい!」

青年「それも全然wコンボとか正直覚えられるわけないし」

彼女「よーし、私が特訓してやろー。お姉さんに任せなさーい! 」

もう、私がここに居ることはお邪魔だろう。そう、物語の結末はいだってこうあるべきなんだ。

あ、そういえば一つ言い忘れたことがあったことがあったっけ。それを言っておかなきゃ。

俺「トルコキキョウ花言葉はね、永遠の愛なんかじゃないんだよ。

 希望 さ。」

http://www.youtube.com/watch?v=bnF51V-VkQc

2007-02-01

鐘の音が鳴る

咲き乱れた薔薇の花はもう過去のもので

美しかった時代も過去のもので

美は保存されず、思い出になり

思い出の場所を思い返すだけで

力強さは傲慢な証で、高慢な思いを表現する

落とした薔薇の花びらを何枚か拾いあげ、次は力強く立ち去りゆく

素朴な心を愛すれば、言外に意図されることを疑うことが出来る

窺い知ったキキョウの花の思うところに意地をみて、驚き

咲いた花びらを薔薇に負けじと振り回したキキョウの花びらは落ち、それを拾う人もなく。

 
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