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はてなキーワード: テーブルとは

2020-12-03

食事中の会話禁止義務しろ

先日出かける用事があった。

コロナ流行ってからほとんど外食をしなくなったのだが、飲食店が潰れていることは当然知っているので、せっかくだからと潰れてほしくない店でランチを食べることにした。

コロナ前なら行列ができていたこの店だが、その日は昼時でも並ばずに入ることができた。

とはいえもともと人気店。

特にテーブル間引きしているわけでもなく、対面二人がけの席が横並びにいくつか並ぶ一つに隣の客と一つ席を開けた形で案内される。

とても好きな店なのでここまでは怖さ反面、ウキウキした気持ちで席につく。

座ったときは隣が空いていたのだが、直後に男性客2人連れが来店して隣の席に案内された。

その時点で内心おいおいと思ったが、席を埋めないとやっていけないのもわかるのでそこはなんとかこらえた。

しかしこの2人、事もあろうに着席と同時にマスクを外して会話をし始めたではないか

あれ?自分は1年前にタイムスリップしてしまったのか?と思うくらいに、普通の会話を続ける二人。

隣の人とは1mも離れていない。

他人の会話なんて全く興味がないのだが、聞こえてくる話はどう考えても今しなきゃいけないような緊急の話ではない。

しろ守秘に関わるような話を誰にでもわかるような伏せ字で話をしていて頭おかしいのかと思った。

通信大手3社を伏せ字にした会話をしていたので通信業界系ITエンジニアだろうか。

そういう人は理系っぽいイメージがあってもっといかと思っていたが間違っていたようだ。

食事が運ばれてくれば終わるではないかギリギリまでマスクをして待っていたが、無駄だった。

店側も会話を止める様子はない。

それどころか、寒くなってきたこともあって入り口は締め切り。

アクリルが立ててあったり換気が強いわけでもなかった。

コロナ流行って以来初めての来店だったが、これはさすがにこれはしんどい

久々の外食だったこともあり内心とても楽しみだったのに、砂でも噛んでいるかのように味気なかった。

この男性客のどちらかが感染していたら、ほぼ間違いなく感染しただろう自信があった。

店に何かを言おうという気持ちにはなれなかった。

お金を払って少しでも早く店から気持ちでいっぱいだった。

それから2週間は発熱がないか気が気ではなかった。

人と会わないようにしたし、会話もいつも以上に距離をおいた。

幸いながら感染はなかった(あったとしても無症状だ。)し、身の回りにも感染したような人はいなかった。

ただ、店に入る前の応援したい気持ちは全くなくなっていた。

潰れないように必死なのはわかる。でも、そのためにお客の命を危険さらすのはどうか。

悪いけど、これなら潰れても仕方がないと思ってしまった。

コロナが終息したあとに潰れていなかったら行くかもしれない。それまでは無理だ。

美味しかった味をいくら思い出しても、恐怖のほうが勝る。

ただ、店を恨むより、隣りに座った馬鹿な二人組みのほうが腹立たしい。

店や個人裁量に任せているから、こうしたバカがまかり通る。

頼むからGo toなり、助成金要件に、「食事中、客同士の会話を禁止する」と1文入れてくれ。

たったそれだけで、店と客を守るためという正義が生まれて、こうしたバカどもに対してのパワーバランスを逆転させることができるのだから

馬鹿にどれだけ自分で考えろと言っても無駄だよ。

ルール化して管理者側が行使できるようにしないと意味がない。

席を間引くとかが現実的ではないのはわかるけど、せめてこれくらいやってくれ。

2020-12-02

IT(?)に立ち向かうための心構えとか考え方

anond:20201130214610

いろいろ面白かったので、適当に回答する。

> 1.具体的な事が分からない

プログラミングで主にやる事は下記の2つ。

①IFでAかBを選択させてどっちかの設定を実行

②Whileで決められた回数分繰り返す

これでやりたいことは分かる。分かるけれどこれでどうやって動画音楽エンコードをしたり

画像処理をしたりするソフトウェアになるのかというのがよく分からない。

とてつもなく複雑で冗長な処理によって実行されている。

複雑すぎて人間直感理解することは不可能だ。

わかりやすいので画像処理でいうと、数十万から数百万の画素(RGBAの24bitで表される数値)を小さなブロックに分解し、数学的に周波数の重なりとして計算して変換、含まれる頻出パターンテーブルにして圧縮伸張を行なう。みたいなことが瞬間的に行われている。

まさかそんな事できるわけないだろ」というレベルの処理が実際に行われており、これまた直感的でない。

適当リンクを挙げる。

からそれをどう書くんだよ。という答えはコレ。有名なjpeg実装だ。


フレームワークだとかよく分からないものを持ってきて使ってくださいってなっている。

libjpeg というライブラリを書くことはできるだろうか?画像圧縮理論から考え始めることはできるか?

正直無理だ。自分プログラマだがそんなに数学が得意ではなく、頑張ったとしても下手するとコレを作るのがライフワークになってしまい、他のことができなくなる。

例えばブラウザを0から作るとして、jpegの処理以外にも画像だけでpngとかgifとかwebpとか、その他もろもろとてつもない作業必要になる。

「とてつもなくて想像もできないので流石に無理だろう?」

いや、でも、実際動いてるのよ。ここ何十年、コツコツと積み重ねて実現している。

「積み重ね」とはライブラリであったりフレームワークであったりOSであったりする。

からそのフレームワークがどういう風になっているのかって説明からして欲しいって思う。

「どういう風になっているのか」

多くの場合、內部の実装に関しては詳しく知る必要はない。

外部に向けたインターフェイスがどうなっているのかは理解する必要がある。「使う」ために必要からだ。

この2つは分けて考えなければならない。

これでどうやってゲームを作ったり、検索エンジンを作ったりするんだとなってくる。

ちなみに、たとえばChromeのコアであるChromiumはのコードはコレだ。


まり言いたいことは、実際に動くアプリケーションというのを作りたいのにも関わらず

プログラミング入門書は、これで判定と繰り返しという基礎ができますと言うだけ。

これがもう滅茶苦茶イライラする。

「これで判定と繰り返しという基礎ができます」というのが基本的理論定理的なもの)で、その他に必然的だが唯一無二ではないベストプラクティスというものがある(法則的なもの)。

後者をうまく説明する入門書出会っていないんだろうな。という印象。イライラはやめよう。つかれる。

ベストプラクティスはいろいろあるのだが「層の構造にする・レイヤーに分ける」というのは重要アイデアだ。

libjpegというのはjpegの処理を行う「ライブラリ」だ。他のアプリケーション...たとえばブラウザはこのライブラリを「使う」。

ブラウザではjpeg画像圧縮展開というとてつもなく難しい処理を「libjpegの使い方」の理解までで済ませ、過去の蓄積であるlibjpegコードを利用することで真の意味で0から実装しないようにしている。

この場合、libjpegが「低レベル・低レイヤー」の存在であり、中身については「使い方」つまり仕様」の理解までしか行わないことで、実際に作りたいものを作れるようにしているわけだ。

巨人肩に乗る」とよく言われる。

まり完成しているプログラムを参考にしようと思っているにも関わらずそれがないのでよく分からない。

完成しているプログラムは二例ほど挙げたがどうですかね?

複雑なことをする、特にレイヤーコードはとてつもなく難しい。

でも、とりあえずこんな感じのコードなら解るよね?

こういうレベルから理解して、ちょっとずつ難しい処理を学んでいくしかない。

から木材を渡されてこれで家を作れと言われるくらいハードルが高い。

ハードルは高いんですよ。実際。

なので、木材からだと難しいかプレハブのキット的なものを探すとか、ログハウスカタログを読むとか、あるいは100人乗れる物置を買うのがいいかもしれない。そういうところから始める。

それらがフレームワークであったりライブラリであったりする。目的に合うものを探して、自分がやりたいことをどう実現するかとにかく考える。

「テキシコーhttps://www.nhk.or.jp/school/sougou/texico/ で言われる通り、「小さく分けて考える」「手順の組み合わせを考える」「パターンを見つける」「大事ものだけ抜き出して考える」「頭の中で手順をたどる」をひたすら実行する。

ゲーム作りにはそういうアプリを使えば楽だからそれを使えという人もいる。Unity?だっけ。

でもそれはそれ。そうじゃなくてプログラミングでどうやってそれが作られているのかが分からない。

unityコードが公開されているので、本当に読みたいなら。。


なぜそこでオブジェクト指向になるのかが分からない。

オブジェクト指向は内部構造を知らなくても直感的に利用できる素晴らしいものだとは思う。

オブジェクト指向は一旦忘れよう。

オブジェクト指向の「隠蔽」というのは層の構造が持っている重要な要素ではあるけど、「低いレイヤーについて考えない」のが基本的作戦だという理解の方が重要だ。

が、プログラミングでは、その内部構造を作らなきゃいけないのだからそれを知る必要がある。

前述の通り「できる限り作らない」んですよ。「使う」だけ。知るべきことを最小化する。

巨人肩に乗り、車輪の再発明基本的に避ける。

そして本当に作るべきものに関しては、利用する下のレイヤーライブラリなりを探して・仕様理解して、どう組み合わせてfor, if, あるいは計算させれば実現できるのかをひたすら考える。

じゃあ具体的に何を作りたいのかというと、英語フリーソフト言語表示を日本語翻訳するソフト

単に翻訳がしたいのか?表示に割り込む方法を知りたい?日本語翻訳するのは実行時なのか開発時なのか?

要求される表示エリア言語によって異なるために、デザイン調整が必要になる問題をどうするか?

解決したい問題もっと分解したほうがいい。

分解が甘いので何をしたらいいか調べることができないんだと思う。

たまに便利なフリーソフト海外版の時があるんだけれど、日本語化が出来ない事があるので、自分自由

日本語化できるようにできれば凄くストレスが減る。だからやりたいのだけれどそういうのがよく分からない。

ちなみに、アプリ内の文言というのはアプリの外部から変更できないように実装されている事が多いので、利用者が上書きする仕組みはかなり難しい。

AndroidなりiOS仕様にもそのへんに割り込める機能はないはずなので、OSの開発に入っていく必要がある。結構大変だとおもう。

アプリ開発者が、そういう機能を備えた多言語化のためのライブラリを使うようになれば実現可能ではあるので、そっちの方向で頑張るのがおすすめだが、英語圏の開発者には多言語化のモチベーションが低いという基本的問題はあるのよね。

この辺の「できる・できない・むずかしい」の判断は、いろいろな勉強をすると常識としてある程度みえてくる...気がする。

ついでに。ウェブサイトウェブサービス翻訳だとこういうサービスがあったりする。

ブラウザはページの描画処理のなかに割り込む余地が大きく取ってあるので、ブラウザのExtensionとかならできることがいくらかあるかもしれない。

> 2.説明が出来ても説明が出来ない

個人的に気に入らない話はOSアップデートは使いやすくなるからとてもいい事だからすぐにやった方がいいと宣伝されている事。

セキュリティが高まりますというのが宣伝文句だけれど、これで大体老人たちやIT知識に疎い人は躓く。

まあ、半分は嘘だよね。古いものが残っていると先に進めないんだよ...。

現在クライアントOSは、巨大なプラットフォームのパーツの一部として理解したほうが正しくて、古いパーツが残っているとツライんですよ。

そして「サービスを受けるための道具であって、あなたが何でも好きにできる機械ではないです」みたいな世界になりつつあって、ちょっと問題と言われてもいる。

これはかなり困った傾向なんだけど、全体としての流れはあんまり変わりそうにない。

たここでオブジェクト指向が出てくる。

オブジェクト指向好きですな...。ここではオブジェクト指向特に気にしなくていいですよ。

からパソコンはたまに不具合を引き起こすんですという説明が着地点になる。

とてつもなく複雑なことをやっているために、すべてのバグを潰すことはコストが高すぎてできないんですよね。

それよりバグ未来を先取りするコストと考えて、本質的価値のある機能を増やしていくというのが基本的な方向になっている。

からパソコンはたまに不具合を引き起こすんです。しゃーない。

しか中途半端理解している老人などは、そんなことじゃ分からん自分に分かるように説明しろと言い出す。

説明は出来る。しか相手イライラするし理解されない。よって説明をしてはいけないという状況に追い込まれる。

ここでどうすればいいのだと理解不能に陥る。

まあ、説明って得てして難しいよ。しゃーない。

何故なら自分OSアップデート不具合の原因というのが分からいから。

Microsoftが、Appleが、Googleがそうしているんですとしか言えない。

そのとおりです。

プログラムソースコードのどこかにエラーがあるのだろうけれど、どこにあるのかなんて当然知らない。

そもそもソースコードを調べるのは違法なのでやれないし。

オープンソースプロダクトなら原理的には調べられるけどね。Androidとかはオープンになってる。


だけどみんなそんなものを使っているし自分も使っている。正直こんなんでいいのか人類と思う事がある。

それを許容することで先に進んできているという事実は受け入れたほうがいいと思う。

「把握・理解可能範囲」に留めていたら、数十年前のコンピュータ世界から抜け出せなかった。

deep learning世界ではそれがより一層進むかも。この辺は詳しくないけど。

当然仕組みを理解している人はいるし、そんな人にとってみれば当然のことであっても、全ての中身を知っているわけではない。

どれだけ知っていても知らない事があるのがIT理解しがたい。理解が出来ない。

ここでの「理解」についてはそのとおり。これはもう諦めるしかない。

> 3.自分頭が悪い

これが常にある。IT関連は常に新しい情報が出てくるのでそれに送れると無知になってしまう。

なんでこんなことも分からないんだとか言われ放題で、IT系の企業に努めている人は常に新しい知識を入れられる

面倒くさがらない人が向いている。

「面倒くさがり」の方が問題に気づいて「頑張って面倒じゃなくする」ことができるので、プログラマにとっては美徳なんて言われますけどね。

同時にくじけないとか諦めない、しつこいみたいな素養必要かも。

表計算ならいけるんじゃないかと思ったときがあるのだけれど「射影」とかいきなり意味不明な言葉が出てきて、

勉強しろ

それから受験していない。だから持っているのはITパスポートだけ。情けない。

応用まではとろうな。がんばれ。

> 4.最後

USB-TypeCをTypeAに変換してはいけないとか最近まで知らなかった。

このへん自分も知らんですよ。べつに全部知っている必要はない。

面白いからたまに調べたりもするけど。

追記: はてな記法引用すらもさっきまで知らなかったしな!そんなもん)

更にレガシー、すなわち過去遺産なるものについても理解ができない。古い物がずっと使われ続けているIT環境

もう誰もメンテナンスが出来ないものが延々と使われているという事実

層の構造をとっているということと関係があるんですが、仕様が変わると、その上に乗っているものを全部なおさないといけないんですよね。

なので「互換性」というのが非常に重要なのです。

でも革新のために互換性を捨てなければいけないケースも多い。このへんはハードでもソフトでも同じ。

そして、メンテコストが上がっても使い続けたほうがトータルで安上がりという場合は、古いものが残ってしまう。

あるいは「(多少の問題はあっても)動いているものは変えるな」という経験則から意図的に残す場合もある。

西暦2020年にもなって、プログラミング簡単には出来ないし、ハードウェアの規格も完全に統一はされていない。

というかプログラミング言語自体多すぎる。ソフトウェアデファクトスタンダードのモノ程度は知っているが、

いまは原始時代にいると思ってもらって構わないと思いますよ。

ぜんぜん完成していない荒っぽいものを目にしているのだと理解したほうが的確。

それなのに毎日理解のできないパソコンスマートフォンを使っている。

オブジェクト指向のおかげ様だがオブジェクト指向に対して無性に腹が立つ。

自分の全く知らない場所いけしゃあしゃあ演算を行い、そして結果を出す。それも大半が正しい結果で

利便性が抜群だ。些細なミス(バグなど)はあるが圧倒的に利便性が勝っている。

そんな道具に踊らされている自分が滑稽だ。理解できない愚かな自分は正に機械奴隷のようだ。

本当に理解できない。辛い。

勘違いしてはいけないのは、それらはすべて先人の努力の蓄積によって成り立っているということ。

「よくわからないけど存在している道具」ではなくて、信じられないほど複雑だけど、多くの人々の行動によってなんとかかんとか実現した道具なんですよ。

オブジェクト指向のおかげ様」じゃないんです。(もちろんオブジェクト指向というのも大きな発明の一つですが)

そしてブラックボックスとして使うのは多くの場合正しいです。そこは諦めましょう。

でもエンジニアとしての立場からは、その裏に隠れているとてつもない技術思考の蓄積に感動してほしいなと思う。

なので、ちょっとずつがんばって勉強してください。

人類がこんなもん作れたのって、かなりすごいよ?

anond:20201201225011

そこはさ、状況見ようよって感じ。

例えばカウンター席とテーブル席がある広い店で敢えて隣を選ぶ理由って何?って。

自分は好きな席に座るから嫌なら退けとでも思ってんのか?って思ってしまう。

カウンターしかない狭い所でならわかる。

2020-11-30

ロボット掃除機を買った

これがもうめちゃくちゃかわいい

まず形がかわいい

丸い。

自分仕事で不在の間、一生懸命掃除してくれてるのだと思うと愛しさMAX。そんなに賢くないタイプなのでよくテーブルの足にぶつかってるのもドジっ子のようでかわいい

出先からアプリで様子がチェックできるんだけど、何かエラーが出てたら仕事やら用事やら放棄して家に帰りたくなる。心配心配しょうがない。

心配といえば空き巣に入られてロボット掃除機が傷つけられたり盗まれたらどうしよう…と割と真面目に心配している。セコム入るか。

買ってからもう半年つのにいまだにかわいい

みんなロボット掃除機に大した感情は抱いていないようで、自分おかしいのか?とたまに思うけど実際かわいいからしょうがない。

結婚式新婦

https://anond.hatelabo.jp/20201129032737

数年前新婦やったけど披露宴当日なんてヘロヘロで友人とかぶっちゃけ何も気遣う暇無い。

席次なんて食事するんだから仲良いグループでちょうどになるように席割り考えなきゃいけないし、親戚の赤子連れとかアレルギー持ちはいいかとかこの人とこの人は同じテーブルにしないほうがいいとか考えて考えてファイナルアンサーして、席の花はどうするとか余興はどうするとかBGMはどうするとか招待状の発想に引き出物ウェルカムボードに直前は自分エステやお車代の準備とか超忙しい。遠方から来る親戚の宿とか手配するのもまた大変。

当日は朝早くからすっぴんで会館入りして、和装だったかガチンコ着込んでガチンコメイクして「腹減ったー」とか思っても飯も喉を通らないくらい緊張して式をやって、式やってる間も「親族や友人は滞りなく参列できているか」とか「この後押してないか」とか式の進行ばかり気になって誓いの言葉とか三三九度とか正直意識の外。あと猛烈な写真ラッシュに「和装暑い!」とも言えず「おめでとうおめでとう」「ハハハはい」みたいなテンションでついでに観光地で挙式したか旅行中のアフリカ団体旅行から「おうびゅーてぃふる!」「こんぐらっじえーしょん!」みたいにやんややんやされても頭の中は「この後披露宴頑張るぞこんちくしょう」がぐるぐるしてて、なんか親泣いてたけど感謝とか当時はそんな暇なかった。

披露宴始まっても無事に終わるかどうかだけ心配でというか飯を食う暇がない。試飲してめちゃくちゃ美味しかったウェルカムドリンクも半分くらい残して後はカメラタイム。出来上がった向こうの親戚のおじさんが半泣きで壇上にやってくる。赤ちゃん連れがちょっと気になる。余興などを削った代わりに飯をいいモノにしたのでみんな美味しく食べて欲しい。というか自分も食べたいけど無限に酒が注がれて飯を食う暇がない。

そうこうしているうちにお色直しで離席。和装から洋装になるのでスタッフ一丸で着替え&メイク直し。和装よりヒールが高いしドレス歩きにくい。会場暗くして登場なのでマジで足元見えなくて怖い。エスコートというか、マジで新郎に捕まってヨタヨタ歩く。各所からなんか聞こえるけど機械的に手を振ってるだけで何とか歩くことで精一杯。この辺で脳みそが擦り切れる。その後もカメラタイム。飯が食えない。気がついたら両親の手紙。一応読んだけど頭の中は「やっとここまで来た」一色。エンドロールで「やり切ったぞ!!!俺はやりきったぞおおおおお!!!」と泣く。めっちゃ泣く。気がついたら会場の出口でみんなを見送ってる。誰に挨拶したとか覚えてない。でもなんか「いい式でした」とか言われたのでよかった。

終わってから新郎新婦用の食事があったのマジで救い。泣きながら食べる。めちゃくちゃうまい。うまい飯にしてよかった。同窓会的なノリで二次会作ってもらったけど、せっかくの友人に囲まれたのにほぼ喋れずバイバイしてしまった。

あと残務処理とか諸々あるので当日塩対応だとしても新郎新婦あんまり責めないであげて欲しい。スピーチ共通の友人のほうが何かといいし、そこで執着するなら彼女のためにもよくないので増田から離れていった方がいい。大人になれば未婚既婚で関係性なんていくらでも変わるし。まぁ増田は1回自分結婚式やってから新婦のこと考えたらどうかな。結婚式の主役は新郎新婦であって増田じゃないよ。

2020-11-29

anond:20201129153241

ぐるぐる回るテーブルがあるところ?

中華料理って取り分けるの前提で来ることあるよね

集団とか家族で食うのが当たり前みたいな

個食考慮されてないみたいな

伝統TRPG卓は、洗脳サークル系・ニューエイジなんたらとの外見親和性が高い

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1221493

・ 冴えない外見の若者が定期的に数人集まり

・ 何か本や書類のようなものテーブルいっぱいに広げ

・ この世に存在しない生物空想の街や魔法について

・ お互い「君ならどうするか」といった体で語らう

なるほど駄目だな

通報しよう

2020-11-28

飲み会ノート

以前、研修で一緒だった男性が、仲間内飲み会ではノートを取っていると言っていた

その時話したこと気づきメモに残しているのだという

メモを読んで思い出すこともあれば、メモ自体が解読困難なこともある

飲み会の後、何を話したかからなくなることが多いし、面白そうなので、やってみたいと思ってから、数年が経った。

今の状況では難しいし、狭いテーブルメモを広げたら邪魔じゃないかと思うけれど、一度は試してみたい

近隣のマクドナルドたち

近隣のマクドナルドたち

店によりこんなに違うんだなっと

緊急事態宣言以降、店内飲食復活した頃の様子

先月~今月の様子

A店

ビニールカーテン越しの接客

座席数大幅制限

店内はかなり広いが、四隅のテーブルだけ使用可能

競争率が高すぎて店内飲食事実上不可。

ビニールカーテン撤去

客席の制限解除

プレイランドが閉鎖されている以外は実質元通り

B店

ビニールカーテン越しの接客

座席数そこそこの制限

アクリル壁設置して壁越しの接客

座席数の制限に変化なし

但し客は増えているので制限貼り紙意味をなしていない

厨房でみんなに指示を出しているいつもいる店員は鼻出しマスクが常かと思いきや、

別の店員が指示を出している場合はそっちの店員が鼻出しマスクで、

いつもの指示担当は鼻隠しマスクの謎運用

偉いと鼻出しになって更に上は顎マスクとかの序列なのかな?

C店

ビニールカーテンの隙間から首だけ出して接客

座席制限なし

接客方法変わらず

(何かおかしいって誰も思わないのかな?)

特に過密すぎて(昨今の情勢とは関係なく)不快だったエリアのみ、座席わずかに減った

さな違和感理由に人を切れる?

芸能人とかSNSとかで自分配偶者に対して批判的なことを言うと「そんなのを選んだ自分が悪い」的なこと言う人って絶対にいますよね。

親類とかご近所ゴシップとかでも、相手を責める前にまず自分にも責任があるからとかそういうふうに言われる。

でもさ、確かに付き合ってるとちょっとした違和感みたいなものを感じる時ってあって、だからといってそれを理由相手を切るってできなくない?と思うんだよね。

何が言いたいかっていうと、数日前にお付き合いをしている男性が初めて私の一人暮らしの家に来たんだけど。

その時私から特に案内も何もしてないのに、ダイニングテーブルにある椅子勝手に立派な方(普段自分ひとりしか使わないので、自分用のちょっといい椅子とお客さんが来た時にだけ出す折り畳み椅子がある)に座ったんだよね。

普段ちょっと自分勝手かなというところもないわけじゃないけど基本優しい人なのでなんかその時もやっとして結局その日は特に何もせずに帰ってもらった。

さなことなんだけど、そのことが過去自分勝手だなあと思った行動に結びついてものすごく不信感になってる。

こういう違和感をもとにして相手を切るってどうかなって思うんだけどどう?

2020-11-26

飲食店における感染対策

飲食店における感染対策について以前から疑問に感じる点がある。

やたらアクリル板の仕切りを立てる、これはいい

ただ、いくらアクリル板を立てまくっても、ほぼほぼパーティ同士の間を仕切るにとどまっている場合が多いのではないか

4人掛けのテーブルであれば、その4人が食事しながら会話することで生じる飛沫を防ぐことが、感染対策として最も重要なはずだ。

ぼっち同士をいくら仕切っても意味はない。咳をする以外は喋らないのだから

時短などやるよりも、4人掛けテーブルなら4つに、6人掛けなら6つにアクリル板で仕切るべきだ。

当然大皿食事の共有はNGだ。どうしても大皿を頼みたいのであれば、マスクをした一人がアクリル板の外側から配って回ればいい。

不便とか情緒とか言ってらんないだろう。時短営業自粛に比べればよほど損害の少ない方策だと思うが。

2020-11-25

ブルブルブルブルブルブルブルブル

先週から右脚の貧乏ゆすりが止まらなくて、食事ときオンライン会議の時も毎回「地震?」って聞かれる。昨日の食事時など兄に無言で足を軽く踏まれ、触れ方がアレだったのでテーブルの下タイプ変態になったのかと思い(無意識なので揺すっていることに気づいてなかった) 親に不要懸念を与えてしまった。

2020-11-24

音楽フェスに言ってきたレポ

真夏の屋外オールナイト開催のフェスが今年は10周年!のはずがやはり一旦は延期になり、昼から夜まで×2days開催@屋内となったのが先日三連休の話。

色々考えたけど行きたかったので行ってきた。(2日目のヘルシンキフジファ。)

密集、密接対策としては、ふつうタンディング席であろうところの半分以上を椅子の席(ちどりに使用禁止張り紙)にしてあり、スタンディング席もバーでこまめにエリア分け&ひとりぶんのエリアグリッドが線引きされていて、近接は無いようにしてあった。後述するが観客側のマナーとしてもも大きい声を張る行為は一切なかった

ケバブ等の軽食はあったけれど、飲食用のテーブルは無し。アルコール類も無し。通路や物販列も空いていて、端的に言って日々のJRの方がよっぽど密接密集している…。

ドアノブ等もダスキンがまめに拭いているらしい。換気の具合ばかりはわからないが、ちょっとしかったし酸欠感も無かったしで、きっと良いのだろう。

総じて、「これで駄目ならもうどうしようも無いだろう」「首都圏近場でのおでかけや外食、日々の勤務よりも安全だろう」という印象だった。

会場入りした時にやっていたのはヘルシンキラムクラブのリハ。「しゃれこうべしゃれこうべ」、たぶんそういう他意はなくただヤンデレっぽい歌詞だと思っているけど、それでも「死なないで」「地獄ワルツを踊りましょう」に乗せて客席がビジョンに抜かれ、2mピッチで棒立ちな観客や一面の背もたれの「使用禁止」のチェック模様を突きつけられると、失われたものを突きつけられるようだった(このご時世にそもそもフェスなんてまるごと失われるべき、という意見もあるだろうけど。)

いざ本番が始まると、色んなことを忘れさせてくれるような素晴らしいステージだった。

ドミコ、リーガルリリー、オーサムシティークラブのあたりがそうだろうか、バンド世界観がしっかりしていて、それを垣間見て味わうようなタイプだと、純粋に生音やステージに熱中させてくれるようだった。

ただ、フロンティアバックヤードが「こっちから見ると異様な景色で、おじちゃんびびってるよ」みたいなことを言っていたが、ステージから客席を見た光景こそが異様なのだろう。しかし、客席からステージを見る限り、無心に熱中できる瞬間もあった。

モノノアワレはMCで飄々と状況を受け入れていおり、らしく、面白かった。

「今回、私達は発声できる形で、皆様は発声できない形でやらせていただいており、人間は声に出さずとも心で話すことができ、それが悩むと言うことですが、人間生物で唯一悩むことができるといわれており、それは置いておきまして、…」から早口言葉ソング

モノノアワレは完成度高かったな…ただ曲間の沈黙の瞬間に何度も隣のリハのドラムスなっちゃってたのだけが邪魔だったけど、最後のそういう(曲間で一瞬シンとなってとなりのリハの音がにわかにとても響く)タイミングボーカルもっとおっきい声で「せーのっ!」て叫んで最後の曲に入ったの格好良かった。

 

四星球音源ではなくライブこそが本番のお祭り屋、盛り上げ屋なので、どうするんだろうと思っていた。いざステージが客席から堪えきれないしのび笑いを誘い、内心を盛り上げ、(腿上げは息が上がるのでグレーだと個人的には思うけど…まあ短時間か)盛り上がりを表明できずもどかしい観客に「みんなが心で一緒に歌っているのが、心でわかります」「フェスなんか来て罪悪感はんぱないでしょ?」「でもその罪悪感が皆を守ってるんです」「皆が守っているのはガイドラインなんていう堅苦しいものじゃない、エンタメ業界です」の語りはアツかった。

冷笑したくなる陳腐な熱いセリフを、本気のように聞かせる、本物のアツい思いに感じさせる四星球は、これを言うのは恥ずかしいしなんだか負けたような気がするけど、やっぱりすごい。四星球が言う「10周年おめでとうございます」はなんだか重く聞こえる。

で、ヒリついたタイマンバトルのような、いっそ客席を無視してるようなマジで痺れるドミコを挟んで(なんだこの順番は。)ポリシクスも盛り上げ屋だけど、対称的だった。

「みんな〜盛り上がってるか〜い!」みたいな問いかけに返ってくるのは、どこまでも、拍手。いつもだったら客席からマイクアンプに負けないくらいの歓声が上がるのに。

声が裏返ったボーカルの絶叫コール、アンド、キャパティ50%未満の歓声も口笛もない拍手レスポンス、は何度か繰り返された。

ステージの上は「新しい生活様式」を噛み締めているようにも打ちのめされているようにも見えたけれど、本心はわからない。

正直言って四星球がいなかったら我慢ならなくなって叫び返してたやつが出たと思う。隙のない三密回避(&ノンアルコール)の運営四星球演説があって、やっと、何度呼びかけられても拍手けが返せたのだと思っている。

途中からステージに「観客のレスポンス」のSEボタンが登場して観客はジェスチャータイミングよくボタンを押そうぜ、となった。「このボタンいいね、いつでもアリーナ級のレスポンス返ってくるんじゃん」と笑いを誘ったけど、こっちはちょっと泣きそうだった。

フジファの途中で帰ってしまったけれど彼らも「マイペース世界観を見せつける」というよりは真摯に受け止めて寄り添って悩んでみせるタイプ。初代ボーカル急逝しているのでどうしても古参ファン的にはシリアスな色が強い。(11年前なので知らない・実感のないファンも多いだろうけど…今回ポリシクスとストレイテナーの間では年齢層高そうだ。)

初参加、夏にやりたかったなあ、という話からの夏のノスタルジーどまんなかソング若者のすべて」はしんみりした。盆踊りのような振り付けの曲があり、これが良かった。いちばん動けたし、夏だったし。しっかり楽しめたし、揺さぶられて、良いステージだった。

全体として、三密回避で無発声だとどうしてもお祭り騒ぎはそりゃあできなく、内心ムチャクチャ盛り上がってるのに地蔵化させられているように思う瞬間もあって、仕方がないけどももどかしかった。いまヤバくなってるこの思いをステージに返したいのに…みたいな。

熱狂できない、集団催眠みたいにヤバくなることはない。仕方がないけれど…

良い点として、立ち位置や座位置を工夫すれば、過去最高にステージが良く見えたのと、私も年なので座って見れたのはラクだった。大きめのカバンのままでも邪魔にならないのも楽ちんだった。

光る棒とか公式アイテムであったらまた少し発散できたかな? マックスのぶち上げ盛り上がりは盆踊りのような動きになるので、お祭りタイプバンドにはそのつもりでステージ組み立てて貰えたら新しい楽しさがあるかも知れない。

最後になるけれどもあらためて、日頃の暮らしよりもよっぽど三密回避フェスを開催してくれて感謝。叫んだりたむろったりも無かった観客に感謝ライブってやっぱ良いね

2020-11-23

anond:20201123072553

すごい小さい頃に観たTV番組で、

男性群と女性群がテーブルを挟んで対面して、

そのテーブル上で光る線が男女を結ぶ、

番組名が思い出せない。

2020-11-22

コロナ対応飲み会

昨日の増田見て考えてみた

5人以上の飲み会を想定

1時間強制終了

いま、飲み放題2時間でもダラダラい続けることができたりするが、それをなくす。

1時間で追い出す

食事はお膳で、最初から8割は出す

1時間だと提供時間を割けないので、コースか前もってメニューを決めておいてもらう

2割は揚げ物など出来立てのもの

それのみ、後で提供する(一人ずつ小皿に分けたもの)

テーブル席で奥の人へグラスを回すのが面倒なので、旅館みたいに一人一人独立したお膳で出す。

そうすると一人ずつ間隔も開けられる

お酌や注ぎ回るのはなし、また乾杯でグラス合わせるのもなし

基本的自分の席を動かない。

会話がしづらいと思ったけど、そんな会話することもないからいいだろ!って思った

飲食しないときに、マスクつけて好きなだけ話せばいい

2020-11-19

昭和50年頃の日本田舎風景

思いついた順。順番に意味は無い。

 

田舎道路舗装されて無いのがあたりまえだった。ごく一部が舗装されていたが、舗装コンクリートだった。アスファルト舗装はまだほとんど無かった。

・川にかかる橋はまだ木と土でできていた。わずか数年のうちに、全部コンクリート造りに作り変えられた。その時の橋がまだ現役。

石炭がまだ日常的に使われていた。学校の隅の方には石炭を積み上げておく小屋があって、冬は当番の子供がその日のストーブで燃やす石炭小屋から教室に運んでいた。炭の燃えカス掃除先生がやってくれていた気がする。石炭ストーブ石油ストーブに置き換わると、石炭小屋は鶏小屋改装されて、学校ニワトリを飼っていた。

火鉢や七輪がまだ現役だった。火鉢の中では炭を燃やして暖をとっていた。

掘りごたつの底は格子状になっていて、その下で炭か何か燃やして暖を取る構造だったが、それは当時すでに廃れていた。電熱線を使った電気ごたつが安くて便利なので、かなりはやくから普及していた気がする。

・家にかまどがあった。物ごころついた時にはもう使われなくなっていてプロパンガスだった。お年寄りの家ではまだ現役でかまどが使われていた。

洗濯ものは川や湧水のあるところでやっていた。湧水は出口すぐが飲用水の採取場所、数m下ると食器食べ物を洗う場所、そこからさらに数m下るとそれ以外を洗うもの、と順番が決まっていて、いつもだれか数人の主婦が何か家事をやっていた。水道が普及するといつしか誰も使わなくなり、掃除されなくなり、廃れた。

・秋には落ち葉のたき火で焼き芋を焼いて食べるのが定番おやつだった。

農業に使うかごなどが、まだ藁で作られていた。この伝統は数年後にはすっかり無くなってしまった。

・村の加治屋さんがいて、農機具の修理などをやっていた。

軽トラックが普及しはじめていたが、農道がまだほとんど整備されていなかった。車が通れない歩行者用の山道を、天秤棒をつかって前後に思い荷物をぶらさげて運ぶという仕事がまだあった。

コンクリートブロックを使って塀を作るのが流行り、みんなで競うように塀を作っていた時期があった。へー。

・車はどの車も数年でサビサビになった。今のような耐久性のある焼付塗装がまだ開発されておらず、車検のたびに車の塗装をやりなおしていた。車検とはある意味、車の塗装をやりなおすイベントだった。

カラーTV田舎にも普及しはじめた頃。

・街へ行くたびに、あちこちボコボコビルが建ち始めていた時代1970年より前に建築されたコンクリート作りのビルというのはかなり珍しいが、1970年代にはめちゃめちゃ大量のコンクリート造りのビル建設されて、日本の街の風景が一変した。

・いまはシャッター街となっている田舎商店街に、もっとも活気があった時代

軍隊帰りの教師が現役でいた。ゼロ戦特攻隊の訓練生だったとか、広島原爆が投下された後の遺体を積み上げて燃やす作業をやったという教師リアルに居た。多くの大人たちが原爆キノコ雲の目撃者だった。

・家を建てる時、壁は土壁だった。そのへんの土に藁を混ぜて建材として使っていた。土壁の中の芯は細い竹を格子に編んだものだった。

貯金金利がめちゃめちゃ高かった。しかし実際には金利以上にインフレになったので、真面目に貯金した人はむしろ損をした。

・缶ジュースは当時から1本100円だった。子供には高級な飲み物だった。

・お豆腐屋さんに毎日豆腐を買いに行っていた。田舎でも数100mも歩けば、一軒は豆腐を豆から作っている豆腐屋さんがあった。

主婦が買い物に行くときは、細い竹を編んだような、かわいらしい買い物かごを持って買い物に行っていた。レジ袋などというものはまだ無かった。せいぜい紙袋

生ゴミはかまどで燃やして処分していた。灰は肥料として活用された。街のゴミ収集車は、不燃ごみの回収が主だった。

冠婚葬祭は、5人組といわれる隣近所のグループで協力しあって、自宅で行うのが当たり前だった。

・どこの家にも子供がいた。夜は外出を厳しく制限された。今思えば、どこの家庭も夜になると夫婦セックスして楽しむのが当たり前だったんだろう。

  

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そのほか、あとで思い出したこと追記

子ども神社やお寺の境内に集まってよく遊んでいた。缶けりとかが定番だった。

・そんなド田舎にもエロ本はあった。子どもたちが拾い集めたエロ本の隠し場所神社の床下だった。

・雨の日はよくトランプしていた気がする。

レゴブロックは既にあった。当時から定番おもちゃだった。

こたつテーブルの板をひっくりかえすと麻雀用の緑のフェルトが貼ってあった。

蛍光灯が爆発的に普及したのがこの頃だった。電球よりずっと明るいので最初はみんな驚いた。

 (しかし、統計を見ると子どもが減り始めたのもこの頃。電球の方がエロい気分になりやすかったというメリットはあったのかもしれない)

バスには運転手のほかに切符を売ったり、バックする時に誘導したりする車掌がもう1人乗っていた。それがワンマンになったのも昭和50年

宅配便はまだ無かった。国鉄の駅から小包を発送していた。

国鉄荷物を送るときは、包み方にめんどくさい規定があって、紐で縛ったり指定タグをつけたりしなくてはならなかった。

昭和50年代に複数宅配便会社競争で一気に普及して、国鉄荷物を送ることは全くなくなった。

女子体操服はブルマだった。バレー部が人気だった。部活マラソン大会では女子が校外を体操服(下はブルマ)で走っていた。

ダンボールは既に普及していた。ダンボールが普及する前は農作物は木の箱に入れて出荷していたらしい。使われなくなった木の箱がよく他の事に転用されていた。

・そんなド田舎でも新聞牛乳は毎朝届いていた。牛乳はビンに入っていた。

学校の校舎は当然木造体育館木造。今思うと、体育館のような大きな建物木造っていうのは当時としてはなかなか凄い事だったんじゃないかという気がする。

バイクといえばスーパーカブのことだった。それ以外のバイクは見たことが無いレベルだった。

・車と言えば軽トラだった。それ以外の車も見かけたが、変わり者扱いされるレベルだった。

・仕出し弁当とかは薄い木で作った箱に入っていた。プラスチック発泡スチロール製のトレ―が普及したのも昭和50年

幹線道路なのに1車線のところがあり、ときどき渋滞にっちもさっちもいかなくなって警察を呼ぶことがあった。

リヤカーを引いて魚を売りに来るおじさんがいた。スーパーカブに山ほど靴を積み上げて靴を売りにくるおじさんもいた。富山の薬売りもいた。

今日も夫へのイライラ感が止まらない

最近産後だというのもあってか無性に沸き立つ夫へのイライラ感が半端なくて先日はとうとう増田にその一部始終を投稿してしまった。

匿名からって魔が刺してやった。とてもスッキリした。

そんで、わかるー無理すんなって共感心配の優しいコメントからこのままじゃだめだと叱咤激励アドバイスコメントまで様々な反応があって嬉しかった。

見方や捉え方は違うけど、どこの誰かも知らない相手にお礼もなければ読むかどうかもわからないのに愛のあるコメントが多くて驚いた。

さすが戦禍を潜り抜けてきた先駆者共(子育て経験済みのみなさん)は面構えが違う。言葉に重みがある。

これをプリントアウトして夫に見せるにはまだ心の準備が必要だが、

せやな・・・せやな・・・それ大事やな・・・つぶやきながら読んだ。(関西人ではない)

かに夫もまったく何も変わっていないわけでもないかもしれない。

夫のダメな所しか書いてないくせに言うのもあれだが、

最近ネットで見かけるWeb漫画コミックエッセイに出てくるような胸糞悪いレベルに悪い夫ではない。

モラハラなわけでも、浮気するわけでも、浪費するわけでもない。

産後イライラしてちょっと気が利かないぞとこちらの期待度が高いだけでごく普通の夫なのだ

そうだ。私が産後家に帰ってきてから変わったことや夫の良い所をフォーカスしてみよう。

朝の弁当自分で用意してもらうようになったし、平日の買い物は仕事帰りにいってくれる。 

昼間はちゃん仕事だってしている。休みの日は掃除洗濯自分でやる。たまに洗い物をしてくれる。トイレ掃除はしない。

・・・ん?

つーか独身一人暮らしの頃私もやってたーーーーーー!!

ふ、ふつうだーーーーーーーーーーーー!!

よくよく考えたら独身一人暮らし社会人だったら当たり前の範囲だーーーーー!!トイレはいつも私掃除してるーーーー

しろ弁当の中身とか冷食も多くなっちゃったけどおかず私作ってるーーーーーーー

(とはいっても自炊に関しては金で解決できるが私が好きで節約家族健康もかねてやっているので文句を言うつもりはない。でも段々心が折れかけてきた所)

ということでさらイライラ感が募る結果となりました。

前置きが長くなったが、(この下も長い)ぜひ今日も以下夫へのイライラエピソードを聞いてほしい。

生後1か月の赤ちゃん授乳が3時間置きと言われるが、それは理想

よく3時間もたずにおなかが空いて泣き止まないということはよくある。

そのため、ご飯を食べようと思ったけど赤ちゃんが泣くので授乳するという時がある。

自分食事より赤ちゃん優先するのは戦士母親)として当然なのかもしれない。

昨夜はそんな感じで、夕食と授乳かぶってしまった。

夫が帰ってくるのを待っていたので時間としても20時ごろで、夫を待たせるのも悪いし

冷蔵庫に作り置き入ってるから、あっためて先食べてていいよー」と夫に言った。

夫は「うんーわかったー」と自分で用意して食べた。

その後、私は母乳をやり終わり、ミルクの準備をしていた。

(混合で育てているので母乳をあげた後に追加でミルクを飲ませている)

母乳子供を育てた経験のある方ならわかる。

ごはん前や真夜中・朝方に授乳している時、大抵寝不足で頭の中がほぼ空っぽになっているのだが、片隅に、「腹減った・・・」という思考けがある。

おっぱいを吸われているとリアルタイムでめちゃくちゃお腹が減ってくるのだ。

理想夫婦

「俺食べ終わったし(急いで食べた)、ミルク代わるよ。ごはんも用意しといたから冷めないうち食べなよ。」

と、哺乳瓶を持っていた私の手にそっと夫の手が重なる。

うそ・・・!」

テーブルには温かいごはんが食べるばかりに用意されてある。

・・・うん、ありがとう・・・!」(夫君、好き・・・!!)

ミルクは人肌まで冷まさないといけないが、二人の愛はいつまでも冷めないのであった。 ~完~ (水戸〇門エンディングBGM

現実

・・・・・・ ふろ、ふろ、ふろ~♪」 (見向きもせずに自分のことに全集中!Goto風呂場!)

・・・・・。」 (無言でミルクを作るがイライラするがあまり粉ミルクを今何杯入れたか忘れる) ~BAD END~

なんか、こんなことでイライラするのってすごいめんどくさい女だなって自己嫌悪になりそう。

フツー、妻が育児ご飯食べ損ねてたら、ミルク代ろうかってならないの?ってイライラするんだけど、

それって当事者自分がいったら価値観気遣い強要になるわけで。

だって婚活とかでも、恋愛コンサルタント先生とか仲人さんが、

女性ハートをつかむためにもなるべく初デートデート代は出しましょうね」とか言うなら

受け入れがたくても「なるほど~ふ~ん。そうか~。」とか思うけど、女性ブログ男性デート代出すべきとか、

相手女性が「初デートなんだから普通食事代くらい奢ったりしないの?」とかいったらムッとするじゃんね。

意地はってないで素直に「やって☆」ってお願いすればいいってわかってるけど、

それはそれで能天気にやってあげた感で満足してる夫見たらさらイライラする自信ある。

お互い感謝気持ち大事だけど育児協力してやるの当たり前じゃないのか。

という感じで無意識当事者意識を試してるというか気づかない夫にイライラ感を募らせて嫌な女だと思う。

あと人生2周半くらいして功徳を積まないと自分から素直になれる気がしない。

話しは戻って、ミルクが終わって部屋から出てきたら夫は皿洗いをしてくれていた。

ここも本日のブチ切れポイント②だ。

(いや、これから私メシ食うのに洗う皿でるけど・・・!!!?)

食うなってこと?とはまではいわないがなんだかイライラして食べる気が失せてしまった。

こまけぇこたぁいいんだよ!!!その分は明日洗えばいいだろ!洗い物減ってよかったなあ!って済む話なんだけど、イライラする。

まず、食事の用意じゃないのか。

「わしが今食べたい一品をいますぐ作れ、はずしたらおぬしの首をはねる」とか難しいことを求めているんじゃない。

冷蔵庫からごはんやおかずを出してレンジに突っ込んだり、箸をもってきてくれたら嬉しいってだけなんだけど。

考えてみてほしい。自分仕事残業して疲れて「お腹ぺこぺこだ~ただいま~」って家に帰ってきたら、

妻が自分のことはわき目もふらずこれ終わったら録ってたドラマみなきゃみたいな感じで皿洗いや後片付けに集中してたら・・・

ごはん温めるくらい自分でできるけど、途中で仕事やすことになってやりづらいし、

なんか寂しい気持ちになって、次遅くなる時は外で食べてから帰ろうとならないだろうか・・・

いまやらないと他にもやることあるし寝るの遅くなって明日仕事の響くとかならしょうがないけど、

授乳時間そんな後片付けする時間待てないほど遅くならないだろ。

私にはわかる。

これは共働き夫婦でよく問題になるようなそんな優先順位時間効率を考えないとやっていけないような難しい話ではない。

さっきの風呂の件といい、皿洗いといい、私のことなど考えていない。

あいつは自分のためにやっているだけだ。

そう思うとますます腹が立ち、明日から口癖が「イライラする」になりそうだ。

すでに日記上ではなっている。

しかし、これは全て私の個人的憶測なので夫もただ単に家事をして育児をしている妻をサポートしてるつもりの可能性もある思うとそれに対してブチ切れることはできなかった。

自分のことは自分でできるよ。しかしさ、ここはシェアハウスじゃねえんだぞ。

私は夫が遅く帰ってきた時、ご飯の用意してあげてたけど。

寂しいわ。なんで後片付けが先なんだよ感じ悪いだろ!カーッ!ペッ!(※心の声です)

産後私の生活優先順位第一位育児に変わった。

夕方増田ノンストップハイスピードタイピングで書けているのに歯はまだ磨いてないことに気づいて絶望するくらい育児優先になっているのに、夫は変わってないことにイライラする。

今は大変だから家庭を最優先しろと言いたいわけではなく、いままで通り夫は夫で仕事中心の生活でやれることを頑張ってほしい。

私はミルク変わってくれなかったことや人が食う前に片付けていたこ自体イライラしてるんじゃない。

のしてほしいこと察しては表面上の話であって、行動から透けて見える意識イライラが止まらない。

育児でいっぱいいっぱいになってる妻に気づいて、自分自分のことを1割くらい我慢して妻を思いやる生活に変えてほしい。

それもこういう時はこうして思いやってくださいって指導するものなのか?

歯磨いてくる。

みかんコーヒーとオトンの初恋有村架純

「みさちゃんさ、みかん食べる?」

寒い寒いと言いながら、三時のおやつでも食べようかとリビングに降りてきた私に、キッチンから父がボソッと声をかけた。

「いや、みかんはいらん。寒い暖房つけよう」

エアコンなら、母さんが業者呼んで清掃してからじゃなきゃ使わん言ってたから、つけたら怒られるぞ」

はぁ?という顔をしている私に、いらんといったのが聞こえなかったのか、みかんを手渡しながら父が言う。

「なんで寒くなる前にやっとかんかったんだって話よな。そんなこと言ったら、怒られるから絶対言わんけど」

からからと笑う父。手に持つマグカップには湯気の立つコーヒーテーブルに目をやると、みかんの皮が散乱している。

(この人……コーヒー飲みながらみかん食ってるんか)

ソファの背もたれにかかっていたひざ掛けを腰に巻いて、リビングテーブルにつく。渡されたみかんを揉みながら、

わたしコーヒー

頼むより先に父はグラインダーに豆を入れていた。ブィーンという無機質な音が部屋に響く。

「みさちゃん、昨日の夜酔っぱらって、そこまで聞けんかったけど。この後どうすんの。そこらへん、母さんとは話したんか?」

「うーん」

どうしたものかと私は少し考えた。昨夜、久々に帰省した私のために、自宅ではささやか歓迎会が催された(とはいっても少し豪華な寿司の出前をとったくらいだが)。食事を終えて、家族三人テレビを見ながらダラダラとお酒を飲んでいたのだが、父は早々かつ静かにリビングソファに沈んだ。腹に猫を乗せて、スマホバイブほどの小さな音量でいびきをかきながら寝る父をそのままに、母とは今後の話をある程度した。正味時間ほどかかったその話を、今父にするにはまだ話をまとめ切れていない。母からは同姓として理解は得られても、父にはこの冗長な割に何も決まっていない私の現状を伝えても、ただ心配を駆り立てるだけではと不安になったのだ。

「まぁ暫くは休むよ。貯金もあるし。今はまだ動けん気がするし、何より少し疲れたわ」

みかんの皮をむきながら、はぐらかすようにそう答えると、コーヒーを入れる父の手に視線を移した。暫く見ない間にまた年季が入ったなぁと、ふとそんなことを考えた。


ここ数年、私(輝く三十代独身)はアメリカ西海岸の小さな広告代理店仕事をしていた。小資本飲食店小売店なんかがメイン顧客だったので、今回のコロナによる各種制限後はほどんと仕事がなく、一部制限解除後もほとんどの店はコマーシャルを打つ余力はなかった。片手間に作っていた無料情報誌なんかは、コロナ対策コラム等を差し込みつつほそぼそと発行を続けていたけれど、いつしかそれも限界に。結果、私はあえなく「状況が良くなったらまた声をかけるから、必ず戻ってきて」とお決まりコメントと共にレイオフの網にかかったのである。こんな状況ですら私を限界まで雇い続けてくれた会社には感謝しかないが。

解雇後「とりあえず一旦リセットだな」と考えた私は、実家に帰ることにした。異性関係は、現地で交際していた男性と二年ほど前に別れた後はパッタリだったし、行きつけのチャイニーズレストランコロナで潰れたので、かの地に私を繋ぎ止めるものはもう何もなかった。大卒から今までずっと海外でもがいてきたこともあり、このひっくり返った世界を口実に、このタイミング実家ゴロゴロしてやろうと、そういうことであるしかし状況が状況なので、帰国決断した後も、やれ渡航制限だ、やれチケットの予約だと色んなことがうまく繋がらず、なかなか出国することができなかった。ようやく帰国の日取りが決まったころ、

「帰るで」

ポッと送ったLINEに、

「車で迎え行く!楽しみ!おめかししてく!」

還暦も半分過ぎた母はノリノリで返信したにも関わらず、当日派手に寝坊した。私が期待していた、到着ロビーでの感動の再会(BGM青春の輝き/The carpenters)は叶わず。実に四年ぶりの帰国はなんとも味気のなく、一人公共交通機関でと相成ったのである


「あれな、『コロナだし、やっぱ行かん方がいいと思って』って言い訳しとった」

私の分のコーヒーを手渡しながら、けらけらと父は笑った。

「ほんと昔から適当な人。あんなんと結婚した意味分からん初恋の人とか言わんでよ?」

私が次のみかんに手を伸ばしながら言うと、

初恋かぁ……」

ギリギリ聞き取れるくらいの声でボソッと言った後、父は一人モジモジしながら下を向いた。思えば父と母がイギリス出会ったという話は聞いたことがあるが、初恋話となると聞いたことがない。恐らくこの人の初恋は母とは別の人と思うが、どうせ時間もあるし、掘れば面白い話が聞けるかも知れないと思った私は、

「そしたら、父さんの初恋っていつよ?」

別に話したくなければいいですよ、ええ。と二個目のみかんの皮をむきながら、興味なさげに聞いてみた。暫く返答がないので視線を上げると、相変わらずモジモジしながら、父は照れくさそうに顔を上げた。

「お墓に持っていくほどのものでもないし、話してもいいか。母さんには内緒だぞ?」

言うと父はテーブルの上のみかんの皮をまとめてゴミ箱に入れると、ゆっくりと向かいの席に着いた。

(結局話したいんでしょうに……)

いかけた一言を飲み込んで、コーヒーをすする。


「みさちゃん墓参りの時に行った叔父さんの家、まぁあれは父さんの実家でもあるわけだけど、裏手に階段あったやろ。急なやつ。あそこを登ると昔図書館があったんよ。市立だか県立だか忘れたけど、そこそこ立派なやつがね。父さんは大学受験勉強毎日そこでしてたんだ。家だと兄弟たちがうるさいから」

父の実家西日本の某所。坂の多い海辺の町だった。遠方であることもあり、私は小学校高学年の時に祖父母墓参りに行ったのが最後、以来そこには行っていない。

「そこの自習室がさ、海に向かって大きな窓があって。部屋にストーブがあったけど、やっぱり窓が大きかったせいかな。冬場はすごい寒かった。でもそのおかげで利用者が少なくてね。少し寒いくらいの方が頭も冴えるし、父さんはそこを好んで使ったんだ。あともう一つ、別の理由もあったんだけど」

父はそわそわと立ち上がると、コーヒーのおかわりだろうか、電気ケトルに水を入れて沸かし始めた。ケトルがお湯を沸かし始める音が、私の想像の中の自習室ストーブの音と重なる。父はそのままケトルのそばから離れず、窓の外に目をやりながら続けた。

「父さんともう一人、その自習室を使う女の子がいたんだ。とても綺麗な、束ねた長い髪が印象的な子だったよ」

突如文学的表現をし始めた父をみて(これはキモイな……)と思った。初恋話を聞くのにある程度の覚悟はしていたものの、父の口から語られるそれは、なんとも中途半端恋愛小説のようで、

(これは、脳内キレイどころの女優さんでもキャスティングして、程よく補完しながらでないと聞くに堪えないな)

そんなことを考えながら、みかんを口に放り込んで聞いた。

「それが初恋の人?思ったよりチープな感じ」

今にも鼻くそを掘り出さんばかりの口調で茶々を入れると、

最後まで聞けよ。みさちゃんが聞いたんだし、父さんにとっては大切な青春の1ページだぞっ!」

父はムッとした表情で言った。

(だぞっ!って……昭和アイドルかよ)

「隣の高校女の子だったんだ。同じく受験生だった。頭のいい子でね。その部屋で一緒になった最初の数回は会話がなかったんだけど、ある時勇気を出して話かけたんだ。『どこの大学を目指してるんですか』ってね」

「ほうほう。で?」

謎のドヤ顔スルーして相槌をうつ

「目指してる大学が一緒だったんだ。まぁ、彼女は余裕の合格圏内。父さんは相当な努力を要するくらいの差はあったけれどね。彼女英語系の学部に進みたいと言っていた。将来は海外に行きたいと。当時ボーっと生きていた父さんと違って、明確な夢を持っていた彼女はとても輝いていてね。ほら、男って単純だから、一発で惚れちゃったんだ。同じ大学を目指す二人。一緒に勉強する自習室。これは、もう、そういうことだろうってね」

馬鹿なのではなかろうか」

「いや、馬鹿でなくて!」

父は鼻息荒く私を遮り、

「たしか最初一方的ものだったさ。けれど、一緒に勉強……というかほぼ父さんが教わるだけだったけれど、毎日のように、約束して、同じ時間を過ごして、そういう感じになったんだ。『一緒に合格しようね』とか『一人暮らしする時は、近くに住もう』とか、これはっ!もうっ!そういうことでしょうがっ!」

若干の金八先生口調になりながらまくし立てた。

彼女の教え方が本当にうまいもんだからギリギリの成績だった父さんも合格圏内に入るくらいになったんだ。夢の大学生活は目の前だった。ある雪の積もった日、勉強を教えてくれたお礼に、図書館の近くでラーメンを奢ったんだ。温かいものでも食べようってね。その帰り道、初めて手を繋いだんだ。女の子と手を繋いだのは、その時が初めてだ。さっき食べたラーメンが胃から飛び出そうだった。家まで送ると言ったんだけど、ここまででいいと。途中で分かれたんだ。次の日も、いつも通り会えると思った。でもなぁ……」

突然、演技派女優のようにうなだれる父。いや、でもこれは結構シリアスな展開なのでは。私は我慢できず、恐らく一番ビンビンに立っていたフラグを掴むと、

「……し……死んだとか?その才色兼備さんは……事故に遭ったとかで……」

ゴクリと唾を飲みながら聞いた。少しの間、静寂がリビングを包む。父は顔を上げると、

「あっ、忘れてた」

と言って、電気ケトルスイッチを入れ直した。ズッコケる私を一瞥しながら続ける。

「いや、死んでない」

「おい」

「死んでないんだけど、消えた」

は?という私の顔に腕を組みながらうんうんと頷くと父。

「次の日から、もう試験も近いのにパッタリと来なくなった。いなくなって三日後くらいかな、その子高校に行ったんだ。名前は知っていたけれど、家は知らなかったし、当時は携帯なんてないからな。それしか方法がなかった。今ほど個人情報にうるさくないからな、聞いたらサラッと教えてくれたよ」

ケトルからサーっとお湯の沸く音がする。部屋が寒いからか、注ぎ口から湯気が濃く立ち上る。

夜逃げしたらしい。母親がいない家庭で、親父さんがあまり真面目な人じゃなかったようでな。突然いなくなったってことだった。仕事で失敗したんだか、博打なのか知らんが……。家の前にも行ったんだけどな。バラック小屋ってわかるかな?そこまで酷くはないけれども、それに近いような、貧相な家だった。当然、明かりもついてないし、扉を叩いても誰も出てこなかった。家の前には、彼女図書館まで来るのに使っていた、見覚えのある自転車がそのまま置き去りにされてたよ」

そこまで言い切ると、父は黙りこくった。そのまま暫く何も言わず、再び沸騰したケトルのお湯でコーヒーを入れ始める。

大学は……大学はどうなったん?」

私は恐る恐る聞いた。父はいつの間に私のコーヒーが空になっているのに気付いたのだろうか。二人分入れていたコーヒーの片方を私に差し出しながら、

「父さんは合格したよ?」

知ってるだろ?と言わんばかりのとぼけた顔で答えた。

「いや、父さんでなくて、才色兼備さんは?合格発表で奇跡の再会をしたとか」

興奮する私とは対照的に、父は再び、一人冷静にモノローグに入る。

あの日合格発表の日。始発で発表を見に行ったよ。大学は遠かったからな。張り出された番号より先にまず彼女を探した。どこにもいなかった。一通り探した後、掲示板を見た。自分受験番号があった。でも全く喜ぶことができず、父さん、そこでずっと立ってた」

ヤバイ、泣きそうだ)

目の前でセンチメンタルに語られるオジさんのモノローグに、不覚にも目頭が熱くなる。

「当然彼女の番号はおろか、受験たかどうかさえ知らないからね。その日は大学の門が閉まるまでそこにいたよ。掲示板は何日張り出されてたんだっけな、もう覚えてないけど、もしかしたら今日これなかっただけで、明日見に来るのかも知れない。そう思った父さんはなけなしの金をはたいて近くの民宿に泊まって、翌日も一日中待ってたんだ」

「……でも、来なかったんでしょ」

ティッシュで目頭を押さえながら私が聞く。指先についたみかんの酸が目に染みる。

「うん。来なかった。そして大学に入ってからも、彼女の姿を見ることはなかった」

自分の話なのに、ウルウルとなく娘にもらい泣きでもしたのだろうか。ズビッと鼻を一度ならすと、

「きっと、受験できなかったんだなぁ。だって受験してたら、彼女なら絶対受かってるものあんなに行きたがってた大学だったんだから

父はしみじみそういうとコーヒーをスッとすすり、一つ残ったみかんを、テーブルの上のカゴから取り出した。


(なんて切ない話だ……)

還暦もとうに過ぎたオジサンコイバナに、悔しいけれど胸を打たれた私は、鼻水をかみながら劇場を退席しようとした。脳内有村架純あたりを勝手キャスティングしていた才色兼備不憫さも去ることながら、そこにいない初恋の人を必死に探す父の哀れさを思うと、今はすっかり禿げ上がった父にも、そこそこかっこいい俳優キャスティングしてやらねば。そう思いながら、ソファ眠る猫を抱えて二階に上がろうとした。その時。

「でも、この話には続きがあってな」

ニヤニヤとしたり顔で笑いながら、父は私を引き止めるように言った。

「父さん結婚前にイギリス単身赴任したことあるって言ったろ。そこで彼女と再会したんだ」

「えぇ!?嘘!そんな偶然ってあるの!?

私は慌てて猫をソファに戻すと、前のめりになりながら席に戻った。と同時に私は焦った。父と母はイギリス出会ったという話を思い出したからだ。そうすると、有村架純キャスティングした才色兼備の役を再考しなければならない。あの母親は……明らかな才色不備だ。

「ま……まさか……よくある話で、その女性って……」

「あ、母さんじゃないぞ」

私の焦りを察したのか、落ち着かせるように父は釘をさした。

日本人駐在員が集まるパブがあってな。仕事終わりにそこで飲んでいたら、隣に二人組の日本人女性が来たんだ。その片方が彼女だった。一目でわかったよ。向こうもそうだったと思う。『もしかして、○○さん?』って聞かれた時、夢でも見てるんじゃないかと思ったよ」

「うわぁ、本当にそんなことってあるんだ。もうそから話が止まらなかったでしょ」

「いや、お互いとても驚きつつも、一言二言交わしてその日は別れたんだ。向こうは連れがいたしね。翌日は休みだったから、また明日改めて会いましょうと、向こうから番号を渡された。その番号を見て色々悟って、嬉しくなったね」

「なにを悟ったん?」

電話番号だけで、ホテル名前とか部屋番号とかは書いてなかった。つまり定住しているってこと。ちゃんと夢を叶えたんだと」

「なるほどねぇ」

そんなに長いこと話したつもりはなかったが、いつの間にか部屋は薄っすらと暗くなっていた。父がパチッと部屋の明かりをつけると、猫が呼応するように二階へ駆けていった。


「でもさ、そんな感動の再会したら、もうそれは運命の人じゃないの?どうしてその人と結婚しなかったのさ」

話が一周して戻ってきたが、単純にそう思ったので聞いてみた。そりゃあ、今の母と結婚たから私がいてとか、そういう御託はあれど、普通ならそこでくっつくだろうと、そう思ったからだ。

「いや、彼女はもう結婚して、子供もいたんだ」

「あら、そういうパターン

「あの後、働きながら勉強して、渡英して、仕事についたと言っていた。そこで出会った人と結婚したそうだ」

それを聞いて、世の中うまくはいかないのだなと思ったのはもちろんだけれど、ふとその時父は何を思ったのかが気になった。初恋の人との運命的な再会と同時に、自分の恋が終わった時、悲しかったのだろうか。悔しかったのだろうか。私だったらグシャグシャになってしまうかも知れない。しかし、そんな私の疑問は、次の父の言葉ですぐに解消した。

「心からしかった。父さん、みっともないけど、そこで泣いちゃったんだよ」

照れくさそうに笑いながら父は続けた。

「良かった。良かったってね。ずっと心につっかえていたものが取れたような気がした。『ありがとう』っていう父さんに、あの人は『なんで?』とは聞き返さなかった。わかってくれたんだろうね。『こちらこそありがとう』と」

「どういうこと?」

今までの話の中で、父がその人に感謝することはあっても、父が感謝されるようなことがあっただろうか。

「『君が海外に行ったら、そこに僕も必ず行くから、その時はバッチリ英語観光案内してほしい。約束しよう』父さん、そう言ったんだと。全く覚えてなかったけどね」

「そんな約束してたんだ」

「『私が海外に行くことに、きちんと意味を持たせてくれたのはあなただった。約束を守るために、頑張ったから今ここにいるの』と言われた。父さんも、彼女の役に立ててたんだ」

一昔前のトレンディ俳優のようにフッと小さく笑うと、そのまま父はトイレへと消えた。

(お前はすっかり忘れてたわけだけどな)

父の背中に心の中で柔らかく突っ込みながら、私もニッコリ笑った。


それから才色兼備さんとは会ってないの?」

トイレからいそいそと戻ってきた父にそう聞くと、

「ああ。会ってない。連絡先も特に交換しなかったんだ。まぁ色々あってね」

父はテーブルのカゴにみかんを補充しながらそう答えた。

「でもさ、初恋は思い出の中に。そういうものだろう」

キメ顔で答える父に、久方ぶりに(気持ち悪い)という素直な感情が戻ってくる。

「ただいまぁ」

玄関から気の抜けた、疲れた声が聞こえてくる。

「あら。何仲良く話てるの珍しい」

リビングに入ってきた母は、そう言いながら、みっちり膨らんだエコバックキッチンに置いた。それを見て、先ほどまでの話題のせいで居心地が悪いのか、父が二階へ避難しようとする。

「なになに?なんの話してたん?」

トイレに行こうとする有村架純とは程遠い母が、リビングの出口で父に聞く。

「いや?たわいもない話だよ」

父は道を譲りながら誤魔化した。訝しげな視線を投げながら、母がトイレに入ったのを見計らって、

「ちなみにな」

父は私の耳元に口を寄せると最後にコソッっと

彼女と再会したときパブ彼女と一緒に来てたのが母さんだ」

そう付け足して、ニヤニヤしながら駆け足でリビングを後にした。

「えぇー!?なにそれぇ!」

驚く私の声と重なって、リビングのドアがバタンと閉まる。

「ねぇー!何の話なのー?」

母の切ない声がトイレから響いた。


あの人との馴れ初め話は、また後日みかんコーヒーを飲みながらでも聞こうと思う。


暇つぶしにこの話をネットに放流する許可をくれた父に感謝

2020-11-18

[][]anond:20201103205933

次の日(11/2)は伊勢シーパラダイスに行きましたわ!完全に祝日だと思っていたのでバス停で待ちぼうけてましたわ!

伊勢シーパラダイスは数年前に改名する前に行ったきりでしたわ!

ここはイルカキャッチボールできたりするところですわ!

ふれあいがメイン的なところがありますコロナのため消毒してからふれあいでしたわ!

ツメナシカワウソに指をギュッとされてわたくしの心はキュンってしましたわ!

セイウチのショーみたいなの見たりアシカショー見たりしましたわ!

あとたぶんノコギリエイがいましたわ!ノコギリザメだったらすまんやですわ!

あとタツノオトシゴコーナーが増えたりテーブル水槽になってるおしゃれコーナーもありましたわ!あと森コーナーはもっと植物園っぽく攻めて欲しいですわ!

近くの夫婦岩だか、なんだかは前に見たのでスルーして伊勢神宮を目指しましたわ!

伊勢神宮内宮前のバス停で降りましたわ!外宮は行く気がありませんわ!

まずおかげ横丁で酒、そして酒!!!酒池肉林じゃ!!!

実際には伊勢内宮前酒造場で枡酒を飲んで白鷹で特別限定酒と大吟醸飲み比べを飲んだだけやで!

その後伊勢神宮を歩きましたわ!御神酒とか買っちゃいましたわ!

入手した枡は伊勢萬で飲んだ枡酒の枡と白鷹の枡とお土産屋に売ってた作の枡ですわ!枡田ですわ!

あと碧志摩メグのグッズを買うとポスタープレゼントとか言ってたのでクリアファイルを買っていきましたわ!おばちゃんにはメグちゃんなんて呼ばれておりましたがこの娘はとうに発禁になってると思っていましたわ!

そんなこんなでバス乗って電車乗って大阪に戻りましたわ!飲んだせいでバスで酔いましたわ!

ほなまたですわ!ほなまたですわ!

読み方の長い増田漢字ン家の田住まいが名の高見よ(回文

おはようございます

「肉を切らせて骨を断つ」定食

「骨と皮が離れる音」定食とがあって、

まったく何の料理かが想像も出来なくて

私のクリエティティ限界はるかなる超えた想像で何定食か結局分からなかったの。

「肉を切らせて骨を断つ」定食と「骨と皮が離れる音」定食どっちがいい?って急に聞かれても時が止まるわ!

前者はジューシーモモから揚げ定食後者はヘルシー鶏ムネから揚げ定食だって

分かるわけないわよね。

大将のこだわり抜いて考えたメニューなんだろうけど、

写真がついてなかったらどっちも分かんないわ!

あと最近流行ってる

油淋鶏定食

OLさんがから揚げ定食ご飯てんこ盛り!って言うのが恥ずかしいから、

油淋鶏」って言っておけば港区OLさんがヒーヒー言いそうなおしゃれで一見単純にから揚げ定食とはバレない感じで

ご飯も大盛りガッツリいけるに決まってるのよね!って

逆にカップスープおにぎりだけ事務所の机で食べてたりすると、

それだけで足りるの?って

言ってくる人とかも本当に油淋鶏だとおもうわー。

それだけで足りるの避けのダミーおにぎりとかあったらそれはそれで売れそうよね。

とりあえず、

洒落から揚げ定食である油淋鶏

字面でおしゃれと誤魔化しの効くから揚げ定食であり、

観測するまで、

猫が生きているのか死んでいるのか分からないぐらい、

食べたのか食べてないのかが分からないものでもあるのよね。

から私は、

以前行った日替わり定食に感動したばりに

今日もその定食屋さんに行こうと思うのよ。

だってね、

月の日替わり定食献立表をもらっちゃったから、

今日は何の日替わり定食か分かっちゃうんだ!

だけど、

これも弊害があって、

その日出会下條アトムさんばりのナレーターでお馴染みの、

その場で出会った感の不意を突かれる感動がないのよ!

から本当に出会たかったら、

献立表を見ておきながら、

テーブルで注文して目隠しして待つスタイル提唱したいし、

メニューに書いてある間違い探しをじっくりやってる場合じゃないのよ。

料理くるまで見つけるんだ!って心の中で決めていたタイムトライアルもむなしく、

料理はすぐ来てしまうし、

ああ、だから私は今日サイゼリヤを救う旅に出たのにサイゼリヤを救えなかったんだなってガッカリするの。

から

いちばーん長い漢字の読み方には

サイゼリヤを救う旅に出たのにサイゼリヤを救えなかった人」ってサイゼリヤ辺に人って書いた漢字

今年の漢字の1字になるとおもうから

ネコ界の元号が「堅魚」かはしらないけど、

今年の漢字絶対に「サイゼリヤを救う旅に出たのにサイゼリヤを救えなかった人」だと思うんだ!

から本当に

次回こそは次回こそは

間違い探しタイムトライアルクリアしたい!って

心に決めるの!

から私にこっそり、

漢字一読み方が長い漢字を教えて欲しいところよ。

それももしかしたら、

今年の漢字の1字になる

この猫界の元号の堅魚2年にそう思った訳なのよね。

ちなみに

読み方の長い漢字ドラえもん秘密道具の登場の節回しで言うと

そんな道具が本当にありそうに思ってくるからまた不思議よね!

うふふ。


今日朝ご飯

おにぎりしました。

漢字で鮭辺に手と書いて

パリパリ海苔で優しく鮭おにぎりを握って作る人」って読みの漢字もあれも鮭おにぎり欲をそそるわー。

最近はとくにパリパリ海苔が好きかな。

林田健次さんの青い稲妻前奏パリパリ

おにぎりじゃなくてアイス最中を食べるときパリパリって音がするのでそれで思い付いたって話しは嘘だから信じないでね。

デトックスウォーター

ホッツ白湯ウォーターお手軽とろろ昆布インって

まるでそれはとろろ昆布のお吸い物やないかーい!って

とろろ昆布警察に言われそうよ!

まりたいじゃない

朝ぐらいは!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2020-11-17

anond:20201117174752

テーブル置くのはダイニングじゃろ

リビングにはソファテレビを置いてお好みでローテーブル置くところじゃろ

anond:20201117170916

会社の同僚が企画した合コンが酷かったんで一次会で終わりにして男3人で「なんだよあれは」って文句言ってたら

横のテーブルの女4人も同じように合コンだったみたいで文句言ってて「なら一緒に飲みませんか」って言ったら向こうもノリノリでそこから合コン第2試合が急遽開かれたことがあったわ

そこで知り合ったのが今の妻なんで世の中なにがきっかけになるかわからないなあとつくづく思う

テーブルガチャ問題

あれ何で起こるのかね?

運営側にとってリスクしかなくてメリットが浮かばないんだけど

仕様としてめんどくさいだけじゃね?

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