はてなキーワード: 周波数とは
あなたの人生で、一般的な人に比べて時間をかけて達成したものや得たものについて教えてください。
私の好きなとある写真家が、撮りたいと思ったシーンの写真を撮るのに三年かけたそうです。
私の知人の話ですが、10年かけて、カエルの鳴き声の周波数が個体によって異なる(全体で重ならないようにしている)ことを突き止めたそうです。
そこには一般人のよくある好奇心を超えた、執念に近いものを感じました。
私は、ある人がその他大勢の人よりも何かに集中し、没頭し、時間をかけて達成したものに感銘を受けるタイプのようです。
時間はかかっているが突出していないエピソードには感銘を受けません。
私について
2022年の3月半ば頃、かねてより使っていた自作PC(Core-i7 7700K+GTX1080という中々年季の入ったシロモノでした)をそろそろ更新しようと思い立ち、インテル第12世代が中々面白そうな事もありマザーボードとCPUを(MSI PRO Z690-P DDR4とIntel Core-i5 12600KF)購入。
グラフィックボードに関してはしばらくGTX1080を流用し、しばらくFPSを遊んでいましたが一ヶ月ほど悩んだ末にRTX3070Tiを購入。 現在のPC構成はここから変わっていません。(Core i5-12600KF+RTX3070Ti)
さて、元々私はAOC社製の165Hz湾曲ディスプレイを利用していました。(https://www.amazon.co.jp/dp/B08W296GXR/)
PCを更新するまではメインで遊んでいた比較的軽量な部類であるOverwatchですら360fpsはおろか240fps張り付きすら難しい状況だったので満足していたのですがやはり最新世代、ゲームクライアントの上限の400fpsに設定してもほぼほぼ張り付くという結果に。これは買うしかないだろ!と思いドスパラにてASUSのPG259QN(https://rog.asus.com/jp/monitors/23-to-24-5-inches/rog-swift-360hz-pg259qn-model/)を購入。これがいけなかった。
購入した翌日、早速荷物が届く。流石日本の物流、神奈川県の片田舎だというのに…といった感動を覚えつつ、未体験の高リフレッシュレートに胸を高鳴らせながら開梱し動作確認をするために同梱されていたACアダプタとDisplayPortケーブルを利用しパソコンへと接続した。
パソコンの電源を切ったままケーブルを接続した瞬間、眩く輝くディスプレイ。
白赤青緑と忙しなく単色が切り替わって表示される。ただ通電しただけでこれである。既によくわからない。
これって工場で表示テストするときに出る画面じゃないの?と思いつつパソコンの電源を入れる。あ、よかったWindowsが立ち上がったら正常に表示された!(当然である)と胸をなで下ろし、Windowsの設定からディスプレイを360Hzに設定する。
きちんと動いたのだ、この時は。マウスカーソルの動きは目に見えるほど滑らかになり、UFOTestを開いても確かに360Hzと表示され、残像感の欠片もないUFOに乗ったゴキゲンな宇宙人を眺めて私も悦に入っていた。
当然ゲームもプレイしてみる。Overwatchを起動し、オプション画面からフレームリミットを175から370へと変更する。
驚くほどの快適度。キャラクターがADADスパムで左右に細かく動く際の残像が一切感じられない。むしろ困る。今までは残像感含めてAIMを合わせていたのだなと実感して弾を外しまくる。(元からそんなに当たらないという話もある)
また、Valorantも起動してみた。このゲームはインストールしたっきり練習場のハードボットを屠るぐらいしか遊んでなかったのだが明らかに弾が当たる。こっちの方が向いてるんじゃないかと思ったぐらいの快適度であった。
さて、動作確認も済んだし仮で繋いでいたケーブルを綺麗に繋ぎ直そうか、とDPケーブルを引き抜き邪魔にならないように配線する。
普段は部屋の掃除もろくにしないのにこういうのはなんでやりたくなるんだろうなと自分でも疑問に思いながら線を繋ぎ直し、床に放りっぱなしだった梱包材を箱の中に詰めなおし、さあRealm Rebornした俺のプレイを見せてやる!……………DisplayPort NoSignalって表示されて画面真っ暗なんですけど。
ん? なんか電源ランプオレンジの点滅してるなあ、マニュアルで調べてみるか。
何々…?えースタンバイ状態に入る…日本語怪しくてよくわからないけど、待機状態って事でいいのかな? ということはケーブルの挿し方が甘くて信号来てないとかかな? と思い立ち再度DPケーブルを抜き差しする。映らない。
なんで???
後ろから165Hzディスプレイを売り払った同居人が様子を見に来る。ちょっとそっちのパソコンに繋いでみてもいいかい? と了承を取る(同居人のパソコンは前述した私の古いCPUとグラフィックボードを譲ったもの)。
うん、やっぱりそっちでも映らない。
なんで?????
元々私はゲームをプレイしながらTwitterを眺めたり動画を流したりするために安物のサブディスプレイを接続していたので、そちらの画面で色々模索してみた。
どうやらWindowsやNVIDIAコントロールパネル上ではディスプレイは認識されているらしい。相変わらずうんともすんとも言わないが。
この状態でPS4をHDMIポートに繋いだら自動認識されるのだろうか、と思い実行してみる。映らない。なんなら手動でHDMI入力に切り替えてもNoSignal表示。はぁ………
その後はもうこちらで出来ることは全部試した。
いやもうこんだけ試してわからんかったらサポセンに聞こう…疲れたし……
結局サポセンに電話してみても既に試した事しか言われない。俺はなにか、君らのトラブルシューティング能力よりも高いのか?否、サポセンがたいしたことが無いだけである。というより実際いろいろな事を扱う窓口でしかないため、詳しい情報はないのだろうな。俺は詳しいんだ、キノコの携帯キャリアでコミュニケーターしてたことがあるからな。
1点だけ、PG259QNにはUSBハブ機能が付いてるのだが、そのドライバーをアンインストールしてみると治るかもしれないとの情報を得る。そんなことある??と思いながら言われたとおりにデバイスマネージャーから削除し、再インストールさせる。
これで直った!!!ならどんなによかったか。こんな無駄な時間のために20秒10円もかかるのか、アホくさ やめたらこの仕事?
まあコミュニケーターにそんなことを言っても仕方が無いので声を荒げることも一切無くとりあえず修理の申し込みをする。工業製品に完璧はないしね。
日通のドライバーが家まで取りに来てくれるらしいので、名前や住所など諸々を伝えてしばし待つことにした。
日通のおっちゃんにディスプレイを預けて数日。あ、やべ。シリアルナンバー控えるの忘れてた。ネットで確認するにも修理受付番号かシリアルナンバー必要だし、修理受付番号どれかわかんねぇよ。ってことでメールで問合せ。
氏名、電話番号、住所を記載して夜中にメールを送ると翌朝には返信が来た。やるじゃん。
文面には丁寧にシリアルナンバーと修理受付番号、さらには初期不良と判断されて新品の送付となる旨が書かれていた。これはちょっと神対応ですよ、そこまで確認してくれたんだって感動しました。この対応があったからこそだったのかもしれない。
その後大人しく待ち続け、集荷から都合11日ほどで新品が手元に届いた。
電話した際に希望されるなら、了承されるのであれば新品開封して検査してから送ることも出来ますと言われたため二つ返事でお願いしたから今度こそ大丈夫だろとの願いを込めて開梱する。
なぜだろう、同じ品物のはずなのに全然ワクワクしないや…これが…老い…? とくだらない事を言いつつ仮でケーブルを繋いでいく。最悪の事態に備えて梱包材は箱から出したままである。
大方予想できるとは思うが、あえて言わせて欲しい。
直ってないやんけ!!!!
否、正確に言えば多少改善はされている。
今回は240Hzまでは表示できるのだ。(正確には244Hzまで)そしてNVIDIAコントロールパネルからカラー設定をYCbCr422に設定すれば360Hz表示することが出来る!!!すごい!!!!
アホか。
何が悲しくてIPSパネルでわざわざ色劣化させて表示させんにゃならんのか。おい。
というかHDRオンにするとNoSignalになるやんけ今度の奴。おい。悪化してないか? おい。
修理報告書には送付するディスプレイ正常動作確認済みって書いてあるけどお前どこをどうやって確認したんや?? おい。貴社の品質管理どうなっとんねん、おい。
第一声から二次受付とかクレーム処理対応の所繋いでくれる? って声を掛けました。コミュニケーターに言っても仕方が無いので最低限発言に責任を持てるSVでもCCMでもいいから繋いでくれと。
会社のシステム上出来ないと言われてびっくりしましたね、ええ。ASUSのサポセンって外国人のコミュニケーターにクレームも全部処理させるそうですよ。責任者が責任を取らなくていい職場って最高ですよね。私もそんな職場ならSVやりたい。給料高いし。
落とし所として、次回検査終了したら私に繋がるまで工場の人間に電話掛けさせろという引継ぎをさせることで終話としました。1時間近く時間取ってすまんな外国人のねーちゃん。君は悪くない。悪いのは風通し悪すぎるそのサポセン委託会社や。まあ人生で一番無駄な金の使い方しましたね。高すぎ、20秒で10円。
あとドコ…キノコのキャリアのコールセンターってやっぱ質高いんだなって思いました まる
今回も2台パソコンに繋いで同じ症状出てるんですけど、なにか? 俺のグラボから毒電波でも出ててディスプレイが壊れるんか? ずっと定格で使ってるのに??
そもそも本当に検品してるのかすら怪しい。信用ゼロ。次の交換品もまた不良品だったらどう責任取ってくれるんですかね。
7万払ってまともに使えたの40分ぐらいってどんなお笑いですか? 今回の対応が終わったら二度とASUS製品買わないしネガキャンもしまくるよ私は。
初期不良の交換品も不良品とかヒヤリハットどころじゃないのにサポセンで話が止まるのも相当やばいしASUSに対する信頼無くなりました。昔はZenfone3とか使ってたんだけどな…もう二度と手に取ることはないでしょう。
さっさとまともな商品寄こしてくれ。以上
クソみたいな制度設計のせいで日本はもう安定供給ができる国じゃなくなりつつあるよ
再エネの開発は不要
以前三菱商事系が洋上風力を総取りした件で軽く騒ぎになっていたが、日本で主力電源化しつつある太陽光、風力はコストが低下し、新規の開発案件が日本だけでも目白押しとなっている。ただ、この中長期的なベース電源という言葉を忘れてしまって再エネ大正義の「限界費用」ベースの電力市場の趨勢のために、今まで2回(オイルショック、東日本大震災)しか出たことのなかった電力使用制限令が常態化してしまうレベルで日本の電力環境が本当にめちゃくちゃになりつつある現状は知られていない。太陽光、風力(まとめて変動性再エネ、以下VREと呼ぶ)の3つの特徴を踏まえた議論をしてみたい。
1. 限界費用が0
2. 出力が不随意に変動する
VREは限界費用が0なので市場には0.01円で入札されており(この理論はFITがある現状では額面通り受け取れないものの、概ねこの通りであると理解していただいて構わない)、実際日本でも晴れた日の昼には約定価格が0.01円となっている。これはまさに燃料の投入が必要ないVREの恩恵と言え、この時間にはスポット市場では火力の電気はコスト面で負けるため落札しない。しかし当然VREには発電しない時間がある(設備利用率は太陽光で最大15%、風力で20−30%出典)ため、夕方以降は火力が落札され、現在では資源価格の高騰もあり、15-20円/kWh程度での落札となっている。再エネ関連のトピックでは風力と太陽光は補完関係にあるという言葉でミスリードされることがよくあるが、蓄電ソリューションやバックアップ電源なしでのVREのみでは設備稼働率の低さと稼働時間が集中しがちになるため電力を100%保証することは絶対にできない。そのため現在の電力システムへのVRE導入は火力による調整が前提になっている(蓄電池などによる蓄電ソリューションについては当然後で言及するが、少なくとも今の電力システムではあてにできない)。
しかしながら昼間には火力の電気は落札しないため、当然止めることになる。結果として火力発電は設備利用率が低下するため、採算が悪化する。そのため、効率の悪い火力発電所は環境的側面というよりは経済的要請から廃止されていく。すなわち、現状のやり方でのVREの導入は火力の調整が前提なのに、VREそのものによって火力が市場から追いやられているのである。 加えて、現在電源の大部分を所有する旧一般電気事業者(JERA、関西電力など大手地域電力系発電事業者のこと)は「自主的取り組み」として限界費用での玉出しを強制されているため、この傾向は当面続くと思われる。
加えて言及しておかなければならないのが火力発電の燃料確保(主にLNG)における問題である。燃料には長期契約及びスポット調達の二つがある。長期契約は比較的長期間(およそ10年単位)LNGを買い続け、価格についても変動が大きくない。これは一見いいことに聞こえるが、LNG価格が低下したときも契約通りの値段で支払う必要があるため、近い将来VREの導入が多くなりLNG火力が落札せずにLNGを余らせた場合、LNGを転売することになる。しかしその場合(余るのだから安くしか売れないため)差損が発生することになるため、発電事業者としては長期で需要が見通せる場合のみ契約しようとするのは明白である。一方でLNGをスポットに依存すると、当然高騰した場合でも安定供給のためには買い続ける必要がある上に、いつも買えるとは限らないため、LNGのスポットへの依存の増加が電力市場の高騰に結びつく。JERAのカタールとの長期契約の終了のニュースが記憶に新しい(JERA社長、カタールとの大型LNG契約は更新せず-年末に終了へ - Bloomberg)が、現状の電力市場取引のシステムは発電事業者のスポットへの依存を招く構造になっているため、日本のLNGの長期契約が次々と失われている現状がある。これは欧州の脱ロシアの流れの中においてはLNGの安定供給を危うくすると同時に余計な国富の流出を招くため、政府として対処すべき問題であると付言しておく(参考:https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shigen_nenryo/sekiyu_gas/pdf/018_03_00.pdf)。
なお、火力発電設備の撤廃に伴う電源不足という現在の課題は既に共有されており、2024年から容量市場が導入され、電源容量(kW)に価値をつけて取引ができるようになった。発電側としては資金回収の目処がつくため発電所の新設のハードルが下がる、と思われていたが、新電力に配慮したい政治的思惑もあって現在の水準は既設発電所の維持はできるが新設は難しい水準となってしまっている。加えて全く語られないので言及しておくが、九州電力管内においては初年度の2024年から既に不調な結果に終わり、供給信頼度が低い結果となっている(ざっくりいうと、九州電力管内は非落札電源はないので「物理的に」電源が不足する)。一体どうするのだろうか?2025年以降の電源容量の不足は全国的に波及しそうで、中長期的に日本国内での電源は決定的に不足している(参考:https://www.occto.or.jp/iinkai/youryou/kentoukai/2020/files/youryou_kentoukai_29_04.pdf)。
これは広く知られていると思うが、稼働できる時間帯の中でも風はいつも吹かないし、太陽は雲に隠れたりする。ただ、その変動にもスケールがあり、数分ー数時間程度の短期間の変動から気候の季節変化に伴う数ヶ月程度の長期間の変動がある(冬に電力が不足しつつある現状を思い出してほしい)。短期間の変動はご存じのとおり蓄電池が解決策になる上に、スポット価格が高くなる他のVREが発電しない時間帯に売電のタイミングをずらせるため、発電事業者には収入の増加も見込めるメリットがある。加えて蓄電池+VREでも既に価格競争力を持ちつつあり、詳しくは言及しないが今年から始まったFIP制度がそれのインセンティブになりうると期待されており、要注目であるのだが、今のシステム設計では、あえて蓄電池のコストを負担しようとする者はいないだろう。
一方、である。長期間の変動は一体どうするのであろうか?残念ながら蓄電池などの既存の蓄電ソリューションでは対応できない上に、将来的にも難しいため、やはり火力発電によるバックアップが必要かつ前提になるのであるが、既に言及したようにこの有様なのでどうしようもないのである。残念。再エネで作った水素で火力発電、という声も聞こえてきそうだが、電気で作った水素を燃やして電気をつくるというこの二度手間、つまり現状の火力発電の熱効率が高くても40%程度(高位発熱量基準)で電気分解で90%とするなら35%程度のエネルギーしか利用できないことを考えると発電に使うより車を走らせるべきでコスト面やエネルギー効率の観点からで圧倒的に不利になる。それならブルー水素の方が良い気もするが、再エネで水素を作れる時代になればわざわざ褐炭だの天然ガスだのの採掘にファイナンスがつくわけないので非現実的。ということで詰んでいます。現状の解決策はありません。どうするんでしょう。再エネのコストが低下しつつあるのは間違いないのだが、それはあくまで発電事業者にとってのコストであり、VREを主電源化するにあたっては社会全体で追加で負担しなければならないコストが発生することはよく理解していただきたい。
インバーターとは直流を交流に変換する素子のこと。VREは交流の発電機は直接利用せず一旦直流で発電してから交流に変えたのちに電力網に乗せるため、従来の電源(火力、水力、原子力)で利用される同期発電機という一定の回転数で稼働させる発電機は利用しない。昼間に晴れた時間帯には以前太陽光の出力制御が行われた四国電力管内の例で言うと6割程度がこのインバータ電源が占めていた。実はこの際に語られないが非常に大きな問題が発生する。と言うのも、インバーター電源には「慣性力が存在しない」のである。?となった方もいると思うので、大縄跳びに喩えてみよう。大縄跳びを飛ぶときは紐に合わせるのではなく、一般に人の声にタイミングを合わせて跳ぶ。このうち、同期発電機は声を出している人、インバータ電源はその声を聞いて飛ぶタイミングを合わせている人である。縄跳びがちょうど周波数に相当し、声が慣性力に相当すると考えてもらって良い。先ほどの晴れた昼間の例で言うならば、昼間は火力が系統から退出してしまっているので、声だしのできる人が減ってしまっている。そのため、仮に残った数少ない声だしのできる人が急に捻挫を起こして縄跳びから退出してしまった場合、声でタイミングを合わせていたインバータ電源は急に声が聞こえなくなるのでジャンプのタイミングがわからなくなり、大縄跳びが成立しなくなる(周波数の乱れが起こり、UFRの作動による停電)。お分かりいただけるだろうか。すなわち系統を維持するためには一定割合の同期発電機や同期調相機といった慣性力確保のための仕組みが必要なのだが、現状のVREの導入の仕方では不可能なのである(よく話題になる太陽光発電の出力抑制もこのインバーター電源の割合を抑える目的も持っている)。以前の3/18の地震の際に火力発電所の停止の影響で関東に大規模な停電が起こったが、あれは仮に昼間であった場合、脱落しているのはほとんど火力発電=同期発電機だったため、インバータ電源だらけになってしまい周波数の乱れが深刻になり、停電する地域がより拡大していた可能性が高い。復旧の際には系統投入は同期発電機から順に行っていくが、VREのほとんどは分散型電源のため司令所で気軽にオンオフもできないため、逆に復旧にかなり時間を要する可能性も高い。つまり野放図なVREの導入はその分散型電源としてのイメージとは裏腹に電力系統の災害時のレジリエンスをも低下させてしまうのである。昼間に地震が起こらないことを祈るばかりである。
この対策としては、慣性力をもつインバーターがまだ技術的に開発されていない上に、すでに導入されている太陽光発電の規模を考慮すれば、現実的選択肢としてはフライホイールや同期調相機としての同期発電機タービンのから回しなどなのであるが、このような施策を行えるのは大手電力のみであり、自由化で体力を奪われている彼らに期待するのは難しいだろう。このままでは晴れた日は出力抑制が続出するのに曇れば火力がフル稼働というあまりにも不健全な電力構成となってしまう。なお、送電線の強化は出力抑制の問題と絡めて語られるが、この問題の対策としてはあまりコスパが良くない。と言うのもJEPXのスポット市場をご覧になればわかるが、例えば東京電力管内で晴れている時には隣の東北電力管内でも晴れている場合が多く、その場合にはどちらの場合でもインバータ電源の割合が高いため相互に接続しても同期発電機の脱落に備えると言う観点からは(もちろん役立つこともあるが、)役立たないことも多く、この問題の解決策として優先度は低い。ちなみに、この件に関しては日本風力開発傘下のエネルギー戦略研究所の安田陽氏のコラム(No.275 慣性問題の基礎知識と最新動向 - 京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座)やこれ が参考になる。
VREは確かに素晴らしい特性を持つが、裏腹にその主電源化には発電事業者ではなく電力系統や大手電力会社の側で新たな投資が必要となる。そのため、発電事業者側から見たコスト(発電コスト)は「安い(≦10\/kWh)」のだが、電力系統全体で負担するコスト(統合コスト)は「高い(~20\/kWh)」(ちなみにこれは電力卸市場+VRE大規模導入をおこなっている国はどこでも直面している問題であり、Death Spiralなどの言葉で検索していただくと良いと思う)。以前統合コストを論じたエントリで太陽光に火力のコストが含まれていることを批判するブコメが多くみられた(例えば、これ)が、この増田で納得いただけただろうか。筆者自身としてVREの導入は避けられないと思っているし、また賛成でもあるが、責任ある立場の人々からこれらの問題を解決しようという風潮があまり見られないので非常に心配している。また、そもそもで言うならばこれらの問題の根源はVREではなく制度設計であり、限界費用の考え方のみで、VREの導入と電力市場の安定を両立させようとするのはどう考えても最初から無理だったと思う。(現在の最もあり得る)結果として安定供給が担保されなくなることと燃料費高騰という二つのツケを消費者に負担させるようでは現在の小売システムや脱炭素に理解を得るのは難しくなるだろう。しかも最も高い代償を払うのはエネルギー支出の割合が大きくなり、家に太陽光パネルを設置できない低所得者層である。SDGsとは一体何だったのか(「10. 人や国の不平等をなくそう」ってあるんだが)。 再エネ議連の皆様には猛省をうながしたいところである。
最初に言っておくけど俺は音楽的センス0で音楽は完全に「情報を食う派」だからな。
以下目次。順番は思いついた順なので特に意味はない。食える情報の系統が違いすぎて順位はつけられねえや。
・硝子ドール
・アカシア
・Constan Moderato
・群青
・CROSSING
・夏の記憶
・Gの閃光
・硝子ドール
データカードダス・アニメ『アイカツ!』より藤堂ユリカ様(ヴァンパイア設定アイドル)の持ち歌。女児向けでまさかのプログレッシブメタルを!更にはピロピロギターソロを完備。個人的に特筆すべきは「永遠の時を生きる吸血鬼少女」という設定から産まれた『超・少女趣味・耽美的・モラトリアム語り』な歌詞である。「ビロードの重い空」、「鍵が壊れた鳥籠」、「自分だけに見える鎖」などなどの歌詞によって浮かび上がる永遠の暗闇の中に自ら引き籠もりその悲観的な世界に酔いしれる姿。それを「いつまでも少年時代のトラウマに引き込もったまま人間関係を構築しなくて良い趣味やフィクションの世界に籠もり続ける」オタクが勝手に自分に重ねてガン刺さりである。人目を恐れて締め切った暗い部屋の中で人生に絶望しながら聴きたい曲。
・アカシア
ポケモンのMV『GOTCHA!』テーマソング。MVを見ればそこにはポケモンの20年分の歩みが。目を閉じればBUMP OF CHICKENの25年の歩みが。
バンドってのはときに「メンバーAがメンバーBに音楽をやらせ続けるために存在し続けている」なんて表現されることがあるが、BUMPもそういうタイプのバンドだと思ってる。最高の仲間と出会い仲間を輝かせる中で自分も輝く道がある。ウッチャンとナッチャン、ピカチュウとサトシ、オタクとオタク趣味。まあ俺みたいな消費オンリーオタクは一方的に貰うだけでは誰かに何かを与えたことはないが、心の中で出しもしないラブレターはいくらでも綴ってきたから輝きを見出してきた回数じゃ負けてねえぜって気持ちで聞いてるぜ。
歌:fripSide
TVアニメ『とある科学の超電磁砲S』の後期OP。でももっとずっと重要なのはfripSideが小室哲哉の作曲した歌を歌ってるってこと!オタクソングの中には一定割合でコレもろに小室の影響を受けているなって曲が存在する。I'Veが一時期量産したエロゲソングに代表されるように!それが、今、遂に、交差する!伝説との共闘。始祖との共演。夢のクロスオーバー。内容それ自体よりなんかもうそこが凄い!fripsideのクロスオーバーだと『escape -crossroads version-』という白詰草話(大槍葦人のガンスリンガーガールっぽいやつ)のOP(元はresetの曲)をfripsideが歌ったバージョンが個人的には激推しなんだが、だが、eternal realityは……小室とのクロスオーバーは圧倒的すぎる……俺たちがずっと心のなかで思ったことが具現化してんだぞ……。
歌:堀江由衣
アニメ版『シスター・プリンセス』のOP。ある日突然12人の妹ができることで知られるあのシスプリを代表する曲。「lovelovelove」に「アイアイアイ」とルビをふる歌詞は一度見聞きすれば忘れられない。内容自体は「ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!」で長年愛される堀江由衣が歌うバリバリの純愛ソング。とにかくシスプリは凄かった。いま流行りのラブライブと設定を考えたのが同じ人(公野櫻子)だと言えば、その凄さの片鱗が少しは想像できるかも?一時期インターネットの個人日記でどこもRO(ラグナロクオンライン)とシスプリの話をしてる時代が確かにあったんだ。KANONかROかシスプリの話を皆してたんだ。最近だとシスプリのキャラが20周年を記念してVtuberをやっていてまたちょっと話題になった。そのVのバーチャルライブの最中でこの曲のイントロが流れた時、どこからか「きょええ~~~~~~」という叫びが聞こえた。その時「わかる。」と思ったもんよ。だって本当に心拍数が凄い上がって、まるで初恋の人に夢で再開したみたいになって、さすがは運命の恋を歌う超名曲だなって。美化された思い出の完成形なんだよ。
歌:KOTOKO
OVA『マリア様がみてる』ED。オタク的にマーティと言えばももクロかコレ!本当にきれいな旋律なんだなコレが。その綺麗さがマリみてのイメージと最高に噛み合って神々しい清涼感がある。聞いている間だけはどんな汚いオタクも静謐な気持ちになってしまうのだ。この曲を聞いてるときに必要な語彙力は「きれい」の3文字だけで十分だ。
oblivious
歌:Kalafina
劇場版『空の境界』第1章OP。あの頃の日本に漂ういよいよ駄目なのではという閉塞感、自分の価値を高めて生き残るしか無いという焦燥感、そうはいっても俺には無理だろという絶望感、そこから逃げるために広がる妄想膨らむ悲観の非現実感。そういったロクでもないものが心のなかで混ざり合ううちに、都会の暗黒へと魂が霧散していくような浮遊感。青く光る闇が広がりがちなビジュアルイメージとの噛み合いが最高だぜ。梶浦由記は名曲まみれな中でコゼットの肖像から始まり.hackやまどマギやら脳内で次々トーナメントで戦わせていった結果最後にはコレが残った。研ぎ澄ましてもしょうがないオタクのペラペラな感受性が尖らされた挙げ句にセンサーが無限の虚無の中に落ちていく感じが好き。
作曲:mozell
フリーゲーム『遺跡島と7つのまほう』等で使われているフリー楽曲。数多くのアレンジが存在し、その中でも『バンバード ~Piano Version~』が特に有名。ノリノリでテンポのいい民族風の音が非常に軽快で楽しい。とにかく「音」が「楽」しい。うわーい「音楽」だ―。鼓膜に気持ちの良い周波数が次々叩き込まれて脳が快感に揺られる気持ちを味わいたい欲求を満たす能力が非常に高い。
Constan Moderato
作曲:ミツキヨ
スマホゲーム『ブルーアーカイブ』タイトルBGM。タイトル画面にふさわしい柔らかさをベースとして軽快にピッコピッコと音を叩いていくエレクトロな曲調に妙な安心感がある。これは……GBCとかGBAのゲームでありがちだったアノ感じや……なんちゅうもんを食わせてくれたんや……。強めの味付けでスパイス聴かせて音を立たせていくレトロさは健在。そこにGB時代と比べ物にならないスマホゲーの豊富な容量が実現する当時にはなかった柔らかさを追加。古臭さは感じさせずに圧倒的に懐かしい全方面にあったっけえ音。これぞまさに実家のような安心感。デジタルの羊水よ。
アーケードゲーム(家庭用もあるけど)『電脳戦機バーチャロン』の主人公ステージBGM。知ってる人なら一発で分るレベルの自己主張抜群のイントロを聞けば魂が当時のゲーセンへと帰っていく。対人ゲーというストレス憎しみ発生装置から産まれたとは思えない爽やかさと前向きさ。それでいてピリピリきてる神経とのくっつきの良さ。いつしか意識は画面の中へとシンクロし機体と痛覚がリンクするのだ「痛っ」「食らったのお前じゃないだろ」
群青
歌:YOASOBI
ブルボン『アルフォート』のCMソングらしいが、オタクからすると漫画『ブルーピリオド』イメージソング。八虎の「好き」が受け入れられた感覚を手拍子やコーラスで表現する発想が天才すぎる。コーラスパートの明るさによって今度は1人で歌っている時の孤独さが加速する。芸術というコミュニケーションを通して不安を抱えながら恐る恐る胸襟を開く怖さ、伝わることの喜び、ブルーピリオドの世界観がよく表現されてるぜ。そんな姿に漫画家と音楽家の間でもグッドコミュニケーション成立してるなと俯瞰視点で古参面だ。ブルーピリオドが本当に面白いって皆が知ってくれて俺も鼻が高いよ。
CROSSING
作曲:Funczion
歌:Marica
18禁ノベルゲーム『CROSS†CHANNEL』ED。「絶望でよかった」から始まる歌詞が自己や社会への失望感を語りながらも、それでも結局は人と関わる道を選ぶことを歌う。聞き手の社会不適合度が高いほどに何度も何度も頷いてしまう。同じように社会への不適合を嘆く歌詞の歌は世の中に数あれど多くはメタルなオッサンがヘドバンしながら聞き手を責めるがこちらはゆったりとその懺悔を復唱するかのように歌ってくれるので非常にメンタルにいい。社会が怖くて仕方ない夜でも何度も聞いているうちになんとか社会に戻ろうと思わせてくれるので助かっている。このゲームにインスパイアされたらしい岸田教団の『84』もオススメ。
夏の記憶
TVアニメ『スケッチブック』の最終話前回の限定OP。どこまでも広がる夏草の真横でママチャリ漕いでるような光景が浮かぶ曲。シットリとしていながらも爽やかな夏限定の青いノスタルジー。まったりしたいときに聞くとちょうどいい。
歌:ハセガワダイスケ
TVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』ED。散々鬱っぽいことを繰り返してきたガンダムシリーズながらもまさかの超前向きソング。と思わせて2番では「リアルは地獄」と言い出し、3番にいたっては「出来ると思ってない」なんて語ってしまう躁鬱の激しさ。富野監督が今までの人生の中から『やらないと始まらないからやるしかない』という答えを導きそれを若者へと伝えようとするある種の説教ソング。でも富野がそこまでいうならまあ地獄の中であがくしかねえなって気持ちになれる。
歌:SHIHO
18禁ノベルゲーム『未来にキスを-Kiss the Future-』テーマソング。歌詞で叙述トリックかけてくる歌でこれ超えてるの俺はまだ知らない。OPでネタバレしてたアニメやゲームは知ってる。叙述トリック仕込んでる恋愛ソングも知ってる。でも曲単体で叙述トリック成立させつつゲームの設定とも絡めてきててやってることのスケールが作品世界の根底全部ひっくり返してくるようなのは自分が知る限りこれだけ。それ以上にやってることのテーマが好き。気持ちのいいリリックで気の狂ったトリックしかけてくるし作曲は高瀬一矢で全部好き。なにより今の世界だと「まあ人類って結局何度もピンチを乗り越えられてるからそうそう滅びなくね?」が蔓延してるけど、その直前の「本当にピンチになったとき人類は遂に滅びるのでは?」に神経をとがらせることがまだ出来た時代の名残とかデジタル技術の指数関数的進歩への盲信とかが加わってこの曲の展開に対してコレマジであり得るんじゃねみたいなノリがまだ可能でさ……つまりは失われた技術、オーパーツだよ。
いわゆる貴族とかには数学のような法則性があって揺らがないもの=神聖なもの、
という価値観もあっただろうし、
ガチガチに論理的な曲ほど神聖で良いもの、という価値観もあったはず
現代の歌謡曲、ポップスの作曲はモータウンだったり、様々な音楽の影響を受けたごちゃまぜになっていて、
色々なジャンルのいいとこ取りみたいになってるけど、
今の時代だと、結果的には勝ちパターン集みたいになっちゃうよね
まあ、仕事としては売れる曲を作るのが命題だったりするので、そういう考えでも正しいわけだけど
究極に創造的なことをやるなら、既存の音楽理論を破壊して、コードとか音階みたいな概念を捨てて、
音楽だって音なんだから周波数だ、みたいに考えて、スペクトログラムに絵を描いたり、ピアノロールにドット絵描いたり、
一般人にはノイズとか雑音にしか思えないものを論理的に生成したり、
ふとonkyo自己破産と聞いて、私はどうかしたらonkyoに就職するかもしれない人間だった。だから書くわけじゃなくて、昔からちょっと思っていたことを書くきっかけになったので。書く内容はonkyoの倒産とはあまり関係はない。個人的に音響で仕事をしたくない理由をつらつらと書いていくだけである。
ちなみに私は今なんだかんだソフトウェアエンジニアをしている。30過ぎあたりで、就職と言ったら、10年前ぐらいの話になる。大学も音響に関係する学科がある大学に行った。音楽や音響に興味があって、趣味で録音やら音響のシステムを弄ったりしていた。
でも、根本的に音響とか音楽に関係するところに行こうとは思っていなかった。その根本的な理由をつらつら書いていこうかなと。
私が大学入学したころから、音楽業界は斜陽産業だった。私の小学校や中学校の頃はミリオンセラーが沢山出てきたり、無名の音楽少年がブレイクして成功するみたいなサクセスストーリーとか流行っていた。私は読んだことはないのだが、beckやらnanaとかも流行っていたしね。そういえば、高校や大学の頃は、涼宮ハルヒのGod knows...やら、けいおんやらバンド関係コンテンツは流行っていたな。一方で、インターネットでYoutubeだったりiTunesが出てきたりして、CDが売れなくなる時代でもあった。知っているレコード店やら、録音のスタジオやらもどんどん潰れたりしていた。だからこのまま、就職して音響屋や音楽屋になっても、ちょっと将来が不安だった。
2. 音質がこれ以上良くならない
根本的に「音質」とは?という定義があるかもだが、スピーカーの場合、電気信号を音響信号に変換するのがスピーカーの役割だが、例えばその電気信号と音響信号にキチンと再現するのが一つ明確な「音質」の定義だと思う。他方、そういった機械や物理的な定義じゃなくて、「良い音に聞こえたらいい音質」みたいな主観的な定義もあり得る。そういう主観的な「音質」の追求はあり得るかもしれないが、物理的な音質(先ほどの信号再現だったり、他にも全可聴周波数帯域がキチンと出る)などの、そういった領域に関する音質は追及されまくっている。正直、1万円ぐらいするスピーカーやアンプで、一般人は十分すぎるレベルの「物理的な」音質は得られるだろう。あとは、価格を下げるなり、ブランド価値やら、「主観的な音質」で勝負するしかない世界になってくる。もしくは、野外のイベントとかで、デカいスピーカーで音圧をどれだけ出せるかとかね。あとはオカルト的な領域に踏み込むとかね。
話は脱線するが、スピーカーの音質や良いスピーカーのことを話すと、ダブルブラインドテストやら二重盲検法を出してくる人がいる。正直あれは無意味というか、その前にやるべき評価をすっ飛ばしている。というのも、二重盲検法ってのは、
どっちなのか判別つかないからだ。1万円のスピーカーと100万円のスピーカーでブラインドテストして、もし被験者が識別できなかった場合、根本的に被験者には聞き分ける能力がない、あるいは、スピーカーがその性能を出していないか、判別つかない。だから、その前に、まず100万円のスピーカーと1万円のスピーカーの周波数特性だったりを調べて、物理的な出力音響信号差があるかどうかをやった上で、ブラインドテストをやるべきだと思っている。
話を戻すが、「音質」はこれ以上向上しないってのは、一般人が聞き分けられるレベルでの物理的な音質の向上はおそらく期待できないだろう。なので、たとえば出力を弄って「ロック音楽を聴くのにオススメ!」っとか、ノイズキャンセリングを入れる、外装のデザインとか、ゲームで有利になるような音にする、などで、付加価値を付けていく競争の方が重要で、音質の追求はこれ以上やってもニーズにはないからね。趣味とか研究の程度だったら楽しいのだけどね。
プログラミングは大学入ってから学んだが、案外ハマってしまった。ぶっちゃけ上記の2つの理由よりもこれが一番でかいんだどね。音響屋の仕事といっても先ほどのスピーカーの設計やら録音とか以外にも、例えば、補聴器やら、騒音測定やら、防音やらいろいろあるんで、そっちも考えたけどね。こうして、大学のころに学んだ大半は仕事につかっていない道楽的な知識になってしまったけど、こういう理由があるから仕方ないなという合理化をしてただけなんだな。
ものすごく寝付きが悪いので、いつまでもいろいろな妄想してる。
考え始めるといつまでも眠れないタイプのやつとわりとすぐ寝ちゃうなってタイプのやつがあるらしいことに最近気づいて、すぐに寝たい時は後者の妄想を優先するようにしてる。
人智の及ばぬ不思議な力から、世紀の大発明となるであろう無限エネルギーの詳細をさずかる。
それは地球のどこにでもあるもの(ケイ素だったり、水だったり)から大量の電気を取り出せる技術で、世界中のエネルギー事情を一撃でひっくり返す大発明である。
しかし俺ひとりで抱え込んでもどうにもできない。
しかしうかつに他人に漏らすと当然ながらたいへんな面倒に巻き込まれる。
この技術を、もっとも世のため人のためになる方法ですみやかに世に広めつつ、自分の身が安全なまま巨万の富を得るためにはどうすればいいだろうか。
ある朝アメリカの広大な砂漠の片隅に突如現れた巨大な真っ黒い人型の像。
背丈は周囲の丘よりもずっと高く、高さはドンピシャの1マイル(このキリのいい寸法には何か意味があるのだろうか?)。
その像はただ漆黒なだけでなく、あらゆる波長を呑み込む不思議な物体である。
音波や電波を照射してもまったく反射せず、物理的には「穴」に近い。
それだけの大きさになれば質量も相当なもののはずだが、なぜか周辺の重力傾斜には異状がない。像は本当にそこに存在するのだろうか?
【先週】リアルタイムで番組ch(無料BS)に行けず、土曜昼の再放送ものがしたので
・02 穀雨 こくう
・03 高知(県
・04 ちばてつや
・05 [3択]2(番
・06 18(歳
・08 コキーユ
・09 ブライアン・メイ
・11 [近似値]7,840,773人
・13 [3択]いぬ
・15 FIRE ファイア
・16 [択]駅
・18 ウチワ(サボテン
・21 634(メートル
・25 善光寺
・26 [3択]およそ)4(倍
・27 くらもちふさこ
・29 沖縄(県
・30 フランス語
・yy ルイジアナ(州
赤:飯冨信也@岡山 緑:古今亭今輔@東京 白:五十嵐実@群馬 青:木村武司@大阪
緑13
赤 8 赤18 緑 3 赤 2 青 1 緑23 赤 × 緑 7
青 4 白14 緑15 白 6 青11 青12 スルー 青19
緑20 スルー 白25 赤24 青22 青10
赤21 > 3
赤 3 白 × スルー 赤 × 青 9 白 5 白17 青16
準地代(英: Rent seeking)とは、経済学における公共選択論における概念の一つで、「特殊利益追求論」とも呼ばれる。
企業がレント(参入が規制されることによって生じる独占利益や、寡占による超過利益)を獲得・維持するために行うロビー活動等を指す。
官公庁の記者クラブ室の家賃(賃貸料)、光熱費(水道代、電気代)をきちんと支払え!!!
税金にフリーライドする税金フリーライダー記者は税金を返金しろ!!!
第十五条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
② すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
https://kotobank.jp/word/%E7%84%A1%E5%BD%A2%E3%81%AE%E8%B3%84%E8%B3%82-641203
電波割当制/レントシーキングの典型/総務省がテレビ会社株主・携帯会社株主に電波利権をプレゼント!?/電波オークション・周波数オークションを実施しろ!
記者クラブ制度/雑誌記者・フリー記者を排除する大人のイジメ/情報は商品、商品仕入れを妨害するな!/独占禁止法/公正取引委員会
波取り記者/
国有地払い下げ/
再販制度/
軽減税率/
[media literacy][メディア・リテラシー][電波利権][電波オークション][レントシーキング]
https://anond.hatelabo.jp/20220401000918
つづきだよ。
正解だね。早めに当ててる人がいてびっくりしたね。電力事業単体だとどうかは知らないけど、燃料売ってる側のこの二社は業績が上向いてるね。ちょっと意地悪だったかもしれないね。
id:wakwak_koba 東電が発電所を新設したがらない理由がよく分かった。電気が余ると損をして、むしろ足りない方がスポット価格が高騰して儲かるんだね。つまり電力自由化とは東電救済だったわけだ(ほんと役人は頭がいいなぁ
id:takanq 電力会社がJEPXに意図的に売電を絞っているのでは? という指摘があるのよね。"「新電力」の自業自得なのか?卸価格“超”高騰で露見した「いまだに未成熟」日本電力市場の課題"https://www.businessinsider.jp/post-229526
id:mangakoji 電力会社は、発電量を絞ると儲かる、危ないシステムなんだな。こりゃ日本で電気自動車インフラが進むわけないわ。
旧一電も業界もわざと発電を絞ってるわけじゃないんだよね。発電量=発電所の収入だけど、再エネ発電所が増えれば火力発電所の稼働量は減るよね。コスト回収がどんどん大変になるから火力発電所の廃止インセンティブが高まるね。でも最低限の余力は残しておかないと大規模停電起きちゃうかもしれないから高コストの発電所はある程度残しておかないといけないね。ただでさえ3.11以降は原発も止まっちゃったから供給力の余剰は最近減ってるよね。
太陽光発電なんかも最近増えてるけど、天候に発電量が左右されるのでどうしても発電量が不安定になっちゃうね。緊急時に発電所動かせって言われてもどたばたしちゃうよね。LNGは高いから発電コスト上がるね。最近は石炭火力はCO2排出量高いから嫌われてるね。
あと、一番大事なのは、電気は「余っても駄目」なんだよね。発電量は周波数に影響を与えるので、足りなければ周波数の50/60Hzを下回るし、余ると上回る。周波数の変動を放置したら色々大変なことになるから(日本全国で家電が故障するね)、電力系統は需要が供給を大幅に上回ると安全のために電力供給自体を遮断するよね。これがブラックアウト、大規模停電という現象で、直近だと北海道全体で停電したやつだね。
なので、電気が余ると損をするから絞ってるんじゃなくて、そもそも余って良いような仕組みじゃないんだね。発電側は発電側で大変なんだよね。
安定供給の点ではその通りだけど、脱炭素や原発の文脈だと「旧一電に現状改善のインセンティブは少ないので自由化は必要」という回答はありえると思うね。ここは人によって主張が違うところだね。私は関係者なのでどうしてもポジショントークになるから私自身の意見は控えるけど、一理あると思ったよ。
id:gimonfu_usr 自由化にともなうコスト引下圧が原発施設安全維持の余力を削ったのですよ。自然を舐めてた「甘え」はあったろうが方向が違う
因果関係としてはたしかにそうかもね(特別高圧や高圧は3.11前に小売自由化が進んでいたよ)。ただ、それは「お金に困ったから強盗殺人やっていいのか」って話に近くて、コストを理由に原発の安全維持を疎かにするのは一線越えちゃってるんじゃないかな。
断言はできないけど「高騰時に停電」は多分無理じゃないかな。供給は送配電事業者がおこなうので、新電力に特定の供給地点の供給を止めるよう指示できる仕組みにはなってないね(追記:「今の契約」では。技術的に不可能ではないかもしれないけど、旧一電側の協力が必須)。色んな人に突っ込まれたはてな電力と増田電力の話はその辺のことを言いたかったんだけど、わかりづらかったね、ごめんね。あと、そこはインフラとしてやっちゃ駄目でしょう、という議論はあるよね。
「消費者への売価に転嫁する」これはいい視点だね。これをやったのが市場連動型プランで、21年の高騰時に月の支払いが数倍とか十数倍になってめちゃくちゃ揉めたやつだね。あれで新電力が炎上したのでその方向はリスクが高いということになり、選択肢は実質なくなったと言っても過言ではないね。あと、そもそも高騰時に価格上がるなら規模の経済で旧一電にはほぼ確実に負けるね。
id:cinefuk リスクヘッジさえ担えないならば、単なる転売屋でしかない
だからこのブコメはクリティカルな批判だと思うね。自由市場で旧一電から客奪って戦ってんのは新電力なんだから、価格設定で新電力が文句を言うのは筋違いではあるね。
id:lifefucker さや取りビジネスだと思うけどなんの付加価値あんの?
シンプルなのは価格だね。新電力は送配電でフリーライドできるので(託送料金は払うけど)、一般的に旧一電より安いね。
それ以外だと、他のサービスと同じ会社にして支払い一本化とか(東ガスとかのガス会社系、auでんきやソフトバンクでんき)、別業種の付帯サービスとか(楽天ポイントがたまる楽天でんき)はあるね。Looopでんきは自社のソーラーパネルや蓄電池とペアで使うと割引が適用されたりもするね。
id:pwatermark そこで「発電もやる」ことでリスクを抑えるみたいな考え方もあるわけだ 民間発電の市場が活発化することで、クリーンエネルギーや脱炭素、場合によっては原子力とか、発電の選択肢が増える まあ絵に描いた餅だけどね
いい話題を振ってくれて嬉しいね。電力系統からの電力供給を前提にするからこういう話になるのであって、経産省は「再エネを中心とした小~中規模の地域発電所をもっとたくさん作って、エネルギーを地産地消しよう」っていう分散型エネルギー構想を最近打ち出してるよ。「マイクログリッド」でググってみると面白いかもね。
https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/energy_resource/pdf/015_s01_00.pdf
id:sin20xx 日本は根本が間違ってたんだよ。そもそも太陽光などの発電した電力を高く買う意味はなくて、その電力をむしろ安めに買って、さらに余剰分も全部買ってしまって、それにより揚水式発電等を動かすバランスが必要だった
FITの話だね。再エネを10年間固定で買い取るよって制度なんだけど、最初の買取価格は48円/kWhだったんだよね。後々太陽光発電は価格下げていったけど、山林切り拓いてのメガソーラー乱立を招いたんだよね。制度設計の失敗だね。
id:tohshindainokawaisa 新電力の中の人ならインバランスを悪用してた過去を語って欲しいんだが。こんなの完全にポジショントーク。最近でも一送の持ち出しで最終保障供給させたり賦課金を払わずに破産申請とか、これで被害者面は虫酸が走る
インバランス制度は厳密に言うと「調達が足りなかったら請求するし、調達しすぎたらその分お金返すよ」って仕組みだね。一般的にインバランス料金は市場価格より高いね。でも、このインバランス料金は事前に予測できちゃうと「インバランス料金が高い(安い)ときにわざと調達を多め(少なめ)にする」ことが理屈上ではできちゃうんだね。この人が言ってるのは多分このことだね。それはよくないよねってことで、事前予測がしにくいように制度が見なおされたんだよ。
最終保障供給は多分このニュースのことを言ってるんだね。これはよくないね。
https://project.nikkeibp.co.jp/energy/atcl/19/feature/00001/00074/
id:dreamzico 長いよ。オタクはなぜいつも話が長いんだ。その漫画くさいオタク口調・文体をやめて、内容的にももっと短く簡潔な文章となるよう推敲してくれ。1/10くらいの文字数で説明できるだろ。
素に戻るが、身バレ避けるため普段やらない書き方してるので読みにくいのはわざと。そこは正直すまん。
id:watasinoid ×「東電をなんとかせげんといかん」 ○「東電をどげんかせんといかん」
id:gnta 「東電をなんとかせげんといかん」ではなく「東電をどげんとせんといかん」と言いたかったんだろう
id:good2nd 誤「なんとかせげんといかん!」→正「どげんかせんといかん」/「せげん」てなんとも不思議な響き。品詞分解できないからかな
id:hazardprofile とにかく "なんとかせげんといかん!" が気になってしょうがない
id:MacRocco “なんとかせげんといかん”は多分「どけんがせんといかん」をうろ覚えで使った結果出てきたそれっぽい言葉だと予想
id:kaputte はてなの親分怖すぎて泣く / だれも「なんとかせげんといかん」気になってないのもこわい
id:pechiyon “東電をなんとかせげんといかん!”どげんかせんといかんorなんとかせんといかん では
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220317/k10013538631000.html
んで、停電伴う地震では必ずこのアークによる発光現象は起こるんですのよ。
https://www.youtube.com/watch?v=VrY_k_pdlCs
これは活線状態の送電線をカットする断路器ってやつで、巨大なアークが発生してるのが判ると思う。
因みにアークが上っていくこの現象をjacob's ladder(ヤコブの梯子)っていうよ。
空気は絶縁体なんだけど一定以上の電圧掛けると絶縁破壊って現象が起きる。絶縁破壊された空気に電気が流れるとプラズマ化してアークが発生する。プラズマは熱いので上に登る→ヤコブの梯子→距離が長くなりすぎて電気が流れなくなる、って機序。
しかも紫外線と赤外線をバカみたいに出す。だから工事現場の溶接の光を直接目で見ちゃうと網膜が痛んで目が痛くてその夜は寝れなくなるよ。
変電所断路器のアークも近くで見ちゃうと目が思いっきりイカレると思うよ。溶接のアークが夏の太陽の50倍以上の紫外線を出すと言われてるので、断路器のアークなら数百倍?
TVやエアコンのリモコンが電池切れか判らないときのテクとして、スマホやデジカメで撮りながらリモコンのボタンを押すっていう手がある。
すると見えなかったリモコンの光が見えるんだな。これはリモコンが赤外線LEDを使っていて、デジカメセンサーは赤外線の波長を感知出来るからで、モニタの方は赤外線表示は出来ないからピンクっぽい白色(ハレーション)で表示するからだよ。
因みにリモコンは赤外線の点滅によるパターンで通信しているよ。簡易的なシリアル信号だ。
だから変電所のアーク光は可視光だけでも眩しいのに、デジタルカメラは更に赤外線までつかまえて白い光としてモニタやTVに表示させるので爆光に見えちゃうのだな。
じゃあ何で地震では断路器が作動して停電するの?って事なんだけど、これは発電所を守るために自動で行われるよ。
まず、大きい揺れに見舞われた発電所は自動で緊急停止するよ。原発だったらスクラム(制御棒全挿入)セにゃならない。
火発や水発の場合は、大質量のタービンがグルグル回ってるわけだ。地震でグラグラ揺れたら軸受けが壊れてしまうね。だから圧力を逃がしてタービンは停止させる。
当然発電は出来なくなるし停止前に異常な電圧や周波数が出力されてしまうから地震を感知したら速攻で断路器を作動させて送電網から切り離すよ。
するとその分の負荷は他の発電所に行くね。
それでそこの発電所が過負荷になると…周波数が落ちるのだ。富士川より東が50Hzとか西が60Hzとかのあれだよ。夜に自転車漕いでて上り坂でダイナモの発電量が落ちて暗くなるのと同じ。
この過負荷で周波数が落ちた瞬間っていうのは、照明やTVやモニタが点滅したり、TVや電源がしょぼいデスクトップパソコンが再起動したりするよ。地震の時に経験あるのでは?
この時に発電所の負荷を下げる為に変電所が負荷遮断を行う。それが例の断路器の作動で、眩しいアークが発生するのだよ。
変電所には周波数を監視するリレーがあって、周波数が下がったら速攻で自動で作動して、その受電地域は全部停電してしまう。
じゃあ負荷遮断しない場合はどうなるか?というと、送電周波数が下がると他の発電所は同調出来なくなる。電圧マイナスになってるタイミングでプラスの電圧繋げば過電流が流れたり発電機が壊れる。
だからその予防の為に発電所が自動遮断するのね。遮断されると無負荷になるから発電機がブンまわってしまうね。なので緊急停止も必須だ。
そしてその自動遮断カスケードは連鎖していき、僅か数秒で全部の発電所が停止して全域ブラックアウトになるというヤバい事態になってしまう。
ここに2018年の北海道胆振地震での全域停電のレポートがあるけど(PDF)
http://www.iee.jp/wp-content/uploads/honbu/03-conference/19-taikai/symp/h1-1.pdf
発電所停止→周波数低下で変電所負荷遮断はされたのだけどその後がうまく行かなくて周波数低下と新たな負荷遮断を繰り返して結局全発電所停止、全域停電という事態になってしまった。(6頁)
一旦全域ブラックアウトになると段階的に復旧しなきゃいけないので停電時間は数日にも及んでしまう。(PDF18頁)
電力不足ヤバいの具体的ヤバさがこれで、周波数が下がるからヤバくて、周波数が下がると発電所がどんどん勝手に止まっていくからヤバいって事なんやね。
それを防ぐにはどっかの地区が停電して犠牲になるってわけやね。その犠牲の瞬間が例のビカビカーなのよね。
発電所緊急停止による負荷遮断の場合は、問題ない発電所が再開したり他の発電所が頑張って出力上げたりすれば需給バランスが元に戻るから10~30分程度で送電復旧するよ。
でも家が倒壊するような地震では送電すると火事になったりショートで過負荷になるから、電工が地区を回って問題無いか確認、倒壊家屋があったら切り離し工事ってやって少しずつ復旧させていくからすごく時間が掛かるよ。
って書いてるけど日本の送電線は裸線じゃないじゃん。誘導電流が一瞬流れるだけだから眩しいほどの大アークは起きないよね。
なので光は変電所断路器の作動によるもので、それは発電所を保護して全域停電カスケードを予防する為に行われるよ。
アークが出す赤外線がデジタル化のプロセスで可視光として表示されるから映像では爆光になるよ。ってなお話であった。
あと、地震のP波=初期微動、S波=主要動って学校でも習って暗記したけど、これってPrimary WaveとSecondry Waveの事なんよね。