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2022-09-02

anond:20220831231628

電力の話題になると必ず湧いてくる洋上風力とか太陽光100%賄える!再エネは安くなる!とか言ってるブクマカ

←具体的に誰だよそいつ

お前の脳内幻想ストローマンじゃねーの?

日本の再エネ適地は偏ってます太陽光なら鹿児島、風力なら東北日本海側、北海道など)。

適地でないと発電できないと思ってる1ビット脳かな

あかん、冬やから太陽が出ーへん、でも風力が

夏を無視して、欠点である冬にだけフォーカスしてるw

原発事故にだけフォーカスしてる反原発とどう違うの?

2022-09-01

再エネはなぜ「高い」のか(追記

ブコメに返答します。

反論以前の問題なんですが、エネ庁の資料12、13ページ見たらわかるけど統合コストに含まれ政策費用の内訳として「放射性廃棄物処分」って書いてあるからね。しりょうはちゃんとよんでね。あとね、放射性廃棄物管理じゃなくて処分。埋めた後にコストはかかりません。

TakamoriTarou Wikipediaでもいいので、すでに反論され誤りだとわかる事ぐらい踏まえて書こうな。ネットDE真実はもういらないの。例えば再エネは「統合コスト」なる謎値で既存電力は既存計算コストと比べるとかほぼ詐欺師じゃんね

www

しりょうはよんだかな? 経産省とかエネ庁の偉い人たちはネットde真実を真面目に議論してんのか... もう終わりだねこの国

maninthemiddle 増田を読む限りだと、「洋上風力発電は安い再エネだけど政治的理由で無理やり高くしてる」からどんどん普及させて競争させろという感想しかならない

その通り。それが理想なんだけど、海は国民財産なので国が海域を決めて事業者に入札させる形式を取ってます。その入札で競争して安くなるはずなのに、値段での競争より早期運開とか他の要素を重視するようになってるから次のラウンドでは価格は下がらないということなんだ。

midnight-railgun 首都鹿児島北海道にしちゃえばいいんじゃね?

これは実はまともな発想。需要サイドが合わせるのはこれからの脱炭素への一つの方法で、TSMC工場建設九州なのもカーボンフリーの電力が安く手に入るからというのも一つの要素であるらしく(聞き齧っただけなので正確なところはわからないです)、これからデータセンターの立地も脱炭素電源の構成比率考慮される時代が来ると思うよ。

yyg8m じゃあ、なんで、ウェスチングハウスアレバ経営が行き詰まって、日立イギリス原発から撤退したの?

いい質問だね。答えは資源価格資源価格が安い2010年代中盤(kwhが潤沢だったのでベースロード不要論が言われてたのもこの頃。発想が3歳児みたいでかわいいね)にはLNGが今の1/10だったか安全対策のかさむ原発なんてコストで到底敵わないから儲からない。でもロシア侵略世界は様変わり。ロシアのガスめっちゃ使うやで〜ってなったドイツが今のザマ。一方で原発の高コスト象徴だったフィンランドのオルキルオト3号機は5.5年で元が取れるようになっちゃったんだ(https://twitter.com/noahrettberg/status/1557669614280216577)。まあだからエネルギー政策は数十年単位の中長期的な視点必要だということだね。

taitoku そういうのは「再エネ主力電源化」や「エネルギー地産地消」を掲げた政権をこき下ろして、「2030年原子力電気の50%を賄う」と言った政権を褒めてから言ってくれよ。 前者は安倍政権後者鳩山政権だよ。

わかる。さすがスタンフォード卒の天才政治家鳩山さんやでぇ!

golf4_2001 うーん。太陽光バイオマスFITはもう終わって、市場価格連動プラス補助金(FIP)になるし、エネ庁のコスト比較統合コストの扱いで批判されたやつだし。制度も、需給調整市場や容量市場のことは書いた方が。

qt_fb 容量市場についての見解知りたい

よく知ってるね。FITは終わってないけどね。FIPって言うけどあんまりからいから今はPPAって小売と組んで自前で電気作って使いますスタイルの方が流行ってるね(再エネ賦課金どんだけ払いたくないねんという感想だけどね)。需給調整市場は調整力公募からの移行で広域的に調整できるので国民負担軽減には役立つかもという感じかな。容量市場も電源投資の見通し維持のために小売に電源の固定費負担させるもので、再エネ普及はあん関係ない(そもそもFIT電源は入札できない。でも再エネ導入を妨げる目的では全くないよ)。相対契約で電源を確保していない小売は死ぬだろうけどね。まあこれまでやってこなかったか需給逼迫警報なんて出たんだけどね。

napsucks でもこんだけ電力高騰してるなかで九州だけかなり平和なのは再エネ(まあ原発再稼働もあるけど)のおかげだよ。https://insight.enechange.jp/markets?f=jepx_checker

これは市場の卸価格(要は短期限界費用)だね。これには後々社会的負担する羽目になるコストは入ってないね。脱炭素電源は限界費用が0なので(原子力もね)、これが多い九州は当然値段が下がる。でもその分固定費が回収できない電源が増えるわけだから発電事業者からしたら撤退ちゃうよね。だから現に結局九州2024年容量市場も全部電源が落札してるのに足りてないという割と危機的状況ではあって(https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/denryoku_gas/seido_kento/pdf/042_03_01.pdf)、結局未来固定費用の前借りに過ぎないんだよ。

まともなコメントもあればとんでもないコメントもあるけど、こんなエントリが注目を集めるのは割と嬉しいし、コメントくれてる人には感謝してます明治維新以降エネルギーに振り回されてきたこの国ではみんなが考えて中長期的にエネルギーをどうするかを考えて、結論を出していくことが重要。風力とか地熱とかエネルギーの種類も大事だけど、1番大事なのはエネルギー心配をせずにみんなが暮らしていけること。だから、こうやって色々とみんなが勉強して議論して、この国がより良い方向に進めていけることを願ってます

anond:20220831231628

2022-08-31

追記しました)再エネはなぜ「高い」のか

読みにくくなったので追記を分けました。→anond:20220901215951

電力の話題になると必ず湧いてくる洋上風力とか太陽光100%賄える!再エネは安くなる!とか言ってるブクマカを生暖かい顔で見ている増田です。

今日特別増田が再エネが高い理由を教えてあげるね。

🇯🇵「外国では再エネ安い!日本でも!」🌞🌬「おま国

そもそも再エネって自然に賦存するエネルギーをもらってるんだよね?国で気候って違うよね?

太陽光を考えてみよう。中東とか中国砂漠はお日様ガンガンの国だし日照時間も長い。だから普通に5円/kWhも行かない水準で発電できるのよ。

でもね、日本で使うでんきは日本で作らないとダメなのよ。緯度が高いから日照の角度も浅くなるし日照時間も短い。必然的に高くなるのはわかるよね?

洋上風力もね、ヨーロッパグリッドパリティ日本でもいける!と思ってるんだろうけど洋上風力やるには緯度が低いのよ。

日本でも一応いい風況の場所を探してて公募したんだけど、1回目の入札で三菱商事が安い値段で全部持っていったからさあ大変。

再エネ議連の偉い先生方がこれを黙って見ているはずがなく、早期運開()を重視する路線に変わっちゃって2回目の公募は1回目ほど安くならないことが決定しちゃったの。

結局「高い」再エネを欲しがっているのは誰かわかるよね。

まあ冗談はともかく日本の再エネ適地は偏ってます太陽光なら鹿児島、風力なら東北日本海側、北海道など)。

これはどうしようもない事実コストを中々下げられない要因の一つです。

送電線・蓄電池を増強せよ!」👈誰が金払うねん

再エネの適地は偏在してる!!!!!!しかも大消費地から遠い!!!!!!

都会に送るためには送電線がいるけど送電線は一送(一般送配電事業者、例えば東電パワーグリッド関電送配電など)が担うんだ。

一送の取り分は託送料金と言って、電気代のうち8−10円/kWhぐらいがこの一送に行きます

でもね、逆ザヤで最終保障供給!需給調整!インバランス踏み倒し!(意味からないだろうけど堪えてね)とかでノックアウト状態の一送はボロボロで、投資余力はないです。

しかも仮に送電線ができたとしてもこれは託送料金から支払われるので国民の皆様のご理解()の上で託送料金から支払われます

蓄電池も同様で、今の電気代高騰が続くなら昼に発電して夜に売電する方法で儲けられるから導入できるかもだけど、

当然今の市況が続く理由もないし、自分お金出したくないしFITならいつ売っても値段変わんないので誰も発電事業者蓄電池つけません!

そうなると系統対処しないとダメなんだけど一送はボロボロです(二回目)。

おお、もう...

あかん、冬やから太陽が出ーへん、でも風力がある!風力最高や!火力なんかいらんかったんや!」👋🌬「ほな、また...」

電気が足りなくなったンゴ。。。」となってはだめなので、火力は取っとかないといけない。

最悪発電所老朽化してても金払って「廃止しないでね」で済むんですが、問題は燃料。

一年後の風況なんて予測できないので、風が吹かなそうってわかったらスポットLNG調達しないといけない。

例えば今なら50USD/mmbtu(〜80JPY/kWh,電気換算)とかいうとんでもない値段でLNG取引されているので燃料費調整単価の形で現れる国民負担もとんでもないことになることは覚悟しないといけないね

参考資料:https://en.wikipedia.org/wiki/Dunkelflaute ドイツ語の方が詳しいけど読める人は https://de.wikipedia.org/wiki/Dunkelflaute

でも再エネ導入はやめられねンだわ

ここまで説明してきたけど、まとめると

1. 再エネ適地が日本は少ない

2. 送電線、蓄電池負担

3. 再エネの間欠性を補う燃料確保

問題があって、発電事業者や小売、消費者全てをひっくるめて社会全体で払うコストは再エネは高いんだ。一年ぐらい前に話題になった「統合コスト」ってやつがこれだね。

廃炉費用放射性廃棄物処分費用を合わせた原子力に対して太陽光は1.5倍ぐらいで風力は3倍ぐらい、ソース https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/mitoshi/cost_wg/01/01_07.pdf

再エネの導入は進めていくべきだと思うけど、ただでさえ今の電力システム業界人ですらわけわからんつぎはぎにつぎはぎを重ねた九龍城状態になってて、少なくともコスト負担は誰がするのかを明確にしないと事業者も導入に二の足を踏んじゃうから値段が下がっていくものも下がっていかないよね。

から、今のFIT偏重の再エネ普及のやり方は見直していくべきだし、何はともあれ誰がどのコスト負担していくかは早急に決めていかないといけない。だからその辺の議論は進めていくべきだよ!はてなの賢いみんなも考えてみてね!

2022-06-28

anond:20220627225905

土建屋稼業だけど、縁あって一か月くらい乗船・洋上勤務したことがある。

そん時も思ったことで、今回のこの増田を読んで改めて、いわゆる3K業界同士だけど商船界隈のほうがウェルフェアいいよなぁ、と思った。

最近土建業界は拘束時間を減らす方向で動いているけど、当時はまぁ、どちらかというと休めるほうがラッキー、って感じだったし。プロジェクトの切れ目切れ目で長期の休みをとってリフレッシュしたいところだったけど、それはなかなかできなかった...。

プロジェクトによっては半場でカンヅメかにもなるしね。

海外プロジェクトに行ったこともあるけど、半場にカンヅメ工事ノンストップテロに合うリスク(というか標的)あり、だけど、月単位での休暇っていうのはなかったなあ。その点、船員さんのウェルフェアをうらやましく思ったことあり。その分土建業給与待遇がいいか、というとたぶんそんなに変わらないでは。

ただ、人間関係は(両方ともめんどいけど)海の上の仕事のほうが、よりマッチョな感じがした。オフっぽい時間帯では超能力必要なくらい空気読める能力必要だと思ったし、その辺はきついよね。

ちなみに、知人の身内で商船大学(どっちか忘れた)の寮生活になじめなくて、リタイアした人がいる。

20年くらい前だけど、人間関係上手く作れない人はきつそうだ、と思った記憶

2022-06-27

追記3&追記4 外航続き

途中で切れちゃうからここで

追記



高収入だけどビジネスマナーがつきにくい点などはナイトワークとも通じるところがありそう。性愛関係はどんな感じなんだろう。そして「危険作業外国人クルーがやる」というのがサラッと書かれてるのが気になった。

ここが気になる人がいるのは少しだけ意外だったかも。

外国人っていうのが多分ひっかかるんだろうなと思ってる。間違ってたらごめんなさい。

実は船員っていうのは基本的職員オフィサー)と部員クルー)にわけられるの。で、職員日本なら海技士免状みたいな免許を持ってる。

職員現場作業だけでなくて、事務作業や当直作業を行うことができる身分ね。

から日本クルーがいれば、日本クルー危険仕事をまかせて職員安全管理とかするんだ。

危険仕事に関しては溶接みたいな火気作業、酸欠防止策をとらないといけない閉鎖空間作業、フルハーネス着用とかする高所作業がある。

もちろん人によっては職員が全部ひとりでやったりもするけど、クルーにまかせて職員安全管理するのが普通だと思ってる。

ちなみに俺は怪我されるのが一番面倒だから、高所作業に関しては自分でやってる。溶接苦手だし、閉鎖空間は外に看視員おかないといけないかクルー任せ。

感覚的には職人仕事ちょっとはできる現場監督とかが近いのかもしれない。



2月末にオデッサ寄港で黒海艦隊に撃沈されるところだった、みたいなリスクもあるからな...

こういったリスクは言いたくないけど確実にある。

去年もホルムズ海峡だかで日本のどっかの船に爆弾しかけられて、穴空いてたし、それ以外にも商船三井自動車船は燃えてた。

あくまでも自分感覚から一切参考にしないでほしいけど、そういった事故に巻き込まれ確率が陸にいて交通事故とか天災にあう可能性を考えたら

そんな変わんないだろうと思ってる。



その仕事リモートワークある?

ないです。でも、満員電車乗らなくていいよ。。。どう?



魅力的な仕事だ……と思う一方、商船大の機関士コース卒でも半分しか外航機関船員にならないのが気になる。書いてあるデメリット想像以上に重いんだろうか

機関士コースの方が就職がいい(らしい)ってのが実はある。コース分けした後の乗船実習に参加した分、船の理解あるってことなのかな。わからない。

他に学生のうちに船員になりたくないって心変わりする人は、練習船実習の共同生活に耐えられなかったり、海技士筆記試験で2級1級とるのに心折れたりと様々。

あと大学機関科又は航海科で変わるんだけど、単位がとれなくてあきらめたりするやつもいる。

俺が挙げたデメリットを明確にイメージして辞めたというよりかはもっと別の理由が多いかな。



そもそもそういう仕事をあまり知らない上に、マンガとかでは「マグロ漁船に乗せる」みたいにネガティブ表現されがちで、船の仕事にいい印象を持ちづらいかもしれない

今、マグロ漁船大学生で就職する人がじわじわ増えてるらしいから、少しずつ変わってると思いたい。

といった手前申し訳ないけど、俺はマグロ漁船乗ってやっていける気はいない。。。

船小さいから揺れるだろうし、個室じゃないだろうからほとんどプライベートなさそうだし、いい意味でも悪い意味でも日本人ばっかりだし。。。

俺らみたいな商船乗りとは違って、漁船乗りややっぱりザ・船乗りって感じがする。



ネット依存症が多そうなはてブネット環境貧弱なのは論外では

今、ネット絶ちが流行ってるって噂聞いたから、どうかな。

正直俺も、電波があるときYoutubeとかはてぶ見漁ってるし、そんな変わらんかも。



石油運ぶ商船会社の陸オペ勤務してた女性を知ってる。語学が堪能で事務仕事をしてたけど研修で泳がされてたなあ…。かなり職場環境はいいといってた。体育会系現場キツイ上司がいるのは仕方ないよね。

船員は確かに体育会系の方だけど、中でもオイル系は完全に体育会系だよ。

上陸できない、暑い航路危険からストレスも溜まるのかもしれない。

俺もオイル系の商船会社行けって言われたら全力で断ると思うくらいには、いいイメージは持ってない。

その分、給料機関士でも危険手当とか荷役中の時間外手当とかいっぱいつくから初任給でも60とか平気で超えるんじゃないかな。

タンカー船乗り金持ちイメージしかない。



イーロンマスク交渉してどこでもネット使えるようにしよう

スターリンクなんてものがあるんだ。知らなかった。

今は大手を中心に陸からオペレートに力を入れているところばかりで、将来的には自動運行船とか、陸から機関監視システム

推し進めていこうっていう声も多いから、ネット環境に関してはどんどんよくなっていくと思うよ。

5年前とかそんくらいは中小はどこも、ほとんどWi-fiなかったし。




追記4(最後



DVD何枚位持っていくんだろう。ほぼネット無しの8ヶ月分の暇つぶしを用意するのかなり大変そう。昔は本を何十冊と持って行ったのかな。

俺は本当に興味があるライブDVDとか5,6枚くらい。

ほとんどNetflixとかYoutubeオフライン視聴機能使って満喫してる。あとKindleにも一杯入れてる。

ネットなしって言っても、長くても3週間くらいで港近くにつくから、そしたら電波頑張って拾ってやや不便ながらもネットしてるよ。

昔はそういう娯楽のシステムがきちんとしてて、陸についたときに大量に雑誌とかDVDを取り寄せることができてたんだ。

から、今も昔も個人で大量に持ってくる人はまずいないかな。データは大量かもだけど。



航海中の病気怪我が怖いよなあ

怖いよ。陸が近ければヘリコプター洋上輸送とか、そうでなければ乗組員が簡単な応急処置をする可能性もある。

俺も船舶衛生管理者資格あるから、一応船内で大洋航海中であれば外科処置できることになってるんだけど、

できる気はしないなー。

俺が過去に聞いた噂で一番やべーって思ったのは、盲腸の手術を無線医者に聞きながらしたとか聞いたことある



流石にウォシュレットトイレはないですか?あと病気になった時が不安だ…

ウォシュレットはありません。清水大事なんで。トイレの流しも清水が少なくて済むバキューム方式か、海水方式がよく使われてます

バキュームとか整備するのが面倒で嫌いでした。

海水洗浄は長い目で見ると腐食とか面倒なんで嫌いです。つまりトイレは嫌いです。



コロナ禍で船賃暴騰したけどお賃金に反映された?(´・ω・`)

したよー。ボーナストータル10か月分とかになった。



船上で釣りとかできるのだろうか?

釣り趣味の人は多いよ。ただ錨泊とかドリフティング(流れてるだけ)とかのときしかやっちゃダメかな。

きちんとやる人は集光ライトロープおろしてやってるね。



船員にアニオタは居ますか?

アニオタ普通にいるよ。なんなら外国人クルーとか日本漫画とかアニメとか好き。

フィリピンクルーの中で、今年はスパイxファミリー流行ってたし、去年は鬼滅の刃流行ってた。

タンカー乗りのアニオタは少し苦労するかも。寄港先で部屋チェックあることがゼロではないらしいんだけど、宗教上の理由日本女の子の絵とか際どいときがある。

趣味で言えば、キャンプとかバイク好きな人がやや多いかも。

4か月まとまって休暇あるから日本一周したり、海外適当旅行する余裕がある。



面白いなー。長期間船乗ってると運動不足になりそうだけどその辺どうしてるんだろう?8ヶ月も上陸できないとなると散髪とかも気になる

ジムがついてて、設備は船によるけどトレッドミルとかベンチプレスとかついてるよ。

甲板上を走る人もいないわけじゃないけど、鉄板からまずおすすめしない。

機関士航海士とかと違って暑いところで行ったり来たりすることも多いから、あんまり運動不足にはならないかな。

散髪はお互いに切ったり、自分で切ったり。基本的に下船したら髪整えに行くよ。



冠婚葬祭に参加できないとか、友人関係がひどく限定されるとかありそうだなあ。20代FIREの足がかりとしてはいいかも?

よく言われるのは親の死に目には会えないっていうのは決まり文句だね。

ただ、実際には交代要員が用意できたりすれば港で降りれるから、もし家族が危なそうなら会社に報告すると吉。

友人関係は意外に変わらないかもしれない。休みが長い分、相手と遊べる時間も多い。

投資的な意味で言えば、やってる人はいっぱいいる。今一緒に乗ってる日本人は全員やってるね。

俺は配当サラリーマンお小遣い1年分くるくらい。益はプラスだけど、利確するつもりはないか配当だけ。



試験官が受験生罵倒してくる海技士口述試験の悪しき伝統はまだ残っているのかな

残ってるよ。

こんなこともわからないの?とか向いてないんじゃないの?とか言われる。

でも、そんなこと言いながら合格させてくれるからツンデレなんだと思ってる。

そんな人が全てじゃないけど。



タンカーマンはかっこいいけど」何がどうカッコいいのか全くわからんくて草。独特の価値観があるのかな。

タンカーってめちゃくちゃでかいうえに、機関士も荷役に参加する仕事なんだ。

しかも、危険物を、危険航路で運んでるからカッコいいと思う。

昔は機関士で、タンカー乗れば船は何でもできるって言われてた。



珍しく船員の話やな。0-4当直きついし、年取って病気なる確率高いの言わないとフェアじゃないぞ/カナヅチだと大学水泳の実習の単位取れないのでは?/もう東京商船神戸商船認知度なんか年寄り以外無いよなあ

5年10年前に乗ってたのかな。0-4直はもう電子海図になって、紙海図はなくなったか時間帯除けば楽になってるよ。

一等航海士は依然として荷役中死ぬほど大変そうだけど、時間外が桁外れについたりして給料めちゃくちゃいいらしい。

年取って病気になる確率高いのは、昔のステレオタイプ船長機関長が残ってた時の話かも。

あの人たちはめちゃくちゃビール飲んでとめちゃくちゃタバコ吸ってたから、病気になってた。

東京海洋大学さかなクンで有名だから。。。神戸商船神戸大になったし。

遠泳って神戸大に今もあったっけ。忘れた。



それはそうと青函連絡船事故とかあれどうなんです?

まり詳しくないけど、昔の事故気象情報とか少ないししゃーないところもあると思います

事故が頻発していた昔(それこそタイタニック号など)と違うことは、船級検査安全条約PSC(港で検査に来る人)といった

安全に対する取り組みがとてつもなく厳しくなっているというところです。

例えば、ドアがしっかりとしまっていない、エンジンルームが若干汚い、ということだけでも指摘されて、船としての安全評価を下げられることがあります

そういった安全への取り組みは日本海運会社はしっかりやっていると思うので、外航船に限って言えば海難リスクはそこまで高くないのかもしれません。

日本人が乗り込まないような、船価が安い船は整備がきちんとされていないこともあります



ある程度、みんなが気になってることが答えられたかなと思う。

これから南米に向かうからバイバイ自分仕事をみんなに伝えられたし、客観視もできたから楽しかった。

外航についてもっと知りたい人は、ツイッター調べると時々いて質問に答えてる人もいるよ。

EVに関してEUお笑い力を見せ始めてる

これでもEUEVに舵を切れるのかね?

日本電気汚ねぇ!えんがちょ!と言って日本自動車業潰すつもりだったのに、自分達も日本と同じで汚ねぇ国になったらどうするつもりなんだろうね?

そんな状況でイタリアとかがエンジン禁止を5年延ばせと冷静なこと言ってるの草。

クソ面白いコメディ観てる感覚

https://jp.reuters.com/article/climate-change-eu-autos-idJPKBN2O8005

2022-06-26

太陽光発電では電力不足解決しない

でんき予報見たら分かるけど電気が足りてない時間帯は太陽光が退出し始めた16:00-17:00なんだわ。

太陽光かい設備稼動率15%しかないもの偏重して普及させたのは完全に失敗だった。

やるべきは蓄電池の設置の義務化でしょ。周回遅れのパネル設置義務化とか本当にやめた方がいい。

洋上風力をどんどん進めないとダメなのに自民党再エネ議連落札ルール変えて支援者利益誘導しようとしてるしもう終わりだよこの国

2022-05-29

ベース電源」という言葉を忘れてしまった結果www

ざっくり言うと

クソみたいな制度設計のせいで日本はもう安定供給ができる国じゃなくなりつつあるよ

この項目で言っていないこと

再エネの開発は不要

主力電源化する再エネ

 以前三菱商事系が洋上風力を総取りした件で軽く騒ぎになっていたが、日本で主力電源化しつつある太陽光、風力はコストが低下し、新規の開発案件日本だけでも目白押しとなっている。ただ、この中長期的なベース電源という言葉を忘れてしまって再エネ大正義の「限界費用ベースの電力市場趨勢のために、今まで2回(オイルショック東日本大震災しかたことのなかった電力使用制限令常態化してしまレベル日本の電力環境が本当にめちゃくちゃになりつつある現状は知られていない。太陽光、風力(まとめて変動性再エネ、以下VREと呼ぶ)の3つの特徴を踏まえた議論をしてみたい。

VREの特徴

1. 限界費用が0

2. 出力が不随意に変動する

3. 同期発電機を利用しないインバーター電源である

1. 限界費用が0

 VRE限界費用が0なので市場には0.01円で入札されており(この理論FITがある現状では額面通り受け取れないものの、概ねこの通りである理解していただいて構わない)、実際日本でも晴れた日の昼には約定価格が0.01円となっている。これはまさに燃料の投入が必要ないVRE恩恵と言え、この時間にはスポット市場では火力の電気コスト面で負けるため落札しない。しかし当然VREには発電しない時間がある(設備利用率は太陽光で最大15%、風力で20−30%出典)ため、夕方以降は火力が落札され、現在では資源価格の高騰もあり、15-20円/kWh程度での落札となっている。再エネ関連のトピックでは風力と太陽光は補完関係にあるという言葉ミスリードされることがよくあるが、蓄電ソリューションバックアップ電源なしでのVREのみでは設備稼働率の低さと稼働時間が集中しがちになるため電力を100%保証することは絶対にできない。そのため現在の電力システムへのVRE導入は火力による調整が前提になっている(蓄電池などによる蓄電ソリューションについては当然後で言及するが、少なくとも今の電力システムではあてにできない)。

 しかしながら昼間には火力の電気落札しないため、当然止めることになる。結果として火力発電設備利用率が低下するため、採算が悪化する。そのため、効率の悪い火力発電所は環境的側面というよりは経済的要請から廃止されていく。すなわち、現状のやり方でのVREの導入は火力の調整が前提なのに、VREのものによって火力が市場から追いやられているのである。 加えて、現在電源の大部分を所有する旧一般電気事業者JERA関西電力など大手地域電力系発電事業者のこと)は「自主的取り組み」として限界費用での玉出しを強制されているため、この傾向は当面続くと思われる。

 加えて言及しておかなければならないのが火力発電の燃料確保(主にLNG)における問題である。燃料には長期契約及びスポット調達の二つがある。長期契約比較長期間(およそ10単位LNGを買い続け、価格についても変動が大きくない。これは一見いいことに聞こえるが、LNG価格が低下したとき契約通りの値段で支払う必要があるため、近い将来VREの導入が多くなりLNG火力が落札せずにLNGを余らせた場合LNG転売することになる。しかしその場合(余るのだから安くしか売れないため)差損が発生することになるため、発電事業者としては長期で需要が見通せる場合のみ契約しようとするのは明白である。一方でLNGスポット依存すると、当然高騰した場合でも安定供給のためには買い続ける必要がある上に、いつも買えるとは限らないため、LNGスポットへの依存の増加が電力市場の高騰に結びつく。JERAカタールとの長期契約の終了のニュース記憶に新しい(JERA社長、カタールとの大型LNG契約は更新せず-年末に終了へ - Bloomberg)が、現状の電力市場取引システムは発電事業者スポットへの依存を招く構造になっているため、日本LNGの長期契約が次々と失われている現状がある。これは欧州の脱ロシアの流れの中においてはLNGの安定供給を危うくすると同時に余計な国富流出を招くため、政府として対処すべき問題である付言しておく(参考:https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shigen_nenryo/sekiyu_gas/pdf/018_03_00.pdf)。

 なお、火力発電設備撤廃に伴う電源不足という現在課題は既に共有されており、2024年から容量市場が導入され、電源容量(kW)に価値をつけて取引ができるようになった。発電側としては資金回収の目処がつくため発電所の新設のハードルが下がる、と思われていたが、新電力配慮したい政治的思惑もあって現在の水準は既設発電所の維持はできるが新設は難しい水準となってしまっている。加えて全く語られないので言及しておくが、九州電力管内においては初年度の2024年から既に不調な結果に終わり、供給信頼度が低い結果となっている(ざっくりいうと、九州電力管内は非落札電源はないので「物理的に」電源が不足する)。一体どうするのだろうか?2025年以降の電源容量の不足は全国的に波及しそうで、中長期的に日本国内での電源は決定的に不足している(参考:https://www.occto.or.jp/iinkai/youryou/kentoukai/2020/files/youryou_kentoukai_29_04.pdf)。

2. 出力が不随意に変動する

 これは広く知られていると思うが、稼働できる時間帯の中でも風はいつも吹かないし、太陽は雲に隠れたりする。ただ、その変動にもスケールがあり、数分ー数時間程度の短期間の変動から気候の季節変化に伴う数ヶ月程度の長期間の変動がある(冬に電力が不足しつつある現状を思い出してほしい)。短期間の変動はご存じのとおり蓄電池解決策になる上に、スポット価格が高くなる他のVREが発電しない時間帯に売電のタイミングをずらせるため、発電事業者には収入の増加も見込めるメリットがある。加えて蓄電池VREでも既に価格競争力を持ちつつあり、詳しくは言及しないが今年から始まったFIP制度がそれのインセンティブになりうると期待されており、要注目であるのだが、今のシステム設計では、あえて蓄電池コスト負担しようとする者はいないだろう。

 一方、である長期間の変動は一体どうするのであろうか?残念ながら蓄電池などの既存の蓄電ソリューションでは対応できない上に、将来的にも難しいため、やはり火力発電によるバックアップ必要かつ前提になるのであるが、既に言及したようにこの有様なのでどうしようもないのである。残念。再エネで作った水素火力発電、という声も聞こえてきそうだが、電気で作った水素を燃やして電気をつくるというこの二度手間、つまり現状の火力発電の熱効率が高くても40%程度(高位発熱基準)で電気分解で90%とするなら35%程度のエネルギーしか利用できないことを考えると発電に使うより車を走らせるべきでコスト面やエネルギー効率観点からで圧倒的に不利になる。それならブルー水素の方が良い気もするが、再エネで水素を作れる時代になればわざわざ褐炭だの天然ガスだのの採掘ファイナンスがつくわけないので非現実的。ということで詰んでいます。現状の解決策はありません。どうするんでしょう。再エネのコストが低下しつつあるのは間違いないのだが、それはあくまで発電事業者にとってのコストであり、VREを主電源化するにあたっては社会全体で追加で負担しなければならないコストが発生することはよく理解していただきたい。

3. インバーター電源である

 インバーターとは直流交流に変換する素子のこと。VRE交流発電機は直接利用せず一旦直流で発電してから交流に変えたのちに電力網に乗せるため、従来の電源(火力、水力、原子力)で利用される同期発電機という一定の回転数で稼働させる発電機は利用しない。昼間に晴れた時間帯には以前太陽光の出力制御が行われた四国電力管内の例で言うと6割程度がこのインバータ電源が占めていた。実はこの際に語られないが非常に大きな問題が発生する。と言うのも、インバーター電源には「慣性力が存在しない」のである。?となった方もいると思うので、大縄跳びに喩えてみよう。大縄跳びを飛ぶときは紐に合わせるのではなく、一般に人の声にタイミングを合わせて跳ぶ。このうち、同期発電機は声を出している人、インバータ電源はその声を聞いて飛ぶタイミングを合わせている人である。縄跳びがちょうど周波数に相当し、声が慣性力に相当すると考えてもらって良い。先ほどの晴れた昼間の例で言うならば、昼間は火力が系統から退出してしまっているので、声だしのできる人が減ってしまっている。そのため、仮に残った数少ない声だしのできる人が急に捻挫を起こして縄跳びから退出してしまった場合、声でタイミングを合わせていたインバータ電源は急に声が聞こえなくなるのでジャンプタイミングがわからなくなり、大縄跳びが成立しなくなる(周波数の乱れが起こり、UFRの作動による停電)。お分かりいただけるだろうか。すなわち系統を維持するためには一定割合の同期発電機や同期調相機といった慣性力確保のための仕組みが必要なのだが、現状のVREの導入の仕方では不可能なのである(よく話題になる太陽光発電の出力抑制もこのインバーター電源の割合を抑える目的も持っている)。以前の3/18の地震の際に火力発電所の停止の影響で関東に大規模な停電が起こったが、あれは仮に昼間であった場合、脱落しているのはほとんど火力発電=同期発電機だったため、インバータ電源だらけになってしま周波数の乱れが深刻になり、停電する地域がより拡大していた可能性が高い。復旧の際には系統投入は同期発電機から順に行っていくが、VREほとんどは分散型電源のため司令所で気軽にオンオフもできないため、逆に復旧にかなり時間を要する可能性も高い。つまり野放図なVREの導入はその分散型電源としてのイメージとは裏腹に電力系統災害時のレジリエンスをも低下させてしまうのである。昼間に地震が起こらないことを祈るばかりである

 この対策としては、慣性力をもつインバーターがまだ技術的に開発されていない上に、すでに導入されている太陽光発電の規模を考慮すれば、現実的選択肢としてはフライホイールや同期調相機としての同期発電機タービンのから回しなどなのであるが、このような施策を行えるのは大手電力のみであり、自由化で体力を奪われている彼らに期待するのは難しいだろう。このままでは晴れた日は出力抑制が続出するのに曇れば火力がフル稼働というあまりにも不健全な電力構成となってしまう。なお、送電線の強化は出力抑制問題と絡めて語られるが、この問題対策としてはあまりコスパが良くない。と言うのもJEPXスポット市場をご覧になればわかるが、例えば東京電力管内で晴れている時には隣の東北電力管内でも晴れている場合が多く、その場合にはどちらの場合でもインバータ電源の割合が高いため相互接続しても同期発電機の脱落に備えると言う観点からは(もちろん役立つこともあるが、)役立たないことも多く、この問題解決策として優先度は低い。ちなみに、この件に関しては日本風力開発傘下のエネルギー戦略研究所安田陽氏のコラムNo.275 慣性問題の基礎知識と最新動向 - 京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座)やこれ が参考になる。

コスト負担制度設計

 VREは確かに素晴らしい特性を持つが、裏腹にその主電源化には発電事業者ではなく電力系統大手電力会社の側で新たな投資必要となる。そのため、発電事業者から見たコスト(発電コスト)は「安い(≦10\/kWh)」のだが、電力系統全体で負担するコスト統合コスト)は「高い(~20\/kWh)」(ちなみにこれは電力卸市場VRE大規模導入をおこなっている国はどこでも直面している問題であり、Death Spiralなどの言葉検索していただくと良いと思う)。以前統合コストを論じたエントリ太陽光に火力のコストが含まれていることを批判するブコメが多くみられた(例えば、これ)が、この増田で納得いただけただろうか。筆者自身としてVREの導入は避けられないと思っているし、また賛成でもあるが、責任ある立場の人々からこれらの問題解決しようという風潮があまり見られないので非常に心配している。また、そもそもで言うならばこれらの問題の根源はVREではなく制度設計であり、限界費用の考え方のみで、VREの導入と電力市場の安定を両立させようとするのはどう考えても最初から無理だったと思う。(現在の最もあり得る)結果として安定供給担保されなくなることと燃料費高騰という二つのツケを消費者負担させるようでは現在の小売システムや脱炭素理解を得るのは難しくなるだろう。しか最も高い代償を払うのはエネルギー支出割合が大きくなり、家に太陽光パネルを設置できない低所得者層であるSDGsとは一体何だったのか(「10. 人や国の不平等をなくそう」ってあるんだが)。 再エネ議連の皆様には猛省をうながしたいところである

まとめ

2022-05-04

anond:20220504125929

洋上風力も、太陽光発電も今買取価格10円/kwhになってるぞ。最も時間変動性が高いから、次必要なのは蓄電池や、水素にして貯蓄や、晴れしかない砂漠で安く発電した水素アンモニアなどエネルギーキャリアを用いた発電で出力平滑化する技術だぞ。

そして、蓄電池エネルギーキャリアは「今は」日本が強い。

2022-04-17

XEVRAはアイコンカワイイのになぁ。

どうして頭がオカシイのだろう?

爆発しない原発原理的に作れないし廃棄物処理方法もない。

わかる。

電力の大半は地熱洋上風力発電で賄えるという環境庁の報告がある。

多分違うけど、可能性はあるのは理解できる。

なぜやらないかというと国民原発利権屋のプロパガンダに負けてるから。これもそう

ここはよくわかんない。というか、プロパガンダに負けるってなんやねん?U氏が原発利権の人って根拠はあるの?

結合、XEVRA はヤバい

2022-04-11

「再エネの主電源化」「小売自由化」を達成した日本では「安定供給」は望めない

このエントリで言っていないこと

  • 再エネはこれ以上導入しないで良い

用語定義

「再エネの主電源化」: 太陽光洋上及び陸上風力の変動性再エネ(以下VRE)を主力電源にすることで、電力分野においての低炭素化の達成。バックアップ電源としての化石エネルギーの利用は排除しない(調整力の問題から100%炭素不可能のため、後で理由説明する)

注意:地熱、水力は開発余地およびファイナンス問題(詳細は調べていただきたいが、資源があることは営利目的での開発が可能であることを意味しない。ネットに出てくる(中小)水力、地熱トピック資源にの言及し、ファイナンス面を無視したものが多く、実際の開発に踏み込んで議論していないものが多いので注意)から大幅な開発は期待できず、目標には入れない。

小売自由化」:全ての消費者は、参入障壁の低い電力市場に参加した小売業者から自由選択して電気を購入する。競争原理により消費者低価格な電力を選択、もしくは証書つき電力を購入することにより非化石価値などの付加価値も購入できる。市場への入札は基本的に電力の限界費用で行われる(現行ルール)。これは達成済み。

「安定供給」:化石燃料市場の動向および天候や気温の条件に関わらず、発電サイドの問題(燃料制約、電源不足や天候不順など)での停電は起こさない(注意:配送電に起因する停電災害などの理由から0にはできないので、ここの定義には含まない)

大手電力:自前の大規模電源を有する電力会社JERA関西電力などといった旧一般電気事業者ENEOS東京ガスなども含む)

新電力:大部分を市場で電力を購入して消費者供給する小売事業者

このエントリで言いたいこと

「再エネの主電源化」「小売自由化」というものを両立する場合、少なくともこの先10年ー50年の短中期においては「安定供給」を日本においては完全に達成するのは不可能であるということ。

理由説明していく。ただし「再エネの主電源化」を達成しない選択肢は国際的かつ政治的に今後取り得ないので、「安定供給」と「小売自由化」をどの程度のバランスで守るかということを考える材料提供したいと考えている。まずは今の方向性を維持する場合を考える。

「再エネの主電源化」「小売自由化」を完全達成した場合現在日本が近づいているもの

達成にあたって絶対必要なこと(かっこは筆者による実現可能性の予想)

- VREインバータ電源(直流交流への変換を伴う)のため電力系統に大規模に導入すると電力系統慣性力を失い、火力、水力、原子力などの同期発電機脱落時の大規模停電リスクを高めるため、蓄電設備がない場合は出力抑制必要

- 付言するが、蓄電池VREも近年では価格競争力を持ち始めている(ただしあえて蓄電池コスト負担しようとする者はいないだろう)。また2022年からFIP制度というのが始まり、再エネを市場価格プレミアムで買い取る制度ができる(インバランスにはペナルティも課される)。この場合では再エネが発電できない、電力価格の高い時間帯に売電するインセンティブを生むため、アグリゲータFIP対象の発電事業者蓄電池コスト負担するモチベーションにつながる。一方で資源価格が上がっている現状で蓄電池資本費を回収できるかは不透明

- この二つは国を超えたレベルの広域な電力系統存在しない日本特に顕在化する。

実現できればいいが、期待できない・目標の達成には資さないこと

- ネガワット、DRは何れも短期間の電力の過不足への対応技術のためいずれも一日から1ヶ月の長期間VREの変動には対応できない

- あくまで安定供給に向けた金銭的なインセンティブしかなく、100%保障を行えるメカニズムにはならない

- ただし、出力抑制が起こるような先週の土日の東北電力四国電力管内の例には電力を活用する観点から重要

- VREが安い時間帯に水素を作ってkwが不足する場合火力発電の燃料とするという発想

- 電気分解で90%、コンバインドサイクルを利用する場合でも高位発熱基準で熱効率40%程度が限界なので全体として見た時に結果として3割ー4割程度のエネルギーしか利用できないため、ファイナンスの面から達成が難しい

- 発電に利用するならCCS付き水素を利用する方が現実的だが、将来的なタクソノミーを考えると採掘関係する資産座礁資産になる可能性が高いという筆者の予想

結果として起こること

- 加えて重要なのが、火力発電の燃料、特にLNG大手電力にとって長期契約するインセンティブが失われるため(長期による電力需要を見通せず、余った場合にはLNG転売損を招く)スポット調達がメインになるが、スポットは割高のため、VREが使えない時間帯のさらなる電力価格高騰の常態化を招く

- スポットは常に入手できるとは限らず、加えて無駄国富流出の要因になり、経済安全保障観点から政府も手を打つべ問題

- 結局VRE統合コスト2030年でも原子力に比べて割高なのはこれらの理由による

- 2024年度より容量市場が設置され、電源(kW)を取引できるようになった(すでに取引は開始されている)が、様々な理由から現在市場価格では既存設備は維持するのは可能(難しいものも多いが)だが新設するには安い値段に落ち着いてしまっている。結果的現在市場設計では中長期的な将来の容量を担保できない。

- 既に2024年の九州電力管内の落札結果は供給信頼度が低く、管内の電源容量不足を示唆している。

現状の継続では「安定供給」が犠牲になることに加えて、VRE大規模導入での電力の脱炭素化は不可能になる

少しでもシナリオ改善するには

- 発電設備資本費を市場負担させるシステム必要ではあるが、新電力からすればメリットが皆無なので難航するのは目に見えている

- 容量市場についても経過措置取引価格が下がる仕組みになったこからほぼ期待できない

- 現状では再エネの主電源化は遠い目標なので脱炭素および電力価格の安定を目指すなら活用せざるを得ない

- 電力の完全脱炭素化を達成するには将来的にはSMRなどの調整力を備えた原子力発電所が必要不可欠だが...

- 利点

- 同期発電機であり大規模電源でもあるため電源として単純に優れている

- 限界費用は再エネと同様0、福島での事故を加味してもまだ既存原発の再稼働コストは安い

- 燃料費は発電コストの15%程度、かつそのうち加工コストが半分程度なのでウラン価格費用に占める割合が低く、経済安全保障資する

- 欠点

- 既存原発に調整力を担わせるのは経済的理由から難しい(技術的には可能だが...)

- 事故が起こった時の恐怖感から賛否が分かれ、利用のための政治コストが高い上に政治家はそれを払おうとしないので期待できない

- 安全対策及び特重施設設置の問題から東日本大震災から止まっている原発については迅速な再稼働は期待できない

まとめ

1. 価格面で起こること

 現状の市場システムでは燃料調達スポット市場への依存を促す仕組みになっており、資源価格の上昇がより厳しい形で市場に跳ね返る。そしてそれは最終的に一般消費者負担させられる構図が出来上がっている。特にエネルギー価格は逆進性があるため、低所得者への支援必要不可欠。

2. 脱炭素面で起こること

 VREの導入はこれからも進んでいくだろうが、主力電源化を進めるためにはVREの変動をカバーできるシステム必要蓄電池は有力な候補だが、主力電源化に必要レベル蓄電池導入のコストを誰が負担するのか決まっていないため、不透明と言わざるを得ない。このままでは長期的な変動はともかくとして、短期的な天候の変化にも対応できず、春や夏でも晴れた日には出力抑制常態化するのに夜間や荒天の日には火力発電所がフル稼働する日常が迫っており、電力の脱炭素化は遥か遠い目標となる。

3. 安定供給面で起こること

 中長期的なバックアップ電源を保障するシステムが今の日本には存在しない。現状が進行すると3/22のような需給逼迫警報特に冬の時期に日常化しうる危険性がある。小売事業者に適切に発電設備資本費を負担させる仕組みおよび長期的な発電事業者収入保証する仕組みが必要。安定供給破綻に近づいている。

と、ここまで書いてきたが結局再エネの主電源化を妨げているのは制度設計のまずさとしか言いようがない。FITは再エネ導入に大きな役割を果たしたが、野放図な開発を招き、加えて電力系統不安定さを招いた。パネル設置者が固定価格で買い取ってもらえる一方でそれによって増大した再エネ賦課金と安定供給維持のコストは広く国民負担するハメになるのでまさに外部不経済しか言いようがない。理念が間違っているわけではないのだが、安定供給と再エネの柔軟性確保に誰が責任を持つのかはっきりすべきだった。つまりこれらは政治責任であり、政治コストを払わなかった政治家の責任である。最も現実的選択肢としての(特重施設設置期限の延長による)原発再稼働も政治コストの高さから誰もやろうとしない。票にならないことを政治家がやりたがらないのはわかるが政治家の失策コスト国民が払い続ける現状はおかしい。参院選の後からでも日本の電力の未来責任あるビジョンを示す政治家が現れることを期待したい。

anond:20220402032958

anond:20220410194918

洋上メガフロートつくって太陽光発電すればいいのに

わざわざ狭い国土の上でしなくても

太陽光発電水素とかエネルギー貯められるものを作ればいいんよ

そうすれば輸出もできるし

2022-03-23

日本軍拡するとして

ロシアウクライナ侵攻を受けて、日本軍拡論が話題になることが増えたが、実際にどういうオプションがあるか軍オタ一般人脳内シミュレーションをしてみた。

核武装 / 各共有

ウクライナは核を持たないから攻められた論があるが、現実的には日本核武装はできない。現代戦争では、ウクライナを見ればわかるが道義的に有利な方が国際社会支援を受けられる。

核開発に着手した時点で国際社会に警戒されるわけで道義的正当性を自ら落とす下策だと思われる。

また、軍事評論家がよく言っている話であるが各共有は自国戦場になったときに敵の上で核を使う同意的なもので、ロシア中国といった仮想敵に対する報復能力としての効果はない。

日本核抑止力を持つなら、アメリカイギリスと言った核保有国と友好関係を持って核の傘に入るか、宇宙開発原子力発電技術を維持発展させて潜在的な核保有能力があることを警戒させるかしかないと思われる。

原子力潜水艦

そもそもなぜ原子力潜水艦がありがたがられるかといえば、動力源として原子炉を積むことから燃料補給心配がほぼなく、食料や乗員のメンタルが持つ限り作戦行動を続けられるという点にある。

で、原子力潜水艦は大きく分けて2種類あって、普通潜水艦動力源として原子炉を積んで行動期間を伸ばした攻撃原子力潜水艦と、行動期間の長さを武器世界中のどこかの海に潜んでおいて、いざという時に核ミサイル他国攻撃することのできる戦略ミサイル原子力潜水艦があるのだが、このうち攻撃原子力潜水艦なら保有する意義はあるかもしれない。

空母 / 揚陸艦

海の上を航空基地にできる空母アメリカイギリスロシアフランス中国運用している正規空母航空基地1つ分に近い戦力を運用できる。それに対して現在日本空母化をすすめている護衛艦いずもは半分以下の規模であり、本格的に洋上航空戦力運用するには力不足である

ならば日本正規空母を作るべきか?否である空母単独では潜水艦攻撃から脆弱であるため、護衛の艦隊を持つ必要があるが、仮に正規空母イギリスと同じ2隻保有するとすれば現在海上自衛隊護衛艦の定数をさらに増やす or 現状の主な任務である対潜哨戒能力を落としてでも空母護衛任務に艦を割り当てる必要が出てくるので負担デカすぎる。

ではどうするべきか?追加するべき艦種多目的に使える強襲揚陸艦だ。これは航空戦力の運用能力空母に敵わないが、兵員輸送能力を有しており、戦時以外でも災害派遣に役に立つ。検討する価値はあるだろう。

予算兵器輸出について

仮に軍拡防衛予算GDPの2%にすると約10兆円。高齢化による社会保障費の増大で財政が厳しい日本が更なる負担を負うのは非常に厳しい。しか軍拡で使うお金公共事業のように社会資本ストックにならない。これの負担を少しでも緩和する方法はないだろうか?

軍拡正当化する根拠があるとすれば、兵器国産化と輸出しかないと思われる。戦闘機開発に予算をつければ航空産業の振興になるし、護衛艦を増やせば造船業界への支援になる。また、友好国に兵器を輸出しておけば、有事の際に買い戻して戦力増強というオプションも取れる。

人員について

少子化が進む昨今、軍人になる若年層が増えるのは経済的にはマイナスしかない。現状の自衛隊人員構成はざっくり陸自15万人、海自5万人、空自5万人。これが仮にトータル5万人増えるとすると、大手メーカー1社分の雇用に相当する。

若年層の人材不足を緩和する方法があるならば、自衛隊職業訓練機能を持たせることである陸自なら大型車両や重機免許海自なら船員、空自ならパイロット整備士

偶然かもしれないが、これらの技能が役に立ちそうな運輸業界、建設業界、海運業界、コロナ前の航空業界は全て人材不足に苦しんでいた。ならば、任期満了除隊後に就職斡旋できるような仕組みが有ればお互いニーズが合うのではないだろうか?

知らないだけでこの辺の取り組みはすでにあるのかも知らないけど。

2022-01-15

これがホント統合

自衛隊でも導入が進みつつある最新鋭戦闘機F-35

コイツ大本アメリカ空軍海軍海兵隊の共同発注から出発している時点で「マクロスバルキリーかよ」って感じだったりする。

そんで、共通フレームを元にバリエーション展開することで3軍の仕様を満たすというのも、微妙マクロスっぽくはある。

とはいえ無理やり一機種にしなかったのは、F-111の失敗をきちんと教訓にしているなーと。

そんなF-35は、

という3タイプに分けられる。

このうちA型による置き換え対象F-16は、米空軍アクロバットチームであるサンダーバーズ使用機種でもある。

また、C型による置き換え対象F/A-18は、米海軍アクロバットチームであるブルーエンジェルス使用機種でもある。

ということは…

将来サンダーバーズF-35Aに、ブルーエンジェルスF-35Cに、それぞれ機種転換する可能性が高いってことになる?

まあ統合戦闘機として開発したのだからアクロバットチームで使う飛行機だって統合されるのは別におかしな話じゃない。

それでも素人からしたら、マリオルイージの違いくらしかない状態になるのは、変な笑いがこみ上げてくる件。

おまけ

ちなみにパイロットのヤバさの度合いで言ったら、多分ブルーズのほうが上。

というのも、この人らは激しい機動飛行を行うにもかかわらず、Gスーツ酸素マスクを着用しない伝統があるのだ!

まあ、海軍戦闘機乗りは基本的母艦航空隊(=空母での洋上勤務)であり、一方でブルーズは地上勤務しか曲芸飛行の専業。

と、著しく業務内容が違いそう(空軍よりも共通要素が少なさそう)なのを踏まえ、ブルーズを戦闘機乗りから独立した「専門の職人集団」に位置づけているのかもしれない。

2021-12-31

ガソリンが要らない時代”は来るのか?元売りトップ危機感

2021年12月27日 19時51分

エネルギーが不足する事態に陥るリスクがある」

炭素世界的に大きな注目を集めた2021年年の瀬に行った石油元売り3社のトップインタビュー共通していたのは、急速な脱炭素エネルギー不足を引き起こさないかという危機感でした。世界的なEVシフトなどによって“ガソリンが要らない時代”は来るのか。石油を売る会社の将来ビジョンに迫ります。(経済記者 西園興起 五十嵐圭祐)

かつてない危機感

「脱炭素の流れは不可逆だ。想定より、もっと早く石油需要が減少するリスクが高まっている」(ENEOSホールディングス 大田勝幸社長

インタビューの冒頭、元売り最大手ENEOS大田社長が打ち明けたのは、脱石油スピードに対する危機感でした。

ダイベストメントが広がる

この30年間、業界は再編に次ぐ再編の歴史を歩んできました。

1985年昭和石油シェル石油合併して以降、統合再編が相次ぎ、10社以上あった元売りは大手3社体制に。

しかし、いま世界で進む脱炭素の流れは、石油会社のもの存在を「否定しかねない大きなうねりとなっています

政府2035年までに新車販売をすべて電動化する方針を掲げています

金融機関の間では化石燃料の上流開発などから融資を引き上げる“ダイベストメント”が広がり始めています

かつてない状況に3社のトップ・・・

金融機関が『化石燃料には投資しない』と選別することで、エネルギーの転換・産業の転換を早めていく効果はある。しかし、時間軸を考えず極端に進めれば、社会経済活動になくてはならないエネルギーが不足するという事態に陥るリスクがある」(出光興産 木藤俊一社長)

「1次エネルギーの80%以上を化石燃料依存している中で、化石燃料を急に絞っていくと価格は暴騰してしまう。おそらく、誰も、そういう世界を望んでいないだろう」(コスモエネルギーホールディングス 桐山社長

「今後、状況によっては石油需要が落ちる以上に、供給サイドにブレーキが掛かり、価格が高騰するということも考えなければならない」(ENEOS 大田勝幸社長

炭素の動きは長期的には実現すべき目標だが、急な動きはエネルギーの安定供給にひずみをきたし、価格暴騰につながるリスクがある”と3社のトップは、危機感をあらわにします。

何で食っていくのか?

とはいえ、脱炭素、脱石油の動きは加速しています

長年、経営の柱だった石油事業からいかに異なるビジネスを展開していくのか。

各社に秘策を聞きました。

衝撃の次世代型燃料(ENEOS

ENEOS 大田社長

まず、ENEOS大田社長です。

インタビューで尋ねたところ、「合成燃料」なるものの開発に着手しているといいます

実験施設で作った合成燃料

ENEOS 大田勝幸社長

「合成燃料の原理は、工場などで排出された二酸化炭素を回収して、クリーン水素と反応させ、新たな燃料をつくるということだ。いわば、人工的に原油を作るようなもの。通常の石油製品とまったく同じ仕組みなので、船やガソリンスタンドなど石油会社サプライチェーンがそのまま使える。ラボ研究所)の段階ではもう技術としてできあがっている。大量に、安く作るためにはもう少しイノベーション必要だが、自分たちの強みも生かしながら積極的に取り組みたい」

ENEOS水素ステーション

ENEOSは新たなエネルギー分野として水素事業に力を入れています

燃料電池車向けに、首都圏など47か所に水素ステーションを設け、海外から水素日本効率的に運ぶ新たな技術開発も進めています

その水素二酸化炭素と反応させて新しい燃料をつくりだすという新たな技術開発です。

地域密着サービスで生き残り(出光興産

出光興産 木藤俊一社

一方、ガソリン販売業界シェアで3割を占める出光興産は、いまある経営リソースを将来に向かって生かしていくとしています

その1つが全国津々浦々にあるガソリンスタンドネットワークです。

移動式の脳ドッグ

地域密着を売りに、なんとガソリンスタンドで移動式の脳ドッグまで始めたといいます

出光興産 木藤俊一社

「私はガソリンスタンドを“スマートよろずや化”すると言っていて、お客様利便性向上に繋げるため、介護事業も始めている。この中で、脳ドッグなんかは、なぜガソリンスタンドでやるのと言われているが、地方都市では予約して大学病院に行くということは難しいので地元では喜ばれている。さらに、キッチンカー地元野菜販売など新たな取り組みを始めている。ガソリンスタンドネットワーク地域に喜ばれるサービス提供していこうと考えている」

その延長線上で開発を進めているのが小型EVです。

石油元売りがEV開発?最初聞いたときにはどんなビジネスモデルなのか、想像もつきませんでしたが、先を見据えた動きだといいます

出光興産 木藤俊一社

EVを我々が作って売るのではなくて、ガソリンスタンドを通して、カーシェアリングサブスクリプション(毎月、一定額で車を利用できるサービス)を展開する。メンテナンスも全部行って、充電する電気の料金も含めて、定額でいつでも使っていいというビジネスモデルを考えている」

さらに、EVさらなる普及を見据え、次世代電池=全固体リチウム蓄電池研究開発も進めています

全固体型は、電気をためたり放出したりするのに必要な「電解質」が液体ではなく固体。いま一般的に使われている電池と比べて、液漏れや発火など安全上のリスクが少なく、出力も高めることが可能だといわれています

スマートよろずやであるガソリンスタンド拠点に将来の伸びしろ部分を強化しようというわけです。

オイル&ニュー戦略コスモ

コスモ 桐山社長

そして、3番手コスモ

社内での激しい議論のすえに脱石油をうたいつつ、新たな分野への投資を拡大しています

コスモ 桐山社長

事業ポートフォリオを変化させようっていうのはずっと考えていて、いまの中期経営改革策定した2017年に社内で激しく議論した結果、“脱石油”を掲げた。石油会社が“脱石油”でいいのかという意見もあったが、市場シュリンク(縮小)していくのがわかっているのだから、潔く脱石油をうたって、Oil&Newっていうスローガンを立ててそっちに向かってやっていこうと考えた」

コスモ風力発電事業

コスモにとってニューとは、実は風力発電事業です。

1996年風力発電専業のコスモエコパワーを立ち上げ、いち早く風力発電事業に取り組んできました。

順調に風力発電設備を増やしていて、今では電力事業者を含めて、3番目の容量を誇っています

政府再生可能エネルギー普及の切り札として、洋上風力発電2040年までに最大で4500万キロワットまで拡大しようとしています

浮体式洋上風力発電実証事業に参加(コスモHP

コスモ 桐山社長

風力発電ってどんどん伸びていく。みんな電力にシフトしていくのに、その電力がクリーンになっていなかったら話にならない。EVで使う電力だって化石燃料で発電すれば、決してクリーンとは言えない。洋上風力は今は着床式だが、どんどんどん沖に出て行く形になる。現実的な解は風力だと思う。もちろん、風況調査から始めて、実際に動くまでものすごく長い時間がかかる。ただ、着々と事業を進めてきているので2030年代の中頃には、経常利益で300億円から400億円ぐらいになると思う」

未来石油産業

コスモ 桐山社長

コスモ 桐山社長

大手3社の市場占有率が高いので、独禁法上はこれ以上石油業界の再編はない。ただ、独禁法関係ない再エネや風力の世界では、自由に絵が描けると思っている」

出光興産 木藤俊一社

出光興産 木藤俊一社

エネルギー供給事業者として、必要需要に対して用意できるエネルギーをしっかり供給しようとすれば選択肢は広がる」

ENEOS 大田勝幸社長

ENEOS 大田勝幸社長

「若手の社員は脱炭素に前向きで、スタートアップ企業とのコラボも進めている。新しいことをやるのに先輩に引けを取っていない」

今回のインタビューを通じて、各社トップは新たなエネルギー、新たな付加価値提供できれば脱炭素時代ビジネスチャンスをつかめると捉えているのが印象的でした。

石油を制するもの世界を制する」と言われたこ100年。

炭素の流れで「石油の世紀」が完全に終わるわけではないと、トップたちは強調しますが、自らが認めるように需要の減少は不可逆です。

金融機関マーケットなどから視線は厳しさを増す中で、各社のエネルギーへの知見や、製油所やスタンドなどのインフラ、燃料の調達供給体制を含めたサプライチェーンを「資産」として生かしつつ、新たなビジネス開拓できるのか。

2022年も知恵と工夫、そして大胆な決断力が問われることになりそうです。

エネオスは期待大。コスモはまあ普通そうなるよねという判断。いでみつはヤバそう。

2021-12-26

anond:20211225232605

このあとも第二期、三期って入札的なのが続くから、今回の参加は見送ってても、次やその次に向けて準備してる運営事業会社複数いるわけなんだけど、みんなそれぞれ力かけてるとこが違うのね。地元関係性作ったりとか、風車の性能良くしたりとか、差別化しながらコンペに向かって準備してたわけ。で、今回の結果。結局価格。そうなったら、もう地元と良好な関係作ることとか、地盤調査入念にしまくることとかでスコア取ろうとする戦略意味ないじゃん、ってなる。もう価格価格。多分、各社みんな方針転換免れないんじゃないかな。だって関係づくりも地盤調査評価されないならコストしかならなくて、それなら今すぐやめて原価下げるしかないじゃんっていう。そしたら入札参加止める企業も出るだろうし、結果商事しか洋上風力作る能力がなくなって寡占され、ゆくゆく競合他社が途絶えたらアマゾングーグルが今まさにやってるように価格を上げてもくるよね。その頃には洋上に意欲があった技術者活躍する場がなければ国外に行っちゃうだろうし、商事から発注がない製造業洋上の機材や資材を作らなくなるだろうし、分野として良い競争がなくなるよ。今回の結果を受けて、風力業界で人がバッと異動しまくるんだろうけど、レノバなんかにいた技術者のことを考えると暗い気持ちになる。どんだけ優秀でも受注できなかったら意味ないもん。

ファーストラウンドで全エリア失敗しても商事は潰れない。だってほかから補填しまくれるでしょ、商社なんだから。でも、この価格けが評価されると分かった今、商事が失敗したあと日本洋上風力を任せられる会社がその時に存在できているか不安。だから自分の考える答えは、①商事は何らかの方法を使って(たぶん魔法的な制度の裏をかくようなウルトラCを使って、もしくはゼネコンを買い叩きまくって)今回の価格で実働まで持ち込むだろうけど、そのあとのラウンドに名乗りをあげる企業が減り入札ひいては業界の成長が不安定になる。結果、商事が失敗したときに二番手をはれる存在技術力と運営力が育たず、日本洋上風力は焼け野原となり、エネルギー分野として滅びる。悲観的すぎるかな?

2021-12-25

洋上風力発電コスト破壊のヤツって

成功すれば安くできてよかったねーだろうけど、失敗したらどうなるの?

①開発頓挫して日本洋上風力発電終了

②開発費ケチりまくった結果、設計不備で台風直撃で風車ドミノ倒し

③当初よりコスト高くなって補填した三菱商事が潰れる

などなのかな?

過去価格破壊落札がうまくいった例、しくじった例とかある?

2021-11-18

anond:20211118083404

洋上風力発電推してる奴いるけど、洋上風力発電ヨーロッパと比べてコストが倍くらいかかるから

そんな高くて競争力のない発電方法を推進したら国としてどんどん負けていく

2021-10-30

世界の海運市場で何が起こっているのかを簡単説明する

海運市況というのは長らく低迷していた。

10年代あたりは、欧米航路を中心に大型化の一途を辿るコンテナ船のスペースに対して貨物絶対量が追随せず、加えてリーマンショックという追い討ちによって完全に供給過多の様相を呈していた。

この頃の海上運賃といったらまさしく駄賃のような有り様で、日本東南アジア向けならコンテナ1本300〜500ドル、隣の韓国台湾向けなら荷主によっては2ケタ台や1ケタ台もありえる世界だった。

海上運賃というのは全世界の船会社単一市場形成している(ようはプレーヤーが少なく緩い寡占状態なのだ)が、

そのことが逆に災いし、大口荷主の定期輸送を巡って無茶な価格競争が続いた結果、船会社の採算もまた悪化の一途を辿っていった。

それまで競合だった日本郵船・商船三井川崎汽船の3社がコンテナ定期船事業合弁会社ONE統合するという驚愕決断を下したり、韓国の韓進(ハンジン)という船会社が潰れ、洋上に積んだままとなった製品行方を追って荷主がやきもきしていたのもこの頃だ。

当然日本企業コスト削減の至上命題の下、海上運賃を叩きに叩いていた。

潮目が完全に変わったのはコロナである

実体経済強制停止という未曾有の事態を前に、船会社各社はここぞとばかりに投入船の減少や抜港を推進した。(彼らからすれば船を浮かべているだけで莫大な経費が発生するので当然の判断ではある)

一方でコロナ禍にあっても非常に好調業界があった。ECである

まず、比較的早期に経済再開を推進した中国米国の間で需要が急増した。

元々米国中国にとって最大の取引である

従来から供給していた生産原料やら部品やらに、ステイホームからリモートワークで様々な物品をECで購入する米国民個々人の需要が加わった。

気がつけば中国ではコンテナへの需要供給を大幅に上回る状況が生まれていた。

会社は空のコンテナを積地に輸送しなければ輸送ニーズに応えることができない。

そして高くても積む荷主が多い地域に空のコンテナを持っていけば、船会社にとっては収益に繋がる。

未だコロナから脱していない他のあらゆる国から中国に向けて空のコンテナ輸送される流れの完成だ。

今、中国北米向けの海上運賃コンテナ1本あたり2万ドルを超えている。

日本企業は完全に面食らっている。彼らからすれば物流コストなどというものは値下げ交渉の末に妥結するものしかなかった。

どんなに高値を積んでもサービスを利用する強い需要を保ち、しかも実際にそれを支払う購買力のある国が、あろうことか自国の真隣で終わりのない市況高騰を助長し始めるなど夢にも思わなかっただろう。

これが、日本が巻き込まれている買い負けの海上運賃相場であり、今多くの企業が苦しんでいる物流コストの増加である

2021-10-20

まだまだ原発は不可避。再エネのブレイクスルーまでは

太陽光

そもそも発電効率が悪すぎる。全戸にソーラーパネル設置必須かになったらマシ

平地や山地を削って設置するのは日本だと効率が悪すぎる

ちなみに熱ではなく電気の話をしているのに、太陽光発電より太陽熱温水器効率がいいと言ってる奴はバカ

 

風力

日本の地上だと風がなくて稼働率が悪い

日本洋上でも結局稼働率が悪い(地上から30km未満)

http://www.fukushima-forward.jp/index.html

 

なので福島県沖のは全撤去されている

https://www.sankeibiz.jp/smp/macro/news/201218/mca2012180600002-s1.htm

 

地熱

日本地熱発電が進まないのは、火山近くが国立公園化されているか

その辺をクリアしても開発や工事に15年くらいかかるので今すぐ増やすのは無理

あと蒸気が継続的に取得できるかはガチャ

 

水力

ダムがないと無理だけどどっかの団体出張って止めるし、結局豪雨で死んでるところが多い

ダムがあっても水がないと無理だし、結局放水するときのついでなので期待できない

 

再エネにシフトしたEU諸国だと

風力や太陽光シフトしたところもLNGによる火力発電を使ってるが、そのLNG価格が高騰しているので電気代もうなぎ上り

電力が足りない場合原子力をもっている国からもらっているので再エネにシフトした意味がなく、国民負担が寄っている

今年は天候不順に見舞われるなど、電力不足すぎてマスコミが「節電しよう!」と喧伝することもしばしば

再エネ化推進させたのはそのマスコミなのにね

 

どうすれば良いか

最新鋭の原発急ピッチで建てて稼働、再エネのブレイクスルーが進んだらさっさと廃炉して再エネにシフトするのが良い

いつまでも火力発電でいければよいが、世界CO2排出量を何年までに減らすなどの目標があるので、いつまでも火力を使い続けるわけにはいかない

なおかつLNGが今ヤバイくらい高騰しているので頼り切るのは無理

EU圏はマスコミと再エネゴリ押し政党のおかげで絶賛黒歴史中なので、反面教師にして日本はまともな選択をしてほしい

2021-09-18

今のとこ自民支持者だけど立民支持者に質問

自民から立民への鞍替え検討するためどうやって解決するのか聞きたいです。
自民がどうではなく鞍替え検討しているので立民がどうやるのかが重要です。

質問内容

エネルギー関連
プラスチック関連
動物愛護関連

立憲民主党基本政策から抜粋

地域ごとの特性を生かした再生可能エネルギーを基本とする分散エネルギー社会を構築し、あらゆる政策資源を投入して、原子力エネルギー依存しない原発ゼロ社会を一日も早く実現します。
多様な生物自然環境との調和をはかり、持続可能社会をめざします。

2021-09-14

anond:20210912143002

中国先進国だねぇ

アジア悪者にされるとき、その対象日本だけになりそう

日本ちゃんとやってれば再エネ割賦金なんてとっくになくなってたってことでしょ?

東京のために地方原発を作るのをやめ、地方の山を削ろう! 魚も順調に滅びつつあるし洋上風力もできそうだね。漁師さんさようなら

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