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2024-10-12

清原ネットキャッシュ比率決算短信からpython自動で求めるソフト

気が付くと朝4時になっていた。

なんか動くところまで出来たので貼っておく。

NYSLなので、バグがあったら治しといて。

import pdfplumber
import re

#クリーンアップ
def cleanuptext(text):
    #決算書の合計値を太字にしたことpdfplumberが暴走するケースへの対処
    #例 流動資産 -> 流流流流流動動動動動資資資資資産産産産産
    #誤爆が怖いので、これが起きている時だけ補正します
    if "流流流流流動動動動動資資資資資産産産産産" in text:
        text = re.sub(r'(.)\1{4,}', r'\1', text)

    #△をマイナスに。 数字中のカンマを消して結合する
    text = re.sub(r'△([0-9])', r'-\1', text)
    text = re.sub(r'▲([0-9])', r'-\1', text)
    text = re.sub(r'([0-9]),([0-9])', r'\1\2', text)
    
    #たまに、煽り屋みたいに文字の後にスペースが入る嫌がらせ修正する
    #例: 投 資 有 価 証 券 -> 投資有価証券
    text = re.sub(r'(?<=[\u4E00-\u9FFF\u3040-\u30FF])\s(?=[\u4E00-\u9FFF\u3040-\u30FF])', '', text)

    return text

#今期の勘定科目数字を取得
def get_AccountName(text, need):
    pattern = rf'^{need} -?[0-9]+ (-?[0-9]+)'
    r = re.search(pattern, text, re.MULTILINE)
    if r is not None:
        return float(r[1])

    return 0

#清原ネットキャッシュ計算する。
def calc_KiyoharaNetCash(text):
    total_current_assets = get_AccountName(text,'流動資産合計')
    if total_current_assets == 0:
        #要約財政状態計算書しか公開していない、楽天のような素敵な会社様への対処
        total_assets = get_AccountName(text,'資産合計')
        if total_assets != 0:
            #とりあえず、資産の部の6割を流動資産とみなす
            total_current_assets = total_assets * 0.6

        else:
            #流動資産合計ではなく、流動資産という単語を使っている我が道を行く東北電力への対処
            total_current_assets = get_AccountName(text,'流動資産')
            if total_current_assets == 0:
                raise Exception("流動資産合計の勘定科目が見つかりませんでした。"+text)


    total_liabilities = get_AccountName(text,'負債合計')
    if total_liabilities == 0:

        #負債合計ではなく、負債の部合計に拘るオムロンの嬉しい決算書への対策。なんでや・・・
        total_liabilities = get_AccountName(text,'負債の部合計')
        if total_liabilities == 0:
            raise Exception("負債合計の勘定科目が見つかりませんでした。"+text)

    #負債をご丁寧にマイナス表記で書いてくれる中外製薬の親切な決算書への対策。いい加減にしろ・・・
    if total_liabilities < 0:
        total_liabilities = total_liabilities * -1

    #投資有価証券はないこともあるので、0を容認する
    marketable_securities = get_AccountName(text,'投資有価証券')

    #print(total_current_assets,marketable_securities,total_liabilities)
    netcash = total_current_assets + (marketable_securities*0.7) - total_liabilities

    #たまに単位を1000円にしている銘柄があるので補正する
    if is_tanni_senyen(text):
        netcash = netcash / 1000
    return netcash

# "流動資産合計" と "負債合計" の間に "単位:千円" があるかをチェック
def is_tanni_senyen(text):
    if "単位:千円" in text:
        return True

    if "単位: 千円" in text:
        return True

    if "単位 : 千円" in text:
        return True

    if "単位 :千円" in text:
        return True

    return False

def pdf_to_kiyohara_netcash(pdfpath):
    with pdfplumber.open(pdfpath) as pdf:
        text = ''.join(page.extract_text() for page in pdf.pages)

    text = cleanuptext(text)
    #print(text)
    kiyohara_netcash = calc_KiyoharaNetCash(text)
    #print(kiyohara_netcash)
    return kiyohara_netcash

def mymain():
    import sys
    args = sys.argv
    argc = len(args)
    if argc <= 1:
       print('''
これは、清原達郎氏のネットキャッシュ比率(以下、清原ネットキャッシュ比率)を決算短信pdfから求めるソフトです。
清原ネットキャッシュ=流動資産合計+(投資有価証券*0.7)-負債合計
清原ネットキャッシュ比率=清原ネットキャッシュ/時価総額*100

遊び方

1. 決算短信pdfから清原ネットキャッシュを求める
python calc_kiyohara_netcash.py 140120240514594985.pdf

結果: 30757.0
決算書には、100万円単位数字が書かれているはずなので、この数字単位は100万円です。
つまり、3075700万円。

2. 時価総額を億円単位で追加することで、清原ネットキャッシュ比率を求める
時価総額が146億円なら146と書いてください。
python calc_kiyohara_netcash.py 140120240514594985.pdf 146

結果: 210.66%

このコードNYSLライセンスです。無保証自己責任ですが、ご自由に。
かぶ探とかとつなげるといいかもね。
       ''')
       return
    if argc <= 2:
       kiyohara_netcash = pdf_to_kiyohara_netcash(args[1])
       print(kiyohara_netcash)
       return
    if argc <= 3:
       market_cap=float(args[2])*100 #億円から百万円表記に
       kiyohara_netcash = pdf_to_kiyohara_netcash(args[1])
       ratio = round(kiyohara_netcash/market_cap*100,2)
       print(f"{ratio}%")
       return

if __name__ == '__main__':
    mymain()

2023-01-25

電気料金増田東電原発コストについて書く

anond:20230124133752

原発について書くと予想通り荒れるから嫌なんですよね。。。。。

ただ、もう書いてしまったので一応解説しておきます

追記 15:00)

うーん。。。ちょっともう少し正しい理解をしてからコメントしてほしい感はありますが、あとでちゃんと答えます

要点として書いておきますが、総括原価方式規制料金として残っているので自由化にそぐわないか自分廃止すべきって言ってるのは伝わってますかね。。。 あと今のエリア内での価格競争が真の自由競争じゃないってのはどういう理屈なんですかね?他エリアで売るつもりのない地域新電力とかあるけどどう考えてるんだろう?(ちなみに九州電力東電管内で供給をしてますが)

あと今の規制料金は十分不当廉売水準です。他の電力会社を見ればわかりますが、燃料費調整単価に上限はありません。規制料金の値上げは新電力にもメリットがあります。以下は具体例です。

東京ガス

楽天 市場価格調整単価|楽天でんき|楽天エナジー

追記終わり)

最後追記

返事した増田追記読みましたが相変わらずこちらの質問エリア内での競争について)に答えられておらず、論理にも飛躍があるので議論はここまでにしておきます。ただ、論証のおかしい部分については指摘しておきます

カルテルは高圧の話で、今は低圧規制料金の話をしているのは理解されてますかね。。。?カルテルの話から不当な競争は良くないってことをおっしゃられてるんだと思うんですが規制料金は今の水準は不当廉売で、電力の自由競争を妨げていますカルテルの話から規制料金の値上げに反対するのは論理に飛躍があります。あと仮に旧一電が顧客からの信用を損ねているなら好きに他の小売から買えばいいというのはそこまでおかしいですかね?信用損ねた売り手から電気買いたいですか?他の小売から買いたくなりませんか?

内外無差別についてはすでに電力・ガス取引監視委員会からすでにかなり強く監視されており、破ることは難しいです(不当な取引が無いことを証明するのは無理ですが)。内外無差別に基づいた卸売はすでに行われています(東北電力の例 https://www.tohoku-epco.co.jp/information/1228847_2521.html )。公取が動いた件に関しては内外無差別に関するものというよりむしろ以前から公取から指摘されていた規制料金のあり方にも踏み込んだもの理解しています。煙に巻いたつもりはありませんが、この辺は知っておいていただきたかったです。

現在の値付けが正当なものである確認し、その上限に枷をはめておくことには公共性がある

何度も言っていますが、今の規制料金は不当廉売水準で、正当な値付けではないです。規制料金は今の状態放置されることで東電もそうですが新電力もかなりダメージを受けています。私が規制料金の水準について言及したのはそれが原因です。不当廉売をさせてまで「上限に枷をはめておく」ことに公共性があると主張するのは無理があると感じます

最後になりますが私のことに不誠実な印象があるというぐらいなら新電力競争上有利な制度があること(常時BUなど)にも触れていただきたいという思いがあります。私がポジショントークをしているならあなたも十分ポジショントークをしていますよ。あと、これは感想しかないのですが、せっかくの増田上から目線で不誠実と言ったような人格に踏み込んだ発言をするのはやめていただきたいです。反論する気が失せ、議論の妨げになるので。

追記終わり)

東電東電HD)はなぜ再稼働できないか

結論対応杜撰から

今の新規制において原発の再稼働に必要な要素は3つあります

1. 設置変更許可

2. 安全対策工事

3. 地元同意

このうちよく話題になる柏崎刈羽6、7号機は1のみクリアしている状況です。安全対策工事についてかなり杜撰体制が明らかになって来ていて(例:柏崎刈羽原発の安全対策工事 未完了 新たに13か所判明|NHK 新潟県のニュース)、原子力規制委員会NRAから核燃料移動禁止命令が出ており、いつできるのかは不透明です。これに関しては擁護のしようはないと思っています。2、3についてもいつ完了するかは完全に見通せない状況で、現状では全く再稼働できる見込みはありません。ただし原価計算においてKK7を2023年10月に再稼働することを織り込んでおり驚きを隠せないというのが正直なところです。

私は特重の設置期限延長というのはギリギリできるとしても1のみをクリアしているKKや東海第二などを動かすという意見には賛同できません。それこそ福島の教訓を忘れています

翻って関電九電四電そもそもNRAへの審査気合いの入れ方も違い、審査があっさり通っているのはPWRというのもありますが、そもそもの彼らの能力の高さにも理由があります10年後にははっきりとした電気料金の差が現れていることでしょう。

コストについて

はっきりさせておきますがこれからのべるのは既設原発です。新設する際のコストではありませんし、これについては議論しません。新設コストについてはもはや宗教論争で、未だコンセンサスはありません。

すでに設置されている原発については電気料金を計算する際のコストは追加安全対策と核燃料といった見通しのつく固定費用になります。核燃料が固定費となっているのは一度再稼働するとそれにかかったコストが全てサンクコストになるからです(火力と違い、発電をやめても燃料は節約できないため。すなわち短期限界費用が0です)。そのため、燃料費調整単価として計上する必要がなく、従量料金単価の中で見通しを立てることができます。そのため、燃料費調整単価の追加を抑えることができ、消費者が少なくとも短期的に支払う電気代を抑えるメリットがあります

コスト転嫁について(私見

一つ断っておかなければならないのは原発運営しているのは東電HDで小売は東電エナジーパートナーEP)です。債務超過になったのは東電EPであり、関電九電と異なり原発運営者と小売りは違う事業者になります。そのため原発が再稼働できない問題東電HD問題であり、東電EPはむしろ被害者です。柏崎刈羽原発杜撰運営問題と値上げを絡めて論じるのは話がズレます(これは誤解を招いたという意味で私にも責任がありますが)。自由化以降は電気卸売に内外無差別という原則があるため、発電事業者は同じグループからといって小売を優遇することはできないことになっているためです(そのため、東電EP原発の再稼働を織り込んでいるのは若干違和感がないこともありません)。

加えて、言及した増田原発が動かせないのは東電責任から価格転嫁おかしいという趣旨ですが、そもそもそこに不満がある方は他の電力会社に移られてはいかがでしょうか。東電は今や数ある電力小売事業者の一つでしかありません。不満のある会社とわざわざ契約を結ぶ必要もないはずです。今はもはや独占企業ではないのですし、そもそも規制料金という枠組みが電力自由化矛盾しています規制料金が小売の参照価格となっているのはわかりますが、これのニュースバリューは単なる値上げのみであり、政治的含意を含めるべきものではありません。それが自由化です。

追記

言及した増田追記があったのでコメントというか、いまひとつ理解できないので質問を投げておきます

EP赤字は結局HDが引き受けているわけで規制料金の値上げで助かるのは結局HDですよね。そこの利害関係無視してEP可哀想被害者HD不祥事は別っていうのはやはりフェアじゃない部分を感じます

東電EPHDの傘下なのは事実ですが、そもそも債務超過企業JEPXに参加できません。EPが値上げをしないのならHD無限に増資に応じるしか企業の存続策はありませんが、あくま東電HD私企業です。私企業赤字での営業強制する(そもそもその前に倒産するのでは?)ことはできないので致し方ないと思いますが、よくわからないのですが東電をどうしたら「フェア」になるのでしょうか?私はこの状況を放置して別の手段東電を救済する方がフェアじゃないと感じますが。

同じ電力会社でもエリアによって契約可能プランに差があるし、真に自由競争かというと非常に疑問

これもよくわかりません。差があるというのはどういう意味ですか?同じ小売でも地域によって料金体系に差があるという意味ですか?それが自由競争の阻害につながるのはなぜですか?エリア内での競争自由競争でないってことですか?

規制料金についてもエリア関係なく本当に自由競争が行われるのであれば競争によって値下げ圧力がかかるので不要だと思いますが、そういった状況でない以上はその公共性から適切にコストを反映しているか確認が入ってしかるべきだ

前にも書きましたが、規制料金は以前(2016ー2021ごろ)は割高な料金体系でした。それが資源価格の高騰によって軒並み自由料金が値上がりしているため、自由に上げられない規制料金が相対的に安くなっただけです。おっしゃる公共性」の意味がよくわかりませんが2021年以前の規制料金にも公共性があったとお考えでしょうか?どう言った面で規制料金に公共性があるのか答えてほしいです。

2022-12-13

anond:20221213235458

新電力については良く分からないけど

東北電力から小売り?ではないはず

2022-05-29

ベース電源」という言葉を忘れてしまった結果www

ざっくり言うと

クソみたいな制度設計のせいで日本はもう安定供給ができる国じゃなくなりつつあるよ

この項目で言っていないこと

再エネの開発は不要

主力電源化する再エネ

 以前三菱商事系が洋上風力を総取りした件で軽く騒ぎになっていたが、日本で主力電源化しつつある太陽光、風力はコストが低下し、新規の開発案件日本だけでも目白押しとなっている。ただ、この中長期的なベース電源という言葉を忘れてしまって再エネ大正義の「限界費用ベースの電力市場趨勢のために、今まで2回(オイルショック東日本大震災しかたことのなかった電力使用制限令常態化してしまレベル日本の電力環境が本当にめちゃくちゃになりつつある現状は知られていない。太陽光、風力(まとめて変動性再エネ、以下VREと呼ぶ)の3つの特徴を踏まえた議論をしてみたい。

VREの特徴

1. 限界費用が0

2. 出力が不随意に変動する

3. 同期発電機を利用しないインバーター電源である

1. 限界費用が0

 VRE限界費用が0なので市場には0.01円で入札されており(この理論FITがある現状では額面通り受け取れないものの、概ねこの通りである理解していただいて構わない)、実際日本でも晴れた日の昼には約定価格が0.01円となっている。これはまさに燃料の投入が必要ないVRE恩恵と言え、この時間にはスポット市場では火力の電気コスト面で負けるため落札しない。しかし当然VREには発電しない時間がある(設備利用率は太陽光で最大15%、風力で20−30%出典)ため、夕方以降は火力が落札され、現在では資源価格の高騰もあり、15-20円/kWh程度での落札となっている。再エネ関連のトピックでは風力と太陽光は補完関係にあるという言葉ミスリードされることがよくあるが、蓄電ソリューションバックアップ電源なしでのVREのみでは設備稼働率の低さと稼働時間が集中しがちになるため電力を100%保証することは絶対にできない。そのため現在の電力システムへのVRE導入は火力による調整が前提になっている(蓄電池などによる蓄電ソリューションについては当然後で言及するが、少なくとも今の電力システムではあてにできない)。

 しかしながら昼間には火力の電気落札しないため、当然止めることになる。結果として火力発電設備利用率が低下するため、採算が悪化する。そのため、効率の悪い火力発電所は環境的側面というよりは経済的要請から廃止されていく。すなわち、現状のやり方でのVREの導入は火力の調整が前提なのに、VREのものによって火力が市場から追いやられているのである。 加えて、現在電源の大部分を所有する旧一般電気事業者JERA関西電力など大手地域電力系発電事業者のこと)は「自主的取り組み」として限界費用での玉出しを強制されているため、この傾向は当面続くと思われる。

 加えて言及しておかなければならないのが火力発電の燃料確保(主にLNG)における問題である。燃料には長期契約及びスポット調達の二つがある。長期契約比較長期間(およそ10単位LNGを買い続け、価格についても変動が大きくない。これは一見いいことに聞こえるが、LNG価格が低下したとき契約通りの値段で支払う必要があるため、近い将来VREの導入が多くなりLNG火力が落札せずにLNGを余らせた場合LNG転売することになる。しかしその場合(余るのだから安くしか売れないため)差損が発生することになるため、発電事業者としては長期で需要が見通せる場合のみ契約しようとするのは明白である。一方でLNGスポット依存すると、当然高騰した場合でも安定供給のためには買い続ける必要がある上に、いつも買えるとは限らないため、LNGスポットへの依存の増加が電力市場の高騰に結びつく。JERAカタールとの長期契約の終了のニュース記憶に新しい(JERA社長、カタールとの大型LNG契約は更新せず-年末に終了へ - Bloomberg)が、現状の電力市場取引システムは発電事業者スポットへの依存を招く構造になっているため、日本LNGの長期契約が次々と失われている現状がある。これは欧州の脱ロシアの流れの中においてはLNGの安定供給を危うくすると同時に余計な国富流出を招くため、政府として対処すべき問題である付言しておく(参考:https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shigen_nenryo/sekiyu_gas/pdf/018_03_00.pdf)。

 なお、火力発電設備撤廃に伴う電源不足という現在課題は既に共有されており、2024年から容量市場が導入され、電源容量(kW)に価値をつけて取引ができるようになった。発電側としては資金回収の目処がつくため発電所の新設のハードルが下がる、と思われていたが、新電力配慮したい政治的思惑もあって現在の水準は既設発電所の維持はできるが新設は難しい水準となってしまっている。加えて全く語られないので言及しておくが、九州電力管内においては初年度の2024年から既に不調な結果に終わり、供給信頼度が低い結果となっている(ざっくりいうと、九州電力管内は非落札電源はないので「物理的に」電源が不足する)。一体どうするのだろうか?2025年以降の電源容量の不足は全国的に波及しそうで、中長期的に日本国内での電源は決定的に不足している(参考:https://www.occto.or.jp/iinkai/youryou/kentoukai/2020/files/youryou_kentoukai_29_04.pdf)。

2. 出力が不随意に変動する

 これは広く知られていると思うが、稼働できる時間帯の中でも風はいつも吹かないし、太陽は雲に隠れたりする。ただ、その変動にもスケールがあり、数分ー数時間程度の短期間の変動から気候の季節変化に伴う数ヶ月程度の長期間の変動がある(冬に電力が不足しつつある現状を思い出してほしい)。短期間の変動はご存じのとおり蓄電池解決策になる上に、スポット価格が高くなる他のVREが発電しない時間帯に売電のタイミングをずらせるため、発電事業者には収入の増加も見込めるメリットがある。加えて蓄電池VREでも既に価格競争力を持ちつつあり、詳しくは言及しないが今年から始まったFIP制度がそれのインセンティブになりうると期待されており、要注目であるのだが、今のシステム設計では、あえて蓄電池コスト負担しようとする者はいないだろう。

 一方、である長期間の変動は一体どうするのであろうか?残念ながら蓄電池などの既存の蓄電ソリューションでは対応できない上に、将来的にも難しいため、やはり火力発電によるバックアップ必要かつ前提になるのであるが、既に言及したようにこの有様なのでどうしようもないのである。残念。再エネで作った水素火力発電、という声も聞こえてきそうだが、電気で作った水素を燃やして電気をつくるというこの二度手間、つまり現状の火力発電の熱効率が高くても40%程度(高位発熱基準)で電気分解で90%とするなら35%程度のエネルギーしか利用できないことを考えると発電に使うより車を走らせるべきでコスト面やエネルギー効率観点からで圧倒的に不利になる。それならブルー水素の方が良い気もするが、再エネで水素を作れる時代になればわざわざ褐炭だの天然ガスだのの採掘ファイナンスがつくわけないので非現実的。ということで詰んでいます。現状の解決策はありません。どうするんでしょう。再エネのコストが低下しつつあるのは間違いないのだが、それはあくまで発電事業者にとってのコストであり、VREを主電源化するにあたっては社会全体で追加で負担しなければならないコストが発生することはよく理解していただきたい。

3. インバーター電源である

 インバーターとは直流交流に変換する素子のこと。VRE交流発電機は直接利用せず一旦直流で発電してから交流に変えたのちに電力網に乗せるため、従来の電源(火力、水力、原子力)で利用される同期発電機という一定の回転数で稼働させる発電機は利用しない。昼間に晴れた時間帯には以前太陽光の出力制御が行われた四国電力管内の例で言うと6割程度がこのインバータ電源が占めていた。実はこの際に語られないが非常に大きな問題が発生する。と言うのも、インバーター電源には「慣性力が存在しない」のである。?となった方もいると思うので、大縄跳びに喩えてみよう。大縄跳びを飛ぶときは紐に合わせるのではなく、一般に人の声にタイミングを合わせて跳ぶ。このうち、同期発電機は声を出している人、インバータ電源はその声を聞いて飛ぶタイミングを合わせている人である。縄跳びがちょうど周波数に相当し、声が慣性力に相当すると考えてもらって良い。先ほどの晴れた昼間の例で言うならば、昼間は火力が系統から退出してしまっているので、声だしのできる人が減ってしまっている。そのため、仮に残った数少ない声だしのできる人が急に捻挫を起こして縄跳びから退出してしまった場合、声でタイミングを合わせていたインバータ電源は急に声が聞こえなくなるのでジャンプタイミングがわからなくなり、大縄跳びが成立しなくなる(周波数の乱れが起こり、UFRの作動による停電)。お分かりいただけるだろうか。すなわち系統を維持するためには一定割合の同期発電機や同期調相機といった慣性力確保のための仕組みが必要なのだが、現状のVREの導入の仕方では不可能なのである(よく話題になる太陽光発電の出力抑制もこのインバーター電源の割合を抑える目的も持っている)。以前の3/18の地震の際に火力発電所の停止の影響で関東に大規模な停電が起こったが、あれは仮に昼間であった場合、脱落しているのはほとんど火力発電=同期発電機だったため、インバータ電源だらけになってしま周波数の乱れが深刻になり、停電する地域がより拡大していた可能性が高い。復旧の際には系統投入は同期発電機から順に行っていくが、VREほとんどは分散型電源のため司令所で気軽にオンオフもできないため、逆に復旧にかなり時間を要する可能性も高い。つまり野放図なVREの導入はその分散型電源としてのイメージとは裏腹に電力系統災害時のレジリエンスをも低下させてしまうのである。昼間に地震が起こらないことを祈るばかりである

 この対策としては、慣性力をもつインバーターがまだ技術的に開発されていない上に、すでに導入されている太陽光発電の規模を考慮すれば、現実的選択肢としてはフライホイールや同期調相機としての同期発電機タービンのから回しなどなのであるが、このような施策を行えるのは大手電力のみであり、自由化で体力を奪われている彼らに期待するのは難しいだろう。このままでは晴れた日は出力抑制が続出するのに曇れば火力がフル稼働というあまりにも不健全な電力構成となってしまう。なお、送電線の強化は出力抑制問題と絡めて語られるが、この問題対策としてはあまりコスパが良くない。と言うのもJEPXスポット市場をご覧になればわかるが、例えば東京電力管内で晴れている時には隣の東北電力管内でも晴れている場合が多く、その場合にはどちらの場合でもインバータ電源の割合が高いため相互接続しても同期発電機の脱落に備えると言う観点からは(もちろん役立つこともあるが、)役立たないことも多く、この問題解決策として優先度は低い。ちなみに、この件に関しては日本風力開発傘下のエネルギー戦略研究所安田陽氏のコラムNo.275 慣性問題の基礎知識と最新動向 - 京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座)やこれ が参考になる。

コスト負担制度設計

 VREは確かに素晴らしい特性を持つが、裏腹にその主電源化には発電事業者ではなく電力系統大手電力会社の側で新たな投資必要となる。そのため、発電事業者から見たコスト(発電コスト)は「安い(≦10\/kWh)」のだが、電力系統全体で負担するコスト統合コスト)は「高い(~20\/kWh)」(ちなみにこれは電力卸市場VRE大規模導入をおこなっている国はどこでも直面している問題であり、Death Spiralなどの言葉検索していただくと良いと思う)。以前統合コストを論じたエントリ太陽光に火力のコストが含まれていることを批判するブコメが多くみられた(例えば、これ)が、この増田で納得いただけただろうか。筆者自身としてVREの導入は避けられないと思っているし、また賛成でもあるが、責任ある立場の人々からこれらの問題解決しようという風潮があまり見られないので非常に心配している。また、そもそもで言うならばこれらの問題の根源はVREではなく制度設計であり、限界費用の考え方のみで、VREの導入と電力市場の安定を両立させようとするのはどう考えても最初から無理だったと思う。(現在の最もあり得る)結果として安定供給担保されなくなることと燃料費高騰という二つのツケを消費者負担させるようでは現在の小売システムや脱炭素理解を得るのは難しくなるだろう。しか最も高い代償を払うのはエネルギー支出割合が大きくなり、家に太陽光パネルを設置できない低所得者層であるSDGsとは一体何だったのか(「10. 人や国の不平等をなくそう」ってあるんだが)。 再エネ議連の皆様には猛省をうながしたいところである

まとめ

2022-05-28

anond:20220528113326

あれは、反原発派という尤もらしい敵役悪魔化して「俺たちは頑張ってるけど障害があるせいで解決できない」と訴えるためのパフォーマンスしか見えない

重大なのは東京電力需給ひっ迫の解消だけど、柏崎刈羽安全確認おざなりにして再稼働させたり、女川を再稼働させて同じくひっ迫してる東北電力管内から電気をふんだっくたりすることが現実的解決策なのか?

2022-04-11

「再エネの主電源化」「小売自由化」を達成した日本では「安定供給」は望めない

このエントリで言っていないこと

  • 再エネはこれ以上導入しないで良い

用語定義

「再エネの主電源化」: 太陽光洋上及び陸上風力の変動性再エネ(以下VRE)を主力電源にすることで、電力分野においての低炭素化の達成。バックアップ電源としての化石エネルギーの利用は排除しない(調整力の問題から100%炭素不可能のため、後で理由説明する)

注意:地熱、水力は開発余地およびファイナンス問題(詳細は調べていただきたいが、資源があることは営利目的での開発が可能であることを意味しない。ネットに出てくる(中小)水力、地熱トピック資源にの言及し、ファイナンス面を無視したものが多く、実際の開発に踏み込んで議論していないものが多いので注意)から大幅な開発は期待できず、目標には入れない。

小売自由化」:全ての消費者は、参入障壁の低い電力市場に参加した小売業者から自由選択して電気を購入する。競争原理により消費者低価格な電力を選択、もしくは証書つき電力を購入することにより非化石価値などの付加価値も購入できる。市場への入札は基本的に電力の限界費用で行われる(現行ルール)。これは達成済み。

「安定供給」:化石燃料市場の動向および天候や気温の条件に関わらず、発電サイドの問題(燃料制約、電源不足や天候不順など)での停電は起こさない(注意:配送電に起因する停電災害などの理由から0にはできないので、ここの定義には含まない)

大手電力:自前の大規模電源を有する電力会社JERA関西電力などといった旧一般電気事業者ENEOS東京ガスなども含む)

新電力:大部分を市場で電力を購入して消費者供給する小売事業者

このエントリで言いたいこと

「再エネの主電源化」「小売自由化」というものを両立する場合、少なくともこの先10年ー50年の短中期においては「安定供給」を日本においては完全に達成するのは不可能であるということ。

理由説明していく。ただし「再エネの主電源化」を達成しない選択肢は国際的かつ政治的に今後取り得ないので、「安定供給」と「小売自由化」をどの程度のバランスで守るかということを考える材料提供したいと考えている。まずは今の方向性を維持する場合を考える。

「再エネの主電源化」「小売自由化」を完全達成した場合現在日本が近づいているもの

達成にあたって絶対必要なこと(かっこは筆者による実現可能性の予想)

- VREインバータ電源(直流交流への変換を伴う)のため電力系統に大規模に導入すると電力系統慣性力を失い、火力、水力、原子力などの同期発電機脱落時の大規模停電リスクを高めるため、蓄電設備がない場合は出力抑制必要

- 付言するが、蓄電池VREも近年では価格競争力を持ち始めている(ただしあえて蓄電池コスト負担しようとする者はいないだろう)。また2022年からFIP制度というのが始まり、再エネを市場価格プレミアムで買い取る制度ができる(インバランスにはペナルティも課される)。この場合では再エネが発電できない、電力価格の高い時間帯に売電するインセンティブを生むため、アグリゲータFIP対象の発電事業者蓄電池コスト負担するモチベーションにつながる。一方で資源価格が上がっている現状で蓄電池資本費を回収できるかは不透明

- この二つは国を超えたレベルの広域な電力系統存在しない日本特に顕在化する。

実現できればいいが、期待できない・目標の達成には資さないこと

- ネガワット、DRは何れも短期間の電力の過不足への対応技術のためいずれも一日から1ヶ月の長期間VREの変動には対応できない

- あくまで安定供給に向けた金銭的なインセンティブしかなく、100%保障を行えるメカニズムにはならない

- ただし、出力抑制が起こるような先週の土日の東北電力四国電力管内の例には電力を活用する観点から重要

- VREが安い時間帯に水素を作ってkwが不足する場合火力発電の燃料とするという発想

- 電気分解で90%、コンバインドサイクルを利用する場合でも高位発熱基準で熱効率40%程度が限界なので全体として見た時に結果として3割ー4割程度のエネルギーしか利用できないため、ファイナンスの面から達成が難しい

- 発電に利用するならCCS付き水素を利用する方が現実的だが、将来的なタクソノミーを考えると採掘関係する資産座礁資産になる可能性が高いという筆者の予想

結果として起こること

- 加えて重要なのが、火力発電の燃料、特にLNG大手電力にとって長期契約するインセンティブが失われるため(長期による電力需要を見通せず、余った場合にはLNG転売損を招く)スポット調達がメインになるが、スポットは割高のため、VREが使えない時間帯のさらなる電力価格高騰の常態化を招く

- スポットは常に入手できるとは限らず、加えて無駄国富流出の要因になり、経済安全保障観点から政府も手を打つべ問題

- 結局VRE統合コスト2030年でも原子力に比べて割高なのはこれらの理由による

- 2024年度より容量市場が設置され、電源(kW)を取引できるようになった(すでに取引は開始されている)が、様々な理由から現在市場価格では既存設備は維持するのは可能(難しいものも多いが)だが新設するには安い値段に落ち着いてしまっている。結果的現在市場設計では中長期的な将来の容量を担保できない。

- 既に2024年の九州電力管内の落札結果は供給信頼度が低く、管内の電源容量不足を示唆している。

現状の継続では「安定供給」が犠牲になることに加えて、VRE大規模導入での電力の脱炭素化は不可能になる

少しでもシナリオ改善するには

- 発電設備資本費を市場負担させるシステム必要ではあるが、新電力からすればメリットが皆無なので難航するのは目に見えている

- 容量市場についても経過措置取引価格が下がる仕組みになったこからほぼ期待できない

- 現状では再エネの主電源化は遠い目標なので脱炭素および電力価格の安定を目指すなら活用せざるを得ない

- 電力の完全脱炭素化を達成するには将来的にはSMRなどの調整力を備えた原子力発電所が必要不可欠だが...

- 利点

- 同期発電機であり大規模電源でもあるため電源として単純に優れている

- 限界費用は再エネと同様0、福島での事故を加味してもまだ既存原発の再稼働コストは安い

- 燃料費は発電コストの15%程度、かつそのうち加工コストが半分程度なのでウラン価格費用に占める割合が低く、経済安全保障資する

- 欠点

- 既存原発に調整力を担わせるのは経済的理由から難しい(技術的には可能だが...)

- 事故が起こった時の恐怖感から賛否が分かれ、利用のための政治コストが高い上に政治家はそれを払おうとしないので期待できない

- 安全対策及び特重施設設置の問題から東日本大震災から止まっている原発については迅速な再稼働は期待できない

まとめ

1. 価格面で起こること

 現状の市場システムでは燃料調達スポット市場への依存を促す仕組みになっており、資源価格の上昇がより厳しい形で市場に跳ね返る。そしてそれは最終的に一般消費者負担させられる構図が出来上がっている。特にエネルギー価格は逆進性があるため、低所得者への支援必要不可欠。

2. 脱炭素面で起こること

 VREの導入はこれからも進んでいくだろうが、主力電源化を進めるためにはVREの変動をカバーできるシステム必要蓄電池は有力な候補だが、主力電源化に必要レベル蓄電池導入のコストを誰が負担するのか決まっていないため、不透明と言わざるを得ない。このままでは長期的な変動はともかくとして、短期的な天候の変化にも対応できず、春や夏でも晴れた日には出力抑制常態化するのに夜間や荒天の日には火力発電所がフル稼働する日常が迫っており、電力の脱炭素化は遥か遠い目標となる。

3. 安定供給面で起こること

 中長期的なバックアップ電源を保障するシステムが今の日本には存在しない。現状が進行すると3/22のような需給逼迫警報特に冬の時期に日常化しうる危険性がある。小売事業者に適切に発電設備資本費を負担させる仕組みおよび長期的な発電事業者収入保証する仕組みが必要。安定供給破綻に近づいている。

と、ここまで書いてきたが結局再エネの主電源化を妨げているのは制度設計のまずさとしか言いようがない。FITは再エネ導入に大きな役割を果たしたが、野放図な開発を招き、加えて電力系統不安定さを招いた。パネル設置者が固定価格で買い取ってもらえる一方でそれによって増大した再エネ賦課金と安定供給維持のコストは広く国民負担するハメになるのでまさに外部不経済しか言いようがない。理念が間違っているわけではないのだが、安定供給と再エネの柔軟性確保に誰が責任を持つのかはっきりすべきだった。つまりこれらは政治責任であり、政治コストを払わなかった政治家の責任である。最も現実的選択肢としての(特重施設設置期限の延長による)原発再稼働も政治コストの高さから誰もやろうとしない。票にならないことを政治家がやりたがらないのはわかるが政治家の失策コスト国民が払い続ける現状はおかしい。参院選の後からでも日本の電力の未来責任あるビジョンを示す政治家が現れることを期待したい。

anond:20220402032958

2022-04-10

東北電力が初の「出力制御

10日は天気が良く、太陽光による電力の供給量が大幅に増える一方、多くの企業休み需要が少ないため、東北電力は午前8時から午後4時まで太陽光発電所などに発電の制御を求める「出力制御」を初めて行いました。

再生可能エネルギーは季節や天候によって電力を地元で使いきれない状況が相次いでいて、普及に向けての課題となっています

【速報】“使いきれない電力”で大規模停電のおそれも…東北電力が初の「出力制御」(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/47683806803095f8165aa9051035b70be946803c

この記事に、今度は「蓄電する技術研究開発に補助を出すべきだ!」とか「だから電気自動車の普及を促進すべきだ!」とかお花畑シニアがたくさん湧いていますね。

工作活動の強弱は制御できないようで。

2021-07-04

みんな電気代どれくらい?

1人暮らし学生東北電力管轄40A契約

エアコンない月は7000円

ある月は1万くらい

周りと比べると高いみたいだけど何のせいか分からん

パソコンはつけっぱだけど、それのせいか

2021-05-20

[]2021年5月19日水曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
0012614512115.260.5
01516899135.358
02233439149.536
0325153361.349
0417133478.543
0529197668.157
06404931123.333.5
0771361250.932
08145885461.145
09105821478.252
1011412176106.842.5
111671448586.748
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131821664991.540
142291835380.144
1524324678101.652
161921069355.731.5
172411558764.728
1818122066121.942
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201441333392.639.5
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2218619115102.839
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1日320928246988.040

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2021-05-19

anond:20210519152642

なんで東北電力とき日本地方区分を決められるんだよ。真面目に考えろ。

東海地方がどうだの新潟県は何地方だのでクネクネしてるの鬱陶しすぎ

東北地方青森秋田岩手山形宮城福島

関東地方茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川

中部地方新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知

近畿地方滋賀京都三重奈良大阪和歌山兵庫

中国地方鳥取島根岡山広島山口

四国地方香川徳島愛媛高知

九州地方福岡佐賀長崎大分熊本宮崎鹿児島

この地方区分で概ね了解を得られてるだろ。

カマトトぶってんじゃねえぞ。

北陸甲信越東海山陰山陽といったあたりは

これよりも下位の区分で、所詮ローカル呼び方にすぎない。

から三重県が近畿地方であり、かつ東海地方にも属するということは矛盾しないし、

新潟県が基本的には中部地方で、かつ北陸四県や甲信越地方に属するというのも、何もおかしな話ではないんだよ。

中部地方甲信越甲信山梨
信越長野
北陸新潟
北陸三県富山
石川
福井
東海静岡
東海三県岐阜
愛知
近畿地方 三重

図にするとこうな!

わかった!?

toomuchpopcorn 話を難しくすると新潟県は東北電力

ほら出た。こういうやつ。

おまえは本当に東北電力による区分を信用しているのか?

違うだろ?

話を難しくするために「言ってみた」だけだろ?

「どこの地方にも所属できない新潟県」という寒いネタを維持したいだけだろ?

それが馬鹿馬鹿しいってんだよ。

新潟県は中部地方です。これで終われ。

2021-03-27

anond:20210327120318

今も東北電力使ってる

災害のこと考えると安定供給してくれる電力が一番良い

2021-02-11

〇〇系学部出身だと地方仕事がたくさんある:電気

電気学科出身だけど、こんな感じ。

秋田TDK

宮城東北電力

山梨ファナック

愛知の周り:自動車部品関係企業多数

島根村田製作所

山口日立

九州半導体製造各社(ソニー三菱東芝など)

東京しか仕事がないという話にイマイチ納得が行かなかったので書いた。

多分他にもたくさんあるけど、パッと思い浮かぶの(就活の時調べたり先輩が就職したところ)はこれくらい。

まぁ、ある日東京とかコスパの悪いところに異動とか全然あり得るからなんとも言えんところはあるが。

他にも食品系の企業も各地に事業所が点在してるんじゃない?

ただ、IT系だと確かに東京しか仕事がないのかもしれないな、とは思う。

他にも知ってる企業があったり、他業界はこんな感じってのがあったら知りたい。

2020-11-18

電源コードを変えると音が変わるのはピュア界では常識です。

私は発電所から専用線我が家まで電力を引っ張り込んでいます

電線の材質は無酸素銅が最高ですよ。

おかげで、ウチはミニコンですが、ハイエンドよりいい音がしますよ。

ちなみに電力会社の違いでも味付けにサがでるよ。

東京電力:バランス:モッサリ:遅い:C

中部電力:低域量感:低域強すぎ:A+

関西電力:高域ヌケ:特徴薄い:B

中国電力:透明感:低域薄い:B+

北陸電力:ウェットな艶:低域薄い:A-

東北電力:密度とSN:低域薄い:A+

四国電力:色彩感と温度:低域薄い:A

九州電力:バランス:距離感:C

北海道電力:低域品質:音場狭い:B-

沖縄電力:中高域:モッサリ遅い:A

2020-02-03

anond:20200203232550

かに東北電力優秀。

殆ど語られないけれど、あれだけの震災震源地位置していた東北電力圏内のの女川原発問題起こしてないし、

記憶うろ覚えだけれど、311の時、一週間以内に東北電力内の送電設備を復活させます、と3日目くらいに公言して、7日目、98%は達成出来ましたが、気仙沼の一部地域を残してしま申し訳ございませんでした、とホームページ謝罪してた。

千葉台風とき、あれ復旧に何日かかってたっけ?

anond:20200203232137

「東京」電力

東北電力の方が、公益を考え優秀という。女川

東京は、あかんたれやねん。

全てが。

2020-01-28

anond:20200128194333

うそう、自民党だったら東北電力鉄塔地震との闘争に打ち勝って耐え抜くし大津波神の国が見せる本気に恐れをなして回れ右するから福島第一原発は爆発しなかったはずなんだよね

2019-09-17

ふだん、地方は潰れてどうぞと言ってる関東民が九州電力東北電力支援を受けるとかある意味屈辱じゃないのかなーとか思ったり。地方潰したらこういう人達が来てくれないよ。

いやいや屈辱でもなんでもない。めっちゃ感謝するぞー

何言っちゃってんだこの人と思ったら全てのコメントが変な人だったわ

2019-06-18

anond:20190618102647

電源コードを変えると音が変わるのはピュア界では常識です。

私は発電所から専用線我が家まで電力を引っ張り込んでいます

電線の材質は無酸素銅が最高ですよ。

おかげで、ウチはミニコンですが、ハイエンドよりいい音がしますよ。

ちなみに電力会社の違いでも味付けにサがでるよ。

電力会社長所短所お奨め
東京電力バランスモッサリ遅いC
中部電力低域量感低域強すぎA+
関西電力高域ヌケ特徴薄いB
中国電力透明感低域薄いB+
北陸電力ウエットな艶低域薄いA-
東北電力密度とSN低域薄いA+
四国電力色彩感と温度低域薄いA
九州電力バランス距離感C
北海道電力低域品質音場狭いB-
沖縄電力中高域艶モッサリ遅いA


で、上は発電所から5km地点での特徴。

それより自宅〜発電所間の距離が長いと上記特徴+マイルドの味付け

短いと上記特徴+刺激的な味付けが加わるよ。

2018-11-02

街路灯の電気代ってどうやって測ってるの?

電力メーターは付いておらず、付けた器具ワット数(入力換算)で料金が決まる。

料金は例えば公衆街路灯A契約 10Wまで の場合

北陸電力46.27
中国電力60.15
東北電力63.34
関西電力64.26
北海道電力74.87
中部電力82.19
九州電力82.33
東京電力88.46
沖縄電力89.77
四国電力90.72

(円 / 月・灯、これを基本に変動する燃料調整費である程度のプラスマイナスがある)

家庭電力みたいに0.01kW✕12時間✕30日✕25円/kWの従量制としたら月額90円。だいたい同じかちょっと安いようだ。

中部電力場合、より大きなワット数の契約

10Wまで82.19
10Wをこえ20Wまで128.74
20Wをこえ40Wまで221.83
40Wをこえ60Wまで314.93
60Wをこえ100Wまで501.12
100Wをこえる100Wまでごとに501.12

(円 / 月・灯)

2017-05-22

地元在住の福島県民の大半が放射能危険性を自覚したらどうなるか

退避する。ではすまないだろう。放射性物質存在する。地元を再建したいという気持ちも残る。

「お前たちも甲状腺がんになれ。子供と老人の命で私たちへの差別を贖え」という声が少なからず出るだろう。

危険性をシビア見積もる人々は、こうした声を自己責任論で一蹴せずに応答できるだろうか。

沖縄米軍基地について「引き取り論」(内地人間地元基地も誘致せず、反対と平和を唱えるのは欺瞞的だという主張)が存在するのに、放射性物質に同様の議論が起きないという保証はない。しかもこちらには撤去(なくす)という選択肢存在しない。

新潟日報は引き取り論を知っており、震災瓦礫にこれを当てはめたことが泉田おろしに加担する口実になってしまった(一番はレイシストをしばき隊シンパ幹部言動がすっぱ抜かれたことだが)。彼らは鳩山政権崩壊後に新潟普天間基地移設先になったときどう行動するか、参院選候補に訊いて回っているのだ。

福島県と繋がる阿賀野川(このことが東北電力新潟県管轄する理由となっている)は放射性汚泥を運んでいる。つまり、すでに流域の下越地方は厳正な意見採用すれば汚染されている。このことに現職の米山隆一基本的に関心を示していない。

新潟市は国の基準に則って処理を進めたが、既に危険ものを少しでも分散してリスク平等を実現することは同じ日本住民としての連帯感情を示すものと言える余地はないのか(もちろん、私自身はこれは皮肉も含んで言っている)。

話を戻す。「拉致原発も抱える新潟県民が何故、米軍基地を受け入れないのか」。こうした反基地活動家の声を、たびたび新潟日報が取り上げてきた。

ならばこの問いが可能か聞きたい。「がれき汚泥危険性や、原発の押しつけが差別だと解っているのに、なぜ放射性物質を受け入れないのか」と。前知事泉田裕彦言動を巡って、新潟県民と福島県民の間に同様の葛藤を見ることは可能なはずだ。

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