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はてなキーワード: 鬱屈とは

2023-04-28

anond:20230428145136

まてまて、アメリカ全然オープンじゃないぞ。

なんで米海兵隊風俗の利用を進めた知事がおこられたと思う?

超ごく一部の大都会の飛んでる奴を除いて、めっちゃ保守派の国の上に宗教が強い。

もう日本なんてレベルが違う。

当然、鬱屈性犯罪ゴロゴロ出る。

というよりも、日本よりオープンな国ってじつは無いんだぜ。

anond:20230428144410

増田さんは性的鬱屈を軽く見てる。

性がオープンというだけで救われる人もいる。

クローズドに扱われていた頃の方が激烈に強姦などが多かった。

人間去勢はできないぜ。

2023-04-19

anond:20230419122511

いね。やっぱ賢くて善良やね。

 

俺が思うに、君の言う、テロ無関係問題解決、それもうやってるんだよね。

なぜならば、全てのテロが起きる原因は、大枠では常に判明しているからだ。

その原因とは、貧困だ。

貧困の撲滅こそが最も根本的なテロ対策であることは、テロに譲歩したらダメだって話と同様、世界でよく知られている。少なくとも我が日本は、確かにさまざまな問題意見対立はあるにせよ、貧困の減少を目指している。(とか言ったらアホの横増田がヘルジャパンを強調してくるんだろうが知らん)。

前回も今回も、要は金がなくて鬱屈してたからやったわけよ。統一だの自民だのは、本人的にはほんとの気持ちなんだろうが、全体として原因を考えるってフェーズでは無関係だろ。その問題人生にあったとしても、貧困がなければ犯罪行為はなかった。

ちなみに統一教会だって別に放っておいても10年もすれば潰れたからね。もとからネガティブキャンペーン成功新規会員ほぼゼロだったんだから

 

なんで、犯人動機とかを知ることには、実は問題解決的な意味は全くないと、俺は思う。

ワイドショー的な野次馬欲を満足させるぐらいだろうし、実際そのためだけに報道は行われているんだろう。効果がないであろうことなんか、俺ごときが言わなくても多くの人がわかってるだろうからね。

 

とはいえ理由報道してほしい・すべき、という意見を持つ君のような人が、ワイドショー的な根性でやってるとは思わない。そこで考えるべきは、20世紀的な理性主義批判することなんだろうな。

増田ゼロリスク神話批判してたけど、その更に根底にあるやつが、やはり君にも根付いてしまってるのではないかな。コントロールして対処することへの検討のない妄信というか。

2023-04-14

anond:20230414221719

40代や50代前半からでも始められるトレーニング法・健康法毎日のようにホッテントリ入りし、「まだ不健康生活習慣で消耗してるの?」とマウントをとるブクマカと「足腰壊れた。健康マウントするやつ死ね」と鬱屈するブクマカ戦争する過程が抜けてる

2023-04-10

俺のことが大大大大大好きで俺をこの鬱屈した人生から明るい世界に連れ出してくれるあまあまお姉ちゃんはどこにいるんですか?????

2023-03-30

なぜBingは「残念賞!」という用法を知らないのか

残念。だけでいいはずだけどわざわざ「賞」つけて残念賞!という事がある。俺はその語源を知っている。

俺が一番最初に見たのうすた京介チクサクコール多分マンガだな。Web上に情報がまったくないのでわからんし、うすた京介審判みたいな情報でググっても全く情報が出てこないのでわからんけど、とにかくうすた京介審判テーママンガだよ

そこでマサルさんとかジャガーさんてきなポジションボケキャラ絶妙野球ボールラインを捉えてストライクの線引を迫られて答えた一言が「残念賞!」なんだけど

このジャッジは「賞」という意味不明言葉をつけたということでとてもおもしろギャグであると同時に主人公が、審判として本当に白黒つけがたいボールに遭遇したとき自分に嘘をついてジャッジしたくないという葛藤も現れてるいいギャグシーン出る。ただ残念と言いたくない。「賞」をあげたい気持ちボールではなく「残念賞!」という頓珍漢な判定を下したわけです。

さてたぶんこのマンガとかこのセリフのこと知らないでのりだけで残念賞って言葉使ってる人が存在する。

印象的なセリフなので憶えてるし、実際にネットマンガなどで「残念賞!」と言う言葉も実際にみたことあるので、これをパロディとして使ってる人がかこにいはたはずだし今もパロディだと理解して使い続けてる人もいるはずなんだが、Web情報が皆無。そんな事ありえる???

使ってた人たちもいわゆる賞としての残念賞ではなく、残念という意味での残念賞、そんな変な言葉の使い方の出典を忘れてるのかもしれない。

残念賞についてBingと会話しようとしたけど、こいつが何も情報引っ張ってこれなくてアホかと思ったけどたしかにググっても情報がまったくないんだわ。

これさGoogleとかのインデックスが腐ってる可能性も高いと思ってて、絶対残念賞についてマンガとかの感想とかあると思うんだよな

Webのどこかで全世界に公開されてるはずだけど、Googleはそれを不要情報であると切り捨ててるはずであり、Bingもまたそのような情報を取り扱えていないということがある

AIもいいけど、マンガとか小説とかの内容も横断したインデックスを作ったほうがいいんじゃないだろうか。インデックスを作るだけなら著作権侵害にはならん気がするんだけども、まぁ検索結果が有料コンテンツとか電子書籍とか映画とかマンガとか動画だらけで埋め尽くされるのもしんどいではあるけれども、少なくとも残念賞という言葉については特にうすた京介漫画を語る文脈において、どのマンガで登場した言葉であるかくらいは既存の公開された情報から論理的に導け出せないと行けないと思うので、検索には頑張って欲しいし、それができないからやっぱりAIに期待があるしAIが賢くなってあらゆる情報勉強してほしい気持ちもあるな

著作権とかのしがらみのせいでAI学習できなくなるととしたら、この情報が閉ざされた暗黒時代がしばらく続きそうで鬱屈した気持ちになるな

残念賞

2023-03-25

春の話題作、『フェイブルマンズ』『シン仮面ライダー』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

どれも面白かったが、人に勧めるなら迷わずフェイブルマンズになるな。よく考えたら万人ウケする内容でもないのだが、人生における芸術との付き合い方という好きな人はとことん突き刺さる内容だ。そんなテーマではありつつ、スピルバーグの腕でエンタメとして高いレベルにあると思う。映画少年の話ではあるけど、タイトル通りフェイブルマン家の物語がかなりのウェイトを占めるので、その辺で肩透かしは喰らうかも。心のままに生きたいものだぜ。

シン仮面ライダー評価割れてるな〜。目配せに溢れた、面倒臭いおっさんが自負するような意味でのオタク向け作品なんだろうなと思う。庵野オタクエヴァオタク特撮オタクと、色々な見方があると思う。斎藤工眼鏡の人が名乗る場面はニヤリとさせる演出なのだろうけど、なんのこっちゃと思った。他にも色々と拾えてない要素はあったのだろうが、力は使い方次第でヒーローにも怪人にもなるという仮面ライダー通底するテーマを頭に観ていれば色々と思う所はあった作品だ。特撮には明るくないが、普通にエンタメとして面白かったと思う。私は節々のチープさやわざとらしさを特撮演出として好意的に受け取ったが、世間はそうでない人も多かったよう。その辺が大きな分かれ目にもなるのかな。

「エブエブ」も好みが分かれそうだよな〜と思った。序盤は鬱屈とした生活の状況説明ちょっと冗長国税庁でのマトリックス風のシークエンス日常を打破、おちゃらけたハジケバトルが始まってようやく盛り上がる感じ。後半の小難しい状況を初見でしっかりと理解できる人は少ないと思う。仮面ライダーの後に続けて観るとセカイ系食傷気味になるかもしれない。設定は奇抜ながらストーリーメッセージ王道で、私は好きだった。中盤でハマって勢いに乗り切れれば良いけど、冗長だったりクドく感じる部分が気になり始めるとダメかも。

グリッドマン映画も始まったし、ダイゼノン観ないとなあ。

2023-03-23

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を観た。

セカイ系ハジケバトルだな、と思った。他の運命を辿った自分たちの皺寄せを食らってるってくだりでは、まどマギでもそんな感じの運命収束してどうのみたいな話があったのを思い出した。

冒頭の前置きは鬱屈とした生活を見せるのに必要なんだろうけど、ちょっと冗長に感じた。

国税庁でのシークエンスマトリックスオフィスのそれみたいな緊張感があって良かった。敵の現れ方もなんかエージェントスミスみたいだし。

ペーパーカットは痛みがリアルに分かりすぎてついつい目を背けてしまった。

ブッ飛んだ事を色々試す辺りはおちゃらけに徹してる感があって面白かった。この辺もマトリックスの"I know kung-fu."を思い出した。意識しているんだろうか。この擦られた陳腐な例えはあんまり使いたくないけど、ボーボボのハジケバトルそのものだった。

別世界自分を呼び出すのはジョジョD4Cみたいでもあってちょっとかっこよかった。あり得たかもしれない運命を呼び出す、というアクショントリガーがヘンな事をする、すなわち日常から一歩踏み出すというものになっているのはなんか良かった。

手がソーセージになった世界線のくだりでの2001年〜のシーンはちょっと笑った。ディルドは長すぎでは。

Part.2以降ではおちゃらけから少し離れてシリアス色が強くなった。暗黒ベーグルがどうのの話辺りはほぼ置いてけぼりだったが、「結局意味なんてないんだから、全部終わりにしちゃえばいい」みたいな台詞からニヒリズム実存主義の話が好きなのでそういう文脈で捉えておいた。

冒頭で出たトロフィー?は何かプラグっぽいなとは思ってたけど、最悪の形で伏線回収がされた。局部モザイクとかもあったが、結構話がシリアスになっていたので反応に困った。

落とし所としては愛による解決という事で、無碍にしていた旦那の「おふざけ」の目玉シールを貼っ付けて、くだらなさを優しさに転じさせたって感じだろうか。愛だねえって思った。

生命誕生しなかった世界線の辺りからはほぼ理解していなかったが、娘と腹を割って話し合ってハッピーエンドになりセカイ系だあ……と思った。

胃もたれするヘビーさを耐える気力があれば、もう一度じっくり観てちゃん理解したい。

愛と決断大事にしたいと思った。

2023-03-16

パンチラ動画カリスマ撮り師の起訴に寄せて(4/終)

パンチラ動画カリスマ撮り師の起訴に寄せて(1)

https://anond.hatelabo.jp/20230316083855

パンチラ動画カリスマ撮り師の起訴に寄せて(2)

https://anond.hatelabo.jp/20230316084129

パンチラ動画カリスマ撮り師の起訴に寄せて(3)

https://anond.hatelabo.jp/20230316084258

閑話休題福岡地裁名誉棄損判決

ちなみに冒頭で触れた福岡地裁名誉棄損判決に至った盗撮事件であるが、風呂トイレパンチラなどの各種盗撮作品を扱うマーケットおよび撮り師が一体的に摘発されたもので、10億円の被害があったとされる。この判決では映像のものではなく映像を紹介する文面が名誉棄損に相当するとされたが、そのためか映像自体は何事もなかったかのように転載サイト流出して今も止まっていないようである。それどころか、おそらくインディーズ版と思われるDVD存在している。そうしたDVDは、無修正作品のようにアングラに出回っているならば理解できるが、本稿を執筆した時点でもJADMA加盟の大手中古コンテンツ系ECサイト普通に出品されていることを確認した。削除稿に書いた歴史的な経緯や、こうした目の前の事実飛ばし会議室の中で盗撮罪の議論が進んでいく現状に、むなしみを感じる。

パンチラの今後

最後の一段落には希望を記して結びとしたい。

パンチラは誰が見ているか

アクション系と言われた成人向け雑誌の創刊は1981年9月であり、盗撮商業からおよそ40年の時が流れた。現在オークションでその創刊号相場価格を調べるとおよそ1万5千円の高値を付けている。この価格はおそらく当時のカメラ小僧社会的地位を手に入れ、趣味にそれだけの金額を支払っても惜しくないと思える程度の生活基盤を築いていることを示唆している。盗撮は一部のめりこむ人もいるようだが、特に日常生活破綻させるほどの魔力を発するわけでもないし、前述の「盗撮をやめられない男たち」では相応の社会的地位を有する人の愛好家が多いことが紹介されている。そうした人たちはおそらく慎重に盗撮性的志向を隠し、今後もひそかに楽しむと思われる。また、女性側も自衛意識はありながらもスカートパンティを履き続けるだろう。この業界で多くの人がチェックしている「スカートの下の劇場―ひとはどうしてパンティにこだわるのか」の中で、著者の上野千鶴子氏はパンティというものに対してどういう好みでどう買ってどう選んで履いているのか正直よく分からんという旨を仰っていたように感じる。おそらく上野氏にしてモヤっとした書けないレベルパンティという宇宙をその他多くの女性制御し切れるとは思えない。

パンチラ未来は?

さて新規ファンはどうか?もし盗撮罪が発効して想定の通り機能すれば、撮影流通は大幅に減ると思われる。そうしたときに前述のリーチサイト等に既に存在し、今後も削除困難な過去盗撮コンテンツへのアクセス数はどうなるだろうか?私は徐々に減少する一方と想定する。なぜならば、削除稿にも記した通り、盗撮コンテンツは撮れていればよいというものではなく、女性笑顔仕草コスチュームなどが重視され、鬱屈発酵熟成した思いが投射される性格が強いかである。そうすると自分青春時代等がいつまでも残り続けるという点で、現状のファンは今後もファンであり続けて旧作を楽しめるが、いつかは精力を失って退出していく。そして新規は、ドラマ「舞い上がれ」でも時代象徴する小道具として使われてしまったようなパカパカするガラケーなどを使っている被写体には、まったく接点がないため、パンチラの魅力を感じないのである。そのことは一般AV看護師コスプレが激減していることからも補強される。看護師10年以上前からパンツルックに移行しており、今の若者スカート看護師になじみがない。あの「白衣の天使」への思い入れが薄いのである。ましてや看護帽などAVしかたことが無いだろう。

新規ファン盗撮影像に影響を受けずとも、日常生活の中で目撃したパンチラに「良いな」と思うことで自然発生し続けるだろう。その中からごく一部どうしても抑制しきれずに盗撮に手を出し、確率的に逮捕される事象は続くが、マーケットが閉じられれば職業撮り師による大量撮影および流通が完全に止まるため、被害規模は減少するはずだ。それを横目に眺めながら旧作はおっさん達の寿命とともに誰からダウンロードされなくなり、アルゴリズムによってネット深海に沈んで鯨の骨よろしく消えていく。一般AVは裸になってしまえば昔も今もない。しかパンチラという世界ではことに文脈重要なのである。削除稿から本稿にかけて引用部を除いた地の文でどうしても一度だけパンツと言わざるを得なかったことが残念だ。

 ∩_∩
(・(ェ)・ )パンティ
     _____
    (\  ∞ ノ
     \ヽ  /
      ヽ)⌒ノ
        ̄

走れ百合

 百合豚は激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かねばならぬと決意した。百合豚には政治がわからぬ。LGBTSDGsも実際のところよくわからぬ。百合豚は、一介のオタクであるウマ娘トレーナー女性に設定し、#女先生(ブルーアーカイブ)で検索をかけて、キャラクターたちのプレイヤー相手取った感情を無理矢理百合に変換し、プロセカやらトワツガイやらを尊んで暮らしてきた。けれども邪悪に対しては人一倍、敏感であった。

 百合豚はヘテロ作品が嫌いである。そうしてしかし、なぜ嫌いなのかが少し前まで判然としていなかった。百合豚は極度の女性恐怖症の態を表していた。百合豚を拗らせ過ぎて、男であるところの自分女性と話している現実が受け入れられなかったのである。先の嫌悪理由も、概ねそういう類の話である

 憐れむべきかな、百合豚にも性欲はあった。然して、男女のまぐわりは受け付けないので、女性同士や一人だけの、あるいは人間を介さないより倒錯的なものをも好むようになった。そうしてことが終わると、都合よく人間の性欲を否定するようなツイートをして暮らしてきた。

 百合豚には、最早自分が分からぬ。自分女性を愛するのは事実である。然し先の通り、自分女性と、下世話な隠喩ではなく言葉の通り何かしらの関係性を持つのは到底耐えられぬ。百合豚は、自分女性になりたいのかと深く自問したことがあった。それでも、これまた愚かな自分の趣向から知っていた女性を愛する女性の苦悩の事を思うと、それが途端に今まで自分が誠実でありたいと思っていた全てに対する不誠実に思えて、するともう、到底そんなことは考えられなかった。

 

 今日未明百合豚はついに激怒した。何者かもわから漠然とした悪意に憤怒の限りを覚えた。或いは、それは誰からの悪意でもない、ただの鬱屈の塊かも知れなかった。ただ、何人たりとも生かしておけぬという殺気だけを持て余していた。

 そうして、百合豚は走った。野を越え山越え、シラクサまで届かん限りの気概を胸に、三〇〇メートル走った。それだけ走って、百合豚はぜえぜえと息を吐いた。百合豚はヒョロガリオタクである中学高校時代男子校運動部に怯えながら暮らしてきた。人並みに走れよう筈もない。百合豚は人目も憚らず通りに横たわると、瀑布の如くおいおいと泣いた。浮かす枕も無いまま、こんこんアスファルトを濡らした。そうして、最後に一つ絶叫すると、それを最後に、ぴくりとも動かなくなってしまった。

 

2023-03-15

10代のころ、なんであんなに彼女が欲しかったんだろう

とにかく欲しかった。誰かが好きになるというかは誰かを彼女にしたかった。

ただ積極的ではないので、空から美少女が降ってくれればいいみたいな夢想をしていた。

あと、積極的モテるようなファッションをするというのは負けとおもっていたのでそんなモテたい素振りをしないようにしていた。今思えばどうしてそれをしなかったんだと思うが…

高校生の頃、彼女ができる夢を見た。特定の誰かではなく、架空人物、その時僕はついに「ついに僕にもできたぁぁ!!」という気持ちで、今でもその高揚感を覚えている。そして目が覚めた時にそれが夢だと分かったときの落胆ぶりも覚えている。

好きな人と付き合いたいではなく、誰かと付き合いたいだった。

90年代は、何かと恋愛文化重要視されていて、ドラマ恋愛ものほとんどだったし、やらずに二十歳を超えることを「ヤラハタ」と言われて童貞は恥ずべきものというのが男どもの共通認識であった。

今ほど多様性が許されてはいなかった。

彼女ができるというのは、その社会での一つ上のステップにいけるという気持ちだったのかもしれない。

いわゆるトロフィーってやつ。

19のときに初彼女ができた。しかし1か月で別れた。それでもなお僕は「彼女いたことがある人間だぜ。20歳前にできたんだぜ」という気持ちになった。

大学合格したときみたいな気持ちだった。

完全にトロフィーだよね。何を勉強するかではなく偏差値大学を決めている人間と同じだったわけだ。

彼女と別れた後も、付き合っている状態じゃないとダメだという気持ちになった、フラフラし始めてしまったが、

その後いろいろあって大人になって、大学時代にできた彼女と(前述の人の次に付き合った人)そのまま卒業と同時に結婚した。

ステータス世間体じゃなく人として見るということを教えてもらったんだね。なお妻は大学生ではなく、自分の周りとは違った価値観を教えてくれた。年もだいぶ違ったし。

19歳の頃初彼女ができなかったり、今の妻に出会えなかったりして、あの頃のトロフィーを求める気持ちをもったまま今の年齢になっていたらどんな人間になっていたんだろうと思うことがある。

ある時から諦観していたと思う。僕を選ばない側が悪いと思っただろう。それには根拠があって、こじれていた16くらいの頃はでも、チャラい男を選ぶ女が目がないという気持ちになっていたからね。

勉強ができる僕のような人がいいだろうとも思っていた。

その気持ちはおそらくずっと増幅されることになっただろう。

あと、当時のスクールカースト上位の男子たちを疎ましくも思いつつも、どこかあこがれているところがあった。

僕は本当はおしゃれしたいけれど、気恥ずかしさがあってできない。それをやすやすと越えている連中はすごいという気持ちもあったが、鬱屈しているメンタリティは素直になれない。

当時の僕は連中がなんでモテるのかの分析もできていなかった。

強そうだからモテるとか、イケメンからもてるとか、はやりのファッションをきているからだとか、体育会系からとか、表面的な分析しかならないわけだ。

から、連中のことを嫌だと思いつつ、自分にないものを持っていて社会に認められているとも思っている。つまり強さとか男らしさというモノの価値を逆説的に認めちゃっている状態だった。

このまま僕があのまま年を取っていたら、男らしさというモノへの羨望と恨みで鬱屈した感情を持つかもしれない。

「僕は男らしさを持てなかった。男らしさは低俗ものだ。粗暴だ。だからあえて持たなかったともいえる。でもそれでは女からは見向きもされない。女どもは男らしさを無くせというが、その結果が俺みたいなもんなんだぞ」と思っていそうだ。

わかり手の大谷批判と白饅頭同調は、弱者男性論の転回

わかり手こと小山晃弘も、白饅頭も、弱者男性のことを収入容姿コミュ力モテなどが不足した社会的弱者ととらえてきた。

そしてその層の生きづらさと鬱屈責任を、弱者男性と対をなす強者男性」ではなく、「弱者男性相手にしない女性」に結びつけてきた。

声なきマイノリティのあり方に耳を傾けるテイを取りつつ、彼らの声を聞き届けないのはあくまで「女」だということにしていた。

こういう風に「女性」に矛先を向ける議論は、多くの弱者男性当事者にとって心地よい、受け入れやす議論だった。

自分弱者男性だと考える人が「強者男性」の格差について正面からかい合ったら、そこには自責余地生まれる。

自分は「彼らより」収入が少ない。容姿が劣る。コミュ力がない。なぜそうなのか。どうすればいいのか。

考えても解決するわけではない「劣り」について考え続けるのは、緩慢な自傷行為だ。

それとは真逆に、「女性」に矛先を向ける議論は、他責の矛先を提供してくれる。

弱者男性が救われないのは、彼らの弱さに配慮しない社会、彼らの弱さを受け入れない女が悪いから。

そこでは「弱さ」は所与の前提になり、ことさらに「なぜ」を問われるべき課題ではなくなる。

ところが去年、白饅頭医療従事者を社会強者として叩いて炎上した。

https://togetter.com/li/1926636

今回、わかり手が大谷容姿ネオテニー中性的だとdisり、白饅頭がそれを擁護して炎上した。

https://togetter.com/li/2098940

どちらも、これまで彼らがあえて焦点化してこなかった「強者男性自体を直接射程に入れた議論だ。

医者もっと強者であることを自覚して(医療負荷について悲鳴を上げたりせず)わきまえろ」「大谷の顔は小綺麗で知的ブルジョワっぽいかキモい」「SAPIXっぽい」「高学歴エリート層と同じ」「実家経済的に豊かであり、幼いころから潤沢な英才教育を受けていたアマチュアエリート出身者」「メス化」…。

ここで語られていることが事実かどうかはさておき(たぶんだいぶ事実と違う)、

彼らの批判はいまや直接「強者男性」に向かっている。

それも、「強者男性にはもっと旧来のマスキュリニティを発揮してほしい」という、倒錯した批判だ。

医者強者から女々しい泣き言を言うべきではない。

(「白饅頭の言う「かわいそうランキング」で下位に位置する強者医療従事者の訴えが世間に聞き届けられるのはおかしい」と言いかえてもいい)

大谷スポーツ選手からもっと雄々しく無頼でいるべきだ。

彼らがこれまで語ってきた世界観と、世間活躍する「強者男性」たちの実像のズレが露呈しつつある。

から彼らは、そうした現実ファンタジーの方に合わせようとして、

彼らの先入観と違う振る舞いをする「強者男性」を批判している。

彼らは強者男性いつまでも「古き良き強者男性」らしくしていてほしい。

雄々しく、力強く、堂々としていて、だからこそ思うままに「メス」を手に入れられる、

そうした軸において弱者男性がかなわない「アルファオス」であってほしいのだ。

この数年プチバズり続けているタワマン文学(窓際三等兵など)は、

こういう「おとぎ話のような強者男性」像に対するアンチテーゼにもなっている。

そこで語られるのは、端的に言えば、教育就職先・文化資本社会階級をめぐる堂々巡り自意識だ。

そこでの「成功者」は、マッチョでもないしモテるわけでもないしコミュ力が高いわけでもない。

単純に「親が金持ちで人脈があってSAPIX鉄緑会に入って良い大学を出て良い会社に入って

高収入を得て美しい妻を娶って生まれ自分より目鼻立ちの整った子を自分以上のレールに乗せられる男」が

人生勝ち組であり、その中でも新参者中途半端位置づけの人間は「さらに上」への嫉妬に身を灼かれる。

この世界観の中でも女性は相変わらず「トロフィー」ではあるが、

トロフィーを手に入れられる人間とそうでない人間の差はほとんど宿命的な筆致で描かれ、

そこにはもはや「女性弱者男性に目を向けるべき」などという主張が介在する余地は全くない。

一億総中流と言われた社会解体しきって、日本でもペアレントラシーによる

階級再生産のサイクルが強固に確立したことを苦々しく再確認する物語だとも言える。

わかり手や白饅頭らは大谷批判の中でこうした論点を取り込もうとして、失敗してしまった。

その白饅頭自身が今やnoteで稼いだ金で買ったタワマンに住んでる勝ち組から、という皮肉現実はさておいても、

そもそもこうした露骨階級社会論は、これまでの「女性が悪い」系の弱者男性論とすこぶる相性が悪いからだ。

タワマン文学時代強者男性とは、すなわち階級強者であり、自らがずっと勝ち続けるための盤石の基盤を整えた勝ち組たちだ。

そうしたペアレントラシーによる階級固定化を緩和するなら、再分配すべきは、女ではなくカネと教育だ。

でも、こんな野党みたいな話をして、弱者男性を自認する当事者が「そうだそうだ」と溜飲を下げるだろうか。

そんなわけがない。「いま」弱者男性である当事者が、カネと教育の再分配によって階層を浮かび上がれるはずがない。

語ってはいけない真実、語れば絶望しかもたらさな真実というものがある。

永遠の嘘をついてくれ」(中島みゆき

君よ 永遠の嘘をついてくれ いつまでもたねあかしをしないでくれ

永遠の嘘をついてくれ 一度は夢を見せてくれた君じゃないか

人はみな 望む答だけを聞けるまで尋ね続けてしまものから



から彼らは階級格差自体批判することができず、

大谷階級強者たちの「マスキュリニティの欠如」をこそ批判する、というおかし論点に向かっていく。

大谷という存在は、弱者男性論者の「永遠の嘘」のほころびを露わにするのだ。

2023-02-27

ネット民なんて人間なんか滅んじまえみたいな鬱屈して擦れた野郎ばっかりだと思ってたから大真面目に少子化問題を論じてる姿を見るとそれはそれで驚くんだよな

こんなに保守派が多いのかと

2023-02-26

ヨッピー、脇が甘すぎる(※追記しました @yoppymodel )

老婆心として一応言っておくんだけど、ヨッピーって認知に偏りがあるのに無自覚なんじゃないかと思います。具体的には「自分の身内におけるルール」を「世間でも当たり前に通用する」って思ってるところ。それ多分一般的じゃねーです。

たとえばさ、例の記事について総ツッコミ受けてた「仲間内では女性を数に入れずに男だけで割る」ってやつ。

あれさ、多分ヨッピーは「はてな民はまたあら探ししてウザ絡みしてくる……」くらいの気持ちなんだろうけど、違うんよ。

色々書いて最終的な結論として書いた最後最後に例示で書いたから「それ一般的じゃねーから!」ってみんなずっこけたんじゃないかと思うんすよ。その流れだと例示にそれなりに強い説得力があることが望ましいんだけど、説得力に欠いてたらツッコミが入るんすよ。これは内容の正誤ではな文章技術の話です。

で、これはゲスパーなんだけど、ヨッピーはあれ書いたとき自分たちの身内の行動」にめちゃくちゃ説得力があると思ったんじゃない? で、それにツッコミ受けて「カチンときた」んじゃない? 違ってたらごめん、あとは全部読み飛ばして。

割と長くヨッピーはてなで見てるけど、ヨッピーって身内への信頼が強すぎると思うのよ。

それは友達思いなことと地続きなので悪いことじゃない。でもね、多分、ヨッピーの身内のノリってそんなに普遍性ないんじゃないかな。

たとえば、これ書いてる増田ライターから一般企業に転身したりして色んなタイプコミュニティ見てきたけど、「男全員で女の分をおごる」ははじめて聞いたよ。

あと、それ人に話す際に「多めに出したくない人がいても何も言えないだろうな」って可能性を考慮してなさそうに見えたのが気になった。で、それもおそらく同じ話で、友達のこと信頼してる、つまり友達はみんないいやつだから、そのやり方をみんな良いと納得してる」と信じてるんじゃない?

それホントかな? 友人のひとりくらい内心嫌がってる可能性ない? 友達だろうがなんだろうがその手の話題は嫌がるひと地味に多いよ。だってお金の話だもん。

……とかさ、なんかこう、「これ人に話したら突っ込まれるだろうな」みたいな予防線の張り方、ヨッピーって身内の話になった瞬間ガバガバになるのよ。

嫌な話題思い出させるとさ、この流れ既視感あるのよ、はあちゅうさんの事件ヨッピーはあちゅうさん守ろうとしたときのことそっくりなのよ。そこだけ認知偏ってない?

こう言い換えてもいいよ。「ヨッピーたちは陽キャの集まりなんだから陽キャのノリが陰キャの集まりであるはてな相手に通じるわけがない」。

廃人ツイッタラー相手だって言ってるのにはてブ相手反論しまくってるのが割と謎で、はてブとか無視すればいいじゃん陰キャクズの集まりなんだし。だってはてブユーザー陽キャのノリ理解できるわけないじゃん。

ヨッピーみたいな割とライター業長い人がそのことわかってないのが(あるいはわかっててもいつもキレてる)のが不思議で仕方ないんよ。

というわけで、今回のお題は「ヨッピー、身内を信頼しすぎに見えるけど、その身内ノリは少なくともはてなじゃ普遍性ないの気づいてる? 自分らのノリを理解されないと毎回キレてるけどそれって自分の身内に対する認知が偏ってる可能性ない?」です。

対戦よろしくお願いします。

余談だけど、自分があの記事読んだ感想は「ヨッピーの周りに生物学上は男性で、周りから男性扱いされてるけど性自認女性の人がいたら『私も女の子なのにな……』くらいの鬱屈は抱えるだろうな」でした。男女で区別することの弱点としてご認識ください。

追記:2回戦よろしくお願いしまhttps://anond.hatelabo.jp/20230226215255

2023-02-22

anond:20230222041353

志向・自認はグラデーションスペクトラムだとする見解は、肌感覚として妥当だと思う?

ワイはおそらくは男性異性愛志向だと思う(マスターベーション経験はある)が、異性のパートナーいたことは無く、それで特に鬱屈を抱えることも無く、欲求解消のために性風俗を利用することには全く共感できないという人間なんだが、

こういう手合いはアセクシャル・アロマンティックに近しい位置にいると解釈するべきか、異性愛者のくくりに入れその中で欲求希薄な部類と捉えるべきなのか、自分立ち位置に疑問を覚えなくもないので質問してみた

質問というか、自分語りが多分にある内容ですまんな

2023-02-19

anond:20230219142302

景色大事だよ

景色の綺麗さに加えて、「自分は偉い」って思えるし

今の俺のマンションタワーマンションじゃないけど、最上階で朝焼け夕焼けも見えるし、電車も山も見えるし、遠くの街も見えて、それだけで楽しくなる

昔は窓開けても隣の壁しかない部屋にいたか鬱屈とした気分になってた

から次は景色のいいところに住もうと思ってた

一戸建てじゃこの景色は買えないもんな

やっとわかったよ、

雑談とは、共感目的とする行為なのだと。

から

天気の話は、ふつう大して共通項の無い他人と、同じネガティブ鬱屈ポジティブな状況の変化を喜べる。

もちろん、

それで自分の持っている情報で会話のマウンティングをすることは雑談ではないですよ(苦笑)、

(だからオマエはいつまでたってもオタクとかADHDとかASDとか謂われ)



目的は何をすることだったのか、よく考えよう!

2023-02-18

Twitterの書写お題垢が嫌い

Twitterに書写お題垢というながらあるのはご存知だろうか。

代表的なところでいうと「朝活書写」。

ほか、この朝活書写垢が人気になったあと、雨後の筍状態で数多くの書写お題垢が生まれ運用が続いてたり、運用が終わったりしている。

さらにいうと、朝活書写から派生したコンテンツを送り出す人もいる。

その書写お題垢からでるお題を楽しみに、書写に勤しむ人は多い。

全員がそういうわけではないが、Twitterで書写をする奴にはどうしてあんなに我が強い多いのか。我が強いから悪目立ちしているのかも知れない。強い奴同士だから揉め事が絶えない。

のものでもないハッシュタグ自分占有タグのようにしようとするやつ。

それに対して、対抗してくるやつ。

エアリプでキレ散らかすやつ。

お題について感想を呟いてるツイート発見すると、たちまち書写お題垢信者が「タダでやってくれてるもの文句を言うとは」「嫌ならなら見なきゃいい」そういったエアリプが飛び交うのも茶飯事。

一見、字を書く習慣を持つ人は穏やかな人が多そうなもんだが、Twitterの書写周辺は治安が悪い。

口が悪い奴ほど目立ち、そういう奴ほど字が汚い傾向があるのは不思議だ。汚い字でも平気で出せるメンタルの強さが口の悪さに繋がるのか。

あいつらと同じカテゴリと見られるのが嫌でTwitter書写はやめた。やめたら精神的に平和が訪れた。

鬱屈としながらTwitterで書写をしている人もいると思う。思い切って止めて、別の字を書く習慣を始めたほうがいいかも知れない。

2023-02-13

anond:20230212103024

あっさり 逸失 鬱屈 越権/謁見 億劫

葛藤 切先 屈託 結構 骨格

早速 失格/漆黒 すっきり せっかく/雪隠 即刻/ソックス

タックル 窒息 つっこむ 徹底 突沸

納得 日程 ぬぬぬ 熱湯 のっぺり

はっきり ひっきり 復活 別当 没頭

真っ当 三日日 むっつり めっきり 最も

やっぱり ゆっくり よっぽど

楽観 栗東 ルックス レッテル 肋骨

ワッフル

ぬだけみつからない

2023-02-08

ファッションネタが荒れる理由

オタク基本的ファッションに関して「ちゃんと選んでるはずなのに俺のファッションを認めてもらえない」「バカにされている」という鬱屈した感情を持っている。

試行錯誤の結果何度もバカにされるので諦めてしまって対外的に「俺は服に興味ないから」という態度を示してるんだけど、本心から思えてない。

なので「ファッショナブルになりましょう」とか服ネタを振られたときに「俺が馬鹿にされている!」と過剰反応してしまう。

こういう不幸を解消するにはまずは「俺も服を褒められたい!」「ファッションセンスを認めてくれ!」という欲求人間社会的欲求として健全だということを理解することから始める。

素直に「カッコよくなりたいけどなれていない俺」を受け入れるしかないのだ。

昨今は男性も美しさを求められるのが社会要求である

俺はこのままでいい という頑なな態度は本人も社会的にも不幸であると思う。

2023-01-31

特に自身意見もなくただ腐したり暴言吐くだけの増田って、それでスカッとするもの自分ダメージ残らない?

変な煽りとかではなく知りたい。

日常はどんな感じなんだろう。リアル鬱屈してるからやるんだろうけど、自分ではどう分析してるのかな。

2023-01-30

後輩を自分運転で喪ってから4年近くが経った

追記

こんな駄文にとても多い反応があって凄くびっくりした。

励まし・慰めの言葉をくれた人、後輩を悼む言葉をくれた人、本当にありがとうございます。正直、時間が経った今でもあの日のことは夢だったんじゃないかって思うことがあって、でも現実を突きつけられて。の繰り返しだった。けど、これを書いたことで、少し気持ちが楽になった。今まで誰にも相談できなくて鬱屈としてたんだけど、誰かに聴いてほしかったんだな。

  

書いてると感情が凄く乗ってしまって、嫌に創作臭くなってしまった。

事故に関する記事については「高速道路事故 後輩の名字」で調べないともう出てこなくなってしまっていて、これはさすがに晒せないか事実ということを証明するのは少し難しいんだ。

けど、それじゃ「嘘松だ」っていう人を納得させるのは難しいし、自分としても後輩の死を嘘松って言われながら消費されるのは絶対に嫌なので、事故にあった後の車の写真を置いときます。これを見て事実かどうか判断してもらえたらと思う。

  

ちなみに、今までにインターネット上に公開したことは無いから、画像検索しても出てくることは無いと思う。

また、この画像を見て交通事故の恐ろしさを改めて認識していただけると救われます

  

https://gyazo.com/0b58ed31e1a84df6198a377d71c0b94f

https://gyazo.com/5390deb73e4458ef787743ac240fe85f

追記終わり】

  

  

大学部活で仲が良かった男4人組で日帰り旅行に出かけた帰り道での出来事だった。

  

  

片道250kmくらいの道のりで、あと50kmくらいで無事に家に帰れるはずだった。高速が事故渋滞していて、渋滞最後尾に追いついたんだ。

トラックの後ろに停車してハザードを焚いてバックミラーを覗いた。それから数分間の記憶はない。

  

目を覚ますと、運転席の中だった。目の前に巨大な鉄の塊があって、本来それと自分たちを隔てる、あるべきものがなかった。

状況が理解できなかった。けど目に飛び込んでくる夥しい量の情報がその事実残酷に突きつけていた。

理解せざるをえなかった。追突事故にあったんだと。

  

助手席の友人に大丈夫か聞くと返事が帰ってきた。彼に一旦外に出ることを伝えて、ドアを開けて外に出ると前のトラック運転手が携帯電話でどこかに電話していた。

  

「そうだ、自分通報しないと」携帯を取り出して110番通報した。

電話を終えて後ろのトラックをチラッと見てみると、運転席に運転手が座っていた。60〜70くらいの男性だろうか。呆然とした様子で、誰かに電話をかけるような様子もなければ、降りてきて救護する様子もなかった。

  

でも、自分には彼にかまっている暇はなかった。後部座席に座っていた後輩2人の無事を確認しなければいけなかった。

後部座席運転席側から覗くと、とても現実とは認めがたい光景が眼前にひろがっていた。

  

運転席側に座っていた後輩は口から血の塊を吹いていて、目を見開いていた。気付くと血の塊を手で拭っていた。血の塊はゼリーのように半固形状になっていて、事故が起きてから経った時間物語っていた。

大丈夫か問いかけても反応がなかったけれど、なんとか息はしているようだった。奥を見やると、助手席側に座っていた後輩の首から上が、後ろのトラックに圧迫されているのが確認できた。

  

一気に自分心拍数が上がるのを感じた。次の瞬間、思わず叫んでいたことだけ覚えている。窓から手を伸ばして、背中を叩きながら、ただ一命をとりとめてくれることを叫んで祈るしかなかった。

急いでドアを開けようとしても開かない。ビクともしなかった。追突の衝撃で歪んだせいだろう。どれだけ力を加えても開けることができず、それがより不安を加速させた。

  

ビクともしないドアが、生と死の境のように感じられた。それからずっと、救急車が来るまでただひたすらに、叫ぶことしかできなかった。もし少しでも止めてしまったら、2人がもう二度と帰ってこない気がしたんだ。

  

気付くと、救急隊の人が到着していて、引き剥がされながら、いつの間にか脱出していた助手席の友人と救急車で近くの病院搬送されることになった。

  

  

結局、自分は左足骨折と頭を数針縫う怪我を負い、助手席の友人が頭を数十針縫う怪我運転席側の後輩が顎の骨が砕けて、全治半年以上の怪我を負った。助手席側の後輩は帰らぬ人になった。

  

今でもあの日のことを思い出す。あの日、あのとき、直前のSAでもう少しだけでも休憩していれば。JCTで別の高速道路に抜けていれば。停車したときもっと車間を空けていれば。別車線にいれば。そもそも誘わなければ。

事故を防げたかもしれないあらゆる可能性を思い浮かべては、そうできなかった自分を責めている。

  

数日後に控えていた後輩たちの旅行台無しにして、亡くなった後輩のご両親からもただ一人の息子を奪ってしまって本当に申し訳がない。生きている価値がない。

あれからずっと、生きている実感が無い。

  

ここまで読んでくれた人たちにお願いがある。交通事故は本当に、誰一人も幸せにならないから、本当に気をつけて運転してほしい。

2023-01-29

散歩してきた

色々と気持ち鬱屈としていて考え事がまとまらなかった

そんな状態をここで愚痴ってったら「ぼーっとした方が良い」と言われた

やりたい事も無いのに移動時間がもったいなと言う気持ちもあったが、現状を改善するためにアドバイスを試してみる事にした

読みたかった本と財布と携帯電話をバックに入れて外に出た

今日の天気は晴れていた

先週の寒波も去っているからか歩道にもあまり雪が残っていない

とりあえず、散歩目的図書館運動場の場所確認

途中、ドラックストアでランチパックコーヒーを買って食べながら歩いた

散歩最中に何を考えていたかはあまり覚えていないが、

寒いとか足が痛いとか耳が冷たいとかそんな事を考えていた気がする

ただ、辛さが心ではなく体に向いたせいか、頭の方は軽くすっきりした気がする

体の辛さなら、家に帰れば改善するからゴールが見えている分、大した問題ではない

心が軽くなった分、「何をしたいかな…」って言うのに気持ちが回せるようになった

結局2,3時間位歩き続けて、場所確認だけして自宅に戻ってきた

大した収穫は無かったけど、頭がすっきりしたから良かったかもしれない

2023-01-27

anond:20230126215019

からでもぜひ創作して欲しい。

今時創作家になるか、サラリーマンになるかのオールアナッシングな二者択一選択を迫られる時代でもないのだから

余暇時間創作をして、自分理想表現すべき。

やらないことによって「自分の中に眠る作家先生可能性」を永遠に感じられてしまうことは、自分を次のステージに進ませず縛ってしまうことになると思う。

書いてみて、燃え尽きるべきだ。

ただの嫉妬と自ら切り捨ててはいるけど、「もしかしたら万に一つ、俺は天才なのでは?」と思ってるんじゃないか

ここで書きなぐりたくなるほど鬱屈とした衝動が溜まってきたということは、証明する時が来たんじゃないかな。

2023-01-26

anond:20230126112137

こういうどうでもいいことをいちいち腐しに来る人ってなんだろう。鬱屈おじさんというか。

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