はてなキーワード: 市町村とは
・県政は特に停滞しない
停滞の定義がわからんが、県議会は予算案を通すし、行政機関がストップするような自体は起こり得ない。
予算案も訳のわからん施策はないだろう。翌年度は何かしらの”肝いり”をねじ込んでくる可能性はあるが。
これも地獄の定義がわからんが、県政が直接県民に影響を与えることはほぼない。
・知事の今後
特に代わり映えはないだろう。知事の仕事はイベントの顔と挨拶回り、表敬訪問の相手くらいなもんで、そういう段取りが悪いときにキレてたんだろうが、多少はマシになるといいね。
デカい施策は打ちづらいだろう。というか県庁は強固なボトムアップ組織で、知事は多少の取捨選択をする程度。知事が予算をフリーハンドで使えるような余地はほぼない。そもそもそんな金がないから。
せいぜいハコモノを作るか作らんかで別団体(国、市町村、他県)と揉めるのがニュースになるくらい。
ちなみに兵庫県の財政力指数は概ね人口相当という感じで、良くも悪くもない。大震災の影響で重い財政負担、閉塞感が…という状況は数字上伺えない。
・県職員は辞めない
心情は察するが、心身が壊れるまで知事と接する職員は極わずか。給与はともかく県庁職員の福利厚生を捨てるのは相当な決断と思う。
テレワークの強制で人心が離れたみたいな噂を聞いたが有識者の補足を求む。
・兵庫県の今後
国の出先機関でしかない県庁と違って役場のトップはフリーハンドの余地が大きく、個々の仕事に直接介入する話もよく聞く。
訳のわからん土建屋と無理くり随契した結果、学校が崩落して児童生徒に死傷者多数みたいな、発展途上国しぐさの現実味がじわじわと上がってくるだろう。
・感想
暗澹たる気持ちを発散させたくて、何かを書きたくて書いた。
俺は法令に基づいた仕事をするのが好きで、世の中もそうあって欲しいと願ってるんだが、だんだんとそういう世界じゃなくなってる気がして、キツイ。
(じゃあ昭和は清かったのか?そんなことはないんだが……。)
各市町村に数人ぐらいずつ共産系議員がいる程度には影響力はあるよ
詳しい奴に聞いたら、当時最初に残土で洞(谷)を埋め立てる事に反対運動が起きて、それを大きく取り上げたのは共産系が先だったようだ。
それに宮下が乗っかって全部持ってった感じ。
無投票当選首長は、前町長時代の対立を修復するのでいっぱい一杯なようで、まだ成果らしい成果はないね。
ただ、県庁とは和解して工事が再開したようだし、周辺市町村との合同で陳情に歩いたりと、首長としての仕事はこなしているようなので
町政は動いていると思う。
反・反権力のワンイシュー斉藤が勝利した兵庫県知事のあれこれをみていて思い出したので書いておく。
長野県に松川町という町があるのだが(松川村ではなくて松川”町”な。南信)そこの前町長がワンイシューで勝利した若い町長の話をしておく。
結論から言うと、町政をまとめきれず、また正直能力も微妙で、勢いだけでは持たず、1期で退任。その次の選挙は無投票で決まると言う散々な結果になった。
この町は、よくある衰退を待つ市町村。消滅自治体よりはマシだが、平成の大合併の時に住民投票→独立を選んでしまったがために、プライドを優先して枯れていく道を選んだ町である。町民にその自覚はなさそうだが。
https://www.town.matsukawa.lg.jp/
まずはこのホームページをみてくれ。日本全国どこにでもある神楽をトップページにせざるを得ないとか、閉塞感を絵に描いたような雰囲気が読み取れるのではないかと思う。
さて、ここで、2019年に町長選挙があり、宮下智博と言う当時39歳の元役人が立候補して当選した。
子育て支援などが争点といった形で報道されているが、地元では、リニア中央新幹線の建設で発生する残土を利用して谷を埋め立てると言う前町長(当時70歳)が同意した構想に対しての反対が大きかったと言われる。
その場所が過去の水害で崩れて下流に被害をだした地点であったこと、リニア中央新幹線に対するカルト的な反対運動などと結びついたものだ。一部では、松川町にはリニアは通らないし、駅も出来ないのに、残土だけ押しつけられると言う意識もあった。
そうして、長年無投票再選が続いてきた町長選に、その計画の撤回を明確に打ち出した実質的なワンイシュー町長として宮下が出馬を表明、現職と共産系の候補を破って当選という流れであった。
まず残土を利用して埋め立てると言う計画は撤回したものの、それとほぼ一体で動いていた県の事業、広域道路整備の関係でもリニア中央新幹線で出た残土を利用すると言う計画になっていたためである。
道路整備は長年要望してきた内容であるし、広域で実施する話だから、松川町だけの問題でもない。
ところが、ワンイシューで勝利したこの町長はそこまで考えていなかったために、県とトラブルになり、計画は大幅に遅延した。
https://www.pref.nagano.lg.jp/koho/kensei/koho/hotline/202110/hot_2110-16.html
さらに、町長の登場と共に、まつかわ太陽の会という謎のロビー団体が猛烈に活動を開始する。
たいようの会、と言う名称から、一見左翼系の団体にみえるが、典型的な地方に巣くうオールド政治団体(レガシーではない)である。
地元の建材会社(≒公害産業)の竹村工業という会社 https://www.takemura.co.jp/ が事務局となって動かしている団体で、商工会などとも繋がった既得権益側の組織である。
この会の資料を見てみると良いと思うが、外から見るとほとんどイチャモンで、よくもまあこんあものをホームページに載せるよな、と言うレベルであはるのだが、この調子で猛烈に攻撃した。
もちろんこの怪文書は地元の印刷屋によって印刷され、ばらまかれている。
こんなことをして移住者獲得競争にプラスに働く訳がないのだが、愚かなことである。
さて、この怪文書たる増田を書いている俺からみると、宮下町長は非常に勉強熱心で、よく色々な所で見かけた。
例えば、早稲田大学マニフェスト研究所という、地方自治に関する研究・支援活動をやっている組織があるが、そう言ったところでもよく見かけたし、
周辺の自治体などが行う勉強会などでも、本気で参加している姿を見ることができた。
実際話をしてみると、理想を語る姿はド正論であるし、悪い人手は無いと思ったが、素朴すぎるし、真面目すぎると言う印象を持っていた。
町民が町政の変化を求めてワンイシューの若い首長を選んだ。言わば「総論」である。
一方で、極小さいコミュニティの代表者という性質の強いのが、町議会議員である。言わば「各論」である。
大抵は地元の顔役がこの人に出てほしいと言うことで依頼し、地元の候補はこの人だからと言うような具合でなんとなく話があって、そこに票が集まって当選するという動きをする。
概ね、元々この地区で仕事をしている中規模会社の社長やら、引退した教員やらが引張り出されることになるのだが、構造的に新しい事ができるような人々は出てこない。
松川町もその構造から逃れることが出来ず、議会と町長の対立が発生。お金がかかる新規事業はことごとく議会を通らず、補助金を受給する国や県への事業へも議会同意が必要で応募もできず、町政は停滞した。
そうして、1期4年が経った後、宮下は次期町長選への出馬を「説得」されて断念し、
次には北沢秀公と言う、元地元の第三セクター会社のトップで、地元商工会などとも結びつきの強い人物が無投票で選ばれるという事態となったのであった。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023041900055
さて、こうしてみると「総論」として新しいことにチャレンジした若い首長が既得権益に負けた、という見方になると思うのだが、実際には正直宮下は無能であった。
これは有権者・選挙の問題もある。閉塞感を打破したいと感じて首長は若い人を選んだが、実務的にはきちんと処理されないと困るので議員は手堅く選ぶ。すると議会と町長がちぐはぐになってしまって動かないのだ。
兵庫の件がこの後どうなっていくかは分からないが、地方議会というのは国会以上に実務的な問題を切実に解決する実務家という性質が強いので、大きくは変わらないだろう。
自治体の長に本当に求められているのは、改革を求める民意を汲みつつ、着実に地道に進めていく存在であって、劇場型政治ではないのだ。東京名古屋大阪などの特大自治体ならば国政に似た動きをしても大丈夫だろうが、兵庫県ぐらいのサイズではそれは微妙だし、
https://greta.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1731921137/
0078 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイW 324c-zG6k) 2024/11/18(月) 18:24:13.94
大阪民国以下やで
ID:veGqinFc0(1/6)
0122 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイW 324c-zG6k) 2024/11/18(月) 18:30:28.77
兵庫県民はそれ以上だ
ID:veGqinFc0(2/6)
0167 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイW 324c-zG6k) 2024/11/18(月) 18:36:47.02
実際まともな市は、宝塚、伊丹、川西、猪名川町、尼崎あたりの西側の市町村だけだ
はっきりいって神戸市民は異常だ、姫路の方に行けば今だヤンキーが居るような土人の地域だ
ID:veGqinFc0(3/6)
0281 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイW 324c-zG6k) 2024/11/18(月) 18:53:59.90
※175
そうやね
ID:veGqinFc0(4/6)
0329 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイW 324c-zG6k) 2024/11/18(月) 19:01:02.98
※182
大阪側で仕事をしてる奴と神戸で仕事をしてる奴ではかなり色が違う
ID:veGqinFc0(5/6)
0351 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイW 324c-zG6k) 2024/11/18(月) 19:05:39.98
おおよそ除外するためには、大阪や兵庫県に住むなら、阪急の急行以上が止まる地域が推奨される
つまりそういうことだ
ID:veGqinFc0(6/6
( NHK選挙報道より https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241117/k10014640801000.html )
どちらが勝ってもきっとそうなるだろうなと思ったので、強く強く強調しておきたいのだが、兵庫県民がパワハラを良しとしたわけではないし、県民が県庁職員の命を軽んじているわけではない。
逆に言えば、もしも稲村和美が選ばれていたとしても、パワハラが許されない県民性だ、と言うこともできなかった。
これは右派左派問わず、まず念頭において欲しい。ブコメをする際にも一瞬だけ書き込む手を止めて考えて欲しい。
97万人もの人間、投票したうちの39.6%の人間の意思を無視した発言になってないか。
いわゆる、従来の選挙として、前半は以下のような感じだった。
自民党の大敗が記憶に新しいが、小選挙区で自民党の内紛が起きていたところが概ね負けていたことを思い出すと、清水貴之立候補表明あたりで少し不穏さを感じていたと思う。
ただ、良くも悪くもテレビや新聞のマスメディアでは、齋藤が再出馬するとは、という論調であった。
そもそもで言えば、県議会が(維新も含めて)全会一致で県知事の不信任決議をする、というのが異例だった。
民意と言えば聞こえは良いが、マスメディアの報道を受けて支持母体からの圧力が日々増しており、かかる火の粉を振り払った結果、というところだろう。
事ここに至って、齋藤元彦が県知事失職以前に取っていた言動が、功を奏していた。
齋藤元彦は、「公益通報に該当するとは思っていない」や「瑕疵はない」と述べており、発言に一貫性があった。(端的に言えば過ちを認めて謝罪していない)
告発文書が7つの項目からなっているのであれば、本来マスメディアは、それぞれについて裏を取り、特に知事選挙や政治資金パーティーでの違法行為を追求すべきであった。
失職に至る経緯である、告発文書の報道が、主に理解しやすく視聴率を稼ぎやすいパワハラとおねだりに集中していた点が、事態を悪化させていた。
ハッキリとここで書いてしまえば、齋藤元彦の選挙戦略は至極全うである。
街頭演説では、おおむね、前知事の井戸敏三県政の無駄遣いの批判、自身の県政でのお金の使い方(高校への投資、企業との連携)の話、未来ある子供たちへの投資の重視などが語られている。
そもそもの前回の知事選挙でも、トップダウン式の井戸県政を嫌ったと評されるが、基本的には自民党の分裂選挙であり、自民党の内紛と勢いのある維新への合流が生んだ結果と言うこともできる。
つまり、現職なのでそもそもの地盤はしっかりとあり、井戸敏三県政から路線変更を行って財政再建を行っていて、元々市町村とは折り合いが悪い、という点までは織り込み済みの状況である。
マスメディア側に誤算があったとすれば、「パワハラぐらいみんなやってるだろ」とか「あの程度のおねだりは役得じゃないの」という市民の声がカメラの前で拾えるはずがない、という至極当然の目線を忘れていたからだと言える。
トップダウンの井戸県政を嫌ったはずの齋藤県政で、強引とも言える市町への予算縮減などをもっとフォーカスして解説すべきだったと思う。
逆に言えば、稲村と清水との分裂選挙と言える状況で、稲村和美陣営には手抜かりがあったと言われても仕方がない。
一本化を図ろうとした市町の連帯を示す文書は、明らかに遅かったし、清水貴之への根回しも済んでいるようには見えなかった。
マスメディアによる齋藤元彦おろしは成功している。通常こうした場合、再出馬や再選はあまり現実感が無い。
そのため、マスメディア側のいわゆる醜聞を集める準備期間がほぼなかった点がある。
また、全国的にも良く知られているが、関西圏は維新に対しては通常親和的な報道が行われる。
齋藤元彦は、前回の兵庫県知事時代に、自民党と日本維新の会と共闘して県政を行っていた。
マスメディアとして、及び腰になっていたのではないかという点は、指摘できると思う。
また、醜聞、いわゆるゴシップとして視聴率を稼ぎやすいネタが、齋藤元彦を利するものであった点も報道が少ない理由の一つと言える。
(もしも前知事時代に女性関係の醜聞があれば、こぞって報道されていたであろうことは想像に難くない)
しかし、コメント欄などを見ると、メディアに騙されていた、齋藤元彦を応援しますという声は少なからずあり、影響が無かったとは言えない。
また、街頭演説に限って観てみるとわかるが、明らかにトレーニングを受けた演説慣れした者と、あまり演説しなれていない者とハッキリわかれる。是非聞き比べて欲しい。
出直し選挙で民意を問うでべきであるという逃げを打った県議会やマスメディアは、再出馬されてしまった場合に、取りうる手段が無い。
現に、今回民意を反映して(少なくとも当選する程度の民意は得ている)知事に返り咲いた為、県議会は筋論としては協力せざるを得ない。
また、あまり話題になっていないが、辞任と失職では県知事の任期に差があり、失職後に出直し選挙で当選しているので、任期はリセットされており、ここから4年の任期となる。
恐らく、齋藤元彦兵庫県知事の元、今後も市町とは揉めながら県政を行っていくと思われる。
文書問題調査特別委員会(通称、百条委員会)については、粛々と聞き取りと調査が進めらると思うが、おそらく公益通報には該当しない、パワーハラスメントに該当する行為はあった、給与の自主返納あたりで手打ちになると思う。
これはあくまでも一般論だが、刺すべきタイミングで的確に刺せないと、政治ではうまくことが運ぶことは無い。
兵庫県警が公益通報として受け取らざるを得ない内容、厚生労働省が調査せざるを得ない内容、法務省が調査せざるを得ない内容として、それぞれピンポイントに匿名で通報し、マスメディアにも流した場合、結果は違ったように思う。
五百籏頭氏が傑物であったことに異論は無く、執務中の急性大動脈解離については痛ましいとしか言いようがなく、それがストレスを起因としたものであったかもしれないが、それを知事の問題とするには飛躍が過ぎる。
繰り返しになるが、稲村和美へと票を投じた97万人がいたことを忘れてはいけない。ほぼ、齋藤元彦では無い人物というワンイシューで集まった票がこれほどの規模だったことを忘れずに話をして欲しいと思う。
立花孝志の選挙戦略が当たったのではないかという話があったが、そもそもで言うと県議会が推す候補が一本化できていない(稲村と清水に分かれていた)点に問題があった。
単純な算数だが、対立候補が稲村和美(と共産党)だけだった場合、当選していたのは稲村和美であった。
県知事の任期は4年であり、第53代兵庫県知事の齋藤元彦は、2021年8月1日付に県知事になったので、ほうっておいても2025年7月末には任期を迎えた。
文書問題調査特別委員会が設置されたのであれば、この調査結果を待ってから辞職を迫るのが筋であった。
マスメディアの大変良くない点だと常々思っているが、加熱した報道で辞職を迫るのはいい加減どうにかならないか。それは報道では無く扇動である。また辞職は罪を償う手段ではない。
齋藤元彦が、井戸敏三県政を嫌っていることは外部からもうかがい知ることが出来るし、法律上はどうあれいわゆるパワハラを日常的に行っていたであろうことも百条委のアンケート結果からは伺い知ることが出来る。
ただ、それを告発する為にとった手法が公益通報に該当するのか、内容が真実だったとして法律上の罪に問われるものなのかは、また別の問題である。
そういう、法律上はどうあれ報道され一部でも事実があり実害が出たのであれば責任を取って辞めるべきだという、マスコミを利用した政治手法が、うまくいかなくなった結果だと考えている。
(贔屓目に見ても怪文書としか言いようのないあの告発文書でここまでの騒動になるのだから、実情はさらに酷いのだろうと思うが、それは司法を飛ばして私刑を行って良い理由にはならない)
風向きで辞任を迫ったり、風向きでついたり離れたりしていると、触れるメディアからの情報で同様に風向きが変わるのは当たり前だろう。
返す返すも、百条委の結果を待って、結論が出てから辞任を迫っていれば違っていたように思う。
パワハラの認定がなされたあとの再選と、パワハラ疑いの再選は大きな隔たりがある。
パワーハラスメントは、録音録画を行えば証明できるような単純なものでは無い。うっかりパワハラではないとされた時に、職も信用も失う危険な行為なのだ。
そして、パワハラを行う人間は、誰がやったかわからないような不特定多数がいるような場所でパワハラをしない。通常、パワハラは録音データが漏れてしまえば即特定されるのだ。
そして、日本のマスメディアには信用が無い。暴露は得意だが保護は不得意だ。
そうすると、パワハラは日常的に行われるのに、職を失いたくないから何の証拠も出てこないという状況が容易に起こりうる。
従来のマスコミのゴシップと同様の効果を、ほぼ単独で行えた点にこそ、大きな価値が出てしまった。
ただ、逆に言えば、事実に基づき、政策で判断してほしいというような選挙戦略には、付け入る隙は無い。
やはり、そろそろマスメディアが私刑として機能し、首長を叩き辞任させようとする傾向は慎むべきなのだと思う。
辞任以外の落としどころを作らない限り、また同様のメディアスクラムが起きた時に、立花孝志はおそらく違う手法で望んだ結果を得るだろうと思う。
実際の所、流れた情報の何が本当で、何がデマなのかは誰にも判断できず、なにが正しいのか理解できている人はほぼいないと思われます。
とにもかくにも、立花氏の戦略が、今の時代を的確に捉えており、柔軟に対応できたことが大きいと思われます。
従来の選挙戦略では到底太刀打ちができない、新しい選挙のやり方が生まれてきたなという感想です。
貯金もない、男もいない、未来に対して漠然な不安があるみたいな、独身貴族になれなかった女に告げたい。
諦めんなよー! 60歳まで働けるなら、まだ20年もある! 20年も時間があるんだぞと叫びたい!
20年×50万頑張れば、1000万も貯まるぞ! 投資もすれば、それ以上だ! 未来は明るい!
ちなみに増田も30になるまではふらふらしていて、まともに働き出したのはここ6年ほどになる。
社会人として大幅に遅れてのスタートだったけれど、今では正社員として働き、コツコツと貯金を貯めてきた。独身で結婚もできそうにもないが、未来には悲観していない。だって自分の人生をハッピーエンドにすると決めているから。
もしこれを読んでいたら、ぜひ以下のことを試してほしい。はっきり言う。人生には一気に全てを変えてしまう魔法なんてない。毎日トライアンドエラーだ。でも自分で一歩ずつ踏み出して未来は、決して裏切らない。だから安心して挑戦してほしいと増田は思っている。
自分の中で参考になった本などを一緒に載せてある。気になったら読んでくれ。愛を込めて。
一番心配なお金の話が、一番最後になっているが、順にやっていかないと意味がなくなるので、辛抱強くやってほしい。あらかじめ強くて言っておくが、押し活を止める必要はない。
◯準備編
・住居の片付け
んなところに暮らしてたら、ますます気が滅入るだけだろ! 片付けしろ、片付け!
増田も元汚部屋の住人だ。気持ちはわかる。面倒くさい。やりたくない。布団に丸まっていたい。だが独身貴族として生まれ変わるなら不可欠だ。
1日1個でいい。とにかく捨てろ。いらないものは捨てろ。壊れたものは捨てろ。使わなくなったものを捨てろ。
いいか、くれぐれもメルカリで売るなんて発想は捨てろ。BOOKOFF、コメ兵などの業者に買い取ってもらえ。ボロボロになってみすぼらしい服や下着は捨てろ。んなもん着てると、惨めな気分になるだろ。まだ着れる? 端切れにして、床でも拭いとけ。で捨てろ。
捨て続けて余裕が出てきたなと思ったら、そこでようやく掃除すればいい。埃を拭いて、窓を磨いたりしたらいい。
準備編にもかかわらず、これは体力のいる作業だ。疲れたら遠慮なく寝てくれ。ただ歩みを止めるな。
いろいろ読んだ中で参考になったのは、『ちゃんとしなきゃをやめたら二度と散らからない部屋になりました』と『ダメな自分を認めたら部屋がキレイになりました』の2冊。コミックエッセイで読みやすいし、図書館にも入っているから手に入りやすいと思う。
この2冊のいいところは、自分とよく対話して自分に合っている方法を模索しているところだと思う。いい感じにズボラなので、とても参考にしやすい。
増田はオタクグッズを集める趣味はないのであまり参考にならなかったが、『集めすぎ女子が本当の「好き」を見極めたら みるみる部屋が片付きました』もいい本だ。自分の好きとしっかり向かい合って、ハッピーなオタク部屋を作っているところが最高。
『断捨離』や『こんまりメソッド』は読んで極めれば達人の領域に近づけるみたいな本なので、あまりお勧めしない。まずは親しみやすい↑の本から試してほしい。
忘れないでほしいのは、自分の好きを手放さないでほしいと言うこと。そこまで打ち込める愛があるんだ。大事にしてほしい。
すでに部屋は綺麗だよと言う人も、あらためて自分の住居を見直してほしい。案外いらないものが出てくるはずだし、汚れが溜まっていたりする。
掃除と同時並行でもいいんだが、ノートを一冊準備してほしい。とにかくノートに向かって、今の気持ちをノートに吐き出してまくってくれ。未来への漠然とした不安があるなら、それについても書いてくれ。とにかく自分が空っぽになるまで。続けているうちに頭がすっきりしてくるはずだ。
もちろん不安以外にも、将来への夢、やりたいこと、今日あった楽しかったこと、もっとこうしたいなと思ったこと、何でもいい書きまくってくれ。自分と対話する時の大事な材料になる。
注意点でしては必ず手書きでやること。そしてあまり綺麗に書きすぎるなと言うこと。岡田斗司夫も言っていたが、思考の深いところまで潜るのには手書きの方が適しているからだ。詳しく知りたい方は『岡田斗司夫 モーニングページ』の回をyoutubeで見てくれ。あと個人的な好みの問題だが、無地のノートがいいと思う。罫線に阻まれて思考が凝り固まりやすくなる。お勧めは無印良品で売っているノートだ。
ちなみにモーニングページをやるのもいいとは思う。モーニングページというのは、朝一番に脳内のクリーンアップをするために、書きまくるという作業だ。ただけっこうな負荷になるから、三日坊主になる恐れがある。この段階では片付けに注力し、無理はするな。夕食後、夜までのちょっとした時間にノートに書きまくるとかでいい。スマホをちょっと横に置いておいてくれ。
◯土台作り編
・部屋も片付いた、気持ちの言語化を続けている。ここからは自分の人生の土台作りだ。以下のことを試してくれ。
・体のこと
ミドサー、アラフォーともなると、人によってはあちこちガタが出る。健康こそが最高の資本、最高の美容、最高の節約。ここをおろそかにしたら、全てが崩れる。だからしっかりやってほしい。
まずは健康診断か人間ドックに行け。市町村ごとに無料でやっているのがあるので、できる限り全て受けろ。まずは現状把握からだ。
何かしらの項目でひっかかったのなら、そこの改善に努めること。メタボと言われたのなら、ダイエットに努めること。ダイエットも片付けと一緒だ。絶対無理や我慢をするな。おすすめのダイエット本は、『スリム美人の生活習慣を真似したら 1年間で30キロ痩せました』『痩せるより大切なことに気づいたら、人生で一番楽に17kgのダイエットに成功しました』。片付けのときと同じ作者の本になってしまったのだが、やはり読みやすい。自分はどんな人間か、どういうスタイルで生活しているのか、よく対話して、一個ずつ改善していっている。その過程がわかりやすいので、ぜひ読んでほしい。
副読本として、『自分サイズで行こう』を勧める。この本はボディポジティブについて、著者が自分の経験から思いを綴ってくれている。健康のために痩せろとは言っているが、今後ハッピーな人生を送るためだ。決して自分を不適合者だと痛めつけるためじゃない。
次は歯医者だ。虫歯になったら行く人は多いと思う。だがそれではダメだ。いいから半年に一回定期検診へ行け。それから歯ブラシを工夫したり、フロスを使ってくれ。日常のケアも大事だ。金の話ばかりして悪いが、歯を悪くすると治療にお金がかかる。また状態が悪いと歯周病の影響で臓器などもやられる。推しの前では可愛いBBAでいるためにも、ぜひ見直してほしい。
・食事
菓子パンとか炭水化物の塊ばかり食べてないか? 若いうちならともかく、もうこの歳だ。健康を意識した食事に取り組んでくれ。と言っても「何からしたらいいの?」と言う話になる。料理スキルがどれくらいかわからないので、簡単なものをいくつか挙げておく。ちなみにだが、増田の限界メシは、納豆+温泉卵+冷凍ご飯である。温泉卵は大量に作っておくと、人生捗るぞ。後、液味噌を用意しておくと楽だ。ほっと一息つきたいときは、甘いカフェラテとかではなく、味噌汁を飲んでくれ。
貧乏だから野菜が食えないとかいうのは毎晩キムチ鍋を食べないやつの戯言にすぎない・冬
https://goldhead.hatenablog.com/entry/2019/01/24/212346
https://m.youtube.com/watch?v=MIgjHdrIBvs
https://cookpad.com/jp/recipes/20262425-元祖北岡悟丼
個人的には土井善晴先生考案の一汁一菜をベースにいろいろ組み立てたらいいと思う。
栄養面について知りたいと言う人には、『オトナ女子のための食べ方図鑑』をオススメする。けっこうあるあるだなと思うことがあるので、参考にしやすいと思う。もっと詳しい栄養学の本もあるが、興味が出てきたらでいいと思う。
甘いものは別に我慢しなくてもいい。もちろん食べ過ぎは良くないが。ただお菓子はコスパが悪いので、今後の節約を考えると少しずつ控えるようにしたらいいと思う。例えばの話だが、週に1回デパ地下で高級なケーキを買って食べる。代わりに毎日のお菓子を食べるのを我慢する。カロリー面でも金銭面でもうれしいはずだ。やっぱり毎日食べたいと言う人は和菓子にする、さつまいもに置き換えるとかいろいろ方法はある。
一説によると一回の食事におけるカロリー量が足りてないから甘いものを食べると言う話もあるらしい。増田はご飯もりもり食べるマンで、お菓子より肉派なのでわからない。が、そこらへんは各自、自分の体と相談しながらやってくれ。
・資産の把握
今手持ちのお金はどれくらいか把握していく。「貯金がない」と漠然に言っていても、どの程度ないかの把握をしていないと今後の計画に差し障る。お財布の中にあるお金、銀行口座にあるお金、株など金目のものをありったけ集めて計算する。ショックを受けるかもしれないが、ここでお金に向かい合わないとどう言う未来を迎えたいかがわからない。何事も現状把握が大事だ。
◯未来編
本当に長々とすまなかった。ようやく未来の話だ。でも↑のことをやっていくと、ずいぶん自分のことを理解できるようになるはずだ。自分はどんな人間か? 何が好きか? 何が嫌いか? どう言う生活を送りたいか? それがわからなかったら、お金の不安は常に付きまとう。自分の軸は何か? それを考えた上で、未来へ向けて資産を作っていこう。
気持ちの言語化でたくさん書いたと思う。たくさん書いた中に、「これだ!」ってなるものはなかったか? もしくは「これだけは嫌!」みたいなもの。それを今まで書いたものからリストアップしていく。そして優先順位をつけていく。
健康資産と金融資産、その両方が合ってハッピーな人生が送れると私は思っている。その両方を増やす方向で、自分のやりたいことと組み合わせるといいと思う。お金はあっても健康じゃなかったら、やりたいことできない。かと言って健康でお金がなかったら、推し活もできない。それを意識しながら、5年後、10年後を意識してくれ。ここでオススメするのは『正しい家計簿』、『貯金0でも「お金に強い女」になれる本』。これを読みながら、自分とお金について対話を繰り返してくれ。こればかりはそれぞれのライフスタイルもあるので、これだと強く勧められるものはない。強いて言えば、積み立てNISAでオールカントリーかS&P500はやっておけ。株とが嫌なら、金を買え。確実に値上がりは見込める。
話を戻そう。低収入の場合、みんなどう言う感じでお金を使っているのかわからないと思う。推し活で多分感覚がバグっているからだ。そこで『ひとり暮らし 月15万以下で毎日楽しく暮らす』をおすすめする。ここに出でくる方の生活を見て、真似ができそうだなってことをやればいい。
仕事も今は人手不足だからいろいろチャンスはある。体力がないのなら、ないなりの仕事をすればいい。もちろん適性に合わない仕事は無駄に体力気力を使うから、転職も視野に入れてくれ。でも全ては「自分がどうありたいか」から始まる。明るい未来のためにしっかり考えてくれ。
◯最後に
ここまで長々としたものを読んでくれて、ありがとう。『独身貴族になれなかった女』を読んだ人たちの感想にモヤモヤして、ここまで書いてしまった。
書かれた方は、確かに推し活にのめり込みすぎて、仕事など生きることを疎かにしてきたのかもしれない。でもキリギリスだと烙印を押して責め立てるのは、なんか違うなと増田は思った。だからこれを書いた。
かと言って増田は積極的に介入するつもりはない。人は救いたい姿をしていない。そのことをよく理解しているからだ。だからこれはただ自分のモヤモヤを消化するの文章だ。
願わくば、独身貴族になれなかった女たちに届いてほしいと思う。人生には一発逆転はない。地道なことの積み重ねだ。
でもかわいいBBAになって、「ああ、めっちゃ幸せな人生だった!」とくたばることはできると信じている。
良い人生を、愛を込めて。
選挙戦始まった時は維新も自民も斎藤氏にまだ未練があったというか見捨てられない雰囲気だったじゃん
今やもう立花やら旧統一やらが大手を振って斎藤支援しててリベラルどころか保守勢力もドン引き、大多数の県議会議員もドン引き、県内市町村の首長もドン引き
曲がりなりにも前職の知事なのにまともな公約や目標は何ひとつない、デマ全振りの異様な選挙戦
もし当選したとしてここまで県内県外のステークホルダーを敵に回した状態でまともに県政が行えるはずがない
立花や旧統一も支援の見返りとして組織に食い込んでくるだろうし
知事になった後の県政のことを真剣に考えていれば普通はブレーキ踏むじゃんよ
側から見てて斎藤氏は知事に戻れさえすれば後はどうでもいい、知事の地位にしか興味がないとしか思えない
11月1週LINEオープンチャット「はてなブックマーカー」1週間分の会話まとめ
LINEオープンチャット「はてなブックマーカー」の1週間分の要約を、さらにAIを使用し、試験的にまとめまています。
カレーや讃岐うどん、ドーナツなどの食べ物に関する話題が多く、食の好みや高級カレー店、地方の名物についてのエピソードが共有されました。また、家具の配達やネット工事、日常の幸せについての感慨が語られ、軽い日常の話題が続きました。
地方の人口減少、地方経済の衰退、年末調整や労基法といった現代の社会問題についての意見交換がありました。パレスチナとイスラエルの情勢やハマスの問題も話題に上り、強盗事件や逮捕者数の増加についての懸念も語られています。
子育てしやすい市町村の話題、巡回連絡カード、運動会の振替休暇に関するエピソードなど、家庭生活や地域での育児環境についても意見が交わされました。特に子育てに適した地域のランキングが注目されました。
ポケモン、映画、アート、猫専門書店などの文化的な話題が広がり、各自の趣味に基づく交流が見られました。配信文化やVTuber、昼酒の楽しさについての話題もあり、娯楽に対する多様な視点が語られました。
トランプ大統領の影響や女性の健康への懸念、円安や輸入物価高騰など、国際情勢や経済への不安も議論されています。アメリカの経済が日本に与える影響についての見解も共有されました。
肩こり、ADHD、保湿対策など健康に関する話題も豊富で、乾燥や肌ケアの悩み、冬の寒さに対する不満も語られました。
https://anond.hatelabo.jp/20240722084249
斎藤元彦氏が当選した頃まではずっと兵庫県民で今は兵庫を離れた身だけど、
自分の感覚ではこの騒動にうんざりする気持ちと、元県民局長に対する不信感が半々ってところで、
パワハラやおねだりは少しは悪いことだとは思うけど、ここまで強く批判されることなのかとも感じる。
20m歩かされた件もくだらないとは思うけど、辞職するほどとは思えないし、
元明石市長と比べると、パワハラとして報道される発言にあまり具体的なものがない。
パワハラとみなされるかは程度の問題だから、具体性がないと判断しにくい。
おねだりも、セコいなとは思うけど、知事なら地方の特産品を知ることも必要なので、辞職するほどには感じない。
元県民局長については、世論は味方だったのに自殺した理由がよく分からなくて、素直に信じて良いのか疑問を感じる。
PC内の私的なデータを暴露されることを恐れてたような報道があるけど、
自分の感覚だと、会社のPCの中に私的なデータを入れていること自体があり得ないので、
会社PCの中を調べられることを批判する感覚の方が理解できない。
新庁舎1000億は普通に高すぎると思う。1000億って姫路駅前の再開発と同規模ぐらいじゃないのか。
この話の本筋じゃないけど、リモートワークを本格的に導入して席をフリーアドレス化する場合は、
紙資料の使用も当然やめるので、自席の机の引き出しに書類を置くという前提が間違ってる。
リモートワークは、個人的には仕事の効率は落ちると思うけど、有能な人材確保のためなら遅かれ早かれ対応する必要は出てくるだろう。
知事選自体は稲村氏が順調に当選すると思う。斎藤氏が当選したのは維新そのものが支持されたというより、
少しは何かを変えてほしいという雰囲気で若さが支持された感じだから、稲村氏にそういう支持が集まる素養はあると思う。
私も仲間と飲み帰りだったため、優れた認識や対応ができない状態でした。
タクシー奢るの呼びかけは、「命に係わる酔い方じゃないかな?」とその時は思っていました。
追っていくうち、L型側溝のあたりで女の子が仰向けで嘔吐を始めたので、これはまずいと直感しました。
「越権行為」という言葉ですが、お巡りさんには「権限踰越ですか?」と言おうとしていました。しかし、その言葉が浮かびませんでした。
具体的な意味ですが、「市町村職員には(警察や消防と違って)強制力を行使する権限はないですが、私の行動は分を弁えないものでしたか?」と聞こうとしました。
以上が説明です。
あと木屋町ですが、私の学生時代に暴行・殺人事件や強姦事件がいくつもありました。
目撃したこともあったので、正直今でも怖いですね。
Xで話題になっている読売新聞の記事。それとX上の反応を見て暗澹たる気持ちになったので記す。
「投票所「夜8時まで」は立会人に負担…きょう4割で早じまい、経費節減も」
引用元:読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241026-OYT1T50085/
なお、これは今年基礎自治体から広域自治体に転職した1人の地方公務員の考え方だし、サンプルもn=1なのでそこは差し引いて読んでくれ。
しかも、選挙管理委員会に配属になったことはないので、ちょっとズレたこと書いてるかもしれん。
・こんなに大急ぎで違憲の解散選挙やって、自分達の旗色が悪いから「投票所早く閉めちまえ」って圧力かけた
→政党が全国の市区町村に直接「投票時間を短くしろ」なんて圧力かけるわけないだろ。
・まっとう感覚なら「急いだ日程で申し訳ありません」と言って投票所増やすとこでしょ。よりによって『経費削減』だよ。庶民に関わることは全部経費削減なんですよね。
→さんざん行政の効率化を、費用対効果を、民間意識を、って言ってきたのに、選挙だけそれの範疇外になる理由は何?投票所は日頃から市区町村選挙管理委員会が選挙人名簿に基づいて偏りが起きないように場所を決めてるんだぞ。選挙人の人数が変わらないのに増やす必要ないだろ。
・民主主義の根幹を揺るがす
→投票時間を1~2時間早めたところで民主主義の根幹は揺るぎません。平成9年頃までは期日前投票もなかったし投票時間も18時までだったけど、民主主義は崩壊なんてしてなかったぞ。
今回のことで話題になっていることに関連しそうな条文をピックアップするぞ。
2 投票管理者は、選挙権を有する者の中から市町村の選挙管理委員会の選任した者をもつて、これに充てる。
(~略~)
6 投票管理者は、選挙権を有しなくなつたときは、その職を失う。
(~略~)
第三十八条 市町村の選挙管理委員会は、各選挙ごとに、選挙権を有する者の中から、本人の承諾を得て、二人以上五人以下の投票立会人を選任し、その選挙の期日前三日までに、本人に通知しなければならない。
2 投票立会人で参会する者が投票所を開くべき時刻になつても二人に達しないとき又はその後二人に達しなくなつたときは、投票管理者は、選挙権を有する者の中から二人に達するまでの投票立会人を選任し、直ちにこれを本人に通知し、投票に立ち会わせなければならない。
(~略~)
4 同一の政党その他の政治団体に属する者は、一の投票区において、二人以上を投票立会人に選任することができない。
(~略~)
(投票所)
第三十九条 投票所は、市役所、町村役場又は市町村の選挙管理委員会の指定した場所に設ける。
第四十条 投票所は、午前七時に開き、午後八時に閉じる。ただし、市町村の選挙管理委員会は、選挙人の投票の便宜のため必要があると認められる特別の事情のある場合又は選挙人の投票に支障を来さないと認められる特別の事情のある場合に限り、投票所を開く時刻を二時間以内の範囲内において繰り上げ若しくは繰り下げ、又は投票所を閉じる時刻を四時間以内の範囲内において繰り上げることができる。
2 市町村の選挙管理委員会は、前項ただし書の場合においては、直ちにその旨を告示するとともに、これをその投票所の投票管理者に通知し、かつ、市町村の議会の議員又は長の選挙以外の選挙にあつては、直ちにその旨を都道府県の選挙管理委員会に届け出なければならない。
※ちなみに東京の特別区は第二百六十六条において市の規定を準用することになっている。
公職選挙法に記載のとおり、投票時間は市区町村選挙管理委員会が「選挙人の投票の便宜のため必要があると認められる特別の事情のある場合又は選挙人の投票に支障を来さないと認められる特別の事情のある場合」に、法律に規定の範囲内で時間を変更することができる。
例えば、開票時間に間に合わせるためには18時に出発する船に投票箱を乗せなければならない。そのためには16時に投票を締め切らなければならない。
では、今回の経費節減のための投票時間の繰上は「投票に支障を来さない」自由なのか。
個人的な見解だが、この程度も認められないのであれば、選挙制度は近い将来音を立てて崩壊するだろう。
このように法律で「市区町村選挙管理委員会」が投票時間の決定権を持っており、そこには国の役人や政治家が意見を挟む余地はない。
政府の圧力で投票時間が短くなったと声高に意見をする人がいたら、それはただの「陰謀論に騙されやすい人」である。付き合い方を見直すことをおすすめする。
件の記事で取り上げられていた宇都宮市の例を見てみようと思う。
https://www.city.utsunomiya.lg.jp/shisei/senkyo/1027895/1027904.html
グラフだけなので細かい数字は分からないが、令和3年度の衆議院小選挙区の時間帯別投票数を見ると、ピークの10~11時では20,000を超える投票がある一方、19時~20時は5,000を切っている。4分の1以下である。18~19時と比較しても半分程度の投票数である。
単純に考えて、時間帯によって投票所の運営コストが4倍以上かかっているということである。
自分が従事していた投票所もだいたい同じような状況だった。酷いときは1時間あたりの投票者数がピーク時の10分の1程度のときもあった。
事務の効率化、行財政改革が叫ばれている中、選挙だけが改革から外れる合理的な理由があったら教えてほしい。
ここでは立会人だけでなく事務従事者全体のことを考慮して記載する。
投票所における事務従事者は最低でも次に挙げる程度は必要である。
投票所によるが、だいたいこれらの人員が、準備片付けも込みで午前6時から午後9時まで15時間拘束される。
以前の勤務先では、選挙管理委員会職員と、選管応援の総務系職員を除いて、投票従事者と開票従事者は分けられていたので、これまたXで話題となっている「6時~27時勤務ののち、翌8時半から通常勤務」といったことは経験がない。
ただ、小規模自治体の話を聞いていると、投票事務と開票事務の兼務があるようなので、マンパワーが少ない自治体ほど厳しい状況に置かれてるのかもしれない。
以前の勤務先では15時間の投票所勤務をして、主事級の日当が3万弱~3.5万弱だ。これを多いと捉えるか少ないと捉えるかは自由だが、「この金をもらえなくていいから、許されるのであれば選挙に従事したくない」というのが市区町村職員の主流意見じゃないだろうか。同業者ニ意見ヲ求ム。
※自治体によっては日当じゃなくて時間外対応という神みたいなところもあれば、週休振替という地獄の煮凝りみたいなところもあると聞いた。
選挙事務は、市区町村の職員のほぼすべてが何かしらの形で関わる上に、派遣(アルバイト)も入れている。
このうち投票管理者は、投票事務をよく分かっている人でないといけないため、大抵は市区町村職員が割り当てられる。立会人は職員でもいいし、民生委員、保護司、スポーツ推進委員、自治会役員など、専門知識がない人でも構わない。まあ打診したところで断られるケースも多いんだけどね。
余談になるが、令和元年に専任要件が緩和され上記2つの職の要件が「選挙権を有する者」になった。それまでは選挙区内から投票管理者と立会人を見つけなければならず、勤務先市区町村に居住する者が割を食っていたが、この改正は大きかったなと思う。
令和5年度と、期日前投票が始まった平成15年度と比較すると、全国の地方公共団体の職員数は約30万人減少している。
一方で期日前投票の制度は年々充実してきており、事務負担は増える一方である。
投票所の運営なんてほぼ全てアルバイトだけでいいだろという意見もあるかもしれないが、ただでさえ人不足の中アルバイトだけでどれだけの人が集まるだろうか。
そもそも、投票数と投票用紙の数が1枚でも合わなかっただけで記者発表沙汰になるというのに、アルバイトに票数管理をさせるなど正気の沙汰ではない。
銀行が毎日の帳簿と現金のチェックを日雇いの派遣に任せるか?飲食店でシフトに初めて入るアルバイトにレジの締めを任せるか?
当たり前だけど、市区町村の正規職員が担うべき領域は外注できない。
これまで書いたとおり、現行の選挙制度は、市区町村職員の多大なる負担(犠牲と言ってもいい)によって成り立っている。
期日前投票所は年々充実しており、鉄道が通っている市区町村であれば、主要駅には期日前投票所が設置されているだろう。
期間も2週間設けているところが多いため、調整のしようはいくらでもあるだろう。
単純に投票時間を短くするのではなく、期日前投票所の拡大や移動式投票所の導入、その他さまざまな取組を行った上での投票時間短縮なのだ。
人口減少の局面において、今後市区町村職員は減少することはあっても増えることはないだろう。
市区町村職員の団体交渉権と争議権が制限されているからこその犠牲によって成り立っているだけであって、団体交渉や争議に発展してもおかしくないレベルのことを要求されている。しかも選挙のたびに、だ。
抜本的な改革をしなければ現行の選挙制度は2050年くらいには崩壊しているんじゃないだろうか。知らんけど。
昔は紙に書いてもらって定期的に本部に電話して伝えていたが、今はタブレット渡して入力してもらい自動で本部に送られる
市町村により屋内でやらせてくれたり屋外しかだめと言われたり色々なので、天気次第ではめちゃ過酷になる
日本語が話せてタブレットが操作できれば誰でもできる、スキルは一切いらない
今回色々調べたけど1500-1900円/時くらいのレンジで募集されてる
当然だが研修中も時給は出る
露骨に傷つく態度で断ってくる人や、存在しないものとして無視してくる人など色々
新宿駅で名刺交換しようと言ってくる人と同じようなレベルの扱いだと思う
メディアに物申したい人もたまにいるが、我々はメディアの社員の連絡先すら知らないのでその声が届くことは絶対にない
ただ、2時間くらいやるとマシな対応をしてくれる人の属性がわかってくる
高齢女性、高齢男性、中年女性👈️このあたりは結構答えてくれるし、断るにしても対人間の扱いをして断ってくれることが多い
中年男性、若年男女👈️このあたりは結構傷つく断り方をされることが多い(もちろん全員ではない)
なのでよく「出口調査は恣意的に調査対象者を選んで世論をゆがめている」みたいな事が言われるが、故意に歪める意図でやっている調査員はいないと思う(利益がないので)が、優しい対応をしてくれる人に声をかけたくなってしまう人の性として、結果的に調査対象者が歪む可能性はあると思う
私はこの約十年間、市町村議会選挙・知事選挙・衆参院選挙を問わず、あらゆる選挙の投票先を、ランダムに決めている。
文字通りサイコロを使って(候補者が七人以上の場合はちょっと複雑になるけど)、とにかく自分の意志であるとかを介在させないようにやっている。
(一方で最高裁判事国民審査は全部バツを付けているがちょっとこれは別の話にしたい)
なぜこのようなことをしているのかの発端は、前の自民民主の政権交代劇の際に、「無党派層」というものの存在というか意義?について、考える機会があったからだ。
私は大学のゼミで、戦前の男子普選の時代に「無党派層」というものは勢力としてあまり認知されなかった、と学んだ。
(↑かなりはしょっているが、つまりそれらが育つ前に社会が硬直化し戦争に突入してしまったのと、地域社会や院外団活動の関係で○○党の支持をやめたら××党の支持者になるしかないみたいな短絡さがあったらしい。これも本題じゃない)
選挙権を行使する機会を得たばかりの私にとって、「無党派って一体、どういう立場なのだろう?」と常々考えていた。無党派って、本当に「党派」じゃないのか?みたいな。
報道、職場や労組、近所付き合い、フットサルやジムのサークル……もろもろの影響を受ける中で「無党派」というのはただ「選挙に行く気がないか、投票所の門をくぐった瞬間何かの党派に空気で入った人」を指す言葉でしかない。
党名を隠して政策だけでアンケートを取ると、共産党が一位になったという結果がどこかであったらしいが、しかしその結果を知ると、「共産党?うーんやっぱり自民党」みたいな行動を取る人がいるわけである。
あるいは単に「負ける候補者に入れたくないから都知事選では石原に入れるし、2009年の選挙では民主党に入れる」みたいな人もいる。
筋金入りの、自党が優位であろうが劣勢であろうが投票し続ける支持者をのぞいて、選挙に本当に「意志」を見出せるのか?その様な選挙が何十年と続いて日本は良くなっているのか?
良く分からない。その分からなさを理解するために、試しにやり始めたのがきっかけなのだ。
やり方は前述の通り、本当にランダムである。私の場合は選挙公報に番号振ってサイコロを使い決めるだけだ。
具体的な党名は出さないが、泡沫というか「無党派層」が入れなさそうな党に「入れることになった」(ランダムなのでこういう表現ができる)こともあれば、勝ち馬の議員に入れることになったこともある。
私の選挙区は、勢力があまり拮抗しておらず、ある党や議員が優位を保っている。この勢力を基準に考えると、数万票単位の優位さに、私の「ランダムな一票」が加勢するのか・抵抗するのかみたいな問題になってしまっている。
つまりランダム投票行動は選挙区によっても意義がかなり変わってくる。
日本ではなくアメリカになるが、今度の大統領選挙でも、カマラとトランプの双方の選挙パフォーマンスを見るたびに支持候補を変える人々や、「隠れトランプ」(おそらく「隠れハリス」も)支持者など、
選挙活動にほぼランダムと言っていい影響を与える人が・・・言ってしまえば、「選挙に行く日の朝、最後にテレビかネットで見た顔の候補者の方に入れる」人が何百万人といるのだ。
私は個人的に、皆さんには、制度的に意味のない白票であるとか、「支持政党なし」のような党名ハックではなく(ランダムな投票先であれば仕方ないが)、
自分の意思を介さない、何か人為的ではない要素や乱数による「ランダム投票活動」をお勧めしたい。この活動が何万票という力を持った時に、はじめて「選挙」の意義や「無党派層」の価値というものがわかってくると思えるからだ。
そして議員が、「自分の存在が乱数の上の存在でしかない」ことを意識すれば、よりマシな政治活動を行うようになるのではないかとも思っている。そう考えながら、私は今度の投票にも臨んでいく。
が、どうにもできない。
妹は発達障害を持っている。日常生活が困難なレベルで、高卒で就職した工場でも自力で髪を結べず他の従業員に結ってもらっていたという。その他も指示の言葉が通じないレベルで、結局は解雇になった。作業所に一時期行っていたが、今は通院の他は外出せずニート生活を送っている。
娘が「障害者」になるのを拒んだ両親のせいだ。
彼らは発達障害の診断を受けた娘に療育を受けさせず、普通学級に通わせ続け、障害者手帳を取るべきだという教育者の箴言を無視し、クローズドで高卒就職をさせた。その結果がこれだ。
自分は「貴方がたの感情で彼女の人生を滅茶苦茶にしてはいけない。妹は福祉と常に繋がっておかなければいずれ破滅する。せめて障害者手帳は取得させて作業所に通わせろ」と訴えてきた。
しかしその訴えは常に「家族が障害者になるというのは辛いので、そういうことは言わないでほしい」と聞き入れられなかった。意味が分からない。本当に何を考えているのか分からなくて怖い。
そもそも暴力が支配するタイプの機能不全家庭で、自分は実家を出て妹を含めほぼ絶縁状態になっている。それでも口を出すのは、将来面倒を掛けられたくないのと、家族という関係を無視しても社会的ネグレクト同然の扱いを受けている妹を見ていられないからだ。せめてグループホームに入れろと言ってはいるが、「障害者」である娘を彼らは受け入れない。そして飼い殺しにしている。
このままでは妹は美緒48歳になってしまう。自分はあの漫画を見て笑えなかった。大震災の時、小学生だった妹は揺れる電灯の下で座り込んだまま「どうしようどうしよう」と繰り返していた。いずれ両親の死という災厄が来た時も同じことを繰り返すのだろう。
妹を美緒にしたくない。しかし両親が頑なに福祉との接続を拒んでいる状況でどうすればいいのか分からない。あの漫画の切り抜きが流れてくるたび、いずれ来る「その時」がリアルな触感を持って迫ってきて怖い。生きていけないよおおおおおお。
【追記】
書き捨てのつもりでヤケクソに書いたので、反響に驚いています。
匿名の場でもなければ相談どころか吐き出すこともできなかったので、長年抱いていた悩みと不安に誰かからの反応をいただけて本当に嬉しかったです。ありがとうございます。
八方塞がりだと思っていたので今の状況で受けられそうな支援の情報を貰えて有り難いです。今後調べさせていただきます。また自分に対しての言葉も有り難い限りです。
■美緒って何だよ
□現状への危機感を抱かせてくれた作品なのに恩知らずでした。元ネタを貼ります。
https://togetter.com/li/2447737
https://app-manga.line.me/app/periodic/S120886?_appstore=0
外に出ないで菓子ばかりを食べる、母親が無尽蔵に甘やかして自活をさせない、この辺りが全く同じなために、近年の妹は外見もほぼ美緒になっており(唯一連絡を取っている母が写真を送ってくる)、あのコマの切り抜きを見た瞬間は息が止まりそうになった。
□自分もそう思う。
しかし妹を雇用していた会社から「医者で正式に診断を受けさせてくれ、その結果で通常の雇用を続けるか障害者雇用にするかを判断する(結局解雇)」と言われて受けた際の診断は『発達障害』だったそう。
また、幼児健診時受けた診断?によって「発達遅延」と言われていて、それによって療育を勧められていた記憶がある。こちらに関しては自分も当時小学生だった+母親の愚痴で仔細を知ったため、記憶があやふやで申し訳ない。
自分は正式な診断時にはもう家を出ており、妹の障害を認めたくない母親経由で聞いた話なので、実は知的障害なのに発達障害と伝えられている可能性は十分あると思う。
■作業所行ってたんじゃ?
□手帳を必要としないタイプの作業所に通っていたようだが、三ヶ月程度で辞めたと後に聞いた。原因は父親が「そんな所に通わせていたら本当に障害者になってしまう、辞めさせろ」と暴れ、母がそれに従ったため。妹本人の意向は不明だが、両親の障害者嫌悪の思想が強すぎるため、言ったところで聞き入れられなかったと思われる。
□役所の仕組みや法的には可能でも、妹がそれをするのが難しい。
まず第一に、妹は自分で何かを考えて行動するのが難しい。言葉を選んだ上でこう表現するより他ないが、自我が薄いのだ。唯一彼女のポジティブな執着が見えるのがゲームや漫画で、自分の身の上や将来に関しては、電話越しに聞いても「わかんない」か、ふにゃふにゃした口籠るような声しか返ってこない。会社を解雇された時でさえ。
第二に、妹に「障害者は恥ずかしいもので嫌なもの」という思想が植え付けられてしまったことがある。妹が奇声を上げたり庭を飛び回るといった行動を取ると、両親は「やめろ!障害者!」「障害だ!」と叱りつけ、宿題をやらずごね始めたら「そんな風にしていると障害者学級に行かなきゃいけなくなるよ!」と怒鳴った。
その結果、妹自身が「障害者」という言葉や存在を嫌がり、自分がやんわりと支援やグループホームの話を伝えても「それは障害者だからいやだ……」と拒否するようになってしまった。酷すぎて実在を疑われそうだが、自分も家を出るまで自分の家庭環境の異常さを客観視できなかったし、異常すぎて親しい相手であればあるほど相談できなかったことはここに記させてほしい。
■美緒48歳の元ネタを見せる/髪結いの件を引き合いに出して両親を説得できないのか?
髪結いの件は両親も承知していて(企業の人事から激詰めされた事が堪えたらしい)その上で何の支援も受けさせず、福祉にも繋げないという今の状態なんです。今までも市町村や国が出しているパンフレットやPDFを送ってきたが、そもそも妹が障害者であることを受け入れないから目に入れようとしない。
父に至っては機嫌を損ねると暴力を振るい始めるし、母は父の暴力に怯えて「もう障害の話はしないで」と言い始め、二人きりの環境に連れ出して資料を見せても「難しくてよく分からない」と言う。
父母にしても支援が必要なのではと考えている。だが自分の問題として、絶縁までの20年間続いた心身への暴力によって傷が癒えていないし、許せもしないから助けたくない。
けれど彼らの死後、障害者である妹をどうするか?となった場合、親族にせよ役所にせよまず電話を掛けてくるのは長子である自分だろうということと、単純に妹が『福祉の力を借りつつ自分の力で生きていく』ための縁や可能性を、両親の感情論によって奪われている理不尽をどうにかして取り除いてやりたいと思う。
気になったのは以上だろうか。
母は議論になるとよく「お前は子供を持たないから障害者の親になる気持ちが分からない(だから手帳は取らせない)」と話を終わらせた。
親であればなおのこと子の未来を思って行動すべきではないのですか? 子の未来よりいつか子より先に死ぬ自分の感情の方が大事なのか? 自分はそこまでおかしなことを母に言ったのだろうか。
美緒の元ネタのように両親が自分を頼りにしているというのは本当にそうで、幼少期から折に触れて「自分たちが死んだら妹ちゃんとは助け合って生きていってね」と言い聞かされ「そんなことはしない。障害のことを抜きにしても貴方がたが甘やかし、歯磨きもろくにしない教育を施してきた娘だ。その責任は自分たちで取ってほしい」と返答してきた。
その度に「そんなこと言わないで、きょうだいなのよ」「お前は冷血の人でなし」と繰り返されてきた。本当に自分は人でなしなのかと今も疑っている。
お前はもう関係ないから自分の人生を生きろというコメントには少し泣いてしまった。結局突き詰めれば、せっかく絶縁しているというのに、自分も自分の感情によって家族を見捨てきれないのかもしれない。どんな形でもコメントを寄せてくれた人たち、本当にありがとう。美緒の漫画を描いてくれた人もありがとう。まだ全然生きていける気がしてきた。
特に、区画整理された土地を訪れると、その痕跡が一切消去され、キレイな碁盤の目になってたりすると、がっかりする。
史跡にはあんなにも予算が付けられ、維持管理されているのに、旧道の扱いはあまりにも不憫だ。
著名な旧道を含む地域は、この記憶を次世代に受け継ぐことができるように、区画整理を禁止してはどうだろうか。
というか、発展なんかするなとさえ思う。歴史的痕跡を消すことは一切許されるべきではない。
歴史を守ることこそ、その地域が存在しうる最大の目的であり、それを失った地域など何の意味があるのか。
国や市町村も歴史を守るためには躊躇なく予算を割り振るべきだ。歴史を消す開発は差し止めるべきだ。
私は歴史が大好きだし、その地域の人間も歴史を愛してやまない人がいるはずで、そういうサイレントマジョリティが無視されてきてると思う。