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はてなキーワード: 自発的とは

2022-11-28

広告そもそも暴力

その情報を知らない人に届けるのが目的である以上、

必ずnot for meの人にもリーチするようにできている。

もちろん費用対効果を上げるべく、なるべくターゲット層に届くようには工夫しているが、

そもそも受け取り手自発的に求めていない情報を与えてくるという時点で、暴力性は内在している。

子どもを亡くしたばかりの人に子ども服のCMで哀しみを呼び起こされるのも、嫌いなタレントCMを流されて不快になるのも、ある意味では同一線上の出来事

批判するべきは「広告」というシステムのものなんじゃないのか。

2022-11-27

anond:20221127220726

人生は目の前のタスクに追われるうちにやり過ごしてしまうのが本質なんだよな。

暇な状態から自発的タスクを設定できる人間ほとんどいない。

ジャングルで常に外敵から身を守ることと食料を確保することを考えていた頃にそういう脳の性質を獲得したのだろう。

そういうわけで、大多数の人は仕事が安定したら結婚して子供を持つ。

そうすると子育てと家庭運営タスク自動的20年くらい忙殺されることになるので、少なくともその間は人生をやり過ごすことができるのだ。

anond:20221127123745

現状が「人類トップ1%未満の人が自発的に頑張るだけで残り99%を養えるくらいの段階に来てる」わけではないという話

anond:20221127112121

人類生産能力トップ1%の人が自発的に頑張る分だけで残り99%を養えるくらいの段階に来てるような気がするし

しろ下層民を働かせようとする、働くことで一人前みたいな価値観支配してることで、世の中の最適化が進まず非効率をのさばらせてると思うんだよ

から遊んで暮らしたいは身の程を知った正しい発想

2022-11-26

anond:20221125043012

人間関係不器用だけど、あるささやか行為を何年も自発的に行い、いろいろな人の仲を取り持っていた人

・お前のそれは甘え

全然具体的じゃなくて理解が難しいんだけど

毎日みんなに自腹でお茶配ってごますってた人がいたとか、そういうこと?

ささやかってことはもっとなんか挨拶とかそういう??

なかとりもつってことはあっちで話、こっちで話、みたいな行動が含まれてるんだよね???マジで何??

集団で仲を取り持つ人が叱責されるときって

そいつ新人からじゃなくて、そいつ対象外にされたから、じゃない?

眼の前で自分以外にだけ注がれる善意って偽善だって攻撃したくなるし

甘えだ、弱さだ、にそもそも高潔?な正義感インフルエンサー見えない敵と戦うのでこっち)があったのか、がそもそも怪しいような…

ただの狭量からくる嫉妬個人攻撃(そのインフルエンサーを上辺だけ真似た例、見本手本の提供インフルエンサー仕事から自然な流れ)もありえるきがします…

2022-11-25

「優しさではなく弱さ」の弱さが社会を支えてる

インフルエンサーとか、社会に何かガツンとかましたい系の人が

よく「(誰々のそれは)優しさではなく弱さ・甘え」みたいなことを言いふらして

ある立場(たぶん弱いよな)の人の善意をまるごと否定したりするけど

男女関係みたいな狭い例でも、組織や広い社会でも

まりそいつが「優しさではなく弱さ・甘え」だって適当なことを言いふらせる状況自体

無数の誰かの優しさ(そいつのいう「弱さ・甘え」)が支えてるということを全くと言うかわざと無視してるよね

じゃあ「あなた定義する本当の優しさ」なんて別に答えたりするわけでもないし、ただ本当に物言わぬ立場の人たちの善意を「甘え、弱さ」と嘲笑するだけだし

うまく説明できないけど

人間関係不器用だけど、あるささやか行為を何年も自発的に行い、いろいろな人の仲を取り持っていた人が、

なぜか目をつけてきた新入りに繰り返し「お前の○○弱さ・甘え」みたいなクソナメた説教をされ続けた末に何が起きたか、私は見たことがあるよ

それは怖い光景だった

コミュニティがたった一人のクソみたいな見栄による善意否定崩壊していく様子を

まあ言いふらす人たちは「だから弱いんだ」みたいな言い方をするんだろうけど

「弱さ・甘え」と形容される何かが、好き勝手いえるお前らや私や世界を支えてるよ

仮にそれを「弱さ」と認識してもそれを理由に人を踏み台的に見なしていると大変なことになるよ

2022-11-20

ある社員自分ミスを認めようとしない

ミスといっても、しかるべき社内手続を経ずにある件を処理してしまったというだけの話で、事後処理でいいからその社内手続を行ってくれればそれで済む話なのだが、彼が自分からそれを行ってしまうと、「その手続を経てからでなければいけなかったのにそれをしなかった」というミス全面的に認めてしまうことになるため、私のほうから「せよ」と指摘・指示されるまで知らないふりをしている…ことが完全に露呈してしまっているだけの状況だ。

しかしここで(言葉などを適切に選んだ上で)あなたミスだということを伝えてしまうと、彼は確実にヘソを曲げて思考停止しまう(="正解"だけを求め、自分のしたことの何がまずかったのかを省みようとしない、また同じようなことをやらかし、そのたびに「きちんと指示しないほうが悪い」と自己正当化・開き直ってしまタイプタイプ

ここは彼自身に私からの指摘・指示を待つことな自分からミスを認め、自発的に事後処理を始める必要性認識した上でその事後処理を始めてもらいたいところなのだが、まだまだ私の指導力が不足していて、うまくそこに至らしめることができていない。

なにせ私自身が若かりし頃このタイプだったので、気持ちはわからないでもない。

が、今は立場も違う。

間違いを認めたり、謝罪言葉を述べることまでは求めないものの、必要な"行動"は自分で気付き、自分から取りかかれるようになってもらいたいものだ。

先輩諸氏、このようなタイプのよい対処法があったら教示賜りたい。

北村紗衣さんのツイートに対する読解と批評」と書いた増田はさすがに悪意がありすぎでは?

https://anond.hatelabo.jp/20221117054344

https://anond.hatelabo.jp/20221118212515

(1) 私(北村紗衣さん)は、わずか1回しか草津町長及び町民への誹謗中傷は行なっていない。

(2) わずか1回なので、草津町長や町民から告訴される可能性は、極めて低い。

(3) 私(北村紗衣さん)が告訴される可能性や処罰される可能性は、極めて低い。それにも関わらず、私(北村紗衣さん)は自発的謝罪した。これは、私(北村紗衣さん)の良心の顕れである

(4) つまり、私(北村紗衣さん)は、良心的な人間である

いやいやいや。これはおかしいでしょ。

ツイートこれだぞ

https://twitter.com/TANSTAAFLTMIaHM/status/1593002626081492992

そうかなあ?

今回はたまたま「訴える」っていわれたから仕方なく謝ってるだけで、この人いつも同じことの繰り返しじゃん?

この後態度が改まるかどうか確かめからじゃないと、"評価"は難しいかなあ。

に対する対応として

https://twitter.com/Cristoforou/status/1593385687645966336

既に以前にツイート削除して謝ってるし、私が訴えられる可能性は極めて低い(一回の曖昧な論評で訴訟をするのは困難だし、町長声明を読んでもそういう話ではない)と思ってますが。

https://twitter.com/Cristoforou/status/1593388884993273858

私は訴えられるから謝ったのではなく、町長声明を見て、私みたいな一回だけのコメントも集まると相当な量になり、その結果として町長精神負担をかけてしまったのだろうということを考えたか謝罪しました。訴えられるとは思ってません。

https://twitter.com/Cristoforou/status/1593389553158479872

私が訴えられるのに怯えているから謝ったんだと思っている人たち、それって町長を気遣っているとかではなく、私が憎いということから出てきている希望ですよね。

「訴えられるから謝ったんだろ」に対して「訴えられるから謝ったわけじゃない」としか言ってない。私は良心的な人間ですアピールなんかしてないじゃん!

私はさえぼう先生のこと嫌いだし、さえぼう先生のこと批判してブロックされてるし、さえぼう先生が本当にクソな発言してるならさらされて炎上してTwitter引退させられたらいいのにと思ってるくらいには

さえぼう先生に悪意を持ってるけど、それでもこの読解はない。 そこまで墜ちぶれたくはない。

トップコメントがこれってまずいでしょ…

lady_joker 直近のツイートを見ていると完全に町山智浩化しているので、SNSは脳に悪いのだなと思わされた。この人に限らず、原稿が金になるレベル著述家Twitterで消耗しているの謎すぎる

さすがに今回の件は濡れ衣だよ。lady_jokerさんまた本文適当に読んでコメントしてるやん。この人いい加減本文ちゃんと読んでないとき断罪的なコメントかくのやめなよ。

zatpek https://twitter.com/Cristoforou/status/1593099059908464640 https://twitter.com/Cristoforou/status/1593385687645966336 リンクも貼らずに「言いたいことの骨子」とか自分勝手にまとめたものに対して「批評」とか言う?手の込んだ中傷しかない。

このzatpekって人何がきっかけか忘れたけど非表示にしてるってことはフェミ左翼なんだろうけど、こっちの人の方がちゃんとしてる。

2022-11-19

すずめの戸締まり駄作です

ダメだろ、これ。

失敗の原因は5つ。

①導入の失敗

冒頭、どこか非現実的で、しか東北震災を思わせる風景はいい。

踏切を渡らない演出や、立ち入り禁止看板を乗り越えるところなど、日常へ行かず、非日常へ入っていくことを描写していくも、よくわからないまま立ち去り学校日常描写→そして地震、なんか山から祟り神みたいなの出てる→再び廃墟へ。

ここが一つテンポが悪かったと思う。

どういう物語かを提示するという形で及第点ではあるが、特段面白くはない(わずか35秒で説明し、全く本編が面白くなかったソラとウミのアイダを見習ってほしい)

その後、猫(ダイジン)を追いかけ、船に乗るというところまでが、序盤といっていいと思う。

気になるのはすずめが船に乗るのは自発的意思に基づくものであって、君の名は。不可抗力で入れ替わったこととは違う。

ここにご都合的な強引さを感じるのだ。

さらに致命的だと思うのが、ダブル主人公のうちの一人、草太が早々に椅子の姿になってしまった。

この結果、ロードムービーでありながら、草太は椅子の姿であることからコミュニケーションをとることに作劇上の制限が加えられてしまった。

コメディ的なキャラクターになったことで、ラブストーリーとしての進め方にも違和感が出ている。

草太がどういう人物なのかが明示されないまま物語が進んでいく。役割しか持たされていないんだよね。

で、そのメンタルのまま、後半、突然の死にたくないっす。要石なりたくないっす。→私も草太がいない世界怖いっす。

義務的ラブストーリーにもっていくな!!

ロードムービーをやりたいのか、と思ったけれども、ロードムービーって基本的に旅する二人が、旅先での人との出会いによって関係性が変化するというのが定石じゃないですか。

でも、本作のヒロイン、すずめは一体に何に不満があって、成長するのかというのが不明瞭なんですよね。

3.11というモチーフと、ファンタジー表現の嚙み合わせの悪さ

災害の原因であるミミズが出てくる扉を閉める、という役目を帯びた青年が全国行脚しているようだが、ファンタジー職業ありがちなどうやって食べてんだ?という疑問には普通に大学生であるし、将来的には教師を目指しているという謎の情報が与えられた。役目が重すぎるだろ……。

関東大震災ミミズが原因だったという描写があり、直接的に言及されていないが、3.11も同じミミズが原因であったと推察できる。

こいつらがきっちり仕事してれば3.11を防げたってこと?という疑問点が観客の引っ掛かりになるのではないか

感動部分は、作品によってではなく、3.11悲劇性と記憶に頼って泣かせているんだよな。そして人間馬鹿から感情が動くと名作だと錯覚する。

③「世界」か「君」か

本作の中盤では、首都直下地震を思わせる災厄を封じるために、東京舞台に駆け回る。

通常の映画で言えばクライマックスに相当するようなアクションの末に、すずめは草太を要石として使用し、東京を救うことになる。

天気の子が「世界」か「君」かの選択で、「君」を選んだ結果、めちゃくちゃになった世界があって、それでも生きていくという話だったのに対し、今作では「世界」を選んだその後を書くつもりか?と思っていたが違った。

物語はこの要石となってしまった草太を救うために、幼少期に見たあの世への扉を探すことになる。

そして終盤、気仙沼炎上を思い起こさせるファンタジー災害空間で、暴れだす巨大なミミズを背景に、主人公を走らせる。この絵を描きたかったというのは分かる。

要石となった草太を解放することで、ミミズの抑えがきかなくなる。

さあ、どうする?

すまん!今まで要石やってくれとったダイジン、サダイジン!またやってくれ!

了解!!

おわり。

は?

世界」か「君」か、という選択と代償の話が、第三者委託したら何とかなったわwで終わっていいわけねえだろうが。

気まぐれな神としてのダイジンが、都合で動きすぎている。

自然に外れちゃった東京の要石ことサダイジンは、なぜか主人公たちの旅に付いてくる上に、最終的にはまた要石として役目を担うことになる。

ええ?

要石が外れたけど、機嫌治ったんで、自主的に役目に戻ってくれましたみたいな解決である

主人公らの選択と苦悩が壮大な茶番になってしまっている。

④単調な展開。

基本的四国神戸と行く先々でミミズを見かけて戸締まりするアクションシーンというのが連続で起きる。

また各地で出会う人々もそれほど深掘りされることはない。

これが東京まで来るとそれなりに街の描き方が生き生きとしてくるし、後半のキーパーソンになる芹澤が登場する。前半と後半で明らかに映画趣旨がガラリと変わっている。

からこそ前半の時間の使い方はもったいなかった。(後半にほとんど繋がっていかない)

おばさんも遠くで心配してる描写を延々はさむぐらいなら、もう少し後半の決裂に至る問題点避難者受け入れ、被災者遺族の家庭の問題)をやっとけばよかったのに。

⑤やりたいことが何もかも多すぎる

ロードムービーをする都合上、各地を巡り、そこで出会う人々とのつながりを書く必要があるので登場人物が増える。

そうするとそれぞれのキャラクターに割ける時間相対的に少なくなるので、魅力を描写する時間が足りなくなる。

途中で出会った人々を後半に繋げるでもなく、主要キャラ問題点提示や成長に繋げるわけでもない。何がしたいんだ。

新海が触りたかったものロードムービー3.11被災者への応援、衰退する地方都市避難民と家庭環境自然への畏敬、民間信仰恋愛あたりだろう。

終盤で、主人公過去自分を見つけ、この世界は明るいんだと、ド直球な被災者への応援メッセージを長々とぶちかましていく。

過去自分を救いたいという趣旨は分かるけど。

一方で衰退する地方都市自然に還る廃墟を映し、戸締まりの際の呪文山河をお返し申す、人間が使ってきた土地自然に返すという話であろうが本当に触れるだけだし、それを3.11テーマとどういうリンクをさせるつもりだったんだ。

ある種の無常観というか平家物語的な持っていき方をするわけでもなく、災害はそれはそれとして悼みます、という一貫性のなさ。

おばと主人公の決裂も、避難の子供引き取っちゃったせいで人生めちゃくちゃやん→ごめん言い過ぎたわ……。で終わり。

ダイジン、サダイジン、それにキャラクター名前を見ても民間信仰というか古代神道系の話っぽいなぁとは思ったが、そこもそれほど深掘りされず。

どうでもいいけど九州の要石、廃墟と化してるとはいえめっちゃ現代的な施設の真ん中付近に刺さってるの謎すぎるやろ。

そして終盤唐突恋愛映画的なスペクタクルと、抱きしめ。

男側の感情が一切見えない上に、女側もイケメンと旅して、神戸でいきなり発情し始めて椅子キスするという展開を伏線としてクライマックスで結ばれましたってやるの強引すぎるだろ。

今作は終盤に使うために仕込んだ伏線が、全て雑すぎて、「前に説明してましたよね?」と新海が言い訳するために挟まれるシーンが多すぎる。

戸締まりをする際に、その土地の人々に思いを巡らせる、というのもすずめにとっては何の縁もない土地の思い出が想起されるのは変だろう、と思っていると、終盤に被災前の人々の情景を描くシーンがあり、ああ、これのための言い訳だったのかと理解した。

なんなんすかね、これ。

2022-11-15

anond:20221114234347

入籍の際に、夫婦となる者が相互自身の病歴を自発的に明らかにすべき法的義務までは認められないと考えられますから、夫が精神科への通院歴を隠していたことが、婚姻生活実体回復不可能なまでに消滅させるほどの事情であるはいい難いでしょう。

「夫が結婚するまで精神疾患を隠していた! 4年目で発覚して憤る妻、離婚可能か?」

https://www.bengo4.com/c_3/c_1020/n_9456/


ということなんで、病歴隠してたことが離婚事由にはならない。

強度の精神病理由とする離婚請求は認められないでしょう


四年たってたら、生活できたとみなされるから離婚理由にはならない。

増田は何年か知らないけど。

でも向こうから言ってくれてるから、それは幸いだね。向こうが言わなかったら離婚は難しかたかも。

2022-11-12

TRPG - 初心者玄人セッションを共にして楽しめなかった話

初めに

ここでの「玄人」は「ある程度の期間TRPGで遊んでおりセッション慣れをしている人」という意味使用する。

ただどこかで書き残しておきたかったのでこの記事を書いている。

特定システムシナリオを想起させないように注意をして書いたつもりではあるが、システムに関しては少し察しがついてしまうかもしれない)

ポジティブな内容とは言い難いため、合わないと感じた場合各自判断で読むのをやめていただきたい。

本文

セッションまでの経験

何が起こったかを先に簡潔に記すなら「玄人無双して初心者たちが何もわからないままにシナリオが終了した」。

何年も前の話になるが、当時友人のほとんどがTRPGで遊んでいたため、私も機会があれば一度挑戦してみたいと思っていた。そんな時友人たちの中で最もTRPG歴が長い友人(以降Aとする)がわたし含む数人の初心者に声をかけてくれたのである

Aと他の初心者の数名と共にPLとして参加し、共通の友人であるBがGMを務めてくれた。Bも長期間そこそこな頻度でTRPGを遊んでいるシステムに慣れている人だった。

シナリオの大雑把な説明をするなら複数人で遊ぶ秘匿ありの(多少対立要素が存在する)ものだ。

CS作成などの事前準備をサポートしてもらい無事にセッションの当日となった。

そして当日、先に述べた「無双」が起こったのである

Aが秘匿チャットで行動を取り、私たちは何もわからないまま急に「Aさんの行動で終わりました。シナリオクリアです、お疲れ様でした」という流れだ。

そんなことある? と思われるかもしれないが、実際にこんな感じだった。

玄人初心者の違いは

結論として当然Aは悪くない。AはPLとして思考シナリオクリアするためにできる行動を取っただけなのだ

では何が悪かったのか、というのはおそらく「初心者と遊ぶシナリオではなかった」と言うことなのだろう。

となるとメンバーTRPG歴を知っていたGMが悪いのかと言われるとそうでもない。シナリオの詳細がわかっていても実際どのような行動を取るかはPLそれぞれであるため「無双しそうだからやめよう」なんて想定していたらキリがない。

初心者玄人では明らかに差が生じる。

GMに秘匿を自由に送っていい。

自発的単独行動をしていい。

などのシステム的な面に始まり、幾つものシナリオ経験してるからこその経験値というものが間違いなく存在する。

(少なくとも上記の2点は間違いなくこのセッションの時点では「そんなことしていいの?」となった要素だ)

似たようなギミックを別のセッション経験しているかもしれないし、同一のエネミーと対峙したことがあり対処法を知っているかもしれない。

そういうルールブックを手にしているだけではほとんど埋まらないような種類の経験値が間違いなく存在すると思う。

解決策?

この記事を打ちながらどのようにしたら私のような経験をする初心者が減るのかを考えて見たが「絶対的解決策はない」という結論に至った。

ただ、初心者玄人がともにセッションを行う場合にこういう事態が起こり得る、ということを知っておくことは有益ではないかと思う。どのように対策をするかしないかは人による。

実際私も数年TRPGを続けたからこそこの件がずっとひっかかっているだけで、あの一回きりで止めていたら気に留めていなかったかもしれない。

終わりに

友人は間違いなく「私と遊びたいから」誘ってくれただけである。もちろん私もほとんどTRPGをやっていない友人と遊びたいと思うことがあり、この楽しさを味わってもらえたらと誘うこともしばしばだ。

ただそう言う場合特別対立のあるシナリオでない限り)セッション慣れをしている自分が(PL側だったとしても)初心者の様子を伺いながらプレイしようとしている。そもそも対立可能性が高いシナリオ初心者の方を誘うことはないし、同じPLサイドとして参加することもほとんどない。

ただ、該当シナリオを楽しかったと言う話を聞くたびに「私はあのシナリオ玄人と回るべきではなかった」「記憶を消して慣れた今の状態でもう一度遊びたい」という考えが本音だ。

GMやAの手前「楽しかった」とセッションを終えたが、本音は「何が面白いのかわからなかった」。同じセッションに参加していた人たちも「知らないうちに終わっていてよく分からなかった」と言っていたため同じ気持ちだったのかもしれない。

2022-11-07

anond:20221107115428

毎日同じ時間アラームかける

アラームが鳴ったら何の感情も持たず(めんどいとかダルいとか)、とにかくテレビの前に行きSwitchを起動させる

・何も考えずアドベンチャー選択、画面の指示に何の感情も持たず従う

戦闘基本的シャッフルモード


これだけ!これでずっと続く

別に基本的には割と楽しい

慣れれば楽しさは若干減るがまぁ作業

そのうち音楽や声に飽きてうんざりする日がくるが、テレビ消音にして適当スマホ好きな音楽ラジオ動画流しながらやるといい

自発的にやる運動と違って指示があるのがデカ

自分で考えなくていい

シャッフルにすることで自分で何かを選択することを避け、ストレスを減らせる

2022-11-05

anond:20221105181648

原作者自発的に出してるならなんの文句もねぇわ。黒人だろうが何だろうが、途中から内容にケチつけてきて改変されることへの不満だよ。ポリコレ系は特にケチつける声がでかくて煩わしいんだわ。

2022-11-03

表現の自由男女平等のどちらを選ぶか

BL表現規制のあれこれに関して。

大前提として、非実在青少年のころに規制反対の立場ロビー活動をしていた腐女子の人も大勢いた。腐女子表現規制に無関心だった、とはとても言えない。彼女たちの尽力を踏みにじることになる。

ただ、同時に、「男性向け」表現に対する攻撃の先鋒に立ってきた腐女子の人が大勢いるのも事実だ。

たとえば、これまでBLの路地裏レイプ妄想を楽しんできて、『グラップラー刃牙』のBL妄想が書籍やドラマになったりしてるのに、当の『グラップラー刃牙』作中での性暴力描写に異議申し立てをした人とか、『BLの教科書』という書籍の中で男性向けエロは「モノ化」だが女性向けBLは「モノ化」ではないという超理論を展開した研究者とか、そういう「BL無罪」を掲げる人が目立ってきた。

もちろんフェミニスト腐女子兼任している人はあくまで少数派なのだろうけど、男性向け表現攻撃するツイッターフェミニストのbioを見ると高確率BL愛好家だったりする現象があるわけだ(まあこれに関しては、ミソジニーを撒き散らす自称弱者男性アカウントもかなり高確率男性向け表現を愛好するオタクなので、お互い様かもしれないが)。

そして、「男性向け基準なら一発で18禁とされているようなエロさの本が、BLではゾーニングせずに本屋に並べられてきた」という現実があり、現在BLにも「男性向け」並の基準が適用されるようになってきている。

公共広告」にしても、たとえば「レイプしてきた相手を好きになる」という展開(当然セックスシーンもある)を描いたBL漫画アニメ化されただけでなくアドトラックまで走っているのだが、まったく問題にされることはなかった。他方で、男性向けは、セックスなど一度も描かれていないような作品を使った広告が、スカートの皺だの巨乳を強調する構図だの夜這い設定だのを理由に(BL愛好家も含むフェミニストたちから)叩かれてきた。これはあまりにも不平等だ。

もちろん、理想は、男性向けも女性向け並みの「緩い」規制に戻ることだ。これなら、男女平等表現自由を両立できる。

しかし、男性けが「乳揺れ」や「巨乳JKとのラブコメ」程度のものに対して国連やら議連やらを動員した攻撃を受けている状況では、その理想はしょせん理想に過ぎない。過激フェミニストにも表現自由があり、彼女たちの攻撃を抑圧することはできないし、大学教授レベルでの攻撃が行われている(=次代のフェミニストたちにもその理屈継承されている)ことを考えると、そのような攻撃が数年できれいさっぱりなくなるとも思えない。

そうすると、現実的な男女平等を求める人たちは、「女性向けにも男性向け並の規制を」と主張するしかない。しかし、それは表現自由理念に背いている。

図示するとこうなる。

-男女平等男女不平等
表現自由男性向けも女性向けもおおらかに理想論だが実現は困難)(この立場想像できない)
表現規制女性向けにも男性向け並の規制を(女性向けへの規制強化、現実に起こりそう)BLはよいが男性向けはダメ男性向けはよいがBLダメダブスタクソ親父!)

左上の立場理想だ。理想だが、近い将来にこれが叶うとはとても思えない。だったら、近い将来に実現できそうな男女平等を目指そう、と考えて規制派に転向する人が出てきても不思議ではない。

増田表現自由という理想を信じているし、理想を高く掲げることを重視する理想主義者だ。だから左下のような立場は支持できない。しかし左下に転んでしまった人たちの気持ちもわかる。だって現実的に左上なんて無理だもの男女平等を支持する現実主義者は左下に行くほかない。

私たち表現自由という遠い理想を掲げてBLなど女性向けの性表現擁護するか、男女平等という実現可能目標のために女性向けの性表現への規制を唱えるか、どちらかを選ばざるを得なくなってしまったのだ。

追記

なんか図が変だなと思ったので書き直した。

-男女平等男女不平等
夢想男性向けも女性向けもおおらかに表現規制反対)男性向けの消滅女性向けの消滅
現実女性向けにも男性向け並の規制を(表現規制支持)BLはよいが萌えバッシングする/萌えはよいがBLバッシングする

こっちの方がマシな図になっていると思うが、改善案があれば聞きたい。

自由限界他者自由侵害他者への迷惑をかける地点なので、「(男女)平等でないこと(性別なりなんなりで差別があること」はそれを発生させる「自由」を制限して当然。選ぶも何も、自由定義でそうなるのよ。

タイトルだけ見て本文読んでないでしょ。

そのどちらかを選ばないといけないと増田が思うなら、『「表現自由」を「男女平等」では守れない』し、『「男女平等」を「表現する自由」も守れない』となる。表現と男女性別は必ずしも競合するわけじゃない。

タイトルだけ見て本文読んでないでしょ。

表現自由より、男女平等より、比べ物にならないくら大事なのはおもしろい」ことです。すべては「おもしろい」に使役すべきと思ってます。「おもしろい以外勝てん」です。

タイトルだけ見て本文読んでないでしょ。

エンタメ業界労働者経営層の半数以上が女性マイノリティーになれば、自然と落ち着くべきところに落ち着くんじゃね?歴史的制作現場ビジネス層も男社会だったのは事実なんだから、そりゃ男目線になるだろ

タイトルだけ見て本文(ry

これを二者択一にしてしまうと、「女性自由を奪ってでも男性自由を守れ」という暴論になってしまうんだが、それでも、問わないと答えが分からないのか?

タイ本読

表自的な意味での表現自由と、誰も可能な限り傷つけず、そのなかで広く意見を認める表現自由はまず違う。男女平等があるならおのずから後者は達成されている。

タ本

”これまでBL路地レイプ妄想を楽しんできて(略)当の『グラップラー刃牙』作中での性暴力描写に異議申し立てをした人と” ←フェミ社会学者金田淳子のこと。少年ジャンプ萌え漫画18禁しろと主張した。

左下の実例さんオッスオッス。左下に宗旨替えするのは理解しますけど、だったら規制派って名乗って表現規制陣営鞍替えしませんか? あなたのような、左下に宗旨替えしたのに自分表現規制反対派だとアイデンティファイし続けてる人が、フェミ腐女子と同じくらいには現状の分断を加速させてるでしょ。

『乳揺れ・巨乳バッシングは過剰だがどこかに18禁のような線引きは止むなし』みたいな立場存在議論の中に見えてこない。勿論増田に言わせれば表現規制派になるのは分かるが一まとめにするのは雑ではないか

そういう人たちが声を上げた結果、「あれだけ表現規制反対って叫んでた男オタクBLの話になるといきなり規制って言い出した……表現自由戦士の男オタクは信用できない!」となって分断が加速されています

かいところに突っ込んで申し訳ないが、アドトラックと駅、公共施設での広告とはだいぶ毛色違いませんか?。バニラとか、あれ他県からトラック回して審査回避してるよね。アドトラックはかなりダーティものでは。

えっ? 公道を走っているという点では誰もの目に触れる可能性があるわけでしょう? たとえば購読者じゃないと読めない日経新聞広告より全然公共」の広告ですよね?

先日の『月曜日のたわわ』バッシングでは、広告それ自体だけじゃなく、巨乳JKとのラブコメという程度の内容の原作も、東工大准教授の人が国連女性機関権威を持ち出してバッシングしてたじゃないですか? 『ラブライブ!サンシャイン』のみかんポスターは、原作にはまったく性行為描写は登場しないのに、スカートの皺が卑猥、という理由フェミニズム研究大家からバッシングされて、一部のフェミニストからエロアニメ呼ばわりされてたじゃないですか? その基準からいくと、男性に対するレイプ描写普通にあり、性暴力被害者加害者を好きになるという展開のBL漫画広告公道走ってる時点で、どんな抑制的なデザインだろうがあり得ないっしょ? 『宇崎ちゃんは遊びたい!』のポスターときは、ポスターデザインだけじゃなく原作にまでケチつけてるフェミニストの人が大勢いたんだから、仮にそのバッシングを正当だとするならば、当然、アドトラックだけじゃなくて原作の『抱かれたい男一位に脅されています。』も叩かれないとおかしいっしょ?

いや、もちろん『だかいち』が叩かれる必然性は何一つないし、仮にだかいバッシングが起きたら反対しますよ。でも、あのトラック公共性がないみたいな理屈おかしいし、萌えアニメポスター程度を問題視してきた連中が『だかいち』に何も言わないなら、「BL特権階級なのか」という不満を持つ人も出てくるでしょう。簡単な話だと思うんですけど何でわかんないんですか?

このBLのアドトラが問題視されないのはトラックの絵には性的描写がないからだと思う。作品の内容は公共の場には出てないので広告絵単体の比較。もしチンコを強調した絵なら問題になるはず。

広告絵単体の比較」ならなんでスカートめくりとか夜這いとかの設定をパネルじゃなくてウェブに書いてた温泉むすめはあんなに叩かれたんですか???

たかだかスカートの皺が、ボタンを持って振り向く少女が、デカリボンの後ろで微妙に揺れる乳が、大学教授やら国連女性機関やらフェミニスト議連やらが出てくるほどの騒ぎになったのに、なんでこのトラックの絵には何も問題がないことになるんですか???

ゾーニングが適切に行われればほとんどの問題解決するので、ゾーニングを「規制」って考えるんじゃなくて「自由を守る盾」って考えるように発想を転換することから始めてみればいいんじゃないかなあ。

そもそも宇崎ちゃんポスター高海千歌みかんポスター交通安全啓発のご当地VTuberもたわわ広告ゾーニング必要なんて存在しない程度の表現だったのにあんなにバッシングされてたし、温泉むすめはパネルに書かずにウェブに書いてた設定をわざわざ検索して文句つけたフェミニストの人もいましたよね。服を着た胸のでかい女子大生が煽ってくる広告スカートに皺の寄ったJKみかん持って微笑んでる広告制服JKボタン持ってこっちを振り向くだけの表現にまでゾーニング必要、というのなら、それはもう普通に表現規制でしょ。ゾーニングゾーニングって言う人は結局規制論者じゃん。

増田は一発18禁レベルBL本をゾーニングせずに本屋に並べて、小学生自由に読めるようにすべきだという考えなの? 表現規制に反対している人でも、ある程度のゾーニング必要だという意見が大半では?

本屋自発的にそうするなら止めませんが、法や条例で陳列方法強制されるのはどうかと思いますよ。そういう書店があってもいいでしょう。親御さんは書店を選ぶ自由行使してもらえれば……

性犯罪セクハラ被害への理解が進んで減るなら男性向け規制本来不要でそっち行くべきなのに行かないなら「男性向けだけ規制」だよ。女性向け放置でも現状の女性が受けてる性的消費ダメージを男性は受けないし

マジでBL無罪って考えてるんだ……じゃあBL性的少数者をモノ化し彼らへのステレオタイプ助長している性的少数者差別コンテンツだって話する? 性的少数者の人たちを「受け」「攻め」というセックス時のポジションで分類するのは彼らの存在をセクシャライズし彼らの人間性貶める表現なので、性的少数者への偏見がひどいうちは規制されても仕方ない、って話もしよっか? 少なくとも同性婚すら実現してない国でやっていい表現じゃないよね? 私はもちろんこんな主張には賛成しないけど、あんたらの理屈敷衍するならそうなるよな?

ところで、容姿端麗な女性しか採用しないと明言している劇団が仮にあったとしたら、女性に対する容姿差別助長するわけだから女性差別劇団として攻撃されても仕方ないんじゃないの? 仮にその劇団BL的な演目をやってたら、それは性的少数者への文化の盗用だから欧米基準ではありえないよね? 仮にその劇団が濃い目の肌色になるようなメイクをして『アイーダ』を上演してたら、それはブラックフェイスからアメリカでは一発でキャンセルされるやつじゃん?

え? その劇団女性ファンが沢山いればセーフ? ラブライブにも大勢女性ファンがいたけど焼かれましたよね? 女性ファン存在はそのコンテンツ女性差別であることを何ら免罪しないってことでしょ? まして性的少数者から文化盗用やブラックフェイスは、女性ファン存在では免罪されないどころか、むしろ他者への客体化だから余計に罪が重くなるんじゃないの?

もちろん私は仮にそんな劇団があったとしてもそれを攻撃するつもりも規制を主張する気もないけど、男性向け文化有罪だけど女性向け文化無罪、っていう態度をいつまでも採るなら左下に闇堕ちするぞ。性的少数者のモノ化やブラックフェイスという誹りから女性文化が逃げられるだなんて思うなよ。死なばもろともだ。

最後追記見て、結局この増田は極論唱えて喧嘩したいだけなのかなって思った。フェミ腐女子ザマァしたいだけだよね?

男女平等を求めたら極論になるんですか???

巨乳女子大生ウェイトレス姿で注射が怖いのかと煽ってくる献血ポスター女性のモノ化で女性蔑視、胸元のリボンの後ろでよく見ると胸が揺れてるヘソ出しルックVTuber性犯罪の誘発なんでしょ? 仮にそれらの理屈を是とするなら、MSMの人たちをステレオタイプに描いたジャンルであるBL差別扇動だし、美女ばっかり集めた劇団が濃い目のドーランで『アイーダ』やるのはルッキズムブラックフェイスの合わせ技でキャンセル一択でしょ?

こんな簡単理屈が「極論」ですか???

2022-11-01

江戸時代Togetter記事

江戸時代の何が優れていたかみたいなテーマ構成されているTogetter記事

今の中国ゼロコロナ政策をやってるけど、ああいう抑圧を統治ベースにおいた幕府が300年やり通したようにしか見えないんだけど、あれで優れていたって感覚もつの?

長期にわたって身分階級関係なく隷属させていただけじゃないのか。

宗教ガーって言う連中が最近は猛威を振るってるけど、宗教以外に社会思想が何もない時代に、それを骨抜きにされたら公家武士から被差別民まで自発的に隷属していく人間ができあがるだけだと思うんだが。

専制政治を作り出すことに宗教思想は影響を及ぼすが、それに対抗する人々に影響を与えるのも宗教思想だと思うんだけど。

武士階級が重んじた儒教思想だって支配効率が上がるためのエッセンスだけを抽出されたもの

災害、大飢饉が頻発しているのに幕府政権に大ダメージを与えるような公家武士の反乱、民衆の蜂起がないのもその証明じゃないか

今の中国であるような自由を抑圧された中で政府に怒られないように人生を歩むしかない人民たちみたいな。

習近平徳川吉宗しかみえんのだけど。

2022-10-30

anond:20221030152059

それ読む限り

アメリカ司書自発的専門性を生かした価値を作れるから待遇が向上して

日本司書はそれができてないってだけに見える

順序が逆じゃね

2022-10-26

anond:20221026131211

花沢さんは押しが強すぎてカツオから敬遠されてるけど、逆に言えばそれぐらい自発的に動けるということでもある

これは大きい

別にブスというわけじゃないしあと実家も太い

テニス依存症をやめたい

今まで自発的スポーツなんかした事無かった。

授業が終われば家にこもってゲームをし続けるタイプ人間だった。

そんな俺がテニスを始めた。

まあ楽しいんだわテニス

大会とか出ずに無邪気に球打ってるだけだからってのもあると思うんだけど

走って追いついて返して、ああ俺の身体はこんなに動きたがってたんだ、みたいな。

仕事の都合で2週間に1回くらいしか出来ないんだけど

そんなんじゃ大して上手くならないうえに体力的な向上も少ないんだけど

その結果何が起こるのかというと

翌日から筋肉痛ヤバいんだよね。

そして大体3日後くらいまで酷い筋肉痛に襲われる。

そんで筋肉が疲れてるとすごい眠たくて仕事への支障がヤバいんだよね。

からテニスなんかさっさと辞めるべきなんだけど

辞められないんだよなあ。

なんか世の中、パチンコとかソシャゲとかの依存症問題視されてて

自身テニス始めるまでは休みの日はゲームするかスロットするかの二択だったけど

疲労殆ど無い分ゲームスロット依存するのってむしろマシな方なんだよな。

2022-10-23

鬼滅の刃嗅覚人間の本性その他の話(1)

 世間流行の移り変わりとは無関係に、私は度々『鬼滅の刃』の原作単行本を読み返しているのだが、またも同作を読んでいる。

 ここ最近の読み返す切っ掛けの一つとなったのは、例によって金関丈夫の『木馬と石牛』である。何度目だ。

 ひとまず最初に紹介しておく金関丈夫論文は「わきくさ物語」と題する一篇である

 これは、腋臭(わきが、えきしゅう)や体臭肯定的に捉えるか否定的に捉えるか、その相違について、人類学的な統計データに基づいて西欧人と東アジア人の腋臭体質の多寡(出現頻度)を比較するとともに、東西文学作品や文献に於ける腋臭体臭に関する記述比較したという内容である。今さら気づいたが、論文題名は『若草物語』のパロディである

 金関丈夫の論旨を大雑把にまとめて紹介すれば、次のようなものである。「人類学的に見て、西欧人の集団では腋臭体質の人の出現頻度が高く、日本中国などの東アジア人の集団では出現頻度が低い。それに呼応するかのように西欧では、身体臭い肯定的に捉えて讃美する詩や文学作品が見出される。それとは対照的日本中国では、身体臭いを讃美する文学作品記述は見られない。ひどい体臭の人が周囲から疎んじられるといった、否定的記述内容は見出される。日本文学においては、田山花袋の『蒲団』など西洋文学の影響を受けた近代の少数例を除けば、体臭文学存在しなかったのではないか」云々。これも今さら気づいたが『大衆文学』の駄洒落である

 それはともかく、かのナポレオン愛人に宛てて「近々戦場から戻るから風呂に入らずに待っているように」と手紙を書いたという有名な挿話を知っていると、金関丈夫の主張にも頷けるところがある。

 しかし、体臭文学に関して言えば、確かに金関丈夫の言うとおり国文学の中では劣勢なのかもしれないが、嗅覚のものは、時代の変遷や題材の違いによる差異はあれども、国文学においても大なり小なり着目したり描かれたりしてきたのではないかと思う。源氏香(※)のような遊びが生まれたぐらいなのだから香り匂いを味わうことの悦びを昔の日本人も持ち合わせていなかったわけではないだろう。それにまた、腋臭のような刺激的な匂いに対する肯定的記述が見られないからといって、体臭のものに対する愛好癖が日本人の間に存在しなかったとまでは断言できまい。好ましくない体臭に対する認識があったのならば、好ましい体臭に対する認識があってもおかしくはない。したがって、いま少し詳細な再検討必要ではなかろうかと思われる。[※注:源氏香は、室町末期以降の遊びであるが、源氏物語各巻の見出し源氏香の記号が付記されるようになったのは明治以後のことらしい。また、その記号は、組合数学テキストで例として挙げられることもある。]

 とまあ、こういった具合に「わきくさ物語」を読み直したことが切っ掛けで、嗅覚について色々と思いを巡らせていたところ、竈門炭治郎のことも連想して『鬼滅の刃』を再読し始めたという次第である

 ところで、上に述べたとおり、私は金関丈夫の主張に対しては批判的な考えを抱いているわけだが、そのような批判的思考は私の独創ではない。以前に読んだ本の記憶から「はて、国文学でも、それなりに嗅覚重要視されていたはずではなかったか?」と思ったので、金関説にも疑問を抱いただけなのである

 さらに、その時に本で読んだ内容には『鬼滅の刃』を妙に連想させる記述も含まれていたと記憶していた。そこで本棚を漁ってみたところ、それらしきものを再発見した。次に、それを紹介しようと思う。

 『鬼滅の刃』の主人公たちである竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助の三人が持つ優れた感覚は、それぞれ、炭治郎=嗅覚、善逸=聴覚、伊之助=肌感覚(触覚)である。炭治郎や善逸は、相手人間か鬼か、人間であれば善人か否かを、これらの感覚によって看破できることは、漫画を読んだりアニメを観たりした人ならばよくご存知のことと思う。

 この三感覚と同じ取り合わせを、私が目にしたのは、小松和彦の著書『神々の精神史』(講談社学術文庫)に収録されている「屍愛譚(しあいたん)をめぐって 伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)二神の冥界譚を中心に」と題する論文の中であった。

 まず、私が『鬼滅の刃』を連想させるもの記憶していた箇所を、少し長くなるが同論文から引用しておこう。

 「男と女の愛の語らいは、昔から夜中に行なうのが一般的であった。言い換えれば、愛とは、第一次的に視覚依存するものではなく、香り(嗅覚)や声・物音(聴覚)あるいは肌触り(触覚)のなかからかに創り出されるイメージの、想像力による夢幻世界における営みであった。そして、日本女性美の一つは、この視覚的な隔離から発生しているともいえよう。『堤中納言物語』の「虫愛づる姫君」のなかに「鬼と女とは人に見えぬぞよき」とあるが、この言葉が苦しまぎれに吐かれた言葉にせよ、実に見事に女の美のあり方を、愛のあり方を示唆している。」

 奇しくも、小松論文の中で三つの感覚が挙げられる順序は『鬼滅の刃』の物語主人公たちが登場する順序と一致している。果たして吾峠呼世晴は、小松和彦論文著作を読んでいたのかどうか。真実は分からないが、そういった想像をしてみるのは楽しいことである

 さて、小松和彦論文は、国文学などにおいて見られる、妻・夫・愛人などに先立たれた人が、パートナーの亡骸を屍姦したり冥界を訪れるという物語記述について論じたものである。その中でも題名のとおり特に、亡くなった妻のイザナミ恋しさに黄泉の国を訪れたイザナギ物語、そこで語られる覗き見の禁忌、その侵犯について考察している。

 死して黄泉の国の住人となってしまったイザナミは、自分を現世に連れ戻すために訪れた夫イザナギに対して「それでは、現世に戻れるのかどうか、殿内に入って黄泉の神と協議します。私を待つ間、決して中を覗かないようにして下さい」と言い残して黄泉殿内に籠もる。しかし、妻と黄泉国神との協議が終わるのを待てなかったイザナギ禁忌を犯し、黄泉の国におけるイザナミの変わり果てた姿(肉体が腐敗して蛇に集られている有り様)を覗き見てしまったがために、彼女は現世に戻ることが不可能となり、二人は別れざるを得なくなる。

 この禁忌を犯す場面において、イザナギは彼の御髻(みみずら)に挿していた湯津爪櫛(ゆつつまぐし)を抜いて、それに火を灯してから黄泉の国の殿内を覗き見るという筋書きになっている。この灯火を焚く必要があったということは、つまり黄泉の国でイザナギイザナミが語り合ったのは、闇の中であったことを示している(そうでなければ、黄泉の国で最初に再会した時点で、イザナミの肉体的変貌にイザナギは気づいていたはずである)。ここには、現世でも黄泉の国でも何ら変わることのない「男女の愛の営みや語らい(ピロウトーク)は暗闇の中でこそ行われる」という形式がある。

 小松和彦論文でも指摘されていることであるが、日本イザナギイザナミの冥界譚やその他の屍姦譚・屍愛譚には、中国大陸の物語から影響を受けた節が窺える。小松論文でも紹介されているが中国東晋時代書物『搜神記』における屍姦譚の一例として、次のような話がある。

 美しい女性結婚した男が、妻から「私は普通人間ではないので、結婚してから三年経過するまでは、夜、明かりで私の姿を照らさないで下さい」と言い渡され、それを守りながら夫婦生活を送り、二人は子まで設けた。しかし、どうしても夫は我慢が出来ず、ある夜、明かりで照らして妻の姿を見てしまった。彼が目にした妻の姿は、腰から上が普通人間女性で、腰から下は干からびた白骨というものであった。妻は「私は死者であるが、あなたが、あと一年だけ我慢して私の今の姿を見ないでいてくれたならば、完全に蘇生することが出来たのに。しかし、あなたが禁を破ったがために、最早それは叶わなくなった」と言い残し、形見として袍(うわぎ)の端布と二人の間に生まれた子を残して、男の元を去ってしまった。その端布を持って嘆き暮す男のことは、スイ陽王(スイは目偏にオオトリ旁)の知るところになり、袍の端布が王の若くして亡くなった娘姫のものと同じであったこから、娘姫の葬られた墓を暴いたとの嫌疑で男は取り調べられることになった。男が語った事の経緯を信じられない王と家来が、娘姫の墓を検分したところ、墓暴きに遭った形跡も認められず、念のために墓内に入って棺も確かめると、袍の裾が棺の蓋の隙間からはみ出ていた。それを見て「さては、本当に墓を抜け出して夫婦生活を送っていたのか」と、王も家来も信じるようになったとの由。この生者の夫と幽霊の妻も、彼らの愛の営みを、妻の申し渡した禁忌を犯さないように、明かりの無い暗闇で行なっていたことは確実である

 イザナギイザナミ冥界譚と『搜神記』における人間・死者婚姻譚との間に共通するのは、妻の本当の姿を見ることの禁忌、それを夫が犯したために妻の蘇生が叶わないという点である

 特に前者の覗き見の禁忌について、小松和彦考察し、その本質は「女性が『ありのままの姿』を公に晒すのは好ましくないという、昔日の社会における男女観・価値観倫理観の反映」であり「女性の本性を覗き見ることについての禁忌」だったのではないか推理している。それを裏付けるかのように、生者であるパートナーに対して自分の本当の姿を見ないように要求する死者の話は、圧倒的に女性要求する側であることが多いのである。また、禁忌を犯した夫イザナギに対するイザナミの怒りの言葉は「吾に辱(はぢ)見せつ」(私に恥を晒させた!)というものであるさらに、類似物語として、豊玉姫(トヨタマヒメ)が出産の時、産屋に籠もり、それを彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)が覗き見ると、豊玉姫の正体はワニ(サメ)の姿であったという話もまた、女性の本性を見る禁忌の事例として挙げられる。

 死者にしろ生者にしろ、隠れている女性の姿を覗き見る男の性向というのは、時代を下っても変わらない。例えば『伊勢物語』の「むかしおとこうゐかうふりして」という出だしで有名な最初の一篇でも、田舎には不釣り合いな雅やかな女性が里に暮らしていることを知った主人公(在原業平)は、垣根の破れた所から彼女たちの姿を覗き見る。ずっと時代を下った現代においても、男性向けアダルトコンテンツは、視覚表現重要性を持つことは周知の事実である。このように、イザナギ在原業平の昔から変わることなく、男性は「視覚的な欲求」を満たすことを強く好むと言って間違いない。

 ところで、この「屍愛譚―」論文を再読し、期せずして気づいたのであるが、論文の著者である小松和彦の行なう考察もまた(覗き見の禁忌を論じて考察する必要から、当然のことではあるとはいえ)、やはり「視覚範疇」に留まっている。これもまた、視覚を重視する男の性向の顕れと言えるかもしれない。しかも、上に引用した箇所で「夜の闇の中での男女の愛の営みや語らいにおいては、嗅覚聴覚・触覚が重要である」といったことを述べているのにも関わらず、同論文は、それらの三感覚重要な働きを示している国文学上の具体例を、特に挙げてはいないのである。あるいは、国文学に詳しい人たちからすれば周知の事実なので、態々挙げる必要がないとして言わなかっただけのことなのだろうか?

 とりあえず、男女の機微の話は後回しにして、ひとまず、妖怪識別する手段としてのこれら三つの感覚について、話を進めることにする。

 聴覚妖怪識別に用いる事例は、比較的容易に見出される。例えば、誰そ彼(たそかれ)時・彼は誰(かはたれ)時・夜のように、人間なのか物の怪なのかを視覚的に区別をつけ難い時、相手妖怪が発する声によって正体を見抜くという事例は幾つも見つけられる。カワウソなどの物の怪は、人間から「誰じゃ?」と問いかけられると「俺じゃ」と言えず「おねじゃ」とか「かわい」などとしか言えないので、正体を見破られてしまうという。これは、言霊の力とも解釈できるが、音声(聴覚)による正体識別の事例と考えても許されるであろう。また、仮に人間の方が話し掛けたり問い掛けたりしなくても、妖怪の方から自発的に何らかの独特な声や音を発してくる(アズキアライ・テングダオシのような怪音、ヤロカ水の怪しい呼び掛け声など)ので、それを聞けば正体が分かるという例もある。これらも聴覚による妖怪識別に含めてよさそうである

 触覚の方はどうだろうか? 例えば、厠(便所)で河童などの物の怪に人間が尻を触られるという怪異の話は数多い。そして、それらの怪異譚は「毛むくじゃらの手である」といったような、通常の人間とは何かしら異なる手触り・肌触りの特徴を持つことを窺わせる描写が伴うことが多いように思える。厠が家屋の中では暗い場所に分類されることを併せて考えれば、これも視覚には頼り難い状況下で、触覚により妖怪識別する事例と考えることが可能ではないだろうか。他には、猟のために山に分け入った猟師が、夜になり「これでは鼻を摘まれても分からないな」と独り言を呟いたところ、突然「これでもか?」と何者かの手に鼻を捻られたという怪異譚もある(参考:千葉幹夫『全国妖怪事典静岡県の部)が、これは残念ながら手触りについて伝えていない。しかし、このように暗い場所時間帯において、物の怪に身体の一部を触られるという怪異譚は、枚挙に暇がない。これらも触覚によって人か物の怪かを判断するという事例に含められないか否か、再検討してみるべきかもしれない。

 問題は、嗅覚により妖怪識別する話や本性を看破する話なのだが、残念ながら今のところ、これといった事例を見つけられずにいる。逆に、妖怪嗅覚の方を利用し、何らかの臭いを発するもの人間が用意することで魔除けにするという事例ならば、比較的容易に幾つも見出だせるのであるが。例えば、焼いた鰯の頭を魔除けとする例は有名である。また、今でこそカカシといえば田圃に立つ人形のことであるが、日本神話でオオクニヌシスクナビコナと出逢うくだりに記されているように、本来の古い和名はソホド乃至ソフドである。それがカカシと呼ばれるようになったのは、稲を荒らす鳥を追い払うのに、鳥の死骸を焼いたもの竹竿の先に紐で括り下げて掲げるという風習があり「臭いを鳥に嗅がせる」という意味でカガシと呼んでいたものが、鳥避け人形混同されるようになったかである。上に挙げた鰯の頭も、ヤイカガシ・ヤッカガシ(焼き嗅がし)と呼ぶ地方があり、明らかに鳥避けのカガシと同じである。他にも、山中でタヌキやムジナの類いに化かされたことに気づいたならば、煙管(煙草)を一服すれば妖怪は逃げていくとか、小便をすると臭いを嫌がる妖怪を避けられるとか、人間嗅覚ではなく妖怪嗅覚を逆手にとって利用して払う例は多い。

 小松論文では具体例が挙げられていないものの「視覚的に本性を見ることが禁忌とされた状態特に暗闇の中で、何者かと一対一で対峙する状況において、重要役割を果たすのは、嗅覚聴覚・触覚である」という見解は、説得力を感じさせられるものであることは確かである特に、愛の営みに関しては、そうである人間がお互い裸一貫となって同衾する時、見た目の虚飾は、ほぼ通用しなくなるのだから。したがって、これら三感覚重要性が高まることは、必然であるように思われる。

 とはいえ「思われる」ということと、国文学などにおいて実際にどのように捉えられていたのかは、もちろん別問題であるから、これは検証必要があるだろう。あるいは(素人である私に言われるまでもなく)既に専門家の間では検証済みなのかもしれない。国文学中の、特に男女の愛の営みや語らいにおける三感覚が占める役割について、どのように描かれ、語られてきたのか、可能ならば識者の見解を知りたいものである

―――――――――――――――――――――――――――――

 さて、私は上で、男女の機微の話を後回しにして、妖怪の正体を識別する感覚的な手段の話をすると書いた。そこでいよいよ、男女の機微、すなわち異性のパートナーのことを暗闇の中で知る手段としての嗅覚聴覚・触覚の三感覚について論ずる順番がやって来た。といっても、上の文章を読んでもらえば分かるとおり、専門的な知見を私は持たない。そこで、識者の見解とは無関係に、今の私個人が思うところを書くことにする。したがって、これより以下は全くの駄文である

文字数制限のため分割したので、続きは⇒anond:20221023224411

2022-10-21

ff14疲れたので休止することにした。戻るかはわからない。

大半のコンテンツ新規PTプレイに入ってくるにはUIや各種設定のカスタマイズが済んでいる事が大前提

新規先行者プレイヤーと同じ体験をすることができなくなっている(漆黒時代ボスBGM変更による演出改変は死に値する)

アクション説明を「どうせ皆読まないで感覚で遊ぶんだから間違ってても平気w」くらいのノリでリリースされると裏取りで解析くらいしたくなるからリリース品質上げてくれませんか

問題あるユーザーが発生した時に通報マターでしか動かんのなら保身のための追加規約なんぞ作ってんじゃないよ

運営側自発的調査して対処してれば君だけ部外者一味みたいなのは今頃拡散して生き残ってないし、そういう事ができるように作った規約ならまずサポート仕事しないんですか?

配信で群がる映りたがりのゴミ共も掃除する気ないね

2022-10-18

anond:20221018142335

ハグだよ。ハグ

無言のスキンシップでお前が子供を愛していると伝えるんだ。

無条件に自分は愛されているのだという確信子供が持てれば、子供自発的に行動するようになる。

2022-10-14

ワクチン業務してたけど国にも労働者じゃないと言われた

やあ、みんな元気?ただいま、増田です。

厚労省から労働者ではないと言われてムカついたので晒します

長すぎて全文載らないか編集した。

あらすじ

埼玉県ワクチン接種センターで働いていたら労働者ではないといわれた。(詳しくはこちhttps://anond.hatelabo.jp/20211014160920

残業代の未払いや労働条件の切り下げに当たるかという問題だと思っていたが、どうやらそもそも労働者ではなかったらしい。でも実態労働者であれば、契約内容にかかわらず労働者であるはず・・・素人悶々と長々とまとまりのない文章を書いたところ多くの反響をいただいた。

論点看護師労働者性があるかどうかだと考える。

増田、その後

労基に相談

コメントを参考に労働基準監督署へ。

電話相談では実際のメール内容や給与明細を見てもらうことができないため窓口で「労働者ではないので八時間労働制に該当しないか時間労働概念もないし割増賃金を支払う必要はない」と言われて残業代が未払いだと相談員に訴えたところ、詳細を知る必要があるとして監督官に代わった。

監督官労働者性を判断するのはこちらで、使用者が決めるものではない」Fu〜かっこいい・・・

勤務場所時間指定されシフトもあり拘束されていることから労働に当たる可能性があるとして、調査が入ることになった。(県センターは四箇所あり、別センターに勤務する看護師も同様の扱いを受けていると伝えた)

鍵は埼玉県が取ってつけたように提示した保政法第569-1 (※県からメールには「保政法第569-1通知に基づく業務応援スポット応援を依頼しています)」とあった)というものの中身になるだろうとのことで、全文を確認したいとその場でセンター電話をしてくれた・・・担当者は本文はおろか何を根拠に発出されたかっていうかそれってなに?おいちいの?と理解していなかった。

偉い人によると、「保政法第569-1は厚労省から労働者として扱わなくてもいいですよと言われているのでそのように扱うけど大丈夫だよね?と聞いて埼玉県労働から承認を得ました!」という免罪符的なもののようだったが、監督官は「実態判断するのはこちらですので」と伝えてくれた。(かっこいい・・・

センター担当者からメール文面や当初配られた条件が記載された紙ぺらなどと共に、本来であればもらえていた賃金残業代シフトが削られた分)を計算し、資料として提出した。

県とのやりとり

さて、その頃センター内でも、シフト減に対して同意はしていないこと、接種者の減少を見越した運営ができていなかった埼玉県により労働の機会を一方的に奪われたのは解せぬと県職員と話し合いをしていた。

ワクチン接種業務に関する謝金支払い求人対応について」という資料2(後述)と記載された紙を一枚渡され、「埼玉県としても初日に丁寧に説明するべきであったのはごめんだけど、そもそもこれは雇用締結する”労働者”としては扱わない謝金支払いの求人であることを明示しなかった看護協会が悪いか文句ならそちらに(意訳)」という説明。(ちなみに明示はされており、割増賃金補償がないことを書いていなかったのは埼玉県

しかそもそも資料2というものの出典が記載されていないし(非公式なのではと思った)ここまで来て引き下がるかよという気持ちにもなっていたし、大本である厚労省文書確認する必要があったので、この謎を解明すべく、我々はアマゾンの奥地へと向かった・・・

アマゾンでの調査結果

資料2の大本は【新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種人材確保】が目的であることが分かった。これは政府が21年7月末までに高齢者ワクチン接種完了を目指したものの、看護師不足が叫ばれており、それを解消するための切り札となる潜在看護師就業支援として、支給要件を満たした看護師就業準備金を支給すると厚労省が決めたもの

資料が添付できず分かりづらくてすまんだけど。

都道府県ナースセンター以外の職業紹介や直接申し込みにより雇用された場合や、自治体において謝金対応としている募集への就業就業準備金支給対象に含めるとした。(そして本来謝金支払い求人無料職業紹介事業対象ではないが、緊急だから掲載してよいとなった)

ワクチン接種のための潜在看護職等のさらなる活用について(厚生労働省政局看護課):準備金支給対象についてはeナースセンター都道府県看護協会運営する無料職業紹介サイト)への登録及び必要研修の受講を要件としているが、それ以外の職業紹介や直接申し込みによる雇用場合自治体において謝金対応している募集対象とする。謝金対応本来無料職業紹介事業対象外だが緊急的なので、看護師確保事業として必要情報提供支援をしてねという文書

ワクチン接種業務に関する看護職確保のさらなる推進について(交易社団法人日本看護協会):厚労省からの通知を受けて、自治体から求人では謝金支払い求人希望するところが多かったこから厚生労働省政局看護課との検討の結果、無料職業紹介事業とは別の扱いとして対応することとなったのでそれぞれうまくやってねという文書

資料2は、緊急的な看護師不足を解消しワクチン接種を完了させるために潜在看護師就業準備金を支払うことを決め、広く看護師を集めるためにeナースセンターでは労働契約ではない求人であっても扱うことになったからこのように対応しようねという資料だった。

ちなみに資料2と合わせて上記関連資料も追加で労働基準監督署へ提出した。

アマゾンでの調査結果から

資料2ってあくまでも準備金支給ワクチン接種の看護師確保)のためなら謝金支払い求人を取り扱ってもよいということのみであって、実態として労働者に見える環境であっても労働者として取り扱わなくてよいとは一言も言ってない。((特大フォント))

埼玉県の言い分はこうであった「これは給与ではなく謝金だし、命令ではなくあくまでも依頼で、依頼したら来てくれただけ(意訳)」ま、そりゃあそう言うしかないだろうよ。

ではそもそも有償ボランティアとはなんぞやということでまたしても我々はアマゾンの奥地へと向かった。

こういうものを見つけた。ちょっと脱線しているので、経過が見たい方は読み飛ばして欲しい。

「有償ボランティア」 は労働者か?ー活動実態と意識の分析から

労働政策レポート No.3「有償ボランティア」という働き方─その考え方と実態─(第2章 有償ボランティアをめぐる研究と議論の整理)

有給職員仕事内容が近づいてくると, 内在的意識有給職員に近くなる可能性がある。 このように外形的にも内在的な意識においても有償ボランティア有給職員に近い場合には, 労働者として扱うことが望まれよう。』(小野,「有償ボランティア」は労働者か?ー活動実態意識分析から,日本労働研究雑誌,2007)ですよ、聞こえますか。

ボランティアについて明確な定義を行うことは難しいが、一般的には「自発的意志に基づき他人社会に貢献する行為」を指してボランティア活動と言われており、活動性格として、「自主性(主体性)」、「社会性(連帯性)」、「無償性(無給性)」等があげられる。(厚生労働省社会・援護局地域福祉課)s1203-5e_0001.pdf (mhlw.go.jp)

そもそも求人サイトを介して求人募集していたんだし、お金欲しさに応募しているところから利他的でないことは明白であり利己的でしかないです。(特大フォント

給与なのか・報酬なのかといったところも問題だろうと思う。

給与ではないと言うが所得所得だし、こちとら「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出して所得税が引かれており、税務署には「給与」として扱われる。

流山裁判」の話も読んでみたが、時給自体一般的ワクチン求人と遜色なく、単純なありがとう代というには高時給で対価としての性格が強く、専門性の高さからも請け負って働いていたと言えるだろうと考えている。

また、看護師の他に医師や案内スタッフもいたが看護師を除く全員が労働者扱い(みんなは派遣)されていて、看護師けがこれだけの給与を貰っていて同様にシフト制で働いていて有償ボランティアと言い張るには無理があるのではないかと感じる(賠償責任保険に加入しており、何かあれば埼玉県対応することになっていた)

長くなりそうなのでアマゾン話はこの辺で。

VS 埼玉県厚労省

1度目の聴取(21年11月頃)

監督官「県職員との話し合いで(ワイが)言っていたという回答と同じ内容だった」

というのを上に持っていったら追加の調査必要となったと。

2度目の聴取(22年1月頃)

1度目の聴取書類請求していたようでそれを提出してもらったとのことで、それを元に改めて上に照会して法違反があるかどうかを調べる。

監察官「柱は労働者性が認められるか・割増賃金適用となるか(変形労働時間制の概念埼玉県存在するか)・休業手当の対象となるか(労働者性があるなら)になる」

埼玉県会計年度任用職員制度適用すると行政職の中で一番給与安くなるけどいいの?」という話も出たらしい。

良い訳ねえだろうよ遡って労働条件の切り下げをするの?すごくない?まじアクロバティックなんだけど・・・

監督官曰く「遡及して返還するというのは聞いたことがないし、それこそ最初求人情報と異なるだろうってトラブルになるのは明白なのであり得ないとは思うけど」「埼玉県には埼玉県の決まりがあるんだろうけど、そんなことこっちは知らんし・・・労務管理を徹底してとしか(意訳)」と仰ってました。

ちなみに会計年度任用職員でも同額くらいで出てた自治体はあったので、給与自体は設定できるはずですね。

野澤企画看護師派遣を行う派遣事業者に聞き取りをしたところ、時給で大体2,000円から2,500円が相場でした。~中略~ 接種会場の設営等にかかる費用については、菅総理も申し上げている通り、国で100%措置することにしているため、自治体は、相場と比べて遜色ない水準で雇っているのではないかと考えています。以上です。

松本委員 遜色ないのではなくて、やはり、もう少し手当を考えたほうがよろしいかと思います。と申しますのが、普段仕事の時給と比較しても、2,200円は決してそんなにいいわけではないのです。非常に短時間仕事だと思うので、やはりある程度の手当は、危険手当的な意味も含めて、もう少しお考えになったほうがいいのではないかと、私は思います

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に係る人材に関する懇談会

声に出して読みたい日本語〜!私もそう思うよ!?!?松本委員同意同意!!!

案内スタッフ1500円/h、会場ディレクターで30000円/dとかで出てたんですよ?それでどうして実働が多い看護師が2000円台?割に合わない。

医師が20000円/h出ていたことも考えて、準備して打って観察する看護師の4000円/hは妥当だろう、じゃなかったら何のために頑張って資格取ったんや・・・

経過(22年3月

はじめに、厚労省自治体とのやり取りになるのでめちゃくちゃ時間かかってしまってごめんやでとのことだった。本来企業とのやり取りならこんなに時間は要さないのだとか。

以前に柱になると伝えられていた①労働者性が認められるか、②割増賃金適用となるか、③休業手当の対象となるかの報告。

③については難しいだろうと思っていたのでふむふむやはりという感じ。時短勤務は本意ではないので悔しいけど。

これらの違反点をまとめて労務管理しっかりしてね的な感じで埼玉県宛へ交付する予定と。

一般的には、違反を認め是正してもらうという流れになるそうなのだが、そんなに素直に動くのだろうか、ちゃんと更生してくれよな・・・と祈っていた。

経過2(22年6月

県で協議中との連絡。期間中どういう働き方だったのかという聞き取りだった。

業務に関して具体的な指示があったのかとか、シフトはどういった決め方だったのかとか。上からの指示があって働いていたかどうかとかを見極めるためかなと。

結果(22年10月

監督官「クッソ時間かかったのにごめんだけど(n回目)、厚生省労働局とも話し合いをして労働者にあたるかを検討してきたし指導できそうって方向でやってきたけど、結論労働者に当たらなかった(意訳)」

は?どゆこと?イケそうみたいな方向はどうした。

アクロバティックに大技決めたかと思いきや着地失敗かよ。驚きで複雑骨折

驚きで詳しい理由を問い詰められなかったが、、一般仕事とは異なり特殊からゴニョゴニョみたいな感じの言い分。厚労省パワープレイすぎ。

労基言いくるめた厚労省担当者、俺たちの前に出てきて説明して。

誰があの時期に12人で1300人(接種者は5人)打ったと思ってんの???段々呂律回らなくなるんだぞ・・・

労基の担当者は大仕事した結果がこれでマジ時間返せよ〜と思ってるかもしれないが、それはこっちも同じだし期待した分ショックもでかい

みんなへ

これから働く皆さんへお姉さんとの約束だ!

労働を始める前に契約書を必ず貰おう

まさに今回の発端がここ。契約書や労働条件通知書は自分労働者だと認めてくれる紙切れ(pdf)を大切に保管。書いてあることと違ったらその都度確認!それはあなたが持つ権利です。

選挙行こう(飛躍)

マジで大切。今回のように力になってくれない、メールも読んでくれない都道府県議会議員あなたの町にもいます弁護士ホームページ労働者の味方とか書いておきながら労働者メールシカトするおじさん。労働者権利を守る委員会みたいなのに入っているのにその手のことは分からんので力になれませんと返信してきたおばさん。自分が持つ権利は全部使おう。風が吹けば桶屋が儲かる的なあれで、回り回って自分に影響があるかもしれないぞ。

2022-10-12

anond:20221012214801

なるほど

話のわかる方とお見受けしてお願いするのだけれど、「女性が胸のサイズ自発的コンプレックスに思うことはない」ということを理解してほしい

現実で胸をコンプレックスに思う女性は、「胸が小さいと男の人に女と思ってもらえない、と社会から理解させられる」のが理由なのがほとんどだ

言い換えれば、胸がどうであれ男性が本人を見てくれるならコンプレックスになどならない

それこそVtuberなんかが胸を「自分自身コンプレックスに思ったり自慢する」ことをネタにしたりするから「じゃあ胸大きくすれば解決じゃん」って誤解するかもしれないけど、そうではなくて本質的には「胸がどうであれ人間は愛され得る」と思えなくてはなんの解決にもなってないのよ

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