2024-08-15

名古屋系と呼ばれるヴィジュアル系バンドの思い出

最初に断りますが、自分アラフォー男性です 名古屋在住でもありません






そもそもヴィジュアル系」という言葉自体がもう死語であろうが

全盛期は、どんなメイク系統か、曲がどんな音楽系統なのかで、ヴィジュアル系さらに細分化されていた

コテ系」 「オサレ系」 「ラウド系」 「白塗り系」 など、ヴィジュアル系の中に多様なサブジャンルがあった

そして増田はその中でも「名古屋系」と呼ばれるヴィジュアル系が好きだった


源流はSilver Roseあたりからだと思うが、個人的には黒夢が祖だと思っている

そもそもヴィジュアル系以前のロックは、汗くさくて、男くさくて、力強くて、体育会系で…という音楽だった

そういうロックステレオタイプに対して、ロックという枠組みの中でのアンチテーゼとしてヴィジュアル系の流れが生まれ

その流れを決定的にしたのが名古屋系であり、黒夢だというのが増田の持論だ

黒夢上記のようなロックイメージの、すべて真逆をいった、つまり

耽美で、女々しくて、病的で、退廃的な世界観で、ロックをやろうとしたのだ

これが衝撃的だった

すぐに多数のフォロワーが生まれ名古屋系と呼ばれるジャンル確立されていった

共通しているのは上記のような世界観なのだが、どうもこの方向性で長く続けるのは難しいようで、

名古屋系のバンドは軒並み短命、あるいはだんだん方向性が変わってポップになっていくことが多かった

また世間一般的セールスもあまりふるわず商業的に大成したバンドも少ない

それでも当時の世界観というか、名古屋系と呼ばれるバンドたちの空気感は何物にも代えがたく、

あれから30年近くたった今でも、当時の音源を引っ張り出してきてはたまに聞きたくなる

黒夢LaputaROUAGE、Merry Go Round、Lamiel、kein、deadman、GULLET

当時の名古屋バンドしか感じられない没入感のようなものがある

いつか、同志と心ゆくまで語り合いたいと思っていたのだが

リアル出会うことのできないまま、気づけばアラフォーおっさんになってしまった

やり場のない熱をここで供養させてください

  • 増田のダメなところを教えてやる。 まず最初に、「自分はアラフォー男性です 名古屋在住でもありません」と書いているが、その情報は話の本筋とは何も関係ない。要するに無駄な情...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん