はてなキーワード: アニメ制作会社とは
マジ卍?苫米地先生がほめてたから、てっきり良い会社かと思ってました。
「即断即決」で稼いでいる人たち
ここまで読んでも、本当に「即断即決」で大きく稼いでいる人なんているのかと疑っている人がいるかもしれません。
実例を一つ挙げましょう。
日本のアニメは全体的にレベルが高く、海外からは「クールジャパン」などと呼ばれるコンテンツ産業の旗頭のように扱われています。
ところが、業界内の人に話を聞くと「クール」とは程遠い実態が垣間見えてきます。
アニメは、セル画と呼ばれる絵を何枚も描いて、それをコマ送りで撮影して放映するという手法で作られていました。
日本のアニメは1秒間に8枚をコマ送りするので、その分の絵を描かなければなりません。
さすがに現在はデジタルに移行しましたが、それでもたくさんのコマ数の絵を描くという部分は変わっていません。
「多くのアニメーター(アニメ制作者)たちは、短い納期の中、毎日4時間程度の睡眠しか取らずに働き、平均月収は8万円前後だそうです。
ブラック企業どころか、ブラック業界とでも呼べそうな話で、「クールジャパン」などと自慢している場合ではありません。
そんな仕事をするくらいなら、時給800円でコンビニエンスストアやファーストフードレストランでアルバイトでもした方がいいのではないでしょうか。
時給800円で1日7時間、月3日働いたとすると 時給800円×7時間×3日=1万2000円 となり、月収1万2000円になります。
さらに1日7時間しか働きませんから、睡眠時間4時間などということはありません。
冷静に考えれば誰でもわかるはずなのですが、そういう選択をせずにアニメーターの仕事を続けている人がたくさんいます。
そういう選択をしたのですから、それを受け入れている(お金や睡眠時間に関係なく、とにかくアニメを作る仕事が好きだとか)のかと思いきや、そうでもなく、常に自身の待遇に不満を持っていたりします。
今のままでいいのか、抜け出したいのか、はっきりしないのです。
ここは「即断即決」、どちらかに決めてしまわなければ、毎日が不満だらけのまま過ぎていきます。
でも、現状(労働時間、睡眠時間や収入)に不満はあるけれど、アニメの仕事は好きなので辞めたくない。
株式会社ディー・エル・イー(DLE)という映像コンテンツを制作する会社があります。
「秘密結社 鷹の爪」「パンパカパンツ」といった個性的なアニメを制作する会社として有名です。
DLEの人たちは、いち早く「フラッシュ(Adobe Flash)アニメ」を導入し、セル画やデジタルアニメ(CGアニメ)ではなく、フラッシュでアニメを制作する手法を取り入れました。
これによりコマ数は激減し、また、従来に比べるとアニメ制作の手間が格段に減りました。
それによって作品そのものの質が低下したのかと言えば、そんなことはありません。
それまでのアニメとはまったく別の世界観を提示し、新たなアニメコンテンツとして人気を博すようになっています。
つまり、以前の「睡眠時間4時間」といったような過酷な労働条件を緩和し、さらに収入も増やすという方向へと進んでいったのです。
アニメ制作会社で株式公開している会社はそれほど多くありません。
あっても超大手企業か、よほどいいコンテンツを持っている会社か、ゲーム会社、大手出版社、広告代理店といった異業種ながらアニメに関わっているような会社がほとんどです。
そんな中、制作会社、しかも「主流」とはいいがたい「フラッシュアニメ」の制作会社が上場するのですから、そうとう稼いでいるのでしょう。
「彼らがそれほど稼げたのは、実力が十分にあったことに加えて、「自分たちでフラッシュアニメをやろう」と「即断即決」して、行動したからです。
ブラック業界と言っていいほどのアニメ業界の現状を変えようと決めて、すぐに動き始めたからです。
いまでこそフラッシュアニメは普及してきていますが、彼らは普及する以前から、この道を進んでいました。
「先発優位(first mover's advantage)」などという用語があるとおり、ビジネスにおいて先行するものが圧倒的に有利なのはいうまでもありません。
「フラッシュアニメは儲かるみたいだ」とわかってから新規に参入した人たちも大勢いると思いますが、先行するDLEに「追い付き、追い越す」のにはかなりの時間と労力が必要となるでしょう。
つまり、同じ判断をするにしても、人より早くその判断ができるかどうかが、ビジネスにおいては成功するか否かの分かれ道になることが多いのです。
「即断即決」できる人と、長々と会議をしたあとでさらに時間をかけて考え続ける人との違いは、やがてとてつもなく大きな差となっていくのです。
ビジネスでは「先発優位(first mover's advantage)」。
大きく間違ってるというほどかな。
なるほど俺は、「二次的著作物自体が著作権でどう保護されるか」を問題にしてるのかと思ったが、
増田が気にしてるのは、ばすてきアニメで加えられた創作性などはどうでもよく「二次的著作物の著作財産権をヤオヨロズが持っているのではないか」ってとこか。
ところで増田のいうところの共有著作権は著作財産権のことか? それなら問題ないが、
共有著作権の一切をヤオヨロズ側が有すべきでない、という意味ならその理解はタブン間違っているとおもう。
なんら 契約がなされなければ一般原則に乗っ取って著作権者 にもなりますが,通常は制作委託者との間に結ばれる 制作請負契約により,著作権は制作委託者に移転する こととなります。なお,移転が行われたとしても,ア ニメ制作会社は著作者として著作者人格権を有するこ とになりますから,制作委託者は著作者人格権につい ての権利処理(例えば不行使条項を設ける)が必要に なってきます。
p27 ④製作委員会型(著作権者:製作委員会への参加者) の下部の図にも、アニメ制作会社も著作権者であるように描かれてる。
基本的な戦法は、「同じ文字で攻め続ける」です。始まる言葉が少なく、終わる言葉が多い「ル」攻めが基本ですが濁点が有効なら「ズ」の方が効果的です。
それで攻め続けるだけで、だいたいは勝てるはずです。
しかし、逆に自分が「ズ」攻めを食らったときのために「ズ」で始まる言葉を羅列しておくです。
そして取っておきの「ズ」で始まって「ズ」で終わる言葉
相手が中級以上のしりとリストならば「ズ」攻めを使ってくるかも知れません。「ズ」攻めを食らい続けて散々つぶした後に「ズ」返しをする戦法が最強です。
先刻、ウマ娘公式からの二次創作に対する注意喚起が掲載された訳だけど(一応リンク貼っとくとhttps://umamusume.jp/sp/news/detail.php?id=news-0106)、
要約すると公式が二次創作に関して、「キャラや競走馬のイメージを損なう創作はおやめください馬主や競馬ファンを怒らせたらウマ娘というコンテンツ自体の存続が難しくなるから」てこと。
ここの「イメージを損なう創作」ってのをどう受け取るかで同人界隈がザワついてるようで。
個人的には「エロやグロ、ブラックなギャグは原則禁止、デフォルメされたアニメからの描写だけじゃなくて実際に競馬に触れ、様式や実際の競走馬同士の関係性などについてある程度勉強してから描いて欲しい。いろいろぼやかしてるけどこれで伝わって欲しい公式に凸とかOKのライン具体的に教えてとか聞かないで!」と解釈しました。
で、ここからが本題なんだけど、これを曲解して「"二次創作"に対して全面撤退勧告だ!」だとか「表現の自由の侵害だ!」とか騒ぎ立てる同人作家がTwitterでチラホラ見られるんですよ。
それ以外にもフォロワー何万人の大手サークル主なんかが「エロはOKってことじゃん!楽しみにしてるファンのために夏コミはエロで売りまーす!ってかもうほとんど描いてるし今さら変更出来ないよねw」とか「元ネタの馬が種付けとかしてるんだからOKでしょw(ニチャァ)」「俺は別にエロがイメージを損なうとおもってないからw」「そもそもウマ娘自体が競馬ファン不快にさせてるからw」
「ウマ娘公式の運営下手過ぎw」「同人作家様に見放されるとオワコンまっしぐらだよ?」みたいに騒ぐ訳ですよ。挙げ句の果てに「馬主や権利者は同人界隈が規制されようが心を痛めない懐の狭い屑な金持ちばっか」みたいな完全な偏見を吹く始末。
この人たち一体どこまでつけあがるんだろうね。
どう考えても最近の二次創作同人作家って調子に乗り過ぎでしょ。
「同人って存在がそもそもグレーで〜」とか「原作愛故に公式側に目をつむってもらってる〜」とかそんなんはもうさんざん議論し尽くされてるし今更私が言ってもしょうがないと思う。つーか誰も守ってないじゃん今そんな心構え。だって現実として大手の作家の大部分が営利目的で本を売ってるし、流行ってるなら原作未プレイ未視聴でもフォロワー稼ぎのために本にするなんてザラだし、平気で設定も無視する。で、そんな状態でも自分は、自分の友人は、同人175の定義には当てはまってないと思い込んでるのよ。何が原作愛だよ人気作品使って小銭稼ぎたいですって正直に言えよ。
そもそもさ、乞食の様な物言いになるけど本当に原作愛があるなら今はもうTwitterに無料公開するだけで済むよね。
インターネットの発展する前だったら同好の士を探すため、自分の創作物を人に見てもらうために、物販に行くのも個人サイトを開設することも必要なことだったんだろうさ。でもさ、今はTwitterがあるじゃん。いくらでも人と繋がれるじゃん。ファンアートなんて世界中に見てもらえるじゃん。現物が欲しいって?普段、電子書籍崇めてるくせに?
話が完全に逸れましたわ。同人と小銭稼ぎの話は私にとっての主題ではないです。
私が言いたいのは、一体何が二次創作同人作家をここまで調子に乗らせたのかってこと。
コンテンツの潤いってのはさ、アニメに限定して考えてみると、まぁ単純にBD・グッズの売り上げが好調であるとか、最近では動画配信サービスでの視聴・購入回数、放送中のツイート数だとか数字として分かりやすいもので、アニメ制作会社も原作者もそこに一喜一憂する訳じゃないですか。
でも昔から暗黙の了解としてあり続けた指標として「同人即売会でのサークル数」てのがありますよね
描かれた同人誌・ファンアートの数がアニメの人気に直結してると言っても過言じゃないですよね。何を当たり前なことを言ってるんだと思うかもしれないけど、同人誌がいくら売れようと公式には一銭も入らず、結局あるのは宣伝効果のみですよね。
娯楽の溢れた今日に、宣伝てのは重要なことですよ。でも最近の同人作家はそこを完全に利用して、「アニメに同人から入る奴なんて大勢いる。俺は公式に対して善意で動いてやってるんだから多少の罪には目を瞑れ!」って主張しだしたわけだよ。
なんなんこの人たち、寄生虫の癖に耳元で喚き散らし、鼻の先で小躍りしだしたぞ。
アニメに心を動かされ、原作にない展開を創りたい、推しカプの尊さを人に知ってもらいたい、とにかくエロい絵が見たい描きたいって感じることは素晴らしいことだと思ってますよちなみに。
それでも最近の二次創作同人作家は調子に乗り過ぎ。公式の注意勧告に文句を言うな、エロ絵を公式のハッシュタグつけて垂れ流すな、そもそもデカい声で二次創作の話をするな、原作に対するリスペクトとか言えばなんでも許されると思うな、無料公開すべきって言ったけど流石にそこまでしろとは正直思ってないです。とにかく慎ましく生きろ。
「寄生獣セイの格率」の様に現代にあわせたキャラデザなんだろう
…正直さ?原作絵師は自分の意見を通すためにネットで騒動を起こした訳でしょ?
そういうやり方って褒められた方法じゃないと思う
本来、アニメ制作会社とのやり取りの中、関係者同士でするべき話
アニメ制作もトラブルや事故はあるし、そういう過程で起こったディスコミニュケーションだと思いたい
じゃないと火を点けたもん勝ちになってしまう
まず、原作者およびイラストレーター(以下絵師)がアニメ制作に参加するかは、ケースバイケースである。
ほとんどのアニメでは原作者が多少の口出しをする程度で終わるが、近年は原作者がアニメの脚本を書いたりするケースも増えてきた。
ただ、基本的にアニメの制作は制作会社におまかせするものであって、原作者および編集部が主導権を握っているわけではない。
アニメ化の企画も、出版社が立てているわけではなく、まずアニメ制作会社が立案して、それから出版社に打診している。
(でもカドカワが主導してそうなアニメ化前提のメディアミックス企画とかはどうなってるんだろう? 教えて偉い人!)
アニメの「キャラクターデザイン」とは、原作のキャラクターデザインをもとに、アニメで動かしやすいよう、アニメーターがアレンジすることである。
「漫画家や絵師がいちからキャラクターをデザインする」という意味でのキャラクターデザインは「キャラクター原案」と呼ばれる。
ライトノベルの場合、キャラクター原案が作家なのか絵師なのか曖昧なところもあるので、「キャラクター原案」ではなく「原作イラスト」としてクレジットすることも多いようだ。
今回の騒動ではこのあたりを混同して、「緒方のキャラ原案を廃止して新たに別人がキャラ原案を作った」と勘違いしている人が散見された。
余談ながら、オリジナルアニメの場合でも、キャラクター原案は有名絵師、キャラクターデザインはアニメーターと、分担していることは多い。
『俺妹』や『魔法科』のように、もともとアニメーターが絵師として起用されていたので、そのままアニメのキャラクターデザインも担当した、という特殊なケースもある。
以上を踏まえた上で、今回の問題を整理しよう。
緒方剛志がアニメ化発表時に素直に反応していることもあり、アニメ化の話が通っていなかったということは考えづらい。
「見たことねえ」「認めてねえ」というのは、あくまで「キャラクターデザインの確認が回ってこなかった」ということについてだと思われる。
既に説明したとおり、原作者および原作絵師がアニメ制作に「参加していない」ことそのものは異常事態ではない。
「参加したかったのに外された」のか、「納得の上で外れた」のかは、現状では判断しづらいように思われる。
そもそもアニメのキャラクターデザインは「元のデザイン」から変える仕事である。
今回はかなりキャラデザの癖が出ているが、このくらい原案と変わってしまうことはそう珍しくない。
緒方剛志は「ブレザー着たヤツに日程を合わせる為に短期間で絵を描かなきゃいけないからムカつく」と言っているのであって、
「ブレザー着たヤツにキャラデザを合わせて絵を描かなきゃいけないからムカつく」とは書いていない。
印象論だが、緒方剛志の怒りは「連絡がなかったこと」よりも「キャラデザがダメなこと」に向いているように思う。
つまりキャラクターデザインの仕事に対する怒りなのだから、マッドハウスと話をつけようとしたのではないか。
マッドハウスの広報アカウントにリプライを送ったあと「無視ということでよろしいんですね?」からの「監督辞めるってよ」なので、
「監督が辞めると言った」という話し合いはリプライの前に行われていたはず。
アニメ化発表→緒方がキャラデザを見て怒る→マッドハウスと話し合うも決裂→広報アカウントにリプライ→返答がなかったのでぶちまけてすっきり
という順番なのではないか。
この場合、緒方とマッドハウスの話し合いをカドカワがセッティングした可能性があるので、
本件で「カドカワが働いてない」と断言するのは保留したほうがいいのではないかと思います。
知らん。
いまのところの印象では「アニメの制作からは納得の上で外れたがその結果として出てきたキャラクターデザインが(緒方目線で)あまりに酷かったので後から文句を言っている」の可能性が高いと思っている。
ただし、私はそんな極まったアニオタではないので、アニメ制作のところについては間違いがあるかもしれない。
詳しい人のさらなる詳説があったら嬉しい。
特に「キャラデザってどのくらい原作サイドに確認するの?」「キャラデザの決定を原作絵師に伝えないってありうるの?」というのが分からない。
・決定直前に確認を取るだけ
・決定後に知らせるだけ
など、いろいろ考えられる。
「現場による」って言われそうだけど。
ガハハハ。
・アニメ制作現場「脱ブラック」へ 経産省、描画ソフトに共通規格で作業負担軽減
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180322-00000000-fsi-bus_all
ブコメもちょっと内容伝わってない感じになってるからちょっと整理して情報をお届けしますよ。
Yahooの記事は正確には以下の報告書のことを言っています。
http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/H28FY/000431.pdf
まぁざっくりいうと
いまいち上手くいっていないので問題点を洗い出して共有しませんか?
業界はお金がないみたいなので、経産省が情報共有する場を用意しますよ。
って言うかんじ。
ちなみにちゃんとアニメ制作会社にヒアリングして問題点洗い出してるから頓珍漢な内容ではない。
大雑把に言うと以下の内容
②データ管理のデジタル化のやり方(制作進行の仕事の部分。カット袋とかのデジタル化)
③製作工程のソフトが乱立してて機能が統一されてないので「アニメ業界がソフト会社にヒアリングして調査してソフト開発・更新のお願い」の勧め
④実際のデジタル作画導入事例を参考にどうやってデジタル化するか洗い出す
⑤コストに関して
かなり広範な規模で調べてあって、色々網羅してるからおすすめ。
PhotoShopは背景でよく使われるとか、ワコムはやっぱ鉄板やな。とか
小耳に挟んでるようなことが具体例として書かれてる。
もしこの報告書の内容のように改善できるんなら、まず「制作進行」の過剰労働が改善される可能性がある。
今まで以上に上手くいくようになれば結果として原画動画の作業も多少作業工数が減る。
もちろん減った工数は更なるクオリティアップに使われるだけだろうし全てが劇的に変わるなんて甘いもんじゃない。
でもどちらにせよメリットはある。
個人的にはこの報告書で今まで漠然としていた問題点の明確化と意識の共有がはっきり出来たと思うし、無意味だとは思わない。
この手のアプローチって表現規制とか産業に直接お金をだす方向性じゃなくて、純粋にお手伝いだからいいことだと思うよ(こういうの意外と金がかかる)
クールジャパンは反対にあんまり上手く行ってないように見えるけどこないだ社長がファッション関係からソニミュの人に変わったからコンテンツ周りに出資が増えるかもな。
みたいなことはないと思う。
これからあなたが読むのはある漫画を映像化したアニメ制作会社への一個人による恨み言です。もしかしたらそのアニメ会社ではなくある漫画の出版社や他の何かに原因があったのかもしれません。そこで働く人たちのことを私は知りませんし、これを読むあなたはそこので働く人が身近にいるかもしれません。
しかし私はそのアニメ会社の名前を見るたびにモヤモヤしてしまいます。何かある度にツイッターランドでぐちぐちと恨み言を言い続けてしまうので、まとめて吐き出して何かあったらこれを読み返そうという主旨の文章です。じゃあ自分だけのブログで管理しろよという話ですが、長文になったしせっかくなので公開しました。読む人に配慮してんだかしてないんだか分からない仕様なのはご承知おきください。
一人のファンに、自分に、大きな影響力があるとは思っていません。アニメ制作の労働環境を変えることも、原作コミックスを100冊買うこともできない、ただの一人のファンです。人間です。
それでも自分の納得できなかったことを書かずにいられませんでした。
ある友人が「アニメの絵は好きだけど漫画(原作)の絵は嫌いだ」という旨のことを言っていたことがあります。この一言にも色々申したいところではありますが、つまり原作よりも「アニメの絵」を重視する人もいるわけです。シーズンごとに観るアニメを一話だけで厳選する人もいるそうですね。漫画を原作に実写映画化されるようにアニメについても映像化という括りでは影響力がとても大きいです。
だからこそ私は自分の大好きな漫画がいわゆる「作画崩壊」と呼ばれるようなアニメとして映像化されてしまったことを許せません。誰かに許してほしいと言われたこともありませんが、行き場のない怒りを抱え続けるのもそれを上手く消化することも私にはもう出来ません。
私も社会人ですので、アニメ制作会社にも従業員にもそれぞれの事情があるのは想像できます。特にアニメ制作の現場のいわゆる「ブラック」な勤務状況は直接見聞きしたわけではありませんが、労働環境として理想的ではないのでしょう。そのアニメ制作会社の労働環境は知らずとも、上記の例に当てはまるかもしれない。だから「作画崩壊」しているアニメになったことは仕方がない。そういう風に受け入れられる人もいると思います。(もちろん私もそういった現場の方々の労働環境は改善されるべきだと思っています。)
しかしそのアニメ制作会社が同時期に作成していたアニメはとても話題になりましたし、コラボレーションやグッズ展開も盛んです。未視聴ですが、人気のある作品には必ず理由があります。きっと作画も一つの理由だったのでしょう。
また、そのアニメ会社がほとんど同時期に公開した映画はロングラン上映されていました。(こちらは映画館で観ましたし原作も読みました。とても素晴らしい映画でした。)
私の好きな漫画のアニメも、大人気アニメの監督を経験した方や、人気のある声優さんを揃えていました。もちろん声優さんの実力あってこその人選でしょうが、声優さん個人のファンの獲得を考えればそこにいわゆる「女性ファン」の獲得を目論んでいると思われても仕方ない人選だったと思います。
CGの動きがひどい映画で、主演が人気アイドルグループのメンバーだったが「オーディションで光るものがあった」と語られたとでも思ってください。真実かもしれませんが邪推がいくらでもできてしまいます。
そういった人選は作品が人気になればこそですが、ならなければ揚げ足を取る要素になります。
人気のある声優さんを選ぶぐらいなら、少しでも作画に気を配ってほしかった。
もしかすると原作の漫画そのものが、多くの人にとっては面白くないのかもしれません。だから同時期に放送されたアニメのような人気は出なかったのかもしれません。その上見るに堪えない作画となれば、誰がこのアニメを見たのでしょうか。私もリタイアしました。元々アニメをよく見る性格ではなかったのですが、それでも毎週楽しみにできるほど惹きつけられませんでした。
私は、見るのをやめたアニメの円盤を買い続けました。原作が大好きだからです。一度も開封しない円盤が手元に残るぐらいならお金だけ払わせてほしいと思ったぐらいです。
ちゃんと毎週見ていれば言うほどひどくなかったのかもしれませんが、もう見るのがこわいです。開封しない円盤はずっとあのままだと思います。
アニメ化したことにより原作は売れたようですが、肝心のアニメはどうなったか。
発表されていた2期作成は、原作コミックスの特典になりました。
つまり新作がテレビで放送されることはもう二度とないんです。2期、3期とつくられるアニメもあるのに、と思わずにいられませんでした。
グッズも作成中止になったものがあります。原作コミックスの特典としてアニメが作成されるだけマシだと思うべきなのでしょうか。実際友人にそのようなことを言われました。
それでも私は円盤つきコミックスを買います。原作が好きだからです。
同時期に話題になる作品がなければ、そうしてそのアニメ会社がチヤホヤされてなければ、どうして私の大好きな漫画はこんな風に映像化されてしまったんだろうと考えなくてよかったかもしれません。
そして今日、アニメ化が決まっているとある漫画を読みました。とても良い作品でした。何年も前に描かれて完結している作品であっても映像化されることにより、原作が再注目されてファンや原作者の方の利益が増えるなら、とても喜ばしいことのはずなんです。
かねてからのファンの方には及ばないかもしれませんが、純粋にその作品を面白いと思いました。好きだと思いました。
しかしその漫画のアニメ制作会社は、私は大好きだった漫画を「作画崩壊」したアニメとして映像化した会社でもあり、ロングラン上映された映画をつくった会社でもあるのです。
映像化を改めて喜ぶと同時に、自分の好きな作品が映像化されることをとても不安に思っています。
その漫画のタイトルで検索すると「○○(アニメ制作会社の名前)だから楽しみだ」という旨のツイートを見かけました。
「放送枠が○○(伏せさせていただきます)だから楽しみだ」と言っている知人もいました。
ホームページでは制作会社のところに、例の同時期に放送されていたアニメが作品例に挙げられていました。
私もロングラン上映された先例の映画には「つくってくれてありがとうございました」とお礼を言いたいです。でも同時に自分の大好きな漫画のアニメ映像には「よくもあんなものをつくったな」とここ2年ほどずっと怒り狂っているのです。そのアニメ制作会社の名前を見るたびにぐちぐちと言わずにいられないぐらいには。
元々根に持つし我慢できない性格というのもありますが、ずっと怒っているのにも疲れました。
誰だって、自分の大切な何かを踏みにじられたくないでしょう。平気な人もいるでしょうけど。
私にとっては、それが大好きな漫画のアニメ化でした。他人にはたかがアニメかもしれませんが、私にとっては。
嫌なら見なければいいと言う人もいるでしょう。
そうじゃない。
そうじゃないんです。
嫌だから見なかったとしても、その映像は人びとの記憶に残り、ひとつの作品としてこの世に残るんです。
そして黙っていられなかった。
それだけのことなんです。
実写映画化するなら人気アイドルグループから出演者を選べばいいのでしょうか。
「役者」に選ばれた彼らを責めるつもりはありません。まず作品の認知に大きく貢献してくれます。役にはプロとして向き合ってくれるでしょうし、彼らだってその仕事は本当は引き受けたくなかったかもしれません。ファンでもない匿名の他人からの心ない批判もあるでしょう。同時に彼らが選ばれたことを喜ぶ人もいる。
万人に納得できる作品はありません。私だってどんな作品も100人中100人に良いと思ってほしいとは思いません。
でも100人のうち、80人がいいと思うような作品なのか、80人が見る価値のないものだと思うような作品なのか。見る人をがっかりさせるようなマイナス要素がないか。
その100人のうちの一人として、自分の好みの作品じゃなかったから批判していると思われるかもしれません。しかし「好み」と「クオリティ」とは別の問題です。
自分の納得できない何かを受け入れるのはとてもつらいことです。何度も言いますが、それが平気な人もいるでしょう。平気じゃないならもうその作品に関連することから離れろと思う人もいるでしょう。
だけど自分にできるんだから他人にもできて当然だとか、自分がそうするべきだと思うからと他人に何かを強要するのは、暴力的すぎませんか。
私もよく実写映画に苦言や暴言をこぼす人を見て「そこまで言わなくていいのに」と思うことがありました。大ブーメランです。
同時に、批判しないでおこうよと諭す人も見たことがあります。要するに「あなたが批判している何かも、それを大好きな誰かがいるんだから」というやつです。
そんなこと、誰よりも分かってます。まさに大好きな作品と同じタイトルのものを批判しているんですから。それでも言わずにいられないんですよね。(そういう人の中には愉快犯的な人もいるでしょうし、いわゆる「中の人」やファンに直接あれこれ物申すのはどうかと思いますよ。)
予算の限り頑張ったとか、現場の人間は酷使されたとか、だからそんなに怒るなよと思われたって、納期が違ったとしてもクオリティの高いものをつくれる会社であることも分かってるんですよ。
これからも漫画は映像化され、原作が注目され、出演者で話題になり、制作会社の利益になるのでしょう。
ただこうやって嘆いても、もう私の大好きな漫画のアニメは作画崩壊アニメとしてこの世に残ったし、2期の放送はないし、作成中止になったグッズは販売されないし。
毎回ツイッターランドで呟いては消して、また同じことを繰り返して。新しい年になったしもうこのこと呟くのやめたい。
そう思ったので、ここに書き残しました。
最後になりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。お疲れさまでした。
お時間を取らせてしまいましたが、気分を害された方はご自分の好きな作品をみて気分転換してもらえればと思います。
例の「アニメ化が決まっている漫画」は端的に言うと「現代的ではない作画」なのと電子機器などにギャップがあるので、アニメでどう折り合いをつけるのかとか色々気になりますが、他人に勧められるぐらいのクオリティのものであることを祈ります。
とりあえずライト層向け微エロロリコンテンツはほとんど消え去るのが確定している
発端となったのは言うまでもなく昨年末の某人気漫画家の児童ポルノ禁止法違反だ
あの事件の反響が思いのほか大きく、多くの出版社やアニメ制作会社がロリを敬遠する方向に梶を切るのが確定してしまった
コミックLOやたぬきソフトのようなガチロリコン向けのコンテンツやそのファンは多少怯みはしても変わらず我が道を行こうとするだろう
しかし、そこまでロリコンが極まってないライト層や彼ら向けの微エロロリコンテンツにはそこまでの覚悟はない
先の某漫画家の犯した罪、これが地方新聞の片隅によく載るような女子高生相手のありふれた買春事件であったならここまで大きな影響はなかったろう
しかし児童ポルノコンテンツの単純所持というのがむしろクリティカルだった
罪としてはこちらのほうが軽いのに
ありきたりな買春事件であれば、これまでそうだったように「一部の悪いロリコン」による犯行と片づけることができたと思う
ロリコン諸兄も「あいつはロリコン紳士としての不文律を破りリアルな犯罪を起こした」としてバッシングする側に回ったろう
だが今回問題になったような児童ポルノコンテンツの単純所持はまた事情が違う
誰に直接危害を加えたわけではないため、ライト層もコア層も多数のロリコンは和月氏に同情を寄せた
児童ポルノコンテンツの単純所持で摘発された著名人第一号という珍しさもあってか、猛烈なバッシングの嵐が吹き荒れたのだ
SNSは言うに及ばず、社会不適合者の巣窟のような2ch (現5ch)でさえ某漫画家への擁護は少なくバッシングがほとんどであった
そしてバッシングする者の中には一般人以上にオタク層が目立っていた
この様相に、根っからのロリコンというわけではないプリヤやまいてつを支持していたライト層は完全にビビってしまった
まだ如実に具体化してはいないが、真性ロリコンではない彼らが今後ロリコンテンツから距離を置くことは間違いないと見られている
そんな彼らに「オタク=だいたいロリコン」ぐらいの軽い気持ちで微エロロリコンテンツを提供していた各社も時流に従い方針転換することが決まってしまった
ガチ勢はこれからも進む道を変えようとはしないだろうが、クジラックス氏が警察に聴取されたことや、コミケのエロ同人の消しの徹底化に見られるように、東京オリンピックを前にしての二次三次問わずのエロコンテンツ規制強化から逃げるのは容易くないだろう
GIGAZINEから冬の便りが届いたので、気になった作品だけ。備忘録とは名ばかりの、個人の主観をまとめただけの、まったく邪悪なエントリー。
※ここで触れる作品はすべて原作未読なので、どんな物語なのかほぼ分からないまま書いてます。あとソースはWikiなので多分間違ってるとおもう。各アニメのURL貼りまくったら自動検閲されたので、悲しいけどこのままで。
原作はファンタジー小説。監督は畠山守。「ローゼンメイデン」シリーズや「昭和元禄落語心中」、「さんかれあ」の監督。他には「電波女と青春男」2話の絵コンテ/演出、「魔法少女まどか☆マギカ」5,8話絵コンテ等。同氏は小俣真一名義でクレジットされることもある模様。シリーズ構成は原作者が共同でクレジットされてる。もう一人のシリーズ構成は矢野俊策。この人はTRPGのゲームデザイナーらしい。ということはこれ、TRPGアニメということなのだろうか。音響監督は「プリンセス・プリンシパル」でおなじみの岩浪美和。戦闘シーンがあると嬉しいな。音楽は、TVドラマではおなじみ菅野祐悟。アニメだと「鉄腕バーディー DECODE」シリーズや「PSYCHO-PASS」シリーズ、JOJOシリーズなど。ゲームだと「rain」「仁王」。
原作はコミック百合姫の漫画。監督は「狼と香辛料」シリーズや「まおゆう魔王勇者」の高橋丈夫。音楽は「プリンセス・プリンシパル」のOP、EDを作編曲している高橋諒。素敵なサントラを期待してる。
クレジットされてるスタッフが監督、シリーズ構成、キャラデザ/総作監、音楽だけなので正直よくわかんない。
1話放送。脚本はハヤシナオキ(詳細不明)、コンテは監督。背景は草薙。
原作はモーニング等で連載された漫画。制作のジェノスタジオはアニメ制作会社のマングローブ経営破綻がきっかけで作られた会社。「ゴールデンカムイ」と「虐殺器官」を作ってて、これが3つ目。シリーズ構成は「アリスと蔵六」の5話、9話脚本を担当した木村暢。アマプラ独占配信。
1話放送。プロデューサーは「四月は君の嘘」等の木村誠。音響監督は「ハナヤマタ」の藤田亜希子。
原作はまんがタイムきららで連載中の4コマ漫画。制作は「ブレンド・S」に続きA-1 Pictures。監督は「ご注文はうさぎですか?」の橋本裕之。シリーズ構成は同じくごちうさシリーズの脚本を担当した井上美緒。ちなみにごちうさのシリーズ構成はいつもの’ふでやすかずゆき’。本作もふでやすかずゆきが脚本書いたりして。井上美緒が直近で携わった脚本は「宝石の国」のアンタークチサイトの話と、「ネト充のススメ」4、5、6、11話。音響監督は同じくごちうさ組の、いつもの明田川仁。音楽は藤澤慶昌。この二人は今期「宇宙よりも遠い場所」も担当している。
原作はゲッサン連載中の漫画。制作はみんな大好きシンエイ動画。かねてよりラジオでCMを聴いていたのだけれど、とても破壊力が高い作品。シリーズ構成はいつもの横手美智子なので、さぞかし面白いラブコメなのだろうと思う。同氏は今期「だがしかし2」のシリーズ構成も務める。音楽がギタリストの堤博明なので、ギターが軸のサントラ聴けるのかな。
「gdgd妖精’s」の新シリーズ。監督は引き続き菅原そうた。ちなみに前シリーズでダテコーが携わったのは1期のみ。HPにスタッフのクレジットが無いのでよくわかんない。
スタッフ詳細発表。プロデューサーは「gdgd妖精’s」の福原和晃、別所敬司を含む4人。企画協力に「てーきゅう」などのショートアニメでプロデューサーを務める後藤裕がクレジットされている。OPは前作に引き続きポンポコPと「直球話題ロボットアニメ」OP制作のビームマン。制作は引き続きストロベリー・ミーツ・ピクチャーズ。
原作はなろう系小説。監督は「のうりん」や「妹さえいればいい。」の、あの大沼心。同氏の作品のあの感じが好き。シリーズ構成/脚本は「ノーゲーム・ノーライフ」6,10,11話脚本の下山健人。最近携わったのは「政宗くんのリベンジ」3,4,7,8,9,11話、「武装少女マキャベリズム」シリーズ構成。音楽はいつものMONACA。MONACAはゲーム「NieR」シリーズの岡部啓一や〈物語〉シリーズの神前暁を擁するクリエイター集団なんだけど、MONACA名義の場合サントラが発売されないと誰が作ったか分かんないのだろうか。気になる。最近携わったのは「結城友奈は勇者である」シリーズ。
原作はcomicoの連載漫画。プロデューサーはTVドラマの逃げ恥や重版出来!の那須田淳。監督は「ゆゆ式」の監督、シリーズ構成は赤尾でこ。少女漫画かな?音響監督は「まおゆう魔王勇者」「のんのんびより」シリーズ、「サクラダリセット」等、いつもの亀山俊樹。新房昭之監督作品と縁のある人。音楽は「Re:ゼロから始まる異世界生活」「少女終末旅行」のMAYUKO・末廣健一郎。
原作はマンガ配信サイト「裏サンデー」連載作品。脚本はいつもの高山カツヒコ。
原作はKADOKAWAの漫画誌『ハルタ』の連載漫画。監督は「クズの本懐」の安藤正臣。シリーズ構成は「のんのんびより」「じょしらく」等いつもの吉田玲子。今期は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」も担当しているので、脚本書く本数が少ないかも。背景美術は「のんのんびより」「このはな綺譚」の草薙。音楽担当のEvan Callは、他にも「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の音楽も担当している。
原作は電撃小説大賞受賞作品の小説。監督は「マクロスΔ」の安田賢司。シリーズ構成は「アリスと蔵六」3話、4話の脚本を担当したヤスカワショウゴ。同氏は今期「三ツ星カラーズ」のシリーズ構成も務める。音響監督は岩浪美和。こっちは「グランクレスト戦記」も務める。音楽は仮面ライダー等の劇伴でおなじみ中村幸太郎。この時点で既にアツい。ということは、博多を舞台にしたハートフルSF日常系バトルアニメかも。
原作は小説投稿サイト「Arcadia」投稿作品。これは2015年夏アニメに続く2期。スタッフやキャストに変更(監督が総監督になったり?)はないらしいので、路線変更は無いみたい。
原作はビッグコミックスピリッツ連載中の漫画。みんな大好きWIT STUDIO制作の作品。監督はドラえもん劇場作品の監督(帰ってきたドラえもんとかのび太の結婚前夜とかのび太と緑の巨人伝とか)を務めた渡辺歩。スタッフのクレジットが無いのでよくわかんない。
スタッフの続報発表。シリーズ構成はいつもの赤尾でこ。今期は「ミイラの飼い方」シリーズ構成も務めている。音楽はTVドラマの劇伴でおなじみ吉俣良。最近携わったのはTBS「ごめん、愛してる」など。アマプラ独占配信。背景は「狼と香辛料」シリーズなど、いつもの美峰。
原作は竹書房「まんがライフWIN」で連載中の漫画。クソアニメ。プロデューサーは生徒会役員共シリーズでプロデューサーを担当した須藤孝太郎。
オリジナルアニメ。監督/シリーズ構成は「天元突破グレンラガン」のキャラデザ、作監とか「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」のキャラデザとか作監とかコンテとか演出とかの錦織敦史。メカニックデザインがアニメ(ーター)見本市の作品「カセットガール」のコヤマシゲト。TRIGGER/A-1 Pictures制作なので楽しみ。
オリジナルアニメ。公式HPのURL的に「よりもい」って呼んでほしいのかな?制作はMADHOUSE。監督・シリーズ構成/脚本・制作が「ノーゲーム・ノーライフ」と同じ。ノゲノラの面白さは知人が太鼓判を押していたので、後で観る。音響監督もノゲノラを担当した、いつもの明田川仁。同氏は2017秋アニメの「Infini-T Force」「Just Because!」「少女終末旅行」「魔法陣グルグル」の音響監督を担当していて、今期は「スロウスタート」も担当。
音楽は藤澤慶昌。アーティスト楽曲の編曲のがウェイトが大きい人で、特に近藤夏子の楽曲に編曲としてよくクレジットされている。アニメではあの「宝石の国」劇伴を担当している。また、「スロウスタート」の音楽も担当。管弦楽の人みたい。
メインキャスト(水瀬いのり、花澤香菜、井口裕香、早見沙織)に並々ならぬ何かを感じる。またクレジットについて、”協力:文部科学省、国立極地研究所、海上自衛隊”とあることから、結構ガチなアニメな気がしてくる。メインキャスト的に、物語の前半は幼少期、後半は成人後みたいな構成だったりして。
原作は「京都アニメーション大賞」大賞受賞の小説。制作は京都アニメーション。監督は「境界の彼方」等京アニでおなじみ石立太一。シリーズ構成はいつもの吉田玲子。音響監督は〈物語〉シリーズ等いつもの鶴岡陽太。最近携わったのは「UQ HOLDER! 〜魔法先生ネギま!2〜」「恋と嘘」等。音楽は今期「ハクメイとミコチ」も担当するEvan Call。京アニの作品はいつも「髪の毛」が主要な登場人物なんだけど、今回もすごい髪の毛が観られるのだろうか。楽しみ。Netflix独占配信。
原作はコミック。1999~2000年に放送されたアニメの続編。メインスタッフ及びキャストが前作と一緒らしい(キャラデザは変更)。監督は「ちはやふる」「ガンスリンガーガール」監督、「ノーゲーム・ノーライフ」コンテ(9話、OP)、「ハナヤマタ」コンテ(9話)の浅香守生。シリーズ構成/脚本はCLAMPの中の人こと大川七瀬。音響監督はポケモンシリーズ、「僕らのヒーローアカデミア」シリーズ、「進撃の巨人」シリーズ等、いつもの三間雅文。
OPを珍しく坂本真綾が歌い、作詞も担当。作曲は’いきものがかり’リーダー、水野良樹。
原作はまんがタイムきららフォワードで連載中のコミック。制作は「スタミュ」シリーズや「ガールフレンド(仮)」のC-Station(元請けとしての実績が少ない)。監督は京極義昭で、本作が初監督。シリーズ構成は「プリキュア」シリーズや「あんハピ♪」の田中仁。音楽はあの「けものフレンズ」でおなじみ立山秋航。アニメ企画の仕掛け人が誰かわからなくて困ってる。
[2017/12/12 追記]
☓「ハクメイとコミチ」→◯「ハクメイとミコチ」でした。てっへぺろーい!
[2017/12/15 追記]
[2017/12/17 追記]
「スロウスタート」の項を追加
[2017/12/20 追記]
[2017/12/21 追記]
亀山俊樹、末廣健一郎を追加。草薙についての記述に誤りがあったため修正
[2017/12/22 追記]
「恋は雨上がりのように」「博多豚骨ラーメンズ」スタッフを追記
[2017/12/26 追記]
「gdメン gdgd men's party」スタッフを追記、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を追加
[2017/12/30 追記]
「カードキャプターさくら クリアカード編」を追加。浅香守生、三間雅文を追加。
[2018/01/05 追記]
「ゆるキャン△」を追加
[2018/01/11 追記]
「citrus」「恋は雨上がりのように」「刻刻」スタッフを追記
つまり今回の件に関するカドカワに対する謂れなき非難の集中に対する怒りによって書かれた文章ということになる。それはわかる。
非難が集中するに至った原因はたつき監督のツイート中の「カドカワさん方面からのお達し」という一言に集約している。
今騒いで良い事は何もないだろう。
角川本社前でデモを、なんてツイートを見かけると頼むから止めてくれと思う。
現状我々に出来る事はヤオヨロズ側からの声明を待つ事だけなのだ。
だがこれで騒ぐなというのもなかなかに無理な話だ。
プロジェクト名義で出されたアナウンスも具体的な状況がさっぱり伝わらず、火に油を注ぐ結果になってしまった。
とりあえずあの時点で「プロジェクト側に非はない」と取れる説明は、例え本当にそうだとしても要らなかった。
事態を把握している事、収束に向けて努力している事を伝えるだけで良かったのに、
それにも拘らずあの文面になったという事はプロジェクト側も相当キレていたのだろう。
つまり喧嘩を買ったわけだ。こうなるとどっちが何割り悪いみたいな話に持って行くのは虚しい。
12.1話については確かに丸々本編仕様の映像をたつき監督個人のアカウントで動画サイトにアップ(営利活動じゃないからそこまで問題なかろう?)という中々のヤンチャだが、
それは割と早い段階で公にたしなめられている記録があるので、その事をもう一回持ち出して、今後ああいう事は先に話しを通してくれというだけの事にヤオヨロズがキレたというのもあんまり納得のいかない筋書きだ。
最初からセットリストにアンコールまで入れてJASRACに申請しておくお約束を拒否するためにバンドを解散する、というような話で、そこまでロックなアニメ制作会社ってあるのかな。
福原 慶匡(ふくはら よしただ、1980年6月18日 - )は、アニメプロデューサー、音楽プロデューサー、実業家。
株式会社エスターセブン代表取締役社長、株式会社8million代表取締役社長、株式会社つばさエンタテインメント取締役、ヤオヨロズ株式会社取締役、株式会社アイエヌジー取締役、株式会社ジャストプロ社外取締役、株式会社DMM.futureworks執行役員。
アニメ、音楽のプロデューサーです。 アニメ制作会社ヤオヨロズ、声優芸能事務所ジャストプロ、レコード会社つばさプラス、DMM.futureworksとかの取締役。けものフレンズ、ラブ米、てさぐれ!部活もの、川嶋あい、水曜日のカンパネラ、井上苑子、BiSなど
きな臭さの擬人化みたいな人だな
けものフレンズのファンではないけど、ネットの炎上大好きな暇人の私が個人的にツイッターをずーっといろいろ探したり、見たりしていたので、私の今のところのまとめをここに書きたいと思います。
・敵を明確に指示
・説明も取り消しもしない
まずこの行動によって、ツイッターでは様々な憶測のツイートがたくさん流れました。最初は「たつき監督を返して!」といったものが多かったのが、途中から徹底的なカドカワだのKADOKAWAだの角川叩きになりました。これは、彼らの普段の行いが相乗効果となりとんでもないことになりました。過去に彼らに被害を受けた方が「カドワはういう組織」とたくさんの実例をだし、とても勉強になりました。楽しかったです。
しかし、実際にカドカワがたつき監督に何をどうしたかはまだわかっていません。これはたつき監督かカドカワかのどちらかが公式に発表しなければわかり得ないことです。「これまでカドカワはこうしてきたからたつき監督もこうされたに違いない!」という情報は全て憶測です。26日の0時までにカドカワ側からの公式の発表があるという情報もありましたが、それはジャーナリストがリークしたもの(に私は見えた)であり公式の情報ではありません。さっさとカドカワが対処すべきなのは明らかですが、大企業がリーク情報に対しての対処をするにはけっこう時間がかかるものだと思います。たつき監督もそれを狙って20時という企業が動きにくい時間にツイートしたものと私は思っています。(憶測)
ツイート後にどうなったのかざっくり
↓
めっちゃ騒ぎになる
↓
カドカワ叩きになる
↓
次の日のカドカワ株下落
↓
けものフレンズ側から「ヤオヨロズ(たつき監督所属のアニメ制作会社)がキャラの不正利用と情報共有をしなかったから8月から外した」とでる
↓
↓
JRA、どん兵衛からの説明(コラボの企画は8月以前のものである、許可をとってある)が出る
↓
けものフレンズアワー(声優さん達のニコ生)にてヤオヨロズ側の事務所所属のアライさん役の人が謝罪
↓
こんな感じかな?
このあたりがものすごい盛り上がりを見せて、正直追いきれていませんが
・ヤオヨロズはバーニング系であり、カドカワはアニメを守ろうとしたんじゃないか説
・原作、原案の吉崎先生はカドカワ側→吉崎先生とたつき監督が対立したんじゃないか説
・現在のけもフレのイメージ=たつき監督のCGのイメージで自由に使えないから外して、けもフレのイメージ=吉崎絵にして自由に使ってお金儲けしよう説(例:ケロロ)
・土日にやってたTGSで配られてたけもフレのアプリのお面の絵が吉崎先生風でないので、吉崎先生も外される説
・途中まで脚本担当だった田辺さんがクレジットから消された事件から、ヤオヨロズが利益を独占しようとして、けものフレンズプロジェクトと揉めたんじゃないか説(田辺さんのツイッターのプロフィール欄にはまだけもフレが残ってる、今週のニコ動で配信中のプリパラの脚本やってるらしい)
・KFP(けものフレンズプロジェクト)とKFPA(けものフレンズプロジェクトA アニメの方)で揉めたんじゃないか説
(これは個人的に一番気になってる説で、コラボグッズがKFP表記だったりKFPA表記だったりバラバラなので利権関係がどうなっていたのかすごく気になるけどどうせ表に出てこないだろうなぁ…)
ちなみにこれらは全て憶測であり、ソースは2ちゃんのものが多いです。ここに書いてないだけでもっとあると思います。ちなみにだいたい結局はカドカワが悪いとまとまります。
どこに損害が出たか
・コラボ先
・声優さん
・吉崎先生
コラボ先は問い合わせがたくさん来た結果、説明文を出さなくてはいけなくなりました。これでイメージダウンしてしまったら、コラボの途中の打ち切りや損害賠償される恐れがあります。
たつき監督は「未発表の事実をリークしてしまい、それに伴う影響が強い人物」という認識がされたでしょう。個人制作のものならまだしも、大人数が関わる事業には参加がもうできないのではないかと思います。ヤオヨロズはたつき監督を止められなかった会社、説明もしない会社だと思われたでしょう。
声優さんと吉崎先生は今のところ何もしでかしてないように見えるのに、ツイッターでいろいろ暴言を吐かれています。声優さんなんか本当にただの被害者だと思います。吉崎先生は今はまだ何も言っていません。何か発言できる心境でも立場でもないでしょう。上に書いた説の中に吉崎先生の印象が悪くなる説があり、それが飛び交うことで吉崎先生のイメージダウン=仕事が減る可能性もあります。
カドカワ方面はまず株価が下がったこと、それに今後発生するであろう損害賠償が一時的に請求される恐れがあります。そしてもともと悪かった印象がとんでもなく落ちました。これからの仕事量に関係が出ると思われます。それと、ニコ動のプレミアム会員解約とdストアの解約が流行ったのでそちらも損害が出ているでしょう。
そして一番大事なこと、それはこのままだとけものフレンズというコンテンツは死にます。たつき監督のツイートが発端で「たつき監督のいないけもフレは〇〇のいない〇〇」という文章が流行り、たつき監督が関わっていないならこれからのけものフレンズにはお金を落とさない、けものフレンズ不買運動なども流行っています。けものフレンズはこれからアプリがリリースされ、様々な方面へ展開していく予定だったでしょう。しかし現状のままだと最悪なイメージがついたコンテンツを楽しめる人はいないと思われます。長く続くコンテンツは、関わる人が変わることさしょっちゅうあります。たつき監督がいなければけものフレンズは死んでいましたが、けものフレンズを再度殺しにかかっているのがたつき監督に思えてしょうがないのです。
今騒いでる人達は二つ目が疑問に思えるでしょう。でも発端は「未発表の事実を悪いイメージつけてツイートしたたつき監督」にあります。契約の形にもよりますが、だいたいは守秘義務だの秘密情報を漏洩しちゃイカンとされています。それを破り、最悪のイメージをつけてしまったたつき監督には責任が発生します。
簡単に言うと、「大騒ぎになるほどたつき監督の首がしまる」ということです。
何故ファンでもカドカワ方面の人間でもない私がこんなに長くてめんどくさい文章を書いたかと言うと、「ファンがコンテンツを終わらせる」現場を見たくないからです。私はオタクです。好きな作品の声優や、監督や、脚本が変わることはとても嫌なことです。しかしそれよりもコンテンツ自体が終わり、「オワコン」化する方がもっと嫌です。
たつき監督がしていることは、ファンを巻き込んでのけものフレンズへの自爆攻撃に思えます。
初めてこんな長い文章をネットで書いたので至らないところがたくさんある文章だと思います。もし最後まで読んで下さった方、本当に本当にありがとうございました!
原作改変にあたり、いくつかの根回し方として
原作者が執筆中に、かつアニメ化決定の前年までにはTwitterでエロゲ風のルート分岐やパラレルなどのうちのひとつであることを匂わせる、
アニメ制作決定の段階で協議の末原作者了承のもと世界観に広がりを与えるためにシナリオ変更をすることにしたとはっきり言うこと、
などなどが必要
それをせずにいきなりルート変更をする場合、概ね原作者が根回しできなかったり円盤売れなくても知りませーんとかいうバカか、製作委員会にいる一度言い出したら融通の利かないバカか、スケ圧迫でどうやっても消化できないから別ルートに逃げざるを得ないアニメ制作会社のバカか、いちいち原作改変ごときでぴーぴーおもちゃ屋で駄々こねるガキみたいに発狂するバカのどれか(複数回答可)が問題を起こしている。
ちなみにそのアニメは知らん。
8月になってアニメ配信が大きく変化しそうなニュースが次々飛び込んできた。
もちろん業界内の人間であれば事前に知っていたり常識の範囲内なのかもしれないが1視聴者としてはそういったニュースから情報を取得するしかない。
というわけで、いくつか出てた情報を整理しておく。
①DAISUKI.Netのサービス終了
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1073968.html
知らない人に向けて一応説明しておくと、DAISUKI.Netというのは
アニメコンソーシアムジャパンという日本の会社が運営している英語圏向けのサイトである。
主に英語圏の人間に向けてアニメのネット配信やアニメグッズを販売している。
今年の4月頃(3月?)にバンナムに子会社化され、その後続報が無かったのだが突如飛び出してきた。
「最近のアニメ配信サイトの隆盛を見るに、日本人が外国向けにアニメ配信サイトを作る流れは恐らく終焉をむかえるだろう」
ということだ。
以前から放送・配信プラットフォームを全てテレビに握られていること自体がアニメ制作会社の低待遇の要因の一つであると言われていたためそれに変わるプラットフォームを望む声が(にわかビジネス)オタク内でも多く
また、純粋にビジネスサイドの人間からも外資が本格的に日本アニメを買い付ける事例が出てきており、今のうちにアニメ制作会社と渡りをつけておかねば日本の有望なアニメコンテンツを全て外資に握られる可能性が高くなるという声が出ていた。
そういった国産のプラットフォームとしての映像配信サイトであったが、結局の所失敗に終わってしまった。
また、アニメコンソーシアムジャパンはこういった海外配信プラットフォームの作成(DAISUKI.Netのことかまではわからないが)にCoolJapan機構から10億円の出資を受けており、今後そういった面からの指摘を受ける可能性もある。
様々な面で残念な結果に終わってしまったが、今のところバンダイナムコから大きな話はでておらず(ひょっとしたらビジネス向けの専門誌とかだと出てるのかな)、今後DAISUKI.Netあるいはそれに続く何かが出るのかは注視したい。
※ちなみにワンパンマンはここの独占配信だったらしく英語圏でワンパンマンが見れなくなるのではと懸念の声が一部上がっていた。
②Sony Pictures Television NetworksのFUNimation買収
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201708/17-0801/
DAISUKIで若干落ち込んでいたところ、続けざまにSONYがFUNimationを買収したという話が出てきた。
FUNimationはアメリカ国内で最古参といってもいいくらいの歴史のある日本製アニメをあつかう会社でよく知られている。
少年ジャンプ系のアニメ、僕のヒーローアカデミア、ドラゴンボールZ、進撃の巨人など錚々たるコンテンツのライセンスを取得しており扱う範囲は狭いものの海外アニオタ内でも知名度の高い会社である。
ちなみにシンゴジラや君の名は。の映画館へのアメリカ配給を担当したのもFUNimationである。
その会社をSONYが買収したと言うのは大きなニュースであった。
ここ最近SONYは決算説明会でFate/GrandOrderの話をTOPに持ってくるなどアニメなどのオタク系コンテンツの話題を頻繁に出していた。
http://toyokeizai.net/articles/-/166107
またインタビューでもアニメ配信に力を入れていく旨を関係者が話したりするなどなんらかの手を打ってくるといわれていた。
その折、FUNimationをソニーと別の会社のどちらが買収するか争っているという話が浮上していたわけだが、結局SONYがFUnimationを買収したというわけだ。
DAISUKIと入れ替わる形でSONYが浮上してきたわけだが、今後どうでるだろうか。
Sony Pictures Television NetworksはSONYだけあって日本とかかわりの深い会社なのでシナジーを期待したい。
ただ、Aniplexを抱える部門とは別会社らしく、縦割り構造で協力できない可能性もあるんじゃね?と言う話も出てるが・・・
※SONYはなんか不況の時にいろんなところでアニメ放送を打ち切った過去があるらしく、一部海外アニオタから不安視する声もある。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1073883.html
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1073966.html
http://animationbusiness.info/archives/3570
先日、ネットフリックスがメディア向けにイベントを行い、その際に多数の新作アニメを配信することを発表した。
前々から日本のアニメにチャンスがありそうだということを日本支社の社長が言っており力を入れていく発言をインタビューで口にしていた。
ところが、しばらくそういった動きがあまり表に出ていなかったのだがここに来て急に本格的になってきた。
恐らく日本に組織を設立して、アニメの制作会社と話をつけ、大々的に発表できるようになるのに数年間かかったというところだろうか。
『DEVILMAN crybaby』 = アニプレックス/サイエンスSARU
『B: the Beginning』 = プロダクションアイジー
『A.I.C.O -Incarnation-』 = ボンズ/バンダイビジュアル
『LOST SONG』 = LIDENFILM(ウルトラスーパーピクチャーズ)/ドワンゴ
『BLAME!』 = ポリゴン・ピクチュアズ/キングレコード/講談社
ネットフリックスは独自コンテンツの作成に力を入れており、様々な国のクリエイターと手を組みコンテンツを製作していることは知られている。
ネットフリックスの収集したデータによるとネットフリックスでアニメを見ている人の90%は日本以外の人達で、特にアジアやラテン系国家で多く見られているとのことだった。
アニメエキスポに参加した人達からしばしば聞く、参加者にアジア系、ヒスパニック系、黒人の人達がかなりの割合で存在しているという話とも合致する。
そういった層を新たにネットフリックスに取り込む一つの手段として強力な武器になると考えたのかもしれない。
また、アニメ制作会社側にも権利関係や契約が複雑な製作委員会方式だけに頼るよりもマネタイズの方法を複数持てるのはメリットであると思う。
ネットフリックスの独自配信しているコンテンツは100億円かけて製作されているドラマもあるといわれており
それに比べると数億円で1シリーズ製作できる日本アニメは費用対効果の面で有用であるという声もある。
もし、今後制作費用が高騰化して2~3倍になったとしても、きちんと海外のユーザーに届けば十分リクープできると考えたのかも知れない。
ただし、海外のネット配信会社は全話製作後、全て納品した上で制作費を払うのが主流のため、一部の自転車操業のアニメ製作会社でメーターへの金払いを渋っているのではないかという噂も出ている。
最終的に会社はお金をもらえるが製作中は非常に苦しい状態になってしまうというわけだ。
今後はアニメ制作会社にもそういったよりシビアな経営感覚が必要になってくる可能性は出てくる。
※とりあず最初は誰かから融資してもらったり銀行で前借とかできんのかねぇ。ネットフリックスが数年内につぶれるのはなかなかなさそうなので審査通りそうなもんだが。まぁそんな甘くないか・・・
他にも現状把握しているものでは海外への配信が遅れてしまう点が問題になっている。
違法配信サイトからオフィシャルな配信サイトへと移行したクランチロールでは日本とほぼ時差なく字幕をつけた状態で配信する体制が整いつつあったが
ネットフリックスは春からやっているリトルウィッチアカデミアなどがそうだが、日本で全話放送完了した段階で配信し始めるため海外アニオタの間で不満が高まりつつある。
日本ではSNSでワーワー盛り上がってるのにそれを横目に黙って待っているしかないからだ。
ネットフリックスで解禁される前に映像に字幕をつけて違法配信してしまうわけだ。
ヴァイオレットエヴァーガーデンが同じ状況になっており、来年1月に国内で放送されたあと春から全世界配信される。
京アニは英語圏でも中国でもかなりブランドイメージが形成されつつあり、ファンがかなり多いため、ファンサブが猛烈な勢いで増大すると考えられる。
恐らくこれは全話製作完了した後でなければ納品できないという問題と、日本国内ではテレビで毎週放送するというハイブリットな制作体制が生み出してしまった状況ではないか。
これを解決するために、ネットフリックス側で完全に主導権を握ってしまえばよいという結論からでてきたのが今回の発表につながったのではないか(あくまで推測だが。これで状況変わらなかったらとしたらごめんちょ。
これ以外にもAmazonや中国のビリビリ動画、国内でもdアニメストアなどアニメ配信の状況がただの一視聴者にもはっきりわかるほどに地殻変動を起こしつつある。
別にここまで調べなくても良いのだが、ある程度追っておかないと「このアニメが放送されているのを知らなかった」という状態になる可能性も出てきた。
特にネット配信だと実況的な文化で対応できない部分が増えるためSNS拡散が弱まる。
ここからゲーム業界のように、プラットフォーム独占、時限独占、マルチプラットフォーム化のように進むのかどうかまではわからない。
場合によっては完全に分断されて結果的に日本国内では総アニメ視聴者が減ってしまうという事態も考えられる。
現在の余りにも酷いアニメーターなどへの待遇を考えれば競争が激化し価格が高騰するのは良いことである。
もちろんついてこれなくなり淘汰される企業もでてくるだろうが・・・
それはある意味日本のアニメ業界では今までも通ってきた道である。
最終的にはより質の高いアニメコンテンツが製作されることになるはずだ(もちろん、アニメ制作会社はそれ相応の政治的立ち回りが求められることになると思うが
ヴォルトロン、悪魔城ドラキュラ、マスターオブスキル(Quan Zhi Gao Shou)等
明らかに日本アニメスタイルに影響を受けた作品が多数出てきている。
マスターオブスキルは後半失速したため最初期よりは若干勢いを失ったが2期も製作されるとのことでまだまだ目を話せない。
アニメスレートで発表された作品にも制作会社自体は日本のアニメ制作会社だが外国人がプロデューサー・監督・脚本を担当する「キャノンバスターズ」、外国人が脚本担当の「聖闘士星矢」がある。
redditのアニメ板(r/anime)では現在、日本製のアニメ以外はAnimeとして認めない風潮があるが、この勢いが続くとこういった壁も崩れていく可能性がある。
将来的にはゲーム業界のような各国で争う群雄割拠状態が訪れる可能性すらあるわけだ。